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ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告い たします。昨日までに山本恵介君、高木真理君及び竹内真嗣君が委員を辞任され、その補欠として竹見恵蔵君、福山哲郎君及び山口夏夫君が占任されました。投資の相互促進及び相互保護に関する日本国とバーレン王国との間の協定の締結について承認を求めるの件、所得に対する租税に関する二重課税の除去、並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とアゼルバイジャン共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、及び所得に対する租税に関する二重課税の除去、並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とアルジェリア民主人民共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上3件を一括して議題といたします。政府から順次出資説明を聴取いたします。
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ただいま議題となりました3件につきまして、提案理由をご説明いたします。まず、投資の相互促進及び相互保護に関する日本国とバーレン王国との間の協定の締結について承認を求めるの件は、令和4年6月23日に協定の署名が行われました。この協定はバーレンとの間で投資の拡大によ る経済関係を一層強化するため、投資の促進及び保護に関する法的枠組みについて定めるものです。この協定の締結は、定額庫庫における投資環境の整備を促すとともに、両国間の経済関係の更なる緊密化に大いに資するものと期待されます。よってここにこの協定の締結についてご承認を求める次第であります。次に、所得に対する租税に関する二重課税の除去、並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とアゼルバイジャン共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、令和4年12月27日に条約の署名が行われました。この条約は、アゼルバイジャンとの間で現行の租税条約の内容を全面的に改正するものであり、投資所得に対する厳選遅刻課税の更なる減免等について定めております。この条約の締結により、脱税及び租税回避行為を防止しつつ、アゼルバイジャンとの間で課税権の調整がより効果的に行われることになり、両国間の人的交流及び経済的交流が一層促進されることが期待されます。よってここに、この条約の締結について御承認を求める次第であります。最後に、所得に対する租税に関する二重課税の除去、並びに脱税及び租税回避の防止のための日本国とアルジェリア民主人民共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件は、令和5年2月7日に条約の署名が行われました。この条約はアルジェリアとの間で二重課税の除去を目的として、投資所得に対する厳選地国課税の減免等について定めるものです。この条約の締結により、脱税及び租税回避行為を防止しつつ、アルジェリアとの間で課税権の調整が効果的に行われることになり、両国間の人的交流及び経済的交流が一層促進されることが期待されます。よってここに、この条約の締結について、ご承認を求める次第であります。以上3件につき、何卒御審議の上、速やかに御承認いただきますようお願いいたします。以上で、出説明の聴取は終わりました。3件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。