19:20
今日は外務大臣の時間がないので、早口で言いますからね。皆さん、おはようございます。それでは、これより会議を開きます。この際、堀井外務副大臣及び深澤外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
19:52
外務副大臣の堀井和夫でございます。沖縄及び北方問題について、上川外務大臣を補佐し、外務副大臣として真摯に職務に取り組んでまいります。松木委員長をはじめ、理事、委員各位のご支援とご協力を心からお願い申し 上げます。
20:23
おはようございます。沖縄及び北方問題につきまして、上川外務大臣を補佐し、外務大臣政務官として職責を全うすべく尽力してまいります。松木委員長をはじめ、理事、委員各位の皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。沖縄及び北方問題に関する件についての調査を進めます。この際、お諮りをいたします。本件調査のため、本日政府参考人として、内閣官房内閣審議官室田光生さん、内閣官房内閣審議官門前浩二さん、内閣府政策統括官水野敦史さん、内閣府沖縄振興局長餅月昭夫さん、内閣府北方対策本部審議官八重おさむさん、子ども家庭庁長官官房審議官黒瀬俊文さん、外務省大臣官房サイバーセキュリティ情報課参事官今福貴夫さん、外務省北米局長有馬豊さん、外務省欧州局長中小宮雅志さん、水産庁資源管理部長宇和谷俊則さん、経済産業省大臣官房審議 官浦田英行さん、国土交通省大臣官房審議官西海重和さん、国土交通省大臣官房技術審議官田中智幸さん、国土交通省物流自動車局次長久保田英信さん、海上保安庁警備救難部長金瀬博明さん、環境省大臣官房審議官前田光也さん、防衛省地方局局次長山野徹さんの出席を求め説明をいたしたいと存じますが、ご異議ありませんでしょうか。ありがとうございます。異議なしと認めますとそのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
22:34
立憲民主党の矢良智博でございます。10月の九州比例区で復活当選をさせていただきました。久しぶりの国会でございます。緊張もしております。よろしくお願いいたします。まず、質問通告はしていないのですけれども、土曜日の夕方でしたですかね、報道がバッと入ってきておりまして、自民大臣の寄附の問題が報道されておりました。それについて最初、冒頭少しお話をさせていただきたいと、質問をさせていただきたいと思います。先の参議院選挙で国取引のある業者から寄附金を受け取ったというふうに報道されました。大臣その経緯と対応策、よろしくお願いします。
23:31
お答えいたします。私の政治団体でございます、ひまわり会におきましては、お尋ねの法人から令和4年6月22日に60万円の寄附を受けていたところでございます。この法人からは、国との間で受け負い、その他特別の利益を伴う契約の当事者とはなっていない旨を、再三確認した上で寄附を受けたところでございまして、寄附を受けた当時は、この法人が国との契約当事者にあることは、象徴してございませんでした。また、この寄附は日頃の政治活動の支援として、定例的にあくまで一般的な寄附として受けたものであり、参議院選挙に際して受けたものではなく、法的な問題はなかったと認識はしてございます。しかしながら、有権者の皆様への誤解を招くことが万が一にもあってはならないと思い、既に返金をしたところでございます。
24:31
自民大臣、これまでにも、よく記載、事務的な記載漏れとかという、そういう報道がなされているということを言われておりますけれども、このざっと並べてみるだけで、結構たくさんあって、実は箇条書きできなかったことなんですけれどもね、そういったら失礼かもしれませんけれども、最近の問題で言うと、二回派の支水会やパーティー権の上限越えの問題、これは最近報道されているものなんですけれども、その報道の中で見る限り、収支報告書の記載漏れもあったんじゃないかというふうに言われておりますし、その明細書では支出側は、会費と書かれているというふうなこともあります。その項目には、組織活動費、交際費に分類されてい ると、すみません、間違えました。明細書の下の方に手書きで会費というふうな記述もあるにもかかわらず、支出項目には組織活動費、交際費と分類されているというふうな報道もなされておりますけれども、そもそもパーティー権というのは、個々の参加者が支払わないといけないんだけれども、それをまとめて、寄付という形でやっていいものかどうか、そしてそれを組織活動費として分類することの処理のおかしさが指摘されている、そのための報道だったと思いますけれども、今、注目を集めているというか、問題されているのが裏金づくりなんですね。このやり方でもしかしたら裏金がつくられていたのではないかというふうな問題提起もあるわけですよ。大臣、その辺について何かご説明があればお願いします。
26:23
