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参議院 本会議

2023年02月08日(水)

0h43m

【公式サイト】

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7230

【発言者】

尾辻秀久(参議院議長)

関口昌一(自由民主党)

福島みずほ(立憲民主・社民)

櫻井充(自由民主党)

福山哲郎(立憲民主・社民)

鶴保庸介(自由民主党)

6:15

これより会議を開きます。この際、永年在職議員表彰の件について お諮りいたします。議員福島みずほ君、桜井光君、福山哲郎君、 および鶴穂陽介君は、

6:41

在職すること25年に達成られました。つきましては、委員議をもって、四君の永年の功労を表彰することに いたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認めます。四君に対する表彰文を朗読いたします。お願いいたします。議員福島みずほ君は、みずほ君、君は国会議員としてその職にあること、

7:36

25年に及び常に県政のために力を尽くされました。参議院は君の永年の功労に対し、ここに姻行をもって表彰します。

8:05

議員桜井光君、君は国会議員としてその職にあること、25年に及び常に県政のために力を尽くされました。参議院は君の永年の功労に対し、ここに姻行をもって表彰します。

8:37

議員福山哲郎君、君は国会議員としてその職にあること、25年に及び常に県政のために力を尽くされました。

8:56

参議院は君の永年の功労に対し、ここに姻行をもって表彰します。

9:13

議員鶴穂陽介君、君は国会議員としてその職にあること、

9:23

25年に及び常に県政のために力を尽くされました。参議院は君の永年の功労に対し、ここに姻行をもって表彰します。

9:46

(議員) では、ご着聴いただきます。関口正和君から発言を求められました。発言を許します。

10:01

関口正和君。

10:52

参議院議員一同を代表して、ただいま永年在職によって表彰されました福島みずほ先生、桜井みつる先生、福山哲郎先生、鶴穂陽介先生に対しまして、一言お祝いを申し上げます。先生方は共に平成10年に初当選をされて以来、参議院議員としてご活躍をされ、このたび国会議員として在職25年を迎えられました。この間、福島先生は内閣区特命担当大臣として国政の中枢に参画され、その卓越した政治手腕をいかんなく発揮してこられました。また、党内におかれましても養殖を歴任され、現在も社会民主党党首の住職を担われておられます。桜井先生は金融問題及び経済活性化に関する特別委員長、経済産業委員長、東日本大震災復興特別委員長等の住席を担われ、また財務副大臣、厚生労働副大臣として国政の中枢に参画され、その卓越した政治手腕をいかんなく発揮してこられました。福山先生は環境委員長、外交防衛委員長等の住席を担われ、また外務副大臣、内閣官房副長官として国政の中枢に参画され、党内におきましても養殖を歴任されております。さらに現在も国民生活、経済及び地方に関する調査会長の住席を果たされています。鶴穂先生は厚生労働委員長、決算委員長、議員運営委員長、国際経済、外交に関する調査会長等の住席を担われ、また国土交通副大臣、内閣府特命担当大臣等として国政の中枢に参画され、現在も地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員長の住席を果たされております。このように先生方は高い見識と豊富な経験に基づき、我が国の議会政治発展のためご活躍をされています。ここに我々議員一同は先生方の25年間のご功績に関しまして深い敬意を表しますとともに、本日早ある表彰を受けられましたことに対し心からお祝いを申し上げます。現在我が国を取り巻く環境は誠に厳しく、克服すべき課題が山積しておりますが、このような状況だからこそ本院が果たすべき役割が非常に大きなものがあります。先生方におかれましては今後とも健康にご留意され、国民のため参議院のため、そして我が国議会政治の発展のためなお一層のご尽力を賜りますようにお願いを申し上げまして、お祝いの言葉にいたします。誠におめでとうございます。

