19:30
これより会議を開きます。文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、政府参考人として、内閣官房・内閣人事局・内閣審議官 池平英一君、あ、平池英一君、失 礼いたしました。池平英一君、内閣府大臣官房審議官 原紀久君、総務省大臣官房審議官 河合昭君、文部科学省大臣官房文教施設企画防災部長 笠原隆史君、総合教育政策局長 餅月忠史君、初等中等教育局長 矢野和彦君、高等教育局長 池田孝君、高等教育局私学部長 寺門重近君、科学技術学術政策局長 佳木田康義君、研究開発局長 千原義之君、スポーツ庁次長 森剛志君、文化庁次長 郷田哲夫君の出席を求め、 説明を聴取したいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。質疑の申出がありますので、 順次、これを許します。
20:53
岩手県議士党の山田健二でございます。 質問の機会をいただきました。ありがとうございます。先日の森山文部科学大臣の所信説明、さらには、今般の経済対策における 文部科学省所管分野について、関連して質問させていただきたいと思います。まず、国策として進めている ギガスクール構想の一環として、一人一台端末を配布する。この一人一台端末の更新を、安定的、継続的に進めていくために、 地方自治体に基金を設けて整備をしていく。これに関連いたしまして、 一人一台端末を利用した授業、これは個別最適な学びと、 共同的な学びを進める方針ということで、進められているかと思います。タブレットを利用することによって、さまざまな図でも紙だとわからないものが、図を作ってみたり、移動画をやったりとか、あるいはインタラクティブ、双方向での授業だと、さまざまな使い方ができるということで、私自身はこれは大変有効だと考えております。一方で、世間では教育現場において、先生の教え方どおりの解き方をしないと、 正解にしないであるとか、先生が説明している問題から勝手に進んでしまってはいけないと、言われる場合なんかもあると聞いております。学術的な教え方によって、個々の生徒の意欲や個性が失われないようにしていただきたいと思いますが、個別最適な学びという考え方、これは実際の教育現場では共有されているのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
22:31
お答え申し上げます。現在、文部科学省では、公共に必須ツールである、一人一台端末を活用し、全ての子どもたちの可能性を最大限に引き出す、令和の日本型学校教育の実現に取り組んでいるところでございます。これには、子どもたち同士が互いの良い点や、可能性を生かしながら一緒に学ぶ、共同的な学びに加え、多様な子どもたちの一人一人の特性や、学習 の進度等に応じた、個別最適な学びが不可欠というふうに考えております。こうした学びを学校においても、より実現しやすくするため、文部科学省におきましては、小学校における35人学級の計画的整備、高学年強化担任制の推進等の教職員ペースの改善、支援スタッフの充実を図るとともに、一人一台端末を活用し、子どもたち一人一人の学習進度や興味関心等に応じた、実際の指導事例の紹介等に取り組んできておりまして、さらには、令和6年度の概算要求でございますが、具体的な実践を促進するための個別最適な学びと、共同的な学びの一体的な充実のための、指導の手引きの開発に必要な経費を計上しているところでございます。道半ばということではございますが、現在、先進的な取組や、さまざまな工夫された取組が、徐々に広がってきているというものと考えておりまして、今後とも、全国の学校現場で、共同的な学びとともに、個別最適な学びが充実するよう、必要な取組を進めてまいりたいと考えております。
24:07
ありがとうございます。使い方によって本当に有効なものですが、使わないと、これは全く意味がないと考えております。資料1をごらんいただけますでしょうか。多くの学校現場で、この一人一台端末の利活用が進んでいる一方で、9つの県では、授業での活用が月1回未満と答えた学校が存在しております。これらの学校では、なぜ活用されていないのか、その原因を個別に調査して把握をしているのか、これは文科省に伺いたいと思います。
24:42
お答え申し上げます。一人一台端末の活用頻度が低い自治体で、取組が進んでいない背景といたしまして、端末活用の意義や指導方法が十分浸透していないこと、また、指導者用端末が十分整備されていないというところもございます。さらには、ネットワーク環境が十分に整っていないなど、さまざまな課題があると承知しているところでございます。こうした格差を是正するため、文部科学省におきましては、各自治体から課題をきめ細かく聞き取りまして、具体的な改善策を提案するなど、伴走支援の取組を抜本的に強化しているところでございます。今月2日に閣議決定されました経済対策の内容を踏まえまして、必要な予算を確保しながら、ネットワークアセスメントの促進、全額国費によるアドバイザー派遣、指導者用端末の整備に関するハイレベルでの市長への直接的な働きかけ等の取組を加速させてまいりたいと考えております。
25:51
