4:15
ただいまから内閣委員会を開会させていただきます。委員の異動についてご報告申し上げます。昨日までに串田誠一君及び森屋博史君が委員を辞任され、その補欠として片山大輔君及 び小林一博君が占任されました。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。内閣の重要政策及び警察等に関する調査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、内閣官房・内閣審議官竹林聡君ほか17名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。はい。ご異議ないと認め、作用を決定いたします。内閣の重要政策及び警察等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は順次、御発言を願います。
5:18
立憲民主社民の塩村でございます。早速、質疑に入らせていただきます。まず、杉田美男元総務大臣政務課についてお伺いをさせていただきます。通告の1は飛ばさせていただきまして、2から飛ばせていただきます。資料の1をご覧ください。杉田美男氏、アイヌ事業を揶揄、関係者を公勤中注という発言があったということなんですね。政務官辞任の経緯についてお伺いをしたいと思っています。杉田氏は、アイヌ民族や学者らでつく市民団体、アイヌ政策検討市民会議から、自身の言動に直接謝罪を求められ、こんな団体に謝罪をするぐらいなら私は政務官を辞めますと、そのように本人が伝えたというふうにネットメディアでも報じられて、ご本人がおっしゃっているわけですよねと。これは事実かお伺いをいたします。
6:09
それでは、官房長官よろしいですか。松野官房長官。
6:14
お答えをいたします。先生ご指摘の報道について、そのような事実は承知していません。
6:27
どのような形で政務官が辞任されたのかというところは、私は非常にここを明らかにするべきだと思っています。ご本人が謝罪するぐらいだったら私 は政務官辞めますとおっしゃっているわけですね。これ事実なのかどうか、これを確認していただきたいと私は思うんですけれども、確認するも何も、政府のお話ですよね。これちゃんと確認をして私たちに報告をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
6:52
お答えをいたします。先ほど申し上げましたとおり、ご指摘の報道についてそのような事実は承知をしておりませんけれども、杉田議員はご自身の判断で国会審議に迷惑をかけられないということで、総務大臣政務官を辞任したものと承知をしております。
7:14
ご本人がおっしゃっていることですよね。ちゃんとやっぱり私は、本当にその当時のことをですね、教えていただきたいというふうに思っています。政府の一員だった時の辞任の理由は、ちゃんと明らかに本当にしていただきたいというふうに思っています。確かにそのようなことが理由であれば、政府に迷惑をかけるんだろうというふうに思います。これ本当に適材適所の、適材適所だったのか、私は本当に疑問に思っておりますし、もうちょっと怒りを覚えております。このようなことがもう二度とないようにお願いをしておきたいというふうに思っております。官房長官、こっちまでで結構でございます。委員長、お願いいたします。松野官房長官、ここでご退席いただいて結構でございます。
8:05
塩野にぃをご覧ください。イコス中州についてお伺いしたいと思っております。私、この夏にですね、フィリピンのダバオの日系人の慰霊祭に参加をしてまいりました。国会議員としては初の参加だったということで、大変な慣態を受けました。そしてその足でですね、日本軍、当時海軍の中途に違ったフィリピンのリソン島のインファ ンタニー慰霊に行ってまいりました。とても小さな町なんですけれども、愛車ルリターンで有名なコレヒドールやマニラ決戦から逃れてきた多くの部隊が、その周囲で自活をしてですね、大多数が全滅をしたという地でも、都市でも知られております。にもかかわらずですね、戦後これまで200柱程度の収拾となっておりまして、いこつが戦後しばらくはゲリラなどの問題があったにせよ、大多数のご遺骨はまだインファンタの地で眠ったままになっております。私の家族もそこに眠っているということになります。写真の星印の、資料の星印の写真をご覧ください。一番左でサムアップをしているのはですね、現地の市長さんなんですね。夏の慰霊の時にですね、90歳になる日本軍に家を接種をされた女性と、この市長より、まさにこの場所に日本軍の遺骨が眠っていると教えていただいた場所になるんですね。目印に樹木が植えてありまして、その樹木の名前も聞いてまいりましたけれども、ちょっと名前は難しくて忘れてしまったんですけれども、これ角度の高い情報だと私は思っております。早急に遺骨の収集検討を行うべきではないかと思いますが、お伺いをいたします。
9:42