15:14

福島みずほ君、桜井みつる君、福山哲郎君、および鶴穂陽介君から、それぞれ発言を求められました。順次発言を許します。

15:33

福島みずほ君。

16:09

委員議をもって、永年在職議員表彰をしてくださることに、心から感謝をいたします。心温まるご祝辞をくださいました、関口政和議員会長、本当にありがとうございます。また、同時に表彰される櫻井光議員、そして福山哲郎議員、鶴穂陽介議員、本当におめでとうございます。議員生活25周年の表彰、本当にうれしいです。全力で支援し、支えてくれ続けている夫と娘に、まず感謝をいたします。本当にありがとう。そして、現在の秘書をはじめ、歴代の秘書の皆さん、ありがとうございます。党員の皆さん、友人、スタッフ、ボランティア、支援者の皆さん、投票してくださった皆さん、全ての人たちに、心から恩礼を申し上げます。本当にありがとうございます。元気に活動し続けることができるのは、皆さんのおかげです。心から感謝をいたします。私は1998年、当時社民党の党首であった土井貴子さんに、これから三浸れのように有事立法が出てくる、そんな国会で一緒に頑張ってほしい。そして、憲法9条を変えさせないために、一緒に国会で頑張ってほしいと言われ、立候補を決意し、参議院議員になりました。日本国憲法を生かし、平和と基本的人権を実現する、政治は人を応援するためにある、という思いは全く変わっていません。国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関です。とりわけ、参議院は腰を押しつけて立法できる、素晴らしい場所だと思います。国会の中で、超党派で様々な議員立法をしてきたことが、最大のやりがいです。参議院にかつて、共生社会に関する調査会がありました。その調査会で、超党派で女性たちで力を合わせ、DV防止法をつくり、2002年施行になりました。みんなで法律をつくったことは、大きな喜びでした。参議院法制局や調査会の職員、役所の皆さんが、本当に尽力をしてくださいました。大変敬愛する参議院議長の、尾辻秀久議員をはじめ、多くの超党派の議員の皆さんたちと、様々な議員連盟で法律をつくり、政策をつくってきたことは、本当にやりがいがあり、楽しいことでした。議長にいらっしゃる皆さんに、心から御礼を申し上げます。2009年9月に成立した、民主党、社民党、国民新党の連立政権で、男女共同参画担当大臣、少子化担当大臣、消費者担当大臣などを務め、大変やりがいのある毎日を送ることができました。私がつくりたい社会は、全ての子どもが自分のなりたいものに挑戦することができ、全ての人の尊厳が守られる社会です。全ての人に生存権と平和的生存権が保障され、全ての人に憲法13条が保障する個人の尊重と幸福追求権が保障される社会です。日本が戦後77年間、戦争の統治者にならなかったのは、憲法9条のおかげだと考えます。法の支配がある社会は、最高法規としての憲法が守られ、生かされる社会です。法の支配、民主主義、基本的人権、自由、平等、平和が危うくなっている今、憲法尊重擁護義務を持つ国会議員の一人として、皆様方と邁進していく所存です。ところで、この25年永年表彰を参議院で受けた人は、今まで81名で、女性は6名です。7%であり、私は7人目です。衆議院は451名のうち、女性は5名であり、1.1%で、男性が99%です。あまりに女性が少ないと言わざるを得ません。女性が意思決定の場に進出すれば、政策の優先順位が変わります。男性中心社会を補強、強化するのではなく、男性中心社会を変えていくことが必要です。この社会がジェンダー平等で、LGBT障害のある人をはじく含め、多様性のある社会になるようにと思います。そして、この国会がジェンダー平等で、多様性のあるものになる必要があると考えます。25年が経ちましたが、いまだに若葉マークをつけて走り回っているような状況です。これからも県産を積み、頑張るという決意を申し上げ、この場所をお借りして、心からの恩礼を申し上げます。ありがとうございます。

22:21

櫻井光隆君

22:54

先ほどは、因義を持ちまして、在職25年、永年在職議員の表彰を賜り、本当にうれしく思っています。尾辻秀崎議長をはじめ、同僚議員の皆様に改めて感謝申し上げたいと思います。本当にどうもありがとうございました。

23:15

また、日頃からご指導いただいております関口雅一会長から身に余るお言葉を賜りまして、本当にうれしく思っておりますし、感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

