19:20
これより、予算委員会第7文化会を開会いたします。令和6年度一般会計予算、令和6年度特別会計予算、及び令和6年度政府関係機関予算中、経済産業省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。
19:36
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。川崎秀人君。
19:40
おはようございます。自由民主党の川崎秀人でございます。連日予算委員会、皆様、大変お疲れ様です。今日は2日目ということで、トップバッターを務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。なお、私がこれから行う質問に関しましては、全て政府参考人にご回答をいただきたいと思いますので、齋藤大臣につきましては、ご退出をいただいて構いません。
20:03
それでは、齋藤大臣におかれましては、ご退席をお願いいたします。川崎君。
20:07
それでは、早速質問に入らせていただきます。私がこうして第7文化会で質問をさせていただくのは、ちょうど1年ぶりになります。昨年も質問をこの第7文化会でさせていただきまし た。今日は第1問目につきましては、その前回のフォローアップの意味も込めて質問をさせていただきたいと思います。私の地元の伝統産業、伝統工芸品でございます、バンコ焼きについてお伺いをさせていただきたいと思います。まず、この質問をするに至っての背景を共有させていただきたいと思います。この私の地元、四日市で作られているバンコ焼きにつきましては、大変割れにくい土鍋ということで、たくさんの方々から愛されている伝統工芸品になります。コロナの時期にはキャンプブームもあり、土鍋で作ったダッチオーブ、こうしたものも大変人気を帯びました。しかしながら、このバンコ焼きについては、その原料にペタライトという鉱石が使われております。このペタライトは実は日本では採取ができないものになっていて、今はジンバブエ、こちらの国の鉱山を採掘して、そこから輸入をしている。こういうものになっております。バンコ焼きを作る上で、このペタライトは欠かせない、こういうものでございますけれども、実はこの採掘会社が中国の企業に買収されてしまった。それによって現在ペタライトが全然輸入されない、こういう深刻な状況になっています。一方で昨年質問させていただいた状況と、今大きく変わるのが、昨年ちょうど2月に質問させていただいたときは、コロナまだ2類の状況でした。これが5類に変わって、世の中の動きが大きく変わりました。私の地元の伊賀市では、かまだ市市、これを5月に開催をしたところ、4年ぶりということもあって、大変大きな反響を呼んで、市内外から本当にたくさんの方々がいらっしゃいました。これ市内外だけなので、実はまだ中国のインバウンドというのがないんですね。先日私の地元で、しだれ梅の庭園があるんですけれども、このしだれ梅の庭園が、中国の放送で取り上げたい、中国の国際放送でこれを特集したいということになりました。こういう特集がされると、ますます日本に対して中国の方がインバウンドとして訪れる。そうしたときには、ぜひこの伝統工芸品であるバンコヤキにも注目をいただきたい、買っていただきたい。まさにこのコロナ明けに、産業が復活するチャンスになっています。こういう状況において、チャンスは転がり込んできているのに、原材料はない、だから作れない、売るチャンスがない。こういう状況になってくるというのは、非常にまずい状況だと思っております。ですので、まず一つ目は、昨年聞かせていただきましたけれども、あそこからまたどういう状況になったのか、ペトライトの鉱石の現在の確保状況についてお伺いをしたいと思います。
23:25
お答え申し上げます。先生ご指摘のとおり、土鍋に用いられるペトライトにつきましては、主にジンバブエから輸入されているところでございますけれども、そのジンバブエの鉱山運営会社の経験が、中国に企業により買収されたことにより、従前の輸入ルートによる調達が困難な状況になっておりまして、その後も日本向けの輸出の再開がどうなっているのかという状況をつぶさみてまいりましたけれども、具体的な進展がない状況と聞いております。こうした状況の中、先生ご自分の土鍋の国内生産量のシェア8割を占める三重県のバンコヤキの事業者は、スポット取引でペトライトを買い付けていると、こういうような状況でございまして、現状年内に必要となるよう確保される見込みと聞いております。
24:18
ありがとうございます。残念ながら1年前と状況が変わっていないということですので、これはすぐにでも改善するべく、また新たな手を少し考えていただきたいなというふうに思います。先ほど質問のご回答で、年内は何とか持つだろうということでございましたけれども、我々の今、日本の経済状況というのは円安の状況でもありますので、海外からのインバウンドがますます増えてくるというふうに思っています。なので、この計画もそれどおりにいくかというと、ちょっと不安がございます。やはりしっかりとしたペタライトの輸入を行っていかなければならないというふうに思って いるのですけれども、今後のペタライト鉱石の安定した入手計画みたいなものは、経済産業省の方でご計画いただいているのか、またこの部分に関して、今、三重県地元で新たな代替材料がないかなどの研究もしていますけれども、そうしたところも含めて、経済産業省としてどういうバックアップを考えられているか、これを教えていただきたいと思います。
25:26
お答え申し上げます。チンバベイからのペタライトの輸入につきましては、従前安定した輸入をしておったルートからの調達が困難となっておりまして、現在スポット取引で調達しておりますので、安定的な調達のめどというのは、現況立っていない状況でございます。こうした中、対応策といたしまして、まずは、中日チンバベイ大使館を通じまして、日本へのペタライト輸出再開のため、現地政府関係機関への働きを行うということ、それからペタライ トの調達、多元化に向けたチンバベイ以外の産出国からの情報収集、およびその提供、また事業者への鉱山情報の提供、また、三重県の工業研究所と産業技術総合研究所の連携によるペタライトの使用力抑制に向けた技術開発支援など、さまざまな支援を行ってまいりたいと考えております。
26:27
ありがとうございます。今、ご回答いただきましたけれども、中々、ジンバブエ一択では、これから先、しっかりと輸入することが困難だという状況の中で、まず一つは、違うところからしっかり採掘しようということだと思います。今、私が聞いている範囲だと、例えばカナダとか、こうした国が代表として挙げられていますけれども、これ自体も、今、掘れるようになってから、実際に製品に使うまでは相当な年数がかかると聞いています。なので、まずそこで年数が経ってしまう。加えて、海外との交渉にも当然時間を要するので、中々速攻性があるわけで はないと思っています。今、現状、在庫とあとスポット輸入でなんとかしのいでいますけれども、やはりここは一気にドライブをかけていかないと、中々この伝統産業というのは守れないと思っておりますので、海外の部分での新規鉱山開発に対して、かなり力を入れていただきたいなというふうに思います。加えて、先ほどご説明ありましたけれども、三重県の研究所においては、多分他の他県よりもかなり知見が溜まっている状況だというふうには理解していますけれども、実はこの三重県の研究所の設備というのは、そう新しくはない、どちらかというと古い設備になっております。