24:34
これより、会議を開きます。内閣提出、地域公共交通の活性化及び、再生に関する法律等の一部を改正する法律案の議題をいたします。この際、お諮りいたします。本案審査のため、本日、政府参考人として、国土交通省大臣官房公共交通物流政策審議官 鶴田裕久君、大臣官房機器管理運輸安全政策審議官 宮沢浩一君、鉄道局長 上原敦史君、自動車局長 堀内定太郎君及び、防衛省大臣官房審議官 小杉雄一君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、ご異議ございませんでしょうか。 ( 答弁はなし)はい。 ( 答弁はなし)ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。質疑の申出がありますので、順次、これを許します。高須健史君。高須君、お願いします。皆様、おはようございます。立憲民主党 長野参区の高須健史です。本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。今回の地価追加法の改正の中で、大きく変わる点というのは、過疎化が進む地域における鉄道の在り方というものを 問う点だと私は思っております。地域公共交通を再構築するにあたって、国が鉄道事業者と地方自治体や、地域住民の間に立って協議を進める場が、この新しい点だと思っております。この最高室協議会の設置基準、人選、どのように進めていくかで、最初から結論が見えかねないとも私は思っております。この点を解消していただけるような答弁を お願いしたいと思っております。先日、一刻の中で、公共交通というものは、赤字が出たとしても、公共サービスの一環として維持していくべきだと考え、当然のように赤字を補填しているような国が多くあります。ドイツでは福祉サービスと同じ生存配慮、フランスでは交通権として、権利としてみなして、赤字であったとしても、最低限の交通手段、移動手段を残しております。そこでお伺いしたいんですが、国土交通省は、公共交通の公的な責務について、どのように考えているのか、商業ベースで成り立たないような公共交通も、公共サービスの一環として、国が補填し、鉄道の赤字路線を維持していくという考えがあるのか、お聞かせください。
27:01
はい。我が国においては、多くの場合、民間事業者が地域公共交通の上を担っております。このような現状を踏まえますと 、地域公共交通のリーデザインに当たっても、民間の活力を生かすという考え方を前提としつつ、公共性の高いインフラとしての正確度を踏まえ、公的主体を含む地域の多様な関係者の連携を強化することが重要であると考えます。そのため、今般の改正法案におきましては、自治体を含む地域の関係者間の連携と共同を促進することを明確化するとともに、国が組織する再構築教育会など、ローカル鉄道の再構築のための仕組みの創設や、自治体と事業者が協定を締結して行うエリア一括協定運行事業の創設などの内容を盛り込んでいるところです。また、予算面におきましても、令和4年度補正予算及び令和5年度予算案におきまして、社会資本整備総合交付金や財政投入士等の新たな枠組みを含め、総額約1,300億円を計上しております。国土交通省としては、法律予算などあらゆる政策ツールを活用して、地域公共交通のリデザインの取組をしっかり支えてまいります。
28:30
ありがとうございます。民間による効率的な運営と、それから補助金で公的な役割をサポートしていくと、公共交通をサポートしていくというふうに理解しました。ただ明確にもう少ししておきたいんですが、赤字路線でも残していくという考えがあるのかというところと、あとそれから、最高地域協議会が立ち上がった後なんですが、鉄道の廃線というものは、地域の合意がなければ行わないということを確約いただきたいと思うんですが、お願いします。
29:04
はい。あのー、地域公共交通をどう守っていくかということについて、えー、地方公共団体、そして地域事業者、そして国、この3社がしっかり話し合いをして、そこで得られた結論、こうすればこの地域公共交通利便性が高くて、かつ、永続できるという結論が得られたものに対しては、しっかり国も、いわゆる公の家も、お金のことも含めて支援をしていくということでございます。それから2点目が、あのー、
29:47
今回の、この合意を得て初めて、その結論について実行していくと。こういう仕組みになっております。
29:59
すみません、合意を得て、それを実行していくというところで、もう1回、すみません。鉄道の廃線というものは、地域の合意がなければ行わないと、理解してよろしいんでしょうか。
30:15
現在でも、これまで地域の合意なしに、鉄道を廃止した路線はございません。そして今回は、今回の法案でも、この再構築協議会において、しっかり結論を得て、その結論に従って、我々も、国も、地方公共団体も支援するということでございます。地域の、また合意なくして、廃線があることはありません。
30:43
委員長、ありがとうございます。今の答弁、非常に重要だったと、私は思っております。今回の改正で、鉄道が廃止され、公共交通が地域からなくなってしまうと、考えていらっしゃる方々もいらっしゃいます。配付資料の1ページにありますように、今回の公共交通の再構築協議会の中で議論する点というのは、2点あると思います。鉄道の高度化、それからもう1点が、バスの転換等というふうに書かれております。バスの転換等ですね、と書かれております。鉄道を残す場合には、鉄道の高度化を図ると。鉄道を廃止する決断に至った場合には、何らかの公共交通というものは、残していくという点は間違いないでしょうか。お願いします。
31:35
お答えいたします。協議会におきましては、委員御指摘のとおり、鉄道として残すか、あるいはバスと地域の公共交通を別のモードによって構築をするか、どちらかを選択をしていただいて、その方針に基づいて、私どもの方の、先ほど大臣が述べました支援を、どちらの場合においても、行っていこうというふうにしているものでございます。
32:03
ありがとうございます。鉄道が廃止される地域においては、例えばバス転換を図るというような検討をなされているような地域もあるかと思うんですが、ただ、私の例えば地元ですと、なかなかバスを運転するような運転士の方々は見つからないというところで、バス転換は難しいというような事情もあるんですね。そういうところで、もう一度、すみません、お願いしたいんですが、この鉄道を廃止する場合、何らかの公共交通を残すということで間違いないでしょうか。
32:42
お答えいたします。鉄道が廃止になった後、バス等がきちんと受け皿として機能できるかということについて、いろいろな御懸念があることは承知いたしております。この協議会におきましては、どういう形で鉄道以外にする場合においても、公共交通を維持していくのか、そこについてもしっかり議論していただいて、持続可能な公共交通を維持していくことがしっかり合意ができた場合に、次のモードに移っていくという考え方をいたしております。したがって、鉄道がなくなって、さらにバス等の代替交通機関、公共交通が確保されないという事態は、避けていくべきだというふうに考えております。
33:36
ありがとうございます。何らかの公共交通を、学生どこかですね、それから免許返納した方々とか、車をもともと運転されない方とかこうした方々のためにも、必ず何らかの手段は残していただきたいというふうに思います。鉄道の廃止なんですが、私は経済的なことだけで決めるべきではないというふうに思っております。今回の再構築協議会の設置対象となり得るような鉄道の路線というものは、農林水産業を主要な産業としている地域が、多いというのが私は特徴ではないかというふうに思っております。私の地元にある神戸線という鉄道がありますが、その鉄道の沿線では農林業を営んでいらっしゃる方が多いのが特徴となっております。そしてこの地域の子どもたちが通学で利用している、この鉄道というものがなくなってしまうと、そこで子育てができなくなってしまい、その結果、さらなる過疎化、公共交通の先細り、地域経済の崩壊、税収減と悪循環が進んでしまうと思っております。あいにこうした鉄道を廃止すると、食料の安全保障も守れなくなってくるのではないかとも私は危惧しております。そしてさらにこの神戸線なんですが、日本で一番高知にある延山駅というものがありまして、その駅の近くには、スケート競技でメダル競技をですね、メダルを取得するような選手が数多く廃止している、低山ロッジというところがあります。この低山ロッジというのがなくなってしまうと、この子どもたちがですね、そこに通えなく、その鉄道が廃止されてしまうと、その低山ロッジにも通えなくなってしまって、この地域からのスケートの文化というものが消えてしまうというふうに思っています。そういう意味ではこの鉄道の廃線というものは、地域の文化にも影響を与えるものだと思っております。さらにですね、付け加えさせていただくと、この神戸線、今、日本海と、それから太平洋を結ぶ鉄道ネットワークの一部となっておりまして、南海トラフ地震が起きたときにも、日本海側から物資を大量に運べるような鉄道として、残しておけば災害対応にも利用できると思っています。そして昨日、岸田総理、政治家におけるこのウクライナを訪問されましたが、ウクライナの物流とか、それから今、人の流れを支えているのも鉄道だというふうに伺っております。防衛のための装備品、弾薬、支援物資の輸送、国外へ退避される方を運んでいるのが、この2万3千キロにわたるウクライナの鉄道のネットワークだというふうに思っております。聞いております。こうした意味においては、この鉄道のネットワークというものは、平時のときだけではなくて、この安全保障上の意味合いからも残すべきだというふうに思っております。莫大なですね、この投資が必要な鉄道を一度失ってしまえば、私は取り戻すのは困難だというふうに思っております。農林水産業、防衛対策、防衛の観点から災害対策、こうしたことからも、ぜひ、この再構築協議会の議論の中では、こうしたことも観点に入れて議論していただきたいというふうに思っております。この再構築協議会なんですが、この設置の目安というものについてなんですが、約1日の利用者当たりが、1000人未満となっているようなこの鉄道の路線、今、配付資料で2、3、4ページ、2ページ、3ページ、4ページ、ここにリストが記載されていますが、このですね、1000人未満を下回ったすべての区間、鉄道の特性を活かせていない、持続不可能としてですね、再構築協議会を開いてほしいと事業者の側から依頼があった場合は、国土交通省はすべての区間で、この再構築協議会をですね、立ち上げることを自治体に相談していくのか、伺わせてください。
