6:19
おはようございます。ただいまから予算委員会を開会いたします。参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。令和5年度総予算3案審査のため、本日の委員会に日本銀行総裁黒田春彦君を参考人として出席を求めたいと存じますが、ご異議ございませんか。ご異議ないと認め、作業を決定いたします。令和5年度総予算3案に関する理事会決定事項 についてご報告いたします。本日は締めくくり質疑を60分行うこととし、各会派への割当時間は、自由民主党5分、立憲民主社民22分、公明党7分、日本維新の会11分、国民民主党新緑風会6分、日本共産党6分、令和新選組3分、質疑順位につきましては、お手元の通告表のとおりでございます。令和5年度一般会計予算、令和5年度特別会計予算、令和5年度政府関係基幹予算、以上3案を一括して議題とし、これより締めくくり質疑に入ります。
7:45
自由民主党の片山さつきです。コロナに加え、ロシアの違法な戦争で旅館・ホテル業は、この3年で7億博を失い、職の団体連合会6兆円外食が消滅し、地域公共交通の累積赤字は5千億円を超えています。直接には政府や地方自治体による緊急事態宣言その他の行動宣言が売上を大幅に減らしたことを否めず、その間事業者の資金繰りをすくったのが43兆円超のゼロゼロ融資でありまして、日本は倒産件数をかえってコロナ前よりも低めに抑えられている。この結果は経済政策として成功だったと思いますが、当然の結果として民間金融機関ゼロゼロが137万借りていらっしゃるんですが、一定の割合は過剰債務状態に陥りますから、これを見越して自民党の昨年の参院選の公約や骨太の方針では過剰債務の債務減免あるいは過剰債務の圧縮ということを明記しているわけでございます。この7月に返済のピークの山が来るんですけれども、借り替え保証を1億円までというのをつくって我々もこれを推奨しておりますが、残念ながら今までのところ1万7000件しか実績がありません。137万件で1万7000件しかありません。総理、やはりこのリスクはとても民間の普通の事業者には負えませんので、何とか万が一にも債務の圧縮も含めてきちっと事業再生につなげて、万が一にも案件が棚晒しされて債務借分が急に落とされた。今までは保証料も金利もゼロだけど、あなたは第6区分だから2.5%よと言われたらその激変には耐えられないので、ご対応をお願いしたいんですが、まず岸田総理から総論を、それから具体的にこの政策を全国に行き渡されるために、鈴木勤太郎大臣からお二人に伺いしていただきます。
9:49
新型コロナや物価高騰などにより、事業者は引き続き厳しい状況に置かれており、政府としてはコロナ禍で雇用の維持と事業の継続を目的に、ゼロゼロ融資が導入されたことを踏まえ、債務減免を含めた債務整理等、借り手の事業者に最大限寄り添った総合的な支援に取り組んでいくことが重要であると考えております。具体的には、自民党金融調査会の提言もしっかりと受け止め、レビックによるファンドを活用した事業再生支援、日本高校等による資本性劣後ローンの活用を通じた資本基盤の強化、新たなコロナ借り替え保証制度の活用や、民間金融機関による債権区分の柔軟な判断に基づく積極的な資金繰り支援、これらを通じて事業支援に万全を期してまいりたいと考えております。
11:02
ただいま総理から御答弁があったわけでありますが、金融庁といたしましても、自民党金融調査会の御提言もしっかり受け止めて、様々な支援策、これを全力で推進してまいりたいと思っております。大事なのは、そうした支援策が実際に活用されるためには、金融機関の現場まで施策の内容が十分に浸透すること、これが重要であると考えます。金融機関の経営層に対して要請するだけではなく、財務局とも連携をしながら、全国各地で金融機関の現場に対し、事業者支援策や実例等についての説明会を開催していきたいと考えております。
11:47
ここに来るまでにホテル業界、それから地域交通、さらに職団連、大変ヒアリングをいたしまして、血を吐くような思いで来ていらっしゃいます。それから中小企業庁にも本当にこの間よくやっていただいているんですけれども、やはり1万7000件しか借り替え融資の信用保障業界のものがないということは、金利が高いんですよ。やはり制度融資を各都道府県が持っていますが、そこに地方創生理事交付金等を当てて金利をガタンと下げてあげないと、ゼロが2.5ではこれは耐えられない。普通の会社はみんな耐えられないですから、そういったことも岡田大臣にお願いしつつ、実は債権を、過剰債務の債務を圧縮するためには、その給償権放棄条例というのが各県に必要なんですが、実は兵庫にも広島にもまだないんで、全国11件ありません。その部分でありますとか、銀行で事業再生に従事できる信用金庫で、おそらく全国で数万人いないんですよ。それを考えると、認定支援機関のフル活用も必要ですし、1億円では保証額が足りないという声もありますが、西村大臣万全を期していただくようお願いをいたします。
13:07
中小企業への資金繰りを万全に期すようにというご質問でございます。まずご指摘の信用保証協会の給償権が圧縮するようになるケースがありますので、これはもう御案内のとおり、自治体が首長の承認で、議会の承認を得ずとも、自らの請求権を放棄できるようにすることで、まさに信用保証協会が給償権を放棄しやすくする条例の整備を繰り返し要請してきております。ご指摘のように51自治体のうち、信用保証協会が存在するそのうち11自治体が給償権の放棄条例を未制定であります。 広島においても具体的な検討を進んでおりますし、兵庫も震災のときの再建との関係で整理をしながら進めていると聞いておりますが、引き続き要請を行ってまいりたいと考えております。そして関連で申し上げますと、中小企業基盤整備庫ですね、ここが中小企業再生ファンドに出資をして、これまで654社支援をし、491社再生完了しておりますが、コロナ禍以降のですね、再建買取はすべて額面より低い金額で買い取った、いわゆるディスカウント案件であります。これまで20のファンドに出資しておりますけれども、引き続き取り組む強化したいと思います。それから、税理士等の認定支援機関、活用した経営改善計画策定支援事業、あるいは早期経営改善計画策定支援事業、こうしたものについて予算を埋めしながらですね、これまで4万件ほどのですね、支援を行ってきておりますけれども、引き続きこうした支援を行いながら万全を期していきたいと考えております。そして、コロナ借り替え保証について1万7000件ということでご指摘ございましたけれども、多額の借り替えニーズに対応するために上限額2.8億円の経営改善サポート保証も用意をしておりまして、これまで2千数百件の利用があります。旅館業をはじめですね、資金ニーズの大きな、そうした中小企業の状況も含めて丁寧に把握しながら、ご指摘のように中小企業の資金繰りにですね、万全を期していきたいというふうに考えております。
15:13
はい、ご指摘の旅館ホテル業の大手ですとか地域公給交通というのは、地域の基幹産業で住民のインフラなんですけれども、長崎のハウステンボス、フォンコンファンドに買われてしまいましたが、重要土地等調査法では対象にならないんです。私も地方創生担当大臣の時に、上から見て、その米軍住宅への地下差には驚愕を感じましたよ。あそこからドローンを飛ばされたらどうするのかと。まあ率直に、この法改正も我々は一生懸命やりたいと思いますが、これを待っている前に、返済の夏が来てしまいますので、総理やはり、この基幹的なものについては、経済安全保障の概念がうんと今、高まっている今ですね。方針として広まる事業再生じゃなきゃ駄目だと思うんですね。何をどうということではないんですが、その方針と姿勢自体を岸田総理からお願いしたいと思います。
16:09
地域経済の基幹となる産業、それから地域経済の中核となる事業者への支援については、経済安全保障の観点や、地域経済全体への影響も踏まえて、万全の対応を考えていく必要があると思います。このため、地域経済活性化支援機構、レビックについては、令和5年度予算において、政府保障借入枠を2兆円から3兆円に拡大するなど、新型コロナの影響により債務が課題である事業者等に対する支援体制を強化しており、地域交通などの地域に欠かせない中核的な企業への支援や、観光等での面的な再生案件等への支援を重点的に行うこととしております。今後とも、レビックをはじめ、様々なツールを活用し、地域交通や宿泊業を含め、新型コロナ等への影響を受けた事業者の事業再生支援に注力してまいりたいと思います。
17:28
ありがとうございます。お手元の資料の、事業者に対する金融支援の更なるセーフティーネット強化というのをちょっとご覧いただけますと、民間の金融機関は、2026年3月まで、ほとんどノーコスト経営者責任なしで15兆円の資本が入れられるんですね。これをいち早く国会で決められたのは日本だけで、それもあって日米欧の3局の中では、コロナと戦争のこの3年間で、金融機関の破綻も、それから大型な預金流出も起きていないんですよ。これは、やはり念には念を入れ、どんどんどんどん前倒しでやってきたことの意味はあったと思うんですね。慎重すぎるかもしれません。金融トータルプランの意味はあったと思いますが、それでも今、マーケットっていうのは、被害者を探すんですよ。アクティビストたちが。つまり、本来潰れなくてもいいところまで、外債を持っているんじゃないかとか、海外の潰れた銀行との取引はどうかということで、しらみつぶしに探していく。そういうことがあるといけませんので、ドイツの書律首相も、ドイツバンクも含めて、ドイツの金融は大丈夫だ宣言をなさいましたから、最後に岸田総理、日本の金融機関は大丈夫ですから、大丈夫宣言をお願いいたします。
