19:35
これより会議を開きます。地域活性化・子ども政策・デジタル社会形成の総合的な対策に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、政府参考人として、内閣官房孤独・孤立対策担当室次長坂木原武志君、内閣府大臣官房審議官小見雄一君、
20:00
内閣府地方創生推進事務局審議官三浦聡君、内閣府科学技術イノベーション推進事務局審議官渡辺昭治君、厚生取引委員会事務総局官房審議官塚田真則君、個人情報保護委員会事務局審議官山澄雅留君、子ども家庭庁長官官房長小宮芳行君、子ども家庭庁正規局長藤原智子君、
20:26
子ども家庭庁支援局長吉住 啓作君、デジタル庁統括官久住雅則君、デジタル庁統括官村上恵介君、デジタル庁統括官二宮誠治君、総務省大臣官房審議官内藤茂雄君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長木村君彦君、外務省大臣官房審議官武谷敦志君、文部科学省大臣官房審議官阿彦耕生君、
20:52
スポーツ庁スポーツ統括官泉崎拓保君、厚生労働省大臣官房審議官大坪裕子君、厚生労働省大臣官房審議官松本恵君、厚生労働省大臣官房審議官宮本恵子君、厚生労働省大臣官房審議官斉須智之君、厚生労働省大臣官房審議官檜原智美君、
21:14
厚生労働省大臣官房審議官浅川智明君、農林水産省大臣官房審議官岩間博志君、経済産業省大臣官房省務サービス審議官模木忠志君、国土交通省道路局次長佐々木精二郎君及び環境省大臣官房審議官小森茂君の出席を求め説明を聴取いたしたいと存じますが、
21:35
お答えございませんか。ご異議なしと認めます。よってそのように決 しました。質疑の申出がありますので順次これを許します。
21:45
おはようございます。自民党の中曽根康貴でございます。本日は貴重な質疑のお聞きをいただきましてありがとうございます。時間も限られておりますので早速質問に入らせていただきたいと思います。言うまでもなく、子供こそ未来そのものであります。会社の未来も地域の未来も国の未来も、全てはこれからを担う子供たちにかかっております。20年前2003年に政府は初めて少子化担当大臣を設置いたしまして、今の小倉大臣で26代目となります。この間様々な施策が講じられてきました。まあ、確論で見ればもちろん結果を出しているものもありますけれども、やはり総論で言うと結果が出ているとはなかなか言いづらい状況であると思います。出生率も2007年1.34だったものが2021年1.30。まあ、これ謙虚に反省するべきところたくさんあるというふう に思います。まさに今岸田総理のおっしゃっている、この次元の違う少子化対策。これはいろんな意味でもうラストチャンスだというふうに考えております。同世代の小倉大臣の強いリーダーシップで必ず結果が出ると私は期待しておりますし、私自身も尾力を尽くして全力で応援をしてまいりたいというふうに思っております。大臣が先日テレビ視線の際にこのようにおっしゃっておりました。まあ、少子化の財源についてこのようにおっしゃっていました。慎重な検討を要するとしている国債も含め、あらゆる財源の議論を排除していない。子供がいない方も、子育てを終えた方も、皆で支える金を高めていかなければならない。こうおっしゃいました。この次元の違う少子化対策を絵に描いた文字にしないためにも、この財源確保は極めて重要であります。そもそもなぜ子供が減っているのか、なぜ増えないのかを突き詰めればですね、やはり我々がもっと子供という存在に真剣に向き合って、その子供の持つ価値とか可能性とか、そういったものをしっかりと認識して、社会全体で育ん でいく必要がやっぱりあると思います。そういう社会の温かさとか雰囲気とか、そういうものが、じゃあ子供を持とうとか、子供を育てようと、そう一本つながる。それで初めて、さまざまな少子化対策というのが芽吹いてくるんだというふうに思います。ここで大臣にお伺いをしたいと思います。まさに大臣のおっしゃった、皆で支える金を高める、というのは極めて重要でありまして、この金を高まることが、いわゆる財源の選択肢を増やすことにもつながるというふうに思います。ではどうやってこの金を高めていくのか。どうしたら社会で皆で子供を育てるという意識を醸成して、世の中の雰囲気をつくれるのか。ぜひとも大臣のお考えをお聞かせください。
24:30
中瀬委員、ご指摘の子育て政策を進める上で、社会全体の金の醸成が必要ではないか。これについては、総理も私も非常に強く認識をしているところでございます。その金の醸成でありますけれども、まず現状は、自国は子供を産み育てやすい国だと思うか、との問いに対しまして、そう思うと回答する方が、スウェーデンでは48%に上っておりますものの、我が国ではわずか4割程度にとどまっております。このような中、子どもや子育て世帯を社会全体で支える金を醸成するため、先般、子連れの方が窓口で苦労して並ぶことがないよう、子どもファストトラックの取組をスタートさせ、さらに子ども真ん中宣言の趣旨にご賛同いただいた企業、個人、地方自治体などに、子ども真ん中応援サポーターになっていただき、今日からできることを実践し、取り組んだ内容を自らSNSなどで発表いただく、子ども真ん中応援プロジェクトの取組もスタートさせました。これらに加えまして、今後、子ども子育てに優しい社会のための意識改革に向けた国民運動を、今年の夏ごろを目処にスタートすることとしております。少子化の危機的な状況、そして今の子どもを取り巻く状況や、子育て世代の方の負担がいかに大きいなものか、ということを、より多くの方に理解してもらうことによって、自然と周りの皆様方の協力が行われることが望ましいと考えております。子どもや子育て当事者に温かい社会を実現していくため、社会の意識を変えていくことは簡単ではありませんけれども、これを大きな挑戦と捉え、さまざまな手法で国民的な議論を起こし、より多くの方々の理解と行動を促してまいりたいと考えております。
26:16
ありがとうございます。子ども真ん中社会は、まさに国民一人一人の意識の改革から始まると思いますので、ぜひともご尽力をよろしくお願いいたします。少子化の要因はいろいろあると思いますけれども、一つ揺るぎない事実として挙げられるのが、現在女性に圧倒的に負担がかかりすぎているということだと思います 。仕事、掃除、料理、学校の送り迎え、こういったことをすべてやっていると、パンク必須のお母さんもたくさんいらっしゃいます。これでは到底子育てなんかできませんし、子どもを持ちたくても諦めてしまう人もたくさんいるというふうに思います。ではこの圧倒的に女性に負担がかかっている現実を変えるにはどうしたらいいか。いろんな方法があると思いますけれども、私から二つ提起したいと思います。一つは現在政府も力を入れている育休の促進です。とにかく偏っているこの育児負担を均等にすること。片方ではなく、夫婦でしっかりと子育てをする風土を作ること。すなわち男性の育休促進をしっかりとすることだと思います。二つ目は家のことをアウトソース化することです。何でもかんでも家のことを、全部お母さんとかお父さんが自分でやるんじゃなくて、もっと任せられるものは外の人に任せる。外の人に助けてもらう。こういったアウトソースできる制度が必要だというふうに思っております。まず一つ目の育休について伺いたいと思います。政府はこの育休取得の目標数字、いろいろ挙げております。ただこの数字を追うだけでなくて、一番大事なのは中身であります。育休の主たる目的というのは、夫婦がともに子育てを行って、お互いがお互いの負担を減らすことだというふうに思っております。例えば、私育休取りました。三日間も休みました。これじゃ全く意味がないわけでありまして、例えばですけども、週に二日、それを一年間継続して、年間百日間、しっかり育児をするとかですね。せめてそれぐらい必要だし、そもそもこういう日数とかではなくて、中身が大事であります。そこで政府にお伺いしますけれども、この育休取得に関して、日数とか時間とかの量ではなくて、質、すなわちこの中身をどう充実したものにさせるか、どうやってこの質を担保させるか、またそこをどのようにモニタリングしていくのか、具体的なお答えをお願いします。
28:21
すいません。先ほどの答弁でスウェーデンのところ48%と言ってしまったようでありますけれども、98%でありました。訂正をさせてください。失礼いたしました。
28:36
お答え申し上げます。男性の育児休業取得率につきましては、3月に小倉大臣の下で取りまとめられました、子ども子育て政策の強化に関する試案におきまして、2025年までに50%、2030年に85%に引き上げることが盛り込まれてございます。一方で、今先生ご指摘のございましたように、育児休業中の男性が育児や家事を行う時間が少なく、女性の育児、家事の負担、経験につながらないなどの、いわゆる取るだけ育休とならないようにすることが必要と考えております。厚生労働省といたしまし ては、これまでも男性の育児休業の取得促進と併せまして、育児休業中にしっかりと育児に向き合うことも後押しするために、企業版両親学級の推進などによりまして、男性労働者の意識改革などに取り組んでまいりましたが、ご指摘の育児休業の質の部分の充実につきましては、子ども未来戦略会議での議論なども踏まえまして、引き続き取り組んでまいりたいと考えてございます。
29:41