37:50
お答えいたします。鉄道の特性は一義的には、大量輸送性、定時性、速達性を兼ね備えている点にございますが、一部のローカル鉄道においては、人口減少や消費化、毎回利用の普及や、ライフスタイルの変化などにより、輸送人員が大幅に減少し、大量輸送機関としての鉄道特性が、十分に発揮できていない状況が見られるところでございます。このため、再構築協議会を組織する要件の一つとして、大量輸送機関としての鉄道の特性を生かしたサービスの持続可能な提供が、困難な状況にあることを法律上規定いたしているところでございます。鉄道の特性の評価を含め、この要件を満たすか否かの判断は、地域や事業者の状況を踏まえて個々に行うべきものと考えておりまして、定量的な基準で一律に定めることは予定しておりません。他方で、制度の円滑な運 用の観点から、一定の考え方を示してほしいという声もあることから、あくまで一つの目安として、地域モビリティの検討会というものを開催いたしまして、そこで示された輸送人員一千人未満というものを、そこから優先的に協議をすべきといった考え方、地域公共交通活性化再生法に基づく基本方針に盛り込むことを検討してまいります。なお、この一千人という数字につきましては、国鉄末期に国鉄再建特別措置法に基づきまして、バスによる輸送が適当とされました特定地方交通線の基準は、原則として輸送密度四千人未満、四分の一のレベルであるということでございます。
39:36
今のこの千人未満というのは、経済的な基準というところで、この千人ということが、およそ設定されるのだというふうに思っております。これまで国鉄がJRに民営化されるとき に、国民がこれまでこの債務というものを負担し続けていると私は理解しております。今もこの国鉄の債務、十三五兆円残っているというふうに伺っております。この国民が負担を、この負債の十三五兆円の負債を負担し終えるまでは、私はJRにはぜひとも、この内部補助を行っていくべきだと、行ってほしいというふうに思っております。ので、その辺ぜひご検討いただければと思います。それから、次にですね、この最高地供儀会の設置するにあたっては、誰がこの構成員として入ってくるかによって、それによっても議論の方向性というものが、決まってしまいかねないというふうに思っております。そうした意味においてはですね、偏った人選が行われないように、地元住民、それから公共交通機関、その鉄道事業者であれば、そこで働く方、それから物流事業者とかですね、ここに関係してくる方々を、ぜひとも含めていただきたいんですが、いかがでしょうか。
41:07
お答えいたします。最高地供儀会におきましては、沿線自治体、鉄道事業者、関係する公共交通事業者のほか、利用者、学識経験者など、国土交通大臣が必要と認める者についても、構成員として、協議会への参加を求めることができることとしております。最高地供儀会の構成員は、国において選任することとなりますが、多様な主体が議論に参画し、幅広い意見を聞いていく必要があると考えておりまして、自治体や鉄道事業者の意見を聞きつつ、地域の実情を踏まえて、選任してまいりたいと考えております。先ほどご指摘のございました、現場で働く皆さんということにつきましては、現在、全国各地のローカル鉄道の現場におきましては、新型車両や鉄道施設監視システムの導入など、新技術を活用した様々なコスト低減のための取組が講じられているところでございます。こうした観点から、現場に精 通している方の意見は貴重なものと考えておりまして、再構築協議会にそうした意見を反映させる方策についても、自治体や鉄道事業者の意見を聞きながら、地域の実情を踏まえて、検討してまいりたいと考えております。
42:20
今の御答弁の中で、大臣が指定される方という答弁がありました。大臣にお伺いしたいんですが、住民、労働者、物流事業者を、この再構築協議会のメンバーとして加えていただきたいと思いますが、御決断をお願いします。
42:37
先ほど局長から答弁申し上げましたとおり、多様な意 見を取り入れるべく、しっかり、地方公共団体、また事業者の皆さんと協議をしながら決めていきたいと思っております。
42:51
ありがとうございます。多様な意見をぜひとも取り入れていただきたいというふうに思っております。それからこの再構築協議会なんですが、今、いろんな沿線で、すでに協議会が開催されているというふうに伺っております。ただ、この協議会、オープンになってなくて、公開になってないんですね。それから、議事録は公開されていないという点が、私、透明性を確保する上で、それから、地域住民の合意を得ていく中で非常に問題だと思っておりまして、この再構築協議会の議事録、それを公開していただくことと、それから、この再構築協議会の議論自体をオープンにしていただきたいと思いますが、お願いできますか。
43:37
はい。再構築協議会の運営に関しましては、自治体や鉄道事業者の意見を十分に聞きつつ、地域の実情に応じて定めてまいりたいと考えております。協議に当たりましては、多様な主体が議論に参加し、幅広い意見を聞いていく必要があると考えており、少数意見を含めて、丁寧に合意形成を図ってまいりたいと考えております。また、合意形成に当たっては、具体的なファクトとデータに基づき、透明性を確保して議論していくことが重要と考えておりまして、可能な限り透明化が図られるよう、適切に運営してまいりたいと思います。
44:15
質問に答えていただけないかなと思います。この最高級協議会を公開にしてもらって、誰でも参加したい方は、オブザーバーとして参加していただけるようにしていただきたいというところ。それから議事録を少なくとも1ヶ月以内ぐらいには公開してもらうということをお願いしたいと思いますが、お願いできますでしょうか。
44:47
お答えいたします。先ほど大臣の方から御答弁申し上げましたとおり、なるべく透明化を図る必要があるというふうに考えております。公開を原則としながら、実際のこの構成員の皆さんの意見を聞きつつ、結果としては、この回はいろいろ議論を中でやろう、この回はオープンにしていこうということがあり得るかもしれませんが、議事 録につきましては、しっかりと構成員の皆さんの協力を得ながら、公開をしていきたいというふうに考えております。
45:23
この最高級協議会の議論なんですが、透明性を確保するというところは私は非常に重要だと思っていて、今の御答弁だとちょっと曖昧なのかなと思った次第です。それから29条8の第8項のところの、意見を反映させるための必要な措置というふうなことが書いてあるんですね。地元の方々の意見を反映させるために必要な措置をとっていくと。私はこれレクを事前に受けたときには、ヒアリング会を開くと、それから意見広告を1回でも出せば、この意見を反映したことになるというふうに伺っております。このヒアリング会を開くとか、意見広告を開いただけでは、この住民の意見を反映させたことにはならないと思うんですが、どういう対応をとっていくのか、この点お願いいたします。
46:18
住民や利用者の方々のご意見を反映するための措置としては、校長会の開催や、再構築教育会におけるヒアリング、アンケート調査やインターネットを活用した意見公募などを想定しております。地域の実情や議論の進展状況に応じて、適切に実施してまいりたいと考えております。地域にとってあるべき公共交通の姿を協議していく上では、幅広いご意見をお聞きして議論していくことが必要と考えておりまして、ご指摘のとおり、形式的な意見聴取に終わることのないよう、丁寧に対応してまいりたいと思います。
47:02
はい。今のままだと、おそらく形式的なものに留まってしまうというふうに思っております。大臣にもう一度お願いしたいんですが、どうやってこの意見を反映させていくのか、お伺いすると幸いです。お願いします。
47:21
協議におきまして、関係者の方々の意見をしっかりと反映するべく、そして合意を得て、その合意で得られた結論について我々も実行していくと、支援を実行していくということでございますので、合意が得られるように丁寧に進めていきたいと思っております。
47:43
時間があまりにもありましたので、これで終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
48:03
おはようございます。この度、国土交通委員会で質問させていただく機会を賜りましたことをまずは感謝申し上げます。まず大臣、チャットGPTってご存知ですよね。ご存知ですよね。チャットGPT。うなずいていただければいいですけど。今ちょっと聞こえなくて。チャットGPT。ご存知ですよね。これはもうかなり話題になっていますから、これまでに生成テキストAIと比べ物にならないぐらい精度が高いと言われているものです。だからこの難しい難解な数学の理論とか、また社会問題の解決法とか、さすがにこれは答えられないだろうということまで答えてもらえるということなんで、私早速やってみたんですね。このローカル線について通ってみました。それが今日配付しろの一枚目なんですが、長々とあるんで後で皆さんご覧いただきたいんですけれども、この中でやはりローカル線の今後の在り方についてと聞いていくと、ちょっとこれは質問するたびに若干答えが異なる部分はあるんですが、おおむねこういう方向であるということをご理解をいただいて、この中で注目すべきはやはり、このローカル線の今後の在り方については、国の支援の拡充が必要との認識を示してくるんですね。まずはこのことを指摘をさせていただいて、質問に移りたいと思います。まずちょっと質問の通告の順番を変えていきたいと思います。大臣指針についてまずはお尋ねをしたいと思います。この大臣指針なんですが、JR会社法の適用からJR本州三社が除外された際、法改正の不足に基づいて策定された大臣指針では、こうありますよね。第一義に、現に営業する路線の適切な維持に努めるものとするとあります。