19:14
これより予算委員会第3文科会を開会いたします。
19:22
令和6年度一般会計予算、令和6年度特別会計予算及 び令和6年度政府関係機関予算中、法務省所管について政府から説明を聴取いたします。小泉法務大臣。
19:36
令和6年度法務省所管等予算につきまして、その概要をご説明申し上げます。法務省は、法治通常の維持、国民の権利擁護などの任務の遂行を通じて、国民の皆様の安全安心な生活を守るとともに、時代の変化を踏まえた新たな政策課題に取り組む必要があることから、公正で公平な社会の実現に向けた所要の予算の確保に努めております。法務省の一般会計予算額の総額は、8133億3300万円であり、所管別に区分いたしますと、法務省所管分は7404億7900万円。また、デジタル庁所管として計上されております、法務省関係の政府情報システム経費の予算額は、656億5300万円。国土交通省所管として計上されております、法務省関係の国際観光旅客税、在現重当事業の予算額は、72億100万円となっております。また、復興庁所管として計上されている法務省関係の東日本大震災復興特別会計の予算額は、5400万円となっております。何卒よろしく御審議くださいますようお願いを申し上 げます。なお、時間の関係もございますので、主査におかれましては、お手元にお配りしております印刷物を会議録に掲載されますようお願い申し上げます。この際お諮りいたします。ただいま小泉法務大臣から申し出がありましたとおり、法務省所管関係予算の概要につきましては、その詳細な説明を省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますか。御異議ありませんか。(( なし ))御異議なしと認めますよと、そのように決しました。以上をもちまして法務省所管についての説明は終わりました。この際、文科委員、各委員に申し上げます。質疑の持ち時間はこれを厳視され、疑似進行にご協力を賜りますようお願い申し上げます。なお、政府当局におかれましても質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次、これを許します。
21:44
おはようございます。立憲民主党の青柳陽一郎です。本日は、外国人材の課題について議論させていただきたいと思います。大臣どうぞよろしくお願いします。まず、令和6年、野党半島地震の被災地での外国人居住者の被害状況について確認させていただきたいと思います。私自身も先般、2月10日、11、12と石川県の被災地、鹿町、都議地区、内田、和島に行って、がれき処理や焚き出しのボランティア、避難所での車座集会や鹿町役場での意見交換会等を行ってまいりました。家屋やビルの倒壊、液状化による被害、避難所の皆さんは、生活の不安ですとか、仕事の不安、将来の不安を、当然ですけれども、口々におっしゃられました。一方で、我々のようなボランティアが支援に来てくれるというのは、とても力になるし嬉しいし、元気をもらえるということで、大変感謝された次第でございます。一番の不安は、被災地が取り残されて忘れられてしまう、このことが一番つらいというお話も数多く伺ってまいりました。政治としても、そして一国民の一人としても、被災地にこれから寄り添っていく中長期の支援が必要だということを、改めて実感した次第でございます。地域で暮らしてきた日本人でさえ、大きな不安がある中で、外国人在留者の皆さんも、この石川県数多くいらっしゃいますけれども、大きな不安があるのではないかというふうに推察いたします。そこでまず冒頭確認させていただきますが、令和6 年の野田半島地震で被災した外国人材の状況について、地域や人数、在留資格、そして支援策、今どういう対応をされていらっしゃるかについて、現状の報告をいただきたいと思います。
23:58
お答え申し上げます。野田半島地震被災地の外国人材全体の被災状況につきましては承知しておりませんが、石川県内の技能実習生の被災状況については、外国人技能実習機構が管理団体などを通じて確認した範囲で申し上げますと、2月20日時点で技能実習生の安否については、全員無事であることが確認できておりますが、避難所に避難している実習生が3名いらっしゃることを確認しております。また、被災地域におられる外国人方に対する支援につきましては、在留期間内に申請を行うことが困難な状況にあると考えられますことから、特定非常災害特別措置法に基づき、災害救助法が適用された市町村の区域におられる外国人の方の在留期間等を、本年6月30日まで一律に延長することといたしました。また、働くための在留資格を持 ちながら、一定期間働くことができない外国人については、本年1月15日以降、1日8時間以内の司会会活動許可を認めることとしております。さらに、困っている技能実習生等向けに、外国人技能実習機構が特別相談窓口を設置しているほか、名古屋出入国在留管理局が、石川県金沢市において、関係機関と連携し、在留手続等に関する臨時相談会を複数回開催しております。入管庁としましては、関係機関と連携し、被災地域に在留する外国人の方への適切な対応に引き続き取り組んでまいりたいと思います。
25:33
ありがとうございます。ぜひ、引き続き、きめ細やかで柔軟な対応を求めたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。続きまして、我が国の外国人材の状況について議論させていただきたいと思います。資料1をご覧ください。我が国の外国人材は、昨年、200万人を突破いたしました。今や我が国の社会経済は、外国人材なくしては成り立たないとい う状況です。そして、今後、この傾向はさらに増加するのではないかということが予想されるわけです。一方で、外国人材は第一に賃金と働く環境を重視しています。生活環境、家族への支援、働く国、働く場所、これが決め手になるんだと思います。我が国は、今、世界的に賃金は高くないという状況で、加えて働く環境、生活環境も他国と比較して優れているのかと言えば、自信を持ってイエスと言える状況ではないのではないかと思います。私は今後の日本経済の持続性を考えれば、外国人材から外国人から選ばれる国、その環境を政府が整備していかなければならないのではないかというふうに考えております。そこで、大臣の認識を伺いますけれども、現状外国人材から選ばれる国、働きやすい国になっているのかどうか、そしてさらに選ばれる国にしていくにはどうすべきなのか、そして私はそのためには、企業も選ばれる企業づくりを行っていかなければならないと思いますけれども、この点についての大臣の認識、そして私は外国人材が働きやすい環境を整えることが、劣悪な環境で働かせるよりも、より外国人材も、日本人もそうですけれども、働きやすい環境を整える方が、生産性の向上につながるんだというふうに私は考えておりますが、こうした点について、全体として大臣の認識をまず伺いたいと思います。
27:46
大変重要な御指摘だと思います。誤解が生じないように、少し慎重な言い方になりますけれども、本来の意味での適切な意味での国を開く、開国するという段階に今来ていると思うんですね。60年代70年代貿易の自由化が進み、90年代金融の自由化が進み、いよいよ21世紀に入って人が動く、移住する、人がまた労働のために動く、こういう世界の中に日本はおります。国内でさらに言えば人手不足が起こり、国外ではそういう状況背景としまして、非常に熾烈な人材獲得競争が起こっています。ですから我々はその中で生き延びていくためにも、国民の幸せを守るためにも、正しい意味で国を開き、そして選ばれる国になるということが目指すべき目標だろうと思います。今実現できているのかどうか、様々なご評価があると思いますが、一刻も早く今用意しております有効化法改正等も含めて、具体的な措置をとる中で実現をしていきた い道であるというふうに思っております。外国人材の人権の確保、保護、働きやすい就労環境、安全安心で暮らせる生活環境の確保、整える、こういったものが重要であり、企業においても同じだと思います。こういった取組を企業においても行っていただきたい。結果として生産性、また外国人労働者の定着、そういったものにつながってくるんだろうと思います。いずれにせよ、選ばれる国になるために必要なルールづくり、全力で取り組んでいきたいと思います。