ありがとうございます。例えばフィンランドのカイコネ防衛大臣、ご案内のとおり、今年1月から2ヶ月間、育休を取りました。まさにフィンランド、NATO加盟申請中の安保情勢がものすごい大事な中で、現職の防衛大臣が育休を2ヶ月取る。フィンランドの男性の育休取得率8割。出産後すぐに父親が休業して、最初から夫婦2人で子どもを育てるのが常識。やはりこういった社会の雰囲気を作っていかなきゃいけないと思います。今おっしゃった通り、数字にとらわれず、しっかりと中身を追求していただきたいと思います。ここでこの育休関連してもう一つ伺います。そもそもこの育休制度が日本において進まない大きな理由の一つは、やはり働き方だというふうに思っております。ちょっとエピソードを一つ申し上げますと、今年1月にまさに私フィンランドに行ってまいりました。その時に我々一行のスケジュールが若干押していて、運転してくださっていたバスの運転手さんに、お会いの時間を少し延長してくれということをバスの中でお願いしました。そうしたらその運転手さんが、いや実は子どもの保育園の向かいが5時にあるから延長できませんというふうに断られました。何が言いたいかというと、フィンランドでは残業だからとか仕事だからとか、そういうエキスケースは通用せずにですね、仕事と育児をちゃんと割り切ってメリハリをつけてやっているわけです。じゃあ日本はどうかというと、やっぱりとにかく休暇が取りづらい文化だし、残業が当たり前になっているような業種、会社、職種もあるし、やっぱり一休を取りたくても取れないとかたくさんいるわけですね。残業がある会社、ない会社、または出社しなくてはいけない職種、しなくてもいい職種、テレワークができる会社、フレックスがいい会社、悪い会社、いろいろバラバラであります。やっぱり業種や職種や企業の規模でも変わってくると思います。例えば私の友人が勤める大手のIT企業、彼の会社ではほぼ完全にテレワークで加えてフレックスです。なので、子供が体調不良で学校休んだら家から仕事してるし、一旦家帰って子供とご飯を食べてまた就社することもできるし。まあここで政府に質問しますけど、こういった形で一休を自分の意思で取れる人もいれば、取れない人もいると。一休と一括りにするのではなくてですね、全ての人が会社に使ってまいれるきめ細やかな制度設計が必要というふうに思っておりますけれども、政府の見解を求めたいと思います。
32:07
お答え申し上げます。議員ご指摘下さいましたように、男性労働者が育児休業を取得しない理由としましては、業務の都合により取れない、また職場が育児休業を取りづらいの意義であるなどが挙げられております。こうした観点から、令和3年の育児休業、あ、失礼いたしました。育児介護休業法の改正によりまして、昨年10月から男性の育児休業を取得促進のため、産後パパ育休を創設し、この出生直後にこれまでよりも柔軟な形で取得できるようにするとともに、育児休業を2回まで分割して取得可能としたところでございます。引き続き改正法の着実な施行のため、その周知啓発等に全力で取り組んでまいります。加えまして、中小企業に対しましては、まず男性が育児休業を取得しやすい雇用環境の整備や、育児休業を取得者の業務を代替する労働者の確保などに関する取り組みへの助成金の支給、また、労務管理の専門家によります育児休業の取得や、円滑な職場復帰に関する相談支援、さらに企業の取組を促進するセミナーの開催といった取組を進めているところでございます。また、子ども子育て政策の強化に関する試案におきましては、職場への気兼ねなく育休を取得できるようにするため、周囲の社員への応援手当など、育休を支える体制整備を行う中小企業に対する助成措置を大幅に強化する、といったことが盛り込まれてございます。これも未来戦略会議の議論などを踏まえつつ、検討してまいりたいと考えております。これらの取組を通じまして、ご指摘のような職種や職場環境にかかわらず、育児休業を取得しやすい環境整備に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
33:57
全ての会社にとって、育休を取得させることが何かインセンティブ、メリットとなるような、そういう仕組みをつくらない限りは、だめだと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。次に、冒頭に申し上げました、この圧倒的に女性に負担がかかっている現実を変えるための2つ目の提起。家のことのアウトソース化についてお伺いをしたいというふうに思います。現在、家で行っている掃除、洗濯、料理、こういったもの、いわゆる家事、そして育児、これを手頃な値段で外部の人間に任せることができれば、相当な負担軽減になるというふうに思います。この家事代行や仕入れをより身近なサービスとして活用するためには、この分野にもっと多くの人に従事をしてもらって、サービスの供給量を増やす必要があると思いますし、そのためには、この家事代行という業種を国内でしっかりと確立させていく必要があるというふうに思っております。すなわち、この家事代行とかシッターをしっかりとこの技術職、プロフェッショナルな人材として認知して、そこにしっかりとした対価を支払うということ。こうすることで、この分野の担い手を増やして、サービスの価格を下げて、より多くの人に使ってもらえる、一つの産業になると思いますけれども、政府の見解をお伺いしたいと思います。また、併せてもう一つお伺いすると、この分野の働き手が国内で不足している現状を鑑みれば、まさに2017年から始まった、この国家戦略特区内における家事支援外国人受入事業、非常に有意義なものだというふうに考えております。この事業のこれまでの実績と、今後の、要は成果、そして今後の政府としてどう活用していくか、これも併せてお答えいただきたいと思います。
35:29
はい、経済産業省模擬大臣官房省務サービス審議官。
35:33
まず、家事代行でございますが、これ各世帯の家事を代行することで、家事負担を軽減いたしまして、過処分時間を増やしたりですね、それから子育てと仕事の両立の支援に寄与していくということでありますので、しっかりとこのサービスの普及に努めていきたいというふうに思っています。他方足元で、昨年経済産業省が行った調査ではですね、家事支援サービスの利用割合は1.8%ということで、大変低い水準にとどまっています。経産省ではこれまで、サービスの安心安全な利用につなげていくためにですね、2016年に家事代行サービスの認証制度というのを作りまして、産業としてしっかりと支えるという構図も始めております。それからサービスの担い手を確保するため、先ほど委員からも言及ございました、総長の一員としてですね、国家戦略特区内の家事支援外国人の受入事業というのも、実施に取り組みを進めてまいりました。それから経済産業省が実施した委託調査の中で、これは利用するにあたって利用料金の高さに加えまして、第三者の方が自宅に入られるということに対する心理的な抵抗ですとか、家事を他人に任せていいのか、こうした抵抗感があるというような調査も出ておりますので、今後はこうした課題を踏まえながらですね、家事支援サービスの使いやすい環境整備というのに進めてまいりたいと考えています。
36:59
お答えを申し上げます。私の方から特区の関係で、お話をお答え申し上げます。まず、実績については、お尋ねの家事支援外国人受入事業については、国家戦略特区で指定された実施体のうち、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、愛知県、千葉市の6つの実施体において、事業が実施されております。今年の3月末時点で、1256名の外国人材の方が入国をされております。これまでも特区に指定された実施体と連携しつつ、実施区域の拡大に取り組んできたところでございます。本年3月には、大阪府全域での事業実施が可能となるように、区域計画の変更の認定がなされてございます。今後でございますけれども、ご指摘のとおり、子育て世帯等における家事負担の軽減や、女性活躍の推進の観点から、本事業は大変重要と考えてございます。家事支援ニーズへ的確に対応して、家事支援サービスの産業としての確立にも貢献できますように、引き続き実施区域の更なる拡大など、本事業の活用に努めてまいりたいと考えております。
38:13
はい。とにかくお母さんの負担軽減なくして、子育て対策、少子化対策、子育て環境改善もありませんので、ぜひともよろしくお願いいたします。質疑終わります。
39:01
公明党の小清水啓一でございます。今日は質問の機会をいただきましたことを、心より感謝を申し上げます。それでは早速質問に入らせていただきます。はじめに、防災のDXの推進について伺います。想定を超える水害の頻発、また大型の地震が30年以内に70%の確率で発生すると言われている中で、防災分野でもデジタルの技術を活用した防災のデジタルトランスフォーメーションを進めることは重要であると考えます。例えば、気象情報や被害状況を迅速かつ正確に、分かりやすく伝えることで、被害を抑制することができます。また、災害対応にあたる行政職員の負担軽減にもつながるものと思います。まずそこで、住民に迅速で分かりやすい避難情報等を提供するための多種多様な情報やデータの連携について伺います。地域の河川に設置された国土交通省のライブカメラの映像や、リアルタイムの水位情報をスマホで手軽に確認できたり、災害発生時の地域の道路や建物などの被害状況と避難所の開設状況を一つの地図上で分かりやすく表示する、あるいは、自分がいる場所がハザードマップ上でどれくらい危険なのかを素早く手軽に把握し、早い段階から避難へつなげるアプリなど、防災のデジタル化は着実に進んでいると思います。ここで、気象情報は気象情報用のアプリ、河川の状況は河川の状況確認用のアプリ、ハザードマップはハザードマップ用のアプリと、また避難道路もそうです。それぞれの情報がバラバラで今アプリで提供されていると、こういった情報が連携されていないと、いざという時になかなか役に立たない。住民が避難情報を受け取る、そういったデジタル環境、まさにその基盤を整備することが必要だと思います。そこで、災害に強いまちづくりへ、政府がリーダーシップを発揮し、多種多様な情報やデータの連携基盤を構築をして、個々のニーズに合った民間の多様なサービスが生まれる環境を整備すべきと考えますが、見解をお聞かせください。
41:38
