1:05
ただいまから総務委員会を開会いたします。議事に先立ち、一言申し上げます。この度の令和6年野田半島地震により、甚大な被害がもたらされ、多くの尊い命が失われましたことは、誠に痛感の念に絶えません。
1:31
犠牲者のご遺族に対し、哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に対しましては、心からお見舞いを申し上げます。また、消防職員、消防団員をはじめとする救助活動等の尽力に対しても敬意を表します。
1:51
ここに亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、謹んで黙祷を捧げたいと存じます。どうぞご起立をお願いいたします。目等を終わります。ご着席ください。はい。
2:34
委員の異動についてご報告をいたします。昨日までに竹爪ひとしさん、杉義久美さん、浅尾圭一郎さん、長谷川秀春さん及び吉川沙織さんが委員を辞任され、
2:51
その補欠として、羽賀道也さん、堀井岩尾さん、藤井和弘さん、岩本強人さん及び村田京子さんが選任されました。理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴 い、現在理事が3名決院となっておりますので、その補欠選任を行いたいと思います。
3:19
理事の選任につきましては、選例により委員長の指名にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。それでは、理事に井上芳幸さん、岩本強人さん及び藤井和弘さんを指名いたします。国勢調査に関する件についてお諮りいたします。
3:44
本委員会は、今期国会におきましても、行政制度、地方行財政、選挙、消防、情報通信及び郵政事業等に関する調査を行いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認め、作業を決定いたします。
4:04
この際、松本総務大臣及び西田総務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
4:17
はい。総務大臣を改めて拝命いたしました松本滝役でございます。まず一言申し上げたいと存じます。
4:28
今般、小森拓夫総務大臣政務官が政治の信頼に係る問題で辞任する事態となったことは大変遺憾で、総務大臣として厳粛に受け止めております。事実を正確に確認しての申出でありましたが、予算審議をお願いする通常国会が始まり、開会中にこのような事態となりまして、委員長をはじめ、理事及び委員の皆様方に大変ご迷惑、ご心配をおかけし、心からお詫びを申し上げます。
4:58
改めまして、総務大臣就任をさせていただきましたが、今、委員長からもお話がございましたように、元旦には、農都半島において地震が発生をいたしました。亡くなられた方、ご遺族に哀悼の誠をさせられるとともに、被災者の皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。総務省としても、被災地・被災者支援に全力を挙げて取り組んでまいりたいと思っております。
5:26
総務行政は大変大切でございまして、総務省としてしっかり推進をしてまいりたいと、また、大臣として微力でございますが、全力で取り組んでまいります。委員長はじめ、理事、委員各位のご指導、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
5:53
この度、総務大臣専務官を拝命させていただきました、農都半島選出の西田昌司でございます。皆様方の格段のご指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
6:14
地方税法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官田辺康彦さんほか7名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、作用を決定いたします。地方税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
6:43
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。松本総務大臣。
6:48
地方税法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要をご説明申し上げます。
6:59
令和6年の野田半島地震災害の被災者の負担の軽減を図るため、令和6年野田半島地震災害により住宅や家財等の資産について損失が生じたときは、令和5年分の所得に係る令和6年度分の個人住民税において、その損失の金額を雑存控除の適用対象とすることができる特例を設けることとしております。以上がこの法律案の提案理由及び内容の概要でございます。
7:28
