1:10
ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに高橋光雄君及び井野口久彦君が委員を辞任され、その補欠として安江信男君及び小林一博君が占任されました。この際、濱田防衛大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
1:41
4月6日に発生した陸上自衛隊所属ヘリコプターの事故についてご報告いたします。4月6日15時56分頃、陸上自衛隊第8指団、第8飛行隊所属のUH-60JA1機が、宮古島周辺区域において飛行中のところ、航空自衛隊のレーダーから光石が消失しました。現在、自衛隊の航空機、艦艇による捜索、海上保安庁の航空機巡 視船による捜索、陸上自衛隊による沿岸部の捜索を引き続き懸命に行っているところであります。今までに燃料タンクらしきものを含む機体の部品や航空ヘルメットなどが発見されているものの、現在も機体に搭乗していた第8指団長、坂本陸小課9名について発見にはいたっておりません。引き続き捜索に全力を尽くすとともに、このような事故が発生したことを重く受け止め、自衛隊の航空機の運航に当たっては、安全管理に万全を期してまいる所存であります。以上です。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。外交防衛等に関する調査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、内閣官房、内閣審議官、加野浩二君ほか22名を、政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。御異議ないと認め、採用決定いたします。外交防衛等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
3:20
自民党の佐藤雅久です。冒頭、今回の自衛隊のヘリの航空事故 の件でございますけれども、事故原因等の推測は二の積みです。自衛隊と海上保安庁ほかれましては、搭乗者全員の捜索急なり全力で当たれ、全員の無事を記念いたします。それでは、日本にとって有利な国際環境を創出するための有効なツールについて質問いたします。国安保戦略に明記したように、そのツールとしてODAやOSA、防衛装備移転を三本柱として推進していくことは極めて重要です。そのツールの全体の方向性や体制、裏付けとなる財源を確保する上でも、国家安全保障局が省庁官、局官の調整役として大きな役割を果たすべきと考えます。資料1を見てください。これは新規の枠組み、OSAの実施方針の個地です。考え方は数項ですけれども、ただ、令和5年度のOSA予算は約20億円です。官房副長官、この額で日本にとって有利な安保環境は創出可能と思われますか。小さく生んで大きく育てるという言葉がありますけれども、これでも20億円では総理は胸を張れないと思います。外務省に任せきるのではなく、調整役として来年度以降、さらに増額すべきと、内閣官房として思われませんか。お考えをお伺いします。
4:50
今、外交ツール、政策手段のついてのお話がございました。ODA、OSA、防衛品、装備品の海外移転、これにつきましてはそれぞれ異なる政策手段ではございますけれども、いずれもFOIPであるとか、推進であるとか、インド太平洋における平和と安定に資するものであり、政策目的については一致するところがございます。したがいまして、このような戦略的な目標と、さまざまな政策手段、これが整合的な形で実施されるよう、国家安全保障戦略も踏まえまして、国家安全保障局を中心に関係省庁で緊密に連携してまいりたいというふうに考えております。
5:31
20億円じゃやっぱり見劣りします。しっかり来年度以降、外産要求含めて、しっかり調整役として、NSSが機能することを期待いたします。次に、三本柱の一つの防衛装備移転について伺います。装備移転の見直しなどを国家安保戦略でも謳っておりますけれども、現運用指針では5類型、これに限定しているため、通信機材、あるいは自来処理ローラー、T4のような練習機も移転できません。あまり今幅が狭すぎて、5類型の見直しは必須だと思いますが、そこで、類型見直しの議論の際、殺傷兵器を含めないか議論がありますが、私はこの区分、線引き議論には慎重な立場です。そもそも殺傷兵器、必須殺傷兵器の線引きをすることは、極めて困難だというふうに思います。政府も多分難しいと思います。例えば私が持っているこの鉛筆、これはもうやろうと思えば、これは殺傷のためのものということも言えます。防衛省の政府参考に伺います。例えば殺傷兵器、必須殺傷兵器の線引きをするということは、政府として可能なのでしょうか。例えば小型ドローン、これは殺傷兵器と認定できますか。
6:56