23:30

そして、先ほどご挨拶されましたが、福島さん、福山さん、それから駿河さん、本当におめでとうございます。これからも一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。さて、私は東京教科大学の医学部を卒業してから、ふるさと仙台に戻りました。東北大学の第一内科を経て、一ノ関にあります国立療養所岩手病院で、地域医療に携わってまいりました。その中で患者さんたちと迎え合っていて、病気以外にでも生活のことで本当にご苦労されていて、こういう問題を解決したいと思って政治家の道を歩み出しました。熱い思いを持って国会にやってまいりましたが、当時はですが、野党の一回性議員というのは本当に相手にされませんで、悲しい思いをしておりましたが、先輩議員から2期目当選したら変わるからと励ましていただいた記憶がございます。確かに2回当選してみると状況は変わりましたが、何といっても一番変わったのは政権交代したときでした。「与党と野党とこんなに違うものなのか」と痛感された時でもありました。そういう中で自分自身として議員活動をやらせていただいて、一番の思い出は何といっても東日本の大震災でございました。大臣との宮城は壊滅的な打撃を受けまして、その当時私は財務副大臣を務めさせていただいていて、何とかふるさとの復旧復興のために尽力していきたい、そういう思いで働かせていただきました。私、財務省からは半信あわじ並みの支援だと、そう言われましたが、全てを失ってしまっている津波の被害と地震の被害では全く違っているので、かつ事務次官以下、幹部の皆さんに被災地に入っていただいて、それから財務省の対応が変わりました。基本的には、復旧復興の予算は全て国費で賄うことにいたしましたし、それから民間企業に対しては、いわゆるグループ化補助金という制度を作らせていただいて、税金を投入して再生することが可能となりました。このグループ化補助金という制度は、その後熊本の震災や、そして千葉で起こった台風被害など、様々な災害で使っていただけるようになったので、本当にうれしく思っています。そのほかに交付税の前倒し措置や、それから1ヶ月決済など、様々な政策を取らせていただきましたが、ここにいらっしゃる同僚議員の皆さん、そして先輩たち、多くの皆さんの力があって、まだ十分復興したとは言えませんが、本当にふるさと宮城は大きく発展をしようとしてきています。改めてこの点についても感謝を申し上げたい。その地元選出の議員として御礼を申し上げたいと、そう思います。このような活動は当然のことですが、私一人でできるわけではございません。5回送っていただいた宮城県民の皆さんに改めて感謝を申し上げたいと、そう思いますし、医師会をはじめとする業界団体の皆さん、それから私は日本一だと自負しておりますが、都内佐藤会長をはじめとした後援会の皆さん、それからわがままな私にお付き合いくださっている、医師はそれから事務所のスタッフの皆さんにも、この場を借りて御礼を申し上げたいと、そう思います。今日はうちの家族も傍聴席に来ておりますが、子どもたちには寂しい思いもさせましたし、国会議員の子どもということでいじめにあったこともあったようなので、本当に申し訳なかったなと、そう思います。それから本当であればうちの上さんなどは、医者の私と結婚したはずなのに、自分がやりたいからといって国会議員になりましたが、研究者でいるあんたよりも国会議員になった方が生き生きしているからと言って黙って支え続けてくれた妻のひろこにも改めて感謝申し上げたいと思います。そしてもう一つ、中学の半高期からずっとおふくろとは喧嘩をし続けてまいりまして、感謝の言葉を述べたことがございません。面と向かってお礼を言うことはなかなかできないので、この場を借りて、今は認知症を患って施設におりますが、私を産み育ててくれたおふくろに人生初めて感謝の言葉を送りたいと思います。本当にどうもありがとうございました。日本はご案内のとおり、多くの課題を抱えてきています。これからも同僚議員の皆さんと一緒になって、こういう問題を一つ一つ解決していって、素晴らしい日本ができるように尽力をしてまいりたいと思っています。これまでどおり、ご指導ご弁達賜りますよう心からお願い申し上げ、粗次ではございますが、私の御礼の挨拶とさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