このJR各社は今もこの適用を受けていますが、これは事務方との時代の話によれば、今後も堅持するというふうに伺っております。この大臣指針、JR各社が国の監督課から外れ、経営の自由度が与えられることで、ローカル線が切り捨てられるのではないかとの懸念を受けて設けられたものだったはずです。この配付資料なんですが、2枚目お願いします。これ何度か2度ほど、州三予算委員会で提示もされていますが、かつて国鉄改革当時の政権与党は、ローカル郵船のサービスに徹します。ローカル線もなくなりませんと、全国で新聞広告を打っていましたし、またJR会社法を改正し、指針が設けられた際の国会審議でも、当時の大臣は赤字路線を切り捨て るということがないようにと明言していました。しかし実際には、JRから切り離された後に廃線になったものも含め、多数の路線が廃線となっています。さらに言えば、今も政府の100%出資の持ち株会社であるJR北海道などに対する国の監督は、少なくとも指針にある水準以上に国鉄改革の経緯、趣旨を踏まえた公共的なものでは、ならなければならないのではないでしょうか。私はそう考えます。しかし実際には、このJR北海道の路線廃止の状況は突出しています。指針の第一の考え方である、路線の維持が図られているとは言い難い。もっと言えば、地元との協議、今ほど洪水委員との委員の中にも若干触れておりましたが、この北海、例えばこの3枚目の資料ですけれども、ご覧いただきたいと思います。この写真ですが、これ北海道の殺傷線の説明会の際の写真です。JR関係者や自治体職員ばかりで、地元の方がほとんど参加できないという実態があったと聞いております。また専門家からは、JR北海道のやり方があまりに乱暴すぎて、今回の地下地下泡のやり方が前進、前に進んでいるように見えてしまうという意見も上がっています。国はこれまで、JR各社に対し、路線維持の指針に基づいてどれだけ指導助言勧告を行っ たのか。また、JR北海道に対し、路線を維持する方向での監督を行ったことがあるのか。指導監督が適切に行われたことを具体的に御説明できるものがあれば、お示しをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
52:31
お答えいたします。JRの常状4社につきましては、JR会社法に基づく大臣指針に基づき、現に営業する路線を適切に維持するとともに、路線を廃止しようとするときには、地域に対し、事情の変化を十分に説明することとされております。国土交通省といたしましては、これまでもこの大臣指針の遵守をJR各社に求めておりまして、先ほど大臣からも答弁がありましたとおり、地域の合意なくして、これまで鉄道路線が見直されたことはないというふうに承知をいたしております。また、JR北海道、JR四国につきましては、大臣指針の直接的な適用はございませんが、鉄道運輸機構が100%出資する特殊会社として、必要な支 援を行いつつ、こうした方針を徹底しているところでございます。JR北海道につきまして、これまで様々な協議会で地域で議論されてきておりますが、こちらは大変輸送密度が小さくなっていて、サービスのレベルも非常に低下している中で、新たな地域公共交通の在り方を地域の協議会が議論していただいて、その結果に基づいて現在、新しい交通体系に移行していっているということだと承知をいたしております。
53:54
丁寧な御答弁を有難う御座います。これまでいろいろと御賞としても汗をかかれたことは理解をさせていただきました。ただ、これも今御答弁にはなかったですが、2018年にJR北海道に監督命令を出したことは私も承知しております。だがこれはむしろ、私、中身を全部読ませていただきました。むしろJR北海道にローカル線切り捨てを求めた内容であります。指針の趣旨とは全く真逆 です。政府が路線維持のために指針を適切に運用するとは、このやり方を見ていく限り、なかなか期待ができないというのが私の率直な印象なんですね。今、大量輸送の関係で鉄道の特性についておくれておりましたけれども、例えば私の選挙区の雪国ですけれども、再構築協議会設置の要件となる鉄道特性、今回、大量輸送機関だけを取り出していることも非常に気になっています、私。特に当機の雪国にとって重要な停止性とか速達性などを排除するのは、あまりに私は基準としていかがなものかというふうに思います。基幹的という文言もありますけれども、基幹的を含め、国及び地域にとって残すべき鉄道として重要な要素は何か、からきちんと議論する必要があるのかなと私は考えております。そこで、ちょっとこの答弁を大臣からお願いしたいんですが、この法案によって各地で再構築協議会を設けていますし、設けようとするにあたり、これまでどおり大臣指針を堅持するということだけでは、地域の不安は全く解消できないと、私は考えています。ぜひ、これまでの経緯を踏まえて、この大臣指針が、こうだけども、これからはこうだという安心につながるような、地域が安心して協議に臨めるような、そういう担保となるご答弁をいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
55:45
まず、これまでJR上場4車に対しては、大臣指針をしっかり、それはこれからも生きているんだということをまず徹底したいと、このように思います。その上で、現に本当に鉄道利用者の数が少なくなって、実際に現に鉄道利用者の数が本当に極端に少なくなっているということは、それが地域の公共交通に役立てないということのあられではないかとも思われます。本当にその地域の公共交通はどういう姿が最も地域の方々にとって望ましい姿なのか、それをもう一度みんなで話し合いましょうと。その上で出てきた結論については、しっかり国も地方公共団体も支援して、これを応援していくと。それは合意なくして、その結論を出すことはないということでございますので、再構築協議会でしっかりと合意を得ていくということが、地域の安心につながっていくのではないかと私は思ってお ります。
56:49
ありがとうございます。私も何が何でも、この路線を守れと求めているわけではございません。しかし、路線の維持が原則というふうに大臣自身は定めておりますし、やむを得ず他の選択肢に検討するにせよ、今ほど大臣からおっしゃっていただいたとおり、このしっかりとした合意が大前提であるということをまずお願いをさせていただきたい。それと、やはりできる限り幅広い合意形成、関係者からの参画も求めていただくなどして、より具体的にこういったことを示していただくことを要望させていただき、次の質問に移らせていただきます。次、内部補助についてお尋ねをします。これもご案内のとおり、我が国の鉄道事業は独立再三、これを前提としています。JR各社において、ローカル線を維持するために必要なコストも、生じた損失と内部の他の利益で補填する、いわゆる内部補助によって賄われるという考え方が前提です。人口減少などの社会状況の変化、加えてコロナ禍による将来の事業環境の変化などで、内部補助によるローカル線の維持も限界に達している。これが今回の法案の大前提という事実認識で、と思います。JR各社が特に、ここ数年大変厳しい経営環境にあることは、私も十分理解をさせていただいております。直近では経営も持ち直しつつあるとはいえ、コロナ前には戻らないという各社の危機感も共有していますし、また内部補助を前提とする鉄道の在り方について、再検討が必要な時期に来ているのではないかなというふうには、私は考えているところでもございます。その上で、政府として法改正を伴う交通政策のこれだけの大転換を提案する以上、正確なエビデンスを踏まなければならないのは当然だと思います。そこで問いますが、国は、国保省は、ローカル線収益路線を問わず、全ての路線の収支状況をきちんと把握して、この法案を提案しているのかをお尋ねします。大臣、お願いします。
58:46
ローカル鉄道が抱える問題の本質は、どの路線が赤字か黒字かではなく、当該地域において大量輸送機関としての鉄道特性を発揮できているかどうかという点だと考えております。公共交通としての利便性が大きく低下し、さらなる利用者の減少を招くという負のスパイラルに陥っている線区について、再構築に向けた協議を実施することとしております。その上で、協議に際して、鉄道事業者がどの範囲で線区別収支を国に報告、または一般に公表すべきかについては、地域との対話の過程で各社において適切に判断していくべき事柄だと考えております。いずれにいたしましても、今後、関係者による公共交通再構築に関する協議が円滑に進むよう、国としても適切に関与し、JR各社に対して必要な情報公開を求めてまいりたいと思います。
59:49
必要な情報公開を求めていくということですが、そして、個々のローカル線の経営状況も厳しいというようなニュアンスのこともおっしゃっていました。このローカル線が厳しいこ となどは、国鉄改革以前からわかりきった事実であったのではないでしょうか。それを前提とした内部補助の現状こそが現在の問題の核心。国鉄も経営危機が深刻になるまではどんぶり勘定であったものの、国鉄改革の際、国鉄再建法が成立した後は、路線一つ一つの収支をきちんと出して議論したと聞いています。赤字区間だけをことさら強調し、儲かっている区間はどれぐらい黒字が出ているのか、国交省が把握していないことこそが、この法案の最大の問題点だと私は考えています。私は、鉄道各社に営業秘密を逐一公表しろというつもりもございません。しかし、少なくとも国交省は、全ての数字を把握して、エビデンスを抑えた上で法案を提起すべきだと思います。ローカル栓外、重荷だ、各社経営が厳しいという、ふわっとした根拠でこのような大転換を議論することは、私はいかがなものかと思います。立法事実が揃っていないと言わざるを得ませんが、大臣の見解をお尋ねします。
1:01:00
先ほど御答弁した内容と同じ答弁になりますけれども、実際にこの路線が現実に多くの住民の方に使われていなくて、いわゆる地域公共交通としての役割を果たしていないということをしっかりと、どうやったら地域公共交通を再構築できるか、その時の鉄道路線の状況について、これはできるだけファクトとデータで、データとファクトで議論するということでございますので、できるだけ現実のデータを公表させるように我々も努力したいと思いますけれども、しかし、一つ一つの線区について、全てこれを明確にしろということ、これを我々として言う権限はありませんが、それはできるだけオープンにさせるようにしていきたいとこのように思います。
