20:12
これより会議を開きます内閣提出 我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する 特別措置法案を議題といたしますこの際お諮りいたします
20:28
本案審査のため本日参考人として 日本銀行総裁上田和夫君
20:33
国家公務員協裁組合連合会理事長松本隆君の出席を求め 意見を聴取することとし
20:44
また政府参考人とし 内閣官房内閣審議官室田 光成君
20:51
内閣審議官斉藤秀夫君 内閣審議官金間仁君
21:02
内閣府大臣官房審議官宮坂祐介君 金融庁監督局長伊藤豊君
21:10
外務省大臣官房参事官今福貴雄君 大臣官房参事官宮本慎吾君
21:18
財務省大臣官房長青木貴則君 市警局長新川博嗣君
21:25
市警局次長前田勤くん 主税局長墨澤人志君
21:35
厚生労働省大臣官房審議官鳥居陽一君 防衛省大臣官房サイバーセキュリティ情報化審議官上田浩二君
21:45
大臣官房審議官模木昭君 防衛政策局次長安藤敦史君
21:52
地方協力局次長田中俊則君 統合爆料幹部総括官大和太郎君
22:02
防衛政務長調達管理部長森卓夫君の出席を求め 説明を聴取いたしたいと存じますが御異議ありませんか御異議なしと認めます よってそのように決しました 質疑の申出がありますので順次これを許します
22:24
皆さんおはようございます今日は長時間の審議でございますけれども トップバッターを務めさせていただきます立憲民主党の野田佳彦でございます 大臣よろしくお願いしますまず質問をする前に 宮古島沖で陸自のヘリが墜落をし大変有意な人材がたくさん乗っておりましたけれども 改めてお亡くなりになられた方に心からお悔やみを申し上げるとともに未だ遺骨不明者がおりますので 早期に発見をしていただくように政府には要請をしたいというふうに思います加えて戦闘が続く数段で45人の法人が 退避をすることができました航空自衛隊で任務に当たられた皆さんに 心から敬意を表すとともに感謝を申し上げたいと思いますそれではまず質問をしたいと思うんですけれどもまず極めて総括的なことなんですけれどもこの防衛費増額をめぐり 反撃能力の向上の一環としてトモフォークの購入ということが 令和5年度の予算に計上されていました金額で2113億円でしたけれども何発買うんだという極めて素朴な質問に ずっと政府は答えないで公表を拒んできました米国から情報が流れるということがわかって慌てて衆議院の予算の通過直前に 400発であるということを公表いたしました私はこの経緯を見ていてですね 極めて違和感を感じたんですね2113億円というのは本当に大きな額であります私の地元のフラバッシュの予算が 2100億円ですからね1年間1つの大きな中核地の自治体で使うお金よりも同じ同額の税金が単価も公表されないで決められていくというのは 私は異様だと思っていたんですやはり単価と数量を明らかにしないで 予算審議って本当に成り立つのかどうか政策方向があって吟味できるのか 極めて疑問に思ったんですけれどもそれについてこれは本当は 防衛大臣になるかもしれませんがこの種のことって予算審議で 私最近よく見られるんであえて財務大臣をお聞きしたいと思いますが お考えをお聞かせいただきたいと思います
24:59
おはようございます国の予算これは国民の皆様方からいただきました 税金の使途を決めるものでありますので国会の議決をいただくとされている趣旨に鑑みれば国会の議決をいただくに先立って その内容について政府としてしっかりと説明責任を果たすこと これは大変重要であると考えておりますこうした点からは数量や単価といった 積算根拠を示すことが説明責任を果たす上で適切と言える場合には これを示すことが求められると考えております一方で例えば安全保障に関わる予算のように その具体的な内容を公表することによって安全保障の目的を害する可能性があるものについては 数量や単価を明らかにしないといったことも許容される場合があるのではないかと 考えております予算に係る説明責任については 予算項目の目的や性質等に応じて所管省庁において適切に判断すべきものと考えます御質問の自衛隊が 保有するミサイルの 段数や単価の公表については所管であります防衛省において 判断されるものでありますが防衛省においては従来より秘密保全等の観点から これを明らかにしていないと承知をしておりますその上でトマホークにつきましては 令和5年度予算において約2100億円を計上しており国会におけます予算審議を経て本年4月に 防衛省から400発の取得を予定しており単価については経費の内訳を含めて 米国側と調整中であって算出はできていないとその旨回答していると承知をいたしております防衛装備品について具体的に どのような情報を公表するかにつきましては国民への説明責任そして秘密保全の観点から 所管であります防衛省において責任を持って判断されるものと考えております
