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衆議院 震災復興特別委員会

2023年11月17日(金)

3h35m

【公式サイト】

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54778

【発言者】

高階恵美子(震災復興特別委員長)

坂井学(自由民主党・無所属の会)

菅家一郎(自由民主党・無所属の会)

福重隆浩(公明党)

鈴木敦(国民民主党・無所属クラブ)

小熊慎司(立憲民主党・無所属)

馬場雄基(立憲民主党・無所属)

荒井優(立憲民主党・無所属)

市村浩一郎(日本維新の会)

高橋千鶴子(日本共産党)

福島伸享(有志の会)

19:35

これより会議を開きます。東日本大震災復興の総合的対策に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、参考人として東京電力ホールディングス株式会社代表執行役副社長山口博之君の出席を求め、

20:02

意見を聴取することとし、また、政府参考人として、内閣府大臣官房審議官田辺康彦君、復興庁統括官宇野義政君、復興庁統括官桜町光雄君、復興庁審議官森田実君、復興庁審議官滝沢健君、総務省大臣官房審議官三橋和彦君、

20:28

官房庁国民保護防災部長小谷敦志君、外務省大臣官房審議官林光子君、外務省大臣官房審議官武谷敦志君、外務省大臣官房三次官林誠君、厚生労働省大臣官房審議官鳥居陽一君、農林水産省農村振興局整備部長尾形和幸君、水産庁漁政部長山口純一郎君、

20:57

水産庁資源管理部長魚谷俊則君、経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官湯本啓一君、経済産業省大臣官房福島復興推進グループ長片岡浩一郎君、国土交通省不動産建設経済局次長川野豊君、環境省環境再生資源循環局長前仏和秀君、環境省環境再生資源循環局次長住村一郎君、原子力規制庁長官官房核物質放射線総括審議官佐藤強君、及び原子力規制庁長官官房審議官小島陽平君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。

21:59

坂井学部君。

22:01

はい、自民党の坂井学部でございます。私は東日本大震災発災後ですね、個人的に岩手県の大地町の支援をしてまいりましたが、その中での私自身の経験に基づいて、今日はちょっと質問をですね、何点かさせていただきたいと思います。大地町とですね、支援をスタートした後ですね、ひょんなことからですね、炊き出しに行った瀬薬という、横浜瀬薬、私の地元だったところでございますが、の仲間がですね、漁師の方々とお会いをしたときに、船が欲しいということで、涙されて、その涙に動かされですね、結局、船を送ろうというような運動をいたしました。当時、32さんだったですかね、メンバーを中心に、瀬薬の全域で募金活動を行って、募金箱も600、700置いて、そして学校、小学校にも、小学生にも協力してもらって、ブックオフさんと協力して、いらない本だとか、ゲームのソフトだとか、そういうのをブックオフに買ってもらって、募金を集めてですね、そして3625万円、2ヶ月で集めて、それを自分の資金、自己資金、自己負担分として、新大地市漁協が定置網漁船を購入をした、こういう経緯がありました。瀬薬の人たちが送ったので、瀬薬と名付けてですね、今も創業されているわけでありますが、この一連の流れの中で、私も漁協さんと付き合いができたわけでありますけれども、実はこの話の中もですね、初め私どもが話に行ったのは大土漁協さんでありました。ところが、2012年の1月に大土漁協さんがいきなり破綻をしまして、そして組合員が約半分に減った形で、半分の組合員はもう漁業はやらないということで、要は脱退したということなんだろうと思いますが、半分ほどに縮小して、そして新大土漁協というのが発足をして今に至っております。ですから、この瀬薬は新大土漁協に送った形になっているところでございますが、これも4、5年前にお話を聞いたんでありますけれども、新大土漁協は、大土漁協そのものはですね、その前もなかなか問題があるところで、財政的には厳しかったということでありますが、この震災で事務所もやられ、冷蔵庫もやられ、そして船もやられということで、この震災でとどめを刺されて破綻をしたということでございまして、そこのメンバーの半分になったけれども、その半分で立ち上げたのが新大土漁協でありました。当時、漁協、他の漁協も、他の港の漁協もですね、同じような状況でございましたが、ここに被災を受けた漁協はですね、通常の支援に上乗せをして震災復興のための特別の支援、手厚い支援があったということを聞いております。ところが、この新大土漁協は、組合としてはですね、震災の後に誕生したということで、この震災に関する支援が一切受けられていないということなんですね。もともとは大土漁協がありました。組合としては確かに違いますけれども、しかしメンバーはみんな一緒だし、破綻をするまでということは、他の残っている、存続している漁協と比べてもより一層状況が厳しいということが容易に想像される中で、ここの漁協に対して、この震災に関連の支援はプログラムをですね、補助金等を当てないということを聞いて、いやこれおかしいなと思ったんですけれども、率直にこのお話をさせていただいて、土屋大臣の所感をですね、どうお考えになるかお聞きをしたいと思います。

26:23

土屋副工大臣。

26:39

坂井先生の大土に対する思い、今お伺いしてて、素晴らしい地域において活動されたということに感銘を受けたところでございます。今のお話の中でですね、水産庁関係でもあると思いますけれども、副校長としては、やっぱり現場のそういう状況というのは、しっかりとですね、声を聞いて、そしてできる限りの支援をしていくというのが大事だと思っておりまして、今後ですね、その状況もまた現地でしっかりとお伺いしてですね、何ができるか考えながら、寄り添いながら、復興に全力で取り組んでいく必要があるなと思ってお伺いいたしました。

27:38

坂井学子君。

27:41

要は被災を受けた漁協を支援をするのか、それともですね、被災された漁業者の皆さんを支援をするのか、ということでもあろうかと思います。水産庁にお伺いしますが、もう一度こういった地震があって、津波があって同じような状況になったときにですね、同じようにこういった被災に遭った漁業者であっても、ここには震災に関する支援は引き続きしないのか、それとも今度はですね、漁協ではなくて漁業者に対してしっかり支援をする方向で考えていただけるのか、どうなんでしょう。

28:17

水産庁山口行政部長。

28:24

お答えいたします。ご指摘の大土町漁協は、震災後に債務処理を行いまして、清算されたものと承知をしてございます。新大土町漁協は、震災後新たに設立された漁協で、法的に別法人ということで、被災していない漁協自身の事務を行う事務所の施設は復旧施設の対象外とされていたというふうに承知しております。一方で漁協の施設でありましても、荷捌き施設や漁具保管倉庫等、漁業者の経営に不可欠な共同利用に競するものについては、復旧等への支援を行ってきたところでございます。こういったことも参考にしながら、漁業者への支援を念頭に、私どもも同じようなケースについて今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。

29:14

坂井マナブ君

29:17

この瀬山るですけれども、今年10周年を迎えてまいりまして、この9月、瀬谷区の皆さんと大型バス1台、4,50人で10周年の記念の式典にも私も参加させていただいたところでありますが、そこで大土の長丁から1万5千人いた人口が今なんと1万人だと、こういうお話をお伺いをしたところでございます。そのほかにも、各地域同じように人口流出が大変厳しいという状況だと聞いておりますし、また今年の3月の朝日新聞の記事などを見ますと、子どもと若い女性が特に、他の全国の過疎地と比べても特にこの被災地は流出をしているということが書かれておりました。大臣には、この新規につくった街が、このように過疎の街になって、新しい過疎の街をつくっただけだという批判も、私も聞くところでございますが、その点に関してのご所見と、それから子ども、若い女性が流出をしているという、この原因をどう考えるかお伺いしたいと思います。

30:38

土屋福岡大臣

30:44

私も大臣を就任してから地域に入りまして、いろいろな方とお話している中で、やはり人口減少というのは特に重要な課題であろうと思います。日本全国、やはり地方においては人口減少はいつも課題でありますが、特にやはり被災地の人口減少というのは厳しいものがありますし、またその若い人が本当に減っているというところが、大きな課題であろうと思います。それで、今回私は被災地に入って強く感じたのは、女性はあまり表には出てこないのですが、被災地復興に大変な力を発揮しているというのを感じた次第でございます。何かいろいろな事業をしても、やはりバックアップしているのが女性が多いなというのを感じました。そういう意味では、これからできる限り若い女性が帰ってくる方もいるかもしれませんが、帰ってくる方よりも新しく移住する方が少しずつ増えているような気がしますので、そういう方たちのバックアップもしっかりと支援していければなと思っております。新しい事業を起こしたいという方、また起こしている方と、私は車座のお話を開いたのですが、その中で5人来た中で、3人が女性でした。その5人の中の1人はもともと住んでいる方なのですが、4人は外から入ってきた方なのですね。そういう方が、復興のためというよりは、自分たちは外から来たので、新しい、生まれ変わる地域で新しい事をしたいという思いを強くおっしゃったのが印象的でございました。これからも、移住も、またお戻りになる方も含めて、しっかりと支援して人口を少しでも増やすように努力していきたいと思います。

32:49

坂井 マナブ君。

32:52

人口が減ってしまった1つに、私は、やはりこの巨大な傍聴亭と森戸を中心とした街づくりというのがあったのではないかと思っております。私の知っているところでも、この傍聴亭をつくるのに時間がかかり、森戸をつくって、そして家が建てられるようになるまで8年かかったということであります。この8年という数字は、例えば2歳、3歳の子供にしてみると、2歳、3歳で被災をして、例えばどこかに移住をして避難をしていると、その避難先で8年、例えば3歳から10歳、11歳まで過ごすとなると、その子供にとっては、この被災地がふるさとではなくて、避難先がふるさとになってしまっているという時間です。一方で、釜石のケロベでありますとか、ケセン沼のカラクアという地域などは、この傍聴亭のない形で街づくりを進めている実例もございます。しかし私もその当時、現場でさまざまな話を聞く中で、やはり行政職員が、例えば当時避難所にいた方々が、傍聴亭をつくるということに同意をしないと、避難所から仮設に移るのを、街で一番最後にしてやるとまで言って、傍聴亭を認めさせて、この傍聴亭の計画に集約をしてきたというような話も、私は聞いているところであります。そうした結果が、時間を遅らせ、そして結果として人口減少になり、今大変そういった意味で復興と言えるのか、という疑問が呈される状況になっているという事態がありますので、ぜひ次回このような災害があって、同じような状況が生じたのであれば、この巨大傍聴亭プラス森戸の街づくりのみならず、そこを望むところがあれば、もちろん選択肢として残すべきだと思いますが、その他の二重傍聴亭というような話もある、多重で防護していくという話もあった。しかしなかなかそういったものがなく、一律、今被災地ほとんど、この巨大傍聴亭プラス森戸の街づくりになってしまった結果が、今の結果につながっていると、私自身は感じる面がございますので、幅広い様々な地元の方々に意見を集約をして、様々なやり方手法で対応していただくようにお願いをしたいと思います。そしてこの10年以上、大津市長と交流してきますと、支援する側、される側というよりは、ある種の交流となってきております。先日10月21日でありましたが、大津市長の水産物を神奈川へということで、その施薬のメンバーが中心となって、横浜のホテルで大津市長の食材で、試食会をホテルに協力していただいて、試食会なども行って、神奈川県の副知事であるとか、横浜市の副市長、大和の副市長、そして施薬は花博、2027年、花博もやりますので、花博の事務総長などもおいでをいただいて、大津市長の物産を体験をしていただいたところでございますが、まさしくこういった動きが過疎地において一つの選択肢になり得る、つまり関係人口をふやしていく、そのことによって様々な可能性を広げていくということにつながるんだろうと思っております。この関係人口という考え方も既に出てきてしばらく経っているわけでございますが、まさしく今、この被災地のみならずでありますが、過疎地においても大変重要な取組だと私は考えているところでございます。そこで、この関係人口をふやすために、今、二地域居住といったことも言葉が出てきておりますし、実際実践をしている方々もいられるわけでありますが、様々な話の中で、二地域で第二住民制度をつくって、この二地域で住民票に登録をされるというような、こういった制度あり方を提案、提言する方々も出てきております。実際に、その二地域居住を経験をしている人たちの中にも、こういった制度があるとありがたいという声がありますが、総務省さんにこの点についてお伺いをいたします。

37:37

はい。総務省三橋大臣官房審議官。

37:44

お答えいたします。現行法上の住所につきましては、各人の生活の本拠を有とされ、住所の認定は客観的居住の事実を基礎とし、これに居住者の主観的居住意思を総合して、市町村庁が行うこととされております。住民票を二地域で作成することや、住所地とは別に居住地域と認めることにつきましては、選挙権、非選挙権を二重に与えるようなことは適当でない旨の最高裁判例があり、また納税の義務についても二重課税の問題が生じることなどから、制度化は困難であると考えております。もう一方、いわゆるふるさと住民登録につきましては、総務省が平成30年度から令和2年度まで実施いたしました関係人口の創出拡大モデル事業におきまして、例えば、鳥取県日野町のふるさと外離事業でありますとか、香川県三ッ木町のふるさと住民を活用した関係人口交流推進事業など、域外の関係人口を登録し、地域との関わりを進化させる取組を見られました。このような取組は、地域活性化の観点から有効な取組であると考えております。総務省として、これまでも関係人口の創出拡大に係る経費に対しまして、地方交付税措置を講じているところでございまして、引き続きこのような取組が全国各地に展開されるよう支援してまいります。

39:19

坂井 マナブ君

39:22

この巨大傍聴亭と森戸のまちづくりもそうなんですけれども、結局、巨大傍聴亭をつくるとリスクが減るという話になって、結局それにみんな流れていく。何かあったとき責任が取れるのか、リスクを負えるのかということから、こういうまちになっていかざるをえない。いわば、皆さんにそう言われれば、自分一人で責任を負えないという中で、結局リスクテイクができないという中で、どんどん安全な方、安心な方、そして何も変わらない方に動いていく。今の総務省さんのお話も、何年か前に同じ質問した方の答弁とほぼ一緒ということでありまして、そのふるさと何とか制度という、今やっている制度に関しては新しい情報を提供していただいたとは思いますが、しかし、やはりそういったところ、実際にもう社会が変わってきている中で、問題があるのはわかっていますが、その課題を越えて、やはり新しい制度をつくっていくことが必要だろうと私は感じておりますので、またそれをお願いをしたいと思っております。最後に、人口が減っていくということを申し上げました。就労者がいない。私も知っているところが、岩手に工場を出したけれど働く人がいないから撤退をしてきております。つまり人口がいないことによって産業が成り立たない。産業が成り立たなければ復興も、これはおぼつかないということになりますが、そこに関して大臣の対策を、ビジョンをお伺いをしたいと思います。

40:51

土屋復興大臣

40:56

堺の地元に対する思い、それからいろいろな情報を持っていらっしゃるなということを伺いまして、特にこれから今後大事なのはやはり産業の振興なんではないかと思いますけれども、産業が来るとともに、やはり企業に対しても、そこで働く人を一緒に来てもらうような政策が必要なんではないかと伺ってて思ったところでございまして、そういう働きかけをこれからしっかりと、やっぱり新しい産業を起こすのに頑張っていきたいなと思っております。今日はどうもありがとうございます。

41:39

佐藤七宝君

41:40

質問時間が来ているので終わりますが、大臣はじめ政務の皆さんには、ぜひ現地視察などもされると思いますけれども、現地の行政の方がお膳立てをした会だけではなくて、ぜひ様々な立場の方のお話をお伺いをしていただきたいし、行政マンをぞろぞろ連れて行ったら本音も出ませんので、ぜひ大変な話だと思いますが、私的にですね、訪ねていただいて、狂気に開いて、現地の情報をとっていただければありがたいとお願いをして終わります。ありがとうございました。

42:22

次に関係一郎君

42:24

はい、委員長。

42:27

おはようございます。自民党の関係一郎でございます。質問の機会を与えていただきまして、心から御礼申し上げます。よろしくお願いいたします。私も福島県選出の国会議員であり、いまだに農林水産物輸入している国もあれば、風評被害で深刻な状況の分もあります。そういった中でですね、この被災地の地元産品のですね、地域の魅力、これを海外に向けて情報発信をするということが重要だと、このように考えておりますが、まずは、福岡町における取組状況をお示しいただきたいと思います。

43:12

土屋福岡大臣

43:19

(咳払い)関係先生には日頃大変お世話になっております。8月22日の関係閣僚党会議において取りまとめた、アルプス処理水処分に関する基本方針の実行と今後の取り組みについてを踏まえまして、このアルプス処理水における問題の中でですね、それも含めて地元産品や地域の魅力をさらに効果的に発信することを一所懸命今頑張っているところでございます。それで海外に向けての情報発信については、具体的に海外向けのポータルサイトにおいて、英語、中国語、韓国語等7カ国語で、処理水に対するQ&A、そして福島県の食、観光の魅力に関する動画を複数言語で配信しており、ポータルサイト閲覧数は約740万回で、動画の再生回数は3200万回となっております。さらにタイやベトナムで福島の復興の状況に関する情報発信とともに、被災地産品の試食や販売を通じて地域の魅力を発信するイベントを開催する予定になっております。これからも引き続き政府一丸となって、福島の魅力、そして被災地産品の宣伝等をしっかりとしていきたいと思っております。はい、委員長。関係一郎君。はい。大変被災地の産品、あるいは地域の魅力ですね、これを海外に発信するということの政府のこのような取組はですね、本当に原発事故で被弊した被災地の復興のために大変歓迎すべきことであると思いますので、よろしく今後ともお願いしたいし、これは委員会の設置目的にも合致するため、私個人としてもですね、復興委員としても引き続き応援をしてまいりたいと思いますので、今後とも積極的にお願いしたいと思います。次にアルプス処理水の件なんですが、まず東京電力福島第一原発のアルプス処理水の海洋放出について伺いたいと思います。アルプス処理水は放出前の段階でトリチウム以外のですね、各種は安全に関する規制基準を確実に下回るまで、超過処理を行い、さらに海水で百倍以上大幅に希釈をして、トリチウム濃度が国の規制基準の四十分の一未満であること、これを確認した上で放出をするという方針が出されている。今年七月のIAAの包括報告書においてはですね、東京電力の放出計画は国際的な安全基準に整合的であり、アルプス処理水の海洋放出が人及び環境に与える放射線の影響は無視できるほど、このように結論付けられているわけでありますが、やっぱり県民もそうだし、不安、重要組合の方々も不安な思いは、いまだに強い思いがあるわけでありますから、今年八月アルプス処理水の海洋放出が開始されたわけですが、処理水の安全性をですね、国際社会に示していく必要がある。まずは海洋放出開始後のこれまでのモニタリング結果、これについてお示し願いたいと思います。また処理水のトリチウム濃度などのモニタリング結果を公表する際には、数値だけではそれがですね、安全なのかどうか、国内外の人々に分かりづらい。公表では伝わりませんので、この数値が規制基準の例えば何分の1なのかなどですね、一般の人が見てもその安全性が分かりやすいような、すぐ見てああ安全だというのが確認できるようなですね、公表する必要があると考えますが、より分かりやすいモニタリング結果の公表の仕方について、政府の考えを伺いたいと思います。

