19:15
これより会議を開きます。令和6年度一般会計予算、令和6年度特別会計予算、令和6年度政府関係機関予算、以上3案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。
19:33
この際、お諮りいたします。3案審査のため、本日、政府参考人として、内閣官房・内閣審議官林学君、内閣府政策統括官高橋健二君、内閣府政策統括官宮坂祐介君、総務省大臣官房審議官三橋和彦君、総務省自治財政局長大沢宏君、
19:58
総務省政治局長松下裕子君、外務省大臣官房参事官門脇仁一君、国税庁次長星谷和彦君、文部科学省所当中等教育局長矢野和彦君、文部科学省研究開発局長千原由悠季君、
20:16
国土交通省自治財政局長の森剛君、国土交通省大臣官房土地政策審議官永田裕人君、国土交通省都市局長天川裕文君、国土交通省水管理国土保全局長広瀬正義君、国土交通省道路局長庭勝彦君、国土交通省住宅局長石坂里志君、
20:40
外務省大臣官房報道官模木昭君、防衛省防衛政策局長加野浩二君、防衛省人事教育局長三階聡志君、防衛省統合幕僚幹部総括官田中俊則君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
21:08
おはようございます。立憲民主党無所属の蒲田でございます。まず、官房長官に伺います。今朝の報道紙面も、既に御覧になっていると思うんですけれども、自民党官僚分の納税を検討すると、脱税の批判を踏まえと、福祉財議員に対してということの見出しが踊っております。これを見て私は非常に驚きました。
21:32
つまり、脱税をお認めになるというふうに、これは読み取れるんです。岸田総理の側近の官房長官として、どのような見解をお持ちでしょうか。
21:45
突然のお尋ねでございますが、報道は承知をしております。これは、党と党の中で御議論がされておられるというような報道であったと承知しておりますが、党としての対応については、官房長官の立場でお答えすることは差し控えたいと思います。
22:09
政府の立場として、というのは、松野前官房長官と全く同じ御答弁で、そう来るんだろうなと思いましたけれども、ですが、岸田総理の側近のお立場にある官房長官です。
22:26
官房長官、これね、自民党の対象となっている負記載の議員の方々、明日から確定申告が始まるんですよ、全国民は。今日中に納税を、政府の立場として、それこそ政府の立場として納税をすべきだと、岸田総理にも進言をして、指示が出せるようにするべきじゃないですか。いかがでしょう。
22:54
先ほどお答えしたとおりでございまして、党としての対応でございますので、官房長官としての立場でお答えすることは差し控えたいと思います。
23:11
政府は、岸田総理 を先頭に、明日からの確定申告で、皆さん、公正に正しく申告をして、納税をしましょうというキャンペーンを張っていらっしゃる。なのに、政権与党の最大政党の自民党がこのざまですよ。予算委員会で連日この問題ですよ。お恥ずかしいと思いませんか。私は非常に恥ずかしい。
23:40
恥ずかしいという気持ちがちょっとでもあるならば、財務大臣、鈴木財務大臣、それこそ国民から税をお預かりして、そしてその税をどのように使っていくか、財務省のトップのお立場として、不記載に当たっている該当する議員、あるいはそのほかにもいらっしゃるでしょう。合計すると今のところでも5.8億円とも言われています。
24:05
この納税をきちんとするべきだと指示されませんか。
24:15
先ほど官房長官から答弁もあったわけでありますが、その新聞記事につ きましては私も拝見をしたところでありますが、それは党においてそういう動きがあるという報道であったと思っております。
24:30
いずれ私が財務大臣という立場で、この不記載された議員に対して納税をするようにということを私の立場で言うことはいたしませんが、党の立場を見守るということだと思います。
24:50
国民には納税を呼びかけてて、議員だって国民ですよ。私もこれから確定申告する立場なんです。みんな個人事業主ですよ。なのに、この状況を国民の皆さんが見てて、明日からの確定申告、冗談じゃない。国民の我々舐められているのかと。納税するそんな気持ちにもならなくなりますよ、これでは。