なので、ここもしっかりと研究ができるように、経産省としても後押しをしてほしいというふうに思っております。最後は、このペタライトについて、いざ輸入ができるようになったとしても、やはり海外から輸入をする、どこの国かわからないですけれども、輸入することになると、当然だから輸入のコストがかかる。ましてや、今燃料高でございますから、このコストに対して相当なご支援をいただきたいというふうに思いますし、かつ、なかなか手に入らない鉱石、貴重な品でございますから、価格もかなり高騰してしまうんじゃないかと いうふうに思っています。当然だから土鍋というのは、ご家庭で使われるものでございますので、ご家庭の手の届かない値段に設定されてしまうと、なかなかこれは販売に対して大きな足かせになってしまいます。この価格高騰などに対して、予想される価格高騰に対して、経産省としてはどのような対応ができるのか、これを教えていただきたいと思います。佐々木:佐々木審判。佐々木:お答え申し上げます。委員御指摘のとおり、現在ペタライトの調達価格は高騰しておるという認識を持っております。現在量価格の高騰にも負けずに、当時期産業が力強く発展していくためには、例えば国内需要の拡大と同時に海外需要も取り込んでいくといったような取り組みが重要であろうかと考えております。このため経済産業省では海外展開に積極的に取り組む事業者を支援するために、新規輸出一万社プログラムにより輸出商社とのマッチングや海外ECAの出展支援などを実施しており、これらの活用も考えられるところと認識いたしております。経済産業省といたしましたら、引き続き、原材料価格や製品価格の高騰の状況を注視しつつ、産地の事業者に寄り添いながら、地場産業の振興発展に取り組んでまいりたいと考えております。以上です。ぜひよろしくお願いしたいと思います。(画面外)はい、ありがとうございます。今日は、この東直議連の会長の古谷議員もいらっしゃっております。私も、東直議連のメンバーとして、しっかりと地元産業を支えていきたいと思いますので、これ、経産省からも本当に力強い後押しをお願いしたいと思います。それでは、2問目に参りたいと思います。スタートアップと地方の担い手とのマッチングについて、お伺いをさせていただきたいと思います。現在、たくさんのスタートアップ企業が誕生しております。このスタートアップ企業は、ほとんどは地域の課題を解決したい、こういう熱い思いで地域に足を運んでいただいて、そして、さまざまな地域の方々とコミュニケーションをとり、何が課題になっているかを把握して、そして、この課題解決のために研究開発を進めてくれている、こういう状況になっています。一方で、地方の中小企業や、例えば農家、こうしたところ は、解決してほしい社会課題がたくさん散席する中で、これを解決してくれる、ソリューションを持っているスタートアップの存在というのに気づかない、どこに問い合わせをしていいかわからない、こういうような状況になっています。具体例を申し上げますと、私は今、自民党の青年局という、45歳以下の若手議員で構成された青年局の中で、団体部長というものを拝命しております。この団体部というのは、自民党青年局と、そしていろんな業界団体の青年部の方との意見交換をしながら、お互いで課題を解決し合おう、こういうような会でございます。先日は、全国観光児共同組合の連合会の青年部の方々と意見交換をさせていただきました。この青年部の方々は、今回の野党震災で、現地まで赴いていただいて、そして水道管を補修する、こうした作業を日夜やっていただいております。何に苦労されますかと聞くと、どこで漏水しているのかを把握するのがすごく大変だと、ここに相当な労力がかかると言われました。実際に現地の、私は直接現地に行ったわけではないですけれども、実際に写真を見させていただくと、本当に地面の起伏が激しくて、 水道管が出ている、あるいは、奥まったところに入っている、こうした状況を確認させていただいております。この中で漏水している箇所を見つけるのが相当大変だと、こういうようなご意見をいただきました。このときに、我々議員の中には、最近のスタートアップで衛星から電波を飛ばして、そして漏水箇所を把握できるような、こんな仕組みを開発したスタートアップさんがいるけれども、どうですかと、こんなアイデアを出させていただいたところ、彼らからすれば、そんな企業があるんですか、そんな技術があるんですか、知らなかったです。こういうような形になってしまう。つまり、地元の本当にソリューションを解決してほしい、ソリューションが欲しいと言っている人たちにとって、このスタートアップの研究というのが、なかなか響いていない。要は、響いていないというか、気づいていないというものが多いんですよね。なので、私はこのマッチングをさせるというのは、すごく重要な取り組みなんだというふうに理解をしているんですけれども、現状、経産省の方で、こうしたマッチングに関する仕組みというのはあるんでしょうか。お伺いいたします。菊川大臣官房審判。今、委員の方から御指摘がありましたスタートアップですけれども、まさに新しい技術でありますとか、アイデア、こういったものを用いて地域、地方の社会課題をきめ細く、迅速に解決していく存在として、期待も抑えているんだろうというふうに認識しております。例えば、今御指摘がありましたノートハント自身においても、ドローン搬送で物資を搬送したり、また使用した水を再整理をするということで、水まさに水道管の話がありましたけれども、シャワーとか手洗いを、水の循環をさせることによって水不足を解消する、こういうスタートアップ、こういったものが実際の被災地で復旧復興の助けになったとも、現地の方から聞いているところでございます。また、御地元の三重県におきましても、デジタル技術を活用して観光プロモーションをやるようなスタートアップでありましたり、観光地、まさに今、先ほどの8日中のお話がございましたが、混雑状況についてリアルタイムでどうが混んでいるかということを発信するようなスタートアップ、こういったものが御地元でも活躍されているというふうに聞いております。また、こういったスタートアップ、また地元の取組を支援するために、経産省としてどういう取組かという御質問でございますが、例えば昨年4月ですけれども、地方自治体と参観学の関係者が集まって、インパクトコンソーシャムを金融庁と一緒に設立をさせていただいたり、また、これも昨年4月ですけれども、スタートアップと政府の地方自治体との連携促進を向けて、こういった事例集ですけれども、こういった地方自治体とスタートアップが連携していますよということを広く知っていただくための事例集を公表するということをやってございます。ただ、こういった取組はあくまで地域の行政課題にとどまった解決対応ということでございますので、委員の御指摘のあった、地域の企業、農家さん、地域の企業とスタートアップのマッチングをもっとしっかり進めていきたいと思っております。各経済産業局、地方の各経済産業局がそういったマッチングの場を提供はしておりますけれども、今般の委員の御指摘を踏まえまして、よりその取組を検討してまいりたいと思います。
35:58
