PolityLink

このサイトについて

衆議院 沖縄北方特別委員会

2023年11月30日(木)

0h15m

【公式サイト】

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54792

【発言者】

松木けんこう(沖縄北方特別委員長)

自見はなこ(内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策 消費者及び食品安全 地方創生 アイヌ施策) 国際博覧会担当)

上川陽子(外務大臣)

工藤彰三(内閣府副大臣)

辻清人(外務副大臣)

古賀友一郎(内閣府大臣政務官)

高村正大(外務大臣政務官)

穂坂泰(外務大臣政務官)

19:24

おはようございます。これより 会議を開きます。この際、自民、沖縄及び北方対策担当大臣及び上川外務大臣から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。

20:02

自民、沖縄及び北方対策担当大臣。

20:12

沖縄及び北方対策を担当する内閣府特命担当大臣として一言御挨拶を申し上げます。昭和47年の本土復帰以降、政府においては、沖縄の特殊事情に鑑み、各種社会資本整備や産業振興など多岐にわたる進行策に取り組んでまいりました。沖縄県民の絶え間の努力もあり、県内総生産や就業者数が全国を上回る伸びを示すなど、沖縄振興は着実に成果を上げております。しかしながら、全国最下位の一人当たり県民所得や、全国と比べて深刻な子どもの貧困など、なお解決すべき課題が存在しているほか、コロナ禍で傷んだ沖縄経済の再生といった新たな課題にも直面しています。一方で、沖縄は、アジアの玄関口に位置する地理的特性、日本一高い出生率などの他県にはない優位性・潜在力を有しています。この優位性・潜在力も生かしながら、強い沖縄経済の実現に向けて、沖縄振興策を総合的積極的に推進していく決意です。こうした観点から、令和6年度沖縄振興予算の概算要求においては、沖縄観光の再生の後押しや、沖縄発離島型クリーンエネルギーの促進等の各班の施策を拡充し、沖縄科学技術大学大学院・オイスと沖縄の子どもの貧困対策等の予算を増額するとともに、令和6年度中に事業完了予定の沖縄健康医療拠点整備に係る所要額を計上するなど、厳しい財政状況の下、各事業の所要額を積み上げた結果、総額2,920億円を計上しています。また、令和6年度税制改正においては、県民生活の安定にも大きな役割を果たしているガソリンや電力の税制措置のほか、観光振興策である沖縄型特定免税点制度について3年間の延長を要求しています。これまで新型コロナウイルスの感染拡大等により、沖縄経済は厳しい状況が続いておりましたが、観光収入はコロナ禍前の令和元年と増収順まで達するなど、回復の兆しも見えてきています。引き続き、リーディング産業である観光の再生や農林水産業をはじめとした各種産業の振興、交付化・価値化、そしてそれを支える人材育成の取組を支援してまいります。また、県民生活や産業を支える道路、港湾等の社会資本整備を進めてまいります。手里嬢の復元については、令和8年の静電の復元に向け、着実に工事を進めてまいります。沖縄科学技術大学大学院大学OISTについては、クリーンエネルギー分野をはじめとした研究力の強化や、新たなスタートアップ創出拠点の整備等の取組を支援してまいります。また、台風等への対策として、離島中心とする無電中化の加速化を行ってまいります。このほか、北部及び離島の振興、子どもの貧困対策、不発断対策などについても、着実に取組を進めてまいります。沖縄には、今なお多くの在日米軍専用施設区域が存在し、県民に大きな負担をかけています。引き続き、沖縄の皆様の理解を得る努力を続けながら、沖縄の基地負担軽減に取り組むことが政府の方針です。特に、住宅や学校に囲まれ、市街地に位置する普天間飛行場については、「固定化は絶対に避けなければならない」との認識の下、1日も早い全面変化の実現に向けて、政府として取り組むこととしています。在留軍用地の跡地利用は、今後の沖縄振興の観点から極めて重要な課題です。西普天間住宅地区跡地における沖縄健康医療拠点の整備が、今後の跡地利用のモデルケースとなるよう、関係機関の連携の下、令和6年度中の完了に向け、着実に取り組みを進めてまいります。次に、北方領土問題について申し上げます。北方領土は、我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土です。この我が国の立場に何ら変わりはありません。ロシアによるウクライナ侵略により、日ロ関係は厳しい状況にありますが、政府は北方領土問題を解決して、平和条約を締結するという方針を堅持します。また、北方母山をはじめとする北方四島交流島事業の再開は、今後の日ロ関係の中でも最優先事項の一つであります。政府として引き続き、ロシア側に対し、特に北方母山に重点を置いて事業の再開を求めていきます。現在、事業を実施できていない状況にあり、胸を締め付けられる思いを抱いています。ご高齢となられた元島民の方々の切実なお気持ちに、何とか応えたいという考えにいささかも変わりはなく、事業が再開可能な状況となった際には、速やかに実施できるよう、しっかりと準備を整えてまいります。また、このような状況だからこそ、国民世論の高まりが北方領土問題の解決に向けて重要であると考えています。そのためには、多くの国民、とりわけ時代を担う若い世代の関心を喚起することが重要であり、引き続き国民世論の啓発等にしっかりと取り組んでまいります。さらに、高齢化が進展している元島民の方々への援護についても、引き続き後継者の育成支援等に努めてまいります。本年10月、北方領土隣接地域を訪問し、元島民の方々の切実な傍協の思いに触れ、北方領土問題の解決に向けて、全力で取り組んでいく決意を新たにしました。この決意を胸に刻み、着実な取組を粘り強く進めてまいります。松木委員長をはじめ、理事、委員の皆様の一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。はい、お疲れ様でした。

