15:24
ただいまから予算委員会を開会いたします。この際、ご報告いたします。本委員会は、令和5年度総予算3案につきまして、内閣委員会ほか14委員会にその審査を委嘱いたしておりましたが、内閣委員長から、それぞれ審査概要について報告書が提出されましたので、お手元に配布を いたしております。つきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載することといたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。はい、ご異議ないと認め、作用を取り図られます。それでは、令和5年度総予算3案に関する理事会決定事項について、ご報告いたします。本日は、一般質疑を120分行うこととし、各会派への割当時間は、自由民主党30分、立憲民主社民35分、公明党15分、日本維新の会18分、国民民主党新緑風会9分、日本共産党9分、令和新選組4分、質疑順位につきましては、お手元の質疑通告表のとおりでございます。この際、委員長から一言申し上げます。先日の委員会におきまして、杉尾秀也君の質疑中に、高市国務大臣から答弁が信用できないなら、質問をしないでくれといったような発言があったことは、誠に勘であり、この場で注意させていただきたいと思います。ときとして、質疑者と答弁者との間で議論が白熱することはありますが、高市大臣におかれましては、予算審査をお願いしている政府の立場であることを、今一度留意していただき、質疑者の質問に真摯にお答えいただくようお願いをいたします。本件に関し、高市国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
17:55
政末委員長からのご指導、ご注意につきましては、重く受け止めさせていただきます。去る3月15日の本委員会におきまして、杉尾秀也委員から、「全く信用できません。あなたの答弁はどうですか」とご質問をいただきました。これに対しまして、私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでくださいと答弁いたしました。私といたしましては、言論の不でお互い真摯に質問と答弁をする中で、答弁しても信用していただけないのではないか。そうであれば、ご質問をされても、ご納得される答弁を申し上げることは難しいのではないかと、そういう思いで申し上げた言葉でございます。この私の答弁が、答弁を拒否していると受け止められて、国会のご審議にご迷惑をかけることは、私の本意ではございません。私としては、もとより国会においてご質問をいただきましたら、真摯に答弁をするよう心がけてまいりました。3月15日には、杉尾委員のその後のご質問にも答弁を続け、3月15日以降の他の委員会でも答弁を続けております。今後もそのように努めてまいる所存でございます。((( )))
23:35
令和5年度一般会計予算、令和5年度特別会計予算、令和5年度政府関係基幹予算、以上3案を一括して議題といたします。これより質疑を行います。
23:56
おはようございます。岩手選挙 区の広瀬恵美でございます。本日は質問の機会をありがとうございます。先週、東日本大震災津波から12年の月日が経過いたしました。これまでの復興の経過につき、皆様方に深く感謝を申し上げます。犠牲になられた方々への哀悼の誠を捧げると同時に、被災された方々にお見舞いを申し上げます。また、今後も引き続き、震災の記憶を継承し、防災に全力で取り組むことを誓います。私の質問を始める前に、まず冒頭、大変心苦しいのですが、申し上げます。先日の15日の党予算委員会において、高市大臣は、私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでくださいという発言をなされました。様々な事情がおありと拝撮いたしますが、与党自民党の立場としましても、この大臣の御発言は遺憾なものと申し上げざるを得ないと思っております。今後より一層、誠実な御答弁をお願いしたいと切にお願いを申し上げつつ、大臣の御所見をもう一度お伺いいたします。
25:24
もとより、国会において御質問をいただきましたら、真摯に答弁をするように心がけてまいりました。3月15日にも、菅要員のその後の御質問にも答弁を続け、それ以降の参議院の他の委員会におきましても、答弁を続けております。今後もそのように努めてまいる所存でございます。
25:55
どうもありがとうございました。それでは私の質問に入らせていただきます。本日は少子化、高市大臣に対する質問は終わりますので、もう御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。今、大臣からきちっと答弁をいただきました。しばし、人が今こっちに来られて、いろいろ意見を述べておられます。私、信用できないから質問をなさらないでくださいというのは、これは表現とは全く適切ではないと思っております。大臣も認めになった通りでありますけれども。閣僚が国 会議員の質問をする権利について、やゆしたり、あるいは否定したりするというのは、本当に大きな間違いであると思うんです。私でも議会人が質問するにあたっては、政府に入って答弁する方も質問する側も、基本的にはやはり敬愛の精神というのは、私は必要だと思っております。私が野党の時代の時でも、野田総理に質問したとき、本会議予算委員会があったんですけれども、厳しい言葉で攻撃的に言っても、やはり根底には敬愛の精神を持っていたという、そういう認識の下でございます。行政監視委員長時代にも、細川厚生労働大臣や、戦国長官にも注意をしたとき、きちっと従っていただいたことを覚えております。そういう意味で、私は信用できないから質問をなさらないでくださいという表現については、これはぜひ適切な表現ではないんで、ある面で敬愛の精神というのを忘れている言葉だと思っておりますので、この部分だけは、ぜひ省いていただきたいということ、そういうことを思っております。これは私の思いでございます。それだけ強く述べさせていただきます。お題していただいて結構でございます。
28:12
早速質問に入ります。本日は少子化対策と第一次産業の振興につぼってお聞きをいたします。今年4月に子ども家庭庁が創設され、子ども子育て支援が強化されます。令和5年度予算では、出産育児一時金を現行の42万円から50万円に引き上げ、妊娠時から出産子育てまで一貫した伴奏型相談支援と、子育て家庭に対する経済的支援10万円相と合わせたパッケージを継続実施する充実した内容になっております。ただ問題は3席しております。まずお聞きしたいのは、過疎化した地域における産科医療、あるいは子どもを産む場所の問題でございます。首都圏や各都道府県の主要な地域では問題はないと思います。しかし、地元岩手を含み、産科のある病院やクリニック、助産施設がなく困っている地域が多数あります。岩手では比較的人口の多い地域でも埋める場所がないところが増えており、車で2時間かけた場所に献身に行く、里帰り出産ができないなど、大変困っております。過疎化した地域における産む場所、集産企業3,000産後ケアなどについて、政府はこれまでどのような取り組みをしてきたのか、今後どのような計画があるのか、厚労省にお聞きいたします。
29:38
お答え申し上げます。集産企業については、限られた産会員などの有効活用を進めるため、「医療資源の収約化・充填化を推進することが、良質かつ適切な医療を提供するために有効である」という考えに基づき、地域において、集産企業体制の構築を進めているところでございます。一方で、今、委員御指摘ございましたように、周辺に分辺取扱施設がなく、分辺取扱施設の整備をすることが必要である地域については、都道府県が策定した計画に基づいて行う集産企業体制の整備や、産科医師の確保の取組に対して、私どもの方から補助金や地域医療介護総合確保基金によって財政的な支援を行っているところでございます。今後の取組についてでございますが、令和6年度より開始いたします第8次医療計画においては、集産企業の確保のために都道府県において2点取組を行うことを求めることとしておりまして、1つは、二次医療権にこだわらず、集産期母子医療センターを基幹として集薬化・重点化を行うなどにより、産科医師や分辺取扱施設が存在しない集産企業権がないように必要な医療を確保すること。そして2つ目としては、集薬化・重点化により分辺取扱施設までのアクセスが悪化した地域に居住する妊娠・産婦の方々に対して、地域の実用に応じた対策を検討することといったことなどを行うことを求めることとしてございます。私ども厚生労働省といたしましては、引き続き必要な財源の確保に努めますとともに、都道府県等と連携しながら、妊婦の方々が安心・安全に出産できる環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。
31:24
どうもありがとうございました。集薬の重点化とアクセス権の実現、それからお産は病気ではなく自然の営みであることも忘れずに、国全体で産みやすい環境を整えてもらいたいと思います。次に、保育園の配置基準についてお聞きいたします。昭和23年に制定された児童福祉施設の設備及び運営に関する基準第33条によれ ば、0歳児3人に保育士1人、1、2歳児に6人に1人、3歳児20人に1人、4、5歳児30人に1人となっており、4、5歳児については70年間基準が変更されていません。この基準が作られた当時とは、社会環境・保育環境が変わり、保育の質を維持できない懸念がございます。長年保育園に勤務した方の記事を見たことがありますが、今の配置基準では保育ではなく、等生になってしまうと危惧をされていました。しつけという言葉に正当性のない時代でございます。労働環境が悪い上、保育の裁量の少ない現状では保育士は疲弊し、離職の増加は必至であると思います。そこで小倉少子科担当大臣にお聞きします。保育の配置基準を変え、保育士が余裕を持って仕事ができ、親も安心して預けることができる環境を作るべきではないでしょうか。
32:45
保育の質の向上等のためにも、保育士等の配置の改善を図っていくことは我々も重要と考えておりまして、平成27年度 から3歳児に対する職員の配置改善に取り組んでおります。また、来年度の予算案におきましては、現場の保育士の負担軽減を図るため、大規模な保育所においてチーム保育推進加算の拡充を行うほか、見落としなどによる縁事の事故を防止するための支援員の配置を推進することといたしております。かように、これまでも保育士等の配置の改善については努力を重ねたところであります。その上で、委員御紹介のように現場からも様々な声を伺っております。総理からも、保育の良質良面からの強化を柱の一つとした指示をいただいております。個別の政策の是非については述べる段階にはないということを再三申し上げておりますが、いずれにいたしましても、今月末を目途として、子ども子育て政策として充実する内容の具体化を急いでまいりたいと思っております。
33:49
どうもありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。次に、児童手当の所得制限についてお聞きします。最近、茂木幹事長も言及された児童手当の所得制限の撤廃について、政府参考人にお聞きします。2022年10月に児童手当法が一部改正され、年収1200万円以上の場合には児童手当が支給されなくなりましたが、その趣旨と目的を教えてください。
34:17
内閣府予算事務局警察 子ども子育て本部統括官。
34:24
お答えいたします。児童手当の年収1200万円以上の方に対する特例給付の見直しにつきましては、長年の課題である待機児童問題の解決を図ることと併せて、子育て支援全体のバランスとニーズを踏まえた中での対応であると承知をしております。
34:44
結果として、待機児童を解消できたことはとても良かったと思いますし、児童手当は申し出があれば保育料や給食費に振り返ることができる。父母が別居中は児童と同居している方に優先的に支払われるなど、原資が乏しい中でも必ず保育と給食を確保する配慮がなされています。年収制限が世帯単位ではなく個人単位となっている点も、むしろ共働きを推奨し生産性を上げている面もあると思います。ただ、もっと安心安全な養育のために、全ての子どもたちに児童手当を給付してもらいたい。この点について小倉大臣に御意見をお聞きしたいと思います。
35:32
現在の児童手当の所得制限は、平成23年の民主党・自民党・公明党の三党合意に基づくものでありまして、これは限られた財源の中で、ゼロから二歳児への支給額の引上げですとか、第三子以降への支給額の引上げと合わせて設けられたものと承知をしております。他方で、平成24年に児童手当が現在の制度となってから10年が経過をし、さらに少子化が進展するなど社会経済情勢が大きく変化をするとともに、これまで取り組んできた政策強化の方向性から、今後重点的、抜本的に取り組むべき子育て支援策の内容も変化をしております。例えば、保育の受け皿整備等が進んできたことによりまして、家族関係社会支出の現金給付と現物給付の割合は、平成25年度の約3対2から平成31年度には約2対3と逆転しており、有識者からは現金給付を充実させるべきとの意見も伺っているところであります。そうした中、児童手当につきましては、委員御指摘の所得制限の撤廃ですとか、対象年齢の拡大、他世代への加算など様々な御意見を頂戴をするところであります。今月末を目途とした子ども生産の強化に関する取りまとめに当たりましては、社会全体の意識を変え子ども子育てを応援するものとなるよう、個別の施策ではなく、ライフステージを通じた施策のパッケージを示す必要があると考えております。従いまして、引き続き様々な意見に耳を傾けながら、今月末を目途とした子ども子育て生産の充実に関する内容を先ほど申し上げたように具体化をしてまいりたいと思っております。
37:14
ありがとうございます。社会全体で子育て世代を支えることが大切だと思います。よろしくお願いいたします。次に、公教育についてお聞きします。教育を受ける権利は、憲法26条で保障され、現在の公教育制度で一定の実現がなされていると思います。しかし、競争の激化に伴い、小学校から学習塾や習い事に通う子どもたちが多く、費用をかけられない子どもたちが結果として進学の機会を奪われる現実があります。親ガチャという言葉がありますが、親の経済状況が子どもの将来を決め、子どもたちに将来の夢を持つための機会の均等が担保されていません。抜本的な解決のためには、公教育の質を上げる必要があると思います。この点、現在小学校教育で進められている1クラス35人制は、いつ導入され、その趣旨はいかなるものでしょうか。政府参考人にお聞きします。お答えいたします。現在進めている小学校の35人学級は、個別最適な学びと共同的な学びを実現し、一人一人のニーズに応じたきめ細かな指導を可能にするため、令和3年に義務標準法を改正し、公立小学校の学級編成の標準を40人から35人に引き下げ、令和3年度から令和7年度までの5年間で計画的な整備を図っているものでございます。どうもありがとうございました。今後、公教育の質をさらに高めてもらいたい、また教師の働き方改革も進めてもらいたいという思いでございますが、大臣、日本の教育制度の充実に向けて意気込みをお聞かせください。
39:13
広瀬委員御指摘のとおり、児童・生徒一人一人の教育ニーズに応じたきめ細かな指導を可能とする指導体制を整備することによりまして、新しい時代にふさわしい質の高い教育の実現を図ることは重要と考えております。このため、令和5年度の予算案におきましても、義務標準法の改正に伴う小学校におけます35人学級の計画的な整備や、発達障害など障害のある児童・生徒への通勤による指導、また、外国人児童・生徒に対する日本語指導教育等の充実に必要な定数改善を盛り込んでおります。さらに、小学校の高学年の教科単人制の推進ですとか、また、生徒指導など様々な課題に対応するための課配定数の改善も計上しているところでございます。今後とも、質の高い教育の実現や、持続可能な教育の指導体制の強化、充実を図るた め、教職員定数の改善に全力で取り組んでまいります。長岡大臣、ご対応いただいて結構でございます。次に、子ども真ん中政策で少子化対策もかなり充実した内容になっております。ただ、これらの政策が成功するには、社会全体で出産と子育てを支援するという気持ちを、全ての国民が共有する必要があると思っています。女性も男性もキャリアを捨てることなく、子育てを楽しむことができる社会構築、固定化した男女の性別役割分担をなくし、誰もが自己実現でき、子育てもできる社会です。私が子育て真っ盛りの頃、子どもは3歳まで母親が育てるべき3歳児親はというのがありました。女性が仕事を続けることに否定的な向きもありました。財閥管を持ちながら仕事を続け、稼いだお金は全部ベビーシッター代に消えるような時代です。そして、今でも同じように悩んでいる女性が数多くいます。小倉子ども政策担当大臣、男性の育児給与取得はもちろん、社会の意識改革について意気込みをお聞かせください。
