19:45
これより会議を開きます。内閣提出行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。この際、お諮りいたします。本案審査のため、本日、政府参考人として、内閣官房内閣審議官、金間仁君、内閣官房内閣審議官、小柳誠治君、内閣官房内閣審議官、吉川哲士君、
20:13
総務省長官官房審議官、大橋和夫君、個人情報保護委員会事務局審議官、山澄雅瑠君、デジタル庁統括官、富谷太一郎君、デジタル庁統括官、草軒雅則君、デジタル庁統括官、村上恵介君、デジタル庁統括官、二宮誠治君、総務省大臣官房審議官、三橋和彦君、総務省大臣官房審議官、内藤志業君、
20:39
総務省自治行政局選挙 部長、森源次君、総務省総合通信基盤局電気通信事業部長、木村君彦君、消防庁次長、沢田志郎君、法務省大臣官房審議官、松井信一君、外務省大臣官房審議官、竹谷敦志君、財務省大臣官房審議官、秋澤孝君、
21:00
厚生労働省大臣官房医薬産業振興医療情報審議官、上勝文君、厚生労働省大臣官房審議官、檜原智美君及び、厚生労働省大臣官房審議官、森光晃君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
21:18
御異議なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福田晃夫君。
21:27
立憲民主党の福田晃夫でございます。本日は、地方特別委員会の重要課題の「マイナンバー法」の一部改正などについての政府の考えをただしてまいりますので、河野大臣はじめ、答弁者は簡潔にお答えいただきたいと思います。
21:49
まず、異次元の子ども対策予算の財源についてであります。一つ目と二つ目をまとめてお伺いしますが、各種社会保険を財源とするという自民党の幹部の話がありますが、それが本当なのかどうか。
22:06
二つ目は、4月に就任した渡辺子ども家庭庁長官が、どうもそれだけじゃ足りないようで、税と社会保険を組み合わせるというような考えもあるのではないかと言っているようですが、どんな財源を考えているのかお答えいただきたいと思います。
22:40
お答えいたします。子ども子育て政策の強化につきましては、去る4月7日、関係閣僚、関係審議会の有識者、経済界、労働界、さらには地方の関係団体、その上で子育て当事者や関係者に御参画いただく形で総理を議長とする子ども未来戦略会議が立ち上がったところでございます。
23:01
今後この会議におきまして、順次必要な政策強化の内容、予算、それとあと今先生がおっしゃっていた財源についての具体的な検討が深められていくものと考えており、会議の構成員の皆様の自由な御議論にいただくためにも、現時点において財源の具体的な内容について、余談を持ってお答えすることは差し控えたいと思います。
23:23
そして、先生今、保険料とか税というお話がございましたが、現時点において特定の財源を念頭においているものではないということでございます。それでは、出鱈目に言っているということですね、それはね。無責任すぎるよね。
23:39
だいたいですね、私の予想では、今貿易力の強化資金の議論をしているんですよ、財務機関。それではね、社会保障関係費は除くと書いてある。だから、社会保障は子どもに充てるのかな、消費税は。そういう私は予測しています。
23:59
ですから、渡辺家庭庁長官が税と言ったのは、消費税を当てる気だなというふうに思っているんだが、それが当たらないことを祈っていますけどね。当たったときには猛烈に批判をしますけれども、以上です。次にね、2番目。次にデジタル資源の確保についてであります。
24:17
1つ目はですね、巨大なデータセンターがどうやらですね、外国資本によってできているようでありますが、現在ですね、我が国が進めているデジタル化に対してですね、政府と地方自治体のガバメントクラウド用のセンター、それからデジタル田園都市国家構想のデータセンターが設置される、あるいは計画されているかと思いますけれども、それぞれの進捗状況を教えていただきたいと思います。
24:45
はい、総務省木村総合通信基盤局電気通信事業部長。
25:00
デジタル田園都市国家構想の実現に向けまして、総務省におきましては、昨年3月に策定しましたデジタル田園都市国家インフラ整備計画に基づきまして、経済産業省と連携しましてデータセンターの地方への分散、立地を進めているところでございます。総務省におきましては、令和3年度補正予算によりまして、デジタルインフラ整備基金…。予算はいいから何箇所できているんですか。
25:24
わかりました。昨年の6月の公募手続を経まして、関東を除く全国7箇所のデータセンターの整備事業を採択しまして、基金を継いだ整備費用の一部を助成をしているところでございます。それから経済産業省におきましては、令和5年度予算で関東以外の新たなデータセンターを整備する事業者に対して整備費用の一部の助成を行う予定となっているところでございます。
26:06
Gov.クラウドにつきましては、現在4社、米国系でございますけれども、私どもの調達のプロセスを経まして選定されているところでございます。
26:30
何社のデータセンターを作ったんだと。Gov.クラウドの調達要件といたしまして、要件はいいんだよ。何社のデータセンターを作ったんだと。確保したんだと。
26:47
私どもの調達の要件の中で、データセンターの物理的所在地は日本国内であることとしておりまして、4事業者がこの要件を満たしているというものでございます。何社作ったんだと。各クラウドサービスの提供事業者が、
27:07
Gov.クラウドの調達に参画する際に、デジタル庁が求める調達要件を満たしていることを当該クラウドサービス事業者が承することとなっておりまして、その必要な確認を行っているところでございます。
27:26
ちゃんと答弁させてよ。何カ所作ったんだと聞いているんだから。予算なのか何だか聞いているわけじゃない。ちゃんと答弁させて。
27:36
じゃあもう一度、デジタル庁の三谷洞担官。
27:40
お答え申し上げます。私どものGov.クラウドの調達要件の中で、全体のデータセンターの数をいくつ設けるということを規定しているものでございません。
28:04
これが国内の物理的な所在として、日本国内に。まだ質問できないぞ。止めろ。何カ所かというご質問なので、何社かかな。要するに未定ならば未定で結構ですし、質問の趣旨に沿って答えられるものを答えていただきたいと思いますが。
28:27
じゃあもう一度、デジタル庁の三谷洞担官。
28:38
お答え申し上げます。各事業者のデータセンターの具体的な所在地につきましては、数及び所在地につきましては、セキュリティの観点からお答えをさせていただきたいと思います。
28:56
今、所在地についてはお答えを差し控えますという答弁でしたので、それに基づいてご質問をお願いします。福田昭雄君。
29:06
委員長ね、ちょっと待った。だって私聞いてるのは何カ所、場所も聞いてないんだよ。答えられるでしょう。この間、Googleなんか大々的に発表したよ。千葉県のどこどこに作った。答えられるでしょう。場所を聞いてないんだ。委員長、ちゃんとしっかりして。
29:25
何カ所かというお尋ねなので、答えられれば答えてください。答えられない場合は答えられませんとお答えください。お答え申し上げます。データセンターの各事業者の数につきましては、お答えを申し上げられません。差し控えさせていただきたいと思います。
29:51
委員長、これでは日本は乗っ取られちゃうよ。デジタル、これ黒船みたいなもんだから。デジタルの世界、日本は残念ながら外国のデジタル業者に乗っ取られちゃいますよ、こんなこと。本当にですね、びっくりしたよ、これ。これだけでもう政府不信任になっちゃうよ、内閣。
30:20
笑っているわけじゃないよ、委員長。本当にね、恐ろしいんだね、これ。私ら、一応アメリカのガバメントクラウドについては、4社指定しているわけでしょ。AmazonとGoogleとMicrosoftとOracleと4社。4社とももう作ったの?Amazonがあるのはわかっている。
30:44
この間Googleも作ったの発表した。あと、MicrosoftとOracleはどうしたの?確認していないの?聞いてください。ご質問ですか?は い、そのように。では、デジタル庁の宮桃活幹。お答え申し上げます。各社それぞれどの場所でどういう…。
31:11
場所って聞いてないですよ。調達要件に沿って、当然国内にデータセンターを設置されているというふうに確認しております。
31:22
この問題やっていると法案に行けなくなっちゃうから、また別の機会にやらせてもらいますから。だめだよ、河野大臣にも質問する予定だったけどね。
31:35
政府と自治体のガバメントクラウドが、なんで米国のデジタル業者になっちゃったんだ?ということについての経緯など、これ外務省から聞こうと思っていたりね。河野大臣から本当に大丈夫なんかい?日本のデジタル主権を守れるのか?あるいは、もしかしてデジタルファシズムになっちゃう可能性もあるよ。アメリカの51番目の州になっていたよ。日本から大統領を出せないんだから。これはしっかり日本の主権を守るということを、ちゃんと考えていかないとだめな話で、この問題は後で別の機会にしっかりやらせてもらいます。法案の方に入りたいと思います。次、3番目ですけどね。マイナンバーカードの普及状況と本来の進捗状況についての質問といたします。これについては、数字で結構ですから、
32:30
マイナンバーカードの普及状況と普及の契機について教えてください。
32:38
お答えいたします。マイナンバーカードの累計の申請件数は、令和5年4月17日時点で約9,646万件でございまして、人口 に対する割合は76.6%となっております。
32:54
また、累計の交付枚数は同日時点で8,629万件でございまして、人口に対する割合は約68.5%となっております。また、その普及経費でございますけれども、総務省が実施したマイナンバーカードの広報を含む申請促進に係るこれまでの予算額につきましては、テレビCM、新聞広報等を用いた広報活動やショッピングセンターなどにおける集中申請受付キャンペーン、全国での携帯ショップにおける申請サポート事業などの合計で約259億円となります。
33:22
また、これとは別にマイナポイント事業もございますけれども、これはカードの普及のみならず、キャッシュレス決済の拡大ともに、消費の喚起や生活、暮らしへの支援、さらにはカードの健康検証利用や公金受取口座の登録促進によるデジタル社会の実現を図ることを目的に実施したものでございますけれども、マイナポイント第一弾の予算額は約2,979億円、マイナポイント第二弾の予算額は約1,834億円でございまして、
