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参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

2024年06月07日(金)

1h49m

【公式サイト】

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=8038

【発言者】

松下新平(北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長)

横田哲也(参考人 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長)

竹下珠路(参考人 特定失踪者家族会事務局長 特定失踪者古川了子氏の姉)

井上哲士(日本共産党)

平岩俊司(参考人 南山大学総合政策学部教授)

永井学(自由民主党)

打越さく良(立憲民主・社民)

新妻秀規(公明党)

柳ヶ瀬裕文(日本維新の会・教育無償化を実現する会)

川合孝典(国民民主党・新緑風会)

舩後靖彦(れいわ新選組)

1:05

ただいまから、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会します。委員の異動についてご報告いたします。昨日までに、若林陽平君が委員を辞任され、その補欠として山田博史君が占任されました。参考人の出席要求に関する件についてお分かりいたします。

1:29

北朝鮮による拉致問題等に関しての対策自律に関する調査のため、本日の委員会に、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長横田哲也君、特定失踪者家族会事務局長特定失踪者古川紀子氏の姉竹下珠司君、

1:53

及び南山大学総合政策学部教授平岩俊次君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することにご異議ございませんか。ご異議ないと認め、差異を決定いたします。北朝鮮による拉致問題等に関しての対策自律に関する調査を議題とし、参考人の皆様からご意見を伺います。

2:19

この際、参考人の皆様に一言、ご挨拶を申し上げます。本日はご多忙のところ、ご出席いただき誠にありがとうございます。皆様から忌憚のないご意見を賜りまして、今後の調査の参考に致したいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。次に、議事の進め方について申し上げます。

2:46

まず、横田参考人、竹下参考人、平岩参考人の順に、お一人10分程度でご意見をお述べいただき、その後、委員の質疑にお答えいただきたいと存じます。また、ご発言の際は挙手をしていただき、その都度委員長の許可を得ることとなっておりますので、ご承知おきください。なお、ご発言は着席のままで結構でございます。

3:13

それでは、まず横田参考人からお願いいたします。

3:17

横田参考人。

3:20

皆様こんにちは。私は家族会で事務局次長を務めております横田哲也と申します。双子の兄の弟の方でございまして、兄は家族会代表をしております。

3:39

去る5月28日に衆議院の拉致特別委員会で兄がこの拉致に関する考え方とか思うことをお話しさせていただく場を頂戴しておりますけれども、本日私がこの参議院の拉致特別委員会でお時間を頂戴しておりますことを心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

4:02

私たち家族会は、拉致問題の解決並びに、世論喚起を目的としまして定期的に国民大集会という名の集会を開催しておりまして、拉致被害者を吸収するための運動方針を発表しております。

4:22

各政党から代表、もしくは拉致関連に関する代表の責任者の方にお越しいただいておりますけれども、一度もお越しいただけていない政党の方もいらっしゃいますので、私たちが直近で取り組んできたことですとか、また救出に向けてどう動くことが良いと考えているのかなどにつきまして、簡潔にご説明をさせていただきたいと考えております。

4:51

私の姉、横田恵美は、昭和57年、西暦で言えば1977年になりますけれども、11月15日に新潟で突如姿を消しました。姉は当時中学1年生の子供ですけれども、現在はもうすでに59歳、間もなく歓歴になります。

5:16

実に46年以上も前に起こったことになりますけれども、46年経過しても、この国は、日本国はこの同胞を取り戻すかできていない、これが現実かと存じます。もっと正確に言えば、暖羅進展していないのが実情でございまして、日本政府はもっと怒りを持って北朝鮮に退治してほしいと思っております。今申し上げた怒りとは何かということですけれども、これは我が国の主権が侵害され、自国民の命に危険が及んでおり、かつ人権が蹂躙されているということでございます。これは社会の説法でございますけれども、私たち日本人は学校教育で主権という言葉は習ってきましたけれども、実感や現実感がないのではないかというふうに考えております。

6:15

わかりやすいイメージで申し上げれば、自分の家に強盗が押し入り、何よりも大切な我が国であったり、ペットを連れ去ってですね、解放してほしければ金を出すと、そういった状況に近いんじゃないかなというふうに考えております。

6:33

そのような卑劣な人間を野暴なしにしていてはダメなわけでございまして、全力で解決に向けて動くのが筋ですし、情を押している場合ではないというふうに考えております。

6:46

話を少しまた戻しまして、横田恵が拉致された事件は46年前のことでございますけれども、決して過去にあったことではなくて、現在進行形であるということを、ここに今日ご出席の先生方にもご認識を再度お願いしたいと考えております。

7:06

誰一人知らない異郷の地に連れて行かれ、親や友人と一言も話すことができず、かつ24時間監視され、そして日本のような自由主義社会ではないことから、いつ誰かに密告をされて、強制収容所に送られるかわからないという恐怖に怯え、毎日が苦労と悲鳴の連続だとそういうふうに感じております。

7:32

少し話を変えますけれども、私たち家族会は、拉致被害者を救出するための運動方針を策定しておりまして、定期的に見直しを図る中で、直近では本年の2月25日に改定をしております。

7:47

内容は、いろいろなところでご覧になられているとは存じますけれども、親の世代の家族が存命の地に、全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が北朝鮮に人道支援を行うことに反対しない。ここまでは従来の内容と同じでございます。

8:09

そしてですね、そこから追加したこととして、我が国がかけている独自制裁を解除することに反対しない、こういった文言を今回加えたというものでございます。

8:22

この新方針につきましては、本年のゴールデンウィークに家族会、救う会、拉致切れの3団体をもって褒美しまして、アメリカの国家安全保障会議、国務省、財務省、上下、両院議員、シンクタンクの方々に説明をさせていただきまして、どなたからもいろんなくご理解をいただいたと褒美した家族の者から聞いております。

8:47

運動方針の前半部分である、親の世代の家族が存命のうちに、拉致被害者の一時帰国が実現するなら、我が国が北朝鮮人道支援を行うことに反対しない、ということですけれども、もう少し踏み込んで申し上げるとしますと、

9:05

世界の人に万が一が起こった後に、拉致被害者が日本に帰ってきても、日本国民は北朝鮮を許さないということでありまして、これまでの運動方針をひるがえして、強硬な手段を講じるように日本政権に迫ることがあり得るということを申し上げておきたいと考えております。

9:24

また、これまでに、いろんな国民大衆会等で申し上げておりますけれども、全拉致被害者の即時一括許可を実現するなら、私たちは帰還した被害者やその家族に秘密の公開を求めるつもりはないとも述べております。

9:43

私たち家族会が求めていることは、極めてシンプルなことでございまして、日本人拉致被害者を日本国に、そして親元に返しなさいということだけでございます。金正恩総書記におかれましては、北朝鮮自身が明るい未来を描くために、賢明な判断を下してほしいと思っております。

10:06

北朝鮮は、現在の貧困状態から脱却するために、日本人拉致問題を交渉材料としまして、日本に対して様々な角度からアプローチしてくることが予想されますが、その際に北朝鮮は自国に有利な工作活動を行い、幕引きを図ってくることは容易に想像できますし、これまでもそうでございました。どうか日本政府は騙されないでいただきたい。その日本政府を支える国会議員の選出方も、どうぞ日本国政府をサポートしていただきたいと考えております。また北朝鮮はこれまでと同じように、日朝双方に連絡事務所を置いて、一緒に解決に向けて取り組みましょうといったようなことを必ず言ってくることが考えられます。この連絡事務所の設置について、もう少し詳しく述べていきたいと思うんですけれども、結論から申し上げますと、日朝双方に連絡事務所を設置する必要はないということでございます。

10:59

なぜかと申しますと、北朝鮮には生活相和っていうのがあるからでございます。生活、ライフの生活、相和の相和、総合の相和は平和の和、生活相和があるからでございます。

11:13

これは何かと言いますと、毎週ですね、週末に北朝鮮の全ての国民が職場であったり、地域コミュニティなどで自己批判をして、また他人の批判をして、この1週間にいかに自分が政府の方針に従えていなかったかっていうのを言わなきゃダメなんですね。

