10:34
第2回予算委員会を開会いたします。参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りをいたします。令和5年度総予算3案審査のため、本日の委員会に東京電力ホールディングス株式会社代表執行役社長小林川智昭君を参考人として出席を求めたいと存じますか。ご異議ございませんか。 はい。ご異議ないと認め、作業を決定いたします。令和5年度一般会計予算、令和5年度特別会計予算、令和5年度政府関係基幹予算、以上3案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。
11:23
李恵民社民の杉尾秀明でございます。 放送法の文書問題について伺います。高市大臣に関わります4文書、この中で真正体になっております資料2でございますけれども、2015年2月13日付、高市大臣列結果、極めて重要な文書だと思います が、大臣はこれまで捏造だというふうに言ってこられました。
11:46
このレク自体がなかった、文書は捏造だったということに因ですね。
11:54
あの、すでにたびたび衆参両院で答弁をさせていただいておりますが、当時様々な文革類、法律案や決裁案件など、レクを受けてはおりましたが、平成27年2月13日に、磯崎元総理補佐官と総務省事務方とのやりとりや、平成27年5月12日の参議院総務委員会の答弁など、放送法の政治的公平に関するレクを受けたことはございません。また3月末までに地方税法改正案、地方交付税法改正案、またNHK予算案など、国会でお認めいただかなくてはなりませんので、2月は自治税務局、自治財政局、情報流通局をはじめ、様々な部局よりレクを受けておりました。情 報流通行政局との関係で言いますと、NHK予算の国会提出に向けた準備を急いでいた時期ですので、NHK予算やNHK予算に付する大臣意見に関するレクを受けた可能性はあり得ると思います。しかしながら、この2月13日と書かれた文書の内容は間違っているということで、このような放送法の政治的公平に関するレクは受けていないということを改めて申し上げます。
13:15
これまでの説明と変わっているんですよね。そもそも悪意ある捏造だ、レクを受けたことがない、ないことはあることにされた、こういうふうに言ってレクの存在自体を否定していたんですよ。ところが今回は放送法のレクを受けたことがない、内容間違っている、こういう形で捏造だという言葉を全く使わなくなった。で、実は昨日の閣議後会見、そして衆議院の本会議でも同じようなことをおっしゃっています。放送関係やNHK関係のレクがあった可能性に言及し始めました。どうして表現が変わったんでしょうか。
13:55
それはですね、全く論点のすり替えだと思っております。3月8日のこちらの参議院予算委員会で、小西委員からご質問いただきました。その時に2月13日大臣レク結果、政治的公平についてというところですが、磯崎元総理補佐官と総務省事務方とのやり取りという内容でございます。私が磯崎補佐官についてその名前、もしくは放送行政に興味を持ちだということを知ったのは、3月、今年の3月になってからでございます。ですからこのようなレクを受けたはずもございません。そしてまた当時総務大臣として決裁ですとか、提出法案などに関するレクをたくさん受けておりました。私がレクを受けないといったのは、国会答弁に関するレクは受けないと。早朝レクも受けない、前日もレクも受けないというところを、働き方改革へ徹底をしておりました。など3月8日の時点でも私はこのレクの紙の内容ですね、内容が間違いであるということをしっかり申し上げてきたつもりでございます。
15:06
違うんですよ。全くこれまでの説明と違うんですよ。だってそもそも放送法のレクを受けたことがないとか、そういう説明一切してなかった。昨日になって初めてNHKとか放送法に関するレクはない。放送関係のレクはあったかもしれないと言っている。昨日になって初めてです。どうですか。
15:28
いや、それは質問通告があったからでございます。この日もですね、3月8日も政治的公平についてというところですが、ということでここを否定いたしております。
15:45
ちょっと総務大臣にも伺います。総務大臣、この2月13日を出来たのは放送法関係のレクの可能性が高いということでいいんですね。
15:58
放送関係のレクがあった可能性が高いと考えられると申し上げたというふうに承知をしております。
16:13
いや違うでしょう。放送関係じゃなくて放送法に関するレクでしょう。だって13日の総務省の文書で作成者の発言として、同時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないか、それを受けて放送関係の大臣レクがあった可能性が高いというふうに書いてあるじゃないですか。放送法でしょ。しかも放送法は放送関係に含まれているんじゃないですか。
16:45
委員がお示しいただいている本年5月13日付の資料に記載のとおりで失礼。令和5年3月13日です。大変失礼いたしました。の資料記載のとおりでございまして、作成者によれば約8年前であり記憶は定かではないが日頃誠実な仕事を心掛けているので上司の関与を経てこのような文書が残っているのであれば、同時期に放送法に関する大臣レクは行われたのではないかと認識しております。作成者によればということで申し上げましたが、その上で作成者と同様に記憶する同席者間でですね、同時期はNHK予算国会提出前の時期であり、高市大臣に放送部局のレクが行われたことはあったかもしれないが、個々のレクの日付はないまで覚えていないとするものがあり、必ずしも一致していない部分があるということの、今現在我々が得ている諸般の情報を総合して2月13日に放送関係の大臣レクがあった可能性が高いと考えられるというふうに申し上げたところでございます。なおご案内のとおりでございますが、NHKに関しても放送法の規定がございます。
17:56
じゃあ資料1ご覧くださいね。作成者1もう1回言いますよ。放送法に関する大臣レクが行われたのではないか。その根拠として日頃確実な仕事を心がけている。上司の関与を経てこのような文書が残っているのである。よって同時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないか。そして同席者の②ですけれども同様の記憶です。③の人だけですね、ちょっと記憶が曖昧なんですけれども、内容まで覚えてないということなんですが、つまりは放送法関係のレクがあった。これをですね、基本的に認めているから、そういう2月13日に放送関係の大臣レクがあった可能性が高いというふうに結論付けたんじゃないですか。放送法も放送関係の中に含まれているでしょう。同じでしょう。放送関係と放送法をこれ、わざと使い分けて言っていませんか。高市さんに口実を与えるために。どうですか。
19:00
私どもの放送関係の業務の中におっしゃるとおり、放送法の問題も入ると思います。なお申し上げたように、私も本日もNHK関係のレクを受けたところでありますが、これに関しても放送法にNHKについても規定をされておりますので、放送関係のレクということでは広い放送業務、放送関係の職務の中にはもちろん放送法もその中の職務の一つであることは確かではございますが、あえてというかこのように申し上げてまいりましたのも、少なくとも何らかの放送関係のレクが行われたのではないかということに関しては、おおむね関係者の認識の大半が共有されると考えられるということで申し上げたんですが、他方で内容についてはここに書いてあるとおり、必ずしも一致しておりませんので、放送関係のレクがあるという可能性が高いと考えられると、私どもとしても情報に基づいて正確に、そして分かりましたことはできる限り早く御報告をしなければいけないということで、このように御答弁申し上げたところでございます。
20:13
今、内容が一致していないと言いましたけど、内容が一致していないのは高橋さんだけですよ。いやいやいや、1、2、3の人ほぼ同趣旨で言っているじゃないですか。じゃあちょっと総務省聞きます。調査しているんですよね。安藤局長当時の中正岡長、西方東角さんは誰か、この文書を捏造だと証言している人いますか。
20:38
お答え申し上げます。ただいま委員の御質問で、捏造だと証言しているものはいるかという御質問でございました。先日も御答弁申し上げましたとおり、ただいまお名前が出ている方々について聞き取り調査を行っております。ただその結果の開示につきましては、相手方の了解を得る必要があるほか、まだ聞き取りを続けている状況にございますので、今後の調査に支障が出る可能性も考慮しまして、現時点ではその結果の開示については差し控えさせていただきたいというふうに考えているところでございます。何卒ぞ御理解を賜ればと思います。
21:18