お答え申し上げます。委員御指摘の必須殺傷との用語に関しましては、例えば防衛省が実施するウクライナへの装備品等の提供に関して申し上げれば、本支援は自衛隊法第116条の3に基づき実施しているところ、同条におきましては、条との対象から自衛隊法上、武器というものが除かれております。この点、自衛隊法における武器の定義に関しましては、従来、火器、火薬類、刀剣類、その他直接人を殺傷し、または武力闘争の手段として物を破壊することを目的とする機械、器具、装置等であると解釈してきております。これを踏まえまして、ウクライナに提供する装備品等につきまして、これまで、分かりやすさの観点という点から必須殺傷というものを説明し、報道等でも用いられることが多い用語となっているところでございます。その上で、防衛装備移転三原則や運用指針をはじめとする制度の見直しの具体的内容につきましては、何ら決まっておりませんが、委員の今の御指摘も受け止めながら、今後議論を進めてまいりましょうと存じております。
8:10
すいません、今ちょっと聞き取れませんでした。小型ドローン。
8:20
大変申し訳ございませんでした。小型ドローンということでございますが、例えば偵察用といいますか、いわ ゆる先ほど申しましたような、人を殺傷し、物を破壊するような機能がついていないものにつきましては、必須殺傷と整理されると考えているところでございます。
8:42
これは非常に議論があって、偵察してその情報をもとに、そこに砲弾等が行くと。まさに武力行使の一体化で今まで議論したものとも言えるし、実際に小型ドローンから実際砲弾を落としているというものもあります。じゃあ、そもそもこれは非常に定義と言っては難しいというのが一般的なものです。対空兵器は殺傷兵器ですか。
9:11
対空兵器ということで、例えば航空機、巡航ミサイル等を迎撃するものということであれば、殺傷の定義が物を破壊するというと ころまで含めれば殺傷ということを言えると考えられますが、そもそも先ほど申しましたように、現在法律上定義しているのは自衛隊法上の武器ということでございますので、そこの点やはり殺傷兵器か必殺傷兵器かという点につきましては、非常に委員御指摘のとおりの点もあると思いますので、先ほど申し上げましたように委員の御指摘も受け止めながら、今後、装備店三原則運用指針をはじめとする制度の見直しの議論を進めてまいりたいと考えております。
9:55
長官、混乱していますよ。武器の定義と殺傷兵器の定義は違いますから。いいですか。殺傷と無人機を撃ち落とすのはこれは、装備を落としたとしても人を殺していませんから。これは殺傷兵器じゃないんです。対空兵器といっても、今防衛省が入れようとしているドローン対象で、マイクロ波とかあるいは電磁波で無人機を落とすという これは殺傷兵器じゃありませんから。だからそもそもこういうことを議論することが、かえって幅を狭くするので、武器の定義と殺傷兵器と非殺傷兵器は違いますから。ここはしっかり整理をしてやっていただきたいと思います。資料2を見てください。これは外貯め法に基づく輸出規制の概要です。ここにありますように、安保利決議とか国際協調に基づく措置、あるいは我が国の平和と安全のために閣議決定した場合などは、あるいは国際的な平和安全を妨げる認められる場合は、司令で定めるといろんな輸出管理ができてもらっています。そもそも装備移転の原則というのは、外貯め法をさらに規制を厳しくしたという延長線上にありますから、やはりこの殺傷兵器、非殺傷兵器と極めて曖昧な基準ではなくて、安保利決議など国際的な基準を踏まえつつ、特別な状況に応じてその時々の国際社会の動向とか、あるいは我が国への影響等を含めて総合的な判断を行うということが、国益に価値すると思いますが、いかがでしょうか。
11:40
お答え申し上げます。委員御指摘のとおり、武器移転三原則につきましては、外貯め法の運用を行っていく上での一つの、それ自体として運用指針的なものであろうということであろうかと思います。そういうものといたしまして、そもそも外貯め法で該当する物件は、貨物は何であるのか、技術は何であるのか、そういったものを踏まえた上で、三原則上に何が対象になるのかということが、整理をされてきているところでございます。委員御指摘のような対象になるものの整理というものは、大変大切なものであろうかと思っておりますので、よく踏まえながら、今後議論を進めてまいりたいというふうに考えます。
12:21
また、武器移転三原則、あるいは指針というのは、外貯め法の中で泳いでいる話なので、外貯め法でどういう形で規制をしているか、つまりネガティブリストとポジティブリスト、その総合的に個別の状況に応じて判断するというのが、日本の国益、これに合致すると思いますので、どうぞ検討、またよろしくお願いしたいと思います。さらに、日本有事の際の対応も考慮が必要です。アクサでは一般弾薬は対象でありますけれども、ミサイルと誘導弾は装備は対象外となります。アクサの枠組みでは、誘導弾や装備はもらえない、ということになっておりますけれども、日本有事の際、ミサイルとの誘導弾、あるいは装備はもらわないと決めたのでしょうか。
13:14
お答え申し上げます。先生が御指摘の、物品駅務総合提供協定、これは御案内のとおり、アメリカ、そしてオーストラリア、イギリス、フランス、カナダ、インドと、これまで締結しておりますけれども、この協定の対象となる活動におきまして、お互いがどういうニーズがあるかということを踏まえまして、物品や駅務の区分をですね、メニューを掲げているところでございます。この協定の中ではですね、先生御指摘のとおり、弾薬というものは書かれているわけですけれども、誘導弾とはそれぞれの国の規制等もありまして、この一般的なニーズに基づいて、この協定の対象等はしておらないわけでございますし、また武器につきましてもですね、このアクサの協定上は除外されているところでございます。ただまあその有事のときにですね、このアクサ以外、アクサに基づいて物品駅を提供するだけではないのではないかと思っておりますし、日本の国内法上、仮に日本が有事になった場合に、各国から提供を受ける物品について、何かその受取を妨げる、制限されているものはないのではないかというふうに承知しております。
