1:10
ただいまから、資源・エネルギー・持続可能社会に関する調査会を開会いたします。議事に先立ち、一言申し上げます。この度の令和6年の都藩投資地震により、甚大な被害がもたらされ、多くのたっとい人命が失われましたことは、誠に痛ましい限りでございます。
1:36
被災者のご遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。ここに犠牲となられた方々のご冥福を祈りし、黙祷を捧げたいと存じます。どうぞご起立願います。黙祷。黙祷を終わります。ご着席ください。黙祷を終わります。ご着席ください。黙祷を終わります。ご着席ください。委員の異動についてご報告いたします。
2:32
昨日までに植田清くん、里見隆二くん、船子康彦くん、宮崎雅夫くん、小野田紀美くん及び竹爪人志くんが委員を辞任され、その補欠として佐々木紗友香くん、杉久竹くん、藤巻武志くん、石田正寛くん、北村恒夫くん及び浜野義文くんが選任されました。
2:58
理事の補欠選任についてお分かりいたします。委員の異動に伴い、現在、理事が3名決院となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、選例により、会長の指名にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。
3:18
ご異議ないと認めます。それでは、理事に北村恒夫くん、藤井和弘くん及び浜野義文くんを指名いたします。参考人の出席要求に関する件についてお分かりいたします。
3:35
原子力等エネルギー、資源、持続可能社会に関する 調査のため、今期国会中、必要に応じ参考人の出席を求め、その意見を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。なお、その日時及び人選等につきましては、これを会長にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用を決定いたします。
4:04
政府参考人の出席要求に関する件についてお分かりいたします。原子力等エネルギー、資源、持続可能社会に関する調査のため、今期国会中、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続きにつきましては、これを会長にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用を取り図らえます。
4:30
原子力等エネルギー、資源、持続可能社会に関する調査を議題といたします。本日は、資源エネルギーの安定供給確保と持続可能社会の調和のうち、資源エネルギーの安定供給確保と持続可能社会の調和に向けた論点整理に関し、エネルギー安全保障の確立に向けた論点について、3名の参考人からご意見をお伺いしたのうち、質疑を行います。
4:59
ご指摘いただいております参考人は、特定非営利活動法人、国際環境経済研究所副理事長兼所長、山本隆三君、一般財団法人日本エネルギー経済研究所研究理事、久谷一郎君、及び公益財団法人資源エネルギー財団常務理事、大野照之君でございます。
5:28
この際、参考人の皆様に一言ご挨拶を申し上げます。本日はご多忙のところご出席いただき誠にありがとうございます。皆様から忌憚のないご意見を賜りまして、今後の調査の参考に致したいと存じますので、よろしくお願いいたします。次に、議事の進め方について申し上げます。まず、山本参考人、久谷参考人、大野参考人の順にお一人20分程度でご意見を述べいただき、その後午後4時頃までを目途に質疑を行いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。また、ご発言の際は挙手をしていただき、その都度会長の許可を得ることとなっておりますので、ご承知おきください。
6:24
この後、ご発言は着席のままで結構でございます。それではまず山本参考人からお願いいたします。それでは私からご説明をさせていただきたいと思います。まずエネルギーの安全保障という問題は、歴史的にどういうふうな扱い方をしてきたのかというお話から進めたいと思います。
6:53