いつまでやってるんですか。私は誰がどういうふうに言ったって細部について聞いてません。捏造だと言っている人はいるかって聞いてるんです、この中に。
21:35
お答え申し上げます。ちょっといつまでかということにつきましては、可能な限り早期になるべく御報告を申し上げたいということで、作業を進めておりますが、ちょっと繰り返しになって誠に恐縮でございます。捏造になって、捏造と言っている者はいるかという、そういったことにつきましては、やはり今実際聞き取りの作業を進めているという、この段階の途中で、そういったことをちょっとここで申し上げるのがちょっと難しいということは何卒御理解を賜ればというふうに思います。
22:09
ただね、当初から文章がありもないことをですね、あることにされたとか、それから高市大臣が言っているような悪意ある捏造だとか、劣行を受けたことがないとか、こういう高市大臣の証言にそういう証言をしている職員っているんですか。
22:35
あのご答弁申し上げます。一度ここでもちょっと申し上げたかと思いますが、私どもとして今働いている総務省の中で、そうした捏造を行うような職員につきましては、そういったことをやっている者ということはいないというふうに信じたいというふうに、こちらでも申し上げたところでございます。
22:56
大臣、聞きましたか。捏造しているような職員はいないと思うと言ってますよ。しかもこうやって記録があるんですよ。それを補強するものがあっても、高市大臣の証言を補強する人は誰もいません。誰もいません。違うことを言っているのは高市大臣だけです。どうですか。
23:25
総務省が今行っている調査の内容は私には分かりません。しかしながら、私は私で、ここに出てくる、レッグをしたと言われる人たちは、もう退官された方と、そして私自身が顔も知らない方でございますので確認をしておりませんが、大臣室側もちゃんと私を含めて3人同席をしています。ですから、例えば、このペーパーを見ますとね、この日に政治的公平について、磯崎さん、要は補佐官からの伝言などを私に伝えたようになっているんですが、そういうレッグがあったかと言ったら、もう同席していた大臣室側の2人は絶対にないということを言ってくれています。そして、先ほど来、昨日から急に答弁が変わったとおっしゃるんですが、3月8日にもですね、そのようなレッグ、つまり5月の質問に対 してどういう答えぶりをするかということでしたら、2月にそのようなレッグを受けるはずもございませんと。どの部局のレッグが何月何日にあったかないかという話じゃなくて、この2月13日とわざわざ書いてあるこのペーパーの内容が間違いであるということを繰り返し申し上げておりますし、3月9日の国会答弁でも、当時様々な部局より法律案や決裁案件などのレッグを受けておりましたが、平成27年2月13日に磯崎元総理補佐官と総務省事務方とのやり取りや、平成27年5月12日の参議院総務委員会の答弁案など、放送法の政治的公平に関するレッグを受けたことはございませんと申し上げております。大臣室側にも私と同席した人間がおりますから、その範囲でしか私は確認できませんが、しっかりと確認はとっております。
25:27
じゃあ確認します。当時の平川参事官、松井秘書官がそう表現したということでいいんですか。
25:38
大臣の今の答弁に対して言っているんだから。高市大臣が確認したと言ったから聞いているんじゃないか。私が確認をいたしました。だから今、御質問になったですよね。平川参事官、松井秘書官でございます。
26:02
質問者以外の発言は続信でください。杉尾秀明君。
26:06
それならば当時の平川参事官、松井秘書官に来ていただくしかないですね。委員長お取り払いください。合国理事会で協議をいたします。
26:20
真っ向から総務省側と 高市大臣側が食い違っているんです。しかも高市大臣が自分で平川さんと松井さんに確認したとしか言っていない。客観的なもの、それを裏付けるものはありません。総務省に伺いますけれども、一連の文書に関与した3人、文書の内容を確認して最終的に櫻井さん、総括審議官に配付を上げているんですが、配付先に上がっているんですけれども、官房長も上がっています。上がっているんですけれども、これは確認した上で配付したんじゃないですか。それを今になって正確かどうかわからないというのはおかしいんじゃないですか。どうですか。
27:11
ご答弁申し上げます。ご指摘のような行政文書の正確性については、文書に示された関係者に対して聞き取りを行うなどして精査をしているところでございます。その結果、平成29年のガイドラインの改正前であることもありまして、発言者に対する内容の確認が行われていなかったこと、そして作成者が確認できていないものがあること、そして 約8年前のことであり、個々の発言の内容が正確であるという認識が示せるといないことから、これらの点において政策性が十分とは言えないと考えているところでございます。そして再三で恐縮でございます。聞き取り調査につきまして、結果の開示についてこちらで申し上げることは、先ほど申し上げた状況によりちょっと困難であると。今現在も調査が続いており、その調査に支障が出る可能性も考慮し、現時点では差し控えさせていただきたいことをどうかご了解いただければと思います。
28:07
今作成者確認できていないものがあると言いましたけど、私がずっと問題にしているのは2月13日の文書ですよ。作成者西方さんですよ。日も決まっていて、時間まで15時45分から16時ってちゃんと書いてある。配付先も上にみんな書いてあるじゃないですか。これだって確認したからこれ配付したんじゃないんですか。どうですか。
28:35
ご答弁申し上げます。先ほど大臣が3月13日にこちらから申し上げたところで大臣からご説明申し上げたところでございます。この文書につきましても、個々の発言のようについてやはり正確であるということの認識は示されていないという方もあり、そういった観点で不一致があるというところはこの文書について認められている、確認できているところでございます。その意味で正確性がちょっと十分とは言えないというふうに申し上げてきたところでございます。
29:08
今不一致と言いますけど、どこが不一致なんですか。
29:16
ご答弁申し上げます。まず3月13日のご答弁、冒頭に申し上げましたとおり、作成者によればということで日頃確実な仕事を心掛けているので、このような文書が残っているのであれば、放送法に関する大臣で行われたではないことを認識しているということでありますが、一方ということで、記載された同席者間では、作成者と同様に記憶するもの、それから2つ目として、NHK予算国会提出前の時期であり、高市大臣に対し放送部局のレクが行われたことはあったかもしれないが、個々のレクの日付や内容まで覚えていないとするものがあり、必ずしも一致していない部分があるというところでございます。この部分を申し上げたところでございます。
30:06
だからどこが不一致なのかって聞いてるんですよ。一致してない部分って。どこなんですか。
30:19
ご答弁申し上げます。もう再三のちょっと説明になって誠に恐縮でございます。作成者によればというところでございますが、同時期に放送法に関する大臣レクが行われたのではないかと認識しているというものがある一方、同席者間の間で同様に記憶するものと、それからレクが行われたことはあったかもしれないが、個々のレクの日付や内容までは覚えていないとするものということで、ここ必ずしも一致していない部分があるというふうに申し上げているところでございます。
30:56
だって内容まで覚えていないというのは不一致なんて言わないでしょこれ。その弁解おかしいですよ。大臣ね、先日の福山さんの質問に対して、内容が不正確だからという理由を、長々とお話になっていましたけど、テレビ朝日の鳩さんの大ファンだからテレビ朝日をディスるはずがない。何ですかこの意味不明な根拠は。そんなの理由になってませんよ。不正確だと証明する理由になってないですよ。今日の説明だって、高市大臣の発言を証明するものは全く何もありません。総務省はちゃんと文章が残っていて、その文章に沿った内容で答弁、答弁というか回答はされている。つまり高市大臣の言っていることは、全く根拠がないんですよ。全く根拠がない中でずるずるずるずる答弁が変わっていっているんです。全く信用ができません。あなたの答弁はどうですか。
32:03
総務省が発表された内容でも、この時期に放送部局は高市大臣に対して放送法の解釈を変更するという説明を行ったとの 認識を示すものはいなかったと書かれております。私が信用できない答弁が信用できないんだったら、もう質問をなさらないでください。
32:28
いやいや、あのね。いやいや、ちょっと待って。
32:38
この問題の発端は、大臣が最初に小西委員から示された文書について、捏造だと言い切った。これが事実だったら、大臣どころか議員も辞めるって言った。だからこういう話になっているんじゃないですか。それを何で今になって答弁拒否するんですか。おかしいでしょ。