18:42
足元の金融市場では、リスク回避的な動きが見られますが、現在、日本の金融機関は、そうして充実した流動性や資本を有しており、金融システムは相対として安定していると評価をしております。しかし引き続きまして、様々な状況に注視し、警戒感を持って、動向を見守っていきたいと考えております。
19:15
ありがとうございます。以上で片山さつきさんの質疑は終了いたしました。
19:44
次に杉尾秀哉君の質疑を行います。杉尾秀哉君。
19:50
立憲民主社民の杉尾秀哉です。まず、総務省文書問題について 高市大臣に伺います。月刊はなだだの記事、 小西文書は絶対に捏造です。行為に断言する根拠を示してください。
20:07
私に関係する4枚の文書について、ありもしないことはあったかのように、作ることという意味で捏造と表現してまいりました。私は刑法などで使う偽造や変造という、用語というのは8年前当時の総務省情報流通行政局の一部職員に対して非常に厳しすぎると考えましたので、一般的な用語を使いました。私が事実と異なると考える箇所につきましては、理事会協議事項になっておりましたので、3月22日に本委員会に提出をいたしております。また、今回の問題の本質である、平成27年5月12日の参議院総務委員会における私の答弁が、いそざき元総理補佐官の影響を受けたものではないことを立証できる資料とメールも、本委員会に提出をさせていただいております。総務省も3月22日にこの文書に記載されている内容についての正確性は確認できなかったと公表しています。
21:13
この大臣の死を裏付けるものはありません。そして当時の大臣室の2人も大臣デックは絶対ないとは言っておりません。この記事の中で大臣はTBSやテレビ朝日はドラマやバラエティをよく見る ので、文書に記述があるような批判をするはずがないと書いてあります。これ本当ですか。
21:36
そうでございます。ドラマとバラエティが最も好きでございます。
21:46
安倍元総理に近い議員が、安倍総理や高市大臣はサンデーモーニングなど具体的な番組名を挙げて変更報道だ。左まきすぎるとこういうふうによく話をしていた。放送法への言及もあったと聞いております。これは事実ではないですか。
22:11
答弁できるところが出ていますか。すみません。私それほど報道番組、情報番組を見る時間がございませんでしたし、5月12日の藤川委員へのご答弁でも、今のこの報道についてどう思うかという旨聞かれて、残念ながらそのようにたくさん報道番組を見る時間に恵まれていない旨をご答弁したと記憶をいたしております。答えなんてないですよ。だからすみません。事実ではないということです。
22:45
先ほど、この総務省の文書には正確性がないとこういう記述があるというふうに言いましたけれども、何度も何度も申し上げますが、捏造と正確性がないということは全く違います。問題は発言の正確性ではありません。全体の流れ、プロセス、資料1ご覧ください。昨日の石橋委員の質問にもありましたように、総務省の担当者、複数名が詳細に証言をしております。そして磯崎補佐官も、全体のシナリオ、プロセスを認めています。一部表現が違うところがあるという記述はありますけれども、全体のプロセス大筋で認めています。違うと言っているのは高市大臣だけです。違いますか。
23:29
当時の情報流通行政局の方々だけのものを、委員は取り上げられました。大臣室側の関係者は、例えば2月13日とされるレクに関しまして、この時期にはNHK予算など放送に関するレクがあったとしてもおかしくはないが、個々のレクについては覚えていない。放送法の政治的公平の答弁に関しては、5月12日の委員会前日に大臣の指示を受けて、夜遅くまで答弁のやりとりがあったことを覚えており、その前の2月に文書にあるような内容の大臣レクがあったとは思わない。私も同じ認識です。仮に2月の時点で放送法4条に関して何か補充的解釈をするというようなレクチャーを受けて、私も大臣室の職員もそのようなレクチャーを受けたとしたら、このレクチャー自体が15分で終わるわけもないんですが、その後何度かやはり意見交換をしてきちっと論点を詰めていかなきゃいけません。ところがその後一度も私にレクチャーをしたという記録が、今日委員が公開された文書には入っておりません。もしその後も議論を続けて論点整理を続けていたのであれば、3ヶ月後の5月12日の委員会の前夜に、もう翌朝にかかるまで大臣室と放送部局の間でやりとりをする必要はなかったはずでございます。
25:04
つまり高橋大臣外されていたんですよ。磯崎さんがシナリオを書いて総務省とやったんですよ。その結果で答弁そして質問があった。こういうことなんですよ。違いますか。じゃあ松本総務大臣。一旦ここで。あの、高橋大臣に係る平成27年2月13日の放送関係の大臣レクにつきましては、今高橋大臣からも総務省の精査の結果の文書をご説明いただいたとおりでございまして、総務省といたしましては、磯崎元補佐官とやりとりがあったことについては確認をいたしているところでございますが、磯崎補佐官からの放送法に関する紹介についてお答えをし、また5月についてはご質問をいただいて答弁をし、平成28年の2月には国会からおもてもをいただいて、政府統一見解を出させていただいたと、このように理解をいたしております。ご案内のとおり、このやりとりにおいても、強要されたことはなかったと、当時の総務省職員も認識をしており、当時の総務省職員も自覚をもって責任をもって、しっかり業務に当たってくれたものと考えております。質問に対する答えになっておりますので、((( 質問を聞いていない )))もう一度議義を質疑で行ってください。高市大臣抜きで、磯崎さんと総務省の間でやってたということではないですか。
26:44
私は残念ながら、前の年から磯崎元補佐官と総務省の情報流通業施策が、放送法に関する問題でやりとりがあったということは承知をいたしておりませんでしたし、磯崎補佐官が放送法にご興味をお持ちだということも、今年の3月に入ってから、小西委員が入手された文書を見てびっくりいたしました。当時の大臣室にも補佐官から何らかの連絡があったことがないかということを確認したらないということでしたし、磯崎補佐官自身も私に対して直接電話をしたことなどはないとおっしゃっていると承知をいたしております。外されていたと言ったら完全に外されていたのかもしれません。しかし5月12日の答弁は、私自身がしっかりと前の夜に持った疑問を一つ一つ大臣室に返して、そして放送部局で作られた説明書類を読んで、本当明け方までかかりました。職員にも大変、日は果汁労働させたと思いますが、納得して総務大臣として責任を持ってした答弁でございます。
27:59
それならばなぜ事前のシナリオ通りの質問と答弁になったんですか。
28:08
そういうことを私に聞かれても分かりません。今回の小西委員が入手された文書を見て初めて、急実証出身の磯崎雄作官、消防とか選挙とかそっちは強いかもしれないけれども、放送に興味がおありだったということを知ったのが今年の3月ですから、そのやりとりがあったとか、そういったことは分かりません。外されていたと言ったら外されていたのかもしれません。
28:40
前回の質問でもやりましたけれども、答弁書をどおりに読んでいるんですよ。一時一句変わらず。自分で判断をして自分で答弁書を書いて自分でやったという説明は全く違うんです。そして問題の本質は放送法の解釈が何の権限もない補佐官の圧力で歪められたということなんです。これが問題の本質であって磯崎さんの関与を生むのではないです。今月17日の参議院外交防衛委員会で総務省の答弁ありました。この政治的公平について放送法要条を説明してください。
29:26
大変ちょっと失礼いたしました。もう一回ちょっと質問よろしくお願いします。申し訳ありません。杉尾秀哉君。続けてください。
29:38
3月17日の参議院外交防衛委員会で政府参考人山崎審議官。
29:43
答弁してますね放送法の解釈について。説明してください。
29:49
大変失礼いたしました。それは3月17日の山崎審議官の答弁について御説明させていただきます。御指摘の案の三議院外交防衛委員会では放送法4条に定める政治的に公平であることの適合性の判断に当たっての解釈についてお尋ねがございました。それに対して平成28年の政府統一見解に沿って御答弁させていただいたものと承知をしております。併せまして政治的に公平で あることの適合性の判断に当たっての従来からの解釈について何ら変更がないことを答弁させていただいたものというふうに承知をしております。
30:28
資料2をご覧ください。2015年5月12日の問題の高市大臣答弁。一つの番組のみでも風変不動の立場から明らかに逸脱していると認められる極端な場合は政治的に公平であることを確保しているとは認められない。一つの番組のみで判断する。そして3月17日の政府参考人答弁。極端な場合であってもその一つの番組ではなく番組の集合体である番組全体を見てこれは一つのチャンネルです。バランスが取れたものであるかどうかを判断する。一つの番組のみでもというところから一つの番組ではなく全体を見てバランスの取れたものであるかどうか。これは全く違います。事実上の私たちは答弁の修正撤回だというふうに思っておりますけれどもこれ以上深入りはいたしませんけれどもこの高市答弁を事実上私たちは上書き修正するものだというふうに思っております。それでもう一度高市大臣に伺いますけれども資料1もう1回見てください。どうして総務省の関係者がこういうありもしない話ができるんですか。大臣は在任中に総務省の官僚は非常にしっかり仕事をしてくれている何度も何度もそういうふうに言っています。大臣在任当時はそれだけ総務省の役人の皆さんの仕事ぶりを評価していながら今になって自分にヒノコが降りかかってきたら総務省の役人に責任なすりつけるんですか。どうですか。