(川崎)はい、ありがとうございます。今、御回答いただきましたけれども、行政の課題に対する課題解決のためのスタートアップ、どういうところがあるのかというのはカタログ化してあるということですけれども、例えば農家とか、私が申し上げたような観光地とか、こうしたところにはなかなかそこの部分はまだ染み渡っていないというふうに思っています。今、こうしてDXの時代を迎えて、さまざまな検索方法があります。例えば、Googleなんかでいうと、GeminiというAIがこの検索システムに入れられました。こういう課題を解決してほしいというようなキーワードを入れれば、AIがちゃんと生成してくれる、答えを出してくれる。ただ、その答えの参照元はどこかというと、やっぱりこれは経産省のホームページなどが一番参照元としてはいいんだというふうに思います。ぜひ、こうして事業者の方々が検索しやすい仕組みというのを構築してほしいというふうに思います。私自身も地元で、農業工作放棄地がすごいたくさんあるような状況で、この工作放棄地がどれくらいたくさんあるのかを調べる方法というのが、実は今、人海戦術だというのを聞いて驚きました。農政委員、農業委員の方々が、暑い夏の中でどこが工作放棄地になっているか というのを一件一件見に行く。ですが、これ今、スタートアップの方の力を借りると、これも先ほどと同じように、衛生からその土地が工作放棄地なのか、あるいはどんな作物を使っているのか、これがわかるというような状況になっていますけれども、こういうことをしっかりやっていくにあたって、地方自治体って1,700もあるので、スタートアップの方々も一社一社営業に行くのは当然難しい話になりますし、自分の地元の近くなのか、あるいは遠くでやっているのか、そういう状況もわからないというような状況になっていますので、やはりこのマッチングの精度はしっかりと高めていただきたい。ぜひこのAI検索システムを構築いただくようなことをお願いしたいというのが1点。もう一つは、今回の令和6年度の予算の中で、よろず支援拠点に対する予算というのをかなり多めにつけてくれているんだと思います。これはやはり地元の企業がしっかりと政府が用意してくれた支援策、現状ある補助金だとか助成金だとか、こうしたものを使いやすくするために何か相談できる窓口というのをよろず支援拠点として設置いただく。そしてこれが、今でもよろず支援拠点ありますけれども、さらにパワーアップをしてもらう。こうい う形で予算を組んでいただいているというふうに理解をしておりますけれども、よろず支援拠点も、ただ単純に助成金とか補助金、こういうのがありますよということだけでなくて、そういう課題解決なんだったらこういうスタートアップさんを紹介しますよという、まさにここもマッチングの機能が持てるというふうに思いますので、ぜひそういうところもお願いしたいというふうに思います。続きまして、3問目に移らせていただきたいというふうに思います。3問目については、GXの関係で質問させていただきます。EV車、電気自動車の普及についてお伺いいたします。現在、GXカーボンニュートラルが叫ばれる中で、私の地元にもホンダの会社がありますけれども、ホンダやトヨタがEVに注力をしているというふうな状況になっています。このEVの購入に際しては、やはり考えなければいけないのが充電ステーション。この設備がちゃんと普及しているかどうかというのが重要なポイントになってきます。私のように三重県にいると、本当に一つの区間の距離がかなり長いので、やはりちゃんと充電ステーションがきちんと用意されているか、これはかなり重要なポイントになってくるんですね。いつバッテリーがなくなっても充電できるようにする、こうした安心した環境をつくらなければならないというふうに思っています。一方で、これをどんどん増やしてほしいと言うのは増やしてほしいのですが、例えばこれを設置いただいているディーラーとか、あるいは最近ではコンビニなんかでも充電ステーションがありますけれども、これは実はかなりコスパが悪いと聞いています。単純に設置するのにイニシャルコストがかかる。それだけでなく、置いておくだけでも実はランニングコストというのがかかっている。なので、しっかりこれで充電をしてもらわないと、むしろ宝の持ち腐れになってしまう。こういうふうな状況になっています。ましてや、ディーラーの中では、自分の今ある駐車場の区画の2つ、3つを充電ステーションにすると、そうすると通常のガソリン車の停めるスペースというのは当然逼迫されるわけですから、なかなかここで渋滞が起きてしまうというような状況にもなっています。こうした一発の不安を抱える自動車ディーラーにとって、やはり明るい未来を示してあげるというのが政府としての重要な役割なんだというふうに思います。具体的に申し上げれば、EVはこういう形で普及促進を進めるので、ディーラーさんも安心してこの充電ステーションを設置してほしい。そしてこの設置にあたってのコストについては、こういう面倒を見るからぜひやってほしい。こういう力強いご回答がほしいというふうに思っています。具体的にEVを普及させる上で、経産省のお考えをお聞かせください。
41:20
お答え申し上げます。自動車分野のカーボンニュートラルに向けては、多様な選択肢の追求が基本方針でありますけれども、EVにつきましては、日系メーカーがグローバルEV市場での競争に勝つためにも、まずは国内市場を早急に立ち上げることが必要というふうに考えております。この市場の立ち上げにあたりましては、車両の普及とインフラの整備は、いわゆる鶏と卵の関係にあるというふうに認識しておりまして、充電インフラが十分にないことがEV購入をためらう主な原因となる一方で、EVが普及しなければ充電インフラへの投資が進みにくいということでございます。したがいまして、電動車の普及と充電インフラの設置を同時に進めていくということが重要と考えております。このため、政府といたしましては、令和5年度補正予算と令和6年度投資予算を合わせて、車両の購入支援に1,291億円、充電インフラの整備支援に約360億円を計上いたしたところでございます。これまで先行的に整備した充電インフラが生きてくるのは、これからが本番と認識しております。政府としても支援措置を活用しながら、電動車の普及と充電インフラの整備を…(電動車の普及)はい、はい、はい。電動車の普及と充電インフラの整備を、まさに車の両輪として推進してまいりたいとこのように考えております。
42:45
はい、ありがとうございます。鶏と卵になってしまうということは、経産省の方々も理解いただいていると思いますので、同時に進めると。実はこれ、1問目のジンバブエのペタライトの話につながってくるんですけども、なんで中国企業がこのペタライトの鉱山の採掘会社を買収したかというと、これ実はペタライトから取れるリチウムという、まさに電気自動車のバッテリーの心臓となるこの電池の原料を手に入れるために、このペタライトというのを大量に買い込んだ。中国はそれだけEV自動車に思いっきり舵を切っているという勢いを感じます。日本もぜひこの負けじ劣らずの勢いをしっかりと出していただきたいというふうに思います。あとはこのEVの購入についてもしっかりと支援をしなければいけないと思っているんですけども、当然、経産省の方でも購入にあたっての支援をいただいているものの、加えて各地方自治体でもそれぞれ支援をしているというような状況になっています。東京だとずいぶん高い支援、金額の支援を行っているんですけども、これ地方によって実はこの支援の金額ってバラバラになっていて、なんでこんなことが起きるかというと、やっぱりこれは税収に響いてくるんですね。東京や大阪のように税収がいいところはしっかりと購入支援ができる。だけど実は自動車を使って産業やあるいは日頃の生活を行っているのはやはり地方なので、地方の方にこそしっかりとEVを普及できるような仕組みというのをこれからも考えていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。続きまして賃上げについて質問させていただきます。まさにこの岸田内閣の目玉である賃上げ政策、このまさに2月3月は春冬の時期、かなりいろんな会社が賃上げに対してかなりプラスのお考えを示していただいております。こうした状況において地元からは実はこんな声があります。担い手不足はかなり昔からあると。だからそのために実は我々はもうずいぶん以前から段階的に賃上げをしてきた。こういう状況においてそこの過去頑張ってきた部分というのは一切見られないんですかと。要は過去に頑張ってきた企業に対してもインセンティブ設計って何かないですかというふうなご質問をいただきました。これは純粋にそういう政策って何かあるのかという、本当に純粋な質問でお伺いをしたいと思います。