32:59
それは答弁をしても、杉尾委員が私の発言は信用できないとおっしゃったからでございます。私が捏造と申し上げましたのは、言葉はきつかったかもしれませんが、それでもありもないことをあったかのように書くということが捏造だと考えましたので、そのように申し上げました。
33:24
ありもしないことじゃないんですよ。どんどんこれを裏付けるものが出てきているんですよ。後でも言いますけれども。ありもしないことじゃありません。((( 高いです )))もう一度、議議であるところ質問で行ってください。
33:54
じゃあ聞き方変えますよ。3日の共同通信の世論調査。高市大臣の説明に納得できる人17%。納得できない人73%。一般国民に全く高市大臣の説明が通じていないんですよ。信用できないと言われているんですよ。73%の7割以上ですよ。つまりあなたは説明責任を果たしていないということなんです。どうでしょう。
34:24
これまでもここでですね、温島の委員からご質問いただいたときに、じゃあこの文章内容を一つずつ説明させてくださいと申し上げました。でもテレビ中継が入っていた日だと思います。結構ですと。しなくていいと拒絶をされました。いつも何かこう説明をしようとするとそれを遮られますので、これまで十分に一つ一つについて説明を国会の場でさせていただくことはできませんでした。
36:14
質問者以外は、声を出さないでください。じゃあ、水曜日、出役。これまで資料要求しているけど、出していませんね。なぜですか。
40:15
お願いします。高市大臣から、今、理事会からの要求について、お聞きいただいていないという話がありました。今川官房長中心に、総務省は、理事懇談会、理事会にもちろん入っておられて、説明をされました。ご理解いただかないとおかしいわけでございまして、いろいろと複装している案件がありますから、どの部分かということについても、誤解があったりして、疎通を生じております。とりあえず、私の段階で今求めておるのは、資料要 求等の6番目、放送法における政治的公平の解釈に関して、小西委員が提示した約80ページの文書のうち、高市元総務大臣が確認した文書4枚において、事実と異なる主張をする部分を示す資料の提出ということでございますので、この点、きちっとしっかり一粒が測れるように、受け止めていただくように注意を促しておきたいと思います。
41:22
それでは、状況について答弁できますか。今川官房長。
41:34
お答え申し上げます。今、委員長からご指摘のございました資料要求等の6番でございますけれども、総務省が行政文書として公表した全体の文書のうちの一部でございますので、今のご注意を踏まえまして、高市大臣ともよく連絡を取らせていただきながら、お返しをさせていただきたいと思っております。
42:03
今までやっていなかったとき、極めて遺憾です。それから、高市大臣は、3月3日の最初の質疑だけじゃないんですよ。行政4文書、つまりこの2月13日文書も含めて、捏造された行政4文書って言ってるんですよ。捏造されたってこの文書も言ってるんですよ。で、それを否定する材料は、先ほど言ったような、なんか全くしりめずれしな説明しかしてない。あの、角度を変えて質問しますけれども、2015年5月12日の総務委員会での答弁をめぐる経緯について伺います。答弁の前夜には初めてレクを受けた。それまでは全く知らなかった。これは本当ですね。
42:52
これは補充的な説明、説明ということになっているんですけれども、我々は事実上の解釈変更だと思っている。これは極めて重要な答弁でございます。そうした意識はあったんでしょうか。
43:06
平成27年5月12日参議院総務委員会の答弁につきましては、委員会前日の5月11日に初めて担当課の答弁案を私は見ました。そこで、磯崎元補佐官と担当部局がやりとりしていた案などということは全く承知をいたしておりませんでした。担当課の案を読みまして、疑問に思うところがございましたので、担当課に対して大臣室を通じて放送事業者の番組全体で考えなければならない論理的な根拠、そして1つの番組においても判断することがあり得ることの整理、つまり次の日の質問がそういう内容でしたので。また行政府が行う会見についての整理、答弁書の中に分からないところがありましたので、説明を求めて資料をもらって、自ら論点を整理して総務大臣として責任を持って答弁をさせていただきました。問題の本質というの は、この答弁が磯崎元総理補佐官の影響を受けたかどうかということだと思います。それをそうでないということを証明するために答弁案を作成したかから、私の疑問にどう答えるかという形で送られてきた資料、そして委員会前夜であることを立証できる委員会前夜の私と大臣室の間のやりとりのメールをプリントアウトしたものは保存しておりますので、委員長や理事会のお許しを賜れれば、本委員会に提出をさせていただきたく存じます。
44:47
問題の本質は違います。磯崎補佐官が法律の解釈について介入をして、その意の通りに変えたということなんですよ。で、その原稿にペンを入れてやりとりをした。今ね、疑問に思った。放送法は自分で答弁を書くことが多かった。これ事実ですね。じゃあ。
45:16
すいません。放送法に限らず、今おります内閣府の答弁もですね、委員からのご質問に対してストレートに答えていないと思われるようなところは、特に往復で時間がカウントされる場合は、相手様のことも考えながら、余分なところはペンを入れてカットをしたり、そして自分の言いやすい言葉ですね、これに変えたり。これは今内閣府でも私はやらせていただいております。よく前日にチェックをして、疑問点があったときだけ確認をいたしております。
45:57
資料3、議事録を見ますと、これ隣に藤川さん、質問者いらっしゃいますけれども、質疑者双方が事前のシナリオ通りに質疑しているんですね。そして資料4、高市大臣、一部抜き出しましたけれども、上と下見てください。上が事前のシナリオです。下が大臣の答弁です。そのまま一時一句、手におはも含めて全く同じに答弁しています。どこが自分で筆を入れたペンを入れて、自分が分かりやすいように解釈して書いたんですか。このまんまじゃないですか、シナリオのまんま。つまり大臣踊らされたんですよ。大臣はシナリオ通 りに答弁させられたんですよ。違うんですか。松本。まだ質問中です。今座っていないから。
46:51
答弁ですけれども、あくまでも大臣ですから、自分で責任を持って答弁をいたしております。そして分からないところがあったので、確かに一つの番組のみをもって極端な場合はどうなのかといった御質問があったと思います。そのような形での御質問を受けたのは初めてでございましたから、私なりに直上解説も読みましたが、疑問点がございましたので、それを秘書官を通じて、原価に対して、なぜこういう整理になるのかというところを確認した。そのときに原価から返ってきた書類、それは私は保存いたしておりますので、先ほど申し上げましたとおりお許しをいただけたら、理事会でお諮りいただいて提出をさせていただきます。
47:50
昨日の衆議院本会議でも、議員会館の政務日というのは8年前のものは残っていない。その日時について詳細を確認する方法はない。こういうふうに答弁されている。そのすぐ後に、5月12日のこの答弁の、前夜の私と大臣室の答弁案に関するやりとりメール答弁案を、これだけ取ってあるんですか。
48:15
それは、平川参事官が保存しておいてくださったものでございます。
48:23
では、今、高市大臣がおっしゃった資料を提出するように求めます。委員長お願いします。後日、理事会で、5国でした。協議をさせていただきます。
48:37
あの、ちょっと話が変わりますけれども、実はこれが一連の、やめた方がいいよって、質問券の侵害でしょう。はいはいはい。これ一連の報道圧力の入り口なんですよ。で、今回の問題の方について先ほど大臣は、あの、別のことをおっしゃいましたけれども、これは、憲法が保障している言論表現の自由、報道の自由、これ、根底から脅かされかねなかったこと、そして私も当時、報道の現場にいて痛切に感じていた、そのことなんです。おとといの共同通信、世論調査でありがとうございます。今回の放送法の解釈再検討が、報道の自由への介入かどうかについて、3分の2に当たる65%の人が、介入だとこういうふうに回答している。国民もやっぱり疑念を持っているんだと思うんですね。それで、そこで聞くんですけれども、一連の文書、それから資料5のですね、政府統一見解ですけれども、再三繰り返されています補充的説明、これ毎回この委員会でも出ておりますけれども、当時それまでの放送法の解釈にあえて補充的説明を付け加えなければならない事情の変更、これはあったんでしょうか。
49:56