25:21
ちゃんと、教示を示して国会議員自らがエリアを正してやっていかないと、信頼回復なんて始まりませんよ、これ。ぜひ、このことは、今日冒頭に触れさせていただいたのは、それだけの重いものであるということは、発言をさせていただいて、官房長官、財務大臣にお尋ねをさせていただきました。上谷議員も引き続いていらっしゃると思います。
25:47
次なんですけれど、私、今回政治と金の問題で、不記載のキックバックの問題、連日議論されてますけれども、忘れてる人いるんじゃないかと思うんですね。池田佳孝議員です。令和3年の時には、記者大革の文部科学副大臣になさってます。
26:09
4800万円のキックバック、しかも政策秘書と共謀して1月7日に逮捕、そして12月も1月も国会に、どのくらい来てらっしゃいます。国会で仕事してないんじゃないですか。その方に12月の歳費、12月の消費、1月の歳費、支払われてますよね。財務大臣いかがでしょう。
26:38
私の歳費は支払われているものと承知をしております。
26:43
国会議員として、国会に来て国会を仕事していない人に、何で歳費、そして消費を出すんでしょうか。おかしいですよ。財務大臣としては、財務省の財務大臣としての御答弁だから、今出たってことを確認したんですよ、今。
27:08
私が申し上げたいのは、この池田義孝さんなんですけど、キックバック、いわゆる裏金と今言われてます。裏金、脱税、歳費のただ取り、3点セット、国民に対する詐欺に等しいですよ。
27:24
官房長官。これ岸田総理の側近に応募役と言われている官房長官。
27:30
承認勘問すべきだということは、再三要求されてます。
27:36
この予算委員会で承認勘問に値すると思いませんか。
27:44
今、承認勘問というお尋ねでございましたが、まさに国会でお決めいただくことであろうと考えております。
27:54
委員長、今、官房長官から国会でお決めになることということがございましたので、
28:01
これは理事会において、池田さんを承認勘問するべきだということを、理事会で御議論いただきたいと思います。理事会で協議いたします。
28:14
続きまして、文科大臣に伺います。旧豊洲協会と森山文科大臣の関係についてなんですけれども、連日、記憶にない、うすうす思い出してきた、サインしたかもしれない。
28:29
改めて伺います。今日何か思い出したことございますか。
28:43
うすうす思い出したことも、記憶にない、忘れちゃったんでしょうか。
28:53
それは西村知波議員だったと思いますが、写真を提示されましたので、そういうことがあったかもしれないと申し上げただけで、それ以上のことは詳しく覚えておりませんと、そのときにも申し上げたとおりであります。
29:13
うすうす思い出してきたという、大竹誠さん芸能人ご存知ですか。大竹誠さん、ネット上でそんな日本語ないって。
29:23
それが非常にリポストされて、今ネット上で多くの方がご覧になっています。文部科学大臣ですよ。うすうす思い出してきた、そんな日本語ないとまで批判されています。そして今日は、うすうす思い出してきた、けれども、サインしたかもしれない、けれども、やっぱり記憶はない。めちゃめちゃですね、論理破綻しています。
29:48
週刊誌が大臣のお連れ合い様に取材をされて、それが昨日のオンラインで報道されて、そして今日は媒体でも報道されるようですが、苦笑いされていますから、ご存知なんだと思うんですけれども、その中で、お連れ合い様は非常に詳細にお答えに取材になっていらっしゃいますね。本来ならば、政策協定書、サインをするなどということは、そこで経験にしてはいけないという趣旨のもとで、主人は家に帰ってきて、迂闊だったと言っていたと。大臣、家に帰って、お連れ合い様に、いや、迂闊だったんだというふうにおっしゃったんですね。
30:36
それは誤解でございまして、週刊誌がどう書いているのか、それがどこまでどう、ちゃんと事実を把握したかということになるわけでございます。個別に詳しいことまでは申し上げませんけれども、そういうようなことは、私は記憶にないけれども、
31:02