本日ご審議の上、速やかにご賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。以上で趣旨説明の聴取は終わりました。ありがとうございました。答弁者が着席してくると、局長がお座りになると、答弁者が着席をしていただいて、ちょっとお願いします。これ大丈夫ですね。はい。はい。これより質疑に入ります。質疑のある方は順次ご発言願います。
8:19
立憲民主社民の野田邦吉でございます。どうぞよろしくお願いいたします。ただいま、目通もありましたが、元日の野党反党大震災、安否不明の方を含めると250名の方々が亡くなられたということでございまして、私からも心からお悔やみを申し上げたいと思うところでございます。そして、多くの被災者に心からお見舞いをまず申し上げたいと思うところでございます。今回の法案は、野党反党地震税制臨時特例の地方税番でございます。今般の災害により住宅や火災等の試算について損失が生じたとき、本人の選択によりその損失の金額を2024年度分個人住民税の雑損控除の適用対象とするものであり、被災者支援負担軽減の立場から我々立憲民主党は賛成することといたしました。いよいよ確定申告が16日から始まっております。そして10月からはインボイスが始ま っているということでございまして、こういう中にあって裏金問題、本当にですね、国民は税金一揆でも起こそうか、そういう状況になっていると私は思っているところでございます。そういう中にあって、私は先の委員会で鈴木前大臣にも裏金はありませんかとお尋ねをしたところであります。しかしながらないというようなご答弁もあったと記憶しているところでございまして、本当にですね、何でそんな嘘を言わなくちゃいけないのかと、そのように思っているところであります。そこで小森前総務政務官の辞任について、この辞任に至った理由、タイミング等についてですね、松本大臣はどのようにお考えになっているのかお聞きしたいと思います。
11:15
はい。小森総務大臣、前総務大臣政務官の辞任についてのことでございますが、小森前政務官によりますと、政治資金のことに関して、資金の移動でありますので、資金の両側の確認をということで、政和政策研究会との間で十分な確認がなされて、収支報告書の訂正のタイミングで責任を取ることをお考えになっていたというふうにお聞きをしているところでございます。寄附の受入れの記載が確認をされたことを受けて、小森前政務官から私に収支報告書を訂正することになったとの報告があり、1月31日に政務官の職を辞する旨、申し出があり辞することとなったものと承知をしております。
12:10
はい。この相次ぐ総務省3役の問題でございますけれども、公職選挙法では国の公共事業を受け寄っている事業者が国政選挙に関して寄附をすることを禁じているところであります。ところが報道によりますと、小森前総務大臣政務官は、それから西田総務大臣政務官、衆議院選挙が行われた3年前、2021年10月に国の公共工事を受注していた建設会社から寄附を受けたとされているところであります。この点について法律には抵触しないのでしょうか。相次ぐ総務省3役の交代や政治資金絡みの問題が多いと思いますけれども、総務行政の影響は大丈夫なんでしょうか。大臣どのように思いでしょうか。
13:07
はい。御指摘の点につきましても、それぞれ政党支部の政党活動の支援としての寄附で、法に抵触するのではないという説明があったというふうにお聞きをしております。その上で、西田大臣政務官におかれては懸念を招くことになるのは本意ではないため、同意で検知から返金をしたというふうに承知をしているところでございます。今、総務行政の影響ということでございましたが、公職選挙法、政治資金規正法は遵守をし、政治資金の透明性を確保するなどを通して、政治への信頼を確保することが趣旨であることに鑑みれば、私どもも改めて法の遵守をしっかりとしていかなければならない。残念ながら、現在の状況は大変遺憾な状況だと申し上げなければならないと思っております。私どもとしても政治への信頼を回復すべく必要な対応はしっかりしていかなければいけないと考えておるところでございますが、総務省は所管が大変広く、国の根幹となる重要な省庁でございますので、総務行政の推進にあたって政務三役の交代もございましたが、行政の一貫性、継続性が保たれるように留意をして推進してまいりたいと思っております。福田国務大臣 建設会社とか土木業者からの寄付というのは非常に今、裏金問題になっておりますけれども、このところも非常に私は重要なことだと思いますので、しっかりと気をつけてやっていただきたいと思います。それから松本大臣の政治資金パーティーですね、資料を委員の皆様方にもお配りしておりますが、この6番、7番ですね、600万、それから400万とのパーティーされておりますけれども、これはですね、大臣に就任されてからされたんだと私は思っております。これ大臣規範、これもですね、鈴木大臣にも言ったんですね、前大臣にも、非常にこういうことが、特に岸田総理自身がパーティーをずっと何回も繰り返しておやりになっているというような状況でありましたので、大臣規範あるでしょうと、だから鈴木大臣もそういうことがないようにお願いしておきますよと言っておったんですが、松本大臣の方もですね、4年度の報告書を見ますと、2回ほど大臣就任中、おやりになっているようでございますけれども、このことをですね、大臣規範と全く無視しておやりになっているんでしょうか、そのあたりのところをお答えいただきたいと思います。
