1:05
ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに竹内真嗣君及び有村晴子君が委員を辞任され、その補欠として古川俊晴君及び若松金重君が占任されました。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
1:25
日本国の自衛隊とドイツ連邦共和国の軍隊との間における物品又は駅務の相互の提供に関する日本国政府とドイツ連邦共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、ほか3件の審査のため、本日の委員会に理事会協議のとおり、警察庁、刑事局、組織犯罪対策部長、猪原誠二君ほか20名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
1:53
御異議ないと認め、裁を決定いたします。日本国の自衛隊とドイツ連邦共和国の軍隊との間における物品又は駅務の相互の提供に関する 日本国政府とドイツ連邦共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国政府とクロアチア共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件、
2:17
国会保障に関する日本国とオーストリア共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件、及び刑事に関する協助に関する日本国とブラジル連邦共和国との間の条約の締結について承認を求めるの件、以上4件を一括して議題といたします。4件の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言願います。
2:42
皆さんおはようございます。静岡県の静岡昭史でございます。住民主党の赤林でございます。今国会もだいぶ会期末が近づいておりまして、私は最後の質問になるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。日独物品勤務総合提供協定について、いくつかまず質問させていただきます。アメリカ、オーストラリア、イギリスをはじめ、既に6カ国との締結をしていると思いますが、
3:11
協定を結ぶ国との信頼関係をさらに強固なものにする上では、非常に公格的であり意義深いと考えますが、改めて期待される効果を大臣の方から教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
3:26
このアクサでございますが、自衛隊と相手国の軍隊が活動を行うに際しまして、
3:37
国との間の物品益務の相互提供に適用される手続との枠組みを定めるものであります。本協定が締結されれば、自衛隊とドイツ軍との間の物品益務の相互提供が円滑化され、現場での緊密な協力の促進が期待されるところであ ります。日独両国は、基本的価値を共有する重要なパートナーでありまして、
4:02
自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて取り組む意思を共有しております。本協定を締結することは、我が国の安全保障を日視するのみならず、日独両国が国際社会の平和及び安全に積極的に寄与することにつながるものと考えております。
4:22
後藤衛生官の従委員、ありがとうございました。今回、ドイツとの協定締結に向けて審議を行っているところではあるのですが、他の国と比べて、先ほど6カ国と言いましたけれども、このタイミングになった理由が何かあれば教えていただきたいと思います。参考人の方、お願いいたします。
4:45
ドイツは、2020年にインド太平洋ガイドラインという文書を策定をいたしまして、ドイツ軍のアセットや部隊を日本を含むインド太平洋地域へ
4:59
拡張されて派遣するなど、目に見える形でこの地域への関与を強化しているところでございます。このようなドイツの姿勢を受けて、日本とドイツの間の安全保障防衛協力は、近年、進化し拡大をしております。具体的には、2021年にフリゲート艦のバイエルン、これが日本に寄港いたしました。2022年には、戦闘機ユーロファイター、これを含むドイツ空軍の日本寄港が実現をして、
5:28
この機会などに自衛隊との間で共同訓練が実施をされております。そうした中で、日本とドイツとの間で、物品駅の相互提供に関する法的な枠組みを整備する必要性について、認識が共有されるようになりました。こうした背景を踏まえまして、両国間でこの協定の締結が必要だという認識を共有するに至った次第であります。
