20:50
以上で会見を終了します。ご視聴ありがとうございました。
21:29
(咳払い)これより会議を開きます議事に入るに先立ちまして 委員会を代表して一言申し上げます来る23日をもちまして 白と黒湯乱戦の事故の発生から1年を迎えることとなります改めてお亡くなられになられた方々とご遺族に対しまして中心より哀悼の意を表するとともにいまだ行方不明となっておられる方々の 1日も早い発見をお祈り申し上げますこれよりお亡くなられになられた方々の ご冥福をお祈りし黙祷を捧げたいと思いますので 全員ご起立をお願いいたします黙祷(黙祷)黙祷を終わります ご着席お願いします国土交通行政の基本施策に関する件について 調査を進めますこの際お諮りいたします本件調査のため本日政府参考人として
23:14
国土交通 省大臣官房技術審議官佐藤久之君
24:03
環境省自然環境局長奥田直久君及び防衛省防衛政策局次長安藤敦史君の出席を求め説明を聴取したいと存じますが 御異議ありませんか御異議なしと認めます よってそれに決しました質疑の申出がありますので 順次これを許します
24:27
自民党の中根和彦です本日はg7都市大臣会合についてまた都市の国際競争力向上テーマに幾つか御質疑させていただきたいと思いますどうぞよろしくお願いいたします本年7月g7議長国としての 関係閣僚会合としては初めてのg7都市大臣会合が香川高松で開催されると 伺 っております2050年には世界の人口の70%以上が都市に居住すると予測されており気候変動脱炭素化への対応都市災害の激甚化格差の拡大 デジタル化への対応等都市が抱えるさまざまな問題に着手したこの都市大臣会合は非常に 時期を得たものと考えておりむしろこれまで開催がなかったこと不思議に思うほどでありますそこでお伺いします開催まで約2ヶ月半という 段階を迎える中で現在の国土交通省における g7都市大臣会合準備状況等とともに 日本で初めて開催されるg7都市大臣会合の狙いそして齋藤大臣の意気込みについて お伺いいたします
25:50
はい 都市は人々が暮らし働き愛着を持ちまた目的地として訪れる 生活と経済の拠点として大変重要な場所でございますそうした都市が温暖化対策など 地球規模の課題を解決する上で果たす役割は極めて大きいと考えていますこうした重要なテーマについて g7各国で議論を深めるため昨年9月にドイツポツダムにおいて 初めて都市大臣会合が開催され私も次期議長国の立場で参加いたしましたその議論を踏まえ 本年7月7日から9日までの期間で香川県高松市において g7香川高松都市大臣会合を開催いたします会合ではドイツでの議論を 深化させる観点から多様な主体による 持続可能な都市の発展をテーマとしカーボンニュートラル レジリエンス インクルーシブデジタルの活用などについて 幅広く議論することとしておりますこれらについて世界各国の都市課題の 解決につなげる具体策を議論し持続可能な都市の発展に貢献するという方針で各国党とも一致して 準備を進めているところでございます議 長国として日本における経験や 取組も生かしながら議論をリードし最終的には大臣宣言の形で まとめ上げていきたいと考えております併せてこの機会を通じ 開催地である香川県及び高松市を含め我が国の豊かな観光資源の魅力についても 世界に発信したいと思いますこの会合の成功に向け 地元の県市とも引き続き緊密に連携し国土交通省としてしっかりと 準備を進めてまいりたいと決意しております長谷君 持続可能な都市の実現に向けて各国共通の理念 基づく連携 その構築のために議長国として日本が議長国ですからその議論をリードして それを取りまとめていっていただきたいと思います期待しておりますさてここからは都市の国際競争力向上と インフラ整備について述べさせていただきたいと思います都市政策の国際協調が進む一方で グローバル化の進展により各都市間の国際競争はますます 月下していくことが想定されます私も外務政務官 副大臣お勤め 海外各国を回ってまいりましたがシンガポール 香港などアジアの各都市では 競争力の源泉となる交通物流インフラ等の整備を着実に進めることで 継続的かつ一従主義経済成長を遂げております我が国の諸都市も時代のニーズに合った インフラ整備を進めていかなければこうした国際都市と合宿していくことが できなくなるのではないかそういった危機感を抱いております東京をはじめとする日本の大都市圏は これまで我が国の成長の権威役として役割を果たしていただきましたが 今は課題が三積しております人口減少 少子高齢化の進行 経済活動に伴う地球環境への負荷の増大さらには社会資本インフラの老朽化など このままでは都市の経済活力が低下しひいては我が国全体の成長の足枷にもなりかねません中でも私が懸念しているのは我が国の場合 自然災害のリスクが日本の都市の魅力の阻害要因となっていると思っております私は内閣副大臣として防災を担当して以来 数多くの災害の現場に足を運んでまいりましたが気候変動に起因する頻発化 激甚化により自然災害のリスクが年々高くなっていると肌で感じております国民の生命財産 安全安心な暮らしはもとより安定的なビジネス環境を創出し 投資を呼び込むそして投資の都市の経済成長と国際競争力 向上させるためには何といっても都市の強靭化が不可欠です現在は令和3年度から令和7年度まで 5カ年に追加に必要な事業規模等を定めて防災減災国土強靭化のための5カ年加速化対策として重点的集中的に対策を講じていただいておりますがこうした取組は近年の災害に対しても 着実に効果を上げており被災の大規模化を開始できたという事例 多数報告されていることからこの5カ年加速化対策が終了した後も 引き続き継続的安定的に必要な予算を確保して国土強靭化政策を 推進していくことが必要だと強く感じておりますそこでお伺いします 今後も頻発化原発化の激靭化の一途をたどる想定されるその自然災害に備え 防災減災のためのインフラ整備を着実に推進する必要があると考えますが 今後の取組についてお聞かせください
31:12
お答えいたします 激靭化頻発化する豪雨災害切迫する大規模地震 いつ起こるかわからない火山災害等から国民の皆様の命と暮らしを守ることは国の重大な責務等認識しております 国土交通省におきましては5カ年加速化対策等に基づき流域治水道路ネットワークの機能強化 地震津波対策インフラ老朽化対策デジタル技術を活用した気象予測高度化等の対策を重点的かつ集中的に実施しております この結果例えば稼働屈辱やダムの事前放流などハードソフト両面にわたる取組によりまして大規模な災害を大規模の被害を未然に防止する など一定の効果を発揮しております一方対策が必要な箇所も多く残っておりまして地球温暖化に伴う 高漁の増加等も予測されているため取組の強化が必要です5カ年加速化対策後も中長期的かつ明確な見通しのもと 継続的安定的に防災減災のためのインフラ整備も含めた取組を進めることが重要であると考えております 現在政府において本年夏を目途に新たな国土強靭化基本計画の策定に向けた検討しているところであり関係省庁と連携しつつ国土交通省としてもしっかりと取り組んでまいります中根君 近いぞ言葉ありがとうございます政府としてこの継続的にですね国土強靭化進めていくためには何といってもこの予算の裏付けというのが一番重要になってきます必要ですしっかりとした予算の確保をしていただいて国土の強靭化進めていっていただきたいと思います さて都市の競争力高速工場のためには自然災害の課題だけではございません 高度経済成長期以降に整備した社会資本が加速度的に老化老朽化しておりその対応は深刻な問題となっておりますインフラの老朽化は都市の競争力を既存します 都市の持続的な経済成長に向けてインフラを適正に維持管理更新していく必要がありますこうしたインフラの更新は多額の支出を伴う大規模な事業となりますが私はこれと合わせて 周辺の街づくりを同時に行えば都市環境を刷新する大きなチャンスにすることもできるのではないかと考えております例えばシアトルのウォーターフロント開発が良い例です シアトルのセントラルウォーターフロントはもともと多くの観光客や市民らで賑わっていましたが1953年に建設された2階建ての高架道路で市街地と分断されてしまいましたその後完成から半世紀がたった高架道路は老朽化に加え 2001年のシアトル地震によって大きなダメージを受け耐震診断の結果完全普及は困難であると判断されてしまったわけでありますさまざまな対応案が検討された結果 大規模な更新事業として高架道路を地下化するトンネル間が採用されたわけでありますこれにより市街地とウォーターフロントの分断が解消できること 新たなオープンスペースが消失され景観にぎわいの向上が期待できること等高く評価されたからでありますそこでお伺いします 今後の不可否となるインフラの更新を契機として都市機能を向上させる周辺の都市環境整備と合わせて実施することは 都市の競争力向上は非常に有効かつ効率的だと思っておりますお考えをお聞かせください
35:02
お答えいたします 日本の都市の国際競争力を向上させていく上で 交通インフラや陸地等の環境改善が重要であると認識しておりますこのような中 品川や梅北等の鉄道装車場の跡地等におきまして 鉄道施設の整備に合わせて土地区画整理事業を実施することにより市街地の分断解消とオープンスペースの確保 国際競争拠点にふさわしい土地の高度利用とビジネス環境の整備等が進められております国土交通省といたしましては引き続き 国際競争拠点土地整備事業等によりましてインフラの更新に合わせた周辺都市環境の整備に対して 集中的に支援してまいります 以上でございます
35:43
ありがとうございます ぜひその区分さらに拡大していっていただきたいと思いますさて我が国の首都東京を見てみますと 高度な都市機能の集積により周辺都市と合わせて依然として 世界有数の都市県を形成していることからその強みを生かし引き続き都市間競争に勝ち残るための 機能強化を進めていかなければなりません私の地元埼玉県など首都圏の郊外部は ライフスタイルの変化に合わせて自立分散型の街を目指し人口減少 高齢化の時代を生きるためにコンパクトシティ化 公共交通ネットワークの再構築などを進めるべきだと考えております規模の異なる複数の郊外拠点が それぞれの役割を分担し互換し合いながら共存共栄する都市形成の 都市構造の形成を目指すことで首都圏の機能強化にもつながると考えておりますこのような東京を支える郊外部と都市部 及び地方部との効率的なネットワークを図り物流の信頼性を向上させ地域経済の活性化 そして広域観光の促進企業立地による雇用の創出などの経済効果を得るためには幹線道路ネットワークの整備強化が必要ですそこでお伺いします 首都圏の国際競争力強化のためには道路ネットワークの強化につながる 亜礼王道路2基新大宮亜礼王道路等の幹線道路の整備を しっかりと進めていくべきだと考えていますが見解をお聞かせください
37:18
お答え申し上げます 東京都新部と郊外部をつなぐ亜礼王道路2基もう1つはこの新大宮亜礼王道路でございますがこの幹線道路ネットワークは都心へのアクセス向上による物流の効率化また地域産業の振興などを促進し首都圏の国際競争力の強化を図る上で重要な役割を担うものであると認識をいたしておりますこの亜礼王道路2基につきましては現在 用地買収改良工事橋梁の常務工事を進めているところでございますこのうちJR高崎線にかかります橋梁は下部工事が完成いたしまして昨年度から橋梁の常務工事を 進めているところでございますまた新大宮亜礼王道路につきましては令和3年度より現地の工事に着手したところでございまして現在用地買収改良工事橋梁の 下部工事を進めているところでございます国土交通省といたしましては引き続き首都圏においてこれらの道路をはじめとする 幹線道路の整備を強力に進め地域の活性 化また国際競争力の強化を 図ってまいりたいと考えております
38:31
ありがとうございます 引き続きこの亜礼王道路に企画官や新大宮亜礼王道路首都圏の道路ネットワーク整備をしっかりと進めていっていただきたい お願いいたします海外の活気に満ちた都市を訪れますと長きにわたる経済の停滞で日本の元気がなくなっていると 感じることがございます国土都市政策を主張する国交省におかれましてはぜひとも積極的なインフラ整備を 進めていただきまして将来世代に胸を張って 引き継ぐことができる豊かで持続可能な強い国土を築き国民の元気を取り戻していただきたいとの私の強い思いを強調いたしまして質問を終わりにいたします ありがとうございました
39:38
公明党の中川康弘でございます本日も質問の機会をいただきまして委員長はじめ理事の皆様 さらには委員の皆様には大変に感謝を申し上げます今日は一般質疑ということで日頃からさまざま課題ある中で後半の話題について何点か お伺いをさせていただければと思いますのでどうぞよろしく お願いを申し上げます最初に観光施策につきまして具体的には観光立国推進基本計画における国立公園の利活用について お伺いをいたします観光庁は本年3月31日に閣議決定されました新たな観光立国推進計画におきまして持続可能な観光地域づくりさらにはインバウンド回復また国内交流拡大との3つの戦略を 立てるのとともにその具体的な取組の一つとして国立公園の魅力向上とブランド化これを示されておりますまたその国立公園を所管をしております環境省におきましては2016年より国立公園満喫プロジェクトを これを進めていただいておりまして具体的には受入れ環境の磨き上げとしての景観の改善や多言語解説さらにはWi-Fiの設置またさらには自然体験コンテンツの充実や国内外へのプロモーション活動こういったものを 行っていただいております私は今回の国立公園の魅力向上と ブランド化につきましては保護と利用のバランスこれは常に保ちながらも日本の国立公園のブランド力を高め国内外の遊客を促進することを目的に観光庁と環境省が今後さらに緊密に連携をして推進していくことこれが大変重要と考えております特に今回の計画の本文並びに満喫プロジェクトの中でも示されているこの国立公園内における廃屋の撤去につきましては各々の国立公園が持つ本来の景観を取り戻しさらにはインバウンドも含めた旅行者の滞在環境の上出化これを図る意味においても集中的かつ積極的に進めていただく必要 これがあるかと思いますそこで伺いますが観光庁並びに環境省といたしましては自然景観を著しく阻害しているこの廃屋の撤去も含めた国立公園の魅力向上とブランド化これを今後どのように具体的に進めていきもって新たな誘客の促進これを図ろうと考えておられるのか ご答 弁を願います
42:07
お答え申し上げます観光立国推進基本計画では当初8つの国立公園から始め現在全34の国立公園に展開しております国立公園満喫プロジェクトこれを位置づけましてサステナブルツーリズムの推進等によって国立公園の魅力向上とブランド化を進めることとしておるところでございます国立公園の内の廃屋につきましては国際観光旅客税を活用いたしまして土地活用を前提とした廃屋撤去をより一層推進していく所存でございます地域とともに魅力的な国立公園滞在環境の整備を進めてまいりたいと考えておる次第でございますまた新たに民間提案を取り入れた国立公園利用拠点の面的な魅力の向上に取り組むことといたしておりまして宿泊と自然体験のアクティビティが一体となった質の高い利用を官民連携で進めていくこととしておるところでございますまた本格的なインバウンド再開を踏まえまして国立公園の美しい自然の中での感動体験を柱とした滞在型幸福化価値型観光を推進し国内外の遊客促進に貢献してまいりたいと考えておるところでございます
43:21
はい ありがとうございました今日観光庁と環境省ということでしたが代表して環境省にお答えをいただきました国立公園の本当にこの敷居に応じた自然環境というのは本当に素晴ら しいものがございましてこれは国内の皆さんも本当に実感していただきたいと思いますのと海外の皆さんにぜひ体験を実感していただきたいやはりコロナが収まる中でこれから海外遊客が地方部いわゆる国立公園に本当に多く来ていただくそこにおいて配浴とか配ホテルが残っているというのが本当に景観を一律しく阻害している状況があるなと思ってここはやはり税を使って行っていただいた私も環境省の政務官のときに北海道の河合温泉さらには青森県と秋田県にまたがりますと戸羽田湖においての配浴の適当な状況を見させていただきました非常に環境省がやっているというのは私は感動したのとともに現地の地方自治体の皆さんとか観光協会の皆さんが非常に協力的にかつ積極的に行っていただいておる本当にこれは大事な施策だと思っていますでも撤去をした後にさらにはやはりこれを再生していくさらには活用していくこういったところまでただ更地になったらいいというものでもありませんので民間活力も使って再生から活用で持って国立公園の良さを本当に多く感じていただく当然保護と利用のバランスというのはここはもう絶対忘れたらいけないと思うんですけれどもそこを保った上でそういった方向に行きより日本の良さ国立公園の良さこれを感じていただけるような環境この観光庁と環境省でお作りいただきたいと思いますのでよろしくお願いをいたします続きまして園児等送迎用バスの置き去り防止装置の推進状況についてこれは国交省並びに4月からできた子ども家庭庁こういったところとの連携で進んでいただいていると思いますがこの推進状況について確認をいたします皆様未だ記憶に新しいと思いますが昨年の9月静岡県の牧野原市の認定子ども園におきまして園児が送迎用バスに約5時間にわたって取り残され熱中症で亡くなるという大変痛ましい事件が発生をいたしました