19:40
これより会議を開きます。令和6年度一般会計予算、令和6年度特別会計予算、令和6年度政府関係貴賓予算、以上3案を一括して議題といたします。この際、3案審査のため、去る16日、第1般石川県、第2般長崎県に委員を派遣いたしましたので、派遣委員からそれぞれ報告を聴取します。
20:09
石川県に派遣された委員を代表いたしまして、団長に代わり、私からその概要をご報告申し上げます。派遣委員は小野寺一則委員長を団長として、理事、牧島可憐君、奥野創一郎君、鵜馬上司君、佐藤英道君、委員、亀岡義泰君、小森卓夫君、牧原英樹君、若林健太君、渡辺博之君、梅谷守君、近藤和也君、奥下武光君、高橋千鶴子君、田中健君、私、橋本岳の16名であります。去る16日、現地において、令和6年、野党反党地震による内田町の被害及び金沢市所在の避難所の状況を視察し、関係者から説明を聴取いたしました。次いで、金沢市において会議を開催いたしました。会議におきましては、石川県知事長長長長長、長岡広志君、七尾商工会議所会頭、株式会社杉尾代表取締役社長杉野哲也君、石川県商工会議所連合会会頭、安高忠樹君及び石川県内田町長長、川口勝則君の4名から意見を聴取いたしました。まず、長谷陳述人からは、令和6年、野党反党地震の被災及びインフラ等の復旧状況、成り割の再建に向けた取組などの意見が、次に、杉野陳述人からは、野党反党における枠倉温泉の復旧復興の重要性、一昨年から続く地震と一体で支援する必要性などの意見が、次に、安高陳述人からは、被災地域の産業の現状、希望をもてる復興、新しい技術を用いた町づくりなどの意見が、最後に、川口陳述人から、内田町の被災及び液状化現象の状況、国・県とともに復旧支援を進める必要性などの意見が述べられました。次いで、各委員から、伊健陳述人に対し、液状化被害における復旧復興に向けた課題、災害廃棄物への対応の在り方、被災者生活再建支援金に係る課題及び在り方、被災者が再建の意欲を失わないために必要な取組、伝統工芸産業の事業継続、再興に向けた支援、移住債務問題等の金融面での課題、1.5次避難所の今後の課題対策などについて質疑が行われました。以上が会議の概要でありますが、議事の内容は即期により記録いたしましたので、詳細はそれによって御承知願いたいと存じます。なお、今回の会議の開催につきましては、地元関係者をはじめ多数の方々の御協力をいただき、極めて円滑に行うことができました。ここに深く感謝の意を表する次第であります。 以上、御報告申し上げます。
22:57
長崎県に派遣された委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。派遣委員は、私、加藤勝信を団長として、理事、島尻愛子君、山井和則君、委員、井出陽成君、伊藤義隆君、今村茂広君、大地貴雄君、後藤重幸君、宮地拓真君、山岸一聖君、山田勝彦君、林由美君、森島忠志君、金城靖国君の14名であります。このほか、現地参加議員として、山本剛成君が出席されました。去る16日、現地において、長崎県総合水産試験場を視察し、関係者から説明を聴取いたしました。ついで、長崎市において、会議を開催いたしました。会議におきましては、長崎市長、鈴木志郎君、日本労働組合総連合会、長崎県連合会事務局長、岩永陽一君、一般社団法人長崎県観光連盟会長、島崎正秀君、及び北部有業選連絡協議会会長、岩崎幸寛君の4名から、意見を聴取いたしました。まず、鈴木陳述人からは、地域の人口減少の現状と克服の取組、観光振興の取組及び課題などの意見が、次に岩永陳述人からは、地域の賃金の状況、中小企業の価格転嫁対策の必要性などの意見が、次に島崎陳述人からは、観光業の人手不足解消に向けた要望、観光振興のためのインフラ整備の必要性などの意見が、最後に岩崎陳述人からは、専門釣り漁師の現状、漁船の補助要件の見直しの必要性などの意見が述べられました。ついで、各委員から、岩永陳述人に対し、国に求める子ども子育て政策及び財源の在り方、中小企業の賃上げに必要な支援策、観光振興における二次交通整備等の取組、水産業における後継者確保に必要な対策などについて質疑が行われました。以上が会議の概要でありますが、議事の内容は即期により記録いたしましたので、詳細はそれによって御承知願いたいと存じます。なお、今回の会議の開催につきましては、地元関係者をはじめ多数の方々の御協力をいただき、極めて円滑に行うことができました。ここに深く感謝の意を表する次第であ ります。以上、御報告申し上げます。以上で、派遣委員からの報告は終わりました。お諮りいたします。ただいま報告のありました第一版及び第二版の現地における会議の記録は、本日の会議録に参照掲載することに、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。これより、一般的質疑を行います。この際お諮りいたします。三安審査のため、本日、政府参考人として、警察庁刑事局長渡辺邦吉君、国税庁次長保史屋和彦君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