ありがとうございます。ぜひせっかく国費で投入して、端末を配布するわけでございますから、倉庫に眠ったまま使われることがないということがないように、もちろん使う意思はあるんだけれども、使いこなすノウハウがないという自治体には、しっかりサポートをしていっていただきたいと思います。一方で、ある県では報道によれば、大量の端末が故障して、事業で使えなくなったという例なども報告をされています。これは、高校の例だというふうには聞いておりますけれども、小中学校において国費でやはり整備していくので、安易に粗悪品を揃えて、実際に子どもたちが使えなくなって困るということがないようにしていただきたいと思います。自治体の裁量というのは当然あって、しかるべきだとは考えますが、国費で投入して整備を進める以上、一定の安全性や信頼性など、基準を示して質を担保すべきだと考えますが、文科省の見解をお聞かせください。
26:49
お答え申し上げます。ご指摘の端末の故障が多発している事案については、文部科学省としても承知しておりまして、私も明日その事情を直接お聞きすることとしております。文部科学省といたしましたが、ギガスクール構想の1人1台端末の整備に当たり、各自治体が使用書を作成する際の参考とする標準使用書を示してまいりましたが、これはパソコンのスペックに留まるものでございました。今後の端末更新に向けては、今般の事例も十分に検証の上、議員ご指摘の信頼性や安全性の観点も含め、丁寧なガイドラインをしっかりと示してまいりたいと考えております。
27:38
続きまして、文化芸術に関連してご質問させていただきます。文化芸術というのは、決して贅沢品とか贅沢なものということではなくて、人が人として生きていくために、なくてはならないものだと考えております。実は日本には、漫画、アニメ、それから音楽、現代アート、さらには伝統芸能を含めて、さまざまな世界に誇るべき素晴らしいコンテンツがたくさんあります。これをしっかりと支えていくことが必要です。なくならないように保存するというだけではなくて、これは日本の成長分野にもなり得る部分だと考えております。今般、この点を踏まえて、政府の経済対策におきましては、クリエイター等の育成、あるいは文化施設の交付化価値化に関連して、弾力的かつ複数年度にわたって支援ができるよう、基金を設けられることとされたと伺っております。この世界に誇る日本のコンテンツを生かして 、文化芸術をぜひ、日本の成長の原動力としていただきたいと考えますが、文科省の見解をお聞かせください。
28:41
日本の漫画、アニメ、音楽、現代アート、伝統芸能等のコンテンツは、海外でも高く評価されまして、我が国への理解や関心を高める役割を果たしており、委員おっしゃるとおり、我が国の成長の原動力であると認識しているところです。また、我が国の博物館、美術館や劇場などの文化施設は、さまざまなコンテンツを所蔵、展示、上演し、ソフトパワーの発信の場として重要な役割を担っております。今般の総合経済対策におきましては、与党における御議論も踏まえ、時代を担うクリエイター、アーティストの育成や、作品や資料等のデジタルアーカイブ化を含めた、博物館等の文化施設の機能強化について、独立行政法人日本芸術文化振興会を活用して、弾力的かつ複数年度にわたって支援することが盛り込まれております。文部科学省としましては、基金を活用した複数年度にわたる支援を通じて、クリエイター、アーティストの育成やその活躍、発信の場でもある文化施設の機能強化を進め、文化と経済の好循環の実現に向けて取り組んでまいります。
30:02
ありがとうございます。ぜひ進めていただきたいと思いますが、基金に関しては大変逆風な中で、新たな設置ということになりますので、これは我々はしっかり応援をさせていただきますけれども、これが無駄にならないように、そして無駄にならないだけではなくて、しっかりと意味のあるものにして、日本の文化が成長の原動力となるように、文化省におかれても、ぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。続きまして、いじめ不登校に関して、ちょっとご質問させていただきたいと思います。順番を前後 しますが、資料4をご覧いただきたいと思います。令和4年度のいじめ不登校に関する調査によりますと、不登校が約30万人になったと報告をされています。30万人になったということを大変有料すべき事態ではありますが、これはむしろ今まで出ていなかったものが顕在化しているということでは、認知の数が上がること、これ自体が直ちにダメだということではなくて、その背景をしっかりと分析する必要があると考えております。この資料4を見ていただくと、不登校の要因として、51.8%、約半数以上占めているのが、本人にかかる状況の無気力、不安ということで、本当かなという気はするんですけどね。よく言われる、いじめられている子がいじめられないように、学校に行くと、命の危険、身体の怪我をさせられる、身体の危険にさらされるものを取られるといったことのないように、非難している場合もあろうかと思います。ところがいじめというのは、この表を見ていただくと、0.2%、約674件、あまり実感としてあっているのかなという気もするんですが、どうもこの学校現場では、外していじめというものを認めたがらない傾向があるのではないか、というふうに考えております。無気力、不安というのは、あくまで結果であって、原因ではないと考えております。この無気力、不安51.8%の中には、実はいじめであったり、あるいは家庭環境、勉強についていけないなど、さまざまな要因があるはずだと考えております。なぜ無気力、不安となっているのか、その原因を分析すべきと考えますが、文科省はいかがでしょうか。
