21:25
(会場) 全員揃ってますので、始めていただいてください。これより会議を開きます。行政の基本的制度及び運営、並びに、温泉に関する件、地方自治及び地方絶対性に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政需要に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。各県市調査のため、本日参考人として、
21:52
日本放送協会会長、稲葉信夫さん、日本放送協会政務理事、山田博さん及び、日本放送協会理事、議市長、寺田健二さんの出席を求め、意見を聴取したいと存じますが、ご異議ありませんか。(山田) ご異議なしと認めますよと、そのように決しました。引き続き、お諮りいたします。各県調査のため、本日、政府参考人として、内閣官房国際博覧会推進本部、事務局次長、井上真保さん、
22:20
内閣官房令和5年経済対策、物価高対応支援令和4年物価賃金生活総合対策、世帯給付金及び令和3年経済対策、世帯給付金等事業企画室次長、坂本本宇さん、内閣府大臣官房審議官田辺康彦さん、内閣府規制改革審診室次長、渡辺幸徳さん、
22:46
内閣府地方創生推進事務局審議官中村裕樹さん、個人情報保護委員会事務局審議官大月大輔さん、デジタル審議官安倍智明さん、デジタル庁審議官藤田誠 太郎さん、総務省大臣官房総括審議官藤野雅さん、大臣官房地域力創造審議官山口信彦さん、大臣官房審議官三橋和彦さん、自治行政局長山野健さん、
23:15
情報流通行政局長小笠原陽一さん、総合通信基盤局長今川拓夫さん、消防庁次長小見雄一さん、厚生労働省大臣官房審議官宮本直樹さん及び、厚生労働省大臣官房審議官檜原智美さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 (御異議ありません)御異議なしと認めますよと、そのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
23:47
立憲民主党無償区の岡本彦でござい ます。質問のお聞きをいただきありがとうございます。大臣、はじめご答弁よろしくお願いいたします。まず最初に、残念なことを聞かなければなりません。自民党派閥の政治団体におけるパーティー権の売上げの一部をキックバックして、適正に処理をせずに裏金になっているのではないか、
24:11
キックバックのキックすらなく、議員やスタッフの懐に入っているのではないかなど、疑念が持たれております。総務省は、政治資金規正法を司っている省庁でもございます。まず、大臣、副大臣、政務官の皆さん、それぞれご自身が、各派閥のパーティー権の売上げで、
24:34
ノルマ、あるいは達成すべき目標があったのか、それを超える分の売上げがあった場合は、キックバックがあったのか、あるいはその際の処理というのはどういう状況だったのか、それぞれお答えください。
24:50
お答えします。個々の政治団体に関する尋ねについては、政府にある立場としては、お答えすることは差し控えられるべきだと思い、考えておりますけれども、あえて私の所属する政和政策研究会に関して申し上げれば、今回の報道に関する取材に対し、塩原座長は、これから事実関係を精査するとコメントしていると承知しております。今後、事実確認にうえ、適切に対応するものと認識しております。私に関しましては、12月1日の過去記号記者会見におきましても、キックバックを受けたことはないということか、というご質問に対して、ありませんとお答えしたところでありますが、
25:31
先ほど申し上げたとおり、派閥において事実確認にうえ、対応するものと認識いたしております。
25:39
個々の政治団体に関するお尋ねにつきまして、政府にある立場として、お答えすることは差し控えたいとは思っておりますが、
25:55
今、議員のご指摘のことにつきましては、いずれ派閥の方でしっかりと適切に調査をしていると認識しておりますので、お知らせする形になると思います。
26:13
それぞれお話がありましたように、政府にある立場としてお答えすることは控えたいというふうに思いますが、
26:23
その上で政治資金規正法に則り、適切に処理しております。
26:33
個々の政治団体に関するお尋ねにつきましては、政府にある立場としてお答えすることは、差し控えさせていただきたいと思いますが、その上で、あえて私自身に関して申し上げますと、
26:52
国会から寄付をいただいておりますが、すべて政治資金規正法に則り、適切に処理しております。
27:03
個々の政治団体に関するお尋ねについて、政府にある立場としてお答えすることは、差し控えるべきと考えております。
27:19
私に関して申し上げれば、私は派閥 に所属しておりませんので、お答えし得る立場にはございません。
27:36
政府の立場から個々の政治団体に対するお尋ねへのお答えは、差し控えるべきだと考えておりますが、あえて政和政策研究会について申し上げれば、事実関係を精査し、今後慎重に事実確認の上、適切に対応するものと認識をしているところでございます。
28:01
ただいま御答弁いただきまして、渡辺副大臣いずれということ、それから馬場副大臣適切に処理をしているという御回答、
28:14
それから、福田橋政務官は寄付がもらっているということ、それから小森政務官については事実関係ということなんですが、ここ、総務省の政治資金規正法を担当する、まさにトップの3役なんです。そこで、御自身が所管する法律をしっかり、率先して遵守をすべき立場にあると思うんですね。もう一度、今申し上げました、副大臣お二方、それから、船橋政務官、小森政務官、もう一度お答えいただきたいんですが、御自身のことについてということで、渡辺副大臣いずれとおっしゃっていましたが、今時点で御自身のことについて分かるものをお示しいただきたいと思います。馬場副大臣に関しては、適切にということは、
29:11