31:58
総務省というのは旧自治省旧郵政省そして旧総務長合併した巨大官庁でございます。それぞれの部局に非常に深い専門知識を持った素晴らしい職員がいることは市場最長機関総務大臣を務めさせていただいたものとしてよくよく承知をしているつもりでございます。あえてこの文書が今の時期に出てきて私に関する4枚の部分についてしっかり読んで答弁をするようにというお申し出が小西委員の方からございましたので私は自分に関することを読んでこれはあり得ないということを各所にも確認をしながらしっかりと答弁をさせてきていただいているつもりでございます。そして事実と異なることについてはすでに文書で本委員会に提出をさせていただいております。
32:53
再度繰り返します。なぜ4枚だけ捏造なんですか。
33:00
すいません。あの残りの文書については私当事者じゃないので確認のしようもないじゃないですか。そういうことでございます。
33:11
いや不自然なんですよ。他の部分についてはみんな関係者を認めてるんですよ。高市さんだけが高市さんだけが違うと言っている。しかもそれは一つ一つの言葉であるとか表現のその不正確だということを根拠にしかしてないんですよ。全体のプロセスはこのままのずっとシナリオ通りに来てるんですよ。その中に高市大臣がいたんですよ。
33:32
そういうことは何か言いたいんですか総務大臣。
33:45
簡潔に申し上げたいと思いますが国会でご議論にされている行政文書が精査が必要になったことは甚だ遺憾であるということを申し上げてまいりましたが今ご指摘がありました4枚の以外にも作成者不明のものであるとか内容について確認できないものがあるということも申し上げなければならないと思ってご説明の機会をいただきました。じゃあ高市大臣補足されますか。どうぞ。内容が事実でないことに加え安倍総理と私が電話で話した内容とされる3枚の文書作成者不明、配付先不明、そして4枚とも作成目的が不明であるということを持っても信頼に至る文書ではないと思います。そして委員が先ほどご指摘になった点以外にも大臣室側の職員は例えば総理と私の電話などについても例えば総理にアポを取ってくれというようなこと、そういう記載されたような指示を受けた記憶はないそして総理と私が電話をしたというようなことでその内容を局長に伝えたとされていますがそのような連絡を局長にした記憶はない。このように答えております。当の総理大臣署官だった方も記載されたような電話をしたともしていないとも思い出せない。総務省のこれが報告書でございます。
35:15
高市大臣が私に対して信用できないんだったら質問するなとそういうふうに言いました。そしてその後も時間稼ぎの答弁がありました。そもそもことの発端はこの一番最初のときに高市大臣が買い文書だと切って捨てたのが始まりです。買い文書ではありませんでした。行政文書でした。
35:44
買い文書と言ったとは記憶をしておりませんが捏造された文書とは答えております。しかしながらこれ偽造とか偏造とかいうきつい言葉要は法にかかるような言葉は私はあえて使っておりません。そこはよくよく私なりに今も総務省に愛情を持っております。どなたかを罪に問うような意図がなかったということはご理解くださいませ。
36:21
買い文書だと言いました。小西委員が3月2日記者会見で公開したときのその後のぶら下がりで大臣は買い文書の類だと切って捨てました。そこから始まっているんです。買い文書でも何でもないんです。行政文書なんです。公文書なんです。どうですか。
36:38
院内での発言ではなくぶら下がりでの発言ということを今確認をいたしました。しかし事実と異なる内容を入れられているということこれは買い文書の類です。作成者不明、配置先も不明、作成目的も不明これは言わば買い文書の類だと私から考えたらそう思います。ただ国会での答弁では熱蔵文書、つまり偽蔵でもなく偏蔵でもなく熱蔵文書とかなり配慮をして申し上げたつもりでございます。
37:19
問題はそこから始まっているんですよ。そしてこの予算委員会の質疑そしてさらには総務省の現委員職の皆さんがどれだけこの調査に時間をかけたのか膨大な時間をかけている。そうしたことも含めた責任を大臣は感じていないのか。大臣私ははっきり申し上げます。名指しされた当人として質問するなと言われた当人としてやめてください。(はい)(総理がお答えします)委員長、はい。
38:01
杉尾委員に言われてあの私は何らやましいこともないのに大臣の所向辞するということはございません。(だーっ)(全国無い)(はい)
38:14
なんか後ろで変なこと言っている人いますけどこの話は今回で終わりではありません。今回ずっと続きます。それだけはですねはっきり申し上げておく。それからさっきのあの放送法の解釈についてもこれ確定させなければいけませんのでこの後もやります。ちょっと安保関係いきます。資料3ご覧ください。3月1日の本会本委員会で岸田総理私の質問に対してこれからはアメリカの打撃力に完全に依存しない反撃能力も共同で対処するこういうふうに答弁されました。つまりこれからは打撃力つまり他の一部を日本が担うこういうことではないですか。
38:59
これ従来から答弁させていただいておりますが日米の基本的な役割分担これは変更はなく今度は選手防衛を堅持していくという方針には変わりはありません。その上で縦と歩行についてのご質問ですが縦と歩行について確立した定義があるわけではありませんがあえて申し上げれば反撃能力はミサイル攻撃から国民の命を守るためのものであります。国ミサイル攻撃から国民の命を守る縦のための能力であると答弁をさせていただいております。
39:42
今の答弁についてはこの資料3の一番最後のところに書いてあります。国民の命や暮らしを守る縦のための能力が反撃能力、敵機地攻撃能力だとそういうふうに言うのであればICBMだって空母だって長距離爆撃だって全部国民の命と暮らしを守るためのものじゃないですか。今の論理で言えば全てこうした兵器 も含めてこれも縦であって保護ではないということになるんですか。
40:21
我が国が保持する、保持できる自衛力は自衛のための必要最小限度のものでなければならないわけですがその具体的限度それは時々の国際情勢、科学技術等所条件によって左右される相対的な面は有すると思います。ただ今委員の方からICBM例に挙げられましたが政府としましては御指摘のICBMといった性能上もっぱら相手国の国土の壊滅的破壊のために用いられるいわゆる攻撃兵器を保有することこれは直ちに自衛のための必要最小限度の範囲を超えることとなるためいかなる場合にも許されないと考えておりこの見解、この一貫した見解は変更することは考えておりません。
41:25
さらにこういう答弁もありました。敵地攻撃能力について相手型のミサイルの発射、特に第一撃を事前に察しその攻撃を阻止することは難しいこれは濵田大臣も何度も繰り返し答弁されています。つまり事実上反撃能力というのは相手の攻撃を受けてからということになるこれでは第一撃の抑止力にならないんじゃないでしょうか。
41:53
現実問題として相手側のミサイルの発射特に第一撃を事前に察知しその攻撃を阻止することが難しくなってきているこれは事実であります。しかし反撃能力というものは相手に攻撃を思い留まらせる抑止力として武力攻撃そのものの可能性を低下させることができると考えています。すなわち相手からのミサイル攻撃に対しミサイル防衛網により飛来するミサイルを防ぎつつ我が国から有効な反撃を加える能力を保有するこの2つの能力によって現状に比して相手の戦略的戦術的な計算を複雑化させ日本にミサイルを打ち込もうとしている相手に目的を達成することは容易ではない攻撃はやめた方がいいと思わせるそのような抑止効果が得られるものであると考えています。そういった点から第1撃に対してもこうした能力は抑止効果を持つものであると認識をしております。
43:08
あくまでも今答弁があったように可能性を低下させるものに過ぎないそして5年間で43兆円の防衛予算の根拠全く示されていません。衆参の予算委員会であえて言えばトマホーク400発この数字しか出ていません。改めて伺います。43兆円の具体的な根拠を示してください。
43:31
防衛力の抜本的強化の検討に際しては国民の命を守り抜けるのか極めて現実的なシミュレーションを行いました。率直に申し上げて現状では十分ではありません。このシミュレーションを踏まえた最優先課題として稼働率向上や弾薬燃料の確保、主要な防衛施設の強靭化、スタンドオフ防衛能力の強化ミサイル防衛システムと反撃能力を組み合わせた統合防空ミサイル防衛能力の強化宇宙サイバー電磁波等の新たな領域への対応南西地域の防衛体制の強化など必要となる防衛力の内容を積み上げ防衛費の規模を導き出したものであり、総額ありきとの御指摘は当たらないと考えております。水曜日でやく資料4をご覧ください。特にブラックボックスなの はスタンドオフミサイルなんですが国産5種類、海外製3種類、開発量産明記されました。本当にこれだけの他種類のミサイルが必要なのかどういう運用を想定しているのかもっと絞ってコストを減らすことができないのかこれについて答弁してください。
44:53