フィリピン共和国での我が国の戦没者の遺骨収集は、平成30年にフィリピン政府と取り交わした協力覚書に基づき実施しております。毎年翌年度の遺骨収集事業の計画案をフィリピン政府に示した上で、具体的な調査地域、調査時期等について両国間で協議を行い、合意された内容に従い事業を実施しております。議員御指摘のケソン州インファンタについては、厚生労働省でも別のご遺骨に関する情報を得ているところです。今後、来年度の計画案について、議員から提供いただいた情報も踏まえ、フィリピン政府と協議を行う中で、同地での現地調査を実施できるよう調整を進めてまいりたいと考えております。現地施設の視聴者も非常に協力的でございますので、進めていただきたいと思っております。続いて、フィリピン残留日本人2世の問題について取り上げたいと思っております。資料の2の左と3をご覧ください。フィリピン残留日本人2世の問題、ご存知だと思いますけれども、太平洋戦争の少し前にフィリピンに移住をした日本人の男性と現地フィリピンの女性との間に生まれた子どものことで、戦争により父親が現地日本軍に徴用されたと、そして様々な紛争に巻き込まれて亡くなってしまって、そして父を失った子どもたちのことです。当時は日本もフィリピンも父兄血闘主義だったため、反日干渉がすごかった戦後フィリピンの社会で日本人の子どもであるということを隠して生きてきたために無国籍になっているケースが非常に多いんです。直近の調査では、これまで確認されていた4000人近い残留2世のうち、死亡や生死不明になっている人たちは2237人。集積がかなったかと除くと、もう生存者は151人になってしまいました。資料をご覧ください。そんな中、証明が難しいと考えられていた2人の2世の身元が判明しつつあります。その2人がクラウドファンディングで来月に来日しまして、親族探しを行うことになりました。戦争で父を失い、貧しい環境で育ち、日本人ではなく無国籍となっている2人、その2人の日本の到着、日本到着、福岡空港になるんですけれども、これをぜひ政府三役でお迎えしていただきたいと考えているんですけれども、いかがでしょうか。答弁を求めます。
12:16
お答えいたします。外務省としましては、フィリピン残留日系児の問題の対応を重視しておりまして、残留日系児の方々の実態の把握、希望する方々の1日も早い国籍回復をはじめとする支援を進めているところでございます。ご質問のあったこの2人の方の出迎えにつきましては、今後何ができるか検討してまいりたいと思っております。
12:41
はい、今後何ができるか検討してまいりたいということで、この政策重視をしていただいているということでございますので、ぜひ、三役のどなたかに迎えていただきたいというふうに思っています。出迎えが私だけであると非常に寂しいと思いますから、ぜひ出迎えていただきたいと強く要望しておきます。よろしくお願いを申し上げます。続きまして、悪質ホストクラブの問題についてお伺いをいたします。前回この問題を取り上げたときの反響はものすごく大きくてですね、被害者の家族や知人、友人、そしてその方々からですね、非常に大きな感謝の言葉がありました。連絡が届きました。しっかりと政府が動いてくださるという、そういう答弁がありましたので、希望が見えたという形で大きな光が届いたという形で、私のところにも連絡がありました。本当にありがとうございます。そしてさらにですね、被害状況もまた多くたくさん届くようになってしまったんですね。私も歌舞伎町などに足を運んで、被害の実態などなど、現実をですね見てきております。今回ですね、あの被害者の皆さんから届いたご家族ですね、ご家族の皆さんから届いたメールを紹介したかったんですけれども、資料配布が今回できないということで抜かれてしまっているんですね。なので少し読み上げさせていただきたいというふうに思っております。親御さんからの連絡が一番多いです。本人は被害に気づいていないというか、まだまだあの洗脳状態というか、色濃いザターのところに取り込まれてしまっているところが抜け出せないので、親御さんからの連絡が非常に多いということをまず伝えておきたいというふうに思っています。娘は現在20代前半なんですけれども、19歳からホストクラブ外遊をきっかけに、地元を出て東京で暮らし始めました。これは地方の名前がしっかり書いてあるんですけれども、ここは特定されないようにしたいと思っています。直接娘からホスト クラブ外遊を聞いたわけではなく、突然東京に行くと出て行ったので、部屋を探したときにホストクラブの伝票を見つけて知った次第ですと。娘の友達に協力してもらいながら、わずかな状況を把握をしているということです。なんでホストクラブの料金待機に法律で規制がかけられないのか、収入のない子や普通の子の1ヶ月の収入以上の額を1回の中身のないとんでもない額の会計で支払いやかけ払いをなんで規制できないのか、ぜひ助けてくださいという声です。本人が悪い、親が悪い、世間でそう言われることが多いというのはわかっていますし、それはまた別問題として向き合うことだと考えています。けれど、このホストの料金待機は許されている社会はおかしいです。この料金待機が異常でなかったら、ホストがより一瞬はまったとしても、まだ今より救われたり、人生のやり直しが楽だったりする女性が増えると思います。