キックバックはあったけれども、適切に処理をしているということなのかについて、お答えください。それから、船橋政務官は、寄附をもらっているということは、キックバックとしてもらっている可能性があるということでよろしいのか。それから、小森政務官についても、御自身のことについて、会派の派閥の話というよりは、御自身がどうだったのか、この点もう一度お答えください。
29:39
自分自身のことでということで、お答えさせていただきますけれども、まず、議員の言われるとおり、所管の総務副大臣でございますので、十二分に理解をし、襟を立たさなければいけないということは、理解しております。そこで、私個人のことだけで申し上げますと、
30:06
私も、官布は受けております。しかし、それはしっかりと、政治資金指定局に則って、適切な処理をして、戻していただいておりますし、疑われるようなことは、一切ないというふうな報告も、受けておりますので、御理解をいただきたいと思います。
30:33
先ほど、適正に処理しておりますということで、お答えしましたが、私の場合は、公地政策研究会から、寄付をいただいておりますけれども、政治資金規正法に則り、適切に処理しております。
30:51
お答えいたします。先ほどもお答えしているとおりでございますけれども、私が所属をする、
31:02
自治体の方から、寄付金等を受けておりますが、全て、それは適切に処理をしております。
31:11
先ほど申し上げたとおりでありますけれども、政治団体におきまして、事実関係を精査し、慎重に事実確認の上、適切に対応するものというふうに、認識をしているところでございます。団体において、それを認識しているものでご ざいますので、これに対して、私から付け加えることはございません。
31:37
はい。疑念が払拭できたとは言い切れない部分が、残るというのは非常に残念に思っておりますし、各派閥において、それぞれ、今、事実確認をしていると。ただ、事実確認をすると言ってから、もう数日経っているのに、ちょっと御答弁が一向に変わらないというのも、非常に国民に対して、
32:00
透明性をしっかり示すのも、政治資金規正法の方の趣旨だと思うと、非常に残念だということをお伝えしたいと思います。これからもしっかり、調査の結果ということを注視していきますとともに、また、国民にしっかり、透明性を確保するための政治資金規正法だという、このことについては、政務三役の皆さんは、ぜひ、心にとめて、総務省の仕事をしていただければと思いますので、これからも、私からは、
32:28
総務省の仕事をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
32:34
渡辺副大臣 済みません。先ほど、答弁の際に、「完璧」という言葉を使いましたけれども、正しくは「岐阜でございます」。訂正よろしくお願い申し上 げます。
32:49
岡本岳子 今の点も含めて、事実関係がいずれ明らかになると思いますので、この点について、
32:57
しっかり注視をしていくということを申し添えたいと思います。マイナンバーカードとマイナ保険証について、伺わせていただきます。マイナンバーカードのひも付け、あるいは、ご登録のミスの送点券、11月末まで、途中から原則となったようですが、11月末までということになっていたかと思います。12月上旬には報告すると、この点は、しっかり注視をしていくということを申し添えたいと思います。
33:26
マイナンバーカードのひも付け、あるいは、ご登録のミスの送点券、11月末までということになっていたかと思います。ということになりますが、結果はどのようになっていますでしょうか。お答えください。
33:40
お答え申し上げます。マイナンバー情報、マイナンバー情報総点検における、個別データの点検作業につきましては、各々の機関の事情に配慮しながら、原則11月末までに期限として進めてまいりました。また、点検作業につきましては、期限ありきではなく、丁寧に行うことが重要との認識のもと、進めてきたところでございます。現在、点検対象の自治体から点検状況について報告を受け、その集計作業をまさに行っているところでございます。結果がまとまり次第、総点検本部を開催し、点検結 果を報告させていただくところでございます。
34:31
資料1をごらんください。これは先月、10月末時点でこういう状況ですということを、まさに11月9日に公表しております。報道ですけれども、確認終了という部分もありますので、残っている部分になるのかなと思うんですが、11月末時点の速報という形でいくと、9日少なくとも先月を例にすれば、9日あればできるのではないかと思うんです。しかも河野大臣は点検作業が順調に進んでいるともおっしゃっているので、上手に間に合わないということはなぜなんだろうと思わざるを得ません。まさか国会を閉じるまで公表しないということはないでしょうね。せめて国会会期中には御報告できる状況なんじゃないかと思うので、もう一度お答えいただきたいのと。もう一つ、今回1700自治体プラス都道府県が入っておりますが、調査をした対象は332自治体かと思います。残りの自治体でもやはり御登録とかあったのではないかと思います。ぜひまずは総点検の対象になっていることを速やかに報告をし、またそれ以外の自治体の情報についても引き続き、私は予算委員会でも申し上げましたが、総点検するべきだと思います。この点2つお答えいただきたいと思います。
36:20