48:01

経産省片岡大臣官房福島復興推進グループ長。

48:07

お答え申し上げます。アルプス処理水の海洋放出に当たりましては、トリチウム以外の29核種の放射性物質につきまして、アルプスにより規制基準、これは国事濃度限度と呼びますけれども、それを満たすまで浄化をする。それから放出前にそれらの濃度の比が、比の相和が一位を下回るということを測定評価により確認して、トリチウムの濃度が国の規制基準の先ほど先生がありましたけれども、40分の1であります1リットルあたり1500ベクル未満、なるように希釈するという手順になってございます。こうした手順通りに海洋放出が安全に行われているということをお伝えする観点から、東京電力ではアルプス処理水のモニタリング結果を示しています。加えまして、環境省、水産省などの関係機関も連携して、海水や魚のトリチウム濃度を迅速に分析をしておりますところでありまして、これまで計画通りに放出できており、安全であることは確認されております。こうしたモニタリング結果につきましては、経済産業省のホームページでも国が定めるトリチウムの規制基準6万ベクル1リットルあたりですけれども、これとの比較、あるいはWHOの飲料水の基準1万ベクレルでありますけれども、パーリットルあたり、これとの比較をしながらお示しとおり、一般の方にも御理解を深めていただけるように取り組んでいるところでございます。引き続き先生含めで様々な御意見をいただきながら、正確でわかりやすい情報発信に取り組んでまいりたいと考えてございます。

49:30

岡田委員長

49:34

数値だけで、こう羅列するような公表だけでは、これで一体安全かどうかは確認とれませんので、そこは真似しきちっと、わかりやすいとはそういうことですから、専門的な観点で安全だというデータだけでは、本当に素人である我々はわかりませんので、そこはしっかりと、戦略をもって公表していただきたいというふうにお願いしておきます。次に行きますね。中国はアルプス処理水の海洋放出に反対しているわけですね。海洋放出開始以降、輸入規制を強化をしている。日本産水産物の輸入を全面的に停止をしている。そういう状況なんですが、先月16日から23日にかけて、IAEAによる海洋モニタリングが実施をされたわけであります。独立した第三国の分析機関の一つとして、中国の分析機関が参加をされた。これは歓迎だと私は思います。また、24日から27日にかけては、IAEAのタクスフォースによるレビューミッションも行われ、これにも中国出身の専門家が参加されたということを聞いています。ですから、レビューに伴い、IAEAは先月27日、処理水の放出は計画通り、技術的な懸念なく進んでいるとしたプレスリリースを公表しているわけでありますが、今回のレビューミッション等がどのような取り組み状況であったのか、政府の認識を伺います。また、今回海洋放出に反対している中国が、IAEAのレビューミッション等に参加したことにおいて、中国に対して科学的データを示して輸入規制の即時解除に向けて、引き続き働きかけをすべきと、このように私は期待をしているわけでありますが、今後、公表される結果、これを受けて、政府として今後どのような対応をお考えなのか、伺いたいと思います。

51:51

原子力規制庁小島長官官房審議官

51:58

お答えいたします。まず、回帰モニタリングの状況につきまして、我が国と国際原子力機関IAEAは、福島第一原子力発電所周辺の回帰モニタリングデータの信頼性、透明性の確保を図るため、2014年から分析機関間比較という事業を実施しております。本年は10月16日から23日にかけて、IAEAの専門家のほか、IAEAの選出したカナダ、中国及び韓国の分析機関の専門家が来日し、海水などの資料の採取や、前処理を行う状況について確認が行われました。今後、今回の資料の採取等に参加した国及びIAEAの各分析機関が個別に資料の分析を行い、IAEAが各分析機関の比較評価を行った上で、まだ公表時期は示されておりませんが、IAEAにより報告書が公表されるものと承知しております。

53:02

吉田大臣政務官

53:09

関係先生にお答え申し上げます。先生ご指摘のとおり、本年10月24日から27日にかけて、中国の専門家を含むIAEAタスクフォースが来日し、レビューが実施されたところでございます。海洋放出開始後のモニタリングや放出設備などの状況を確認をいただき、東京電力福島第一原子力発電所の現地確認も実施をしていただきました。IAEAは、レビュー後にアルプス処理水の海洋放出は、計画通りに技術的な懸念なく進んでいる旨が示されたプレスリリースを公表しております。また、アルプス処理水の海洋放出について、我が国は科学的根拠に基づき、高い透明性をもって中国を含む国際社会に対して丁寧に説明してきた中で、中国政府が日本産水産物の輸入を全面的に一時停止してきたことは、極めて遺憾でございます。今後とも、アルプス処理水の安全性については、IAEAが国際予定への報告書の内容を含めて、透明性高く国際社会に発信をしていくとともに、政府一丸となってあらゆる機会を通じて、科学的根拠に基づかない輸入規制措置の即時撤廃を強く求めていく所存でございます。

54:40

はい、長

54:41

関係一郎君

54:43

是非この機会を活かすべきですよね。専門家参加しているわけですから。その報告結果をもって、しっかりと誤解を解くという即時輸入規制撤廃に向けて頑張っていただきたいと思います。次にですね、アルプス処理水海洋放出移行、これは中国韓国ですか、輸入規制を強化している。2020年、我が国の水産物輸出の実績で、国地域別の輸出額の1位が中国であり、2位が香港だと。中国香港向けの輸出額は全体の約4割を占めている。今回の輸入規制の影響は、運用者をはじめ、水産業に関係する幅広い業者に及ぶものと、私は主張するわけでありますが、どのようなまず影響が生じているのか、政府としての現状認識を伺います。また、今回の輸入規制強化により、事業者に被害が生じた場合は、東京電力が迅速かつ丁寧に賠償を行うことになっているわけでありますので、そのために政府としてどのように東京電力を主導していくのか、これについても伺いたいと思います。

55:58

水産庁山口漁政部長

56:05

お答え申し上げます。今般輸入規制を続けている一部国、地域に向けては、食用の日本産水産物について、例えば2022年には、中国については836億円、香港については498億円を輸出してございます。その品目も、ホタテや生子のほか、養殖黒マグロや養殖ブリ等にも及んでおり、全国的かつ生産者から流通業者等まで、幅広く影響が生じ得ると認識してございます。特に大きな影響を受けるホタテにつきましては、2022年には中国、香港を合わせて600億円を超える輸出額となっており、例えば中国の全面的な輸入停止装置により、一部産地の価格の下落や在庫の停留が生じていると認識しております。このため、今般の水産業を守る政策パッケージにおいて、国内加工体制の強化のための自身在確保や機器導入への支援に加え、特に大きな影響を受けるホタテや生子について、既存の300億円基金に加え、予備費207億円を活用し、一時買取、保管、販路拡大等の支援、海外も含めた新規の販路開拓支援を措置しておりまして、その実施を推進しているところであります。引き続き、現場の情報を把握、周知に努めながら、臨機応変な対策に万全を尽くしてまいります。以上。

57:27

委員長。

57:29

続けてもう1人。

57:31

経済産業省片岡大臣官房福島復興推進グループ長。

57:36

賠償につきましてお答え申し上げます。中国をはじめとします一部の国などによる輸入規制により、我が国の水産業に様々な影響が生じていることは、先ほど水産庁からの答弁のとおりでありまして、その声は経産省にも届いております。水産庁から答弁のありました支援措置などを講じてもなお、被害が生じた場合の賠償につきましては、令和3年4月の関係閣僚会議におきまして、期間、地域、業種を各自的に限定することなく、被害の実態に見合った必要十分な賠償を行うよう、東京電力を指導する、そういうことを政府の方針としてございます。これを踏まえまして、アルプス消費水放出開始の翌日でございますけれども、西村経産大臣から東京電力の会長、社長に対しまして、賠償に当たっては事業者に寄り添って対応するよう指導したところでございます。経産省といたしまして、東京電力が適切に対応しているかを確認をいたしまして、被害の実態に見合った必要十分な賠償が迅速かつ適切に実施されるよう、東京電力をしっかりと指導してまいりたいと考えてございます。

58:34

岡田貴司夫君

58:36

しっかりと現状を確認しながらですね、東電と連携組んでしっかり賠償すべきものはしっかり賠償するということで働きかけをさらにお願いしたいと思います。次に行きますね、我が国の漁業をですね、取り組む環境、取り巻く環境は厳しい。新規就業者の減少、高齢化、燃料等の基本構造の増大、これらの課題に直面をしているわけであり、これに加えて今後長期にわたってですね、アルプス処理水の海洋放出が行われるわけでありますから今回アルプス処理水の海洋放出に伴い、中国島が輸入規制を強化するなど大きな影響が出たところでありますので例えば、アルプス処理水の海洋放出の影響を乗り越えて、持続可能な漁業継続を実現するための、いわゆる五百億円の基金この五百億円という金額が妥当なのかどうか、また追加の対策を講ずる必要があるのかどうかこれについて政府の見解を伺いたいと思いますとともにもう時間がありませんので、一括で質問いたしますが私も中華人民共和国の中国新潟総領事着任レシプションにも参加してこの時に中国政府が専門家を現地に派遣して、アルプス処理水の科学的調査をしていただくよう日本と中国の架け橋になってほしいと、総領事にお願いをした経過があり今月23日からはフィリピンで開催される第31回アジア大経営法フォーラム、APPFに参加をしてこの会議の場でもアルプス処理水の海洋放出の安全性について発言をしていこうと考えております私も一時議員としてできる限りアルプス処理水の安全性について国内外で説明してまいりますが政府としても核省庁連携のもと、不安の解消と理解の情勢に向けて国内外のあらゆる場所でアルプス処理水の安全性について説明をしていただきたい風評不処理に向けて、復興庁が果たす司令塔としての役割は大変重要になるのではないかと思いますので最後に大臣の決意を伺いたいと思います。以上です

1:01:00

土屋復興大臣

1:01:03

簡潔に願います大臣就任する前から私も外国要人とのお会いする機会が多かったのでその度にこの処理水についてはお願いをしてまいりました関係先生が、そして議員としてもいろいろなところで活動していただくことに敬意を表するとともに私も各議等でも各大臣にも度々お願いをしたりして政府一丸となって頑張っていきたいと思いますしまた各委員の皆様にもぜひそういうチャンスがあったらお願いしたいなと思います頑張ってまいります

1:01:42

小谷保史君

1:01:45

時間が参っておりますので以上

1:01:51

経産省片岡グループ長

1:01:54

簡潔に委員御指摘のとおり漁業の厳しい状況それからアルプス処理水の放出が長期間続くということの懸念を踏まえまして500億円の基金を措置させていただいたところでございます現在まだ執行を開始した段階でございまして直ちに現在予算の追加が必要となるという状況ではないと考えておりますけれども今年8月の関係閣僚会議で政府としてアルプス処理水の処分が完了するまで全責任をもって取り組むということをしておりましてこれに基づきまして引き続き徹底に対応してまいりたいと考えてございます

1:02:25

はい委員長

1:02:27

時間になりましたので終わりますがアルプス処理水の解放出は長期に渡りますからこれに対する影響をしっかりと確認して適切な対応を求めたいと思います以上で終わりますありがとうございました

1:02:44

次に福重高博君

1:02:53

はい委員長福重君

1:02:57

公明党の福重高博でございます早速質問に入らせていただきたいと思います東日本大震災から12年が経過をいたしました被災地も整備が進み街並みも大きく変わりましたまた震災時はまだ幼く震災当時の記憶がない子どもたちや震災そのものを知らない子どもたちも増えております先日の所信表明において土屋大臣は大臣就任以降福島県宮城県岩手県を頻繁に訪問し地震津波被災者地域における住まいの再建やインフラ整備などが概ね完了する中で被災者の心のケアなど残された課題について被災者に寄り添いながら決め細かく対応してまいりたいと述べておられました今後の大規模災害に備え多くの教訓や記憶の風化を防ぎ次の世代に伝えることが重要でありますこの未曾有の東日本大震災を心に留め教訓から学び今後の防災減災対策や復興に資することが求められますまずは大臣の御所見をお伺いいたします

1:04:12

土屋副大臣

1:04:19

将来の大規模災害に備えるということは非常に大事だと思いますこの東日本大震災の風化を防止することによって将来のどこで起こるかわからない大災害に備えることができると思います記憶と教訓を構成継承するこれは非常に重要であるとともに非常にまた難しいことでもあるかなということを私は各地を訪問して感じたところでございます関係省庁ともしっかりと連携して力を合わせていくことが非常に重要でありますが例えば次世代の方々が被災地へ訪問等を通じ自身の肌で被災状況や復興状況を学ぶことができるようにするということは非常に重要かなと思いますし効果があるのではないかと思っています震災以降や電子音響管のガイドブックを発行し被災産権の全学校や全国の県教育委員会 公立図書館等に配布しておりますがそれを本当に理解して読んでもらうためには今福岡町でも中学高校生に福島の復興の状況や魅力を理解していただくために出前事業を実施しているんですねそういうことをリンクしていくことによって 非常に効果があるのではないかと思っていますそれから語り部の活動というのも非常に大きくてやはり生きがいにもつながるのではないかと思っていますそれだって私の地元の県会議員が 福島五大のバスで訪れたときに講演者の皆様の感想が語り部の話を聞いたのが 一番来てよかったと思ったということを聞きまして風化させないためにはこういう活動が ものすごい大事なのかなというのはすごく痛切に感じておりますまた風化というよりはこういうノウハウとか教訓を世界に向けて発信することも ものすごい大事なのかなと思っていまして例えばウクライナからもいろいろな働きかけがありますしトルコシリア両国の中日交換に ノウハウ種を提供しておりますこの間もハワイから来たハワイ州知事にも ノウハウ種を提供したわけでございましてやはり風化というのは日本だけでなく 世界中非常に重要なことだと考えております

1:06:57

委員長 福重貴弘君

1:07:01

大臣の今思いをいただきました私も被災地を訪れて語り部の話を聞いて本当にこの大きな問題をしっかりとらえて いかなければいけないという思いをいただきましたしっかりと今大臣が御答弁していただいたことを 進めていただければと思いますのでよろしくお願い申し上げます次にアルプス消炭水の海洋放出とモニタリング また東京電力の問題に関しましては今関係委員さんから同種種で質問がございましたので ここでは割愛をさせていただきますただ今きょう岸田総理と州主席との日中首脳会談が 1年ぶりに開催をされるということになっておりますそういった意味ではこの問題に関しても 実りある会談になるということをぜひ期待をしていきたいなというふうに思います続きましてこの水産物の販路拡大と国内需要の 換気ということに関しましても関係委員さんの方から質問がされて 大臣の方で御答弁をされましたけれども私の方からは詳細に何か政府参考人の方から ありましたらお聞きをしたいと思いますけれども農水省が公表した資料によりますと 9月単月の中国に対するホタテの輸出額はゼロとなり金額ベースで前年費マイナス53億円とのことであります水産事業者の方々は甚大な影響を受けておられます一方で政府が策定しました水産業を守る政策パッケージでは 総額1700億円の予算が措置されましたこの対応については公明党農林水産部会が現場の声を拾い上げ水産事業者を支援するための販路開拓や国内需要換気など対策の迅速な実行を求める緊急決議を農水省に提出をいたしました具体的には9月に米国向けの輸出額が大幅に増えました前年同月費で12倍増の約20億円に上ったと承知しておりますこれは販路開拓の一例にすぎません中国以外の代替輸出国の拡大や国内需要換気も 一層進めていかなくてはならないと思います政府として具体的な政策取組についてお伺いをいたします計算士を片岡グループちゃんお答え申し上げます委員御指摘のとおり中国など一部の国地域による輸出の強化これを踏まえまして総額1,700億円からなる 水産業を守る政策パッケージこれを取りまとめまして輸出先の転換の対策 国内消費の拡大を行って支援しておりますまず輸出先の転換対策ですけれども ジェトロなどのネットワークを生かしまして見本市への出展商談会の開催 専門家の扮装支援越境ECを活用した輸出先の開拓 現地レストランにおける試食会などを通じましてprの強化などを図っておりますまた国内消費につきましては 300億円の勤務を通じまして学校昼食での提供を始めとしまして 水産物の販路拡大への取り組みを支援をしておりますまた一千社を超える企業の皆様に参画いただきました 魅力発見三陸常盤モノネットワークでありますとかさまざまなイベントをやっていただいてまして この夏には50万食を超える需要を創出してございますこうしたさまざまなイベントキャンペーンなどを通じまして日本産の水産物の安全性魅力を積極的に発信するそれから小売業界や経済団体地方自治体に対しましても 消費拡大の働きかけを行ってございます今般の経済対策や補正予算案にも 輸出先の転換対策あるいは国内販路の拡大の対策を盛り込んでおりまして引き続き全国の水産業の支援に万全を期すまいりたいと考えてございます

1:10:43

福祉芸高博君

1:10:45

ありがとうございました ちょっと続きですね ちょっと時間の関係もありますので順番を変えさせていただきまして国内消費の拡大におけるふるさと納税の候補 常波子の強化についてお伺いをしたいと思います処理水の放出を開始して決定以降 水産事業者は大きな影響を受けたとは先の質問でも取り上げさせていただきました 一方予期せぬ出来事として福島県いわき市ではふるさと納税の寄付が 急増しているとのことでございます開養放出開始日が決まった8月22日から 9月4日の2週間で5353件の寄付があり寄付額は約8880万円に上ったとのことであります1日平均382件で今年の8月21日までの 40件から約10倍に急増をいたしました特に人気が高い返礼品は常盤物と呼ばれる 地元の海産物の加工品とのこと申し込みとともに風評に負けないよう 食で応援しますとのメッセージもあるそうです国民の皆様の福島を応援しようという 心温まる気持ちに日本人として誇りを感じる次第であります改めて水産物全般の国内消費拡大に向けた 国民運動の展開を積極的に広報推進していくべきと考えますが 政府の御見解をお伺いいたします

1:12:09

水産庁山口漁政部長

1:12:16

答え申し上げます議員御指摘のとおり水産物の国内消費を 拡大していくことは重要であると考えてございます農林水産省といたしましてはこれまでも 福岡屋さんにおきまして山陸常磐エリアの水産物を活用した 外食店フェアの開催や量販店やECサイト等を通じた 水産加工品の販売等を行っているところでございますさらに水産業を守る政策パッケージにおきましては 水産物の消費拡大に向けふるさと納税の活用等も含めた 大々的な国民運動の展開や影響を受ける全国の水産物を対象に 300億円基金を活用した各種事業者によるさまざまな販路拡大の取組への 支援に取り組んでございますまた農林水産省の取組といたしましてxq twitterにおきまして ハッシュタグ食べるぜ日本キャンペーンを展開いたしまして水産物等の魅力発信に取り組んでいるほか昨年10月に制定いたしました 魚の日につきまして本年10月末には賛同メンバーが 800を超えたところでございますさまざまな業態の企業団体等とともに 水産物の消費拡大に向けた取組を官民共同で実施しているところでございますこうした中特に影響を受ける自治体への ふるさと納税を通じた支援の動きが広がるなど多くの皆様にご協力をいただいている ところでございますが引き続き水産物の消費機運が続くよう さまざまな取組を推進してまいります