45:16
賃上げでございますけれども、30年ぶりの高い数字の賃上げということで、一家制のものをしないでですね、持続的に賃上げをしていかなければいけないというふうに認識しております。その上でこれまでは賃上げを頑張ってきたんだということで、他方、例えば今年は業績の悪化がたまたまあったりしてですね、今回の例えば税制、賃上げ税制なんかでですね、対応できないというような企業があるということも承知はしております。そういった企業の賃上げを後押していくことは非常に重要だろうというふうに思います。今回の賃上げの促進税制、これは改正におきましてですね、例えばこれまで2年間、措置期間というものがあったわけですが、これを3年間ということで伸ばしまして、もう少し中長期的に企業の対応ができないかということで、措置期間を伸ばしたということが一つございます。そういうことで、時期的に業績の波がある企業によってもですね、この税制によってインセンティブを受けやすくするということがございます。また中小企業、ここについてもですね、非常に今回充実をさせた税制を取り組んできたわけですけれども、例えば前例のない長期というか5年間繰り越し期間を設けると、これ前例のないことでございますけれども、赤字であってもですね、5年間繰り越しが求められると、一時的に赤字であっても将来、その税制の恩恵が受けられるということで、赤字でも上げに挑戦する中小企業は投資するということで、強化を行っております。またこの税制は過去からもやっておりますね、過去の賃上げに対しては、過去の賃上げを今対応するということはなかなかちょっと難しい、税制の仕組み上難しいんですが、今申し上げたような措置を今回設けることによって業績変動があるんですね。中小企業に対してもしっかりと対応していきたいというのが一点。そしてまた賃上げの原資をですね、しっかり確保できるようにですね、労務省を引くまま価格転換の促進でありますとか、省力化投資の生産性向上への補助金等の支援、こういったところについても併せて 取り組むことをしていきたいというふうに思っております。
47:30
はい、ありがとうございます。過去の賃上げしてきたよっていう部分に対してインセンティブを設けるのはなかなか難しいというふうな私も理解をしております。その分ですね、これから先の未来の部分に関しては、本当に経産省から強い後押しをお願いしたいというふうに思います。時間も迫ってまいりましたので最後の質問に入らせていただきます。IOWNのサポート体制についてお伺いいたします。これは経産省、そして総務省にもご質問させていただきたいというふうに思います。先般、経産省はIOWNに対して450億円もの支援を行うということで発表がありました。まずその狙いについて経産省にお伺いしたいと思います。
48:15
お答え申し上げます。生成AIの登場などで情報処理が非常に増大してまいりますので、電力消費が増えてまいります。これに対応するためには省エネ技術のテクノロジーで解決していく必要がございますので、半導体チップの性能向上に加えて、IOWNの光技術の活用による電力消費の提言というのが非常に重要になるわけでございます。この技術は経産省で策定した半導体デジタル産業戦略においても将来のゲームチェンジ技術として中核事業の一つとして位置づけているものでございます。引き続き経産保障を重要な基盤の確保とともに光電融合を含めた最先端の経験開発を強力に後押しすることで、我が国の半導体産業の復活につなげてまいりたいと考えております。
49:08
ありがとうございます。まさにその通りなんです。このIOWNという技術はゲームチェンジの大きな商材になるというふうに思います。ですが、実は日本という国はですね、いいものはたくさん作れる。めちゃくちゃ質のいい製品は作れるんですけども、実はこれを販売するというところに関してはすごく弱いというふうに思っています。ナンバー1の売れない製品よりもナンバー2の売れる製品の方が当然ながら好まれる。こういう状況になっていますので、決してこれいいものを開発するだけじゃなくて、それをしっかりと利用してもらう、ニーズに応えるというところをやっていただきたいと思うんですけども、この部分に関して総務省のご見解をお伺いしたいと思います。申し上げますの時間が過ぎておりますので、終わっていただけますか。はい、もうこれで終わります。では、簡潔にお願いします。
50:02
お答えいたします。総務省におきましても、iWON構想の基盤技術であるオール光ネットワーク技術に対しての支援というのが行っておりますが、この研究開発の支援に関しましては、重要な技術的な評価のみならず、研究開発規約と一体となって事業戦略についても評価をさせていただきまして、海外市場の開拓、獲得に向 けてしっかり取り組んでいただく企業の取り組みを支援しています。加えまして、令和5年度補正予算におきまして、海外市場の開拓に必要となる国際標準化活動の支援、あるいは、Beyond 5Gにつながるオープンラン、あるいはオール光ネットワーク対応の光伝送装置といった、ワン国の企業が強みを持つ研究開発成果の国際展開活動の支援に必要な要素はもう認めていただいたところでございます。総務省としましては、こういう取り組みを加えまして、海外市場の開拓に卒業一丸となって取り組む企業に対しまして、標準化、あるいは国際展開といった研究開発とその成果の普及に関連する取り組みについても、一体的かつ効果的に支援を行う形によりまして、ワン国企業によるBeyond 5G市場の獲得につなげてまいりたいと考えております。川崎君、ありがとうございます。時間をお待ちして申し訳ございません。質問を終わります。これにて、川崎秀俊君の質疑は終わりました。
51:23
篠原君、おはようございます。おころい忘れですけれども、3度目の大臣の一緒におめでとうございます。私、大臣って、いつもやってないんですよね。残念です。羨ましい限りです。今日は、原発の関係を中心に質問させていただきたいと思います。野党反当の地震で、いろんなことを心配されましたけれども、日本国民の大半の人たちは、よかったというか、通信、知っていると思うんです。普通に原発がなかったと、地下原発が動いてなかったと、動いてなかったから、あれは動いて、両方とも動いてたらどうなったのか、みんな震え上がったんじゃないかと思います。それだけ、皆さん、3.11、2011年の福島第一原発の事故の恐ろしさを知り尽くしている。二度とそういうことがあってはならないということで、偶然が重なって、心配だけで済んだんですが、あんまり日本のマスメディアは、この件について報道していないんですけどね。大臣はどういうふうにお感じになったかと。私は幸運に恵まれて事故にならなかったと。特に、鈴、新潟県の薪原発も、住民運動で反対してできませんでしたけどね。あの人たちは、よかったと、安堵したんじゃないかと思いますけど、この件についてどのように思っておられますでしょうか。
53:22