32:09
今、御指摘のございましたとおり、盲目科学省における令和4年度の問題行動等調査によると、不登校の要因の半数以上が、無気力、不安という結果が出ていることを踏まえまして、本年3月に策定した心 プランにおきまして、児童生徒の不登校となった要因等を把握するということとしております。それを踏まえまして、今年度の委託事業といたしまして、児童生徒本人や保護者、教職員等に対して、アンケート調査、問題行動調査は、教育委員会等を通しての調査でございますが、児童生徒本人や保護者、教職員等に対するアンケート調査を、令和4年度の問題行動等調査と関連づけて実施いたしまして、不登校の各要因の実態の分析等を、現在行っているところでございます。引き続き、児童生徒一人一人の状況に応じた支援を行うことができるよう、状況の把握を含め、必要な対策をしっかりと講じてまいりたいと考えております。
33:19
ありがとうございます。まず、不登校ということをしっかりと受け止めるとい うことは大事ですけれども、それで終わらすこともない。多くなったな、増えたなで終わることなく、しっかりどういう原因なんだと、その原因を突き詰めて、原因を取り除いていく。そのことによって不登校を解消していくということが重要だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。続きまして、いじめに関連して資料、これまた順番逆になりますけど、資料3をご覧いただけますでしょうか。まず、重大事態の発生件数が923件となった。これも大変多いというふうに報道されているんですが、私は実はこの数字は少ないと見ております。少なくていいという意味じゃないんですよ。重大事態扱いされているのが少ないのではないか。この資料3の一番下、黄色で塗っておりますけれども、ひどくぶつかられたり叩かれたり蹴られたりするというのが44,000件。近貧をたかられる6,000件。近貧を隠されたり盗まれたり壊されたり捨てられたりするが37,000件。嫌なこと、恥ずかしいこと 、危険なことをされたりさせられたりする6,8000件。パソコンや携帯電話等で誹謗中傷や嫌なことをされる24,000件。これだけでも合わせると179,000件になっております。これは犯罪に該当するような行為も含まれており、これだけのことをされているのに、学校現場では重大事態として認められていないんです。実際の被害実態に対して重大事態の認定が低すぎるのではないか。文科省のお考えをお聞かせください。
34:52
お答え申し上げます。いじめ防止対策推進法に基づき、本人が真摯の苦痛を感じている者は、積極的にいじめとして認知するよう求めておりまして、これには、些細な事案も含めて、法の定義に該当する者は、すべていじめの認知件数に含めているところでございます。他方、法や国の指針の認識不足により、重大な被害が生じた疑いの段階から、重大事態として取り扱っていない事案なども発生しておりまして、今、委員が御指摘になったように、重大事態として取り扱うべきものについて、適切に取り扱っていない事案があるといった課題もあると考えております。こうした認識の下、文部科学省では、法や国の指針について、学校現場の周知徹底を行うため、今年度から各教育委員会等に対する説明会の開催を拡充するとともに、重大事態調査報告書の収集分析を行いまして、いじめの早期発見や重大事態対応について、法律に沿った適切な対応がなされるよう、全国的な対策の改善強化を図ってまいりたいと考えております。
36:06
文科省さんはやっておられると思うんですよ。ただ、この話って今に始まったことではなくて、令和4年度の調査報告が出て初めて発生した話ではなくて、毎年毎年この報告が出ても、この件数というのは減っていないという事態。さらには、これだけの犯罪行為が行われているのに、学校現場では重大事態として認識をされていないということ、これが問題ではないかというふうに考えております。いじめという言葉、一言で告られて、一括にされているんですけどね、仲間外れにされたとか、仲良くしてもらえないというレベルの話ではなくて、先ほど申し上げたような行為というのは、暴行罪、障害罪であったり、窃盗罪、強括、そんなものであったりする、犯罪行為に該当するようなものだと思っております。こういったいじめの対応別の分析で、犯罪行為に該当するようなものが多数占めている一方で、警察に相談したり、通報した件数、これは資料2を見ていただければ、小さい字で恐縮なんですけども、わずか2,000件なんですね。2,014件。刑事訴訟法239条2項では、公務員には犯罪の告発義務というものがあるはずです。被害児童生徒の生命、身体を守ることを最優先として、職法行為を含めて犯罪に該当するような行為が発見した場合には、速やかに警察に相談、通報して連携をすべきと考えています。この点、文科省におかれては、2月に各都道府県や教育委員会等宛てに、通知も発出されていると伺っております。通知を出しただけで終わるということではなくて、これをしっかりと実行されるように、各自治体に徹底していただきたいと思いますが、文科大臣、ご見解をお聞かせいただけますでしょうか。
37:54
委員、ご指摘のとおり、犯罪行為に相当するいじめに対しては、学校と警察が密接に連携して対応することが必要で、当省では本年2月に犯罪に相当するいじめ事案については、直ちに警察に相談、通報を行い、適切な援助を求めなければならないこと、個別事案に係る日常的な情報共有や相談を行うことができる連携体制を構築することなど、警察との連携の徹底を求める通知を発出しております。文部科学省としては、本通知の徹底を図るため、教育委員会向けの説明会の開催を、昨年度より拡充して開催しております。そのほか、毎年度の調査において、いじめた児童生徒の対応として、警察に相談、通報した件数を把握するとともに、来年度の調査でありますが、警察との日常的な情報共有体制の構築状況について、新たに把握することを検討しているところです。学校現場での取組状況を確認しつつ、確実な警察との連携の実施を図ってまいりたいと考えております。
39:13
ありがとうございます。街中で人を殴ったりすると犯罪で捕まりますし、街中で人の物を取ったら、これ、窃盗罪で捕まるんですけれども、学校だと何となくいじめという言葉で、いじめはやめようとふわっとした言葉で、お互い注意して、みたいな話で終わってしまうので、こういう犯罪行使をしっかりと防止していく。これが被害児童を守ることであり、また、加害児童についても、さらなる犯罪に手を染めていかないためにも、早期の段階で教育を強制していくという意味でも、警察と連携していくことを徹底していただきたいと思っております。公教育の再生ということで、教師の働き方改革、あるいは一人一台端末を活用した学びの質の向上、さらには学校現場の安全・安心の確保、こういったことを含めて、公教育の再生に向けて取り組んでいただきたいと思います。以上申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
40:20
よろしくお願いいたします。本日はこうした機会をいただきましてありがとうございます。自由民主党の岸信夫です。今、山田先生からもいろいろとお話がありましたけれども、記者請憲に関わる子どもの真ん中社会、この実現のためには、子どものさまざまな学びの場というものをしっかりと整える必要があると思います。また、そうした中で、教育の環境を整えるということも必要なんだと思います。そんな中で、今全国的な教員不足、これについての取り組みについてお伺いをいたします。文部科学省の調査によれば、令和3年度の修行日の時点において、小・中・高等学校、そして特別支援学校で2558人の欠員が生じており、その後、令和4年度、および令和5年度の当初について行った調査でも、依然として厳しい状況があることが明らかとなっています。特に都市部に比べ、地方は全体的に少子高齢化、人口減少により、教員そもそもの担い手が不足をしております。人材確保の状況というものも、ますます厳しくなっております。一方で、先の財政制度等審議会の分科会においては、教員の不足の要因の一つは、近年の大量退職、そして大量裁量に伴う若手教員の産休や育休取得による、増加による影響があり、そして新卒の採用もあるとされています。しかし、新卒の採用試験、これの受験者数 は一定数を維持しているという結果も出ています。今後は定年延長の期間もあり、退職者が減少することで、教員不足は緩やかに改善する見込みという指摘もあります。とはいえ、その年その年の違いで教員の増減により、子どもの教育環境にばらつきが出てはいけないと思っております。現状の教員不足、こうしたところにもしっかり対応しなければなりません。これかなり都市部と地域で、地方で地域差があると思いますけれども、現状の教員不足の状況、これどのように認識をして、これからどうやって対策をとっていくのか、中長期的視点も含めて、取り組みをお聞かせいただきたいと思います。
42:41
はい、文部科学省 餅月総合教育政策局長。
42:45
お答え申し上げます。先生ご指摘のように、教師不足につきましては、全国的に重要な課題であると認識でございます。今お話しございましたように、現在の状況としては、大量退職、大量採用を早期としていました産休、育休の取得者の教員の増加、あるいは想定を回る特別支援学校、あるいは特別支援学級の増加に対応するための臨時講師の需要が拡大する一方で、正規採用者数の増加等によりまして、臨時講師の供給が減少しているという構造的な要因によるものと認識してございます。このような緊急臨時的な教師需要にも対応できる、なり手の厚みというものを我々が確保していくのが必要であるというふうに考えてございます。そのためには、学校における働き方改革、処遇改善、学校の指導運営体制の充実、教師の育成支援を一体的に進めていくということが大事であるというふうに考えてございます。その上で、現下の教師不足に対応するために、まず、現在教職に就いていない免許保持者、特別免許所の活用を含む新たな外部人材を発掘することが必要であるというふうに考えてございます。また、今ご指摘ございましたように、新規学卒での受験者数の動向といたしまして、過去5年の 推移を見ますと、小学校が横ばい、中高は減少傾向にあるところでございます。本年7月に教育委員会に対しまして、今後の教師の採用見通しを調査いたしましたところ、先ほどご指摘のように、地域によって、違和感、ばらつきはございますけれども、全国の大量退職のピークを過ぎているということ、あるいは低年長もあるということでございまして、今後、先ほど申し上げました退職者数と採材者数のバランスというのが、徐々に解消されていくものというふうには考えてございます。