33:49
マイナポイント第一弾、マイナポイント第二弾の予算額の合計は約2兆1,113億円となります。長妻委員長、小川局長、相当、マイナポイントカードを普及させるために、大変な多額のお金を使った、消費税1%ぐらいのお金を使ったよね。とんでもないお金だと思いますよ。
34:12
まったく政府がびっくりするようなやり方をしなくちゃ普及しないというのは、これは行政として信頼されていないということですよね。本当に非常に心配です。そんなことで、2つ目は、答えはいりません。
34:35
2つ目的である社会保障制度や税制や災害対策の3分野の進捗状況についてもお聞きしたいと思ったのですが、ほとんど進捗していない。基本的に根本的な問題です。先日ヒアリングしたら、情報連携、それだけは進んでいるようです。今回の法案にも出てきているようですが、
34:57
せっかくマイナンバー制度をつくったと言うならば、例えば具体的な例を提案しておきますが、医療保険制度。医療保険制度はたくさんあるわね、保険組合がね。これ、やっぱり一本化するということを、ぜひデジタルを使って一本化するということを考えてみてください。
35:24
例えば国保で言うと、大都市は豊かなものだから国保料が安いんですよ。田舎は高いの。売上差がある。これをね、多分医療保険一本化しちゃう。そうしたらね、すごく国民の皆さんがかかりやすい医療保険制度ができると思う。ぜひそれを検討してくれるように提案をしておきます。
35:52
はい、その次ね、いきます。(3)給付金全額控除の話ですが、これはどうせ進んでないんで、進んでない理 由を聞こうと思ってましたが、時間がなくなっちゃったので、またこれも別の機会に聞かせていただきたいと思います。それではね、もっと本題の方へ行きますが、まず時間がなくなってきましたから、先に、「公金受取口座の登録促進」の方について伺います。
36:20
ここでですね、口座情報等を内閣総理大臣デジタル庁に提供することに同意または不同意を求めることを自給者等に書き留め、郵便等で事前に通知する者は誰かということを聞こうと思ったんですが、これは日本年金機構だとそうでありますが、これは結構です。そして、(2)だけね、2番目だけ聞きます。
36:45
「一定期間内に回答がない場合、同意したものとみなすことの正当性について」であります。どうもですね、今回のこの法律ですが、マイナンバー都道府県庁の健康保険省の一体化についてもそうですが、あまりにも強権的で、 中央集権的な考え方で、どうもですね、強制的に不同意という返事を出さなければ、
37:12
みなすなんてね、これは民主主義国家のやることじゃないと思いますよ。いかがですか。
37:21
お答え申し上げます。事件の御質問でもダークパターンに当たるのではないかというような御指摘をいただいたところでございますけれども、今回の特例程度におきましては、対象者に対してオンラインではなくてきちっと書き留め郵便等によって個別に事件通知を行うというところでございます。すみません、答弁をまず聞いてください。答弁をどうぞ続けてください。発言は拒否でお願いします。どうぞ答弁を続けてください。法法を通じてですね、前広にきちっと本制度についての周知徹底を図ることを予定しておりまして、
38:08
こちらの登録を行いたくない方に関して不同意の回答を行う機会を確実に確保するということとしております。さらに、公金受取効果は公的給付の支給のためだけに利用されるものであって、登録によって国民の皆様が不利益をこむるものではございませんので、きちっと進めてまいるということの説得があるのではないかというふうに考えております。
38:36
福田昭雄君、それを聞いているのではないんだよね。本当にさ、皆さん優秀なんだからもう少し正確に把握してよ。私が聞いているのは、不同意という返事が来なければ同意したものとみなす。これは非常識なんだよ。そういう感覚があるあなたたち。非常識。常識じゃないもの。常識じゃないものを法律にしちゃだめ。それだけ言っておきます。
39:04
次に本題の方に行きます。時間なくなってきちゃう。マイナンバー等健康保険証の一体化についてであります。資料の2を皆さんからいただいたものを出しております けれども、まず1つ目ですけれども、国民会保険制度は廃止をするのかどうか。廃止をするか、廃止するか、それだけ答えてください。
39:32
今お答え申し上げます。マイナンバーカード等健康保険証の一体化でございますけれども、これは国民会保険制度を廃止するものではございません。それでは今確認をさせていただきましたけれども、一体化しても国民会保険制度は廃止をしない。維持するというのが大前提ということですね。
39:59
大前提に立って私はこれから質問をしていきます。(2)マイナーホケンションへの一体化の目的は何かということですが、これをぜひお答えをいただきたいと思います。
40:19
答えを申し上げます。マイナンバーカードと健康保険証の一体化、こちらにつきましてはカード1枚で医療機関を受診していただきますことで、健康医療に関する多くのデータに基づいたより良い医療を受けていただくことが可能になる。医療機関などにおきましては、保健資格の転機、これが自動化できる。これにより事務負担の軽減が図られる。
40:41
また、安心・安全で質の高い医療を提供するための医療DXの基盤の整備につながるといったこと。それから保健者の方にとりましても、資格喪失の後の非保険者証が使われる、あるいは非保険者番号の誤記などがあるといったことによります。
40:57
これに係る事務処理負担が減少するなど、様々なメリットがございます。こういったメリットを、より多くの国民関係者の皆様に早くお届けできるように、カードと健康保険証の一体化を加速して、来年秋に全ての保険者を対象に発行してきた健康保険証を配置することを予定しているところでございます。
41:20
みんなが恩恵を受けるんだったら別に、しかも国民開放権制度を配置しないんだもん、健康保険証を配置する必要ないじゃないですか。今厚労省がやっているオンライン資格確認等システム、これで十分間に合うんじゃないですか。このシステムはどんなシステムなんですか。教えてください。
41:46
お答え申し上げます。今ご質問ございましたオンライン資格確認でございますけれども、先ほど簡単に申し上げてしまいましたけれども、まずこのオンライン資格確認の下でマイナンバーカードで受信をいただきますと、
42:08
ご自身の同意がありました場合に、例えばご自身が使った薬や健康診断の結果、これなかなか口頭で正確にお伝えすることは難しいわけですけれども、こういったものがデータによって正確に医師などに伝えられることに なります。
42:22
復用された薬剤につきましても、これは網羅的な情報を医師などに提供することが可能になる。こういうことに基づきまして、より多くの正確な情報に基づいた総合的な診断、あるいは処方が受けることができるようになるといったものでございます。
42:38
それから、先ほども申し上げましたように、医療機関などでも、システム資格情報などの入力の手間が軽減される。医療保険者におきましても、例えば保険証の発行のコスト、発行の負担、こういったものが軽減が期待できると、こういったものでございます。
42:55
福田昭夫君。申し訳ないけど、局長の説明より調査室が作ったこの説明の方がわかりやすいんだ。読んでみますよ。
43:04
「資材資格確認等システム」は、診療報酬明細書、レセプトの審査を行う社会保険診療報酬支払基金及び公益遮断法人国民健康保険中央会に設置されている。同システムではあらかじめ、医療保険者等から非保険者番号等の資格情報が登録されている。
43:26
すべて、医療機関等の窓口において、患者の顔認証または暗証番号により本人確認をし、医療機関等が患者の資格情報をオンライン上で取得、取組を行った後に、患者の直近の資格情報等を確認できる仕組みとなっている。
43:44
また、マイナンバーカードを保有していない患者については、健康保険証の記号、番号等を用いることで同システムを利用できるようになっている。立派なシステムじゃないですか。
43:59
健康保険証を廃止しなくても、みんなが恩恵を受けちゃうんですよ。支払機関と中央保険機関で名簿を持っているから。しかも国民会保険制度は廃止しない。健康保険証は今まで通り、ちゃんと存続させてやっていって何ら問題はない。
44:22
それに対して、マイナーバーカード保険証を持たない人には、なぜ資格確認証を求めに応じて発行するんですか。求めに応じて。健康保険証だったらば、保険じゃなくていつも出すんじゃないですか。それで十分じゃないですか。求めないと出さないなんて、これもさっきのまさに常識と外れているよ。常識と。非常識だよ。いかがですか。
44:49
お答え申し上げます。今お指摘を頂戴しました点でございますけれども、患者ご本人の健康医療に関するデータ、これをご本人の同意がありました場合に、医療機関においても確認できると。これにつきましては、マイナンバーカードで受診されたときに可能となるということでございます。
45:20
こういったメリットを踏まえまして、先ほどご答弁申し上げましたように、来年秋に健康保険証の廃止を行うことが予定してございまして、この廃止後はマイナンバーカードによるオンライン資格確認を基本としつつ、そのオンライン資格確認を受けることができない状況にある方につきましては、ご本人の申請に基づき、発行される資格確認書によりまして、必要な保険診療が受けられるよう対応を講じるというものでございますけれども、
45:48
資格確認書、この申請が必要となる事情につきましては、例えばカードを紛失された更新中である、あるいは介護が必要な高齢者の方などで、マイナンバーカードを取得していない方など様々なケースが想定されますことから、すべての被保険者に交付する健康保険証とは異なりまして、ご本人の申請に基づいて、保険者が交付する仕組みとしているところでございます。
46:12
長谷川貴夫君、局長もっと簡潔でいいし、本人が求めないと出さないなんてさ、ほらこれ全く民主人国家の政府じゃないよこんなもの、本当にね、とんでもない話だ。はい、あと5分ね。よし。
46:29
第5点、全国保険団体連合会が実施した高齢者施設への影響調査結果について、これは厚生労働省にも届いていると思いますけれども、これによるとですね、なんと9割がマイナンバーカードを管理できないと。これどうするんですかこれね。