29:31
ありがとうございます。認識はほぼ共有できているんだということが確認できました。今、第2、第3の開国の状況ではないかというお話もいただきましたし、国際的な人材獲得競争があるというお話もいただきました。その認識に立てば、まず外国人材は労働者としてきちんと受け入れるべきであるというふうに考えておりまして、政府としてしっかり外国人から選ばれる制度、環境を整える方向性をよりしっかり打ち出していかないと、今お話のありました国際的な人材獲得競争に敗れてしまうではないか。その人材獲得競争に敗れれば経済成長を阻害してしまうのではないかというふうに考えております。そしてもう一点伺いますけれども、資料1の中に国籍別外国人労働者の割合というのがありますけれども、今日本で働くベトナム人、これ50万人突破しました。そして最大勢力に今なっているわけです。国と国の関係においても昨年、包括的戦略パートナーシップに国と国の関係でも格上げされました。この包括的戦略パートナーシップは、ベトナム側から見ると最上位の位置づけになっているわけです。日本は最上位の位置づけになっている。私自身もベトナムとの交流事業や現地、ベトナムの大学との交流に取り組んでいる一人なんですけれども、このベトナムではコロナ以降急速に日本への関心の度合いとか、日本への憧れとか日本に来て働きたいという意欲を持った人が急速に減ってきているというふうに、私毎年言ってますから感じております。これ様々な要因ありますけれども、大きくはやっぱり賃金、そして言語、入管制度も含めた労働環境だというふうに思ってますが、大臣はこのベトナムとの関係ですね、今50万人いるわけですから、この人材の獲得状況とか、国と国の関係についてどういった認識を持っていらっしゃ るか、ちょっと感想を伺いしたいと思います。
31:54
私も党の活動の中でベトナム議連で活動しておりまして、関心国の一つであります。おっしゃるようにですね、ライバル国が増えてきている。韓国とか台湾といった近隣の国々が外国人労働者の受入れを拡大しつつあります。その影響はやはり受けていると言わざるを得ないと思います。また円安の影響もあろうかと思いますし、ベトナムの中での賃金水準が上がってきているということもあります。ただ信頼が失われるとか、基本的な見方が変わるとか、そういう状況までにはいたっていないと思いますが、懸念すべき要素はいくつかあると思います。ですから急いで我々が手当てするべきところは手当てをし、ベトナム人からも選ばれる国になっていくということは重要な課題だというふうに思います。
32:47
改めて伺いますけれども、確認させていただきますが、高度産業人材とか特定技能、これは間違いなく労働者としての在留資格だと思うんですけれども、技能実習生ですね。今いろいろ課題が指摘されている技能実習生、この制度は30年前にスタートして、当初は研修生という位置づけの制度でした。つまり、研修生は労働者という位置づけではなかったんですね。このことが当初低賃金につながったり、研修生なんだからあなた勉強しなさいということで、劣悪な労働環境を招いていたという実態があったと思います。それが2010年から技能実習制度に変わって、この資料にもあるとおり、現在40万人以上が働いていると、この在留資格で働いているということでございますが、改めて議事録に残す意味でも確認しますけれども、この技能実習生は労働者ですよね。確認させてください。
33:58
お答え申し上げます。技能実習生につきましては、 入国直後の公衆期間以外は、雇用関係の下で労働関係法令等が適用される労働者でございます。
34:20
ありがとうございます。確認させていただきました。労働法制の適用を受ける労働者ということです。この位置づけの確認は非常に重要だというふうに私は思っていまして、労働者としてきちんと処遇されることで賃金であったり、働く環境が整っていくということです。昔の低賃金の研修生とは違うということですね。これから議論させていただきますけれども、まさに賃金とともに課題になっているのは、この技能実習生は転職転職の自由がないこと。さらに場合によっては、借金を背負って働きに来るということ。こうした環境は、私は健全とは言い難いと思いますし、国際的な人権団体からも、これは転職転職の自由がないことは人権侵害ではないかという指摘もあるわけです。そこで今般、技能実習制度を廃止して育成就労制度に転換していくという法律が、この国会で提出されるという状況でございますが、この制度改正によって、今申し上げた技能実習制度の諸課題、本当に解 決できるのかどうかをまず確認したいんですね。賃金の問題、転職転職の問題、そして、これは今般の改正に入っていないと思いますけれども、家族の怠惰等について、今の育成就労制度でこうした課題が解決できるのかについて、御答弁いただきたいことと、併せて、今国会で育成就労制度に法律が成立したら、施行のスケジュールについて、関係者が非常に注目しているわけですから、いつごろスケジュールが施行されるのかということについて確認させていただきたいということと、もう一つですね。もう一つは、当初審議会等の答申では、転職できるのは1年後から転職できますよということだったんですが、今私が側面している閣議においては、これ2年にちょっと延長されるんじゃないかというふうに言われておりますが、この議論の状況と、もし2年になっていることが想定されるのであれば、なぜ2年になったのかですね、この点についてお答えいただきたいと思います。
36:54
技能実習生制度というのは、ご指摘ありましたように、5年間働いてもらって、技能を習得して帽子に帰ることが前提となっているシステムです よね。ですから、労働制度があるのかどうか、非常に曖昧な部分があったことも、これを否めませんけれども、今回の制度はこれを育成就労として3年に区切りますが、特定技能1号につなげていこう。つまり、帰っていただいてもいいんですけれども、できるだけ長く日本にいて、そしてスキルアップしていただいて、できれば永住者になっていくという道も開いていくという、戻ることが前提ではない仕組みになりますので、そこで自由維持に基づく転職というものも認めよう。労働者制というものを強めようという要素も入っておりますし、待遇の向上、高額な不当な手数料を防止する、そういう仕組みも入れまして、なるべく残ってもらえるように、長くいてもらえるようにしていこうというのがポイントです。ただ、ご家族の滞留については十分な収益が得られるのかどうか、それが足枷になってしまって本来のルートが進めなくなる、そういう要素も心配されますので、当面それは難しいというふうに我々は政府案の段階では考えております。あくまでこれはまだ政府方針でありまして、これから法案作り、国会がしますけれども、出させていただきますが、転職要件、1年から2年ですね。確かにいろいろ議論があるところでございます。その理由。はい、いろいろございます。やはり企業の側からすると定着してもらいたい、そし て予見可能性を持ちたい。毎年毎年人が入れ替わるのではなかなか困る。そういう意見も多々ございます。業種によってまた性格も違うかもしれませんので、2年の中で、1年は共通の必要な期間としてとって、2年との間で各業界ごとに検討していただく。また有識者会議等も含めて、そこにまた関与してもらうという仕組みが適切ではないのかなというふうに、今のところ考えております。これまた国会で御議論をさせていただければと思います。これ以上進むようにお願いします。それから施行期日ですが、なるべく早くとは思います。なるべく早くとは思います。ただ周知期間が必要であったり、また法令だけではなくて運用の方針も統一されていなければ、北海道と九州で違ったというわけにもいきませんし、業界はものすごく多岐にわたります。各省庁が当たります。また多岐にわたり、またその死体を下ろさなければいけない。周知期間もありますので、どうしても必要な期間というのは出てきちゃうんですね。でもそれを念頭において、なるべくそれを縮めていく。そういう努力もしていきたいというふうに思っております。それがいつの頃なんですか。それはちょっとこの場でお答えできる段階ではありませんので、お許しいただきたいと思います。
40:06
ありがとうございます。今大臣から御答弁あった技能実習制度から特定技能がつながるという話もありましたので、その点について伺いますけれども、一部の指摘では技能実習生と特定技能が産業分野が結構重なる分野が多いし、働き方も近いので、もうこの際、制度を一本化した方がわかりやすくていいんではないかという、議論がありますけれども、この点について大臣に伺いたいと思います。それから今、結局1年を過ぎて2年の間にというんですけれども、2年だったら、それが認められるんだったら、結局2年間転職させないことになっちゃうと思いますよ。定着する自由もあれば、転職する自由もあって、定着してほしいんでしたら、定着してもらえるような労働環境を提供すれば、定着するんですよ。別に2年過ぎても、いい職場だったら3年でも4年でも定着するんですから、その方が生産性が上がるんじゃないかというのが先ほどの議論であったと思うんですが、この点は結構ですが、まず最初の点ですね。分かりづらいので、この際、技能実習制度と特定技能は一本化した方が分かりやすいんじゃないかという点について、大臣の御見解を伺いたいと思い ます。
41:33
特定技能一号のスキルを身につけていただく、そこが到達点として育成就労は組み立てますので、育成就労と特定技能の対象業務分野、範囲、これは温度図と整合性が取れたものにしていかなければならないと思います。小学校を卒業したけれども、中学校にコースがないというわけにもいきませんし、中学校に入ろうと思っているけれども、小学校にコースがないというわけにもいきませんので、付属小中学校じゃありませんけれども、一つの建物に入るような形。ただ、制度として一体化するとなると、目的がややずれがあります。複雑な制度改正ですので、そこまで踏み込むと非常に定着するのにまた時間もかかるというふうに思います。第一段階としては、まず基本的に特定技能と育成就労を一つの建物のように運用できるようにしていくということだと思います。だから、一年、二年の御意をありましたけれども、一年であれ、二年であれ、今度は海外から見たときにどう移るかですよね、その業界がね。一年で動けるところに人が来るかもしれませんね。二年であれば人が入ってこないかもしれない。外からのプレッシャーというのは、やはりおのずと受けますので、日本の労働市場は。ですから、その一年、二年というのも、さまざまなそういう効果を盛り込んでみたときに、どこに設定するのがいいのかは、各業界のやはり判断もあろうかと思います。それを生かす必要もあるんだと思います。
43:02
もう一点、転職の点について確認したいんですけれども、育成就労の人材の受け入れとか、その紹介とかというのは、管理支援機関が行うという、今、想定で進んでいます。その管理支援機関が転職の支援を行うのであれば、人を海外から呼んできて、一定期間研修することについて、初期費用の経費がかかるわけですね。これは受け入れた管理支援機関が行うと。その管理支援機関が、今度転職の支援も、RECだと転職の支援も転職の支援も管理支援機関が担うんだというお話がありました。でも、その仕組みでいけば、経費を労力を かけてきた受入れ管理支援機関が転職されてしまうと、経費が無駄になってしまう可能性があるので、転職の自由を阻害するんじゃないかという点もあるし、逆に今度は転職を積極的にした方が、紹介料とか手数料を稼げるとなっちゃったら、どんどん無理な転職を誘発するんじゃないかという指摘があるんですが、この点について大臣のお考え。参考人でいいや。参考人のお考え。
44:39
お答え申し上げます。育成就労制度における管理支援機関につきましては、技能実習制度における管理団体と同様に、経費などを勘案した適正な費用を受入れ管と他は徴収可能とすることを予定しております。この点、現行制度における管理団体が外国人の入国後の公衆費用といった費用を一時的に負担する場合があることは承知しておりますが、当該費用についても受入れ管からその後適宜徴収してもと承知しています。その上でご質問いただきました、今後転籍がもう少し今より自由になった場合の費用分担につきましては、技能実習制度の見直しに係る政府方針のとおり、当初の受入れ管が負担した初期費用などにつきまして、転籍後の受入れ管が負担する仕組みを設けることによって、適切な費用分担及び支払いがなされるようにすることを想定しております。これについては、この後、管理支援機関は技能実習制度における管理団体と同様、適正な費用以外には手数料または報酬を受けてはならないものとする予定であり、ご懸念のように管理支援機関が支障改良によって不当な利益を上げることはならないものと考えております。いずれにしましても、育成就労制度については様々なご意見等を踏まえつつ、制度の在り方の詳細について引き続き検討してまいります。
45:58
実際にやってみるといろいろな問題が出ると思いますので、ここはしっかりチェックしていただいて、普段の見直しを行っていただきたいなと。本当に働きやすい環境をつくっていっていただきたいと。その方が絶対に生産性が上がると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。あと2点ぐらい伺いたいんですけれども、もう1つ、資料1ですね。資料1の今度は在留資格別外国人労働者の割合のところを見てもらいたいんですけれども、この技能実習よりも専門技術分野とか高度、いわゆる高度産業人材の資格で働いている外国人の数はもう60万人ですから、これは技能実習よりも多いんですね。この高度産業人材について、私はここの枠をもう少し広げてもいいのではないかというふうに思っていまして、高度産業人材から中度人材ぐらいまで広げてもいいなと。例えば自動車整備の分野とか電気通信設備の分野なんかも、人手不足がすごく健在化しているとか指摘されていますね。こうした高度産業人材の資格の緩和について、検討状況と見解をお伺いしたいと思います。
47:26
お答え申し上げます。我が国は専門的技術的分野の外国人については、我が国の経済社会の活性化に資するという視点から積極的に受入れを推進する方針としております。そのような人材の受入れについては、一層の活躍の機会を提供する観点から様々なご要望等を踏まえつつ、随時受入れ要件の見直し等を行っているところです。また、特定技能制度については、深刻化する人手不足への対応として、一定の専門性、技能を有し即戦力となる外国人の受入れを行うもの、さらに現在調節を検討している育成就労制度は、3年間の就労を通じて特定技能一号の技能水準の人材育成相互であり、人手不足分野により適切な人材確保をなされることを期待しております。また、留学生が、一方で就職するようなケースが多くございますが、今後また専門学校からの卒業の制度についても柔軟化していきたいと思います。
48:22