14:35
大井大臣、大山大臣、実はこのアクサ以外でももらえるということを今答弁ありましたけれども、その枠組みがないんですよ。じゃあどういう枠組みでこういうのを受けるかという部分は全くまだ実用的に議論されていないと。今どちらかというと装備店、制限することがあっても、日本が有事にときにどうやってそれをもらうかという部分の議論というのも、これは実は今回見直しにおいて、一つの大事な視点だと思います。自分はあげないけれども、何かのときは我々はくださいと、これはなかなか国際観光上も通用しないというふうなことがあります。そういう論点も踏まえて、今回見直しをやるべきだと思いますけれども、防衛大臣いかがでしょうか。
15:21
今ご指摘の点については、確かに我々も今後検討していくべきというふうに考えているところでございます。
15:30
やはりそういう意味で、今回のこの見直しで非常に日本有事にときに、どうしても日本だけでは防衛産業現状から言って非常に弱いとであれば、やっぱり他の国からもらうというときに、今の悪さでは装備はもう対象外になっていると、誘導弾は対象外になっていると、だけど今まさにウクライナでも1週間のミサイルが2000発以上飛ぶという状況ですので、こういう分についても考えるべきだと思います。次にもう1つの柱、開発協力について伺います。総理はインドで新たな法一部推進計画を発表し、2030年までに750億ドル、約10兆円以上の資金をインド太平洋に動員すると国際約束しました。財務政務官も承知されていると思います。さらに開発協力対抗の見直しで言及している国際標準GNI費0.7%目標だと約5兆円になります。ただ今年度のODA予算は有償無償等でGNI費0.34%の約2.4兆円と半分です。財務政務官、どうやってこのODA5兆円、あるいは法一部10兆円を確保していくのか、防衛予算のように外交力強化資金というものを作っていくお考えなのか、財務省の考えをお聞きしたいと思います。
16:50
お答えをいたします。今ほど言及ございました開発協力対抗の改定案におきまして、いわゆる国民総集得費でのODAの量を0.7%とする国際的目標を念頭に置く。このことを、我が国の極めて厳しい財政状況も踏まえつつ、さまざまな形でODAを拡充し、開発協力の実施基盤の強化のため必要な努力を行うと、これを示されたものと承知をしております。この改定案におきましては、官民連携の強化であったり、また日本から開発諸条国への積極的な提案に基 づくオファー型の協力、こういったものを含む戦略性の一層の強化も示されているところでございますので、こういったことも踏まえまして、さまざまな形でODAを拡充していくことが重要と考えておりますし、当然、具体的なこのODAのあり方につきましては、引き続き政府部内で検討してまいりたいと考えております。
17:49
やはり、総務官、ODAを拡充するという方向性の中で、民間の資金を投入するとか、あるいはオファー型とありますけれども、やっぱり、自らの方も日本もある程度の姿勢を示さなければ、そんな相手の言うことを聞いてくれるはずはありませんから、しっかり拡充に向けてよろしくお願いしたいと思います。資料3、これをご覧ください。これは昨年10月7日に米国が決めた輸出規制と、先月下旬に日本政府が出した半導体製造装置の輸出管理の方向性、それに対する中国外務大臣の反応です。中国の外務大臣は、今回の日本の措置というのは、米国追従だと反発しておりますけれども、外務大臣、前回の会合においてどのように説明、対応されたのでしょうか。
18:37
3月の31日に経済産業省が公表いたしました半導体製造装置に係る輸出管理措置、これは国際的な平和及び安全の維持の観点から国際ルールと整合的な形で厳格な輸出管理を行うというものでございます。4月2日の日中外省会談におきまして、中国側から本措置について言及がありましたが、私からはですね、日本の措置は特定の国を対象したものでないということ、また日本は国際的な平和及び安全の維持の観点から国際ルールと整合的な形で厳格な輸出管理を行っており、今後もこの方針の下で適切な対応を行っていく考えであるというふうに申し述べたところでございます。
19:22
そもそも中国に言われる筋合いはなくて、主権国家として輸出管理をやっていくわけです。ただアメリカは中国を対象とした半導体製を明確にしております。経済副大臣、効果不効果は日本はこの資料3の米国の措置1の既成対象となる最先端の半導体チップは作れません。よって日本の場合は米国の措置2の14ナノ、16ナノメーター以下のロジック半導体製造装置を輸出管理対象としておりますけれども、将来ラビダスは2027年までに2ナノメートルの最先端チップを作ると言っておりますけれども、日本でそういうものを作れるようになった場合、米国の措置1に該当するようなチップに関する管理、こういうものが必要になると考えますけれども、経産省のお考えをお伺いします。