1:02:07
大臣のジレマといいますか、もどかしさは感じましたので、ですけれども、でもやはりこれはきちっとエビデンスを収集した上で、これだけの大転換ですから、やはりやっていただきたい。私はそういうふうに思います。この4枚目の資料なんですが、配付資料。平成28年の国交省のパンフレットを用意しました。先進、この一番上のところですね、地域公共交通が、右側のところの地域公共交通が地域を支えていますの下の1行目。先進国では一部の都市を除いて、公共交通は地域を支えるインフラとして位置づけられ、運行費用の多くを行政で支えていますとあります。各国の都市鉄道が、補助を前提としていることもこれ示されています。世界的には、鉄道、特にローカル線は赤字であることが通常で、交費で支えることが当然である。内部補助独立再三を前提として、赤字を何とかしろというふわっとした議論をすれば、鉄道各社としては赤字路線をどうにかする方向に行かざるを得ないのは当然なんじゃないですか。
1:03:07
そもそも、渾身から鉄道を廃止したい鉄道マンがいると思いますか大臣。
1:03:12
どれだけ涙を飲んで、鉄道各社が自ら の存在基盤である路線をバラバラに解体しようと思っているのか。今必要な議論は、各路線がどのような状況にあるかを踏まえて、踏まえて先ほどのお話ですけれども。路線を支える仕組みを再構築すること。そして海外事例を踏まえれば、その方法は内部補助ではなく、交費で鉄道を支える方向に転換すべきということは、私は明らかだと思っています。今の国交省は、鉄道の存廃を各社に委ね過ぎているからこそ、各路線の収支にも無関心でいられる。支え方としては、補助だけでなく上下分離など様々な方法がありましょう。路線ごとの状況を把握し、どの路線をどうやって支えるのかを、我がこととして考えることから始めるべきだし、近隔浴場のごとくされてきた内部補助、そして鉄道に交費を投じない政策を今こそ改めるべきと考えますが、大臣の見解を伺います。
1:04:06
民間事業者がやっているとはいえ、地域公共交通、また感染ネットワークも含めて、これは故 郷物だと私は思っております。ただし、これまで日本の歴史は、歴史的に民間事業者がこれを担ってきたという歴史がございます。その歴史と、現に民間事業者がそれを担っているという現実を踏まえて、いかに公的な部分について我々がその支援をすることができるか、こういう基本的な考え方でございます。そういう意味では、私は今委員の考え方と一緒だと思います。今回は、その公的な支援をどのようにやっていったら、地域公共交通を守っていくことができるか、それをみんなで考えていきましょうということでございますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。
1:04:59
質疑時間もあと5分にきたので、次の質問に移ります。雪国への支援、また第三セクター等への支援の必要性についてお尋ねをしたいと思います。私の地元は、日本一と言っていいほどの豪雪地帯です。雪国にとっての鉄道とは、他の交通手段が寸断されている中でも運行していただける、住民の生 活を支える極めて重要なインフラです。であるとともに、同時に、鉄道の運行維持にあたり、除雪をはじめ、他の地域にはないコストがかかるということは、もちろんご存じいただいていることと思います。にもかかわらず、国鉄分割民営化当時、会社自体が赤字となるJR北海道に経営安定基金が付いたくらいで、雪国という観点からコスト等への配慮は一切なされなかったんですね。国鉄時代は全国一車だったため、北海道や北陸で除雪経費が発生しても、それを全国で広く負担していました。しかし、分割民営化後は、国鉄を引き継いで全国統一の運賃体系を維持するという流れの中で、雪国の負担は雪国だけで賄うこととなり現在に至っています。雪国では除雪をはじめ、他の地域にない膨大なコストがかかることはもう一回言わせていただきます。しかしながら、雪国のローカル線に対してこのコストを支援する仕組みは何もない。雪国特有のコストを、ローカル線の路線単体ないし、地域内だけで解決せよという仕組み、これが30年以上放置されてきたと言わざるを得ないと私は考えていまして。配付資料をご覧いただけますか。最後の配付資料5枚目。これをご覧いただきますと、近年は異常な雪の量の降雪も頻発しています。路線維持の上であまりに不利 であり、支援策が不可欠と考えますが、大臣どうかこの雪国のコストを広く負担していただくような、そういうことをご検討というか検討するだけじゃなく、実際に仕組みの構築に向けて汗をかいていただけないでしょうか。ご答弁を求めます。
1:06:58
鉄道事業者における安全安定輸送は、鉄道事業者の基本的な責務として着実に確保されるべきものであり、雪国を走行する鉄道事業者の対応についても同様であります。ただし近年は自然災害が激甚化していることから、大雪によって長時間にわたる駅間停車が見込まれるなど、旅客の安全輸送に支障を来す恐れがある場合には、十分に利用者に周知した上で、事前に列車の運転を見合わせる等の措置を講じる意を指導しております。その上で経営状況の厳しい地域鉄道事業者に対しては、鉄道の安全安定輸送の観点から、除雪車両や有雪施設の整備に対して補助を行っております。いずれにいたしましても、国土交通省としては引き続き、鉄道事業者として基本的責務である雪害対策に適切に対応するよう、しっかり指導してまいりたい と思います。
1:07:58
私が申し上げて、ありがとうございます。確かにそういう補助をやっていらっしゃるのは私も知っています。ただ、そういうことではなく、高級的なこの雪国の特性を配慮した、そういう制度、仕組みを是非、予算配慮とともに行っていただきたいということを私は申し上げていますので、是非このことを強くご要望させていただきたいと思います。そしてもう一つ、私の地元では、例えば越後ときめき鉄道というすごい頑張っている良い列車があるんですけれども、既に第三セクター化されて頑張っています。しかしこれらの路線でもJRから引き継いだものを中心に設備の老朽化、これが進んで、その補修更新が深刻な危機として目の前に迫っています。今回の法案では、再構築方針に基づく鉄道事業再構築事業には支援が用意はされていますけれども、先行した第三セクターについても同様の支援が受けられるようにしていただきたいし、と思いますが、大臣、どうか力強い前向きなご答弁を。大臣からお願いします。
1:08:56
地域公共交通をどう守っていくかということについて、地域と、そして事業者と、そして国が真剣に話し合って、その地域の公共交通を守っていくというのが今回の法案の趣旨でございます。また、これまで第三セクター等につきましても、必要な補助、支援、これを行ってきております。また、全体で黒字の会社でも、その赤字路線に対しての補助、これは災害が起きたときですけれども、そういう形で補助できるような仕組み、あらゆる政策手段を使って、しっかり地域公共交通、また鉄道を支援していきたいと、このように思っております。
1:09:44
ありがとうございました。時間が来ましたので、これで終わりにしますが、私もローカル線については、現場に何度もいろんなところに入らせていただいて、話を聞きました。本当に厳しい大変な状況ですので、ぜひ 大臣からも、私の一号特見汽鉄道とか、北越急行とかでも言いませんけれども、いろんなところをぜひ顔を出していらっしゃると思いますが、現場主義で、ぜひ現場の声に基づいた施策を統一していただくことを、心から期待をしてお願い申し上げさせていただきまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
1:10:18
立憲民主党無所属の大月呉派でございます。私も北海道出身で、まさに雪国出身です。今、同僚の梅谷委員がおっしゃったように、雪国への対策、私からもお願いさせていただきたいと思います。それではまず最初に、地域公共交通の政策における、鉄道路線維持の必要性について伺います。さて、我が国は直面する人口減少問題、また、激甚化する災害対応、またインフラも老朽化してきております。このような交通政策分野で政府が挙げて取り組むため、基本理念やその実現に向けた施策、国や自治体等の果たすべき役割などを定めた基本法制である、交通政策基本法が平成25年、2013年に施行されました。その第2条で、交通とは、国民の自立した日常生活及び社会生活の確保、活発な地域間交流及び国際交流、並びに物資の円滑な流通を実現する機能を有するものであるとしております。つまり、鉄道は国民の生活交通だけではなく、各地域間における交流や物資の円滑な流通など重要な機能を果たしています。特に、私の地元北海道では、国内農産物の一大産地であって、令和元年度では、道外への農産品の輸送のうち、米、じゃがいもの約40%、そして玉ねぎの約60%を鉄道輸送が占めております。この大量輸送のことを考えますと、道路のトラックだけではなく、やはり必然的に鉄路になるんですよね。例えば、物資を輸送するには港湾も重要でありまして、海岸線を結べるようなインフルアを持つ必要がありまして、北海道三角なんですけれども、これ本当に広いので、東北6県と新潟、これを合わせた面積があるんですよ。だからこそ、縦のライン、横のライン、この鉄路というのは、私は維持が必要だと思っております。その上で、この鉄道には、これまで歴史的に果たしてきた国を守る国防の機能もあります。それにもかかわらず、北海道、これ北の防衛線になりますよね。この防衛線として、平行在来線の鉄道の廃止が決定されてしまった地域の、屈ちゃん町には自衛隊の駐屯地がありまして、これ非常に危惧しております。また、これ内閣府の所管になるんですけれども、有人国境離島法というものがあります。これには公安の整備などが含まれているんですけれども、この法律に私は、これ鉄道も加えるときが来たんじゃないのかと、これ検討してみてはどうかと思っております。さらに、だからこそ、この地域振興における半島や離島に資する観点からも、鉄道はそれぞれの半島の沿線地域や離島の対岸地域で、これ重要な機能を果たしているんです。安全保障の観点からも、その地域に人が住んでいることこそが重要なんじゃないんでしょうか。
1:13:30
なので、まずは、今日は防衛省の方にも来ております、小杉審議官。