41:42
我が国の場合、家事等の無償労働の割合は男性に比べて女性は約5.5倍と非常に高く、家事育児の負担が女性に偏っていることや、仕事と子育ての両立の難しさが大きな課題の一つとなっております。こうした中、父親が育児に関わることは、母親の子育て中の孤立感や負担感、仕事と子育ての両立の難しさが軽減され、子どもを産み育てたいという希望を叶いやすい環境につながるものと考えております。また、委員御指摘の固定的な性別での役割分担意識というものも、非常に男性と女性が共に育てる中でボトルネックになるのも事実だと思います。こうした中、先般、総理の記者会見におきまして、若い世代の所得を増やす、社会全体の構造意識を変える、そして全ての子育て世代を切れ目なく支援をする、この三つの基本理念が示されたところであります。とりわけ、社会全体の構造意識を変えることについては、男性の育休取得率の政府目標を大幅に引き上げる考えなどが示されたところであります。担当大臣といたしまして、総理から示されたこの基本理念等をしっかり受け止め、今月末目との取りまとめに向け、努力してまいりたいと思っております。次に農林水産大臣にお聞きいたします。岩手は震災の影響もあり、水産業が非常に疲弊しております。また水産資源の枯渇から、全国の水産業も同様に厳しい状況にあると思いますが、養殖や海業などのほか、水産業の根本的な振興のための今後の計画をお聞かせください。
43:33
途中でくしゃみが出るといけませんので、マスクをさせていただいて、答弁をさせていただきたいと思いますが、議員御指摘のとおり、岩手県の沿岸部では、主要な漁種の漁獲量が急激に減少しておると認識いたしておりまして、特にその中でも、鮭が最盛期の頃は平成22年、だいたい2万トンとれているのが、現在たった450トンでありまして、急激どころの差じゃなくて、壊滅的な今状況だというのは認識しております。私は先輩の平野先生と一緒に、ちょうどこの復興が未知半ばの頃、豪雨がありまして、ちょうど川の鮭の不可浄がやられているのを、被害にあったのを平野先生と一緒に見に行ったことがありましたけれども、本当に無残な形で、二重の災害にも鮭の不可浄がやられていたのを今でも記憶いたしております。岩手県もそうですが、全国的にも海洋環境の変化を要因としまして、不良が継続するほか、就業者も減少をいたしております。我が国、水産業が厳しい状況に直面しているということは、委員御指摘のとおりでございまして、このため、農水水産省としましては、海洋環境の変化に対応した漁業の在り方に関する検討会を開催しながら、漁種やあるいは漁獲の変化の状況などの状況分析、あるいは把握をいたしておりますが、漁業経営、創業の在り方や対応の方向について、現在検討しておりまして、この検討結果を踏まえて、これからの漁業に対する政策の在り方について検討してまいりたいと思っております。
45:48
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。農林水産省にお聞きします。食の安全保障の観点から、麦、大豆などの国内生産を拡大しつつ、主食である米の需要拡大を行い、生産と消費の量基盤を強化する必要があると思います。米庫の活用の推進や海外にプラットフォームをつくり、現地としっかりつながった輸出の促進などはその一例と思いますが、今後どのような計画があるのかお聞きいたします。
46:19
お答えいたします。食料を将来にわたって安定的に供給するには、安定的な輸入と適切な備蓄を組み合わせつつ、国内で生産できるものはできる限り国内で生産していくことが重要であり、食料自給率の向上にもつながります。委員御指摘、輸入の多い小麦や大豆の生産拡大とともに、国内で自給可能な米の食欲拡大、これ重要な課題でございます。このため、小麦、大豆につきましては、生産面ではサクつけのランチ化や生産性向上のための営農技術の導入、流通面では安定供給に向けたストップセンターの整備、消費面では国産大豆小麦を使った新商品の開発など、総合的に支援しております。さらに、主食であります米につきましては、米飯 学校給食の推進定着、米と健康に着目した情報発信、さらにパクご飯や米粉などによる需要拡大、さらに輸出促進等、あらゆる面で需要の拡大に取り組んでいく考えでございます。
47:23
はい、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。最後にもう一問、大臣にお聞きします。国内のロックノーと畜産は、物価高騰で大打撃を受けておりますが、これについてどのような政策を打っていただけますでしょうか。
47:47
お答えいたします。いろんな委員会で、予算委員会、あるいは農林水産委員会で、特にやっぱり質問が多かったのが、今の広瀬委員の御指摘の質問でございました。これにつ きましては、2月24日の物価賃金生活総合対策本部におきまして、総理の方から指示がございました。3つの指示がございまして、1つは、4年度の市市販期、1月から3月までの4市販期の対策をどうするかと。これについては、第3市販期の対策を継続して、配合資料コストを抑制するというのが1つ。それからもう1つは、今まで対象になっておりません。購入素子料、これについても農家の皆さん方からも素子料です。オーストラリアだとかアメリカから輸入いたしておりますが、これについても対策をやってくれというようなことの指示。それから3つ目が、3月までは一応総理指示を踏まえましてやっておりますが、今度価格は発表しますけれども、その後の4月から6月まで、これが第2市販期にありますが、これも見据えた劇変緩和対策も検討しておいてくれと、こういったご指示をいただいておりますので、総理の指示通り、私どもは今検討中でございます。
49:28
どうもありがとうございまし た。よろしくお願いいたします。大臣に対する質問はこれで以上でございますので、ご退席いただいて結構でございます。野村大臣、ご退席いただいて結構です。おられますか。お逃れください。最後に地元岩手の大先輩である鈴木財務大臣にお聞きしたいと思います。いつもありがとうございます。震災から12年が経過した今も沿岸の復興は道半ばであり、皆さん経済的にも精神的にも大変苦しんでいらっしゃる方々がたくさんいらっしゃいます。復興予算も含め、今後の沿岸の復興の完遂に向けた意気込みをお聞きしたいと思います。大臣いかがでしょうか。
50:16
東日本大震災の発災から12年が経過をいたしました。この間、国、県、市町村、そして国内、それから海外からも大変温かいご支援をいただき、何といっても被災者の皆さんが歯を食いしばるような努力をされて復興がここまで進んでまいりました。ただ、まだ避難生活に余儀なくされている方もおられまして、復興は地域によってその進みぐらいバラバラであると思っております。岩手や宮城のような地震、津波、被災地域におきましては、ハード事業はもうあらかた終了いたしまして、これからはソフト事業、心のケアなどが大切だと思います。そして原子力災害、被災地域であります福島におきましては、廃炉も含めまして、まだまだハード事業も進めなければならない。これからも国が前面に出て、しっかりと福島の復興に努めなければならないと思います。そのための復興財源につきましては、復興庁とも連携をしながら、しっかりとした復興財源を確保して、最終的なゴール、復興完成に向けて頑張ってまいりたいと思います。
51:24
はい、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。これで質問を終わります。以上で、広瀬恵美さんの質疑は終了いたしました。
51:34
次に、若林陽平君の質疑を行います。若林陽平君。
52:00
はい。静岡県選出自由民主党の若林陽平です。栄養災害委員会においてきましては、初めての質問の機会をいただき、政務次院長をはじめ、理事の皆様、ここにいらっしゃる全ての先生方、関係する皆様に心から感謝を申し上げます。また、閣僚の皆様をはじめ、政府関係の皆様におかれましては、御答弁のほどよろしくお願いいたします。私は大学卒業後、製薬メーカーに就職、その後、静岡県御殿場市にある医療機関に事務職及び経営職を経て、37の時に、藤野本御殿場市の市長に就任をし、4期約13年の期間、基礎自治体の長を務めさせていただきました。現場の課題に対し、現実的な対応をしてきた目から、防衛力の強化、食料安全保障、エネルギー、消費化対策など、国防について限られた時間ではありますが、それぞれの項目でポイントを聞かせていただきたいと思います。私が市長を務めていた御殿場市は、富士山、アウトレット、温泉などをはじめとする観光、落納を含む農林業、企業、工業、商業など、あらゆる分野がバランスよく発展してきた富士山陸の美しい街ですが、福島県との一番の違いは、3つの中途の地、東富士演習場を有 する自衛隊の街でもあるということでございます。そこでまず、防衛力の強化についてお聞きをいたします。私は議員にならせていただいてから、党内での数多くの部会、議連、勉強会等に積極的に参加をさせていただき、発言などもさせていただいておりますが、どの会合においても、軍事力の増強、軍事向上、軍格といった言葉は一度として聞いたことはございません。にもかかわらず、あえてそのような言葉を使い、あたかも戦争を推進しているかのような言われ方もされており、心が痛みます。もちろん、外交が第一であり、話し合いで解決していくことが最も重要であることは言うまでもございませんが、それが叶わなかった現実を突きつけられたのが、ロシアによるウクライナへの侵攻であり、我が国を取り巻く更なる厳しい状況ではないでしょうか。隣国とのパワーバランスを考えれば、これ以上の配慮は、むしろ我が国を危険な状況に落とし入れることになりかねないかと思います。自分の国は自分で守る姿勢と、それを諸外国に認識をしていただくこと、そして何より、国民の生命財産を絶対に守るためには防衛力の強化が必要であり、それが抑止力の大きな一つになると私は認識をしておりますが、防衛大臣の見解と国民の皆様に対する強い思いを伺います。
54:41
防衛力の抜本的強化については、戦後求む厳しく複雑な安全保障環境に対峙していく中で、国民の命を守り抜けるか、のか、極めて現実的なシミュレーションをはじめとする様々な検討を行い、必要となる防衛力の内容を積み上げました。率直に申し上げて、現状では十分でなく、今後5年間で現有装備品の最大限の活用のための稼働率向上や弾薬確保、主要な防衛施設の強靭化への投資や農家促や、スタンドフ防衛能力や無人アセット防衛能力等、将来の防衛力の中核となる分野の抜本的に強化に取り組んでいく必要があると考えております。このような取組により、我が国の抑止力、対処力を向上させることで、武力攻撃とのものの可能性を低下させることができると考えております。外交努力の重要性は言うまでもありませんが、同時に国家安全保障の最終的な担保は防衛力であり、防衛省自衛隊は防衛力の抜本的強化により、国民の命と平和な暮らしを守り抜く体制を構築したいと考えているところであります。
55:55
大変心強い御答弁をありがとうございました。国民の皆様におかれましても、守るための防衛力の強化であり、抑止力の向上であることを再認識をいただいた上で、質問を続けさせていただきます。令和5年度の予算案にも自衛官の処遇改善が掲げられておるかと思いますが、どのような処遇改善を考えられているのでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。
56:27
お答えいたします。防衛省自衛隊においては、宿舎や対車の整備、被覆の確保といった自衛隊員の生活勤務環境の改善をこれまで以上に推進するため、令和5年度予算案において、前年度費2.7倍となる約2,693億円を計上しています。今後も防衛力整備計画に基づき、自衛隊員の生活勤務環境の改善を行っていきます。また、給与面の処遇については、令和5年度予算案において対遼空侵犯措置等を実施した際に、レーダーサイトで警戒監視の業務に従事する隊員に対し、支給する手当を新たに設けるなどの措置を講じております。現在、防衛力整備計画に基づき、自衛隊員の聴覚勤務の実態調査を行うため準備を進めており、令和5年度当初に調査に着手する考えです。今後、この調査結果も踏まえながら、自衛隊員の任務や勤務環境の特殊性を踏まえた給与・手当について検討してまいります。今、中にもありましたけれども、やはり自衛官の指揮に最も関わる、制服や施設、営舎、宿舎、食事等、今一度具体的な改善の計画が言える範囲でお聞かせいただけますでしょうか。
58:02
まず、私の方から、制服についてご答弁申し上げます。防衛省では、陸自新制服につきまして、平成29年から整備を開始しておりますが、企業の製造能力やコロナの影響により、令和7年度末までに完了するという計画の下、整備を進めているところでございます。具体的には、制服を2回に分けて整備・対応を進めており、1回目に対応する制服につきましては、平成29年度から整備を開始しており、本年度に納入が完了いたしました。2回目に対応する制服につきましては、令和4年度から整備を行っており、令和7年度末までに完了する計画で進めているところでございます。
58:53
私からは、自衛隊施設の強靱化についてお答え申し上げます。安全保障環境が急速に厳しさを増す中、自衛隊が粘り強く戦う体制を確保するために、基盤となります防衛施設の強靱化を図っていくことが重要であると認識しております。このため、自衛隊施設に関しまして、武力攻撃等に対する自衛隊施設の高端性の向上、津波や浸水などの大規模自然災害対策、既存施設の老朽対策などを、各施設の機能や重要度に応じて適切に進めていく考えでございます。これらの実施に当たりましては、全国の中屯地・基地の全体整備計画を策定し、施設の老朽状況や中屯地・基地の運用等を踏まえ、集中的かつ効率的に整備を進め、おおむね10年後に全ての施設に対して、適切に耐震性能及び防護性能等を措置していく考えであります。
1:00:00
具体的な答弁をありがとうございました。今回の予算案では、退職自衛官に対する処遇改善までは、組み込んでいただけませんでしたが、退職自衛官の処遇改善や業績に対する少々について、どうお考えかを、ご見解いただきたいと思います。ご見解を伺います。
1:00:25
お答えいたします。若年定年制のもとにある自衛官の退職後の生活基盤の確保は、自衛官が将来への不安を解消し、在職中に休んじて職務に成立できるようにする観点から重要であると考えます。その上で、一般の公務員よりも若くして退職を余儀なくされる自衛官に対しては、再就職支援に加えて、若年定年制から生ずる不利益を補うための「若年定年退職者給付金」を支給することにより、退職後の生活を支えているところです。また、退職自衛官が在職時に培った知識や経験を生かして、地方公共団体の防災関係部局など、社会の様々な分野で活躍することは、国民の皆様からの自衛官に対する信頼の獲得につながると考えており、このような観点からも再就職支援を充実させていく考えです。なお、少子化により自衛官の採用環境が厳しくなる中、高度な知識・技能・経験等を備えた定年退職自衛官を再任用することも有効であり、今後さらに推進してまいります。
1:01:50
丁寧な御答弁ありがとうございました。次に、施設については地価化が謳われておりますが、安排地の時の備えを考えると、今後はシェルターがキーワードになっていくかと思います。特に地下建造物が少ない南西諸島等への必要性は増していくと思いますが、現状の避難施設の指定などはどのようになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。
1:02:19
お答えを申し上げます。武力攻撃を想定した避難施設に関しましては、まずは、弾道ミサイル攻撃による爆風等からの直接の被害を軽減するための緊急一時避難施設の指定の推進に取り組んでいるところでありまして、沖縄県におきましては、令和4年4月1日現在で935ヵ所、そのうち、埼島諸島の五四町村においては112ヵ所が指定されているところであります。
1:02:59
