1:09
ただいまから経済産業委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに石井昭君が委員を辞任され、その補欠として青島健太君が占任されました。理事の補欠占任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、現在理事が1名欠員となっておりますので、その補欠占任を行いたいと存じます。理事の占任につきましては、先例により委員長の指名にご一人願いた いと存じますが、ご異議ございませんか。はい、ご異議ないと認めます。それでは理事に岩本強人君を指名いたします。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。経済産業貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、人事院事務総局人材局審議官原田光義君ほか12名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。はい、ご異議ないと認め、作用を決定いたします。経済産業貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は順次ご発言願います。
2:31
立憲民主社民の小川幸人でございます。今日は質疑の機会を与えていただきましてありがとうございます。まず通告に従って順次お尋ねをさせていただきます。まず1番目は政務三役の資質についてお尋ねをさせていただきます。まず自民党の派閥による政治資金パーティーの件でございます。まず1点目はいわゆるノルマというものがあり、そしてそのノルマに対するキックバックというものがあったのかなかったのか。2つ目はそのキックバックに対してどのような処理をされてこられているのか、事実関係を伺いたいと思っております。西村大臣はじめ自民党所属の三役の皆様方にお願いをいたします。
3:28
まず個々の政治団体に関するお尋ねでありますので、政府にある立場としてお答えすることは差し控えたいというふうに思います。その上で岸田総裁からですね、各派閥の関係団体における政治資金収支報告書について訂正が必要な場合は適切に訂正を行うとともに丁寧に説明するよう指示が出ております。それぞれの政治団体におきまして事実関係を確認の上必要な対応をなされるものというふうに承知をしております。
4:03
はいお答えをいたします。個々の政治団体に関するお尋ねでございますので、政府に役職を持つ立場といたしましてお答えは差し控えさせていただきます。
4:19
小川委員にお答えをさせていただきます。個々の政治団体に関するお尋ねについて政府にある立場としてお答えを控えさせていただきたいと存じます。はい石井政務官ですね。はいどうぞ。はい。個々の政治団体に関するお尋ねについては政府にある立場としてお答えすることは差し控えたいと思います。
4:48
それではお尋ねをいたします。コメントを控えるというお立場の皆さんたちということですが、それではこの経産省の委員会の前に個別で取材等で受けられていて、それに対するコメントで同様の発言以外の発言をされている場合は、それをどのようにおっしゃったのかお伝えいただけないでしょうか。またそれを撤回されるというおつもりなのでしょうか。よろしくお願いいたします。はい全員の皆様方に。
5:23
はい。国に様々取材を受けておりますので、全てを今記憶しているわけではありませんけれども、今私は政府に入っておりますので派閥を代表する立場にないという趣旨のことは申し上げました。代表という言葉から管理する立場というかちょっと記憶が定かでありませんけれども、そういう立場ではありませんので、派閥において事実関係を精査をしてその上で適切に対応されるものというふうに承知をしているという発言をしたことがあると思います。
5:59
はい。国交の委員会での答弁も含めてでありますが、一貫して個々の政治団体に関するお尋ねについて、政府にある立場としてお答えを差し控えさせていただいているところでございます。
6:14
はい、委員長。国会委員にお答えいたします。国会委員から他にインタビューを受けたという話でございましたけれども、全くそのことはございませんし、今何度も申し上げますけれども、個々の政治団体に関するお尋ねについては、政府にある立場として差し控えていただきたいと存じます。
6:36
石井です。繰り返しになるかもしれませんが、個々の政治団体に関するお尋ねについては、政府にある立場としてお答えすることは差し控えさせていただきます。
6:50
分かりました。では、事実関係を伺ったところで、次の質問に移らせていただきたいと思います。まず、国家公務員の通勤の手当について、まず人事院にお尋ねいたします。今日人事院も来ていただいていると思います。国家公務員の新幹線、そして特急を使った通勤手当、これは事実確認でございますが、片道分のみ支給と聞いておりますが、間違いございませんか。
7:23