5:52
非常にわかりやすい答弁ありがとうございました。
5:56
既に協定を結んでいる国と、実際にどのような、今言われたのは物品の交換ということだと思いますけれども、相互協定だと思いますが、具体的に事案があれば教えていただきたいと思います。参考人の方、お願いいたします。
6:22
これまで6カ国との間で締結されておりますけれども、このワクサに基づきまして行われた物品駅務の送与提供は首都しまして、連絡調整その他日常的な活動のため、互いの施設に一時的に立ち寄った場合、これは新前訪問なども含まれます。あるいは共同訓練を行う場合において行われてきております。
6:45
提供されているものの内容でございますが、これは6カ国、いずれにつきましても食料、それから燃料、これが多くを占めているところでございます。
6:57
御答弁ありがとうございました。次に日クルアチア航空協定についてお聞きしたいと思います。締結の意味は日本とクルアチアとの間の人的交流及び経済交流の一層の促進というふうにありますが、
7:12
新たに協定を結びに当たり、今までと何が変わるのかポイントを教えていただきたいと思います。参考人の方お願いいたします。
7:21
お答えいたします。日本とクルアチアとの航空協定、これは他の2国間の航空協定と同様に、定期航空業務に関する特権、航空機が使用する燃料などに関する関税などの免除、輸送力及び運賃に関する原則、航空安全、保安関連措置、路線などについて定めております。この協定の締結によって定期航空業務の安定的な運営が可能になるものでございます。
7:54
端的な答弁ありがとうございました。タイミングとしては、おそらく人的交流が増えてきたということも、また観光ですとかそういうことも増えているということもあるとは思うんですけれども、
8:07
このタイミングで改めて協定を結ぶ理由というのが、特殊的なことがあれば、また今後期待されることがあれば、教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
8:19
このタイミングで協定を締結する理由でございますが、クロアチアは観光資源が大変豊富でございます。新型コロナウイルスの感染の拡大の前は、年間15万人以上が日本から渡航するなど、大変観光の名称でございます。また、クロアチアは日系企業の進出といった2国間の経済関係の発展も見込まれていて、潜在的な航空需要が認められる次第であります。日本の航空企業も、将来的な両国間の定期航空路線の開設について関心を有しておりまして、
8:54
これまで観光需要に応えるため、コロナの拡大の前の2012年から2019年までの間、合計31件のチャーター便による直行便の実績を積み重ねてきておる次第であります。クロアチア政府も、これまで我が国に対して航空協定の締結を要望してきており、
9:14
両国の首脳の間でですね、先方の首脳を含むハイレベルからも、2国間の経済関係の強化とともに、航空協定の締結への期待が示されてきておりました。こうした事情を踏まえまして、2017年の6月に航空当局間の事前協議を開始いたしまして、2018年の11月にこの協定の政府間の交渉を開始し、23年の7月に署名に至った次第であります。
9:44
ご丁寧な答弁ありがとうございました。日オーストラリア社会保障協定については、保険料の二重負担及び年金受給資格の確保に関する課題の解決が図られるということで、この発行については了承したいと思います。次に、日ブラジル刑事強助条約についてお聞きをいたします。
10:05
中南米諸国との間では初の刑事強助条約となりますが、ブラジルも含めて既に条約を結んでいる国々とは、どのような根拠で条約を締結しているのか、基準などがあれば教えていただきたいと思います。
10:24
お答え申し上げます。我が国は、これまでに、米国、韓国、中国、香港、欧洲連合、ロシア及びベトナムとの間で刑事強助条約を締結しております。近年の国際犯罪の増加に伴い、捜査、訴追、そのほかの刑事手続に関する国際的な協力の重要性が高まっております。
10:45
こうした事情を背景に、どのような国や地域との間で刑事強助条約を締結するかにつきましては、各国地域との刑事強助条約の締結の意義、必要性、相手国の刑事司法制度、実施可能性等を総合的に考え、判断をしてきております。
11:04
お答えありがとうございました。条約については以上でありますが、時間がございますので、他のことをちょっとお聞きさせていただきたいと思います。
11:13
まさに海外からの観光客の方がたくさんいらっしゃっておりますけれども、大罰リズムもされることながら、構図ルールを無視して写真を撮ったりとか、民間に入ったりとか、私有地で撮影したりとか、さらには金をガンガンついて壊してしまったりとか、いろいろマナーについて問題になるケースが増えているかと思いますが、
11:37
海外に行くとき、注意点やマナー等を外務省が行っていると同じようにですね、諸外国は日本に来るときのマナーや文化などを伝えてくれているのか、またそれに対してですね、外務省もしくは日本から諸外国にお願いしていることがあるのか、あれば教えていただきたいと思います。
12:02
お答え申し上げます。外務省におきましては、対日理解の促進のため、在外交換等を通じ文化を含む日本の魅力を発信してきておりますが、インバウンドの促進につきましても関係省庁と連携して取り組んでおります。
12:18
訪日外国人旅行者向けのマナー啓発につきましては、観光庁におきまして、外国人旅行者に日本のマナー、文化、風習への理解を促すための動画を作成するなどの取り組みが行われていると承知いたします。外務省としましてもですね、今後、観光庁をはじめとする関係省庁と連携し、マナー啓発を含め質の高いインバウンドを促進に向けた取り組みを推進してまいる所存でございます。
12:46
和田入国管理大臣 和田入国管理大臣 その上で、皆さん心の中で思っていることはあると思うんですが、神社、仏閣、そういったものをですね、観光客に限らず、本日来日の方々がですね、破壊をするとか、そういった事案というのが起きてしまって、また、隣国の大使の発言であったりとか、部位の問題であったりとか、
13:14
それに対しての外務省の対応ということの中において、国民の皆さんが不満であり不安であり、もうちょっと毅然とした態度をしてくれないのかなという思いというのはあると思うんですね。
13:29
その中でも、特に今回、靖国神社に対しての落書きの事案、これは到底許されることではないと思うんですし、外務省の皆さんに逮捕してくれというのは、これはできないことですので、そういうことを言うつもりはないんですけども、
13:48
外務省にはですね、先ほど出てきた刑事強状条約があっても、犯罪に引渡し条約はありません。しかしながら、犯人が特定されている事案については、インターポールと連携したりですね、外国王将で犯人を日本に召喚することができるのではないかという、はがゆい思いもございます。
14:12
いずれにしても、今回の事案は国民感情を踏みにじる行為でありますから、外務省の対応というのが非常に注目されていることもあるというふうに思いますので、実際にですね、国民の皆さんにきちんと伝わ っていないということもあるかと思いますので、
14:33
今後の外務省として対応してきたのか、また今後の対応に発展があるのかも教えていただけたら幸いでございます。大臣の方からお願いいたします。
14:48
ご指摘の案件でございますが、我が国の関係法令に反すると思われる行為でありまして、そうした行為を全員に助長するような動画がまた作成され、拡散されるようなことは受け入れられるものではございません。
15:06
そうした観点から、本事案につきましては、外交ルートを通じまして、中国政府に対し、事案は受け入れられるものではないとの懸念を表明するとともに、中国政府から中国国民に対して、現地法令への遵守、また冷静な行動をとるよう、注意喚起をすることを要請をいたしました。
15:27
今後の対応につきましては、現時点で油断を持ってお答えすることにつきましては、差し控えさせていただきますが、関係省庁としっかりと連携をして、適切に対応してまいりたいと考えております。
15:41
ぜひとも引き続き、義善な態度で対応していただくことをよろしくお願いいたします。
15:48
防衛省の方にお聞きをしたいんですけれども、今の御天橋を中心とする私が主張をやっていた東富士演習場13次協定を控える中で、どれくらいの自衛官が年間訪れているのか、また利用率はどうなのか、端的にお伝えいただきたいと思います。
16:10
お答え申し上げます。御指摘の陸上自衛隊の東富士演習場でございますが、北海道に所在す る演習場以外では最も大きな演習場でございまして、自衛隊最大の市街地訓練場も併設しております。この東富士演習場の特性といたしまして、陸上自衛隊の幹部自衛官を育成するために、一般の連席訓練に加えまして、演習場に隣接する富士学校の教育課程でも使用しております。