11:33

これに関してダメじゃないかっていうふうなことが毎週末行われているんです。その発言した内容というのは、全部当局の管理者に吸い取られて、その上は全部上に上がっているんです。

11:47

しかし、誰が何を言ったかっていうのを全部北朝鮮政府はわかっているんです。という現地も関わらず、どこにいるからわからないから日朝連絡事務所を置きましょうっていうこと自体が嘘なんです。そんなことに騙されてはいけないんです。

12:04

にも関わらず、連絡事務所に置きましょうってことに同意する国会議員の先生もいれば、メディアの人もいますし、学者の人もいるのは私は知っています。そういう人たちは私からすると、全く現実、実情がわかっていないか、もしくは北朝鮮の息がかかった人間じゃないかと思っております。

12:26

なので、そういう人がいれば、私たちは徹底的にそうじゃないんじゃないかと申し上げますし、今日ここにご参加の国会議員の先生方も、周りにそういうことを言う先生方がいれば、学者とかメディア官僚とかいれば、そうじゃないだろうと。生活相話っていうのはあるんじゃないのかと、みんな知っているでしょということをぜひお伝えいただきたいと考えております。

12:49

最後に、一日も早くラッチ問題を解決するために何ができるかを日々ご検討いただきまして、そして実行していただきたいと思っております。私たち家族会は、いろいろスクール会のサポートであったり、今日ご参加の国会議員の先生方、外務省やラッチ問題対策本部等の協力なくし何もできない存在でございますけれども、

13:10

とにかく正しいと思うことを絶対にぶれずに発言して、結果を出して苦しんでいる同胞を我が国に取り戻したいと思っておりますので、引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

13:23

ありがとうございました。次に竹下参考人にお願いいたします。竹下参考人。

13:34

本日はこの場をお作りいただきまして、本当に発言の機会をいただきまして誠にありがとうございます。私の妹古川紀子は、1973年7月7日に18歳の時、千葉県市原市の家から突然姿を消しました。素直で明るく、誰にでも好かれる優しい妹でした。

13:57

それからすでに51年の年月が流れてしまいました。待ちわびた母は、今から14年前の2010年に94歳で多解しましたが、認知症も進んでいた中で、のりこのことは最後まで気にかかっていたようで、北朝鮮にいることがわかっているのにどうして国はのりこたちを取り戻せないのでしょうね。

14:21

取り返す気がないのかしらと、寂しそうに呟いていました。命をかけた精一杯の抗議の言葉だと私は思っています。北朝鮮で工作員教育を受けていた安明人氏が、私の妹にとてもよく似た女性を北朝鮮の915病院で見かけ声をかけたと証言してからも、すでに27年が経っています。

14:47

私と母は、2005年4月に日本政府を相手に古川のりこの拉致認定を求める行政訴訟を起こしました。多くの特定失踪者のご家族代表としてチャンピオン訴訟でした。安明人氏も法廷で証言台に立ってくださいました。

15:07

2年後に、内閣府拉致対策本部の当時の調整室長が法廷で、正義をもって対応する旨の声明文を読み上げ、私と母は裁判を取り下げました。認定という名を取るよりも、救出という実を取りたいと思ったからです。当時、日本国民がこれほどを切望している被害者奪還に、日本政府は必ず動くと期待したのです。

15:34

しかし、それから17年経過した今も、状況は全く変わりません。妹のほかにも、北朝鮮での目撃証言や写真、状況証拠などから、明らかに拉致だと思われる方々もたくさんいますが、政府は2005年に田中実さん、2006年に松本京子さんを認定しただけで、その後、誰一人として認定していません。

16:01

どちらも私の裁判中の出来事でした。今日時点で、日本の警察は、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者を871名と発表しています。この中には、民間の特定失踪者問題調査会の有特定失踪者約470名、そのうち拉致濃厚77名、警察断定2名、拉致確実5名も含まれています。また、国連の北朝鮮人権調査委員会COIでは、2013年から14年にかけて、北朝鮮の人権問題について調査した結果、少なくとも100人以上の日本人が拉致された可能性があると報告しています。

16:49

皆様もご承知のとおり、2014年5月に北朝鮮との間で交わされたストックホルム合意の文書の中で、調査の対象として、拉致被害者と、太平洋戦争当時の密関者とその遺骨、帰国事業で北朝鮮に渡った日本人妻、そしてその他の行方不明者と、4分野に明確に分けられていました。

17:14

私たちの家族は、北朝鮮による拉致疑惑の失踪者だと思っていたところが、日本政府は、拉致とは別の、その他の行方不明者という範疇に入れていたことを知りました。日本政府は、拉致被害を歪症化していると感じました。

17:34

近年になって、当時、北朝鮮から田中美乃さんと金田達美さんの生存が知らされ、返してもよいという旨の提案があったにも関わらず、日本政府はこれを断ったという情報を得ました。これで、拉致問題は終わりだという北朝鮮の言葉に、日本政府は2人の情報を受け取ることを拒否したと。

17:58

あれから10年たってみて、全く状況が変わらない。これは、この現実を考えた時、その時の判断は本当に正しかったのか、疑問に思います。国家間の交渉とはいえ、お二人を10年以上も放置している政府の責任は重いと思います。

18:23

もし、これが横田恵美さんや有本慶子さんだったら、日本政府は同じ対応をしていたでしょうか。田中美乃さんと金田達美さんはすでに70歳半ばになっており、もしこの間に命が絶えてしまったら、誰が責任を取れるのでしょうか。命の重みは皆同じです。

18:48

今年の2月に、国連の北朝鮮人権調査委員会COIの報告から10年というシンポジウムで、当時の委員長、マイケル・カービィ氏にお目にかかる機会を得ました。そして、私は日本の拉致問題の現実をお話ししました。今、皆様のお手元にある失踪年代のグラフと、失踪時の年齢、そして現在の年齢グラフをお示ししながらお話ししたところ、この話は初めて聞いたと言われました。北朝鮮による人権問題をあれほど調べ上げ、日本にも聞き取りに来られたカービィ氏の言葉だったので、私の方が驚きました。

19:32

確かに、このグラフは、2017年に特定失踪者家族会ができてから、日本の警察がホームページに氏名を公開している拉致の可能性を排除できない行方不明者と、特定失踪者問題調査会のホームページに載せてある公開者を調べ上げて、私たちがデータ化したもので、

19:57

このように国内の皆様に宣伝しても、他の機関では発表していないので、私たちはこれを国際社会に届ける術をまた持っていませんでした。そこで、国連人権高等弁務官事務所のアドバイスを受け、特定失踪者家族会では、国連の北朝鮮人権調査委員会に働きかけを行う予定で準備しています。横田さんたち家族会の皆さんとは異なるアプローチで、様々な国際社会に協力を仰ぎたいと思っています。5人の被害者が帰国できてから、2002年、拉致被害者支援法が制定され、2003年に施行されました。

20:46

国民の先生方には十分ご承知のとおり、この法律は、帰国した拉致被害者の生活を支援することを目的にした法律です。第2条には、被害者とは北朝鮮当局によって拉致された日本国民として内閣総理大臣が認定したものとあります。その認定の基準等については明確でありません。

21:12

第3条には、国は安否が確認されていない被害者及び配偶者等の帰国又は入国のために最大限の努力をすると書いてありますが、この被害者は、被害者というのは政府が認定した人ですか。金田さんや田中さんはまさに該当しているのではありませんか。どのようにして被害者を把握し、安否確認をし、救出するのでしょうか。ただ一つ申し上げられるのは、この法律は特定失踪者等拉致疑惑の失踪者を想定した法律ではないことです。そして、拉致実行犯や協力者は一人も逮捕されていません。かつて、拉致実行犯のシンゴアンスが韓国で別件逮捕されましたが、日本は相関を求めずに北朝鮮に送り返されてしまいました。

22:10

すでに彼の口から真実を聞くことはできません。政府が拉致認定しなければ、拉致支援法の対象にもなりません。日本国籍がない人は、拉致されたとわかっていても、政府認定がなされず、拉致支援法の対象にもなりません。金田さんや、後兄弟はその例です。北朝鮮で亡くなった人たちはどうなりますか。

