19:35
どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。どうもありがとうございました。
20:19
これより会議を開きます。内閣提出「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進」に関する法律案を議題といたします。この際、お諮りいたします。本案審査のため、本日、政府参考人として、内閣官房GX実行推進室長、県経済産業省経済産業政策局長 飯田佑次君、内閣官房GX実行推進室次長、県経済産業省産業技術環境局長 畠山陽次郎君、内閣官房内閣審議官 吉川哲史君、警察庁長官官房審議官 小林豊君、林野町森林整備部長 小坂善太郎君、経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ情報化審議官 上村雅博君、経済産業省大臣官房審議官 藤本健君、経済産業省大臣官房審議官 常藤昭君、経済産業省大臣官房審議官 門松隆君、資源エネルギー庁資源燃料部長 貞光雄貴君、資源エネルギー庁電力ガス事業部長 松山康裕君、国土交通省自動車局次長 野津雅雄君、環境省地球環境局長 松澤豊君、及び環境省総合環境政策統括官 上田康春君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、 御異議ありませんか。御異議なしと認めます。 予定そのように決しました。質疑の申出がありますので、 順次これを有利します。
21:53
山岡達丸です。本日も委員長、そして理事の皆様、 委員の皆様のご理解をいただきまして、質疑の時間をいただきましたことに 感謝申し上げます。GX政策のこの法案の審議も、 今最終版を向けておりますけれども、今日は各分野、個別の話を少し、 様々ですね、私も懸念の声が聞こえているということもあって、そのことを 伺ってまいりたいと思っております。まずですね、航空の話、航空燃料の話について 大臣に伺いたいと思いますが、航空機の燃料というのは、 カーボンリサイクルの燃料のものに、化石由来のものから切り替えていく ということで、このカーボンニュートラルに係る この燃料というものをSAF、SAFということで、持続可能な航空燃料とも 訳されますけれども、そのSAFに切り替えていくという構想を持って、政府でも官民協議会なども受けて、 これまでも進めてきたと思いますし、今回のGXの方針についても、航空機能を 脱炭素ということに向けて、SAFの積極的な利用促進、利用推進ということを 掲げているということであります。まず、経済産業省のこと、今日は参考人の皆様に来ていただいてますので、 伺いますけれども、このSAF、切り替えていくと、脱炭素ということで 進めていくということでありますけれども、これはなかなか簡単なものじゃないという状況について、 少し確認をさせていただきたいんですが、事実関係として伺いたいんですけれども、 まずこのSAFについては、現状国産のものは存在していないということ、このことでよろしくは伺いたいと思います。
23:39
はい、お答え申し上げます。現在、世界の状況ですけれども、2020年時点で、世界のSAF供給量は 約6.3万キロリットルございます。これは、世界のジェット燃料の供給量の、 わずか0.03%にとどまってございます。ご指摘のとおり、国内におけるSAFの製造は、まだ現時点では行われていない というところでございます。
24:09
ありがとうございます。 もう一つご答弁をいただきたいんですけれども、仮にSAFが国産ができたり、あるいは、 世界の供給量が増えてきたということであっても、少なくとも、2030年前後には、 航空機の全燃料の10%程度、残りの90%は化石由来の燃料が占める。そして、これは技術上の問題ですけれども、 安全上の問題からも、やはりこのSAFというのは、現状においては、 50%程度が最大であって、今後は、残りは化石由来の燃料になるということが 現実であると。このことの事実確認も伺いたいと思いますが、 いかがですか。
25:02
答え申し上げます。SAFにつきましては、ご指摘のとおり、2030年時点で、本舗エアラインによる燃料使用量の10%を SAFに置き換えていくという目標を、我が国としては掲げておりまして、今後 それに向けて、順次供給量を増やしていくための、 さまざまな支援を講じているところでございます。しかしながら、これは、いわゆる航空機に使用できるSAFについては、国際規格で、いろいろな安全性とか品質とか、 エンジン等の適応性などを考えて、今設定されておりまして、現時点では、最大でも今後の上限として50%までというところが、 国際ルールとして今設定されているところですので、現時点では、全てをSAFに、ということは 想定されていない状況でございます。
26:05