1:13:47

福重高博君

1:13:49

ありがとうございました この一家制の支援ではなく継続してこの水産業者を守っていただきたい と思いますのでぜひともよろしくお願い申し上げます次の質問に入らせていただきます私の第三牌であり公明党元参議院議員 元復興副大臣の濱田正義さんが福島県双葉町に移住をいたしました移住の理由は復興が終わっていないからだと言い切り今度は町民として福島の復興に協力したいと 力強く決意を述べられましたまた町づくりが動き出した場所に身を置いて福島の復興を見守りたいとも話しておられます生活を始めた駅西の住宅は現在も整備が続き来年の10月までに全86個中20個以上で 移住者が暮らす予定であります多くの人が町内に移り住むのは喜ぶの一方溶け込める地域コミュニティが整っていない点が 懸念されていると言われておりました町内唯一の診療所が今年2月に開設しコンビニもオープン買い物をはじめとする生活環境や教育環境も 徐々にではありますが整いつつあります町づくりの基本は 双葉町が中心を担うこととなりますが政府の支援が重要であります今後具体的にどのような支援を行っていくのか 政府の御見解を伺い致します

1:15:17

復興庁桜町統括官

1:15:24

お答え申し上げます双葉町におきましては昨年8月に特定復興再生拠点区域の 避難指示が解除されたところでございます避難指示解除はゴールではなくスタートでございますので関係省庁とも連携しながら必要なインフラの整備生活環境整備などに取り組んでいくことが 大変重要だというふうに考えてございます現在双葉町では町が策定した 第三次復興町づくり計画に基づきまして公営住宅をはじめとする 双葉駅 駅西地区の開発駅東地区への商業施設の誘致などの 生活環境整備に加えまして町の働く拠点といたしまして 中野地区復興産業拠点への起業誘致など復興再生に向けた取組が 進められているところでございます復興庁といたしましても具体的にどう支援するかという ご質問でございましたけれどもこれは町の考えを十分踏まえることが 必要であるというふうに考えてございまして引き続き町とも緊密に連携をしながら双葉町の復興再生を支援してまいりたいと 考えてございます

1:16:29

はい 福祉芸高博君

1:16:32

ありがとうございました 我々も濱田先輩と今後もしっかりと連携を取りながら住民の思いというものを皆さんに しっかりとお伝えをしていきたいと思いますのでしっかりとした支援を よろしくお願いしたいと思います次の質問に入ります国家プロジェクト福島イノベーションコースト構想の 司令塔機能を併せ持つ機関に福島国際研究教育機構があります我が党が推進し福島県並江町に 今年4月に開所いたしましたこの機構はロボット エネルギー 原子力災害に関するデータやこの試験の集積発信など 5つの研究分野で世界をリードし日本の中心的な役割を果たすことを 目的としており人為的にも国内外の研究者と職員を合わせて 数百人規模を想定しており内外から大きな期待が寄せられております今年6月赤羽衆議院議員を本部長とする 公明党東日本大震災復興加速化本部は同機構を視察し 山崎理事長と懇談をいたしました山崎理事長は福島国際研究教育機構が 福島イノベーションコースト構想の中核拠点を目指し 地元の学術機関などと連携する輪が広がっていることを説明されましたまた優秀な研究者を集めるため居住整備の生活環境の改善が欠かせないことも訴えていらっしゃいましたそこでお伺いいたしますが本部施設をはじめ 現状の整備状況また今後の全般的な計画について 政府の御答弁をお願いいたします福島委員お答え申し上げますエブレンにつきましては 本年4月に設立されて以降山崎理事長のリーダーシップの下ご分野における研究開発の各委託研究先の 選定を順次進めるなど着実に取り組みを始めたところでございます今後は段階的に直接雇用 クロースアポイントメントに移行することとし 第1期中期計画期間が終了する令和11年度末には50程度の研究グループによる 研究体制とすることを目指しておりますエフレイ本施設の施設整備につきましては 福島県や南宮町の協力を得てこれまでに都市計画手続を完了させ必要な予知取得に向けて 現在地権者の方々との交渉を進めているところでございますまた並行してエフレイ施設の設計条件等を盛り込んだ施設基本計画を今年度中にまとめた上で来年度からは施設の基本実施設計に 着手する方針でございますその後の造成工事建設工事等を含め各工程を着実に進めることにより副校長設置機関内での施設の 順次供用開始を目指しさらに可能な限りの前倒しに 進めてまいりたいと考えておりますエフレイの活動に参画する 国内外の研究者等に福島浜通地地域等に居住滞在していただくためには住宅をはじめとする 良好な生活環境が重要でございます副校長としても福島県医薬省村が取り組む 町づくりと緊密に連携して前に進めていきたいと考えております

1:19:47

福重高博君

1:19:49

本当にここは希望が 皆さんの地元が大きいですからぜひ支援の方よろしくお願い申し上げますちょっと次の質問に入ります有識問題が新聞報道にありました福島第一原発が立地する 福島県大熊町の図書館解体工事現場から鉄屑などが無断で持ち出され 売却されていたとの報道でございます放射性物質汚染対処特措法では鉄屑などが指定の仮置き場に集められた後放射能濃度の測定を受けますそして数値に応じて中間貯蔵施設に運ばれるか再利用されること等が決まると承知しております持ち出した作業員らは法律に反し 買取業者へ売却をしておりました問題は国やゼネコンの管理体制が不十分で下請け作業員任せのずさんな運用が されていたという実態であります特措法では収集保管から処分に至るまで国の責任が定められていると思います加えて除染作業で出た廃棄物の不法投棄も相次いでいると聞いております元請業者並びに国のチェック体制を強化する必要とともに地元住民の不安解消のため国が適切な対応をしなければならないと考えますが今後の対策につきまして御答弁をお願いいたします

1:21:13

環境省全物環境再生資源循環局長

1:21:20

お答えをいたします大熊町の解体現場におきまして盗難事案が発生したことにより被災地区をはじめ皆様に大変ご心配ご不安をおかけしたことについてまずお詫び申し上げたいというふうに思いますこの事案を受けまして環境省といたしましては10月13日に有識者による検討会を設置し再発防止に向けた検討を進めているところでございますこの検討会における意見を踏まえ当面の再発防止策を取りまとめ10月26日に現在工事の受注者各社に対しまして元受注者が責任を持って例えばですが解体現場に入場する作業員や車両を事前に登録し確認をすることまた廃棄物の発生状況や運搬予定等を管理することなどの指示を行ったところでございますまた環境省といたしましてもこういった大型建物等の解体現場について定期的に巡回を行うなど監督を強化することとしたところでございます引き続き過去の盗難や不法投棄の事案などそういったものを踏まえましてまださらに検討を今進めているところでございまして来年1月までに解体工事におけますさらなる再発防止策を取りまとめたいというふうに考えております再発防止に向けて対策を強化してまいりたいというふうに思っております

1:22:41

福重貴寛君

1:22:42

本当に再発を防止するため今指導を強化してまいりますということでございますけれどもそれは言葉だるりにならないようにしっかりと行っていただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます次の質問に入ります地震や水害などから生き延びたにもかかわらずその後の避難所等の不自由な生活やストレスによる持病の悪化などの要因によって命を落とす災害関連死が日本各地の災害で起こっていますこの災害関連死については不正義得た死であることからしっかりとした対応が求められますそこでお伺いをいたします統計がある時点で構いませんが東日本大震災以降残念ながらいわゆる災害関連死と言われおなくらになられた方は何人おられるのでしょうかまたその定義等について分かりましたら御答弁をお願いいたします以上です

1:23:33

内閣府田辺大臣官房審議官

1:23:37

内閣府では平成31年4月災害関連死を災害による不正の悪化または避難生活等における身体的負担による疾病による死亡し災害懲員勤法に基づき災害が原因で死亡した者と認められた者と定義したところでございます平成31年度以降令和4年度末までに発生した災害においてこの定義に該当する者として自治体から報告を受けた災害関連死の人数は現時点で49人となってございます

1:24:16

福祉芸高博君

1:24:20

49人というのがちょっと報道されているのとだいぶ誤差があるのかなというだからその災害の定義っていう災害関連死の定義というものがですねやっぱりちょっとしっかりしてるのかなという感じがしますこれちょっとネットで見ました災害関連死についてということで内閣府政策統括官が作られたあれの中に災害関連死を減らすためにもということがありますのでやっぱりまずはこの現状認識っていうものがしっかりとしているということが大事だと思いますのでよろしくお願いいたしますそれに関連してですね災害関連死は様々な要因があると思います私が日頃から連携をさせていただいている団体に避難所避難所生活学会さんがあります会員の皆様は医師や大学の先生民間の企業の方々など災害関連死ゼロを目指し活動に取り組まれておりますそして避難所学会では避難所の改善の観点からTKB48を提言されておりますこれは災害発生時快適で十分な数のトイレ暖かい食事簡易ベッドを48時間以内に被災地に届けることを目標とするこの言葉であります災害時のベッドの支援は大変に重要ですベッドがなく床にザコ寝状態で寝ることにより睡眠不足に陥り体力や免疫が低下し消化器系疾患を引き起こす可能性がありますベッドがあることでこれを防ぐことができます東京立川広域防災基地には政府としてダンボールベッド及びプライベート空間を交じ切る交じ切りが2000セット備蓄されていると内閣府からお聞きしております予算上の問題もあるかと思いますが南海トラフ地震を想定した場合最低でも西日本にもう1カ所拠点を設置すべきではないかと思いますまた併せて自治体によってダンボールベッド及び交じ切りの備蓄数量に違いがあると思います避難所の設置の際スムーズなダンボールベッド及び交じ切りの購入が重要です既に自治体の連携協定と結ばれているところもあろうかと思いますがさらに国が広域連携をプッシュすべきと考えますが御所見をお伺いいたします

1:26:31

内閣府田辺大臣官房審議官

1:26:37

議員御指摘のダンボールベッドパーテーションにつきましては防災基本計画において市町村が備蓄に務めるものとして記載されており各自治体において公的備蓄や事業者との優先協定等により適切に確保いただいているものと承知しておりますしかしながら大規模災害の発生による自治体による備蓄や調達の不足が見込まれる場合には国が被災地に向けて必要な物資支援を行うことともしております自治体におけるダンボールベッド及びパーテーションは災害時におけるその必要性について認識の高まりもあり全国の自治体において備蓄が進んでいるところでございます今後も関係省庁や自治体とも適切に連携しながら引き続き必要な支援に努めてまいりたいと考えてございます

1:27:25

串毛貴人君

1:27:26

私は衆議院議員になる前18年間群馬の県会議員をしてたんですけれどもやっぱり私も避難所に行くといまだにやっぱ雑魚寝が多いんですね今年は関東大震災から100年ということで避難所避難生活学会の皆さんはそういう状況がこの100年ずっと続いているとそしてまた避難所を開設するときにやっぱりバンボールベッドとそれから間仕切りそういったものがしっかりあるとゾーニングがしっかりできるというような形のやっぱりそこにわーっともう人が押し寄せてきてからその後にバンボールベッドが来たりしてもなかなかこれを分けることが難しいというようなご指摘もいただいておりますそういった意味ではしっかり予算を確保していくやはりこの災害の直接使用を免れたとしても関連死でお亡くなりということはこれを防げる命でございますのでやっぱり政府我々政治がしっかりとここに思いをいたして予算配分とかそういったこともしっかり進めていかなければならないと思いますのでどうかよろしくお願い申し上げます時間でございますので以上で質問を終わりますありがとうございました

1:28:38

次に鈴木敦史君

1:28:41

鈴木君

1:28:43

鈴木敦史でございます質問に入ります前に大臣以下政務の皆さんに御承知を聞いただきたいことがありますが私の本日の質問だけに限らずこの同僚議員も一度は必ず言われたことがありますが復興庁職員の方から所管外ですとかあるいは一義的には他の役所ですという発言が余りにも多い復興庁さんが設置されたときの概要の中には復興に関する行政各部の事業の総括及び管理と明記されているにもかかわらず皆さんの所管外なんて存在しないと私は思いますこの点は御理解をいただいた上で私は質問させていただきます復興庁さんが管理をされている地域所管の地域で所管されている施策がもし事態急変した場合復興庁にどのようなレポートラインで上がってくるのかまず御紹介いただきたいと思いますどなたにお答えいただけますか

1:29:47

土屋復興大臣

1:29:52

お答えします被災3県で大規模な災害が発生したとき政府災害対策本部が設置されて復興庁も政府の一員として参画する場合には必要な情報を共有することとなっております災害の大きさによって参画するかどうかというのもあるんだろうと思いますけれども基本的には政府3県で被災3県で大規模な災害が発生したとなれば参画して政府と一緒に行動しますそれから規模に応じて復興庁内にも復興庁災害対策本部または情報連絡室を設置することとしておりますそしてこの体制により内閣府や国土交通省消防庁などの関係省庁を通じて被害状況及び対応状況に関する情報収集するほか各復興局がありますので復興局でも情報収集をして備えることになっております

1:30:58

鈴木安志君

1:30:59

今上物の御説明をいただいただけであります中央で何を管理するかということも もちろん重要ではありますが現場からどうやって復興庁に情報が上がってくるのかというこのレポートラインをしっかりしておかないとどこの役所にバラバラに来て後々復興庁に来ましたという話になりますよねその下の部分はどうなっていますか

1:31:21

はい 土屋復興大臣

1:31:23

今お話ししましたとおり復興局が各県にありますので復興局からやはり現地の状況を逐一庁に上げてくるというのが 大事だと思っておりますそしてその上げてきた情報とそれによってどう対応するかというのはいろいろな省庁との関係があれば司令塔としてしっかりと情報を共有しながら対策を練っていくということだと思います

1:31:58

鈴木敦史君

1:32:00

今ほどの大臣の御発言はホームページにもありますし 過去の答弁でもありました各地の復興局とあるいは事務所からワンストップで情報を収集する ということでありましたであれば10月25日の薬液被産事故がワンストップで上がってこなかったのは 一体なぜでしょうかどなたが答弁なさいますか

1:32:33

桜町統括官

1:32:41

お答え申し上げます福島第一原子力発電所の中での先日の10月25日の事故でございますけれども副校長といたしましては常日頃から経済産業省と連携をとってございまして経済産業省経由で情報を受領する ということになってございまして当日も事故が起きたのは 昼ぐらいでございましたけれども夜半過ぎには情報をいただいていた ところでございます報道より多少少し遅れてしまったのはわけではございますけれども経済産業省からしっかりいただく ということでございましたただ10月30日の衆議院予算委員会におきまして岡本昭彦先生からの御指摘を受けてこれを報道の前にしっかりスピーディーに情報を収集しようということで東京電力から新たに直接副校長が 情報を受領するという体制を構築したところでございます

1:33:56

鈴木敦史君

1:33:58

それは励苦の際にも伺いました けれども副校長ができてもう11年ですよ令和13年まで続く組織で今回の件は東京電力かもしれません けれども他の事態急変のときにまた他の役所を経由するんでしょうか国土交通省なり他の役所を経由してまた情報を収集することになりますよねこの地域で起こる副校長が所管している事業の問題については必ず副校局に連絡を入れるそれから本省に上がるという仕組みを作らないと今回と同じことが個別にまた起こるんじゃないですか今回は東京電力でしたでも他だったらどうします国土事務所かもしれませんしこれは業業組織かもしれませんよいろんなところがありますけど全部他の役所を経由して一度問で国会で問題になったらまたそこから直接副校長に連絡くださいっていちいち全部やっていたら大変です全部副校局事務所で連絡を受ける体制にはできないんでしょうか

1:35:08

滝沢審議官

1:35:14

ご答え申し上げますいろいろ防災とか災害とかの関係でどういうふうに情報レポートの形で上げていくかというお話だと思いますけれども下の方ということで申しますと私の部下のラインにリエーゾン性というものを強いておりまして例えば防災であれば内閣防災との連携をとるリエーゾンというのがおりますそういうものがしっかりいろいろ集めていくと副校局から情報を得る場合もありますし関係省庁から情報を得る場合もありますそれをしっかりやっていくことでそれをしっかり上に伝えていくということでいろいろな危機管理ということをしっかりやってまいりたいというふうに考えております

1:35:48

鈴木敦史君

1:35:50

今回それがうまく機能しなかったから問題にしているわけですよ今回だけじゃないでしょう今回で終わりじゃないですよね復興って長い道のりなんですよ皆さんもずっと言っているじゃないですかその間何か問題が起こったときに次どうなるかという想定ができないと意味がないんですよ起こったときにバータリ的に対応するのは誰でもできるんですでも11年たっている組織で次に何が起こるかを想定するための材料は持っていなきゃいけないと思います次の質問です副校長さんが今回の10月25日の薬液飛散事故について第一報は受けていたはずです正式な報告は夜中だったかもしれませんけれどもこういうことが起こったという話は入ってきていたと思いますその時点で大体大まかにどういう状況で事故が起こったのかあるいはどういう作業中に起こったのかその後どうやって就職していく見込みなのかという判断ができる材料はお持ちでしたか

1:36:51

桜町統括官

1:36:58

お答え申し上げます先ほど申し上げましたようにこの事故は昼間起きたものでございますけれども私どもの方である程度のまとまった情報を入手したのは夜でございました当日の夜でございました

1:37:15

鈴木敦史君

1:37:16

いつ情報が入ってきたかということではなくてどうも1Fでこういうことがあったかもしれないという話は一切夜中まで耳に入らなかったんだとしたらそれはそれで大きな問題だと思いますよ第一報ぐらい入っていたんじゃないですかその上でどういう状況だったから今後どうやって就職していくんだという見込みが立てられたのか立てられなかったのかです皆さんは一切全く何にもわからなかったのかもしくはそういう作業中にこういう事故があっただからこういうふうに就職するという見込みが立てられたかどうかを伺っています

1:37:51

桜町統括官

1:37:58

お答え申し上げます今回の件につきましては第一報が私どもの方にはございませんでしたのでその後夜になりましたけれどもまとまった情報を入手したというところでございますのでそういう状況を改善するために先ほど申し上げまして繰り返しで恐縮でございますけれどもそのレポートラインを改善をいたしまして東京電力から直接新たに復興庁の方にも第一報がしっかり入るようにタイムリーに改善したところでございます

1:38:34

鈴木敦史君

1:38:36

経産省からの第一報ぐらいは入っていたと思いますよ東電からはなかったのとしてもそれ何にも経産省からも復興庁に連絡がなかったんだとしたら政府の中の連携がとれていないじゃないですか調整もできていなければ管理もできていないじゃないですか

1:38:52

そういう話になると復興庁さん

1:38:54

存在意義を失いますよ何のためにいるのかわからなくなる第一報が受けられる体制になかったのであればその点を改善していただきたいんですよ連絡体制を個別に敷くのは当然当たり前ですやらなきゃいけないでもまず第一報がちゃんと受けられる体制を整えていただかないと今後復興行政に関わる事務を管理しているとは到底私は言えないと思いますそういう観点でレポートラインは組んでください今後東電だけじゃないですよほかの地区地域についても全部大臣お考えをお願いします