1970年代から2000年代にかけて、ご指摘のように、鈴原子力発電所の計画がありました。その計画については、当時の電力需要の見通しや、発電所用地確保の見通しが立たなかったということなどの理由から、自主主体である事業者が計画凍結を総合的に判断しているものと承知をしています。その上で、具体的な建設や安全審査等に向けて動きがあったわけでもありませんので、仮に建設されていたら、皆さんどう思っただろうかという仮定の質問には、お答えの必要がないなと思います。また、鹿の方につきましては、先般の原子力規制委員会において、鹿原発については原子力施設の安全機能に異常はなく、その他の原発についても安全確保に影響のある問題は生じていないという見解が示されています。仮に動いていたらという仮定のご質問でありますし、また、原子力発電所の安全性につきましては、原子力規制委員会が判断するのでありますので、私からのコメントをするのは適切ではないかなと思っています。いずれにせよ、高い独立性を有する原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めない限り、原発の再稼働が認められることはないという政府の方針は変わりません。
54:56
後でお話ししますけどね、安全で、規制委員会大事だと思いますけど、その前に、原発の存在そのものが私は危ういんじゃないかと思っているんです。野戸半島に軍発地震がありました。私は松城軍発地震というのは覚えている方はあまりいないし、実地体験された方はもっと少ないと思います。私は高校2年から3年にかけて木造の校舎が揺れっぱなしでした。私はちょっと乗り物に弱くて酔ったりするので、だから気持ち悪かったです。そのうちに慣れましたけどね。2,3年続きました。その頃原因がわからなかったです。今だって本当の原因はわからないんだろうと私は思いますけれども、大臣や関係者は皆さんご存知だと思いますけど、地震についてはプレートテクトニックス理論というのができて、あれは1960年代のですね、私は実はアメリカに留学させていただいたときに海洋総合研究所、シアトルにあるワシントン大学の海洋総合研究所というところに行ったんです。そこで初めて、スコープアンドコンテンツオーシャンというタイトルで、海の問題を全部バーっと記録するところに科学者が、学者が来て、一週中講義ですけど、一週間やった中にそのがあったんです。これ皆さんご存知かどうか、みんなパズルみたいで、アフリカと南米くっつけたら一緒になるんじゃないかと。単純な議論のあんの、そこから思いついてる。実際に調べてみたら大陸が動いてるというのがわかったと。と沈みがあってと。僕はずっとフリップンプレート、太平洋プレート、北米プレート、ユラシア大陸プレート、それがひしめきあって日本の長野県の高山が出来上がったと。だからよくわからないけど、素人で考えてたんですけど、その4つのプレートがひしめきあったりして、なんか押しこぶられて、そして長野県がちょうどそういう真ん中にあるんで、ぐらぐら動いてたのかなと。だけどわからないと。ところがその後、野党反動によって同じだなと。よく街の人物誌が出てきました。しかし原因が違うというので、僕はフォローしてたんです。これご存知だと思いますけれども、ちょっと違うと。地下の水が動いていると。地下の水が動いていて、それがいろんなところに音響を与えて動いているんだと。地下の構造なんてわからないんですよね。そういうことからすると、今まで議員選の規制委員会は安全性というのを活断すると、断層。そこに集中的に、他ののもあるんでしょうけれども、重点を絞ってやったけれども、今度の地震を考えたら、水のことを相当検討しなくちゃいけないんじゃないかと思います。私が 知る限り、私はもう一つシアトルにもいましたけど、中西部のど真ん中の関西州、オクラハマ州でシェールガス、オクラハマは関西の下なんです。下っていうのは南です。シェールガスを採掘すると、水をバンバン入れて出すんだそうです。どういうふうにしてるのか知りません。それでガスを掘削というか、地表に出すと。その水が悪さをして、そしてあんなところで、アメリカの大平原のところで地震はほとんど起きないんですよね。ヨーロッパ大陸もそうですけど。ものすごい頻発するようになった、地震が。今まで地震なんかなかった。どうしてかというと、水が岩盤のところに入って、それでずれるというのが記事があったんです。だいぶ前に。私はそれと同じことが、その時は気がつかなかったんですよ。今回の地震で、同じように水が悪さをして岩盤のところに間に入って、そして潤滑湯みたいになるんですね。水が入るから、ぬるぬるしてるから。それでずれて地震が起こったということです。ですから私は、今後はこの点も相当、また安全性記事の中に入れなくちゃいけないと思うんです。これについてはいかがでしょうか。大臣と石井委員長どちらでもいいんですけど。
1:00:00
先ほども答弁しましたけど、先般の原子力規制委員会においては、四日原発については原子力施設の安全機能に異常はなく、その他の原発については安全化が危険になる問題は承知していないという見解を示しました。その上で、原子力規制委員会は、今回の地震に関する知見を収集し、新規制基準への適合性審査を受けている四日原発、四日原子力発電所については、その知見を反映して、今後審査を行うという方針であると承知していますので、それ以上技術的なことは、私の方から答弁は差し控えたいと思います。
1:00:43
補足をさせていただきます。原子力発電所の敷地及び敷地周辺の活断層については、詳細な地質調査等の結果に基づき、活断層を抽出して地震動の評価を行っています。その上で、今回のノートハント地震については、地震調査研究推進本部等の関係機関において調査・検討が進められていると承知しています。それらによって得られた知見については、原子力規制庁が公開で実施をいたします技術情報検討会の若者分の中で収集して検討することとしております。なお、御指摘のございました地下水位の影響についても、学会等の場で今後議論がなされていくものと考えておりまして、その議論の推移については、原子力規制委員会も注視しているところでございます。
1:01:41
新しい知見が次々に出てくるので、危険なので、今の火山、断層もそうですけれども、今回の断層は、陸の断層は分からない、海の断層はなかなか分からない。海までずっと繋がっていたと、それで大きくなったと聞いています。だから、日本は断層だらけで火山国にどうしようもないので、そこは本当に考えなくてはいけないんじゃないかと思います。これは質問というか、資料でお渡ししてあるので、見ていただいたらいいんですが、大臣、ご存知ですか、どうかというと、アメリカには100基原発があって、このうちの何基が、ロッキー山脈の西側にあるかというのを指標を示した。この件はご存知ですか、知ってますか。この事実を国民に知らせなくちゃいけないと思うんですよね。
1:02:42
事前の委員への事務方のご説明の中で、この話があったということですので、それで勉強したということですが、IAEAのデータベースによりますと、米国全体で93基の原子力発電所が稼働しておりまして、このうちロッキー山脈より西側 では6基が稼働しているというふうに承知をしております。
1:03:08