SAFという範囲は広いですから、 現状の技術においては、国際規格で50%ということが、現状であるということであります。何を伺いたかったかといえば、 航空機の脱炭素燃料を変えていくといっても、化石由来のものに現状頼っていくということが、 どうしても前提になる、この状況であるということを、今ご説明もいただきました。も ちろん国産もしていませんから、 輸入に頼っていくということもありますけれども、いずれにしても、既存の化石由来の燃料が、 使わざるを得ない、つまり代替性に限界がある、工夫のしようがないというのが、 航空業界の状況なんだということを、ここで皆様と共有したいと思います。その上で、今回の法案の、輸入の化石燃料に係る 付加金の件でありますけれども、当然輸入事業者から、この化石燃料の、 由来する燃料、あるいは砂風もそうかもしれませんが、この価格が、そこに付加金が乗れば、 航空業の中にも転嫁されて、もちろん国民負担ということもあるかもしれませんが、 経営の圧迫もひいては、雇用であったりとか、そこの人材の処遇確保の状況にも影響を及ぼす、 というような懸念の声を、私も伺っているところで、 大臣に伺いたいと思いますけれども、ご存じの通りでありますが、航空業は、 コロナの中でですね、大変厳しい環境の中で、これまでもやってこられて、そもそも現状としても、 人材の確保が難しいと、そうした中で、これから立ち戻っていかなきゃいけない、 という状況にもあります。だからといって、脱炭素のこの世界的な流れを、 否定しているわけではありません。ですから、この燃料の切り替えというのは、 進めていかなければならない。しかし、どれだけ工夫しようと思っても、 代替性がなく、その工夫の余地がないということで、単純にこの制度に基づいて、負担を乗せていくということは、非常に厳しい状況になるんじゃないか、ということを、 ここで提起もさせていただきたいと思います。今回政府が示しているGXの方針としてですね、 代替性もなくですね、かつ既存の現面幹部と類似の者等はですね、この付加金の対象外とすることも含めたですね、 議論の素性を乗せていくという趣旨の考え方も提示されていますが、現状の制度でいえば、地球温暖化対策税の国内線についてはですね、みんなで飛行機に乗って移動した方が、いわゆる、炭素の排出量は最終的には少なくなるということも踏まえながらですね、幹部の対象になっていると、国内線について。こうした考え方に基づいて、そうした制度もあるわけでありますけれども、新たな付加金の制度においてもですね、私の立場からあえて申し上げますが、航空機燃料に 関する付加金の負担についてはですね、対象外する、あるいは現面幹部にすると、そうした考え方を進めていくべきじゃないかと思いますが、 大臣、見解を伺います。
29:13
御指摘のとおりですね、航空業界は我が国の力学、貨物運送の基盤の大事な一つであります。まさに不可欠な業界であるというふうに認識をしております。2050年、幹部ニュートラルの国際公約、それと産業競争力強化、経済成長、同時に実現していくためにはですね、航空業界も含め幅広い業界の取り組みが必要でありますし、それを促進するための、成長志向型カーボンプライスイング構想を明らかに実現、実行していきたいと思っております。そして、お尋ねの化石燃料付加金でありますけれども、化石燃料の輸入需要者などを対象とし、化石燃料に由来するCO2の量に応じて付加金を課すものであります。そして、御指摘のように、代替技術の有無とか、それから国際競争力への影響などを踏まえる必要があるため、直ちに導入するのではなく、一定期間、取り組む期間を設けた上で、当初低い負担から導入して、徐々に引き上げていくことにしておりますし、さらに、この化石燃料付加金につきましては、GX実現に向けた基本方針におきまして、既存の累次制度における整理等を踏まえ、適用除外を含め、必要な措置を講ずることを検討するということとしております。この方針に基づきまして、高貴燃料について一部免税完付を認めている現行の石油石炭税や、今般の成長指向型カーボンプライシング構想の趣旨を踏まえて、今後、制度の詳細設計において、検討を深めていきたいというふうに考えております。
30:48
現状の御答弁では、これをどうする、外さないというところまでは踏み込めないということは理解しておりますが、大臣もおっしゃいましたけれども、航空業の意義というのは非常に、私たちの日本にとっても、私も北海道の身ですから、航空業の皆様のおかげで、この国会に来れているわけでありますけれども、まさに人の流通のお話にもつながる話なので、ぜひこのことは強く検討していただきたいと思います。併せてちょっと細かい話の類似の質問で、大臣に恐縮なんですけれども、化石油来の燃料もそうなんですが、サフそのものの取扱いもまだ決まっていないということを伺っております。サフには切り替えていくというインセンティブを働かせていくということを考えていったときに、サフもそうですが、その原料はエタノールになるのかもしれませんが、これもぜひ適応除外の対象にしていくべきだということを、同趣旨でありますので質問しませんが、併せて私から申し上げさせていただきたいと思います。