これは産業革命以来のエネルギー安全保障というのを簡単に表にしておりますけれども、産業革命までは我々人類使っていたエネルギーというのがバイオマスと言っていますけれども、いわゆる滝とか薪ですね、それから水、水車ですよね、風、これは帆船とかそういうふうなものですね。
7:22
私たちが使っていましたのは化学エネルギーと言っても何のことかよく分かりませんけれども、食べ物です。人間とか牛とか馬が食べ物を食べて、その力でエネルギーにしていたというのがありますね。ところが産業革命が始まってから、石炭の利用というのは本格的に始まります。
7:44
我々よく19世紀は石炭の世代、20世紀は石油の世代というふうに言うんですけれども、実は石炭の時代というのは20世紀の半ば以降まで続いていました。1950年代まで石炭がエネルギーの主力だったんですね。ところが石油は軍事的にどうしても必要になるわけですね。
8:10
第一次世界大戦で石油を使った戦艦が出てきて、石炭を炊いていた戦艦よりはるかスピードが出るとか、あるいは航空機が登場した、戦車が登場した。こういうことで石油の調達というのは軍事的には大変な問題だったんですけれども、
8:28
実は1950年の一時エネルギーというのは電気ですとかガソリンとかに転換される前の数のエネルギーですけれども、それを見ますと実は日本のエネルギー供給の85%は石炭でした。11%ぐらいは水力がありました。ということは日本はほとんどエネルギーを自給していた国だったわけですね。
8:56
ヨーロッパを見ても 実は日本とほとんど同じでした。石油の消費量が日本よりちょっと多いんですけれども、ただ1950年の世界を見ると石油と天然ガスの消費量が結構あるんですね。これはなぜかというと1950年、世界のエネルギーの半分近くはアメリカ一カ国が使っていたんです。アメリカは戦前から石油とか天然ガスを民間で利用していたわけですね。
9:24
戦前から天然ガスのパイプラインを国内に引いていた国なんですね。世界全体を見るとアメリカの影響で石油とか天然ガスが多いんですけれども、アメリカ以外の国、アメリカも含め石炭に依存しているということが続いていたわけです。ところが50年代、60年代から70年代にかけて経済が急激に成長します。
9:51
日本はその典型ですけれども、ヨーロッパも戦後復興で経済成長が一流しくなるわけですね。そこで必要になるのはエネルギー。石炭は相反して1960年頃ピークに、日本ですと1960年から61年にかけて非常に有名な三井三池大葬儀という総集本体、総労働の対決といわれる事件がありました。
10:20
これをピークに日本の石炭生産は急坂を転げ落ちるように落ちていきます。その石炭生産を埋めるのが非常に安価で、中東から豊富に出てきた石油だったわけですね。これは日本とヨーロッパとアメリカの石油の輸入量を示していますけれども、日本は1950年石油の輸入というのはほとんどありません。73年になるととんでもない量を輸入しています。
10:47
1973年というのはご存知のとおり51年前ですけれども、第一次オイルショックというのが起こって、これは大洋中東戦争契機に起こるわけですけれども、石油の値段が4倍になる。それから、まあ石油を売らないぞというふうな脅しも出てくるということですね。世界はこれは大変なことになったということになるわけです。1973年、実は日本の一次エネルギー供給の75%以上は石油でした。もう石油にどっぷり使っている。ということは1973年ぐらいまで日本を含め、世界のほとんどの国はエネルギー安全保障なんて考えていなかった。それはなぜかというと、最初は国内に豊富にある石炭で、持久率100%ぐらいで賄っていたのが、中東にある石油は安価でいつでも出てくるとみんなそういうふうに思っていたわけですね。
11:42
ところが、1973年に石油が大変なことになって、それから世界は何を始めるかというと、エネルギーの分散を始めます。分散の一つは、1973年、日本は持久率、もう10%切っています。
12:04
1950年には持久率96%の国が石油に依存するようになってから、持久率はあっという間に落ちるわけですね。でも不安は感じていなかったんですけれども、オイルショックが起こって、日本をはじめ主要国はみんな不安になるわけです。エネルギー供給の分散を始めて、2021年、見ますと非常にうまく分散が進んでいます。