どうしたらという暗闇だった思いというところで、国会で取り上げられたということでご連絡がありました。そして別のお母様からです。恥ずかしながら私の大学生の娘、20歳もホストにはまり風俗で働いています。担当ホストに色恋で絡めとられています。すべて私が知っていることは娘は知りません。知ってしまうと帰ってこなくなるというようなことがその後書いてあるんですね。だから怖くて親として聞けない状況なんだということになっています。ホストクラブのホストのやり口が憎くてたまりません。もちろんそんな世界に身行ってしまった娘の責任があることもわかっています。私も親として失敗したのでは何がダメだったのかと日々自分を責めています。東京だけではなく全国いろんな地域の中の一つの地域が書いてあります。いろんな地域から相談が来ています。仙台、北海道、大阪、京都などなどです。これ上出では対応できないと私も思うんですね。もはや。どうか全国的なホストクラブの取り締まりにご尽力をください。まさにカルト宗教のようなホストのやり口、マインドコントロールに親はなす術もなく、ただただ苦しい思いを抱え娘を信じ見守るしかありません。国会議員の方が法整備をしてくださり、国が取り締まってくださるしかないのかと思います。これは資料配布はしていないんですけれども、他の資料もありましたので持ってきました。中絶をさせられたという方の親御さんからのお手紙です。そうした中絶後ですのでキャバクラを休む、キャバクラ勤務をさせられているということなんですけれども、体調が優れずキャバクラを休むと、他のたくさんお金を使ってくれる女の子が頑張っているのに、お前は頑張っていないと言うんだそうです。先月ランキングを後輩に抜かれたのはお前が働かなかったからだと、つわりや手術でそれどこではなかったのに、このような状況になるということなんですね。娘に対してメンタルが弱いから買収まではしなくていいと言いながら、他の女の子が買収をして頑張っている自分を支えてくれるという話を会話でちらつかせるそうなんです。手術後、精神的にも精神的にもまだまだ身体的にもまだ回復していないのに、そんな中働きに出たのに体調が悪くて休むと怒ると、そして他の女性はこんなに頑張っているんだということを突きつけられると、そういう状況なんですね。奴隷みたいだねというふうに娘さんはちょっと気づいて言ったんだそうです。そしたら、俺といれるんだから奴隷だったとしても幸せなんじゃないの?というふうに言われたということなんです。今までのお客は自ら風俗に言ってくれたのにというふうにも言っているということで、ちょっと言葉が出ない状況ですね。他の女の子ですね、300万使っていた女の子は結婚してとかいう話もちらつかせていると、その子にはもう会えないみたいなことを言っているそうなんですね、そのホストは。そして今は会えないけれども結婚の挨拶は行くからというふうに言ってくれているのというふうにお母さんに伝えているということなんです。相変わらず結婚をほのめかせているので変わらないということなんですね。私は少しこの娘さん気づき始めているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、こうした手口が使われているということが現実になってしまっているというふうに思います。非常に深刻だというふうに思うんですね。今の話聞いてみて、両大臣の感想をお伺いしたいと思っています。まず国家公安委員長よろしくお願いいたします。
19:36
お答えを申し上げます。私も子を持つ親の1人でありますから、お子様を思う親御様の質なお気持ち、真摯に拝聴させていただきました。その上で、警察におきましては、本年4月にホストクラブ従業員の男が売りかけ金を回収するために女性客に売春の客待ちをさせたとして、同ホストクラブ従業員の男を検挙するなどの取組を行ってきたところでもございます。こうした違法行為に対する捜査をはじめといたします。風営法の遵守の徹底や効果的な広報啓発、周囲喚起など様々な対策をさらにしっかり講じていくよう、警察を指導してまいりたいと考えております。
20:42
ご指摘の悪質ホストクラブ処方の問題につきましては、委員ご指摘のとおり、特に若い女性の恋愛感情等を利用され、多額の売りかけ金を背負わされる事案が生じていると認識しております。こうした事案は、多額の売りかけ金を返済するために、そうした若い女性が売春等をさせられるなどのケースがあるなど、女性に対する性的サービスの強要等の犯罪となる行為も含む問題につながっており、大変深刻な問題だと受け止めております。先ほどの委員からのご指摘の中には、実際に被害に遭った当事者やそのご家族、ご友人などからのメッセージ等をご紹介いただき、その必要なお訴えや助けを求める切実なお声に、改めてこの問題が当事者だけでは解決し難い、深刻な問題であるということを感じたところであります。関係省庁の連携した対応が必要になりますが、男女共同参画の推進を担当する立場からも、困難な状況にある女性たちが相談しやすく支援につながることができる環境の整備などに努めてまいりたいと考えております。