ご答弁ありがとうございます。実際には、埼島村によっては指定された建物が取り壊されてしまうなど、行政も十分に理解しているのか疑問が残るところでもございますが、Jアラートを発動時、国民保護法のもと、避難する一時避難所の国民の皆様に対する周知はどのように行われているのでしょうか。
1:03:28
お答えを申し上げます。弾道ミサイル攻撃による爆風等からの直接の被害を軽減するためには、コンクリート作りの堅牢な建物や地下施設に避難することが有効でありますことから、こうした施設を都道府県知事等が緊急一時避難施設として指定することとなっております。政府としては、こうした指定が早期に行われるよう、都道府県等に対し働きかけを行っているところであります。この指定促進の取組とともに、緊急一時避難施設に係る周知・広報を進めることは、有事の際に住民が迅速かつ的確に避難を行う上で大変重要な取組であると認識しております。このため、これまで内閣官房におきましては、国民保護ポータルサイトの地図上で、現在地周辺の避難施設の情報をスマートフォン上で確認できるようにしておりますほか、令和4年11月からこの地図ページへのアクセス性を向上させ、また、令和4年4月から緊急一時避難施設が持つ機能などについて、Twitterを活用したプッシュ型の周知を新たに実施するなど、国民の皆様へのわかりやすい周知の取組を強化しているところであります。今後、これらの周知手段のさらなる活用のほか、住民避難訓練の機会に知らしを掲示するなどにより、住民の皆様が日常生活の中でどこにどういう緊急一時避難施設があるか認識 し、有事の際に迅速かつ的確に避難が行えるよう、避難施設情報の周知広報により積極的に取り組んでまいります。
1:05:24
大変ご丁寧な御答弁ありがとうございました。次に、既にある地下鉄や地下道及び地下施設を防風扉等で強化をし、シェルター化していくお考えはあるのか、御見解をお聞かせください。
1:05:42
お答えを申し上げます。現在、指定の促進に取り組んでいる緊急一時避難施設につきましては、弾道ミサイル攻撃による爆風等からの直接の被害を軽減するために、既存の堅牢な施設や地下施設を指定するものであり、この指定により物理的な変更や費用負担が施設管理者側に生じることを想定しているものではご ざいません。その上で、より過酷な攻撃を想定した施設については、一定期間滞在可能な施設とする場合に必要な機能や課題の検討を進めているところでありますが、その検討の結果、既存の施設に、例えば、ご指摘の防爆扉を取り付けることなどにより、より低いコストで求められる効果が得られる場合もあり得ると考えますので、そういった視点も持ちつつ検討を進めてまいりたいと考えております。
1:06:51
今後の技術進歩により、早い段階で、まずは公の施設、そして近い将来、一般家庭にもシェルターが配備されることを期待し、シェルター議連においては議論を積み重ね、政府にも提言していくことをお伝えしまして、この項の質問を終わらせていただきます。次に、二つ目の国防の大きな要素となります、食料安全保障について、いくつかの質問をさせていただきます。初めに、落農の現状に鑑み、落農家に対する大臣の思いをお聞かせいただきたいと思います。野村大臣、よろしくお願いします。
1:07:32
はい、お答え申し上げます。落農経営、特に餌が上がっている関係で、畜産全体にも関わる話なんですが、中でも毎回申し上げているんですけれども、落農が一番厳しいというふうに私は認識をいたしております。それが数字として現れておりまして、今年の1月末、1月で見ておりますと、通常は毎年だいたい5%から6%の減少率だったものが、これが3%から5%ぐらいだったんですが、今年は6.8%、個数でいきますと全国で809戸が離農されたという実績が出ておりまして、例年離農は少しずつは進んでおったんですが、今回は全国で6.8%という非常に高い減少率になってございます。従いまして、これは原因としては餌が高いというのがありますが、もう1つは生乳の需給バランスが大幅に崩れているというのがありまして、生産コストの上昇を販売価格に反映しづらいために、国においては在庫低減対策なり、消費拡大の取組の支援に今後も取り組んでいきたいんですが、子どもたちは学校給食が春休みで牛乳が出なくなったというのもありますし、従いまして消費拡大をどうするかということで、1つは子ども食堂に対する提供、牛乳の提供、あるいはまた非常に外国人の入国が多くなってきたものですから、空港とにおいてそういった外国人に対する牛乳の提供等々、 消費拡大の取組を何とか支援をしていきたいと、こんなふうにも考えておるわけですが、ただこれだけではなかなか農家の経営が良くはなりませんので、先ほども広瀬委員にもお答えしたんですけれども、やっぱり総理から指示を受けておりますのが、3つの対策をやれということで、現在のこの対策本部から1、3月の飼料の価格を前年並みの価格で何とか踏襲しろというのが1つ、それから今度は4月以降の餌をどうするかというのがありますので、これに対する対策についても、これは現在検討中でございます。したがってまた国内の祖飼料に対する対策も、国内というよりも今輸入飼料をオーストラリアだとかアメリカから輸入いたしておりますので、これに対する対策はできないかと、こういったようなことを当面対策として今検討をさせているところでございまして、長期的には何と言いましても、輸入阻止の過度な依存からやっぱり脱却していかなきゃいけない、これに対する国内飼料生産基盤を強化していこうということでの予算編成をさせていただいているところでございます。
1:11:19
御丁寧な答弁ありがとうございました。大臣の悪意に対する熱い思いと愛は常に必至と感じているところでもございますが、だからこそ私は現金給付をもっと出せとか、今すぐカレントアクセス、輸入を制限しろとかそういうつもりは全くございません。ただ、需要がないからといって生産抑制を促すよりも、さらなる消費推進に加え、需要そのもの、この需要そのものを増やす政策を考えたらいかがかと思っております。今にわかに国民の皆様からは昆虫食云々の前に廃棄しざるを得ない生乳やおから、規格外野菜を推進するのが先だろう、こういうお怒りの声が上がっているのも事実であります。これは無理もないかと思います。誤解もあるでしょう。ちゃんと伝わっていない部分もあるかとは思いますが、いずれにしても生産を減らすことは食料安全保障や自給率向上を考えた上で容易に行うことではないかと思います。既に話が挙がっております子ども食堂やフードバンクへの提供、また外国人の入国者への提供、それに加え、やはり新たに需要をつくるために貧困世帯への配給、また海外支援には金銭よりも食料、特に粉乳など乳製品を支援することを国が責任を持って行い、また国民の皆様には、例えばシチューの火であるとか牛乳鍋の火など、わかりやすく親しみやすい宣伝をしたり、新しいレシピなどで商標をお願いする努力も必要かと思います。そして貧困世帯への配給など も含め、自治体、この基礎自治体の力を借りて推進していくことも大切かと思いますが、大臣の御見解をお伺いいたします。
1:13:16
お答え申し上げます。まさに若林委員のおっしゃるとおり、これは牛乳、乳製品の消費拡大、この需要の底上げを図ることが、これも本当に大きな私どもの仕事だと、こんなふうに思っておりまして、このために、乳業メーカーでは新商品の開発や販売促進キャンペーン、それから今おっしゃいましたような新たなレシピ開発などの取り組みも行っているところでございまして、農林水産省においても、これような取り組みをぜひ後押しをしてまいりたいと、こんなふうに思っております。また、国も参加しました「牛乳でスマイルプロジェクト」において、地方自治体やメディアなども含めた官民の300を超える幅広い参加者が、共通ロゴマークの下で反則PR活動も行っておりまして、メディアによる新たなレシピの発信等の消費拡大の輪を広げる取り組みを行っているところでございます。引き続きまして、関係者と連携して、牛乳乳製品の消費拡大に取り組んでまいりたいと思っております。力強い御答弁をありがとうございました。次に、水産関係の質問をさせていただきます。まず、尖閣をはじめ、南西諸島など離島における漁業については、国防の一端も担っていると私は考えておりますが、御見解と。何かしらの支援を行っているのがあれば、その内容をお聞かせ願いたいと思います。
1:14:58
お答え申し上げます。我が国では、今先ほど国防につながるというお考えをおっしゃいました。まさしく私どもも、同じような考えを持っておりまして、これは議員立法で特定、有人国境離島の法案を作りました。これは、私のところも大変離島が多いまして、あるいは長崎、鹿児島というのが一番多いのですが、こういうところの先生方と一緒になりまして、有人国境離島の特別法案を作りまし た。そのこれまでで漁業者が失業中に不審な行動を行う外国漁船を発見したとか、あるいは通報していただいた、あるいは離島に設けた漁業用の作業場に密入国外国人が隠れていたところを発見した事例、これは青森県だとか、あるいは北海道でありましたけれども、こういったことが報告されておりまして、離島を中心に漁業者が国境監視の役割を担っていると、私どもは先もりだとこういうことを申し上げてきたんですが、そういったことで大変成果を上げておりまして、農林水産省としましては、離島における機関的産業である漁業の振興、あるいは漁業の持つ国境監視の機能の推進に、ぜひ取り組んでまいりたいと思っております。
1:16:40
こちらについても丁寧な御答弁をありがとうございます。次に、このたび審議される予定の漁港、漁場、整備法の一部を改正についてでありますが、資料1にありますとおり、今後の海業における大きな起爆剤となり得る、非常に画期的な改正であり、漁協の皆様にとりましても、大きな収入源になるかと思いますが、大臣の御見解をお伺いいたします。
1:17:12
評価いただきまして本当にありがとうございます。農林水産省では、4年の3月に閣議決定しました水産基本計画、あるいは漁港、漁場、整備長期計画におきまして、今おっしゃいましたような海業を漁港漁船で進行しようと。ただ海業といってもなかなかなじみのない言葉でありますけれども、これは漁港に直売所なり、あるいはレストラン、食堂を設けて、そして外部の方々もここに来ていただくという、そういった海業ってまとめて海業と申し上げておりますが 、海業を漁港漁船で展開しまして、地域のなじわいや、あるいは所得と雇用を生み出すことを目指して、漁港における新たな海業等の取組を5年間で、おおむね500、1年間に100ヵ所、そういうことを展開してまいりたいと、こんなふうな計画を立てておるわけでありまして、漁協や民間事業者が漁協において長期安定的に事業運営ができる仕組みを検討することといたしておりまして、今般、漁港漁場整備法の改正法案を国会に提出しておりますので、どうか御審議のほどよろしくお願い申し上げたいと思います。特に先生の御地元である静岡県では、漁港が多く、この国会での審議が予定される整備法の改正は大変幅が広がっていくんだろうと、あるいは期待されていただいているんじゃないかと、こんなふうに思っておりますので、農水省としても地域の理解と協力のもとで漁業場の利用を確保した上で、海業を推進してまいりたいと、こういうふうに思っておるところでございます。
1:19:17
夢のある御答弁を本当にありがとうございました。資料2・3にありますように、国商国産の更なる推進と、毎月3日から7日は魚の日ということを、ここにいらっしゃる皆様と御清聴いただいている皆様にも、積極的に広めていただき、牛乳を飲むことも広めてお願いをいたしまして、次の項目に移りたいと思います。エネルギーに関する質問をさせていただきます。まず確認として、現在のエネルギーバランスにおける再エネが占める割合と、2030年の再エネが占める割合についてお伺いをいたします。
1:19:49
資源エネルギー庁山田長官官房資源エネルギー政策統括調整官
1:19:56
お答え申し上げます。即法値に基づく2021年度の電源構成に占める各 電源の割合は、再エネ20.3%、原子力6.9%、火力72.9%となっております。第6次エネルギー基本計画では、2030年度に温室効果ガス46%削減を目指す中、徹底した省エネや非化石エネルギーの拡大を進める上で、需給両面における様々な課題を克服することを想定した場合における2030年度の電源構成として、再エネ36から38%、原子力20から22%、火力41%、水素アンモニア1%を見込んでいるところでございます。
1:20:39
御答弁ありがとうございます。今後の水素エネルギーの発展やカーボンニュートラルを考えれば、再エネの役割は非常に高いことは理解をしておりますので、全ての再エネが駄目だとか、抽出べきだとは申しません。しかしながら、農地を転用し、山を切り崩し、景観を壊し、災害を増長、または、被侵入しかねないような場所へのベガスオーラや風力発電が本当にエコと言えるでしょうか。まして、地元静岡県神奈美町のように、住民が反対をし、町長も議会も反対し、県議会においても、臨時開発許可の取消を求める決議が出されているような再エネ施設については、認めるべきではないと考えますが、今後の進め方につきましても、御見解を西村大臣にお伺いいたします。
1:21:26
御答弁します。今、説明がありましたとおり、地域との共生を前提にしながら、まさに36から38%実現に向けて最大限導入していくというのが政府の方針であります。そして、御指摘のように、これまで導入された際の中にも、安全面、防災面、景観、環境への影響など、地域の懸念が顕在化した例もかなり出てきております。こうした地域の懸念に対応すべく、関係法令に違反する事業者に対するFITを引っ張る交付金を一時停止する措置、あるいは違反が解消されず認定取消しに至った場合には、そのFITを引っ張る交付金の返還を命ずる措置など、事業規律の強化を内容とする関係法案を国会に提出したところであります。地域住民への説明もしっかり行っていただこうというふうに考えております。既に認定を受けている案件であっても、施行後に関係法令違反などの状態がある場合には、こうした措置をしっかりと適用していきたいというふうに考えております。引き続き事業規律を強化しながら、地域との共生した形での再連動にを進めていきたいというふうに考えております。
1:22:36
大変心強い御答弁をありがとうございました。日本の美しい景観を損なうことは、観光にも大きな影響が出るかと思いますので、関連す るすべての省庁で注視いただくようお願いを申し上げます。最後に私は市長をやらせていただいた期間で、合計特殊収支法率を1.61から1.75まで引き上げました。とにかく先取りであらゆる子育て支援、少子化対策を行いました。少子化に対する危機感は地方の方が高く、それぞれの自治体が15年以上前から取り組んでおります。だからこそ、大都市における収支法率を上げることがテーマだとも考えております。いずれにしても、成功している自治体の一番の要因は、安心して子育てができる環境を必ずつくる、子育て世代を絶対に守るという国の本気の姿勢を感じ取っていただき、実感として安心感を持っていただくことが重要かと思いますが、子ども家庭庁の会長を目の前に控える小倉大臣の少子化対策に対する熱い思いと決意をお聞かせください。小倉国務大臣、時間が来ておりますので、端的に。よろしいですか。じゃあ要請ということで。大臣、すみません。答弁いただいて、簡単に用意していただいたので、時間に参りましたので、要請で終わらせていただきます。今日の一席、機会をいただきまして、ありがとうございました。以上で、若林陽平さんの質疑は終了いたしました。次に、船橋俊光さんの質疑を行います。
1:24:17
自由民主党の船橋俊光でございます。本委員会における質問の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。はじめに、エネルギー高騰対策についてお伺いいたします。先週15日、我々自民党は、エネルギー・食料品価格高騰等への追加対策に向けた提言を取りまとめました。その中で、エネルギー価格高騰への対応として、特別高圧契約向けの支援や、LPガスを利用されている方の負担を実際に軽減するための支援などを講じること、電力会社から申請されている規制料金の改善について、死ガスという日程ありきではなく、厳格かつ丁寧な査定による審査を行い、電力料金の抑制に向けた対応を行うことを盛り込みました。いずれも早急な対応を求める内容でありますけれども、政府の対応についてお聞かせいただきたいと思います。
1:25:10