ご答弁申し上げます。事情変更ということでございますが、まず1点目の参議院の藤川委員のケースでございますが、藤川委員につきましては、これは藤川委員の質問通告に応じ、答弁者である高木総務大臣がご答弁をされたということであったと思います。そして、政府統一見解ということでございますが、これは当時の国会のご審議において、国会からのご指示に応じて、政府の方から提出をさせていただいた、そういう経過であったというふうに承知をしております。
50:32
特に事情の変化はなかったんです。これは高市大臣も2016年2月8日にですね、一番最初に定波の問題が出たときに、このときに答えられて。じゃあなぜこの時期に補充的な説明が必要になったのか、そもそも立法事例そのものがあったのかどうか、事情の変更、これをですね、新たなチェック項目を付け加えた理由、これ答弁いただけますか、総務省。大臣よろしいですか。
51:10
ご答弁申し上げます。今2つの付け加えたというご質問でございましたが、これは政府統一見解に書いておりますとおり、従来の解釈には補充的な説明ということをさせていただいたということでございます。
51:29
だからなぜ補充的な説明が必要になっているんですか、と聞いている。
51:38
ご答弁申し上げます。繰り返しになって誠に恐縮でございますが、経緯として国会におきまして、その当時の藤川委員からのご質問ということがあったのに対して答弁をさせていただいた、及び、その翌年の2月には国会からのご指示ということで、見解を提出させていただいたということでございます。
52:00
違うでしょう。質問があったからじゃないでしょう。その前にシナリオができてたんじゃないですか。それに書いてあるじゃないですか。質問があったからこういうのを付け加えたんじゃないんですよ。最初からそういうシナリオが描かれて、最終形が質問だったんですよ。全く逆なんですよ。統一見解では一つの番組ではなく番組全体を判断する。これずっと従来からの変わらない見解です。前段にもそう書いてあります。その口談で一つの番組のみでも政治的公平を確保していないと認められるケースがあるということで、番組全体で判断と言いながら一つの番組でもアウトの具体的な例をここで二つ挙げてるんです。これ完全に矛盾してる。全体を見て判断するという従来の大前提を大幅に逸脱した解釈。これは補充的説明ではなくてまさに解釈の変更そのものじゃないですか。どうですか。
52:59
御説明申し上げます。政府統一見解の前段、今の御指摘の前段の部分でございますが、まずその前段のところで放送事業者の番組全体を見て判断するとしてきたものである。この従来からの解釈については何ら変更はないというふうに申し上げております。その上で、その次に番組全体を見て判断するとしても、番組全体は一つ一つの番組の集合体であり、一つ一つの番組を見て全体を判断することは当然のことである。そう申し上げた上で総務大臣の見解は一つの番組のみでもということで二つの例を挙げているということでございます。こうした流れの中での記述でございますので、私どもとしてはこの政府統一見解に書いておりますよう、従来からの感触については何ら変更はないものというふうに認識をしております。
53:52
それじゃあこれも再三出ましたけどね、総務省出身の山田真紀子秘書官。これは放送法の根幹に関わる話、本来であれば審議会などできちんと回すかそうでなければ法改正となる話、こういうふうに記述をしている。総務官僚ですよ。これはまさに正論じゃないんですか。なぜこういう手続きを踏まなかったんですか。
54:20
ただいま山田情報流通行政局長、この名前が記載されているということでございますが、その山田元秘書官がどういうふうにおっしゃっていたかということについては、先ほど御答弁申し上げたとおり、聞き取り調査ということをやっているところでございます。そしてその結果につきましては、先ほど申し上げたとおり、聞き取りの継続中ということもございまして、その結果をここに報告することは、ちょっと現段階では差し控えさせていただきたいと思います。御理解のほどよろしくお願いいたします。
54:57
山田さんから聞いているんですね。早く出してください。
55:07
御答弁申し上げます。過急的、住民間に対応してまいりたいというふうに考えております。
55:15
じゃあ、山田さんの証言、委員会に提出をお願いします。委員長、取り払いをお願いします。後刻、理事会で協議をさせていただきます。
55:24
法制局に来てもらっています。伺いますけれども、本件について、総務省から相談なり、紹介はあったんでしょうか。
55:39
御指摘の件につきましては、総務省から御相談とはなかったものと承知をしております。
55:48
相談していないんですよ。紹介もないんですよ。もう一回法制局に聞きますけれども、従来の法解釈に補充的説明というふうなことで、事実上新たな解釈を付け加える。こういうことは一般的によく行われることなんでしょうか。
56:11
各府省におきます法令の具体的な運用につきまして、網羅的に私どもとして把握しているわけではございませんが、一般論といたしましては、事務官庁が所管する法律の解釈をより明確にするために、具体例を示すなどして説明を加えるということは、一般にあり得るものと認識をしております。
56:35
総務省に聞きます。こういう例ありましたか。補充的説明。
56:45
お答え申し上げます。法令を所管する総務省の立場において、法令の解釈の様子、内容などを事業者や国民に分かれやすくご理解をいただくため、その明確化や具体化を行うために、補足的あるいは補充的な説明を行うということは日常的に行っているものでございます。例えば、法令に基づくガイドラインやその解説、行政手続を具体的に説明するマニュアルの作成など、様々な形で従来より行ってきているところでございます。
57:15
重ねて伺います。補足的な説明というのはこれまであったんですか。この補足的な説明という言葉自体。
57:29
お答え申し上げます。特にその補足的な説明というような、固定した言い方ではないかと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、法令の理解を促すためのガイドラインですとか、解説、行政手続を分かりやすくご理解いただくためのマニュアルの作成など、こういった色々なものを補足的に色々、文書や色々な形でお示しをするということを従来より日常的に行ってきているところでございます。
57:59
補足的な説明というのは、これは磯崎さんが1月に自ら、じゃあ俺が書くわと言って書いてきた案の中に出ている言葉なんですよ。これがずっとそのまま残っているんですよ。総務省に再び伺います。100歩譲って補充的な説明、補足的な解釈だとしても、1番組のみで政治的公平を判断し得るという大臣答弁、これまであったんでしょうか。
58:35
小笠原 総務省総務大臣 御答弁申し上げます。既に昭和39年の段階で極端な事例を除きというようなことを明確に委員会の場で政府参考人から答弁をさせていただいております。そしてそのような場合につき、藤川委員から国会の場で具体的な御質問がございました。それに応じて当時の高井同人から答弁をさせていただいたものというふうに承知をしております。
59:04
昭和39年に極端な例を除きという注釈が書いてあるのは私ももちろん知っておりますけれども、極端な例を除きということが1番組のみで政治的公平を判断し得る、これとイコールなんですか。こんなこと答弁してないでしょ、これまでに。
59:27
小笠原 御答弁申し上げます。先生も今御案内というふうにちょっと御指摘ございましたが、昭和39年答弁、やはり政治的公平性ということをどういうふうに判断するのかという流れの中での答弁でございました。その中で極端な例を除いてということで、その番組の政治的公平性の判断ということが述べられている部分でございますので、私どもとしては極端な事例ということの補充的な説明ということで、藤川委員にも御答弁申し上げ、その後政府統一見解ということも提出をさせていただいているところでございます。
1:00:05
藤川 極端な例を除いてというのが、一番組のみで政治的公平を判断し得る。解釈変わっているんですよ。これは補足的な説明、補充的な説明じゃないですよ。解釈変わっているんですよ。こういう解釈を示す、一番組で政治的公平を判断し得る、こういう行政文書はこの一連のケース以前にありますか、文書残っていますか。
1:00:42
御答弁申し上げます。その極端な事例というところを、解釈の変更ということを前提のご質問でございましたが、私どもとしてはあくまでその極端な事例の補充的な説明ということを、藤川先生に御答弁いただいたときも、そしてその後の政府統一見解のときにも、その補充的説明ということを解釈といたしまして、そのときの問い合わせに応じた、あるいはそのときの御指示に応じた解釈、そして補充的な説明ということを行ってきたというふうに承知をしております。
1:01:19