1:39:29

土屋大臣

1:39:36

岡本昭子議員から衆議院予算委員会で御質問いただいてそのとき私もマスコミを通じて知ったということをお答えさせていただきましたそれで私自身もしっかりとこれではだめだという思いになりましてそれでその日のうちに経産省と話し合ってこのラインをしっかりとつくるようにということを指示いたしたところでございまして今現在その後すごいスピードでもうその直後から連絡を入れるように東電と話し合いをして東電からも連絡がありそして今いろいろな問題がちっちゃなものでも全て入ってくるようになっておりますがそれ以外の認識も委員がお持ちですのでいろいろな省庁との連携のことはもう一度今どうなっているか私もしっかりと見直していきたいと思いますそしてしっかりと司令塔として役割を果たしていきたいと思っております

1:40:45

鈴木敦史君

1:40:47

復興庁の位置づけはほかの役所と違って庁に総理がついているわけですで事務を司る大臣がいらっしゃるだからほかの役所よりも一つ上の司令塔機能があるんですからレポートラインは皆さんが主導で作ればいいんです皆さんのところに全部集約して判断できるだけの材料もきちんと用意してください今回の事故に関しても細かいマニュアルは原子力規制書を持っていません私の所管じゃありませんって回答がありましたでも復興庁は知っているべきですでそれを全部読み込む必要はないと思いますが何かがあったときにどういう作業中にこうなったでこの後どうやって収束する見込みだって見通しは示せていただきたいと思いますそういう考え方で事務に当たっていただきたいと思いますでここまでにしてあと次は大臣の初心についての質問に入りますけれどもコミュニティの創出ですとか生活環境整備というご発言がありましたでこれはこれまでの委員会の中でも私生活環境整備という部分ではお店だとかあるいはインフラとかそういう部分ではなくて人が生活していくための人と人のつながりの部分が重要だとということを再三申し上げてきましたで今のところ具体的に進めてまいりますということでしたので具体的な策特にその人と人の結びつきという観点で今具体的に案があればお示しをいただきたいと思います

1:42:12

土屋大臣

1:42:20

復興地だけではなくて日本全国その仮想地においてもコミュニティはすごく今重要な課題だと思っておりますでも特にやはり批判者が少ない復興地域においてはこのコミュニティが平成できるかどうかが将来の鍵を握っていると私は思っておりますそういう意味ではちょっと例えばですね今やっていることを挙げさせていただきますが飯舘村において既存した村民と今すぐ既存できない村民同士が触れ合う交流の場を提供するため村民交流会tパーティーを定期的に開催するようなことを行っております心と心をつなぐことをしっかりとやっていくことが大事だと思いますそれから浪江町において町民ごめんなさい浪江町でございます失礼いたしました浪江町において町民集いの場づくり地域行事の再開特定復興再生拠点に帰還した町民への支援等に取り組む町民主体の活動等の自治体の取り組みを幅広く復興庁では支援しているところでございますこういうことを広げていくことがすごく大事かなと思っております今後いろいろな施策についても先生方の意見委員の皆さんの意見なんかも聞かせていただければありがたいなと思います

1:43:48

鈴木敦史君

1:43:51

この質問をさせていただくときに役所にお願いしたのは本当に小さなところ小さな事業単位が小さな事業をぜひ御紹介いただきたいとそれはなぜかというと大きいものはすぐ話題になるからいいんですが私の親父の実家もそうですけれども秋田県ですけれどもコミュニティバスを運行しているのが実は町会議員だったりとかですねバス一つ運行するのも大変だしでもないと困るしという状況が非常に多くてこれからの復興地域についてもおそらく同じ問題が発生すると思いましたのでできるだけ小さな単位を御紹介いただきましたしおそらく大臣はそういうお考えだとは思いますが小さなところにぜひとも目を向けていただきたいというお願いをさせていただきたいと思います時間が少ないので簡潔にお願いしたいんですけれどもこれは環境省さんにお願いしますが以前質問をさせていただいたと思いますけれども特定基幹共住区域の除染を進めるにあたって廃棄物の処理の問題が起こるということを質問させていただいたと思いますがその後どのように解決をしたのか教えていただきたいと思います

1:44:57

環境省全物局長

1:45:03

お答えをいたします環境省といたしましては特定基幹共住区域において今後解体工事等で発生する特定廃棄物の処分先の確保ということが大変重要というふうに認識しておりますまたその処分先の確保に当たりましては何よりまず地元の御理解をいただくということが大切であり丁寧に調整を進めておくことが重要というふうに認識しておりますこのためこの特定廃棄物の処分先につきまして双葉郡の首長などで構成されます双葉地方広域市町村県組合の管理者会議においてこの旨ご説明をさせていただきまして一応方向性としましてはクリーンセンター双葉を活用させていただくということで御了解をいただいたところでございますこれを受けまして環境省としましてはやはり今後追加的に発生するということになりますので必要となります処分量といいますかそれを把握しなければいけないということでございますですので今各自治体の方で特定機関居住区域の計画の検討というものが進んでおりますがこの状況等も踏まえながら今現在発生量の試算も行っているところでございますまた併せて追加的にやはり施設が必要になるということでございますのでその規模等についても今検討しているというところでございます一般廃棄物等の処分に対して各自治体の一般廃棄物等の処分に影響を与えないように処分先の確保に向けまして検討を進め地元自治体や関係機関等とも調整を進めてまいりたいというふうに考えております

1:46:39

鈴木厚生君

1:46:41

この点は結構大事な問題だと思いまして人が戻ってくるときにゴミ捨てる場所がなかったら困るわけで試算は今順次やっていただいているところなので試算が終わって規模も確定し次第速やかにいろいろな対応をとっていただければこれはお願いでございます最後の質問になりますが情報発信ということで大臣も所信でおっしゃっておられました効果的な発信というお言葉を使っておられたのですがホームページですとかユーチューブというのは発信というよりは配信ですこちら側から何かお願いしても見る人見ない人はおられます今日の議論の中でもページビューだとか閲覧数というご紹介はいただいたところではありますけれどもそれ以外にも何か具体的な方法があれば以前私は言っていたのは外国ですね太平洋当初国とかいろいろなところにもPRしていただきたいということもお願いしてきましたけれども土屋大臣として一番効果的であろうというお考えがあれば教えていただきたい

1:47:45

土屋復興大臣

1:47:47

いろいろな首都圏やいろいろな地域でイベントを行ってもらうのは結構効果的であるなと感じておりますこれからたくさんまた手を挙げていただいているのであちこちでイベントを行いますキッチンカーなども意外に小さなことなんですけれどもやはりそこでお弁当を買っていただいたりすると何か思いが伝わるような気がいたしますそれからアジア諸国ではこれからタイベトナムで今計画をしておりましてその地域においてやはり日本の特に福島の産力常盤ものを宣伝していきたいと思います今日本食ブームでございますのでやはりそういうところをうまくリンクしていくことが重要だと思っておりますこれからもできるだけ日本全国のいろいろなところにお願いをしていきたいと思いますそれから私先ほどもお答えしたんですけれども私の選挙区の県会議員が5台のバスを作ってくださって来ていただいたんですけれども福島へそうしたらもう本当風化しそうな私の方はもう地域でございますけれども風化が一気に風化しない状況になってその来た方たちが地元帰ってとってもよかったと語り部の話がとってもよかったという話もしてそして魚介類も買って帰っていただいたのでこれからうちの方でもイベントあったらみんな買おうねなんていう話もしていますのでそういう決めの細かいことが大事なのかなと思っておりますこれからも頑張ってまいります

1:49:35

鈴木敏君

1:49:36

ありがとうございます引き続きお願いしたいと思います最後に申し上げますけれども何も教えない何も聞かせない何も知らないこんなことは副大臣として許さないそういう司令塔を目指していただきたいと思います終わります

1:49:55

次に小熊慎二君

1:49:58

答弁者来てもいいんじゃない委員長大丈夫答弁者揃ってない時計動かせない時計とめてますよねとめてる(時計が)動いてないいいですか

1:50:27

はい小熊慎二君

1:50:30

理研民主党の小熊慎二です震災からだいぶ時が経って風化という言葉も今質疑の中で出てきましたけれどもあえて申しま大臣におかれましては講師ともにいろいろ進行していただいて一層ありがとうございますあえて冒頭申しますがやはりマチとチョを間違えるというのは 甚だ一環でありますしきょうの質疑の中でも質問者の中でもそういうのがありましたのでこれはこの復興の委員会ですら風化をしている小さい話かもしれない 気にしない人もいますよ地元でももういいよと慣れているからけれども気にする人は気にするし 被災地に寄り添うというのにそれを体現していない私も大熊という名前があまり一般的な名字じゃないから 小熊さんと言われる時あるけれども気にしないけれどもそれに似たようなものだと思いますよ被災地に寄り添うと言っているのがそれの間違いというのは鼻肌委員の皆様にも申し上げます委員の皆様も間違いがありますからそれで被災地に寄り添うという言葉は空想です今回の質問に移りますけれども 廃液事故もまさに空想な状況を露呈して今鈴木委員も大変すばらしい質問をされましたけれどもいなくなっちゃった早く一緒の党になってやればいいのになと思いましたけれどもこれは党でも来ていますので新たな情報伝達つないだと言っても元の党伝が体質を改善しなければ また報告が遅れるわけですよ直接副校長に報告が言っても 大臣よく聞いてくださいね構築しましたけれども改善しているのが 岡本委員の指摘でしたけれども元の発信が遅いまた発信したけれども訂正があったじゃないですか 最初の状況を発揮していなくてこれ何回も繰り返しているんです党伝はこれまでも震災前もです震災前に私はこの委員会でもいろいろな他の委員会でも 何回も質問していてもう本当どうなるんだろうと 思っているぐらいですけれども県議会のときに福島県党での原発では データ改ざん自己確信がありましたそのときも出す情報が遅れる間違えているこの繰り返しなんですよ震災前からですこの体質改善が全然できていない 何年間も今回のこれ原因根本的な原因ですよ今回のケースで細かいところで こういうことがあったのでじゃなくて何でこうなの党伝お願いします

1:53:42

東京電力ホールディングス株式会社 山口代表執行役副社長

1:53:53

東京電力ホールディングスの山口でございます当社福島第一原子力発電所の事故から 既に12年と8ヶ月が経過しておりますけれども地域それから広く社会の皆様に今もなお迷う気ないから答弁だけしてくれはい申し上げません言葉いらないのかクソな言葉だと心よりお詫びを申し上げますまず当日の時系列について ご説明をさせていただきたいと思います根本原因だけ聞いてはい当社といたしましては2013年の3月に 公表いたしております福島原子力事故の総括及び原子力安全改革プラン こちらにおきまして福島第一原子力発電所の事故後の広報活動において迅速さと的確さを書いた原因として状況を誤って認識していたこと迅速に公表するという積極的な姿勢が不足をしていたこと外部との調整に時間を要したことと 総括をさせていただいてございます今回の発表につきましても当社といたしましては 迅速な公表に努めたものではございますがいずれにしましても地域の皆様や 社会の関心事項も踏まえつつ発信する内容のあり方などにつきまして引き続き不断に改善を加え迅速かつ正確な情報発信に 努めてまいりたいと思っております

1:55:21

委員長

1:55:22

福島新次君

1:55:23

認識を問うけれども当伝として全然何十年も前から 改善していないという認識ありますこうした点について情報が遅れる間違える正確性を欠くこれを繰り返しているという 自覚はありますか何度も繰り返しているでしょう これはこの事案だけじゃなくて今言ったとおり震災前からその自覚ってありますか御社はこういう情報発信についてふえてであるときちっとできていないという 自覚はありますかその認識を聞きます

1:56:02

東京電力ホールディングス株式会社 山口副社長

1:56:11

お答えを申し上げます迅速に公表させていただきたい ということで今回も迅速な発信に努めてきた わけでございますけれども迅速な発信の中でもこれが追加情報があるというようなことをしっかりと申し添えさせていただいたりあるいは今回の件に関しましてはエビデンスの確認が不足していたという 反省をしてございますこれまでも何度かこういったお叱りを 受けているわけでございますが一つずつしっかりと前に進むように 改善を進めていきたいというふうに思ってございます 以上でございます

1:56:51

小沼慎二君

1:56:52

情報の正確性は非常に重要ですけれども情報の遅れをこれは罪ですから情報が遅れること自体も罪だ ということに関してはどう思いますか

1:57:07

山口副社長

1:57:11

お答えを申し上げます先生がおっしゃるとおり迅速性は非常に大切だというふうに 認識してございまして我々今回に関して罪だと思うかと聞いてくださいはい罪だと思うかどうかと聞いてくださいはい 迅速に公表させていただくということは非常に大事なことだというふうに 認識しておりました遅れるのが罪だかどうかと聞いてください罪だと思いますかと聞いてください答弁中でございますはい できるだけ迅速にしっかりと公表させていただくという姿勢をしっかりと持つことが大切だというふうに 考えてございます

1:57:47

小沼審議君

1:57:48

安っぽい官僚答弁みたいなことを 言わないでくださいよかつて勝又社長は言ったんですよ情報が遅れることも罪とそういう認識で今後情報発信に 努めますと言ったんですよ今罪という言葉を認めなかったけどかつて社長が言ったんだから勝又さんがそれが徹底していないじゃないその場しのぎでやり過ごしているだけなんですよ改善できていない改善する能力ないんですよ もう何回もやっているんだからもう自力でこの問題については 結果出せないんですよ自力でねそう思いませんかつて勝又社長は罪と言ったんだよその勝又かつての社長の言葉を どう解釈しますか

1:58:49

両田山口副社長

1:58:57

答えを申し上げます当社の元社長が発言していないようで ございますのでそれはしっかりと引き継がせていただく というところが大事だと思ってございます今回の件に関しましては迅速性につきまして 我々といたしましては原罪法に基づくことそれから当社が公表基準として お示しをさせていただいているその公表基準に基づいて 公表をさせていただいたところでございますがその中で正確性を欠いたというところに つきましては反省をしているところでございます 以上でございます

1:59:31

福島審議官

1:59:33

原発事故収束のために現場で働いている方々が 二重刑した三重刑もすごい下よけいっぱいいるけどそういう方々の努力は評価しますしまた電力の安定供給に資していることも 評価しますがやはりいろいろな議論が国会でもありますけれどもグッド当店とバッド当店を分けて 議論しないといけないそういう組織に知っていかなきゃ いけないなというふうに思います当然こういうことですよ大臣 大臣に質問を移りますけれども司令塔という言葉を使われて 歴代使ってきましたがきょう理事会でも高岡委員長が 司令塔と司令塔と言っていましたけれどもだからこれも空想なんですよ 司令塔と言いながら大臣ここで約束してください さっき鈴木委員が言ったとおり二度私も礼君のときに言われた 二度と所感外じゃないな所感外ではありませんと 言わせないでほしい礼君の段階でも大臣それ徹底していただけますか

2:00:31

土屋大臣

2:00:36

先ほどはありがとうございました 私の間違いは指摘いただきましてしっかりと気をつけるように 心がけていきたいと思います所感外ということは私自身もしっかりと 受けとめて今後チェックをしていきたいと思いますともに復興に向けて協力していく 各省庁でありますからそういう意味でその思いで 頑張っていきたいと思います

2:01:11

委員長

2:01:14

小島新士君

2:01:15

我々は復興庁をちゃんと してほしいという願いなんですよだから司令塔として ちゃんとしてほしいと言うんだけれども

2:01:19

肝心の復興庁がこれなんです職員

2:01:22

大臣も毎年変わるということ自体が適材適所と言いながら 主要大臣じゃないなとこれも空想だなと我々自身が裸の王様になっているなと国会がこういうことを 許しているということが土屋大臣人格能力というのも 素晴らしいんですからもう最後まで復興庁が終わるまで やってほしいなというふうに私思いますけれども司令塔でしょうそれはいろいろ現場現場数の 所感の承知があるのもわかります野球で言えばプレイヤーが 計算省であったり賠償とか文科省であったりして 監督とかコーチなわけでしょうでもそれすらも外されていて 観客みたいになっちゃっていてワンストップであれって ワンストップでもないレクの段階だって聞きおいて それ復興庁の中で悪くてやってればいいだけの話なのにもう逃げちゃうこれだからもう我々も本当 本音でしゃべれば復興庁も大臣も毎年の ご褒美ポストなのかなって本音では思っちゃいますよ 毎年変わるんだもん何年か前それは菱田一大臣も行かれたとおり 知事に会いに行くけれども毎年同じ説明をしなければいけないんですよ 地元の知事首長たちはだって息の長い取組なのに 毎年変わるそれだけでも苦労です説明側大臣ポストも含め復興庁って何なのか ということが問われているんです今回のこの廃役事項この一時停板地今構築したと言いましたけれども ちゃんとすぐ情報が出ている今わかるとおり元がだめなんですよ 元がこれ大臣どう国として こういうことを根本原因を直すとこ根本原因が直っていなかったら 情報を送れますよまた正確正確情報しか上がらないから東電の体質を直すために大臣 どうやって司令塔として働きますか

2:03:45

土屋大臣

2:03:50

このたびの事故に関しての 東電の情報発信が非常に遅かったということは私にとっても 本当に遺憾なことでございまして予算委員会でああいう私が 答えをしなければならないことになったのも今までの経産省から 副校長へという情報の流れがあったということであると同時にやはり 現場が発信をするのが非常に遅かったということに尽きるのではないか と思っております大変遺憾だと思っております私も就任して第一原発現場に行って 拝見いたしました私はアルプスの処理の状況も 見させてもらいましたけれどもそのときに申し上げたのは もし些細な事故でもあったらそれはやはりこれからの処理水の 問題が進まなくなるとだからこれは相当緊張感を持って やっていただかなきゃならない何しろ気をつけてやっていただき たいということを申し上げました何十年も続くわけですから本当に 緊張感は切れやすいと思いますですけれども緊張感をしっかり 持つためにどういうことをしていったらいいかということを 考えていただきたいしまたマニュアルをもう一度見直して いただいてきちっとしたマニュアルをもう一度構築し直す必要がある と思っております福島審議君 時間が来たので終わりますけれども近年出版された国会和法の本では 遺憾という言葉は軽くて偽装偽装謝罪型の言葉であるので 具体的にどうするかですマニュアルもあるんです仕組み もあるんですよ実行できない体質なんですそこを どうメスを入れるかということですそこなんですよ仕組みはあるんです でもできない人たちなんですそこをどうできるようにするか というところに突っ込まないとだから空想で終わるということ ですこれからの大臣の任期の中で 副校長が空想でないと言われるように評価されることを御期待 して質問を終わりますありがとうございました次にババユウキ君 よろしくお願いいたします福島県出身立憲民主党のババユウキ です土屋大臣とは初めての議論になります どうぞよろしくお願いいたします初めての議論ではあるんですけれども 正直こういう質問をしていいのかなというふうに思いながら二 年間この復興特別委員会所属をさせていただきまして大臣所信 に関して率直に思うことをまず述べさせていただきたいと思います 今回の所信ですが過去の所信計二年間の中で四人大臣変わりました がほとんどうりふたつですこの議員生活の二年の中で四人変わった 大臣質問に立つたびに大臣が変わってしまうこの現状は余りいい ものではないというふうに思いますあのとき質問したときどうなった のかなとか現場はこういうふうに言っているけれども行政として どういうふうに取り組んでくれるのかなと行政の安定性という言葉 もあると思うんですけれどもたびたび変わってしまうとこの大臣 所信そのものが空虚にまさに空想に感じてしまうところは多いのではない かなというふうに思いますしこの場に立ち魂を込めて質問した全ての 議員が同じことを思っているのではないかというふうに思います 実は過去四人の大臣所信ですけれども黄色く塗られているところは全て 同じ言葉です苦悼点を含めてほぼ同じですこのことを知っている はずのまず復興調査に伺いたいんですけれどもこの所信演説をそも そも誇れるのか大臣や政務三役の引き継ぎがどういうふうに行 われているのか簡潔に教えて