ご指摘のとおり、自民党から電力の特別高圧契約、あるいはLPガスの負担軽減策、規制料金の改定申請についての厳格かつ丁寧な査定による審査を求める提言をいただいたわけでございます。この中で、特別高圧契約、LPガスの負担軽減、我々検討を進めておりますが、苦慮しておりまして、特別高圧には収益の上がっている大企業も含まれてしまうということでありますし、LPガスは冷裁な事業者が多いものですから、その方々に負担を負わせるわけにもいかないというようなこともあって、非常に苦慮しておりますが、いずれにしましても、総理からのご指示もございますし、与党からの提言もございますので、幅広く様々な観点から検討の詰めを行っているところでございます。併せて、電気料金の値上げ申請についても、各事業者に対しまして、直近の燃料価格などを踏まえて再算定を求めるということにしたところであります。引き続き、必要な時間をかけて、丁寧かつ厳正に申請を行っていきたいと考えております。ご答弁ありがとうございます。地元からは、政府としての対策に大変な期待の声が上がっているところでありますので、よろしくお願いしたいと思います。迅速な対策として、私は、特別交発契約向け支援や、LPガス料金の負担軽減としては、電力、ガス、食料品等、化学高等充填支援地方交付金を積み増しをしていく、そして、地域の実情に応じ、対応できる方が望ましいというふうに考えております。また、現在、交付金を活用したLPガスの支援について、国は昨年と今年の領収書を揃えて申請し、差額を現金支給するという例を挙げておりますけれども、これは高齢者の方などにとっては、大変手間のかかることではないかというふうに思います。それよりも、販売店に対して、販売価格のコスト上昇分を支援して、利用者の負担を軽減していくという方が、私は効果的ではないかというふうに考えています。加えて、これまで事例がありませんけれども、特別高圧契約については、電力小売事業者へ今支援をしております、低圧1kWhあたり7円、高圧3.5円、こうしたものを参考として、具体的な金額を示していくべきではないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
1:27:42
資源エネルギー庁松山電力ガス事業部長
1:27:46
お答え申し上げます。昨年9月に措置いたしました6,000億円の電力ガス食料品等価格高騰充填支援地方交付金では、自治体の判断により地域の実用上を踏まえたきめ細かい対応が できることとしており、LPガスや特別高圧契約の需要回の支援なども行われているようあると認識しているところでございます。この交付金というものを国で使い道を一義的に決めることは、これはなかなかできないわけでございますが、委員御指摘のように、様々な事例をお示しすることは大変有効な手段だと思ってございます。そういう意味で申し上げますと、例えば、LPガスにつきましては、栃木県や茨城県では、LPガスを使用する一般家庭などに対して、販売店を通しまして、寝べき支援を行う例があるわけでございますし、また、大分県では、LPガス料金の支援にも利用できる地域貯金券を発行する例もあるところでございまして、こうした地域の実情に応した対応を可能とするような事例のご紹介というものに取り組んでいきたいと考えてございます。また、併せまして、電気の特別高圧契約に対する支援もこれまでの実績もあるところでございまして、委員のご指摘も踏まえまして、事例の作成公表について、今後、対応を検討してまいりたいと考えてございます。
1:29:00
ご答弁ありがとうございます。実態が実用に応じて対応しやすい例事というものを、心がけていただければと思っております。経産大臣への質問は以上でございます。それでは、西村経産大臣におかれましては、ご退出をいただいて結構でございます。次に、公共事業者についてお尋ねをいたします。政府案の令和5年度公共事業予算は、国民生活、経済の安定と成長、大規模資源災害等から、国民の命を守る社会インフラ整備に必要な予算であります。一方で、社会インフラ整備を担う建設産業界は、建設資機材の高騰、働き方改革への対応と慢性的な人材不足が深刻な状況下にあります。政府は、令和4年度から政府公共調達へ参加する事業者に対し、中小企業は1.5%の賃上げで加点する優遇措置に加え、今年3月から国庫省が発注労務単価を5%引上げをしたことは、人材確保の観点から評価をいたします。しかし、投資予算が令和4年度と同規模のため、建設資機材の高騰や人件費のアップなどが盛り込まれているのかを不安視する声が、地方や業界から聞こえてまいりますので、以下、伺います。まず、事業者からは、既に実施されている1.5%の賃金アップと、今回の5%引上げされた発注労務単価の取扱いについて、分かりにくいとの声があります。5%の中には、1.5%は含まれているのか、1.5+5%なのか、取扱いについてお気をつけください。
1:30:36
委員御指摘の1.5%と5%の関係でございます。本年3月適用の予定価格の積算に用いる労務単価は、現場の技能労働者の賃金の支払状況に関する実態調査をもとに、前年度比+5.2%の引上げとなりました。一方、賃上げ加点措置については、元分け企業を対象に直接雇用する技能労働者も含めた全従業員について、中小企業等においては、1.5%以上の賃上げを表明した企業に加点するものです。積算用の労務単価の上昇率約5%の対象は技能労働者であり、賃上げ加点措置の表明率1.5%の対象は技能労働者を含めた全社員が基本となります。技能労働者を直接雇用している中小の建設会社を例にお答えすると、賃上げ加点措置については、労務単価が5%上昇している技能労働者への賃上げ分も含め、企業全体として1.5%以上の賃上げを確認することとしております。今後とも、これらの制度を含めて、建設業の賃上げに向けて取り組んでまいります。
1:32:00
御答弁ありがとうございます。中身が違うんですけれども、その違いというものが正しく理解されて賃金の引上げに適切につながっていくように、丁寧な説明を今後もお願いしたいと思います。次に、政府の公共事業予算でありますけれども、これは当然必要額が盛り込まれていると思いますけれども、申すまでもありませんが、社会インフラ整備は、計画通り事業を進捗させる工事の事業料と委託業務の確保、適切な維持管理が必要とされます。提案されている公共事業予算に関する政府の見解をお聞かせください。
1:32:42
お答え申し上げます。令和5年度予算につきましては、予算編成の基本方針において足元の物価高いの対応等を図る観点から、令和4年度第2次補正予算と一体として編成することとされております。昨年成立いたしました令和4年度第2次補正予算では、災害発生や事業進捗の状況などを踏まえ、機動的に対応する観点から、防災・減災、国土強靱化のための5カ年加速化対策に関する事業等について措置しており、国土交通省として令和3年度補正予算を上回る公共事業確保を確保しているところでございます。令和4年度第2次補正予算と令和5年度投資予算で一体として、現下の資材価格の状況も踏まえて、個々の事業において必要な内容が実施できるだけの予算をしっかり確保できていると考えております。これらの予算の執行に当たりましては、適切な確定化が進むよう促しつつ、計画的に事業の進捗を図るとともに、適切な維持管理等に努めてまいりたいと考えております。お答えをお願いします。ご答弁ありがとうございます。事業執行が円滑に進んでいくように、適切な対応を求めたいと思います。次に、建築保全業務について伺います。資料をご覧ください。令和5年度の建築保全業務労務単価は、全国の全職種平均で、令和4年度比プラス5%となりました。これは11年連続の上昇であり、処遇改善に成果を上げていると評価をいたしております。しかし、3職種12区分で構成される区分ごとの詳細を見てまいりますと、保全技術、保全技術員等に比べて、清掃員と警備員の比割基礎単価が低い実態がわかります。当然、業務内容の違いもありますが、実務経験が5年未満で補助的な業務を担う保全技術員補より国家資格有し実務経験も6年以上、指導監督などの総合的な技能を有する清掃員や警備員の労務単価が低く設定されているのは不合理であります。建築保全業務の適切な執行は、清掃員・警備員の人材確保が前提となります。今後、清掃員・警備員の労務区分と労務単価、これは見直しをしていくべきと考えますが、見解をお気を付けください。
1:34:56
国土交通省秋月大臣官房、官庁衛前部長
1:35:03
答え申し上げます。建築保全業務は、建物を適切に維持管理していく上で、不可欠な業務であり、極めて重要な業務と考えております。そのため、国土交通省では、建築保全業務の発注にあたり、各省庁が予定価格の算出に用いる建築保全業務労務単価について、業務内容や技能、実務経験等のレベルに応じた区分を設けた上で、毎年賃金実態を調査し、単価を設定しております。労務単価は実態に即したものにする必要があると考えており、実態調査の際、区分ごとに適切に賃金データを収集できるようにするなど、引き続き調査データの精度向上に取り組んでまいります。船橋俊光君 今ほどお答えいただきましたけれども、もう少し業界との対話なども含めて、実情を踏まえていただいた中で、必要な人材が確保されるような集合改善につながっていくように、この単価の設定というものを、ぜひ検討していっていただきたいと思います。時間の都合で質問の順序を開始させていただいて、防衛力の強化策について、次にお伺いさせていただきます。我が国の厳しい安全保障環境を踏まえた防衛力の抜本的強化、これはまたなしであります。今回の防衛力強化に向けた検討の中で、戦車や戦闘機などの正面装備品の運用に不可欠な部品や弾薬が不足している実態が明らかになりました。部品等のサプライチェーンの再構築など、安定的な供給体制を早急に整備しなければなりません。こうした防衛力の整備、維持及び運用する上で欠かせないのが、有事に備えた輸送力の確保であります。そこで以下、お伺いをいたします。まず、輸送ルートの確保について伺います。申すまでもありませんが、各部隊や装備品等の迅速な移動、交代要員や補給品等の輸送が安定的に行える、輸送ルートの確立は国防上重要であります。しかし、この観点から輸送ルートの在り方を政府全体で共有しているとは言えない現状があります。その一つが、陸上輸送の種であります道路、鉄路上の長大トンネル内は、安全線を考慮して弾薬の輸送を認めていないことであります。そのため、迂回ルートや積み替えを余儀なくされ、最短距離、時間で輸送できておりません。実際、私の地元北海道は全国の7割の火薬庫が配備されておりますけれども、青函トンネルの開業以来、一度も貨物列車で運搬したことがありません。ほとんど民間フェリーに頼っているのが現状であります。もし、公開である津軽海峡が他国によって海上を封鎖されますと、民間フェ リーによる各部隊や弾薬、装備品の輸送ルート確保は困難となります。こうした事態を含め、様々な融資を想定し、迅速かつ安定的な輸送ルートを確保することが重要であり、庁内トンネル区間を有する青函トンネルや全国各地の道路、鉄路など、鉄路で弾薬など火薬類の輸送を安全性を確保した上で輸送を可能とすべきでありますけれども、見解をお聞かせください。
1:38:19
自衛隊の弾薬、燃料等の輸送に当たっては、一部を除き、基本的に民間と同様の規制が適用されている一方、自衛隊の弾薬ならではの特性や自衛隊における使用の対応を踏まえ、より柔軟に運用し、自衛隊の活動を円滑に行うことができるようにしておくことが重要であります。そのため、議員御指摘の青函トンネルや水底トンネル等における危険物の輸送に係る制限などについて、関係省庁等議論を行っております。引き続き、弾薬、燃料等の輸送をより柔軟に行い、自衛隊の円滑な運用を確保することができるよう、具体的な方策について関係省庁等議論を進めてまいりますが、自衛隊の活動により国民の皆様を危険にさらすようなことがないよう、その際、安全性を担保することは大前提であります。
1:39:18
御答弁ありがとうございます。次に、輸送インフラ整備についてお伺いしたいと思います。輸送ルートは防衛戦略上、全国各地を網羅して整備していくべきであります。ロシアのウクライナ侵攻で鉄路の重要性を知ることとなりましたが、国内の鉄道網は、経済的理由のみで路線の廃止が進んでおります。また、自動車専用道路も、BYCに基づき地方路線は片側一車線、整備率も低い現状にあります。我が国の厳しい安全保障環境下では、従来の経済合理性を優先した社会インフラ整備と位置管理の考え方だけでは不十分ではないでしょうか。まさに有事に備えた輸送インフラ整備が求められております。この有事というのは、我が国への脅威が現実になったとき、自衛隊が必要とする輸送力、これに加えて国民に必要な物資などの輸送力を加えたものであります。そこで輸送インフラ整備の対象として具体例を分けさせていただきますと、廃線の危機にある在来線の維持、すでに鉄道が廃止された地域の高速道路も整備の迅速化、技術的な検討が始まっている新幹線貨物の活用、北海道と本州を鉄道と道路でつなぐ第二整管トンネル整備、民間トラック、船舶、航空機の優先利用、倉庫や保管庫の配備など検討すべき点は、まさに多岐に及んでまいります。安全保障の観点から、今後の輸送ルート整備の在り方を、私は先に取りまとめていくべきと考えますが、見解をお聞かせください。
1:40:54
有事に際しては、全国各地に配備されている部隊を必要な地域に迅速に軌道展開できるようにしておくことが重要であり、こうした輸送に当たっては、自衛隊の輸送力だけでなく、船舶、航空機、鉄道等の民間輸送力を活用することが想定されます。こうしたことを踏まえ、国家防衛戦略においては、自衛隊自身の海上輸送力、航空輸送力を強化するとともに、民間資金等活用事業等の民間輸送力を最大限活用することとしております。防衛省としては、各種自治体において、自衛隊が人員や物資の輸送を円滑に行うためには、平素から民間輸送力との連携を図ることが重要であると考えており、あらゆる輸送手段を確保できるよう、国交省や各種運送事業者等と連携をしながら検討してまいりたいと考えているところであります。(毎日新聞社) 防衛大臣への質問は以上でございますので、ご退席いただいて結構でございます。(福島新聞社) 最後に、空港で働く人材確保でありますけれども、航空需要の回復に伴って、遅延便が増えております。この要因として、人材不足ということが指摘されておりますけれども、そこに向けての政府としての対応をお聞かせください。
1:42:30
お答えをいたします。航空機の運航に不可欠なグラウンドハンドリングや、保安検査等の空港業務、これコロナ前と比較しまして、人員が約2割減少するなど、人材の人手不足に直面をしているところでございます。とりわけ、地方におきましては、人口減少による人手不足が著しい状況にあると認識をしているとこ ろでございます。この課題の解決には、地方自治体、空港関係事業者など、地域の関係者が総力を挙げて取り組むことが非可決でございます。このため、国土交通省におきましては、空港ごとにワーキンググループを設置し、地方空港も含めまして、関係者一丸となって人材確保育成、効率的な運用に取り組むことを推進しております。また、これらの取組を後押しするために、今年度補正予算におきまして、採用活動や人材育成、業務効率化等に対する支援を実施しているところでございます。さらに、先月、空港業務全体を対象とした初の有識者会議を国交省に設置いたしまして、空港関係者や地方空港の実情も踏まえながら、この空港業務の持続的発展に向けた取組指針の検討を進めることとしてございます。いずれにいたしましても、地方自治体等の関係者と密に連携しながら、空港における必要な人材確保や生産性の向上に向けて、全力で取り組んでまいりたいと思っております。
1:44:02
適切な対応を求めさ せていただきまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。以上で、ふなはしとしみつ君の質疑は終了いたしました。
1:44:42
次に、小西博之君の質疑を行います。小西博之君。
1:44:49