アクシスホストクラブの処方と他のものとはちょっと違うと思うんですね。だからここまで被害が拡大していると思うんです。ホストクラブの売りかけは実質的な借金などにもかかわらず、まさに貸し金業法の送料規制が該当しないんですね。そして社会経験の少ない18歳とか20歳前半の支払い能力のない若い女性が短期に数百万円や1千万円を超える売りかけ金を背負うということ にあります。そして色恋、共栄、奉幸、鎖をかける、地雷を置くという女性をマインドコントロールにかけるような手法まで用いてそういう交渉をやっているということなんですよね。結果的に多額の売りかけ金の偏差のために、売春や風俗勤務を強査されるということがあるということなんですね。つまり売りかけ金の余震がですね、若い女性の体というところにあると指摘されているんですね。国家公安委員長の認識をお伺いいたしたいと思います。
22:57
お答えを申し上げます。ホストクラブで背負った借金の返済のためにですね、女性が売春するなどの事例があることを踏まえますと、このようなおおよそ返済困難な売りかけをさせることは常識的に考えて問題ではないかと先般もお答えしたとおり考えております。いずれにいたしましても、風営法の遵守を徹底させるとともに、刑罰法令に触れる行為があれば、厳正に取り締まることが必要であると考えております。
23:37
ありがとうございます。厳正に取り締まっていただきたいというところはもちろんなんですけれども、他にもちょっと特殊な構造がありまして、ポストが型変わりしているんですよね。お店が売りかけているんじゃなくて、ポストが型変わりしているので、お店に借金があるわけではなくて、売りかけがあるわけではなくて、ポストにあるという形態になっているというところがまた重たいと。そのポストはまたお店側に返さなきゃいけないというか、返済をしなきゃいけないという形になっているので、ちょっと違う構造があるわけなんですよね。なおかつ、若い男性ですホストも、お金と女がついてくるというところを、これをまた指摘されているんですよ。こうした構造をしっかりと認識をしていただきたいというふうに思います。私も昨日、いろんな方からお話を聞いて、確かにそうだよねというふうに思いましたので、いろいろと実態調査していただきたいというふうに思っています。結局、何をするのかということが重要だというふうに思います。少し通告を飛ばせていただくんですけれども、1番なんですが、被害を撲滅するためには、じゃあ何をするんだということになってきます。国家公安院長は、風営法をしっかりと適用すると、そして検察を指導するというふうに言っていただきました。それをしっかりとやっていただきたい。これについて、今のところ、国家公安院長が、国家公安院長の方からお話をさせていただいているんですけれども、何とかしてくださいというお父さんお母さんの声や、被害にあった女性の声も聞いてきましたし、皆様にお伝えもさせていただきました。団体からも要望が出ています。そこで加藤大臣にお伺いをいたします。今お伝えしたように、様々な法律があるんですね。あるんだけど、今回適用できないものが多いということで、貸し金業法も適用できないですよね。そこからお金借りるわけではないです。法人のように不当寄付防止法みたいなものもないですから、歯止めをかけるものが全くないという状況になっています。悪質なホスト商法、この問題どんどんと急拡大しているというか、コロナ後から一気に増えているそうなんですね。このロジックも聞かせていただきました。これはコロナ後に店舗が開いているところにホストクラブが入っていて、コロナでネットを駆使するようになっているので、そこで出会いも増えていて、まずは近くの喫茶店から会わないというところから始まり、そしてどんどんとお店に呼んで いくということも、昨日、被害者のお父さんお母さんを支援する団体の方から聞いて、いろいろな事例を見せていただいたところなんですね。本当にひどい状況なんですよ。様々なことを講じてもやっぱり救えない、そうした構図が見えてくるんですけれども、これ、加藤大臣は現行法だけで対応ができることをお考えか、それをちょっと聞かせていただきたいと思います。
26:42
お答え申し上げます。悪質なホストクラブにおけるご指摘の問題については、先般、国家公安委員長よりご答弁のあった風営法のほか、消費者契約法、売春防止法、職業安定法により違反となり得る行為を含むものと承知をしております。現在の深刻な状況に鑑み、まずは、関係法令の規定の周知やその遵守を徹底するための指導・取締りに力を入れることが慣用であると考えております。その上で、ご指摘の問題につきましては、個々の状況が様々であり、関係法令の適用についても、個々の事案に応じたものとなると承知をしております。そのため、そもそも、若い女性が恋愛感 情を利用され、多額の売掛金の返済のために売春等をさせられるという状況に至らないよう、予防の観点から、こうした問題がある状況等について、広報啓発を図ってまいります。
27:43
答えていただいてないですね。原稿法で対応できるかというふうに、私は聞かせていただいています。できないんじゃないですか、大臣。