ただ、その採材者数の縮小というものがありますけれども、これが採用倍率が改善はするものの、地域によってはやはり状況が異なるということもございます。そのため、教師不足が全体的に解消するかどうかということに関しては、余談をもって申し上げることができないというふうに考えてございます。いずれにしましても、文部幹事長といたしましては、教師の成り手を十分に確保して、教師を目指す心差しの高い方に、学校現場に入っていただくということが大変重要であるという認識のもとで、教職の未来向上、学校における職場環境の改善に取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
45:28
ありがとうございます。教員不足というものは、なかなかすぐには解決できない問題かと思いますけれども、しっかりと機運を醸成したりとか、また教員の成り手、もっと若い世代の人たちへの教育とか、そういった部分を充実させていくことも必要だと思いますし、また教員以外でも、しっかりと学校の働き方というものをサポートできる人材というものはいらっしゃると思います。続いて、学校における働き方改革、そして教員の処遇、そして指導運営の体制充実等についてお伺いしたいと思っております。学校における働き方改革にいたしましては、平成31年の中教進の答申等を踏まえて取り組みが進められていると承知しておりますけれども、文科省の令和4年度教員勤務実態調査によれば、平成28年度の調査と比較において、教員の時間外勤務の状況が一定程度改善したという結論が出ている一方で、依然として長時間の勤務、これの教員が多い実態が明らかとなっています。全 日本教職員連盟からの要望等々でも、いろいろとお話があったんですけれども、令和元年から令和4年度の4年間、教員業務支援員を配置した小中学校の教員に対して、1週間の勤務時間を調べました。そしたら、配置前は平均だいたい1週間で50時間、令和4年度には45時間、だいたい約5時間程度の短縮が見られています。これ、確かに教員業務支援員というものをしっかり配置すると、もともといらっしゃった教員の方々の負担というものが確かに低減されていると思いますけれども、依然としてまだまだ不十分な面もあると思います。これもやはり、都市部と地域、地方によってばらつきが出ている。例えば、そもそもの支援員の確保自体ままならない、そういった地域もあるということで、こういうふうな人員が配置できるところについては効果が出ていますが、なかなか地域によってもばらつきが出ている。現状、こうした対策だけでは、まだまだ不十分、また業務時間を教員だけで削減しようとしても、なかなか難しくなっているという、こういった現場の声もあります。これを支援員というものをさらに活用していく、またそこにしっかりと予算付けをしていくという方針があるのか、またこれ今、ちょうど中京市にでも議論がいろいろと行われていると思いますけれども、今後どういった取り組 みをなされるのか、お伺いしたいと思います。今、委員から御指摘のあったとおり、4月に公表した勤務実態調査によりますと、在校等時間が減少しており、学校における働き方改革の成果が着実に出つつある。しかしながら依然として長時間勤務の教師も多いことから、引き続き取り組みを加速させていく必要があるということも認識しているところでございます。課題につきましては、8月の中央教育審議会の緊急提言でございますが、業務の精選、適正化については一定程度進捗しているものの、これも委員から御指摘がありましたとおり、地方自治体や学校間の取組状況に格差があること、持続可能な勤務環境整備等のための国による予算確保が必要であることなどが指摘されております。これらを受け、文部科学省としては、業務の精選見直しのそれぞれの主体における具体的な対応策の例を速やかに示したほか、教師を取り巻く環境整備のための必要な予算をしっかりと確保できるように努めているところでございまして、引き続き、さらなる学校における働き方改革の推進に向けて、文部科学省が先頭に立って、必要な取組を進めてまいりたいと考えております。
49:58
ありがとうございます。これは教員不足というものも、支援員の不足というものも、しっかりそういった人員不足というものを全体的に考えていかなければいけないんだろうなと思います。こうした教育現場、かなり人員が不足している、またなかなか働き方改革が厳しい部分もあるという中で、これ、部活動の地域移行についてもお伺いをしていきたいと思います。これ今、先ほどまで申し上げましたとおり、なかなか都市部と地方によって地域差があると、教育の格差もあるというところでありますけれども、昨今、教員の負担軽減、少子化などにより、学校の部活動、地域移行の取組が進められていると承知をしております。昨年12月には、スポーツ庁及び文化庁により、学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドラインが策定されました。令和5年度から令和7年度までの3年間、改革推進期間としてこれを位置づけ、まずは、休日の部活動の地域連携を地域のクラブ活動へ移行されると、こうした話になっています。