12:30
日本は石油、石炭、天然ガ スですね。それから世界全体もそういうふうに分散が進んでいるということなんですけれども、ここでちょっと見ていただきたいのは、世界は依然として化石燃料に依存しているんです。世界のエネルギー供給の8割は、二酸化炭素を排出する化石燃料です。
12:53
これをあと30年ぐらいで本当になくすることができるのかということは大きな問題ですね。こういうふうに分散ができて、しゅめしゅめとみんな思っていたところに出てきたのが、ロシアということなんですね。どういうことかというと、世界の化石燃料生産、それから輸出、
13:18
世界で石炭も天然ガスも石油も全部実給できる国というのは、多分アメリカとロシアしかないんですね。このアメリカとロシアは二大エネルギー大国なんですけれども、後でお話しするように実は中国もエネルギー大国になってきているんですけれども、それは後でお話しします。
13:41
このエネルギーの生産を見ると、確 かに石炭も天然ガスも石油もアメリカとロシアが大変大きな生産を持っているんですけれども、輸出を見ると、アメリカは国内消費が多いものですから、ロシアが、特に天然ガスは世界の輸出量の20%を持つ。石炭ですと世界の輸出量の18%ぐらい持つ。
14:07
要は化石燃料の輸出で世界一になった国はロシアなんですね。日本はロシアから輸入してますけれども、それほど大きな石炭にせよ輸入量ではありません。ロシアにどっぷり輸入を依存してしまったのがヨーロッパです。
14:30
これはオクライナの戦争が始まる前の2020年21年のシェアですけれども、ヨーロッパは天然ガスの生産も減って輸入依存率が9割ぐらいになっていたんですけれども、そのうちの半分近くはロシアから買っていたんですね。ということは消費量の4割ぐらいをロシアに依存していたわけです。
14:56
消費量の4分の1ぐらいをや っぱりロシアに依存している。原因はほとんど輸入ですけれども、やはり4分の1ぐらいをロシアに依存している。こういう状態でロシア依存が非常に高まっていたところに戦争が起こったということですね。戦争が2022年2月24日に起こります。
15:20
それ以前からロシアは実はヨーロッパ向け天然ガス輸入量を減らします。輸出量を減らします。なぜかというと輸出量を減らすと値段が上がるからです。値段を上げるということはロシアの収入が増えたんですね。これはロシアの収入を増やす目的は、たぶん戦争を始めるために戦費を貯めようと思った。そういうことをやっているうちに戦争を始めるわけですけれども、
15:49
戦争が始まるとヨーロッパはロシアから購入する化石燃料を減らそうとするわけです。一方、ロシアはヨーロッパを脅すためにもっと減らそうと。要はエネルギーを切らしてヨーロッパが値を上げるのを待つという戦略に出るわけですね。それがこれに表れています。こういうことをやると何が起こるか。化石燃料の値段が高騰します。
16:16
結果、ヨーロッパの主要国の電気代はとんでもないことになります。これは消費者物価指数からとっているイタリア、ドイツ、フランスの電気料金ですけれども、イタリアの電気料金は政府補助を行った後ですけれども4倍になっています。月1枚の電気料金は4万円になるわけですね。これは大変な問題ですね。ではドイツ、フランスはあまり大したことなかったのかといっても、大したことはあるんですね。
16:42
ドイツ、フランスの電気料金はやっぱり50%ぐらい上がったままということで、非常に大きなエネルギー価格の高騰ということを、高騰がヨーロッパを襲うわけです。なぜイタリアの電気料金がこんなに上がったのか。それはイタリアの電源構成です。実に電源の半分を天然ガスに依存していた。イギリスも天然ガス依存が高いんです けれども、
17:11
ドイツは実は北海で国内情報の半分以上を掘っています。それほど輸入に依存していなかったということなんですね。イタリアは天然ガス価格の高騰の影響もろけるとこうなるわけです。日本なんですけれども、日本を見ると天然ガスも石炭もヨーロッパの富士以上に依存して、化石燃料依存が非常に高いわけです。
17:37