1:13:36
国防における鉄道路線維持に関わる重要性及び鉄路の利活用の必要性についてお答えいただけますか。
1:13:47
お答えいたします。有事に際しましては、全国各地に配備されている自衛隊の部隊を、必要な地域に迅速に軌道展開できるようにしておくことが重要でございます。こうした輸送に当たりましては、自衛隊の輸送力だけではなく、民間輸送力を活用することが想定されます。そのうち、鉄道輸送は北海道から九州まで、多種多様な装備品や補給品等の大量輸送が可能であり、自衛隊にとって重要な輸送手段の一つとなると考えています。今般策定されました国家防衛戦略においては、必要な部隊を迅速に軌道展開するため、民間輸送力を最大限活用することとされており、鉄道輸送の活用に関しましても、国交省や鉄道会社と連携しながら検討してまいりたいと思っております。
1:14:47
そういうことなんです。だからこそ、そこで地域公共交通政策に係る鉄道の路線維持について考えなくちゃいけないんです。大臣、国交省の所管だけでは なく、まさにこの閣僚を見てみると、自民党以外の大臣、この国交省の役、国交省で大臣がここにいることこそが重要で、まさに国民の安全を守るため、平和を守るためにですね、今こそ大臣が力を発揮して、地域の生活交通の確保という観点だけではなく、この国交省も横串も入れて、各省が連携をしてですね、鉄道ネットワークの観点を踏まえた上で検討すべきであると考えているんですけれども、大臣の御見解を伺いたします。
1:15:38
はい。鉄道は国民の日常生活のみならず、観光や物流を含め、我が国の経済産業活動を支える公共交通機関として大きな役割を担っております。また、環境にも優しい輸送手段として、カーボンニュートラルの達成にも大きな役割を担っております。さらに、先ほど来院からお話がございますように、大規模自然災害時の緊急輸送手段など、国土強靭化の観点や自衛隊物資の輸送手段など、国防の観点からも欠かせない存在だと考えております。昨年、国土交通省において開催した地域モビリティ検討会では、特急列車や貨物列車が現に走行している線区、災害時や有事において貨物列車が運行する改善性が高い線区については、我が国の基幹的鉄道ネットワークとして引き続き維持を図っていくことが強く期待されると、このように提言されております。ローカル鉄道の再構築に関する新たな制度の運用に当たりましては、こうした考え方を地域公共交通活性化再生法に基づく基本方針に盛り込みたい、そして適切に運用したい、このように考えております。
1:16:59
大臣、だとしたらやはり内閣府のこの友人国境離島法など、とにかく横串で大臣がどんどん積極的にアピールをしていただきたいと思います。それでは、そういった観点からも、各地域で話し合いを行います再構築協議会の創設について伺います。さて、この各地域の鉄道の専屈について、大臣が組織する再構築協議会において協議が整いまして、再構築方針が作成され、駅舎の新設だとか、改築や既存の施設の撤去など、地域公共交通再構築事業として実施されることとなった場合、事業費の半分が社会資本整備総合交付金によって補助され、その残りの事業費の2分の1については、その45%が地方交付税措置を受けることができるとされております。私の地元北海道においては、既に6年前からこの損廃の議論が続いておりまして、輸送密度200人未満の5つの赤線区のうち4線区の廃止が既に確定し、最後に残った根室線、フラノー新特区間についても年度内の廃止が見込まれております。そこで、今改正案のような財政支援措置があれば、地方公共団体の負担が軽減されることから鉄道を維持していこうとする、この判断する地方公共団体があったのではないでしょうか。廃止が見込まれる根室線、フラノー新特区間について、今回の支援措置を前提にもう一度鉄道の維持について議論していただくことはできないのでしょうか。また、最高地区協議会では、この地方公共団体は、鉄道は生活路線や観光路線として必要かという観点から議論をしていくことが考えられますが、国は物流や災害、最近頻発しております災害、国防有事などの対応の観点からもその存廃を考えるべきだと考えますが、国交省の見解をお伺いいたします。
1:19:08
お答えいたします。ご指摘のJR目室線のフラノー新特区間につきましては、平成28年の台風で被災をいたしました。この被災前から、こちらにおきましては特急列車や貨物列車の設定はございませんで、もっぱら地域内の輸送を担っていたところでございます。これまでJR北海道と沿線自治体との関連、将来の公共交通のあり方についての協議が行われてきておりまして、国も必要な関与を行ってまいりました。本年3月6日には沿線4市町村による関係市町村長会議が開催されまして、JR北海道より正式にバス転換に向けた新しい交通体系の提案がなされ、現在各自治体にて住民の利便性向上等の観点から提案内容を検討しているものと承知いたしております。国土交通省といたしましては、地域としてこうした新しい交通体系についての方針が示されました場合には、その方針の実現に向けまして、鉄道事業者を適切に指導するとともに、また今回新たに支援措置を検討しております社会資本整備総合交付金による支援も活用しながら、今後沿線自治体の意向を受けてしっかり対応していきたいと考えております。
1:20:30
ではその次に、地域公共交通に対する地方財政措置の拡充について伺いたいと思います。すみません、小杉審議官はもう質問ありませんので、退席していただいて結構でございます。さて、今もおっしゃいました地域の鉄道事業者の施設整備に対して補助を行うための財源として、市町村が地方財を受託した場合、地方財の管理召喚金の30%を普通交付税措置することとされておりますが、運行赤字に対する補助については、これ交付税措置がありません。その一方でバス事業者に対して、市町村が車両購入費や運行赤字に対する補助を行った場合、80%の特別交付税措置があるとされております。同じ公共交通でありながら、地域鉄道事業者に対する支援とバス事業者に対する支援で交付税措置に差がありますよね。このバス路線は地域公共交通の最後の砦だと理解できる反面、現在の鉄道路線維持に関わる要望活動を考えますと、地域鉄道事業者に対してもバス事業者と同様の地域交付税措置を講ずるべきだと私は考えております。私の地元北海道では、8つの基線区については当初から廃止するとは明言してきませんでした。渡抜社長も基線区の廃止は全く頭にないとしておりますが、JR北海道単独での維持は大変厳しくて、国や地方公共団体のさらなる積極的な支援が必要であると考えます。これ北海道北海道と言いますけれどもと思う方もいらっしゃると思います、地域が違うと。でも先ほどおっしゃった、私が申し上げさせていただいたように、東北6県と新潟の面積があるんです。かつもう1つ問題があります。そもそもこの国鉄の民営化でJR北海道が発足したときのことを覚えている方がいらっしゃるかもしれませんが、あえて言わせてください。この民営化にあたって営業赤字に陥るのは、当初から北海道は想定されていたことなんです。それはそうです。広いですから。そのときに約6800億円の経営安定基金が設定されたんですけれども、これ、リマーリーで収支が賄われるように事実上保証される仕組みだったんです。でもその後定金利時代が来て運用益が半減して、これで今厳しいんですよ。これ、国策だったんです。だからこそ北海道各地域への支援、みんなで考えていきましょうと言っているんです。もちろん大臣もみんなで考えていきますと言っています。ただ、事情が違うんです北海道は。その観点で伺います。今回の改正案、鉄道事業再構築事業を社会処分整備総合交付金で支援しようとするのも、地方が上下分離へ踏み出せるようにということと理解しておりますが、仮に上下分離を導入した としても、運行赤字への補助に対してバス同様の地方交付税措置が行われなければ、事業者が運行を継続することは困難であると考えます。そこで、沿線の地方公共団体だけに地方鉄道への支援を求めることは、例えばJR北海道の基線区が都市間移動、観光物流の機能、さらには防災国土強靱化の機能を持っていることを考えれば、やはり偏っているんですよ。その点では、事業と地域発展の持続可能性を高めるためにも、公共利益の観点から国の財政的支援を拡充するとともに、さらなる地方財政措置が必要であると考えますが、国交省の見解をお願いいたします。
1:24:12
お答えいたします。まず、JR北海道に対しましては、全国と違いますのは、JR北海道に対して、こちらの令和3年3月に、この委員会でも可決成立させていただきました、旧国鉄債務等処理法に基づきまして、令和3年度から5年度までの3年間で、約1300億円の支援を実施しているところでございます。軽安定基金につきましても、今回新たにその支援措置の中に組み込みまして、これまで以 上のJR北海道に対する支援を充実させて現在行っているところでございます。また、これを前提といたしまして、北海道あるいは沿線の市町村と、特に黄色線区につきまして、どういう形で鉄道を維持していくのか、維持方策について、様々な議論を行っております。その中で、今回、社会支援整備総合交付金を使いまして、この措置をしていこうというふうに考えているところでございます。バスとの比較でおきますと、鉄道とバスの大きな違いは、鉄道は固定費が大きくのしかかってくる。設備投資にかかるお金が非常に大きいので、先ほど申し上げましたJR北海道に対する支援も、この設備投資費を支援することによって、しっかりと路線が維持できるように、我々としては環境を整備をしております。自治体にとりましても、赤字補助よりも、この設備投資の部分について支援する、先ほど委員が御指摘されました上下分離といったやり方もあると思いますが、これが鉄道事業の特性でございますので、これに対する支援をしっかり充実させていきたいというふうに考えております。
1:26:05
ですから、役所の努力はよくわかります。ただ、だからこそ、国を守る観点から先ほど防衛省の審議官が申し上げました。そして内閣府にもその友人の李登輔もあります。大臣、大臣が横櫛を指して、国を挙げて考えていかなきゃいけない。あのとき北海道だけ、孤立されてJR北海道をつくったわけじゃないですか、この国で。国のみんな、政治家が、私はまだ子供でしたけど、国の政治家が決めたことじゃないですか。だから政治家が責任を持って、役所に横櫛を入れるときだと思います。次に、地域の将来と利用者の視点に立ったローカル鉄道の在り方に関する提言について伺います。今回、政案で創設する再構築協議会に導入することとなった昨年7月の鉄道事業者と地域の共同による地域モビリティの刷新に関する検討会における地域の将来と利用者の視点に立ったローカル鉄道の在り方に関する提言において、JR各社の誕生の経緯や高い社会的役割を踏まえて、我が国の基幹的な鉄道ネットワークを形成する専屈などは、地域の振興のみならず、我が国全体の経済成長や環境問題への対応、災害対応や安全保障などの観点から重要な役割を果たしておりまして、引き続き鉄道の維持を図っていくことが強く期待されるため、当面再構築協議会の対象としないことが適当であるとされております。そこで、今回成案の再構築協議会では、この提言の考え方が議論のベースになるものと考えてよろしいのでしょうか。また、JR北海道の線区についても同様に考えてよろしいのでしょうか。御公聴にお伺いします。
1:27:49
お答えいたします。先ほど申し上げましたとおり、今回の様々な法律の組み立て、あるいは財政的な支援につきましては、JR北海道の路線も同じ扱いでございます。したがいまして、社会支援整備総合交付金の活用をはじめ、予算面でもこれからしっかり支援していくことといたしております。一方で、先ほど申し上げましたとおり、JR北海道につきましては、平成30年7月に発出されました国の監督命令に基づきまして、経営改善に取り組ませております。これを財政面から 支援するため、先ほども申し上げましたが、令和3年3月に可決成立した旧国鉄債務等処理法に基づきまして、令和3年度から5年度までの3年間で約1300億円の支援を実施しているところでございます。また、こうした支援と併せまして、個別の選区につきましては、地元の協議会や利用促進会議、これはアクションプラン実行委員会と申しますが、こうした地元での検討が進められている、既に議論が進められているところもございます。国土交通省としましては、基幹的ネットワークの考え方を含む新たな制度の運用に際しては、こうした地元におけるこれまでの議論の積み重ねを十分に踏まえながら、関係者とよく相談してまいりたいと考えております。
1:29:18
続いて、高速道路や地域高規格道路と鉄道の維持困難路線との関係性について伺います。さて、高速道路やこの地域の高規格道路の整備計画の立案に当たっては、鉄道の存在は残念ながら考慮されることはないものと理解をしております。そのため、道内では、赤穂北線、るもい線、日高線、ねむろ線といった維持困難路線に並行して高速道路等が計画整備され、共用されております。私の地元、小樽市を走ります函館本線についても、並行するように北海道と屈ちゃんを結ぶ、尻尾市自動車道の整備が進んでおりまして、平成30年には小樽・与一間の23.3キロが開通をしております。このような例は、道内のみならず、JRのほかの地方路線においても見られると思います。そこで、国交省に伺います。全国的に建設中の地域の高規格道路と損廃機器の鉄道地方路線が並行・共合している現状について、どのような認識を持っているのでしょうか。併せて、全国道路網計画立案の際、並行する鉄道路線への影響をどの程度考慮し、いかなる補償を考慮しようとしているのか、伺います。
1:30:36
お答えいたします。高速道路や地域高規格道路の整備は、マイカーや高速バス等の利便性を飛躍的に高め、地域住民の利便性の向上、物流ネットワークの形成や地域の活性化に大きく貢 献するものと認識いたしております。他方で、かつて都市間輸送の一翼を担っていたローカル鉄道におきましては、利用者の大幅な減少の要因の一つとなっていることも否定できないと考えております。こうした状況の変化は、人口減少や少子化と同様、鉄道事業者の経営努力のみでは避けられないものであり、それゆえに自治体が主体的に関わりながら、どのような地域の将来像を実現しようとしていくのか、その中でどのような地域公共交通が必要なのかというビジョンを持った上で、地域公共交通の機能の回復にともに取り組んでいくことが急務となっていると認識いたしております。
1:31:36
最後に地元、小樽五車満部間の並行在来線も、沿線旧市町村との協議の結果、バス転換で廃止が決定されております。こういった地方の自治体に耳を傾けながら、これからの政策を考えていただきたいと大臣にお願いいたしまして、私の質問といたします。ありがとうございました。
1:32:16
立憲民主党の下条三つでございます。限られた時間の範囲内でございますので、私は好意的にこの方案を受け取っていますけれども、いろんな角度でご提案をさせていただきたいというふうに思っています。まず最初に、お礼を申し上げたい。それは私どもの地元の松本のご提案によるエリア一括協定運行事業について、それを採用していただいて、複数年で対応していくということはありがたいお話だと思いますし、また、毎年毎年赤字補填でやっていくんじゃなくて、それに対して複数年でやって、企業努力をしたりモチベーションを上がるようにやっていただくことによって、余った部分は収益になるということだと思います。それは大変いいことだというふうに思って、大臣含めて行政の方々に感謝を申し上げたいというふうに最初思います。ただ、何でもそうですけれども、我々も大臣も建設会社にいてずっと目標が決めて、目標をやったらさらに目標、さらに目標とやられちゃうと、目標を達成しない人が逆に言うとどうでしょう。いいんじゃねえのということになりやすいんです、人間の気持ちとしては、また地域としても、また民間としても。ですから例えば、これは提案ですけれども、複数年、例えば5年で切って、それに対して補填をしてくれたと、それはありがたい。それで例えば500万ずつは価値で5年に2500万を渡された、努力して2000万になった。500万はもういいじゃねえよと。次の5年間は500万削ってもっと首を締めるようにやっていくとなっていくと、どんどん真綿で首が締まっていっちゃうということになりかねないんじゃないかと。そうしたら、横から見てりゃ、もうそれだったら普通にやっといて、そのまま全部の2500万をやった方がいいんじゃないかとなっちゃうんですよね。これは民間の気持ちとしては。ですからそこに何かモチベーションを上げるための、達成した人は、それに対してすぐそこの達成した金額で、次の数年間行くんじゃなくて、具体的にできれば、もうちょっと報酬をつけて、よくやったと、もっと頑張ってくれやという方向があったらいいなという、私は感謝とそれから提案でございます。いか がでしょうか。
1:34:54
委員のそのご提案の気持ちは非常によく分かるところでございます。エリア一括協定運行事業は、交通事業者が自治体と協定を締結して、エリア内の路線を一括して、複数年運行する事業です。令和5年度予算案においては、これを法律上の制度とすることを前提として、協定期間中に運行の赤字が減っても、補助金の額は減らさない、という経営改善のインセンティブを組み込んでおります。今回の事業では、1期目で経営が改善された場合、2期目は1期目よりも補助金の総額が減ることになりますが、経営が改善された場合であっても、1期目と同様に補助金の額が維持される仕組みとしていることから、2期目も1期目と同様、インセンティブが働くものと考えております。国土交通省としては、この事業を活用して、長期的、継続的に経営改善を促すことを通じまして、地域公共交通のリデザインが進むよう、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
1:36:03
大変ありがたいお話でございます。そして、今2期目っておっしゃっていたけれども、今度3期目もあるでしょうしね。まだタームが5年の前もあるし、3年も前もあるし、いろいろあると思います。ただ、私はやはり努力した人、そうでない人に差をやはりつける必要があることが、民間のそういう事業体のモチベーション、アイデアのことにつながっていくと思いますので、ぜひ大臣を含めて監督していただきながら、努力した人が報われるような対応を、その次の期も含めてご提案したいと、よろしくお願いいたします。次に、今回の法案の中で、鉄道の部分でございますけれども、私の地元も一つの対象になっているところがあります。小谷というところと、南小谷、中知、北小谷、スキー場のすぐそばなんですけれどもね。そこで、この問題については、いろんな先生方が事前にお話ししていたとおりでありますけれども、私もちょっと違った角度でご提案したいと思います。一つは環境問題の角度、もう一つは観光問題の角度、この二つでちょっとご 提案したいと思います。大臣は、前、環境大臣をやられていたので、環境については非常に強いと思いますし、ご理解が深いというふうに思います。私は、これだけ世界中で二酸化炭素の話をされているときに、やはり鉄道の意味というのは非常に環境がね、大臣も鉄お宅で知っていますが私も、どれだけ鉄が環境に優しかったかというのは、ざっくり言うと、例えば日本の場合は二酸化炭素の8割から9割、車ですよ。わずか4%5%が鉄道じゃないですか。そしたらやはり、このただそろばをはじいて、マイナスプラス、そしてその地域のね、要望のみだけじゃなくて、この日本国全体から考えた環境問題で僕は大事だと思うんですよ。それはまあ大臣も環境大臣もやられていたから特にそうだと僕は思います。そこであの、例えばフランスではご存じのとおりで、30年までに90年代比40%以上作園症という、二酸化炭素ですよ、作園症として。で、鉄道では約2時間半以内の場合の飛行機はもう飛ばせないと。そのぐらいまでして二酸化炭素の排出を抑えようとしているわけですよ。これ大臣ご存じですよね、この話は。それからもう一つはあの、ヨーロッパ、まあ今いろいろヨーロッパも大変な時期来てますけども、その中でもやはりユーロで、やはり旧ユーロにして試験 的にやってみてですね。まあほとんど自動車使わないで国が、なぜかと、私がなぜかと言うと大臣ね、この鉄道とかというのはやっぱり公共って名前がついている以上はですね、税金が入っているってことじゃないですか。そうですよね。例えば7社あって国鉄がJRとなったと、4社は返済したと。だけど残りの3社はご存じのとおりで15兆以上の借金まで抱えているんです。15兆6千を抱えている。その、まあ、借金はじゃあ誰が返すんだと言うと、たばこ税とか一般財源から振り分かれているわけじゃないですか。そうすると、何が止まるか。この公共ってことで国民の、それはプラスのところもあるしマイナスのところもある。皆さんが税金を払っているところが公共交通。そこは原点にもう一回戻ってもらいたいと僕は思うんです。その時にやっぱりヨーロッパでは今言いましたように、2時間半の間に飛行機飛ばすのやめようと。電車に変えて使用するのやめようじゃない。環境に優しくしなおうと。あとヨーロッパも給油炉にしてですね、試験点がまあ今年からそれが給油炉が1ヶ月40とかね、ちょっとぐらいになりますけど増えて。ただそれによって、みんなが鉄道をどんどん使うことによって、ニーズも増えて、コンテンツも増えていくと。これやっぱり僕はね、日本国も学べきじゃないかと思いますよ。大臣いかがですか、その発想は。