お答え申し上げます。2つの点から大変重要なご指摘をいただいていると思います。1つは既にお話がありました通り、災害の現場では、道路がどこで壊れているか、気象情報はどうなっているか、災害場所はどこか、避難者はその医療情報的に見てどういう問題を抱えている方なのか等々、実に様々な情報が必要となりますが、それぞれの責任募局が責任を持って関与しておりまして、なかなかこれを共通して引っ張り出す仕組みがないというところになってございます。内閣府の方は府の方で、政府としてきちった情報収集するシステムを今構築中と承知をしておりますが、現場でも自治体でも、そういった様々な情報が要望で連携できるようなデータ連携基盤というものを、今施策にかかっているところでございます。併せて今実はこの分野は大変民間の方に様々な良いアプリケーションを出していただいていて、1つ1つは大変魅力的なんですが、問題は1個1個避難所の現場に入れるときに、いちいち個人情報を入れるとか、手続きをするとかということが大変手間暇がかかっておりまして、いいものだけどなかなか避難所の現場では使いにくいといって、結局ホワイトボードに戻ってしまうという実態がございます。ここもこの業界用語でワンスオンリーということになろうかと思いますが、必要最低限な情報はどのアプリを入れてもしっかりと横につながるようにできるといったような意味でも、データ連携基盤は大変重要だと考えてございまして、この分野につきましてはデジタル庁の方でも責任を持って開発と導入を進めてまいりたいというような考えでございます。小清水議員どうもありがとうございます。ぜひ情報連携の基盤を1日も早く整備をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。続きまして、防災DXにおける自治体観や象徴観の情報連携についても伺います。災害発生時、的確な情報共有が迅速な救助につながると。今までは電話やファックスなどアナログで行ってきた情報連携について、スマホやタブレット端末等を活用し、情報の収集と整理を迅速かつ正確に進める体制の整備も着実に進んでいると思います。実際にSNSのLINE上でロボットと会話するチャットボットを活用して、住民等が災害発生時に写真や動画、被害状況のコメントなどをチャットボットに送れば、AIが災害内容を自動で分析をして、その情報を地図上に示すアプリの導入なども進めているという実態もあると伺っています。ここで、日本では地方自治の中で災害対応の第一責任者は地方自治体にあるということで、国が関与しにくい面があり、自治体などの行政機関は独自の形式で情報を保存していると。そのため、自治体間の情報連携が非常に困難になると、このように伺っております。そこで、この自治体間、またもう一つ、省庁間のちょっと難しいところがありまして、実際国土交通省が所管する道路が被災をして、特定のエリアが孤立をしましたという情報が出たときに、地元の人たちは農林水産省が所管する道路などを使って、何とか行き来をしていたと。このように、省庁間の情報連携もなかなか今、実際うまくいっていない、こういった実情があると思います。そこで、自治体間や省庁間の情報連携の構築に向けて、政府の積極的な取り組みが必要であると思いますけれども、現状と今後についてお聞かせください。
45:27
現在、内閣府におきましては、災害発生時に政府が被災状況を早期に把握し、迅速、的確に意思決定することを支援するために、総合防災情報システムを運用しております。この総合防災情報システムでは、被害情報や道路の通行止め、停電等のインフラ情報をはじめといたしまして、災害関連情報を地図上に表記をいたしまして、関係省庁と共有することが可能となっております。今後、関係省庁間でより迅速かつ充実した情報連携を実施することが重要だと認識しております。また、現行の総合防災情報システムは、利用者の範囲が国の関係省庁に限られているため、情報の共有が十分に行えていないといった課題もあると認識しております。それらの課題を踏まえまして、令和6年度の運用開始を目指し、現在、次期総合防災情報システムの開発を進めているところでございます。次期システムにおきましては、情報共有のルールを策定した上で、省庁間の情報連携の充実を図るとともに、利用者の範囲を地方公共団体や指定公共機関にまで拡大をいたしまして、国と地方公共団体等が一体的に災害対応を行うことができる環境の整備を目指しております。こうしたデジタル技術の活用により、国と地方公共団体等が災害情報を共有し、状況認識を統一するとともに、迅速な災害対応、被災者支援を行うことができるよう、防災DXに積極的に取り組んでまいります。
47:07
どうもありがとうございます。令和6年度をしっかりと進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。この防災のDXなんですけれども、デジタル田園都市国家基本構想、デジタル都市国家構想の基本方針や、デジタル社会の実現に向けた重点計画などで重要な位置づけになっているところだと思います。各行政機関に細分化されている防災関係データの統合、今後もしっかりと進めていくものと思いますが、そこで先ほどの自治体官や省庁官の情報連携に加えて、官民の協力体制など、政府の積極的なリーダーシップのもとでの防災DXの総合的な推進が大変必要であると、このように考えますけれども、政府の見解をお聞かせ願いますでしょうか。
48:07
ご指摘のとおりかと思います。先ほどご説明したとおり、民間に様々な優れた提案がございますが、今度は自治体の側から見ますと、どこにどんないいアプリがあるのかよくわからない。それから、どんな仕様紙を書けば、どういうふうにものが調達をできる のかわからない。それから、いろいろいい取り組みをしていただいている民間企業同士の間でも、隣の企業がこういうことをやっているんだったら、こうすればよかったのにと。いったようなところも、個々の企業がやっている状況になってございますので、この度河野大臣にもイニシアチブをとっていただきまして、防災DX官民総合推進協議会というものを立ち上げまして、243社の民間企業と特に連携に関心のある77の自治体、決して強制はしておりませんが、結果的には防災でいろいろなご提案をいただいている企業の方、ほぼ団体も含めてここに入っていただいています。この方々と一緒に、カタログを作ったり、モデル仕様書を作ったり、さらに必要な部分の技術は何かということを検討したり、ということを官民で力を合わせて進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。小清水議員どうもありがとうございます。ぜひ総合的な対策をお願いいたします。続きまして、再生可能エネルギー等を有効に活用しての脱炭素の地域づくりというのは、持続可能な地域を構築する上で大変重要であるとこのように思っております。そこで、環境省では、2025年までに少なくとも100ヵ所の地域で、脱炭素に向かう地域の特性に応じた先行的な取組の実現へ密集をつけるために、脱炭素先行地域選定に取り組んでいると思いますけれども、この脱炭素先行地域 選定について、どのような選定要件で選定をして、どのような支援がなされるのか、具体的にお聞かせ願いますでしょうか。
50:06
ご指摘の脱炭素先行地域は、脱炭素と地方創生を同時実現する全国のモデルとなる地域でございます。これまで3回公募いたしまして、計62点案が選定されているところでございます。先日4月28日に第3回の募集選定結果を出しましたけれども、そこからでございますが、ご質問をやりました選定条件等でございますけれども、民間事業者等との共同提案であること、これを必須といたしましたところでございます。新たに重点選定モデルを選定いたしまして、関係省庁と連携した施策間連携、複数の地方公共団体が連携した地域間連携、あるいは地域版のGX、こういったものに貢献するかどうかなど、優れた提案を優先的に選定したいと思っております。また、選定した地域に対しましては、地域脱炭素の推進のための交付金で支援を行っているところでございます。当該交付金は、交付率を原則3分の2、1Kかかたり、事業内容にもよりますけれども、 最大60億円を条件とし、令和4年度当初予算からでございますが、200億円だったものを、令和4年度第二次補正予算と令和5年度予算では合わせて400億円を計上したところでございます。各省庁との支援策の活用も合わせて、重点的に支援を行っておきますとともに、地方環境事務所による丁寧な伴走支援を行って、しっかりと実現を支援していきたいと、こういうふうに思っております。
51:40
どうもありがとうございます。この脱炭素の地域づくりにおいては、特に農林水産業の活性化と連動した取組が非常に重要であると、私は考えますけれども、そこでですね、農水省に伺いますが、この営農型太陽光発電、これはもう大変に重要だと思います。私も現場を見てきて、しっかりと営農もしながら、そして太陽光発電ということで、この普及等についての農水省の考えを聞かせていただけますでしょうか。
52:15
はい、お答え申し上げます。農型太陽光発電でございますが、農業生産と再生化のエネルギーの導入を両立する有用な取組である。それで再生化のエネルギーだけではなく、農業収入に加え、売電収入を得ることによって、農家所得の向上が図られるというメリットがございます。一方で、農地に支柱が立つことによる作業性の低下ですとか、太陽光パネルにより日光が遮られることによる収量の減少、品質の低下など、生産性の低下ですとか、こうした中での適切な営農の確保が課題だと考えております。農林水産省としては、今後とも有料農地を確保しつつ、地域活性化に資する形で、農型太陽光発電の導入を進めていく必要があると考えてございます。
53:04
確かに太陽光パネルが上に来ると、光が当たらなくなると、そういった前提の中で、私が見させていただいたところは、ちょうどうまく隙間を作りまして、下にちゃんと光も行って、そういった作物の生育にもちょうど いい形での光が行くようにしながら、太陽光発電を活用していく、こんな取り組みを進んでおりまして、一つ一つ、こういう事例を共有していただきながら、農業の永続的な発展につながる取り組みも積極的に進めていただけると思いますので、よろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。ありがとうございました。
54:35
立憲民主党の福田昭雄でございます。本日は一般質疑の時間ですけれども、我が国のデジタル化の根本的問題点について焦点を絞ってですね、政府の考えを正してまいりますので、河野大臣、岡田大臣はじめ、答弁者は簡潔にお答えいただきたいと思っています。昨日のヒアリングを受けてですね、質問の順番を大幅に書いてありますので、ぜひご了解いただきたいと思っています。それではまず第一にですね、まず最初にですね、我が国のデジタル配線による植民地化についてであります。一つ目はですね、2017年の4月19日に発行された、スノーデン日本への渓谷の3 点を認識してデジタル化を進めているのかどうかであります。その第一点ですけどね、スノーデンリークが明らかにしたアメリカ政府による監視のプログラムが3つあります。電話のメタデータバルクコレクション、プリズム、アップストリームと3つのプログラムがありますが、これご存知でしょうか。お聞きいたします。