20:21
昨年10月の米国の規制強化につきましては、外務大臣からも御答弁ございましたように、現時点においては日本企業に対し直接的な大きな影響は生じるとの報告は受けておりません。ラビダスへの言及がございますけれども、一方、技術の進展やそれを取り巻く各国の輸出管理規制制度についても目まぐるしく変化をしておりますので、今後もその動向に注視いたしますとともに、引き続き国内企業の耳に、声によく耳を傾けていきたいと思います。なお、一般論として、多国政府による法の意気がい適用等の措置については、我が国企業の事業環境に悪影響を及ぼし得ることから、様々な機会を捉えて、予見可能性や公平性の確保が重要であることを申し入れております。
21:21
本来、アメリカの国内法とか、アメリカの政策が他の国の輸出管理を規制するというのは、そもそもおかしい話なんですよ、そもそも。ただ、日本の場合、やっぱりアメリカの関係で、NTTリストに乗ってしまうと、どれだけ決済ができませんから、非常に大きな影響ができる。ただ、措置1については、今はいいんですけども、まさにこの山尾先生質問されたように、ラビダスが最先端のものを作るようになると、間違いな措置1の方にも関係しますので、今ご答弁があったように、しっかりそのあたりは現状というも のを見ながら柔軟にしなやかに機敏に対応しないと、これ相当な影響が出ますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。最後に資料4をご覧ください。これは、マッカーシー会議長と蔡英文総統が面談したということを受けて、中国が反発した演習というものを行い、空母まで展開をして、120機、離発着をしたと。しかも、宮古島の230キロと、相当戦闘機からすると目と鼻の先でやってます。そして、前回、昨年の教訓として、地元への説明は遅かったというのがありましたけれども、今回、この中国の軍事演習等について、地元への説明、これは外務省がやったのか、防衛省がやったのか、あるいはやっていないのか、どこが担当でどうやったのか、最後に確認させてください。
22:51
お答え申し上げます。政府としては、我が国周辺の海空域における中国軍の動向について、平時から境外監視、情報収集活動を行っているところでございます。そしてまた、先生ご指摘の、我が国を取り巻く情勢というのが動いておりますので、国民の皆様が 様々ご心配をされるということもございまして、個別具体的に判断いたしまして、地元への情報提供ということをやってきているわけでございますが、今回の件につきまして、私はちょっと事実関係を承知しておりませんので、確認してお答えさせていただきたいと思います。
23:29
終わりますけれども、昨年のことがあったわけですから、しっかり地元への説明、これ防衛省か外務省か分かりませんけれども、よろしくお願いします。以上です。
24:13
はい、おはようございます。立憲民主党の福山でございます 。よろしくお願い申し上げます。冒頭、濱田大臣からご報告がありました。陸上自衛隊第8指団、第8機攻隊のヘリコプターが宮古島北北西洋上において、鉱石を消失したいわゆる事故について、私も質問させていただきたいと思います。まずは、連日捜査救助に当たっていただいている海上保安庁並びに自衛隊の皆さんに敬意を表したいと思います。それから、また、隊員10人の無事を祈りたいと思っていますが、かなりの時間が経過をいたしました。適切な言葉が見つかりません。一刻も早い発見、救助を願いたいと思います。さて、なぜ離陸をわずか10分で消息を絶つに至ったのか。それから、6日の15時46分に離陸をし、54分まで艦船間とのやり取りがあり、その2分後に鉱石が消失することになりました。この2分間に一体何が起こったのか。機体の点検は3月20日から28日に実施されており、点検後の試験飛行も異常がなかったと聞いております。当日の気象状況は好天で、特段問題がなかったとも聞いております。しかしながら、緊急事態を知らせる電波も発信されておらず、救命ボートも結局使用されていない状況だというふうに、これも報告を聞いております。3月末に着任したばかりの坂本幸 四段長をはじめ、10人の幹部が登場されていたと。坂本幸四段長は有能な自衛官で、中村にやうポストを歴任をされてきたとも聞いております。また、第8師団は熊本西冷房を置きまして、九州・沖縄地方を担当する陸上自衛隊西部方面隊の中核、5,000人から6,000人の部隊で、熊本県と宮崎、鹿児島県の防衛警備や災害派遣の任務などに当たっていると。また、U字が起きたときには、機動的に展開する機動士団に位置付けられていて、沖縄県など、南西諸島への展開も想定されていると。今回は、そういう状況の中で事故が起こったということだと思います。報道等でも出ていますが、基本的なことをまず確認させていただきたいと思います。今回の飛行の目的はどういう目的であったか、大臣でも結構ですし、事務方でも結構ですので、お答えいただければと思います。お答え申し上げます。第8師団長が登場していた理由ということで申し上げたいと思います。委員から御指摘もありましたとおり、第8師団は機動性・速報性を高めて、全国的に展開して対処する機動士団でありまして、南西諸島への展開も想定されることから、今回、宮古島において、その地形などを確認するための航空偵察を行ったものでございます。この航空偵察は、第8弾に限らず、師団長の着任後、部隊が展開し得る地域の状況を確認するため、師団長自らが様々な地域で行うのが通例であります。宮古島においても、こうした着任後の航空偵察はこれまでも行われているところでございます。