46:48
高齢者保険証は存続してほしいと厚労省に要請をしているようでありますが、この要請は全く無視しているということですよ、皆さんは。本当にね、とんでもない話だ。
47:00
それともね、先ほどの公的受取口座もそうだけど、全くね、なんとも冷たい厚労省、デジタル庁だと言いますねこれ。本当にね、いや岸田総理が冷たいのかな。本当にね、こんな冷たい法律を出して平然としてられるということに、私は信じられない。
47:23
あのね、世界中にだよ、例外のないルールはないって言葉がある。世界中に。日本にもある。どこにもある。ですから、法律の中にはそういうものがあったって悪くはないし、原則は国民開保険制度なんだから、別にこっちが例外じゃない。デジタルマイナンバーカードの方、あ、違う、デジタルマイナンバーじゃない。マイナンバー保険証の方が例外なんだ。例外の方がでかくなってきちゃったんだねこれ。変な話だね。そういうことだよ。
47:52
マイナンバー保険証と資格確認証では受診料にどのぐらいの差があるのか。また差があるとしたら、本当に不公平だと思うんですが、どのぐらいの差があるのか、簡潔に答えてください。
48:07
ただいまご質問いただきました診療報酬における医療情報システム基盤整備体制充実加算でございます。
48:19
この加算の点数についてだけご答弁させていただきますと、例えば所信で申し上げますと、オンライン資格確認を行う体制を患者に対して薬剤情報などの取得活用をした診療を行う医療機関におきまして、マイナンバーカードを利用しないということで所信で受診された場合6点、3点可能でございます。
48:43
他方、マイナンバーカードを利用されてこちら受診された場合は2点ということでございまして、自己負担割合が3割の方の場合は12円の差となってございます。これもね、本当に不平等、不公平というかね。マイナンバーの保険証を使ったら安くなって、資格確認証だったら高くなるなんてね。
49:09
こんなね、本当にね、行点、びっくり行点ですよ。先ほど言ったように、それこそ厚労省がせっかく作ったオンライン資格確認等システムで、健康保険証でもちゃんとできちゃうというのは、それこそ薬剤情報から何から本人が同意すれば、全部お医者さんに取れて、ちゃんといい医療ができちゃうというのが、自分たちで作ったんじゃない、このシステム。
49:35
このシステムをわざわざね、せっかく作ったシステム、いいシステムなのに、これにね、このマイナンバーカードと一体化することによって、とんでもないシステムになっちゃうんだよ、これ。本当にね、まあ、びっくりします。そんな中で、そろそろ時間が来ましたので、まとめたいと思います が、私はですね、この国民会保険制度は維持すると。
50:03
保険料の支払いについてはですね、差がつくと、差をつけると。これはね、私は憲法14条、法の下の平等に違反する、憲法違反だと思いますが、いかがですよ、いかがですか。
50:20
先ほどご説明させていただきました、この加算でございますけれども、
50:27
こちらは、オネシカ確認を導入された医療機関において、患者の方に対して薬剤情報とか特定検出の情報、そういった診療情報を取得されて活用して診療を行う医療機関が算定できる加算でございます。こうした医療機関においては、患者の方にとって医療の質が向上するということを評価しているものでございますけれども、こ の加算、患者の方がマイナンバーカードを健康保険証として利用された場合は、
50:53
スラインで患者情報を確認できる、問診などの業務負担が減ると考えられることから、カードを利用しない場合と比べて、この点数、こちらの患者のご負担も低くなるという形にしているものでございます。
51:07
要するに適切かどうかと言っているのは、厚労省には正義ってないのかな、正義は。びっくりした。そろそろまとめますけど、
51:19
私は現状のままでは、例えば国民会保険制度は維持する、オンライン資格確認等システムで十分対応が可能だということを考えると、マイナンバー健康保険証の一体化は、やはりこの法律はハイアウンにするのが適切だとこういうふうに思います。
51:44
これはとんでもない、全くさ、血も涙もない、こんな冷酷な法律は廃止すべきだということを訴えて質問を終わります。以上です。
52:50
立憲民主党末杖誠一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、まず、マイナンバーのセキュリティ対策についてお伺いいたします。このセキュリティ対策につきましては、昨日の党委員会におきましても、質問とご答弁があったように、朱雀な取組をされ、その信頼性というものを非常に高まってきているのではないかと思います。その一方で、個人情報保護委員会から上がってくる、近年の報告を見ましても、かなりの数の情報漏洩があるわけであります。その大半が、中身を見てみますと、ヒューマンエラーによるものが大変多いということであります。そこでお伺いいたします。このマイナンバーカードの情報の保護に対する国民の信頼性をさらに高めるにあたって、このヒューマンエラーに対する安全管理措置をどのように考えているかというのを、まずお伺いしたいと思います。西田 れちょう 久住 道活館お答え申し上げます。マイナンバー制度におきましては、制度面及びシステム面で各種セキュリティ対策を講じているところでございます。一方で、委員御指摘のように、なかなかヒューマンエラー等があるということは、制度設計時の段階でも、先行する各国を見てもやはり同様の問題がありましたので、当初からそこに対する対応というのは考えているところでございまして、人間がやる以上ですね、決定ですとか100%大丈夫ということはないわけです。なので、あらかじめ制度設計の段階から、これ、人が使う以上漏れるものであるということを前提に、漏れたとしてもそれを悪用できないようにする。具体的には、番号だけでは何もできなくて、きちっと本人確認を行うというような運用にすることによって、番号そのものを悪用できないようにするということをまずやっておりますし、加えてですね、これは本当に漏れてしまった場合に、きちっとこの番号を変更したとしても不便にならないように、あらかじめ漏れたものに関してはきちっと番号を再発行することによって問題が起きないようにというふうにしているところでございます。今後もですね、この解約の事態に備えるという意識で臨むことが危機管理として非常に重要と考えておりますし、このセキュリティ対策もですね、日々万全にすべく運用しているところでございます。今後もですね、具体的な、かまかまな、戸弁の事案を踏まえてですね、よりセキュリティ改善できる部分があるかというところを検討してまいりたいと考えております。
55:58
今御答弁いただいたことに対してですね、人にはミスがあるからということが前提となっ ているようであります。私はですね、その前提そのものに徐々にいかがかなと思います。確かにおっしゃるとおりですけど、じゃあそのね、人にはミスがあるということですけど、これ個人情報保護委員会の報告書をご覧になっていると思いますけど、内容にするとですね、本当にこう、何とかな、ご送付とかですね、ご廃棄とかですね、依頼元の気だくなく再委託が行われたとかですね、もうメールアドレスの宛先間違い、マスキング処理が不十分、USBを紛失、ご送付、誤って他人のナンバーを記載、書類を紛失、こういった同じようなミスが毎回繰り返されているわけです。私はですね、かつてある鉄鋼メーカーの鉄鋼工場の現場におりましたが、事故ゼロですよ、目指すのは。人がやるからという考えではないんですね。まずそういうふうな考えに立って、事故は絶対に起こさないというような考えに、それでもやっぱり起こる。おっしゃったように、人はミスするものだからと、だから漏れた場合にという考えで、いいのかどうかというのが、私は非常に疑問に思いますが、その辺大臣はいかがかなと思います。どうお考えかと思いますが、いかがでしょうか。
57:45
もちろんミスを起こさない、そのために様々なことを徹底する、これは当然のことだと思います。しかしそれでも100%ということがない以上、万が一漏れても大丈夫だというレジリエンスを高めるということも、これは当然のこととしてやらなければいかないと思います。
58:05
大臣も漏れても仕方ないというお考えということですね。そしたら、この内閣府が平成30年ですけれども、国民の意識調査で行われた結果によると、複数回答ですけれども、マイナンバーを取得しない理由として、個人情報の漏えいが心配だから、紛失や盗難が心配だからというのは、6割超えているわけですよ。いろいろあの手この手で普及させようと思われていると思いますけれども、まずこの6割に超える心配というこの 意識、これをまず下げていく、なくしていく努力が必要と思いますが、それについてちょっと御見解をいただきたいと思います。大臣よろしいでしょうか。
59:03
別に漏れて当然などということを言った覚えはございません。変な言いがかりをやめていただきたいと思います。マイナンバーカードに対する不安がある、これは我々もよく承知をしております。その不安を払拭できるようなしっかりとした安全性に対する広報周知、努めてまいりたいと思います。
59:26
私が申し上げたいのは、このだけ6割もあるこういった国民の心配や不安をどう下げていくのかと。言いがかりかどうかというのはそれは捉え方でしょうけど、そもそもこの6割を大臣として半分にしていくとかですよ。そういう目標を持ってそういう気持ちであられるのかということを伺いたかったわけであります。もう一点、先ほどマイナンバーが出ても色々情報があるようですが、名前、住所など個人情報にもらえるようではないような御答弁をされましたけど、そもそも今後、健康保険証や運転免許証と一体化されるわけですよね。そういうことを考えると、さらに厳重な管理が必要と思いますが、このナンバーが分かっても別に大丈夫ですよみたいな、いうふうに聞こえる、そういった御答弁がありましたけど、それについてさらに見解をいただきたいと思います。
1:00:45