お答え申し上げます。国家公務員が鑑賞をことにする移動などに伴いまして、新幹線や特急などを利用する場合の1ヶ月あたりの通勤手当については、最大5万5千円の通常の運賃に加えまして、2万円を限度として特別料金の2分の1の額を支給することとしております。
7:45
つまり、現状5万5千円までの通常の通勤手当のほかに、いわゆるこれ2万円までというのは、これはあくまで片道分である。つまり特急料金や新幹線料金が4万円までかかっていたら、2万円までは支給しましょうということでよろしいですね。
8:13
ただいまの2万円の上限というのは、片道往復ということではございません。全体の額の2分の1の額ということでございます。したがいまして、仮に総額4万円でございましたらば、片道分になるということでございます。
8:32
人事院では、確か今年の夏の人事院の勧告に向ける前で、この国家公務員の皆さんたちの特急料金や新幹線による通勤の手当について は、前向きなお考えがあるというようなお話も伺っておりましたけれども、これについてはどうしてこの夏できなかったのか。あるいはまた、来年に向けてどのような検討がなされているのかお尋ねします。
9:06
まず、公務員におきましては、全国で行政サービスを提供するため、広域的な人事異動を行う必要がありますが、近年では夫婦で協力して育児を行っている職員のように、勤務地をお断りして移動する場合でも、転居が困難な職員が増えてきております。そういった中で、広域的な移動の円滑化の観点から、新幹線等による遠距離通勤のニーズが高まっていると承知してございます。ただ、遠距離の通勤者に対して、より高額の手当を支給することにつきましては、民間企業における通勤手当の支給状況も踏まえまして、各方面の理解を得ながら、合理性や納得性のある内容とするよう、必要な検討を進める必要があるということでございます。そういった中で、現在、人事院においては、社会と公務の変化に応じた給与制度の整備に向けて取り組んでいるところでございまして、その一環として、新幹線等を利用する場合の 通勤手当の額についても、令和6年に成案が得られるよう、検討を進めてまいります。では、資料の1枚目をぜひご覧ください。西村大臣、この資料の1枚目は、これは人事院の提出しました民間給与の実態の中にあるものです。大臣のお立場とはいえ、人事院に対して、あれこれ給与のことですとか、通勤手当のことは言えない立場でございますが、ただ民間の少なくともこの企業においては、どの程度の遠距離通勤が行われているのか、あるいは新幹線や特急両を使っての通勤が行われているかというのは、人事院が出してくれております。500人以上の規模ですと、実に31.8%遠距離通勤者がいると、つまり3割遠距離通勤しているのですよ、大規模企業。そして、100人から500人未満でも9.0%、それから50人以上100人未満でも4.7%というような数字が出ております。従って特に大企業を中心に、遠距離通勤というのは、言ってみればある程度日常化していると言っても言い過ぎではないと思います。3人に1人の方が遠くから新幹線や特急を使って通っていらっしゃる。実際に、先ほど国家公務員の皆さんたちは、半額までが特急料金、新幹線通勤の手当として支給されていますし、民間では確かに満額で支給されているという割合も、とてもまだまだ十分とは言えない状況ではあります。しか し、3割の方が遠距離通勤を実際にやっていらっしゃる。そして、経産省としては、こういう皆さんたちの仕事の改革、それから東京一職集中へのどんどん働き方を変えていきながら、東京も住みやすいところではあるが、地方に移住をしてそこから仕事をしていく。中んづくネットなどを活用して、周囲に1回出てくればいい。これは都会でも地方でもあり得る話でございます。こういった新幹線に向ける、特急料金を使った部分に関しての手当は、社会人説法でよくご存知だと思いますが、民間企業においては、月15万円まで控除されております。つまり、満額だったら15万円まで控除、適用できるんですよ。企業は痛まないわけですよ。それを活用しているからこそ、大手の企業の皆さんたちというのは、新幹線や特急を使ってどんどん通勤をされているという現状があるんですね。これをやはり、国家公務員や地方公務員の皆さんたちも活用していった方がよろしいのではないかという提案も含めてでございますが、西村大臣、こういった今の現状を踏まえて、働き方改革、あるいはネットを使った働き方、それから通勤のこういったものを考えると、民間で結構です。私は国家公務員はなかなか人事院の難しい部分もあります。要望も含めてですが、受け止めをお話しいただけ ないでしょうか。
13:31
