19:35
これより、予算委員会第1文化会を開会いたします。令和5年度一般会計予算、令和5年度特別会計予算及び、令和5年度政府関係機関予算中、内閣府所管について審査を進めます。内閣府本部について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
20:01
おはようございます。立憲民主党、早稲田由紀でございます。今日は予算の第1文化会ということで、小倉少子化担当大臣、そしてまた、財務、そしてまた、文化の方の政務官にもお越しをいただきました。よろしくお願いいたします。それでは、私たちは、まず、昨日2月20日に立憲民主党と維新で、共同でこの衆議院に児童手当の所得制限撤廃法案を提出いたしました。これにつきましては、野党の国会間で、全党、野党で、この方向性について、所得制限を児童手当で撤廃しようという、これは全党で野党合意をしております。その中でありますから、しっかりとこれは政府の方でもご検討、そしてまた前向きに進めていただき、何としても成立を目指したいと私たち思っております。自民党の中からも、茂木幹事長をはじめ、この所得制限撤廃については、非常に積極的な御意見もあるわけで、その前のことを言うと、大変批判で時間が取られてしまいますので、ここではおかつやいたしますけれども、やはりやるべきはやるということを、少子化担当大臣としては、しっかりと言っていただきたいと思います。この概要1番の資料にございますけれども、これは、165万人の児童が対象となります。そして、104万世帯であります。これが早期に5月末までに成立をすれば、2月から5月分までの4ヶ月分を6月に速やかに支給することもできます。実はこれは、昨年の10月から特例給付の一部廃止がなり、そのときにも大変議論をさせていただいた内容でありますけれども、この所得制限をすることで、対象となる高所得者の方、方ばかりではなく、子どもを育てている、そして働きながら、共働きで一生懸命子育てをしている、頑張っている、そういう若者の若い子育て世帯に対する非常に悪いメッセージとなったと私たちは思っています。それ が、いわゆる社会が子育てに冷たい、子育て罰という言葉まで言われるような、そういうメッセージを払拭するためにも、ぜひこの異次元の子育て少子化対策と総理がおっしゃっているわけですから、ここのところは異次元でも何でもないですね、グローバルスタンダードですから、しっかりと少子化担当大臣としては、これを成立させるという意気込みをお聞かせ願いたい。ぜひ与野党を超えて、超党派でこれを成立させましょうと私は思っているわけですけれども、大臣のお考えを伺います。
23:01
お答えをいたします。まずは、子ども政策の充実について、各党で熱心に御議論いただいていること、関係を申し上げたいというふうに思います。その上で、早稲田委員もよくよく御承知かと思いますが、御指摘の法律案、議員立法でありますことから、まずは国会において御議論をいただくべきものであるというふうに考えております。お手元にも用紙を用意していただいておりますが、地方団体の皆様方とも御議論を重ねられた上でのこの用紙かもしれませんが、システム改修に対象者が拡大するということになると、かな り手間暇がかかります。2月以降の分、早急適応ということでありますが、3、4月の分、3、4月ですね、かなり引っ越しの時期でありまして、転出の量が多くなります。そうするとですね、法則給付と特例給付の差額分、実際に転出者も含めて、全居住地の自治体が追跡をして差額を給付をしなければいけない、そんな可能性も出てきますので、こういった実務上の様々な点については、留意が必要なのではないかなというふうに思っております。いずれにしても、今私の下で開催をしております関係府省会議の下でも、児童手当を中心とした経済的支援の充実ということが議論をされておりますので、3月末の目途にして叩き台をしっかりと作ってまいりたいということでございます。和田入国管理大臣 システム改修の大変さということを大臣おっしゃいましたけれども、そんなことを言っていただくのは始まらないわけですよね。コロナのときもいろいろなことでシステム改修をしていただきました。不具合のものもありましたけれども、それでもしっかりと前に進めていくという姿勢が大切だと思っています。ぜひ大臣、そんな後ろ向きなことをおっしゃらないで、予算の倍増ということも総理はおっしゃっているわけですから、これからこの後質問いたしますが、だったら5月末までに間に合いないなら、いつならできるかということです。ぜひ自民党内からも強い御意見があるわけですから、しかも私が問題を思っているのは、この10年間、この旧民主党政権時代に所得制限をなくして児童手当も全員にということでやりました。これをひっくり返したのは自民党政権であります。