22:38

本人は元より、その家族も人権を侵害され続けています。半世紀も人権を侵害され続けた本人や家族は、ただの亡き寝入りですか。拉致被害者であるという証拠もされずに。最後に、立法府である国会議員の先生方にお願いです。

23:02

拉致や強制失踪に対応して、抑止もできる法律をつくってください。特定失踪者家族が納得できる法律をつくってください。今や、北朝鮮のみならず、諸外国から情報、技術、人などを狙ったスパイ活動や強制失踪の危険性が今まで以上に高まっていることは、国際情勢を見ても明らかです。北朝鮮政府に被害者の一括帰国を求めるのは当然ですが、それでも被害者の30%が80歳を超えており、命が差し染まっている多くの被害者たちがいます。被害者の命があるうちに取り戻せるところから取り戻してください。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。ありがとうございました。

24:00

ありがとうございました。平岩参考人はまだお見えになっておられませんので、便宜、ただいまご意見をお述べいただきました横田参考人、竹下参考人に対する質疑をお願いいたしたいと思います。これより参考人に対する質疑を行います。なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。質疑のある方は順次ご発言願います。

24:27

日本共産党の井上聡です。今日は2人の参考に本当にありがとうございます。私、実はこれからもう1つ所属する委員会がございまして、他党の皆さんのご配慮をいただきまして、最初に質問をさせていただきますけれども、そういうことで、駐座はしなくてはいけないことになります。大変ご無礼になりますが、皆さんの議事録などもよく勉強させていただきたいと思っております。続けますね。続けてください。いいですか、じゃあ。うん、ね。来られたんなら。いいですか。はい。いいですか。じゃあ、一旦速記中止して。じゃあ、速記を止めてください。はい。じゃあ、そのままどうぞ。はい、すみません。一昨年の11月に党委員会で新潟市に視察に行き、昨年の5月に大浜市に行きました。横田恵美さんが拉致された現場や、そして連れ去られた海岸も見たわけでありますけど、

26:04

本当に住宅街の近くで、そして海岸から灰色の日本海を北朝鮮に連れ去られた、どんな思いだったのか、どんなご苦労を北朝鮮でされているかということを改めて、本当に胸に刻むような思いがいたしました。

26:22

本当に改めて事実に触れることの重要性を確認したわけでありますが、いずれの視察の際にも関係の自治体や関係者の皆さんから、国からの情報が全くないということがずいぶん言われました。

26:41

その点、それぞれにお聞きしたいと思うんですけども、一連のこの間の外交的な動きなどについて、当事者である皆さん方にどのように知らされているのか。特に特定指導者については、竹下さんなどは拉致被害者と明らかに区別されているということも、先ほどもあったわけでありますけども、

27:10

数は出ておるわけですけども、特定失踪者の皆さんの家族に対しては、どのような国や捜査機関からの連絡であるとか、情報提供とかがあるのか。それについての要望も含めて、それぞれからお話を伺いたいと思います。

27:37

国との協業、連携についてでございますけれども、内閣府の中に内閣官房といいますか、拉致問題対策本部がございまして、定期的に会合というか、いろんな情報共有はさせていただいております。しかしながら、官邸の中にあるのかどこかわかりませんけども、北朝鮮と秘密交渉しているような情報が、私、家族のものに知らされることは一切ございません。

28:04

もちろん知りたい気持ちは私であり、特定失踪者の人も山々だと思いますけれども、人間という動物はここだけの話だぞといった内容を絶対に言ってしまうのが習慣化している動物なので、多分私も聞いたらどこかに漏らしてしまうような気がしますから、それは国は責任を持って情報を管理をして言わない方がよろしいんじゃないかなと考えております。以上です。

28:29

竹下参考人。

28:30

私はまた違う家族としての別の特定失踪者家族特有のと申しますが、その視点から申し上げますと、

28:44

これは国の出先機関である各県警察のレベルの問題で私が申し上げられるのは、それぞれの都道府県によって家族に対する対応が大きく異なります。

29:03

全く来ない方も毎月のようにどうですかと言われることの多くが、何か新しいことありませんかねと私たちが聞かれるのです。警察の方ではなく何かありませんかねという、そういうような状況でございまして、

29:25

情報をいただけるということは、ほとんど私たちの特定失踪者家族にとってはありません。ただ、内閣拉致対策本部の方からは、それぞれ政府の公館の方が海外に行って、外国の方々とこういう話の時に拉致問題を定義したよという、そういった情報はいただいております。

29:47

井上聡君。

29:52

ありがとうございます。その時の視察でも、特に若い皆さんに、いわゆる風化というのでしょうか、事実が知らされていないということも随分ありました。政府が外交をする上でも、国民的な世論の支えが必要だと思うわけですけれども、横田参考人などはいろんな講演などでされていると思うんですが、

30:20

皆さんにどういうことを強調されていて、どういう反応があるかということ、そういう風化をさせないために、国に対してどういうことを求めていらっしゃるか、お願いしたいと思います。

30:31

横田参考人。

30:33

ご質問ありがとうございます。風化しているようにも見えつつ、本当にしているのかもしれませんが、個人的には、私たち日本人というのは、この拉致問題について決して忘れていない、つまり風化していないと考えてはいるんですが、

30:48

もっといろんなメディアとかに、この拉致の情報が多くあった方が、より監視が高まるのは確かだろうと思っております。そのような中で、拉致問題対策本部といいますか、日本国政府は、これまでにポスターを作ってきたりですとか、あとYouTubeも今回作りまして、これは中学生の投票によって作られた短編のYouTube動画ですけれども、非常にインパクトの高い動画でございますから、

31:14

それをもっと国のお金を使って、そういう公共放送に流すとかっていうのもあるかもしれませんし、また日本国政府は、対策本部はこういう、お子様向けのこういう冊子も作っていますが、なかなか全小学校、中学校使われているかというと、そうでもないかと思いますので、この国会議員の先生方が各省庁への働きかけをもっと強めていただいて、これをもうちょっと使われないのかというような作業だとか、

31:40

まだまだ作業できることはあるんじゃないかと思っておりますので、各方面方面で様々なお得意分野があると思いますから、関係省庁と強い関係性もあるところもあると思いますので、そういうところをぜひ駆使していただければと考えております。

32:03

様々なこの間、情勢の転換があります。ロシアと北朝鮮の接近とか、様々なアジアの情勢の中でもあるわけでありますし、新しい困難もあると思うんですが、やはりこの解決の基本は、私は日朝平安宣言であると思うし、ストップホルム合意を生かすことが重要だと思っております。

32:28

そういう基本的な解決のための外交の上で、日朝平安宣言の位置づけについて、横田参考人、ご意見をお願いしたいと思います。これまでに日本国政府と北朝鮮との間におきまして、日朝平安宣言並びストップホルム合意があることは、もちろん私も存じ上げておりますけれども、

32:52

もちろん大事だと思いますし、それに基づいて解決していけるのであれば、また北朝鮮がそれに合意する気があるのであれば、非常に有用だろうと考えておりますが、北がどう考えているか、私には分かりません。あくまで日本を利用しているんじゃないかという気もするぐらいでございます。

33:10

一方で日本国政府が今の二つの平安宣言、ストップホルム合意が形があっても、国全体としてそういうものがあろうがなかろうが解決するんだという意識がなければ、何があっても同じだと思うんですよね。そういう意味では、国会議員の先生は少なくとも、このブルーリーバッジをつければいいというものでもないと思いますけれども、

33:34

私は意識を持っているんだということを示すことが大事だと思いますし、気概だと思うんですよね、この国の。委員会とか条約とかそういうものじゃないと思うんですよ。そういうことがもっと広く深まっていけば、解決できるんじゃないかなと考えております。以上です。

33:50

稲上貞治君。

33:53

菅総理が首脳階段を創起に実現すべく、私の直轄のハイレベルで協議を行っていきたいと言われたことに大変期待の声もあったわけでありますけれども、十分に進んでいないと。そういう点で今の政府の構えについてはどのようなご評価をされているでしょうか。

