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参議院 本会議

2023年02月22日(水)

0h17m

【公式サイト】

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7246

【発言者】

尾辻秀久(参議院議長)

鈴木宗男(懲罰委員長)

浜田聡(NHK党)

6:09

日程第一 議員ガーシー君 懲罰自反の件を議題といたします。ガーシー君は本院規則第240条の規定により、事故の懲罰自反の会議に出席することができません。

6:46

まず委員長の報告を求めます。 懲罰委員長 鈴木宗男君。

7:04

ただいま議題となりました。本件は、議員ガーシー君懲罰自反の件につきまして、委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。本件は、ガーシー君が議員運営委員会理事会の了解を得ないまま海外に滞在、正当な理由がなく、本期国会の招集に応じなかったため、議長から国会法第124条に基づく証状が発出され、これを受け取った日から7日が経過したにもかかわらず、なお言えなく本会議に出席しなかったことから、去る8日、議長により懲罰委員会に付託されたものであります。委員会におきましては、お辻議長から本件付託について説明を聴取するとともに、議長の説明に関連して、石井議員運営委員長から議員運営委員会理事会の経過について説明を聴取したのち、ガーシー君からの申出により、本人に代わって議員浜田卓志君から弁明を聴取いたしました。ついで、委員外議員日本維新の会の清水君から意見表明が行われたのち、討論に入りました。討論においては、自由民主党を代表して牧野理事、立憲民主社民を代表して田中委員、公明党を代表して横山委員、国民民主党新緑風会を代表し船山委員、及び日本共産党を代表して井上理事より、ガーシー君に対し、国会法第122条第2号に、公開議場における陳謝の懲罰を課すべきであるとの意見がそれぞれ述べられました。討論を終局し、採決の結果、前回一調もって、議員ガーシー君に対し、国会法第122条第2号による公開議場における陳謝の懲罰を課すべきものと決定いたしました。陳謝文案につきましては、本院規則第241条により、懲罰委員会が起訴することとなっていることから、次のとおり決定した次第でございます。陳謝文案を朗読いたします。陳謝文案。私は参議院議員として、国会に登院し審議に参画すべく立場であるにもかかわらず、議員運営委員会理事会の了解を得ないまま海外に滞在し、国会法第5条及び参議院規則第1条に違反して、聴衆に応じず、議長から承上を受け取った日から7日が経過したにもかかわらず、ゆえなく本会議に出席しなかったことにより院内の秩序を乱し、本院の信用を失意させたことは誠に申し訳なく、深く辞責の念に絶えません。ここに謹んで陳謝いたします。以上でございます。右、ご報告申し上げます。