29:01

福山哲郎君

29:33

まずは、トルコシリア地震の被災者にお見舞いを申し上げ、ウクライナでの戦争の一日も早い終結を願います。ただいま、因義をもちまして、在職25年の栄えある表彰を福島みぞ先生、桜井光先生、鶴尾陽介先生とともに賜りますことは、身に余る光栄であり、妨害の喜びであります。心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。また、関口正和自民党参議院議員会長より、御提唱な御祝辞を賜り、誠にありがとうございました。重ねて、尾辻議長をはじめ、同僚議員の先生方にも、このような機会をいただき、心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。私が高校1年の時、父が事業に失敗、住宅工場を失い、行方不明。母と私、弟の3人は、何の見通しもなく母の実家がある京都に向かいました。夜にげ同然でした。生活費を稼ぎながら翌年、不立相模高校に入学。2度目の高1でした。とても自由な工夫で、貧乏な私にも居心地の良い空間でした。リベラルな政治信条は、この頃培われたのかもしれません。新聞配達、パック寿司作り、ゴルフ場のキャディ、バイトばかりの高校生活でした。そんな折、学問の神様、北の天満宮が創設した奨学金制度で、月1万円をいただくことになり、これをきっかけに、大学進学を真剣に考えるようになりました。どれほどありがたかったかわかりません。この経験から、民主党政権時、念願だった所得制限のない高校無償化を実現。その結果、中退者が大幅に減少し、本当に嬉しく思いました。私のようなマイナスから出発した人間でも、努力すれば、国家の中枢で働くことができる。そのチャンスの存在と社会の懐の深さが、日本の底力からだったのではないでしょうか。社会全体に人を応援する優しさや、心の余裕があったように思います。残念ながら、今の日本は、自己責任の内容、格差の拡大、中間層の迫落と非正規を含む低職者層の増加、LGBTや女性差別、社会の分断が加速しており、どこか窮屈で息苦しくなっているように思います。そんな私がマイク一本持って京都の街に立ち、政治活動を始めたのが1995年。96年、総選挙に立候補するのも落選。2年後の98年参院選、次期をおのし定席と言われた京都選挙区でトップで勝たせていただきました。初当選でした。次来、5期25年にわたり、専学主催の私が京都での議席をいただいています。私の知らないところで、京都で、お一人お一人の有権者のお力を賜り、ご支援をいただいたおかげであり、感謝の気持ちでいっぱいであります。政権交代可能な二大政党をひたすら目指してきました。また、ライフワークである地球温暖化問題を中心に長く環境委員会に属しました。そして、2009年の政権交代。あの時の国民の期待の大きさと政権を担うという高揚感は言葉では言いつくせません。結果として3年3ヶ月でのゲアとなり、未熟であったこと、国民の期待を裏切ったことなど、内心熟したる思いでいっぱいであり、痛恨、無念の極みです。しかしながら、外務副大臣として気候変動問題の国際交渉を担い、コップ15での徹夜の交渉、アフガン支援、ODA改革、核軍縮等々を担当し、外交のリアリティを経験しました。また、菅内閣の内閣官房副長官として、政治家として絶対に忘れてはならない、2011年3月11日、東日本大震災、被災地の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。原発事故担当として福島と向き合う日々でした。全村避難のお願い、放射能被害の対応に追われました。私が政治家として、原発のない日本をつくりたいという思いは、あの事故に直面した政治家としての未来への責任と使命だと考えています。そして、2017年総選挙直前に、枝野幸男衆議院議員とともに立憲民主党の決闘に参画、告示10日前だったにもかかわらず、多くの国民の支持をいただきました。その後、この参議院でも、一人一人と仲間が増え、今では40名の会派となりました。野党第一党の官庁としての4年2ヶ月は、まっとうな政治、差別のない誰一人残さない政治を掲げ続けてまいりました。党派を超えた多くの政治家との出会いが、今の私を形づくっています。晩年の野中博文先生には、温かい御指導を賜り、京都不障害者団体連合会会長を引き継がせていただいています。竹村雅恵先生には長年にわたり御指導を仰ぎ、戦国義人先生には政治の色派を教えていただきました。党員では、枝拙樹先生、河野幸男先生、数え上げれば、霧がありません。心から感謝を申し上げます。自ら25年を振り返ったとき、一体何を実現してきたのかという、自責の念に駆られます。しかしながら、改めて参戦する日本の諸課題に、これからも懸命に取り組み、京都、日本のために働く、その思いは、いささかも変わるものではありません。これまで長年にわたりを支えいただいた京都府民、後援会の皆様、京都の経済界連合京都の皆様に、改めて感謝を申し上げるとともに、今は亡き父母、わがままな私を支えてくれた妻、息子、弟、多くの友人に、そしてスタッフの皆様に深く謝意を捧げます。今日はこのような機会をいただいたことに、心から感謝を申し上げ、終わりとしたいと思います。誠にありがとうございました。