55:45
審議不明の情報についての問いについてお答えするのは差し控えたいと思います。
55:52
河野大臣ね、審議不明じゃないですよ。このスノーデンはね、自分の地位と命を懸けて告発したんですよ。そういう人のね、告発を審議不明だというのはね、とんでもないことだと思いますよ。今、ロシアに亡命してアメリカに帰りたくても帰れない。こういうね、人の本をね、告発文を、これが審議不明だというのはね、まさにですね、日本を危うくするね、私大臣だと思います。それじゃあ次行きますけどね、一応それじゃあ審議不明のプログラムを説明してみます。バルクコレクションですけどね、これはアメリカの情報局、NSAがアメリカの電話会社に命じて、米国と国外間の国際通話のみならずですね、米国内の国内通話を含む、すべての電話のメタデータを毎日提出させるプログラムです。これはメタデータのみで、通話内容は含まれておりませんが、これは法律に基づく215条に基づくプログラムだと言われております。それからPRISMはですね、FacebookやGoogle、Appleなど、アメリカに本社を置く旧社に、テクノロジー会社に命じてですね、電子メールやSNSによる通信内容などを秘密裏にですね、提出させるプログラムです。秘密裏にね、提出させてるんです、アメリカに本社を置くデジタル業者、旧社にね。それからアップストリームはですね、アメリカ本土につながる海底の光警部、これなどにですね、それこそ捜査官がアクセスをしてですね、目当ての通信情報を直接入手するプログ ラムです。こういうものをね、実際にアメリカのSNSはやってるということなんです。これを信じないでですね、このデジタル化を進めていったら、とんでもないことになると思うんですが、これも信じないからコメントありませんか。答弁の前に、福田君に申し上げます。質問の時にこうやってものを掲示して見せる行為は、理事会での許可が必要でございますので、開発理事を通じて今後お諮りをいただきますようにお願いをいたします。
58:13
では、答弁をお願いします。河野国務大臣。
58:22
いや、日本は危機的ですね。これ耐え直った。それではね、第2点です けれどもね、これはね、米荘のですね、米荘の、米荘の冷戦後の米国の利益を守り続けるための三大方針をね、実はアメリカは英中を集めて作っているんですが、それご存知ですか。
58:53
アメリカの方針っていろんな人がいろんなこと言っていると思います。
58:59
まあ、それも非常に心配ですね。アメリカの人たちはね、本当に見事に優秀なんですね。私びっくりしましたけれども、米荘の冷戦構造がですね、なくなった時に、アメリカの利益をこれからも守るためにね、英中を集めて相談したそうです。その結果ね、次の3つをね、選んだそうですが、今世界中がね、日本も含めて、それに乗っかっちゃって、実はその流れに流されております。一つがね、金融の自由化なんです。まあ、それこそ橋本委員長のお父さんの橋本総理大臣がね、金融ビッグバーンとか言ってやりましたけれども、これはね、アメリカがドル札を印刷して世界中回して、自分の国に戻ってくれればそれでいいんだと。そのためにね、国際決済できる銀行は、日本の銀行は特にね、その当時、世界の銀行のベスト10にね、6つか7つ入ってたんですよ。これ、日本の銀行を3つぐらいにしちゃえ、ということで入れたのが、ビス規制。まさに、自己資本比率なんですよ。そして2つ目がね、なんと、これが知的財産権の保護なんですよ。ですから、日本の会社をね、アメリカでどんどんどんどん裁判所に訴えさせて、みんな有罪判決を出して特許料を納めると。こういうことで特許料を稼ぐっていうことなんですよ。まさにですね、これ、アメリカは今相当の特許料を稼いでますよ、毎年。日本もちょっと1兆円ぐらいは稼いでるようですけど、本当にですね、すごいような考えですね。これもTPPの時もあったじゃないですか。薬の特許権を10年にするか8年にするかってさわいたじゃないですか。あるいはディズニーの映画、著作権ですよ。50年を75年にしたんじゃないですか。こういうふうにね、これで稼ぐ。そして3つ目ですね、3つ目がインターネット化、デジタル化なんですよ。これによってね、世界の為替が、相場がどうなってんだか。株式相場がどうなってんだか。金融の情報をね、即座にアメリカに集めるってことなんですよ。もともとね、このインターネットはアメリカが軍事開発したものですから、敵の情報をすぐ手に入れると。こういう手段ですからね。これを使ってね、アメリカの富をこれからもしっかり守っていくと。こういうことを考えて、残念ながら世界中ね、今これに乗っかって動いてるわけです。答えはいりません。そしてですね、次2つ目ですけどね。2つ目はね、米国とのデジタル貿易協定のように、A(A)ですけどね、政府調達と(B)政府の権限の行使として提供されるサービスが、整然と並んでですね、協定の適用除外と、こう規定されているわけでありますが、そういう協定は他にありますか。ぜひですね、第1点でいきますけれども、詳しく申し上げますと、この協定は、2019年の10月7日、ワシントンDCで署名され、12月の4日、国会承認、12月13日、交付及び告示、そして2020年の1月1日、公力が発生したものでありますが、このような協定、同じような協定はありますか。先日の答弁では、なんか日EUかなんかがあるって言ってましたけど、ちゃんと整然と並んでありますか。別々な場所にこう書いてあるんじゃないですか。いかがですか。
1:02:34
お答え申し上げます。日米デジタル貿易協定に関しましては、委員御指摘のとおり 、第2条第2項におきまして、政府調達、政府の権限の行使として提供されるサービス等について、同協定を適用しないもので定めてございます。このように適用除外するとの規定は、日米デジタル貿易協定特有のものではございませんで、例えば日EU EPA、日AEPA、RCEP協定等のアメリカ以外の国と協定して、締結している協定にも設けられてございます。その上でですね、我が国が締結しておりますEPAと日米デジタル貿易協定等ではですね、協定の構造が大きく異なることなどにより、それらEPAの電子商取引商の適用除外の規定は、委員御指摘の日米デジタル貿易協定の適用除外の規定と、全く同じ記載とはなっていないということでございます。
1:03:45
それはまさかに、嘘を出たらんべいを述べたようなもんですね。資料の5をご覧ください。これね、私があえて見づらく作ってあるものを、私が見やすく直してみました。このデジタル協定の第2条の適用範囲。1項はね、前のページに書いてあって、2項はわざわざ後ろのページに書いてある。これ一緒に合わせないとね、この協定が適用しないというのがすぐわからないんですよ。普通だったら、第1項と第2項が一緒になっていなければね、やっぱり何か疑わざるを得ないような状況になっております。で、私はですね、これは我が国のデジタル化は、アメリカに任すんだという協定じゃないかなと思ってます。現実に今ですね、皆さんがよくご存知、あるいはデジタル庁がやっているようにですね、(a)の政府調達、これもそれから(b)のね、地方公共団体のサービスもですね、これどっちもみんなアメリカ4社がやっているじゃないですか。ですからアメリカさん、これ任せますよという協定なんじゃないですか。で、まさにですね、びっくりいたしましたが、これをですね、実は結んだのは、亡くなった人にね、鞭打つようになっちゃうかもしれませんが、安倍政権、安倍総理とですね、これ当時のモテに担当大臣、 外務大臣がやったんですね。私はですね、安倍政権は、我が国のですね、米国のデジタル植民地にすると、決断したんじゃないかと、疑われるほどの実は協定であります。ですから、本当にね、大変心配をしております。そこでね、第2点でありますが、時を削してですね、2020年2月14日、総務大臣が、安全面で有意だということで、政府クラウドにAmazonウェブサービスをですね、もうすぐ採用すると発表したんですね。こんなことを考えるとね、これはもう出来レースではないかと、こういうふうに考えられるんですが、いかがですか。
1:06:12
お答え申し上げます。お尋ねの政府クラウドは、令和3年のデジタル庁設立とともに、総務省からデジタル庁へ所管を引き継いだ、第2期政府共通プラットフォームのことと、承知をしております。この第2期政府共通プラットフォームにつきましては、平成30年1月に決定されたデジタルガバメント実行計画におきまして、令和2年度から運用を開始することとされたものでございます。この計画に沿いまして、総務省において、平成31年3月に設計開発事業者を一般競争入札により調達をしたと承知をしております。当該調達の調達仕様書におきましては、特定のクラウドサービス事業者に偏ることのないよう、必要な技術要件を明記し、どの事業者のクラウドサービスを利用するかについては、入札者の提案に委ねるということとされていたと承知をしております。その結果、複数者から提案がございましたけれども、いずれもAWSの利用を念頭に置いた提案が行われた経緯と承知をしております。
1:07:21
政府参考人ですね、これ、あるじゃないですか。アメリカとのデジタル協定結んだんで、堂々とやったんじゃないですか。違うんですか。それ以前もちゃんと検討してたんだけれども、これ堂々とやったんじゃないですか。違うんですか。
1:07:45
答え申し上げます。先ほど申し上げましたとおり、この第二期政府共通プラットフォームにつきましては、令和2年度から運用開始をするということが既に決まっていたものでございまして、その計画に沿いまして、粛々と調達をしたものでございます。
1:08:07
これ以上言いませんが、そういうふうにシナリオを書いて進めたということなんじゃないですか。それではね、第3点。2022年度には、政府共通プラットフォームと地方公共団体の機関業務システムのガバメントクラウドには、米国の4社を採用しているわけですが、素能伝の警告を考えると、大変恐ろしいことではないかと思っているのですが、皆さんは何の心配もないんですか。お答えください。