さっきから繰り返しているように、極端な例を除いてが、今回のケースを契機に一番組のみで政治的公平を判断し得る、こういうふうに事実上解釈が変わっているんです。重大な解釈変更なんです、これは。安倍政権下では、権力があれば違法な法解釈の変更もできる。法治主義ではなく、人治主義が横行していた。そういうふうに言われても私は仕方がないというふうに思っています。森掛、閣営学園の問題と根底は一緒です。しかも時期も重なっている。総務省、そして山田元秘書官、必死に抵抗していた。この文書の中でよくわかります。しかしやっぱり所詮、強大な官邸の力には抗えないんですよ。しかも磯崎補佐官は、単なる一国会議員としての紹介という先日の答弁もありましたけれども、単なる一国会議員じゃありません。安倍総理の意向をバックにして、何の権限もない自ら、放送法の極めて不当な解釈変更をご了承したんです。資料をご覧ください。ここで政治的公平を判断する例として、丸一選挙、それから丸二国論を二分するような政治課題、この二つだけ挙げられているんですけれども、なぜこの二例なんですか。
1:02:48
ご答弁申し上げます。今ご質問のありました、平成27年5月12日の参議院総務委員会では、藤川委員からご指摘の二つのケースが挙げられまして、質問が行われました。当時の高橋総務大臣がそれを受け、答弁をされたものと承知しております。そして平成28年の政府統一見解は、この定例に示された同じ例が記載されているところでございます。
1:03:13
何度も言いますけど、質問がきっかけじゃないでしょう。その前にシナリオができてて、そのシナリオ通りに藤川さんがやられたんじゃないですか。全く逆ですよ。何でこの二例挙げたのか、入れたのか、磯崎さんが言ったからじゃないですか。総務省のやり取りの中で、これら全部残っているじゃないですか。資料6に一連の経緯をまとめました。ことの発端は2014年11月の衆議院の解散です。解散 当年にTBSのニュース2・3に安倍総理出演されました岸井キャスターです。安倍のミクスをめぐる街頭インタビューがありました。これに総理が怒った。4人の街頭インタビューが出てきたんですけど、そのうちの3人の方が私もよく記憶しています。なんかケーキ良くなっているというのを感じしません。1人は株価も上がってケーキ良いんじゃないですか。こういうふうにおっしゃった。これに編集してますね。というふうに安倍総理が生放送で噛みついたんです。実はこの編集には理由があるんです。世論調査の数字がだいたい3分の2から4分の3ぐらいの人が、安倍のミクス、自分はそんなケーキが良くなった感覚はない。こういうふうに答えているからこういう編集をしたら、それに安倍総理が激行したんですよ。そしてその2日後、資料7の圧力文書が自民党から民放危機局に出されています。こと細かに、こと細かに公平公正を期してくださいということで、ゲストの選定からインタビューから何から何までこと細かに言っているんですね。これ一応お願いになってますけど、これは圧力文書そのものです。私こんなの見たことありません。そして資料8、磯崎補佐官、TBSのサンデーモーニングをタ ーゲットに連日この頃ツイートをされてます。放送法上許されない、こういうふうに何の権限もない補佐官が放送法上許されないと断じてツイートしてるんですよ。番記者に自分を出せって何回も何回も言ってるんですよ。なんで俺はサンデーモーニング出さないんだ、補佐官言ってたそうですよ。しかもこの対象が、つまりターゲットが特定放送局の特定番組だったことが明らかなんですよ、一連の経緯を見ると。しかも対象が安倍政権にとって一番重要な、まず選挙です。そしてアベノミクス、それからこれから始まる安保法制、さらには憲法改正、こうした目玉政策でメディアを建成する狙いがあったのは明らかなんです。つまりこの統一見解というのは、一般的な補充的補足的な説明ではありません。つまり、政権の意に沿うように、メディアに対して圧力をかける、そのために放送法が改正されたとみなされてもおかしくない。総務省はこうした時の政権による、特定のメディアを念頭に置いた権威性、攻撃に加担したことになるんですけど大臣いかがでしょう。
1:06:04
はい。まず政府統一見解についてでございますが、今も話がありましたよ、ご指摘がございましたけれども、このぜひ政府統一見解についても、この全文を、全体をご理解をいただきたいというふうに思っております。中断のところでも、全体を見てと書いてありますが、最後にも、これは番組全体を見て判断するというこれまでの解釈を補充的に説明し、より明確にしたものというふうに記載しておることで、ぜひご理解をいただきたいと思います。その上で、放送法は、法を変えた、解釈を変えたということではなく、補充的な説明をというふうに申し上げておりますが、放送行政、これまでも慎重かつ適切に法に則って、放送行政総務省としては担ってきたところでございまして、放送法第4条に定める政治的公平違反として、放送法第174条の業務停止命令、電波法第76条の無線局の運用停止命令が実施されたことはないと承知をしております。また、28年以降、政治的公平性に関する行政指導が行われたことはなく、27年以前に行われた行政指導の事案を見ても、政府統一見解に示された考え方と整合性は取れているというふうに考えております。以上のとおり、これまでの放送行政の経緯を見る限り、政府統一見解によって放送法の解釈や運用が変わったことはなく、今後とも慎重かつ適切に法令に則り、放送行政を担ってまいりたいと考えております。
1:07:42
何か聞いてもないことを答弁されましたけれども、この5月の答弁は実は全く注目されていなかったんです。これ、メディアも報じていないんです。テレビも報道していないし、新聞の記事もほとんど見かけません。これと並行して、実は、資料6にあるいろんな動きがありました。2015年4月、自民党によるテレビ朝日とNHKの消費者がありました。コメンテーターが「I'm not a 米」というフリップを出してですね、「これは大問題だ」と。そして、9月、TBSの「やはりニュースースリー」岸井客さんの安保法制をめぐる発言に対して意見広告が出ました。資料10。この広告を見たとき、私、ほんとゾッとしました。目がじっと我々を見ているような。まあ、私もあんまり立派なキャスターじゃなかったですけれども、端っくれとしてとても一言とは思えなかった。こうした流れの中で決定的だったのが、今ちょっと触れられました。2016年2月の放送停止、いわゆる停波をめぐ る高市大臣の答弁。この直後に、当時のテレビの著名なキャスターが相次いで画面から姿を消しました。高市大臣は放送局への影響の大きさを熟視してこういう答弁をされたんじゃないですか。どうですか。
1:09:05
現在私が放送法の解釈についてお答えできる立場にございませんことから、総務大臣にお聞きいただければと思います。正式に。
1:09:22
1番組だけで政治的公平を判断できるという解釈変更に、この停波をめぐる発言が加わった相乗効果が絶大だったんです。面倒なことは控えようという空気が報道の現場に急速に広がった。総務省に伺います。この大臣答弁に至るメモ、それからレクなどの資料残ってますか。
1:09:56
お答え申し上げます。ただいまご質問ですが、放送法における政治的公平の解釈に係る、磯崎元総理補佐官等のすべての席巻記録及び議事録については、精査を行いましたが、3月7日に公表した総務省の行政文書のほかには確認されておりません。放送法における政治的公平の解釈に関わる、高市元総務大臣に対するすべての大臣レクの経過及び議事録、こちらは精査を行いましたが、3月7日に公表した総務省の行政文書のほかには確認されておりません。大塚敬典(K-1)。大塚敬典(K-1)。ご視聴ありがとうございました【菅義偉】ないということですけれども、そろそろまとめ ますけれども、私当時テレビの現場にいて息苦しいそんな感覚がありました。何よりも残念なのは、岸井キャッサーが現場を去らなければならなかったこと、その後、病に倒れてお亡くなりになりました。今回の一連の文書が明らかになって、私も含めて研究者もそうですけれども、当時感じていた疑問の一部が氷壊した気がいたします。それとともに、消しからん番組や取り締まるスタンスを示す必要があるという、磯崎補佐官の言葉、改めて立然とする思いです。それだけこの一連の文書というのは極めて生々しい、だから信用性がある。高市大臣の答弁は全く信用性がない。私はそういうふうに思います。最後に、磯崎元補佐官、安藤元局長の承認喚問、それから高市大臣関連の4文書に登場する全ての関係者の参考人、承知を求めます。委員長お願いします。既に出ているものもございますけれども、後日、午後9時、議事会協議です。以上で終わります。
1:12:33
立憲民主社民の小川千陰です。今日はよろしくお願いします。早速質問に入らせていただきます。まず高市大臣にお尋ねいたします。高市大臣のことが記載された文書は捏造で間違いないですか。
