19:35
これより会議を開きます。厚生労働関係の基本施策に関する件につきまして、調査を進めます。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、政府参考人として、総務省大臣官房審議官、三橋和彦君、財務省大臣官房審議官、山崎玉君、厚生労働省大臣官房総括審議官、黒田英朗君、大臣官房医薬産業振興医薬情報審議官、内山博之君、大臣官房審議官、泉淳一君、医政局長、浅沼和成君、健康生活衛生局長、大坪博子君、健康生活衛生局感染症対策部長、佐々木雅宏君、医薬局長、上勝文君、労働基準局長、鈴木英二郎君、雇用環境均等局長、堀井那津子君、社会援護局長、浅川智明君、社会援護局障害保険福祉部長、辺美聡君、労研局長、狭間隆一郎君、保険局長、伊原和人君、年金局長、橋本泰弘君、人材開発統括官、岸本武君、政策統括官、金馬人志君、経済産業省大臣官房審議官、橋本慎吾君、環境省大臣官房政策立案総括審議官、大森慶子君の出席を求め説明を聴取いたしたいと存じますが、ご意義ありませんか。ご意義なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
21:07
皆さん、おはようございます。自由民主党の橋本岳でございます。久しぶりに質疑に立てることになりましたので、早速ちょっと一つ質疑に立たせてもらいたいなということで、時間をいただきました。まずは、竹見大臣、それから副大臣、政務官の皆様、ご就任おめでとうございます。ご活躍を心からお祈りを申し上げますとともに、本当にこの厚生労働行政というのは、国民の生活一般に広く深く関わっている分野であります。とても幅は広いし、その中で本当に個々の、一人一人の人にいろんな事件が起こっていて、それをもしかしたら、一人一人対応というのもなかなか難しいところがありますが、でもそれを大事にして、ぜひ取り組んでいただきたいな、マクロで大きく問題になっていないから大丈 夫なんだということではなくて、やっぱりお一人お一人に何が起こっているのかということに、きちんとセンサーを持って取り組んでいただけるといいなと思っておりますので、そうした思いをぜひ持って取り組んでいただけるとありがたいなということで、ご期待を申し上げたいと思います。さて、私の方からは、医薬品行政についてお尋ねをしたいと思っております。この医薬品の話につきましては、例えば、交発品の供給不安でありますとか、あるいは、ドラッグラグ、ドラッグロスといった問題につきまして、いろいろなところで指摘をされておりますし、例えば予算委員会などでも、もうすでに推移が行われております。直近の薬価改定をどうするんだ、そういうような話もあったりしたわけですけれども、もう少し中長期な視点についてのお話を今日は伺えればと思っています。と言いますのは、日本というのは世界で限られた、いくつかしかない薬が作れる国、創薬力を持った国であります。ですから、それで、もちろん、我が国の国民がきちんと、いいお薬をできるだけタイムリーに使えて、そして健康を維持する、あるいは、より病気が早く治るとか、そうした恩恵に預かれるようになってほしいなと思いますし、