1:08:39
素能伝の警告がどうのこうのという陰謀論みたいなことは全く念頭におりません。
1:08:48
大臣ですね、これ、人間一人が自分の職をとしてですよ、また命も懸けて告発したことを、陰謀論というのは、ちょっと乱暴すぎるんじゃないですか。これね、これ見せちゃだめだっつって見せられないけれども、素能伝の弁護士が言ってますよ。これ、トランプ大統領以前に告発してくれたんでよ かったと。トランプ大統領だったらどうなってたかわかんないって、もう素能伝の弁護士がアメリカの言ってますよ。ですから、そうね、まったくですね、バカにしてはいけないと私は思います。今ですね、だってそれこそですね、私もデジタル化に反対するわけでもありませんけれども、しかし、我が国のデジタル市場を見ればですよ、米国企業や中国企業などが支配してると言ってもいいんじゃないでしょうか、外国の企業は。そんなことを考えれば、やっぱりですね、自由貿易を旨とする日本ですから、情報はですね、その商業ベースや外国の企業を、商業ベースではですね、外国の企業を排除することはできないと思いますけれども、しかし情報はですね、国にとっても、地方公共団体にとっても、国民のとってもですね、非常に重要なものです。この重要なものをですよ、国と地方公共団体の行政情報までプレゼントするっていうことは私はないと思います。まさに国家試験にかかることです。デジタル植民地どころじゃない。国家試験をね、売り渡すようなもんですよ。いかがですか。(( 国務大臣 全く当たりません。福田清くん。 ))これじゃあ日本の国は潰れますよ。本当にね、びっくり してしまいますが、それではね、いくら聞いてもダメなんでしょうから、これ以上質問しませんが、こんなことではですね、日本の国はどこ行ってしまうかわからない。ますます貧しくなると言った方がいいかもしれません。それでは次にですね、あれですね、使用KPI、デジタルインフラの整備についてお聞きをいたします。で、伊藤老、併せて伺いますが、データセンター、海底ケーブルの整備推進については、どのように進んでいるのか。それから、ロノネ、ビヨンド5G、6Gの開発実装については、どのように進んでいるのか、併せてお聞きをいたします。
1:11:20
総務省総合通信基盤局、木村電機通信事業部長。
1:11:28
お答え申し上げます。委員御指摘のおかげさま、まずデータセンターにつきましては、総務省におきまして、昨年6月公募を通じて7カ所の地方のデータセンターの整備事業を採択をいたしまして、基金を通じて整備費用の一部を助成しているところでございます。また、経済産業省におきましては、今年度データセンターの新規 拠点を地方に整備する事業、2件から3件程度に対しまして、整備費用の一部の助成を行う予定であるというふうに承知してございます。続きまして、海底ケーブルでございます。日本周回の海底ケーブルにつきましては、総務省におきまして、未整備となっている日本海側のルート、これの整備に向けた補助事業の公募の準備を行っているところでございます。総務省としましては、経済産業省をはじめ、関係省庁と連携しながら、今後もデジタルインフラの整備に取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。
1:12:32
お答えいたします。2030年代の導入が見込まれます次世代の情報通信インフラであります、ビヨンド5G、いわゆる6Gにつきましては、昨年の臨時国会でお認めいただきました予算と法律に基づきまして、必要な手続きを進め、本年3月、国立研究開発法人情報通信研究機構、NICTに研究開発基金を造成をいたしました。我が国が強みを有する技術分野を中心といたしまして、社会実装、海外展開までも見据えた研究開 発を重点的に支援していくため、現在NICTにおいて研究開発課題の公募に向けた準備を進めているところでございます。
1:13:19
資料の3をご覧いただきたいと思っていますが、今この中身についてお答えをいただきましたが、このビヨンド5Gの開発実装の目標年次は2030年と聞いておりますが、これで間違いありませんか。
1:13:47
お答えいたします。ビヨンド5Gの研究開発につきましては、先月4月25日に公表いたしましたデジタル田園都市国家インフラ整備計画におきまして、社会実装、海外展開を目指した研究開発を強力に推進し、その開発成果については、2025年以降、社会実装を順次目指すということになってございます。
1:14:26
そうすると、当初2030年と言ったのを5年早めて頑張るということなんですね。ぜひ私はこれ頑張ってほしいと思っております。私はそういった意味から申し上げると、このデジタル田園都市国家構想の地方公共団体のガバメントクラウドは、この開発をもって進めるのが、私は国益を守ることにつながると思っておりますが、いかがでしょうか。
1:15:00
現在の計画に則って、粛々と進めてまいります。
1:15:06
公衆の言葉に過して、これを改めざる、過ちという。これは明らかにデジタル資源を売り渡すことにつながりますから、まずしっかり、それこそ政府、ガバメントは何をやっているのかわかりませんが、政府、ガバメントの方だけまず進めて、地方公共団体のガバメントクラウドは、この自前のデジタル技術が開発するのを待って進めても、全く遅くはないと私は思っているんですよ。それは地方制度調査会で、全国知事会が言いました。これを進めると言ったら、地方自治会は、いやいやいや、政府がこんなことをやると言ったら手戻りになっちゃう。もう地方自治体は、県も都道府県も市町村も一緒になって、やっていると。それをこんなことをやると言ったら、もう一回手戻りになっちゃうと、知事会が言っていますよ。それを無理やり進めたのが、このまさに地方公共団体のガバメントクラウド統一標準システムですからね。しかもその運営を、情報の集積をするのを、まさにアメリカの四者に全部サーバー任せるというわけですよ。そこに自由機能アプリケーションとかいろいろなもの、二重の機関業務のやつを入れて、それを好きに言わないで使えとこういうわけですよ。しかし、5Gが2025年を目標に開発されると言ったら、目の前じゃないですか。ですから、少々待っても私はデジタル資源を失うようなことをやっちゃだめだ。デジタル植民地になっちゃだめだと私はそう思っておりますが、いかがですか。
1:16:51
おっしゃっている意味がよくわかりません。
1:16:57
言っている意味がわからないのではどうしようもないですね。これは本当にですね。それでは次に行きますけれども、次はですね、これはアメリカでも、スノーデンの告発以来、アメリカでもEUでもですね、それこそデジタル業者にどんどん罰金を課すようなね、そういう個人情報を守るための法律ができてますけれども、しかし日本ではどうもね、いろんな情報が流出したとか何と かって言ったってね、罰金を課せられたという話聞いたことないんですよ。しかしね、これはね、絶対ね日本でもそういうね、罰則、罰金をね、払わせるようなね、ルールをつくらないとだめだと思っているんですが、そのようにして個人情報を守る必要があると思っているんですが、いかがですか。
1:17:47
個人情報保護委員会山積事務局審議官。
1:17:52
ご答弁申し上げます。我が国、ご案内のように、我が国の個人情報保護法に基づきまして、私ども個人情報保護委員会、これまでも適切な執行をしております。もしですね、データの取扱い主体が規律に違反して、個人情報を取り扱ったり、漏洩の事案が発覚したり、そういうような場合には、私どもが必要に応じて立入検査や指導というようなことを、監視官等権限を行使しておりまして、仮にこの命令までいたしまして、その命令に違反する場合、命令に従わない場合には、罰則も対象になると、こういう立ちつけでございます。こういうことをこれま でも、今後も着実に執行していきたいと考えてございます。
1:18:32
個人情報保護委員会で、その罰則があると言うけれども、罰金まで貸したことはあるんですか、ないんですか、そこまでやったことはあるんですか。
1:18:43
個人情報保護委員会山積事務局審議官。
1:18:47
ご当部で申し上げます。罰則は、裁判等で決まることですので、私どもが直接罰則を課すわけではございませんが、私どもが承知している範囲では、これまで罰金の、個人情報保護に基づいて罰金の対象になったものはないと承知しております。
1:19:02
あのですね、アメリカでは、アマゾンだってね、その一情報に不正にアクセスしただけで、5億円も裁判所に払っているんですよ。Googleは、アイルランドでね、個人情報を大量に漏洩したってことで、380億円も払っているんですよ。これだって足りないぐらいじゃないですか。今、これから、それこそアメリカでも、それこそヨーロッパでも、このデジタル業者に対するですね、課税から、税金払ってないって話からですよ。しっかり取り組もうとしているだけに。この技術がどんどんどんどん進歩していっちゃうから、なかなか法律が、政府が、行政が追いついていけない、という現状なんじゃないですか。そこをね、やっぱりね、やっぱりしっかり取り組まないと、日本人の個人情報も守れません。このスノーデンはね、アメリカは監視社会だけれども、しかし、個人情報を守る法律ができているから、アメリカ市民だったら守れるところがある、保護できるところがある。でも、アメリカの市民以外は、守れないって言ってますよ。ですから、日本人は残念ながら、守られないんですよ。ですから、そういうことを踏まえてね、対応する必要があるんじゃないでしょうかね。まあ、それだけにしておきます。それで次はね、いよいよですね、このデジタル田園都市国家総合戦略の中のデータ連携基盤の構築についてでありますが、資料の一応ご覧いただきたいと思ってますが、ここがですね、質問通告した内容とちょっと違いますので、また河野大臣には答えていただけないかもしれませんが、資料の一応ね、ご覧いただきたいと思います。1から、丸1から丸3までね、続けてまとめてお聞きをしたいと思います。今まで議論してきたようにですね、国による地方公共団体の情報システムの統一標準化は、あまりにも私は拙速だと思います。ましてやですね、2000年に地方文献法が成立して、法律上は国と地方公共団体は対等協力の関係にありますから、国がシステムを作っても、これを使えと命令はできません。これは河野大臣、確認できますか。