お答え申し上げます。基本的には仮に番号そのものが漏れた場合でも、それ自体を悪用することができないように、番号の呪術の際には必ず本人確認を行うといったことを行っておりますし、また例えば資格確認等も、これは番号そのも のと紐をつけて、いつもやりとりをしているわけではなくて、しっかりと情報提供ネットワークシステム等の仕組みを通じて、それぞれの機関別の異なる符号でもってデータを連携したりですとか、あるいはICチップの中に資格情報、運転免許の場合は埋め込むわけですけれども、そういった形で、決してマイナンバー程度でもって連携をしていると言っても、必ずしも番号と資格情報が紐づいていろんなところに流通しているわけではなくて、しっかりと分別管理を行って、番号単体が漏れただけでは容易にわかまかな情報を結合できないような仕組みとしております。これは海外を見てみますと、そういった情報がデータブローカーとか、そういった事業者で紐づけに使われているような例もありましたので、日本においてそのようなことが起きないように、別表でもって番号の利用範囲というものを厳しく制限をして、番号単体では容易には穴寄せができないようにしているというところでございます。
1:02:11
わかりました。このヒューマンエラーに対する安全管理処置というものは伺いましたけれども、今の御答弁を伺っていて、私は十分とは思いませんので、そこを徹底していただきますことをお願いして次の質問に参ります。このマイナンバーカードの普及を推進するために、さまざまな事業を行われてきております。これ事実上、厳格化されて先ほど強制というお話もございましたけれども、これはこれまでいろいろ予算を使っておられまして、これまでの推進するに当たった事業の使った予算とその成果と検証をお伺いしたいと思います。
1:03:05
お答え申し上げます。一番重たったところではマイナポイント事業といったはずなのかと思いますが、これにつきまして2020年9月から2021年12月までが第一弾、2022年1月から2023年9月までが第二弾と、特に例えば第二弾の本格開始以降で言いますと、8ヶ月間の間、今年2月末まででございますが、これで3400万件の申請をいただいているということで、カードの総企業にはそれなりに効果があったのではないかというふうに考えてございます。(予算を使った予算でございますか?)マイナポイントにつきまして、(ご発言は拒否でよろしいですか?)第一弾の予算額は2979億円、第二弾の予算額は18134億円、先ほどご紹介したのは第二弾の方の反対性かということです。
1:03:57
質問に予算もということを言っておりましたので、答えていただきたいと思います。要はこの1年間で約1800億もの、いわゆるマイナポイントのために使っているということでございますね。これについては、これは事実上義務化な制度なけれども、これだけの巨額の予算を使うのかどうかというのは、既に国会の方で指摘はされておりました。これ私が思うのは、これは内閣府の5年前の調査で、マイナンバーを取得しない理由ということで、一番に挙げているのが、取得する必要性が感じられないからということであります。そうすると、この5年間で取得する必要性を感じるような努力を、どこまでしたかということが、私は大事だと思います。そもそも、これはこれに携わる行政、医療機関とか、国民ですね、それぞれの分野の方にメリットがあるように作っておられると思いますが、私は一番それを利用する方、国民、国民の視点にいかに立つかということが、非常に私は大事だと思います。そもそも利用する国民が取得する必要性を感じられていないというのが、6割近いあったわけですね。これをいかに必要性を感じてもらうように、努力することが必要だと思いますけれども、それをマイナーポイントということで、いわゆるその餌をぶら下げてですね、それで推進を進めるようなやり方というのは、そもそもあり方としてどうなのかというふうに思うわけであります。お伺いしますけど、この1兆8千億ですね、この1年間でマイナーポイントを取得するために使われたわけですが、この取得する必要性をもっと国民が感じる、いわゆるメリット、デメリットも含めてですね、そのきちんと説明した、きちんと国民に対する説明が、十分ではなかったのかなと私は思いますが、どのような取組をされて、この5年前6割近くあったこの意識というのが、どのように変わったかということを認識されているかということを伺いたいと思います。
1:06:33
確かに5年前、マイナンバーカードを使ってできるサービスというのは、おそらく限りが相当あったんだろうと思いますが、保険証をマイナンバーカードと一体化することによって、これは医療の質が飛躍的に上がります。また、 医療機関にとっても業務の効率化になります。また、それ以外にも、例えば税の分野で申し上げれば、ふるさと納税、オンラインで完結できるようになりました。また今年、医療費控除を、確定申告の医療費控除をマイナンバーでやっていただいた方は、これはもう領収書を1年分集める必要もなく、一発でオンラインでできるようになりました。また、来年度から給与所得者、これは企業がオンラインで厳選聴取を提出している企業の場合には、給与所得については書かない確定申告、これを今実現させようとしておりまして、これができると、おそらく1,000万人近い方が書かないで確定申告ができるようになるんだろうと思います。また、昨日から宮崎県の宮古の城市では、市役所にお支払いをする手数料、これオンライン納付ができるようになりました。まだ戸籍の改正、あるいは改正原戸籍のオンライン申請のキャッシュレス納付というところでございますが、昨日順調に滑り出しをいたしましたので、この業務がうまくいけば、宮古の城市での業務を増やしていく、あるいは宮古の城市に限らず、全国の手を挙げてくれた自治体に広めていくということができるようになります。こうやってこれからも新しいサービスがどんどん出てまいりますし、例えば引越しをする時の転出届はもうオンラインでできます。転入届も転入予約をしていただければ、市役所の準備状況にもよりますが、準備している自治体は転入も簡単になりますし、これ民間の公的個人認証のサービスを活用していただければ、金融機関をはじめ、今までは引っ越すたびに重症変更届をやらなければいけなかったものが、重症変更届が必要なくなるわけでございます。国民の皆様の利便性をさらに上げるように、保育園の就労証明書もマイナポータルを活用して提出をできるようにいたしますし、保健所だけでなく、これは病院の診察券であったり、小児医療費の女性の書類、あるいは難病障害者の公的女性の書類、今紙で持っていかなければならないものも、マイナンバーカードでこうしたものも一律、これで対応できるようにしてまいります。そうなりますと、国民の皆様も相当利便性が高まったということを感じていただけるようになると思っておりますので、デジタル庁としては、全国一律でサービスが提供できるようになるまで待つのではなく、手を挙げてくださった自治体からどんどん新しいサービスを使っていただけるように、なるべく早くサービスの導入に心がけていきたいと思っております。
1:09:52
ありがとうございます。先ほど大臣の御答弁の中で、確定申告をマイナンバーカードで行えるというお話がありましたけれども、今年度また昨年度で結構ですが、今どのぐらい国民の方がマイナンバーを買って確定申告をやられているか、わかれば教えていただきたいと思います。
1:10:17
お答え申し上げます。正確な数字はまだ把握してございませんので、ご勘弁願えればと思いますが、おおよそ数に1/4とかそれくらいのケース出 てきていると思います。ちょっと確認をさせていただきまして、必要があれば後刻ご報告をさせていただければと思います。
1:10:35
これは質問通告はしていませんでしたけど、御答弁の流れの中で聞かせていただきましたが、これそもそも現状把握できていないということに私は問題あると思います。これはですね、令和3年の内閣委員会での質疑ですけれども、立憲民主党の後藤委員が質問されたことで、令和3年のときに利用者が約60万人だったわけですよね。先ほど大臣が1000万人がというふうにおっしゃいましたけど、まだですね、10%にもいっていなかったわけです。それについてコストパフォーマンスが悪いんじゃないかという方は、素直に確かに悪すぎると思いますということで、菅総理大臣も答えられているわけであります。何を言いたいかというと、先ほど大臣がいろんなメニューをおっしゃいましたが、要は国民がそれを理解していない現状をどうするかということを、私はお伺いしたかったわけです。私の周りの方に聞いても、私には聞かれるんですよ。これマイナンバーカード、保険証を一体化するけど、何のメリットがあるのと。ほとんどわかっておられない。それが先ほどの取得する必要性が感じられないからという答えが、6割にも上っているということであります。すみません。5年前の調査結果しか私、手元に入らなかったもので、そもそもこの取得する必要性を感じられないというこの数値というのが、今どのぐらいあるというふうに把握されていますでしょうか。
1:12:24
お答え申し上げます。12月の時点でデジタル庁でサンプルで数百人ベースで調べたことがございます。そのときには取得する必要よりも、やはりセキュリテ ィ上心配といったような声のほうが多く、あまり取得する必要性、必要でないというところについて正確な数字が取れませんでした。ご指摘のように現状把握をすることは大変重要であると思います。我々としてもきちっとしたそのあたりについての調査を引き続きやるようにやっていきたいと思います。
1:12:56
これを普及するにあたって現状把握ができていないのにどうやって普及するのかと非常に疑問に思います。ということを指摘しておきます。次に3番目。時間の関係で飛ばして4番目。マイナンバーカードを利用した救急医療の改善についてお伺いいたします。まず搬送と医療の現場でどのような問題点が起こっているかというのを伺いたいと思います。それに基づいてこのマイナンバーカードを今後どのように活用していこうかということについてお伺いしたいと思います。
1:13:35
お答えいたします。救急搬送先医療機関の決定までに時間を要するようないわゆる救急搬送困難事案というものがございまして、これは全国の主な52消防本部から1週間ごとに私どもは報告を受けております。1週間の救急搬送困難事案数につきましては、ここ数年で新型コロナの影響を受けて高水準で推移しておりましたが、過去最高だった令和5年1月第2週の8,161件からは減少傾向が継続しております。救急搬送困難事案を減少させ、速やかに症病者を医療機関に搬送するためには、医療機関の受入体制の強化を図ることに加え、救急車の適時適切な利用や、救急車と医療機関の円滑な情報共有が重要となってまいります。消防庁におきましては、救急車を呼ぶべきか相談できる救急安心ゼンター事業#7119の活用を呼びかけております。また、救急車を呼ぶべき症状などをわかりやすく示した救急車利用マニュアルを地域住民の皆様に周知するなど、各消防本部と連携し、救急車の適時適切な利用を促すための取組を行っているところでございます。さらに現在、地方公共団体によりましては、救急隊が独自の情報システムを活用し、医療機関の受入可否情報を閲覧するとともに、症病者に係る情報を入力し、搬送先となる医療機関と共有することなどにより、円滑かつ適切な搬送受入体制の確保の取組が実施されている例もございます。消防庁におきましては、このような情報システム活用の取組事例について、全国の消防本部について情報提供を行っているところでございます。また、委員がおそらくお聞きになりたいということをちょっと先取りさせていただきますと、消防庁では、昨年度、救急車が現場で、症病者のマイナンバーカードを活用し、搬送先医療機関の選定に資する情報を入手することにより、救急業務の迅速化や円滑化を図るための実証実験を、姫路市消防局や前橋市消防局などの6つの消防本部で実施いたしました。この実証実験では、マイナンバーカードにより、患者の起用歴や薬剤情報などを参照する仕組みを、救急隊も活用できることとし、救急隊が口頭で情報を聞き取る際の、症病者の負担を軽減できること、また、救急隊が消防車の情報を搬送先医療機関に正確に引き継ぐことにより、搬送を円滑化できることなど、一定の効果が出ております。消防庁といたしましては、今後、マイナンバーカードを活用した救急業務の全国展開に向けたシステムの構築について検討を進めてまいります。委員はおそらく、こちらで救急搬送において、マイナンバーカードをどのように活用しているかということをお聞きになりたいというご諮問の趣旨と受け止めまして、回答させていただきました。
1:16:16
厚生労働省 上大臣官房医薬産業振興 医療情報審議官
1:16:27
医療現場におきましては、特に救急で搬送された患者様につきまして、やはり診療歴でありますとか、アレルギーの情報、薬剤履歴、特に使用できない薬剤禁止の情報等について把握できる方が良いということであります。もちろんそういうことは聞き取りできることもございますが、なかなか時間がかかったり、本人の状況によっては聞き取れないということもございます。こうしたことも念頭にお きまして、マイナンバーカードの活用の方向でございますが、現在でも医療現場におきましては、救急の場合も含めまして、患者のマイナンバーカードを用いて本人確認を行って、情報閲覧の同意を得ることができましたら、オンライン資格確認システムを活用しまして、患者の薬剤や特定検診等の情報を閲覧することができるところまで持ってきております。もちろん患者の状態によりまして、本人通りが困難な場合もございますので、こういった場合に情報が閲覧ができるような仕組みの構築を現在進めているところでございます。さらに、医療ディレクトリクミの中で、このオンライン資格確認システムネットワークを拡充いたしまして、電子カルテ情報等の必要な保険医療情報を全国に共有できる全国医療情報プラットフォームの創設を進めているところでございますが、これができましたら、意識のない患者様の救急搬送を受けた医療機関が過去の診療情報等を閲覧できるようになるということでございます。より速やかな必要な医療の提供が可能となるということを期待されるところでございます。薄江津政一君 ありがとうございます。これは国民の声ということで受け取っていただきたいと思いますけれども、私の地元の医師の方から聞いたお話であります。その医師の友人が山登りをしたところが転落事故を起こして骨折して動けなくなった。そこで過労 死で携帯電話がつながって、ドクターヘリが現場に駆けつけた。ところが駆けつけてくれたがいいけど、生え年齢、事故の情報、体の所見、かかりつけ医、通院病歴など本人は痛くてたまらないのに時間をかけて細かく聴取されていた。やっと医療センターに救急搬送されたら、救急部に再度同じようなことを聴取された。その質問が次から次へとICU、病例、手術場、ケースワーカー、何度も繰り返されたということで、その時骨折して意識があったということですけれども、これも例えば高齢者など一人暮らしの方は全く答えられないし、こういうことが本当に医療連携カードと、個人の医療基本情報が医療連携カードに連携すればこういうことが起こらないし、そもそも先ほどご答弁いただいたたらえ回しというものが減ってくるのではないかと思います。要は今回の法案に直接改正に関係ないんですけれども、こういった医療連携カード、個人の医療基本情報というものを、またマイナンバーに紐をついたものを救急現場でもすぐに活用できるような環境整備を国が進めるとか、これは病院の空所情報とかをその日一日一回、朝にでもそれをあげてもらって、それを救急の現場でソフトをつくって把握するようになることができれば、こういったたらえ回しというのが激減するのではないかというふうに、のが現場の医師の方たちの意見であります。これについて、例えば先ほど、これで意識を失ったときにということでありますが、例えばそのときに指認証とか錠脈認証とかを紐づけて救急車の中に、そういったことでマイナンバーカードを活用していくという方法もあるかと思いますが、このようなさらに、いわゆる国民の、それがまさにメリットというふうになるわけであります。確かにここにおられる中で救急車に乗っておられる方が何人いるかはわかりませんけど、おそらく少ないと思いますが、しかしこういった命にかかわるような問題についてですね、それをなくしていくというような努力というもの、そしてまた今回のこのマイナンバーをいかに活用するかという視点、国民の目線に、視点に立った考え方がして、このような改革、改善というのがなされてもいいかと思いますが、時間がないので大臣に、その方針、大臣のお考えをちょっとお伺いしたいと思います。
1:21:46
マイナンバーカードを使って患者の起用歴、薬剤情報などを参照する仕組みを救急隊も活用する、そういう実験もやられて一定の成果が出ていると思います。消 防庁としては、マイナンバーカードを活用した救急業務の全国展開に向けたシステムの構築に関する検討をする、そう承知をしております。
1:22:12
ありがとうございます。もう私もですね、既に実装実験は済んだということでありましたので、ただ、うかがってみたところ、まだそこで止まっていると。これからどうするかということがですね、聞かれていなかったので、今の大臣の言葉を、私も期待して質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
1:23:13
皆様お疲れ様でございます。今回の法案、個人のプライバシーをいかに守りながら、マ イナンバーの国民の利便性を高めていけるか、そして行政事務の効率化を図っていけるか、が問われていると。制度とシステムの両面で、それらに応えられるものになっていくのか、前半の部分で議論させていただきたいというふうに思います。制度の面については、これまでもマイナンバーの利用範囲を広げたり、情報連携を追加するたびに法改正されて、国会審議が必要になることで、適切ではない、これまでのマイナンバー利用に対する歯止めになってきたわけですけれども、今回の法案で違うのは、法律に規定された事務に準ずる事務であれば、改正なしにマイナンバーを利用できるようになるという点です。コロナの特別定額給付金の給付事務では、当時法律に規定がなかったので、マイナンバーを利用した情報連携ができずに、自治体の現場では膨大な事務作業が発生して混乱を招きました。その教訓は生かされるべきですが、今後新たに追加される準ずる事務というのは、あくまで別表には具体的に書かれていないわけで、明確に記載されていない事務が今後含まれる、そんな余地を残しております。準ずる事務というのは、これまで河野大臣のご答弁もお借りすれば、法定されている事務と趣旨や目的が同一であり、内容や作用の面で基本的に同じである事務というのが、一般の国民にはやや抽象的で、わかりにくい説明であるなというふうに感じております。どのような場合が、この準ず る事務に該当するのか、客観的に判断できるようにするということが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
1:25:08
現行のマイナンバー制度で、マイナンバーの利用範囲につきましては、利用主体、それと事務について、個別の法律を引用する形で法定をしております。ですから、マイナンバーを利用できることとされている事務と、実質的に異ならないにもかかわらず、個別の法律に基づかない事務だと、マイナンバーを利用ができないわけでございます。ですから、この改正でも、個別の法律の規定に基づく事務というものは、新たにマイナンバーを利用するためには従来通り、引き続きこのマイナンバー法の別表に個別に規定をする。そのために国会で御審議をいただくということは、かわりはございません。その上で、個別の法律に基づかないもので、法律でマイナンバーの利用が認められている事務に準ずるものについて、事務の性質が同一である事務に限定した上で、事務省令によりマイナンバーの利用を可能とするというふうにしております。 例えば、最近のコロナワク チンの予防接種、これはもう予防接種法に基づく事務でございますから、VRSマイナンバーでやらせていただきました。まったく同じファイザー・モデルナの予防接種を、在日米軍が基地で働く日本人に予防接種をしてくれたわけでございますが、まったくやっていることは、ファイザー・モデルナのワクチンを注射器で筋肉注射する、やっていることはまったく同じでございますが、この米軍が基地の従業員に予防接種をするものは予防接種法ではないものですから、これにはマイナンバーを使うことができませんでした。このように、法律には基づいていないけれども、もうやっていることが同じ、事務の性質が同一である。こういうものについて、事務省令でマイナンバーの利用を可能とするというのが、今回の改定の趣旨でございます。また、事務省令の改正に当たりましては、行政手続法に基づくパブリックコメントを行いますので、これも国民の皆様にはっきりお示しした上で、マイナンバーの利用できる事務を追加するということになります。
1:27:37
具体的にもご紹介いただきましてありがとうございます。法改正をなしに、これから新たに今後また追加されてくるものが、今のお話の中でも、今までの具体例以外にもやはりさまざま出てくるんだろうというふうに思います。利用を広げられる以上は、当然今大臣後半でおっしゃっていただいたように、抑止の一つとしてのパブリックコメントというものもあるんだろうというふうに思うんですが、新たに利用が追加されるなどの場合には、この正省令の案を公表してパブリックコメントを求めると、これ行政手続法で定められているこういうプロセスも、実際は、ちょっと見てみますと、簡単な文言の修正とか、そういう大きな意見でなく、修正するのは小さな意見が採択される場合は確かにあるんですが、制度の骨格に関わるような大きな修正が受け入れられることが、なかなかパブリックコメントだと難しいのかなと、こういう仕組みも課題であるなというふうに感じるところなんですが、大臣、何か御所見あればお伺いしたいんですが、いかがですか。