万一そういうことが、御指摘のとおりであれば、それは、まあ、軽率であったな、そういう趣旨のことを、家内と話をしたということでございます。
31:17
大臣、森山大臣、つまり、そういうことがあったんだったら、迂闊だったな、軽率だったな、ということは、事実としてあったんじゃないですか。
31:36
それはね、西村議員の方から、推薦書がある前提として、政策協定ですか、それを結んでいるはずじゃないかと言われましたので、
31:50
もし、理屈の上でそうであったのかもしれませんが、私としては、協定書に参与したということは覚えておりません、ということを、その当日にも申し上げたとおりでございまして、何も私の答えがぶれているとは思いません。
32:09
ただ、家でそういうような話をして、いずれにせよ、あなたが軽率だったんじゃないかというふうに、妻から言われたという、それだけのことでございます。
32:22
奥様、大変御経名な方で、大臣が、迂闊なことをしたことを、奥様はきちんと指摘をされて、ということじゃないですか。
32:38
ですから、これ、ずっと予算委員会でこの問題を引っ張られますよ。予算委員会でこの問題を引っ張られ続けていって、そして文科大臣は、旧統一協会に解散命令を出している責任者じゃないですか。そういう方が、そういう方が文部科学大臣として、その大臣の席に居続ける、それは許されるものではないと思いますよ。速告潔く、御自身で、自ら大臣を辞するべきだと思いますが、いかがですか。
33:18
そういうことはないということを何度も申し上げております。いえいえ、それについては、もし万一そういうことであれば、という過程の話でございます。
33:31
そして、粛々と、昨年の10月13日の解散命令請求もそうでございますし、そしてまた、昨年暮れ、御党も含めて、ほとんどの党が御賛同いただいて成立をした被害者救済法、これに則って、今、手続きを粛々と進めているところでございます。そして、今日もまたその関係の会議も行い、今後その手続きを進めていこうとしております。そして、被害者に対しての救済をしっかり取り組んでいく。文科省だけではなく、関係省庁と含んでしっかりやっていく、そういうつもりでございますので、職責をしっかりと果たしていくつもりでございます。
34:18
別に、しっかりと、そんなに強調して言わなくてもいいですよ。誰もそんな、信じていませんから、即刻やめるべきだと私は思います。
34:28
そして、この予算 委員会に大臣の統一協会との関係性が影響して、予算委員会がこういう状況が続いていくということは申し上げておきたいと思います。続いての質問に入ります。令和6年の野党地震が発生をいたしました。私、この間3回、野党半島に入りまして、各避難所を回り支援物資を届け、多くの方々からお声を聞いてまいりました。
34:53
大変不幸にあわれた方々のご冥福を祈って、そして今もなお、避難所で大変な生活を送っている方々にお見舞いを申し上げたいと思います。ですが、官房長官、失礼しました。最初に申し上げたいのは、発災からどんどん日が経っていますが、予算委員長の小野寺先生も私も宮城の人間です。小野寺委員長の地元は化石沼でした。大火災がありました。
35:21
そんな中でも、少しでも希望を見出したいのです。ちょっとでも先に希望が見出せれば、前を向いて顔を上げて、何とか歩みを進めようと思えるものなのです。ですから、今回この予算委員会の場を借りまして、初動対応から伺っていきたいと思います。まず、資料1をご覧いただきたいと思います。
35:50
発災当時、上空から被災状況調査、何時にどこから出動していますか。戦闘機、ヘリ、航空機、いろいろあると思いますけれども、お願いいたします。
36:10
お答え申し上げます。発災直後、防衛大臣から直ちに人命救助を第一義とした活動を実施すること、それから、あらゆる手段を活用した情報収集活動を実施することなどの指示を受けまして、自衛隊は自治体からの要請を待つことなく、直ちに航空機を発進させ、被害状況の把握に努めているところでございます。
36:31
具体的には、16時30分に航空自衛隊地と敷地の第2航空団のF-15戦闘機が航空偵察を開始し、順次、全国の部隊から各種航空機による情報収集を実施しております。
