21:46
これより会議を開きます議員成果の件につきお諮りいたします笠井明君から11月26日から12月3日まで8日間成果の申出がありますこれを許可するにご異議ありませんか(( 答え合わせ ))ご異議なしと認めます よって許可することに決まりました日程第一国立大学法人法の一部を改正する法律案を議題といたします委員長の報告を求めます
22:41
ただいま議題となりました法律案につきまして文部科学委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます本案は国立大学法人等の管理運営の改善並びに教育研究体制の整備及び充実等を図るために必要な措置を講ずるものでありその主な内容は次のとおりであります第一に事業の規模が特に大きい国立大学法人において運営方針会議を設置するとともに中期計画の作成等について運営方針会議の決議によるものとすること等の特例を創設すること第二に国立大学法人等が長期借入金や再建発行できる費用の範囲の拡大等の措置を講ずること第三に国立大学法人東京いかしか大学と国立大学法人東京工業大学を統合し国立大学法人東京科学大学とすること等であります本案は去る11月7日本会議において趣旨説明及び質疑が行われ本委員会に付託されました本委員会におきましては翌8日森山文部科学大臣から趣旨の説明を聴取しましたついで10日に質疑に入り14日には参考人から意見を聴取し翌15日質疑を終局いたしました17日討論採決を行った結果本案は賛成多数をもって原案の通り可決すべきものと決しましたなお本案に対し不対決議が付されたことを申し添えます以上ご報告申し上げます
24:57
立憲民主党の牧義雄です私は立憲民主党無所属を代表しただいま議題となりました国立大学法人法の一部を改正する法律案について反対の立場から討論を行います本改正案に対しては多くの大学関係者から反対の声が日に日に高まっております改正案では事業の規模が特に大きい国立大学を特定国立大学法人に指定し中期目標や中期計画予算決算に関する運営方針事項について決定する運営方針会議を設置することとしておりますこの運営方針会議の委員に任命に当たり文部科学大臣の承認を必要とすることについて政府による大学の自治や学問の自由への介入ではないかという強い懸念が上がっております政府文部科学省が稼げる大学を目指すあまり大学の自治と学問の自由が奪われかねない大変危機的な状況が生まれております改正案が通ってしまったら文部科学大臣による運営方針委員の承認拒否など第2の日本学術会議問題が起こると危惧をされておりますそもそもこの運営方針会議を設置することになった経緯について疑義があります2022年2月1日に総合科学技術イノベーション会議がまとめた最終まとめの中ではこの合議体 筆地は国際卓越研究大学だけを対象としていたものでしたしかしいつのまにか設置の義務は事業の規模が特に大きい国立大学に広げられましたこの結論に至る間には中央教育審議会での議論もなく大学関係者の理解も得られていません立法事実は一体どこにあるんでしょうか立法事実に疑念があることに加えて国会審議における手続きにも 可視があると言わざるを得ません11月8日の文部科学委員会において法案の趣旨説明が与野党の理事が強引に至らないまま強硬的に行われましたまた十分な審議時間を確保すべきと繰り返し訴えたにもかかわらず政府に対する質疑時間は与野党合わせて5時間半しかありませんでしたそこまで審議を急ぐ必要は全くありません審議に時間をかけると問題点が世の中に知れ渡ってしまい日本学術会議の任免拒否問題と同様学問の自由に制限をかけていると思われるという判断だったのではないでしょうか11月14日の文部科学委員会での参考人質疑では4人の大学関係の参考人にお越しいただきました国立大学の仕組みやあり方を大きく変える重 要な改正であるにもかかわらず4人全員が本改正案の内容を知ったのはつい最近だったと答弁されたのです大学関係者の驚きそして怒りが急速に高まっております関係者の協力が得られない中では制度ができてからしかしうまく運用されるわけがありません大きな制度改革であるならば中央教育審議会などの議論を経て時間をかけて丁寧に議論すべきだったと悔やまれてなりません短い委員会審議の中では私たちの懸念は何も払拭されませんでしたこのままではこの法案に賛成することは到底できません日本国憲法第23条は学問の自由はこれを保障するとし教育基本法第7条第2項では大学については自主性自立性その他の大学における教育及び研究の特性が尊重されなければならないと定められていますこの趣旨が将来にわたって歪められることがあってはなりません本改正案に対して強い抗議と反対の意を示し私の反対討論といたします
30:26
私は日本共産党を代表し国立大学法人法一部改正案への反対の討論を行いますそもそも学問の自由は戦前の国家権力による学問の自由への侵害への反省から日本国憲法第23条に明記されたものであり学問の自由を保障するためには大学の構成員が大学運営に参加する民主的仕組みである大学の自治が不可欠ですこの大学の自治への介入を繰り返してきたのが歴代自民党政権でしたその上で本自民党政権の大学政策でしたその上で本改革案は政府が政令で指定する大規模な国立大学に新たに運営方針会議の設置を義務付けこの会議に中期目標中期計画や予算決算など大学運営の主要方針を決める権限を与え大学の最高位置決定機関とするものに他なりませんしかもその委員を文部科学大臣の承認を経て学長が任命する制度にすることによってまさに大学の人事に文科大臣が介入する余地を与えるものです本改革案はこうした国家権力の介入を許すとともに大学教職員の意思とは無関係に大学運営の主要方針を決定する大きな権限を運営方針会議 に与えるもので制度的に大学の自治を掘り崩し学問の自由を侵害するもので 寒果できません合議体の設置は国際特別研究大学法の審議の時点ではその他の国立大学法人には適用しないとの答弁が繰り返されましたそれが突然認定を受けていない大学にも設置させることとされその理由や検討過程が全く明らかではありません大学への説明も全く不十分です17日の国大競争会では本改革案が新たな国立大学の選別になりかねないと会長が懸念を表明しています本改革案は選択と集中を極限まで推し進め高コスト非効率とされる学問分野を切り捨て稼ぐためにはデュアルユースの名で軍事研究さえ厭わない大学をつくることまた政府や財界が求める大学づくりを学内の教職員の意向を無視して強引に進める体制を構築し学問研究の発展を阻害するものにほかなりません今学問の自由が危機に瀕しています日本学術会議会員の任命拒否を撤回し大学への政治的介入をやめ学問の自由と大学の自治を 保障することを強く求め討論を終わります
33:43
これにて討論は終局いたしました採決をいたします本案の委員長の報告は可決であります本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます(大会)起立多数よって本案は委員長報告のとおり可決いたしました
34:10
日程第二官報の発行に関する法律案日程第三官報の発行に関する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案右両案を一括して議題といたします委員長の報告を求めます
34:52
ただいま議題となりました両案につきまして内閣委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げますまず官報の発行に関する法律案は官報の発行主体官報に掲載すべき事項官報の発行の方法その他官報の発行に関し必要な事項を定めるものでございます次に官報の発行に関する法律の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案は官報の発行に関する法律の施行に伴い独立行政法人国立印刷局の目的及び業務の範囲の見直しを行う等関係法律の規定の整備を行うものであります両案は去る11月14日本委員会に付託され翌15日自民国務大臣から趣旨の説明を聴取いたしました17日質疑を行い質疑終局後討論を行い順次採決いたしましたところ両案はいずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました以上ご報告申し上げます
36:40
両案を一括して採決いたします両案の委員長の報告はいずれも可決であります両案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の規律を求めます規律多数よって両案とも委員長報告のとおり可決いたしました
37:05
日程第4艦隊平和パートナーシップに関する包括責及び先進的な協定へのグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の加入に関する議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします委員長の報告を求めます
37:41
ただいま議題となりましたCPTPPへの英国の加入議定書につきまして外務委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます