1:05
ただいまから法務委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに上谷正幸さん、山崎正明さん及び田中雅史さんが委員を辞任され、その補欠として地見花子さん、山本幸子さん及び薄井昭一さんが占任されました。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。法務及び司法行政等に関する調査のため、本日は、本日の委員会に理事会協議のとおり、警察庁長官官房総括審議官谷重幸さんほか11名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、裁を決定いたします。法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。質疑のある方は、順次ご発言願います。
2:01
皆様おはようございます。自由民主党の和田正宗です。早速、質疑に入ってまいります。北朝鮮による人権侵害問題、すなわち日本人立ち問題についてお聞きをいたします。外務省ホームページ、外務大臣コーナーの上川外務大臣の写真が、北朝鮮人権侵害問題啓発週間には、内閣として閣僚に着用が呼びかけられ、拉致被害者の救出を求める国民運動のバッジであるブルーリボンバッジを着用していない写真となっています。これについて再三指摘をしておりますが、外務省は対応しないのでしょうか。
2:40
お答え申し上げます。ご指摘のブルーリボンにつきましては、拉致被害者の救出を求める国民運動のシンボルとなっていると認識しておりまして、上川大臣ご自身も常日頃から各種会談を含む様々な公務において、基本的に着用してきておりまして、今後も積極的に着用していく考えを述べてきているところでございます。その上で、外務省ホームページにおきます上川大臣のプロフィール写真につきましては、適切な対応としていかなるやり方が考えられるか検討しているところでございます。
3:13
これは、決算委員会でも確か先月やってですね、これは、自民党内の拉致対策本部でも提供しておりまして、もう1ヶ月以上経っているんですが、これ、何でそんな検討時間がかかっているんでしょうか。
3:33
お答え申し上げます。繰り返しになりますけれども、適切な対応としていかなるやり方が考えられるか検討しているところでございまして、早期に結論を得るべく検討を進めてまいりたいと考えております。
3:45
これ、ちょっとしっかりやってください。ホーム大臣にお聞きをいたしますが、北朝鮮人権侵害問題啓発週間をはじめとして、これらを所管する法務省の大臣として、内閣官房と連携をして、全閣僚にブルーリボンバッジの常時着用を呼びかけるべきだと考えますが、いかがでしょうか。
4:07
ご指摘のブルーリボンでありますけれども、これは毎年12月10日から16日までの北朝鮮人権侵害問題啓発週間の前に開かれる閣僚懇談会において、日本国民が一体となって拉致被害者を取り戻す強い意思を示す機会にするため、拉致問題担当大臣から全閣僚に対し着用を呼びかけているものであります。国民の皆様方から、拉致問題に関する一層の理解と支援を得るために、今後もまずは政府一丸となって、ブルーリボンの着用も含め、様々な形で取組を進めてまいりたいと考えておりまして、私もその内閣の一員として、しっかりと取り組んでいきたいと考えております。
4:55
国家は国民を守るためにありますので、国民が拉致をされた人質となったというときに、これ政府はもう何にも変えて対応しないといけないわけでありますけれども、我が国は手段が現状限られている中で、外交努力、また国民の一致結束、国会議員の一致結束してのですね、奪還の姿勢を取り戻すというようなことを考えたときにですね、これは着用は当たり前だというふうに思いますので、しっかりと行動していただきたいというふうに思います。次に、テロ組織のことについてお聞きをしたいというふうに思いますが、国際テロリスト財産凍結法で指定されたテロ組織に、日本国内において活動拠点を提供したり式援助をした者はどうなるかお答え願います。
5:49
お答えいたします。国際テロリスト等財産凍結法第15条では、当法で指定された国際テロリストに対しまして、土地建物及び金銭等を増揚または貸し付けをすることは、相手方都道府県公安委員会が交付した教科書を提示しない限り、行ってはならないこととされているところでございます。そして都道府県公安委員会は、同条に違反した者に対し、必要な情報の提供または指導もしくは助言をすることとされており、また、さらに反復して同条の規定に違反する恐れがあると認めるときなどに、その者に対しましてそのような行為をしてはならないことを命ずることができることとされております。その上で、この命令に違反して、公第15条の規定に違反する行為を行った者は、1円以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられることとされているところでございます。