27:33
財務大臣としてはそうお答えをせざるを得ない と思うんですけれども安全保障の目的を外する恐れがあるから 単価は公表できない過失数量も公表できないということが 防衛省の考え方だという御説明を財務大臣がされましたけれどもじゃあ日本の安全保障の目的を 外するようなことを何でアメリカが情報を流すんでしょうか日米同盟とはそういうことなんでしょうかというそもそも論に行き渡ります安全保障の目的を外すると言いながらもっと基本情報として提供できることを きちっと提供していないというところに他の象徴もあるんです例えば昨日厚生労働省が アベノマスクの発注量とそして単価を公表しましたよね3年前に尿性のマスクが 2枚ずつ各世帯に配られました我が家にも届きました残念ながら私の顔のサイズには 合いませんでした悲しかったですよね もう眼帯にしようかと思いましたねというぐらいに税金の 胸遣いだと思ってましたけれども単価と発注量どれぐらいかこれは政策効果を考える上で 基本情報だと思いますそれを司法判断を合わないと 公表しないというのもおかしいんですよねおかしいこの種のことが各省ではよくあるんですよワクチンは2兆4000億円使って 購入をしたと8億8000万分8000万分ですか 異常に数が多いじゃないですか単価をファイザーはいくらか モデルナはいくらかアストラゼネカ秘密保持契約だから 公表できないと2兆4000億ですよこの種の公表できないといって基本情報を提供しないことが 役所は今ものすごく多いと思いますそれをもうちょっときちっとした政策論争与野党で一知天を見出そうと 努力をするならば基本情報はなるべく出すように私はやはり財務大臣が予算とか 決算の審議を司るわけですのでもうちょっとこれ各省に指導してほしいなということを強くまず申し上げて具体的なほかの質問に行きたい というふうに思います今日防衛副大臣にお越しを いただいておりますけれども防衛装備の充実では必要な観点は もちろんお金の手当が必要ですこれは公談の方で少し 触れたいと思いますけれどもお金の手当とともに装備充実しても人手が足りなかったら意味がないんですよ私は安保三分所を読んだけれども人的基盤の充実という観点が 弱すぎると思っていますのでこれは2月8日の予算委員会でも 総理にお尋ねをしましたまだあまりちょっと問題意識として ピンときている感じがなかったので改めて足元の数字の確認から 行きたいと思うんですけれども自衛隊の定員24万7000人ですよね定員に対する実員のまさに比率 従属率これは警察を呼びた以来 100%に届いたことはないですよねずっとないんですよ足元の数字をまず確認したいと思いますけれども現時点の従属率はどうなっているか御指摘をお教えていただきたい というふうに思います
31:05
令和3年度末における自衛官のまず定員ですけれども 先ほど野田先生がおっしゃっていたとおり24万7154人そして現員が23万754人で 93.4%になっております
31:20
そもそも1億2千万人の 国民の生命と財産を守るのに24万7000人が適正規模かどうか という議論もあると思うんですが一応定めている目標に達したことがないし今も九十数%ということですねこれ九十数%よく見ていくと一番精鋭度が占われる知の部分が決定的に足りないんですね知 若い単位8割切っているはずなんですということで装備充実しても人手が足りなかったら これ意味はないんですこの観点の議論をもっと深めなければ いけないと思うんですが
32:06
予備自衛官法これらの充足率はどうなっているか お尋ねしたいと思います
32:15
令和3年度末における予備自衛官の 充足率ですが69.8%速応予備自衛官の充足率は51.6%予備自衛官法の充足率が 54.7%となっております
32:34
今それぞれの数は 聞かなかったんですけれども予備自衛官が47,900ですよね速応予備自衛官が7981予備自衛官法が4621ということで6万程度です全部合わせて現役の定員が24万7千ですね両方合わせて30万じゃないですか他の国を見るといわゆる現役の自衛官に対してほぼ同数か少なくとも 半数が予備役なんですその意味からいうと これ日本はもともと手薄なんです手薄な上で予備自衛官で 充足率が70%でしょ速応予備自衛官とは いざという時はすぐ駆けつける人たちじゃないですかこれは50%でしょいろいろな意味で人的基盤 が極めて充実であるという基盤を私は持たなければいけないのでは ないかと思いますがその上で一番の足元なんですけれども2020年度に採用した 任期自衛官の候補者これは計画人数の半分以下ですね半分以下かつて2018年に採用計画の72%という数字があってこれは最低だったはずなんですこの時に任期制の自衛官の 採用年齢の上限を27歳未満から33歳未満に 引き上げているんですね引き上げて対象を拡大をして何とか採用人数を 増やそうとしたけれど今回半分以下になっているということ極めて危機的な状況 じゃないかと思います静かなる有事は自衛隊という組織の足元にも 忍び寄ってきているんですねこの原因をどういうふうに 見ていらっしゃいますか