お答え申し上げます。まず1点目につきましてでございますけれども、先ほど申し上げたとおり、期限ありきではなく、丁寧に行うことが重要と認識のもとで、今まさに集計作業をしているところでございます。またこの結果がまとまり次第、総点検本部を開催し、点検結果について報告をさせていただきます。2点目の点検の範囲についての話でございますけれども、マイナンバー情報総点検については、マイナポータルで閲覧可能となっているすべてのデータについて総点検を行っているところでございます。具体的に申し上げますと、まず適切にデータ登録されているものまでデータ点検の対象にならないようにしまして、点検作業を効果的に行えるようにするために、先行して点検した事務を除くすべての紐 付け実施機関に対し、各制度の現場におけるマイナンバーの紐付け作業の実態把握の調査を行ったところでございます。この調査の結果、マイナンバーの紐付けが適切な方法で行われているものを除いた332自治体と労働基準監督署一緒において、個別データの点検が必要なものと判断したところでございます。個別データの点検の対象外となったものは、適切な方法で紐付けが行われていることを確認したものではございますけれども、従期システムと自動連携しておらず、人手を介して紐付けをしている場合には、誤入力などの人為的ミスによる紐付け誤りが全くないとは言えないと考えております。そのため、今後、従期システムと自動連携していない自治体事務において、人為的ミスに対応する観点から、認定の更新など本人の状況を確認する機会に合わせて、定期的かつ体系的に入力誤りを発見し、これを是正する取組を行っているところでございます。
38:24
マイナンバーカードは、国民から信頼が置かれるものじゃなければならないと思っているんですね。そのためには、カードに紐付けされているデータが、本人にとっては100か0かの話なんです。全体のデータでいくと、確かに人が入力をする誤入力もあるだろう、一定程度ミスはあり得るんですが、今回これを機会に、やはり送天検するべきなんじゃないか。更新の時期が、例えば2年後かもしれない、3年後かもしれない。そのときに気がついたら、過去3年間ずっと間違った情報だったということもあり得るので、送天検のデータ332自治体だけではならないと私は思っていますし、ポロポロ報道ではやはりミスが出ているというのを考えると、送天検を一区切りした先には、更に点検をしていくということを表明するべきだと思います。もう一度お答えください。
39:45
お答え申し上げます。リソースが限られている中で、できる限り国民の皆様に信頼していただくような集計、そして公表できるようにこれからも努めてまいります。
40:00
私もデジタル化は推進する側の立場におります。ただ、いろいろなシステムを統合したり、データ化したりするときには必ずミスは起こり得るんです。起こり得るからこそ防止策も講じます一方で、やはり起こり得ることにどう備えるか、あるいは発覚をなるべく早く見つけ出すこの努力がデジタル化だからこそ必要なんだと思いますので、この点はぜひ心にとめていただければと思います。続きまして、マイナーポイント事業について伺います。予算委員会でもお伝えをさせていただきましたけれども、令和3年の補正予算で1.8兆円の予算を組みまして、マイナーポイント事業第2弾を行ったということです。令和4年度、令和5年度と2年間繰り越し、繰り越しということを行っています。予算委員会では少なくとも1.8兆円のうち5000億円が不要となる見込みだということを予算委員会の御答弁をいただいたと思います。
41:11
もう一度伺いますが 、2年度も繰り越す際に5000億も余るような、特に今年度の繰り越しについては精査が甘いんじゃないか、非常にこのお金があったら私はもっと他に使えるんじゃないかと思っています。
41:31
これちょっと防衛費の予算のあれですけれども、小中学校の給食無償化4300億円余ですけれども、私たちは法案も出している中では4700億円と試算をしています。5000億円あったらまずはこの学校給食の無償化できるぐらいの規模なんです。
41:56
なるべきことに使えるお金を不要としてこれだけ残すということについて、精査が甘いんではないか、この指摘についてお答えいただきたいと思います。大臣お答えいただけますでしょうか。
42:11
マイナンバーカードにつきましては、令和4年度末までにほぼ全国民に行き渡ることを目指すとされておりました。
42:20
これを念頭にマイナンバーポイント事業は9500万人にポイントを付与できる予算を確保さまでございました。これに対してポイントの付与対象となるカードの申請件数は9400万を超え予算上の想定数字まで達しました。実際にポイントを申し込むかどうかは個人の意思によるものでありますが、ポイント申し込み者数はおよそ7500万人であったために、結果として付与が少数で見込みとなっているところでございます。
42:48
実はちょっと遡ってマイナンバーカードの交付率を見ていたのですが、この1.8兆円の補正予算を組む段階では、マイナンバーカードの交付率は確か5000万件いっていたと思うんですね。
43:05
第2弾で確かに保険証と交金紐付けはあったと思うので、9500万人が全員カードを持って交金紐付け、それから保険証も紐付け、ゼロからだったら見込みというのはあり得るのかなと 思うんですが、
43:23
1つはすでに5000円の第1弾が終わった後の予算だというところと、もう1つはやはりその間の動きを見ていても、残念ながら交金の紐付けですとか、あるいはマイナン保険証というところは、
43:44
カードを持った方100%持てる自信があったかと言われると、状況としては非常に苦しかったのではないのかなと思います。結果としてこの5000億円、例えば数億余ったとか数十億というのだったらまだわからないでもないのですが、5000億円ということについて付与額を出す見込みだということについて、大臣として責任はどのように考えていますでしょうか。
44:19
おっしゃることはわかりますけれども、一応9500万円にポイントできる予算というのはほぼ全国民に聞き当たること、つまりその申請の方々が、もし全部申請されたらそれでいっぱいなので、そういった面ではこれはある面でや むを得ないところもあるのかなと思います。
44:40