28:12
それは、今おっしゃられたように、各部隊とも、師団長なりが着任したら、早々にいつも行われる通例のことだというふうにおっしゃいましたが、それはもう各部隊でもそのような形、ことでは行われているという認識でよろしいんですね。はい、今委員のご認識で正しいかと思います。もう、第8弾について申しますと、前の師団長、これは2022年の4月に着任しているんですが、やはりその直後の時期に、宮古島での偵察を行っているところであります。
28:55
私、今日、引っ掛ける質問するつもりは全くないので、あまり警戒されなくても結構です。ただ し、あまり、逆に言うと、今おっしゃったように、前任者もやったということになるんですが、本来は、例えばこのわずか5日目に、他の部隊はやらないようなことをやっていたんだとしたら、そこは正直にお答えいただいた方がありがたいと思っているので、そうではないと、原因究明とか理由がわからなくなると、実はいろんなものに影響してきますので、そこはぜひよろしくお願いします。私は、航空偵察することも決して否定するつもりではありません。師団長が乗っていたのも着任直後なので確認をしたいという、私はそういう任務があることも理解をします。一方で、航空偵察を着任しました。当然ですけれども、航空偵察をするという指示が出て、命令が出て、準備をして、乗組を決めて、そして出発されたと思うんですけれども、この航空偵察を6日の午後にやるということを決めたのは、いつで、どの時点で決められたのか教えていただけますか。この航空偵察がいつ決定されたのかということについては、今手元に資料がありませんのでお答えできませんが、着任してから、この時期としては、着任してから各所への挨拶前など、一連のことが終わってからすぐにかかった、こういうことでございます。
30:50
いや、私、ことさらに中国の、先ほど佐藤委員も言われた海軍官邸の宮古島周辺の動きとこれを結びつける気はないんですけれども、いつその航空偵察を決めたかというのは、必ず指示が出ているし、命令が出ているし、命令に対する文書が残っていると思うんです。ただ、今、公式な防衛省のいろんな報告を見ても、いつその航空偵察をやるのかについての日にちと時間がわからないものですから、直前に決めるということは多分ないと思うので、そこをちょっとお知らせいただきたいと。防衛大臣、ここも実はすごく大事なことなので、ぜひ具体的な時間を特定いただいて、教えていただければと思います。大臣、いかがですか。
31:51
この航空偵察の意思決定は、そんな大きな意思決定ではなく、通常やられているということなので、今、師団のトップがやられたということでよろしいでしょうか。
32:12
新任の師団長が任務遂行のために、いろいろな作戦の行われる可能性のある地域で地形・地物を確認するという目的で行ったということでございます。
32:34
官部が一堂に載っていたとされていますが、一般的に官部はこのような形で登場しているというのも通例ということで把握してよろしいでしょうか。
32:56
師団長以下の官部の自衛官の登場ということなんですが、今のところ、登場人の情報の詳細の公表については、ご家族の含め、様々な要素を関してその都度、総合的に判断する必要があります。したがって、今回、機体に登場していた第8師団長以外の隊員について、いわゆる官部自衛官を含め、詳細を申し上げることは差し控えたいと思います。ただ、一般論として申し上げれば、師団長などの指揮官が、霊化部隊や部隊が展開し得る地域の視察などを行う際には、その説明などを行うため、官部自衛官が行動を共にするということはあります。
33:42
官部のメンバーの発表を控えるというのは、私もご家族のことも含めて理解しているのですが、報道には出ているのです。関係者によるとといって。つまり、国会では今言われ たように控えると言いながら、関係者が報道に喋って出ているということについては、いささか違和感です。そういう意味で、出さないのなら、徹底的に出さないことを確認して、そこをやらないと、報道には出ていますので、ここで答えないと言われても、なかなか納得しにくいです。私は一体理解はしていますが、それならば、防衛省内の発表しないということについては徹底してもらいたいと思いますが、いかがですか。
34:40
今、防衛省としてお話をすることができないというのは事実でありますが、一方で、報道でいろいろなことが出ていることは承知しております。委員の御指摘をしっかりと受け止めたいと思います。
34:55