IAEAの資料もあるんですけど、100じゃなくて93に配慮になったりするのはあるんでしょうけど、最新の日本結晶産業協会の、米国西部地域の原発、これを見てみますと、この間にロッキー山脈があるんですけれども、2基だけだと思うんですけどね。もうすでにみんな地震が起きない。今、小倉浜市なんかでは地震が起きているというのが大した事実じゃない。震度2とか3ですよ。なんでないかと。なんでないかというと単純なんです。地震があるから。地震は防げようがない。いつ起こるかわからない。だから原発の100基もあって、今、キルド3基も減ってますけど、西海岸にはほとんどないんです。どういうのか、なんでかというと、艦隊、兵用の火山隊、地震隊で。地震ばっかりあるところ。特に日本は地震の大国で、ほとんど地震の、どうやって数える のか知りませんけど、世界中の地震の3割近くが日本で起きている。次の資料、3ページ目の資料をちょっと見てみます。私、高レベル放射性廃棄物等の最終処分に関する議員連盟の事務局長をしてるんです。温か野とか、ああいうところを、大体行ってるんですよ、みんな。原発推進派の人もいるし、私の方にダメだという人もいて、どっちにしろ高レベル放射性廃棄物の処理は必要なんですね。仲良く議論をしながら行ってるんです。結構お金かかるんですけどね。この時も行ったんです。見てください。これは両方、両党内には引退されてました。冨田信玄さんと、町子照彦さんです。河村武夫さんが、3党の共同議長がいました。私は事務局長で行ってるんです。ローレンスバークレーという、ユシバークレーの研究所に行きました。そこの地質先生のところに行って、いろいろ業務を聞いてたの。その先生、いろいろマークしたって言ってました。こんなことを聞いてるより、ここに行けと言って連れ出かされたのが、もちろん本人じゃなくて、女子高、女行事高、若い人が連れてきました。1903年のカロリナ大地震で動いたサン・アンドレ・ダンソン。これはそんなに、ヨセミテ公園とかそういう有名なのじゃなくて、この先生が、どこ行ったかわかりませんけど、結構時間かけて行ったと思います。これちょっとあんまりいい写真じゃないんですけどね。左側が牧場の柵です。柵。白いの。右側の方の木の間にあるのも柵なんです。6メートルずれだったの。これをみんなに知らせるために、ここのところ入れないようにして、入れるようにして、こういう形にして残してた。こんだけひどい地震だったんだと。で、教授が言われたのは、日本には原発などあってはいけないんだと。こういうことが起こるんだと。わかるかと。よく、すみませんけど、プレートのこういうのの動くので、プレートが動いて、プレートが出てくるのは数十年から数百年で起きると言われてるんですね。そういうのが。そして断層地震は、100年から1000年の期間で起きる。プレートの方ののが起きる。これはプレートによる押しくらまんというところでできたんです。だから今まで福島第一原発のような事故が起きなかったのが不思議なくらいなんだよと。と言うんです。だから話を聞くよりも行ってみろと言われていたんです。これが厳然たる事実だと私は思います。このことをちゃんと認識してなくちゃいけないと。なんで西海岸にちょっとしかない。あんだけ広いんです。西海岸はワシントン州からオレンゴ州、カルフォルニア州まで行ったら日本の何倍あるんですかね。何倍もあるでっかい広いところで原発が、さっき大臣が3基って言ってました。3基でも2基でもちょっとしかない。だから恐ろしくて作らないわけです。日本には原発の適地はほぼないと。それで1ページ目の表、見てください1ページ目の表。これ結構手間かかってるんだな。役所の皆さんに作ると言ったらそちらで作ってくださいと。全然詰めたくて作ってくれないんで。私の事務所で1週目つなぎ合わせて作ったんです。どういう理解しておくかというと、最近100年間のマグネ中等7以上の大地震、被害と。そして地 震の原因。後でよく見てくださいよ。そして被害の概要、人的被害を受けたの。北海道はあまり人がいないんで、人的被害が少なかったんで書いたんですけどね。ここを見てみますと相当な頻度で地震が起きてるんですよ。そして大事なのは右で。分からないんですけども、その近くにある原発はどれかというのを書き出したんです。近くにあって危うくなりそうなの。分かりますね。関東大震災は東海と東海第2弾と。それが北端を、日本海を、これだと鶴山、三山、大井、高浜と。こういう風にやっていくとですね。やっていくと、よく見ると分かるんですがね。ここの大地震に遭遇、今まで100年間しなくて済むような地域にあるのは、富生と大間と島根と伊方と限界ぐらいしかないんです。みんな大地震が、いつ起きてもおかしくない地域にあるんです。僕はダメだったもんですね。こんな感じ。だから動いていなかった。じゃあ新潟県、新潟中越大きい地震、新潟県の中越地震、中越大きい地震と。その後長野県にもよってみんな10年おきに起きてるんです。なんで起きてるかっていうと、僕はよく分からない。それで分かってきたんですけど、100%明らかになってるわけじゃないですけど、中越大きい地震や中越地震や何かの時も、長野の新潟県境地表の三連ちゃんで10年ごとに起きてるんですよね。やっぱり地下水が動いてたんじゃないかと今言われだした。同じだと。それで小さな活断層があって、でかい活断層じゃなくて小さな活断層が、一つのところが動いたら、弾みで他のところにも行って動いて大地震になると。だから恐ろしいんです。だから新潟県民も今、柏崎カレア原発のことについて言って、一旦は電気量がこんなに高くなったから、もう原発の仕方がないだというふうに、ちょっと言いかけになって思いますけど、原発しょうがないとなりかかってたのを、とてもじゃないが危なくてしょうがない。なぜかというと、流浄化とかできたんですよ。津波も起きたし、これが野党反党じゃなくて新潟で起きてたらどうなるかと。私はですから、今まで研究とかそ ういうの、みんな太平洋側の南海トラフの地震とかそっちの方にばっかり重点をいってます。日本海側は確かに、どこでも見ても、日本海側は北端午後と福井地震と野党反党地震、もうちゃんとやればもっとやるんだけど、大体太平洋側の方が多いんですよ。だから太平洋側で大地震というのも、そっちの方に研究が相当いってますけど、日本海側も実はいっぱい起きてるんですよね。だからこれ根本的に、安全かどうかという基準で、私は見直さなくちゃいけないんじゃないかと思うんです。いや、安全だった、安全だったと言ってますけど、もうこの6メートルのズレとか言われて、今度6メートルのズレとかズレじゃなくて、4メートルも流浄したと。港が使えないというようになってるんですね。もう簡単に言うとめちゃくちゃですよ。そういう状況になってると。だから今までのことよりと違って、みんな私は再点検しなくちゃいけないんだ。配管が壊れると。それから海水取り込んで冷やすと。それもできないと。相当断層調査をきちんとしなくちゃいけない。海底の断層調査もして、陸にどれだけ動けてるか。ノート半島の北側、真っ直ぐな線なんです。あれ断層でできてると。学者たちには分かってたんです。そういうのだから、あここには断層があって、それが海にまで伸びてて、一緒になってずれてると。完璧に見直しちゃいけないと思うんですけど、安全性基準について。山中委員長、いかがでしょうか。
1:12:45