2:08:18

いただけないでしょうか 宇野党括官

2:08:25

お答え申し上げます まず大臣交代 に際しましては渡辺前大臣から現場主義の徹底など復興大臣として の心構えのほかアルプス処理水の海洋放出への対応基幹困難区域 への基幹促進福島国際研究教育機構の円滑な運営の支援と今後 重点的に取り組むべき課題について丁寧な引き継ぎが行われたと考えて おります また事務方からも渡辺前大臣の在任中の功績や成果を 含め復興がどこまで進みまた残された課題としてどのようなものがある かについて丁寧に御説明をさせていただいたところでございます 安倍雄貴君 それでこれなんですか成果がわかっているならば成果 を書いてほしいですし少なくともですよ前大臣のときにこういう 課題があっただからこういう努力をしたでもそれでもここができ なかっただから今回の大臣ではこういうところに気をつけてこう こうこういう提案をさせていただきたいがこの所信に含まれるもの なんじゃないんですか 私は誇りを持って仕事をしていきたいと思 っていますし行政にもそうあっていただきたいという趣旨で決して 上げ足を取りたいというわけじゃないんです この大臣所信ってそういう ものなんじゃないのかなと思い過去四人これ資料を上げるのは ちょっと心もたくなかったのであれですけれどもほとんど黄色 なんですここぜひとも大臣も認識をしていただいた中でここを意識 していただきたいというふうに本当に思っています質問に立つ 私たちの魂は本当にどこへ行ってしまったんだろうというふうに 思いますし今回あえて大臣の所信の特殊を申し上げます各地訪問 に挨拶に行ったという文言が追記されています しかし各地の表敬訪問というのは先ほど小隈議員からも指摘がありました けれども交代しましたという挨拶では意味がないと思うんです先 ほど申し上げたところまでがワンセットその全てのストーリーが あって初めて現場に行ってこういう提案で行きたいと思いますけれども 現場ではどうですかそれを伺って初めて表敬訪問になるんではない かと思いますが現場で話を聞いていると同じ説明を繰り返しているのみ というふうにしか聞こえてきません大臣ここぜひお願いしたいんですけ れども質問前後します一番最後に行きます 土屋大臣が今このタイミング この瞬間に大臣になられたということは私は極めて大きいと思います 所信には一切書かれていませんが第二期復興創生期間二年と残り わずかとなっています第三期創生期間つくるのか否かあるいはつく っていく中において第二期創生期間の中での課題がどういうところ にあったのか予算組としてどうするのか今からプロジェクトチーム を発足させていかないと到底間に合うことではないというふうに思います けれども大臣この場で第三期創生期間そこに向けてあるいは第三 期創生期間という言葉は過小でございますけれどもどういうふうに捉えられて いるのかぜひ大臣の言葉でお願いします土屋大臣 今おっしゃった第二期復興創生期間と位置づけたそれは令和三年度 から令和七年度ということでございまして私はその途中で大臣に就任 したわけでございます今後やはりこの七年までをしっかり 全うしていかなきゃならないと思っております計画案ができている わけですからそれにしっかりと遅れることなく仕上げていくのが 私の仕事だと思っておりますそれでその後どうするかという のはやりながら議論は必要だと思っております そんな中でやはり委員の皆様のいろいろな声を聞くのも大事 だと思っておりましてしっかりと先に向かっていきたいなと思います 私が地域を回って歩いて切実に感じたのはやはり福島はスタート 台にまだ上っていないのかなというような感覚を持っておりまして 福島に関してはちょっと特出しが必要なのかなというのも今感じ ているところでございまして今後省内でもいろいろな議論の中で 皆様に今お示し今すぐできない状況でございますけれども頑張って しっかりとした先行きを考えていきたいと思っております 以上パパ有紀君 大臣ありがとうございます ぜひその各地回られてきた中でどういうふうに今課題が浮き彫り になってきているのか当初予定されていたものよりもより深刻 になっている場合も数多くあるかと思っていますぜひとももし よかったらこの場でプロジェクトチームなり第二期創生期間の終わり も見えてきている折り返し時点がもう過ぎたわけですから第三期 創生期間恐らく先週福島県庁からの緊急要望等もあったと思います けれどもその点を踏まえてしっかりと動いていくんだ検討ぐらいの 言葉をぜひともいただきたいんですがいかがでしょうか 土屋大臣 先日福島県知事にお会いして今後の要望というのをいただ いた中でやはり皆さん予算次年度の予算は大変心配しておられます この件については市町村会もそうでございますしやはりきちっと した予算が取れなければ自分たちが考えている計画が頓挫するのではない かという思いでありますがこの点については我々副校長として は最大限の努力をして計画どおり予算を取っていきたいと思って おります山羽祐貴君 ぜひチームの設置を検討いただけ

2:14:35

ないでしょうか 土屋大臣

2:14:48

これは七年度中にその段階での 復興の状況を踏まえて必要な検討を行っていくべきだと思います ので考えていきたいと思います以上 山羽祐貴君 ありがとうございます本当にこれからが正文になっている 自治体も数多くありますから第三期創生期間を見据えれるか否か 大きく変わります現場を回っている限り副校長やさまざまな人たち の覚悟が見えなくなってきているということに不安を覚えている 現場の方々はいますだからこそ今ここで安心してください私たち はあなたたちに寄り添いますだからこういうところの課題をよかったら 現場の方々から教えてほしいそれを踏まえてプロジェクトをつくって いくんだそういう願いを込めてぜひともチームを発足していただき たいと思いますし今検討するというお言葉をいただきましたのでぜ ひともそれが具体的に動くことを期待させていただきたいと思います 続いてこの大臣所信に関する質疑のもう一つ気になった点があります 過去の大臣具体的に言うと西目大臣と秋葉大臣の言葉となかで 会ったのは風評という言葉を使うときに風評被害という言葉を使 われています一方前大臣だった渡辺大臣風評影響という言葉を 使われています言葉尻で遊びたくはないんですけれどもn庁に確認 をしたところ具体的に双方を分けているわけではないですが経済 的な被害があったときに風評被害と一般的に呼んでいるかもしれない 一方復興庁に劣化を聞いてみると風評影響の方がより強い意味合い で使っている可能性があるのではないかしかし具体的に分けているわけ ではないと思うと双方具体的ではないかというふうに言うんですねこれ 結構問題じゃないかなと思うんです 非常に繊細な議論をするときに両省庁が全然違う言葉で使って いってしまえばそのときに与える相手の混乱は私は計り知れない ものがあると思っていますもう違うのが二つ存在しているのは 仕方ないことだと思うんですけれども土屋大臣の所信には風評対策という 言葉で一貫して述べられていましたのでその違いを見分けることが 私はできませんでした少なくとも両省庁間の中で風評被害風評影響 これを具体的にどういうふうに定義されているのかこれは整理 する必要性があるのではないか

2:17:21

と思うんですが大臣いかがでしょうか 桜町統括官

2:17:34

お答え申し上げます 今委員御指摘の風評被害と風評影響この二つの言葉でございます けれどもこれに関する一義的な定義は政府の中ではないのではない かというふうには考えてございますが 復興庁といたしましては風評によって生じた経済的被害を重視した概念 を風評被害風評影響はむしろその前段のもう少し広い概念として 使っていることが多いのではないかというふうに考えてございまして そういう意味ではn庁がという今お話しございましたけれどもそんなに 大きく違った捉え方をしているわけではないのではないかという ふうに考えてございます

2:18:15

以上 和田入木君

2:18:19

ちょっとそこの答弁私は撤回して いただきたい部分もあるんですけれどもそんなに違いはないというん ですがかなり違うと思います経済的被害を言うときに風評被害 と言い風評被害よりもより強い意味合いをやるときに風評影響 と使いたいという復興庁さんがいる経済的被害とちゃんと定義 づきしている風評被害の言葉と影響の言葉ってまるで違うと私 は理解しているんですけれどもそれがあんまり離れている意味合い とは感じていないと政府答弁でこれを引き出してしまうと余計 に周りが混乱するのではないかなと思うんですけれどもお願いしたい のは両定義を整理してほしいというただそれだけですお願いできない でしょうか桜町当括官 お答え申し上げます先ほど申し上げましたのは風評 影響の方が強いということではございませんで風評影響という 言葉は風評被害が生じる前のその前段のもう少し広い概念として 使われているものだろうというふうに捉えているところでございます いずれにいたしましてもNHOとはよくコミュニケーションをとって しっかり擦り合わせしてまいり

2:19:33

たいと考えてございます 和田入木君

2:19:35

先ほどからの議論にもなるんですけ れども連携をとっていくという言葉は聞こえるんですけれども その先の実践が見えないというのがいつもこの委員会で取り上げ られている問題だと思っています今回の話も結局やると言ってくだ さらないんですよねこういう積み重ねなんだと思うん ですだって両省庁官で使っている

2:19:55

言葉が違うおかしいじゃないですか 同じ辞書は使っているのに両省庁官

2:20:01

で使っている言葉が違っていて お互い思っていることが若干違和感ありながらそれぞれ動いていく これで政府の一体の動きは私はできないと思いますのでそこは やるとはっきりと言っていただいた方が私はいいんじゃないかな というふうに思いますここで多分返ってこないのでいい と思うんですけれどもそれはぜひ大臣に含めてしっかりとまさに 大臣にやっていると言っていただければすぐ動くものだと思います から両省庁官でしっかり連携をとる上でも定義づけまでしっかり やりましょう同じ歩調を合わせていきましょう同じ言葉で復興を 成し遂げていきましょうそういうところは当たり前だと私は思って いるのでぜひともよろしくお願いしたいと思います 先ほど鈴木議員いなくなっちゃいましたけれども鈴木議員と小熊議員お話 があった件について私からは端的に一つだけお願いしたいという ふうに思いました今回のアルプスの配管の作業をなされている方 で身体汚染が確認されてしまったその実験についてはやはりあって はならないことですし作業員の方にはお見舞いを申し上げたい というふうに思います先ほどからずっと議論がありました ので端的に一つだけ大臣から連携を図っていくレポートラインを 作るというところまで明言をいただけていなかったんじゃないかな というふうに思いましたそこについてやはり作るという言葉がどうしても 私たちこの場でしか行政にしっかりとお願いすることができません から作るというところのしっかりとしたお言葉をいただきたいということ そしてこの東電さんだけじゃなくて先ほどありましたほかのところ でも起きる可能性があるだからその場においてもしっかりと構築 するんだその明言を一ついただけ

2:21:36

ないでしょうか 土屋福岡大臣

2:21:45

前の事故の問題で東電とそれから 経産省と副校長との関係で1本数字は通ったと思うんですね情報の ほかの庁に関しても今どうなっているか私はまだ把握できていないので そこらへんをまず把握させていただいて今後必要であるかどうか庁 内で話し合って今はいとは言えない状況ですけれども私もしっかり と方向性はそういう方向になるように考えていきたいと思います 以上馬場雄貴君 ぜひ本当にこれは3人 連続の投資質疑の中身にもなってしまっていますしこう思うのは 私たち大電社としてもここに立

2:22:36

っているわけですから恐らく国民 全員の方が本当に多くの方が全員

2:22:40

とは言いませんけれども本当に 多くの方がそれを望んでいるというふうに思いますその点を踏まえて 検討するだけではなくてしっかりと行っていただきたいというふう に思います続いてこの東電さんの資料に移り たいと思います皆様にお渡しした資料ですがちなみにこの東電さん の資料では風評被害という言葉を使っていますこの風評被害先 ほどのことで言うならば経済的損害があるというところなんですけ れどもこれ実は数式算定方式を考えると価格に前提があります 価格差がなければ被害を生じていないというふうな表現になって しまうのがこの算定スキームではあるんですけれども風評が払拭 されるというイメージですけれども全体像のイメージですけれども 価格が戻ることだけを指すのではないと私は思います自立経営ができて いくまさに棚を取り戻すそういったところまで含めた反論のところ まで含めたのが本来は意味合いのものではないかなというふう に思いますまたお支払いの対象となる方という ところの黒ポチ三つ目ですけれども新規に事業参入された方は賠償 対象にならないということがありますこれ今お魚も温暖化の原因があって 取れるものが変わってきてしまっているという現状があります そういったところも含めてちゃんと対象になっていくのかどうかここは しっかりと現地を取りたいというふうに思いますけれども参考人さん お願いいたします片岡経産省グループ長 お答え申し上げますアルプス処理室の開放水に伴う 賠償ですけれども令和三年四月の関係閣僚会議におきまして東京 電力が基幹地域業種を確実的に前提することなく被害の実態に 見合った必要十分な賠償を行うということを政府の基本方針として おります従業者の方々中心としまして封票 の御懸念承知してございます被害が発生した場合には被害の 実態に見合った必要十分な賠償が迅速かつ適切に実施されるように 指導をしてまいりたいと思います今御指摘がございました二点あった と思います価格だけではなくて数量について どうかということでございますこちらにつきまして今の基本的な 算定式におきましては価格がどう下落しているかそれに今とった 数量をかけるということを算定していますけれども先ほどの新たな 助手例えば福島でも服がとれているとか助手が変わってございます そうしたものにつきましても丁寧に基本的な算定式はそうなんですが 丁寧に個別の事情を伺いながらその賠償をしっかり被害に応じて 行うよう指導してまいりたいという

2:25:23

ふうに考えてございます 委員長

2:25:26

田村雄貴君 ありがとうございます 貴重な御答弁いただいたと思ったんですけれども逆に算定方式があく まで基準であると言われてしまうと例外的なものがではどういう ふうに設定されてくるのか具体的にそれは確認をとっていかない といけないんじゃないのかなとこれ漁連ごとに分けられている というふうに言われていましたので福島県漁連宮城県漁連もちろん 茨城県漁連さまざまな漁連の方々との接触が必要になると思うん ですがそれぞれがそれぞれで個別具体的に上がってしまうとやれ 不公平が起きるんじゃないかとかそういう目線も出てきかねない 問題だと思っていますので具体的にどういうものになっていく のかここは正直資料の提出を求め

2:26:05

たいと思いますがいかがでしょうか 片岡グループ長

2:26:11

お答え申し上げます 助成者の方々 への賠償につきましては委員御指摘のとおり助長組合単位あるいは 県助長の単位で県助長の中でもそれぞれ別れているケースもあります けれども個々別々であります個別にやるところもあればあるいは 助長単位でやられるところもございましてこれはまさに漁業者の皆 さまの御意向を伺いながら東京電力がそれぞれ個別に交渉している ものだと承知してございますそれぞれの賠償の内容につきまして それぞれ個別に相対のものもあると思いますので全てが公表できる ものではないというふうに考えて

2:26:52

ございます 和田入国管理局長

2:26:55

いつも復興特別委員会に立つとき 言います復興においては公明政大かつ堂々とやっていただきたい ということだと思っていますしそこのやはり塗られてしまう見え なくなってしまうところがあって私はならないと思っています その点はやはり強く申し上げたいというふうに思いますし幾分少し 気になっているのが第二期創生期間の反省点だと思うんですけれども イベントはやりますイベントはやるんですけれどもその販路まで ちゃんと開拓し切れていない状態で私イベントやったからもういい よねにはなっていただきたくないというふうに思っています その 点をしっかりと踏まえた上での政策論議をさせていただきたい と思っていますしやはり風評風色というのは決して価格だけではない そこが自立的経営ができるまで最後の最後まで復興庁が寄り添 うんだというその強い気合を見せていただきたいというふうに 切に願って質問を終わりたいと思いますどうぞよろしくお願いします ありがとうございました次に新井豊君 立憲民主党衆議院議員の新井豊でございます 先日大臣の所信表明演説を先ほどの場場議員と同じように四人目 の大臣の所信表明演説を同じような思いで伺っておりました 今回僕は最初にそのまさに適材適所についてお伺いしたいと思います それは何かをやらかしたからとかそういうことではなくて今回自民党 の政権になってから特に大臣が東北の被災地出身者じゃない大臣 というのが続いているかと思います今まで数えたらお二人しかいなかった と思いますもちろんそれのよしやしはあると思いますがかつ今回 政務三役の方々も含めて被災地選出ではない議員を配置されて いらっしゃるわけですがこのことについて大臣はどのようにお考え なのか教えていただけますでしょうか土屋復興大臣 私は埼玉県出身でございます復興大臣に拝命したときに一瞬 とまどったというのが正直なところでございますけれどもでも私自身 は八歳直後ちょうど浪人中でございまして八歳直後の一か月後一般 人が東北道を通れるようになるのを待って私はいろいろな仲間 が被災地に住んでいる方が多いので被災地を訪れました被災された 皆さんを激励してそしてやはり何もなくなった浜を見たりそれから 港の悲惨な状況を見たりしてそれはもう今も頭の中にはっきりと思い かべることができるぐらい衝撃的な状況を見させていただきまして これは大変なことが起こったなというのが実感でございました それからその後当選を果たしまして環境委員会に所属いたしまして ちょうど助選が始まったときの環境委員会でございました環境 委員会ではこれ助選は現場を見なきゃわからないねということ になって私もみんなと現場へ参りましたそれで河原の一枚一枚を 拭いているのその現場も見させていただいてこれは気が遠くなるほど の作業だなというのを感じたところでございます それから2年後に福島原発に入りましたそのときは防護服を着て 大変な状況の中で入らせていただいてまだまだ非常に線量が高い 中でそれこそ反対側まで私たち行きましてそれはもう歩ける状況 じゃないですからものすごいスピードでバスで通過したそれでも22マイクロ シーベルト浴びて帰ってきたんですけれどもそんな思いもございまして 今回そういう経験を活かせればと思った次第でございます それでまたちょっと長くなってごめんなさいそれで私は鹿塚部 市というところに住んでいるんですが私の家の隣の隣が当店のアパートメント だったんですねそれでそのアパートが全く使われていなくてもう壊す という状況だったんで私は当店に掛け合いましてこのアパート 皆さんが避難してくる場所に貸してもらえないかということで お願いしてそしたらそういうことで使えるようになって今でも多分 まだ住んでいらっしゃるしそれから埼玉県は福島県人が非常に多 くて各地に福島県人会ができておりますですからこの災害が起こる 前から福島の人たちに対する思いは私たちの地域も非常に大きいん ですねそういう意味で私はやはり違う地域の人が大臣になるということ もプラスに働くんではないかと思っております それから副大臣もかつて経験したお二人でございますのでそういう 意味では一緒に連携して頑張って