時間がないので最後に一問ですね。もう一つ、人材不足の課題が顕在化している分野として、IT人材、半導体人材、これは圧倒的に不足していると言われています。経産省の試算では、30年に45万人のIT人材が不足、半導体は10年で4万人が不足すると試算されております。さらにこの分野は特に国際的にも、最初に大臣からもお話があったとおり、人材獲得競争がすごく激化 している分野です。こうした中、政府は半導体に総額4兆円から5兆円とも言われる巨額投資補助金を支出することを決定しています。つい先日も熊本にTSMCの第一期工場の開所式が大きなニュースになりましたけれども、第二期まで合わせれば1兆2000億円規模の巨額投資になります。これは経済安全保障上、国の戦略として私も理解しておりますけれども、問題はそこで働く人、人材です。これだけ巨額投資をしているわけですから、箱だけ作ってもしょうがないので、人材の獲得状況について、外国人も合わせた獲得の戦略についてお伺いしたいと思います。経済産業省西村大臣幹部審議官、答弁簡潔にお願いします。お答え申し上げます。半導体産業が我が国において産業基盤としてしっかりと根付いていくためには、人材の育成確保も重要な課題でございます。委員御指摘のとおり、業界団体の調査では、今後10年間で4万人程度の半導体人材が必要になるとの結果も出ております。また、御指摘のありました九州地方においては、経済産業省を主導で調査をしておりまして、半導体投資が進んでいる中で、今後10年間で約1万人程度の半導体人材が不足するとの見込みもございます。こうした半導体人材の不足に対しては、経済産業省としては、地域の教育機関、また地元の半導体企業などと連携して、地域の人材育成ニーズをきめ細かく把握しながら、具体的な取組を進める地域人材育成コンソーシアムというものを立ち上げてございます。既に九州、東北、中国、中部等全国6地域において、このコンソーシアムを立ち上げており、地域の大学、高等専門学校における半導体の実践的なカリキュラムの展開、企業による校舎派遣の拡大、海外教育機関との連携など、具体的な取組を進めていただいているものと認識をしております。また、御指摘の海外人材の活用も重要と考えております。例えば、経済産業省では、昨年7月、インドとの間で日イン半導体サプライチェーンパートナーシップを結び、人材育成の推進、こういったものを進めていくことで合意をしているところでございます。今後、具体的な取組を検討を進めていきたいと思っております。これらの取組を通じ、外国人材の受入れを含め、各地における半導体人材の育成確保に取り組んでまいりたいと思っております。以上でございます。
51:28
終わります。ありがとうございました。これにて、青柳忠一君の質疑は終了いたしました。
51:53
有志の会の北上恵朗です。大臣、大倉省の先輩であられますので、胸を借りて質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず資料をご覧いただきますと、先ほどの質疑でも最後に経済産業省の方からありましたけれども、今、人手不足という現状の中で、どんどん外国人を積極的に入れるという話があります。しかし、これは私は少数派かもしれませんけれども、それはもちろん大事なことです。背に腹はかえられない。しかし、やはり外国人を、異文化を持っている外国人を国内に入れるということは、ただ経済的な話だけに限っては、後々取り返しのつかないことになると。諸外国でも、最近の情勢ではそういうことが明らかになっているというふうに思います。資料1にありますように、これは永住者数の推移ですが、今、外国人総数、これは全部特別永住者というのは除いています。2023年、最新の数字でいうと294万人弱おられます。だいたい20年で2倍ぐらいにふえている。そのうち永住者というのが88万人強おられます。これは20年で、法務省さんの認識ではあまりふえていないという認識だと思いますけれども、20年の長き、長いというか20年ぐらいの単位で見ますと、3倍にふくり上がっているという状況であります。こういう中で、私はお伺いしたいのは、我が国は事実上、移民政策をとっていると、移民国家を目指しているんじゃないかというふうに思いますけれども、大臣のお考えを聞かせていただきたいと思います。
53:57
日本の政策をですね、私の理解で申し上げれば、個々の産業分野、あるいは個々の産業分野の雇用、そういったものを見ながら、役に立つ日本に貢献してくれる方々については入れていく。そうでない方々についてはマイナスの影響も考慮しながら、慎重に対応していくという、個々の対応の積み重ねた結果、この一つのシャグロであり ますけれども、永住者の数がこうなっている。永住者の数を例えば100万人にするのが目的だと、そこへ向かっていくんだという政策では全くないですね。一つ一つの積み上げの結果、88万人、多い少ないの議論があろうかと思いますけれども、アプローチとして日本は、いわゆるヨーロッパの移民政策のような人口規模で国を成り立たせようと、ドイツとフランスの間で歴史的にありますよね。ドイツがフランスの人口を上回ることに対する危機感というのはフランスにはありますよね。そういう観点からの移民の受け入れ、無期限な家族帯同の無期限の受け入れ、そういったことは日本はやっていないわけでありまして、個々の個人個人がそれに相応しい能力を持ち、日本に貢献してくれるのかどうかを積み上げていった結果88万人。ですから、マクロの数字をやはりウォッチする必要があると思いますけれども、だけどふえたから、それが正しい。その中長期の問題を御指摘されましたのでね、そこも重要なポイントだとは思いますけれどもね。少なくとも今言えるのは日本は移民政策は取っていない、そういう考え方も取っていないということは御理解いただきたいと思います。
55:38
意図が違うと、プロ一線戦争、1870年以降、人口の競争というのは両国でやっておられますけれども、そういう意図はないということなんでしょうけれども、おっしゃったように結果としてふえてきていると。まだ比率は他の国に比べると低い方だと思います。ただ、だからといってね、やはり国柄というのはあります。我が国というのはどちらかというと、同質的な文化があります。ですから、こういう中で入れていくというのは、しかもおっしゃっているのは、経済的産業産業で我が国にとって付加価値を与えてくれるような人材を入れるんだということなので、それに限っては良いことかもしれませんけれども、他のことも考慮に入れないといけないということです。永住者の話をしましたけれども、移民じゃないというふうにおっしゃりますけれども、結果として、やはり他の国を見ますと、移民政策で有名なところでいうと、アメリカとかオーストラリアとか、それからカナダ、フランス、こういった国々があります。これら、例えばアメリカやオーストラリアというのは、永住者が移民なんですよ、基本的に。だから、これは移民じゃないというふうに言われても、結果として、やはりそういう配慮をしていかないといけない。カナダ、フランスは、永住者に加えて、いわゆる帰化された人々、これを加えて移民とみなしているということです。これをもっと具体的に言いますと、経済的な人手不足対応というのはよくわかります。しかし、その一方で、例えば教育の問題でいうと、2019年に文部科学省というのは調査をして、外国籍の子どもさんで学校に行っていないのが、外国人の中で18.1%います、2割弱。高校の中退率でいうと、日本人の5倍いるんです。これは日本語ができないとか、習っていないとか、指導を受けていないとか、こういった現状があります。これは教育の面。それから永住者であれば、当然これは医療保険をもらえます。生活保護ももらえます。財政上、これは今後の話ですよ。今後どういうふうに考えていくのか。それから治安の問題。これは例えば、各国、今申し上げたような国では、警察証明書というものが義務づけられています。要するに、本国において犯罪歴があるかどうかというものをちゃんと示していかないといけない。犯罪がある場合は受け入れない可能性が高い。こういうことをやっています。もう一つ言うと、これはただ押しとりが足りない業界団体から突き上げが来る。ど んどん緩和をしていって入れていくということなんですが、そもそもやはり人口比どのぐらいを目指すのかとか、こういった大きな方針というのも必要だというふうに思いますけれども、私が心配しているのは、法務省の事務方は一生懸命仕事をされていると思いますが、彼らは基本的に与えられた制度の中で、その形式的に要件にはまったらどんどん入れていく。しかしそれで本当によいのか。しかもその大きな方針というのは、今おっしゃったように、ただ人手不足ということをお考えになっている。それだけでは事実上これから、別に期限限定でもないわけで、今の政府の方針ではずっと、未来永劫とまで言えるかどうかわかりませんけれども、少なくとも中長期的にもこの政策をどんどん人手不足を悪化しますからね。中長期的に取ろうということなんで、やはりこの大臣であるから、国務大臣として他の大臣とも連携をして、総合的な移民対策というのを考えるべきじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