36:46
当日17時以降でございますが、陸上自衛隊の立川中屯地の映像 伝送機材を搭載したヘリコプターが航空偵察を実施し、この偵察で得られた被害状況や映像につきましては、防衛本省に報告されるとともに、官邸の危機管理センターにリアルタイムで共有をしているところでございます。
37:12
資料1に書いてあるとおり、今ご説明をいただいたんですけれども、今、官邸にリアルタイムで映像を共有しているというふうに最後ございました。そこで伺いたいんですけれど、官房長官、総理がリアルタイムで、いわゆるライブの映像等ですね、これで被害状況を共有開始をしたのは、何日の何時からなんでしょうか。
37:42
自衛隊警察消防のヘリからのライブ映像情報につきましては、発災約40分後から順次、官邸の危機管理センターに共有されておりました。映像につきましては、私にも共有されておりまして、適宜確認したものに加えて、他の被害情報についても、松村大臣や事務方から、総理や私に適時報告がなされたところでございます。発災当 日、私は会見、打ち合わせ等に追われておりまして、また記録もないため、具体の時間については、お答えはこんなんでございます。
38:19
すいません、文科大臣。もう大丈夫です、結構です。ご対応いただいて結構です。堀山大臣は、ご対応いただいて結構です。
38:27
はい。官房長官、今のお話ですと、官邸にある危機管理センターで、事務方がリアルタイムのライブ映像を確認し、そして集約して、情報集約して、それを官邸閣僚に報告をするということで、私がお尋ねしたのは、岸田総理、それから官房長官が、リアルタイムで、襟から栄電されてくる情報を、今ここの地域がこうなっているんだ、火事が起きているんだ、そういうことは、共有はされたのは、いつですか、ということなんですが、それは、いつなんですか、最初は。
39:10
先ほどお答えをいたしましたように、私にも映像を共有されておりまして、執務室で適宜確認したわけでございますが、この発災当日、会見や打ち合わせ等に追われておりまして、記録もないため、具体の時間についてお答えが困難であると申し上げたとおりでございます。
39:30
記録がないというのは非常に驚くんですけれど、こういう大災害のときですから、官邸において、どのような情報が入ってきて、どのような議論をして、どのような打ち合わせをして、どのような指揮系統の命令を出したかというのは、記録に残さないという、それが今ある体制なんでしょうか。それだとしたら、今後絶対に改めていただきたいです。遡れません、初動体制を。パネル1をご覧いただきたいんですが、官房長官も常に、危機管理センターに入ってきた、営電で入ってきたものを見ていたということなんですが、資料にありましたとおり、最初に視察に出たF-15戦闘機、これは地震発見ですけれども、これ東京の立川、失礼しました、千歳からなんですね、北海道の千歳、そしてその後、石川の知事からの要請があってからが、今度はまた石川からは遠いところから飛んでいます。どうしても現場に向かうまで時間がかかっています。お示ししているパネルなんですけど、資料にもありますが、この富山空港、小松空港、それから野戸空港と、この富山空港と小松空港のそばには、基地が、自衛隊の中途の基地がございます。なぜここを活用しなかったのかなという疑問が残るんですが、官房長官はそこは疑問には思われませんでしたか。防衛省から答弁でよろしいですか。はい、結構です。
41:14
お答えを申し上げます。発災直後に自衛隊の拠点をなぜ利用しなかったかというご質問でございますけれども、まず小松基地につきましては、被災地域と非常に近接しておりまして、まず隊員の安全を確認をするという、そういう作業を行っております。また小松基地の施設自体も、被害を受けておりますので、そういった形で被害の状況の確認、航空機の離発着というものができるのかと、そういったことを確認した上で運用を開始している、そういった状況でございます。
41:54
様々な状況を勘案して、この判断に至ったんだと思いますけれども、防衛大臣、この書道、失礼しました、失礼いたしました。防災担当ですか。防災担当大臣、このルートに疑問は感じられませんでした。
42:22