その中で非常にいろいろなことが少子化対策として、小規模であって進んでこなかった結果が、この8年も前倒しで少子化が進んでしまった。もうすでに80万人を割ったという出生数であります。こういうことで今やらなければ前に進みません。こうして自民党内からも、そういう社会全体で育てていく、子どもたちを応援していくことが社会の未来につながるという御意見も出ている。そうやって変わったわけですから、ぜひ大臣にはこれを前向きに検討していただきたい。そしてまた、この30年間、あるいは自民党政権が復活してからの10年間のその少子化対策が、やはりこれは失勢があったということも認めていただきたいと私は思います。そこで財務政務官に伺いますが、この553億円の特例給付、これをやめるにあたり、真に子育てに必要な施策ではないと財政審で、幅、主計官が当時発言をされています。こういう考え方ですと、本当に子どもたちの育ちの、それからまた学びの保障につながってまいりません。その時には待機児童という話でしたけれども、これも何もこれを当てる必要はなかったわけで、他にも財源はあったはずです。しかも自然源で、この児童手当の特例給付のその減少もあったはずです。そんなことも説明をしないままこうしたことをやってしまうという、その財務省の姿勢をぜひ変えていただきたいと思いますが、政務官いかがでしょうか。
27:10
おはようございます。ただいまご指摘を賜りました、2019年10月の財政審での検討状況ということだったと、のご質問だったと思いますけれども、当時の財政制度審議会では、国の予算について様々な提案を行った上で議論をされておりまして、今回のご指摘を賜りました、自動手当の特例給付553億円の見直しにつきまして、もうその一つでありまして、給付が真に子育てに必要な施策になっているのか、改めて検討するべき時期が来ていると指摘をされたものと承知をしております。なお、特例給付の見直しに関しましては、予算編成過程で議論を行った上で、ただいまご指摘いただきましたとおりの当時課題でありました待機児童問題の解決を図ることと合わ せて、子育て支援全体のバランスとニーズを踏まえて、政府で決定をさせていただいたものであると承知をしております。他方で、今般の子ども政策の強化に関しましては、社会経済情勢が大きく変化している中で、現状をしっかりと受け止めつつ、また支援の内容を具体的にその議論の中で、また子ども手当の在り方についても判断していくものと承知をしております。小倉子ども政策担当大臣の下で具体的な検討を進め、3月末をめどに具体的な叩き台を取りまとめていくものと承知をしておりまして、財務省としてもこうした共通の認識に立った上で、子ども家庭省、また厚労省などとよく議論してまいりたいと考えております。
28:53
金子政務官、そういう考え方では困るんですね。ニーズが変わったとおっしゃいますけれども、そんな半年で変わるんですか。下の根も乾かないうちに、今になって茂木幹事長が積極的にやっていくべきだと、所得制限もやめようとおっしゃるというのは半年ですよ。経済的ニーズも変わっていません。子育て世代のニーズも変わっていません。そしてこの時、特例給付の限定370億円の財政が生み出されたわけですけれども、もう既に2018から2020年の3年間で、760億円ほど児童手当が自然限で減っているわけです。そういうことも私たちは強く申し上げてきたのに、全く聞き込み目を持たなかった。これは反省をしていただきたい。そして今、異次元で2倍増にしていこうということなんですから、そういう考え方をぜひ改めていただくように、私から強く要望をさせていただきます。そして政府一丸となって、財務省に押し切られることなく、担当大臣よろしくお願いいたします。それではこの反省に立ってですけれども、先般総理は我が党のババ議員の質問に対して、家族関係社会支出を2020年度の段階でGDP比2%を実現したと。それをさらに倍増しようというふうに答弁をされました。そしてその翌日、磯崎副官房長官は将来的な倍増を考える上でのベースとして、そして家族関係社会支出のGDP比に言及したわけではないと、答弁の修正をしたと報道されております。そしてまた、その後予算委員会で松野官房長官は修正していないと答えています。これほどこの国会で総理がおっしゃった答弁、これがいとも簡単にコロコロと翌日に変わってまた修正していないとも言われる。そんな簡単なも のなんでしょうか。これでは国会審議は何なんでしょうか。真剣に議論されている大臣もそうだと思いますが、それを記者会見で変わるんですか。これ政府として少子化担当大臣としてこのことについて修正したのかしないのか、総理のこの意図はそのまま家族関係支出ということだろうと思いますけれども、政府としての説明をお願いします。
31:18