34:32
やはり少子化による 募集対象者人口の減少による自衛官の募集環境は厳しくなっておる ということがまず前提としてあるかと思いますそうした中においても近年自衛官候補生以外については 概ね採用計画数を達成しておりますが自衛官候補生については採用計画数に達しない年も 生じているのが現実でございますこういった要因についてで ございますけれども現在分析中ではございますけれども防衛力の抜本的な強化のために 自衛官候補生について前年度約1.5倍 令和3年度に比べ令和4年度については1.5倍と 高い採用計画数を掲げる中において少子化により募集対象者人口が 減少していること新型コロナウイルス感染症に 募集関連イベントが制限され自衛官を認知していただく機会が 限定されたことまた令和4年度卒業予定の高卒者の 有効求人倍率が3.1倍と高い求人倍率になっていることなどが 考えられているところでございますけれどもいずれにしても現在こういったことを 分析しているという状況でございます野田佳彦君 私はこの問題に本当に危機感を持って人材の獲得に本気で乗り出さないと安保三文書って本当に絵に描いた餅になりかねないと 心配をしているんです例えばサイバー分野でね サイバーとか宇宙とか新しい安全領域が書かれていますそのために人材を集めなきゃいけないと例えば中国のサイバー部隊って 17万5千人ですよ日本が今540人が何千人かぐらいに なったぐらいでしょう2万人ぐらいに目標にしているんでしょう2万人というのも陸海空の それぞれの任務がある中から書き集めて2万集めたら他が今度 元々人手不足だから足りなくなっていくわけですあらゆることをサイバーとか 宇宙とか言っているけれども人が集まっていないんで何を言っているのか ものすごく心配しているんですねそうするとどうやって人材確保を必 要と
36:50
今の私の今の危機感というのは 本当に共有できますか 防衛副大臣
36:59
先生おっしゃるとおりでございましたまずちょっと冒頭すみません先ほど有効均一人倍率が3.1と申し上げたと 3.01の間違いでございました修正させていただきますその上で先生御指摘の人力基盤の強化というものは安保三文書今回の改定においても 位置づけはしておりますのでそういった点では自衛官の人力基盤確保というのは とても重要だと思っております今回先生からの御指摘いただきながら よりしっかり前に進めていきたいと思っております
37:31
この話を予算委員会で2月4日やった後に たまたま偶然だと思うんですけれども2月22日に防衛省自衛隊の人力基盤の強化に関する 有機者検討会というのが発足したんですよね私はこの動きに注目をしているんですけれども私はやはり魅力ある職場 命を懸ける職場なんですから待遇はもう少し改善をしないと 人が集まってこないと思うんですそれは給与の問題 あるいはけがをしたとき亡くなったときの対応などあるいは生活環境 代謝なども貧弱すぎるなどなどねあらゆることを見てもっときちっとした 対応をするようにしないと自衛隊というのはほかの公務員と違ってねことに臨んでは危険を顧みず身をもって 責務の完成に努めるということを宣誓をしているわけです命の危険を顧みずという人たちを集めるためにはそのやりがいをもっと感じてもらい そして魅力ある職場にしなければいけないそういう議論をして くる場だと思っているんですけれどもどのようなメンバーで構成をされていつまでにどのような結論を出そうとしているのかぜひ教えていただきたいと思います
39:00
本年2月に立ち上げた防衛省自衛隊の 人手基盤強化に関する検討会においてはやはり処遇の向上人材確保人材の有効活用といった広範な課題について検討していただくため幅広い分野から有識者のご参加をお願いをいたしました具体的には民間企業において人材制度改革 人材開発といった実務研究に携わられてきた方々をはじめ報道学術管会といったさまざまな分野から9名の有識者にご参加をいただいております検討会からは防衛省自衛隊の人手基盤強化に関する 提言をいただきますがこれについては本年6月に中間 報告の個種を議論し いただくということになっております
39:56
制服の方現役の自衛官の方という趣旨であれば 入ってはおりません