27:55
ご指摘の問題につきましては、個々の状況が様々でありまして、関係法令の適用につきましても、それぞれ個々の事案に応じたものになると承知をいたしております。先ほど申し上げた予防のための広報啓発に加えて、申し上げれば、被害に遭う背景として、貧困や虐待などにより若い女性たちが生活に困窮したり、居場所を失ってしまうなどのケースもあるものと認識をいたしております。このため、関 係法令による規制や警察による取締り等の対応に限らず、関係省庁がそれぞれの観点から若い世代へ、総合的な支援に取り組むことが本問題の対応に資するものと考えております。それじゃ守れないと思いますよ。女性を担当する大臣ですから、もうちょっとしっかりしていただきたいと思います。本当にこれで守れるんですか。もっと実態を知っていただきたいと思っています。ホストの検証をお伝えしました。そして、青田のこともお伝えいたしました。少し調べれば、いろんなことがわかると思います。他のホストクラブに行かせないにするために身分書を預かるということも珍しくないということです。それを利用するんでしょうね。借金債務があるとして、裁判を起こすホストもいます。これは、きのう支援団体から聞いたところです。そして、お家に特別送達が送られてくる。女の子を怖くて開けられないからどうなるか。弁護士だったらわかりますよね。負けるんですよ。債務がそこでできちゃうんです。借金が法的に。こうした問題があるということをしっかりと知っていただきまして、ちゃんと対応していただきたいと思います。残りが1分になりました。どのような対応をしていただけるのか。加藤大臣にお伺いをいたします。
29:45
お答え申し上げます。立場の弱い若い女性たちが他に選択肢のない状況に立たされ、性的に搾取されるようなことはあってはならないことであり、警察による取締等に加え、困難に直面する女性たちが相談し、必要な支援につながることができる環境を整備することも重要なことと認識をしております。このような認識の下、内閣府としても、関係機関が当事者の方々から相談を受けたときに適切な対応を取ることができるよう、まずは、警察署、消費者庁、厚生労働省等の関係省庁等との間において、必要な情報共有を図っていくことが必要と考えております。加えて、当事者の方々が被害に係る認識を持てない場合もあることについても留意が必要であり、こうした点も踏まえ、この問題に関して当事者以外の方々も含め、広く認識をしていただくための広報啓発にも関係省庁と連携をして取り組んでまいります。塩村赤さん、時間が来ております。はい、質疑終わりますけれども、しっかり実態を把握して対応していただ きたいと申し上げて終わります。ありがとうございました。
31:28
立憲民主社民の鬼木誠でございます。私からは、大臣所信でも触れられました、保育の質の確保、それから放課後児童クラブの受皿の整備という点について、とりわけ放課後児童クラブの受皿整備というところに力点を置いてお尋ねをしたいというふうに思います。まずは、保育の質の確保についてでございます。今年の6月に発表された子ども未来戦略方針において、75年ぶりの配置基準改善が謳われ、1歳児は6対1から5対1、4、5歳児は30対1から25対1へ改善するというふうに言われています。保育の質の向上のためには、これまでのような加算過剤のような対処的な措置ではなくて、配置基準をしっかり見直していくということが抜本的な改善につながっていく。そういう意味では、今回の見直しは遅すぎるし、これでも十分ではないと思っています。ただ、十分ではないにせよ、まずは打ち出したこの配置基準の改善について、しっかりと実施をしていただきたい。所信表明においては、年末に向けて保育の質の確保等の各種施策の制度設計の具体化に取り組むというふうに言及をされています。この保育の質の確保の具体化というのは、配置基準の改善というふうに、そのことを捉えていいのかどうか、まずそのことをお尋ねをしたいと思います。
32:57
お答え申し上げます。保育の質の確保とは、子ども未来戦略方針でお示ししているとおり、一種として、配置基準の改善及び民間給与動向等を踏まえた保育士等の更なる処遇改善を念頭においております。配置基準の改善につきましては、子ども未来戦略方針において、公的価格の改善について費用の質の見える化を進め、保育人材確保、待機児童解消、その他関連する施策との関係を整理しつつ取り組みを進める。また、1歳児及び4,5歳児の職員配置基準について、委員御指摘のとおり、1歳児は6対1から5対1へ、4,5歳児は30対1から25対1へと改善することを盛り込んでおります。その具体化については、今後の予算編成の中で検討してまいります。また、民間給与動向等を踏まえた処遇改善につきましても、子ども未来戦略方針において検討することとされており、今般の令和5年人賃勧告を踏まえ、さらなる処遇改善の対応を行っていくこととしております。
34:09