お答えいたします。ご指摘お尋ねの件でございますが、当時の担当者がすでに退職をしているということがございまして、現在、弁護士を通じて事実確認を精査中でございます。なお、支払いがされた時期でございますが、パーティーの開催から相当期間を経過した後であったということ、また、資水会側からはパーティー券の買取を求められたことはなく、あくまでパーティー券の購入者を募ることを託されたにすぎないなど、これまでに確認された事実関係などを踏まえますと、現時点では、資水会よりパーティー券100枚分の参加者を募ることを託されたものの、コロナ禍の影響もあり、十分な参加者数を募ることができなかったことから、事後に相応の財政支援をするために、自発的に寄付したものと判断されるものの見解を弁護士からいただいているところでございます。必要な被目の記載については、専管などに相談の上、適切に対応してまいりたいと思ってございます。なお、一番最後にお尋ねをいただきました、資水会の対応につきましては、お答えする立場にはございません。矢野智博さん、このパーティー券の問題ですけれども、100人分を真面目に言うと200万円、そうするとその段階ですでに上限を超えてしまうというふうな、これはよく私、あまりこの世界長くないので、それはよく理解できていなくてですね、なんでこういうふうな仕組みになっているのかと、そもそも最初からですね、上限を超えを想定したもの、そのパーティー券の配分だったのかということもですね、よくわからないということがあって、今本当にその政治とお金のですね、問題が取り出され、国民の不安、そして不信を買っているという状況でございますけれども、昨日の報道ではですね、松野官房長官が公決されるという、前代未聞の政治資金疑惑が浮上して、官房長官だけではなく西村経産大臣、萩生田政調会長、高木党国対委員長、世耕参議院幹事長が公決される、というふうな報道もなされているわけですね。自民大臣がこれほど多くの、記載もろも含めた問題が提起されている中ですね、大臣もその、公決のですね、リストに ラインアップされないことを、私は願っているわけですけれども、大臣、ここでですね、自らの潔白を明らかにしていただきたいんですけれども、どうか御説明も含めて、今回の事態、どのように受け止めているのか、よろしくお願いします。
29:12
まず、お尋ねの件につきましては、これまでに確認された事実関係を踏まえますと、寄附に当たるものと判断される旨の見解を弁護士からいただいており、パーティー券購入の代金の上限については、関係しないものと考えてございます。現在、専門家にも依頼をいたしまして、再度点検を進めているところであり、点検作業が終わり次第、速やかに対応したいと思ってございます。いずれにいたしましても、過失ということもございますが、不明をはじております。同様の誤りが起きないよう、適切な事務処理にしっかりと努めてまいりたいと思ってございます。
29:54
国民の信頼を失う、そして、政治が動かなくなってしまうということなので、しっかりとお答えをお願いいたします。それでは本来の質問に入らせていただきたいと思います。せっかくの北方委員会なので、沖縄の振興策とか色々質問したいという気持ちがあるのですけれども、しかし、先月の終わりにオスプレイが落ちちゃったと、人命を8人のアメリカ兵が失ってしまったという大きな事故で、8人の方々には本当にご冥福をお祈りしたく、そしてご家族にはお悔やみを申し上げたいと思っております。このオスプレイですけれども、これまでも何度も何度も落ちている。墜落があってですね、大変多くの人命が失われ、これ製造過程、設計過程からですね、構造上の問題が指摘されているものです。そして8人の人命を失ったという今回の薬師間沖の問題、事故がありましたけれども、上 川大臣、今回なぜ非公定死を求めなかったのか、ということをご説明いただきたいんですけれども、2016年の墜落事故がありました、名護市でありましたけれども、その時には当時の外務大臣岸田元総理はですね、即刻非公定死を当時のキャロライン・ケネディ駐日大使に求めているんですね。今回なぜ非公定死を求めなかったのか、ご説明ください。
31:42
米国東部時間で12月5日でございますが、米軍は捜索救助活動を終了することを決定し、乗員8名全員の死亡を認定したと承知をしております。日本政府と米国政府の協力のもと、捜索救助に全力を尽くしてきましたけれども、全員が無事にご家族のもとに帰ることができなかったことは誠に残念であります。今回死亡が確認された8名の乗員は、我が国及び地域の平和と安全を維持するため、日野任務に献身していただいた方々でありました。日本政府として亡くなられた8 名の方々に対し、心より哀悼の誠を捧げ、生前の日米同盟への献身に感謝申し上げたいと存じます。2016年の名護市沖のオスプレイの事故の際には、政府から米側に対しまして、安全が確認されるまでの飛行停止を要請いたしたところであります。今般の事故におきましては、11月30日、私からエマニュエル駐日米国大使への働きかけの中で、オスプレイの飛行につきましては、捜索救助活動を除き、飛行に係る安全が確認されてから、飛行を行うように求めたところでございます。これに対しまして、エマニュエル大使からは、米国にとりまして、米軍人と日本国民の安全こそが最重要課題であり、現在事実関係を捜査中でありますが、引き続き日本政府と緊密に連携し、透明性をもって情報共有を行なえていきたい、この旨の発言がございました。