先ほどの答弁ですが、決して後ろ向きということではなくて、子ども政策、国と自治体が車の両輪になって、実際のリズムは自治体がになっておりますので、自治体の実務の重要性を申し上げただけであって、決して後ろ向きではないということはご理解いただければと思います。その上でご質問の件であります。2月15日の予算委員会での岸田総理の答弁は、松野官房長官が2月17日の予算委員会におきまして、防衛力強化への取組との比較が問われた際に、政権交代以降、保育の受け皿整備、幼児教育保育の無償化など、必要な支援を進め、子ども予算をしっかり拡充してきたこ とを説明する中で、その1つの例として国際比較可能な家族関係社会支出対GDP比という指標で見ると、10年前の2012年度の1.1%から2020年度には2.0%まで増えてきたという、これまでの取組を紹介をし、子ども予算を更に強化することにより、防衛費との関係においても、決して取組が見劣りするわけではないとの趣旨で申し上げたものと答弁されたと承知をいたしております。従いまして、一部報道にありますように、将来的なバイトを考える上でのベースとして、この家族関係社会支出対GDP比に言及したわけではないと承知をしております。ですから官房長官が申し上げたように、総理の答弁をこの官房長官自身が修正したものではないということも承知をいたしております。私自身は繰り返し、委員会の場で申し上げているとおり、まずは期限・規模ありきではなく、3月末を目途として、子ども子育て施策として充実する内容を具体化すべく、しっかり議論を進めていきたいということには変わりございません。
33:07
期望ありきではなくと、大臣は繰り返し答弁をされていますけれども、防衛費の方は期望ありきでポンと決まりましたよね。そして消費増税まで、そういう議論も出てまいりました。それに比べると、この本当に国家の危機であると言いながら、また少子化が最大の課題だと言いながら、非常にそこのところが見えにくい。そしてまた、大臣に伺いますが、大臣の考える予算倍増というのは何を基準にしているんでしょう。OECDのこの基準の家族関係社会支出なのか、少子化対策対抗の少子化対策関係予算なのか、それとも子ども家庭帳の予算なのか。今、大臣がこの時点でお考えになる予算倍増についてのお考えを聞かせてください。
34:02
お答えいたします。今、ルールを挙げられた数字、家族関係社会支出以外にも、少子化対策関係予算が国費で6.1兆円、子ども家庭帳の関連予算、令和5年度でありますが、国費ベースで4.8兆円、様々な整理がございます。様々な整理があるところでありますが、岸田総理も申し上げているように、規模、期限、ありきではなく、子どもの視点に立ってまずは必要な予算が何かをしっかりと積み上げて議論した上で、将来的に倍増を目指していくということでございますので、引き続き、そういったせいに沿って議論を進めていきたいということでございます。
34:41
大変、少子化担当大臣としては残念な答弁だと、私は今、受け止めました。もちろん、子どもに対して何が必要かということでありますけれども、今、金子政務官から御説明いただいたように、その時々でこうやって変わってはならないと思うんですね。やっぱりそこの、それを決めているのが今なんだと、おっしゃりたいのかもしれませんけれども、もし家族関係支出、社会関係支出であるならば、やはりそこをきちんと進めていくということは、今、2%にやっとGDP比でなったとはいえ、まだまだこのOECDの先進国の平均にも達していないわけです。そして、フランスなどのように少子化が改善してきている国は3%以上ということもあり ます。ぜひそうしたところを、一番よくお分かりの小倉担当大臣が、これはリーダーシップをとって、総理に進言をしていただくような、そういう積極性を見せていただきたいということを、この質問では申し上げておきたいと思いますし、児童手当の所得制限撤廃につきましては、私たちは、この所得制限撤廃だけではありません。立憲民主党としては、児童手当を高校生まで1万5,000円に拡充をする。それからまた、この法律の案の検討条項に出ております児童扶養手当、それから障害児の福祉サービスへの所得制限の撤廃、それから高校授業料の無償化の所得制限撤廃、こうしたことも実際やっていくべきだということで申し上げておりますので、ぜひこれを成立、この法案を成立させていただけるように、大臣からもよろしくお願いしたいと思います。次の質問に移ります。教員に対する日本学生支援機構の奨学金返還免除制度の復活について、文科・伊藤政務官に伺いたいと思います。今、大変教員不足で担任もいないというようなところまで来ている地域もございます。そのことを、もうずっと文科省でもいろいろ抜本的な対策、長時間労働であるとか、そうしたことの改善に向けてはやっていただいていますけれども、もう今の現実の課題ですから、琉球新報によれば、この担任不在で児童が他の学級と振り分けて県内でやっているところが21件だそうです。