1:21:37
国と自治体の関係はおっしゃるとおりです。
1:21:41
結局ですね、国が勝手に作って使えっていうことになってるわけですよ。ですから、地方文献法に基づいてね、国と地方は一応、法律上は対等協力の関係だという前提に立てば、もっと丁寧に地方公共団体の意見聞いていいんじゃないですか。それがたまたま地方制度調査会でね、知事会の代表が来た、市長会、町村会の代表が来た、そっから意見もらった、これだけで進めるっていうのはね、あまりにも拙速すぎると思うんですよ。それでですね、いくらですね、アマゾンたちの、アメリカのガー派たちの値段が安くて便利だと言ってもですね、それこそ、まあデマ情報だって言いますが、スノーデンの渓谷にあるように、アメリカに本社があるですよ。旧社のデジタル業者が、アマゾンもグーグルもマイクロソフトもオラクルもですよ。すべて米国のNSA、情報局に、実は情報を届けるということになっているんです。そのような業者に、自分の国の命とですよ、国を提供するような、本当に自分の命とですね、同じように大切な個人情報ですね。特に地方自治体は、二重の機関業務をやっています。住民、基本台帳、戸籍、戸籍の付与、固定産税から地方税、さらには国民年金、国民健康保険、生活保護やですね、本当に児童手当や、あるいは健康管理情報まで。二重の機関業務をですね、これ取ろうと思えば簡単に取っているよりは、もう届けちゃうんだから自然にね、届ける命令があるわけだから、アマゾンやグーグルのサーバーを使ってやっていれば、その情報は、デジタル庁が除けなくても、アメリカ政府の、SNAですけどね、これ除けちゃうんですよ。こんな危険なことをね、地方自治体にやらせるっていうことは、日本の国民、1億2千6百万人弱の情報が、日本政府は取れなくても、アメリカ政府は取れちゃうってことになるんですけど、こんなことを本当にやっていいんでしょうか。お伺いします。
1:24:18
いやー、びっくりしました。こういう人がデジタル大臣では、日本どこ行っちゃうかわかりませんね。先ほどもね、提案いたしましたが、ですから私はですね、ガバメントクラウドは、まず国が先行して実施して、国が今何やってるんだかわかりませんが、国がまず先行して実施して、ぜひですね、これで心配ない、ということになったら、地方自治体、地方自治体に説明して、安心ですよ、大丈夫ですよ、やりませんか、つってやったらいいんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
1:25:03
全く柔軟性がないんだわね、この大臣はね。本当にね、これ地方自治体だけじゃなくて、国民も心配してますよ。これね、委員長にまた追い去りっちゃうかもしれないけど、今日の読売新聞、2ページにわたってね、このデジタルのアンケート調査出してました。これね、今日出てきた新聞だからね、当然あれ見させなかったけど、右半分は、まあその有効に使っているという若者の声、中心の。左半分は心配のことばっかり。これだけですね、本当に国民の皆さんが、デジタルは便利だって使っている人もいれば、いやいやこれだけ不安があるってね、いるのに、それこそ地方公共団体の二重の機関業務まで提供しちゃったら、本当に心配なことになりますよ。まさにね、ですから、そういう意味ではやっぱり防衛力の強化資金じゃないけど、立ち止まって、ここでじっくり考えてね、進めていくってことが私大事だと思うんですが、厚生労働大臣に聞いてもだめでしょうから聞きませんが、本当にね、ここは残念なところです。与党の皆さんもぜひよく考えてほしいと思ってます。それでは次にね 、マイナンバーカードの普及促進、利活用拡大について、先日ね、健康保険証との一体化を進める法律が衆議院を通りましたけれども、しかし私はですね、どうしてもね、これを確認したいと思ってるんですが、実はですね、健康保険証との一体化を進めるオンライン資格確認等システムについてです。このシステムのですね、ハードウェアはどこなのか、情報の集積場所、サーバーはどこなのかですね、ぜひお聞きしたいと思ってますが、お聞かせください。
1:27:01
お答え申し上げます。ただいまご質問いただきましたオンライン資格確認等システムでございますけれども、こちらにつきましては、Amazonウェブサービスが運営するクラウドサービスを利用してございます。このクラウドサービス、こちらの先手におきましては、セキュリティ対策等を十分確保するということ、それから国内法に基づいた対応を可能とするための要件など、さまざまかしてございます。1点ご質問いただいたところで申し上げますと、この情報資産を管理するデータセンター、この所在、これが日本国内であること、という要件を課してございまして、こちらを満たすもので利用しているということでございます。藤井君。 実はね、私が質問収書を出したんですが、その回答が明日なんですよ。是非ね、この政府が使っているサービスね、クラウドサービス一覧表で出してくれって出したんだけど、回答が明日なんで分からないんですが、このね、まさに健康ね、オンライン診療の資格確認等、これはその一つですわね、まさに。Amazon Web サービスを使っている。で、そのほかきっとたくさんあるんだと思うんですよ。ですから、そういうものからね、政府がまずやって、安心だと国民の皆さんが思ってくれたら、まずそれからやってですよ。地方自治体のこの統一システムについては、まだ13市町村ぐらいしか実証実験してないって言うんですよね。1700以上ある自治体の中でですよ。ですから、そういう意味では、これはじっくりやってね、十分なんですよ。もうとっくにね、政府はAmazon Web サービスでこのオンライン資格確認等システムを運用しているわけですよ。ですから、まさにね、これね、それこそ健康情報、みんな入っているんですからね。健康情報がね。それこそ病気の履歴から薬剤、投薬、薬ね、これ全部入っているものを保管している場所はAmazon Web サービスですからね。のサーバーですからね。ですから、本当にね、これアメリカに行かない保証はありません。ですから、こんな心配なことはないと思います。 ですから、しっかりね、その辺も確認した上でやるべきだということを、まあ提案をしたいと思います。それで、そろそろ時間がなくなりましたから、あれ、ないかな。最後にね、一つだけお聞きしたいと思っていますが、実は最近のデジタル化をめぐる政府の対応について、一言だけね、聞きますが、厚生取引委員会では、AppleやGoogleなどデジタル会社に対するドッキンフォージョンの問題点についてですね、どんな対応をするのかお聞きして、質問を終わりにしたいと思います。
1:29:58
厚生取引委員会塚田事務総局官房審議官。
1:30:03
お答え申し上げます。厚生取引委員会においては、これまでもデジタルプラットフォーム事業者に関する競争上の問題について、ドッキンフォーの執行のみならず、実態調査などを通じた競争環境の整備、この両面で重点的に取り組むとともに、内閣のデジタル市場競争本部を中心とした政府全体での今後の具体的な政策の方向性に関する議論にも参加しております。引き続き関係省庁とも緊密に連携しながら、デジタルプラットフォーム事業者に関する競争上の問題に対して、厳正的確な法執行や競争環境の整備に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。以上で終わりますが、しっかり取り組んでください。以上です。
1:31:56
はい。立憲民主党の坂本雄之介でございます。本日も4月11日の質問に続いて、子ども子育て政策を中心に質問させていただきます。まず初めに、総務省が5月の4日に、5月5日の子どもの日にちなんで、我が国の子どもの数ということで、2023年4月1日現在における15歳未満の子どもの数の推計を発表いたしました。子どもの数は1435万人で、42年連続の減少、子どもの割合は11.5%で49年連続の低下、子どもの数は47都道府県で減少との結果でございました。このような状況をしっかりと再認識した上で、真剣に子ども子育て政策に取り組んでいただくことを改めて政府に求めてまいります。そして私自身も、引き続き、必要感を持って取り組んでまいりたいと存じております。それでは最初の質問をさせていただきます。前回の質問の際に、平成22年3月のインターネット による子育て費用に関する調査報告書の結果を示し、家庭における経済的な負担は子どもが成長するに従って大きくなるものであり、家庭の負担増加に応じた経済的支援こそ必要であるとの質問をいたしました。その際、小倉大臣からは、小中学生については、学校給食費の無償化に向けた課題の整理、高校生については、児童手当の支給期間の高校生までの延長などを、子ども子育て政策の強化についての試案の加速化プランに盛り込んだとの答弁をいただきました。しかしながら、これはまだこれから議論するものであります。食費だけをとっても、現下の物価高騰の状況を考えると、子育て家庭の食費の負担は、ますます大きくなって家計を圧迫しているものと思います。また、一昨日、厚生労働省が発表した3月の毎月勤労統計調査でも、物価上昇を加味した実質賃金は、前年同期に比べ2.9%減少し、12月12か月連続のマイナスになり、現金給付総額は増加しているものの、物価高に追いついていない現状が続いているとのことであります。子育て家庭にとっては、加速化プランの議論を待っている余裕はもうないのではないかと私は考えております。改めて、子どもの成長に伴う家庭の経済的負担の増加に応じた経済的な支援を早急に実施するべきと考えますが、大臣の御見解をお伺いいたします 。
1:34:50
