19:37
国際連合条約の締結について承認を求めるの件、2022年の国際交費協定の締結について承認を求めるの件、及び世界貿易機関を設立するマラケーシ協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件の各件を議題といたします。
20:03
公催をお諮りいたします。各件審査のため、本日政府参考人として、外務省大臣官房事務代理、領事局長安藤俊英君、大臣官房審議官石月英夫君、大臣官房審議官伊藤茂君、大臣官房参事官林誠君、
20:31
大臣官房参事官北村俊博君、大臣官房参事官片平聡君、大臣官房参事官松尾弘貴君、経済局長名松弘之君、内閣官房内閣審議官高村康夫君、
20:58
法務省大臣官房審議官柴田紀子君、民事局長金子紗夢君、財務省大臣官房審議官内野陽次郎君、水産庁漁政部長山口純一郎君、
21:19
資源管理部審議官福田拓実君、経済産業省大臣官房審議官常藤昭君、防衛省防衛政策局次長安藤敦 志君、統合爆量幹部総括官大和太郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
21:47
御異議なしと認めます。よってそのように決しました。
21:51
これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次これを許します。中川祐子君。中川君。
22:00
おはようございます。自由民主党の中川祐子です。法案の審議に入ります前に、通断における法人退避、外交力強化について質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。4月15日、スーダンで武力闘争が発生し、我が国では、4日後の19日、林外務大臣から濱田防衛大臣に対し、現地に滞在する法人輸送の実施に必要となる準備行為を要請されました。
22:35
24日、輸送機がスーダンに向かい、政府の調整で首都ハルツームから陸路で東部の空港まで移動した日本人と、そのご家族45 人を地縁に輸送しました。
22:49
迅速の対応だったと評価する声も多いと聞いていますが、海外唯一の自衛隊の拠点が地縁にあり、スーダンから近かったこと、昨年、派遣の迅速化を図る制度改正も行われ、自衛隊機を待機させる際に必要だった閣議決定の手続きを省略できるようになったこと、
23:14
自衛隊による在外法人の輸送が今回で6回目ということもあり、これまでの教訓を十分に生かすことができたのであろうと思っています。その一方で、10年前の法改正で解放になった自衛隊の車輛による陸上輸送は、今回も実施することはありませんでした。
23:35
日本人とそのご家族を乗せたチャーター機は、日本時間の28日に地縁を出発し、29日に羽田空港に到着しました。
23:46
外務省からは、武井外務副大臣が23日から29日まで、地縁に赴かれたわけでありますけれども、状況が刻一刻と変化する中、関係国政府と連携し ながらの法人保護、特に携帯電話もほとんど通じなかったとも伺っています。
24:12
今回の任務、武井副大臣、本当にご苦労されたというふうに思っています。現地の様子、そして今後も起こりうる法人保護の課題について、また副大臣ご自身の感想も含めてお話をいただければと思います。
24:39
大変厳しい現地の情勢の中で、様々な困難を乗り越えて、勇気をもって退避をいただきました法人の皆様に、心から敬意を表したいと存じます。今回の一連の退避オペレーションでは、法人在留法人59名、及び外国籍のご家族計8名の67名の方がスーダンから退避をされました。