1:28:52
パブリックコメントで国民の皆様の声をしっかりお聞きするというのと、パブリックコメントに付するということで、何かこっそり追加されるということがないということだと思います。また、準ずる事務が追加され、情報連携が行われた結果というものは、これは全て記録されるわけで、それぞれの個人の皆さんはマイナポータルから入っていただくと、行政機関間の情報連携がどのように行われ、自分の情報がどの機関に連携されたかということは、これは確認できるようになっておりますので、国民の皆様にもそうしたところをしっかり見ていただきたいと思っております。
1:29:49
国民が知る部分のポータルの中で、これまでのやりとりも客観的につかめる部分もあるというお話で、こっそり追加されるわけではないというお話も大臣からいただきました。パブリックコメントの制度というのが、やはり一般の方からして機能しているのかというような意見がございまして、審議会などで相当練られているものが、本来公表するというのは、正案の形で練り上げたものが示されるわけです。ほとんど修正がそういう場合では、なかなかなされなかったというのが、これまでのことであるというふうに思います。ですので、河野大臣、画期的な取組を前に進めているという印象がありますので、法廷のパブコメントというのとは別に、正案になる前の段階で、やはりこっそりではないんだと、しっかり正面から意見を受け止めますというような形で、意見の募集を、なるべくもう出来上がったというような状況ではない前に、受け止めていただくと。そういうことを、その姿勢もお示しいただくことで、この国民のマイナンバー制度とか、このマイナンバーカードに対する、今なかなか取得率が伸び悩む一つは、やはりそこですので、そういうことに対する国民のメッセージにもつながっていくのかなというふうに思いますけれども、この辺りいかがでしょうか。
1:31:19
パブリックコメントというのは、行政手続き法に定められた制度でございますから、それをしっかりやっていくということと、ただやりましたというだけで終わらせてはいかんというのは、これはその通りだと思います。私も与党内で、おかしいだろうという声を上 げたことも何度もありますので、やはりパブリックコメントでいただいたご意見、これはしっかり公表して、その中で取り入れるべきものは、しっかり取り入れなきゃいかんというふうに思っておりますので、まずはパブリックコメントに対する信頼も高めていくというのが大事だと思います。
1:31:56
ありがとうございます。やはり通過議令的なものでなくて、そして国民からの率直なメッセージもガス抜きぐらいに受け止めるんじゃなくて、やはり今後のご対応ということをまた期待させていただきたいというふうに思っております。その疑問に感じている方がなかなか、利用についても意見がさまざまございますし、こういう利用が適切かどうかをやはり監視するというのは、独立行政機関である個人情報保護委員会が今、担っているわけですけれども、今回の改正では、国家資格、そして自動車登録などの事務でも、このマイナンバーを利用できるようにする、あるいは法に規定されている事務に準ずる事務での利用の範囲も広がっていくということで、個人情報保護委員会の監視の役割、そしてまた負担が、やはりこれまで以上に増してきているという状況になっていく。そういう中では、利用状況に対して国民からのいろいろな懸念にもお答えしていかなければならない。そういう意味で、個人情報保護委員会と合わせて、国会への定期的な報告、あるいは国会からの是正を利用状況の違和によっては、是正を図れるような仕組みというものを考えていく、そういうことについては、ご見解いかがでしょうか。
1:33:25
まずは、このチコデジでいろいろと一般審議もございますから、そういう中で皆様のご意見を受けたまって、必要なことは政府としてしっかり対応していくべきものだと思います。
1:33:47
これからの利用拡大、そして情報連携の広がり方を、しっかりと見ていかなければならないと思います。マイナンバーを扱う際に、拡大するにあたっては、現場の業務、マイナンバーを扱っていく関連の業務というのは、やはり増えていくことになると思います。システムの面で、講談をお話しさせていただきますと、個人データというのは、ルル本会議でもご答弁いただいている、そして昨日のご審議でもお話がありますけれども、一箇所に集約して管理されるわけではない。各行政機関が保有しているものを必要に応じて、互いに必要なときにネットワークシステムを使って情報を紹介したり、あるいは提供したりという分散管理の方法をとって、いもずるしきに、個人情報が、このデータが漏洩するわけではないというのは理解をするのですけれども、これらの仕組みを備えて、制度がこれまでも運用されてきた中で、今日のスウェーツグインのお話にもありますように、やはりこの情報漏洩、個人情報保護委員会の発表では、2017年から2021年度の5年間で、マイナンバー情報については、少なくともおよそ3万5千人分のデータが企業や行政機関で紛失したり、あるいは漏洩したりしているとしています。少なくともということですので、おそらくもう少し広がりがあるのではないかというふうに思うのですけれども、この中に含んでいるかいないものもあると思うのですが、行政機関に絡めば、2018年に発覚した事案では、日本年金機構から年金受給者の個人データの入力業務が委託された企業が、禁止されている再委託を中国の業者に行って、およそ5百万人分のマイナンバーが流出したと言われています。そして同じ年に国勢庁でも、データの入力業務を委託していた業者が、無断で別の業者にその業務を再委託して、マイナンバーなど個人情報が含まれるおよそ70万件の書類を業者に流していたという事案もあったということであります。これは当然再委託ですので、これは悪意があろうがなかろうが、これはもう違法なわけであります。ただそれは現場でそれを把握されていないというのが問題であると思います。こういう状況がある中で、マイナンバーの利用とか情報連携の機会が増えていくことになるのではないかと思いますし、システムの運用の要は、やはりいろいろな分散管理というふうにシステム的には相当緻密に組んでいても、最後はやはり情報出力するのは人でありますから、その人同士、人を介したやりとりという中で、このヒューマンエラーのお話もありました。そうした点を含めて、このシステムの信頼を今後高めていくためには、これまで発生した事案に対しても、検証あるいはまとめてそうしたところを考えていく必要がある時期に来ているのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
1:37:00
これまでもそうした事案がいくつもあったということは、これは真摯に受け止めなければならないというふうに思っております。先ほどの答弁にもありましたけれども、このマイナンバーによる情報漏洩のリスクを心配されている方の割合というのが高いということは、これは我々もしっかり対応をしなければならないというふうに思います。その上で2つ申し上げますと、1つは様々漏洩があって、それはもう漏洩があったこと自体いかんことでありますが、これはこのマイナンバーに関するシステムからの漏洩ではなくて、USBを紛失してしまったとか、再委託してしまったとかという、1つはヒューマンエラーであった。ですからこのシステムそのものについて問題が起きたことはないということ。それからもう1つマイナンバーが流出したということでございますが、この流出したマイナンバーが悪用されたことは起きていないということでございます。これだからいいというつもりは全くありませんが、少なくともこのマイナンバーの安全性とか、あるいはマイナンバーを扱うシステムについての問題が起きていないということは、これは国民の皆様にもよく知っていただいた上で、やはりヒューマンエラーということがこれまでたびたび起きておりますので、このヒューマンエラーをどのように減らしていくのかということは、政府としてまず真剣にやらなければいけない。その上で、このヒュ ーマンエラーというのはやはり歴史上ずっと、それはもう古代エジプトの時代からずっとあったわけでございますから、ヒューマンエラーが仮に起きたとしても、このマイナンバーが悪用されないんだということは、しっかりと担保し続けなければならないというふうに思っております。一つ一つのケースについて報告を受けておりますが、どこかの段階で少しまとまってそうしたことを申し上げるというのは、検討する必要があるかなと思います。緑川貴司君。取り扱う事業者が様々な安全管理措置というものが求められている。それをまずは徹底していくためにも、今までの事案に対しての政府の見解であったり、方針であったり、考え方というのもお伝えをしていただく部分が必要なのかなと思いますし、特にマイナンバー法では個人情報保護法よりも重い罰則を設けて、事業者だけでなく個人も罰則の対象にしているわけでありますし、その上で残念ながら自治体においてもセキュリティへの意識が欠けていたと言わざるを得ないような事案がやはり多いように思うんですね。マイナンバーが悪用されるようなことはなかったというところは、目立ったようなお話は特に聞きませんけれども、マイナンバーに関してはですね。ただ一方で、行政の過去の不祥事としては、個人データの入ったUSBを外に持ち出してですね、そのまま委託業者が持ち出してなくしてしまったりとか、住民の氏名や住所、マ イナンバーなどが書かれた申請書を普通郵便という形で追跡できないような郵送方法で送ってしまって、追跡できず、わからなくなっちゃったと、なくしてしまったといったりことがあったり、またマイナンバーカードの申請書、数十人分の個人情報が書かれた書類を誤って、最高府を求めた住民に手続きの際に同じクリアファイルだから渡しちゃったとかですね。そういうような、うっかりでは済まないようなですね、やはりあまりにもマイナンバーの取得を進めようという時に、直近でもいろいろなことが起こっておりますし、それに対しての、やはり人のやることだからというところではなかなか落としどころとしては難しいところがあるのかなというふうに思っております。その小さなものがですね、やはり山となると、情報がどんどん出てくるものが増えれば、それだけ悪用する、なよせをすると。個人データが共通した人に集積されて、なよせをするリスクというものは、それだけ高まっていくというふうに思いますし、そこで漏えしたデータというものが名簿業者であったりとか、あるいは探偵業者であったりとか、そういった業者に渡ることで、倍々個人情報が売り返される。さまざまな、この新編調査に利用されてしまうとか、就学の際とか、就職の際とかですね、秘密裏にチェックするような、そんな民間の闇の行為も出てくるんじゃないかなというリスクが大きくなっていくんじゃないかというふうに心配するんですが 、大臣このマイナンバー、悪用はなかったというご答弁、理解をするんですが、この、やはり、なよせをして、どんどんと個人情報が集積されて、特定されてしまう。そしてまた、新編調査などにも使われてしまったり、倍々でビジネスになってしまっている。こういう状況があることについてはいかがでしょうか。