防衛力整備計画においては射程や速度、飛翔の対応、対艦対地攻撃の性能発射プラットフォームといった様々な点で特徴が異なる様々なスタンドオフミサイルを整備することとしております。様々な特徴を有するスタンドオフミサイルを整備することにより我が国の重層的な対応が可能となり相手に複雑な対応を強いることが可能となります。例えば我が国に進行してくる艦艇や上陸部隊等に対し統合運用の下、人に式対艦誘導弾能力向上 型を陸海空のプラットフォームを用いて様々な地点から発射することやこうしたアオン屋側のミサイルに加え極超音速誘導弾等の精神的なスタンドオフミサイルを組み合わせるといった運用を行うことにより相手方の対処が一層困難になるのと考えております。これらの様々な特徴を有するスタンドオフミサイルの導入は我が国への進行が我が国が下ある日付きに思って阻止排除し得る防衛能力を構築し自衛隊の抑止力対処力の向上させることを可能とするものであり武力攻撃そのもの可能性を低下させるために必要な取組と考えております。いずれにせよ防衛力の抜本強化に当たっては防衛関係費の財源年収をするために各分野の採出改革を含めた様々な工夫をしていただいている中で関係者や国民の御理解をいただくためにも防衛省自らが大胆な資源の最適配分に取り組むことが不可欠と考えており一層の効率化合理化を徹底してまいりたいと考えております。
46:39
これらのミサイルをイージスカに乗せる 内製諸島に配備するこうしたことがこれから実際に予想されるそして特に問題とされる人認識地帯間誘導団ですか開発量産に1兆円かけるということですけれども これは本当に適切なんですか元自衛官の高田陽二さんがおっしゃってますけれども1から開発するリスクが非常に大きい 本当にできるのかというふうにおっしゃっているんですがそうしたことも想定しているんですか
47:13
人認識地帯間誘導団能力向上型の開発については現在基本的な設計について技術審査が終了し設計段階においては技術的に要求性能を 満足する見込みが得られておりますまたその開発に当たっては 人認識地帯間誘導団や人七式艦隊間誘導団の開発や量産を通じて蓄積してきた技術 ノウハウを最大限活用するとともに射程延伸のためのエンジンの開発についてはこれまでエンジンの運転試験などを実施し所要の性能を達成する一定の見通しを得ております開発事業についてはリスク管理等を行いつつ着実に進捗しているところでありますが仮にリスクが顕在化した中であっても速やかに対処していく予定ですまた人二式帯間誘導団能力向上型は 迎撃を難しするため誘導団の形状などその設計について一定の工夫を行っているところであります
48:17
まだこれから開発ということなんですよねそして昨日の質疑でもありましたけど台湾融資についてこれ政府はどういう認識しているんでしょうか
48:30
昨日の質疑というのは中国大使の発言についてということではなくて昨日の質疑は別です中国大使が中国大使の御発言という御質問だと理解いたしますが外部のセミナーにおいて東方のタルミチュー中国大使が個人的見解と断った上で関連の発言を行ったと承知をしておりますいずれにいたしましても台湾融資の可能性については私の立場上お答えすることは差し控えますが政府といたしましては台湾海峡の平和と安定これは我が国の安全保障はもとより国際社会全体の安定にとって も重要でありまして台湾をめぐる問題が台湾により平和的に解決されることを期待するというのが従来からの一貫した立場でございます
49:24
今回の防衛三文書にしてもずっと言っている防衛装備品にしても台湾融資が基本的には想定されていてそれに対する備えなんですがもちろん北朝鮮のミサイル同士はありますけれども資料5をご覧ください今林大臣から少し説明ありましたタルミ中国大使チャイナスクールではっきり物を言う方とのようです台湾融資想定説こういう見出しですけれどもこの記事台湾融資はないとこういうふうにタルミ中国大使おっしゃっている政府内の認識どうなっているんですか正確な情報をとれているんですかこれ想定しないんだったらこんなことをする必要ないでしょうどうなんですか
50:07
先ほども少し申し上げましたがこの大使の外部セミナーにおける発言でございますがあくまで個人的見解と断った上で関連の発言を行っておるわけでございます私が申し上げました口談のところは我々政府としての立場でございまして台湾海峡の平和と安定これは国の安全保障をもとより国際社会全体の安定にとって重要でありまして台湾をめぐる問題が台湾により平和的に解決されることを期待するというのが我々の従来からの一貫した立場でございます
50:44
台湾有事についてはいろんな見方があると思います決して楽観的であることは私はそれは今しめるべきだというふうに思っておりますけれどもいろんな見方があるというその中で国民の中にもやっぱり本当にこの5年間で43兆円が必要なのかそしてこの防衛三文書保護と建ての関係選手防衛も含めて本当にいろんな議論がありますその中でこれ小田さんも述べておられますけれども防衛の基礎というのはやっぱり国民の理解なんですしかし総理の答弁この衆参の予算委員会の中でもずっと最初 から最後まで曖昧な答弁のままでこれで国民の理解得られますか総理どうですか本当にこれで十分説明できていると思いますか
51:31
まず台湾有事に関する政府の立場は今外務大臣からお答えしたとおりでありますただ我が国を取り巻く環境はこの様々なこの動きの中で極めて厳しい状況にあると思いますその中で政府としてはいかなる事態にも対応できるようそこから体制の整備を含め万全の体制を期していくことが重要であるということで防衛力の強化についてこの準備を進めていくことを考えておりますそして国民に対する説明が十分かという御指摘についてはこの議論昨年来一年間にわたっての議論の積み重ねを行ってきましたそしてその間国会で質問を受けたならばその誠心誠意説明答弁に努めてきたわけでありますそしてこの国会においても様々な質問をいただいたことに対し丁寧に答弁をしてまいりましたこれからも国民の皆さんに対する説明という観点からこの誠意を持って取り組み続けていきたいと考えております
52:56
丁寧な答弁は同じ答弁を繰り返すことではありません最後に原発政策一言だけ聞きます今回の法改正原則40年プラス20年最大60年さらに運転停止期間を上乗せできることになりましたその科学的根拠これから土本委員会出議しますけれどもこれ委員会提出資料の中にも出てきているんですが十分な回答がありません延長可能な科学的根拠これを示してください
53:31
私ども令和2年7月の減少規制委員会の見解も踏まえてこの利用と規制の観点から様々な規定を改めて再整理をするというもので今回このような改正案を出させていただいておりますそして色々な審議会では色々な議論があったんですけれども40年を基本とし20年一回延長するということこれまでの枠組みを維持しながらですねしかし新しい新基準に対応するなど多立的な要因によって原子力発電所が止まっている期間は申請ができるという制度にしておわけであります諸外国に見ましてもイギリスフランスオランダなどは運転機関の定めはございませんアメリカも80年まで認められたもの許可されたものは6機ありますそうしたことも踏まえながらこのような仕組みにさせていただきましたいずれにしても40年延長20年までもう20年と思っても申請してもまた止まっている間をさらに延長を申請してもですね減少規制委員会がですねそれはもう安全審査通らない駄目だと言われれば運転ができないということがありますので申請期間として認めるという案を出させていただいているわけであります
54:54
規制基準なんかこれからなんですよね何でこんなに急ぐ必要があるのかそして最後に総理に伺いますけれども福島事故の教訓というのは徹底した規制と推進の分離と情報公開だったはずですしかしこれ資料を今お配りしましたけれども規制委員会の資料を黒塗りだらけ閣議決定されているのにそしてさらには資料の受け渡しを駅でやっているとかそういうようなことがありますこの情報公開と規制と推進の分離これについての総理の考えこれ聞かせていただいて終わります
55:29
今般の措置はこれまでの運転期間に係る定めを利用と規制の観点から瞬別し電気事業法と原子炉等規制法の2つに再整理するものであり東京電力福島第一原子力発電所事故の反省の趣旨を徹底するものであると認識をしております水曜日であく 時間になりましたので終わりますありがとうございました以上で水曜日であくの質疑は終了いたしました次に辻元清美さんの質疑を行います
56:22
立憲民主社民の辻元清美です総理まず冒頭昨日自民党が少子化の提言を出した中に給食費の無償化というのが入っているんですねこれ総理御承知のように私たち立憲民主党ずっと言ってきたんですよいよいよ自民党も追いついたかと思うんですけどこれやりましょうよいかがですか総理
56:48
子ども子育て政策については様々なご提案をいただいておりますいやいやいただいているんですいただいているんですそして従来から申し上げておりますように今月末を末までに小倉大臣の下で具体的な政策整理しそして叩き台を作るということを申し上げていますその上で予算財源等も踏まえて6月の骨太の方針に向けて予算倍増に向けて応握を示すこの方針で臨んでおります ご提言を受けてまずは具体的な政策をパッケージで今月末に示したいと思いますその中において政府の考え方を示させていただきます
57:39
いや日本にいればみんなただで給食食べれるいい国にしましょうよどうですかいかがですか
57:50
あのご提案いろいろなご提案をいただいております謙虚にそうした声に耳を傾けながら今作業を行っております今月末に叩き台を示したいと考えています
58:09
給食無償化ぐらいできなかったら一元のしょぼい少子化対策になってしまうというように思いますやってください さてですねg7サミットで総理はコミュニケを出されますこの中に前回もそうだったんですがジェンダー平等いつも入っているんですね今回も入れてほしいと思いますいかがでしょうか総理総理 だって議長でしょう
58:43
ジェンダー平等入れてって言っているだけなんだから
58:50