34:10

申し上げるの時間があまりましたので、質疑を求めていただきたいと思います。横田参考人。

34:18

ご質問ありがとうございます。岸田総理大臣が自分直轄下のハイレベル協議をということで、実際に日朝で水面下で交渉が進んでいるのは間違いない。総理大臣もそうおっしゃっています。ただ、どんだけこちらが100%頑張ろうが、北朝鮮が120%やる気がないんだと言われれば前進しないので、いかに北朝鮮の思いをこちらが引っ張れるか、つまり圧力もなければいけないですし、エサもなきゃならないと思っていますので、

34:46

各国政府がどういうあることが一番効果的なのかということを考えていただければと考えております。以上です。先ほど平岩参考人がお見えになりましたので、ご意見をお述べいただきたいと存じます。

34:58

平岩参考人。

35:00

ありがとうございます。本当に申し訳ございません。ちょっとおくれまして。

35:05

私の方からお話しさせていただくのは、北朝鮮にとっての日朝関係と言いますか、日本と北朝鮮の関係正常化がどういう意味を持つのかということについてお話をさせていただきたいと思います。これまでご案内のとおり、日本と北朝鮮との関係が大きく動きましたのは3回ぐらいだと思います。

35:27

まず、1990年の冷戦の終結のプロセスで大きく国際関係が動いたタイミングであります。この時は、1990年に金丸元自民党副総裁が北朝鮮を訪問しまして、91年から92年にかけて、合計8回の日朝国交正常化交渉が行われました。

35:50

これが残念ながら、第8回で国交正常化交渉を中断するわけですけれども、その時の北朝鮮側の中断させる理由というのが、まさに拉致問題でありまして、当時は北朝鮮は拉致そのものを認めておりませんでしたので、もうその拉致問題にこれ以上こだわるのであれば国交正常化交渉をする必要がないということで、

36:16

一方的に交渉を中断したという経緯がありました。次に大きく動きましたのは、ご案内のとおり、2002年の小泉総理の北朝鮮訪問であります。この時に北朝鮮側は、当時の金正恩議員総書記、日本との関係で言えば国防委員会の委員長でありますけれども、

36:39

小泉総議国防委員会の委員長が、拉致の事実を認めて謝罪をし、再発防止を誓い、それで国交正常化交渉に進むという流れであったわけですけれども、

36:54

その中から北朝鮮側が認めた拉致の事実に関連して、到底日本側として受け入れられるような事実関係を認定するような資料ではなかったということで、拉致問題というものが国民の関心値にもなって、日朝関係の極めて大きな問題となったということであります。

37:20

その後、色々ありましたけれども、その次に大きく動き始めたのが2014年であります。この時は外務省の伊原局長と、アジア対応州局長と、それから小野恵一北東アジア課長、この二人が様々な形で尽力をされて、

37:41

日朝関係を動かして、それまで拉致問題は解決済みであったと主張していた北朝鮮が、その立場は変わらないけれども、もう一度調査をしようということで、再調査から始まったという動きがございます。

38:02

残念ながら大きな結果を残すことなく、現在に至る。その後、北朝鮮の核ミサイルの問題が噴起をいたしまして、大きく進展することはないという状況に至っているということであります。

38:20

この3回の北朝鮮側が積極的に動いた大きな理由というものは、いずれも日本と北朝鮮の国交正常化が視野に入っているからこそ、北朝鮮側からすれば動いたということが言えるんだろうと思います。

38:42

北朝鮮にとっての日本との日朝関係というものが、彼らはご案内のとおり、1910年の韓国併合によって、自分たちは植民地投資家に置かれたのだと、日本によって植民地投資家に置かれたのだと。これの状態がずっと続いているというのが彼らの主張であります。

39:04

日本は韓国との間は1965年で国交正常化をしましたが、北朝鮮については38都道府県については白紙という立場を取っておりますので、北朝鮮側からすれば1910年の状態が今まで続いているということになるわけであります。ですから、北朝鮮からすれば日本との関係正常化というのは、まさに1910年以来の植民地投資を含めた関係の正常化ということになりますので、

39:33

これは日本側の立場は違いますけれども、いわゆるその賠償というのが彼らの立場であります。これは日本外務省としては極めて私はうまく対応したと思うのが、2002年の小泉総理の、先ほども少し出ておりましたけれども、日朝平安宣言であります。この日朝平安宣言、いろんな評価がありますけれども、私は極めて高く評価するのは、

39:59

この日朝平安宣言の中で、いわゆる北朝鮮との関係正常化について、国交正常化の後の経済協力、この方式を北朝鮮側に認めさせたことだと思っております。これは1965年の日韓国交正常化も、いわゆる賠償ではなくて、国交正常化の後の経済協力ということで、

40:23

1910年については日本側としては、当時の国際法の観点から言って、決して不法行為ではないという立場を貫いておりますから、当然、北朝鮮との間にもこうした立場を維持するというのが日本側の立場でしたので、この小泉総理の法調に際して取り交わされた日朝平安宣言、この中で経済協力方式による関係正常化ということが明記されたということは、

40:50

大きな意義があったというふうに私は思っております。いずれにせよ、北朝鮮からすれば、本来、賠償であろうが経済協力であろうが、日本から当然もらうべきお金というのが彼らの動機ということなんだろうと思います。ですから、1990年は、これは冷戦の終結のプロセスですから、大きな動きの中でということで、

41:16

それから2回目の小泉総理の法調に関しても、国交正常化を視野に入れるということを小泉総理が繰り返しおっしゃっておりましたので、北朝鮮側からすれば、条件がクリアできれば国交正常化をして、そして、そのときではまだその賠償なのか経済協力というのは決まっておりませんでしたけれども、いずれにせよ、日本側から大規模な経済協力、お金が入ってくるという動機があったんだろうと思います。

41:43

それから2014年も、これはそのご記憶にあるかと思いますけれども、拉致問題だけではなくて、日本人妻の帰国の問題、それから第2次世界大戦の終戦のときに、北朝鮮地域で亡くなられた日本人のお墓、亡くなられた方のお墓への母さんの問題、それから特定失踪者の、日本側でいうところの特定失踪者の方々の問題、

42:11

それから拉致被害者の方々の問題、この4つを進めて国交正常化に導こうという、ある種の日本側の立て付けといいますか、そうした仕掛けに対して、北朝鮮側が大きく動いたということなんだろうと思います。しかしながら、その後、当然日本側が納得するような結果が出なかったということで、うまく動かなかったということは事実なんですけれども、

42:39

北朝鮮側が日朝交渉にある程度積極的に臨む大きな動機というのは、やはり国交正常化とその後に続く経済協力ということなんだろうと思います。ですから、例えば昨今、去年の5月に岸田総理が国民大集会の後に、

43:03

直続のスタッフが動くんだということを日朝関係が少し動き始めたという報道がございますけれども、その時の北朝鮮側の反応も、やはり国交正常化を視野に入れたものなんだろうと思います。今年に入って3つほど、北朝鮮の最高指導者である金正恩委員長の妹が、

43:31

3つぐらい談話を出すんですけれども、この中で注目されるのは、拉致問題はすでに解決済みだというところで、ここすごく注目されて、北朝鮮側の姿勢が変わっていないなというところが問題なんですけれども、同時に、自分たちの防衛権といいますか、自分たちを守る権利があるんだということを繰り返し言うわけであります。

43:54

これは今、彼らが繰り返し行っているミサイル発射実験であるとか、国防力強化の事案に関して日本側がちゃんと理解をしろというふうに言うわけで、これは日本側が提示をしている拉致核ミサイル、この問題が解決した後に国交正常化をして、国交正常化の後に経済協力という立て付けに見事に答えているといいますか、

44:21

私の見方でいうと、日本側の主張は北朝鮮側に見事に伝わっていて、この拉致核ミサイルの問題が解決しなければ国交正常化はしないし、その後の経済協力を得られないということは彼らにはよくわかっているということが、この3つの談話からよくわかることだろうと思います。ただ、それを前提にいたしまして、やはり我々が考えなければいけないのは、

44:47

北朝鮮を動かすためには、もちろん拉致問題は極めて重要な問題ですし、時間が限られているということも当然ですけれども、やはりそれを動かすためには、仮に条件が整えば国交正常化をするという覚悟が日本にはあるのだという覚悟を見せることが、やはり北朝鮮側を動かす一つの日本側の働きかけになるんだろうと思います。以上でございます。