16:37
お尋ねの使用状況でございますが、自衛隊の連席訓練、富士学校の家庭教育、米軍の連席訓練等によりまして、令和3年度から5年度までの3年間の平均ではございますが、約97%の使用率でございまして、年間約350日、何らかの形で使用する形になっております。
17:02
時間ギリギリなんで、最後に大臣に、その上で東富士演習場1045戦後への沖縄の負担軽減をやっているという自負がありました。今後、沖縄の負担軽減を広げるという防衛省の考えはあるか、大臣から端的に教えていただければありがたいと思います。
17:24
時間が過ぎております。端的にお願いいたします。
17:27
これについては、委員の御地元である東富士演習場をはじめ、他の地域においても、地元の多大な御協力を得まして、沖縄の負担軽減に努めております。例えば、今御指摘があったような、沖縄県道1045戦後へ、実弾射撃訓練や航空機訓練移転をこれまでも実施してきております。
17:50
引き続き、今後とも沖縄の負担軽減が目に見える形で図れるように、こうした施策に全力を挙げて取り組んでまいります。ありがとうございました。以上です。
18:18
力務社民の小西弘之です。まず、本日の議案の条約でございますが、二次都各社なんですが、第一条の一項のアルファベットのEですね、日本国またはドイツ連邦共和国の法令により、物品または駅務の提供が認められるその他の活動、このその他の活動に、憲法違反の自衛隊の行動である、損失危機事態の手段的自衛権の発動、あるいは需要影響事態の行動などが解釈上含まれ、その旨、ドイツにも伝えているということでございまして、あるならばこれは自衛隊の意見の行動の自主、法制、法令の意味を持ちますので、我が会派は反対でございます。ただ、先般の質疑で私、この二次都各社ですね、防衛省施設の方のときに触れさせていただいたんですが、このドイツとの間のですね、国際的なこのPKOの活動、あるいはこの大規模災害の対応などについては、この悪さをですね、しっかり利用して行うということは大切なことであるということは申し上げさせていただきます。また、他の議案については、我が会派は賛成でございます。ちょっと以上申し上げまして、せっかくの機会ですので、別の点につきまして質問させていただきます。外務省の官房長に質問をさせていただきますが、日本国憲法の下で日本外交になる日本国外務公務員、日本国外交官の使命、任務について説明をしてください。
19:35
お答え申し上げます。まず、日本国憲法はその全文におきまして、平和主義、国際協調主義の立場に立つことを鮮明しているところであります。憲法の基本原則の一つである平和主義につきましては、憲法全文第1弾における、日本国民は政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、の部分、並びに憲法全文第2弾における、日本国民は高級の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と真偽に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した。及び、我らは全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から間抜かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する、の部分がその立場に立つことを鮮明したものであり、憲法第9条がその理念を具体化した規定であると介しております。また、国際協調主義につきましては、憲法全文第2弾及び第3弾がその立場に立つことを鮮明したものであり、憲法第98条第2項が我が国が締結した条約及び確立された国際法規の遵守義務を規定しているのもその表れの一つであると介しております。我が国外務公務員は、これらの平和主義及び国際協調主義の理念に基づき、職務に成立する国家公務員でございます。この職務に係る任務は、外務省設置法第3条に、平和で安全な国際社会の維持に寄与するとともに、主体的かつ積極的な取組を通じて、良好な国際環境の整備を図ること、並びに調和ある対外関係を維持し発展させつつ、国際社会における日本国及び日本国民の利益の増進を図ることと規定されております。福島新聞社:国会で初めての答弁だと思いますが、大変隔長高く答弁していただきまして、我が国外務公務員、これは我が国日本国外交官も含むのですが、憲法の全文の平和主義及び国際協調主義の理念に基づいて、設置法に定める職務に成立する国家公務員であるということをおっしゃっていただきました。