はいあのジェンダー平等につきましてはあの 昨年のエルマウサミットでの成果も踏まえつつ本年の議長国として多様性が尊重され全ての方々がお互いの人権や尊厳を大切にし生き生きとした人生を享受できる社会の実現に向けてこの様々なお声を受けつつしっかり取り組んでいきたいと考え ますこの議論の中身については関係国としっかり詰めていきたいと思っております
59:26
あのジェンダー平等が入るとその中じゃあ昨年のサミットを踏まえて昨年のサミットジェンダー平等の中に lgbt の文言を触れられていますどう触れられていますか紹介してください
59:46
お答え申し上げます昨年の g 7エルマウサミットに発出エルマウサミットで発出された首脳コミュニケには我々は女性男性トランスジェンダー及びノンバイナリーの人々の間の平等を実現することに持続的に焦点を当て政治人 性表現あるいは性的指向に関係なく誰もが同じ機会を得て差別や暴力から保護されることを確保することへの我々の完全なコミットメントを再確認するまた我々はあらゆる多様性を持つ女性及び女児そして lgbtiq+の人々の政治経済及びその他社会のあらゆる分野への完全かつ平等で意義ある参加を確保し全ての政策分野に一貫してジェンダー平等を主流化させることを追求すると記載されているところでございます
1:00:42
ここで総理差別や暴力からの保護 これ差別禁止ということなんですよ理解増進ではありませんそして政治人そして性的指向という表現を使っていますこれより後退させることはできないと思いますが 総理いかがでしょうか
1:01:07
ご指摘があった昨年のこの g7首脳コミュニケーを受けて政府としては引き続き先ほど申し上げた多様性が尊重されることを社会を目指していくということでありそしてg7の広島サミットに向けて議論を整理していかなければならないと考えておりますその中で差別禁止法案あるいは理解増進法案についてご指摘がありましたいやいやいやという課題について ご指摘がありましたこれにつきましては差別禁止法案についてはすでに議員立法として国会に提出をされていると承知をしております理解増進法については超党派の議連において議論が行われそしてそうした理解増進法という形で自民党を含め各党で今議論が行われているこうした状況にあると思いますこうした取組を政府としては見守っていきたいと思いま すがこうした議論が進むことは期待したいと思っています
1:02:31
見守るよりももうすぐ5月のコミュニケにどう入れるかということを問うているわけですだから世界の潮流は理解増進なんてこれは笑われますよ言えられないですよだから6カ国の大使が書簡を出したんですよ私関係者に聞きました差別を防ぐことは私たちの原理原則であり責務だという文言がその書簡に入っているはずですよ読みましたか
1:03:02
これも従来から 申し上げておりますがG7各国とは様々な形で一措を図っております御指摘の手紙等についてこのやりとりのについて従来から申し上げることは控えております
1:03:23
この手紙は2月17日に発出その2日前にアメリカのエマニュエル大使が記者会見されているんです御存じですか
1:03:42
エマニュエル大使の会見いくつか行われていると思いますちょっと御指摘の会見について詳細承知しておりません
1:03:52
大使はこう言いました明確で曖昧さのない性的マイノリティを保護する法律を希望する岸田総理のリーダーシップに完全な信頼を置いているコミュニケにどう入れるかという話なんですよ信頼に応えられますかいかがですか辻元失礼しました
1:04:20
人事陣分のこの首脳コミュニケについては昨年のエルマンサミットでの成果をしっかり踏まえて関係国と議論を行い内容を確定していきたいと思っています大きな方向性は明らかであると認識をしておりますコミュニケの内容についてはそうしたことで議論を続けていきたいと思いますし国内における様々な取組はそうした大きな方向性に基づいて具体的な取組を積み重ねていきたいと考えております
1:04:59
バイデン政権ですね政府関係者にlgbt関係の人何人いるか報道されているんですけど何人でしょうか
1:05:14
御指摘の点網羅的に承知しているわけではありませんが政府閣僚の中で言えば例えばブティジェッチ米国運輸長官がlgbtqであるということを公表しているということを承知しております
1:05:37
約200人と言われているんですねそして国務省の報道官もそうなんですよたくさんの人サミットに来られます所管を出したイギリスの大使昨年の11月長女が同性婚したlgbtの人たちの権利保護の早期実現で日本に協力したいこういう会見されているんです御存じですか
1:06:11
あのねイギリスの大使娘さんが同性婚したと言っているんですよ新井秘書官の話聞いたときどう思われたかだから危機感を持って所管を出されたんです
1:06:26
加盟企業にこの法案の審議が進まないことについて先日こういう会見されました世界は差別禁止ですよね理解増進ではなくてこの会見の意味分かりますか総理
1:06:50
会見の意味御本人の考え十分承知はしておりませんがやはり多様性が尊重される社会でありたいそういった思いが背景にある御発言ではないかと想像いたします
1:07:07
あの世界でですね商売ができないということですよ加盟企業がグローバルにインターナショナルな基準を満たせ と経団連は6年前にすでに加盟企業にこのガイドライン出していますねどうなっていますか
1:07:29
お答え申し上げます御指摘の日本経済団体連合会の2017年の提言におきましては考えられる具体的な取組例といたしまして性的指向性的辞任等に基づくハラスメントや差別の禁止を社内規定等に具体的に明記とした上で性的マイノリティの存在を自社が認識していることを社内外に示すべくlgbtへのハラスメントや差別の禁止を社内の方針として具体的に明記し社内外に発信とされているところと承知しております
1:08:01
6年前ですよ総理ですねg7のコミュニケ先ほど去年よりも後退はさせないと去年の踏まえてという発言されました確認します差別の禁止ですそして性的指向性辞任という言葉がインターナショナルな言葉ここはしっかり踏まえていただけると約束してください
1:08:29
先ほど申し上げたように今年のg7首脳コミュニケの内容については関係国とこれから調整を続けなければなりません具体的な文言について今確定的に申し上げることは控えます
1:08:46
私はもう入れざるを得ないと思いますそしてそれまでに私は差別をしっかり解消を禁止する法案を討議拘束外してもいいから日本で成立させといた方が議長として堂々とやれると思うんですいかがですか
1:09:06
政府としては性的指向性自認を理由とする不当な差別や偏見これはあってはならないと考えており多様性が尊重されすべての人々がお互いの人権や尊厳を大切にする生き生きとした人生を享受できる社会を実現していくこうした方向で取り組みを進めていく所存ですその大きな方向性も今申し上げたとおりでありますその中で今現実の課題について一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいと考えています
1:09:45
私はもう踏まえざるを得ないと思いますもう一点ウクライナで行かれました私このウクライナでの戦争これに対して日本は他のg7諸国とは違う貴重なポジションにあると思うんですよ貴重なポジションどういう特徴があると思いますか日本は
1:10:14
日本の特徴やはり日本の憲法との関係における様々なこの軍事的な遊び品との関係ですとかあるいは災害復興ということについて貴重な経験を持っているとかこうした他の国にはない様々な日本ならではの支援のあり方があるんだと思いますこうした点をしっかり生かしながら戦法のニーズに応えていくこれが我が国の立場だと考えております
1:11:06
日本はウクライナに殺傷能力のある兵器を唯一供養していないg7の国なんですね私はこの武器供養をしている他のg7の諸国と違い戦争終結に向けて時が来たらロシアともある意味対話しやすい貴重なポジションに立つことができると思うんですよ他の国はウクライナロシアを攻める兵器をどんどん与えてますからね私はその立場を生かして和平の糸口を模索するそれくらいの外交をしたらどうかと思うんですがいかがでしょうか
1:11:49
今後和平あるいは復興こうした 段階を迎えることになるこれは想定されるわけでありますが今何よりもやるべきことこれは一刻も早くロシアの侵略をやめさせることであると考えますg7としてはg7の結束を保ちながら一刻も早くロシアの侵略を終わらせるために強力なロシアに対する制裁と力強いウクレレに対する支援これを行っていくこれを確認することがまず現状においては重要であると考えていますその上でその状況を見ながらその状況に応じた我が国としての貢献を考えていくべきであると思います
1:12:44
今防衛装備品移転の見直しという話もあり殺傷能力のある武器の輸出解禁という声も上がっていますしかし私は戦後日本は武器供用をしていない日本だからこそできること中海外交ですよ今力が発揮できると思うんですこの立場を放棄するのは解禁して放棄するのはもったいないと思うんですね総理解禁やめましょうねいかがですか
1:13:23
防衛装備品の海外への移転については国家安全保障戦略において特にインド太平洋地域における平和と安定のために力による一方的な現状変更を抑止して我が国にとって望ましい安全保障環境の創出や国際法に違反する侵略や武力の行使または武力による威嚇を受けている国への支援等のための重要な政策的な手段となるこのように記載されておりこうした観点か らこの結論を出していかなければいけないならないこうした課題であると認識をしておりますこうした議論は行っていかなければならないと思いますいずれにせよ我が国はこの憲法や国際法国内法に従ってこの様々な政策を進めていく平和国家としての歩みこれは変わらないということこれをしっかり理解してもらいながら我が国として国際社会におけるこの立場貢献しっかりと果たしていかなければならないと思っています