加えて、先ほど佐藤委員からお話があった4月5日に、午後6時ごろ、果てる間じまで、中国の初めて3島という空母が、大 はじめ3隻を確認している。太平洋上にこの3島がここを確認したのは初めてだと。これが5日の6時ごろです。先ほどの佐藤委員の質疑によれば、中国艦艇のいわゆる演習が7日の午後8時ごろですので、多分、この演習をしにここを航行したのかもしれません。私は専門家ではないのでよく分からないのですが、一方で、5日の午後11時ごろ、これも6日の手前、日が変わるところですが、久米島の西約60キロで、中国艦艇ドン・ディアオ級情報収集艦1隻を確認。それから、5日10時、これも10時ですが、四中島の南約80キロで、ジャン海2級フリゲート艦を確認。そしてその後、当該艦艇が四中島と台湾の艦の海域を北上した後、6日に大鶴島の西約80キロの海域を北上したことを確認した。いろいろな方面から、この時には、中国海軍の艦艇が周辺海域を動いているわけです。実は、6日の何時なのかというのは、ジャン海2級フリゲート艦、ドン・ディアオ級情報収集艦、6日にどのような形で動いたか、何時ぐらいだったかは分からない。防衛省の報告では分からないのです。この6日の3時過ぎに、ヘリが出発しているのです。つまり、7日から演習も始まっていますので、この周辺がある意味でいうと緊迫している状況の中で、坂本司団長をはじめ、ヘリが航空偵察で動いている。これは、中国の5日、6日、7日の動きとは関係ないものなのか、僕は決して中国から何かされたとか、よく言われているように攻撃されたんじゃないかとか、電波障害があったんじゃないかとかいうことを申し上げているのではありません。なぜ先ほど僕が、いつ意思決定をしたのかと聞いたのは、着任早々、そもそもこれをやる予定だったので出発したのか、実はこういう動きがあるので、航空偵察に出られたのかって全然違うので、質がですね。ですから、いつ意思決定をされたのかということをお伺いをしました。私は直接の関係があるかどうか分かりませんけど、このことについて、大臣なり事務方なり、もし明確な何らかの答えがあればお願いします。
38:41
まず、中国軍艦艇の動き、あるいはそれをめぐる発表等について申します。御指摘のとおり、4月6日には自衛隊として、中国海軍の情報収集艦1隻が沖縄本島と宮古島の間の海域を航行する。また、フリーエート艦1隻が魚釣島西側の海域を航行するということを確認してございます。公表資料上は、こういった動きの最初の時間を書いてあるんですが、これらの6日の艦艇の活動は、いずれも6日の未明に起こっております。従って、事故発生の時間とは大きく離れる時間だということであります。こういったものも含め、我が国の周辺の海区域における中国軍の動向については、我々は24時間態勢で警戒監視をしております。その中で、今回の事故に関連するような動向というのは、今のところ確認していないというところであります。それから、この八段町の偵察飛行でありますが、先ほど申しましたが、先月30日に着任いたしまして、いろいろ着任挨拶など、初めにいろいろやることを終えてから、6日に実施したということでありまして、何か特段の前と思って、この実施日を設定したということではございません。
40:12
これは6日の未明と言われましたね。その6日なんですね。時間が離れているからいいとおっしゃったけど、6日の未明に中国の艦船がこういう状況の動きがあったときの午後に航空偵察を行か れる。それも幹部を乗せて行かれる。これ、僕よく分からないんです。軍事的には僕は専門ではないので。これは危機管理上、本当に幹部乗せて航空偵察に行くことが、本当に6日の未明にこういう状況で初めて空母までが動いているし、当時は林大臣も中国との会談に行かれた直後だというふうに思いますし、この状況でその航空偵察に行くということの意思決定、時間給給言われていないので分からないんだけど、例えばこの航空偵察は一旦やめて、この中国の艦船の動きに対して注意を払うということもあり得たかもしれないし、結果としてこういう不幸な状況になっているので、本当に無事を願いたいところですし、私は別に中国のこの艦船とこの事故の結びつきを無理やりくっつけようとしているわけではありませんが、そこは大臣、私なりの問題意識としてはちょっとありまして、大臣いかがですかね。
41:42
この件に関しましては色々なことが考えられるというか、はっきりするものがないという状況の中で、我々すればその部隊行動の中の今回の航空偵察というのはこれはよく行っていた。そこに幹部と呼ばれる方がいるというのはこれはその地域のトップの人間が一緒だったり、色々な要件があると思うわけでありますが、この点に関しては我々すれば通常の偵察、航空だというふうに思って、航空偵察だというふうに思っておりますが、その後の中国との関連等々についてはもう少し我々を詳しく調べてみたいというふうに思います。
42:34
もう自己調査委員会立ち上がっていると言われていますが、私別に批判をしたくて言っているのではなくて、お手元の資料を見ていただければと思いますが、2016年、飛行天気演記墜落、2017年は実は3件ありまして、浜松は3人死亡で1人行方不明、それから2018年もお2人亡くなっていて、2019年が2件、2019年は2人が救助されていますが、2022年も1件、これ私一般論でこれが多いか少ないかも分からないんだけれども、どう見ても毎年起こっていると。やはりこれは自衛隊員の皆さんの指揮にも関わるし、今同期収納ヘリコプターの運用は止めていると伺っていますが、じゃあいつこれ再開するのか、これ多分なし崩しに再開されているんだと思いますけれども、これ厳究名をしっかりやって安全対策を取らないと、今回みたいに市団長まで含めて幹部が仮の話です。もし万が一のことがあった場合には、やっぱりちょっとこれ、一般論で言ってもちょっと事故が多いのではないかというに言わざるを得ない。それぞれの自衛隊員、僕は頑張っていただいていると思いますよ。しかしこれは少しですね、指摘をしてこなきゃいけないんじゃないかなと私は思ったんですね。これ大臣どう思われますか。