26:14
立憲民主党の後藤祐一でございます。冒頭、まず、来年度予算の審議でございますので、来年度予算のうち、花粉症対策予算について伺いたいと思いますが、今日、野杉大臣にお越しになっていただいておりますけれども、これ、花粉症疑念というのをやっとちょうどはじめ作って、集中的に伐採する区域を定めた方がいいんじゃないかというような提案をさせていただきましたが、昨日、四十五都道府県で重点区域に設定されたと伺っています。このことと、昨年の秋補正予算六十億円と、この二つについては大変な進歩ということで評価をさせていただきたいと思いますが、問題はこの重点区域、設定したのはいいけれども、これをペースを上げて継ぎ切るには、相当人を増やさないといけないわけで、ところがですね、今年度、令和五年度の補正前の通常予算は八千八百万円で間違いないでしょうか。そして、来年度予算はいくらになっているでしょうか。
27:15
五年度当初予算で八千八百万円間違いありません。そして、昨年の補正予算、五年度の補正予算で六十億円。そして、六年度当初予算では三千九百万円であります。
27:37
三千九百万円じゃ全く人を増やせないんですよ。この六十億円は今年度の補正予算でしかないですから、人を増やすには、五年十年あるいはもっと長いスパンで安定的な雇用をつくっていかないと、継続的にできないんじゃないですか。ぜひ、通常予算で、六年度予算案も既に出てきちゃっているので、これはちょっと残念な数字でありますけれども、せめてその次の、これは七年度予算案ですとかね、いうところは、三千九百億円とは言いませんけれども、大幅な通常予算の増額は必要だと思いますが、いかがですか。
28:20
十年後に、杉人口林の二割を減少させていくためには、これからの対策を継続的に実施していくことが重要であると考えております。今後とも、あらゆる機会を通じて、必要な予算の確保に努めてまいります。
28:42
ぜひ、杉財務大臣、よろしくお願いしたいと思います。坂本農水大臣、これで結構でございます。それでは、坂本大臣、ご退出いただいて結構です。
28:52
それでは、政治と金の問題に行きたいと思いますが、先週、自民党から各負記者になった議員全員に聞き取りをした調査の報告書というものが発表されましたが、文化大臣の親人などもあって、ややこの議論が飛んでしまっているわけですけれども、林官房長官に伺いますが、これ全部読んどいてくださいというふうにお願いしておりますけれども、国民が一番知りたい、何で裏金になっちゃったのか、あるいは、辞めようとしたけれども、何で辞められなかったのか、この報告書を読んで分かりましたか。
29:35
この自民党において、同党内の複数の派閥及び多数の同党所属国会議員が政治資金収支法国を訂正するに至った問題に関して、その実態把握をすべく調査チームを立ち上げて、聞き取り調査が行われたものと承知をしております。この党の調査や報告書について、官房長官としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、聞き取りに当たってその客観性を担保するため、外部の弁護士を交えて行われて、御指摘の報告書について、外部 の弁護士により取りまとめられたものと承知をしております。
30:13
分からなかったということですよね。今、きちっと答弁されていないですけれども。私も全部読みましたけれども、全然分かりません。でも、国民が知りたいのはそういうことですし、自民党としての説明責任があるんじゃないですか。そこで伺います。やはりこの安倍派と二回派の幹部の方々、具体的に言いますと、安倍派幹部の塩野や劉、下村博文、松野裕和、西村康俊、高木剛義、萩生田浩一、各衆議院議員と、二回派幹部の二階俊博、林本平沢勝、武田良太、各衆議院議員に、それぞれ御確認の上、この安倍派と二回派で、なぜ裏金が発生してしまったのか、なぜやめられなかったのか、ということについて御確認した上でお答えいただけますか、と通告しております。いかがですか。
31:05