私的には今年度の予算を汲みにあたっての精査の見込みとすると、非常に甘い見込みをしてしまったんじゃないかというところは指摘をさせていただきます。そしてそんな中、昨今マイナンバーカードの偽造事件が発生いたしました。最高法の身分保証になり得るということでマイナンバーカード、だからこそ保険証の紙よりもマイナンバーカード保険証にした方が安全、あるいは免許証も載せた方がいい、そういうような形でマイナンバーカードを付与されていたかと思うんですが、偽造事件が発生したことについてどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。大臣お答えください。
45:27
まずですね、ご指摘の事案でありますが、捜査中の事案でありますのでお答えはさせていただき ます。一般的に申し上げれば、マイナンバーカードは特殊な印刷技術により懸面の偽造防止措置がとられております。また内部の情報を読み取るとすると、内容が消去される機能を有するICチップを活用しているなど、さまざまなセキュリティ対策が講じられております。さらにカードの利用の場面では、カードの中のICチップに記録されている正しい懸面情報を確認することにより、懸面の震撼性を確認することができ、不正利用を防ぐ対策も講じられております。今後とも安心してカードを利用いただけますように、カードのセキュリティにつきましては引き続き周知を図ってまいりたいと思います。
46:10
はい、捜査中ということで原因はこれからわかるかと思います。ただ非常に残念なのが、最高の身分保証になり得るといってマイナンバーカードを普及している中で、安易なのか成功なのかこれからわかるかもしれませんが、やはり偽造が行われて使われているかもしれない、使われる可能性もあったということは重たく受け止めていただきたいと思っています。そういう意味でいくと、私は必ずしも一つに全ての身分保証を一個に集めるということもリスクがあるんじゃないかと。デジタル化はもちろん進めるべきだと思いますが、この身分保証をマイナンバーカードを一個だけしかなくすことが理想だということは、やはりこの事件が起きたということも受けて改めて考えるべきだということを指摘します。それから、ちょっと質問を飛ばさせていただいて、マイナン保険証のより良い医療というところについて伺わせていただきます。厚労省になるかと思いますが、資料3をごらんください。10月時点でピンクの一番上の棒グラフでいきますと、ピンクの棒グラフ、保険証全体に対して青の778万件というのがマイナンバーカードの保険証になるのかと思います。これが5%切っている状態だという状況だということです。一方で、私、より良い医療ということは、マイナン保険証で受付で資格確認でポッと置いただけでは、より良い医療とは言えないんだと思っています。診療で患者さんがマイナン保険証のデータを診療に使われて、それを例えば診察の際に、あるいは治療方針の際に参考にされた、それが有効に機能して初めてより良い医療になるのではないかと思うんですね。その中でいろいろとデータを探したんですが、資料3で赤で囲んでいるところがあります。簡単に病院もで すが、まず身近なところで、医科診療所、いわゆるクリニック。ここでマイナンバーカードの保険証、それから既存の保険証を合わせて、7556万件余が使われております。1ヶ月で。そして右下の赤で囲んだところ、クリニックで診療情報を少なくとも閲覧した件数、これが192万3563件となっています。実際マイナン保険証でピッておくのは5%弱かもしれませんが、実際診察でドクターが見たかもしれない、見ていないかもしれないですよ。少なくとも閲覧の記録があるというところで見ると、2%、3%弱なんですね。だから全く医療にマイナン保険証のデータが使われていないんじゃないかという疑念があります。ずっとよりよい医療の提供、よりよい医療の提供ってあらゆる場面で厚労省、マイナン保険証で提供するとおっしゃっていたんですが、実際はまだまだ全然よりよい医療につながっていないんじゃないかと思います。この点厚労省でお答えください。
49:59
お答え申し上げます。今御指摘のございまし た患者の方の健康医療情報でございますけれども、今この閲覧の対象になっておりますものはこれはレセプトデータから抽出したものでございます。それでございましても、例えば、複訳されている医薬品の内容の記憶が曖昧な高齢者の方などの場合、問診によらずに正確にその複訳情報の把握などが行えるなどの利点がございますけれども、さらに今後は電子処方箋などの普及、これもマイナンバーカードによる受信、これを基盤として普及を図っていくということでございますので、今後はそういった普及によりましてリアルタイムで薬剤情報を共有することができるようになるというものでございまして、こうした取組を進めていくことによりまして、よりメリットを感じていただけるというふうに考えてございます。引き続きマイナ保健所を基盤とした医療DXの取組を推進してまいりたいと考えてございます。
50:58
これから整えていく、それはぜひやっていただきたいです。これが整って初めてマイナン保健所を持っているメリットを享受できるんじゃないかと思うんです。今、ま ずマイナン保健所にして、来年秋にはもう既存の保健所をなくす、マイナン保健所をしなければならない。しかも、資格確認証を出したり、あるいは顔認証カードを出したり、複雑な医療現場でも混乱するような手法をとってでも既存の保健所の期限を区切るというところの意味が私は理解できません。日弁連も意見書を出しております。あくまでもマイナンバーカードは任意であるということ、それからマイナン保健所についてはまず、享受できるメニューが整って、だからどんどん移行してください。結果として廃止してもいいですよね。そういう形にするべきだと思います。この点、マイナン保健所の来年秋の廃止というのは延期をするべきだと思います。もう一度お答えください。
52:25