16:09
はい。大臣規範におきまして、パーティーで国民の疑念を招きかねないような大規模なものの開催は自粛するとなっていることは、大臣に就任をしております中でしっかりと理解をし、この趣旨を踏まえて政治活動も進めてきておりまして、大臣規範はしっかりと私どもとしても大臣規範に則って活動してまいりたいと思っております。その上で活動を適正に政治資金規正法に基づいて報告をするということで、ご報告をさせていただいております。
16:50
この大臣規範ですね、本当に何かあってないようなものであると思っております。おそらく多くの国民もですね、この辺りのところから非常に政治とお金の問題ですね、不信感を持っているんじゃないのかな。当然大臣あるいは総理大臣になれば、いろいろな利益関係というかですね、そういうものが生じるわけでございますんで、私は本当にもう大臣とか総理になったら、そういったパーティー関係はもうしないというぐらいのですね、けじめというか不倫さというか、そういうものが私は、おそらく多くの国民はですね、求めておられると思 いますので、ぜひともですね、その辺りのところ、よろしくお願いをしたいと思います。このことを強く要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
18:49
日本維新の会教育無償化を実現する会の高木香織です。冒頭、年始に発生いたしました、野党反党地震でお亡くなりになられました方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。本日は、野党反党地震災害の被災者に係る是正上の特別措置に関する審議ということで、時間も限られておりますので、早速質問に 入りたいと思います。まず、発災してからの公的機関からの情報提供に関して伺います。日本国内に滞在する外国人の方が、災害発生時に迅速な避難行動が取れるように、必要な情報を容易に入手できることは重要だと考えています。今回は1月1日元旦ということで、観光客の方々が大変多かったということも混乱を招いたところかと思います。外国人の方々に対して、日本語に限らない情報発信等の取組、どう行ってきたのでしょうか。以上。
19:57
外国人の方が災害発生時に迅速な避難行動に必要な情報を容易に入手できるようにすることは大変重要と考えております。そのため、多言語による情報発信について、これまで外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策に基づき、関係省庁で連携して取組を進めてまいりました。具体的には、消防庁及び気象庁において、避難情報や防災気象情報に関する言語を、15言 語で翻訳した多言語辞書を作成してきたところであり、今回の発災時には、これを活用して、本日、外国人・旅行者等を対象に緊急地震速報や津波警報の情報を発信する観光庁監修のアプリ「セーフティティップス」によりプッシュ型で情報発信したほか、気象庁のホームページにおいても防災気象情報を多言語で発信しました。今後とも、防災気象情報が外国人の方々に行き届くよう、関係省庁と連携してしっかり取り組んでまいります。
21:08
ぜひプッシュ型でお願いをしたいと思います。大変、情報を見たいという方々も探すのが大変だったというような、そういったことによって混乱が蔓延する、そういった状況があったかと思います。ぜひよろしくお願いしたいと思います。続きまして、今般のこの野党半島地震の被災地、やはりこの生活インフラの復旧ですとか、被災された方の支援、これ徐々に進みつつあるもののですね、やはりこの情報インフラ、これ必ずしも万全ではない状況が続いているかと思います。このような野党半島の被災状況下では、この一般的な法改正の周知と比べて様々な制約が想定されると思います。この多くの被災者の方々に、今回の法改正におきましてもですね、今般の雑草控除の特例、これをしっかりと周知するためには、この先の衆議院の質疑の中でも、例えばリーフレットを提供して丁寧な周知を行う、そういった答弁もあったかと思いますけれども、これ引き続き実効性のある周知、それからその後の体制整備、やっていただかなくてはいけませんが、それにプラスアルファして何かありましたら、ご答弁をお願いします。以上です。
22:18