40:07
入っていないじゃあ全然意味がないと思います 民間の有識者とか実情がわかっていないんじゃないでしょうか意味はないと思うんですよ今までもこの市の提言ってやってきているはずだけど メンバー構成はいつも悪いと思っているんですよ制服組に入っているのは多分東北議長とかね制服の組のまさにサーベルをぶら下げた 士官中の士官みたいな人ばかりで貸し勘とかの声とか届いていないむしろ退遊会とかね ああいうOBとかの声などを聞いた方がいいと思います私は自衛官の貸し勘のせがれですから苦労はよくわかっています若年低年制ですからね 50代前半でやめるんですよ層で終わったりすると 順位で終わったりすると第二第三の最終足先をものすごい見つけたりするの大変そのときに子供進学 大学入ったりとかするわけでしょうそういうふうに人生設計に 成り立つようにするためにはね例えば介護だって処方だってね警察だって 定年60歳までじゃないですか自衛隊だけ若年低年制なんですわだって一差だって今57歳でしょ昔でいう大差ですよというか副大 臣わかります これ階級構成何階級あると思います自衛隊16階級あるんですよ階級によっては違うんです 定年する年齢がね可視観で終わると本当に50代前半です大変ですよそういうことを考えたときに そのことも含めてねきちっとした地に足のついた技能をするためには自衛隊員とか自衛隊OBとか入れなきゃで偉い人ばっかりじゃなくてね本当にね最前線で動く人たちの行為を集めないと意味がないと思う検討委員会ちゃんとしたメンバーを 入れるようにしたらどうですか
42:13
ちょっと1点先ほどの点で 補足させていただきますと現役の自衛官はオブザーバーとしては 参加はさせていただいておりますけれども委員のメンバー委員構成の中には一応元統合爆量長政府組の方がいらっしゃる ということだけ補足をさせていただきますその上でこういったメンバーの方々に 現役の自衛官の実情をしっかりと理解していただき活発な議論をしていただけるように 努力してまいります
42:45
私はだから大友会のね可視観の経験者あたりを入れるのが 一番いいんじゃないかなと思います提言として申し上げたいと思います人の手当ばっかりでお金の手当の議論がねまたできないのでそちらの方に 後半に行きたいと思います副大臣どうもありがとうございました結構です井上副大臣ご退席いただいて結構です
43:14
じゃああのいわゆる今回の法案の財源に関わるところの 議論に入っていきたいというふうに思いますけれども防衛費の財源確保のために今般初めて令和5年度の予算のうち4343億円建設国債を使うことになりました戦後初めての決断だと思いますがなぜ戦後初めて防衛費の財源確保のために 建設国債を使うことにしたのか松田大臣にお伺いしたいと思います
43:56
あのご指摘のとおり令和5年度予算では防衛関係費のうち防衛省自衛隊の施設整備費約2500億円船舶建造費約1900億円合計で約4300億円を建設国債の発行対象経費として 整理をしたところでございますこれは昨年12月に閣議決定をいたしました国家安全保障戦略等において防衛力の抜本的強化を補完する取組として防衛省と海上保安庁との連携公共インフラ等が明確に位置づけられた中で海上保安庁を含む各省庁において施設整備費や船舶建造費等が建設国債の発行対象であることを踏まえまして安全保障に係る経費全体で整合的な考え方をとる観点から防衛省自衛隊の施設整備や艦船建造に係る経費につきましても建設公債の発行対象として整理することとしたものであります
45:12
海 保とのバランスと言いますけれども海保自体本体自体は軍事行動を行わないわけなのでその並びにしていくことは連携とは言いながらも少し私は飛躍があるのではないかと思うし国際社会の中ではねこういう艦船の建造費などを認めているような国もあるかもしれませんがこれはもう何回も委員会でも出ていますけれども1966年当時の福田当事大蔵大臣の国会答弁で防衛費は消耗的な性格を持つ公共事業のように国際発行の対象とすることは適当でないということをずっと言い続けてきてそして一線を守ってきたんだと思うんです私は防衛費の増額については基本的には賛同する立場でありますけれども安易に建設国債を認めてしまうということは建設国債要は公共事業と同じようにね最近の積極財政論で増やせ増やせという大合唱のもとに建設国債を使って防衛費増額という大義名分のもとにこれをどんどん発行するような私はありの一欠になりかねないというような懸念を強く持っていますかつて赤字国債について特例公債についても初めて1965年に補正予算で赤字国債を発行しましたがその10年後にもう1回赤字国債発行せざるを得なくなったとき当時の大平大倉大臣は死ぬほどつらいとつぶやいたと聞いていますどうしようもなくなってこれまで守ってきた財政規律を守るための原則を踏み越えたときの私は大臣としての苦渋というものはもっと出てこなきゃいけないと思いますが
