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ただいまから、地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。去る12日、磯崎哲次君が委員を辞任され、その補欠として羽賀美知弥君が選任されました。令和5年3月、予備費使用に関わる低所得者世帯給付金に関わる差し寄せ金取等に関する法律案を議題といたします。提出者、衆議院地域活性化子ども政策デジタル社会形成に関する特別委員長、橋本岳君から趣旨説明を聴取いたします。橋本衆議院地域活性化子ども政策デジタル社会形成に関する特別委員長、どうぞ。ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容をご説明申し上げます。今般政府は、物価高騰の影響を受けた生活者等に対し、地方公共団体が地域の実情に合わせて必要な支援をきめ細やかに実施できるよう、令和5年3月予備費により、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金のうち、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を増額するとともに、新たに低所得世帯支援枠を措置したところであります。本案は、この令和5年3月予備費による住民税・非課税世帯等に対する3万円を上限とする給付金について、その支給の趣旨に鑑み、その支給を受けることとなった者が、自ら給付金を使用することができるようにするため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は次のとおりであります。第一に、令和5年3月予備費使用に係る低所得者世帯給付金の支給を受ける権利の差し押さえ等を禁止するとともに、給付金として支給を受けた金銭等の差し押さえを禁止することとしております。第二に、租税そのほかの効果は、給付金として支給を受けた金品を標準として化することができないこととしております。なお、この法律は交付の日から施行することとしております。以上が本案の提案の趣旨及び内容であります。何卒御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。以上で趣旨説明の聴取は終わりました。これより質疑に入ります。別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。令和5年3月予備必要に係る低所得者世帯給付金に係る差し押さえ禁止等に関する法律案に賛成の方の挙手をお願います。全会一致と認めます。よって本案は全会一致をもって、原案通り可決すべきものと決定いたしました。なお審査報告書の作成につきましては、御力委員長に御一人願いたいと存じますが、御異議ございませんか。御異議ないと認め、採用決定いたします。本日はこれにて散会いたします。