19:44
これより会議を開きます。平成30年度決算ほか2件及び、令和元年度決算ほか2件を議題といたします。第一文化会内し、第四文化会への各文化会は、去る4月24日審査を行いました。この際、各文化会主催より、それぞれの文化会における審査の報告を求めます。
20:11
おはようございます。まず、第一文化会の審査について、御報告を申し上げます。本文化会は、公室費、国会、裁判所、会計検査員、内閣、内閣府本部、警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、外務省及び環境省所管、並びに他の文化会所管以外の国の会計について審査を行いました。主な質疑事項でありますが、政府開発援助で資金供与したNGO団体と旧統一協会との関係性について調査する必要性、東日本大震災からの復興に関連して被災者の心のケアを継続する必要性、復興財源の在り方及び福島イノベーションコースト構想の更なる発展の必要性、日本銀行の長期金利操作の出口戦略の考え方、法令違反が生じた場合の消費者庁の対応の在り方、基礎研究の底上げ及びその成果の社会実装を図る必要性、児童扶養手当の増額及び所得制限の緩和を検討する必要性、オンラインカジノの対策強化の必要性、災害時の避難所における生活環境の向上を図る必要性等であります。なお、質疑の詳細につきましては、会議録により御承知をお願いたいと存じます。以上、御報告申し上げます。
22:02
第二文化会の審査について御報告申し上げます。本文化会は、総務省、財務省、文部科学省及び防衛省の所管について審査を行いました。主な質疑事項は、我が国の緊急力向上のための環境整備を行う必要性、教員の長時間労働の是正と給与制度の抜本的な見直しの必要性、デジタル教科書に係る教科書検定及び採択手続の透明性の確保、放送法の政治的公平についての解釈に係る政府統一見解、政治資金規正法上の政治団体、金融教育の強化の必要性、明治神宮外苑地区再開発計画の妥当性、夜間中学を全都道府県等に設置する必要性、学校教育におけるチャットGPTの利用のあり方、自閉症、常状障害特別支援学級を指導できる専門人材の必要性等であります。なお、質疑の詳細につきましては、会議録により御承知願いたいと存じます。以上、御報告申し上げます。
23:25
第三文化会の審査について御報告申し上げます。本文化会は、厚生労働省、農林水産省及び経済産業省の所管について審査を行いました。主な質疑事項は、無痛分娩の普及に向けた麻酔会議を増やすための方策、小規模介護事業所の倒産が増加している要因、旧郵政保護法被害者の早期救済の必要性、慢性疲労症候群の研究の進捗状況、オンラインに関わるギャンブル等依存症等対策の現状、水田活用の直接支払い交付金の政策目的及び政策効果、農業者個別所得保障制度の復活の必要性、農用地区域内の農地面積目標の算定根拠、沖縄漁業安定基金事業を継続する必要性、2030年の風力発電導入料の目標達成に向けた方策等であります。なお質疑の詳細につきましては、会議力量に御承知願いたいと存じます。以上、御報告を申し上げます。
24:43
第四文化会の審査について御報告申し上げます。本文化会は、法務省及び国土交通省の所管について審査を行いました。主な出身事項は、市計制度の今後の在り方、技能実習制度及び特定技能制度の在り方、高規格幹線道路の未整備区間の早期解消の必要性、リニア中央新幹線静岡港区の現状、データを活用した交通事故防止対策の必要性、宗教に関わる人権侵害への対応、新たな持続可能な公益的な観光地づくり、スーパーシティ型国家戦略特別区域における実証実験の進め方、離島振興のための税制の在り方、運送業の二〇二四年問題への対応等であります。なお、質疑の詳細につきましては、会議の際に御承知願いたいと存じます。以上、御報告申し上げます。以上をもちまして、文化会質疑者の報告は終了いたしました。これより、各県に関し、国の財政等の外境及び、行財政の適正効率化について、重点事項審査を行います。この際お諮りいたします。