通告のないご質問でございますけれども、現場には私も官邸に入っておりましたので、適切な判断を自衛隊の知見の中でなさったものと思っております。
42:35
すみません、パネルにご覧ください。これは、北陸地方、石川県の地域防災計画から抜粋したものなんですけれども、平成19年からこの野党半島では、このように地震が多発しています。このような状況の中で、書道と、それからその次の段階、その次の段階ときちんと対応していかないと、どんどん人命救助も遅れるし、復旧復興も遅れていくと私は考えておりまして、これを見た上で申し上げますけれども、先ほどの自衛隊の防衛省の判断にもありましたけれども、私はこれからは、書道体制については、もう少し効率よい書道の動きというものを検討していただきたいと思っています。このパネル2に基づいて、このくらいにあるところでなんですが、4番目の質問に移ります。私、被災地に行って、仮設トイレがまずない、それから仮設トイレは設置されているんだけれども、軒並み使用禁止という張り紙が張られてあって、バキュ ームが追いついていない。防災大臣は現場にはもちろん入られていますよね。そういう現場はご覧になりました。
43:59
施設を回りまして、避難所を回りまして、仮設トイレの設置等も確認をしております。
44:08
トイレがあるけど使えないとか、トイレが届かないとか、もうやめましょうよ。私は今日提案したいんです。官房長官どうぞ、ご退席いただいて結構です。ありがとうございました。どうぞ官房長官退席ください。
44:26
47都道府県に漏れることなく、仮設トイレを最低10基、あるいは人口や面積に応じて計算をして、仮設トイレを全て備えておくように。私は本当は基礎自治体にも全て備えておくべきだと思うんですが、いかがでしょうか。これ提案です。
45:00
お答えをいたします。避難所におけるトイレの確保は、衛生環境を維持し、健康被害を防ぐ観点から極めて重要な課題であると認識しております。内閣府では、避難所におけるトイレ確保のためのガイドラインを作成し、自治体に周知しており、平時から仮設トイレを確保するほか、携帯トイレの備蓄やマンホールトイレの整備などを促しているところでございます。今般の地震におきましては、広域にわたって断水が発生していることから、仮設トイレや携帯トイレをプッシュ型で支援するとともに、全国の関係団体と連携してバキューム化を派遣し、支入処理を行っているところでございます。今後とも、衛生的かつ十分な数のトイレを確保できるよう、万全を期してまいりたいと考えております。((( 質疑時間終わりましたので、最後にパネル2枚だけ ご紹介して終わりにします。これは、石川県で地域防災計画、それから北陸地方整備局でちゃんと統計データを取っているものです。この液状化について、これだけ北陸、新潟、富山、石川、危険な地域だということはちゃんとデータで残っています。ですので、この液状化に対する調査、研究、そして今これから石川県で家を再建しようとする人たちにとっては、この液状化が発生している以上、ちょっとやそっとの修復で家を再建しても、また何度でも起きるんですよ。ですので、これはきちんと、今予備費で出ていますけれども、予備費だけじゃなく補正も組んで、この野党自身に対しての液状化の対策をとって、住宅を再建する、あるいは観光地として再建できるように、政府として取り組みをしていただきたいと思います。それを申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。
46:50
以上にて、蒲田さんの質疑は終了いたしました。次に、梅谷守君。
46:57
立憲民主党無所属の 梅谷守です。よろしくお願いいたします。まずは、質問の通告の順番を大幅に変更させていただき、政令審についてお尋ねをさせていただきます。よろしいでしょうか。昨晩のニュースによれば、総理もいよいよ、私たち野党の強いプレッシャー、すなわち大きな大きな国民世論、今の汚れた政治を何とか変えてほしい、そのためには実態解明が何よりかけつだ。そういう強い思いがあって、総理もこの政令審の開催を調整するよう、党幹部に指示したとの報道がありました。長官、この話は、総理から聞いておられますか。聞いておられるなら、事実関係をお答えいただけますか。