お答えします。今般の特例措置につきましては、2月2日の閣議決定後、速やかに全地方団体に対してリフレットを提供するとともに、納税義務者の方に丁寧な周知広報を行うように要請しております。今後も国税庁や閣議決定団体と連携しながら、個別相談や説明会の開催も含め、しっか りと周知を図ってまいります。また、今般の特例措置が円滑に活用されるために、国税庁において雑損、控除等に係る損失額の合理的な計算方法や、確定申告を簡単に作成することができるツールが用意されていると承知しておりますので、総務省としても国税庁と連携しながら、被災者の方の相談に丁寧に対応するよう、地方団体に対してしっかりと要請してまいります。
23:10
はい、ぜひお願いをしたいと思います。せっかく法改正をしても、これが周知徹底できなければ意味がないと思います。それからまた、特に雑損控除の適用というのは、例えば資産の要件の確認ですとか、必要となる書類の準備とか、これ結構ハードルも多くあると思うんですね。特にこれ今、震災という中で、地震によって必要な書類が紛失しているとか、準備ができないという方も多くいらっしゃると思います。また、このサラリーマンの方々は、給与所得者ということで、毎月の給与から転引されているので、確定申告に慣れておられないという方もいらっしゃいますので、ぜひこういったところは、できるだけ手続を簡素化する。それから、税理士の方々の協力を求めるですとか、申請のサポートを行う体制をしっかりとやっていただきたいと思います。さて、もう少しですね、震災から2ヶ月がたとうというところまで来ております。この報道ではボランティアが不足しているということも言われております。これによって、またいろいろ懸念点、たくさん出てきているかと思います。復旧の人手不足ですとか、インフラの復旧作業の長期化ですとか、さまざまな問題が出てきていますけれども、大臣に伺いたいんですが、やはり今後の決意を含めて、これから政府として、これらの現状に対してどういうふうに対応していくのか、ぜひともご答弁いただきたいと思います。
24:40
はい。総務省としましては、発災直後に直ちに対策本部を設置しまして、現地のニーズをしっかりと伺い、把握をしながら対応に当たってきたところでございます。総務省として、発災直後から応援職員を派遣をして、さまざま現地の行政の支援をさせていただいてきているところでございますが、フェーズが進んでい くにしたがってということで、今後は復旧・復興に向けて、技術職員を含む中長期の職員派遣というのも、速やかに実施できるように調整を行っているところでございます。今、委員から御指摘もございましたが、今回の大戸半島地震、地理的特性や諸条件もありまして、支援をされる方々にとっても大変厳しい条件・環境がある。ボランティアの方々の御参加につきましても、交通の問題であるとか、拠点の問題であるとか、受入れ体制とか、さまざまな点をそれぞれ課題を克服できるように、現地のニーズを私どもも伺ってまいっているところでございますが、今回支援者の方々への支援も大変大切だということで、西川県の知事からも御要望・御相談もありまして、応援職員、インフラ復旧工事事業者など宿泊場所の確保に、西川県が一元的にこれを進めた場合にその負担する経費について、特別交付税により措置することといたしました。西川県におかれては、この措置を活用して、野戸空港に宿泊拠点を整備し、応援職員、ボランティア、NPOの方々、医療復出スタッフなどの方にも利用をいただくというふうにお聞きをしております。復旧・復興につきましては、通信・放送インフラなど官民連携をしていかなければいかない課題もございまして、これからも被災者の皆様にも安心して前を向いていただけるようにニーズをしっかり把握をし、必要な対応を進めていき、被災地死体との連携も深めて、復旧・復興に全力を尽くしたい と考えております。
27:01
大臣、今、復興に向けてということで御答弁も詳しくいただいたかと思います。1つ質問を飛ばさせていただいて、最後の質問に入りたいと思いますけれども、やはり多数の中小零細企業が各地域にあるわけですね。復興災害時、災害の復興時に多くの公共共事も必要になってくるかと思います。そういった発注に対しても、やはりこれ地方経済の活性化のためにも、地域の中小零細企業の受注割合、これ一定程度確保するなどの措置で受注割合を増やしていくと、こういった方針も取り入れていくことを検討していただけないかと思います。そういった例が過去あるのかも含めて、政府の見解を伺いたいと思います。
27:56