2:32:26

いきたいと思います 原井豊君

2:32:31

という思いを聞かせていただき ました大臣が就任されてからしばらく 時間がたったと思いますけれどもきょう実はまさに小熊委員の途中 で声が入りましたけれども並江町ということに対して並江町ですよ という声がありました僕もこれはまさに二〇一一年から 五年ほど東北の特に福島の原発の被災地になしげく通った一番 最初のときに地域の皆さんから結構厳しく怒られた一言でした 原井君あんたうちの町は町じゃないんだよというふうにまさにそれは 先ほど小熊先生なりに優しい方だったというふうに僕は思います けれどもでも地元の人たちからすると自分たちの町をそんなところ で間違えてほしくないでも間違られやすい言葉なんだということ を皆さんもよく理解しているわけですね 大臣これでも僕がぜひきょうここの質疑を聞いていて感じていたのは でもこれが大臣というポストの難しさなんじゃないかと思うん ですね就任されてから随分時間がたち そして大臣も随分と被災地を回られた並江町二羽町大熊町いろいろ 回られたと思うそしていろいろなところでおそらく町についての 発言をされたと思うんですけれどもひょっとするとわかりませんきょう がたまたまかもしれませんが町と言ってしまったこともあったん じゃないかと思いますがでもこの間誰もそれを大臣に対していや ここは違うんですよ町なんですよということをていせなかったん じゃないかというふうに思っているんです ここはきょうは委員会ですし僕たちは大臣に質疑をするこういう時間 をもらっていますからそういう場で違いますよということを言える 立場ですけれども特に被災地にいらっしゃる方々もしくは東京から そうやって大臣が黒い大きな車に乗ってたくさんの役所の人たち を連れてやってきた人たちに対していやそこはそうじゃないんですよ ということをかけられないそういう被災地の皆さんの思いというもの に対してでもこれはきっと町と町のことだけじゃないと思うん ですねありとあらゆるところにそうやって 特にわれわれ東京から行く人たちはまさに支援する側というのはやはり 被災を受けた人たちにとってはそれは非常に難しい受入れをしなければ いけないということをぜひ御理解いただきたいと思っております 僕は本当に女性の大臣大臣の初心やまた記者会見でも総理からも 女性らしさをということは言われていろいろと工夫してやって きたいということをおっしゃっていたかと思いますがだからこそ 国交大臣に期待をするところがあるものですからぜひそうやって 被災者の人たちの気持ちによくよく寄り添っていただきたいという ふうに思っております大臣もう一度受けとめをお願いいたします小池晃大臣 本当に小熊委員から指摘してもらってよかったなと思います それで私実はまた違う話なんですけれども選挙区が大きくありまして そのときに新しい選挙区に入ったときもミスをしまして埼玉市の 岩月区というところがあるんですけれどもともと岩月市だったとき に選挙区だったのでつい市と言ってしまってやっぱりそういう 状況があったんですねそれから鹿児島市で合併したので 合併した町のほうは区じゃなくて地区になったんですよところが つい昔の町ということを言ってしまったりして緊張感がないな と自分でも思ったんですけど今回ちょっと緊張感に欠けたかなと その一瞬の意味ではまさに被災者に寄り添う というのはそういうところからが大事だと思いますので十二分 に気をつけていきたいと思います新井豊君 もちろん人間ですから間違いはありますし選挙区の人たちは それでも自分たちで誰を選ぶかというのを選ぶことはできます けれども被災地の方々は自分たちで大臣を選ぶことはできないわけ ですから少し違いがありますしだからこそ被災地にしっかり寄り添 っていただきたいというふうに思っております 毎回僕もきょう三人目の大臣に直接伺うんですが復興とは何なのか ということをお伺いしてきています大臣にとって復興とはそもそも 何なのか端的にお願いできます

2:37:24

でしょうか 土屋大臣

2:37:33

本当に難しいという声が今聞こ えたんですけれども本当に難しい言葉というか解釈だと思います ハード面がいくら整ったとしても復興ではありますけれどもやはり 最終的には人と人をどうつなげるかということが一番最後まで残 るのではないかと思っておりますですからそういう意味では私は 被災して他の地域特に東京地域に避難している方にもお会いして 話をさせていただきましたこの人たちは帰ろうか帰るまで か相当迷っている人たちでしたですけれども私はいつか帰るだろう なんということを肌で感じたわけでございましてそれは自分の街 がだんだん変わっていく姿を時々帰っては見ている中でやはりふる さったなという思いを持っていくんじゃないかと期待も半分あります けれどもそういう思いを持ちましたそういう意味では人と人とつなげる ふるさとづくりというのがちゃんとできるかどうかがやはり復興が 完成したということになるのかなと思います それまでは長い道のりだと思いますけれども皆さんとともに人と人 とどうつなげていけるかということを考えながら歩いていきたいな と思います新井豊君 ありがとうございます大臣は先日大隈町で双葉ワールド というイベントに参加されてきたと思いますがこちらに参加されて の御感想を教えていただけます

2:39:25

でしょうか 土屋大臣

2:39:35

大勢の皆様がお集まりで本当に びっくりいたしました本当に笑顔が皆様とても明るくてやっとこういう お祭り集まりができるようになったということを伺いましたけれども そういうこと一つとっても本当に災害が起こる前までは何となく 集まっていてずっと歴史的にやっていたお祭りだけどできなくなって やっとできたときの思いは相当深いんだろうなと思った次第でございます それで私は地元に戻ったときに皆さんに言ったのはこういうお祭り を大切にしてコミュニティーをしっかりと継続できるようにみんな で頑張っていきましょうねということ

2:40:23

を伝えたんですけれどもやはり 被災地から学ぶものが私はたくさん

2:40:28

あったという思いでございます 新井豊君

2:40:34

2014年ちょうど8年前になります けれども震災から3年後に双葉ワールドが川内村で再開されました震災 から3年たちましたけれども川内村で行いましたそのときに僕も 民間人の1人としてこの双葉ワールド

2:40:52

をお手伝いしまして当日自分で コーヒーを200杯入れながら皆さん

2:40:57

に振る舞ったりしておりました 副校長や経産省の役人も一緒に手弁当で集まっていただきました しマイクロソフトやグーグルやフーといったインターネットの 企業の仲間たちにも一緒に手伝ってくださいました 多くの方がまさに今大臣おっしゃっていただいたようにあのとき もでも本当に3年間そういうことができなかったものがこれ震災 前からあったイベントですけれどもようやくできたという喜びとそして たくさんの方がいらしてみんないろいろできたと教育委員会等々 が中心になってやったかと思っております 実はお祭りというのは終わった後に後片付けが結構大変だということ はお別れだと思いますが観客もはけて片付けもある程度一段落 したところにこのとき実は川内村の小学校を使ったんですけれども 木造の大変素晴らしい小学校なんですがいずれ大臣も行かれることがある と思いますけれどもそこで校内放送をかけまして集まってください という話をしまして関係者つまりその一緒に主催したイベントを やった地域の皆さんに集まっていただいて曲を歌ってもらったん ですね実はこの僕がやったカフェの店長になっている人が歌手でして その方に歌を歌ってもらったのがきょう資料でお付けいたしました 福島県立双葉高校の校歌になります本当はこの曲そのものを流したかったん ですがなかなかそういうことはこういったところではできないということ でしたので校歌をここに張らせていただきました 土井晩水作詞信時清作曲これは東大一流のまさに作詞作曲がつく られた校歌です福島県立双葉高校は今は休校していましてまさに 休校した上で福島県立双葉未来学園というのができあがっている わけですので今この学校は休校しているんですけれどもこの地域 の名門校の一つでありましたこの校歌をプロの歌手の方に歌って もらったら集まった人全員が号給したんですねほとんどの人が 双葉高校をご出身なんですそして久しぶりに校歌を聞いてそして それ以降なかなか歌われることは当然休校していますからないわけ ですね大臣僕がお伝えしたいのはまさに 今年大臣には双葉ワールドに行っていただきました1年に1回双葉の地域 の皆さんが今一所懸命やられていますでもそれは震災前から続 いていってそしてみんないろいろな思いを持ってこうしてつなげて きているものなんだということをぜひ御理解いただきたいです しそういう中でまさに復興の総責任者としてぜひ大臣には寄り添って 対応いただきたいとそんな思いでございます もう一つアルプス処理水の影響について話をさせてください もう一枚資料をめくっていただきますと地図をお付けしていますが僕 は北海道選出ですので北海道の僕の知り合いがこのおほをつく 優先官というところにお勤めの方で本当にこのアルプス処理水 のこと以来中国の金融があって以来本当に売上が減って困っている から何とかしてほしいというそういう思いをいろいろな各所に僕のところ にも届けられていらっしゃいますこの地図をつけたのはこれだけ 遠くてこれだけ北海道と福島というのが離れたところにもかかわら ずホタテの売上が大変下がってしまっているこれを何とかできない かということをこういった海鮮組合の皆さんが一所懸命頑張られている ということをぜひ御理解いただきたいですしここに向けての対応 というものが今しっかりなされているのかどうかぜひ教えてください よろしくお願いします経済産業省片岡グループ長 お答え申し上げますアルプス処理水の開放水口中国 他一部の国地域の輸出規制の強化がございましたこれを踏まえまして 全国の水産業の支援に万全を期すべく一千七億円の対策パッケージ を取りまとめて支援をしておりますこの中では特に輸出できなくなって 需要の減少が県庁のホタテ北海道が中心ですけれどもなどに対しまして 一時回取保管する取組の支援でありますとか新規の販路開拓ビジネスマッチング の支援などによる海外のほかの輸出先の転換対策あるいは国内 の加工体制の強化対策も講じておりますまた国内の水産物の販売消費拡大 これはさまざまなイベントも行っております総理をはじめとしまして 多くの閣僚もホタテを含めて食べてその魅力や安全性をアピールして ございますまた一千社を超える企業の皆さん に参加いただきましてネットワークをつくってございますここでも 三陸常盤ものを中心ですけれどもイベント等を開催しましてこの 夏には五十万色を超える需要を創出しています こうしたものを加えまして三百億円の金さらには今般の経済対策 でもホタテなどの輸出減少が顕著な品目これにつきまして学校の 給食こうしたことにも出てきます社員食堂での取組も広がっております こうした国内外の販路開拓大和一時回取保管それから地域の拠点 となる加工施設の整備そうしたものについても支援を行うこと しておりまして今後も水産庁を含めましてあらゆる副校長を含 めまして北海道を含め全国の水産業を守ると徹底の下でスピード感 を持って対策を行ってまいりたい

2:46:34

と考えてございます 原優太子君

2:46:37

ありがとうございます ぜひ取組を促進させていただきたいと思いますjrの新橋駅のところ でもさまざまな取組が行われているようには聞いております ぜひ多くの国民の皆さんに安全性とそしていろいろとお買い求め いただく機会を提供いただきたいというふうに思っております 最後になりますけれども先日仙台に行ってまいりましたホスピス 学会がありましてそこに出る若いナースの方から新橋さんに参加 してほしいと言われていきました彼女は震災の当時は高校生でして 僕たちのやっている復興のプログラムに参加してくれた当時震災の直前 にお父さんを亡くされた高校生でしたが今は立派なコミュニティ ナースになってコンパッションコミュニティ人が亡くなっていく ことを前提とした地域づくりというのをやっているのでそういった ものを学会で発表しているので見てほしいというふうに言われ ました僕は復興というのはこうやって 子どもが大きくなることだと思います僕の前に質問をいただいたババ 委員も震災の当時高校3年生でしたけれどもこうして今まさに党の 若手のリーダーとして頑張っていますまさにどうぞ若手の育成 被災地の子どもたちのためにどうぞ大臣頑張っていただきたいと思います よろしくお願いしますありがとうございました

2:48:10

次に市村幸一郎君 委員長

2:48:17

日本維新の会市村幸一郎でございます 今日は質疑をさせていただきたいと思います 2011年3月11日2時46分になったわけでありますけれども発災いたしました そのときに私は民主党政権の中で国土交通省の大臣政務官という 役職を担わせていただいておりました特に空と海の関係及び住宅そして 災害対策を私が担当させていただ

2:48:59

けたということもありまして発災 直後の会議の中で当時の官房長

2:49:08

だった方から政府調査団を現地 に送るのでその一員に政務官になっていただけないかという申し出が ありましたので私は不足座に行かせてくださいということで発災 の当日6時半に市街の防衛省の屋上からuhという総発のヘリコプター に乗せていただいて仙台の霞の目基地に降りそれから大体8時半 ぐらいだったと思いますそれからバスに乗り込みまして宮城県庁 の方に入らせていただきました宮城県庁の知事室が大体2階だった と思いますが2階にあったのでその奥に一応控室といいますか調査 団の部屋をお借りすると調査団として部屋をお借りするということで 発災当日の9時前ぐらい9時頃に現地に入らせていただいたということでございます そこから翌日まさに福島の水素爆発が起きたということでその夕方 だったと思いますが現地対策本部というのが立ち上がったわけであります その段階で当時一緒に行かせていただいておりました東内閣府副 大臣が現地対策本部長ということに任命されて私はその段階では まだ国交省の政務官政府調査団の一員ということでありました がその数日後に東北本部長の方が東京に戻るということでまたは 戻ってくるという話だったんですが結局戻ってこられなかったんですけ れどもその段階で東北本部長の方から私ともう一人内閣府の大臣 政務官であられた悪津さんが2人が本部長代行ということで2人で がんばってくるということでその被災地の特に残念ながら特に地震 津波の被害被災地を担当すると

2:51:35

福島の原発事故の方は中央政府 の方が当時の菅総理や江戸の官房長

2:51:42

また細野環境大臣とかそういう 皆さんが担当されるということでありましたが私の方で津波それから 地震津波の被災地についての対応人道指揮をとらせていただくということ になったそういう経験を持つ者としてきょうは大臣と一緒にいろいろな 議論をさせていただきたいと思っております その中でそうした 経験をさせていただきましてほぼ1カ月間現地に張り付かせていただき ましていろいろやらせていただきましたがその中でいろいろと考え たことがあります そのときに考えたことの中でやはりきょう一方 大臣の御意見を賜りたいんですがこれから例えば南海トラフル の三連動の大地震もまた五連動とも言われていますが起こる可能性 はもう極めて高いわけでありましてこうした東日本大震災もそうだ ったんですけれども複数の都道府県にまたがるような災害が起きた 場合その復興に関して本当に国土のバランスをとれた形成という 観点から復興を都道府県が主体となってやるということで本当に いいのかどうかということをまだ考えたことがあります 特にこれから 南海トラフ大地震は多分おそらく今回は東北三県ということになって いますがおそらくもっと大きな都道府県まさに都道府県とは入らない かもしれませんが都道府県どうも分かる大きな災害が想定されている こともあります府県ということにもなるのかもしれませんが複数 の府県にまたがるような災害が起きた場合にその復興が国がやはり 私は主体的に関与していく方がいいのではないかというふうに 考えているわけですなぜそう思うかといいますと結局 災害対策基本法におきますと復旧復興は県じゃなくて実は市町村 になっているんですね市町村が復旧復興の主体になるということ になっているんですけれどもこれもまた都道府県だけでも複数の 場合に多分復旧復興の過程でいろいろな意見が出てきますなかなかま とまらないということもありましてましてや市町村ということになって いますとこれはもう大災害の場合はこれはなかなか意見がまとま らないことがもう容易に想定をされますしかも市町村でも意欲 のある市町村と全くもうお手上げ状態で結局もう何とか国にして くれという市町村も当時あったわけでありますねあったわけです ですから要望があれば国の方はお手伝いはしますとでも制度上 われわれが国ができたあのときにわれわれと言っていっぱいあります が国ができたことは要するにアドバイスなんですねアドバイス皆さんが したいですよと皆さんから上がってきたことをいろいろ精査してそして バランスをとっていきましょうということになっているわけですね しかしこれではこの東日本大震災の復興も先ほど坂井委員の方から 八年もかかっているぞとかそういういろいろ御指摘もあったように 大変合意形成をしていると基本的にとんへん遅れていくんですです からこうしたことは今後のことも考えますとやはり平時に大災害 はもうあることがわかっているわけですからですから平時にし っかりと議論をして備えておくそして多幅都道府県あえて都道府県 と言いますが多くの都道府県にまたがる大災害の場合はもう国 が主体になってやるんだという制度を私は平時に構築をしておく べきだこういう考えであります最後に大臣の御意見をいただき たいと思いますがまずちょっと

2:56:46

具体的な例を一つ挙げさせていただき たいと思いますまさに坂井委員

2:56:51

が先ほど御指摘されていた本当に 土守等いわゆる傍聴亭を張り巡らせる町づくりが本当にいいのか どうかという御意見が先ほどあり

2:57:09

ましたけれども当時私は国交省 の政務官として国交省の皆さん

2:57:16

と議論していたことはまさに坂井 委員が疑問に提出したことはしないということを議論していたんですね まずは千年に一回のああいう大津波にはもはやもう傍聴亭傍派 亭傍派亭はちょっと別の概念ですけれども亭房とかもはやもう通用 しないんだということなんですねですからそういうふうに壁のような 傍この場合は亭房と言っていいんでしょうか傍聴亭と言っていいん でしょうかそういうものを張り巡らせることについてはこれは もう馬鹿げているのでやらないそのときに出てきた言葉が一線 防御から多重防御へという概念だったんですね この多重防御というのはソフトも含めた多重防御なんですハード の整備だけじゃなくてソフトも含めた防御ということだったんです このソフトって何かというとやっぱり過去からの知恵なんですね 知恵なんですこれそのときに言われた言葉で一番象徴的なのは津波 天然庫です津波天然庫すなわち地震が起きたらとにかく高田に 逃げろということなんです高田に逃げろそれを徹底させよう家族 同士でいいか連絡取り合えているうちに結局逃げ遅れるわけですね だから津波が起きたら子どもたちにもとにかく逃げなさい子どもたち にもとにかく高台に逃げなさい高いところに逃げなさい 親も子どものことは心配だろうけれどもまずは親が命を守らない とその後の子ども誰が面倒見るんですかとなりますからとにか く子どものことは心配だろうけれども子どもの安否確認をする前にとに かく逃げなさいということだったんですねそういう津波天然庫という 考え方を徹底ソフトとして徹底させていくとにかく地震が起き たら逃げるんだというところがあるだからそうしておけばいや そうしておかないと結局犠牲者は出るということだったんです そういう議論をしていたんですそれで警官上の問題もあるしそういう 堤防を張り巡らせるというような考えは少なくともあのとき私が 政務官として担当していたときにはなかったんですなかったんです ところがちょっと私もすみません九年ぐらい浪人していました ので国会にまた戻していただいていろいろお聞きしていると結局 延長四百キロにわたる海岸堤防は築かれていたということになって 私としては一旦あのときの話はどこに行っちゃったんだろうな とこういう思いがあるということであります そこでちょっときょうは担当者に来ていただいていると思います が一体どういう経緯で一線防御から多重防御へというなるはず だったのが結局延長四百キロの海岸堤防というのはこれはまさに 一線防御ですよこれは一線防御にというもう言わざるを得ない 状況になったのはどういう過程

3:00:30

だったのかちょっと教えてください 農村振興局整備部長小片さん

3:00:44

お答えいたします 東日本大震災からの海岸堤防の復旧復興については海外管理者 である県等が比較的派生頻度の高い数十年から百数十年に一度 の津波を想定しつつ地元市町村の町づくりとの整合性や環境保全 周辺の県営化案等の調和などを図りながら海岸堤防の計画を適正 に定め進めてきたものと承知して