1:12:55
ありもしなかったことをあるかのように書くこと、また内容が不正確であるものというのは捏造と呼んでもいいんじゃないかと思います。ただ捏造というと言葉がきつすぎるので、あえて繰り返しは使いません。
1:13:16
誰が何のためにそのような不正確な行政文書を作ったと思われますか。
1:13:28
行政文書、御指摘の行政文書については、行政文書の定義に該当することで行政文書として公表させていただきましたが、その内容などは確認をする必要があり、その点については甚だ遺憾であると申し上げましたが、確認精査して判明をしたことにつきましては、できる限り速やかに国会の方にも御報告をさせていただいているというふうに考えております。
1:13:56
総理は行政文書は正確に記録されなければならないと言われました。私は官僚出身ではないのでよくわかりませんが、総務省が存在を認めた行政文書に正確性が疑われるというのはよくあることですか。
1:14:20
もう一つ一つ行政文書の定義は法に書いてあるとおりということで、簡潔に御答弁申し上げたいというふうに思いますが、その上で、これも申し上げているように、必ずしも正確性を期することが望まれる。その意味で、総理も行政文書を作成する以上は、きちっと正確なものを作るようにという御指示でおっしゃったというふうに理解をいたしておりますが、行政文書そのものは、作成をしたもの、また所得をしたものも含まれる。そして作成をしたものについても、平成29年のガイドラインの改正でありましたように、できる限り正確性を期する手順を踏むようにとなっておりますが、正確性を期する手順が全て踏まれなかったものについては、その旨を記載するようにとあるように、必ずしも正確性が確認できなかったから行政文書としないというのではなく、それも行政文書とするという趣旨だというふうに理解をいたしております。その上で、総務省としては、これからも適切に公文書の作成管理を行ってまいりたいと思っております。
1:15:27
高市大臣、今までそのような不正確な文書に出会われたことはありますか。
1:15:38
私に関する4枚、今般取り出されている4枚については不正確でございます。他に出会ったことがあるかと問われますと、私が自ら大臣としてチェックした文書でありましたら確認できますが、今回のようにその手続きが取られていない文書、その他の文書については分かりません。
1:16:07
大臣は先日、このようなことが自分を抜きにして進んでいたのなら残念だとおっしゃいました。不正確な文書が総務大臣時代に存在していたのであれば、監督責任という意味で大臣として責任を取らなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
1:16:30
正確性の確保に関する平成29年の行政文書の管理に関するガイドライン、改定前の文書ではございますけれども、総務省において正確性が確認されていない文書が作成されて保存されていたということでございます。そういうことは大変残念です。当時の総務省の行政全体に大臣は責任を持ちますので、その責任は感じてございます。申し訳なく思っております。
1:16:59
放送法は、選事中に国民に正しい情報を流さなかった、その反省の下に作られた法律です。国民と真摯に向き合おう、国民のための放送を、そんな思いが伝わってきます。しかし今、その法律の根幹が揺らいでいる。誰かが真実を語っていない。その先に国民市民の姿はありません。私も30年教員をしてきました。日々子どもたちと本当のことを話そうねって。嘘をつくことは友達や人を裏切ることになるからねって。そうやって話をしてきました。この文書に関しては子どもたちに説明ができません。立憲民主党はこれからも真相を追求してまいりたいと思います。ご多忙中の高市大臣ありがとうございました。ご退席いただいて大丈夫です。高市大臣にはご退席いただきまして結構です。お疲れ様です。
1:18:10
次は長岡大臣にお伺いします。長岡大臣は2015年に旧統一協会の名称変更の際の関係資料について27年当時の文書につきましては文化庁におきましてその存在を把握しておりますと昨年10月19日の予算委員会で答弁し資料の委員会提出を求められながらこの間一切 の文書を提出していません。丸半年にわたって文書を国会に提出しないというのは前代未聞であり隠蔽と指摘されてもしょうがない事実です。次回の予算委員会までに提出をいただきたいと思っておりますがいかがでしょうか。
1:18:58
小川委員にお答え申し上げます。旧統一協会の名称変更に関する文書につきましてこれは文化庁の週6日において探した結果認証した際の決裁文書そして文化庁と旧統一協会の応接録それから名称変更の申請を受理する旨を文部科学大臣に報告した資料に極めて類似する資料を把握しているところでございます。これらの文書につきましては宗教法人の外部に知られていない情報を含みます。行政の内部の意思形成過程に関する文書であるため不開示として取り扱うこととしているところでございます。小川千架さん ありがとうございました。
1:20:03
不開示としております。小川千架さん それでは話を変えます。次元の異なる少子化対策についてお伺いします。少子化対策の柱として児童手当などの経済支援の拡大、子育てサービスの充実、働き方改革の3つを表明されました。3月までに具体策をまとめ、6月の骨太の方針で全体像をお示しになると伺っています。質問します。3月中旬です。少子化対策具体的に今どのように進んでいるのかを教えてください。
1:20:41
小川千架さん 渡辺美子、内閣官房、子ども家庭庁設立準備室長
1:20:46
渡辺美子 お答えいたします。ご指摘のございました3つの柱に沿いまして、現在関係府省会議におきましてこれまで1月以来3回ほど開催をして、有識者からのヒアリングなどを中心に検討を進めているところでございます。取りまとめにあたりまして、この3つの柱については3回に検討を進めているところでございます。取りまとめにあたりましては、ライフステージに応じた施策のパッケージを示す必要があるというふうに考えておりまして現時点で個別の施策について述べる段階にはないと考えておりますが様々な意見に耳を傾けながら、今月末を目途に子ども子育て政策として充実する内容を具体化してまいりたいと考えております。
1:21:33
財源については4月以降に明示されると言われました。経済支 援策の中核となる児童手当の支給額拡大を実現するためには数兆円単位の新規財政が必要となり安定財源の確保が不可欠になると考えます。先日の党予算委員会での辻元委員の質問の際に総理は今必要とされる予算をどう支えるのかそれを全体で考えるその際に社会保障、地方、教育の分野の中で必要とされる政策をその内容を踏まえて予算を考えていくと言われました。私にはちょっと分かりにくかったのですがもっと優しい言葉で教えていただけないでしょうか。
1:22:22
お答えいたします。財源についてご質問いただきました。子ども子育て政策の充実につきましては財源の議論も重要とは考えておりますものの財源を考えていくにあたってもまずは政策の中身、これをしっかり整理する必要があると考えております。そうした中で渡辺淳平支出庁からもお話がありましたように鋭意議論を進めているところであります。子ども政策と一言で申し上げましてもそれぞれの政策の目的、成り立ちによって財源構成はまちまちでございます。例えば、出産育児一時金につきましては医療保険育児休業給付につきましては雇用保険で対応しておりますほか保育署や委員ご指摘の児童手鉢につきましてはその費用、国や地方、事業主給出金によって賄っておりましてその負担割合もそれぞれの支給対象によって異なってございます。したがいまして財源につきましてはこのような個々の政策の内容、あるいは予算の規模こういったものを踏まえて議論する必要があると思っております。したがいまして財源についてはですねその充実する政策の内容に応じて総理からも答弁させていただいておりますように社会保険との関係、国との地方との関係などなど様々な工夫をしながら社会全体でどのように安定していくか考えていく必要があるということを申し上げております。
1:23:40
社会保障、地方、教育の予算を削って少子化対策に充てるというふうにも聞こえたのですがそうではありませんよね。
1:23:51
教育予算との関係でございますがこれも繰り返し答弁申し上げておりますように教育の分野につきましても教育費の負担軽減につきましては重要な論点であるとこのように認識をしております。既存の予算との関係につきましてはまずは必要とされる予算を考え次にこれをどう支えていくか全体の中で考えていくということだと認識しておりますがいずれにしても子ども子育て政策の予算としては将来的な倍増に向けた議論をしているとこう認識していただければと思っております。
1:24:26