日本の電気代はなぜ3割上昇で済んだのか。それは化石燃料価格の上昇率が違うということなんです。ヨーロッパの天然ガス価格。この黄色い線ですけれども、見ていただくと和解の通りですね。コロナ禍の頃から比べると天然ガス価格は40倍とか50倍になっています。これは大変な問題ですね。
18:03
それに対して日本のLNG、日本の液化天然ガスの価格はそれほど上がっていません。これには理由があって、ヨーロッパは2000年代の初めに天然ガスを安く買おうと思って、それまで長期契約で買っていた天然ガスをその都度その都度の値段を決めるスポット契約に変えていくんですね。日本はスポット契約が以前に3割はありますけれども、長期契約で7割から8割を買っている。長期契約の値段というのは一応原油価格を元に決まることになっています。そうするとヨーロッパはそれがなかったものですから、ロシアのおかげで天然ガスが価格が高騰したらそれを買わざるを得なかったということですね。石炭の値段も天然ガスについて上がっていますけど、これはヨーロッパが天然ガスがあまりに上がり始めたので、天然ガスをやめて石炭火力を炊き回していたんですね。
19:01
石炭の値段が史上最高まで上がりました。これも10倍ぐらいまで上がっているということですね。この石炭の価格上昇の影響は日本の電気料金にもあったわけです。
19:15
もう一つ我々が注目しなければいけないのは、実は脱炭素、脱石炭、あるいはコロナ禍、こういうものも稼 ぎ燃料価格、電気料金の上昇に大きな影響を与えたということです。これは世界の大手エネルギー企業と書いていますけれども、基本的には石油と天然ガス生産企業の資本支出額、投資額の推移ですね。
19:44
脱炭素と言われて、こういう大手は投資額を絞り始めるんです。そこにコロナ禍になって燃料消費量があっという間に落ちます。飛行機は飛ばなくなる、車乗らなくなるということで、燃料消費量は落ちるので、この大手はさらに生産を絞ります。それがなかなかやっぱり需要が回復しても回復しなかったんですね。
20:11
アメリカの原油生産量を見ますと、ようやく2019年のレベルに回復したのが去年です。ということで、供給もこういう影響で減ったということも、化石燃料価格の上昇に大きな影響を与えたと思います。今、G7国はすべて脱ロシア、脱化石燃料を図らなきゃいけないということです。
20:37
もう一つの方策は再生可能エネル ギーを増やすと。これは去年のG7の首脳宣言ですけれども、養生風力を7、8倍、耐栄効果を3倍ぐらいにするということですね。もう一つあるのが原子力。これはヨーロッパで最近あった原子力の動きを書いておりますけれども、多くの国が原子力発電をやりたいと。
21:01
ヨーロッパではフランスが中心になった原子力同盟というのが去年発足しましたけれども、EU27カ国のうち14カ国が参加しています。イタリアがオブザーバー参加ということになっています。イギリスもEU外でオブザーバー参加。なぜこういうふうに原子力が注目されるようになったかというと、その一つの理由は当然脱炭素、脱ロシアということにあるんですけれども、
21:30
見逃せないのは大きな世論の変化だと思います。プイチン大統領が戦争を始める前、EU27カ国では原子力反対というのが41%いたんですね。今、それがどれぐらいになっているか、15%です。EU内で一番原子力反対が多かったドイツは、脱原発指示が65%いました。
21:54
ヨーロッパではずば抜けた水です。今、ドイツで脱原発指示が20%です。電気料金が上がる、暖房ができないかもしれないとなると、非常に皆さん心配するということですね。こういう中でインフラが起こります。日本も消費者物価が上がっていますけれども、日本はヨーロッパに比べて大したことはありません。
22:19
インフラの影響というのを、我々はこれから安全保障上も考えなければいけない。どういうことかというと、発電設備が必要な鉱物量なんですね。再生可能エネルギーが必要とする鉱物量というのは大変大きいものがあります。それからコンクリートとか、鉛面とコンクリート、それから鉄鋼、こういうものも再生可能エネルギーというのは大変大きな資材を必要とするんですね。
22:47