3:01:08

おります 市村康一郎君

3:01:14

それで今まさに今おっしゃった ことの中でポイントはやはり県ということなんですよね 県によってはそれは県の中で市町村との話し合いもあるでしょうけれども 結局ある県にとってはやはりこれは海岸堤防で特に三谷県さんとか は三十年に一回ぐらいそれなりの地震から津波というのはある からはわからんでもないんですけれどもしかしながらやはりじゃあ 本当に一線防御から多重防御と言っていたあの考えどこに行っちゃ ったのかなと国としてはそういう思いでやっていたわけですよ一線 防御から多重防御へということでやっていたわけです でも結果として は県いろいろ県産も三谷県産だけじゃなくて岩手県産福島県産も 福島はまだこれからだという先ほど大臣の御答弁もありましたので 特に多分この場合三谷県だと思いますけれども県の法としてはそれは そういう方針になったとしてもやはりどうですかとやはり国として こうやって大規模災害のときにそういう海岸線を堤防で一線防御 で持っていくという考え方が本当にいいことなんでしょうかということ をやはり私は言っておくべきだったと思いますが結局は震災復興は 市町村が単位であり海岸は県がやはり主体であるというところ で国もアドバイスしかできないこういうことで恐らくそうなって いったのではないかと拝察をいたしております ですからこれから起こり得ることを考えるとやはり震災復興の過程で特に不都道府県 をまたがるような災害においては国が主体的にかかわる制度を 平時の今のうちにつくっておくという努力を私は国会はすべき ではないかこういうふうに思っておるところであります もう一個 例を挙げて最後に大臣の見解をお掛けたいんですがあと仮設住宅 のこともこれありました仮設住宅これ仮設住宅も結局市町村がここに つくってくれということを厚労省に当時は厚生労働省だったんです 今はどうも内閣府に移ったらしいんですけれども当時は厚生労働省 だったんです厚生労働省に申請をするわけですね厚生労働省が ハウスメーカーといろいろ話をするのかなそして国交省がつく のかなつくるのは国交省なんですとにかく厚生労働省にまず市町村 が行ってそこから国交省につくへと行って支払いは厚生労働省 がするこういう話で非常にこの連携で一応国交省の住宅局と厚生労働省 のその部門はいろいろ人的交換もしていましたのである程度スムーズ だったんですけれども結局省庁にまたがって仮設住宅の施設も こう行っていくと結局あのとき本当はあれ確か二カ月以内に仮設 住宅ってつくらなかったんですよねところが結局できたのはもう 四カ月後とか本当に普及が始まったの仮設住宅の施設への移動が始まった のは確か七月ぐらいだったというふうに思っています ここで当時国交省の皆さんが何言っていたかというとあれ三月 ですから四五六七四カ月ぐらいですよね四カ月実際もっと普及 するのはもっとかかるんですね政務官と今仮設という話になって いますけれどももしこの期間をいただければ仮設じゃなくて我々 復興住宅を建てられますという話をしていたんですね復興住宅 を建てられますとすなわち仮設じゃないものを建てられますということ を話をしていました結局これからまた南海トラフとか 起こることを想定した場合もう平時のうちに各都道府県の市町村 はどれだけの被害想定を出てどれだけの人が避難所に行っていただく とそれから避難所もあのときに工夫したのは空き家を賃貸で借り て避難所にするとか仮設いつまでも体育館にいていただくのは大変 申しわけないということで空き家をとにかく公平住宅とか空いている ところをとりわけ開けてくださいということでそこに賃貸料は国 が払うということあとはホテルホテルにもお願いしまして空いている 部屋を国が借りるので買うのでそこに行っていただくとか特に は福島の場合はそうでした福島からの被災者の方に関しては特に そういう措置をとったような休休を持っていますとにかくホテル に県外から逃げていただいて被災地から逃げていただいてとにかく ホテルに行ってくださいということもやった覚えがありますがとにかく 平時にしっかりと想定をして仮設でもいいんですけれども本当は 仮設でもいいんですがやはりちゃんとそういう大災害が起きた場合は ここにその仮設をつくるということをもうおそらくここだったら被災 害は受けないだろうというところですよね災害が受けるようなところ にしていたら大変ですけれども災害が受けないだろうという想定 されているところを平時に考えて用意しておくということが必要 だというふうに思うんですねそれもやはり国が主導で都道府県 や都道府県と話をし例のように都道府県は市町村と話をしていただ いていざというときはここにつくりましょうとしかももうそのぐらい の期間4カ月ぐらいあれば45カ月であればもう仮設じゃない住宅 をつくり上げるということができるですから基礎が一番時間がかかる と思いますし基礎が大切ですので日頃からそういうところは基礎 をちゃんとつくっておいてもう想定しておいて何棟何棟作ると 想定しておいてそしてあと平時は例えば公園にしておいて上に 土をかぶせて緑化して当時は平時は使っておいていざとなったら それをすぐに剥がして基礎ができていますからそこに復興住宅といいます からこの場合僕は仮設ではなくて高設住宅ですね高級の高ですね 高設住宅を建てるこういう発想が必要ではないかというふうに 思うんです これもやはり国が復興を主導するという多くの都道府県 にまたがる場合ですよ別に全てやれと言っているわけじゃなくて 全てやれと言っているわけですねあとでちょっとがれき処理の件 で環境省さんと議論しますが環境省さんはあれからだいぶしっかり とこういう災害のときはこうするこういう災害のときはこうする と言ってがれき処理をされているということを後からお聞きします けれどもそういうところで国がしっかり関与して例えばこういう 海岸の復興をどうする津波対策どうする仮設についてこの場合 私はもう高級の高の高設住宅と公けじゃなくてこういうことを 考えるためにも国が主体となって復興に係るという制度を平時に 設けておく必要があると思いますが大臣の御見解をお聞きしたい と思います災害時の被災者向け住宅仮設ではなく 高設として整備すべきではないかの問いにお答えをさせていただきます 災害救助法では災害により復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための住家が亡くなった被災者の方々に対しまして、自宅の再建や災害公営住宅の整備がされるまでの間、一時的な住まいとして応急仮設住宅の供与を支援しているところであります。この応急仮設住宅は、できる限り速やかに供与される必要があることから、建築基準法令の規定が適用されない応急仮設建築物として整備しているところであります。ご指摘の被災者向け、公設住宅を整備することについては、応急的に必要な救助を行うという災害救助法の目的との整合性、応急的な住まいを迅速に確保する観点から、建設機関のコストの妥当性など、整理すべき課題が多いと考えております。一方、共用期間終了後の応急仮設住宅の取扱いについては、復旧復興のまちづくりの観点も踏まえ、被災自治体において判断されるべきものと考えております。内閣府としましては、被災自治体とも連携の上、被災者のニーズに寄り添い、住まいの整備にしっかり対応してまいりたいと考えております。すみません。では、大臣お願いします。

3:11:25

土屋大臣。

3:11:27

委員のいろいろな知見をお聞かせいただきました。ありがとうございます。この溝の大震災でありますから、経験したことのないことで、うおぉさおぉの中で、いろいろなことをした経験なんだろうと思います。その中で12年も経っていますから、これからやはり振り返って、そういう問題点一つ一つしっかりとチェックして、今後、自治体との連携、そういうときどうするかということも、しっかり考えていく必要があるのかなと思いました。我々は復興庁でございますので、知見を持っていますから、それを提供していくということが大事だと思っております。以上。

3:12:10

市村君。

3:12:11

そうですね。ですから、この知見をしっかりと生かしていくということが大切だという思いでございます。本当にいろいろあります。環境省さん、きょうせっかく来ていただいていますので、がれき処理、当時、本部長代行として、がれき処理どうするかということをお願い、資料をどう考えるかということで、環境省さんにお問い合わせしますと、翌日に持ってきた資料は、なんと平時のごみ処理マニュアルだったんですね。平時です、平時の。どう考えているんですか、これは。ということで、大変申し上げたことがありますが、どうもだいぶ改善されているということですので、どうぞお願いします。

3:12:55

環境省、隅倉環境再生資源循環局次長。

3:13:01

はい、お答え申し上げます。東日本大震災前に環境省が策定しておりました震災廃棄物対策指針におきましては、津波被害を想定しておらず、また関係者の役割分担は必ずしも明確ではございませんでした。こうした中、東日本大震災では、津波等により、失量ともにこれまで想定していなかった規模の災害廃棄物が発生し、必要な体制が迅速に構築できませんでした。こうした点において、事前の備えが十分ではなかったということが課題であったと考えております。こうした教訓を踏まえまして、平成27年の廃棄物処理法及び災害対策基本法の改正が行われたところですが、この改正では、災害廃棄物について、国都道府県市町村、民間事業者が連携協力して取り組む責務を有することの明確化、災害時の廃棄物処理施設の新設等に関する手続の簡素化、そして大規模な災害が発生した際には、環境大臣が処理指針を策定すること、及び環境大臣による廃棄物処理の代行を可能にすることなど、災害廃棄物対策を強化するための制度整備が行われたところでございます。また、平成26年には災害廃棄物対策指針を策定いたしまして、津波を含め地震災害等に対応した内容を盛り込み、関係者の具体的な役割分担や連携内容を記載するなど、地方公共団体の災害廃棄物対策のあたり、実用的な指針といたしました。また、その後も指針の改定等をしっかりと進めてきたところでございまして、引き続き、災害発生時に災害廃棄物の円滑かつ迅速な処理が可能となるよう、平時からの備えにしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

3:14:51

委員長。

3:14:53

市村広一郎君。

3:14:54

ええ、ですね、持ちがないの。最後に、先日ですね、福島の相馬市の方とですね、話をしたときに、その方はですね、いち早く被災地に戻って、事業再開をして、頑張っておられるという方だったんですけれども、その方を曰くですね、先にね、戻って努力してる人間には、ほとんど何の支援を、国の支援を得られないということなんですね。で、後から、まあ、こうやって言っちゃいけないけども、まあ、国の支援を使って、いろいろ事業を起こされている方は、まあ、もちろん、そういう努力は大切なんだろうけども、中にはですね、早く、もう、初、早くから1、2年で、もう、その補助金だけ使ってですね、もう終わりというような人も見受けられると。一方で、我々みたいに、もう、はい、いち早く戻って、努力してる者には、国の支援はないということに関してですね、やはり、非常にあの、意気通りを感じているということであって、ぜひとも、何か機会があったらですね、市村さん、ちゃんと国に伝えてくれと、こういう、まあ、お話でありました。ぜひとも、大臣ですね、大臣いろいろ、今、被災地を回られているということであります。で、まあ、大臣の方はですね、やっぱり、各地のいろいろ状況も違うしということで、やっぱり、各地で丁寧に話を聞くということを、大臣がおっしゃっておられると、そう思っておられるということをお聞きしています。ですので、ぜひともですね、そういう声もあるということも踏まえてですね、丁寧にまた大臣には、被災地の声を聞いていただきたいと思いますが、最後に、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。

3:16:37

はい、土屋大臣。

3:16:40

まさにですね、やはりあの、

3:16:44

復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための復興を図るための 復興を図るための復興を図るための 復興を図るための 復興を図るためのためにもしっかりと、この知見ですね、これまでのこの大震災からいろいろ教訓をですね、未来に生かしていかなきゃいけないと思いますので、また大臣にご指導いただきたいと思います。そういうことを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

3:17:51

次に高橋千鶴子君。

3:17:54

はい、委員長。

3:17:55

高橋君。

3:17:56

日本共産党の高橋千鶴子です。土屋大臣に初めて質問をいたします。先ほど来、大臣の所信に対する皆さんの質問の意見というか趣旨というか、同じことをみんな感じているんだなって思いましたし、同時に大臣が非常に誠意をもってお答えいただいているということは、とてもその気持ちは伝わってきたなと思っております。

3:18:31

ただ、復興大臣として被災地を尋ねるのは本当に敬意を表したいと思うんですが、被災地にしてみると、毎回違う大臣が「はじめまして」ってなると、それってどうなんでしょうかと、やっぱりどうしてもそれを言いたくなるんですね。改造のたびに復興大臣が変わるというのは、政府の復興に対する姿勢が問われるんじゃないか、やはり軽く見られている。そう思うんですが、大臣の受け止めを伺いたいと思います。

3:19:05

土屋大臣。

3:19:11

これは人事に関しては、私が言うまでもなく、総理の専権事項でございますので、なかなか私からそれ以上は言えない状況でございますけれども、私自身は復興大臣に指名されたとき、先ほどもちょっと話しましたけれども、戸惑った部分があったんです。ですけれども、いろいろ考えてみますと、法律にも書かれているように司令塔の機能であるということを考えますと、私も議員生活が非常に長くなっておりますので、いろいろな委員会にも所属しておりますし、いろいろな省との関係も築いてこれましたので、もしかして私に向いているのかなという気持ちは持ちました。そしてまた、地域を回って歩いて、女性たちの声をしっかり聞いていきたいなというのが私の思いでございましたけれども、まだそんなに大勢の女性と話はしておりませんけれども、やはり災害があると見えないけれども女性がバックで頑張っているというのは、前から言われていることでございますので、そういう点も見ながらしっかりと活動していきたいなと思っております。どうぞ。よろしくお願いします。

3:20:28

高橋千鶴子君。

3:20:29

ありがとうございます。人事に対しては言えないんだというお話でしたけれども、その思いをしっかりと伝えてですね、やはり復興大臣というのを責任を持ってやるべきなんだということ、司令塔の役割を正直ね、やはりちょっと皆さんも指摘されたように各省庁に遠慮しているというような事態がありまして、やはり復興庁をつくるときに、やはり他とは違うんだと、司令塔の役割なんだということを確認して、私もその場にいましたので、やはりそこを大いに発揮をしていただきたいと思うし、またせっかく女性たちの声も生かしたいということをおっしゃいましたので、どうしても大臣が来る、総理が来るというと、いいところを見せたくなるというのもありますから、そうじゃなくてリアルなところを話を聞きたいと、そういうことで頑張っていただければいいなと。いうふうに思っております。よろしくお願いいたします。次に移ります。資料の1を見てください。先ほどは議論になっておりますけれど、東電福島第一原発で10月25日に発生した増設アルプス、配管、洗浄作業における身体汚染の、これ時系列の表であります。アルプスの運転に伴い、配管内にたまった炭酸塩を、焼酸で溶かして洗浄するという作業だそうです。洗浄廃液を受け入れタンクに注ぐホースが外れて、作業員がこれを浴びてしまったということで、資料の②にあるように、その作業員は5人。3次下請であります。3つの協力会社の社員であって、元請は東芝エネルギーシステム。計画線量が0.6ミリシーベルトで、ガンマ0.5ミリシーベルトのベータ5ミリシーベルトのところを、APDが振り切ってアラームが鳴ったということでありました。山中県支力委員長は、今回の事態、事案を当店の実施計画違反とコメントしています。資料の②にあるように、本来はタイベックを二重に着て、その上にアノラックを着て、やはり発水性がないといけないというべきところが来ていなかったことが指摘されておりますが、実施計画上はどうなっていたのか。つまり、資料の③に5人の配置図があるんですけれども、これは協力会社XYZで書いております。受入タンクの前にいた作業員Aさんは、一時的にCさんと交代したということなんですね。それをちゃんと言わなかったのが悪いとかいうのもあるんですが、もともと交代云々にかかわらず、5人全員が着ているべきだったという理解でよいのか。そのほかには違反はないのか。お願いします。

3:23:30

原子力規制委員会 山中委員長

3:23:37

お答えいたします。東京電力が福島第一原子力発電所東京電力が福島第一原子力発電所 事故後に必要な作業を行うに当たっては認可された実施計画に従って認可された実施計画に従って 法案措置等を実施することが法律では義務付けられております御指摘の事案については御指摘の事案については 5人の作業員のうち5人の作業員のうち 身体汚染を受けた作業員が身体汚染を受けた作業員が 本来作業手順に定められているアノラックの着用を行っていない状態で 作業に従事していたことなど東京電力が定めた手順に違反していたことが 既に確認されていることから実施計画に違反していると考えております原子力規制委員会としては 今回の事案が発生した直後から原子力規制委員会としては 今回の事案が発生した直後から 現地の検査官が中心となり他に違反がなかったかという観点を含めまして事案の発生経緯等について法案上の問題点の確認をしているところでございますこの検査の結果を受けて 実施計画違反の影響の程度や再発防止策の妥当性等について 判断する予定でございます

3:24:55

高橋千鶴子君

3:24:58

今手順違反だというところで 実施計画違反ではあるだろうとただ他にもあるということについては 詳細な審査の上でというお答えだったかと思いますそれで 園内庁に伺います昨日当電から増設アルプス配管洗浄作業における 新対応線発生を踏まえた対応についてが公表されました当初広報は5人全員が 東芝産科の同じ企業の社員だと認識していたとこう書いてあって驚きましたさらに配付資料にはなかった工事担当者1人 今5人の配置図を広げているんですがこの他に工事担当者1人と放射線管理員2人が 図の中に追加されていて3個ということでその5人の産業員とは別に 工事担当者設計担当者管理員2人別現場にいた作業責任者の方の被曝線量も 引きされていて新対応線付着がありませんので 全くしたことないという資料なんですよねただそのうち4名は元受けである 東芝の社員であったとそのうち4名というのはここに書いている人以外の人が 東芝の社員であったということが昨日の資料を見てわかったわけですそして繁聴資格のない産事受けのBさんに 繁聴を代行させていたともうちょっとこれ自体大変驚く 中身だったわけですね25日に事故発生して最初の 規制庁と東電の面談が31日規制委員会で議論されたのは翌1日です詳細な事故原因などがすぐにわからないのは やむを得ないと思っていましたが当日その場にいた人の数が 2週間以上たって初めてわかるどういうことなんでしょうか私が通告していたのは本来繁聴などが その場にいなければならなかった人ほかにもいるんですよねと つまり5人のほかにもいなければならなかった人という 質問を通告しておりました実際は何人で何人いなければならなかったのか ということをお分かりになったらお答えくださいそれからせっかくですのでこの問題について 人の配置が最初の報告と違っていたということについて山中委員長の感想を一言伺いたいと思います

3:27:43

先に稲莢長

3:27:45

経済産業省 湯本大臣官房原子力事故災害対象審議官

3:27:56

お答え申し上げます委員御指摘のとおり昨日東京電力が公表いたしました 資料によりますと今回の事案が発生した現場にいた人数 ということでは10名ということになります候補の関係ではこれまで身体汚染というところで 事実関係を御説明してきたということでございましてこれまでそういう意味で身体汚染の懸念があった 作業員の方を中心に御説明をしてまいりました昨日東芝の方から正式な形で今回の事案についての 結果の報告書が上がってきたということでその中に含まれておりましたその他の公知担当者等の 情報についても御説明をさせていただいていると承知しております