防衛費は何に使うかをはっきりさせないままあっという間に増額の方針が決定されそして具体的な金額が決まりました。総理は子ども子育て予算は金額ありきではないと言われますがこの防衛費こそ金額ありきなのではないでしょうか。そのことに比べると少子化対策は遅いと感じます。総理は待ったなしの課題とおっしゃっています。少子化が過去最高となる中より早く対応しなければならないと考えます。人への投資よりも防 衛費増額なのかと残念に思いますがその点についてはどのようにお考えですか。
1:25:08
はい、子ども予算が遅れているのではないかとそういうご質問だと理解をしております。子ども子育て政策への対応は私どもも待ったなしの先送りの許されない課題と認識をしております。だからこそ不妊治療の保険適用、出産育児、知事金の大幅増額伴走型相談支援と10万円の経済的支援の一体的実施こういったものをこの1年だけでも先行させて取り組んできたところであります。その上で当然子ども予算かなり広範囲に及びますので様々な関係者、何よりも子育て当事者の意見を丁寧に聞かなければいけないと思いまして関係府省会議のほか各地に総理とともに赴いて子ども政策対話も実施をさせていただいているところであります。そういう意味では私どもとしては最大限スピード感を持って取り組んでいるところでございますがまだまだ足りないというご指摘も献金に踏まえましてさらに議論を深めていきたいとこのように思っております。
1:26:07
国の未来を担うのは子どもたちです。教育予算の増額が必要なのは言うまでもありません。OECDの調査によれば2019年のGDPに占める教育機関への公的支出の割合で日本は2.8% OECD平均の4.1%を大きく下回っています。37カ国中36位です。タダでさえ低い教育予算、これ以上減らすわけにはいきません。少子化対策のために今の教育予算は減らさない。そう断言していただけませんか。
1:26:48
先ほど申し上げたように教育費の負担軽減これは当事者にとって非常に大きな課題であるとこのように認識をいたしております。既存の政策について全てを変えないということはお約束をすることはできませんがただ繰り返し申し上げているようにまさに子ども子育て予算の倍増、将来的な倍増に向けて全体として議論しているわけでございますのでそう認識していただければというふうに思います。
1:27:20
教育や社会保障などからこれは少子化対策とも言えるとちょこっとつまんで持ってきて結局何も変わらない。そんな少子化対策は誰も望んでいません。子ども予算倍増、次元の異なる少子化対策です。どんな政策が出されてくるのか楽しみです。国民、市民の皆さんと期待して待っております。時間の関係で質問を飛ばさせていただきます。次に給食費の無償化についてお伺いします。公立小中学校で給食課を無償化にする自治体が増えています。給食を研究する民間の教育業財政研究所によると無償化を実施する自治体は全国1741のうち260。私が教員だったとき、食については色々と考えさせられました。様々な家庭の事情により朝食を食べられずにお腹を空かして登校してくる子。そんな子は空腹で集中力がなく、学習に身が入りません。そしてガツガツと給食を食べます。他にも食事がスナック菓子の子。炭水化物でお腹を満たし栄養が偏っている子。夏休みなど長い休みのときに食事を取ることができずに痩せてくる子。給食は単にお腹を満たすだけではなく、栄養を考えたこんだてで、家では食べない味を知る機会でもあります。家では食べられないこんだてや嫌いな食べ物も給食なら食べられる。そんな子どももたくさんいます。そして今日、食材の高騰により品数を減らし給食費を上げるなど、給食費に大きな影響が 出てきています。私の出身の久留米市では、23年度から小学校で月500円、中学校で月1000円給食費を値上げすることを決めました。小学校の給食費は月額4600円、中学校は5600円となります。高額だと思われませんか。ただ、1年間だけは市が値上げ分の半額を補助するために、小学生は月250円、中学生は500円の増額となりました。こうやって自治体への負担が増えていっています。他にも自治体によっては、給食費の未納が多く、そのために全体の給食の質や量を減らさなければならないところがあります。義務教育の間は、親の収入に関係なく、給食費の無償化を進めるべきだと考えます。自治体が厳しい経済状況の中、無償化に向けて頑張っています。学校給食法を改正し、国で無償化を進めるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
1:30:16
児童・生徒の学校給食費につきましては、経済状況が厳しい保護者に対しては、生活保護による教育補助や就学援助を通じまして支援をして いるところでございます。さらに、今般の食材費の高騰に対しましては、地方創生臨時交付金を活用いたしまして、保護者負担の軽減に向けた取組を促しまして、ほとんどの自治体におきまして取組が進んでおります。学校給食の無償化につきましては、従前から無償化を実施している自治体においては、それぞれの優先課題に応じて対応いただいておりまして、学校給食法の趣旨を踏まえ、そして地域の実情に応じて学校の設置者であります各自治体において判断いただくべきものと考えております。なお、今後の物価高騰に対します取組につきましては、文部科学省といたしましても、政府全体の取組の中で、関係省庁と連携を図りながら、しっかりと適切に対応してまいりたいと考えております。
1:31:34
国で無償化を進めることは難しいという御意見だと思っていいですか。
1:31:45
学校給食費の無償化につきましては、学校の設置者と保護者との協力によりまして、学校給食が円滑に実施されることが期待されるとの学校給食法の立法趣旨を踏まえれば、設置者である自治体におきまして、適切に御判断いただくべきものと考えております。
1:32:16
国で取り組むべきだと思いますが、ちょっと残念でした。学校の働き方についてお尋ねします。私は全国を回り、教職員の声を聞いています。先日、とても驚いたことを若い女性教員から聞きました。妊娠をして、それを校長先生に報告に行かれたそうです。しかし、大体の教員がいないと言われました。教職員不足については、大臣も御存じだと思います。福岡市の年末に聞いた話です。産休代退社、何人待ちだと言われたと思いますか。何人待ちと言われたと思いますか。大臣、お願いします。
1:33:14
文部科学省が令和3年度に実施をいたしました調査におきましては、福岡市の教師不足につきましては、始業日時点に全学校集合計で50名、5月1日時点で21人であったと承知しております。このような全国的な教師不足の状況につきましては、やはり有料すべきものとして、危機感を持って受け止めております。
1:33:46
お答えいただいたのは、多分進学期の不足かな、欠員状況かなと思います。福岡市の3級代替者80人待ちだそうです。全学ではもっと多い地域があるかもしれません。自分が3級に入っても代替者が来ない。とても不安に思ったし、教職員、子ども、保護者にとても申し訳なかったと思ったそうです。3級に入るときの挨拶の始めの言葉は、すみませんでした。子どもを授かり喜ばしいことなのに、みんなに謝罪から入らなければならないこの実態。また、別の教職員の話も聞きました。ご結婚された後、校長室に呼ばれて言われだそうです。結婚おめでとうって。でも1年は妊娠せんでねって。これは彼女1人ではなく、全国の女性教職員も同様なことを言われています。このことについて、同じ女性として大臣どのように受け止められますか。
1:34:48
答え申し上げます。全国的な教師不足の状況の中で、3級の代替者を見つけることが難しいという状況にあると承知をしているわけでございますが、やはり3級1級制度というのは、教師が子どもの応用期に専念するため、一定期間休業することを可能としてまして、教師のライフステージに沿った働き方を実現するということを目的としております。そのような観点からも、3級の代替者の確保というのは、各任命権者におきまして確実に対応していただくものであると認識をしております。なお、文部科学省といたしましては、令和5年度より年度の初期頃に3、1級を取得することが見込まれる教師の代替者を、任命権者である教育委員会が年度当初から任用する取組の支援というものを行っております。行うこととしております。
1:36:00
私は文教科学委員会で大臣が初めに言われた言葉をとてもよく覚えています。自分も子育てをしてきて、それがとても大変だったんだって、私は同じ女性として母親として大臣が寄り添ってくださっていると私は思いました。大臣もう一度聞きます。妊娠せんでねとか、そういう妊娠してすみませんと言わなくちゃいけない、そんな職場のこ とを大臣ではなく長岡さんとしてどう思われますか。
1:36:39
