5:34
経済産業貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、内閣官房実行推進室次長畠山陽次郎君ほか19名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、採用を決定いたします。
5:53
経済産業貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は順次ご発言願います。田島舞子君。
6:05
一見民衆、社民の田島舞子です。本日もどうぞよろしくお願いいたします。私はですね、今回前半で基金について伺いたいと思います。昨日の岸田総理もですね、参議院の本会議で、まあ防衛費の増額に伴う増税が議論されているわけですが、業財政改革の努力を最大限行った上で、それでも足りない部分は税制措置というふうにおっしゃってるんですね。これ本当に業財政改革の努力を最大限、今政府が行っているのかという問題意識のもとに、今日の質疑前半をやらせていただきたいと思います。資料1、ご覧ください。いいですか。すいません。資料1をご覧ください。こちらですね、東京新聞の長官になりますけれども、基金の15%が給民状態というふうになっています。この基金の全体像、これはですね、会計検査委員によりますと、28年度末は1578基金、報道によりますと現在1,900基金が設置されているということなんですね。膨大な数であるわけでございます。基金はそもそもですね、複数年度にわたる中長期的な課題に対応するための事業を行うということで、メリットは弾力的な運用ということは十分よく理解はするんですけれども、一方デメリットとしてはですね、単年度主義の例外として国会のチェックが聞きづらい、こういったことがありまして、まああの指揮者によりますと、短水預金と言われたりとか、便利な財布と呼ばれたりとか、まあ合法的な裏金になる恐れもあるというようなことをおっしゃる方もいるんですね。この基金ですが、給民状態の基金、すなわち補助金事業等を行っていないのに、人件費や管理費のみが支出されていく、この給民状態の基金が現在ですね、27に上がり、そのうちのまあ大多数17が経営産省の所管というように伺っております。西村大臣に伺います。今、岸田政権はですね、行財政改革の努力を最大限行った上で、それでも足りないときには国民に増税をお願いするという立場であるんですけれども、経産省さんが管轄する17の基金が、給民状態で補助金交付事業の事業費はかけていないんだけれども、人件費や管理費ばかりが上がっていく、こうした給民基金の数が突出している点について受け止め、それからですね、改善についての意欲、また具体的な改善策があれば伺いたいと思います。
8:34
まずご指摘のように、我々国民の皆さんの税金を用いて事業を行っておりますので、たとえ基金であろうとですね、それはもうしっかりとチェックをしながら、無駄遣いないように取り組んでいただけないと、まさに思いを同じくしておるところであります。これで基金については、事業が将来増えるとしても、何年間にわたって増えていく、それはなかなか見通せないということもあって、基金のような形を取らせていただいておりますけれども、ご指摘のように、終わったものについてもですね、その後の規定関係法令、交付規定に基づいて、しっかりと管理を行っていく必要がございます。チェックを行っていく必要があると思います。ただ終わった後もですね、その事業者からの成果報告への対応、あるいは補助金で取得した財産の処分であったり、不正時給が発覚した場合の対応など、