お答え申し上げます。先ほどは薬剤情報や診療情報に基づくより良い医療を受けることができるという点についてご答弁を申し上げましたけれども、マ イナン保健所にはそれ以外も、限度学認定証を持参されておられなくても、限度学を超える支配の免除、これが確実に受けられる、あるいは成りすまし防止、それから、医療機関あるいは保健者の方の事務負担の軽減などの様々なメリットがございますし、それから先ほどお話しさせていただいたとおり、今後医療DXを進める基盤となるものでございます。マイナン保健所を保有されていない方に対しましては、これは資格確認書を円滑に交付させていただくといったような準備、それからマイナン保健所の一層の利用促進などを適切に対応していくことが重要と考えておりまして、こうした取組を進めまして、医療現場における課題、こちらも一つ一つ解決をして、国民の皆様に安心してマイナン保健所をご利用いただける環境の整備、こちらを進めてまいりたいと考えてございます。
53:25
今でもおっしゃいましたけれども、先ほどの資料3でいくと、赤で囲んでいるところでも、せいぜい2.5%しか利用されていない。あ るいは薬局も含める、総計で比較をすると、わずか1.6%しか利用されていないという事実をしっかり受けとめてください。これが例えば半分ぐらい、あるいは7割、8割利用されて、患者さんにとってもマイナン保健所を利用してくれる方が、自分の治療に役立っているという実感が伴えば、どんどんマイナン保健所を増えますし、結果として、もう既存の保健所はいらないよね、ということにもなりうるんだと思います。なりすまし防止でいきますと、先ほどやはり偽造事件が起きたということです。顔認証をとれなければ、目視でいいよという指示まで、わざわざマニュアル変えてまで目視でもいいよとやってますよね。偽造のところの写真が本人にそっくりだったら、目視で通ってしまうんです。こういう点もしっかり踏まえていただきたいと思います。時間がなくなってきましたので、地方公共団体のデジタル化のことについて伺います。資料を読んで、政府クラウドの話があります。国産の桜インターネットが、ガバメントクラウドに認定をされました。条件付きですけれども、今までやはり外資系しかできなかったサービスに、国産が参入できる、それだけ実力を伴ってきたというのは、私としては非常に歓迎をしたいと思い ます。デジタル主権という言葉も出てきている中で、ガバメントクラウド、国産のお家から是非評価をし、公正な競争でというのは従順分かりつつも、国産クラウドが成長してきているということを評価するべきだと思いますが、総務大臣はいかがお考えでしょうか。
55:38
お答えいたします。ガバメントクラウドは、クラウドサービスの利点を最大限に活用することで、迅速、柔軟、セキュアなシステムを構築し、利用者にとって利便性の高いサービスを提供するため、デジタル庁が複数のクラウドサービスの利用環境として整備を進めているところです。先生がおっしゃいましたように、この度のガバメントクラウドのサービス提供事業者の新規調達において、サクラインターネット株式会社の「サクラのクラウド」を条件付きで採用することと決定したところです。サクラインターネット株式会社においては、その求められる基準を現時点では満たしていないものの、2025年末までにデジタル庁が求める基準に到達できる事業者として期待しているところです。ガバメントクラウドの調達をもって、国産クラウド全体の評価を申し上げることは困難ですが、その上で申し上げますと、新たに国内企業の参与が通じまして、クラウド分野等の先端的な重要技術の人材の育成など、産業基盤の確保に貢献がなされること、ガバメントクラウドに採用されている各クラウドサービス間の競争が促され、クラウドサービスとしての機能の拡充や魅力的なサービスの提供が進むこと、こういったことを期待しているところでございます。
56:59
やはり行政サービスを担う上では、経済安全保障上、国家機密というレベルじゃないにしても、国民一人一人の最高のプライバシーを扱う行政サービスのクラウドということでは、やはり国民の信頼という意味では、この国産のガバメントクラウドが、桜インターネットさんだけじゃなく、どんどん成長してくれることを期待したいと思っています。最後にネットの誹謗中傷、ちょっと時間が来ましたので、申し上げるだけにします。先日、プラットフォーマーに対する規律、これが有識者からの報告がありました。この後、多分取りまとめという形になると思います。概ね、誹謗中傷の案件が上がったら、1週間程度で削除する、あるいは削除しない、その理由を明確にすることが期待されていますし、そのための基準というのが個別に指摘されるべき、しっかりと明示されるべきだと思っています。この点が非常に重要になりますので、この点はぜひ報告書が出て、またパブリックコメントも受けた後、実行が上がる制度になることを期待申し上げ、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
58:27
おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。おはようございます。ありがとうございました。以上で終わります。
58:56
記者 次に奥野総一郎さん。奥野総一郎さん。
59:02
(奥野) エリック・ミッションの奥野総一郎でございます。(奥野) 今国会も大変お下がりになりまして、(奥野) おそらくこれで私の最後の質問になろうかと思いますので、(奥野) よろしくお願いいたします。(奥野) NHK会長のお見えでございますので、(奥野) まず一定のNHKの問題ですが、(奥野) 取材メモの流出問題がありました。(奥野) 取材源の否得というのは、(奥野) 極めて重大でありまして、(奥野) 安心してしゃべれなくなるわけですよね。(奥 野) 安心してしゃべれなくなるわけですね。(奥野) 取材を受けたことが外に漏れるようだとですね、(奥野) 安心して取材を受けられない、真実を語れなくなるということで、(奥野) 極めて民主主義にとって大事な問題が取材源の否得ということだと思うんですが、(奥野) 今回はそれがネットのインフルエンサー的な人に渡ってしまって、(奥野) 誹謗中傷を受けるということにつながった、あってはならない事態、(奥野) 報道機関としてあってはならない事態だと思います。(奥野) その受け止めと再発防止策について伺いたいと思います。