まず、物価高等の影響を受ける子育て世帯への支援につきまして、政府としては、住民税非課税世帯1世帯あたり3万円を目安とする給付、子育て中の低所得世帯には子ども1人につき、さらに5万円の給付、地域の実情に応じて、学校給食費の支援をはじめとする子育て世帯への支援にも柔軟に活用可能な電力ガス食料品等、価格高等重点支援地方保険等の支援策を切れ目なく講じ、重層的に支援をしてきたところであります。また、令和4年度補正予算から妊娠から出産、子育てまでの身近な伴奏型の相談支援と、10万円の経済的な支援を一体として実施する事業を創設し、継続的に実施することといたしております。加えまして、出産育児一時金につきましては、全施設の出産費用の平均額の推計等を勘案し、令和5年4月から全国一律で42万円から50万円へと引き上げました。このような施策の充実を行った上で、今回の加速化プランにおきましては、委員からもご紹介いただきましたように、小中学生については、学校給食費の無償化に向けた課題の整理、高校生については児童手当の支給期間の高校生までの延長、さらに大学生につきましては、対応型奨学金の減額返還制度の年収上限の引き上げ、事業料減免及び給付型奨学金の拡大、事業料後払い制度の導入などを盛り込み、子供が成長するにしたがって、ライフステージに応じた経済的支援をさらに充実をさせることとしております。この加速化プランの実現に向けまして、引き続き、スピード感を持って取り組んでまいりたいと思っております。
1:36:28
はい、切れ目なくとおっしゃっておられますけれども、まだまだ課題の整理の段階であります。一刻も早く私はもっと直接、もっとボリュームを上げてですね、子育て支援を行うべきである、このように提言をさせていただいている次第であります。試案において、今後3年間で加速化して取り組む子ども子育て政策という省がありますが、その部分の現状認識において、我が国の出生数は2000年代に入って急速に減少しており、とあり、続いて2010年から2020年は約20%の減少となっている。さらに、この中の3年間、2020年から2022年で、婚姻件数は約10万組減少、未婚者の結婚規模や希望子ども数も大幅に低下 、減少している。このままでは2030年代に入ると、我が国の若年人口は現在の倍速で急減することになり、少子化はもはや歯止めの効かない状況にあると記されています。私も同じ認識です。まさに危機的な状況であって、今すぐに手を打たなければ手遅れになります。3年間で加速化などと、悠長なことを言っている場合ではありません。この3年間で、婚姻件数は約10万組も減少しております。これからの3年間で、さらに減少していく可能性もあります。また、子育て中のお母さんたち、お父さんたちは、今、まさに大変な思いをしながら、将来に不安を抱えながらも必死に子育てをしているのではないでしょうか。できることから対策を追っていかなければ間に合いません。6月の骨太の方針がどうとか、3年の加速化などとは言わず、できることはすぐに実行するべきであります。いろいろと制度設計に時間がかかるのであれば、それまでの間は複雑な制度設計の必要のない、児童手当の所得制限撤廃や増額、支給期間の高校卒業までの延長や高校授業料無償化の所得制限撤廃等を行い、子育てに関わる経済的負担の軽減だけでも早急に行うべきであります。次元の異なるという以上、過去に例のないようなスピード感で対応するべきと考えますが、大臣いかがでしょうか。
1:38:57
今回の収入資金案におきましては、2030年代に入るまでのこれからの6、7年が少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスと考えまして、今後3年間を子ども子育て支援の加速化に取り組んでいく集中取組期間とさせていただいております。もちろん、できる限り速やかに施策を実施していく必要があると考えておりますが、ご指摘の児童手当の拡充など経済的支援をはじめとした各種の施策を実施するためには、制度の詳細、予算、財源について国民的な理解を得ながら定めていく必要があると考えております。例えば、ご指摘の所得制限の撤廃を含め、児童手当の拡充を実現するためには、法律の改正のみならず、相応の期間を要するシステム回収や自治体の実務をどうするかといった課題があるとも認識をいたしております。こうしたことを踏まえまして、総理を議長とした子ども未来戦略会議を設置いたしまして、後藤大臣の会議運営の下、必要な政策強化の内容、予算、財源について、さらに議論を深めているところであります。いずれにいたしましても、6月の骨太の方針までに、将来的な子ども子育て予算、倍増に向けた大枠を提示することといたしておりまして、先ほど申し上げたように引き続き、スピード感を持って進めてまいりたいと考えております。
1:40:17
6月というまでのまだ期間があってですね、本当に急いでそれを支給していただきたい。今回本当にラストチャンスなのかどうか。本来であればもうチャンスは失われているのではないかと私は危惧をしているところでございます。野党、私どもも法律案を提案をしておりますので、野党から出された法律案が審議をされないということに対しても、私は意気通りを感じるところではありますけれども、この件についても、一刻も早く、私たちも法案の提出を行ったわけですから、そういったものを審議をしていただきたい。一刻も早い成立を願っているものでございます。子育て中のお母さんへの支援のあり方と公平性についてお尋ねいたします。例えば、お母さんとお父さんが共働きで、共に正規社員の場合、子供が生まれると出産育児一時金のほかに、三前三後に仕事を休んだ日数に応じた出産手当金を受け取ることができます。また、お父さんお母さん共に育児休業を取得でき、育児休業給付金を受け取ることができます 。さらに、0歳1歳2歳で保育所に預ければ、一部時刻短はあるものの保育のサービスを受け取ることができます。0、1、2歳児については、3、4、5歳児に比べ保育士の配置が多かったりと、公的な負担の割合も大きくなります。一方で、子供を産んだ後は、子育てに専念したいという理由で仕事を辞めたり、職場の都合などで、どうしても仕事を続けられず退職したお母さんについては、雇用保険制度の仕組みの中で支給される育児休業給付金を受け取ることができません。出産手当金につきましては、健康保険制度の中で受け取れるケースと受け取れないケースがあります。また、お母さんが子育てに専念している家庭は、子供を保育所に預けることもありません。このような状況につきまして、共働きで子育てをするのがいいか、お母さんが子育てに専念する家庭がいいのかということではなく、それぞれの家庭にあった働き方や子育ての仕方があっていいのではないかと考えます。ただし、公的な手当や給付金などの支給やサービスは、働き方や子育ての仕方にかかわらず、最大限、平等に公平に行き渡るようにするべきではないかと考えております。その前提として、育児を労働と言ってしまうと、批判もあるかもしれませんけれども、議論をわかりやすくするために、あえて育児労働と呼ばせていただきますが、重要なことは、この 育児労働をどう考えるかということであると思います。お母さん方には、育児という大変重要な社会的責任も負っていただいております。私としては、この育児労働に労働としての価値を認めるべきであり、その上で子育てに専念するお母さんには、育児に対し、給与の代わりになるような手当や給付金のようなものを支給する制度が必要であると考えております。お母さんが仕事をして、その間に保育士が行う保育には賃金が発生して、一方でお母さんが行う育児には賃金が発生しないということにも公平性という観点から違和感を覚えます。このような考え方につきまして、大臣の御見解をお伺いできればと思います。あわせて、育児に労働としての価値が認められるということであれば、子育てに専念するお母さんにも、雇用保険制度や健康保険制度の中で行われている育児給与給付金や出産手当金について、保険料等の課題もありますけれども、その点も検討した上で一定の基準を設けて支給すべきと考えます。政府の御見解をお願いいたします。失礼しました。
1:44:09
お答えをいたします。保護者の行う育児に関して、手当や給付金を支給すべきといった、坂本委員のような御意見があることは承知をしておりますが、他方で保護者の行う育児を労働と捉えることが適当なのか、共働き共育ての推進との関係をどのように考えるのか、給付を行うにしても具体的な制度設計をどう考えるかといった様々な課題があるものと考えておりまして、慎重に検討を要するものがあると考えております。他方でですね、専業主婦世帯におきましては、各家族が住む中で、育児経験もなく、非常にですね、身体的、精神的等々の負担が大きいことも認識をしておりまして、その点、委員とも認識を共有していることだと思っております。まあ、そうした中で、親が働いていても、家にいても、全ての子育て家庭に対して適切な支援をすることを通じて、ストレスを感じることなく子育てができる社会を目指していきたいと考えています。これまでも、子ども子育て施策の中では、共働き世帯に対する保育対策にかなりの批准を置いてまいりましたが、ゼロ二歳児の約六割は、いわゆる未就園児でありまして、子育て世帯の多くが孤立した育児の中で、先ほど申し上げたような負担や悩みを抱えております。従いまして昨年の児童福祉法改正 に基づく子ども家庭センターの設置など子育て世帯に対する包括 的な支援のための体制強化を図っていくとともに先般公表した 家族プランにおきましても妊娠期から出産子育てまで身近な場所 で非相談に応じ多様なニーズに応じたサービスにつなぐ伴奏型相談 支援の継続的な実施に向けた制度化や就労要件を問わず時間単位 で柔軟に利用できる新たな通円給付の創設の検討などを盛り込ん だところであります引き続きこうした全ての子どもの育児の応援 全ての子育て家庭への支援の強化に取り組んでまいりたいと考えて おります厚生労働省松本大臣官房審議官 雇用保険制度の育児給料給付について御答弁申し上げます 雇用保険制度 は労使が保険料を負担し必要等のリスクに備え労働者の生活及び 雇用の安定を図るとともに給食活動を要因するとその就職を促進 するということを目的として給付するものでございます また育児 給料給付は労働者の職業生活の継続を援助促進する観点から育児 給料期間の賃金喪失を失業に準じた保険事項と捉え給料前の賃金 の一定割合を支給するものでございますこういったことから非保険者か どうかにかかわらず雇用保険制度から給付を行うことは困難である と考えてございます厚生労働省広原大臣官房審議官 続きまして健康保険制度におきます出産手当金の関係につきまして 御答弁をさせていただきます健康保険制度におきます出産手当金 でございますけれどもこれは働いておられます非保険者の方が出産 の前後に労務にふくさなかった期間の所得の喪失等をある程度 補填するという観点から非保険者及び事業者の方が負担する保険料 財源として支給されるものでございますために非保険者の方であるかどうか にかかわらず健康保険制度からこの出産手当金の給付を行うという ふうにすることは困難であるという