44:24
こういう事故が起きていることは事実でありますし、今委員からご指摘のありましたように、この数の多さではなくやはりこの事故があったということが大変問題だというふうに私ども思っているわけでありますが、しかしながらやはりこういうことに絶対大丈夫ということはないわけでありますので、今おっしゃられたように今後我々とすれば、隊員の一生懸命やっているということは、それはもう委員のおっしゃったようによくご存じだと思うわけでありますが、その中においてもしっかりとこの整備等も含めてですね、我々とすればまたいろいろな指導をしながら前に進めていきたいなというふうに思っておりますので、重く受け止めております。
45:19
今回の事故の対象期であったEH60Jへのお話がありましたので、ご指摘のように今、任務飛行以外の訓練飛行は控えているというところであります。まず今回の事故の原因の調査を可能な限り早期に進めるということと、それから機体の健全性を確認するための入念な点検であるとか、あるいは必要な教育を行っていく考えであります。いつ今控えている訓練飛行を再開するかについては、こういった点検や教育を終えた後に判断することになりますので、今、いつということは申し上げられないのですが、いずれにせよそういった措置をちゃんと進めてまいりたいと考えております。
46:11
先ほど申し上げたように、今回の機体はちゃんと点検もできていたし、試験飛行も異常がなかったわけです。ですから何の不足の事態があったのかについてはつまびらかではないので、下院救命と、どういう安全対策が必要なのか、これは隊員の命もかかっているわけですので、そしてなおかつ、今の南西諸島沖の緊迫した状況、中国の挑発行為のようなものも含めて、隊員の緊張ある、何ていうかな、部隊の緊張ある運用されているわけですから、それぞれの隊員もかなり精神的にもきついところだと思いますので、そこも含めて、大臣、できれば指導をしっかりしていただければと思いますし、まだこれ下院救命ははっきりしないので、残念ながら今日の新聞等はほとんどこの記事が出ていないということ、新しい状況がないと。ですから捜査救助、次の状況を、部長を祈りながらですけれども、お願いしたいと思います。大臣、一言言ってください。
47:33
本当にそういう意味では、今懸命の捜索活動をやっているところでありますので、しっかりとこの捜索をし、いろいろな事故救命も含めて、我々の材料というか、今ある機体等の回収等がしっかりできて、初めて、なぜ起きたのかということが分かると思いますので、しっかりとやっていきたいというふうに思います。
48:00
ありがとうございます。よろしくお願いします。言っても仕方ないことですから、この4月6日の3時56分に、消息が消えた時の直後に、総理は安全第一で救助に尽くせという指示を出したんですが、この日の夕刻にはどうも主席に参加をされていると、これは極めて遺憾です。みんなが救援捜索活動に当たられて、ご家族も大変な心配をされている中で、一刻の総理が、確かに総理は何もやらないのかもしれない、このことについては。しかし、人命優先ということで指示を出した後、直後に主席に参加をされていたというのは、いささか遺憾に思いますし、強く抗議したいと思いますし、防衛大臣、これは総理に一言言われた方がいいと思いますが、いかがですか。
49:13
今、御指摘の点については、また私の方で聞き取らせていただいて、また動きたいと思います。
49:25
この事故の状況はまだ刻々動いておりますので、注視をしていきたいと思いますし、実は今日は外務大臣にアステラス製薬の補填、拘束の問題について、日中の外相会談もされてきましたの で、状況についてはお伺いしたいと思ったのですが、時間がなくなりましたので、今日のところはこれで質問を終わりたいと思いますが、是非、懸命な救難捜索活動を頑張っていただきますようにお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
50:28
立憲民主社民の畑次郎です。まず、濱田防衛大臣からも御発言がありましたし、ただいま福山先生からも詳しく質疑がございましたが、私の方からも陸自衛隊の事故について質問をさせていただけたらと思います。事故当日、まだローターの破片ですとか、救命ボートですとか、いくつかの浮遊物しか発見されていない、比較的早い段階かなと思ったんですが、事故という判断に至った理由について教えていただければと思います。
51:14
お答え申し上げます。防衛省におきましては、航空機の墜落、衝突、火災、その他の原因に起因する航空機の損壊などを航空事故と定義しております。このように航空事故は、基本的には航空機の損壊といった発生した事象に注目したとまでありまして、その原因などについては、今後、陸上爆量幹部に設置した事故調査委員会で調査を進めていくことになります。そして今回の事案においては、対象機の燃料の持続可能な時間に加え、現場海域で発見された機材らしきものの状況などから、この航空事故の定義に当たる航空機の損壊などが発生した可能性が高いと総合的に判断して、当日の19時46分、航空事故と該定したというところであります。現在も捜索を続けております。引き続き捜索に全力を尽くしてまいります。