1:42:38
そもそもマイナンバーを含む情報を名簿業者が保有すること自体、許されることではないわけでございますが、闇で何が行われるかということもあります。ただ、マイナンバーで何か個人情報をいもずるで引き出すことができないように、これは分散管理をされておりますし、それぞれの情報機関はそれぞれ独自の符号で管理をしておりますので、マイナンバーで何か個人情報が引き出されて集積されるということは、およそ考えられないというふうに思っております。ただ、だからいいというつもりは全くありませんし、マイナンバーを含む個人情報の流出というのは、本来あってはならないことでございますから、それはマイナンバーを含む個人情報に関わる ものについて、やはりセキュリティの意識というのをさらに高める、その努力はしていかなければならないと思います。
1:43:52
本人が知らないところで勝手に情報が集積されていると。一部聞くところによりますと、別人の情報がそこに自分のデータとして勝手に集積されていったところに、別の人の情報が含まれてしまって、それによって過去にこの人は非公歴があるんだというふうに誤った記録に基づいて、例えばですけれども、死亡口への推薦が認められなかったという中学生が自ら命を絶ってしまったという報道も聞いたところであります。知らないうちに、個人の情報が使われていたと、プライバシーが侵害されて取り返しのつかないような結果も生じているという報道がありますので、こういうことが本当だとすると、当然これは痛ましい事案だと思わざるを得ないです。マイナンバー情報の漏洩について、行政は外部に個人情報が流出した痕跡はなかった、あるいは他への漏洩、悪用の事実は現在のところ認められないというふうに言うのも、確かにそういうふうに表面化して いないところはあるんですが、こういう話があると、やはり報道にもあるようなことがあると、国民のマイナンバー制度に対する信頼というのが、またこれまで積み上げてきたことも、なかなかこういうことが話として出てくると、また難しくなるのかなというふうには思います。今後の個人情報流出者大臣といろいろやりとりしている中で、ヒューマンエラーというのがやはり深刻なんですが、やはりこの企業をターゲットにするサイバー攻撃、これを行うような悪意のある第三者、あるいは内部不正を行って、悪質な人物に内部から狙われるというようなケースも考えられます。東京商工リサーチの発表では、上場企業とその子会社で昨年に個人情報の漏えいや紛失の事故を公表したのは150社、事故の件数は165件、漏えいした個人情報はおよそ593万人分で、おととしから2年連続で最多を更新しているところです。この原因別では、やはり紹介したようにウイルスの感染であったりとか不正アクセス、この事故件数の半数以上を占めているということで、個人情報のいかに管理できるかという問題には、やはりこういうサイバー攻撃とか内部の不正があるということからも真剣に向けなければならないというふうに思います。サイバー攻撃による個人情報の漏えい対策として、個人情報保護委員会は、内閣サイバーセキュリティセンター、警察庁のサイバー警察局、そして情報処理推進機構との省庁連携に今年度から取り組むということになっています。重大な漏えいが起こった場合に、その事業者から関係する省庁に、機関、あるいは機関に報告をしたり、事実確認に応じたりと、各段階で協力することになっていますけれども、この事業者の側からすると、各段階で協力すると言われても、今現場対応、まさに追われている段階の中で、複数の省庁、機関にそれぞれ異なる様式で速報を対応しなければいけない。それをそれぞれの関係省庁、機関に伝えなきゃいけないという作業が並行で行われることになります。必要な対応ではあるんですけれども、そちらに手間がかかっている間に、被害が大きくなっていくということにもつながりかねないと思います。両方やれればいいですけれども、やはり今回の省庁連携では、事業者の負担が大きくなりすぎているんじゃないかというふうに懸念をしております。報告をできるだけ一元化するというようなこと、現場の負担を軽くすることについてのご見解はいかがでしょうか。
1:47:48
個人情報保護委員会では、不正アクセスによる個人情報の漏えい等事案を未定に防止するこ と、さらには被害の拡大防止や類似事案の発生防止などによりリスクを低減させること、そしてこの種の事案への適切かつ迅速な対応を図ることを目的といたしまして、今ご案内のとおり、機関同士の連携のあり方を調整した上で、先月、NISCと警察庁、サイバー警察局、IPAのセキュリティセンターと覚書を締結いたしまして、連携を開始したところでございます。この覚書におきましては、セキュリティインシデント発生の際、漏えい等報告の報告者等に対し、報告等に関する既存の制度の紹介等を行うことを規定しておりますが、これは事業者に追加の対応をお願いするものではなくて、事業者の報告の負担が増加するものではないと認識しております。また、窓口の一元化というお話をやりましたが、報告等に関するそれぞれの制度が趣旨、目的、対象も異なるということでございますので、単純に一つに同合できるといった関係にはないものでございます。ただ、今まさにこの覚書に基づきまして、例えば一つの報告が行われたときに、他の相談先を適切に紹介することとなるなど、事業者にとってもメリットのある取り組みであると認識しております。
1:49:17
4月から始まった取り組みということで、またその進捗、あるいは課題が浮かび上がってきたところについては、また注視をしながら議論させていただきたいと思いますけれども、いずれにしてもやはり、現場から早く上がってきた速報を国で早く分析ができる、それによって攻撃を受けているソフトウェアのセキュリティの脆弱性などをまず突き止めて、他で被害を防いだり注意喚起にもつなげられるということで、その負担が重くならないのかということについては、また現場でのいろいろなご意見も伺いながら、見させていただきたいなというふうに思います。マイナ保険証についてお伺いします。このマイナ保険証で診療を受けられるのは、専用のカードリーダーなどオンライン資格確認システムを整備した医療機関に限られます。今月9日時点のカードリーダーの申請率、これ全ての医療機関、薬局で見ますとおよそ92%、オンライン資格確認の接続率は74%、運用参加率が68%となっています。このうち病院はこの平均より高くて整備が比較的進んでいるのですけれども、この診療所とか、歯科診療所では運用参加率で見ると60%ほど、この平均より結構低いんですね。今、今年9月末をシステム整備の義務化の期限としながら、整備が完了していないところに対 しては、国がカードリーダーを無償提供したりとか、あるいは院内システムの回収費用の補助も行って、整備の完了を促しているのですが、この資格情報を取り込むレセコン、そしてこの医療情報の閲覧に必要な電子カルテ、この回収というのは補助があってもだいぶ高額だというふうに現場で聞いております。これが負担になって、こうした回収費、あるいはメンテナンス費も今後ありますから、こういうものを区面できないということも考えて廃業を検討している診療所もあるわけであります。何とか一方で賄えるような診療所でも、危機動詞の相性、あるいは影響のチェックなど、入念に確認する必要がやはりあります。そういう中で確認するのは専門業者ですから、このシステムの整備に対応するベンダーの数も限られると聞きます。あまり期限を重視するのではなくて、患者の医療情報の安全が図られるように着実な整備を進めるということに重きを置くべきではないかというふうに思います。というのも今、全国でサイバー攻撃も医療機関を狙って多発しているところですし、まさに今気づきあげようとしているもの、この環境というものが土台になるわけですので、大阪市の病院では攻撃を受けて電子カルテが利用できなくなり、手術や外来診療が止まりました。診療に必要なシステムの全面復旧に時間がかかって、通常体 制の復帰までに2ヶ月を要したということであります。セキュリティ対策に一層の強化が必要になっている中で、国がただガイドラインを示すだけでなくて、実効性のある対応がとれるように支援をすることを含めて、整備が求められていると思いますが、最後に御答弁をお願いします。
1:52:39
みどりかわ委員にお答え申し上げます。今の導入状況については、委員から御指摘がございましたけれども、その中でやむを得ない事情が、保健医療機関、薬局について導入義務の経過措置を設けるとともに、導入支援の財政措置の期限も延長したところでございます。具体的には、システム整備が間に合わない医療機関等については、遅くとも本年9月末までの経過措置を設ける一方、システム事業者に更なる導入加速化を促しております。具体的には、システム事業者、ベンダーの不足ということも今ございましたけれども、そうしたところには、体制強化として、NTT、東西等の導入支援事業者との連携を強力に促すなど、更なる導入の加速を図っているところです。着実な導入と、さらに加えて確実な導入に向けた支援に取り組んでまいりたいと考えて おります。以上で質問を終わります。ありがとうございました。
1:53:45
1934年(昭和9年)4月1日に国有鉄道の駅として開業1935年(昭和10年)10月1日に国有鉄道の駅として開業
1:54:20