1:40:35
はい。鉄道は今おっしゃったとおり、大量輸送機関として地球環境にも優しい特性を有しております。旅客鉄道の輸送量当たりのCO2排出量は、自家用乗用車の約8分の1であります。運輸分野のカーボンニュートラル化にも大きな貢献をしていかなければいけないと、このように思っております。他方で、一部のローカル鉄道においては、人口減少や少子化、毎回利用の普及やライフスタイルの変化などで、鉄道事業者の経営努力のみでは避けられない事情によりまして、輸送人員が大幅に減少し、大量輸送機関としての鉄道特性が十分に発揮できていない状況が見られるところです。大量輸送機関でない鉄道が本当に環境に優しいかというのは、また論点があると思います。こうした状況の中で、地域や利用者にとって最適な形での地域公共交通の維 持・確保を、鉄道事業者の経営努力のみに委ねることは限界があり、街づくりや観光振興に取り組む沿線自治体との官民連携を通じて、鉄道輸送の高度化やバス等への転換といった再構築の取り組みが急務と考えております。今回、この法案を提出いたしましたのも、新たな枠組みをフル活用し、一つでも多くのローカル鉄道において、地域の街づくりや観光振興と連携した形で再構築の取り組みが進み、結果として環境に優しい交通体系が実現されるよう、全力で取り組んでまいります。お客さんの多い大量輸送機関としての鉄道であればこその環境に有意な鉄道ということが言えると思います。
1:42:21
そのとおりだと思うんですよ。ただ私が言いたいのは、今ちょっと環境だけに絞って話を進めています。ただもう一つ、片方で観光という問題があると思うんですね。ここを、例えば去年と今年この2000人以下について発表したところで、ちょうどまさに観光が落ちてきて、使 う人も落ちてきて、それに対して、人が使うの少ないから、それを地域とそのその場のだけで排除しようというのは私は違うんじゃないかと思います。なぜかといえば、先定的コンテンツと言った場合は必要だと思うんですね。例えば、私たちの地元でいうと、例えば白馬なんていうのは、3年前は280万人のスキーが来ているんですね。その先の大糸線の沿線から行けば、そこは約80万人来ているわけですよ。このコロナで落ちたのがちょうどここ数年なわけですね。そのときに、今おっしゃった人数だけであろうが、じゃあフランスだと人数だけだと全部切っている。違います。多かろうが少なかろうが、それはもうやめましょうと。これだけ言われてて地球温暖化になってCO2排出を削減していこうといったら国家事業ですよ、それ。だから私はあえて言っているのは、その場のだけ弾いた大臣ね、今言いましたけど、じゃあ大臣、お地元はあれでしょうけど、山の上におばあちゃんが一人だけ住んでいると。そこにじゃあ道路を引くのやめましょうということになりますよ。なぜか人の命は、一人であろうが100人であろうが同じです、重さは。だから僕は、この公共というものはですね、人数やその場のだけじゃないんじゃないかということに原点を戻してもらいたい。これが僕の最終的な提案です。私は、例えば私の地元はね、約4割は、あの、まあ、おじいちゃんおばあちゃんで、玄関も土の方が多いんですよ。そうすると上がっていくと、もうお子さんたちはみんなもう出ていっちゃって、町に。そうすると町から帰ってこない。だからそれが過疎になっている原因じゃないですか。これに、プラスな、まあ言うべきわけないですけど、今日はしませんけども、まあ、そうやってやっぱり、公共ってことは、一人の命でも、一人の、まあ例えば学生でもですね、安心安全で運べる交通が必要であるという意味は、僕は含んでいると思うんです。だから、今言ったように、本当に関係が優しいのは少ないからじゃなくて、そしたら道路も引かなきゃいいんですよ。みんな下に降ろしてきて、あの、町や村の側の役場の側にアパート作って住んでもらえばいいじゃん。そうじゃないじゃないですか。実際そこでお住まいの方が、命をもって代々農業を続けてきて、それが、それが政治の僕の責任じゃ ないですか。大臣どう思いますか。
1:45:06
あの、まさに地域公共交通、公共交通の公的責任、ということだと思います。あの、その通りだと思います。まあそのために、地域公共交通をいかに維持していくか。そして、まあ維持するだけではなくて、実際に住んでいる人の利便性向上。ああ便利だなあ、と。日常生活でこれを使おうというふうになっていただくこと。まあそのための今回再構築教育会、このように私は考えております。
1:45:36
まああの、大臣としてはそこまでだと思うし、お気持ちはわかっていただけるし伝わってくると思いますのでね。それでね、まあね、この環境だけでいうと僕はそこまでとなっちゃうんですよ。次にやっぱりね、観光問題というのは先に必要だと。さっき僕が申し上げたように、あの最低のラインだったコロナと違ってですね、まあ我々もこうやってマスクをとるようになったわけですよ。それからまあ僕の使う東京駅とか新宿駅ではもう本当に外人が増えてきて、どんどんインバウンド増えてきてますよね。そうすると、そこにこれから含まれてどういう要素が日本を持っているかというですね、大臣ご存知かな、あれなんですけど。えっと、前にあの、ちょっとどっか行っちゃったな。(咳払い)資料でですね、日本の潜在的観光というものの話がちょうど行われてました。これはね、えっとですね、そうだ。昨年の5月、大臣ご存知ですか。世界経済フォーラムの旅行観光開発指数レポートというのがあって、おそらくお耳に入っていると思うんですけどね。日本では観光競争力レポート、観光魅力とランキングなど報道されているが、2019年で4位だったんですね。これが2021年1位になったわけですよ。ご存知ですよね。これは何かというと、日本の潜在的観光というのは、もう世界ランキングでナンバーワンになっていると。これは何かというと、それだけ日本はいろんなものがある。まあ、冷設があったり、文化があったり、そして長い歴史があったり、お城があったり、海があったり、いろいろある。それがあるんで、その潜在コンテンツが非常に高くなっていると。これが潜在的なものですね。じゃあ今、例えば9位だったとか8位だったからやらないと言うんじゃない。潜在的なものを目指して、戦略的に観光問題を鉄道にも入れていくのは、僕は推じじゃないかと思うんですよ。そこでですね、僕はこのローカル線の存続に対して、今思うのは、とてもこの観光の潜在性を入れて、これをお出しになったのかなという疑問を持っています。というのは、さっきチラッと言いましたけど、私の地元でも白馬というアルペンのスキー場があるので、たくさんの人がいらっしゃっています。でも、インバウンドを含めると、ガーッと落ち込んじゃったと。でもどうでしょうか。これからインバウンドがどんどん増えてきて、そして私の地元の白馬は特に、転入者の1割が外人、オーストラリア人のスキー場が逆になっているんです。気候が逆になっちゃってるから。向こう側は夏のときもスキーできるし、ということで。あ、もうあと5分しかない。それで、そういうことがあってですね、非常に内容的にこれから先の観光にプラスになる。そこで大臣は鉄道が好きなのかわかるけど、地図を広げてみましょう。地図を広げたときに、その地図にマップにバス路線ってほとんどないですよ、でかい地図は。全部鉄道路線なんです。その鉄道路線を見て、外人の人たちはインバウンドに来るわけですよ、バックパック書って。だから私はね、この鉄道の意味っていうのは潜在者のコンテンツってのは、ものすごく大きいと思います。それと、まあちょっとあまり時間ないので連続してみます。90年代にスキー観光の人口がありました。あのバブルのときね。あの方たちが実すると、もうあと数年で、今度は逆に退職します。そうすると大臣どうですか。退職した方々は、奥様や家族がいらっしゃる家族です。一緒にバスで横に行きたいと思いますか。それとも鉄道を使って、ゆったりと自分たちの余生を過ごしたいと思うか。私は海外の様子を見ているうちには、やっぱり鉄道との温かみと優しさ、年取った方。年取った方がまた次のマーケットなんですよ。僕はそう思っています。そのマーケットは将来の観光のコンテンツですよ。だから僕は今だけの、さっき大臣が計らずに申し上げた、今だけのその場じゃないってことを申し上げたい。それからもう一つはですね、北京オリンピックのときに、ちょっと時間ないので連続してみます。北京オリンピックのときに、中国がウィンターの人口を3億人目標にしようとやりましたよね。ご存知かあれですけど、やったんです。ということは、日本が中国と岸から国であって同じ顔とそれから髪の毛と目ん玉を持っていると。この形で一番先に行きやすいのはやっぱり日本への旅行なんですよ。特にウィンタースポーツです。こういうときに、この路線についてですね、そこから降りてまた違うところに行かなきゃいけないというふうに持っていくのはどうなのかなという感じはしているんですよ。これが観光に対する僕の気持ちです。時間がないのでもう一つ言うと、温床が進めている新幹線ですね。鶴ヶ島等を含めて。これというのは、今度大阪含めて今度だんだん含めてやってますけど、この北側の日本海側の方はどんどん進めているじゃないですか。こっち側のラインというのは、唯一切れているのがその電化していないやつ、ディーゼルでやっている我々の足元のところの3駅だけなんですよ。これをつなぐことによって温床が今、ものすごいお金をかけて進めている整備新幹線が、今度は北から回って大阪から京都奈良から来る方が全部入ってくるんです、こうやって。北から。東京からはこっちから行きますから、入りますけど。そういう意味でね、長い尺を持ったコンテンツをやらないと、観光というのが芽生えないと思うんですね。ですからさっきおっしゃった目の前のことだけではなくて、これから先のそれだけの魅力がある国。インバウンドが相当見込める。コロナの問題も一緒に我々もかかってマスクをとってやれるようになりました。