未来戦略方針の加速化プランでは、今後3年間の集中取組期間において、できる限り前倒しをして実施をするというふうにされている。初心でも年末に向けて具体化をするというふうにおっしゃっている。現在、年末に向けてということですから、まさに具体化に向けた検討の最中というふうに思いますけれども、この配置基準の見直しの実施、これについてはいつまでに行う、どのように今お考えになっているのかお聞かせください。
34:46
お答え申し上げます。繰り返しになりますが、子ども未来戦略方針においては、先ほども申し上げたとおり、公的価格の改善について、費用の使用の見える化を含め、保育・人材確保・待機児童解消、その他関連する施策の関係性を整理し、取組を進めること、また、御指摘のとおり、1歳児及び4、5歳児の職員配置基準について、1歳児は6対1から5対1、4、5歳児は30対1から25対1へと改善する、そのことを盛り込んでいるわけでありまして、これについて、その具体化については、今後の予算併成の中で取り組んで参ります。
35:31
先ほども言いましたように、これ75年ぶりの改定になるんですよね。現場は強く強く、この配置基準の改定というものをこの間求めてきた。やっとそのことが前に進むかもしれないという状況になってきた。ひとときの余裕もなく、少しでも早くこのことを進めていただきたいというのが、現場の切なる思いであるということを重ねてお伝えをしておきたいというふうに思っています。さらには、子ども誰でも通園制度というものも、来年度から本格実施を見据えというふうにされている。すでにこの制度については、その制度の不備、あるいは不十分さを指摘をする声が上がっている。何より現状の保育士の数では到底制度実施は無理だというふうにおっしゃる現場の方がたくさんいらっしゃる。少なくともこの制度を新たに運用していくためには、まずは配置基準の見直しを行う。保育人材の確保を進める。体制の整備を行う。これが先だと。そしてその体制の整備を行った上で、安定的に運用していくこの通院制度について、誰でも通院制度について、より詳細なそして具体な検討を行うべきだ。その現場の思いというのをしっかり受け止めていただきたい。さらに強い決意を持って前倒しをしてでも配置基準を行う。そのようなことを強く求めておきたいというふうに思います。回答は要りません。次に放課後児童クラブについてです。放課後児童クラブについては、2019年に策定をされた新放課後行動総合プランにおいて、待機児童の解消を目指す。2023年度までにプラス30万人分の受け皿整備を図るということが目標として示されています。23年度、今年度末がこのプラン目標の最終年度になると思いますが、その進捗状況、今どうなっているのかお答えをいただきたいというふうに思います。さらにその現状をどう受け止めていらっしゃるのか、そしてその原因や要因をどう分析をなさっているのか、その点についてもお願いいたします。
37:33
お答え申し上げます。新放課後子ども総合プランにおきましては、今、委員からのご紹介をいただきましたように、放課後児童クラブについて、今年度末までに約30万人分の受け皿を整備をし、152万人分とすることを目標としております。令和5年5月1日時点での速報値でございますけれども、利用している児童数が約145万人、昨年に比べ5万3千人増加をしているものの、今年度末までに目標である152万人分の整備目標を達成することは、厳しい状況にあると認識をしてございます。この目標達成が困難となった原因についてでございますけれども、私ども自治体にも聴取をしたりしてございます。例えば、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、利用を控えるご過程があって、今後の利用の予測が立てづらくなり施設整備を見送ったといったケースですとか、あるいは、放課後児童クラブの整備をしたことによって利用できる児童数が増える一方で、そのことがさらなる利用規模を喚起し、利用の申し込みが増加をし、結果として待機児童が発生をする。あるいは、さらなる整備が必要となっているという自治体もあるのですが、急に受け皿整備をすることには限界があったなど、こういった意見をいただいているところでございます。自治体におけ る受け皿整備を加速化し、子ども未来戦略方針でも掲げられている152万人分の受け皿の早期の整備、これを目標として引き続き、自治体への働きかけを進めてまいりたいと考えております。
39:20
お答えになりました。昨年、厚生労働省が実施をした調査結果を見ると、待機児童の方がだいたい1万5千人程度というふうに記されています。多くの方がこの放課後児童クラブの利用を望みながら、その活用、利活用ができていないという状況だと。原因については、主々お話があったわけですけれども、二内手の確保、支援員の皆さんをどう確保していくのか、そして育成をして定着をしていくのか、この課題がずっとあると思うんですね。現場の方とお話をすると、圧倒的に人が足りていない。どの職場でも、どの児童クラブに行っても、そのことをおっしゃいます。人が足りていない。放課後児童クラブの確保育成定着に向けた施策について、強力に進める必要があるというふうに思うんですけれども、今年の6月に示された子ども未来戦略方針においては、放課後児童クラブの安定的な運営に向けては、上近職員配置の改善が必要というふうに記載をされている。