1:47:42
坂本宇野介君 制度の中でございますからその制度の中の枠組みだけで考えれば そのとおりだと思いますしかしながらそうであればまたほかの 制度もつくっていく社会全体で子育て支援を行うということで あればその枠組みを大きく変えていくことも必要なのではないか と考えます大臣からは慎重に検討を重ねて いくということでこの御認識は共有されていただいているという ふうに考えておりますのでぜひこれからのその予算の執行に当た って確保に当たってリーダーシップをとって努めていただければと思います よろしくお願いいたします次に令和三年三月に株式会社日本 農立協会総合研究所が出した厚生労働省委託事業令和二年度仕事と育児 等の両立支援に関するアンケート調査報告書の離職者調査という 報告書を見ますと妊娠出産育児を機に離職し現在就労していない 二十代から四十代で三歳未満の子供を持つ母親を対象に調査を しており現在働いていない理由として最も多いのが子育てに専念 したいが七〇一%次に多かったのは保育所など子供を預けるところ がないが四三四%でしたこの調査結果からも子育てに専念したい というお母さんが多くいらっしゃ
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るということがわかると思います 働きながら子育てをするお母さん
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お父さん子育てに専念するお母さん お父さんどちらにも公平な支援サポートをしていくべきではない かと考えておりますただいまのアンケート結果で現在働いていない 理由として保育所など子供を預けるところがないという理由が 二番目に多かったと申し上げましたけれどもこのアンケート結果には ありませんのであくまで私の推測でありますが子供を保育所など 預けるところがないといった理由で離職せざるを得ないケースも あれば子育てに専念するために仕事をやめたいが経済的に厳しい ため仕事を続けているというケースもあるのではないかと思います 子育てに専念したいお母さんに経済的支援があれば子供を預けない で自ら望む子育てができそのことにより保育所に空きができれば 子供を預けて働きに行きたかったお母さんが離職をせずに働きに 行けるようにもなりますそれぞれの家庭が希望する子育てができる 社会を実現するということも少子化を止める一つの対策になると考え ます このようなミスマッチを解消するためにもそれぞれの家庭が どのような子育てをしたいと考えているのか調査をするべきと考え ますがいかがでしょうか またミスマッチが解消されることで結果 として待機児童対策や保育士不足対策につながる可能性もあるの ではないかと考えますがいかがでしょうか 福島国務大臣お答え申し上げます委員御指摘いただきました仕事 と育児等の両立に関する実態把握のための調査研究事業でございます けれども妊娠出産育児を理由に離職をした女性を対象にアンケート 調査を行ったものと承知をしておりますけれども現在働いていない 理由の回答結果として離職前の就労形態にかかわらず子育てに 専念したいが最も多い結果になっており仕事をやめて子育てに専念 したいと考える方も一定いらっしゃるというふうに承知をしております こうした中でそれぞれの家庭のニーズに応じて適切に支援を組み 合わせていくということが非常に重要であると考えておりまして ご指摘のようないわゆる在宅で育児をされている選挙主婦家庭 の方々への支援としては児童手当の支給のほか地域の身近な場所 において子育て中の親子が気軽に相談や利用ができる地域子育て 支援拠点事業の実施あるいは保育所等で未就園児を預かるモデル 事業を今年度から実施をすることといたしております こういった取組を進めているところでございます 今般取りまとめました 試案の中におきましても全ての子どもの育ちを支える基礎的な 経済支援としての児童手当の拡充就労要件を問わず時間単位で柔軟 に利用できる新たな通縁給付の創設の検討などを盛り込んでおり まして引き続き全ての子育て世帯を切れ目なく支援することができる ように必要な施策を講じてまいりたいと思っております なお実態把握をすべきではないかという御指摘もございました けれども子どもがいるかどうかにかかわらず働く理由も家庭家庭 さまざまでございますので現時点で御指摘のような網羅的な調査 を行うことは考えておりませんけれどもいずれにしてもどのような 家庭であっても全ての子育て家庭の多様なニーズに応じて適切な 支援ができるように努めていき
1:52:55
多様なニーズに幅広く対応して いただきたいそのためにも私は調査をするべきではないかという ふうに考えておりますこのことが全国一律に大きな調査をすることが できないのであればあらゆる機会チャンスを使ってこういった子育て をするあるいは子育てをしないで働きたいいろんなお母さんお父 さんのニーズを幅広く聴取できるような体制も整えていっていただき たいと考えております次に厚生年金に加入していない お母さんの障害年金の適用についてお尋ねいたします 年金受給年齢 に達していなくても障害を患ってしまった際に受け取ることができる 障害年金という制度があります障害の程度によって登給が決まり 年金額が決定する仕組みですが病気やけがの初心日に厚生年金 に加入していた方は一休二休三休まで障害年金を受け取ることが できますが厚生年金に加入していなかった方は一休二休までしか 年金を受け取ることができません仮に子育てのために仕事をやめ たり厚生年金に加入せず非正規で働いているお母さんが病気や けがで障害を患ってしまった場合一休二休に該当した場合は 年金を受け取ることができますけれども三休相当の場合は受け 取ることができません 子育てにお金がかかる中で自らの治療や 介護でもお金がかかるさらに障害があれば思うように働くことも できません 子育てに専念しているお母さんや厚生年金に加入せず 非正規で働きながら子育てをしているお母さんにも子育てをしている 間は厚生年金加入者と同様の適用を受けられるようにするべき と考えますがいかがでしょうか厚生労働省浅川大臣官房審議官 厚生年金制度は従来より費用者とそれを雇用する事業主が保険料 負担を折半することで将来の生活保障ニーズに対応する社会保険 の仕組みとして整備されてきております その給付には議員御指摘のとおり老後の所得保障としての老齢厚生 年金のほか一定以上の障害に該当した場合の所得保障としての障害 厚生年金これは1級から3級までありますがなども含まれております 加工は非正規雇用で働く方につきましては一定の所得要件を満たす短時間 労働者に対して費用者にふさわしい所得保障の実現社会保障の機能 強化の観点から平成28年10月以降費用者保険の適用順次拡大して きております昨年12月にまとめられました前世代 社会保障構築会議の報告書においては費用者保険の適用をさらに拡大 していくために現在100人超の事業所に対して適用されている短時間 労働者への費用者保険の適用に関する企業規模要件これを撤廃する ことなどについて早急に実現すべきと指摘されています こうしたことも踏まえまして勤労社会保険の実現に向けて取組を 進めることでより多くの短時間労働者の方に対して保障を及ぼ していくことが重要であると考えております なお厚生年金の非保険者に該当しない方につきましては報酬に 応じて設定されている厚生年金の保険料を負担していただく前提 となっておりませんので厚生年金の保障を及ぼすことは難しいと 考えてございます坂本清之介君 障害年金の問題だけでなく将来受け取る年金についても子育て のために厚生年金に加入していない産後のお母さんは厚生年金に加入 しているお母さんと比べて少なくなります いずれにしても私が最も訴えたいことは子育てのためにお母さん が不利益をこむる社会子供を産むことがお母さんの人生にマイナス になる社会は改めるべきではないかということであります そして 子育ての価値を認め子育てに専念するお母さんにも正規雇用で働いている お母さんと同様の支援が受けられ全てのお母さんお父さんも いらっしゃいますけれども現在も将来に対しても安心して子育て ができるようそして子供を産むことが人生においてプラスになる 社会になるよう取り組んでいただきたいと思いますが大臣御見解を お願いします小倉国務大臣 まず雇用保険健康保険厚生年金につきましては先ほど厚労省が お答えしたとおりそれぞれ被保険者及び事業主が負担する保険料を 財源として給付が行われる制度でありますため被保険者でない 方に対して保障を及ぼすことには課題があるものと承知しております また方で委員からは子育ての価値について言及をいただきました が子育てには経済的精神的な負担が生じることがある一方で時代 の社会を担う子どもを健やかに成長させるものであり非常に大切な 営みであるというそういうふうな認識も持ってございます こうした中先ほどもお答えをさせていただきましたが生きづつについて は保護者が第一義的な責任を有しつつも保護者に対して十分な 支援を行う ことにより全ての子供が健やかに育成されるようにする ことが重要であると考えており親が働いていても家にいても全ての 子育て家庭に対して適切な支援をすることを通じてストレスを 感じることなく子育てができる社会私どもとしては目指していき たいと考えております坂本雄之介君 全ての子どもの健やかな成長を願っているわけでございますから 私は保険者であるあるいは被保険者であるとかあるいは高齢年間に 加入している方あるいはそうではない方という方たちが子育てをする 中でこういった財政的な支援のサービスの公平感があってはいけない というふうに考えているものでございます私もかつて埼玉県東松山市という 人口九万人の街の市長を三十代から十六年間務めさせていただき ましたもう二十年ほど前から少子高齢化が喫緊の課題だと言われて おりましてその中で全ての障害どんな障害をお持ちになったとして も自分が生きているところで安心をして生活を営むことができる ノバライゼーションの街づくり