立憲民主社民の小西博之でございます。冒頭、高市大臣に質問いたします。高市大臣は、先ほどのこの答弁において、3月15日の「私が信用できない。答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでください」という、我が会派の推与議員に対する発言について、お話にはなりましたが、答弁はなされましたけれども、残念ながら、その中には明確な謝罪の意思、あるいは撤回の意思というものは確認することはできませんでした。それに先立ち、我々が敬愛する清松委員長より、この答弁について誠に遺憾であり、注意をさせていただきますと注意がなされ、また自民党の広瀬議員からも、自民党、与党としても遺憾と申し上げざるを得ないというお言葉もありました。私は高市大臣の「もう質問をなさらないでください」という発言は、清松委員長がお示しいただきましたよう に、この両宿の府のお互い、大臣も議員でございますけれども、議会人としてのお互い敬愛をする、そうした精神、それに反するとのみならず、憲法63条が定める、国務大臣は答弁または説明のために出席を求められたときは、出席をしなければならない、すなわち答弁をしなければならないという憲法を議員内閣制の根幹に反する発言だと思いますけれども、高市大臣、この発言について謝罪、撤回する考えがあるかどうか明確に答弁をお願いいたします。
1:46:18
今、委員が憲法第63条にもお触れいただきました。内閣総理大臣、その他の国務大臣について、答弁または説明のために出席を求められたときは、出席しなければならないと定められております。私はすべて答弁の通告がありました。委員会には出席をさせていただいております。また、参議院規則においても、第207条、参議院規則におきましても、これは第154条、内閣は質問に対して口頭で答弁することができる。全校の答弁に対しては、質問者は口頭でさらに質問することができると規定されていることは承知をいたしております。私の答弁につきましてでございますけれど も、ご質問に対して、つまり全く信用できません。あなたの答弁はどうですか。との、杉尾委員からのご質問に対しまして、私が信用できない答弁が、信用できないんだったら、もう質問なさらないでくださいと答弁をさせていただきました。私といたしましては、言論の不でお互い真摯に質問と答弁をする中で、答弁しても信用していただけないのではないか。そうであれば、ご質問されてもご納得される答弁を申し上げることは難しいのではないかという思いで申し上げました。私の答弁が答弁を拒否していると受け止められて、国会のご審議に迷惑をかけることは本意ではございません。国会において、これまでもご質問いただきましたら真摯に答弁をしてまいりましたし、3月15日、杉尾委員のその後のご質問についても答弁を続けさせていただきました。本院の他の委員会でも3月15日以降も答弁を続けております。今後も真摯に答弁を続けてまいりたいと存じます。
1:53:25
双方の筆頭理事、こちらにお越しになりまして、お昼にもう一度議事会を開いて協議をしたいと思います。暫時休憩をいたします。はい。
1:55:59
ただい まから予算委員会を再開いたします。令和5年度総予算3案を一括して議題とし、休憩前に引き続き質疑を行います。小西博之君。
1:56:16
立憲民主社民の小西でございます。高市大臣に伺います。大臣は午前中の質疑で、清松委員長の遺憾の意の表明及び注意、また自民党の広瀬議員からの与党としての遺憾の意の表明にも関わらず、3月15日の杉尾議員に対する発言、すなわち、私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでください、との発言について、謝罪も撤回にし表示もいたしませんでした。重ねて聞きますが、この発言を謝罪、撤回するお考えはございますか。
1:56:53
3月15日の本委員会において、杉尾秀哉委員からのご質問に対して、答弁を申し上げた理由、趣旨に関しては、今朝ご説明をさせていただいたとおりでございます。しかし、国会の御審議に御迷惑をかけることは、私の本意ではございません。敬愛の精神が必要という政末委員長からの御注意を 重く受け止め、私が信用できない、答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでください、という答弁についてのみは、撤回をさせていただきます。
1:57:33
御前中の答弁ですね、高市大臣、私が憲法63条指摘したときに、憲法63条に定める閣僚の国会への説明及び出席の義務についてですね、出席してますよねと、私は出席してますよねというような趣旨をおっしゃったんですが、63条の趣旨として、閣僚は答弁または説明を求められたときは、これに応ずる義務がある、そういう法的責務を負っている、そのことを御存じでしたか。
1:58:04
出席を求められたときには、出席をしなければならないという憲法の趣旨は承知をいたしております。そして私はこれまでも、真摯に答弁を続けてまいりました。これからもそう心をおだけさせていただきます。
1:58:27
私の手元には内閣法制局を返算した、歴代政府の憲法の解釈集があります。確立した憲法解釈です。出席する前提として、当然の前提として説明し、答弁し説明する義務があると。高市大臣の私を信用しないのであれば、質問なさらないでくださいというのは、大臣が議員内閣制の下で、憲法の下で負っている法的な義務を放棄した、そういう発言になるわけですけれども、もう一度聞きますが、そういう御認識はありますか。
1:59:00
私はもとより国会において、御質問いただきましたら、真摯に答弁をしてまいりました。3月15日にも、菅代委員のその後の御質問にも答弁を続け、3月15日以降の他の委員会でも答弁を続けております。今後もそのように務める所存でございます。
1:59:24
高市大臣の、もう質問なさらないでくださいという発言が、私が申し上げた歴代政府の憲法63条の大臣の答弁の法的な責務、これに反しないのか矛盾しないのかと私は聞いているんです。そのことについて答えてください。
1:59:43
外形的に見て、私は答弁を拒否をいたしておりません。答弁を続け、菅代委員もその後質疑を続けてくださいました。それに対しても答弁を続けさせていただいております。
2:00:03
いや、もう質問なさらないでくださいという意思表示そのものが憲法63条との関係で問題ではないかと聞いています。4回目、5回目の質問です。答えてください。
2:00:19
先ほど当該の箇所については、撤回をさせていただいたところでございます。
2:00:28
撤回の理由は国会の審議に迷惑をおかけの本意でないということなんですね。審議に迷惑じゃないんですよ。高市大臣の発言というのは、議員内閣制の根幹を否定しているということを申し上げて、松野官房長官に伺いますが、63条の趣旨は今申し上げたとおり、必要であればこの資料をお渡しさせていただきますけれども、高市大臣、内閣として注意し、適切な発言を促すようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
2:00:56
お答えをさせていただきます。高市大臣は、本日の菅松委員長からのご指導、ご注意について重く受け止めるとともに、ご指摘の部分の発言を撤回したものと承知をしております。また、高市大臣の発言の趣旨については、既にご本人より説明をされたとおりでございます。
2:01:25
もうちょっとこれで時間を使わせてはいけませんので、ただ、気合いする政松委員長は、午前中、実は撤回を促す発言を、これは省いていただきたいと、わざわざおっしゃってくださって、それに応じなかったということは、気合いする委員長の元の委員会の立場として申し上げさせていただきます。委員長、私、高市大臣に、もう4回、5回、また官房長官にも質問いたしましたので、高市大臣に対して、大臣の発言が憲法63条の私が指摘した趣旨に反しないのかどう か、これは大臣の見解を委員会に出していただきたい。また、官房長官に対しては、政府統一見解として、委員会に出していただきたいと思います。合国理事会で協議をさせていただきます。
2:02:03
委員長、ありがとうございました。高市大臣に伺います。今、15日の発言は撤回されましたが、大臣よろしいですか。大臣は、総務省の官僚の皆さんが悪意を持って、公文書を捏造したというふうに、大臣のレクの撤回記録などを捏造したというふうに言っているんですが、その捏造したという発言を謝罪撤回する意思はございますか。
2:02:26
これまでもお答えしておりますが、私に関する4つの文書については、私自身や大臣室の同席者に確認が取られていないものであり 、私が発言するはずのない内容が記述されているなど正しい情報ではなく、ありもしないことをあったかのように作られたものであり、不正確である旨、申し上げております。この4つの文書に共通する点であり、問題の本質でもあるところの、私の5月12日の答弁が、磯崎元総理補佐官の影響を受けたものではないということを証明するために、担当課が作成した答弁案への私の疑問に答えるために、5月11日深夜に5月12日の答弁案を作成したかから大臣室に送られてきた資料と、委員会前夜であることを立証できる委員会前夜の私と大臣室のやりとりのメールをプリントアウトしたものを、証拠として3月16日に本委員会に提出させていただいております。
2:03:31
大臣が委員会に出した資料、私も持っていますが、別に大臣が言ったようなことを証明するものでも何でもないんですね。大臣は1月29日に磯崎総理補佐官と総務省の官僚の間で、残念ながら合意されてしまった政治的公平についての解釈、それを一言一句、全く同じものを答弁で読み上げているんですね。影響を受けたどころか、磯崎氏 の答弁をそのまま読み上げているだけのことなんですね。総務省に伺いますが、今日の理事会で、この高市大臣の平成27年2月13日の大臣力結果、ここに名前がある安藤さん、また永塩さん、また西方さん、それぞれの3者が、この文書を捏造したと。自分たちは事実ありもしないことを故意にあることとして、この文書に何らかそういう記載をした、捏造したというふうに証言しているでしょうか。
2:04:31
答えを申し上げます。高市大臣の関連の文書の精査におきましては、関係者から聞き取りを行うに際し、誘導と受け取られないよう、中立性に十分配慮し、該当文書を見てもらいながら、記憶の有無や事実認識などについて発言いただく形で進めているところですが、この今、小西委員からご指摘のございました3人の者のいずれからも捏造という発言はございませんでした。一方でその他の者について、内容が正確ではないとの認識を有している者もございました。今回、質問通告のご要請もございましたので、捏造という認識を改めて確認をしたところ、今ご指摘の3人の者いずれもそのような認識はないとのことでございました。なお、その他の者からは、本件の大臣レクについて、記憶にない、あったとは思わないとの発言もあり、正確性が確認できていないところでございます。
2:05:27
今、官房長が答弁してくださった捏造という発言はなかったということと、捏造という認識は安藤局長以下3者はなかったということですが、それは、その安藤局長以下3者が3人の人たちが、自分たちは捏造という行為をしていないと、そういう証言を事実としてしているということでしょうか。それを明確に答えてください。
2:05:51
お答え申し上げます。捏造についての認識を、この3人の方に改めて確認をしたところ、3人ともそのような認識はないとのことでございました。なお、その他の者からは、本件の大臣レクについて、記憶にない、あったとは思わないとの発言もあり、正確性は確認できないと、先ほど申し上げたところでございます。答えた。答えた。いや捏造という認識って捏造したのか、ということか。もう一度、出してください。2度目の質問ですが、その3者の捏造という認識はなかったという、この確認はですね、その3者が、この大臣レク結果という文書を、捏造、私たちはしていないと、そういう証言をしているという、そういう趣旨でよろしいですか。
2:06:45
答え申し上げます。先ほど申し上げたとおりでございますが、この文書についての捏造の認識を改めて確認をさせていただき、この3人の者のいずれも、そのような認識はないと、捏造というような認識はないとのことでございました。一 方でその他の者からは、本件の大臣レクについて記憶にない、あったと思わないとの発言もあり、繰り返しで恐縮ですが、正確性が確認できていないところでございます。
2:08:49
今川官房長 再度確認を申し上げます3名の方は捏造していないとおっしゃって おられるわけですかこれは答えようね 委員長侮辱したら駄目だよ今川官房長 駄目だよ 前回みたいなことは答え申し上げます ご指摘の3人の者のいずれもその捏造というような認識はないとの ことでございました私は補足として記憶に何あったとは 思わないという発言もあったということは補足させていただきます
2:09:35
質問を続けてください はい 小西霊君
2:09:37
官房長 これ4回目5回目ですが 委員長が発言を質問されてそれを答えないということを したら駄目ですよ官僚がまた松本大臣 こんなことをしたら駄目ですよ議会政治が本当に崩壊しますよ もう1回いきますね捏造という認識はなかったという 官房長の答弁の趣旨はその安藤局長以下3名は当該文書は 捏造していないと高市大臣劣結果という文書を私たちは 捏造していないというふうに証言をしているんですが 答えてください今川官房長 お答え申し上げます今御指摘の3人の者については そのような認識はないとのことでございました止めていい?止める?止める?ダメだよこんなのダメだよ
2:12:16
それでは今川官房長、再度御答弁いただきます。お願いいたします。はい、今川官房長
2:12:23
お答え申し上げます。ご指摘の3人のうちの1人は日頃確実な仕事を心がけているところであり、当時においても同様に確実な仕事を心がけていたと認識しているとお答えいたします。こういったことで3人のもののいずれもですね、据蔵というような認識はないとのことでございましたが、その他のものからは別の認識もあったということで補足をさせていただいているということでございます。
2:14:34
それでは松本大臣から答弁をいただきます。松本大臣、総務大臣。
2:14:47
お時間をいただき、大変申し訳ございませんが、この聞き取りの調査結果につきましては、中立的に聞いた上で、聞き取りの内容などを聞き取ったものを含めて、丁寧に確認をした上で、文言としてご報告を申し上げていることから、重ねての答弁になったかというふうに承知をいたしておりますが、ただいま官房長からも申しましたように、ご指摘のうちの一人は、日頃確実な仕事を心がけているところであり、当時においても同様な確実な仕事を心がけていたと認識しているという上で、熱像との認識はないという発言でありましたので、熱像をしていないという発言だ と受け止められると考えておりますが、他方でこの文書については、根拠の劣化について記憶にない、あったとも思わないとの発言もあることから、正確性が確認できないと補足させていただいたところでございます。小西博之君。 官房長に伺いますが、今松本大臣から明確に、この高市大臣デク欠陥の作成者ですけども、熱像をしていないという意思表示をしているという明確な答弁がありましたが、この作成者、公務員ですので申し上げると西畑さんだと思うんですが、現職の今の課長ですね。その上司である中塩さん、また安藤局長も熱像をしていないという、そういう認識、あるいは同じ認識であろうということでよろしいですね。官房長。あるいは答えなかったら大臣お願いします。はい、大臣お願いします。
2:16:24
あの、ご要請があったので、聞き取った旨の報告を、私も全てではないかと思いますが、一部を聞きましたが、今一例を挙げさせていただきましたし、言葉としては熱像の認識はないということでしたので、正確にそのようにお伝えをいたしましたが、前後の分野からはそのように受け止めることはできるかというふうに思いますけ れども。よろしいですか。いやですから、3人とも、前後の分野からすれば認識はないという意味をそのように受け止めることはできるかと思いますというふうに申し上げたつもりですが。はい。小西博之君。大臣、あの、はいとだけおっしゃっていただきます。あの、大臣の今いただいた答弁は、この高市大臣で結果を作った3名ですね。安藤、長塩、西方さん。この3名とも自分たちは文書は熱像していないと、そういう趣旨の証言をしているということでよろしいですね。
2:17:29