まさに重要な点だと思います。現在の放課後児童クラブの支援員は、7世紀の方が多いというふうに思っています。自治体ごとの数字も、この調査結果には出ておりますけれども、上近職員によらない、つまり上近職員以外の9割を超える自治体もある。そのほとんどが、非上近の方、上近ではない方で運営されているクラブもある。そのような実態も明らかになっている。調査はいろいろあるし、統計もいろいろあるんですけれども、やっぱり雇用が不安定、賃金が極めて低いというのが共通をしている。平均年収を比べた統計もございます。これも様々あるんですけれども、全産業と比較をして200万円以上低いという指摘、あるいは累次の保育士さんと指摘をしても、100万円低いというような指摘がされている統計もある。このような状況では、このような処遇では、やっぱり支援員の皆さんが、あそこで働きたい、あるいはここで働き続けたいというふうになってないと思うんです。育成をしていく、定着を進むはずがない現状について、やっぱりしっかり受け止めていただきたい。非正規ではなくて、条件職員として、安定的な雇用任用の下で働き続けることができる処遇を高めていく。そのことが必要だというふうに思っています。申しましたように、記載をされている条件職員配置の改善ということについて、そのような問題意識も含めてお考えになった上での記載なのか、改善するというよりは、何をどう改善するというふうにお考えになっているのか、その点をぜひお聞かせいただきたいと思います。お答え申し上げます。放課後児童クラブの運営指針におきましては、放課後児童支援員の雇用に当たっては、長期的に安定 した形態とすることが求められるとしておりまして、各自治体で適切な配置がなされていると承知をしております。これに対応すべく、処遇改善や人事院勧告等の反映による運営費の増額を順次行っているところでございます。本年6月に決定をされました「子ども未来戦略方針」におきましては、放課後児童クラブの安定的な運営を図る観点から、条件職員配置の改善を図ることを盛り込んだところでございます。この実現によりまして、職員確保や定着育成に効果があるものと考えております。この具体的な内容につきましては、予算編成過程の中で検討していくこととしておりますけれども、例えば、現行の基準では、1つの支援の単位、約40人のお子さんの単位でございますけれども、40人あたり2名の放課後児童支援員を配置するというふうになってございます。この支援員につきまして、安定的継続的な関わりが重要であるという観点から、条件職員2人を配置できるような補助の拡充を検討しているところでございます。委員長。はい。
43:04
自治体において適切な配置、判断の中で配置をされているということ、ただ先ほど言ったように自治体によっては、9割が非正規の方、非条件の方というようなところもある。やはりバラバラなんですね。国としてこの支援事業を、あるいはこの放課後児童クラブというものを、社会にとって必要な施設なんだということを、国民の皆さんとともに共有をした上で、その施設の強化を、そして安定的な運用をどう図っていくのかということについて、実態を踏まえて、やはりもっともっと足りていない実態があるとしながら、しっかり助言をしていくであるとか、あるいは予算を確保していくであるとか、いうことも含めて行っていく必要があると思うんです。僕はこの放課後児童クラブが、なぜこれまで、条件職員ではなく、非条件一斉機を中心として運営をされてきたのか、そのことについて、やはり放課後児童クラブという場所の必要性や重要性というものが、今言いましたように、国民の皆さんのところでしっかり共有されていなかったんじゃないかと、そして運営設置の主体である自治体のところでも、その理解というものが、あやふやになっていたんじゃないかというふうに思うんです。放課後児童クラブというのは、家に帰れない子、放課後直ちに家に帰れない子に、遊ぶ場所を提供する、そんな場所じゃないですよね。もっともっと重要な役割を担っている。事実、放課後子ども総合プランの通知文、国が発した通知文の中でも、支援に対しては、学校関係者と迅速な情報の交換や情報の共有、あるいは、保護者との日常的定期的な対話等を通じた児童の成長の共有、そして保護者の悩みや不安に対する支援、保護者の支援まで、支援員の皆さんの任務や役割として位置づけられている。さらには、特別な配慮を必要とする児童への対応として、虐待やいじめを受けた児童、日本語能力が十分でない児童等についても明記をされている。家庭と学校をつなぐ重要な役割が、この放課後児童クラブには位置づけられている。そして、支援員にはまさにその専門職としての役割が求められているというふうに思っていま す。ただ、申し上げましたように、そのことが正しく社会的に理解をされ、運営のあり方について、必要十分な措置がこの間なされてきたのかという点については、現状を見ると必ずしもそうは言えないというふうに私は思っています。改めて、国としてしっかりした強い方針を打ち出しをしていただきたい。社会的な共有を高めていくためのご努力をいただきたい。自治体として、先ほど言ったように認識の不足があるとしたら、その不足をしっかり助言をしていきながら、体制整備に向けて自治体が責任を持って行うような、財源の確保も含めた国としての更なの努力を求めたいと思いますが、その点いかがでしょうか。