米軍は、日本時間12月7日、11月29日のこのCV-22の追跡事故を受けまして、CV-22及びMB-22を含む全てのオスプレイにつきまして、運用停止する旨を発表したところであります。いずれにいたしましても、政府としては米軍に対しまして、原因究明と日本側への情報提供を求めております。引き続き米軍と緊密に連携してまいりたいと考えております。矢野さん、今の御説明の中で明らかなんですけれども、飛行停止という言葉が伝わっていないという現状があったというふうに思います。これ外交上、一貫性が問われるんじゃないかなというようなこともあるんですけれども、安全性を確認して飛ばしてというのは、ごくごく当たり前の常識的な話だと思うんですけれども、この飛行停止を求めなかった、岸田外務大臣が行った要請との差がある、この差がなぜ生じたのか。上川大臣、もしご見解があれば、御説明ください。
34:44
繰り返しになるところでございますが、私から、エマニュエル駐日米国大使に対しましては、このスペインの飛行については、捜索救助活動を除き、飛行に係る安全が確認されてから、飛行を行うように求めたところでございます。先ほど来、御質問の中で申し上げた、前の回答で申し上げたとおり、エマニュエル 大使からは、米国にとりまして、米軍人と日本国民の安全こそが最重要事項である、現在事実関係調査中でありますが、引き続き日本政府と緊密に連携し、透明性をもって情報共有を行っていきたい旨の発言がございました。今、申し上げた限りでございます。
35:32
はい、答えがいただけていないというふうに、私は今思っておりますけれども、先ほども言いましたけれども、安全性の確認というのは当たり前の話で、乗り物に関しては、バスやタクシーの運転手も、乗車する前に、おそらく安全を確認した上で運行しているというふうに、一般的には思われているわけで、今回の日本側の要請というのは、アメリカにうまく伝わらなかった。だから、ワシントンでの記者会見で、報道官との説明との間に、その疎後が生まれていたというふうなことだったと思いますけれども、陸上自衛隊は事故の翌日、11月30日にオスプレイの飛行を停止しております。そして、アメリカ空軍も、その翌日、12月1日には、東京ヨクタ基地にあるオスプレイを飛行停止しました。事故の翌日、私は地元に帰ってびっくりしたのは、那覇市の市街地の上空をオスプレイが飛んでいたんですね。そして、高速道路で走っていると、今度は低空で、この高速道路を横切るオスプレイ。もう下から私、眺めたんですね。これはちょっとゾッとしましたよ。で、なんで東京や千葉の飛行停止と沖縄の現状が違うのかというふうに深刻思いました。アメリカ軍が全世界で飛行停止した6日までに、今月6日までに、オスプレイが普天間飛行場で飛行したのは120回、カデナ基地では28回、8着が確認されています。その全ては安全が確認されたから飛ばしたんだというふうに、上川大臣はお考えなのでしょうか。もしそうであるならば、その根拠をお示しください。
37:42
政府と いたしましては、我が国における米軍機の運用に際しまして、安全性が最大限確保されることは当然のことと考えているところであります。11月30日、私からエマニュール大使に申し上げたところでありますが、これを受けまして、米側からは、この1日に今般、事故を起こしたCV-22の飛行を現在行っていないこと、そして事故に関する可能な限り詳細な情報を、透明性をもって日本政府に共有する旨の説明があったところであります。また、日本に配備されている全てのオスプレイにつきましては、徹底的かつ慎重な整備と安全点検を行った上で運用されていると説明を受けているところであります。さらに4日でありますが、全てのオスプレイの部隊は、CV-22の事故をしっかりと踏まえた上で、安全点検及び予防的な整備を継続的に行っているとの説明も受けたところであります。そして、米軍は12月7日、日本時間でありますが、この11月29日のCV-22の墜落事故を受けまして、CV-22及びMB-22を含む全てのオスプレイについて運用停止する旨を発表し、徹底的な調査を行うと、そうした状況で今に至っている状況でございます。大臣、多分沖縄とその他の地域が違ったということに対しての質問だったと思うんですけれども、よろしいですか。ありがとう。そのとおりです。お答えになっていません。一応、いいぞ。まあまあ、あんまり。上川大臣、もう一度お願いします。沖縄県の知事をはじめといたしまして、複数の関係自治体の長男から、MB-22を含みますオスプレイの飛行停止について要請があった状況の中でございます。政府としてのやりとりの中で、私が先ほど来申し上げてきた状況でございまして、その上で、我が国におきましては、米軍機の運用に際しましては、安全性が最大限確保されると、こうしたことについて申し入れをしてきたところでございます。今、ご紹介がありました、そうしたことにつきましては、米軍の状況でございますので、私の方からそれにつきましてお答えをするということが、難しい状況でございます。