各県審査のため、本日、政府参考人として、内閣官房内閣審議官大西智寛君、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局審議官中村裕樹君、国家公務員倫理審査会事務局長根里愛里志君、厚生取引委員会事務総局経済取引局取引部長品川武志君、子ども家庭庁長官官房長小宮義行君、総務省自治行政局長吉川博美君、総務省自治財政局長原国明君、法務省刑事局長松下裕子君、財務省主計局次長前田努君、スポーツ庁次長角田義彦君、文化庁次長郷田哲夫君、厚生労働省異性局長榮本健太郎君、厚生労働省健康局長佐原康幸君、厚生労働省老健局長大西昌司君、厚生労働省人材開発総括官直本宏君、林野町長官織田宏君、資源エネルギー省電力ガス事業部長松山康宏君、中小企業省事業環境部長小林浩二君、国土交通省大臣官房官庁営然部長秋月宗次郎君、及び国土交通省住宅局長塩見英之君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
27:41
おはようございます。柳野木満義でございます。今日は質疑の機会をいただき、本当にありがとうございます。また各大臣、答弁者の皆様もありがとうございます。質疑通告を金曜日にしておりますので、土日を挟んで少し報道や動きも、質問内容に関してありますので、各答弁者の皆様におかれましては、通告時にも少し申し上げておりますが、若干その質問の内容の表現であったり、その問い方を変えさせていただく部分もございますので、事前通告文に加えて、質問の内容もよくお聞きいただいた上で、必要に応じて答弁案に、御自身のお言葉で加えての御答弁をお願いできれば幸いです。松野長官、齋藤大臣、後藤大臣におかれましては、予定の通告、答弁が終わったら、御台敷いただいて結構ですので、私が忘れていたらおっしゃってください。すみません。まずそれでは、広島サミットがいよいよ19日から開かれるということでございまして、そのサミット、あるいはそれに関連して、アメリカの大無市の報道の内容に関しても、少し質問をさせていただきたいと思います。まずこの間、報道で、やはりG7の中でもとりわけ、アメリカのバイデン大統領のG7サミット会合への出血が非常に、サミット全体の整備に大きな影響を及ぼすと考えられますが、直近の報道では、予定どおり、お越しいただけるのではないかと、ただ、現時点ではというコメントが、報道官にもされていると思っておりますので、まさにこの15日、現段階での最新の、日本政府としての、このアメリカ大統領の出席状況についての、御認識を、御答弁をいただければと思います。よろしくお願いします。
29:30
お答えをいたします。米国時間5月12日、ホワイトハウス報道官が、バイデン大統領がG7広島サミット出席のため、17日に米国を出発する旨発表したと承知しています。政府としては、G7広島サミットの成功に向け、引き続き準備に万全を期していく考えであります。
30:00
ぜひ、御参考いただけるように、当然、日本政府会務省、それからアメリカ国務省なんでしょうか、最終調整をね、平和記念公演でのお迎え、あるいは21日でしたか、まさに原爆試料館への視察ということも、含めての御調整、最終調整いただいていると思いますので、ぜひお越しいただけるように、最後まで、これも一つの外交力だと思いますので、お願いをしたいと思っています。そんな中で、アメリカの大無視の報道に関して、伺いたいと思っています。私も電子版で和訳についても、一通り読ませていただいておりますので、これは、事実関係も含めて、官房長官御答弁いただければと思いますが、氷台についてですね、長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいると、こういう紹介のされ方について、抗議をされて、氷台も変更されたと、こういう事実関係について、まずちょっと教えていただけますでしょうか、お願いいたします。
31:14
お答えをさせていただきます。ニューヨーク総領事館を通じて、大無視本社に対し、氷台と中身に乖離があることを指摘をいたしましたが、大無視とのやりとりの詳細について、述べることは差し控えさせていただきたいと思います。大無視の氷室の氷台は変更されていないと、理解をしています。他方で、オンライン版の見出しに変更があったことは、承知をしています。いずれにせよ、オンライン版の見出しを変更したのは、大無視の判断によるものと承知をしております。