3:28:51

原子力規制委員会山中委員長

3:28:54

お答えいたします 東京電気力の発表が本事案につきまして2点3点しているということは承知しております繰り返しになりますけれども原子力規制委員会としては 今回の事案が発生した直後から現地の検査官が中心となって状況を正確に把握するとともに他に違反がなかったのかどうかという観点を含めまして事案の発生の経緯 法案上の問題点の確認を現在行っているところでございますこの結果を受けまして実施計画違反の影響の程度 あるいは発生防止策の妥当性等について今後判断をする予定にしております

3:29:45

高橋千鶴子君

3:29:47

先ほどの10名という答弁は正直すごい驚くんですよねその5人しか図に載っていない理由が 線量評価の必要がある人ではないみたいなことを言っておりましたけれどもそれもおかしいと思うんですよねそもそもその東芝の社員だと思い込んでいたということを 班長資格のない人がやっていたここにあるcさんという方は現場を離れています 別エリアに移動しているからお世話にされていないんですよその理屈で言ったらここにいた方 東芝の社員であろうと当然図に載っていて報告されるべきではなかったかこれは曖昧にできないと思いますがいかがですか米長に聞いてください

3:30:39

経産省湯本事故災害対象審議官

3:30:51

お答え申し上げます東京電力の方で事案の内容について御説明をしている際にそれぞれ東芝からいくつかの 下請を返していますけれどもどういった下請の構造の中でこの事案が行われたかということも御説明をしてきたかと思います実際に現場の地図の形ではお示しはしておりませんけれどもこういったことが判明した都度追加の情報という形で公表させていただいているというふうに承知しております

3:31:29

高橋千鶴子君

3:31:31

規制委員会が最初に聞き取りしてから2週間たっているんですよ線量評価の話はこの後しますけれどもそれは難しいのはわかっていますでもその場にいた人が何人かも2週間たたなきゃわからないそれはわからないんじゃなくて教えていないというだけの話ですよねそういうことがやはり姿勢が問われるこのように思うんですねそれでちょっと時間の関係で1つ飛ばしますが線量権が振り切れてアラームが鳴って管理区域体質基準以下に除染しても落とせなかったというほどの汚染があったわけですけれどもまだ線量評価は完成していないという状態でありますけれどもこれをきちっと求める理由重要性について山中委員長に伺います

3:32:23

原子力規制委員会山中委員長

3:32:31

お答えいたします東京電力は福島第一原子力発電所事故の影響を受けまして福島第一原子力発電所事故の敷地のほぼ全体を放射線管理の対象区域として指定した上で規制委員会の認可を受けた実施計画に基づいて放射線業務従事者の被曝を合理的に達成できる限り低くするよう放射線防護の措置や作業管理を行うことになっておりますまた事故トラブルの発生によって放射線業務従事者の前身に対する実行線量が5ミリシーベルトまたは皮膚に対する透過線量が年間500ミリシーベルトを超える被曝があったときには原子炉等規制法に基づき定めた規則等により事業者が規制委員会にその旨を報告することを求めておりますこうしたことを踏まえまして東京電力は汚染による被曝が生じた放射線業務従事者の被曝線量を評価する必要があり規制委員会としてもこの状況の把握に努めているところでございます

3:33:55

高橋千鶴子君

3:33:58

今法令報告に該当する基準かどうかというのを評価する必要があると全体が放射線管理区域であるからという御指摘があったのはとても大事なことだと思いますし11月1日の記者会見で山中委員長自身が作業員の健康の問題というのは非常に重要ですので実効線量の評価というのは重要なポイントの一つだとおっしゃっておりますやはりそういう立場ではないのかなと思っています今回の作業員のBさんという方がこの作業を前にもやったことがあって今まで一度も悲惨するということがなかったからあのラックを着なくてもいいと思ったとつまり惨事した受けなのに自分の経験で判断しちゃっているという本当にこういう深刻な事態が起こっているんだなと思って徹底していかなければならないと思うんですねそれで私は8日の記者会見で山中委員長がおっしゃったことはとても大事だなと思うんですが当店の社員が現場に出てきちっと現場がわかった上で作業を進めてくださいということをお願いしていると答えていらっしゃいますこれ本当に実際に元受けの通し場ですらちゃんと把握していなくてましてそこに委託した当店自体は点末をほとんどわかっていないということなわけですよねそしてこういうラインが無数にあるということではやはりもっと当店が現場に出なければいけないそういう事態なんではないかと思いますがいかがでしょうか

3:35:53

原子力規制委員会山中委員長

3:36:01

お答えいたします東京電力福島第一原子力発電所における廃炉作業に当たっては東京電力の社員自身が現場の状況をよく把握した上で作業を管理して進めることが重要であると考えておりますこの考えについては私が現場を視察する際にも常々東京電力に伝えているところでございますなお今回の事案については東京電力の作業管理のあり方も含め発生要因など現地の検査官が中心となって検査で確認をしているところであり具体的な再発防止策の妥当性については今後の検査の結果を通じて判断をしていくことになると考えております

3:36:52

高橋千鶴子君

3:36:54

一つ一つの事案については再発防止ということで大事にはいたらないというそういう判断かもしれないんですねだけれどもそれが無数に積み重なって30年40年50年ってずっとこの作業をやっていかなきゃいけないんだということを考えたときにやっぱり作業員もかなりの限界ですよねもうタイベック着てマスクつけてるだけでも私本当つらいって自分自身がF1に入ったときそう思いましたけれどその上にあの楽着て作業してるわけですよこういうことを考えても本当にこの作業をモチベーションを続けていけるように東電がもっともっと責任を果たさなきゃいけないしそのためにはやっぱり廃炉作業に集中すべきだと思うんです申し訳ないかったですこの質問の吉田政務官いらしていただいてるんですが時間が来てしまいましたので要望にしたいと思うんですけれどもやっぱりこの規制委員会も東電の福島の事故を取り上げているその傍らでまた柏崎刈湾の原発の再審査の問題もやってるわけですよねでも同じ東電やっぱりそこに集中するそれだけの人がもういるんじゃないんだと再稼働を考えている場合じゃないんだということを私は今日は言いたかったということでありますよろしくお願いします

3:38:43

次に福島信之君

3:38:45

はい有志の会の福島信之でございます時間がないので早速質問に入らせていただきます資料一番というのがありましてアルプス処理水放出に反対をした表明をした国ということで中国香港マカオそして10月になってからロシア南太平洋のソロモン諸島も中国の影響を大きく受けてから9月22日の国連総会連絡でこうしたことも言っております私はこれまでの日本政府の働きの努力でこれだけにとどまっているというところはその政府の努力に対して敬意を表したいというふうに思っておりますただ一方最近も私は地元の漁連の会長さんとも話をしましたけれども地元の漁業関係者の皆さん方から中国政府に撤回を申し入れているだけで何も動いていないんじゃないかと口だけで行動していないんじゃないかという不満の声も聞きますそもそも漁業関係者の皆さんはずっと処理水の放出に反対をしていてこれは国がやっていることだからと我慢している中で自分たちの我慢に相当するだけの行動を本当に政府はしてくれているのかという不満の声があります中国8月31日にWTOに輸入禁止措置を行ったことを通報して日本は9月4日にそれに対する反論書を提出しておりますが関係者にはWTOの場で低層などの毅然とした対応を期待する声が強いんですけれどもこれまでWTOの場でどのような対応をしてきたのか御説明をお願いします

3:40:17

外務省竹谷大臣官房審議官

3:40:28

お答え申し上げます中国などが科学的根拠に基づかない新たな措置を導入したことは極めて遺憾であると思っております我が国はこれまでもWTOにおいて中国を含む各国の規制につきまして早期の規制撤廃を一貫して強く働きかけてまいりました具体的には例えばWTOのSPS委員会におきまして規制の早期撤廃を求めております今般中国などがWTO SPS協定に基づく通報を行ったことを受けまして我が国はWTOに対して中国等の主張に反論する書面を提出いたしましてこれはWTOの全メンバーに開覧されておりますまたSPS協定に基づき中国などに討議要請を行いましたほかWTOの関連委員会におきましても日本の立場を説明しておりますありがとうございますすいません先輩ありがとうございます

3:41:22

島信之君

3:41:24

すいません先輩ありがとうございます今おっしゃっているとおりなんですけれどもただ特に2番目におっしゃったSPS協定の付属書B-6に基づく討議要請というのは討議要請を出してもちゃんと相手が応じるかわからないです一応義務的規定にはなっておりますけれども何条かということがわかりませんそしてやはり中国の言い分というのはどこにあるかというのもきっちり見なければならないと思っておりましてSPS協定では加盟国は衛生植物検疫措置を必要な限度においてのみ適用する科学的な原則に基づいていること十分な科学的根拠なしに維持しないことを確保するとなっているんですが例外として第5条7に規定する場合を除くとなっていてこの5条7項は関連する科学的証拠が不十分な場合には暫定的に衛生植物検疫措置を採用することができるとなっていてこれは予防原則と言われるものなんですねおそらくこの進学論争をやっていると永遠に私はWTOの場では解決できないか非常に時間と手間もかかるというふうに思っております9月8日にやったこの政界中心座の場でも外務省の政務官はWTO協定に照らして問題がある場合紛争解決設備これを利用することは可能でございますしたがってそういったこともしっかり念頭に置きながら何が効果的かこうした観点からしっかり検討を行いたいと言っておりまして私は何を聞きたいかというとやはりWTO提訴に対する期待は強いんだけれどもしかしなかなかWTOで我が方の要望がすっかり受け止められるということまではいかないいろいろな問題があるんじゃないかと思うんですけれどもその点についての認識はいかがでしょうか

3:43:09

福田外務大臣政務官

3:43:14

お答え申し上げます少し重なる部分がありますけれどもご答弁申し上げます中国等が従来の輸入規制措置に加えて同様に科学的根拠に基づかない新たな措置を導入したことは極めて遺憾でございます今般中国等がWTO SPS協定に基づく通報を行ったことを受け我が国はWTOに対して中国等の主張に反論する書面を提出し全WTOメンバーに開覧をされておりますまたSPS協定に基づき中国等に統議要請を行ったほかWTOの関連委員会においても日本の立場を説明しているということでございます今後の対応につき予断をもってお答えすることは差し控えさせていただきますがWTOその他の関連協定の枠組み等の下で何が最も効果的かとの観点から中国等の対応も見つつ引き続きさまざまな選択肢を普段に検討してまいりますはい ありがとうございます福島委員 前段は結構でございます日本の立場はもう耳にタコができるということを聞いているので大丈夫なんですけれどもその他の協定って一つRCEPがあると思うんですねRCEPの5.14条の2で定額国は衛生植物あ じゃ5.11条の2で定額国は緊急措置を採用する定額国との統議を要請することができるとこの統議は要請しているんだと思うんですね今ただこれも先ほどのWTOと同じで期限がないんですねもう一つ規定があってRCEPに5.14条2というのがあってそこに定額国は植物 衛生植物防疫措置の適用から生じる特定の問題に関する懸念を解決するため他の定額国と技術的協議を行うことが要請できるとなっていてその3のところですね技術的協議を要請する場合その要請の事量から30日以内に行われるものとすると期限に定めがありますしかもその当該技術的協議はその要請の日から180日以内に問題を解決することを目的とすべきであるというふうになっていてこれも使える規定じゃないかなと思うんですね今日今まさに日中首脳会談が行われていると思いますけれども中国はCPTPPへの加入の意思を示しておりますがこのCPTPPは全加入国が認めなければ交渉入りすることができません私は少なくとも総理がいるんだったら度きつくてもですね外務大臣やその他の大臣がですねこの処理水の問題で科学的な根拠のあるきちんとした規制を行わないんだったらそもそもあなたたちCPTPPに交渉する入りする権利はありませんよってそのメッセージを発することも大事だと思うんですねですからそうした様々な手を尽くしてやるべきだと思うんですけれども今の答弁と同じ答弁にならないようにですねもうちょっとねもう一歩踏み出したRCEPでも使えるもうちょっと使える条文があるんですCPTPPの交渉でもやれることがあるんですそうしたあらゆる手を尽くすべきだと思うんですけれども外務省の見解をお伺いしたいと思います

3:46:21

福田委員 福田沢外務大臣政務官

3:46:26

はいお答え申し上げます委員の御指摘のいただきました同省第5条第5の14条ですね技術的協議に基づく技術的協議につきましては2022年12月に日本産食品に対する輸入規制措置について同協議を要請しましたが御指摘のとおり中国側は現在まで何ら応じておりません我が国としては引き続きこうした中国側の対応ぶりも踏まえさまざまな方法も検討しつつ中国が協定の義務に従って要請に応じるよう求めていくこれが基本的スタンスでございますなおCPTPPへの加入要請については提案国のコンセンサスにより対応することとなっておりまして我が国として個別の評価をお答えすることは差し控えさせていただきますがしかし中国の貿易慣行に関してはこれまでもさまざまな意見がありまして厳しい目が向けられている現状にあり中国のこうした対応は国際社会の疑念を裏付けるものであるというふうに認識をしておりますその上でCPTPP提案国ではハイスタンダードの維持を大前提として加入要請エコノミーの貿易等に関する実績コミットメントの遵守状況を考慮することについて一致をしておりますそれを官僚がつくった東大和法という個別の論点を一般論に置き換えて答えないというやり方なんですけれどもこれもう一つ漁業関係の枠組みがあると思っておりますこの資料の裏の2なんですけれども中国産が取ると受国産日本船が取ると金融へといって産馬を北太平洋の同じ海域で日本漁船が取って日本の漁港に水揚げして中国に輸出するのは禁止されているけれども同じ海域で中国の漁船が取って中国で水揚げされればできるとこれ一番最後に見ると沖縄本島の沖でも同じようなことをやっているというんですね私はこれを許すべきじゃないと思っているんですよ日中間には日中漁業協定があるんですが2016年以降日中間の関係が冷え込んで以降中国との間の日本の排他的経済水域における漁獲に対する何らかの合意はありませんつまり日本の排他的水域で操業している中国の漁船はすべて違法の状態だと考えますもう既に令和4年で19隻、令和5年で44隻の中国の漁船が漁業取締せによる退却警告などを受けているということなんですけれどもこの外国人漁業規則法第6条の2では立入検査とかさまざまな強い権限もありますから私はこれ見せしめとは言わないけれども法推しているらしいですよ法推だけじゃだめですよ実際立入検査という漁船にまで立ち入ってですね場合によっては拘束までしてですねそれぐらいの強いことをやってお前らふざけるなという姿勢を見せることもできると思うんですけれども農水省もっと強い取締りをやるべきだと思いますがいかがでしょうか

3:49:26

武村農林水産副大臣

3:49:30

お答え申し上げます中国漁船を含む外国漁船の取締りに当たりましては違反が頻発する海域機関に重点的に漁業取締り船を派遣するなど対応を強化をしております日本海の大和大周辺水域において違法送漁を行う中国漁船に対しましても降水を含む厳しい措置により我が国水域から退去させておりますまた昨年12月には東シナ海の我が国の水域において中国産後船の船長を漁業取締り船による立ち入り検査を拒否した容疑で逮捕したところです今後とも中国漁船を含む外国漁船による違法送漁に対しては厳正に対応してまいります

3:50:16

福島信之君

3:50:17

ありがとうございます もっともっとしっかりと厳しくやっていっていただきたいと思いますし同じこの日中漁業協定では尖閣諸島の周辺の暫定措置水域では中国の漁船に対して日本は取り締まれないことになっておりますだから中国は尖閣沖にちょろちょろ漁船が来ているんですねいろいろ日中間は私は口内で織り混ぜた対応が必要だと思いますけれどもそもそもこの日中漁業協定なんて廃棄しちゃおうということも一つなんですメッセージとしてそうすれば尖閣諸島沖で操業している中国漁船は我が国は我々は国の排他的経済水域なり漁界であればですね堂々とですね取り締まることができるようになるんですねそうした口内両面の対応が私は必要だと思います地元の水産関係の皆さんは本当に苦しい思いをしてるんですよ理不尽な思いをしてるんですよそれを我々は政府はですね我慢するようにしながら報酬をしたんですねじゃああんた我々のこうした犠牲に対して何をやってるんだということが問われるんだと私は思います言うだけ番長じゃダメなんですね私いくつか手段を示しましたからそのどれか一つでもですねやっていただきたいと思うんです口だけじゃなくて今日もあらゆる機会を通じて科学的根拠に基づかない移入規制の撤廃を求めてくって耳にタコができるほど言ってるんですよそんなこと言ったぐらいで中国は変わるわけがないんですよ総理と習近平さんの間で言うのが問題を起こすんだったら逆に他の大臣とかあるいは与党のしかるべき立場の人とかいろんなルートでそうした強硬なメッセージをやることによってですかですねこのことは私は動かせないと思うんですけどもそうした行動をなぜ今日政務をお呼びしたかというのは官僚答弁を読んでほしくないからなんですね政務官ぜひ政治家としてそういうことを訴えていくべきだと思うんですけどいかがでしょうか

3:52:09

福沢外務大臣政務官

3:52:16

政務官として個別にお答えすることはなかなか難しいんですけども先ほど御指摘いただきましたように先ほども日中の首脳会談が行われたとこの内容につきましてはまだつまびらかにされておりませんのでここで御報告するわけにはいけませんけれどもただ内容に関しましてはそのようなことも含まれているだろうということで伺っておりますのでそういった場面を通じてトップ同士で適切にしっかりとやられることと思っております福島の部行くんいや一回に一発相手を殴っておいた方がいいんですよそれで首脳会談をやると初めて交渉が成り立つんですよそこでやっぱり頼りになるのは復興大臣なんですね復興大臣がどれだけ被災地の人に寄り添ってもらえる姿勢を示せるかで地元で大きな被害を受けている人たちは多少は救われる部分があるわけでありましてぜひ土屋大臣にも政府の中で役割分担してほしいんですよ中国と仲良くする人も必要でも強く言う人も必要強い措置を求めることもやっぱり私は復興大臣の役割だと思うんですけどもそうした役割を果たしていただきたいんですけども大臣の御見解をお伺いしたいと思います

3:53:30

土屋復興大臣

3:53:34

今いろいろ答弁また御質問の中でRCEPとかいろいろ話出ていましたけれどもそこら辺の役割はやっぱり外務省にしっかりとやってもらいたいなと思うところでございますそれでそれは手を抜かずやっぱりずっとやり続けることが大事だと思いますしまた外務省の中でも人間関係いろいろあると思いますのでその辺をこういうふうに取り合わせてやってもらいたいなと思います私の方の役割はやはり地元との関係が非常に大事だと思いますそしてまた世界に対してもやはり閣僚の間でしっかりとお互いに外国へ行くチャンスがあったらちゃんと話し合うそして頼むということが大事だと思いますけど今日本に反対している国をふやさないことこれも大事だと思いますのでその点を心して頑張っていきますまた地元に本当にできるだけ体力の続く限り入ろうと思っておりますのでよろしくお願いいたします

3:54:38

福島信之君

3:54:39

真摯な答弁ありがとうございますかつて言うだけ番長と言葉がありますけれどもね言うだけ番長じゃない具体的な行動を求めまして私の質問とさせていただきますありがとうございました

3:54:51

次回は広報をもってお知らせすることとし本日はこれにて散会いたしますします。ご視聴ありがとうございました

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