1:51:53
そして今言った温床が進めている整備新幹線のいろんな繋がりも含めていくと、私は一応に地元とその場のだけでやるべきじゃないんじゃないかなというふうに思っています。いかがでございますか。大臣。
1:52:10
今下条委員おっしゃったことは非常によく理解できます。その通りだと思います。今回最高地域教育会も、ただ単に現在の情報人員とか、人数とかそういうことだけではなく、地域のこれからの産業、そして観光、先ほども議論が出ました、その他の要素、防衛とかですね。そういう要素も含めて、どういう役割がこの鉄道にあるんだろうかということを、地域の皆さんと一緒に議論していただくということでございます。観光というのも非常に私はその中で大きな要素になるものと思っております。
1:52:57
ありがとうございます。精一杯お答えしていただいたと思いますのでね。もう一回原点を言います。公共交通は、一人だったら道路を引かないのかというのと僕は匹敵していると思っています。そのぐらい人の命、そし て地方でこれだけ多くの方々が地元に住んで、自分たちで物を作って、都会に行った人たちも去ることながら地域を守ってくれている方々にとっては、やはり道路、鉄道が大事なところだということを申し上げておきたいというふうに思います。時間が来ました。最後に私の考えですけど、ちょっと話が違うんですけど、タクシーの場合も、ちょっとこれポンと飛ぶんですが、話は番の人から来た話でございまして。ちょっとすいません。タクシーの場合は、そこの業者とそれと行政と調整して、国土交通の方でそれに認可するって話が。そこに漏れた人たちについては、一体どのように対応していくのか。例えば、運賃に差が出てきます。この整合性はいかがというふうに、最後にご質問させてください。これは政府員の方で結構でございます。
1:54:17
お答え申し上げます。委員からの ご指摘、今般改正法案におきます、タクシーの協議運賃制度のことかと存じます。今般改正法案におきましては、地域公共交通における地域の関係者の連携協同の一層の促進、そして地域に根差した輸送サービスの充実のため、タクシーについて柔軟な運賃設定を可能とする観点から、地域の関係者による協議が整ったときは、従来の認可制による運賃によらず、届出で運賃を設定できる制度を導入することとしております。この協議におきましては、国として自治体、交通事業者などにより行われる協議の構成員として適切な運賃設定がなされるよう参画をいたします。また、協議により届けされた運賃が他の事業者との間に不当な競争を引き起こす運賃となった場合には、道路運送法に基づき、変更命令を出すことができるとしております。これらにより、協議運賃制度について適切な運用を図ってまいります。
1:55:20
時間もありましたが、ぜひ大臣、公共ということと温かい行政をぜひリーダーシップとっていただきたいと、今日はありがとうございま した。以上です。
1:55:44
ありがとうございます。日本維新の会の市谷雄一郎です。本会議に引き続いて、大臣、どうぞよろしくお願いいたします。公共交通に対して、今回のいろいろ勉強させていただき、また先日は有識者の方の質疑もあって、いろいろ自分の考えも変わってきました。本当に今、この地域の公共交通について、本当にしっかり手を打っていかなければ、もうぎりぎりのところに来ているのではないかなというふうに思っております。日本維新の会としては、やはり改革政党として、今回の法案改定が、見方策 に終わらないようにしていきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。では、早速、大臣にご質問をさせていただきたいと思います。今回の法律案提案理由に、交通分野におけるDXやGXを推進する事業を、それぞれ法律に位置づけることとしていますが、法律案の条文にですね、GXについての内容が見受けられないのですが、これは一体なぜでしょうか。よろしくお願いします。
1:56:52
はい。2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、交通分野における脱炭素化、カーボンニュートラルというのは非常に重要です。このため、今般の改正法案では、バス事業等の運送サービスの質の向上を図るための道路運送高度化事業を拡充し、EVバスの導入など、交通GXの取組を位置づけた上で、予算・財政投入・税制特例を活用して促進を図ることとしております。国土交通省としては、こうした取組を通じて地域 公共交通のリデザインを進めていく中で、しっかりとGXを推進してまいりたいと思います。丈夫にGXという言葉がないのですが、内容はしっかり入っているということでございます。
1:57:42
はい。それでは引き続き質問をさせていただきたいのですが、大臣にですね。改正案第二条の第七号の「派」。一般乗り合い旅客自動車運送事業者が、車内における静音を確保し、及び車内に安全性を向上させるために行う事業であって、電気自動車、もっぱら電気を動力源とする自動車を有、その他の車内における静音及び振動の程度が低く、かつ車内における旅客の転倒を防止する視点から、優れた加速度及び減速の性能を有する自動車を用いるものとありますが、ここで質問をさせていただきます。地域公共交通を通じてGXを推進するのであれば、カーボンクレジットの考えを取り入れることは、検討されなかったのか、どうかお願いいたします。
1:58:44
はい。先ほど申し上げましたように、道路運送高度化事業によるEVバスの導入などの取組を通じて、交通GXを推進することとしております。委員御指摘のカーボンクレジットについてでございますが、今後、経済産業省を中心に排出量取引の制度化に向けて、詳細な検討を行っていくこととなっており、そうした中でカーボンクレジットの議論もなされるものと認識しております。国土交通省においても、地域の暮らしや経済を支える分野を所管する立場から、政府全体の動きと連携しつつ、地域公共交通分野におけるGXを積極的に推進してまいりたいと思います。
1:59:26
はい。やはりカーボンクレジットというのは非常に重要になってくると思いますし、今回のこの協議会の中でも、こういったカーボンクレジットのことがわかって、走り手座役をしていただく方となると、かなり専門性もすごいなってくると思いますし、例えばこれはローカル線を残すということになった場合、地方のCO2削減分を都心部がカバーするとか、いろいろな考えを持っていけるのではないかなと思っていますので、ここはしっかりと検討する必要もあると思いますし、例えばローカル線を排出してバスにした場合、バスはディーゼルだと思います。そのディーゼルも形式によっては、かなりCO2を削減するものもあれば、CO2を排出してしまうものもあります。ですから、そういったことも考えて、今回のこの法案の改定というのは、一歩二歩先を考えてやっていかなければならないのではないかなというふうに思っております。続きまして、これは政府参考人の方にお伺いしたいんですが、実は神戸は水素スマートシティ神戸構想ということで、水素バスを4月1日から走らせることになっております。導入に対して非常にコストが高いんですが、将来CO2を排出しないということで、この水素については検討されなかったのかどうか、政府参考人の方にお 伺いいたします。
2:01:03
お答えいたします。いわゆる水素燃料電池車FCBにつきましては、水素をもとに電気を作り出し、その電気でモーターを回す仕組みでございますため、今般の改正法案に規定する電気自動車の定義、すなわち、もっぱら電気を動力源とする自動車に該当しております。含まれております。
2:01:26
ありがとうございます。私もその説明を聞いて、なるほど、もっぱらなので水素も入っているんだなというふうにわかったんですが、ここは少し文章を入れといていただいた方がわかりやすいのではないかなというふうに、私はちょっとですね、ふうに感じております。続きまして、政府参考人の方にお伺いしたいんですが、この加速や減速がどのように、この転倒防止に役立つのかということをお聞き したいと思いますし、これに対して立法事実のデータがあるのかということを、政府参考人の方にお伺いいたします。
2:02:10
お答えいたします。電気自動車におきましては、加減速を電子的に制御し、ギアチェンジが不要となりますことから、発車時や停車時における加減速がスムーズとなり、利用者の転倒防止に役立つものと考えております。これは電気自動車におきます、加減速のスピードの変化についてはデータがございますので、そのように考えております。
2:02:40
はい。ということは今、転倒が非常に今のバスで多くてですね、問題でEVバスを導入してほしいという、一つのインセンティブの文書なのかなというふうに思うんですが、これは素朴にですね、なぜいきなり 条文にこういった転倒のことが入っているのかなというふうに思って、お伺いをさせていただきました。そしたら続きまして、これも大臣にご質問させていただきたいと思うんですが、附則第6条に、この法律の施行後5年を目処として、この法律による改正後のそれぞれの法律の規定について、その施行の状況等を勘案して検討を加え、必要があると認めるときには、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとするとありますが、2025年以降ですね、段階の世代の方が後期高齢に入ってですね、シニアの方が非常に増えるということと、やはり65歳以上の人中の方がですね、約700万人で、高齢者の方の5人に1人に、ということになります。この問題について、5年を目処というものは、少し時間が長いのではないかなというふうに考えるんですが、大臣のお考えをお願いいたします。はい。
2:03:58
今般の改正法案におきましては、改正後の施行状況や社会経済情勢の変化に応じまして、必要な見直しが行われるよう、検討条項を盛り込んでおります。