資材を必要とするということは、インフラの影響を大変大きく受けるということになります。もう一つ大事なのが、こういうふうな資材のもとになる鉱物を供給している国は中国ということなんですね。脱ロシアをやった 結果、中国依存になるという大きな問題を我々抱えるかもしれません。
23:12
こういう中で日本は、2030年の脱炭素目標、2050年の脱炭素目標に向けて、2030年の一時エネルギー構成、それから電源構成で化石燃料の使用を減らそうという目標を立てています。
23:33
この再生可能エネルギーが増えるというのは悪いことではないんですけれども、例えばこういうふうに持久率が、今日本は増えていますけれども、これは再生可能エネルギーが3%から4%を強化しているわけですね。ところが、電力供給は不安定化します。なぜか、これは夏はいいんですね。電力需要と一致しています。冬は、太陽光発電がなくなった後に電力需要のピークが夕方に来ています。これ、発電設備がないと停電するんですね。毎年のように、冬、関東地区、停電危機と言われるのは、発電設備が減ってきたからです。これは、2016年に電力市場完全自由化システム改革を行った結果、儲からない。石油火力を電力会社は占めざるを得ない。そのために石油火力が減ってきています。
24:29
そうすると、太陽光がなくなった後、電力を供給する設備が不足するということになるわけですね。それともう一つの問題は、再生可能エネルギーのコストが高い。さっき、2030年の資料で再生可能エネルギーが大変増えるとありましたけれども、2030年、例えば大型太陽光を作るときのコストは、第6次エネルギー基本計画の参考資料で12.2円とされています。ところが、空間的に再生可能エネルギーを遠いところから運ばなければいけない。あるいは時間的に、さっきありました、夕方、電気がないときに何とかしなければいけない。そういう問題を考えると、統合費用という費用が必要になって、参考資料では大規模太陽光のコストは19.9円になっています。これは統合費用がそれだけかかるということですね。
25:23
こういう設備を導入すると、また中央依存という問題が出てきます。これは太陽光設備を導入している国、モジュールを作っている国は中国が圧倒的にシェアを持っています。世界 の4分の3近くも。要所風力設備、これから日本政府は力を入れると言っています。今、世界一は中国。設備を作っているのは6割から7割、もはや中国です。
25:48
ということで、我々中国依存が増えてくるなという問題があります。最後に原子力の話を少ししたいんですけど、日本で原子力発電はこれだけ動いています。その結果、地域別の電気料金を見ると、原子力発電が動いている九州、関西がやはりズバン抜けて安くなっている。原子力発電については、新設するとコストが高いとか、いろんな問題が指摘されていますけれども、考えなきゃいけないことは、世界で原子力発電を安く、後期、後期を予定通り作っている国があるんですね。中国、ロシア、韓国です。なぜアメリカとかフランスが作れなくなったのか。それは建設が20年、あるいは30年中断しているんですね。人材がいなくなる。技術の継承ができなくなる。
26:44
原子力発電所を作ろうとすると、とんでもないことになって、後期も後費も間に合わない。それに対して中国であれば、すでに原子力発電所が55基あります。今日現在、中国で建設されている原子力発電所は26基あるんです。フランスが手間取って、フィンランドでやっと動き始めました、ヨーロッパ型化発原子水路というのは、ヨーロッパより先に中国がさっさと作って、
27:12
中国というのはフランスとアメリカの技術で原子力発電所を作っています。もう運転開始しているんですね。そういうふうなこともあって、我々将来のことを考えると、多様な電源を維持する必要があります。これはいざというときに一つの電源に頼っていると、とんでもないことになる。ただその多様な電源を維持する中で、コストの問題、脱炭素の問題を考えながら維持しなければいけないというふうなことなんだ。ここを最後によく考えてほしいなということで、私からの説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。ありがとうございました。次に、参考人にお願いいたします。