我が党といたしましてもこのような事案は二度とあってはならないという思いから政府に対して緊急の提言これを行ったところでありますが政府としても関係省庁が集まっての対策会議を立ち上げていただきましてバス送迎に当たっての安全管理の徹底についてその取組がまとめられたところでございます具体的には内閣府厚生労働省及び文部科学省においては関係不使奨励を改正しての送迎用バスへの置き去り防止装置の義務付けや置き去り防止装置の導入支援並びにその財源としての関連予算の計上これ第二次補正予算でございましたが行っていただきましたまた国土交通省においては置き去り防止装置の使用に関するガイドラインのこの策定を行っていただいたところでございますそこで伺いますがこの保育所や認定子ども園をはじめ障害児通所支援事業所なども対象としたこの送迎用バスへの置き去り防止装置の設置につきましては現場において早急な対応が求められるのとともにできれば全ての対象バスに設置されることこれが私は望ましいと考えております現在設置に向けての推進状況及び設置の完了の目標年度これがございましたら御答弁をお願いたいと思います
46:49
お答え申し上げます昨年の事案を受けまして送迎用バスには安全装置を装備し当該装置を用いて校舎時の園児の所在確認をすることを義務付ける改正扶生令等を本年4月1日より施行をしております安全装置の流通状況等も勘案をいたしまして令和6年3月31日までの間園児の見落としを防止するための代替的な装置を講ずることを可能とする経過措置を設けておりますが遅くとも令和5年度末つまり本年度末でございますけれどもそれまでには安全装置の設置完了を想定をしているところでございますさらに政府といたしましては熱中症のリスクなども勘案をいたしまして可能な限り本年6月末までに装備するよう求めているところでございます今後適切な時期に導入状況等について把握をする中で可能な限り早く設置が進むように働きかけをしてまいりたいと考えております
47:44
はい ありがとうございましたこの事案につきましては本当に関係省庁がですね早く連携して対策会議を持っていただいてですねそこには交渉もかかわっていただきながらその方向性をつくっていただいたなと思っていますさらには昨年の補正予算においてもしっかりとした財源措置もされているところでございますやはりこういった事案はもう二度とないようにしていただきたいなという思いを強く持ちますのとこの設置につきましては部座方式とセンサー方式というのがあるそうなんですが私はもう部座方式のですね非常に単純な形でいいんじゃないかなというふうに思うんですねこれを最終的には代替措置も含めて5年度末までしっかりやっていきたいというところで一つの目標年度を定めていただいた加えてその後にやはりこの熱中症の期間までにということで6月末までにですねしっかりと進めていきたいという御答弁をいただいたところでございます今後いわゆる対象の幼稚園保育所認定子ども園等とですね市町村との連携の中で進んでいくんだと思いますけれどもぜひ積極的にお進めいただきたいと思いますし折々においてその推進状況をしっかり確認していただきたいなと思いますこの幼稚園については文部科学省でもあるわけですけれども今日は子ども家庭調に御答弁いただきましたがそこも連携する中でですね間違っても今かにおいてですねこういった事案がまた出るようなことがないようにですねそこを願いながら今回その推進状況の質問をさせていただきましたどうぞよろしくお願いを申し上げます3点目でございますが鉄道駅における杖を使用する利用者への解除についてお伺いをいたします国土交通省は平成29年の2月に決定されました政府のユニバーサルデザイン2020行動計画を踏まえて交通事業者による一定水準の接遇を全国的に確保し高齢者障害者等の移動の円滑化を推進することを目的に令和3年4月に公共交通事業者に向けた接遇ガイドラインこれを策定をしていただいております私は日本が世界に先駆けて超高齢社会を迎える中高齢者障害者など様々 な移動制約者のニーズに対して施設等のハード面と交通事業者職員によるソフト面による一体的かつきめ細やかな対応を行うことこれは大変重要な取組と感じておりますそこで冒頭確認いたしますがこのガイドラインでの接分の対象となるものには高齢者及び身体障害者が入っておりますが日常的に杖を使用する高齢者及び身体障害者についてもこの対象に含まれると考えているのかどうかここまず確認的に教えてください