これまた、地域の事情に応じて可能な限り早期な実現を、ということになっておりますけれども、今、私の選挙区ではかなり、なかなか人口が減少しておりまして、なかなか厳しい実態もございます。今、令和7年度末に向けて、休日の部活動、これの外部移行が段階的に今、進められておりますけれども、学校関係者や地域のスポーツ団体等の代表者、この方と協議が今、進められています。しかし、指導者への車例、また部活動費、そして新しい負担、こういったものが、例えば、移動ですね、バスで全体的に移動しなければいけない地域ですとか、宿泊、そしてスポーツ場の使用料等々ですね、活動に、またこれ必要な備品というものも、スポーツで、またスポーツごとに、またいろいろなクラブ活動ごとに、いろいろなものがあると思います。これ、3カ所の負担になるという懸念もございます。このほかですね、指導者の時間の確保、こういったものもなかなか課題となっておりますし、日没後の活動を行う場合は、屋外の運動場、こうした照明の設備、照明設備の使用料というものもございます。地方公共団体側にもですね、こうしたところで新しい負担が生じることも考えられますけれども、このような懸念を踏まえてですね、各地方公共団体、そして学校部活動の地域活動への円滑な移行、こうしたところをですね 、しっかりと財政支援をお願いしたいと思って考えておりますけれども、今ですね、そこら辺はどういうふうな規模感でやられようとしているのか、現場のですね、指導者の方々、またお子さんが不安にならないように、ぜひですね、ご教示いただきたいと思います。
53:27
お答え申し上げます。今ほど指摘がございました、部活動の地域移行についてでございます。少子化の中でも子どもたちがスポーツや文化芸術活動、こういった活動に親しむ機会を確保するため、部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行に向けた環境の整備を進めていくことが極めて重要だと認識しております。このため、令和5年度から部活動の地域移行等に向けました実証事業として約11億円、これを計上し、例えば運営団体の体制整備や指導者の確保、あるいは参加費の負担軽減の支援など、こういった各自治体の実装に応じた多様な取組を支援しているところでございます。また、令和6年度概算要求 におきましては、実証事業の箇所数を増やすとともに、新たに先導的に取り組む地域を重点的にしていたしまして、抗議対応を推進するための経費など約27億円、これを計上しているところでございます。加えまして、今ほど御指摘がありましたスポーツ用具や照明施設でございますが、これにつきましては、日本スポーツ振興センターの女性事業について支援を申し上げているところであります。今ほど先生からいろいろな御指摘をいただきました。そういったことをしっかりと文科省として踏まえながら、引き続き必要な支援、何ができるかをしっかり検討してまいりたいと思います。
55:04
部活の地域移行というものは、なかなか今までとは条件が違う。いろいろ子どもの取組の環境というものも変化しているという中で、大変御三方も不安に思う部分があると思います。実は私も高校まで野球部に所属をしておりまして、この部活動については学校単位でやるものだと、昔の考えがありました。なかなかこれを地域に移行するということが、子どもたちの考えとか、そういったところにも少し影響してしまうんじゃないかなと。例えば学校単位でのスポーツの競技大会に出ていくときに、今までどおりの教え方をしていなければ、今までどおりにスポーツに打ち込めない、そういう気持ちの部分でもケアが必要なのではないかと思います。また、今、受賞事業のお話が出ていましたけれども、今、なかなか進行中の話だと思うんですが、具体的に何箇所、全国でそういった受賞事業を行う予定になっているのかと、あとはそれがまた都市部と地域により、箇所として差が出ていないか、こうしたところも伺っていきたいと思います。また、学校部活動の受け皿となる地域クラブ、これがある地域とない地域、そもそも人口が少なかったりですとか、そういうふうに教える、指導できる方がいらっしゃらない、そういった地域の方についてはどうしていくのか、また外部からそうした人材を指導者の方々、面倒が見れる方々を呼んでくる、そうしたところもしっかりサポートができるのか、ということも伺ってみたいと思いますし、また、子どもたちが希望するスポーツとか、希望する部活動というものを継続してやらせてあげるというのが、地域移行するにあたっても大切になると思いますので、ここら辺のあたりの政策、何かありましたら教えていただきたいと思います。
57:26