お答えいたします。敷地及び敷地周辺の活断層評価につきましては、プレート管の動きによる受信のみならず、内陸近く内の地震や海洋プレート内地震も含め、敷地に 大きな影響を与えると予想される地震を複数選定をし、地震動の評価に影響を与える各種の不確かさを十分考慮していることを審査で確認をしております。新規性基準への適合性が確認された原子力発電所につきましては、現時点で運転停止等の必要があるような科学的技術的な知見が得られていないことから停止を命令することは考えておりません。原子力規制委員会としては、今回の地震によって得られた知見を収集いたしまして、新たな知見が得られた場合には、規制に取り入れる必要があるかどうか、必要があるとすればどのように取り入れていくのかについて適切に判断をしてまいります。得られた知見を規制に取り入れる場合には、既存の原子力発電所に対して新たに設けられた基準や新たな知見に対応するための措置を確実に行なわせ、継続的な安全性向上が図られるように取り組んでまいります。(市長) 市長、原子力発電所の被害者は、あの、なんか、四日町の町長さんは、原発、今すぐ再稼働すべきだということを公約というかね、市長の一つにして当選されたと。ところが 、まあ新聞報道ですから知りませんけど、びっくり業天して、これはもうダメだと。なぜかと、わかりますよ。逃げるって言ったって5キロメートル以内はもうすぐ逃げると。道路が寸断されて逃げられないと。400人、8集落が孤立して、民務を取れなくなっていると。海からと。皆さん覚えてないかと思う。3.11の時は、結構、漁船や何か、海から食料運んだり水運んだりしたんですよ。そんなできたわけです。陸路がダメでも海から行けたんです。ところが、近づけないから海、海路もダメだと。じゃあ飛行機で行く。航空自衛隊が救出にしてくるかって、だってヘリコプターで何十人でそんなに運べませんからね。じゃあ屋内避難、できるのかと。
1:15:16
それも建物がほとんどガタガタになって、また余震でいつ潰れるかわからないから建物の中には折れないと。じゃあオフィシャルがそんなに、あの、線量が多くないところって、モニタリングポストが相当ガタガタが来て、使えない。ガタガタですね。避難なんかについても、全く違ったことを考えていかなくちゃなんじゃないかと。で今、じゃあ作るかどうかというのは規制委員会がちゃんとやってくれても、作ったりしていくのは、電源かどうかというのは、決算省。委員長は、いや自然災害については、いや避難計画はね、避難計画までとは言ってられなかったんですけど、冷たくそこまでは対応できないというようなことをしたって、まあそういうふうな約束的なものじゃなくて、皆さん全部自分で責任を持ってやるという気になって取り組んでいただきたいと思う。そうじゃないと、とてもじゃないが、ああいうところに住めないと。原発のことについてどれだけ触れやがったかというのを、これをよく認識しておいていただきたいと思う。私は我が党の立派な党員に居場所と出番のある、弱者もみんな幸せに暮らしてくれる。これいい表現だと思います。私は原発は日本に居場所はないし、したがって出番はないエネルギーだと思ってます。安全でいいんですよ。いいんですけれども、ロレッサ・ハーヴェ研究所の地質学者の断言です。日本に原発はあってはならないんだと。私は密かにそう思ってましたけどね。私は本当にそうだと思います。日本の安全、経済安全保障とか何とかあって、5年間で43兆円の防衛費を増やすと、いいでしょうと。だけれども原発事故が、例えば柏崎から原発が起きたら、私の選挙区の境村、野山温泉村、飯山市、50キロ圏、すぐなんです。雪の時だったら、雪は柏崎よりも長野の方は3メートル、4メートルも進まないんです。ブルームで吸い込んだ雪が長野県側にゾサッと降って、もう人間絶対進めなくなるんです。飯舘村が雨で汚染されたと同じですよ。我々のところにはそんな防御とか防御施設とか何にもない。それは無責任だと思う。だから無くす意外に私はないと思います。時間がないので、この次何か、去年まで経済産業委員会だったんですが、今年はそうじゃないんです。最後の表を見ていただきたい。サイト大臣見ていただきたいんですけどね。ガソリン価格、高い 高いと。私はトリガー条項の凍結解除なんてとんでもないと思います。世界中でそれをコップ28を開いている背中にそういう議論している。三党協議とか。よくそういうことをしているなと。これ世界の人たちが知ったら、もう4th island of the dayなんですね。化石賞という賜物なんて日本が真っ先にもらいます。これは火力発電所にもなっているからです。だけど日本のトリガー条項を変え、ガソリン価格をもっと低くして、今まで通りガソリンを使ってもらうなんて。そんな政策があったら、それは4th island of the hourですよ。毎時間化石賞をもらう。これ見たらお分かりだと思いますけど、日本の位置、高い方から。交流価格はOECD、カメイコム、ビリグ、下から4番目で34位。ゼフタン。全然高くないんですよ。アメリカが一番安いというのは皆さんご存知だと思います。高ければいいというわけじゃないんですけど、ガソリンを使わなくても済むような社会、エネルギーを、原発も必要だったときにエネルギーを使って贅沢なことをすると、省略できることがいっぱいありますよ。単純なことを言えば、皆さん外国からしたらご存知だと思います。部屋の中でこんなに明るい国は日本が一番だと思います。何か薄暗いところでよくやってもらうと、日本人目が悪いからしょうがないのかもしれませんけどね。エネルギーも使いすぎです。電力も使いすぎ。私はこんなことはすべきじゃないし、むしろ使えばいい。6兆4千億も使ってる。農林水産財団にやられてるから、おかれたと思うんですよ。農林水産予算。2兆円ちょっとですよ。それ3年分をガソリン価格の個展だけに使うなんて、僕は何を考えてるかと思いますね。さっき安全保障のので、エネルギーの安全保障、原発の事故が起きたら、そっちの方の安全を考えるのは大事なんです。そっちも考えなくちゃいけないと言いましたけど、エネルギーのことだけであって、食料のところは、どれだけお金を突き込んでるかと。全然突き込んでいないわけです。こういうのを是正してほしいと、最初と大事なのは両方ともできるんですよ。やってください。計算省に何十年おられてる?30年。23年。23年。そもられて、政界に入られて。こんないいポジションにある必要はない。この人が今までの経産行政の延長戦でやるんじゃなくて、ダメなものはダメだという方向転換を是非していただくことをお願いして、質問を終わります。この点についてお答えください。佐藤大臣。大きな方向性を言えば、おそらくそんなに大きな違いはないんだろうと思ってるんですけど、ただ、現下におきましては、ワンクリのガソリン価格については、確かに欧米先進国と比較して相対率が低い傾向にあると見えるわけですけど、ガソリン価格は税体系や為替の影響も受けるということでもありますので、価格の変動があるということとか、国民の負担感の観点なども考慮する必要があると思っています。したがって、燃料油価格の激減緩和事業については 、原油価格の高騰が国民生活や経済活動に与える影響を緩和しながら、柔軟かつ機動的に対応してきたものでありまして、特に昨年の経済対策においては、当面のぶっか高対策に万全を期すという観点から、負担軽減に向けた取組の継続が必要と判断をして、本年4月末までの措置を講じることとしたわけであります。激減緩和事業については、私は出口も見据えた形で、国際情勢、経済やエネルギーを巡る情勢とも踏まえながら、対応していきたいと考えています。併せて、突発的なエネルギー価格高騰への対応力を強化していくべく、クリーンエネルギー中心の社会経済、あるいは産業構造への転換というものも、同時に図っていかなくてはいけないと考えています。
1:22:42
ありがとうございました。これにて、篠原貴司君の質疑は終了いたしました。
1:22:56
公明党の中川博雅でございます。よろしくお願いいたします。今回は、野党半島地震の対応中心に何点かお伺いをしてまいりたいと思います。答弁は政府参考人から求めたいと思いますので、齋藤大臣におかれましては、ご退出いただいて結構でございますので、よろしくお願いいたします。齋藤大臣は、ご退出をお願いします。