45:15

以上で参考人のご意見の陳述は終わりました。引き続き、参考人に対する質疑を行います。質疑のある方は順次、ご発言願います。

45:25

長井学文君。

45:27

自由民主党の長井学です。本日は、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長の養子田哲也さん、特定指導者家族会事務局長の竹下珠司さん、

45:42

そして、南材大学総合政策学部の平岩俊次教授におかれましては、大変お忙しい中、参考人としてご出席いただきありがとうございます。拉致問題をめぐり、今年は、当時の小泉総理大臣と金正恩総書記との2度目の日朝首脳会談によって実現した拉致被害者ご家族5人の帰国から20年となります。この間、1人の帰国も実現していないことは、一政治家として残機の念に絶えません。赤池議員と私の地元山梨県においても、北朝鮮による拉致の可能性が排除できない、いわゆる特定失踪者の山本美穂さんがおられます。甲府市出身の山本美穂さんは、20歳だった昭和59年、自宅を出たまま、行方がわからなくなりました。失踪からちょうど今年で40年、ご家族が記憶の風化への不安に加え、家族の高齢化が進んでいるとして、

46:39

山本さんの双子の妹、美佐さんは、83歳の母を一日も早く姉に会わせたいと訴える報道もありました。先ほど、皆様の貴重なご意見や、切実なお気持ちをお聞きして、改めて、一日も早い拉致被害者の皆様の全員の帰国、そして、家族の皆様との再会に向けて、全力で取り組んでまいりたいと、その思いを新たにしたところでございます。それでは、早速質問をさせていただきたいと思います。まず最初に、3人の参考人にお伺いをしたいと思います。先ほど、平岩参考人の方のお話の中にもありましたが、今年に入ってから、北朝鮮は高い頻度で、日本に向けた談話等を発表しております。まず、金正恩総書記は、元日に発生した野党反党地震に対して、岸田総理に未満の電報を発出しました。その後、金総書記の妹の金余冗氏は、

47:36

2月と3月に立て続けに談話を発表しました。それらの内容は、拉致問題は解決済みとの立場を示した上で、日本との対話を受け入れる準備があることを示すものや、その逆に、対話を拒否する姿勢を明らかにするものなどであります。この一連の北朝鮮の発表に対して、今後、政府にどのような対応を取ってもらいたいとお考えか、また、取るべきとお考えか、お聞かせください。

48:03

山本/横田参考人

48:06

ご質問ありがとうございます。この一連の北朝鮮の幹部による発言ですけれども、いろんな見方があると思いますし、何が正解かは分からないのですけれども、要は、金に困っているから日本に近寄ってきているということだけでしかないと思います。発言も、余冗の発言も、言ったと思ったら全く真逆のことを言ったりして、

48:30

要するに揺れている向こうもどうしたらいいんだと悩んでいるということではないかと思います。いろんな関係者からの意見を聞きますと、日本国政府の水面下の餌というか歩み寄りの内容が、北朝鮮にとって丸々受けるわけにはいかないから、

48:53

いろいろ交渉でハードルを上げれば日本国が降りてくるのではないかと考えているのではないかと推察いたしますが、日本国政府におきましては、これまでの日本国民の声を聞いていらっしゃると思いますので、絶対にぶれずに何が交渉の上で大事なのか、

49:16

という政論を突き進んで向こうに行ってほしいです。もし日本国政府が向こうの交渉によって、もし甘んじて受ければ、要件な金が出るかもしれないし、全員帰ってくるかもしれない時にもかかわらず、それが三分の一になるかもしれないし、

49:41

その政権はたぶん持たないですね。日本国民の声を聞いていないということですから、政権の一輪というより、何が本当に日本国にとって大事なのかという、まずポリシーを日本国自体が持って、それで退治してほしいなというふうに考えております。以上です。

50:02

私の方は単純に、日本政府は日本国民の命を大事にする。そこを一番に出して、そして交渉する。そして、毅然とした態度で日本の国が対応する。それを私たちは求めたいと思います。

50:24

平岩参考人。

50:27

先ほど申しましたように、北朝鮮側が日本側に求めているものは、日本との関係正常化でありますから、関係正常化をするやる気があるのかどうかということを、おそらく去年の5月から今年の3月ぐらいまでに北朝鮮側が考えたことなんだろうと思います。

50:50

実際に小泉総理の直属のスタッフが日朝交渉を行ったという報道もありますけれども、私自身はそうした報道の審議について判断する立場にありませんので、それが実際どうかはよく分かりませんけれども、少なくとも北朝鮮側が発表しているものを見ると、エラチ問題はすでに解決済みであると、それから自分たちの政党防衛権、これを認めろという、

51:17

今の北朝鮮が行っていることを全て受け入れるということを前提に、日朝交渉の進展を主張しておりますので、日本側からすれば当然これはおそらく受け入れられるものではございませんので、私はやはり今の動きが本格的な流れにつながっていくものではないと、残念ながらそうした流れではないと考えております。

51:44

おそらく日本政府がすべきことは、北朝鮮側が固くないように姿勢を変えないエラチ問題はすでに解決済みである、それから当然安全保障の問題もありますので、自分たちの防衛権、自主防衛権というものを、これを主張するという立場を改めさせる、ここが交渉の最初の入り口なんだろうと思っております。それがない限り、残念ながら日朝の接触というものが本格的な日朝交渉につながっていくということはあり得ないんだろうと思っております。今の段階で日朝の交渉が本格的に進むということは、北朝鮮側が設定した条件を日本側が飲むということになりますので、これは日本側としてはあり得ないと思いますので、

52:40

今の段階でいうとまずは北朝鮮側の基本的な姿勢を改めるというところでの交渉ということになるんだろうと思います。次に横田参考人にお伺いをしたいと思います。今年2月25日に、先ほどのお話の中にもありましたけれども、

53:00

国家救急会が親の世代の家族が存命のうちに全裸地被害者の一括帰国が実現するなら人道支援を行うことと、独自制裁を解除することに反対をしないということを内容とする新運動方針を掲げた理由と狙いをお伺いしたいと思います。

53:25

私の結論はこちら側の親世代のほんとにかなり高齢なので時間がないので、いろんな方針を少し変えてでも結論を出したいというのがまずあります。一方でこの提案に乗らなければ北朝鮮が、北朝鮮にとってもあなた方時間がないんだよということがもし理解できればですね、まさに貧困の極みにある国ですから、交渉によってきてもおかしくないと思いつつも、かたくなに拒んでいるのでそこが不思議でならなくてですね、何十年も前から北朝鮮は来年には崩壊するだろうと言われて今に至っているわけですが、本当に不思議でならないと言いますか、後ろには中国がいるのではないかと思うぐらいですけれども、

54:16

それを本当にいろんなことを考えられることを一個一個潰して、何とか北朝鮮こっちの人間に食いついてくるような手法を日本国政府もいろいろ講じていただきたいと考えております。

54:31

ありがとうございました。もうそろそろ時間ですので、本日ですね、本当に皆様方の思いを改めて伺って、そしてまたお話をいろいろと伺って、改めて先ほども申しましたけれども、ラチー会社の全員の早期帰国に対してですね、私も一議員として全力で働きかけたいと、このようなことをお誓い申し上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

55:00

内越桜君。

55:04

立憲民主社民の内越桜です。本日は横田参考人、そして竹下参考人から、本当に大変忠誠なご家族としての思いを伺いました。

55:18

私も新潟県選出の参議院議員としてですね、各地を歩き回ってですね、本当に思わぬところで、様々な方から村地問題、何とかしてくださいということをですね、お願いされます。

55:33

それは本当に、横田参考人や竹下参考人などのですね、本当にお辛い気持ちを抱えながらですね、何とかこの問題を風化させないようにと、運動をしてくださっている皆さんの、それが新潟県民の切実な願いにつながっているんだと改めて思いました。

55:59

昨日、新潟県花住知事の方からですね、県の重点要望という受けたまる機会があったんですけれども、そこでも本当に一丁目一番地としてですね、新潟県としても、拉致問題の専用解決と被害者の早期解決の実現、情報提供の強化ということを強調していただきましたので、しっかりと責任を持って、何とか解決に目指していけないかと改めて考えているところでございます。