6:40
これは日本国内における日本国民、これ外国人も含まれるということなんでしょうか。塩信寺議員か。お答えいたします。国際テロリスト財産統結法につきましては、我が国の国内取引に対しての規制でございますので、国籍についての要件などは特段設けら れていないところでございます。
7:10
ごめんなさい。さらに、これ通告をしていないのでお答えなれればというような形でお聞きを関連していたしますけれども、そうしまして、これは国際テロリスト財産統結法で指定されたテロ組織に、日本国内において外国の大使館とか情報機関が活動拠点を提供したり、試験援助をした場合というのはこれはどうなるか、お答えできるのであればお答え願います。
7:42
外国の大使館ということでお尋ねいただきましたけれども、まず外交特権を有する外交官につきましては、外交関係に関する委員条約というものがございます。それで、摂取局の刑事裁判 権から免除されるということが、一般論として申し上げることができるかと思います。そういった意味では、その刑事責任の追及はできないというのが一般的には考えられるところでございます。
8:10
これちょっと気をつけなくてはならないというか、これ、いわゆる法制度も含めて検討というか、実行していかないといけないというふうに思うんですが、私、これ再三この委員会でも追及しております、トルコによるハマスへの資金提供を含む全面支援ですが、これ、今、北朝鮮の拉致された方々のお話をしましたが、今回のイスラエルとハマスの戦闘というのは、ハマスが一興テロ攻撃をして、イスラエル人1200人を殺害をして、人質現在も約120人おりますけれども、これ、ガザの人道問題、深刻だということで受け止めていらっしゃる方多いと思いますが、これも、イスラエル人の人質を解放して、ハマスが武装解除をすれば、これはもう解決するわけであって、じゃあそのハマスをどこが支援しているかっていったら、これ、トルコ、イラン、カタールが主なわけでありますけれども、これ、日本は、このハマスというテロ組織を主弾しているトルコとテロ対策協議を行っているということなんですが、これ、テロ対策協議を行うんじゃなくて、ハマスというテロ組織支援をトルコにやめさせる協議を行うべきであるというふうに考えますが、外務省いかがでしょうか。
9:27
お答え申し上げます。トルコとのテロ対策協議でありますけれども、2006年、平成18年12月に第1回の協議を行った後、これまでに5回実施してきております。国際テロ治安情勢に関する認識の共有、両国のテロ防止に向けた取組等について、意見交換す る有意義な機会となってございます。ハマスをめぐりましては、我が国とトルコにはそれぞれの立場がございます。トルコがガザー情勢を含め、地域の平和と安定に重要な役割を担う国であるということは事実でございます。本年1月、上川外務大臣がトルコを訪問いたしまして、エルドワン大統領を法定し、またフィダン・トルコ外相と会談を行い、イスラエル・パレシナ問題に関しては、ガザー情勢をめぐる事態の早期沈静化に向けて連携していくこと等について一致いたしました。今後も事態の早期沈静化や、地域の平和と安定に向け、関係当事者に協力を行使することができるトルコを含む関係者と緊密に連携しながら、外交努力を粘り強く積極的に続けてまいります。
10:37
それがだからおかしいんですって。ハマスは日本においてテロ組織として指定をされていて、今回のいわゆる越境攻撃を、テロ攻撃をしてですね、今回の原因を作ったわけですよね。それでそういうテロ組織を支援している国に対してですね、協議をするということであるならば、それはもうそういう支援をやめて、世界の平和のために貢献をしてくれという形であるんですが、立場があるとかっていうことは、これは何なのかということで、それでもうちょっと時間がかけられているので、最後の質問はちょっと言う形で終わると思いますが、これはトルコによるハマス支援などのマネーロンダリングについては、これ国際機関がいわゆるグレーリストに指定をして、資金洗浄の監視強化対象国として、トルコはこれ指定しているわけですよね。これは日本国内において、外国の大使館や情報機関がいわゆる関与したときには、外交特権云々というようなことについては、