12:34

ガーシー君から本院規則第240条 正しがきの規定により、濱田聡君をして、変わって一新条の弁明 をさせることを求められております。

12:57

発言を許します。濱田聡君。

13:27

NHK党の濱田聡です。同会派所属、同僚であるガーシー議員 が国会否決席を続ける理由について、この場で私が弁明申し上げます。冒頭、この本会議では不規則発言、 いわゆる矢字は謹んべきものと承知しておりますが、平素より改善 が求められている雰囲気を私は感じません。したがって私の発言に基づいて 今、不規則発言は歓迎します。本題に入る前に、今回のガーシー 議員の懲罰について、あまりにも請求にガーシー議員排除の旨を 公言する議員が、この参議院にいることについての懸念を申し上げます。先週2月17日の報道によりますと、 立憲民主党の斉藤義孝参議院国会委員長がガーシー議員の懲罰 案について、1回で除免はやむなしだと記者団に述べたとの報道が なされました。一方で2月13日には、元大阪府知事 で弁護士の橋本徹氏が、テレビ番組で次のようなことをおっしゃ っておられます。主張はともかく、議員の身分は重い ですよ。当選させるのも有権者、議員の地位 を奪う、落選させるのも有権者、例外的に犯罪を犯したとか、そういう 場合は失職もあるし、秩序を乱したということも、国会内で大暴れする なりなんなりして、国会の運営を妨害して、国会が進まないと、この 人を除名しないと、国会が進まないくらいのことがあって、初めて 当院停止、除名ですから、そんな簡単に議員の身分を、国会議員の 多数決で奪うことは許されません。おっしゃるとおりだと思います。少なくとも1回で除名などという 安易な考えは、包むべきです。また私は、立法府に身を置く者として、 国会に当院しないという理由での除名という、先例にないことを行う のであれば、立法を先にすべきとも考えます。斉藤議員は、立法を検討することも なく、先例にないことを、請求に強引に推し寄せようとしており、 国会議員としての資質を欠いているのではないかと考え、先日、斉藤議員 宛てに事実確認も含めて、公開質問状をお渡ししましたが、 回答はいただけておりません。一方で、ガーシー議員は、いわゆる コラボ問題に関して、最近立て続けに数多くの質問書、遺書を提出して おります。このコラボ問題というのは、一般 社団法人が、東京都の委託を受けて行っている、若年被害女性等支援事業 において、その税金の使途管理等に数多くの問題が指摘されている というものであります。防衛費の財源をどうするかなどの、 国の財政に関する議論が、活発である現状において、税金の使途管理を しっかりすべきという旨の、このコラボ問題は、全国民にとって関係 のある非常に重要な問題であります。このコラボ問題は、その税金の使途 管理等について、インターネット上では数多くの問題が指摘されている にもかかわらず、その問題が主要メディアに取り上げられることは 少なく、逆にコラボを擁護する趣旨の報道が数多くされており、その 問題の闇を感じております。国民の収めた税金が不適切な形で、 一部の団体にわたっていることも指摘されつつあり、数多くの利権 が絡んでいることは、想像に堅くありません。多くの国政政党が、この追及に お呼び腰である中、参議院では、小戸北俊政調会長が中心となって、 日本維新の会が追及の動きを見せていることについて、私は一国民として 敬意を表し感謝を申し上げます。また、東京都議会では、自民党の 川松新一郎議員が、そして川崎市議会では、これまた自民党の浅野文 直議員が、このコラボ問題についてしっかりと追及していることについて も、同じく敬意を表し感謝を申し上げます。一方、立憲民主党は以前より国会 の内外において、このコラボを積極的に擁護する活動をしていることを 承知しております。この度、立憲民主党が川崎議員の 除名処分を急ぐ姿勢を見せたことには、大きな問題があります。先日したとおり、多くのメディア はコラボのずさんな税金の使徒の問題等の報道をしない中、注目 度の高い川崎議員が、このコラボ問題を質問収集書として提出している ことから、どうしてもメディアがこのコラボ問題を取り上げざる を得ません。そして今後も、川崎議員がその議席 を擁有する間は、コラボ問題を追及する質問収集書を多数提出する ことが想定される中、立憲民主党やそれと結託している可能性が 考えられるメディアとしては非常にまずい事態となることが想像 されます。そこで、川崎議員を除名に追い込み、 質問収集書を提出できなくすることで、このコラボ問題に注目が 集まることを防ごうとしている可能性を、ここで指摘させていただきます。