31:52
なかなか答弁しづらい分、報道資料をつけておりますけれども、私はこの氷台が変更されたとしても、実際にその内容を拝見して、大無視がこのような氷台、あるいはさまざまな評価をされるのも、中身当然なのかなというふうに受けとめているんですね。これ実際に中身を見ますと、岸田総理は世界第3位の経済大国をそれに匹敵する軍事的存在を備えた世界大国に戻すことに着手。日本の再軍備や核のない世界を目指して努力するという、岸田首相の長年の公約と衝突すると考える人もいる。私がちょっと驚いたのは、核兵器廃絶国際キャンペーンを代表して、2017年にノーベル平和賞を受賞された、沢朗説子さんのコメントです。岸田政権下の日本のより攻撃的な軍事姿勢に、沢朗氏は警戒していると、岸田総理は核兵器のない世界に向けて取り組むことが最優先事項であると述べた。しかし今、彼が、つまり岸田首相が、私たちを騙していたことに気づきました。ここまでインタビューの中でも報道がされている中で、むしろ、この退務士の分析評価というのは、ある意味、評価通りなのかなと、受けとめざるを得ないんですね。もし本当にそうでないというのであれば、評価のみならず、インタビューの報道の内容自体に、抗議をされるということであれば、もちろん、まさにね、報道機関に対する姿勢というのは、国内においても論点になっていますから、どこまでやるやらないというのは、もちろんあるわけですが、事実と異なるということであれば、まさにサミットを目前に控えて、おそらく控えているからこそ、インタビューを受けられたんでしょうから、これ世界各国が注視していると思うんですね、日本の姿勢、国内外がですよ。これ本当に抗議するのであれば、これについても抗議されるべきじゃないですか。いかがですか。
34:06
お答えをさせていただきます。先ほど申し上げたとおりですね、ニューヨーク総領事館を通じまして、事実関係につき、大務氏の方に、当後の指摘をさせていただいたわけでございますが、インタビューの内容を、大務氏がどのように捉えたかにつきましては、政府の立場でコメントすることは差し控えますが、インタビューの中で、岸田総理から核兵器のない世界の実現、我が国の置かれた厳しく複雑な安全保障環境や、防衛力強化、中国との関係などの事項について、我が国政府の立場を説明しました。記事全体として見れば、そうした説明が反映されているものと、受けとめています。その上で、核兵器のない世界を目指すという理想を追求することと、目の前の厳しい安全保障環境を踏まえ、抑止力を確保するために防衛力を強化することは、矛盾するものではないとお考えております。
35:15
いや、これまさに、報道にも松野官房長官特集を評価と書かれてますけど、評価できる内容ではないと思いますよ。時間がないので最後に1点だけこの件について申し上げておきますが、これまさに防衛財源確保法案、委員長会認決議、否決されましたけれども、被災地の声を聞く前に防衛財源が、トマホーク武器に化けると、その被災地の声を聞く前に、財源確保法をですね、採決委員長職権でしようとするという姿勢そのものが、まさにこの大虫のような、長年 の平和主義を捨て去れ、真の軍事大国にすることを望んでいると、こういうふうな評価のされ方しても私に仕方ないんじゃないかと思いますよ。これについてはまさに今後、G7等を通じて、本当に我が国の姿勢が、こういう大虫の評価論評のようなことにならないことをですね、これせずにお願いもしておきたいと思います。時間がないのでLGBT同性婚の方に入りたいと思います。これはですね、サミット前に、当初、岸田首相はですね、法案の提出ではなくて成立を目指しておられたわけですね。しかし、これは報道ぶりを見て私もちょっと唖然としてますが、これ、報道の中では安倍派幹部のコメントになっているんですけども、超党派の合意法案からはもう十分骨抜きになったと。これでは理解増進法案ではなくて理解交代法案じゃないですか。これが、国会でサミット前に成立ではなくて、提出されるかどうかという状況ですね。これ、こういう状況の中で、官房長官ですね、直近で15カ国の大使から、ビデオメッセージあるいは我が国における法整備、また強くアメリカも含めた要請があったというふうに承知しておりますが、仮に今後このLGBT理解交代法案が成立したとしても、G7の議長国として、G7あるいは世界から評価を受けられないんじゃないですか。官房長官認識いかがですか。