47:09
我が国の財政事情が極めて厳しい中におきまして赤字国債がですね赤字国債建設国債結果は同じでありますけれどもこれが一方的に増えていくということをこれはなかなかこのまま放置できないことであるとこういうふうに思いますやはり財政規律を守るということをしっかり踏まえまして今の財政状況の中で交際に頼らざるを得ないというのは事実でありますけれどもそれについても最小限にとどめるように最大の努力をしなくてはいけないとそのように考えています
47:55
大平大倉大臣の名前を出しましたけれども自分もね懺悔の気持ちで申し上げているところがありましてね私は総理のときに2012年に特例交際を単年度でその都度発行してきたものを特例の特例として複数年度を認めるということをしたんですねじれ国会で特例交際法が人質になって11月まで予算執行が支障をきたすということがあってこんなことをずっと繰り返しちゃいけないなと思ったんで特例交際の特例という形でやりましたそれがその特例の特例が今度4年が5年になりと何度も何度も逆にそれ規制事実となってですね規律を私はどんどん緩んでいくことになっていったと思っていてものすごく反省をしているんです私は今回の建設国際のその人の今までの歯を食いしばった歯止めだったものを崩していく一つのきっかけになりかねないということをものすごく心配をしているということだけはお伝えをしておきたいというふうに思います次に参りますこれだけではちょっとね他にもなくて大体全体的に私今回の法案の防衛費増額の財源のフレームというのが極めて育つだと思っているんです防衛費増額は私基本的に理解する立場なんだけれども本当に安定した財源なのか一つ一つをよく検討したのかについてこれは本当にちょっと大丈夫かなと思っているんですねまずこれまではどちらかというと税外収入などの議論の方が中心だったんですがまず今日税のところを聞きたいんですよね防衛費増額の一部を賄う増税の税目としてなぜ法人税所得税たばこ税の賛税を当てることにしたのかなぜこの3つなのか理由を教えてほしいと思います
50:06
現在の税制の決定プロセスこれは与党の税制調査会で決めていくということになっているわけでありますが税制措置の内容につきましてはこの与党税制調査会におきまして防衛力の強化は国民の命暮らし事業を守るためのものであるという観点国民各層の負担能力や現下の経済情勢にも配慮しつつ幅広い税目について議論が行われたその結果法人税所得税たばこ税という賛税目による対応となったものであるとそのように承知をしているところであります
50:52
例えば法人税を当てようというわからなくはないんですわからなくはない今まで法人税どちらかと言うと 減税をやってきたけれども結局なんか内部流報ばっかりたまって好循環につながってこなかったということなども考えると法人税を上げてもいいんではないかという気持ちにはなりますただですね景気にやはり左右される税目を防衛費の増額の財源に当てて本当に安定した財源になるのかという議論などもよくやった方がいいと思うんですね所得税についてはこの後少し触れますけどたばこ税はまたこんな時に やっぱりたばこ税を使ってしまうのかなともう税制親父狩りみたいになってしまってて困った時のたばこ税というやり方を安直にやりすぎているように思うなどなぜこの3つかということの説明が私は十分に力解できていないし現実にですよ生贄の議論だからいつから増税するかって決めてないんでしょ決められないんでしょ本来はこういうのはきちっとパッケージでいつからお願いしますよと例えば社会保障都税の一体改革でも消費税の引上げの時期は 2段階で明記してましたよねこれ時期も明記しないでやるなんていうのは生贄の議論を象徴しているんじゃないですか総理がいつも答えるのはこれ答弁はもっともなしく言うんだけれども柔軟に判断していくって硬直的に答えているんですずっと柔軟に判断していくってそれしか答えられないんです逆にこれは本当に生贄の議論 だと 私は思っているんですね私は負担を恐る人たちに 失礼だと思いますよこの種のお願いの仕方というのはその点について財務大臣いかがですか政府接中じゃなくて当税庁からの議論の積み重ねだ ということはわかりますけれどもこの種のお願いの仕方国民へのお願いの仕方は私はこれそう簡単に国民がストンと心に落ちる話にならないと思うんですよいかがですか
53:10
与党の税制調査会での議論は折々報告という形では 聞いておりましたけれども細かい議論の中につきましては今しっかりと手元に資料もない わけでございまして与党税制調査会でどのような議論