お尋ねにつきまして、官房長官として確認する立場にはないものと認識をしております。その上で岸田総理は自民党総裁として、説明責任が今回の引き取り調査や政治資金収集書国書の修正をもって果たされるというものではないこと、今後ともあらゆる機会をとらえて国民の信頼回復に向けて、関係者には説明責任を果たしてもらわなければならないし、等として求めていくこと、こうしたことを述べられているものと承知しております。こうした方針に沿って引き続き対応していくものと考えております。
31:41
やはりこの予算委員会で官房長官なり総理なりに間接話法で聞いていただいても、こういう答弁にしかならないわけですよね。やはり成林審で直接本人に来ていただかない と真相は明らかにならないということが、今の答弁で明らかになったということだと思います。そこで我々からは成林審に対して、この不記載のあった安倍派、二階派の五十一人の衆議院議員全員に対して成林審に来るよう求めているところでございますけれども、昨日安倍派からは塩野由貴(りゅう)座長と、二階派から武田良太事務総長、二人だけ来るという話が一旦示されました。話にならないと。野党一致しておかしいじゃないかといったところ、昨日から今日にかけて西村康人議員、松野宏和議員、高木剛議員も出るというような追加的なお話がありましたが、ちょっと足りない方がいらっしゃるんじゃないですか。五人組と言われる方、瀬戸議員は参議院ですから、参議院もこの一位から申し立てをしているようでございますけれども、衆議院議員で萩生田光一議員は、何でこれ入っていないんですか。この萩生田光一議員は、五年間の裏金が二千七百二十八万円。かなり上位ですよ。しかも1月27日の記者会見でこのようなことを言っているんです。「初当選後、一期生が集まる会合等で、当時の事務局より毎年派閥のパーティーを開催すると、当選改正役職に応じたノルマが発生する。ノルマ超過した分については活動費としてお戻しする」という話があったと記憶しております。かなり始まった経緯、詳しいんじゃないですか。あるいは毎回の売上も全て、青和県側に入金しておりましたが、いつの頃からか指導が変わりノルマ分のみ振り込んでくださいと、事務局から指示があったとのことです。ノルマ分だけの振り込み期間は、令和2年から4年までの3年間と承知しております。かなり重要なことを表で、オープンなことでおっしゃっておられるんですよね。しかもこういうことをしゃべられるんだから、成林市に来て何が問題なんですか。あともう一方おられます。事務総長の方々が来ていただくのであれば、下村博文元事務総長はなんで入っていないんですか。下村博文さんは、2018年1月から2019年9月まで事務総長であられましたから、この対象となる5年間の間に事務総長をやっておられるわけですよね。しかも下村博文さんも1月31日の記者会見で、かなりいろんなことを言っていて、特にキックバックを安倍総理がやめるべきじゃないかといった後の経緯ですね。こんなことを言っています。安倍さんが官報をやめる方向で議論したのが2022年の4月ですね。安倍さんが亡くなったのはその年の7月の8月になったときですね。集まったことは事実ですけれども、ちょっとお待ちしますが、中にはキックバックはやめるということに対して、既にノルマ以上の売上になった人からどうしてくれるのかという話があったというのは議論としてありましたが、これについてこの後どうするかということは議論としての結論はなかった。そういう報告があったということですね。かなり重要な証言をしているんですよ。この8月に集まったメンバーは誰ですかと聞かれて、塩野家さんと私、下村さんですね、と西村当時事務総長ですね、それから世耕政風会会長ですとはっきりおっしゃっているんです。重要な証言じゃないですか。この聞き取りを自民党としてこの下村博文議員に対してもしたはずなのに、先ほど幹部長官が全部読まれたはずの自民党の聞き取り報告書、何にも書いていないですよ。一番知りたいところが隠蔽されているじゃないですか。この萩生田さんとか下村さんが表で言っていることですよ、これ。何でこれが聞き取り報告書に入っていないんですか。この萩生田光一議員、下村博文議員、そして2回派のことについては一人じゃわかりませんでしょう、武田良太さんだけじゃ。まずご本人の2階利寿議員、3526万円の裏金です。2階議員には側近の林本雄さんが常に寄り添っておられますから1608万円です。さらに武田良太さんの前の事務総長である平沢克英さん、1817万円の裏金。これらの方々も成林寺に来て、マスコミオープンの場で話すべきじゃないですか。何でこうこだしにするんですか。先ほど報告書を読んでもわからない。官房長官もわからない。しかもここで答弁を求めても何にも真相が明らかにならない。ぜひ少なくとも10人の方、来ていただく必要があると思いますが、官房長官、こういう対応をしているから、世論調査はこうなるんですよ。