続きまして、立憲民主党の森田でございます。御案内の方によろしくお願いいたします。今、ちょうど統一地方選挙が行われておりまして、前半戦が終わり、後半戦でございますけれども、期日前投票を含めてですね、投票に行かれている方がたくさんいらっしゃると思いますが、先ほど来、保健所のマイナンバーカードという話がありましたが、投票所に出入りするときのですね、投票への活用をマイナンバーカードでやっていくというのは、保健所の活用などというと、先ほど来問題になっているとおり、いろんな診療所だとか、関係機関、民間を含めてですね、いろんなところに根回しであったり、いろんな機材の導入であったりというのがあるわけですけれども、比較的行政が変われば済む分野としては、マイナンバーカードの導入についてはですね、 この投票への活用というのは結構いい分野なんではないかなと思っているんですが、総務省からこれについての御見解をお聞かせいただきたいと思います。
1:55:28
大臣、お答えいたします。マイナンバーカードの普及が進む中、選挙の構成を確保しつつ、有権者の投票環境の向上を図る観点から、マイナンバーカードの選挙への活用を進めることは重要であると認識をしております。具体的な活用例としては、滞在地における不在者投票の投票用紙等につきまして、平成28年より、請求にかかる手間や時間短縮の観点からマイナンバーカード等を用いたオンライン請求を可能とし、さらに令和3年4月よりマイナポータルのオンライン申請サービスであるピッタリサービスを活用できるようにしたところでございまして、各選挙管理委員会に対しまして、その積極的な実施を検討するよう要請をしております。また、マイナンバーカードの空き領域を活用したしまして、投票所等における入場受付や期日前投票の選制者の記載の省略などを実施している団体もあると承知をしております。引き続き、各選挙管理委員会におきまして、投票環境向上の観 点からマイナンバーカードの活用について取り組んでいただきたいと考えております。小林太郎/私も先日、自分のところで県会議員の選挙がありまして、投票所に行って、それは期日前投票じゃなくて、日曜日にちゃんと投票に行ったんですけれども、カードというか投票入場券というんでしょうかね、あれを持って行って、見てもらって職員さんがチェックをして、投票用紙を渡されてというのをやっていくんですけれども、別に本人確認をされるわけでもないし、私なんか、地元の職員さんに行けば、あ、森高貴さんみたいな感じで見られればしますけれども、あれを普通にこう行ってですね、なんかあんまり心もとない感じで、誰が行ってもこのカードさえ、検査へ持っていけば入場できちゃうのかなという、一番その不安がやっぱりいつも投票するたびにあるものですから、厳しくすればいいという問題はないと思うんですけれども、まあ、安心安全、投票の安心安全を確保するためにもですね、非常に、あの、マイナンバーカード、有効な活用分野ではないかなというふうに思っておりますので、まあ、イメージ的には、飛行機に乗るときに、こうよく、なんていうんですかね、QRコーダーの携帯に入っていたり、まあ、券だったりします。あれをこうかざすと、この先からこう、ビローンと紙が出てくると思うんですけども、なんか、あんな形でこうカードをかざすと、こう、投票券が出てきてですね、ちゃんと、こう、一人一枚と、まあ、この対応ができる、まあ、ああいうセキュリティを管理している航空会社なんかがああいうシステムを使っているので、まあ、その投票の重複とかですね、あの、そういうことも、まあ、未然に防げるんではないかなと思いますけども、まあ、これあの、今後の展開をですね、ぜひ期待をしていきたいなというふうに思っております。それからですね、あの、自動改札を鉄道会社が導入したときに、あの、着せるの防止になったと、A駅からB駅までの間をですね、まあ、その、最初と最後だけ区間を買って、なんか、もう、ちゃんとした乗車券料金を払わないと、電車券を払わないというのが、まあ、着せるですけれども、まあ、その、自動改札を導入したことによって、まあ、例えば定期券なんか、まあ、その前は、あの、あそこに、ボックスの中にいる駅員さんにこう、見せて通っているというだけだったので、まあ、確かに、あの、さっきの入場、投票の入場券じゃないですけども、ちょっと心持たない感じがしてましたけれども、まあ、容易にその前後のところだけ変えればですね、そういったこともできた時代もあったというところだったんですが、自動改札を導入することによって、まあ、入場記録、出場記録ということを随時つけていくことも含めて、まあ、かなりその丁寧な管理をすることができるというのもありますので、これが運賃の増収につながったというようなことも聞いたことがあります。で、まあ、例えばもう一つは、まあ、自動改札でいけばですね、その駅員さんを、こ う、ブースブースに置いていた人を、まあ、管理の窓口にだけ置いて、あとはもう全部、こう、ガチャッと入れればですね、まあ、当時は入れれば、こう、また出てくるということをやっておりましたので、まあ、その人件費の削減ということも、あの、ありましたけれども、まあ、要するにその、こう、こういった、こう、見えやすいですね、こう、メリットを数字的に出していくということも結構大事なのかなと思いますけれども、このマイナンバーを導入したことのですね、まあ、具体的な、こう、財政面のメリットというのは何か、こう、計算しているものがあるかどうかお聞かせいただきたいと思います。
1:59:59
お答え申し上げます。マイナンバーの利用によって、現在、児童手当の申請始めとして、約2500の社会保障制度、衛生災害対策といった事務において、行政機関等の間での情報連携により、住民票の写しや家庭証明書等の添付処分の省略可能としておりまして、こちら情報連携を行うための情報提供ネットワークシステムを利用した情報紹介提供業務の処理件数といたしましては、直近では1カ月あたり、約600万件から約900万件、多い月には4000万件を超える利用があ るという状況でございます。これによりまして、従来、行政機関の間において、UFO等でやりとりをしていた紹介をオンラインにて実現するなど、各種書類の発行や文書紹介の回答事務の削減につながっているというふうに承知をしております。本改正案におきましては、社会保障・税・海外対価区以外の行政手続においても、マイナンバーの利用の促進を図ることとしており、具体的には国会資格・自動車登録・外流機関更新に関する事務等におきまして、マイナンバーの利用を可能としております。これにより、当該事務的空気においても、これまで停止期を求められていた書類の取得・添付が不要となり、さらに事務負担が軽減するものというふうに承知をしております。一方で、マイナンバー程度の利活用による効果の多くというのは、まだ現時点では定性的なものでございまして、なかなか具体的に具体化してお示しするところは困難ではあるのですけれども、例えば、所得把握の正確性をまくことによって、社会保障給付の負担の適正化・効率化が図られるほか、世帯情報や所得情報について、関係機関間において情報連携をすることによりまして、各種的な機能を採用するための申請書への住民票や家計証明書への添付省略が可能となるなど、国民の利便性の向上と行政の効率化が図られるとともに、ITを活用した産業の活性化等を期待できる等の効果があるというふうに考えております。具体的には、本法改正において、自動車変更登録に関する事務や外流機関の更新等に関する事務において、マイナンバーを利用することによって、住民票等の添付書類の省略等の効果があるというふうに考えております。
2:02:42
数字ではなかなか把握がまだできていないということだと思いますが、一方で、先ほどもお話になりましたけれども、マイナンバーカードの申請促進であるとか、マイナポイント事業について、かかった経緯、これははっきりしていると思いますが、これをお聞かせください。
2:03:03
総務省が実施いたしましたマイナンバーカードの広報を含む申請促進に係るこれまでの予算額につきましては、テレビCM、新聞広報等を用いた広報活動やショッピングセンター等における出張申請受付キャンペーン、全国での携帯ショップにおける申請サポート事業等の合計で約259億円となります。また、マイナポイント事業につきましては、カードの普及のみならず、キャッシュレス決済の拡大とともに、消費の換気や生活・暮らしへの支援、さらにはカードの健康検証利用や、公金受取口座の登録促進によるデジタル社会の実現を図ることを目的に実施されているものでございますが、マイナポイント第一弾の予算額は約2979億円、マイナポイント第二弾の予算額は約1兆8134億円でございまして、マイナポイント第一弾、マイナポイント第二弾の予算額の合計は約2兆1113億円となります。経費の方は比較的目安になる経費が出ているということで、もちろんこれだけではなくて、今までもマイナンバーを導入するにあたっての経費がいろいろあったと思いますけれども、1つの目安として2兆円のお金というものが出てきたというふうに伺いました。例えばオリンピックとかワールドカップをやるときなんかにも、よく総研、そういったコンサル系の会社とかが経済効果として、このぐらいの何億円とか何兆円とかというお金がやはり割と大きな数字として出てくると。もちろんそれが正しいとか正しくないとかというのは、いろいろな計算のやり方があると思いますので、1つの目安だと思いますけれども、例えば今お話を聞いていると事務的ないろいろな経費を削減したというような話もございました。例えば市町村で何とかの手続きをするときにかかっていた、今まで13 分かかっていたものが8分になったとかですね。そうすれば例えば何分か分の分の事務経費、人件費が削減できたという仮の計算が成り立って、それを計算していくと、例えば国全体としてはこのぐらいの事務経費の削減になると。いろんなところでそういった計算が、全部ではちょっと難しいと思いますが、1つの例として出てきたりだとか、あるいは先ほどキセルの例をご説明しましたけれども、私も介護の事業所の運営を携わっておりますので、職員のマイナンバーを全部書いて、全部申告の手続きを事業者側としてやっているということもありますので、今まではちょっとした収入であれば、内緒でというようなこともあったと思うんですが、それを適切な税制申告と、先ほどは手続きを簡易にするという意味で申告のことも出ておりましたけれども、いわば不正というか取りぱぐれをなくすという意味からも、わりと数字的なものというのも、もちろん少し税収が上がったからといって、それがマイナンバー導入の効果かといったら、それは確かに全部が全部ではないと思いますので、そこは例えば成長率の調整をしたりとか、いろいろ把握をする必要があると思いますけれども、いずれにしても、いろんな形での一つの枠組みというものを、ある程度の計算をするということはできるんじゃないかなと、自分でやらなくても例えば何とか総研に資産を依頼するとか、そういうことも含めてできるんじゃないかなと思いますけれども、