1:00:07
(稲葉会長) 今回の問題は、取材対象者との信頼関係を損なうだけでなくて、(稲葉会長) NHKに対する視聴者の皆様からの信頼を損なう、あってはならないことでございまして、(稲葉会長) 深くお詫び申し上げる次第でございます。(稲葉会長) 流出させた派遣スタッフには 、契約先のNHKの加え者が、(稲葉会長) 業務上の情報が記録された書類などを許可なく社外に持ち出さないこと、(稲葉会長) などを定めた契約書を提出させておりました。(稲葉会長) しかし、派遣スタッフはニュースの取材政策の専用端末に登録されていた文書を、(稲葉会長) 自らのアクセス権限の範囲内で、(稲葉会長) 閲覧、印刷し、相手のアカウントに送っていたというものでございます。(稲葉会長) 業務の必要性を踏まえまして、限定的なアクセス権限を与えておりましたけれども、(稲葉会長) 今回の事態を重く見まして、権限不要のあり方など管理体制を見直し、(稲葉会長) 強化するということにしてございます。(稲葉会長) 派遣スタッフが流出を認めた今月1日には、(稲葉会長) 子会社で同じような業務に当たっている派遣スタッフなど、(稲葉会長) 約120人のアクセス権限をさらに検定いたしました。(稲葉会長) また、全国の職員とスタッフを対象に、業務内容に対しまして、(稲葉会長) 必要以上のアクセス権限を与えていないかなどの緊急点検を行っておりまして、(稲葉会長) 年内をめどに抜本的な見直しを実施し、(稲葉会長) 今後このような事態が二度と起こらないよう、再発防止を徹底していくという方針でございます。(稲葉会長) 取材権の取得に関しまして、現時点で取材先の個人情報が特定されるという状況にはなっていないというふうに考えてございますが、(稲葉会長) 取材に協力していただいた方には、ご心配とご迷惑をおかけしたということについて、お詫びを申し上げました。
1:02:21
(奥田総一郎) 直接取材に当たられる方は、取材権の取得というのは、当然わかっておられるはずなんですけれども、(奥田総一郎) いろんな方が番組制作には携わられるということであります。(奥田総一郎) 色派のいいですよね、取材権の取得ということは、やっぱり全体局として、当然やっておられるでしょうけれども、(奥田総一郎) 全て関わられる方には徹底していただきたいと思います。(奥田総一郎) それからもう一点、今のは取材記者さん以外の話なんですが、(奥田総一郎) 今度は取材に関わる事項 として、昨日ニュースウォッチ9報道へのBPO意見というのが出されました。(奥田総一郎) これの概要と受け止めを、そしてその再発防止策、また会長から伺いたいと思います。
1:03:11
(稲葉会長) 今月5日、NHKのニュース番組、ニュースウォッチ9の新型コロナ関連動画につきまして、(稲葉会長) BPOの放送倫理検証委員会から、放送倫理違反があったとする意見がNHKに通知されました。(稲葉会長) 事実を正確に伝えるというニュース・報道番組としての基本を逸脱し、(稲葉会長) 視聴者の信頼を裏切り、遺族の心情を大きく傷つける結果を招いたという指摘を真摯に受け止めてございます。(稲葉会長) NHKでは、この問題が発覚して以降、チェック機構の強化だけでなく、(稲葉会長) ジャーナリズム教育の強化、あるいは責任ある取材・政策体制の構築、(稲葉会長) さらには放送ガイドラインの基本姿勢の再徹底など、様々な角度から再発防止に取り組んでございます。(稲葉会長) 取材先に真摯に向き 合い、議論を尽くし、事実に基づき正確に報道するという放送の基本的な姿勢を再確認し、(稲葉会長) 視聴者の信頼に応える番組を取材・政策室に参りたいというふうに考えてございます。
1:04:32
(奥野党) 記者さんというよりはスタッフの方が取材にしたということなんですけれども、(奥野党) やはりワクチン接種を受けて亡くなられた方に取材したら、当然ワクチン接種の問題について報道されるだろうと思うはずなんですが、(奥野党) ところが蓋を開ければコロナで亡くなった方と一緒ということで、他の方と一緒になって放送されてしまったということで、(奥野党) ここにも書いてありますけれども、NHKの放送ガイドラインの中では、取材に当たって放送及び取材の意図を事前に十分説明し、理解を得るということでありますから、その消費的なことができていなかったんじゃないか。(奥野党) 途中でもし方針が変わったのであれば、そのことをちゃんと取材対象者には伝えなければいけないと思う。(奥野党) やはりその処方的なことが なされていないというのは私は非常に問題だと思います。(奥野党) 以前にも東京五輪の記録映画の取材のところで、同じような、局外したような報道のされ方がした件があったと思いますけれども、(奥野党) 年が明けるともう1年になるんですけれども、NHK全体のガバナンスですね、いろんな問題、さまざま、私のところにも日々資料が回ってきますけれども、いろんな問題が起きていると思いますが、(奥野党) どのようにお考えで、ガバナンスをしっかりとらなきゃいけないと思うんですが、そのあたりでいかにお考えでしょうか。
1:06:14