繰り返しになりますが、3名とも細かい記憶について必ずしも8年前のことでもあり、せっかくではないが、日頃からせっかくな丁寧な仕事を心掛けているので、このような文書が残っているのであれば、そういうことがあったのではないかと思うと、これまでも言ってきておりまして、それに対して今、加えて今回熱像であるのかを聞くようにという委員会から質問者からのご指示であったかということで、そのような問いをいたしましたところ、熱像の認識はないという答えがあったということですので、具体的にこれについて、あれですけど 、一般的に丁寧な仕事をしてきたので、自分たちとしては熱像した認識はないというふうに私は受け止めているところでございます。高市大臣に伺います。大臣は、この大臣、高市大臣のレフ結果の文書、これを3月3日の私の質問で熱像だと言い、熱像でないのであれば、大臣も議員も辞職するというふうにおっしゃいましたが、今、総務省の調査を総務大臣が責任を持って答弁されました。3者は熱像をしていないという証言し表示をしているわけでございます。もうここで終わりにしませんか。責任を取って、大臣、辞職すべきではありませんか。
2:18:45
今は、情報流通行政局におられた3名についての聞き取りの話を答弁されたものと承知いたしております。私自身が2月13日のレフ結果とされる文書に同席者として記載されている元大臣室の職員、私以外に2名の職員がおりました。この職員に、この文書に記載されている内容に記憶があるか、尋ねました際に、記憶がない、レクがあったとは思わないとのことでしたので、私の記憶と併せて、また私自身の認識として、文書にあるような内容のレクややり取りはなかったものと確信をいたしました。併せて 、磯崎元総理補佐官から大臣室に連絡があったことがあるかについても確認しましたが、元大臣室の職員からは一度もないと聞いております。
2:19:46
総務省の官房長に伺いますが、今日の朝の理事会に出された資料で、作成者及び同席者、今、高地大臣が2名ですけれども、いずれからも捏造という発言はなかったということですが、この同席者の平川参事官、また当時の大臣の松井秘書官だと思いながらも、この2名もこの文書を捏造されたものではないと、松井秘書官ですね、という証言をしているということでよろしいですね。
2:20:22
お答え申し上げます。本日提出させていただいた資料の中では、そのように書いてございまして、今ご指摘のお2人についてもですね、そのような認識はなかったということでございますが、一方で、先ほど高市大臣からもご発言ございましたように、レクについても記憶にない、大臣レクがあったとは思わないというようなご発言がされているところでございますので、その正確性が確認できないと、ことを先ほど申し上げたところでございます。
2:20:56
はい、あの、ずっと言っているんですけど、正確性の話と、あることを、こういう、なかったことをこういう思ってあることにする捏造って、全然違う話なんですね。あると思ったことを、当時頑張ってまとめてみたんだけど、不十分な点があった。これが正確性の問題であって、高市大臣に伺いますが、よろしいですか。この文書を作った3名は捏造していないと、この国会に証言をしているわけでございます。そしてその同席者の2名ですね、高市大臣のお膝元にいた、大臣室の平川参事官、また松井大臣書館、両方とも捏造ということは認めていないわけです。大臣1人が捏造だと言っているわけですから、もうここで、高市大臣やめませんか。
2:21:36
もうかつての部下たちを捏造犯呼ばれる、捏造というこれ違法行為ですから、刑法犯罪でもあるんですが、そういう行為をした者というふうに、自分を守るために、そういう虚偽のことを言うのはやめて、もう潔く大臣辞職すべきじゃないですか、高市大臣。
2:21:56
大変申し訳ありません。総務省としての答弁、正確性を改めても、書いてはいけないと思い、発言の機会をいただきました。今朝理事会に御報告したのは、先ほど申しましたように、文章を見せて発言をしていただく中で、作成者、同席者などからも捏造という言葉は使われなかったという意味で発言はなかったというふうに申し上げましたが、加えて三者について捏造をしたのかを問えということでありましたので、三者は認識がないというふうに、捏造の認識はない。その中身については、先ほど答弁したとおりですね、繰り返しませんが、他方で他の同席者については記憶がない、あったとは思わないと言っているということを補足させていただいたのも正確に伝えるためでございまして、その答弁の趣旨を 改めてお伝えをしたいと思い、機会をいただきました。
2:24:04
では、小林先生。恐縮です。小林、引き続き質問を続けてください。速記を起こしてください
2:24:42
高市大臣ですね、常識的な質問をさせていただきたいんですが、この大臣レク結果を作った作成者は3名なんです。西方さんが起訴して、長塩さんと安藤局長が確認しているわけですね。上司の関与を得てというのはそういう趣旨だというふうに私は総務省から説明を受けています。その3者が文書を捏造していないというふうに証言しているわけですから、大臣が言っている捏造されたという発言は、これは正当性がないんじゃないですか。むい詐欺よく大臣辞職すべきではないですか。
2:25:13
小西委員がおっしゃっているのは、情報流通行政局のおられた3名の話だと思います。他方ですね、大臣辞と側も同席者がおります。私のほかに当時大臣室長を務めてくださっていた平川さん次官、そして仮に放送関係でしたら旧郵政省出身の松井秘書官、その2人に対してのヒアリングがいつ行われたのか、またその結果が反映されているのかわかりません。私に対するヒアリングも先週の金曜日の夕方にやっとあったところでございます。大臣室側の同席者の言い分もしっかりと総務省にはご説明いただかなくてはならないと存じます。
2:26:08
高橋大臣は奇妙なことを言っているんですね。今争われているのは文書を捏造されたかどうかなんですね。大臣がおっしゃっている平川さんも松井さんも文書の作成には関わっていないわけですから、捏造の事実の追求からは外れている方なんですよ。わかりますか。もう一度聞きます。もう3名のあなたのかつての部下の官僚の皆さんが捏造していないという証言しているんですから、いっさりよく自分の責任を認めて大臣主席すべきではないですか。
2:26:39
私に関わる4つの文書について、その内容が全く不正確であることは繰り返し申し上げております。また、2月13日とされているレクの内容につきましても、平川参事官や松井秘書官にも確認いたしましたけれども、そのようなレクはない、もしくは覚えていないということでございました。
2:27:08
私も13年間議員をやらせていただいて、いろんな大臣の不正行為を追求しているんですけど、こういう大臣は初めてなんですが、高市大臣が自分を守るために事実と違うことをおっしゃっているんじゃないのかというもう1つの観点の質問をさせていただきます。大臣よろしいですか。大臣は3月15日に今おっしゃった平川参事官、そして松井大臣秘書官の2人が、この2月13日の大臣レクは絶対にないということを言ってくれています。絶対ないというふうに証言しているということなんですが、この絶対ないという彼らの発言を高市大臣が直接聞いたんですか。それを教えてください。
2:27:44
この2月13日のレク結果とされる文書に記載されているような内容についてでございます。この文書にあるような内容のレクやりとりがなかったということでは、3人の考え方は一致をいたしております。
2:28:08
それはどういう内容のレクを絶対になかったというふうに2人平川参事官らはおっしゃっているんですか。あ、そうか。大臣が聞いたから。
2:28:25
つまり、この委員会にも提出させていただいたメールと資料を読みいただければわかると思うのですが、仮に私が2月の時期にこのようなレクチャーを受けていたとしたら、5月12日の参議院総務委員会の答弁について、参議院前日の5月11日に初めて担当課の案を見て、その中で特に番組全体を見る中で1つの番組を見るという従来の解釈を仮に超えて、番組全体を見ずに1つの番組を見る場合があるような誤解を与えないのかという疑問を私は持ちました。それで、提出させていただいたメールにも書いてあるとおり、放送事業者の番組全体で考えなければならない論理的根拠を1つの番組においても判断することがあり得ることの整理などについて、大臣室について担当課に説明を求め資料をもらい、自ら論点を整理し確認をいたしました。これは5月11日の深夜です。仮に2月にこのような相談を受けていたり報告を受けていたら、前日の5月11日の夜になってからバタバタして担当課の答弁案に納得ができなくて、深夜まで大臣室と担当課がやりとりをする、説明資料をいただいた上で私が答弁案を判断すると、こういったことにはならなかったわけでございます。提出したメールや資料を見ていただければ、この2月13日とされるような内容のレクがその時期にあったはずもないことをお分かりいただけると思います。
2:30:24
私は元放送施策課の課長補佐と放送法の専門家ですが、大臣のこのメールというのは要するに大臣が、今まで大臣は2月の13日と3月の6日、2回事前の大臣レクを受けているのに、それでも理解できていないという、大臣の理解の乏しさ、それによって夜11時過ぎまで、総務官僚の皆さんが働かされていたのではないかというふうに私は受け取るので、大臣、私の質問は全く答えていないんですが、平川さん時間長には絶対にないと言ったということなんですが、それは大臣が直接聞いたんですか、どうい う経緯で聞いたのかどうか、またそれは何を絶対ないと言っているのか、明確に答えてください。
2:31:01
2月の時期にこのような内容のレクを受けているということはないということでございます。小西博之君、このようなとは何ですか、政治的公平に関することですか。
2:31:15
2月13日とされるメモにはですね、磯崎補佐官からの伝言と書かれており、そのようなことが私に伝えられた旨がございます。しかしながら磯崎補佐官が放送法に興味を持ちだったり、担当部局とやりとりをしていたということについては、今年の3月に小西委員が公開された資料を見るまで、私は承知をいたしておりませんでしたので、そのメモにあるように磯崎補佐官からの伝言ということをですね、私が知っているはずもございません。同席した秘書官や参事官も同じ認識でございます。
2:32:00
3度目です。答弁拒否しないでください。この2人は絶対にない、絶対にないという発言を誰が確認したのかということを聞いています。3度目です。明確に答えてください。
2:32:12
万が一にも国会で間違った答弁をしてはなりませんので、私が平川元参事官や松井元秘書官に電話をして確認をいたしました。そしてまた別途、総務省で現在お取りまとめになっている最 中かと思いますが、大臣室側の同席者の認識も入れた報告を後日されるのではないかと存じます。
2:32:48
総務省に質問通告しますと答えていただきたいのですが、この平川参事官松井秘書官はこの2月13日のレクは絶対にないという、この高市大臣の答弁ですね。この絶対にないという発言を本当に高市大臣にしたのかどうか、記憶忘れや記憶が不鮮明、不正確の可能性もあり得ると、可能性もあり得ないと確信して、そうした大臣レクは事実として存在することは絶対になかった。そういう確信を持ってお二人は高市大臣にこの証言をされたと言っているのか、私が推測するにせいぜい記憶はないという言い方しかしていないと思うんですけれども、官房長、通告しますので答えてください。
2:33:35
答えを申し上げます。ご通告をいただきまして、両名に聞き取りを行いました結果、8年も前のことであり、ここのレクについては記憶にない。2月13日の大臣レクについては記憶にない。あったと思わない。あったとは思わない。といったお答えでございました。
2:34:01
じゃあ、官房長のもうちょっと、局長でも結構ですけれども、先ほどの安藤永塩西方さんですね、この2月の13日に放送法の政治的公平に関する大臣レクをしたと言っているのか、あるいはしていないと言っているのか、大臣レクを行ったことに関するその事実の認識、それを答弁してください。今川総理。
2:34:43
お答え申し上げます。3月17日、17日にですね、ご報告をさせていただく中にも入ってございますけれども、2月13日付の文書につきまして、当時の課長補佐によれば約8年前でもあり、詳細にかかる記憶は定かでないが、上司の関与を得た文書が残っているところであり、この時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないかと認識しているということでございました。一方で当該文書に記載された同席者の間では、作成者と同様に記憶するもの、同時期はNHK予算公開提出前の時期であり、高市大臣に対し放送部局のレクが行われたことはあったかもしれないが、個々のレクの日付や内容までは覚えていないとするものがあり、必ずしも一致していない部分がございました。以上を勘案いたしまして、2月13日に放送関係の大臣レクがあった可能性が高いと考えられると、ご報告を申し上げたところでございます。
2:35:51
御指摘のですが、その放送法に関する大臣レク、その放送法に関するというのは、放送法の政治的公平に関する大臣レクをやったというふうに、作成者の西方さん、またそれを上司の関与たる確認をしたですね、永塩さん、安藤さんは、そう答えているのか、それを明確に答えてください。通告しています。
2:36:19
お答え申し上げます。先ほどご答弁申し上げたとおりでございますが、3月17日の追加報告では、2月13日に、放送関係の大臣レクがあった可能性が高いと考えられるというふうに、ご報告申し上げているところでございますので、そのようにご理解をいただければと思います。
2:36:43
この間2週間あまり、放送法に関するレクは、2月13日にあったという答弁をしております。だから放送法の政治的公平に関するレクを、その3名が行ったという認識を証言しているのか、それをもう1回答えてください。3度目です。
2:37:04
お答え申し上げます。文書 の作成者についての認識は、先ほど申し上げたとおりでございます。一方で、他の2人のものに確認をいたしましたところ、当時の課長補佐と同様の認識であるとの考えは示されております。なお、この点につきまして、当時の大臣室の席舎の認識とは必ずしも一致しておりませんし、高市大臣の認識については、皆様既にご案内のとおりでございます。また、他の3文書、文書整理ナンバーで申しますと、39、42、43になりますけれども、これについては作成者が不明であるとともに、関係者の認識が必ずしも一致していないところでございます。【答えてない】郡司、ひどいっくん。同じことを質問の仕方を変えますが、この西方さん、長塩さん、安藤さんは先ほどですね、文書の捏造はしていないと。だから事実に反することを、ここには書いていないと言っています。すると、2月の13日の高市大臣レクは、まさに放送法の政治的公平の話ですので、今川官房長、4回目です。放送法に関する、この2月13日の大臣レクというのは、放送法の政治的公平に関する大臣レクをやったと、その3名は証言 している。まず3名に、政治的公平に関する大臣レクをしたのかどうか、これ通告していますよ、私。そういう質問を3名にしているかどうか、それを明らかにして、それに対して3名がどう答えているか、それを答えてください。
2:38:42
お答え申し上げます。繰り返しの、一部繰り返しの部分があることを、ご了承いただければと思いますが、文書の作成者については、平成27年2月13日に高市大臣に対する放送法の政治的公平に関するレクが、失礼いたしました。文書の作成者につきましては、この時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないかと認識している、とのことでございました。他の2人のものに確認したところ、当時の課長補佐と同様の認識であるとの考えが示されております。なおこの点につきまして、当時の大臣室の同席者の認識とは一致しておりません。高市大臣のご認識についても、ご 説明申し上げたとおりでございますし、他の3文書につきましても、作成者が不明であるとともに、関係者の認識が必ずしも一致していないことを申し添えさせていただきます。もう少しじゃなくて、全く答えている。全く答えている。全く答えている。
2:41:04
それでは、総務省の小川沙原洋一情報流通行政局長から答弁をいただきます。
2:41:18
