19:29
これより、決算行政監視委員会第一文化会を開会いたします。私が本文化会の主査を務めることになりました田中良生でございます。よろしくお願いいたします。本文化会は、公室費、国会、裁判所、会計検査員、内閣府、本部、警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、外務省、環境省所管、沖縄振興開発金融庫庫及び、独立行政法人、国際協力機構、郵政資金協力部門、並びに、他の文化会所管以外の 国の会計についての審査を行うこととなっております。なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に、決算概要説明、会計検査員の検査概要説明及び、会計検査員の指摘に基づき、講じた措置についての説明を聴取することといたします。平成30年度決算ほか2件及び、令和元年度決算ほか2件中、国会所管、外務省所管、独立行政法人、国際協力機構、郵政資金協力部門、復興庁所管、内閣府所管中、金融庁、内閣府所管中、消費者庁、内閣府所管、環境省所管、内閣府所管中、警察庁、内閣府所管中、内閣府本部、沖縄振興開発金融広報、公出費、裁判所所管及び、会計検査員所管について審査を行います。これより、国会所管について審査を行います。まず、国会所管、歳入決算及び衆議院関係決算への概要説明を聴取いたします。
21:38
平成30年度国会所管一般会計歳入決算及び衆議院関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。国会所管の歳入につきましては、予算額18億1572万円余に対しまして、収入済み歳入額は19億5880万円余であり、差し引1億4235万円余の増加となっております。次に、衆議院関係の歳出につきましては、当初の歳出予算額は733億5137万円余でありまして、これに国における障害者雇用の推進を図るため施行する衆議院施設の整備のための予算補正追加額2775万円余、前年度からの繰り越し額4141万円余を加え、規定経費の扶養による予算補正修正減少額3億1158万円余を差し引きますと、歳出予算減額は731億896万円余となります。この歳出予算減額に対し、支出済み歳出額は715億388万円余でありまして、その内訳は、国会の県能行使に要した経費421億2174万円余、衆議院の運営に要した経費201億6125万円余、衆議院の施設整備に要した経費11億2375万円余、民間資金等を活用した衆議院の施設整備に要した経費80億9712万円余であります。歳出予算減額と支出済み歳出額との差額は16億508万円余となっておりますが、その内訳は、翌年度に懲り越した額2775万円余、扶養額15億7732万円余であります。以上が、平成30年度国会主管一般会計歳入決算及び衆議院関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして、令和元年度国会主管一般会計歳入決算及び衆議院関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。国会主管の歳入につきましては、予算額19億5912万円余に対しまして、収納済み歳入額は21億3259万円余であり、差引1億7347万円余の増加となっております。次に、衆議院関係の歳出につきましては、当初の歳出予算額は735億7415万円余でありまして、これに前年度からの懲り越し額2775万円余を加え、規定経費の扶養による予算補正修正減少額7億6564万円余を差し引きますと、歳出予算減額は728億3626万円余となります。この歳出予算減額に対し、支出済み歳出額は712億6176万円余でありまして、その内訳は、国会の健能行使に応した経費420億7749万円余、衆議院の運営に応した経費200億7053万円余、衆議院の施設整備に応した経費10億593万円余、民間資金等を活用した衆議院の施設整備に応した経費81億779万円余であります。歳出予算減額と支出済み歳出額との差額は15億7449万円余となっておりますが、その内訳は、翌年度に繰り越した額5500万円余、扶養額15億2399万円余であります。以上が令和元年度国会主管一般会計歳入決算及び衆議院関係の歳出決算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。次に国立国会図書館関係決算の概要説明を聴取いたします。
26:07
平成30年度国立国会図書館関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は230億7613万円余でありまして、これに前年度からの繰り越し額15億1065万円を加え、規定経費の付与による予算補正修正減少額8840万円余を差し引きますと、歳出予算減額は244億9837万円余となります。この歳出予算減額に対し、支出済歳出額は220億9620万円余でありまして、その内訳は国立国会図書館の運営に要した経費93億4749万円余、国立国会図書館の業務に要した経費71億8365万円余、科学技術関係資料の収集整備に要した経費10億7440万円余、国立国会図書館の施設整備に要した経費44億9056万円余であります。歳出予算減額と支出済歳出額との差額は24億225万円余となっておりますが、その内訳は翌年度に繰り越した額19億423万円余、付与額4億9802万円余であります。以上が平成30年度国立国会図書館関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして令和元年度国立国会図書館関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は272億7900万円余でありまして、これにポリエンカビフェニール廃棄物の処理のための予算補正追加額3億3600万円余、前年度からの繰り越し額19億423万円余を加え、規制経費の不要による予算補正修正減少額443万円余を差し引きますと、歳出予算減額は295億1480万円余となります。この歳出予算減額に対し、支出済み歳出額は277億5481万円余でありまして、その内訳は国立国会図書館の運営に要した経費98億1060万円余、国立国会図書館の業務に要した経費72億5203万円余、科学技術関係資料の収集整備に要した経費11億2857万円余、国立国会図書館の施設整備に要した経費95億6360万円余であります。歳出予算減額と支出済み歳出額との差額は17億5999万円余となっておりますが、その内訳は翌年度に繰り越した額13億300万円余、付与額4億5698万円余であります。以上が令和元年度国立国会図書館関係の歳出決算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
30:01
次に3番裁判官弾劾裁判所関係決算の概要説明を聴取いたします。鈴木裁判官弾劾裁判所事務局長。
30:17