36:26
2月19日の日程料見入りの世論調査だと、自民党の派閥の幹部が国民に十分説明しているかという問いに対して、思わないが93%。毎日でも説明責任を果たしたと思わないが93%。これどう受け止めますか。官房長官。
36:50
個々の世論調査の結果の要因等について、政府としてコメントすることは控えますが、国民の政治に対する不信の声、これは真摯に受け止めなければならないものと認識をしております。政府の立場からは、あくまで一般論としてでございますが、それぞれの関係者において引き続き、適切に説明責任を果たすこと、これが重要だと考えております。私は総理も自民党総裁として、関係者に説明責任を尽くすことを党として促していく旨を述べられておりまして、この方針に沿って対応されるものと考えております。
37:25
党として本当に促しているんですか。茂木幹事長は51人全員に、この成林市に来るかどうか聞くと言っていましたよね。(やってない)ちゃんとやってるんですか、それ。(やってない。約束守ってない)
37:40
これやってるんですか、これは通告で派閥以外の方も成林市に出席の意思があるかどうか確認して、その名前を示してくださいと通告していますが、いかがですか。官房長官。
37:56
今のお尋ねにつきましては、官房長官としては確認する立場にないものと認識をしております。なお政治倫理審査会を含めて、国会における審議のあり方については、国会においてお決めいただくことであるというふうに認識をしております。
38:15
だって幹事長が約束したんでしょ。世の中に対して51人聞くって。(流れてる)ぐずぐずしてるからいろんなものが進まないんですよ。実際、お手元の配付資料の、この自民党の聞き取り調査の報告書の、お手元資料の5ページ目ですが、これは派閥幹部以外の方々がこの聞き取り調査で派閥の執行部についてというところで、いろんなことを言っています。例えば、派閥の上に立つ人間が責任を取らないといけないと思うとかですね。組織としてのけいずめをつけなきゃいけないとかですね。幹部の先生方に聞き取りを感じているとかですね。まあ、恨みつらみ、そっと書かれているわけですよ。この派閥幹部以外の方々の意見というのは、非常に重要なんじゃないですか。この方々は、実は自分は、しょうがなかったんだっていうことを、成林寺に出て話したいって方もいらっしゃるんじゃないですか。その声を握りつぶしてるんじゃないですか。これ、やはりちゃんと話していただく必要があると思いますけども。今日参議院では、おそらくもうやってると思いますが、参議院の32人について、参議院側では成林寺の申立て、野党側だけでできるので行っているというふうに伺っておりますけども、ぜひですね、衆議院側も、この51人全員にちゃんと聞いて、成林寺に来たいという方は来ていただくという必要があると思いますが、例えばですね、派閥幹部以外の方で、宮沢宏幸議員、昨年の12月13日に、派閥から「しゃべるな、しゃべるな、これですよ」と言って報道されていた方ですけども、宮沢宏幸議員は、「だから早く説明して身の潔白を証明したい。多くの議員がそう思っていると思います」と、こう言っているんですよ。自分だけじゃなくて。多くの議員が、「身の潔白を証明したい」と言っているんですよ。少なくとも、宮沢宏幸議員だとか、この多くの議員が誰かわかりませんけども、成林寺に出席する意思があるか、ちゃんと聞くべきじゃないですか。
40:23
俺、通告していますけど、いかがですか。幹部長官。
40:31
政治倫理審査会を含めて、国会における審議のあり方については、国会においてお決めいただくことであると認識をしております。また、幹部長官として、ここの議員に出席の意思を確認する立場にはないものと認識をしております。いずれにいたしましても、一般論として申し上げますと、それぞれの政治家が、必要に応じて適切に説明責任を果たすことが重要だというふうに考えております。
40:57