お答えいたします。2点いただいたかと思います。1つは実証事業の規模感でございます。お答え申し上げます。今年度の実証事業につきましては、運動部活動の地域移行につきましては339カ所、部活動につきましては93カ所で実施しているところでございます。その中で、他の地域でも十分参考となるような多様なモデル、こういったものが創出されつつあるものと認識しております。また、6年度外参要件につきましては、新たに国レベルで課題を整理・検証するとともに、地域クラブ活動の多様なモデルや、それに至るプロセス、こういったものを分析・検証する経費、さらには、平日の移行も視野に入れた、休日と平日の一体的指導に係る、そういった経費も盛り込んでいるところでございます。今後、今申し上げました実証事業の評価・分析、あるいは課題の解決策の検討等を行い、その成果を実態に示すことで、部活動の地域クラブの移行を推進してまいりたいと思っております。加えまして、今、都市部と地方部の違いという御指摘がございました。まさに御指摘のとおりかと思っています。特に、地方におきましては、地域クラブ活動の運営主体であったり、人材の確保については極めて難しいといった声も聞こえてきてございます。このため、あの6年度の概算要件におきましては、指導者の質の保障であったり、領土確保とともに自治体が多様な取組を支援す る経費、これを拡充するとともに、合わせて複数の自治体で共同の取組が可能となるような、そういった講じ例などを炙り出していく形で支援していきたいなというふうに思ってございます。また、これは文科省でございますけれども、地域スポーツクラブ活動アドバイザー事務局というものをお分けでございます。こういったところに各自治体からの、そういった生の声をいただきながら、しっかりとアドバイスさせていただき、連携移行に向けた支援を行ってまいりたいと思います。先生、お話しいただきました、今ちょうど部活動過渡期に向かえていると思います。働き方改革で始まりましたが、実際は子どもたちのスポーツや文化、芸術活動に達成ある時間であったり、その機会が知られつつあるといった、そういった危惧の声も聞こえておりますので、そういった諸々の大きな声をしっかりと受けながら、文科省としてもしっかりと取組を進めてまいりたいと思います。
1:00:05
ありがとうございます。教員の方も、今の働き方改革、不安に思っていると思いますし、また、お子さん方の部活動というものも、お子さん方の今十何年生きてきた中で、本当に一生懸命打ち込まれているという日々の活動だと思います。こうしたところを、しっかり不安を解消していただくということも必要だと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。質問を終わります。ありがとうございました。
1:00:49
公明党の浮島智子でございます。1年間の総務委員長の任を終えて、1年8ヶ月ぶりに、この文科委員会で質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。本日は、全ての子どもたちに学びの扉が開かれている社会、そして、一人一人に光を当てた教育、誰一人取り残されない教育の実現に向けた、喫緊の課題について質問をさせていただきたいと思いますので、どうか大臣におきましては、積極的な御答弁をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。まず、大学1年生の全期授業料の無償化について、お伺いをさせていただきたいと思います。家庭の経済的環境によって、子どもたちの進学が遮ることがあってはならないと思います。そのため、我々公明党は、高校教育から高等教育にわたり、奨学金や奨学支援金の拡充に生かして取り組んできたところであります。2020年度からスタートした高等教育に関する給付型奨学金、また、事業料減免を行う就学支援、新制度につきましては、公明党の強い働きかけにより、多世帯や離婚の受け入れの分野に進学する中間層の学生さんまで拡大されます。しかし、ここにとどまっていてはいけないと思います。経済的な理由で学びを諦めることがない社会を構築し、安心感を持って子育てができるよう、2030年度までに、大学等の高等教育の 無償化を実現すべきであります。先月の26日参議院の本会議において、我が党の山口代表は、まず、入学金や教材の購入、転移費用などで、特に経済的負担が大きい大学や専門学校等の1年生の全期分の授業料を無償化してはどうか、という質問をさせていただきました。岸田総理からは、多世帯の学生等に対する授業料等減免について、さらなる支援拡充を検討し、年末までに具体化を進める、との答弁があったところでございます。この多世帯の支援、これはもちろん大事なことであります。しかし、若いご夫妻は、扶養する子どもが3人以上になると、高等教育の授業料の支援が受けられるから、子どもを産み育てようと思うでしょうか。現場でお話を伺いすると、教育費の負担が大きい、子どもが欲しいけれども所得が十分でなくて、子どもの希望をかなえる教育の投資ができない、とのお声を多く聞いているところであります。少子高齢化の中で、森山大臣の所信にも、高教育の再生は、少子化対策と経済成長の観点からも重要ですとありました。まずは、多世帯世代をしっかり支えることを優先しつつ、今後、子どもが何人であろうとお金がかかる大学専門学校等の1年生の全期は無償になるよう、仕組みを講じすることが必要だと思います。そのことが、結婚して子どもを産み育てて、子どもの学びたいという意欲に、社会が応えてくれるという安心感にもつながると思います。そこで大臣にお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、年末に向けて、大学や専門学校等の1年生の全期分の授業料の無償化を検討するにあたっては、まず、多世帯を対象とするならば、所得制限は撤廃すべきだと思いますが、いかがでしょうか。また、多世帯は現在、扶養する子どもが3人以上となっておりますけれども、子どもが2人の世帯は、授業料の半額を支援するといった仕組みも必要ではないでしょうか。以上2点について、大臣の御見解をお伺いいたします。