ご指摘のように、私もコロナの担当大臣をしておりましたけれども、あのときにテレワークというもの、最大首都圏で7割ぐらいの人がテレワークを同じ時期に経験するということで、ITツールが非常に発達しましたので、様々な働き方が可能になっているものだと思います。その意味で、職場の近くに住んでいなくとも、やや離れた遠隔地であっても、テレワークも利用し、そして必要なときだけ通勤をするという働き方もかなり一般的にもなってきております。一方で、対面で実際に議論を交わすことの有益性、情報共有の有益性なども指摘をされておりますので、民間企業、それぞれの業種業態にもよると思います。エッセンシャルワーカーはそうしたことはなかなか叶えませんので、それぞれの業種業態に応じて工夫をしながら、新しい多様な働き方をそれぞれ実現していっているものと思います。厚労省でテレワークへの補助などもあります。私どもも、いろんな企業の取組を、新しい働き方、そしてそれによって有意な人材がそれぞれの場で活躍できる、そうしたことに対して、経産省として常に何かできないか、応援することができないかと考えていきたいと思います。では、まずは、会を始めまして、少なくとも経産省の本庁でお勤めの中で、新幹線の通勤の方は実はいらっしゃらないそうです。ですので、そういう部分も含めると、しっかりとした今後、指針なり、あるいは経産省から率先してそういうことを始められて、なおかつ月15万円の通勤手当の税額控除というものを有効に活用していって、さまざまな経済政策を実現する一つの手庫として活用されるというお考えを伺いたいと思っております。いかがでしょうか。かつて、金融庁長官が新幹線で通勤をしておられました。もうご自身も言っておられるので言ってもいいと思いますけれども、ですから、おそらく軽井沢か高崎か、長野か群馬だったと思いますが、そういう意味で、できないことはないということであります。もちろん国会への対応などありますので、どちらが自分にとって利便性が高いのか、ワークライフバランス、どちらがそれを適切にで きるのかということをそれぞれ考えながらと思いますが、実際、本庁には新幹線通学がおりませんけれども、希望する者はいるようでありますし、また、地方局ではそれぞれ何名かずつはいるようでありますので、先ほど申し上げましたように、テレワークなども活用しながら、多様な働き方の時代になっております。経産省として意欲ある有意な人材を、ぜひ確保していきたいと思っておりますので、そうした観点の中でできることを考えていきたいと思いますし、もちろん、人事院が公務員につきましては、一定の権利の制約がある代わりに一定の処遇をしていくということの考え方のもとで、人事院の決定に依われ、基本的に従ってやっていくことになります。人事院も民間の働き方を参考にしながら取り組まれていると承知しておりますので、新しい働き方が民間で広がってくることを踏まえて、人事院でぜひ考えていただき、そして、私どもとしても何ができるか、より多様な働き方、そして生産性が上がっていくように、努力を続けていきたいというふうに考えております。大臣、ですので、ぜひ民間の働き方を求めるためにリーダーシップを発揮していただきたいのは、やはり経産省であり西村大臣のお立場だと思いますので、ぜひその辺をしっかり取り組んでいただきたいということと、それと、人事院にお尋ねしますが、こういう状況の中で、来年度に向けて、この新幹線通勤のいわゆる手当の問題というのは、どのように感じたらよろしいのでしょうか。前向きな答弁を期待しているのですが、いかがでしょうか。
18:02
先ほども申し上げましたけれども、令和6年におきまして、成案を得ることを目指して取り組んでまいりたいというふうに考えております。その際の具体的な見直しの内容につきましては、まさしく民間企業における通勤手当の支給状況も踏まえて、必要な検討を進めていきたいと考えております。
18:26
人事院、今年の夏、やはり期待をしていたという公務員の皆さんたちは、相当上っているんですね。その期待をある意味、1回もパスしちゃっているわけなんですよ。だから、もうちょっと前向きな答弁をいただけないでしょうか。お願いします。
18:44
繰り返しになりますけれども、令和6年に成案を得るということを目指して取り組んでまいりたいと思います。小谷君、二度目はないということを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。ちなみに、やはり最近若者の皆さんたちの、まさしくイメージも大臣おっしゃいましたが、働き方改革の中で、やはり国家公務員の皆さんたちの採用の状況を見ていると、やはり右肩下がりなんですね。それをやっぱりしっかりとデータでも裏付けているわけですから、その職場環境を整えていくために、やはり通勤しやすい環境を整えるというのは、やっぱり人事院の大切なお仕事だと思いますし、それから、若者の間で今流行っているのは、コスパならぬタイパー。タイパーという言葉が流行っています。これはコストパフォーマンスだけではなくて、タイムパフォーマンス。つまり、時間を有意義に使おうという若者たちの動きですね。お金は多少払ってでも。そういうことを、やはり国なり民間企業もしっかりと分かった上で採用していく。そして、働いている皆さんたちに何か時間を活用して、その分有意義にやっていただきたいと考えておりますので、大臣はもちろんですが、人事院もよろしくお願いいたします。はい、頷いていただいたので、そう確信しております。では、委員長、次の質問まいります。次は、チャットGPTのことです。まさにこれは、様々な省内での職場はもちろんでしょうけれども、お仕事を外でされるケースもあるかもしれません。まず大臣にお尋ねしますが、あるいは参考にでも結構ですが、チャットGPTでの省庁内での規定というのはあるのでしょうか、 ないのでしょうか。あるとしたらどのような規定なのか教えてください。