1:14:35
武器供養をしていないのは 固みが狭いのではなくてその立場を最大限生かして戦争終結への手腕を私は発揮すべきだと思います自民党を含めて戦後私たちの先輩の政治家の皆さんが日本をどうあるべきかという形づくる一つだったわけですよ私は軽々しく放棄すべきではないと思います中国との関係なんですよロシアサイドに追い込まないためにどんな外交戦略をお持ちですか 総理どうお考えですか
1:15:16
まず中国とは昨年11月日中首脳会談も行いましたが隣国であるがゆえに様々な可能性がある一方で様々な懸案課題もあるこうした中にありまして主張すべきことは主張しこの中国日中ともに大きな国際的な責任をしっかり果たしていく対話を基本としながら協力すべきことは協力するこうした建設的かつ安定的な関係を双方の努力によって維持をするこうした方針を確認をしていますこうした中国との関係ですが国際社会全体ということを考えた場合には中国との間において是非法の支配における国際秩序これを共に守るために責任を果たしていこうこうしたことを中国にもしっかり働きかけていくこうした意味で中国にも責任ある国際社会における責任をしっかり果たしてもらいたいこういった働きかけをするべきであると考えます
1:16:37
その働きかけの一つですねウクライナで先日総理はロシアの核使用はあってはならないという強力な発信を広島サミット被爆地でしたいということを強調されました私この中国ですね12項目の声明を出しているじゃないですかこの8番目に核使用は認めないと入っているんですよ私は中国も含めて核は使ってはならないというこの一点で私は中国にも働きかけをして対劣に加われということをやったら力が大きくなると思うんですがいかがでしょうか
1:17:25
中国には大国として先ほど申し上げました法の支配に基づく国際秩序を維持するために責任を果たしてもらいたいと思いますし同様に核軍縮の議論の中にあってもNPT体制において核保有国として責任を果たしてもらわなければならないと考えますぜひ核軍縮不拡散この議論においても中国に国際的な責任を果たしてもらうべくしっかり働きかけを行うことこれは重要なことであると認識をいたします
1:18:08
林外 務大臣私サミットまでに 放注されるなら放注された方がいいと思うんですやはりサミットと同時に中国もロシアの核支援を認めたいということを同時に発信させるしていただくそれぐらいのことを話し合ったらどうでしょうかいかがですか
1:18:29
総理から今御答弁がありましたように昨年11月に日中首脳会談がございましてここで得られました前向きな モメンタも維持しながら主張すべきは主張して責任ある行動を強く求めながらやはりこの所見案も含めて首脳会を始めとする対話をしっかり重ねる必要があると思っておりましてこうした建設的かつ安定的な関係を日中双方の努力で構築していくことが重要であると考えます私の放注ですが信豪部長とそれから大木主任からも改めて招待があったところでございますので引き続き様々な状況を踏まえつつ具体的な時期を調整していきたいと考えております
1:19:10
必勝者もいるののことを言われましたけれども私はロシアを刺激するというよりもどういうふうに着地させていくか中国やロシアとどう向き合うかということが大きな外交の総理の手腕をどう発揮するかだと思いますよトマホークいきます
1:19:32
あ防衛大臣ごめんなさい人認識などの配備までのつなぎでトマホークを配備するとそれでいいんですかこの間答弁されました
1:19:44
トマホークについては令和8年度及び令和9年度に納入される予定であり現時点において最新型のブロック5を頤治館に搭載する計画としております頤治館については定期検査等の時期も踏まえつつトマホークの納入に合わせて適切な時期に回収を行ってまいりたいと考えております
1:20:11
他のミサイルの開発時間がかかるからつなぎまでトマホークをということですねこの間答弁されていました
1:20:24
今お話にあったとおりです私どもとすればその人認識までの間の間それを埋めるためにトマホークの導入を図ったということでございます
1:20:39
もう一度聞きますトマホークアメリカからの納入はいつですか
1:20:50
先ほども申し上げたように令和8年度及び令和9年度に納入される予定であります
1:20:58
そうしますと当初防衛用拘束滑空弾の導入はいつですか
1:21:12
尋ねの人認識の自治体管誘導弾能力向上型の地上配備及び当初防衛用の拘束滑空弾については令和5年度予算案において量産に必要な経費を計上しており2026年度から導入の予定であります
1:21:35
トマホークも2026年と2027年に分けて納入されるとつなぎと言っていたけれどもこの人認識とか当初用も2026年導入なんですよトマホークつなぎにならないんじゃないですか総理どうですか総理いかがですか
1:22:02
国産のスタンドオフミサイルを所要量を整備するには一定の時間が要することからそれまでの間に十分な能力を確保するために既に量産が行われているトマホークを導入するということとしたところであります
1:22:20
でも国産のそれらのミサイルも2026年に導入とトマホークいつアメリカから来るのって聞いたら2026年2027年これじゃつなぎにならないじゃないですか総理これは総理ですよ
1:22:40
今防衛大臣からもありましたように国産のミサイルの開発そしてこれを配備するのに時間が要するそれまでの間既に量産されているトマホークを活用するその間緊迫した安全保障環境の中で一刻も早く日本として体制を備えるためにこうした双方の手段を用意していくこうした考え方に基づいてこの計画を進めていくこういったことであると思っています
1:23:19
トマホークも納入が26年27年なんですよイージス発石の回収も必要でしょうこれ総理イージス管に積むと言っているわけですよしかしイージス管というのは発射装置の数は限られているのでトマホークに割り振ることでかえって防空能力が低下すると自衛隊の元幹部が指摘しているんです私もそう思いますよ守りの艦船を攻めにも使うということなんですよ防空能力低下するんじゃないですか総理いかがですかそこは検討したんですか
1:23:57
自ら防衛大臣が手を挙げているじゃないとりあえず御答弁聞いてください片道さんで御答弁申し上げます確かに一石のイージス管に積み込めるミサイルの数というのは一定の限界がございますしたがいましてどのようなものをどのような数だけ装着させるかというのはいわば作戦上の問題でありましてその都度あるいはその目的に応じて選択をしておるということでございます
1:24:38
守りの位置と攻めの位置は違うんですよだから守りが防空能力低下するんじゃないですかと聞いているわけです総理いかがですか
1:24:57
今お話にあった点については我々とすれば当然あらゆる事態を想定しながらその都度その都度対応していくというのが今まで考えてきたことでもありますしその意味において今後これを能力が落ちるんではないかということを落ちないようにする努力をしてまいりたいと思っております
1:25:22
この場合は努力でできません二刀流できないんですよトマホークはそれで日本にはふさわしくありませんがというような答弁をこの前されましたね私はこの間敵の上陸場体に打つのかと言ってもぐだぐだ答えられなかったそして今回も継なぎにもならないそして攻めのトマホークを守りの艦船に乗せるこれもトマホーク導入の根拠崩れたと思いますよ総理もともと総理は敵基地攻撃について外務大臣時代こういう答弁してたんです敵基地攻撃について装備体系保有する計画もないこれは再三申し上げてきたところでございます覚えてますか
1:26:10
私が外務大臣を務めていたのは2018年まででありましたその当時は政府としての考え方を説明してものであると認識をいたします
1:26:29
国民から聞いたら外務大臣のときは装備をする予定もない予定もないと言ってきたわけです国民が欺いていることになりますよそして私が外務大臣を終えた後様々な議論が行われたそして政府としても1年以上にわたって防衛力の強化について議論を行いそして昨年末安保三分省を作成するなど基本的な方針を確定した次第でありますかつての発言から今日までの間にこの組み上げて大きな議論を行い大きな方針を確定したこういった作業があり今日があるんだということはしっかりと説明しなければならないと思います
1:27:21
それでは総理は具体的なシミュレーションをしたと言っていますねシミュレーションを説明してくださいそして予算委員会が始まったときに分かりやすい例を示すことは考えられる何か分かりやすい事例をここで示しましたか今示してくださいよじゃあじゃあ具体的に示して
1:27:48
国会において様々な指摘を受けて反撃動力に関する分かりやすい図式を示したと記憶しております様々な形で説明を尽くしております
1:28:08
今それを説明してくれと言っているんですよ
1:28:15
防衛省は従来より将来の防衛力の在り方を検討する過程で自衛隊の能力を評価するためのシミュレーションを行い防衛力の不足等を検証をしております今般の国家安全保障戦略の策定に際しても相手の能力と新しい戦い方を踏まえ想定される各支持隊への対応について能力評価等を通じた分析を行ったところであります例えば進行部隊によるミサイル攻撃戦闘機等による航空進行官邸部隊による海上進行といった状況を想定し自衛隊がどのように対応するか検証することを通じた我が国への進行に対処するために不十分な自衛隊の機能能力の評価に加え宇宙サイバー電磁波の領域や無人アセットを用いた非対照な戦い方ハイブリッド戦のような新たな戦闘要素等を踏まえた将来の防衛力の検討などの様々なシミュレーションを行いましたこうしたシミュレーションを通じてスタンドオフの防衛能力弾薬等の整備防衛装備品の稼働数向上等の持続性強靭性をはじめとする防衛力の抜本的強化の7つの重視分野等を導き出したところであります