56:28

県出身の拉致被害者ということで、横田文組さん、そして曽我美代さん、特定失踪者で宮沢康夫さん、藤田進さん、大沢隆さん、後藤久次さん、星野雅宏さん、中村美奈子さん、本当にですね、たくさんの方たち、一人の取り残さずということを気持ちを改めたしました。

56:52

今、伏方平岩参考人からも、非常に難航極める交渉経過ということを改めて伺いまして、国会議員としてもあらゆる方策を尽くしていかなければならないと、こうした決意で質問をさせていただきます。

57:13

横田参考人におかれては、拉致被害者家族連絡会の事務局次長として、めぐみさんを必ず取り戻すと、日夜ご活躍されていることに心から敬意を表します。お父様であるしげるさん、2020年6月5日に亡くなられて、4年が経過してしまいました。

57:36

めぐみさんにお会いできないまま旅立たれたと、しげるさんの無念は、本当にいかばかりかと、本当に心から御冥福をお祈りします。そしてこの委員会としても、一日も早い問題の全面解決に向けて、一丸となって取り組まなければいけないと、改めて考えます。

57:58

6月5日の新潟日報で、支え合ったお父さんも帰らぬという記事がございました。横田参考人のお母様である崎江さんが、しげるさんの写真に、なんでこんな大事なことなのに、ちっとも動かなくて何もわからないんだろうねと語りかけたと記載がございました。

58:22

崎江さんが、岸田総理が目指しているトップ同士の会談について、会談ができても一度に成功するかわからない、失敗してもわかったことから、また支援を働かせて動けると、記上に述べておられます。岸田総理、金正恩総書記によるトップ同士の会談は、速やかに行われなければならないと考えます。

58:45

時間的制約がある中、横田参考人がトップ会談に臨むことについて、ご所見を伺いますでしょうか。

58:53

横田参考人

58:55

ご質問ありがとうございます。ご案内のとおり、北朝鮮という国は、トップが全てを決めるという国です。

59:04

なので、日本国の最高責任者である総理大臣と、北朝鮮の金正恩とが話し合って、そこで合意が得られない限りは、どんなにハイレベル協議を、ハイレベルというのは、例えば外務省官僚同士だとか、そういうことじゃなくてですね、トップ同士が本当に合意を得なければ、この拉致問題は解決しないんだろうと思っています。

59:27

しかしながら、おそらく双方に不信感が相手国にあるので、これを本当に嘘さえつかないで、本当に膝をつめて議論、協議して、

59:45

お互いが明るみ以来気づくために、本当のことを言い合って解決しましょうよという言葉が、本当に両国の首脳から出て、そうだなという気持ちにさえなれば、解決もそんな遠くないと思っていますが、

1:00:02

なかなか、特に北朝鮮の日本国に対する不信感というのは、先ほど平井先生からのお話もありましたように、過去の苦い歴史もあることから、そう簡単にはまた川回りは消えないのかもしれませんけれども、北朝鮮土って本当に貧困の言葉で済まないような、どん底の貧困にあることが解決できるんですよと、

1:00:26

そのためには拉致問題さえ解決すれば、本当に明るい未来が待っているんですよということを北総理がどれだけ自分のお言葉で発せることができれば、そして分かってもらえれば解決できるんじゃないかなというふうに、多少楽観論でありますけれども、そういうふうに考えております。以上です。

1:00:43

内越貴桜君

1:00:46

ありがとうございます。それでは、竹下参考人に伺います。北朝鮮が2014年頃に認めたとされる2名の拉致被害者について、日本側は報告書を受け取らなかったとされていますね。その中で、田中実さんは拉致被害者として認定されているにも関わらず、金田達光さんは特定失踪者のままと、

1:01:12

この問題の情報開示を求めて、4月に日弁連に人権救済を申し立てられたということについて、そして、また、この2人の帰国について、先ほどもお話を伺いましたけれども、さらにお考えを伺いますでしょうか。

1:01:28

竹下参考人

1:01:30

ありがとうございます。

1:01:34

先ほど、先立て、この2人の人権救済申し立て、これはもう2000年ちょっと過ぎたときから、人権救済申し立てはそいそいしておられたんですけれども、新たに人権救済申し立てを日弁連の方へいたしました。これは私たちとしましては、そこに先ほども申し述べたように、そこにいるということが分かっている。

1:01:59

日本政府は、そのお2人の人権を無視してしまった、そのことが非常に残念でならないということで、私も含めて、人権救済申し立ての申し立て人になったということでございます。

1:02:17

これは政府が認定していながら、全てのこれは拉致被害者、あるいは私たち特定失踪者と言われる人たちに同じことが可能性があるからです。

1:02:34

同じようなことがまたあるかもしれない。このときにもしかしたら、私の妹の名前が出ていても断られたかもしれないと思うと、本当にじっとしてはいられないという思いでいたしました。

1:02:48

内越桜君

1:02:52

私はこの点を重く受け止めたいと思います。そして平岩参考人に伺います。北朝鮮をめぐる国際関係について第一人者であられる先生からも大変な勉強をさせていただいております。先ほどもご説明いただいた動き、なかなかこう自体は楽観できないということを改めて受け止めました。

1:03:17

北朝鮮はロシアへの供与によって経済的に困っていないんじゃないかというような説もあると伺っています。

1:03:27

また、心霊戦態勢というようなことも標榜されているとか、韓国のユンソン・ニョン政権の誕生によって日韓関係が改善したり、2023年8月にキャンプデイビットで日米韓会談などが行われることについて、参考人は皮肉なことに日米韓関係の強化は北朝鮮の主張する心霊戦態勢の実現にほかならないということもおっしゃって、そうしたことで心霊戦に否定的な立場を取る中国を北朝鮮とロシアの側に追いやるということになった場合には、もしかしてこれは拉致問題に与える影響もあるというようなことについてはどのようにお考えでしょうか。

1:04:10

北朝鮮問題の捉え方は大きく分けて2つぐらいありまして、1つは特に日本やアメリカがそうなんですけれども、いわゆる北朝鮮の攻撃性といいますか、拉致核ミサイルのような外部に対して攻撃的な姿勢、これを何とかしなければいけないという問題の捉え方と、

1:04:36

1つは北朝鮮の体制それ自体が非常に脆弱であって、経済的にも非常に弱いと。場合によっては経済的に弱くなって体制が動揺し難民が出てくるかもしれない。最悪の場合には体制が崩壊して多数の難民が出てくるかもしれないという、いわゆるコインの表裏のような問題の捉え方をしなければいけないんですけれども、

1:05:00

前者に関して言えば、日本やアメリカはとにかく北朝鮮に攻撃的な姿勢を改めさせなければいけないということなんですけれども、中国や政権によっては韓国もそうなんですけれども、北朝鮮が動揺することそれ自体が問題であるという、そういう問題の捉え方をしますので、

1:05:19

アメリカや場合によっては韓国が北朝鮮に対して強く出ても、どこかで逃げ道を中国やその他の国が与えてしまうという構図がありますので、残念ながら北朝鮮に対して最後の最後まで強く向き合うということができない、そういう構造にあると思います。

1:05:40

そして、ご指摘のロシアがウクライナ以降、極めてアメリカと厳しい姿勢に出ていて、北朝鮮からすると、そういう米、ロの対立というものは非常に利用ができるということで、北朝鮮は当初からロシアの支持の立場を明確にしております。

1:06:00

ご案内のとおり、逆に北朝鮮に対する国際的な批判に関しては、ロシアが拒否権を使って国連のアンプリ決議などが取られないような形を取っているというのが今の状況であります。経済に関しても含めて、ロシアとの関係と極めて北朝鮮の対戦に大きな意味があると思うんですけれども、

1:06:25

先ほど私がかつて発言したものについて、ご指摘いただいた中国は、いわゆる心霊線の枠組みに対しては非常に否定的であります。心霊線という言葉を使うべきではないと考えておりますし、いわゆるロシア、北朝鮮の緊密な関係に巻き込まれることに対して非常に慎重ですので、