26:36

次に上川外務大臣。

26:41

沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催にあたり、御挨拶を申し上げるとともに、初心を申し述べます。我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しく複雑な状況にあります。新たな国家安全保障戦略の下、我が国の長年にわたる国際社会の平和と安定、繁栄のための外交活動や経済活動の実績を糧に、大幅に強化される外交実施体制により、危機を未然に防ぎ、平和で安定した国際環境を能動的に創出するため、外交と防衛を連携させながら、総合的に外交安全保障政策を進めていきます。その中でも、防衛力の抜本的強化や日米同盟の強化は最も重要な課題です。特に在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は、我が国にひいては、地域の平和と安全の確保に不可欠です。こうした観点も踏まえ、米政府関係者と緊密な意思疎通を行ってきております。在日米軍の安定的駐留には、地元のご理解が不可欠です。米軍機等の安全確保や事件事故防止の徹底について、米側に対して引き続き強く要請してまいります。また、普天間飛行場の辺野古への移転を、移設をはじめ、沖縄の負担軽減に引き続き全力で取り組みます。さらに沖縄のさらなる成長に向けて、国際社会で活躍する沖縄の人材育成に貢献していきます。尖閣諸島をめぐる情勢について、同諸島周辺の我が国領海における独自の主張に基づく中国海警船の活動は、国際法違反であり、断じて認められません。今後とも日本の領土、領海、領空を断固として守り抜くとの決意の下、中国に対しては、主張すべきは主張し、冷静にかつ毅然と対応していきます。いまだに続くロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を脅かす傍挙です。ロシアがウクライナにおける核兵器の使用を示唆していることは、極めて憂慮すべき事態です。我が国は、唯一の戦争被曝国として、ロシアによる核兵器による威嚇も、ましてやその使用もあってはならないと考えています。先般行われたG7外相会合でも、結束して厳しい大陸制裁や強力なウクライナ支援に取り組む姿勢は普遍であることなどを確認しました。侵略開始から1年半以上が経過する中、日本は力による一方的な現状変更の試みは、いかなる場所でも許さないという強い決意を持って、引き続きG7をはじめとする国際社会と緊密に連携しながら、大陸制裁とウクライナ支援を強力に推し進めていきます。また、北方領土問題は日露間の最大の懸案です。ロシアによるウクライナ侵略によって日露関係は厳しい状況にありますが、政府としては北方領土問題を解決し、平和条約を締結するとの方針を堅持していく考えです。その上で、ロシアとの関係では、例えば漁業などの経済活動や海洋における安全に係る問題のように、日露が隣国として対処する必要のある事項については、我が国外交全体において、何が我が国の国益に資するかという観点から適切に対応していきます。また、北方母山をはじめとする北方四島交流等事業の再開は、日露関係における最優先事項の一つです。ご高齢となられた元島民の方々の切実なるお気持ちに、何とか応えたいとの強い思いを持って、ロシア側に対し、特に北方母山に重点を置いて事業の再開を引き続き求めていきます。以上の諸問題に取り組みあたり、松木委員長をはじめ、理事・委員各位の御理解と御指示を心からお願い申し上げます。お疲れ様でした。次に、工藤内閣府副大臣、辻外務副大臣、小賀内閣府大臣政務官、小村外務大臣政務官及び穂坂外務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。工藤内閣府副大臣、すいませんでした。内閣府副大臣の工藤昌造でございます。自民大臣指導の下、沖縄政策及び北方領土問題の解決に全力で取り組んでまいります。松木委員長をはじめ、理事、委員の皆様方の御指導、御弁達をよろしくお願い申し上げます。はい、ありがとうございました。

32:14

次に辻外務副大臣。

32:20

おはようございます。外務副大臣の辻清人でございます。沖縄及び北方問題について、上川外務大臣を補佐し、外務副大臣としての職責を全うすべく全力で取り組んでまいります。なお、二人の副大臣の中で、私が特に本委員会を担当することとなっております。松木委員長をはじめ、理事、委員閣員の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。はい、お疲れ様でした。

32:45

次に、小村外務大臣政務官。

32:50

ん? 抜けた?ごめんなさい。

32:56

次に、小賀内閣府大臣政務官。

33:01

ごめんごめん。内閣府大臣政務官の小賀雄一郎でございます。工藤副大臣とともに、自民大臣を補佐し、沖縄政策及び北方領土問題の解決に全力で取り組んでまいりますので、松木委員長をはじめ、理事、委員閣員の御指導と弁達、何卒よろしくお願い申し上げます。すいませんでした。ごめんなさいね。頑張ってください。

33:29

次に、小村外務大臣政務官。

33:36

外務大臣政務官の小村政宏です。沖縄及び北方問題について、上川外務大臣を補佐し、外務大臣政務官としての職責を全うすべく力を尽くしてまいります。松木委員長をはじめ、理事、委員閣員の御支援、御協力を心からお願い申し上げます。はい、お疲れ様でした。

33:57

次に、穂坂外務大臣政務官。

34:05

外務大臣政務官の坂井敦でございます。沖縄及び北方問題について、上川外務大臣を補佐し、外務大臣政務官としての職責を全うすべく全力で取り組んでまいります。なお、3人の外務大臣政務官のうち、私が特に本委員会を担当することになっております。松木委員長をはじめ、理事、委員閣員の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。はい、頑張ってください。はい、これで終わりですね。ちょっとね、お願いがあるんですよ。これ終わってないんでしょうか。一応、次回はこう思ってお知らせすることとし、本日はこれにて散会をさせていただきます。ありがとうございました。

0:00

-0:00