それぞれの政治家が説明責任を果たしたいと思っている議員がいるかもしれないのに、そもそも成林寺に出たいかどうかを聞いていない可能性が高いじゃないですか。今までのところ。これ、弁明でき る場として成林寺に設置されているわけですから、これは、この各議員、成林寺に出て説明したいという各議員の、ある意味、権利を邪魔している状態になっているんじゃないですか。口封じしているんじゃないですか、党として、組織的な。これはまずいですよ。さらに、この自民党の聞き取り調査の報告書について伺いたいと思いますが、総務大臣にお越しいただいておりますけれども、資料の8ページ目ごらんください。この報告書によれば、議員自らが、幹部勤党、この表現もいかがなものかと思いますが、引用するのでそのまま言いますが、幹部勤党を認識していた、こういう方が32人いて、収支報告書に幹部勤党の記載がないことを認識していた、と述べた方が議員本人ですよ、11人いると。さらに言うと、資料の次のページ、9ページ目ですが、幹部勤党を管理していた主体が議員本人であるものが12名いると。この11名プラス12名というのは、議員本人の政治資金規正法違反が、これ可能性高いんじゃないですか。これは所感する松本総務大臣に伺いますが、一般論で結構ですが、国会議員が収支報告書の不記載を認識していた場合、また、キックバックやプールした金を議員本人が管理していた場合は、議員本人の政治資金規正法違反になるんじゃないですか。
42:49
委員もご案内のとおり、政治資金規正法においては、政治団体の会計責任者が、毎年12月31日現在で政治団体に係るその年の全ての収入等を記載した収支報告書を作成し、都道府県の選挙管理委員会または総務大臣に提出することが定められておりまして、この収支報告書に記載すべき事項、故意または重大な過失により記載しなかったもの、または虚偽の金融をしたものについては、5年以下の禁錮または100万円以下の罰金に所するものへの定めが、政治資金規正法第25条に置かれていることもご承知のとおりかというふうに思います。その上で、総務省として事実を認定して、具体的な事実関係を承知する立場にはございませんので、今、委員がおっしゃったご指摘を認定する立場にはございませんが、政治資金規正法においては、収支報告書に虚偽の金融などが行われる刑に処された場合において、政治団体の代表者が当該政治団体の会計責任者の専任及び監督の両方について相当の治癒を怠ったときは、50万円以下の罰金に所する旨の定めがあると承知をしております。
44:11
今の総務大臣の答弁は、やはり政治資金規正法違反の疑いがかなりあるという答弁ですよね。確かに認定するのは総務大臣の仕事じゃありません。その仕事は法務大臣お伺いしますけれども、この重なりがあるかもしれませんが、23人、東京知見は事情聴取したんですか?立憲したんですか? 立憲していないとすれば立憲すべきじゃないですか? しないとすればなんで立憲しないんですか?
44:40
これ、個別事案に関わる捜査機関の活動内容でございますので、法務大臣としてのお答えは差し控えますが、あくまで一般論として申し上げれば、検察当局、これ、厳正公平、不変不当旨として、個々の事案の真相を明らかにするために必要な事項について捜査を尽くした上で、法と証拠に基づいて刑事事件として取り上げるべきものは取り上げる、適切に対処しているものと承知しております。
45:12
やっぱり、二階の法務大臣が答弁しても信用できないんですよね。国税庁次長をお越しいただいておりますけども、この議員本人が不記載を認識していたケース、あるいは議員本人が裏金を管理していたケース、23名、重複あり得ますけども、これは政治団体の金じゃなくて、議員本人の金なわけですよ。その場合、その年に使い切っていなければ、これは雑誌所得になりますよね。全部申告する必要があるんじゃないですか。
45:53
お答え申し上げます。個別にわたる事柄につきましては、お答えは差し控えさせていただきますが、お尋ねにつきましては、個別の事実関係を精査する必要があるということで、まず一般論として申し上げますと、政治資金の持続販達に当たりましては、収支保護基準の記載状況のほか、その資金が誰によって自治的に管理しようされていたのかなど、様々な状況を総合的に精査する必要があるということでございます。事例に対しましても、政治資金の課税関係につきましては、個々の実態に応じまして法令等に基づき、適正に取り扱うこととしております。
46:29
これの税務調査をやらないと、確定申告をやる気しないですよ、国民は。財務大臣、この資料9というのを、同じページの下の方をご覧ください。この冠婦金等の使用の有無というのに対して、使用していなかったという方が31名いるんですよ。さっきの23人、つまり議員本人が不記載を認識していた、あるいは議員本人が裏金を管理していた方であって、この冠婦金等を使用していなかった方というのは、これもう脱税成立しちゃっているんじゃないですか。しかもこれは、自民党として一人一人聞き取りをしているわけですから、この23名と31人がどう重なっているか、全部わかっているはずですよ、自民党は。これ、重なっている方がいるんじゃないですか。つまり、不記載を議員本人が知っていた、あるいは議員本人が裏金を管理していた人で、使用しきっていなかったという方が、具体名としてわかっているんじゃないですか。調査チームに確認の上、お答えください。これ通告しています。