47:58
私、政府の立場で総理を放査するということでございますので、今のお尋ねの件については、承知をしておりません。
48:09
では、改めて、事実関係、内容についてお話しいただいてもよろしいでしょうか。
48:23
失礼しました。報道では、既に明日、与野党協議とまで言われております。報道では。長官はこの後、定例会見に臨まれますよね。スポークスマンかつ、総理の女房役である長官、ぜひ連携の密にしていただきたいと思います。配付資料の静岡新聞をご覧ください。この見出しですけれども、パーティ収入裏金かか。記事にはこうあります。割当を超えるパーティー券を配買した若手議員に対し、資金を還元していたことがわかった。関係者はパーティー券のキックバックは慣例としている。この見出しだけ見れば、最近の記事のように感じるでしょうが、 そうではありません。この日付を見れば、これは2005年3月、19年前の地方紙の記事です。2005年といえば、郵政解散になった年。解散は8月ですでに政局は相当緊迫していました。その煽りでこの問題もはっきり決着しなかったと聞いております。つまり、この問題は派閥幹部が、きのう今日始めたことでなく、ましてや3年5年の間でなく、20年以上続いている疑いが極めて強いと言わざるを得ないんです。当時、政和会の会長は森本総理、その前の会長は小泉元総理です。岸田総理は繰り返し、必要であれば更なる対応を判断すると繰り返されてこられました。実態解明のためには、きのう本庄議員が要請した、森元総理はもとより、小泉元総理の成林審への出席が必要と私は確信し、考えます。長官、成林審に小泉元総理も呼んでください。本日は総理がおられませんので、総理とよく御調整をいただき、党内をおまとめいただけないでしょうか。いかがでしょうか。
50:16
政治倫理審査会を含め、国会における審議のあり方については、国会において決めいただくことであると認識をしております。その上で一般論として申し上げれば、それぞれの政治家が必要に応じて適切に説明責任を果たす。これが重要だと考えております。
50:37
昨日来、国会で決めることだという答弁が続いていますけれども、私それは違うと思っているんですよ。なぜならば、抵抗しているのは自民党だけなんですよ。総理も党としての全体像の把握、説明責任を果たすことが大事だと繰り返しおっしゃっているじゃないですか。その言葉通りに自民党が行動するように支持するだけの話じゃないですか。その意味で、ぜひ今後そういう答弁ではなくて、やるかやらないかの判断だと思いますので、総理とぜひこの点また打ち合わせをしっかりしていただきたいと思います。続きまして、旧統一協会問題についてお尋ねをさせていただきます。まず、きょう発売の週刊文書の記事の中で、こうありました。森山大臣のご夫人はこうおっしゃっています。政策協定に署名したのはなぜと問われ、迂闊だったと。主人は言っていますけどね。よもやその場でサインするなんて。大臣、政策協定を結んだことは迂闊だった。こうおっしゃられたということでよいんですね。
51:47
つい先ほどもご答弁申し上げたとおりでございますが、別にそこでサインをしたということを、かないと話をしたわけではありません。記憶にないということを言った上で、先週の西村先生からのご指摘で、推薦書があるとすると、政策協定署にサインをしたんじゃないかと問われましたので、よく覚えていませんと申し上げました。そういうことについて妻と話をして、仮初めにもそういうようなことを、記憶にはないんですけれども、サインをしたとしたら、それは軽率であったなという話をして、その部分が週刊誌の記事に出たということではないかと思います。いずれにせよ、政策協定署にサインをしたということについては、全然覚えておりません。
52:42
大臣、記憶にございませんと言ったけれども、それが定かでないという答弁でしたけれども、資料をご覧いただきたいんですが、私、答弁、この間全て確認させていただきました。この間の予算委員会で69回、記憶にないなどの答弁がカウントされました。記憶に ないという趣旨のご答弁されています。記憶にないというのが、はっきりおっしゃっているのが最も多くて31回。これは先ほど記憶にないとおっしゃいましたから、もしかしたら32かもしれませんけれども、先ほどのご答弁で覚えていない、覚えがないが20回などなど、ことごとく認めないが断定もされない。逃げの答弁としてはさすがと申し上げるべきかもしれませんが、これを見せられる国民はどんな思いで抱かれると思いますか。