ご答弁申し上げます。以前、私がこちらの委員会でご答弁申し上げたところに関わるところでございますので、ただいまの今日の今の局長、それから課長、それから課長補佐の答弁について、放送法にかかるところについて言及していただくかどうかということに対するお答えとして、答弁を申し上げます。3月17日、総務省がちょっとご報告した内容、そのうち官房長が 先ほどから申し上げているところに加えまして、作成者、それから同席者、いずれもこの時期に放送部局から高市大臣に対して、放送法の解釈を変更するという説明を行った、そういう認識を示すものはいなかったというふうにしております。何度も官房長からご答弁申し上げておりますとおり、この内容については発言者等の確認をとらないまま作成しており、また8年前で作成者同席、いずれも個々の内容をまだ覚えていないということでございまして、その内容が正確であるか否か、これについては関係者の聞き取りをさらに深めることにより、引き続き精査を実施しようというところでありまして、そこのところはちょっとご理解を賜ればと思います。小西委員、精査中であるという答弁でありますけれども。
2:42:33
委員長、私の通告の文書を理事会に 出しますので、今の局長をですね、理事会でちょっと議論していただきたいんですけど、私こういうふうに書いてあるんですね。以上は総務省が否定する解釈の変更ではなくて、政治的公平の議論などを問って質問していると。つまり解釈の変更は総務省がやっていないと言っているので、その大臣でこうやっていないというのは当たり前なわけですよ。それを2週間やっているので、私は政治的公平に関する大臣レクをやっているかということを先ほどから聞いているわけです。局長でも官房長でも結構です。5回目です。予算委員会をこれ以上愚弄するのはやめてください。2月13日の大臣レクの際に、政治的公平に関するレクを高市大臣が行ったのかどうか、3名がどうしたっているのか、それを明確に答弁してください。(( 答えてない ))(( 答えてないですよ ))(( 会社の連行なんて聞いてない ))
2:43:22
静粛にしてください。(( 前にのこと答えてないんですよ ))お答えを申し上げます。繰り返しの分ございますが、この2月13日付の文書につきまして、当時の課長補佐によれば、約8年前でもあり、詳細に関わる記憶は定かでないが、上司の関与を経た文書が残っているところであり、この時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないかと認識しているとのことでございました。他の2人のもの、元局長、元課長、こちらのものに確認をしたところ、当時の課長補佐と同様の認識であるとの考えが示されたと申し上げたところでございます。なお、この点につきまして、当時の大臣室の同席者との認識とは必ずしも一致しておりませんし、これは非常に重要な点でございますので、申し上げているところでございます。高市大臣のご認識についても、皆様ご存じのとおりでございます。また、他の3文書につきましても、作成者が不明であるとともに、関係者の認識は必ずしも一致しておりませんので、引き続き総務省の方で慎重に精査を行っているところでございます。以上で終わりにします。
2:49:49
それでは官房長、また局長からも答弁いただきましたけれども、しっかりと総務大臣の方から補足をいただきたいと思います。松本総務大臣。
2:50:09
先ほども申しましたが、国会で御議論に付されている文書が改めて精査確認が必要であることは、はなはだ遺憾でございますが、御要請に応えて、できる限り確認を進め、また、確認ができたものについては正確にお伝えをすることが必要であるということで、省内で聞き取りを行ったものなどを含めて確認をし、それを文字にして官房長、局長から御答弁をさせていただいているものと考えております。その意味で、御質問にはできる限り答えさせていただかなくてはいけないという意識で努めておりますが、さらに御質問など必要な問いがございましたら、委員会、理事会のお求めなり、私どもにいただいたものについて、しっかりとまた対応させていただきた いと考えております。
2:51:11
総務大臣に伺いますが、この文書16ページの高市大臣レク結果(政治的公平)についてなんですよ。だからレクのテーマは当然政治的公平なんですよ。この文書の中身もそうなんですが。松本総務大臣に伺いますが、2月13日のこの高市大臣レクで安藤局長、長塩さん、西方さん、この3名は政治的公平に関するレク説明を大臣にしていないと言っているのか、あるいはしていると言っているのか、その事実関係を明確に答えてください。もう6回目です。
2:51:47
もう官房長から御答弁申し上げたとおりでございまして、いずれも8年前のことであり、記憶も明確でない点があるがと留歩をつけつつ、先ほど申しましたように 作成者とこの文書上されている者は日頃から正確な仕事を心がけているので、文書があるならばこのようなレクをしたのではないかと言っている。そしてあと2名も同様の認識であるということでございますが、私どもとしては同席者も他にいることで聞き取りを行ったところあったとは思わない、記憶にないというものもいたということで、確認を伝えさせていただいています。なおその中にも放送、NHKに関するレクなどがあったのではないか、この時期だからというものもおりましたので、理事会の方には私どもとしては放送に関するレクがあった可能性は高いと考えられると申し上げたのも、様々な聞き取りを総合してそのように御報告をさせていただいたというふうに理解をしております。委員御案内のとおりでございまして、このお示しをいただいた行政文書、お話がありましたように、様々な観点から記されておりまして、例えば24ページ委員がお示しいただいたような、これも作成者が判明しておりませんが、他方では前回というのは2月の札のではないかと思いますが、少なくとも高市大臣にはそのレクの認識がないといったようなことが書かれていたりということで、私どもとしても更確認できていないことがあると申し上げざるを得ないことが、先ほども申しましたように遺憾ではございますが、行政文書として公表すべきものは公表すべきという視点から公表させていただいたと、御理解をいただけたらと思っております。小櫛博一君。松本大臣に伺いますが、今大臣がおっしゃっていただいたこの作成者の西方さんと他安藤さん、局長さんもこのようなレクをしたということは言っているんですが、大臣がおっしゃっていただいたこのようなレクのこのようなには、放送法の政治的公平が含まれると、そういう趣旨の証言を三明はしているということでよろしいですね。もうこれは答えてください。
2:54:05
あの、繰り返しになりますが、8年前のことであり、正確な記憶でないという留保が一つあり、そして日頃から正確な仕事を心がけているという姿勢があり、そしてこのような文書が残っているのであれば、このようなレクを行ったのではないかと考えるという認識があったので、それを私どもはそのまま御報告を申し上げていると、御理解いただきたいと思います。
2:54:35
このような、じゃあ大臣、このようなレクというのは、ここの、この高井寺大臣レク欠陥に書いてある文書ですね、ここに書いてある事柄、こうした事柄をこのようなと言っていて、こうしたレクを三明はやったんだという証言をしているということでよろしいですか。
2:54:57
私に来ている報告では、このようなというのは、放送法に関するレクがあったと思うというふうな聞き取りの結果の話はあったと聞いておりますが、細かいやり取りについては記憶は定かでないというふうに、この三者の方からも、個々のちょっと発言については必要があればまた報告をさせたいと思いますが、というふうに聞いておりますので、この紙の中身全体について確認をされたというふうには報告を受けていないと、ご理解をいただきたいと思います。
2:55:30
私も先ほど7度8度と聞いていますので、委員会に一度提出要求をお願いしたんですけれども、今申し上げた2月13日に三明の者がですね、証言しているこのようなレク、このようなレクというのは、制定公平というものが当然含まれるのかどうか。また、いずれにしてもこの三名は2月の13日に高市大臣に制定公平に関するレクを行っているのかどうか。それについて、総務省から委員会に文書提出を求めます。
2:55:54
えー、後刻理事会で協議をいたします。はい、小西博一さん。
2:56:00
総務省の官房長ですね、先ほどの平川さんから松井秘書官のことで聞きますが、お二人は高市大臣に対して絶対にない、2月13日のレクは絶対にない、絶対にないという言葉を日本語として喋っているんですか。それを答えてください。
2:56:24
答え申し上げます。先ほども申し上げましたが、両面に聞き取りを行った結果、8年も前のことであり、個々のレクについては記憶にない。2月13日の大臣レクについては記憶にない。あったとは思わない。といったお答えでございました。
2:56:45
私が聞いているのは、高市大臣が最近お二人に電話して確認したと、さっき大臣に答弁されたので、そのときにこのお二人は高市大臣に対して絶対にないという日本語を発しているのか、あるいは今おっしゃったようには記憶がない、あったとは思わないという言い方をしているのか、どちらですか。絶対にないという発言を日本語としてしているのかどうか、その事実関係を答弁ください。8年前のことでありますけれども、絶対にない。
2:57:15
絶対にない。お答えを申し上げます。両名に聞き取りをしている中におきましては、約8年も前のことであり、記憶が非常に曖昧なところでございますが、先ほど申し上げたように、概要としては8年前のことであり、ここのレクについては記憶にない。2月13日の大臣レクについては記憶にあったとは思わないというようなお答えでございまして、その中において委員御指摘のような表現はなかったかと考えております。絶対にない。絶対にない。小西、確認は先ほど。
2:58:00
高橋大臣確認もう一度しますが、大臣はお二人に電話してお二人とも絶対にないというふうにおっしゃっていたということでよろしいですね。絶対にないという日本語で言っていたわけですね。大臣は絶対にないというふうに言っているわけですから、それを確認していただいてください。
2:58:13
総務省の聞き取りにおいてお二人がどのように答えたかというのは、私たちは別々にヒアリングを受けておりますので分かりませんが、私が絶対にないと申し上げたこと、このような内容のレクはあったかということについては絶対にないということでございました。だから平川参事官が委員会に提出をした資料をその証拠としてわざわざお届けくださいました。
2:58:45
私、要請をお願いしたいんですが、総務省に対してお二人が、平川両氏が絶対にないという発言をしているのかどうか。もう私もこういう問題をいつまでもやるのが本当にあってはならないことだと思いますので申し上げますが、私はそうじゃないという情報に接しています。絶対にないという発言はしていないというような情報に接しているので、依然にいたしましてもその説明責任 は総務省高市大臣にあるわけですから、総務省からその二人が絶対にないという日本語を本当に言ったのか言っていないのか、そのことについて委員会の報告を求めます。ご指摘の点、合国自治会で協議をさせていただきます。
2:59:23
総務省に伺いますが、今回は磯崎総理補佐官に放送法の政治的公平についての解釈を強要されて、高市大臣の答弁まで至っているんですが、高市大臣はこの間、平成27年の5月11日の大臣レクの以前には、政治的公平の話を聞いたことが全くない。また磯崎総理補佐官のことも聞いたことも全くないということを言っているんですが、安藤永塩西方の三氏は5月11日以前に、磯崎総理補佐官との政治的公平に関する状況、議論などについて、大臣に全く報告したことがないというふうに言っているのかどうか。もう質問数字を明確にしていますから、それを答えてください。
3:00:19
お答え申し上げます。2月13日付の高市大臣にレク結果とされる文書についての認識は、既にご説明を申し上げたとおりでございます。そのほかの文書につきましても、残念ながらその正確性については、先ほど申し上げましたが確認ができておりません。このような状況におきまして、ご指摘の事実確認のお問い合わせにつきましては、このに関ながらお答えすることが難しいという状況をご理解いただければと存じます。
3:00:52
内閣府の公文書管理の政府参考に伺いますが、平成29年ガイドライン以前の文書は内容が不正確であってもよかったのか、正確性を確保しなければならない公文書管理法上の法的責務が官僚の側にはあったのではないか、このことについて答弁ください。
3:01:09
内閣府笹川貴司大臣官房総合政策推進室室長。
3:01:15
お答え申し上げます。先生もご存じかと思いますが、公文書管理法第4条において、行政機関は意思決定過程事務事業の実績を合理的に後付け検証することができるように、文書を作成しなければならないというふうに法律上書かれております。29年12月にガイドライン改正を行ったわけですけれども、それ以前につきましても、行政文書の正確性の確保を期するということは当然行われるものだろうというふうに承知しております。
3:01:50
当たり前のことなんですね。しかもこの文書は、さっき申し上げたように局長、課長、統括捜査、しかも放送政策の筆頭下ですよ。まさにエース官僚たちが作った文書、しか も事務次官級の人まで持って行っている文書なわけですから、これぐらい正確な文書というのは行政の中にないようなそういうものなんですね。なのでもうこの正確性がどうだとか確認するとか、そういうことはもうやめなければいけないわけでございますけれども。もう一度聞きますけれども、これちゃんと通告しているんですから答えていただきたいんですが、磯崎総理補佐官と2017年16年の11月からからですから、ずっと議論をしているわけですが、少なくとも大臣力2回やった記録があるんですが、全く安藤局長らは高市大臣に事前に報告をしていないというふうに言っているんですが、それを答えてください。聞いているんですよね、本人たちに。
3:02:48
お答え申し上げます。この2月13日付の文書について、先ほど認識は申し上げたところでございますが、残念ながら、今まだ議論になっております、その正確性については、総務省としてはまだ確認ができておりませんで、精査をまだ行っている段階でございます。このような状況におきまして、高市大臣に報告相談しなかったかどうか、事実確認につきましては、ことに関ながら現時点で明確にお答えすることが難しいということを、ご理解いただきたいと思っております。調査しているとしてないです
3:05:20
官房長に申し上げます。参考人としてここへ招致できないということで、間接的に官房長が当事者にお聞きをいただいて、努力をいただいたわけでありますけれども、金曜日に通告をされたということで、何日か3日間ほどあったわけですけれども、いまだこれ、努力中であるという認識でよろしいんでしょうか。
3:05:45
確認ができなかったわけでしょうか。今聞いていました。じゃ今川官房長。
3:05:51
お答え申し上げます。ご指摘の3名につきましては、私どもの方で確認をさせていただいておりますので、今のご指摘の点につきましてお答えを申し上げたいと思っております。文書の作成者におかれましては、先ほども御答弁ありましたが、約8年前でもあり、詳細に係る記憶は定かでないが、上司の勧誘を得た文書が残っているところであり、この時期に放送不法に関する大連絡が行われたのではないかと認識しているということでございました。他の2人のものに確認したところ、当時の課長補佐等同様の認識であるとの考えが示されておりますが、もう1方につきましては、課長補佐等同様の認識を有していると、もう1方におかれましては、このような資料が残っているのであれば、個々の発言内容は別として、政治的公平について大臣レクが存在しなかったとは認識しにくいのではないかと思うというようなご発言をされているところでございます。なお、先ほども繰り返した形式ですが、当時の大臣補佐等同性婦者の認識とは必ずしも一致しておりませんので、そういったことを留保させていただくとともに、他の3文書についても作成者が不明で関係者の認識が必ずしも一致していないことを申し添えさせていただきます。ありがとうございました。
3:14:15
再度申し上げま す。今回、参考人として、今おられる方も承知できないので、官房長を中心として、その方々から事情を聞いてほしいということで、あなたを代理人として、ここにお呼びして、その答えをここに披露していただいているわけでございます。それは金曜日に通告を行ったわけですね、小石さんの方から。したがって、少し前進をするのが当然だろうと思います。どういう聞き方をされたかということについて、ご答弁をいただけたらと思います。
3:14:54
小石官房長、あ、小石さんじゃ。今川官房長、小石さん官房長。
3:15:02