日本国の外務公務員、外交官は、私も常に、常日頃外務省の皆さんに言っているのですが、世界で一番誇り高く、かっこいい外交官なわけですよね。今、官房長官が読み上げてい ただいたような、この尊い憲法の平和主義、あるいは国際協調主義の理念を実現するために、それは一つは日本国民に対して福利をもたらす、もう一つは世界の平和を創造して、世界人類の福利に貢献をするという、こんな崇高な使命、任務を背負った外務公務員はいないわけですから、しっかり頑張っていただきたいと思います。では、今度は防衛省の自衛隊員について、同じ質問をさせていただきます。防衛省の官房長に伺いますが、日本国憲法の下で国防を担う自衛隊員の使命、任務について説明をしてください。
23:00
我が国は、平和主義の理念を掲げる日本国憲法の下、選手防衛を我が国の防衛の基本的な方針として、実力組織としての自衛隊を保持し、その整備を促進し、運用を図ってきております。その上で、自衛隊員は我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つという自衛隊の任務の性格から、隊員一人一人に要求される重い責任を自覚し、自衛隊員となったことによって生じた責務を国民に対 して宣誓しております。具体的には、以下の副務の宣誓を行い、任務を遂行しております。私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に特装を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感を持って先進職務の遂行にあたりことに臨んでは、危険を顧みず身をもって責務の貫通に努め、もって国民の負託に応えることを誓います。
24:14
また、防衛省の官房長から、同じく自衛隊についても非常に尊い、日本国憲法のもとの使命、任務について答弁をいただきました。ことに臨んでは、危険を顧みず身をもって責務の貫通に努め、もって国民の負託に応える、このような宣誓をしている国家公務員は、自衛隊員以外いないわけでございますので、本当に日本に対する侵略を、文字通り危険を顧みず身をもって、国民のためにそれを排撃する、排除する、本当に尊い立場であり、尊い誓いであるというふうに思います。また、私も常日頃、防衛省の皆さんに申し上げているのですが、日本国の自衛隊員ほど、自衛隊員は軍人ではなくて武人なわけでございますけれども、日本国の自衛隊員ほど、尊く、決して軽い意味で言うわけではないわけですけれども、外務省にも言いましたので申し上げると、かっこいい武人というのは世界にはいないと。なぜかというと、自分からは絶対手を出せないわけですね。命がけの訓練、先日も本当に悲しい事故がございましたけれども、命がけの訓練を日々積んで、その抑止力でその相手に侵略をさせず、もし外務省の外交が、命がけの外交が破れた後に、もう国家それ以外に手段はない、国家究極の手段としてこの武力の出動をして、武力の力で日本の侵略を排除する、排撃するということですから、絶対自分から手を出さない軍事組織、実力組織が自衛隊でございますので、世界にこうした組織は唯一でございます。世界中の国が憲法9条を持てば、本当にこの戦争というものはなくなるわけでございますので、この防衛省自衛隊の皆さんは胸を張って、この日本国憲法のもとの、この崇高な戦士防衛の防衛の基本方針、またそのもとでの福見 先生の誓いというものを頑張っていただきたいし、私たち国会議員は日本国憲法のもとの防衛省自衛隊の在り方、そして自衛隊の皆さんのための取組を頑張らなきゃいけないというふうに思うところでございます。今日問題にさせていただきたいのは、今質問をしました、日本国憲法のもとの外交官と自衛隊員の使命と任務を、国家公務員として遂行したというか、仕事をされていた大塚さんという、もと自衛隊の最高幹部の方であり、自部署の外交官の大使になられた方が、この度靖国神社の宮司に就任をされたということでございます。先に申し上げておきますが、和歌部先生、靖国問題やられましたけども、全く関係ありません、偶然でございますので、私も落書きのような行為は、既物存回であり、また後で申し上げますが靖国神社は戦前においてはですね、陸軍省海軍省のもとの国家機関としてですね、誤った軍国主義の精神的な支柱でありですね、またそのもとで進められた侵略戦争をはじめとする戦争行為を進めてしまった、そうした歴史を責任を私は持っていると思いますので、そこは大きな問題はあるわけでございますけれども、ただ靖国神社にかけがえのない、この御遺族が祀られている、祀られている、靖国神 社に祀られている戦死者の方々の尊厳、またその祀られている方々に対する御遺族などのですね、この思いに対してですね、あの落書きのような行為というのはこれも絶対許されない行為であり、また日本国の刑法などを照らしてもですね、既物損壊罪などの行為だと思いますので、私はもう言語道断、絶対許されない行為だと思います。