1:06:51

中国が一つの鍵を握っているんだろうと思います。ただ残念ながら、中国も米中関係が極めて難しい状況にありますので、米中関係の行方によっては、いわゆる北朝鮮が考えるような心霊線の構図に近寄っていかざるを得ない構図がありますので、

1:07:12

日本はアメリカなどに対して働きかけをして、中国を一つのキーパーソンとして利用できるように、とりわけ拉致問題に関連して利用できるような働きかけが必要なんだろうと私は考えております。申し上げての時間が参りましたので、質疑をお求めください。

1:07:30

内閣寺桜木君。

1:07:32

ありがとうございました。参考人の皆さんのご知見、思いをしっかり生かしてまいりたいと思います。

1:07:38

西島秀樹君。

1:07:40

公明党の西島秀樹と申します。先ほど、与賀田参考人、また竹下参考人のお話をお伺いしまして、私もある日、突然、憎しみがさらわれて行方不明になって北朝鮮にいるというふうに分かったときには、どういう憎しみとか不信感とかって、本当にさすがに、

1:08:02

あまりあるものがございまして、そんな中、今日は希少なお話をさせていただきました。本当にありがとうございます。外交の観点から、まず、与賀田参考人にお伺いしようと思います。先ほど、与賀田参考人のお話の中で、アメリカに家族会の代表の方が行かれまして、NHS、国家安全保障局とか、また政府の公館、また、上海病院の保健所とか、

1:08:30

上海病院の代表の方とお会いになったというお伺いをしました。家族連絡会の方が、アメリカに行って、先方の反応がどうだったのか聞かれていることがあれば、また、アメリカに対してのどのようなことを期待されるのか、要望されるのか、これについてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

1:08:53

与賀田参考人、ご質問ありがとうございます。この家族会、救う会、拉致儀礼の3団体の方弁の中では、家族会からは、代表の兄の横田拓也と飯塚光一郎事務局長の2人でした。つまり、私は行っていないので、具体的にどういう会話があったか、その顔の表情がどうだったかは分かりませんが、報告によれば、

1:09:19

新方針について反対は誰も言わなかったということは聞いております。なぜ我々がアメリカに行ってまでそういうことを言わなければならないのかという背景については、やはりアメリカであり、国連が北朝鮮に対して制裁をしている中で、日本国がそういう有名なことについて反対しないということを、あらかじめ理解ならび現地をとっておかないと、

1:09:45

日本国が勝手にやった方がいいけど、後になってアメリカが違うだろうと言われても困るわけで、そういうための理解をしてきたということです。今回のみならず、これまでも拉致議論の先生をはじめ、スクーカーへのサポートもあって、何度も何度も顔合わせをしてきた結果が今に至っていると思いますし、当然アメリカという国も日本国以上に人権を重んじる国ですから、私たちの主張については、本当にこれは何とかしなければならないという理解は、

1:10:14

すごく強く持ってくださったと思っておりますし、日米連携こそが、この北朝鮮拉致問題の解決の近道だと考えております。以上です。もう一枚横田参考人にお伺いしたいのが、先ほども騙されるなという強い警告を発しながらおっしゃっていただきました、連絡事務所です。これは日中両方に設けようとしていれば、先方の狙い、

1:10:38

なぜこうした主張に日本の関係者、マスコミも含めて騙されてしまいそうになるのか、これについて横田参考人、ご意見をお伺いしたいと思います。横田参考人、ご質問ありがとうございます。北朝鮮という政府の狙いは私には分かりませんけれども、推察するとすれば、両国に事務所を置いて、日本国の政府団体関係者が北朝鮮に行き、

1:11:07

自由のない環境下でいろんなところに連れて行かれて、やっぱり死んでいましたよね、というのをカメラで撮らせて、やっぱり死んでいたでしょう、というふうになれば、日本国民はやっぱり死んでいたのかというふうな流れが自然と出来上がると思うんですよね。しかも先ほど申し上げた、連絡事務所を置くまでもなく、北朝鮮国民であり、日本人ラチ会社の居所を全部今も知っているんです。置く必要な感はないんですね。あくまでも彼らの言うような時間稼ぎである欺瞞なので、そんなところに乗っかってはいけないですし、乗っかろうとする、もし片岡日本国にもいるとすれば、やっぱり北朝鮮の味方をして、このラチ問題がなかったことにしようと思っている人間じゃないかなと思っているぐらいです。以上です。西島:次に竹下参考人にお伺いしようと思います。先ほど竹下参考人の方から、このラチの現状、私も今回の資料を拝見して、こんなに長い期間、これだけ多くの方がラチされているかもしれないんだなということは、正直言って驚きでした。そうしたこともあって、UNHCR、国連南北交通弁護官事務所の連携をされようということでありまして、この際、日本政府外務省とかで、こういったサポートも必要だったりするんじゃないかなと思うんですけれども、

1:12:31

その辺と、国際社会を味方につけるということは非常に重要なんじゃないかなと思うんですが、その点についても、竹下参考人にご意見をお伺いしたいと思います。

1:12:39

西島:竹下参考人。

1:12:41

竹下:ありがとうございます。基本的に言ったらおかしいですが、横田さんたちの家族会が長い間、国際社会の中に訴えかけてくださった、日本社会の中も訴えてくださった、

1:12:58

それは私たちも本当にすべて肯定して、ありがたいことだと、煽動してくださる、ありがたいことだと思ってずっと来ています。しかし、それだけではないということで、特定失踪者家族会をつくったきっかけもなんですが、2018年の初めに、オランダのICCにこの問題を人道に関する罪ということで、

1:13:23

北朝鮮の金正恩総書記を相手にして、申し立てを行いました。しかし、それはICCの方で、期間が日本がICCに加盟した期間と違うということで、受け取ってくれなかったんですけれども、それらのことを含めて、

1:13:50

私たちはただ国際社会の中で訴える場というものを、なかなかつかめないでいますので、できることをできるところからということで、たまたま今年の2月に、UNHCR人権行動弁護官事務所の方から、報告から10年ということで、

1:14:17

私のスピーチのチャンスをいただいたので、そこに出たということでございます。内閣先生の質疑にもあったんですけれども、やはり中国をどう巻き込むのか、非常に重要だと思っております。六角協議も中断したままという状況でありまして、あとはロシアとの対話もなかなかという状況の中で、日中間という枠にも再開をいたしまして、やはり中国にどれくらいの力を貸してもらえるかということが、一つ北朝鮮に対してアプローチをした一つ有効なんじゃないかなと思います。先ほどのまま続きで、どういうような場を通じて、どういうような主張で中国をこちらの側につけることができるのか、先生の方でご所見をお伺いしたいと思います。平井田参考人です。

1:15:11

先ほど内越議員のご質問にもありまして、そのときちゃんとお答えできなかったんですけれども、やはり中国の動向って極めて重要だと思うんですけれども、残念ながら中国自身が極めて難しい相手であるということも間違いないわけであります。ただ彼らは、拉致問題に関してももちろん日本側の立場は十分理解してくれているとは思いますけれども、それ以上に彼らが国際的な対面といいますか、それを気にするのは、やはり核ミサイルの問題ですね。とりわけ核の問題ですから、例えば今焦点になっているのは北朝鮮が7回目の核実験を行うかどうかというところなんですけれども、一般的には中国側が7回目の核実験は良しとしないということがあって、北朝鮮側が慎重な対応をしているということがありますので、

1:16:08

この核を軸にして、日米艦対する新冷戦という、北朝鮮、ロシア、中国という枠組みを少し動揺させるということは可能なんだろうと思います。ご案内のとおり、プーチン大統領も核の使用みたいなことを匂わせておりますし、

1:16:30

ウクライナ以降、北朝鮮も核の先制使用のドクトリーなどを表明するなど、核の使用とか核に関連する立場というのが明確に中国とロシア、北朝鮮は違っておりますから、ここを利用しながら、中国を少し中、朝、南の三角形から切り離していくという働きかけは可能なんだろうと思います。私の印象でいうと、拉致問題だけでなかなか動かすことは難しいので、より大きな枠組みの中で考えていく必要があるんだろうと思っております。