お答え申し上げます。金曜日に質問通告を頂戴いたしまして、ご指摘の3名の方に聞き取りを行っているところでございます。ポイントがですね、2月13日付の文書のところと重なるところで恐縮でございますが、作成者におかれては、先ほど繰り返しになるのは、繰り返しになって恐縮でございますけれども、作成者においては約8年前でもあり、詳細にかかる記憶は定かれないが、上司の関与においては文書が残っているところであり、この時期に放送に関する大事な役が行われたのではないかと認識しているということでございました。もう1方につきましては、元課長補佐と同様の事実認識を有しているということでございました。もう1方におきましては、このような資料が残っているのであれば、また本件の大きな流れとして個々の発言内容を別として、放送法第4条に規定する政治的公平について、大臣役が存在しなかったとは認識しにくいのではないかと思うというようなお答えをいただいているところでございます。質問通告いただきまして、お伺いした結果はこのような内容でございますが、1点すみません、繰り返しで恐縮ですが、当時の大臣室の同席者の認識とは必ずしも一致しておりません。また高市大臣のご指摘についてもご案内のとおりでございます。また他の3文書についても作成者が不明で関係者の認識が必ずしも一致していないことをお急いさせていただきます。
3:16:31
今重要な答弁があって、3名のうちの1人はこのような大きな流れを見ると、この政治的公平に関する大臣役がなかったとは考えられないというような趣旨の答弁だったと思うんですが、確認ですが、それは5月11日以前に政治的公平に関する大臣役があったはずだと、そういう認識で間違いないですね。それだけ答えてください。
3:16:54
お答え申し上げます。8年前のことでもございますので、記憶自体が明確でないという前提でのお答えでございまして、今のご指摘について必ずしも確認できているところではございません。
3:17:20
高市大臣、今お聞きになっていると思うんですけど、3名のうちの1人が当時大臣役がなかったとは考えられないと、こういう文書がある以上というふうに言っているんですが、高市大臣は5月11日以前に一切政治的公平のことについて、総務省から説明も議論もないと言っているわけですから、大臣の発言は虚偽だと思うので、潔く大臣主旨をするべきではないですか。
3:17:43
私の答弁が虚偽だと今おっしゃいましたが、どの部分が虚偽なのか分かりません。私は誠心誠意お答えをいたしております。これまでも申し上げましたが、平成27年2月の時点で、磯崎元総理補佐官と総務省事務方とのやりとりですとか、それからその3ヶ月後ぐらいになるんですか、平成27年5月12日の参議院総務委員会の答弁案など、この放送法の政治的公平に係るレクを受けたことはございません。先ほど総務省の方でもその時期でしたら、NHK予算もという話がございました。NHK予算も放送法の一環と言われればそうですけれども、これまで文書に書かれてきたような内容のレクは受けておりません。2月13日のレクと呼ばれる文書には、私の発言として、官邸には総務大臣は準備をしておきますと伝えてくださいという発言が記載されております。これだと私が5月12日の答弁案について何か了解をしたと受け止められるものでございますが、この発言は明らかにおかしいです。私が了解していないのに了解したと受け止められる発言が記載されている文書であることを思っても、この文書は不正確だと考えております。そして残りの3文書につきましても、作成者不明、作成日時不明、作成者不明、作成日時不明、文書に記載されている日付と作成日が違う、作成者不明、全く私はこの4枚の文書の信憑性について疑問を持ったままの状況でございます。
3:19:42
総務省に確認ですが、作成者が上司の関与を得てこの文書を残っている、作っている。この上司の関与というのは、長塩さんや安藤さんが内容をチェックした事務次官級に報告するために、そのことを意味するということでよろしいですね。
3:20:00
あの、既にお答弁申し上げていることですけど、このような資料が、文書が残っているのであればということで、3者の方もお話をされておられますが、この文書においての作成者とされるものが、上司の関与を経てというのは、ここにある当然その直属の課長、局長ということになるというふうに思っておりまして、繰り返しになりますけれど、3者とも8年前で記憶が正確でない。ただ、真摯に仕事をしてきたことを考えると、このような文書が残っているのであれば、このようなことではないかという流れの中で、そのように答えているというふうに理解をいたしております。また、小西委員から聞き取りのご要請をいただいたことについても、真摯にお聞きをさせていただきましたが、同じ案件に重なるということで、これまで申し上げたようなお答えになった点があったかというふうに思いますが、ご要請には真摯に答えて聞き取りを行ったという報告を、今朝私は受けたところでございますので、ご理解をいただけたらありがたいと思います。
3:21:17
上司の関与というのはどういう意味か、内容を確認したということでよろしいですか、確認修正したということで。
3:21:34
答え申し上げます。2月13日付の文書につきまして、その発言が述べているのは、当該文書において作成者とされております当時の課長補佐でございます。この作成者によれば、上司は当時の局長及び課長であるとのことです。また関与とは文書の確認や必要に応じて行われる修正といった文書の作成過程において、通常上司と部下の間で精進やりとりをさせているとのことでございました。
3:22:09
今更正確性の議論なんかしてはいけないんですよ。あってはならないプロセスをことする、高橋大臣を守るためにやっているわけですが、委員長お願いなんですけども、先ほど5月11日の列句以前に、高橋大臣に総務省が磯崎市との関係について、状況について説明等をしていないか、そのことについて、委員会に資料提出を求めます。合国理事会で協議をいたします。
3:22:33
総務省に伺いますが、理事会に出した資料に、安倍総理の列句があったと考えられて書いてあるんですが、この根拠を説明してください。また誰が証言しているのか。
3:22:48
お答え申し上げます。ご指摘のものは、3月17日にご報告させていただきました追加報告のことと承知をしておりますが、総理列句に同席したとされるものに言い聞き取りを行った結果、磯崎大阪府官から安倍総理への列句はあったと思うとのご発言がございまして、安倍総理の列句はあったものと考えているところでございます。
3:23:23
お答え申し上げます。私どもから本件につきまして聞き取りをさせていただいておりますのは、磯崎元補佐官と元総理秘書官の2名の方でございます。
3:23:44
山田総理秘書官ということだと思うんですが、もう1つ聞きますね。磯崎元総理秘書官ですね、この公表された文書に記載された内容については、細かな表現などは別にして、一念の経緯としては事実と認識すると、そのように理事会に報告されているというふうに認識していますが、総務省そういう理解でよろしいですか。
3:24:13
お答え申し上げます。磯崎元補佐官に確認したところ、総務省に対し、放送法の解釈について問い合わせを行い、何回か意見交換したのが事実であるとのことでございまして、磯崎元補佐官の側の受け止めとしては、そのような認識であるということを述べたものと考えております。総務省としても、その他の関係者の聞き取りを含め、3月17日に報告させていただいた追加報告において、磯崎補佐官から放送法の政治的公平に関する問い合わせがあり、面談を行ったとの認識を既に示させていただいているものでございます。
3:24:53
私の質問は、この公表した文書全体に関する磯崎補佐官の受け止めです。明確に答えてください。
3:25:13
お答えを申し上げます。磯崎元総理補佐官に確認をいたしておりますが、今回の文書のうち、磯崎元補佐官ご自身に係る部分について、総務省に対し、放送法の解釈について問い合わせを行い、何回か意見交換をしたのが事実とのことでございました。
3:25:36
高市大臣に伺いますが、磯崎補佐官も山田元総理補佐官も安倍総理のレクアと認めているんですね。高市大臣の主張になると、安倍総理も磯崎総理補佐官も総務省の官僚の皆さんも、全員、高市大臣を会話の外において、放送法の解釈を考えて、高市大臣に答弁させたことになると思うんですが、なぜそのように信頼されないようなお立場にあったと思いますか。
3:26:04
完全に私や大臣室の職員が会話の外に置かれていたということでのご質問かと存じますけれども、なぜそうなってしまったかを私に聞かれてもお答えのしようがなく申し訳ございません。
3:26:24
総務省に伺いますが、当時の安藤局長らは、これは安倍総理案件なんですね。しかも総理補佐官案件、そして総理秘書官も関わっている、こんな重大な案件をなぜ大臣に報告しなかったと言っているのか、あるいはやはり事前に5月11日の前に大臣に報告していると言っているのか、これを通告しているので明確に答えてください。
3:26:56
お答え申し上げます。3者につきまして確認をさせていただきました。2人の者は、平成27年1月29日付の磯崎総理補佐官ご説明結果(未提供)の文書が残っていることを踏まえれば、当時磯崎総理補佐官に関わる案件であったことは認識していたとのことでございました。残り1人の者は、具体的な記憶がないとのことでございました。このように磯崎補佐官に関わる案件であるか否かについても認識が必ず一致していないところでございまして、当時の高市大臣への報告の有無についても確認ができていないところでございます。
3:27:41
安倍総理案件について当時の安藤局長らがどういう証言をしているかを聞いています。
3:27:51
安倍総理お答え申し上げます。いわゆる安倍総理案件というのがどういったものか、いろんな考え方があるかと思いますが、私どもにつきましてお伺いしている中においては、磯崎総理補佐官に関わる案件であったというふうに理解をさせていただきまして、この3名についても聞き取りをさせていただいたところでございます。
3:28:19
安倍総理案件等の説明について、委員会に提出資料を求めます。合告、理事会で協議をいたします。
3:28:27
法務省と、あと、この人事院らにまとめて聞きますが、捏造は刑法上あるいは国家公務員法上、懲戒制度上、どのように位置づけられているか答弁してください。
3:28:41
法務省については捏造を事実でないことを故意にあるというふうにした場合には、虚偽公文書作成罪及び公私罪が成立するか、それ を答弁してください。
3:28:53
お答えいたします。犯罪の制否は、捜査機関による収集された証拠に基づき、個別に判断されるべき事柄であり、お答えは差し控えます。なお、あくまで一般論として申し上げれば、刑法第156条の虚偽公文書作成罪は、公務員がその職務に関し、行使の目的で虚偽の文書もしくは都がを作成し、また、文書もしくは都がを捏造したときに成立し得るものと承知。また、その公私罪は、それらの文書や都がを行使したときに成立し得るものと承知しております。
3:29:31
お答え申し上げます。懲戒処分につきましては、所属職員の服務を踏突するとともに、事実関係を十分に承知し得る立場にある任命権者において、事実関係を確認の上でご判断される べきものではと考えております。その上で、一般論として申し上げれば、職員が虚偽の公文書を作成するなど、文書の不適正な取扱いについては、懲戒処分の対象となり得るものと考えております。
3:29:56
小西大臣、あなたがかつての部下である官僚を、文書を捏造したというのであれば、その官僚の皆さんは、刑法犯罪を犯し、かつ懲戒処分ですね、国民法違反を犯したことになるんですが、それでもあなたは捏造されたというふうに言い張りますか。明確に答弁してください。
3:30:14
4つの文書について、内容が全く不正確であるということは、繰り返し申し上げております。しかし、特定の官僚の方について、捏造犯呼ばわりするようなことを、私は申し上げておりません。そのようなことを申し上げておりません。
3:30:36
大臣、誰が捏造したとおっしゃっているんですか。
3:30:41
作成者不明の文書3枚については、全くわかりません。
3:30:50
そして、上司の関与を経てという中で、先ほど修正というご答弁もありましたけれども、誰がどのように修正されたのかもわかりません。ですから、特定の官僚の方を指して捏造された方というような意識で答弁をしたことはございません。
3:31:10
2月13日の大臣での結果は、作成者3名が特定されているんですが、この3名は捏造していないというお考えなんですか。
3:31:20
2月13日付けとされる文書に関しまして、そこに記載されている内容が不正確であるということ、私が言うはずもないことが書かれていることから、ありもしないことをあったように作られたものという意味で捏造だという言葉はつかないと思います。捏造だという言葉は使いました。以上でございます。
3:31:52
官房長官に伺いますが、国務大臣が現職の公務員を含む者たちに対して捏造したということは、内閣として重要問題だと思います。岸田政権としてこの問 題をしっかり官邸が責任を持って調査して、高市大臣に指導すべきではないですか。
3:32:11
お答えをさせていただきます。総務省の行政文書に関する事案でございますので、総務省に答弁をさせます。
3:32:34
繰り返し申し上げてまいりましたが、この行政文書もいくつかが作成者不明であるということ、そして作成者と記されているものについても精査が必要であること、今御指摘のありました文書につきましても、作成者とされる方、上司とされる方も、いずれも8年前で記憶が定かでないこと、しかし仕事は真摯にやってきたことなので、このような文書が残っているのであれば、このようなことであったのではないか。というふうに、私どもの聞き取りに答えていると理解をいたしております。その意味で、他方でこの文書、2月13日の文書についても、認識が必ずしも他の同席者と一致していないことも申し上げたとおりでございますので、大変このような行政文書で、国会の御議論に付されているものが、精査確認がしても確認ができないものがあるということは、はらはら遺憾に思っているということを申し上げてきたところでございますが、その上で、精査確認をまだしているところでございますので、作成者等についても、私どもの方から申し上げることは差し控えさせていただけたらと思っております。
3:33:45
総務省に聞きますけど、理事会に出した資料で、磯崎市が総務省の安藤局長らから、菅官房長にも話をしてはどうかという話があったと言っていますが、安藤局長らはこういう話をしたと言っていますが、また、言った理由はなぜですか。
3:34:02
お答え申し上げます。3人の方 に確認をさせていただきました。1人の方は、総理に説明するのであれば、その前に官房長官にも話をしておくべきではないか、自然ではないかと考えたものと認識しているとのことでございました。残り2人の者は、ご指摘の点を含め、個々の発言内容等についてはあまり覚えていない。文書によれば、その発言があったとされる2月24日の面談には参加していないとのことでございました。
3:34:39
今も証言も安藤弘記録とは違うわけですけども、事前にしても、もう作成者が捏造はしていないというのが明確にあったわけですから、高市大臣に、潔く立法府の維新の、侵害するような態度でございますので、小西弘彦大臣辞職等、答弁どおり議員辞職することを求めて終わります。関連質疑を許します。
3:35:05
委員長です。立憲民衆社民の村田京子です。よろしくお願いします。賃上げについてお聞きをします。今、旬と行われております、真摯に労使交渉に当たっている皆様には心から敬意を表します。厚労大臣に、今の旬当の現在の受け止めと、この日本の賃金が上がらないとずっと言われ続けた中で、慢額回答が多く出ている。なぜ今、賃上げの機運が高まっているか、ご見解をお聞かせください。
3:35:39
連合が3月17日に発表いたしました、2023年週期生活統総の第1回回答集計結果によると、過重平均での月令賃金は賃上げ額11,844円、賃上げ率3.80%、昨年の2.14%や、コロナ禍前の2019年の同時期の集計と比較して大きく上回っており、6月末時点の最終集計との比較となりますが、1993年の3.90%と同水準となり、30年ぶりの高水準と認識をしております。大企業中心に労働組合からの要求に対する慢額回答、昨年大幅に上回る回答が目立つなど、様々な産業で賃上げの力強い動きが出ていることを前向きに評価したいと考えておりますが、