1:04:22
浮島委員から2点の御提案をいただきました。1点目の、多世帯の学生等を対象とした支援の所得制限につきましては、本年6月の子ども未来戦略方針において、授業料等減免を対象に、執行状況や財源等を踏まえつつ、対象年収の拡大も含め、さらなる拡充を検討し、必要な措置を講ずることとしております。年末までに具体化を進めてまいります。2点目の、子どもが2人の世帯への支援につきましては、実際の子どもの数が、理想の子どもの数を下回る理由として、教育費を上げる割合、これは理想の子どもの数が3人以上の場合、特に顕著でございます。少子化対策としての効果を考え、まずは子どもが3人以上の世帯を対象としているわけです。今回の、多種世帯の学生等への支援の考え方につきまして、御説明したところでございますが、多種世帯支援に当たっては、所得制限を設けな いことなどの、委員からの御提案について、しっかり受けとめ、対象年収の拡大も含め、検討してまいりたいと考えております。
1:05:39
提案をしっかりと受けとめていただくということで、ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。この少子化対策といたしましては、まず第一種を生もうと思っていただくことが大切だと思っております。まずは、多種世帯から穴を開け、そして子どもたちを持つことがしっかり計画が立てられるようにするためにも、第一種からも、全期事業料の実質無償化を目指すべきであると思いますけれども、大臣の御見解をお伺いいたします。
1:06:11
高等教育費の負担軽減につきまして、当初としましては、まずは、子ども未来戦略方針の加速化プランに盛り込まれた内容を具体化し、しっかりと実行していくことが重要であると考えております。その後のことにつきまして、今の段階でお答えすることは、まだちょっと困難でございますけれども、少子化対策の観点から、委員の御指摘を踏まえ、限られた財源の中で、どのような子ども、家庭を支援していくのが望ましいか、という観点から考えていく必要があると考えております。
1:06:49
指摘をしっかりと受け止めていただいたと思わせていただくので、よろしくお願いいたします。また、総理の発言にも、次元の異なる少子化対策という言葉がありましたので、ぜひとも大臣を先頭に頑張っていただきたいとお願いをさせていただきます。次に、公教育の再生についてお尋ねをさせていただきたいと思います。先週の11月の2日に閣議決定された経済対策においては、教育のDXフロンティア戦略の推進と文化芸術によるソフトパワーの形成、展開、また教育DXフロンティアの戦略の推進をはじめとする公教育の再生が柱立てとして明記がなされたところでもございます。これは我々が強く申し入れをして、柱立てに入れるべきだということで入れていただいたところでもありますけれども、文部科学省はこれからも公教育や文化芸術の重要性をこれまで以上にしっかりと発信をし、経済対策や骨太方針において重要な柱立ての一つとして、公教育や文化などがしっかりと位置づけられるようにしていただきたいと要望をさせていただきたいと思います。また、この公教育の再生は喫緊の課題です。まずは、不登校児童生徒の対策、このと学びの多様化、これはしっかりとやっていかなければなりません。文部科学省は、過日の令和4年度の児童生徒問題行動、不登校等制度指導上の諸課題に対する調査、この結果を発表、公 表されました。この調査結果によりますと、小中における不登校児童生徒は29万9,048人、前年度の24万4,940人に対して5万4,108人の増加、そして率にして22.1%の増加となり、過去最多となりました。在籍の児童生徒を占める不登校児童生徒の割合は、昨年度は2.6%、これに対し3.22%となりました。私は、子どもたちが安心して生き生きと学べる環境をつくるには、一人一人の子どもの特性に応じた、きめの細かいケア、そして学校の仕組み自体に、変容の双方が必要だと思っています。そこで大事にお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、先週の12月かつき決定されました、エフレ完全脱却のための総合経済対策において、不登校児童生徒の学びの継続を支援するため、自分のクラスに入りづらい児童生徒のための、校内教育支援センターの設置が盛り込まれたところであります。子どもの特性に応じたケアをしていくという観点から、大変重要な取り組みだと思います。文科省は、この校内教育支援センターの整備は、5年をかけて行う計画だとお聞きしているところでございますけれども、それでは遅すぎます。ぜひ、スピード感を持って、2年、3年のうちに、集中的に整備を図るべきだと思いますけれども、大臣の御見解をお伺いさせていただきたいと思います。また、不登校のお子さんへの保護者の支援、ここも大切です。私が座長を務めさせていただいております、不登校支援PTでも、保護者と意見交換、また、いろいろな学校、子どもたちとも、話をさせていただいたところでございますけれども、保護者に対するこの支援というのは、極めて重要だと思いますけれども、併せて大臣の見解をお伺いさせていただきたいと思います。
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校内教育支援センターは、自分のクラスに居づらい時や、