1:23:20
まず、今回の野党半島地震を含めまして、私たちはこの目で阪神淡路、東日本、熊本と巨大地震を見てまいりました。また、戦場、降水帯や台風などの甚大な災害も頻発をしておりまして、本当に災害が多いと感じております。備えあれば憂いなしであり、政府といたしましても、BCP対策の普及に取り組んでおります。このBCPでありますが、自然災害、テロ、失せ物障害など、危機的な状況に遭遇した際に、損害を最小限に抑え、重要な業務を継続し、早期復旧を図ることがされるとされており、非常に大事な対策であると思っております。中小企業庁のホームページには、中小企業BCP策定運用指針が掲載をされており、これを利用しますと、書類が出来上がるようになっておりまして、他の省庁などでも作成を促すために、様々な取組が進められておりますが、これがなかなか進んでいない現状ではないかと思っております。特に中小企業で は、人手不足やスキル不足で計画の策定が難しい状態、またコスト面での問題もあり、復旧に向けて、さらにどのように取組をしていくのか、お伺いをしたいと思います。また、防衛産業でありますけれども、市場規模においては、日本は世界平均の10%にも満たないと言われております。要因といたしましては、防災意識の低さや防災投資の不足、技術開発、また海外展開の遅れなどが指摘をされているところであります。備えあればということを、今一度思い起こしまして、防災産業の育成、また支援を拡充していくことで、災害に強い街がつくられていくと、私は思っております。防災産業の市場拡大のために、課題をどうとられているのか、また、その課題解決のための取組につきまして、お伺いしたいと思います。
1:25:33
お答え申し上げます。自然災害に対し、中小企業がBCPにより事前対策を行うことは、ますます重要となっているところであります。専門性や人手不足といった課題によって、策定が進んでいないものと承知しております。このため、中小企業庁といたしましては、中小企業BCP策定運用指針に加え、中小企業がより取り組みやすい、簡易なBCPとして、事業継続力強化計画制度を令和元年度から開始しておりまして、経済産業大臣が認定を受けた中小企業に対する金融支援や税制措置等を講じることによって、計画策定を推進しているところであります。また、事業者が取り組むべき内容につきましては、策定の手引きにより公表しているほか、独立行政法人、中小企業基盤整備機構による専門家派遣の実施や、計画策定のためのオンラインセミナー、これしたことごとを開催しております。引き続き、委員御指摘のように、より多くの中小企業のBCP策定を支援し、中小企業の防災・減災に向けた取組の強化に努めてまいりたいと思います。
1:26:59
はい、ありがとうございました。災害を受けた後、なりわいの再建に向けまして、このBCPの対策をしてあるかどうか、これによって再建のスピードの加速も全く違うというふうに思っております。そういった中で、今答弁では進んでいないということでありまして、簡易版を含めてこれから普及していくということでありました。災害対国である日本でありますので、ここは執念を持ってやっていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いをしたいと思います。今回の野党半島地震で被害を受けた事業者に対しまして、中小企業は、2月13日に野党半島地震による被災中小企業、小規模事業者を対象といたしました復興支援アドバイザー制度を設けまして、アドバイザー派遣窓口を開設いたしました。この制度は、被災した新潟県、富山県、石川県、福井県の中小企業者の事業再建計画の策定や資金調達、販路回復、販売力強化、各種補助金の申請などについて、専門家が地元の支援機関などとともにアドバイスを行うこととされております。また、市町村、商工会議所などが開催をする相談会などに、アドバイザーを派遣するとして、窓口は新潟県を対象といたしました関東本部と、富山、石川、福井県を対象としました北陸本部の2カ所となっております。この事業は大変重要だと思いますので、きめ細やかに対応していただきたいと思います。お聞きをいたしますと、現在相談件数が少ないということでありますので、被災事業者に対してしっかりと周知をしていただきたいと思います。また、これから相談件数が増えた場合には、今の2カ所と言わず、さらにもう一度拡充をしていただきたいと思いますが、その取組についてお考えをしたいと思います。
1:29:01
委員御指摘のとおり、中小機構の復興支援アドバイザー制度は、令和6年度の野党反党自身を受けまして、被災4件をカバーする北陸本部及び関東本部、この2カ所において相談窓口を設置しております。その中でですね被災企業等からのご要望に応じて、合計で約150人の専門家が、直接被災企業に出向き、きめ細かい支援を実施しています。今後、被災企業等からの相談が増加した場合には、委員の御指摘のように窓口の拡充を含め、検討してまいりたいと、簡易に考えております。長川君、ぜひよろしくお願いいたします。成り割再建のメニューですが、今回、政府からも成り割支援について、様々なメニューが用意されつつあります。現在、私ども公明党としても強く要望しておりました、ワンストップ相談窓口も、現在各県で対応していただいております。私も現地でお伺いし、被災事業者の皆様からは、自分の会社がどの支援を受けられるのか、使えるのか、どこから進めていけばいいのか、非常に不安だというお声を、たくさんお聞きをしてまいりましたので、これを利用していただけるよう、各県に対しまして、広報を含めてしっかりとした対応をお願いしたいということを、私どもも呼びかけさせていただいております。その上で、今後重要なのは、被災した事業者の成り割が軌道に乗るまでは、稼ぐことができないために、困難極まる状態が続くと思いますので、ぜひこの間、政府といたしまして、軌道に乗るまで、きめ細やかに対応をして、この間の資金繰りについても、しっかりと目配り をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
1:31:13
お答え申し上げます。被災中小企業の資金繰り支援といたしましては、地震発生直後から特別相談窓口の設置や、セーフティネット保障4号、災害関係保障の適用等を行ったほか、官・民の金融機関等に対して、事業者様の実情を踏まえた、きめ細かく、弾力的かつ迅速な対応を要請しております。また、その上で、先月1月25日に取りまとめられました、被災者の生活となりわい支援のためのパッケージを踏まえまして、すでに1億円を限度としまして、当初3年間の金利を0.9%に引き下げる、日本高校の特別措置・特別貸付の創設、また、石川県内の災害救助法適用地域に対しましては、直接被害を受けた事業者様に対して、民間00融資等の利すけ時の保証料をゼロにするなど、コロナ融資の関する返済負担の軽減策等の措置を講じております。加えまして、今回の震災におきましては、コロナ禍からの回復途上で、災務が積み上がっている中での災害となっております。このため、被災中小企業にとっては、基準災務と災害からの再建に必要な借り入れ、この二重災務、二重労問題が事業継続等の足利になり得るため、私どもとしては、今後、中小企業、地域経済活性化支援機構レビック、そして石川県地域金融機関等は、共同で本年度目途にファンドを蘇生した上で、企業災民に係る再建の買取や出資、こうしたことごとを実施して、官民一体になって支援してまいりたいと思います。委員御指摘のように、このような取組を通じまして、引き続き事業者に寄り添って、きめ細かく対応してまいります。