NHKの本来の強みというのは、1人1人の職員がNHKの公共的役割を深く認識し、高い専門性を発揮して、情報空間全体に多様な価値と信頼できる情報を提供する、そういう現場力の強さだというふうに認識してございます。ご指摘のように、少なからず不祥事が発生しております。これにはいくつかの要因が複雑に絡み合っているんだろうと思います。一概にガバナンスだけが要因ということではないとは思うんですけれども、やはり現場力の発揮を支えるマネジ メント、管理する能力が弱いということが、ご指摘のような不祥事が起こる一因となっているのではないかというふうに考えます。職場のマネジメント層一人一人が、自らの責任を認識し、様々なリスクをチェックし、改善していくため、再発防止に向けては、職員の意識や組織不動にまで落とし込んだ施策を着実に実行していくということが重要ではないかというふうに思ってございます。また経営としても、意思決定のプロセスをより一層明確にし、透明性の向上を図っていくということが必要であるというふうに指摘しておりまして、アカウンタブルな経営を徹底していくというふうに考えております。
1:07:49
NHKというのは、私は報道機関としてしっかりやってもらわなければいけないと思っています。そこを誤ると国民の信頼を失って、受信料、以前の不払いなんてこともありましたけれども、受信料は民主主義の対価としてしっかりみんなが納めるべきだと思っていますから、その期待に応えられるようにしっかり解決をしていただきたいと思います。NHKの皆さんはこれでお答えしてください。お二人の参考人、ご対接をお聞きください。通告したいのですが、大臣一点だけ。先ほどの岡本委員のところで、政府にいる立場として特定の政治団体のことには応えられないと一般論をおっしゃったのですが、そこはよくわからなかったのですけれども、大臣自身自身のことはお答えになりました。そういうことはないという話だったのですが、全然自分に関係ない政治団体について大臣として知り得ることをしゃべるというのはだめだと思うんですね。その主義義務とかですね。自分に関係のない政治団体についてはおっしゃる通り政府にある立場としては話すことはできないと思うんですが、まさに自分の所属している政治団体について、そのことについて政府に属するから答えられないというのは、私はちょっと違和感を覚えたのですが、他の委員の方もおっしゃっていましたけれども、政府にいる立場として自分の所属する政治団体についてなぜ答えられないのか、そこはどういう理屈でしたっけ。
1:09:33
私自身、政和政策機関のメンバーではありますが、全容は存 じ上げておりません。また総務省としても調査権限を持っていませんから、それは立ち入ることはできません。
1:09:45
でも、私自身が受け取っているかどうか、どういう処理をなされていたかについては、答える権限はあると思いますが、いかがですか。
1:10:03
それも含めて、私は罰もやったことはありませんので、どういう処理をしているか分かりません。
1:10:10
あまり時間がなくなるのか、でもご自分に対してどういうノルマがされていたか、どういう手順 だったかというのはおそらく分かると思います。それについてまで答えないというのは、私は誠実だと思います。時間がなくなっているので、大臣はご自分のことはお答えいただいたのですが、一般論のところが少しかかったので、お尋ねしたいと思います。厚生労働省の岡田政務官の話岡田政務官に来ていただいて、重点支援課交付金、均等割世帯について検討中だという話をされました。私からはほぼ10万円になるのではないかと、それも検討中だという話でした。しかし、一つだけおっしゃったのは、なるべく早くお届けしたいとおっしゃっていたわけですが、それについて予備費で措置をするという報道がなされています。なるほどですね。非課税世帯については補正予算が成立したので、おそらく各自治体でこの12月議会で補正が通れば給付が始まると思うんですけれども、政務官がおっしゃるように、均等割世帯に一箇所早く届けようとすると、予備費を使って出せば早く届くことになると思うんですが、そのあたりはいかがですか。それからもう一点、通告してみますが、今日の新聞に、低所得の子育て世帯にも追加で1人5万円という報道があったんですが、これも予備費でという報道だったと思いますけれども、事実関係はいかがでしょうか。
1:12:01
奥野委員の御質問にお答えいたします。今御指摘のありました新聞報道につきましては、私どもも承知をいたしております。御質問の住民税均等割のみ課税される世帯につきまして、給付水準につきましては、住民税非課税世帯への支援と同等または同水準を目安として現在検討中ということは、先日お答えさせていただいたとおりです。また給付時期につきましても、真っ先に給付を行う住民税非課税世帯に引き続き迅速に支援していくということも、我々としても重要だというふうに認識しております。自治体の事務負担を踏まえつつ、できるだけ早期に支援していきたいというふうに考えております。令和6年度の税制改正と併せまして、本年末に成案を得るべく、今引き続き検討を進めているという状況です。なおその財源につきましては、成案内容を踏まえまして、政府内で検討されるということになると承知しておりまして、現在政府として何か方針を決定しているものではありません。またご質問の、1人当たり5万円の給付があるのではないかという報道につきましても、現在成案を得るべく検討しているということで、このタイミングで申し述べることはございません。
1:13:22
検討している事実、5万円については検討している事実があるというふうにお認めいただけましたが、結構ややこしくて、今言ったように補正成立した部分、非課税世帯についてはこれから処理が始まると、自治体で処理が始まると。一方、減税部分については税法の改正が必要でしょうから、どう急いだって来年の6月以降ということになります。それから、追加で、新たに令和5年に非課税世帯になる方、あるいは均等割合世帯になる方についても、給付をすることにされているようですが、それについても年度明け、おそらく6月になるということですね。それから、減税しきれない方、今日の新聞だと1万円刻みで交付すると出ていますが、その方々についてはおそらく減税とセットですから、6月以降になるということになります。早ければ年内に始まる7万円の給付が始まる非課税世帯の方と、減税に絡む方、今年新たに非課税世帯になる方、均等割合世帯になる方は6月。その間に、おそらく今申し上げた、昨年の均等割合世帯、令和4年の均等割合世帯の方々について、急ぐとおっしゃれば、おそらく予備費しかないと思います。ですから申し上げた、予備費で使うことが私はいいとは思いませんが、もう一回確認ですが、急ぐということは予備費を使うしかないと思うんですが、違うんでしょうか。
