19:55
これより会議を開きます。議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。本年5月、滋賀県において保護士として活動されていた新庄博さんが、不倫の死を遂げられました。誠に追跡の念に絶えません。ここに新庄博さんとそのご遺族の皆様に、衆心より哀悼の意を表し、黙祷を捧げたいと存じます。全員の御起立をお願いいたします。黙祷。黙祷を終わります。御着席願います。裁判所の司法行政、法務行政及び検察行政、国内治安、人権擁護に関する件について調査を進めます。この際、去る10日、裁判所の司法行政及び出入国在留管理行政の実情調査のため、委員11名が参加し、福岡家庭裁判所及び福岡出入国在留管理局福岡空港出張所の施設を行いましたので、参加委員を代表いたしまして、その概要を御報告申し上げます。まず、福岡家庭裁判所では、同家庭裁判所の概要及び調停手続について説明を聴取した後、調停室や審判廳、思考的面会交流が行われる科学調査室等の視察を行いました。その後、同家庭裁判所の人的体制の実情、ICTの活用状況、DVや虐待が疑われる事案への対応状況、改正民法 を踏まえた今後の取組等について、同家庭裁判所の裁判官、家庭裁判所調査官及び書記官並びに、かじ、朝廷委員の方々と意見交換を行いました。次に、福岡出入国在留管理局福岡空港出張所では、福岡出入国在留管理局長から、福岡空港における出入国審査等の業務及び施設の外境について説明を聴取した後、出国審査所や上陸審査所等の施設を行いました。その後、出入国審査手続の実情、入管職員のキャリア形成等について質疑応答を行いました。以上が施設の概要であります。最後に、今回の施設にご協力をいただきました皆様に心から恩礼を申し上げ、施設の報告とさせていただきます。この際、お諮りいたします。各県調査のため、本日政府参考人として、警察庁長官官房審議官、進化和彦君、総務省統計局統計調査部長、長嶋勝俊君、法務省民事局長、竹内努君、法務省刑事学長、松下裕子君、法務省共生局長、花村裕文君、法務省保護局長、押切日佐藤君、出入国在留管理庁次長、丸山秀晴君、文部科学省大臣官房審議官、奥野信君、厚生労働省大臣官房審議官、斉須智幸君、