そして沖縄は30人学級というのを国の基準よりもさらに改善をしてやっているわけですけれども、この30人学級ができないから、40人学級に限定的にしなければならないかもしれないというような、教育委員会の説明もあるようで、非常に現場は混乱をしています。そして何より、1年間担任が不在だったという保護者の方は、子どもの学びの保障を何とかしてほしいという非常に深刻な声が届いております。その意味からも、私はありとあらゆる方策をやっていくべきだと思いますので、この小学期の返済免除制度、これは制度は小中学校の教員向けに、昭和28年度に創設された長い歴史があって、そしてこの間に小中学校の教員要請には大きな役割を果たしてきたと理解をしております。文科省のその見解ですね、それからまたどれだけ実績があったと考えるのか、こうしたことについてお答えください。
38:25
お答えをいたします。御指摘の旧日本育営会における教育研究職の返還免除制度につきましては、昭和28年度の創設以来、令和3年度末までに約68万人に対し返還免除を実施をしてまいりました。本制度は廃止までの間、教育研究職の人材確保に一定の役割を果たしたものと考えておりますが、特定の職種のみ返還免除することへの不公平感などの指摘を受け、大学高等専門学校は平成10年度の入学者から、大学院は平成16年度の採用者から廃止をされたところです。和田大臣 文科省はまた不公平だと思っていらっしゃるのでしょうか。今の教員不足の現状でも。財務省に伺います。この資料2と3などをご覧ください。これは返還免除制度が廃止をされたその経過が書かれておりますが、これ全て財政審における指摘なんですよ。そして財務省の方がおっしゃっているわけです。この8年の財政審の方でも、少数の下に特定を与える不公平な制度と指摘されてい るが、誰がどのような意見でどのようなエビデンスがあったのか、それから今でも財務省はそのような見解なのか伺いたいと思います。さらに続けて2問いたしますが、文科省は平成14年、この検討会議で教員の処遇改善や受給構造の変化等により人材の誘致効果が減少したとありますけれども、これも今の文科省の状況にあって、教員不足の状況にあってもこの見解を維持するんでしょうか。ぜひ私は復活していただきたいと思いますので、検討していただきたいのですが、この2点を2人、両政務官に伺います。
40:25
失礼をいたします。ただいま御指摘を賜りました、教員に対する奨学金返済免除制度、平成8年27年前だと思いますけれども、の財政審におきまして、研究職また教育職についての奨学金返済免除制度、そのときに出た意見としまして、今文科省の方からも返済管理の事例に関しましては人数の報告がありましたけれども、昭和50年代前半には2割を超えていたと聞いておりますけれども、当時平成8年 直前には1割となっており、そのときの議論として少数の者に得点を与えるのは不公平ではないだろうかという意見があったと聞いております。また、この返済免除制度の廃止により返還金がふれば、昭和金事業の事業拡大に使えることなどから見直しを検討する必要があると考えられるとされております。なお、現在の財務省の見解について、御質問も賜りました。御指摘いただきましたように、教員の確保というものは重要な課題であるというふうに財務省は認識をしております。令和5年度予算におきましても、教員業務支援員などの外部人材活用などの予算も計上させていただいておりますけれども、先ほど早稲田委員がおっしゃっていたとおり、教員の負担を軽減し、また教員職に魅力を高める効果も期待していただいていると承知をしております。その上で、この奨学金の返済免除制度につきましては、文科省から予算要求がなされた場合に関しましては、財務省としても財政の制約ももちろんございますけれども、しっかりと十分な費用対効果が見込まれるか等々の観点も踏まえて議論し、また検討していくと考えております。以上であります。
42:26
お答えをいたします。先ほどご指摘をいただきました見解につきましては、当時の有識者会議によるものではありますが、教師不足が指摘される中、教職志望者を増やすための施策に取り組むことは重要であると考えております。教育・研究職の返還免除制度につきましては、特定の職種のみ優遇することの公平性の観点などから排斥された経緯があるため、再度実施をすることは様々な角度からの検討が必要であると考えております。文部科学省としましては、先般、中教師において取りまとめられました、令和の日本型学校教育を担う教師の要請、採用・研修等のあり方に関する答申の内容も踏まえながら、教師の人材確保にしっかりと取り組みをしてまいります。
43:14