45:58
お答え申し上げます。放課後児童クラブは、ルル委員からただいまご紹介いただきました、児童福祉法上、放課後に適切な遊び生活の場を与え、児童の健全な育成を図る事業とされており、就労家庭の子どもの育ちに重要な役割を果たしているというふうに認識をしております。こうした中で、支援にあたる職員の質、大変重要でございます。放課後児童支援員の認定要件の設定、あるいは研修ガイドラインの策定、研修自身に必要な費用の補助、こういった取組を行うとともに、支援員の処遇改善事業も実施する中で、専門性を有する支援員の確保に努めてまいりました。また、本年6月に閣議決定をされた「子どもミラー戦略方針」では、先ほどご答弁申し上げましたように、常勤職員配置の改善が盛り込まれているところでございます。こうした取組を通じまして、専門性を有する支援員の確保や配置が進むように、自治体とも連携しながら、引き続きしっかりと取り組んでまいります。
47:05
支援員の皆さんとお話をしたときに印象に残る言葉として、私たちは、お子さんの命と未来を預かっています。将来を預かっていますというふうにおっし ゃった。それぐらい強い問題意識と責任感を持って、支援員の皆さんご奮闘をいただいているんです。それでもやっぱり、ここで働き続けることができないというふうに一方でおっしゃる。それは処遇がやっぱり低いからなんです。具体的な処遇についてお尋ねをします。現在の支援員の皆さんの負荷、疲弊の高まりについては、国としても政府としても十分にご認識をいただいているというふうに思いますし、この方々たちをしっかり育成をして定着化をしていくことが、喫緊の課題であるということ、その認識についても共有できるものというふうに思っています。この間、国として、放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業、あるいは放課後児童支援員等処遇改善事業、これらを行っていただいてきています。月額給生の処遇改善というような打ち出しもされてまいりました。これらの事業についての申請の状況、そしてその効果について、今どのように捉えていらっしゃるかお聞かせください。
48:15
お答え申し上げます。処遇改善のための事業として2つございます。まず第1が、勤続年数や研修実績に応じた処遇改善を行う放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善事業、それからもう1点が、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、収入を3%程度、月額給生円程度を引き上げるための処遇改善事業、この2つを実施をしているところでございます。この事業の令和4年度における申請状況につきましては、前者のキャリアアップの処遇改善事業の方が、申請があった市区町村数で475、全体の29.2%、全体と申し上げるのは放課後児童クラブを実施している市町村数に占める割合でございます。それからもう1点の3%程度の処遇改善事業の申請の方につきましては、申請があった市区町村数で1145、全体の70.4%というふうになってございます。その効果でございますけれども、令和4年度に放課後児童クラブの運営状況と職員の処遇に関する調査を実施いたしました。この結果によりますと、令和3年度の放課後児童支援員の賃金額について、これは令和元年度から継続して勤務しておられる月給支払いの条件の形でみるとという条件ではありますけれども、まずキャリアアップの処遇改善事業の方でみますと、年間約30万円給与が上昇しており、そのうち20万4千円程度がこの事業によるものであったということ。それからもう1方の3%程度の処遇改善事業を使用した場合には、これは、すみません、実際の事業がですね、令和4年2月からの実施で2ヶ月分という効果であるので、少し限定的な数字になるんですが、年間約27万円の給与の上昇に対して、この事業による賃金改善が2万1千円程度であったということが推察できるところでございまして、一定程度の効果があったものと考えております。引き続き、放課後児童クラブの職員の処遇改善を進めるべく、あらゆる機会を通じまして、補助事業の活用について自治体に促していきたいというふうに考えております。おにきまこと君。 時間が参りましたので、最後、大臣の決意をお聞かえしたいと思っていましたけれども、もう控えます。ただ、先ほど来、お話をしておりますように、放課後児童クラブ、本当に大変な状況です。ぜひ、プランに掲げた目標の達成に向けて、職員の処遇改善、喫緊の課題であるとご認識を持って、大臣としても決意を持って取組を進めていただくことをお願い申し上げ、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。