59:52
確かに法務省においては、水際で材料資格というものを定めて、その材料資格をきっちり守ってくれてい るかどうか、それがに反する場合には、退休強制する。海外に戻ってもらうということをきっちりと一生懸命やっているわけですよね。その結果なんです、今の状況は。その結果は結果として、総数についても意識を持つべきではないか、中長期の視点から。それはごもっとも無し的だと思います。それはまさにこういう政治の場で議論するべきことであると思います。まさにこういう場で、先生のお考えを伺い、私も政治家としてのお考えを述べる。そういうものは蓄積していく必要があると思います。その中で私もちょっと言いたかったのは、マイナスはありますよね、目に見えない。収穫率の問題とか、さまざまな飛行の問題。一方で日本人というのは多様性に欠けますよね。やはりファーイーストのヨーロッパから遠く離れた海に囲まれた島国ですから。やはり非常に隔絶されているし、動出性が高いし、イノベーションが起こりにくいというのは、やはりその異質なものに対するインターフェースが弱いんじゃないかと私は思っていて、それは中長期、目に見えないんですけれども、海外からの人材受入れによって目の前のGDPが上がるだけではなくて、日本の持つキャパシティそのものが新しい価値、付加価値を生み出す、その源のエネルギーが入ってくるという要素もあるんです。アメリカなんかの方にもそうですよね。マイナスもありますけど。その両方をしっかり政治のこういう場においてですね、議論していくということは非常に大事だと思います。日々の法務行政はその中で、まずはしっかりと定められたものの中で運営していくことは当然のことでありますけれどもね。ちょっとお答えになっていないかもしれません。
1:01:48
受け止めていただいていると思います。だからこういう場で議論するももちろん大事ですけど、やはり内閣の中でちゃんとした方針をそろそろつくっていかないとですね、どんどん増えていっていくと、やはり非常に大きな問題になっていくというふうに思います。やはりこれ先ほど申し上げたように、一旦入れますと、なかなか諸外国の苦しみも多分ご覧いただいていると思います。やはり大きな国際情勢の変化でいうとですね、もちろん一時期は冷戦が終わって1990年代はですね、いわゆるグローバリズムということで、これ湾岸戦争以降アメリカというのが圧倒的な経済力、軍事力を持ってソ連がいなくなって、一極体制の中でその取り入れがあるから、これアメリカが中核になって、人も金も情報も自由に行き行きするという情勢でありました。私は日本はいまだにその幻想というか、その考え方をいまだに引きずっているんじゃない かと。これはもう数年前、トランプ大統領のときからだいぶ変わってきているんです。何が変わったかというと、中国の台頭なんですよ。中国という異質な、いわゆる自由主義でもない民主主義でもない、国家総動員で経済もスパイ活動も何でもやるようなそういった国々が出てきた。国々というかそういう国が出てきたと。しかもそれが圧倒的な国力を持っている。そういう中でかなり移民に対する考え方とか、あるいは土地に対する考え方とか、非常に悪く言えば閉鎖的になってきている。よく言えば戦略的になってきている。その戦略性が我が国に欠けているというふうに私は非常に心配をしています。ですから大臣、こういう場で議論するのも結構なんですけど、やはり内閣で大臣がそういうことを提案するというのはいかがでしょうか。
1:03:58
中国の話もありましたように、近隣諸国との日本の関係にもこれは左右されますよね、この評価軸としては。ですから非常に高度な多岐にわたる観点からの議論が必要になると思います。ちょっと今ここで内閣でというお尋ねであります けれども、そこまでの私も腹は固まっていないのでありますが、大変今日の議論に啓発を受けた部分はありますので、よく深めた上で熟慮したいと思います。
1:04:31
ぜひ大臣に期待をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。次ちょっと国家安全委員会にちょっと伺いたいんですが、今いろいろ外国人がふえることによって、国家としてやはり考えないといけないことがあると申し上げました。私が一番心配するのはやはり治安の問題であります。とりわけね、私はっきり言っているんですけど、これはやはり中国人です。今全外国人の中で4分の1が中国人、永住者でいうと41%が中国人であります。これについて、私はもちろん一人一人の中国人が悪い人たちだとか、そんなことは全く妄当思っていませんが、独特の国が本国でありますので、そういった意味で治安の問題、治安の観点から国家安全委員会として、これどのように捉えているのか、危機感はあるのかないのか、課題はあるのかないのか 、この点について伺いたいと思います。
1:05:53
はい、お答えいたします。中国は各国の政治、経済、行政、学術、そこに科学技術といったようなものも含みますけれども、そういった様々な分野の関係者に対しまして、各種情報収集活動ですとか、通常の外交活動とは、異なる手法を用いた働きかけを行うなどの諸工作を積極的に行っており、我が国においてもそのような活動があるものと見られるところでございます。警察におきましては、我が国の国益が損なわれることがないよう、変相からこうした動向に関する情報収集分析に努めておりますとともに、法と証拠に基づきまして、違法行為がありましたならば、厳正な取り締まりを行っているところでございます。
1:06:44
今の御答弁は、何か事件があったら厳正に取り締まるということなんですが、やはり外国人というのは、これは色々文化的な背景もありますし、とりわけ私は中国というのは、一層目を光らせないといけないというふうに正直思っています。資料を一枚目にありますように、これは私がゴルゴ13を読み過ぎて、こういう発想になっているわけではないということを申し上げたいんですが、この二番目にありますように、これはイギリスの議会の中に、これは確か国家情報安全保障委員会という委員会がありまして、そこが昨年報告書を出しています。これは中国の工作に対して国民に敬唱をならすような報告書であります。その中に、中国共産党はあらゆる国家機関、これは多分行政機関という意味ですね。つまり政党が行政機関というものを牛耳っている。民間企業も含まれます。そして市民、これは中国人ですよ、も組み込んでいる。この国家ぐるみのアプローチは、中国が英国を積極的に標的にできることを意味する。その下に、中国の法律は現在、国民に中国情報部への協力と国家機密の保護を義務づけている。こういう状況なんです。私は差別という話ではなくて、こういう、次のページにありますように資料の。習近平さんというのは、軍民融合政策を堂々と何も包み隠さず宣言をしています。軍民融合というのは、いろいろ書いてありますけど、軍隊、人民解放軍と民間、軍と民、これが解き合っている一体であるということなんです。それは、外国にいても同じなんですよ。多分、警察の情報でも掴んでいるというふうに思います。現に昨年の1月だったと思いますけど、スペインのオンブスマンに言われて、我が国にも中国の秘密警察の拠点が2つ見つかっています。これは多分氷山の一角だというふうに思います。この人たちも何もスパイですって看板を掲げてやっているわけじゃないんですよ。民間の人ですよ。こういう人たちが土地を買い、建物を買い、こういうことをして秘密の警察の拠点というものを置いている。だから、個々の事件に対して、厳正に取り締まる。これも大いに結構な話で頑張ってほしいと思いますけど、やはりこういう特に中国に対して何らか特別の方針というものがあってしかるべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。