1:29:38
全然分かりませんよ全然具体的じゃないよこれで総理国民には金だけ出せと言っているんですよそんなことを認められませんよ今日総括になりますけどね私は結局的基地工業はやりませんと総理言ってきましたよ安全保障環境が変わった変わったと言うけど資料を出せと言ったら安全保障環境の説明も防衛所を出してきたの全部黒塗りひどいのはタイトルまで黒塗りですよせめてこれぐらいこれで何が説明ですかそして具体的な例は一例も御自分の口からはおっしゃらないしかし金だけは出せ認められることはできないですよということを申し上げて総理lgbtは国際基準でやってくださいねしつこいですけど恥ずかしいですよ終わります以上で辻元清美さんの質疑は終了いたしました次に若松金重君の質疑を行います
1:31:05
公明党の若松金重です公明党代表して締めくくり総括質疑をさせていただきます総理3月21日万難を背してウクライナとポーランドを訪問されゼロ白4日の強行に行って本当にお疲れ様でした今回のウクライナ訪問から帰国後5日経ちました日本としてウクライナ振興の早期訂正に向けた対応及び今後の支援策について新たな認識はありましたでしょうかまたゼレンスキー大統領からウクライナ復興への協力要請がありましたでしょうかその要請に対していつどのように支援していくのかお尋ねいたしますまたウクライナの隣国ポーランドにも訪問されましたが避難者を受け入れるポーランドをはじめとした諸外国に対し日本は今後どのように支援を展開していくのか併せてお尋ねいたします
1:32:03
今回のウクライナ訪問においてはブチャでのマルシアによるウクライナ侵略によって生じた被害などの状況を直接視察するとともにゼレンスキー大統領と首脳会談を行い自らの目と耳で国際秩序の根幹を揺るがす傍聴について改めてその実態を確認することができました首脳会談ではロシアによる侵略を一刻も早く止めるためG7議長国としてG7の揺るぎない結束を維持しG7として厳しい大陸制裁と強力なウクライナ支援を継続していく旨これを伝えましたまた首脳会談では私から電力地雷対策瓦礫処理農業等の分野における日本の支援を説明いたしましたゼレンスキー大統領からはこれまでの日本の支援に対する真摯なる感謝とともに支援の継続そして復興支援について改めて要請がありました今後も国際社会と連携しつつウクライナ国民のニーズを踏まえ日本の持つ経験や知見を活用しながらきれめなく日本らしいきめ細かい支援を迅速に行ってまいりますまたポーランドを含む周辺国に対しても現地のニーズとそれぞれの国の状況に応じて可能な限りの手段を活用し引き続き適切な支援を行ってまいりたいと考えております
1:33:36
東日本大震災被災地からの経験からとにかくしてほしいことは早くとそれが本音だと思いますので最大限の支援をよろしくお願い申し上げます次に物価高騰対策について総理にお尋ねをいたします3月22日政府は2兆円の物価高追加策を発表されましたこれは公明党が3月15日政府に物価高騰から国民生活と事業活動を守り抜くための追加策として提言した内容がしっかり盛り込まれており評価をいたします特に再エネ付加金の見直しによる4月仕様分から標準世帯月820円の軽減LPガス利用者への支援策等のため地方創生人事交付金700億円が増やしされましたさらに低所得者世帯への支援として1世帯3万円を目安とする支援加えて児童1人当たり5万円支給が盛り込まれ輸入込みに配合資料価格など食料品価格高騰対策も充実されています今後はこうした対策を早急に国民に届けることが重要と考えますそこで総理にお尋ねいたしますが物価高に対する今回の追加策の狙いと早期実行に向けた決意を伺いますまたロシアによるウクラナ振興の長期化など経済環境の変化に対応し今後も機動的な対策が必要と考えますがいかがでしょうか
1:35:09
物価高対策についてはこれまで物価高の収入たるエネルギー食料品等に的を絞りきめ細やかな対策を行ってきましたそしてさらに先週22日物価賃金生活総合対策本部を開催し公明党からいただいた提言も踏まえ国に向けた追加策これを取りまとめたところであります内容については委員まさに御紹介いただいたとおりでありますそして物価高から国民生活や事業活動を守り抜くため総合経済対策補正予算の執行これさらに加速することこれは重要でありますそしてそれとともに本日の閣議においてコロナ対策と併せ2兆2226億円のコロナ物価予備費の使用を決定したところであり今回の追加策これ早急に実行に移していきたいと考えておりますまた世界的な物価高等これ依然と予断を許さない状況であります日々変化する物価や経済の動向を踏まえ今後も機動的に対応していきたいと考えております
1:36:32
子ども子育て政策についてまず総理にお尋ねいたします政府は3月末を目途に少子化対策を取りまとめることになっていますが3月22日我が党の高木政調会長が記者会見で次世代育成のための緊急事態制限を発令し2030年までの7年間を次世代育成を最優先する7年間とし23年度からの3年間を次世代育成集中期間と定め少子化対策に集中的に取り組むべき政策を提言いたしました政府もこの提言を踏まえともに少子化対策に取り組んでいただきたいのですがいかがでしょうか
1:37:17
急速に進展する少子化により昨年の出生数は80万人を割り込み子ども子育て政策への対応これ待ったなしの課題です委員御指摘のとおり2030年代に入るま でのこれから6から7年が少子化傾向を反転できるかどうかラストチャンスであると考えています個々の政策の内容や規模はもちろんですがこれまで関与が薄いと指摘されてきた企業や男性さらには地域社会高齢者や独身の方も含めて皆が参加し社会構造意識を変えて社会構造そして意識を変えていくという従来とは次元の異なる少子化対策を実現し何としても少子化トレンド反転させていきたいと考えておりますこのため先日の記者会見において子ども子育て政策の基本理念として第一に若い世代の所得を増やすこと第二に社会全体の構造や意識を変えること第三に全ての子育て世帯をライフステージに応じて切れ目なく支援することこの3点を挙げたところです子ども子育て政策の強化については今月末をめどに小 倉大臣に具体的な叩き台をパッケージで取りまとめてもらいその後は私が主導する体制の下で更に議論を深めていきたいと思います本日の午後に御党からまた提言をいただくと予定になっておりますがこれも踏まえよく相談しながら6月の骨太方針までに将来的な子ども予算倍増に向けた大枠を示したいと考えております
1:39:11
小倉子ども政策担当大臣にお尋ねしますユニシスティフによりますと日本の育児休暇制度は休暇期間取得回数等で先進的との評価があるにもかかわらずなかなか改善されませんこのため先日の予算委員会で私 は男性育児休暇取得率が低いことを指摘して3月17日総理から現在の取得率14%から2025年までに当初30%を50%に30年まで85%に目標を引き上げするまた育児手当の給付率をアップし社会保険料を免除し育休手取り10割を目指すとの決意が表明されました3月末に発表される子ども子育て政策に男性の子育て参画を推進する具体的な政策を含めるべきと考えますがいかがでしょうか
1:40:08
お答えいたします 我が国の場合家事等の無償労働の割合は男性に比べて女性は約5.5倍で非常に高く家事育児の負担が女性に偏っていることや仕事と子育ての両立の難しさなどが大きな課題の一つとなっておりますこのような中父親が育児することは母親の子育て中の孤立感や負担感仕事と子育ての両立の難しさが軽減され子どもを産み育てたいという希望を叶いやすい環境につながるものと考えております先般の総理の記者会見におきましては少子化子育て政策に関する3つの先ほどの基本理念と合わせて具体策の例として御指摘の男性の育児休業取得率の政府目標を大幅に引き上げて2025年に50%2030年に85%とすることや男女で育児休業を取得した場合の育児休業給付の給付率を引き上げることなどが挙げられたところであります総理からは働き方改革の推進とそれを支える制度の充実を柱の一つとする指示をいただいておりまた加えまして総理の示された基本理念等を踏まえつつ今月末の叩き台の取りまとめに向けて力を尽くしてまいりたいと考えております
1:41:15
5.5倍すごい話です私も反省しております次にIPCC報告についてお尋ねいたします3月20日IPCCが第6次統合報告書を公表し世界の平均気温が産業革命前からの気温上昇幅を1.5度以内に抑える国際枠組みパリ協定目標達成には温暖化ガス排出量を2035年までに19年比60%に減らす必要があると提示されましたこれは各国の温暖化対策の遅れに機関を強めた対応であり化石燃料比率が高い日本は今回の報告書をどう受け止めるかまた今回の報告書で示された知見も踏まえてG7気候エネルギー環境大臣会合ではどのような対応を考えているのか環境大臣にお尋ねします
1:42:09