53:35
国民の皆様がどう思われるか、私が判断できませんですけれども、覚えていないものは覚えていません。そしてそれに対して、それをどうやって証明するんだ、どうやってその、サインをしていないというふうに言えるのか、というようなことを今までやりとりをしてきたわけでございますので、私としては覚えておりません。としか答えようがないということでございます。
54:05
昨日も本庄議員からありましたけれども、交わしたとされる、覚えていらっしゃらないと言いますけれども、写真では残っているわけでして、推薦確認書にはこう書かれています。平和大使協議会に入会すると書いてあるんですよ。配付資料をごらんください。これ平和大使任命状、これ大臣御存じですか。そしてこれはサンプルなんですが、平和大使の任命状なんですね。お尋ねします。大臣は平和大使ですか。
54:44
繰り返しになりますけれども、確認協定ですか、これに参与した覚えもございませんし、そしてまたこの平和大使任命状というのも頂戴した覚えはございません。見た覚えも多分ありません。
55:02
写真をごらんください。これ週刊誌に載っていた写真を拡大したものなんですけれども、UPF兵庫県平和大使協議会総会、記念講演会で、デイリー新庁に載っていた写真でお話をされている様子です。大臣、確認書にこれ、記憶が覆ぶつかないと思いますが、参与されたのなら今現在も平和大使なのではないんでしょうか。これ一つ確認なんですけれども、これ、覚えていないといらっしゃるんですが、この写真は3月の2022年の3月27日って書いてあるでしょ。大臣は以前自民党の調査で1回出たという報告は、まさに2022年の3月。その内容、どんな回だったのかつまびらかにされませんでした。これなんじゃないんですか。
56:03
ここに御提示のこの写真、これに出席をしたということで、自民党の2022年の9月の調査に回答したということでございます。
56:19
だとしたら大使ですよね、平和大使ですよね。報告をされた、その上で大臣になられた。これ平和大使任命書を読み上げます。天中平和連合UPFは、人類の普遍的倫理価値、真の過程の実現、超宗教的協力、超国家的調和、国連の斬新、責任言論、平和文化の促進を実践する人々を平和大使として認定しています。平和大使の使命は、宗教・国教・人種の壁を超え、人類の有給なる願いである平和統一世界の実現に貢献することにあります。以上の趣旨に鑑み、UPFはあなたを平和大使に任命しますと。そして文部生命総裁と菅鶴子総裁の連名のサインがあり、最後に天中平和連合というふうにあります。御認識あったんじゃないですか。なぜ覚えていないと言われるんですか。
57:20
この会についても、いろんな人が来るので来賓として来てくれと言われただけでございまして、というふうに承知しておりますので、この平和大使になったかどうか、あるいはこういうような任命状をいただいたということは、私としては全く承知をしておりません。そしてこれもこれまでに、総理はじめ、いろいろ御答弁させていただいているとおり、既に旧教会の関係とは関係を絶ったというふうに、我々明言をしているところでもございます。そのようにこの平和大使だからどうだというふうに言われても、私としては困るとしか言いようがありません。
58:03
今大臣は関係を絶たれたと、絶ったとおっしゃいました。ただ、これ平和大使の任命状、そして先ほどの写真にもその平和大使の文言が書いてある看板がかかっていました。そしたら、この大臣とされて、森山大臣とされては、もう私はいっさい関係絶ちましたと言っても、でも、任聴されているわけですよね、平和大使。それを私は辞任しますと。辞表を出すとか、役割を終えたいとか、そういうことを、直接 確認はできないにせよ、そういうことをすることで初めて、私は関係がいっさいありません。その役職はもう、きっぱりとありませんと言えるようになるんじゃないですか。辞表とか出されました?