1:10:01
お答えいたします。議員御指摘のイギリスにおける報告書についても、私どもとしても大変注目しております。そういったことも含めまして、中国におきましては、通常の外交活動とは異な る手法を用いた働きかけを行うなどの諸工作を積極的に行っている。そういったところに特徴があるというふうに見ております。そういった点も踏まえまして、我が国においてもそういった活動があるというふうに見られるところでございますので、そうしたことによって我が国の国益が損なわれることがないよう、そうした動向に関する情報収集、分析にしっかりと進めてまいりたいと考えております。坂誠二君。先ほど小泉大臣にも私お話ししたように、これ警察は警察で、国家公安委員会は国家公安委員会で、いろいろ治安対策というものを考えていると。しかし一方で法務省さんはどんどんどんどん人手不足だということで入れていると。だから私はこういうところがお互い情報交換をし、意見交換をして、やはりこの中国人に対しては一定の数量の調整をすべきだとか、例えばですよ。そういうことを議論すべきだというふうに思いますけど、その点について国家公安委員会は何かお考えありますか。
1:11:46
お答えいたします。法務省の出入国在留管理要請ですとか、中国人の在留資格審査のあり方につきましては、警察の立場から申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、一方、警察におきましては、先ほども申し上げましたけれども、我が国の国益が損なわれることがないよう、平素から情報収集、分析に努めておりますし、その際、法務省も含めまして、関係省庁とも緊密な連携を図っているところでございます。そうした中におきまして、必要に応じて情報の交換、意見の交換を行っておりますし、今後もしっかりとやっていきたいと思っております。
1:12:28
大臣、今のお話のように、やはりなかなか警察庁とか国家公安委員会の事務方では、法務省さんにもっと気をつけろとか、制度を変えろとか、なかなか言えないと。そういう意味でも、やはり大臣同士、内閣の中でそういう問題意識を持って議論すべきだというふうに思います。質問じゃなくて、要請ですね。そこをよろしく。何かありますか。
1:13:00
外国人材の受入れ全般については、今の仕組みの中で法務省が総合調整機能を果たすという形になっておりますので、どこまでこれが深く連携が今入っているかどうか、私もよく実態を把握しまして、先生のお考えも頭に置きながら、現状をまず把握したいと思います。
1:13:21
ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。これ結局、移民という言葉が、日本の政治では五八党だから、移民じゃない、移民じゃない、結果として増えているだけだと、人手不足どうするんだと、こういう中でどんどん増えていって、結局本来他の国が移民政策としてやっていることを全然考えていないという現状があるという非常に強い問題意識がありますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。次の質問に移りますが、これは統計の話で、出入国管理庁の統計の話であります。まあ関連していますけれども、やはり数字を把握しないと議論もできないということです。ホームページを開きますと、法務省さんは二十八種類 ぐらいの、いわゆる在留資格というものがずらっと列挙されています。そのうちに、いわゆる法務大臣が個々に外国人を指定して資格を与える、いわゆる特定活動という枠があります。この特定活動の枠の中をさらに大別して三つございまして、一つは出入国管理及び難民指定法で、この法律で規定しているもの。二つ目が、いわゆる法務省の告示、省令によって決まっているもの。この二つはちゃんと公表されているんです。三つ目にそのほかというのがあるんです。このそのほかが全くなぜか公表されていない。そのほかだから、そんなに人数少ないのかなというふうに思いきや、これは大体特定活動全体の六四%を占めているんですよ。六四%。三分の二ぐらいですよ。四万三千七百三十二人ぐらいだったかな。四万三千七百三十二人もいるわけです。しかし大臣、これ全く公表されていないと。これについてちょっとね、これは問題じゃないかと思いますけど。はい。
1:15:35
はい。今ご指摘ありました六四%その他。これは個々の外国人について指定すると。個人に指定するというのを、それこそ積み重ねでありますので、こういう形になっていますが、六四%、何かね、社会的関心が高いものから抽出をして、個別に計上すべきだと。私も思います。今その作業を進めております。今度六月に、半期に一度発表する係数がありますので、ごめんなさい、七月。今度の七月に向けて作業を進めたいと思います。できるだけ個別に出していくという作業を進めます。
1:16:15
大変前向きな答弁、軽複したいというふうに思います。やはりこれは国民の知る権利に関わる話で、やはりこの外国人というのは既に多分国民の中で不安に思っている人たちもいる。そういう中で何か政治判断をするとか選挙で判断をするとか、こういったときにやはりそういう材料というのは必要だというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。その他、その他の今申し上げた枠組みの中で、さらにこのいわゆる国事外、国事外特定活動というのがあるんですね。お聞きしたいのは、この国事外の特定活動の中で、これは我々がいくら聞いてもなかなかどういうものがあるのかというのを教えてもらえないんですね、法務省から。私が聞きたいのは、老身扶養、 いわゆる本国の親、年をおいた親を日本に寄せる制度があると。この総数はいくらなのか。そしてそのうち中国人というのはどのぐらいなのかというふうにいうのを公表されていないんです。ですから聞いても教えてくれない。ですからこれをぜひ教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
1:17:41
これは極めて例外的な扱いでございます。ですからあらかじめ項目を立てて、何人何人とカウントしていくような性格のものではなくて、今後のことは別として過去数字を遡ろうとすると、膨大な資料に当たっていくと、ピックアップしていくということになってしまいますので、そこはお許しいただきたいと思いますし。もともと例外、さらにまた例外みたいな、本当になかなかないケースを指しておりますので、これを統計的に出すニーズがどこまであるのかなという思いもございます。その手間と効果の勘案の中から、今は数字は出せないというお答えを続けさせていただいています。そこはご理解いただきたいと思います。
1:18:31
