6:20
これより会議を開きます。この際、決院中の国土審議会委員1名の選挙を行います。つきまして は、本選挙はその手続きを省略し、議長において指名することに、ご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。よって議長は国土審議会委員に森本真嗣君を指名いたします。この際、国家公務員等の任命に関する件についてお諮りいたします。内閣から情報公開個人情報保護審査会委員に野田孝史君を任命することについて、本院の同意を求めてまいりました。これより採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。(賛成)総員起立と認めます。よって、全会一致をもって同意することに決しました。日程第一、国立健康危機管理研究機構法案。日程第二、国立健康危機管理研究機構法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案。いずれも内閣提出衆議院送付、以上両案を一括して議題といたします。まず、委員長の報告を求めます。
8:48
ただいま議題となりました両法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。まず国立健康危機管理研究機構法案は、感染症その他の疾患に関し、調査研究、医療の提供、人材の要請等を行うとともに、国民の生命及び健康に重大な影響を与える恐れがある感染症の発生及び蔓延において、疫学調査から臨床研究までを総合的に実施し、科学的知見を提供できる体制への強化を図るため、国立感染症研究所と国立研究開発工人、国立国際医療研究センターを統合し、国立健康危機管理研究機構を設立しようとするものであります。次に国立健康危機管理研究機構法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案は、国立健康危機管理研究機構法の施行に伴い、関係法律について所要の規定の整備を行おうとするものであります。委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合する必要性、国立健康危機管理研究機構による科学的知見の提供の在り方、地方衛生研究所等の体制強化に向けた取組等について質疑を行いましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。質疑を終局し、討論に入りましたところ、立憲民主、社民を代表して川田隆平理事より 両法律案に反対、日本共産党を代表して倉林昭彦委員より両法律案に反対、令和新選組を代表して天端大輔委員より両法律案に反対の旨の意見がそれぞれ述べられました。討論を終局し、順次採決の結果、両法律案はいずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。なお両法律案に対し、負担決議はされております。以上、御報告申し上げます。
11:12
これより両案を一括して採決いたします。両案に賛成の諸君の起立を求めます。【賛成の声】過半数と認めます。よって両案は可決されました。
11:37
日程第三、孤独・孤立対策推進法案、内閣提出衆議院総補を議題といたします。まず、委員長の報告を求めます。
12:09
ただいま議題となりました法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過と結果を、ご報告申し上げます。本法律案は、近時における社会の変化を踏まえ、孤独・孤立の状態にある方への支援等、孤独・孤立対策の推進を図るため、その基本理念、国等の責務、施策の基本事項、孤独・孤立対策推進本部の設置等について定めようとするものであります。委員会におきましては、孤独・孤立対策地域教育会の在り方、NPO、社会福祉教育会及び民生委員、児童委員等への支援、地方公共団体との連携、子どもや高齢者の孤独・孤立への対応策等について質疑が行われましたが、その詳細は、会議録によってご承知願います。また、審査に先立ち、孤独・孤立対策に取り組むNPOの視察を行いました。質疑を終局し、討論に入りましたところ、令和新選組の大島委員より反対の旨の意見が述べられました。ついで採決の結果、本法律案は多数をもって、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。なお、本法律案に対し、不対決議を行いました。以上、報告申し上げます。
13:44
これより採決をいたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって本案は可決されました。
14:07
日程第4、道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路保有債務返済機構法の一部を改正する法律案、内閣提出衆議院総補を議題といたします。まず、委員長の報告を求めます。
14:47
ただいま議題となりました法律案につきまして、国土交通委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。本法律案は、高速道路その他の料金を徴収する道路の適正な管理及び機能の強化を図るため、高速道路の料金の徴収期間の満了の日の延長、道路の通行等に係る料金徴収の対象の明確化、高速道路において通行者等の利便の確保に資する施設と一体的に整備する自動車駐車場に係る貸付制度の創設等の措置を講じようとするものであります。