58:49
我々自民党は、旧協会に対してきっぱり関係を立つということを明言しているわけでありますし、いっさい今後接触をしないということをはっきりさせております。そういう点で、それ以上のことを、こちらからする必要はないと考えております。
59:10
まあ、国民は到底納得しないと思いますし、これはさすがに記憶に通らな いと思いますよ。そして、じゃあ、ここに来ます。ご夫人は大臣がこう話されたと言われています。少し委員長、うるさいんで。自分が弱音を吐いたら、総理に迷惑をかけるといい。僕が兵隊で守り通さなかったら、総理に迷惑をかけると。岸田派の一員として、まさにこのドミノ人員から総理を守る弁慶のお気持ちなんでしょうか。総理を守ろうとするお気持ちは尊いと思いますが、国民は迷惑していると思いますよ。大臣がここで記憶にないと言い続けることが、逆に総理にも迷惑をかけることになっているんじゃないですか。名田校の創設者、ご出身校の、名田校の創設者の一人、加納次五郎先生は、自他共栄すなわち、互いに信頼し助け合うことができれば、自分も世の中も人もともに栄えることができるとおっしゃっています。今のあなたは、他人のことは知らない、記憶にない、正反対の人間なんじゃないですか。加納次五郎先生に恥ずかしくないか、名田校の後輩があなたの 背中を見ています。政治家として潔さを示すべく、速やかに辞任をされるべきと考えますが、大臣いかがでしょうか。
1:00:38
そのように一方的に言われるということに対しては、納得することはできません。そして旧統一協会との関係は絶ったということで、自民党自身がはっきり申し上げているところでございますし、そして繰り返し申し上げているとおり、10月には解散命令請求を出し、そして現在は、御党も含めて協力して成立をさせていただきました被害者救済法の手続きを進めているところでございます。本日、今もうそろそろでございますけれども、それに基づきまして、有識者会議も開催いたしまして、今後の指定の運用基準、その他有識者の皆様にも御議論していただき、次のステップに対して粛々とやっているところでございます。私としては、しっかり自分の職責を果たしていくこと、それが御指摘のありました、公税、こういうものにも沿っていくものであるということで、自業老先生は創設者のお一人ではございますけれども、自業老先生はじめ、同窓の方々に対しても胸を張って、しっかり行動で示していきたいと考えております。
1:02:01
関係を絶たれたとおっしゃっていますが、もう一度お話します。先方に平和大使でいらっしゃる可能性がありますから、先方に、私はそう思っていますけれどもね、辞表届を提出するでもしない限り、大臣は未だに平和大使の可能性がある。未だに旧統一協会関係の団体と関係を残す可能性のある人物が、団体 の解散を真に行えることができるのか、大いに疑問だということを指摘をし、そして官房長官、これはぜひお尋ねというか、お願いしたいんですけれども、速やかに、やはりここまで来たら、今日のやりとり聞かれて、さすがにお感じになられるんでしょう。速やかに辞任をされるべきと、官房長官から総理に進言すべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
1:02:56
今、文科大臣から御答弁があったとおりでございまして、しっかりと職責を果たしていただいていると、こういうふうに認識をしております。
1:03:11
なかなかおっしゃりづらいんでしょう。質問にはしませんけれども、指摘です。これも一度、うちの会派の方が一度触れていますが、2022年3月の会合の写真。この週刊誌の、今日提示させていただいた写真の記事が、林官房長官が前回の総選挙前、2021年9月6日に共談関係者の訪問を受けたと報じられたのは、御存じだと思います。長官は直接の所管ではないですが、内閣の要です。内閣の機密情報も扱う立場の方が、後からそう発覚し分かったということ、旧統一協会の関係者から千バズルを受けていたということは、私は問題だろうということを指摘をさせていただいて、次、税務調査についてお尋ねをします。通告しておらないのですが、今朝の読売新聞で、先ほども質問があったかと思います。自民、官僚分の納税検討との報道がありました。これ裏を返せば、やはり雑税の人がいたんだなということを表しているんだなと、私は思います。そこで、早急にこれをやっていただきたいのですが、改めて事実関係について、官房長官、御承知のことがあれば、先ほど以上の答弁が出るかわからないですが、お答えいただけますか。
1:04:39
委員、お察しのとおり、先ほど御答弁したとおりでございます。
1:04:45
報道ベースでは、不記載で、使用不明などの場合には、課税対象として、税を納付させる案の検討に入ったとのこと。事実であれば、一歩前進だと私も思います。ただ、対象となる範囲が、自民党の案に従い、自主的に申告した場合と、税務調査が入った場合とで、違いが出る可能性がありますよね。この点、どのようにお考えになられているのか、お答えいただけますか。
1:05:21
先ほど財務大臣からも御答弁があったとおりでございます。この納税等につきましては、先ほど財務大臣からあったように、政府の立場で、個々の納税について言及するということは、差し控えなければならないと思っております。また、先ほどの御答弁の繰り返しになりますが、これは、党務に関する事柄でございますので、お答えする立場にはないと考えております。
1:05:54
政府が納税を促しながら、今の御答弁は、私は承知しかねるんですが、自民党議員が、みんな早く自主申告しようとする制度にすることも、大事ではないかなというふうに思います。明日から確定申告が始まります。