膨大な作業だということで、それは一定の理解はあります。私はなぜこれに関心があるかということは、やはり家族を寄せるというのは、それなりに今までの在留資格制度の中でいうと、そんなに簡単な話ではない。しかし、この告示外特定活動で、こういうものがどのぐらいあるのかということを知りたいということでありますので、ちょっとまた、今日はいいですけれども、というのは、例えば皆さん、インターネットで検索して特定活動告示外というふうに検索をしますと、ずらっと行政書士の先生方のホームページが出てくるんですよ。彼らは堂々と、老人扶養ビザというものをちゃんと書いてありまして、その条件も書いてあるんですね。この条件というのは、ちょっとこれ大臣の情報として申し上げますけれども、代表的なものとして、親の年齢が七十歳以上で一人暮らしであること、親の面倒を見れる親族が母国にいないとか、親を扶養できる経済力があることとか、親が病気を患っていることなどなど、これを堂々と書いてあるんですね。だから、法務省に言っても、いやそれは言えませんとか言われるんですけど、このホームページで見たら、堂々と行政書士の先生方は、これを商売にしているわけですよ。だからそういった観点からも移行いただきたいというふうに思います 。まだ時間がちょっとありますので、資料の最後のページをご覧いただきますとね、これは大臣、私は先ほど申し上げたように、国際的な情勢というのは、刻一刻変化していると。これは今までは、どんどんオーストラリアとか英国とか米国とかが、どんどん外国人を受け入れるという方針だったんですが、このゴールデンビザ、英樹県付きの投資ビザに対する状況なんですが、2022年、2年前にもイギリスはゴールデンビザ制度を廃止しています。これはね、報道でしかわかりませんけど、やっぱりロシア人に対する警戒心から来ています。2022年3月、その1ヶ月後に、欧州委員会がEUの各国政府に対し、安全保障関連対策として、外国人投資家への市民権販売を禁止する決議を可決しています。2023年10月、ポルトガルゴールデンビザの申請の根拠から不動産投資を削除。2024年1月、オランダが廃止、ゴールデンビザですね。オーストラリアが一部投資家ビザ廃止を発表ということ。でも、報道ではカンボジアの、いわゆるエリートたち、政治家たちが、いろいろと悪さをしているということで、これに対する対策としてやっていると。だから、世界はね、非常に状況が大きく変わっているということを申し上げたい。各国が、もう一つ前の資料をご覧いただきますと 、事業投資関連ビザ、これはこの前予算委員会でも取り上げたんですが、これによってかなり大量の、今、最近の数字でいうと7割が中国人なんですよ。これが非常に中国の間では人気がありまして、500万円ポッチで日本で住めるぞと、家族も連れてこれると。今のそういうゴールデンビザとはまた違いますけれども、類似のビザを見ますと、もっと厳格な状況になっている。投資500万円、500万円で、じゃあ売上どのぐらいなのかというと、300万円ぐらいだと。それでよしとするという、これ行政書士が言っていますけれども、そういう意味で経営管理ビザというのも、ちょっと条件が緩いというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
1:22:57
申し上げさせる時間が来ておりますので、答弁を簡潔にお願いします。小泉法務大臣。
1:23:02
アメリカ、オーストラリア、シンガポール等、日本を比べた表ですけれども、これを見る限りは、アメリカ、オーストラリア、シンガポール等は、ハードルは高いんですけれども、取引額、資 本金。一度入れると、A10、あるいは4年、5年、深く入れますよね。日本はハードル低いんだけれども、入ってみても浅い。1年以上、おおむね1年という、そういう仕切りになっている。ですからやり方が違うんだと思うんですよね。ハードルを下げて、浅く、ハードルを上げて、深くという。この組み合わせで効果が決まってきますので。ここだけ捉えて甘いとはちょっと思えないのですが、有意見として、我々もしっかりこの表は見ていきたいと思います。
1:23:46
はい、ありがとうございました。有意義な答弁、ありがとうございます。これにて北上経路君の質疑は終了いたしました。
1:24:26
おはようございます。日本維新の会の高橋秀明でございます。まずは先日の予算委員会、個人大臣にお世話になりました。ありがとうございます。また大臣とは埼玉県ということで、私も埼玉の川口で、端と端なんですけれども、また委員長も埼玉で、委員長真ん中ぐらいなんですかね。今後ともどうぞよろしくお願いしたいというように思います。では、今日はまず最初に特別永住者、在日特権という方もいらっしゃいますけれども、こちらについてちょっと御見解をお聞かせいただきたいなというふうに思います。まずはこれが生まれた背景と、ちょっと成り立ちについてお聞かせください。
1:25:18
お答え申し上げます。特別永住者の制度は平成3年に施行された、いわゆる入管特例法により創設されたものですが、その背景としてはいかないような事情がご ざいます。我が国には、終戦前から引き続き居住し、昭和27年の平和条約の発行に基づき、日本の国籍を離脱した在日韓国朝鮮人及び台湾人、並びにその子孫が多数在留されているところ、これらの人々の我が国社会における定住制がますます強まりつつあり、これらの人々が我が国の社会秩序をもとでできる限り安定した生活を営むようにすることが重要であると考えられたところでございます。また、特に在日韓国人の法的地位等の問題に関し、いわゆる協定永住許可を受けた韓国人の子孫に対する措置の方針などについて、平成3年、韓国政府との間で協議が決着したという事情がございます。入管特例法を基づく特別営業者の制度は、このような経緯を踏まえ、在日韓国朝鮮人及び台湾人、並びにその子孫に係る歴史的経緯及び我が国における定住制を考慮して、こういった人々の法的地位のより一層の安定化を図るため、制定したものでございます。
1:26:39
これは他の永住者とのちょっと違いを教えていただけますか。
1:26:49
それでは、入管法の関係で、ちょっといくつか違うところをご説明させていただきます。まずは、在任国の許可という制度がございますが、一般の永住者ですと最長が5年間でございますが、特別営業者については最長の期間が6年間というふうに長期化しております。また、待機要請事由が一般の永住者ですと、例えば1年を超える聴役を受けた場合が待機要請の対象となりますが、特別営業者については、内来罪、外官誘致罪等、特にかなり限定された罪を犯した場合に、待機要請の対象となるというところに違いがございます。
1:27:28
おそらく退去命令を出しても、退去する場所がないので、我が国にいるんだろうというふうに思いますけれども、これ今の現在の人数をちょっと教えていただきたいんですけれども、全体と、地元ですから埼玉 と、あと川口と。
1:27:50
お答え申し上げます。特別永住者数は、令和5年6月末時点で全国で28万4807人、埼玉県において8164人、うち川口市が1366人となっております。
1:28:11
これみんなちょっと気になっているところがあるんですけれども、これ税制面での優遇とかそういうのはあるんでしょうか。
1:28:29
お答えいたします。国税当局が対象者の国籍でありますとか、特定の団体に所属してい るということをもって特別な扱いをするということはございません。
1:28:44
例えば、朝鮮・ソ連だとか、それに関わる法人・個人とか、そういった方々も一切そういった優遇処置はないという判断でよろしいですか。
1:29:04
お答えいたします。繰り返しになりますが、特定の団体なりその会員に対しまして特別な取扱いを行うということはございません。
1:29:13
