19:35
それでは、みなさん、おはようございます。これより、会議を開きます。内閣提出水産加工業施設改良資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。この際、お諮りいたします。本案審査のため、本日、政府参考人として、農林水産省大臣官房総括審議官、高橋貴雄君、水産庁長官、高谷隆君、水産庁次長、安藤隆君、財務省大臣官房総括審議官、奥立雄君、国土交通省大臣官房技術参事官、遠藤紀美彦君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。これより、質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次、これを許します。
20:45
皆様、おはようございます。立憲民主党も所属の緑川貴司です。本日は野村大 臣、そして役所の皆様、本日は、衆参、双方で審議が、いろいろと忙しい中で、また、ご審議いただくことを感謝を申し上げたいというふうに思います。今日はよろしくお願いいたします。議題となっているのは、日本政策金融高校の貸し付け業務の特例として、水産加工業務、水産加工業者が製造、加工施設を整備した場合などに、長期で定理の資金の貸し付けを受けることができる、その期限を5年延長する法改正であります。加工原料にしていた水産物が、例えば、今、中国など、旺盛な需要のある国に買い負けをしてしまって、輸入物が確保できない、あるいは国内産でも水揚げ量が減って、確保ができない、そうした場合などには、原料を他の水産物に切り替えて、それに対応した施設整備を定理融資で後押しをするということには、私は意義があるというふうに思っていますが、一方で、この融資の対象である、漁種というものが限られています。それを選んでいる基準、そしてその基準を設けているのは、なぜなんでしょうか。
22:00
お答えいたします。水産加工資金につきましては、指定水産動植物については、全国の生産量、未利用または利用の程度が低い水産動植物につきましては、県別の生産量及び全国の産出額を勘案して、その対象となる種を選定しております。これは、相当量が利用されている指定水産動植物を原材料とする水産加工品の製造などを促進し、水産加工品の安定供給を図るとともに、未利用または利用の程度が低い水産動植物を原材料とする水産加工品の製造などを促進し、水産資源の有効な利用の促進を図るという目的を背景とするものでございます。
22:57
今、高野長官からおっしゃっていただいた水産加工品の安定的な供給、それに資するというお話がございました。まず、全体の話としては、水産庁が今、資源評価しているのは、その魚は192種あります。