お答えいたします。御指摘いただいたとおり、災害時に公共公事を含む勧告寿の発注を通じまして、被災地域の中小企業、小規模事業者の復旧復興を後押しするのは極めて重要と考えてございます。災害時における勧告寿の発注につきましては、政府が毎年度閣議決定をしております中小企業者に対する国等の契約の基本方針の中に位置づけをしております。災害時のみを対象にした中小企業、小規模事業者向け契約目標を設定することはいたしてはございませんけれども、被災地域の中小企業の早期の復旧復興を支援するための配慮を項目として盛り込み、各府省に通知共有しておるところでございます。また、地方自治体につきましても、観光受報に基づきまして、国の政策に順次必要な施策を講ずるよう努める旨が定められておりますことから、関係省庁とも連携いたしまして、地方自治体に対し基本方針に順次して取組を行われるよう、基本方針の策定時に各都道府県知事に対し通知を行っているところでございます。今般の令和6年の都半島地震に際しましては、この基本方針の措置事項を踏まえまして、復旧復興に伴う工事等の発注において、被災地域の中小企業が受注機会を増やせるよう、緊急性・迅速性が損なわれないよう配慮しつつ、地域要件の設定や地域への精通度等を適切に評価することに努める旨などにつきまして、経済産業省から各府省及び各都道府県知事に対し配慮要請を行っているところでございます。引き続き、国地方自治体等の勧告時において、被災地域の復興、経済の活性化へ適切な措置が講じられるよう働きかけてまいる所存でございます。田口さん、おまとめください。はい、ぜひご検討いただいて、そのように取り組んでいただきたいと思います。時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
30:17
国民民主党新緑会の萩道谷です。質問に当たり、野党反党自身によってお亡くなりになった方々の御冥福をお祈りし、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、被災者支援につながる法律法案については、1日も早く成立させなければならないということで、我が会派も速やかな審議、そして賛成をさせていただきます。ただ、1つですね、まず第1問は、まだまだ足りないのではないかという観点から質問をさせていただきます。野党反党自身を受けて行われる地方税の減免の対象は、個人住民税の雑存所得、雑存控除だけです。これに対して、東日本大震災の後になされた地方税の減免は、個人住民税の雑存 控除だけではなく、被災した事業用資産の純損失の特例、個人住民税の住宅ローン控除の適用の継続、津波により被災した土地建物の固定資産税の課税免除1年間、被災住宅用地の特例、被災代替用地の特例、被災代替家屋を取得改築した場合の固定資産税都市計画税の減免、被災代替家屋を取得した場合の不動産取得税の減免、名室損壊した自動車の代替自動車を取得した場合の自動車取得税の減免、この代替自動車への平成23年度から平成25年度までの自動車税、軽自動車税の課税免除などが規定されていました。民主党政権と自民党政権の両方を経験されている松本総務大臣に伺いたいんですが、民主党政権下の東日本大震災後のこの地方税の減免免除が、免除や特例が多岐にわたるのに対して、自民公明政権の野土反当自身の特例が個人住民税の雑存控除だけなのはなぜでしょうか。お答えください。
32:16
災害への対応について全力を挙げて取り組まなければならないということは、党派を超えて皆様とも思いを一つにして進めてさせていただいていると理解をしているところでございますが、税制での対応ということで申しますと、この度は雑存控除の特例について御審議をお願いをしているところでございます。東日本大震災の際には、委員も御指摘のとおり、個人住民税の雑存控除のほかにも特例措置を講じておるところでございますが、既に措置を常設化しているものもございます。固定資産税の被災住宅用地や被災代替家屋の特例などは常設化されておりまして、納得半等地震にも適用されることとなります。また、御指摘になられた中でも常設化されていないものもございますが、これらは、例えば被災代替住宅用地に係る固定資産税の特例につきましては、被災者が被災前の居住地以外の場所に移住せざるを得ないケースが数多く想定されるなど、東日本大震災の状況に合わせて、それぞれ対応がなされたものというふうに理解をしております。その上で、地方税法において措置が講じられていない場合でございましても、きま細かく対応することができまして、各地方団体において減免措置を行うことができます。減免措置による減収については、一定の要件を満たす被災団体に対して、その全額について地方債の発行を可能とし、その管理所管金について交付税措置をすることといたしております。今回の法案は早急に特例的な対応が必要な実行としてお願いをさせていただいておりますが、これからも復旧復興に向けて、被災地被災者のお声をしっかり伺いながら対応を進めてまいりたいと考えております。長谷道也さん。 一部は市町村が判断すればできるものがあるというお答えでした。これ必要だと思うので、ぜひやりましょうという、改めて質問をさせていただきますが、確かに東日本大震災のように、役所が丸々津波で破壊されてしまったというようなことまではありませんけれども、しかし現地の被害は甚大で、各自治体や石川県庁が災害対応の各種ニーズに対応しきれていないという話も聞いています。対応がパンクしている状態、東日本大震災の時に比べても、さまざまな悪い状況が重なって、ボランティアの支援なども遅れがちという現場の大変な状況があります。