ありがとうございます。結構勘違いしている方が多くいらっしゃるので、ちょっとあえて今聞きましたけれども、そういった特別な税制面においての優遇処置はないということで、はっきり答弁いただきましてありがとうございます。そして、なぜちょっとこれを聞いたのかなと言いますと、先ほど言いますけれども、私の地元川口なんですけれども、次の質問にもやりますけれども、実は北朝鮮の拉致被害者が内陸にもかかわらず非常に多いんですね。5人もいるんですね。これちょっと全国的に見ても異様だなというふうに思うんですけれども、川口地元、芋の産業が非常に盛んでして、朝鮮特需とかもあったんでしょうけれども、当時はそういった芋の工場に多くの朝鮮系の方々が働いておりました。これは当然芋の会社の経営者も非常に助かっただろうというふうに思いますけれども、今非常に当時から外国人労働者が多いんですね、川口というのは。そういった面では外国の方々を受け入れる土壌というのは、多分市民にはあるんだろうなというふうに思いますけれども、ただ内陸でこんなに拉致被害者が多いというのは、おそらくそういったネットワークが当時からもうできあがっていたんじゃないかなと。だからこそ川口では拉致被害者が多いんじゃないかと、そういうふうにいう方々が非常に多いんですね。ちょっとあえて人数等々もお聞きしましたけれども、ちょっと拉致被害者の方に移らせていただきますけれども、これ現状と今後どうやっていくのか、非常に難しい問題だと思いますけれども、お聞かせください。
1:31:11
お答え申し上げます。拉致問題についての御質問でございますが、我が国の方針は日朝平安宣言に基づき、拉致核ミサイルといった所見を包括的に解決し、不幸な核を生産して日朝国庫製薬の実現を目指すというものでございます。とりわけ拉致被害者御家族も御高齢となる中で、時間的な制約のある拉致問題、ひとときも揺るがせにできない人道問題と考えております。すべての拉致被害者の1日も早い御帰国地質検にすべく、全力で過段に取り組んでまいります。岸田総理もこれまでも北朝鮮との間の所見案の解決に向け、金正恩委員長との間の首脳会談に実現すべく、総理直轄とのハイレベルで協議を進めていきたいと述べてきているところでございます。そのために様々なルールを通じて、様々な働きかけを絶えず行ってきているところでありまして、北朝鮮に対して引き続き、さらに働きかけを行っていきたいと思っております。
1:32:09
特に最近、地元を回っていますと、どうせ無理でしょという人が結構いるんですね。これちょっと厳しいんじゃないのという人が結構おります。これは本当にちょっと残念なんですけれども、これ要は風化させないための手段というのはどういったことをお考えなのか。
1:32:38
お答えをいたします。政府におきましては、拉致問題の啓発のため、毎年全国各地で地方公共団体や民間団体などとの協賛によります、拉致問題を考える国民の集いでありますとか、地方公共団体などとの協賛によりまして、拉致問題 啓発のための舞台劇公演、めぐみへの誓い択捕などを開催をしてきております。さらに、毎年12月10日から16日までの北朝鮮人権侵害問題啓発週間に合わせまして、政府主催のシンポジウムを開催するなどの取組を進めてきているところでございます。
1:33:14
ありがとうございます。とにかくこれ、風化していくのが一番ちょっと懸念されるので、お願いしたいと思いますけれども。あと岸田総理が包丁をするという噂がちらほらと耳に入ってくるんですけれども、ぜひ包丁していただいて、解決に向けて頑張っていただきたいんですけれども、仮に包丁をして、拉致被害者の方一人二人連れ戻して、手打ちなんてことには絶対にさせないようにお願いしたいんですよね。先ほど冒頭おっしゃってましたけれども、全員の帰国、これがやはり大原則ですので、仮に総理に行ってもそういったことにならないように、小泉大臣からもぜひとも総理にお伝えしていただきたいなというふうに思います。とにかくこれはとんでもない犯罪ですから、もう中途半端な手打ちというのはあり得ないので、全員の帰国に向けて最後まで頑張るようにお伝え願えればというように思います。では次に改正入管法についてちょっとお聞きしたいと思いますけれども、先日の予算委員会でも小泉大臣から6月15日がリミットだという発言がございました。そして1日でも早くこれは施行に持っていきたいという御答弁もいただきました。そしてここで小泉大臣に意気込みをちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、1日でも早くやるんだというね、ぜひお願いを。
1:34:43
長い間の懸案事項を解決しようというための法律でございますので、本当におっしゃるように施行してこそ生きてきますから制度は。早くしたい、我々の思いです。ただ前回の予算委員会でも申し上げましたように改正項目が多い、重要項目もたくさん入っている。他の行政機関に関わる、入管庁だけでは済まない。他の行政機関に関わる事項も多い。会の法令のみならず運用のあり方も丁寧に検討する必要がある。また制度の周知期間を設ける。こういう要素がたくさんありますので、一生懸命急いでいますけれどもね。一定の期間が要するということについては、ご理解をいただきたいと思います。なお、審査の御指摘を踏まえて、極力早期に施行できるように努力してまいります。
1:35:33
ありがとうございます。とにかく一生懸命お願いいたします。あと、子どもの特定枠というのを、斉藤前法務大臣がつくったと思うんですけれども、これの今後と、現状とこれからの点についてお聞かせください。
1:35:59
お答え申し上げます。ご指摘の方針は、入管法と改正法の施行までに、我が国で出生して、小学校、中学校、または高等学校で教育を受けた者を対象としたものでございますが、令和4年12月末時点で、相関寄附者のうち我が国で出生した子ども201人について申し上げますと、昨年12月末の時点で、その全ての家族に対しての連絡をおいております。この201人の子どもとその家族につきましては、基本的には施行日までに結論を出せるように手続きを進めておりますが、手続きの進捗については個別の事案によるため、一概にお答えすることは困難でございます。この201人の子どもの少なくとも7割に在留資格を与えることができるのではないかと考えておりますが、いずれにしましても、この201人の子どものうち、実際に在留特別証拠をされた人数については、最終的には明らかにする方向で検討しております。引き続き、一件一件丁寧に対応してまいります。
1:37:03
これは実は昨年のこの場所だったのかな。私が斉藤法務大臣のときに、我が国で生まれた子どもたちに対してはちょっと配慮したほうがいいんじゃないかという質問をさせていただいて、大臣ちょっとそれに答えていただいて、ありがたいなというふうに思いましたけれども。でもこれは結構賛否あるんですよね。そんな甘い ことをするんじゃないとかね。結構賛否はあるんですけれども。私としてはやはり子どもに責任もないし、地元でそういう子はいっぱいいるんですよ、実は私の。極力声をかけたりしているんですけれども。中には、何だこの野郎というようなのもいますけれども、でもやはり子どもの可能性にはちょっとかけてみたいなという思いもございます。ただ、やはり親がもうルール違反を犯しているような親御さんの子どもさんは残念ながら認められないんだろうというふうに思いますけれども、これはやはりしっかりとチェックはすべきだと思いますので、こんなもんでいいかなみたいな、そういった中途半端なことはしないで、しっかりとチェックをしてやっていただきたいなというように思っていますので、よろしくお願いいたします。次に仮方面社、当然不法滞在者もそうなんですけれども、これ改正入管法が施行された後の話ですね。今度は期間がある程度絞れるじゃないですか。今までは何回でも何回でも難民申請ができて、もう十年二十年ずっといられるというケースだったんですけれども、今度は違うじゃないですか。例えば三回だったっけ、三回、わかんないですよ。もっと早められるのかもしれないですけれども、一回出すのに半年だったら、だいたい一年半、三回だとなりますよね。