37:34
先生からご指摘をいただきましたとおり、米国をはじめとする15の駐日大使館が、日本におけるLGBTの権利保護や、関連の法整備を呼びかけるビデオメッセージを発信したことは承知をしております。その一つ一つにコメントすることは差し控えさせていただきます。いずれにせよ、性的指向、政治人を理由とする、不当な差別や偏見はあってはならないと考えており、政府としては多様性が尊重され、すべての方々がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受できる社会の実現に向け、引き続き様々な声を受け止め、取り組んでいく考えであります。
38:32
この後小倉担当大臣に、一般論としてこういう表現ぶりになった場合の前提でないと答えづらいということで、そういう問い方で伺いますが、3ページ目がわかりやすい報道なので付けておりますけれども、これ、超党派議連でまとまった文言は、性的指向及び政治人を理由とする差別は許されない。ところが今回自民党さんが修正案として出されるというのは、性的指向及び性同一性、政治人が性同一性に変わってますね、を理由とする不当な差別はあってはならない。差別は許されないから不当な差別はあってはならない。これ論点がいくつかあるわけですが、2、3に絞って、これ一般論として本当に当事者団体からもいろいろな声を伺ってますので、これお聞きをしておきたいと思うんですが、ちょっと順番前後するかもしれませんが、まず訴訟リスクとの関連なんですね。性的指向及び政治人を理由とする差別は許されないが、不当な差別はあってはならないに変更した理由として、訴訟リスクが増えると。これ実はまさに超党派議連が今日も開かれるというふうに会合が承知をしていて、まさに自民党の岩屋先生が会長で、私インタビューも、これは本当にわかりやすいインタビューだなと思って拝見しましたが、訴訟リスクに活用されることはないと断言されています。これ仮に差別は許されないが、不当な差別はあってはならないと、訴訟リスクもないということを、まさに超党派議連の会長も言われている中で、私が懸念をいたしますのは、これ、公明党の代表もおっしゃっていますね。法案の文脈が変わらない範囲であれば、文言変更はということをおっしゃっていますが、法の趣旨が変わってしまいますからね。不当な差別はあってはならないとなっては、これ法の趣旨が変わってしまう。つまり、一般論としてこれを伺いますが、法的に正当な差別というのは存在するんですか。仮に不当な差別という文言が入った場合には、不当ではなくて許される差別というですね、新たな差別の概念が生まれてしまう可能性が懸念されています。この点についてお答えください。
41:01
一般論として文言の解釈についてお尋ねがございました。一般的に差別にはそれが使われる前後の文脈の趣旨などから、さまざまな意味があると承知をしております。そのため、政府の答弁におき ましては、その趣旨をより明確にするために、不当な差別という言葉を用いているところであります。
41:22
いや、それは苦しい答弁ですね。もう本当に、もちろん当事者団体と言われても、いろいろな団体さん、当事者の声があるわけですが、このままそういう形で法案が出てきて成立というようなことになれば、非常に私は憂慮すべき事態が生じかねないと思っておりまして、これはぜひこの後に質問にもつながるのですが、法案提出までに今日も超党派の集まりがあるわけですから、これは私は、今回の修正案は、修正案ということで言うんであれば、再修正が必要だと思いますし、政府としてもそういう観点から、ぜひ受けとめていただきたいと思うんです。もう一点、辞任を性同一性へ変更するという部分で、