52:13
ネット上等ではかなり、攻撃の可能性とか、事件の可能性とかについて出回っているようなところもありましたし、今の福山先生のご質問からしても、中国の演習との関係性とかというのを疑いたくなる気持ちも分からない、でもないなとは思いますが、それらを排除して事故と判断する十分な状況証拠が揃ったという理解でよろしいでしょうか。
52:51
今、私どもはこれ、航空事故と該定しているということでありまして、この該定というのは、航空事故が発生した可能性が高いということを意味する言葉であります。今後、事故調査委員会において、実際にどういった状況の下でなぜレーダーロストに至ったのか、原因などについてきちっと調査していくということになります。
53:18
先ほど佐藤委員からも、原因究明よりも人命救助というご発言もありましたし、私もその優先順位については全く同意します。ただ、同時に先ほどご説明もありましたが、現在も任務としては運用中の機種ということでございますので、やはり人命救助に加えて原因究明も必要だという観点から質問を続けさせていただきます。今の段階でもちろん、事故の原因というのは判断しようがないとは思いますが、考えられる事故の原因というのはどのようなものがあるのか教えていただければと思います。
54:12
今般の事故の原因については、現在、陸上爆量幹部に設置した事故調査委員会で調査中でありまして、現時点で確定的にお答えすることは困難であります。また、推測を私がここで申し上げることも適当ではないと思います。その上で一般論として申し上げれば、例えば現場回帰において機体に搭載されていた救命イカダが展開されていない状況で発見されていることなどを踏まえれば、状況の急変により事故につながった可能性も考えられます。これは一般論でありますけれども、ただいずれにせよ、そういった点も含め、今後調査を進めてまいります。
54:54
先ほど福山先生からも過去の自衛隊機の主な追濁事故についての研究がございましたが、やはり昨年1月に発生した小松基地での戦闘機の事故というのもどうしても頭をよぎってしまいますが、その際も離陸後間もなくの事故で、その事故原因というのがパイロットの空間式失調に陥ったことが事故原因だったとされていますが、ヘリコプターでもそういった空間式失調ということは起こり得るのでしょうか。
55:38
これは起こり得ます。2017年10月に発生した、空地の浜松基地所属のUH-60Jの追濁事故については、事故調査の結果、空間式失調が原因とされております。したがって空 間式失調が発生しないということは言い切れないということであります。
56:02
不明となっているこのUH-60Jの運用開始時期というのは、いつ頃で、この機種の対応年数というのがあるのであれば何年ぐらいなんでしょうか。
56:22
お答え申し上げます。今般航空事故が発生した陸自UH-60JAの機体は、1998年度、平成10年度に納入されたものでございます。また自衛隊機の対応年数につきましては、機体の疲労状況といった技術的安全性や回収にかかる経費といった経済性の観点を踏まえ、適切な時期に設定することとなっております。陸自UH-60JAにつきましては、飛行時間が暫定的に設定した対応年数に到達するまで時間的猶予があることから、現時点で対応年数は設定されておりません。今後必要な調査、検討を経て、陸自UH-60JAの対応年数を確定させてまいる所存でございます。
57:12
今のお話ですと、1998年ということですから、運用から25年ぐらいになるかと思うんですけど、もちろん物は全然違いますけど、自家用車で考えたらすごく長い期間ですけど、航空機は30年とか40年というのが当たり前のようなので、十分活用できる年数だったということで理解いたしました。同じ機種で過去に事故が発生した事例というのはあるのでしょうか。
57:45
陸上自衛隊が保有するUH-60JAについては、これまでに事故は発生しておりません。
57:56
そういう意味では相当安定した性能を持つヘリコプターということなので、今後の安全性を考えても、事故の原因の早期救命というのも望まれるのではないかと思います。続いて、人的な側面でも質問させていただきたいと思うんですが、市団長が着任して管轄の地域を偵察するということに関しては、福山先生ご質問くださいまして、その件については省略しますが、坂本市団長、3月30日の着任式で、先頭に立って新たなことに挑戦していくとおっしゃっていたそうなので、そうした現場を大切にするリーダーが事故に見舞われてしまったということは本当に残念だと思っております。今回の事故期に登場していた10名のうち、先ほど福山先生からもご指摘がありましたが、8名が幹部だったということはかなり報道されておりますが、各人員の詳しいことはさておきとして、やはり各部隊の任務への影響ですとか、今後そうした影響をどのように対応していくのかということを防衛大臣お答えいただければと思います。