若松委員御指摘の今月20日に公表されましたIPCCの第6次評価報告書の統合報告書これは温暖化を1.5度に抑えるにはこの10年間に全ての部門において急速かつ大幅で即時の温室効果ガス排出作業が必要であることを示しておりまして人類に対する科学の強いメッセージであるというふうに認識しておりますこの報告書におきましては地球規模のモデル解析において世界の気温上昇を1.5度に抑える経路は世界前提の温室効果ガス排出量を2030年までに2019年の水準から約43%削減して2035年までに委員御指摘のように約60%削減しCO2排出量を2050年代前半に賞味ゼロにするものであるということが示されました我が国は2050年のカーボンニュートラル実現に向けましてそれと整合的な2030年度46%の削減目標と50%の高みに向けた挑戦を掲げているところでございますまずはこれらの達成実現に向けて地球温度下対策計画エネルギー基本計画GX基本方針に基づく対策施策を着実に実施してまいりたいというふうに考えております今年4月に開催されますG7札幌気候エネルギー環境大臣会合では気候変動はもちろんのことでありますが生物対応性そして循環経済環境性など社会経済システムの変革が必要となる課題を取り上げる予定でございます世界が直面する危機への対応の緊急性全てのセクター及びステークホルダーによる具体的な行動の必要性これを共有してまいりたいというふうに考えております
1:44:09
2035年60%これは大変な目標でありますおそらくエネルギー対策だけでは足りないそういうことで昨日我が党の宮崎委員の質問もありましたけれどもカーボンニュートラル実現に向けては循環経済への移行が極めて重要でありエネルギーの脱炭素を課だけではなくて物の循環資源を含め全ての人間の活動にサーキュラーエコノミーの考え方を普遍化していくことが必要であると考えます春から循環型基本計画の改正作業が始まると聞いていますがサーキュラーエコノミーをはじめとしてSDGs カーボンニュートラル ネイチャーポジティブなどの新しい要素を取り入れ循環型経済社会を確実に実現すべくと考えますが総理のお考えをお尋ねいたします
1:45:04
我が国では 委員をはじめ公明党の個人力もあり2000年に循環型社会形成推進基本法を成立いたしましたこの基本法は天然資源の消費を抑制し環境負荷をできるだけ低減する循環型社会に向けた理念や原則を初めて明らかにした画期的な法律だったと承知をしています我が国が目指す循環型社会はサーキュラーエコノミーはもちろん環境負荷の低減を目指すという観点からSDGs カーボンニュートラル ネイチャーポジティブが目指す社会と 木を逸にするものであると認識をしております政府として来月より基本法に基づく基本計画の見直しに向けた議論をスタートいたしますこれまでの基本計画の見直しでも例えば海洋プラスチックごみ問題やシェアリングエコノミーなど新たな要素も取り入れつつ改定を重ねてきたところです今後時代の要請に即した議論を行い緊密な革新連携の下三官学の力を結集して持続可能な経済社会の実現に向け取り組んでまいりたいと考えております
1:46:29
文部科学大臣にお尋ねをいたします昨今の物価高騰の影響も踏まえまして政府は経済界に対して賃上げの要請をしており経済界もそれに応じる動きが出ております私立大学等の教職員は全国に約四十三万人勤務しておりますが大学等の教職員の賃金引上げは学生の授業料等にも影響しかねないことから私立大学等は判断に躊躇するものと考えます一方教育研究の質を維持向上する観点からは優秀な教職員を確保する必要があるといじれんまもありますそこでこうした私立大学等の教職員の賃上げ環境情勢のためにも私学助成の予算確保に努めるべきと考えますが文部科学大臣いかがでしょうか
1:47:27
私立学校は見学の精神に基づきまして個性あふれるまた特色のある教育を実施しております大学段階におきましては七割を超える学生が在学するなど我が国の学校教育において重要な役割を果たしております私学に対します女性はこうした私立学校が果たします役割の重要性に鑑みまして教育条件の維持向上学生等の就学上の経済的負担の軽減経営の健全性の向上を図ることを目的としております私立大学等の教職員の給与は各学校法人の判断でこれは設定するものではございますが委員御指摘を踏まえまして文部科 学省といたしましても優れた人材の確保も含めた教育研究の質の向上等のためにこれは基盤的経費でございます私学女性について必要な予算を確保して努めてまいりたいと思います
1:48:32
最後の質問です西田参議院会長この予算委員会で社会百六万百三十万の壁について社会保険料農夫の就業会費が生じないようにぜひ検討していただきたい ということでありますが厚生労働大臣この検討状況は いかがでしょうか
1:48:53
まず社会保険におけるいわゆる百三十万の壁については苦労意識せず働くことが可能になるようその解消に向けて短時間労働者への費用者保険の適用拡大またいわゆる百六万円の壁についても最低賃金の引上げで解消を図っていきたいと考えておりますがそれでもなおかつ年収の壁を意識して労働時間を調整する方がおられますので先般総理は費用者が新たに百六万円の壁を超えても手取りの逆転を生じさせない取組の支援などをまず導入しさらに制度の見直しに取り組むと表明されたところであります厚労省としても総理の御発言を踏まえ年収の壁を意識せずに働くことが可能となるよう具体策の検討これを早急に進めているところでございます
1:49:40
終わりました ありがとうございました以上で若松金介君の質疑は終了いたしました次に片山大輔君の質疑を行います
1:49:59
日本維新の会の片山大輔です私も総理も消費化対策やはり今回の課題焦点の一つだったので聞きたいんですが小倉大臣の下の関係府省会議で進められている今作成中の叩き台今月末にまとまるといいのであと3日ですよねそれでもう新聞報道では先行していろいろなことが出てきているんですけれどもまず 児童手当の拡充について聞きたいんですけれどもこれは結局所得制限の撤廃をするという考えがあるのかそして複数の子がいる世帯への加算そして対象年齢の引上げこれにどのように考えられるのか教えていただけますか
1:50:42
児童手当については児童手当の三等合意による見直しが行われてから10年が経過をしその間経済情勢は大きく変化していますこの間保育の受け皿整備幼児教育保育の無償化など様々な政策を実施しましたがこの時代の変化とともに重点的抜本的に取り組むべき子育て支援政策の内容これも変化しているということで今政策の具体化に向け て叩き台づくりを進めているところですがそれで御質問で具体的にどうかということを聞かれたわけですがこれは申し上げているように月末に政府と関係をまとめてパッケージで示しますその中において御指摘の点についてもしっかり判断をし明らかにしそして具体的なその内容を具体的にした後今度は予算財源等の議論も進めていかなければいけないわけですから申し上げているスケジュールに従って明らかにしていきたいと考えております
1:52:06
情報が漏れているから ギャラリーって記事に出るんですけどやっぱ国会には話してくれない という感じですよね自動手当の所属制限の設廃などが少子化対策の中核になるとは私も思ってはいないですけれどもやっぱり望んでいる人が多いのも事実ですからねこれはぜひ事実やっていただきたいと思ってますし我々維新は所属制限の撤廃の法案も実は提出しているんですね叩き台に盛り込んでいただければ別に法案が成立する必要もないのでぜひそういう意味ではやっていただきたいというふうに思っていますそれから話で出てきているのでこちらもそうなんです出産費用の無償化これも将来的には公的保険対象の適用の可能性を検討するあってこれもいいことだなと思っていますこれも我々維新が従来から訴えてきたんですがこれまでの答弁ではもうなかなかこれ難しいというような言い方されてきたんですねだけど難しいからやらないのではなくてやっぱり国 民がそれを望んでいるんだったらやるべきだというふうに舵を切っていただけるようになってくるのかなと思うんですがそこら辺も総理の覚悟どのようにお考えなのか教えていただけますか
1:53:20
まず基本的には先ほど申し上げたように今月末叩き台を明らかにし政府の考え方を明らかにしようと思っておりますそして出産費用についてのご質問ですがこれについては従来から現実には様々なサービスが提供され選択されているということそして地域によって様々な費用の格差があるということとこの保険適用による一律な対応との関係でどう整理していくかなど様々な議論がありましたそこで政府としてはまずは見える化を進めることによって選択が可能な制度をということを訴えさせていただいているこれが現状でありますいずれにせよ様々な意見を踏まえて政府の考え方を月末明らかにしていきたいと思っています
1:54:36
是非今出産育児一時期も4月から50万円増額するってありますけどやっぱりそれだと足が出たりするだとかやっぱり地域による格差って問題がやっぱり出るんですよねやはりそういうのをなくすのはやっぱり無償化を適用するのがやっぱ り一番いいのでそこを改めて言いたいのとあともう1つ俗に言われる0.3兆円メニューってあるんですよねそういうふうに御存じだと思いますけどその保育の質の向上などに向けたものでこれ本来はこれ2012年に当時の民主党自民党公明党が消費税を10%に引き上げるときに保育の質の向上に当てた3000億円これをきちんと当てようというのを決めたんですけどそれから10年以上経ってこれ実現していないんですよ今回総理これから予算も倍増示していくというのであればこのやっぱり長年のこの懸案0.3兆円ぐらいですからねこれぐらいはしっかり実現して欲しいと思いますがこれも言えないと思いますけど短く
1:55:39
委員御指摘の保育の質の問題経緯については今委員からその説明があったとおりでありますもちろんその今日までの間保育の質の問題についてもこれその様々なその政策は行っているわけでありますが課題として残っているという御指摘は我々も認識をしておりますそれも含めてどのような政策が今求められるのか今月末に政府の考え方を明らかにいたします
1:56:22
それで総理はこの前の十一日の会見のときに