平成30年度裁判官弾劾裁判所関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は1億1362万円余でございまして、これから規定経費の付与による予算補正修正減少額472万円を差し引きますと、歳出予算減額は1億890万円余となります。この歳出予算減額に 対し、歳出済歳出額は1億488万円余でございまして、このうち主なものは職員の人件費でございます。歳出予算減額と歳出済歳出額との差額401万円余が付与額となっております。以上が平成30年度裁判官弾劾裁判所関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして、令和元年度裁判官弾劾裁判所関係歳出決算の概要をご説明申し上げます。当初の歳出予算額は1億1288万円余でございまして、これから規定経費の付与による予算補正修正減少額424万円余を差し引きますと、歳出予算減額は1億863万円余となります。この歳出予算減額に対し、歳出済歳出額は1億322万円余でございまして、このうち主なものは職員の人件費でございます。歳出予算減額と歳出済歳出額との差額541万円余が付与額となっております。以上が令和元年度裁判官弾劾裁判所関係の歳出決算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。次に裁判官訴追委員会関係決算の概要説明を聴取いたします。
32:20
平成30年度裁判官訴追委員会関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は1億3178万円余でありまして、これから規定経費の付与による予算補正修正減少額411万円余を差し引きますと、歳出予算減額は1億2766万円余となります。この歳出予算減額に対し、歳出済歳出額は1億227万円余でありまして、このうち主なものは職員の人件費であります。歳出予算減額と支出済歳出額との差額は付与額でありまして、559万円余となっております。以上が平成30年度裁判官訴追委員会関係歳出決算の概要でございます。引き続きまして、令和元年度裁判官訴追委員会関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は1億3337万円余でありまして、これから規定経費の付与による予算補正修正減少額80万円余を差し引きますと、歳出予算減額は1億3256万円余となります。この歳出予算減額に対し、支出済歳出額は1億2775万円余でありまして、このうち主なものは職員の人件費であります。歳出予算減額と支出済歳出額との差額は付与額でありまして、481万円余と なっております。以上が令和元年度裁判官訴追委員会関係歳出決算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。この際、お諮りいたします。参議院関係決算の概要説明につきましては、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。(御異議なし)御異議なしと認めます。よってそのように決しました。次に会計検査員の検査概要説明を聴取いたします。
34:42
平成30年度国会の決算につきまして、検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に提起いたしましたものは、違憲を表示し、または処置を要求した事項一件であります。これは衆議院において、使用されていない国有財産について、国有財産法に規定されている原則を 踏まえた有効活用が図られていくよう、違憲を表示したものであります。続きまして、令和元年度国会の決算につきまして、検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。ただいまの会計検査員の指摘に基づき、講じた措置について説明を聴取いたします。
35:28
ただいま会計検査員から御指摘のありました事項に対し、衆議院が講じた措置について御説明いたします。法制局分室の取扱いにつきましては、財務省への違憲について、議員運営委員会理事会において御了承をいただいた後、去る令和4年3月31日に違憲の手続きを完了したところであります。今後とも国有財産の適切な管理に努めてまいりたいと存じます。以上をもちまして、国会書簡についての説明は終わりました。これより質疑に入るのでありますが、その申し出がありませんので、国会書簡については終了いたします。それでは、御退席いただいた結構です。(御退席)これより、外務省書簡及び独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門について審査を行います。まず、概要説明を聴取いたします。
36:59
平成30年度外務省書簡一般会計歳入決算、及び外務省書簡一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。外務省書簡の歳入につきましては、予算額237億2611万円余に対しまして、収納済み歳入額は329億2452万円余であり、差し引き91億9841万円余の増加となっております。外務省書簡の歳出につきましては、歳出予算規模9427億7562万円余に対しまして、支出済み歳出額は8442億2839万円余、翌年度繰り越し額は839億4584万円余、付与額は146億139万円余となっております。以上をもちまして、平成30年度決算の概要説明を終わります。続きまして、令和元年度外務省書簡一般会計歳入決算、及び外務省書簡一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。外務省書簡の歳入につきましては、予算額281億1803万円余に対しまして、収納済み歳入額は333億6839万円余であり、差し引き52億5035万円余の増加となっております。外務省書簡の歳出につきましては、歳出予算規模、失礼いたしました、歳出予算減額9483億3321万円余に対しまして、出済み歳出額は8576億4327万円余、翌年度繰り越し額は737億1788万円余、付与額は169億7205万円余となっております。以上をもちまして、令和元年度決算の概要説明を終わります。何卒御審議のほどよろしくお願い申し上げます。次に会計検査員の検査概要説明を聴取いたします。
39:24
会計検査員の検査概要説明を聴取いたします。衛生30年度外務省の決算につきまして、検査いたしました結果の概要をご説明いたします。検査報告に契機いたしましたものは、意見を表示し、または処置を要求した事項2件、及び法院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項1件であります。まず、意見を表示し、または処置を要求した事項についてご説明いたします。その1は、政府開発援助の実施にあたり、給水事業において濁度低減施設等を整備する場合、事業設計時に既存の総水管の漏水等の影響を考慮して排水地へ、総水量の検討を十分に行うなどして、援助の効果が十分に発現するよう意見を表示したものであります。その2は、無償資金協力、経済社会開発計画における贈与資金の効率的な活用のため、進捗が低調で、