20:40
はい、上村サイバーセキュリティ情報科審議官。
20:44
お答えいたします。省庁内に、生成AIなど、その外部のクラウドベースのサービスを利用するための規定はございます。そこにおいては、機密性のあるような情報は扱わないということですとか、その上で、この外部サービスを有効に活用する際には、留意点も必要だということでありまして、保存された情報を自由に利用されてしまう恐れがあること、あるいは国がそれを使うことによって、国民一般に安全安心なサービスだと推奨と受け取られる恐れがあるということ、外部サービス提供者が何方に一切責任を負わない恐れがある、こういったことを考えながらリスクを評価するということであります。そのために、外部サービスの名称であったり、どのようにその利用目的職員が使うのか、またその際の情報の格付けなどなどについて、きちんと確認をし、利用の可否を消す、そのような規定になってございます。
21:35
機密性のあるものは扱わないという御答弁でしたけれども、機密性のあるものの可否はどなたが下すんですか。
21:45
基本的に各情報については、所管の過失というものがその情報の重要性等について判断をしますので、そこの過失庁が一義的な責任者になってまいります。
21:57
時間がありませんので、またこれは深掘りしてまいりますが、このチャットGPTに関しても、やはり様々な情報漏洩の恐れがあるという認識がやはり最近もたれております。検索したワードがそのまま使われたり、あるいは検索した答えもしっかりとできる。サイバー情報、セキュリティ情報、これ様々な問題も出てくるかと思いますので、これはまた後日深掘りさせていただこうと思っております。ありがとうございました。では、次の質問まいります。特定技能2号及び教育実習生の問題についてですが、先ほど政府の諮問機関で前向きになっていますか、バージョンアップを果たしていくということでの様々な記事が出ております。これは今日資料を提出しております2枚目と3枚目をご覧いただければと思っておりますが、これは新制度のイメージとして実際に出されている、公的になっているものと、それに関する毎日新聞の記事が一面トップになっております。その記事のトップの内容は、技能実習は育成就労に変わっていく、技能実習生ではなく育成就労という形で有識者会議が提言をして、最終的な報告書をまとめていく予定だということです。こ の技能実習生と、それから特定技能については、当然、経産省の管轄ではない部分もあるのですけれども、とはいえ、実はそれぞれの民間の事業体などでは、外国人の働き手なしには、もう経営が成り立たない、事業が成り立たないということが、かなり前から言われております。そうすると、やはりこれは緩和できないと思っておりますので、まずこの一連の政府の有識者会議の受け止めを西村大臣からお話をいただけたらと思っております。お願いします。
24:09
全国で人口減少の中、過疎化もあります。人手不足がもう喫緊の課題。特に中小企業にとっては非常に厳しい課題だというふうに認識をしております。その上で、これまでの緩和は、女性の活躍、あるいは高齢者の活躍で何とかカバーしてきていたわけですが、女性の活躍については、もう一段、非正規の方々が非常に多いですから、意欲があって正規になりたいという方々の正規化を強力に進めることによって、もう一段の経済学でいうと、労働供給、女性の活躍が期待できるものと思いますし、高齢化が進んでおりますけれども、健康で意欲ある高齢者も多いですから、そうしたところの活躍をさらに期待したい、そのための環境を整備していかなければいけないと思っております。併せて、今回省力化投資をかなり補正でも5,000億円を用意して、ロボットを使ったり、無人決済の仕組みをしたり、オンラインでやったり、様々な支援策を用意しておりますので、ぜひこれも活用いただいて、何とか人手不足を乗り越える努力をしていただきたい、取組を応援していきたいと思っておりますが、それでもなお、足らない業種については、一定のルールの下で、このような形で、私は基本的には特定技能で、一定の技能を持った方に特定の分野で活躍いただくのが、しっかり管理をしてするのがいいのではないかと思いますが、新しい仕組みで技能実習に代わる育成就労という仕組みを考えていくということでありますので、経産省としても、どういった業種が人手不足で困っているのかということを含めて、こうした議論に参画をしているところでありますので、今後も、より良い制度に なるように取り組んでいきたいと考えております。今日は時間がありませんので、問題の定期にとどめさせていただいて、また議論をさせていただこうと思っております。ちなみに、今おっしゃった特定技能2号も枠が広がりました。