例えばこんな状況の中で、来年度の固定資産税の納付書を作成して納税義務者に送ることも、被災した自治体ですべて例年通り4月、5月にできるのか非常に気になります。確かに地方税法にも各自治体の税の条例で、災害時には固定資産税を減免できるという規定があります。しかし実際に減免するには、まず建物が全壊なのか、大規模反壊なのか、反壊なのか、など役場が認定する必要があり、今市町村では税務担当の職員も含めて役場の方が総出で住宅の被害認定などに御尽力されていると思います。こんな中でですね、4月、5月の固定資産税の納付書を送付するまでに建物の被害認定ができるのでしょうか。また、固定資産税 の納付書を送れたとしても、被災された方にこの納付書が届かず、役場に送り返されてしまう恐れも十分にあります。被災された皆さんが被災前の住所にいるとは限りません。被災所に避難所にいるかもしれませんし、市人や親戚のつてをたどって、よその自治体に避難しているかもしれません。納税義務者がどこにいるかを把握して納付書を送る必要があり、これが4月、5月の納付書の発送に間に合うのでしょうか。ただでさえ大変な状況にある各自治体に更なる負担をかけるということになってしまいます。役場が多忙を極める中で固定資産税の納付を無理して発送するより、政府が来年度課税を免除すると、ズバッとした方が自治体の事務手続の負担が減って助かるのではないかと考えます。多忙を極める市町村役場の事務負担を考えた場合の地方税法上の扱い、また多忙を極める市町村役場への支援について、改めて総務大臣総務省のお考えをお聞かせいただけます。ぜひこれもやりましょうよ。
37:07
先ほどご答弁申し上げた中で補足をいたしますと、東 日本大震災のときも、いくつかの項目について減免が行われている中で、いくつかは常設化されるというふうに申し上げましたが、残る措置についても各自治体で対応するか、国税との関係のあるものもございますけれども、持っております。その上で、私も申し上げてまいりましたが、災害が発生することによって、被災自治体においては、今お話がありましたような住宅の被災状況の判定を行うなど、業務量は膨大に増えることは、私どもも強く認識をしているところでございまして、そのためにマネジメントも含め、またマンパワーという意味でも、多くの応援職員、現在のところ1200人ぐらいで理解しておりますが、に入っていただいて、しっかりと対応させていただいているところでございます。その上で、税制については、やはり公平などの観点もございますので、しっかりと要件に基づいて、課税減免等が行わなければならない中でございますので、税制の信頼を維持しつつ、被災者の支援もしっかりできるように、そしてそのための事務所に対しては、私どももしっかりと応援をしてまいりたいと考えております。
38:36
ぜひ東日本大震災でできたことが、今回できないということはないと思いますので、与党も野党もなく、法改正が必要なことは、さらに引き続き協力しますので、ぜひ実現できるものは実現していただきたいと思います。次に東日本大震災のときには、北困難地域、立ち入れない地域も出て、この固定資産については、実際に建物が残っていても使えないわけですから、この固定資産税の課税減免や課税免除や減免がありました。同じように、今回の都半島地震では、多くの漁船や漁港に被害が出ました。港が一部流棄することで陸になってしまった、漁港が使えない、この漁港に停泊していて漁船が海に出られなくなった、漁船として使えないわけですね。こうした場合は、漁に出られず漁船としての役割を果たしていないことを考えれば、漁に出られなくなった時期に応じて漁船にかかる消却資産税を減免すべきだと考えますが、東日本大震災があった菅内閣時代に副大臣もされていた松本総務大臣のお考えを伺います。お願いいたします。
39:51
消却資産に係る固定資産税についても、それぞれの状況に鑑みて、賛成力が一律しく減少したとも言ってもらえる場合などにおいては、市町村の条 例の定めるところによりまして、柔軟に現面の対応を行うことができることとなっております。この点については、東日本大震災の際でも、消却資産には移動し得るものがございまして、特定の区域を指定して一律に課税免除とする仕組みに馴染みがたいことなどから、法律による一律の課税免除の対象としなかったと承知をしております。個別の状況を踏まえた現面措置により対応されたというふうに理解をいたしているところでございます。総務省としては、1月9日付の地方団体向け通知において、被災者に対する地方税の現面措置等について適切に運営する意を周知したところでございまして、被災団体において適切な対応が取られるよう必要な助言を行ってまいりたいと思っております。濵地雅さん、おまとめください。ぜひ、現実に即した被災者に及び取った現面を、各自治体の負担なしに実現できる形を実現していただきたいと思います。まだまだお聞きしたいことがありますが、時間ですので質問を終わります。ありがとうございました。