上司の方が妊娠したことを報告に行った教員に対して言った言葉に関してというのはまた激になりますので、ちょっとそれにはお答えは失礼させていただければと思っておりますが、やはり女性が妊娠をするということはきちんとそれが出産、育児、ある程度の産休をいただいて育休もいただいてしっかり復帰できると、そういう制度ができているというのは、この学校の産休育休の代替者の確保について本当に重要であると思っております。教員の産休育休制度におきましては、本当に産休育休を取得した教師が休業終了後確実に復帰するために、そのために代替教師については、地方公務員の育児休業等に関する法律などに基づきまして、任期付きやまた臨時的任用で対応することになっております。文部科学省といたしましては、令和5年度より年度の初期頃に産育休を取得することが見込まれる教師の代替者を、任命権者であります教育委員会が年度当初から任用する取組の支援を行う こととしております。先ほども申し上げましたけれども、今回の支援が産休代替者を確保する一助になればと考えておりますが、いずれにいたしましても、教師の成り手の確保のために、現在教師に就いていない免許保持者に対する教職への入職支援等に取り組んでまいりたいと考えております。
1:39:09
それでは長岡文部科学大臣 補足の答弁をお願いいたしますお尋ねにお答えしたいと思っております3級1級を大変な気持ちで報告したにもかかわらずやはりなかなかすっきりとした答えが上司の方からいただけなかったということに関しましてではやはりこれは望ましくないものと思っております1年間でしょ。1年妊娠をしないと。((( 答弁を送っています )))もう一度ちょっと伝えてください(会場)もう一回行ってもらいます
1:41:24
それでは長岡文部科学大臣 ご答弁願います先ほど一番初めにお答 えしたことも含めますけれども、やはり議員のおっしゃいました、上司が妊娠をして、報告に行った際の言われ方というのは、これは私は直接聞いているというか、なかなか過程の話としか受け取れませんので、それに対して適切にお答えをすることができないかと思います。ということは先ほど申し上げました。 そしてその話が本当だとしたら、やはりそれは除くましくないものであるというふうに思っております。
1:42:23
次元の異なる少子化対策を強く言われますが、学校現場では逆行しています。子供が産みたくても産めない、そんな女性教職員がたくさんいるのです。結婚や出産は個人の自由な意思によるべきことで、出産や育児をしやすい環境を整備するのは、政府の重要な役割だと考えます。質問を飛ばします。 もうすぐ4月になります。昨年、文部科学省は、先ほどお話をされましたが、血因状況を全国を調べられていると思います。不足していた教員の数を教えてください。
1:43:12
昨年度、文部科学省が行いました、初めての全国調査におきまして、令和3年度始業日に、全国の公立学校で2558名、5月1日時点で2062名の教師不足が生じている実態が明らかになりました。今後、同様の調査を実施するかについては、現場の負担というものもございますので、それを考慮しつつ、教育委員会等の意見も関係者の声も聞きながら、適切に判断をしていきたいと思っております。
1:43:54
学校現場は、4月は人をどうにか集めます。しかしその後、病急や産休代替者が見つからず、どんどん減っていくんです。その調査は年に1回ではなく、年度途中にも、ぜひ行ってほしいと思います。それは教職員の負担とはなりません。話を戻します。昨年度の教職員の不足者数は2000の数に、その人たちが35人の担任だったと考えたら、89530人の子どもたちに担任の教員がいなかったこととなります。誰一人取りこぼさないと総理はよく言われますが、9万人の近い子どもたちを取りこぼしているのではないでしょうか。ご答弁をお願いします。
1:44:44
先ほど5月1日時点での人数を申し上げましたけれども、2065名の誤りでございましたので、訂正をさせていただきたいと思っております。そして議員資産の数字につきましては、具体的にお答えするのは、ちょっと把握をしておりませんので、困難であるもののですね、令和3年度に実施をした調査でも、始業日時点に小学校におきまして、学級担任を担当すべき教師が不足している場合に、担任がいないという状況を避けるために、これは本来担任ではない職務の教師が462人、学級担任を題外していました。このような状況は、予定していた教育環境が提供されているとは言い難いものと受け止めておりまして、文部科学省といたしましては、各教育委員会の実情も聞きながらですね、教師の成り手の確保のための取組を推進をしてまいりたいと考えております。
1:45:50
お伺いします。子どもたちは、始業式ワクワクして学校に来ます。なんとせるからって、わぁ、次の担任誰かなーって。不登校の子どもたちも、よし学年変わるけん、今日からは頑張ろうってやってくるんです。今日は新しい先生に一声かけようって、おはようって言おうなーって。そう思って、そんな気持ちを持ってやってきても、担任の先生がいない。子どもたちはがっかりして家に帰ります。家では、先生誰やった?って聞かれたら、担任の先生おらんかった?って。1年間のやる気がそがれます。保護者も不安になられます。学校は、始業式の日まで必死に教員を探しています。もちろん教職員の探すことは、教員の仕事ではありません。学校の責 任ではないけれど、学校は子どもたち保護者に説明をしなければなりません。大臣、教育行政の長として教えてください。学校は子どもたちに保護者に、担任がいないことをどのように説明すればよろしいでしょうか。お願いします。
1:47:02
学校で担任がいないということを保護者に報告するということ、子どものことを考えると胸が痛みます。公立学校教員の任用配置につきましては、任命権者である教育委員会の権限と責任に基づいて行われるものでございます。学級担任を担当すべき教師が不足していることによりまして、本来担任でない職務の教師が学級担任を代替しているという状況につきましては、子どもたちが安心して学べる環境を整える観点から、各任命権者におきまして、早急にその補充を図ることが重要であると考えます。また、状況に応じまして、学校とともに教育委員会も当面の指導体制の在り方について、保護者へ説明をすることも必要になり得ると考えております。各教育委員会においては、臨時講師募集の呼びかけですとか、各学校の管理職の人的ネットワークを使った教師のなり手確保に取り組んでいると承知をしております。文部科学省といたしましても、今後、各教育委員会の実情も聞きながら、さらなる教師のなり手確保の支援について検討してまいります。
1:48:28
担任が決まらないということに対して説明するのは当然のことです。当たり前だと思います。どんなことをそのお便りに書けばいいのか。教育委員会が見つけ切らなかったとか、教職員不足でとか、書いてもしょうがないと思うんです。保護者が納得するようなお便り、どう書けばいいか、学校の責任ではないことです。教えてください。
1:49:01
先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、状況に応じて学校とともに、教育委員会から当面の学校現場での指導をどのような体制で行うのか、保護者へ説明をすることもあり得ると、そう考えております。
1:49:22
教育委員会が悪いって書いていいんですか。
1:49:40
公立学校教員の任用配置につきましては、任命権者である教育委員会の権限と責任に基づいて行われるものでございます。ということでありますので、状況に応じまして、学校とともに教育委員会から当面の学校現場の指導をどのような体制で行うのか、ということをやはり保護者へ説明することもあり得ると、そういうふうに思っております。
1:50:11
では教育委員会から文書を出してもらえるということですね。
1:50:21
そういうこともあり得るということです。
1:50:27
ありがとうございました。子どもたちのためにこれからも精一杯頑張りま す。ありがとうございました。以上で杉尾秀哉君及び小川千架さんの質疑は終了いたしました。
1:51:14
次に下野六太君の質疑を行います。下野六太君。
1:51:24
公明党の下野六太でございます。本日、予算委員会の場で質問させていただく機会をいただきまして、心より感謝申し上げます。早速質問の方に入らせていただきます。私は人や犬猫の命には優劣はつけられないというふうに思っております。人の都合で犬や猫の殺処分をしていいのかという疑問をずっと持ってまいりました。福岡市は犬の殺処分ゼロを2015年から、猫の殺処分ゼロは2019年から実質のゼロを実現しております。このような実質ゼロを目指す自治体を増やしていくべきではないかというふうに考えております。先日、福岡市東区で見よりのないかわいそうな猫を守り増やさないことを目指す団体のフリーマーケットと譲渡会の会場を訪問させていただきました。そこでは50円、100円、200円の手作りの小物類を一生懸命販売していました。