ただ、たまたま過ぎは重なったので、ちょっとそのことについて言及をさせていただきたいと思いますが、ここでですね、今申し上げたこの大塚さんという方が靖国軍人にこのために現れた方なんですが、2022年にですね、自沖の大使に就任されていて、その時私実はこの外交防衛委員会で取り上げているんですね。何を取り上げたかというと、武人の出身者が外交官になることは絶対あってはならない。それは先ほど皆さんお聞きいただいたですね、外務省の外務公務員の使命とその任務と、あとその自衛隊の使命と任務というのは対局なんですね。武力のその対局に平和があって、その平和を何とかして創造し守り維持するために、主力を尽くすのが外交官の任務なんですね。それが戦いが敗れた後に国家究極の手段として、実力組織として出動するのがこの 自衛隊なわけで、まさにこれについて対局なわけですから、本来それを別々にしてはいけないわけですね。特に自沖のような軍事的なこの要所の地にですね、そうした武人出身の人を大使にするということは、私も22年の国会で触れているんですけれども、戦前ドイツのですね、大島大使という、これは軍人でした。ドイツに大島大使という人を送り出してですね、その人が暴走して日独協三国軍事同盟を行ってですね、結果日本はアメリカやイギリスとの外交的な関係を決定的に損ねてですね、無謀な戦争に突き進んでいったわけですね。まさに外交が誤って国民に戦争の惨禍をもたらしたわけでございます。こうした誤りを犯してはいけないんだということを2022年ここで力説して、結構すみませんね、自民党席から笑い声が起きたんですが、今回は起きてないのでですね、もう少し少しずつ理解が広まっているんじゃないかなと思うんですが、なので今お一人名前は出しませんが、武人出身の大使がいるそうなんですが、それは日本行政、日本外交のあり方がちょっと過ちだと思いますので、武人に手を振るんではなくて、さ っき申し上げた答弁、外務省官房長が答弁したですね、日本国外務公務員の任務、使命にかけてですね、我々がしっかり外交をやるんだということでやっていただきたいと思うし、自衛隊員は先ほど防衛省官房長が読み上げていただいたですね、本当に尊い選手防衛の方針と、その下での本当に尊い自衛官しかやってない副部の先生があるわけですから、まさにその武人としての生き様をですね、そのまま全うしていただければいいというわけで、全うしていただきたいと思うわけでございます。それでまたちょっと本件の問題ですね、時間になってきたので、また今日を始めに続けさせていただきたいと思うんですが、まず防衛省と外務省にですね、それぞれ聞きますんですが、大塚さんという方が偶事に就任されてですね、靖国神社のこの旗冠詩、それぞれお目通しを両官房長にはお願いしておりますが、偶事になる前の旗行文と偶事になった時のですね、挨拶の旗行文があるんですね。それを読んでいると、かつての戦争を大東亜戦争というふうにこの呼称をしてですね、この靖国神社を平和のやしろというふうにおっしゃっているんですね、平和のやしろ。靖国神社の戦前の役割というのは、陸軍省海軍省の元のいわば国家機関で、軍国主義の精神的な支柱であり、そしてああいう誤った戦争をですね、進めていった。その下で赤髪一枚で多くの日本国民がですね、はっきり言いますが、さらわれて無謀な戦地に送られて無残な死を迎えた、世界の戦争の歴史でもないような、この合止や、あるいはその玉砕攻撃ですとか、そういうものを繰り返していったわけでございます。今申し上げたのは別の小西憲会ではなくて、私の手元にですね、読売新聞の主筆の渡辺恒夫さんのですね、2006年の靖国徳泉一生という、朝日の若宮さんという論説主管のですね、この対談本があるんですが、これを読んでいるとですね、渡辺さんは当時ですね、2006年当時は、未だに靖国神社には参拝はしたことがない、というのをおっしゃっているんですね。その理由の一つで、靖国神社本殿の脇にある優秀感を犯し、あるいは軍国主義来参の施設で仲を見た子どもが、日本はこの前の戦争で勝ったんだね、というんだな、軍国主義を煽り、来参する展示品を並べた博物館を靖国神社が経営しているわけだ、