36:12

鶴穂 陽介君

36:47

ただいま、因義をもちまして、在職25年の永年在職議員として、肺ある表彰を賜りますことを、大変光栄に存じ、心から御礼を申し上げたいと思います。また、尾辻議長、関口議員会長よりご懇徳なあるご祝辞を賜りましたこと、深く感謝を申し上げたいと思います。同時に、同じようにお祝いを受ける、我が同僚議員であります福島先生、櫻井先生、福山先生、またこれからもよろしくお願いいたします。私の政治家としてのスタートは、父の関係で知記を得た国際政治学者の海澄圭先生との出会いに始まります。小学生の頃の私に、今のままでは日本は滅ぶかもしれない。志を立て、努力をしなさいと繰り返し、諭されたことを覚えております。当時の私は、戦後復興に情熱を傾けた世代のこの強烈な危機感に興味を持つ程度で、何ら多くとなく過ごしてまいりました。普通の子供でした。先生が、市の間際、周囲の方に、行進に我が志を継いでくれという意味の伝言をされていたと聞きまして、命がけで国を思う気持ちに感銘を受けて、96年10月の第41回衆議院選挙へ出馬をさせていただいた戦がございます。その選挙では見事に落選をいたしましたが、地元有権者の温かい励ましをいただき、2年弱の浪人生活を経た第18回参議院選挙に当選することができました。以来25年、幸運にも私は、様々な出会いに恵まれ、たくさんの政策に携わらせていただくことができたように思います。ETCを使用した高速度料金の弾力化、地方の建設会社の支援策、災害協定の見直し、ネティス登録を迅速化することや、中古住宅市場を活性化させる、また、空き家対策、IWC、長寿被害、地理へ活用策、新技術の社会実装を目指したSBIR制度など、スタートアップ支援策、ドローンの登録制度なども、最近にも取り組んでおります。振り返れば、未だ道半ばと言わざるを得ないものもたくさんございますが、次々、問題提起をし、それを支えてくれた仲間の力によって、思い出せないほど多くの政策に関与させていただいたと理不をしております。その中でも、観光は最も長く携わってきた分野の一つであります。今では想像しにくいことではありますが、観光庁が立ち上がる前の、当庁作家や事務局長としての私の役割は、出席する議員の数の確保でございました。観光庁が立ち上がってからも、インバウンド、1000万人の壁を越えるために奔走した毎日、成田に1000万人目のインバウンド客が入国した際は、関係者と苦労話をして抱き合ったことを覚えておりますし、またそのことを今も私の誇りとするところでございます。そしてその経済効果をより進化させようと、後の幕外につながる免税の対象品目を広げる作業や、民泊制度の基礎をつくり、イベント民泊で地方創生につなげようとしてきたことなどは、辛いことも多かったですけれども、私を確かに成長させてくれました。また参議院としても、厚生労働委員長、決算委員長、議員運営委員長と多くの役職をいただいてまいりました。特に決算委員長時代には、決算の提出日を早めるために会計研鑽員を視察したことや、議員運営委員長時代には、2度目の子ども国会を開催をし、東日本震災のときに超党派で震災関連の写真展を議員会館通路で開催させていただいたことなどは、各会派と参議院職員の皆さんの協力なしにできたことではありませんので、改めてこの場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。社会は変えられる。このことを強く信じてきた四半世紀でありました。しかし、それには忘れてはならないこともあると思います。多くの人の支えと協力があって結果につながるものであること、低減をするだけでなく、その運用にまで自ら責任を負うこと、そして今日、複雑極まる国際情勢にあって、技術的にも経済的にも強い国づくりをしなければなりません。そしてその結果はすぐにでも求められています。そのためには、日本国全体が失敗を恐れず挑戦を繰り返す、そして結果より挑戦したものこそが称賛される、そんな社会でなくてはならないと思っています。私は一歳不知症、56歳になりました。思えば若くして当選させていただいたものだと、危うさを感じることもないわけではありませんが、だからこそ、精ある限り、いただいたご縁に感謝をしつつ、自らの使命を自覚して、今後も努力をしてまいりたいと思います。最後にお世話になりました、和歌山をはじめとする各地の後援会の皆様、引き上げご指導を賜りました先輩、同僚、事務所スタッフ、全ての皆様に感謝を申し上げ、私の在職25年の恩礼のご挨拶に返させていただきます。本当に長い間ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

42:59

日程第一。国家公務員等の任命に関する件。内閣から検査官、厚生取引委員会委員長、国家公安委員会委員、預金保険機構理事長及び同理事、労働保険審査会委員、中央社会保険医療協議会公益委員、社会保険審査会委員長、中央労働委員会公益委員、並びに運輸審議会委員の任命について、本院の同意を求めてまいりました。これより採決をいたします。まず検査官に田中弥生君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。総員起立と認めます。よって前回一致をもって同意することに決しました。次に厚生取引委員会委員長に古谷和之君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって同意することに決しました。次に国家公安委員会委員に野村博智君を、労働保険審査会委員に小島紗友香君を、中央労働委員会公益委員に加野直子君、久保田康彦君、及び松下純一君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって同意することに決しました。次に、預金保険機構理事長に光井英則君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって同意することに決しました。次に、預金保険機構理事に松原隆一君及び高橋雅人君を、中央社会保険医療協議会公益委員に笠木恵理君を、中央労働委員会公益委員に岩村雅彦君、深藤優子君、山川隆一君、磯部哲君、秋元恵美君、小西靖之君、しかし真由美君、高橋香代君、田上潤子君、森島基博君及び尾端文子君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。総員起立と認めます。よって、全会一致をもって同意することに決しました。次に、社会保険審査会委員長に高橋雅人君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって、同意することに決しました。次に、中央労働委員会公益委員に石井博君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって、同意することに決しました。次に、運輸審議会委員に二村真理子君を任命することについて、採決をいたします。内閣申し出のとおり、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。過半数と認めます。よって、同意することに決しました。本日はこれにて散会いたします。

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