47:41
後藤先生でお尋ねの件につきましては、財務大臣としては、党の聞き取り調査の内容についてお答えする立場にはなく、また、調査を行った各議員に確認する立場にもありませんので、お答えができないということを、ご理解をいただければと思います。
48:03
あの、藩士官房長官に伺いますが、これ一人一人、この自民党の聞き取り調査をやったわけですから、そのアンケート、聞き取り結果を足し上げたのが、さっきの11とか12とか、31名という数字ですから、重なりが誰であるか自民党はわかっているわけですよ。これ、自民党として、実名を上げるべきじゃないですか。
48:26
これがオープンな場で言えないんだとしたら、少なくとも国勢に、あるいは東京知見に、その名前を伝えるべきじゃないですか、証拠とともに。官房長官。
48:41
お尋ねについては、官房長官として確認する立場にないものと認識をしております。今回の報告書でございますが、第三者である弁護士の方々が取りまとめたものでありまして、何をどこまで記述するのかについても、申し上げる立場にはないものと認識をしております。
49:05
そもそもこの報告書が、議員の名前が匿名になっているところが、隠ぺいなんですよね、党として。ぜひ、これは委員長にお願いしたいと思いますが、この自民党の聞き取り調 査結果の、全ての記載議員82人への前提となった聞き取り調査結果そのもの、この取りまとめ結果じゃなくて、一人一人の議員に聞き取った元々の原票的なものを、これをこの委員会に提出していただくようお願いします。理事会で協議いたします。
49:36
あともう一つ、この報告書が隠ぺいしているのは、政策活動費なんですよ。政策活動費、これだけ問題になっているのに、一言も触れていないんですよ。この、キックバックだとかプールしたお金、まあ、カンプ金等なんて言葉で言っていますけれども、これを政策活動費だと認識していた場合には、政治資金じゃなくて、これ雑収入となりますから、使い残していたら、これは脱税になりますよね。池田義隆議員は、まさにこのケースで、政策活動費と認識して、使い残して繰り越していた。つまり、もう脱税の構成をほぼ満たしている疑いが強いですよね。逆に言うと、同じように、この池田議員と同じように、このキックバックやプールしていた裏金を、政策活動費として認識していた議員はいなか ったんですかね。この報告書を見ても、政策活動費全く売れていませんから、よくわかんないんですけど、この聞き取り調査では、政策活動費ということについて聞いたんでしょうか。党として認識しているんでしょうか。
50:36
この聞き取り調査をした方に伺った上で答えていただけますか。官房長官。
50:45
お尋ねにつきましては、官房長官として確認する立場にないものと認識をしております。その上で今回の報告書は、第三者である弁護士の方々が取りまとめたものでございまして、何をどこまで記述するのかについても、申し上げる立場にないものと認識をしております。
51:06
これら全部、やはりこの場に出てきていただいて、説明いただかなきゃいけないですよね。この政策活動費に触れると、脱税の話と直結してから、これについてやめとこうみたいな判断をしたんじゃないんですか。つまり、この報告書って、第三者性が全然ないんですよ。この資料の2ページ目をご覧ください。この資料の2ページ目は、日弁連のこういった企業が不祥事を起こした場合の第三者委員会のガイドラインというのがあって、詳細は飛ばしますけれども、大きく分けると2つタイプがあって、内部調査委員会。他の弁護士なんかに入ってもらって内部調査をするケースと、あとは外の人だけにやってもらう第三者委員会のケース。この2つがあるんですね。今回自民党がやったのは、まさに内部調査委員会に過ぎないわけですけれども、その2ページ目の下の方をご覧ください。マスコミ等を通じて不祥事が大々的に報じられたり、ブランドイメージが低下し良い人材を再生できなくなったり、うんぬんと、具体的なダメージが生じてしまった企業等では、第三者委員会を設けることが不可避となりつつあると。こうなっているじゃないですか。