その中で、ご家族を呼び寄せることも可能になりました。いわゆる家族滞在という制度もあります。ただ、その家族滞在で配偶者の方を呼んでも、残念ながら今の制度では、週28時間以内のアルバイト的な労働しかできないというような問題もあがっていて、これだったら家族は呼べませんというところで、逆に経営者の方が頭を悩ませているという実態もございます。また、特定技能2号の枠が広がっていくのは良いことなんですが、そういう細かい部分にわたっては、かなり問題があります。それと、今の円安で、正直給料が上がっていないわけですよね。それで、東南アジアの中でも、本当に限られた数カ国しか日本を選んでくれないという実態も受けております。そうなると、やはり、日本、かつてパッシングと言われましたけど、まさに日本を素通りするような外国人労働者の実態も出てくるわけです。ご存知のように、日 本で働くために、手数料として業者の方に、100万円とも150万円とも言われている手数料の問題。それで、例えば20万円の給料をいただいたうちに、5万円は借金を返済、5万円は家族に仕送り、残りの5万円でしっかりとした生活を営みなさいと言われている実態もここにあるわけです。時間になりましたけれども、こういった問題を、一つ一つ最終報告が出たものですから、経産省としても、様々な事業体等にリサーチしていただいて、この問題を深掘りしていただきたいという要望で、今日のこの時間の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
28:52
立憲民主社民の田島舞子です。本日は官房副長官にもお越しいただいております。ありがとうございます。大臣関係者の皆様どうぞよろしくお願いいたします。私はですね、冒頭同様に自民党派閥の政治資金パーティー問題について伺いたいんですが、政務三役の今答弁を伺ってまして、偶然とは思えないほど同じ答弁を繰り返していらっしゃると、個々の政治団体に関するお尋ねについては政府の立場でお答えすることはできないとおっしゃっているんですね。西村大臣、大臣は特別な立場にあられますよ。2021年10月から2022年8月まで政和会の事務総長を務められております。こうした特別な立場にある大臣がですね、このような答弁をするということ、国民は納得しい性質だというふうに考えているとお考えになりますでしょうか。
29:44
できる限り説明責任を果たしていかなきゃいけないというのは常に私、心がけていることであります。ただ、その期間、事務総長を10ヶ月ほど勤めましたけれども、まさに今は派閥を代表する立場にはありませんので、派閥の方で今、様々な過去の事実関係など精査をしているというふうに聞いております。それを踏まえてですね、適切に対応されるものというふうに思います。ぜひこの点はご理解いただければというふうに思います。
30:22
国民は理解はしないと思いますよ。私、大臣の過去の答弁、いろいろ見てまいりました。2011年にですね、これはですね、再生可能エネルギーの電気調達に関する特別措置法の議論がなされてまして、大臣、国会でこのような答弁を、答弁者としてなされているんですね。私の政治資金報告書に全て記載をしておりますから、ぜひご覧をいただければと思いますし、何らやましいところはございません。これは平成23年8月25日、参議院の経済産業委員会、農水委員会、環境委員会の連合審査というふうになっています。大臣に伺います、この全て記載している、これは収入とそれから支出両方ともだと理解しますが、全て記載をしていて、何らやましいものではないとい う2011年の答弁は、今この時も正しいでしょうか。
31:16
私自身は、今ご紹介のあった答弁、私自身、明確に記憶しているわけではありませんが、議事録に残っているとすればそう申し上げたと思いますし、まさにその気持ちで政治資金については取り組んでまいりましたので、その思いは変わりはございません。ただ、今、捜査が行われているというふうに報道で承知しておりますので、私自身の政治資金についても、もう一度確認の作業をしております。これは報道ですので、わからないのですが、報道によると過去5年の分が報道されていますので、これは、聴簿の保存義務を超えたものもありますので、確認できないものもありますから、そうしたことも含めて、今、確認の作業は念のために行っているところでございます。
32:12
過去5年間にわたりまして、収入、それから支出、すべて記載をしているという理解でよろしいですか。
32:21
今、申し上げましたとおり、うちの事務所の秘書からはそのような報告を受けておりますけれども、念のために捜査が行われているというふうに報道がなされておりますので、私自身は念のためにもう一度確認をするようにということで、聴簿の保存義務がないものも過去ありますので、それも遡って、その点も含めて確認の作業をしているところでございます。
32:48
明日からまた予算委員会が始まりますから、しっかりと確認して、答弁していただきたいなというふうに思っております。次に、大阪関西万博について伺います。