川崎議員は、昨年の第26回参議院 通常選挙において、日本に帰国せず選挙を戦い、海外から議員活動をする と公言して、比例代表で28万7,714票という個人得票へて当選しました。川崎議員はまさに現代の多様な 価値観から生まれたものであり、少数派の強い民意をこの選挙結果 からも感じ取ることができます。立憲民主党が川崎議員を早急に 排除しようとする発言は、日本の議会性民主主義の観点からも、 少数派が抑圧されかねない極めて危険な発言です。立憲民主党が今回のように、少数派 を排除する発言をしたこと、そして私の公開質問上を無視している ことは、同党がかねくってから訴えている少数派擁護の姿勢が 間がい者の可能性を示唆していると考えられることも申し添えます。これより、川崎議員が国会を欠席 する理由について述べます。まず川崎議員は、楽天・三木谷博史氏 と俳優・綾野豪氏によって、警視庁に刑事酷訴されていますが、これら は虚偽酷訴であるとして、逆に川崎議員とその関係者は、両者に 対して民事訴訟を提訴しております。これより、川崎議員と三木谷博史氏、 川崎議員と綾野豪氏の間における争いの内容について、訴状を引用 する形で、それぞれ簡単に述べます。川崎議員は、昨年6月、三木谷博史氏 がグライナ人の女性を集めて、違法な売春パーティーを開いたという 胸の暴露をインスタグラムにて行いましたが、三木谷博史氏は、 これを受けて、川崎議員を名誉毀存在として刑事酷訴しました。また、川崎議員は、昨年5月、 綾野豪氏が過去に、当時17歳であった女性に飲酒をさせ、大阪市内の ホテルに連れて未成年院校に泳いだ胸の暴露を、当該本人同伴で、 YouTubeにて行いましたが、綾野豪氏はこれを受けて、川崎議員 を名誉毀存在として刑事酷訴しました。川崎議員の行為は、三木谷博史氏や 綾野豪氏の社会的評価を低下させる行為ではありますが、暴露内容は 真実であり、三木谷博史氏という上場企業の代表者、そして、 綾野豪氏という国民的俳優、そしてそれらを扱うメディアの在り方に対する 問題提起の目的で、このような暴露を行っており、公共性及び公益目的が 認められ、違法性が出却されると考えられます。両者による刑事酷訴に対抗するため、 川崎議員が綾野豪氏を、そしてNHK等が三木谷博史氏を、それぞれ 被告とした民事訴訟を、民事訴訟を昨日、東京地裁に提訴しています。かねてより三木谷博史氏、また、 綾野豪氏所属の芸能事務所株式会社トライストーンの山本又一郎社長は、 いずれも内閣官房副長官木原誠治氏と親密であることが知られております。以上から、現在被告人である川崎議員は、 被告人のまま帰国すると、国家権力により不当な拘束を受ける危害性を 排除できないと考えております。したがって、こちらが対抗して提訴した 民事訴訟の結果が出て、この二人の虚偽酷訴の事実が明らかになり、 晴れて被告人でなくなるまでは、川崎議員は帰国投院をしません。最後に、試験ではありますが、 川崎議員にご投票いただいた28万人の民意に反して、今後川崎議員は 除名に進みそうな雰囲気を私は感じており、じくじたる思いです。川崎議員が立憲民主党という巨大国政政党、 そして楽天という巨大企業、トライストーンという芸能事務所などを 敵に回した結果、メディアから一方的に薬薬として報道され、国会で除名排除される。つまり、少数派が多数派に排除される、 そのプロセスを国民の皆様にはしっかりと注視していただき、 現状の日本の政治の問題点、そして今後の日本の進むべき方向を 考えていただけますと幸いです。以上、私から川崎議員が国会決席を 続ける弁明を終わります。ご清聴ありがとうございました。

21:56

濵田君の発言につきましては、即記録を調査の上、議長において 適切に措置いたしたいと存じます。

22:09

これより採決をいたします。本件の委員長報告は、 公開議場における陳謝でございます。

22:25

本件を委員長報告のとおり決することに、 賛成の諸君の起立を求めます。(( 歓声 ))過半数と認めます。よって本件は委員長報告のとおり、 公開議場における陳謝とすることに決しました。

22:53

ただいまの議決に基づき、 懲罰を宣告いたします。

23:11

国会法第122条第2号の規定により、 ガーシー君に対し、懲罰委員会起訴の陳謝文による、 公開議場における陳謝を命ずる。なお陳謝の意の表明につきましては、 ガーシー君が出席しておりませんので、 適当の機会に議長よりこれを命じます。本日はこれにて散会いたします。ご視聴ありがとうございました

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