50:23
お答えいたします議員御指摘の国土交通省が策定いたしました公共交通事業者に向けた接遇ガイドラインでは高齢者及び身体障害者を含めた対象者を明記しておりまして日常的に杖を使用する高齢者及び身体障害者も対 象となっております
50:43
ありがとうございました高齢者身体障害者には日常的に杖を使用するものも含まれるということを確認させていただきましたその上でここで一つ私の同僚議員が相談を受けた事例を紹介をさせていただきたいと思いますこの方は首都圏在住の60歳の男性でございまして小児麻痺により日常的に杖を使用している障害認定二級の方であります日頃は多明池三農駅まで通勤をしておりまして東京メトロの職員は乗降時にサポートをお願いすると気持ちよく対応をしてくれるそうでございますしかし先日岡山まで新幹線で出張するため西船橋駅で切符を購入の際に岡山駅で降りるときに解除をしてほしいと依頼をしたところ車椅子の方の解除はできますが杖の方の解除はできませんと断られ受け付けられるのは車椅子と盲人の方のみと言われたそうでございますまた当日東京駅で乗るときにもう一度お願いをしましたら車椅子に乗るなら解除をするということで結局この方は最終的に車椅子にわざわざ乗り換えて解除をしてもらったとのことでございました私は杖で歩くといっても人によって障害の状況はさまざまで特に電車の乗降はかなり危険を伴うため解除を希望される方は一定数これはおられるのではないかと思いますまた杖の方は対応しない解除を希望するなら車椅子に乗り換えてというのも余りにも釈辞定義的な対応でやはり希望された方には杖での支援をしてよかったんじゃないかと思っております今一度このガイドラインに戻りますがこのガイドラインでは基本の心構えの項におきまして設備を実施するに当たっては高齢者障害者などの移動上及び施設の利用上の利便性及び安全性を確保するため支援を適切に行うよう努めると書かれておりますまた対応の留意点では利用者の要望を的確に把握し利用者が何を必要としているのかよく確認することが大切利用者の立場に立った対応を行うと示されておりますそこで伺いますが今紹介した内容はこれはほんの一例かもしれませんが国交省といたしましては公共交通の現場においてこのような対応が生じないようまた誰もが安心して利用や移動ができる社会の実現に向け今一度このガイドラインの目的も含め各交通事業者に周知徹底していただく必要これがあるのではないかと考えますがいかがでしょうか ご答弁をお願います
53:22
お答えいたします公共交通事業者に向けた接遇のガイドラインでは杖を使用する高齢者等から支援の申出があった場合には速やかな対応を心がけること原則として利用者の望む方法で支援することといった基本的な接遇の方法のほかホーム乗り換え時などの利用場面に応じた留意点等を記載しているところでございます国土交通省といたしましては議員御指摘の事例も踏まえ鉄道事業者に改めてガイドラインの目的を周知徹底するとともに特に杖を使用する高齢者や身体障害者に対してもガイドラインに基づく適切な対応が行われるよう働きかけてまいりたいと考えております
54:11
ありがとうございました確かにこのガイ ドラインは各鉄道事業者に対して義務ではございませんのでこのガイドラインに基づいてどういったマニュアルをつくるかということだと思いますしかしこの方の事例を聞いていますと東京メトロではやはり対応していただいていて日頃からお仕事の中で気持ちよく対応してくれていると今回の事例はおそらく新幹線だと思いますけれどもさまざまな事由はあると思うんですが杖をつかれていてそのままで支援を希望される方にはやはり希望された方にはその対応ができるようなマニュアルというか訓練これはあっていいのではないかなとそこを車椅子に乗り換えたら解除するというのはあまりにもちょっと釈志助言だったんじゃないかなというふうに私は思いますこの方の感想を聞きますと日頃やはりお仕事もされています日常的に通勤もされている故にこの車椅子に乗り換えてと いうことで最後は車椅子に乗り換えただけですけれどもやはりちょっと自尊心を傷つけられたというこういったお話も聞いたところでございます今後本当にこのユニバーサルデザインさらにはあまねくいろいろな社会において障害をお持ちになった方高齢者の方々も自由に移動できるこういった社会を希望いたしまして私の質問を終わらせていただきます本日は大変にありがとうございました