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ただいまから国土交通委員会を開会 いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに串田誠一君が委員を辞任され、その補欠として青島健太君が選任されました。理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、現在、理事が1名決意となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、選例により、委員長の指名にご一人願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。それでは、理事に石井光子君を指名いたします。道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路保有債務返済機構法の一部を改正する法律案を議題といたします。政府から趣旨説明を聴取いたします。
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おはようございます。ただいま議題となりました、道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路保有債務返済機構法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、ご説明申し上げます。高速道路について、近年、道路構造物の点検を強化したことにより、重大な損傷の発見が相次いでいることから、道路構造物の抜本的な性能回復を図る更新事業を推進する必要があるとともに、国土強靭化等の社会的要請を踏まえ、四車線化等の必要な事業についても推進する必要があります。また、併せて、高速道路料金の見払いがあった場合の事後徴収の強化や、サービスエリア及びパーキングエリアの機能の高度化を図っていく必要があります。このような趣旨から、このたびこの法律案を提案することとした次第です。次に、この法律案の概要につきまして、ご説明申し上げます。第一に、高速道路の更新事業等に必要な財源を確保するため、料金徴収期間を延長することとしております。併せて、債務の返済を確実に行うため、債務返済期間を設定することとしております。第二に、高速道路料金について、車両の運転者または使用者に請求できることを明確化するとともに、高速道路株式会社等が、軽自動車及び二輪車の車両の使用者の情報を取得することができることとしております。第三に、サービスエリア及びパーキングエリアにおける、利用者の利便の確保に資する施設と一体となった駐車場の整備に対して、新たな財政支援を行うこととしております。そのほか、これらに関連いたしまして、所要の規定の 整備を行うこととしております。以上が、この法律案を提案する理由であります。この法律案が速やかに成立いたしますよう、御審議をよろしくお願い申し上げます。以上で、趣旨説明の聴取は終わりました。法案に対する質疑は、後日に譲ることといたします。参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。道路整備特別措置法及び独立行政法人日本高速道路保有債務返済機構法の一部を改正する法律案の審査のため、来る23日午前10時に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。御異議ないと認めます。なお、その人選等につきましては、これを委員長に御一人願いたいと存じますが、御異議ございませんか。御異議ないと認め、採用決定いたします。します 本日はこれにて散会いたします