財務不正無関は、文科省からそういう予算の要求があればと検討するとおっしゃっているわけですから、ぜひそれも考えてください。そうでないと、今、有識者の会議とおっしゃいますけれども、官僚の方が言っているわけですよね。有識者の方が不公平だとか言っている記録は私の手元には届いておりません。これ全部官僚の方が言っていらっしゃるんでしょう。特定の職務のみの返還免除することの不公平感。そしてこの3の資料にもありますけれども、大きな部分は教員であります。現状においてそこまでやる必要があるのだろうか。2割が1割に減ったということですけれども、そういうことを、これは100年の経と教育が言われているわけですから、そういうことを地道に重ねてきて、教師の方がやはり負のスパイラルで、どんどん長時間労働で、更に病まれていく方、心の精神的に病まれる方、そういう方たちが増えていくという負のスパイラルが、今もこうやって、これも1つの原因であると私は考えます。こうしたことをやめていくことによって、なかなか教師の職というものが確立をされていないのが、今の現状に至っているのではないかと思いますので、ぜひこの不公平感ということはないと思います。やはり子どもたちを育てていく、学びの保障をしていくということが、今本当に残念ながら、せっかく30人学級と言っているのに、それが崩れているわけですから、これを抜本的にこのことも含めて検討していただくように、政務官には強く要望させていただきます。時間がないので要望ということにしておきますが、今こそ復活させるべきだと私は要望いたします。次の質問に移ります。これも次の資料をごらんください。これ、子ども医療費の助成制度の創設についてです。大変議論が今までも自治体から、ほとんど総意で、この国が子ども医療費の助成制度の創設をしてほしいという要望が出ておりまして、今回は1月31日、大臣のお手元にも届いていると思います。神奈川の県知事市長会町村会連盟で届いているはずであります。これについてまず、もう多くの自治体でこの医療費の助成というものをやっていて、これをぜひ国の制度にしてほしいというのは当然のことだと思います。なぜならば自治体間競争になってしまっているんです。こちらが高校までになった、さあうちもやらなきゃということで、それはいい意味で切磋琢磨ということもありますけれども、そうではなくて非常に負担にもなっている、小さな市町村にとっては。だからこそ、国がこれを一律の医療費助成制度の創設をしていただきたいと思います。それともう一つはペナルティということで、この市町村で実施をされている医療費制度、これは市町村がやれば、国は間の口、負担を無料にすると医療費が増えるという理由で、国民健康保険への減額調整措置を講じています。これ未就学時までは減額調整廃止されているのは知っておりま すけれども、それ以降は小学生以上のペナルティというのは相変わらず行っている。これも大変自治体から評判が悪い。とにかくこれは一生懸命頑張っているとペナルティを稼がれる。お金がもらえないということはやめてもらいたいというのも強い要望です。まずはその医療費の無料制度の創設と、それからこのペナルティを何としてもやめていただきたい。これを2点大臣に伺います。
47:08
お答えいたします。この要望書に先頭に加藤厚労大臣と書いてありますように、子どもの医療費助成につきましては厚労省の担当になりますので、その詳しい制度につきましては厚労省にお尋ねいただきたいと思いますが、子ども政策全般にということであれば、これまでも、この神奈川県の皆様方の要望は国会に一定がございましたので、直接お受けすることはできませんでしたが、それ以外の様々な団体、先週も平井知事会長にもお会いしてまいりましたが、ご要望いただいているところであります。ただ、これも繰り返し申し上げているように、3月末目処に叩き台を今議論しているところでありますので、現時点で予断をもって個別の政策の是非を述べる段階にはないというふうに考えております。
48:03
大臣、これも残念です。厚労大臣宛てではありますけれども、やはり少子化担当大臣としては、これは少子化対策、子どもの支援ということで、どこの自治体もやっているんですね。是非、少子化担当大臣、泉久保市長、赤獅子のお会いになっていただきたい。それからまた、5つの無料化をやっていて、どれだけ子育て世帯の人口が増えたかということ。それからまた地域経済も活性化しているというのは、移り住んでいらっしゃる方がいらっしゃるので、非常にそこのところも税収も上がったということ。5つの無料化ということの1つに、これ高校生まで医療費無償化が入っております。これも是非、視察をしていただきたいと思いますけれども、大臣、後でこれも重ねてお答えをいただきたいんですけれども。次の質問に移りますが、住宅支援の話です。特に若い世代の方の、これから結婚を考えている世代の方、そうしたところに支援が足りません。