1:15:10
ご質問にお答えいたします。先日もお答えさせていただきましたように、お困りの皆様に迅速に届けていくということが非常に重要だと、委員御指摘のとおり、私どもも考えております。そのため、できるだけ早く予備費で出せるところは出すというふうに決めておりますが、まだただ、その狭間に落ちる方々という部分につきましては、現在、税制改正と合わせて検討中ということですので、できるだけ早くという中で、まだただ財源などについては、まだ検討の途中ということでお願いいたします。
1:15:51
早く予備費という話が出てきましたけれども、予備費を使うことは私はいいと思いませんが、急ぐという意味ではそれはそれしかないと思います。もっと遡っていれば、結構バラバラ思いつきのように出てくるわけです。子育て所得の低い方の子様1人当たり5万円というのは急に出てきたり、後付で金と割り世帯の10万円が出てきたり、最初にきちんと計画を立てて、一括で給付すれば終わっていたんですね。補正で処理をして一括すれば、年内あるいは年明けに各自治体で全員の給付が始まっていたはずなんです。そのやり方がどうも後手後手のような気がします。物価対策ということであれば、最初の方を決めて補正予算であるべきだったと思います。この件については以上なので、もう、政務官も。
1:16:56
お答えいたします。御指摘の定額減税と住民税の非課税世帯に対する支援の間の方々に対する支援につきましては、重点支援地方交付金による自治体の対応を中心に検討を進めさせていただいております。今般の措置につきまして、制度設計をしっかり行ってから進めるべきではないかという御指摘でありますが、まず経済対策におきまして、定額減税等低所得者支援等の支援の全体像をお示ししたということでございます。これを踏まえまして、自治体の事務の実態や御意見をよく把握しながら現在検討を深めているというところでございます。また制度設計に当たりましては、分かりやすく事務負担が少ない簡素であること、また特に低所得の方々への支援を迅速に行うこと、またできるだけ公平で適切に行うと、この3つの観点のバランスをとれた仕組みとなるよう現在検討しており、その際、委員御指摘の自治体の過度な事務負担を避けるということも重要であるということで、知恵を絞っております。年末までに成案を得るべく検討を進めているところでございます。
1:18:10
ありがとうございました。もうこれでこの質問は終わりですね。岡田総務官、お帰りいただいて大丈夫ですか。お出させ下さい。すみません、時間がどんどん。次、ガバメントクラウドですけれども、今、岡本委員からも言いましたが、標準化とセットということなんですが、メリットですね。どういうメリットがあるのか。実際によっては二重投資になるところもあるわけです。既に自前でやっているところもあります。レガシーといって、古いやつは公開すべきですけれども、二重投資になる部分が出てきますよね。二重投資をあえて許容してでも、これをやるメリットというのは何なんでしょうか。一つは、長い目で見たときに、ランニングコストが下がって、元が取れるというのが一つあるでしょう。それから、セキュリティがより向上するというのがあると思うんですが、標準化、それからガバメントクラウドの、今回、舵を切るメリットとは何でしょうか。
1:19:21
お答えいたします。地方自治体の基幹業務システムの統一標準化でございます。住民記録、地方税、介護、福祉といった地方自治体の二重の基幹業務につきまして、標準準拠システムへ移行できる環境を整備する取組でございます。御質問がございました。統一標準化の取組を進めるメリットでございます。いくつかございますけれども、例えば、サーバーOSアプリを共同で利用することによるコスト削減、それから、アプリ移行の際のデータ移行が容易になるので、ベンダーログインを開始するということが可能になります。また、庁内外のデータ連携が容易となるということで、申請時に一度記入した事項 を何度も記入しなくても済むワンスオンリーのサービスを提供しやすくなる。また、ガバメントクラウドを利用することによりまして、地方団体の情報システムに高水準で統一的なセキュリティ対策が実装可能になるということで、さまざまなメリットがあると考えてございます。これらによりまして、地方自治体の人的財政的負担が軽減し、地域の実情に即した住民サービスの向上に注力できるようにしたいと考えてございます。
1:20:20
時間がなくなってきたので、読売新聞の記事で25年の標準化が間に合わない、移行が間に合わないという記事が、それについて3割あるということがありました。伺ったら、これは失敗調査ではないので、3割かどうかというのはあるけれども、間に合わないところがあるのは事実だということのようなんですね。これかかる初期投資については、国が全部面倒を見なきゃいけないはずなんですよ。強制的に移行するわけですから。25年を超えた場合に、基金が使えなくなるというようなことがあるようですが、25年を超えても、きちんと自治体のコストについては、国が責任を持って面倒を見るということを大臣に伺いたいんですけれども。
1:21:10
デジタル基盤改革支援基金の設置期限につきましては、地方公共団体情報システム機構法におきまして、令和7年度末とされておりまして、各自治体においては、現在移行作業に取り組んでいただいていると承知しております。標準準拠システムへの移行の経費を支援するデジタル基盤改革支援補助金でありますが、さきのお見舞いいただきました、今回の補正予算で5163億円を追加計上し、総額6,988億円を確保したところでありまして、各自治体の取組加速化を図ってまいります。