19:35
これより、予算委員会第3分区会を開会いたします。令和5年度一般会計予算、令和5年度特別会計予算及び、令和5年度政府関係機関予算中財務省所管について、昨日に引き続き質疑を行います。この際、分科委員、各委員に申し上げます。質疑の持ち時間はこれを厳室され、議事進行にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
19:59
政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。朝野聡君。
20:12
おはようございます。国民民主党の朝野聡でございます。
20:17
本日は予算分科会、第三分科会ということで、今日は予備費、そして子ども子育 てに係る所得制限の撤廃等について、質疑の中で取り上げさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
20:33
まず予備費について、大臣に質問させていただきたいと思います。今回、今審議がされております令和5年度予算案の中で、コロナ分科高対策予備費については4兆円計上がされております。
20:51
この積算根拠について、これから質問させていただこうと思うんですが、2月10日の委員会質疑の中で、まずは同様な質問をさせていただいた際、金子大臣政務官の方からはこのような答弁をいただきました。
21:10
まず、予備費を計上する際に考慮した項目として、新型コロナの感染拡大や物価の高騰、そして世界的な景気交代、それが我が国の景気を下押しするリスクなど、こういったことを念頭にして、
21:31
令和5年度までの予備費計5兆円規模を維持するために、この4兆円というものを計上したという答弁がございました。
21:42
私が本日伺いたいのは、これまで想定できるリスクについては、一般会見に予算計上をして、予備費ではなく、ちゃんと秘目を設けて計上すべきではないかという考えに立って、いろいろな質疑をさせていただいているのですが、
22:06
とりわけコロナ対策ですとか、エネルギー価格の高騰というのは、コロナももう4年目に入りましたし、あとはエネルギー価格、特に電気代の値上がりについては、一定程度、民間企業からも値上げ申請があり、どの程度値上がりをするかというのがある程度見込めているものであります。
22:30
一定程度予測できるものについては、事業費として計上するべきではないかと思っております。また、金子大臣政務官の方からは、令和3年度には予備費4.6兆円、そして令和4年度には予備費4.9兆円を使用したから、今回の予備費規模も決して課題ではない、そのような答弁をいただきました。
22:54
ただ、過去にこれぐらい使ったから、今回もこのぐらい用意しておいていいんだという理由は、やや国民からすると説得力に欠けるのかなということも感じておりますので、ぜひその点、この予備費の積算根拠、また今、予算案に対する妥当性について答弁を求めたいと思います。
23:20
おはようございます。新型コロナの感染拡大でありますとか、物価の高騰、これは国民生活や事業活動に大きな影響を与えうるものでありますけれども、今後の推移や影響の範囲等について、確たる見通しを申し上げることは困難ではないかと思っております。また、世界的な景気交代など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスク、これにも十分注意する必要があると考えます。こうした点を踏まえまして、令和4年度当初予算と同規模の不確立性への対応予録を確保すべく、昨年度の第2次補正予算で計上したウクライナ情勢経済緊急対応予備費1兆円を引き続き計上するとともに、コロナ物価予備費につきましては4兆円を計上することといたしました。お尋ねのございましたコロナ物価予備費の計上金額4兆円の考え方でありますが、これはただいま申し上げたものでありまして、令和3年度や令和4年度の使用実績を直接積算根拠としたものではございません。他方、今般のコロナ物価予備費4兆円という金額につきましては、令和3年度や令和4年度の使用実績との関係では必ずしも課題ということにはならないのではないかと考えているところでございます。そして、朝野先生から予測できる事業は予算計上すべきではないかというお話ございましたが、このご指摘について申し上げますと、予備費は予見しがたい予算の不足に当てるための万全の備えとして計上しているものでありますけれども、憲法第87条や財政法第24条におけます予見しがたいとは、支出を要する事柄自体が予見しがたい場合だけではなく、事柄は予見できるが、予見し得るが、その金額が予見しがたい場合も含まれると解されているところでございます。新型コロナの感染拡大や物価の高騰は、国民生活や事業活動に大きな影響を与え得るものでありますが、現時点において今後の推移や影響の廃棄等について、かくたる見通しを立てることは困難であるため、具体的な予算を見込み、予算を計上することも難しいのではないかと考えております。浅野寿司君。はい、ご答弁ありがとうございました。今のような質問をさせていただいた背景について申し上げますと、やはり今国会においては防衛費財源確保法の審議もこれから予定をされておりまして、使わずに執行されずにある予 算ですね、決算常用金、この一部が防衛費の財源に充てられるかのことをですね、今議論されております。ですので、この予備費が余りに課題になって、その余り分がですね、大きくなってしまうと、それが結果的に防衛費の財源に回ってしまうんではないか。その吉安氏は別にしてもですね、そのような可能性を残しておくことが国民の間で不安や疑念を生じさせるのではないかと、こういったことを懸念しての質問になります。次の質問に移りたいと思うんですが、今私が少し申し上げました、この予備費を使わずに余った分ですね、この余った分はその後決算常用金として一般会計に繰り入れられるということは、今の制度上論理的にあり得るのかどうか、このあたりを御答弁いただきたいと思います。
27:41
御指摘の予備費を含めた歳出予算につきましては、結果として不要が生じること、これはあり得ますけれども、歳出に不要が生じることが見込まれる場合には、税収等の動向も見極めながら、特例交際法の規定に基づいて特例交際の発行額の抑制に努めることとしております。