1:17:25

この拉致問題がここまで解決していないというのは、まさに我々の責任と、じくじくなる思いでありますし、責任を感じます。本当に申し訳ない思いでいっぱいですし、最初に横田さんが怒りを持って退治してほしいとおっしゃっていました。一丸となって、この怒りをしっかりと持って、この問題の解決に引き続き当たらせていただきたいと思っております。

1:17:52

質問をさせていただきたいと思います。まず横田参考人にお伺いしたいと思いますけれども、先ほどもこの家族会の皆さんの方針転換について質問がございました。独自制裁を解除することに反対しないということで、これはかなり思い切った方針転換だなというふうに、今年の2月、かなり大きな報道となったわけでありますけれども、

1:18:19

この方針転換に至った理由ということはよくわかったのですが、なぜ今年、これを転換するということになったのか、またその転換にあたって、どのような家族会の中で話し合いがあったのか、その一端でもあればお聞かせいただければと思います。横田参考人、おつまみありがとうございます。

1:18:39

繰り返しの発言になってしまうかもしれませんけれども、家族会の100人の中でも、この2月の改定した方針を出すにあたって、本当にこれで良いのだろうかという意見がございました。

1:18:57

個人的には、よく国民大集会でも兄の代表が述べておりますけれども、本当にもう大っ嫌いな、県をいっぱいの国に対してあたかも情報を知っているかのようなこの方針が良いのだろうかという意見はありましたけれども、

1:19:17

個人的にはそのまま進んでもいいかと思いながらも、やはりとにかく結果を出さなければなりませんので、とにかく日本国が、そして家族会が出すこの方針が、向こうにとって少しでも飛びついてくる材料であれば、それも一つ手かなというのと、

1:19:39

やはりこちら側の家族の親世代のものが恒例にありますので、何十年も戦ってきて、何人もこれまでも関係者がなくなってきていますけれども、有本のお父さんと私の母も恒例の中で、少なくとも本当に結果を、ハグをできることこそが戦ってきた歴史の本当に結果を出したいと思いだけなので、

1:20:07

それで今年は方針を変えて臨もうと考えるところでございます。

1:20:12

柳瀬博文君。

1:20:14

ありがとうございました。時間がないということの中での本当に大きな決断をされたんだろうというふうに思いました。続いて竹下参考人にお伺いしたいと思いますけれども、

1:20:26

被害者と特定思想者ということで、先ほど法案法の中でも位置づけが違うというようなことをおっしゃっていました。まさにそのとおりだなというふうに思います。それと同時に、世間的な認知のされ方も、まだまだ特定思想者の皆さんに対する認知というものがされていないというふうに思っています。

1:20:51

そんな中で、竹下さんの方からもしよろしければ、例えば一つの事例として、こんな方がいるんだという、先ほどの資料を見ていると、まだ現在の年齢が30代の方、もう2人いらっしゃるというようなことも書いてあって、非常に衝撃を受けたわけですけど、何か事例があればお伝えをいただければというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

1:21:13

竹下参考人。

1:21:16

若い方の事例はちょっとまたおきまして、すみません。例えば、先だって衆議院の立候補の委員会で、大沢さんの、大沢隆さんのお兄さんが参考人で発言されましたけど、

1:21:34

大沢隆さんは本当にいろいろな状況から、佐渡島という限定された土地であることとか、彼が土地のプロフェッショナル土地を測量したりする県庁の職員でプロフェッショナルだったというようなことから、

1:21:55

人見さんと同じ地域であったというようなことから、その周辺からほとんど本当に拉致であることは間違いないであろうと言っていながら、つい先だっても、新潟県警は拉致と認めるに至らない、認定数に至らないという結論を出したというようなこととか、

1:22:18

それから、東北の方では今井博さんという方がいなくなって、高校3年生で、本当に優秀な高校3年生で卒業したら東京に出てきて、就職し大学にも行くんだというような方が、卒業式を目前にして突然いなくなった。

1:22:41

それから、50年たってから、本人ではない書類、文書が、メモが出てきて、その場所は、私も行きましたけど、北朝鮮の工作員が出入りしていたそのスポットの付近の地図であったというようなことを考えていましても、いろんなところで、状況証拠から拉致に間違いないと思う人たちはたくさんいるわけです。

1:23:06

あと、目撃証言なども含めて、たくさんいろんな方たちがいるんですが、それが何一つ認められていないし、今から証拠をつかもうと言っても、日本の警察が何かありませんかと私たちに聞くくらいですから、日本で証拠をつかめるわけがない。向こうは、人をさらっていくのがプロですから、証拠を残すわけがない。

1:23:30

そういったところで認定されないという、多くの人たちが認定されないということは、私たちの心の中で本当にじくじたる。先生方もおっしゃいますが、私たちもそれが認定されないということがじくじたる思いでおります。

1:23:50

このチラシでも800名以上ということが書かれていますけれども、数字で見ると800名ということですけれども、お一人お一人の人生があって、そのご家族がいらっしゃってということだと思いますので、お一人お一人に光を当てることが、多分、国民的な世論の喚起、民智につながっていくのかなと思いますので、

1:24:16

引き続き尽力してまいりたいと思います。ありがとうございました。平代参考人にお伺いをしたいと思います。この金正恩の動きの中で、この娘の受影に対する牽引付けが早いということの中で、これは体調の問題なのか、金正恩が金正恩に対する牽引付けをしたのに比べて、

1:24:44

金正恩が早いタイミングでこれをやっているということから、いろんなことがあるんだろうなというふうに思っているわけであります。その中で、これ救う会、家族会の運動方針の中ではあるんですけれども、この体制の急変に備えた被害者の救出体制を整備すべきなんだということがあるわけですけれども、この整備についてはどのようにお考えになるのか、

1:25:10

この転換については今どのような状況だというふうにお考えになっているのか、この点についてお伺いします。ありがとうございます。まず、北朝鮮の体制の問題、金正恩委員長の娘さんの話をご指摘になられましたけれども、この件に関してはいろんな評価がございます。いわゆる権力継承の過程で見るべきなのか、

1:25:37

もう少し別の北朝鮮の場合、権力特区、権威がありますので、権威の継承の分脈で見るのかということなんだろうと思いますけれども、私はどちらかというと後者の方で見ております。前者の方で分析する場合には、具体的に例えば北朝鮮の権力構造というのは、党と国家と軍のポストが必要なわけで、それを彼女が継承していくのかということになると、これはかなり先の話ということでしょうから、

1:26:05

やはり今の段階ではまだ権威を継承していく、いわゆる彼らが言うところの白党の血統という言い方をしますけれども、白党さんの血脈みたいなものが、彼らの権力の一つの根拠になりますので、その流れというものを強調しているんだろうと思っております。ですから、具体的にすぐさま彼女に権力が移動するとか、例えば彼女が党の養殖に就くとか、あるいは国家の養殖に就くとか、

1:26:34

あるいは軍の養殖に就くということは、とりあえずは考えにくいので、だとすれば、やはりまだ権威の継承の段階だというふうに考えるべきなんだろうと思っております。にもかかわらず、やはり体制の休編に関しては、これはもう考えておく必要があるんだろうと思います。私自身はすぐさま北朝鮮の体制が動揺するというふうには考えておりませんし、

1:26:59

ながら国際社会が北朝鮮を認識するにあたっての誤解といいますか、過小評価といいますか、北朝鮮の体制というのは弱いということを前提に、これまで北朝鮮に対して交渉に向き合ってきたことがあると思うんですね。例えばアメリカなんかは、1990年代は北朝鮮は、あの体制は5年もたないと。

1:27:28

合意をしたとしても、例えば北朝鮮に対して有利な合意をしても、北朝鮮に対して、例えば経水路を供与することは必要ないんだと。なぜならば、彼らは5年間もたないということを前提にして交渉してきた経緯があるんですけれども、残念ながら、アメリカをはじめとする国際社会の期待とは裏腹に、これまで何十年もその体制を維持されているということがあります。ですから私自身は、北朝鮮の体制がすぐさま崩壊するということは考えておりませんけれども、

1:27:57

いえいえ、経済的に極めて脆弱であって、極めて危ういバランスの上に成立している体制だと思っておりますので、仮に何かあった場合には、当然日本側としてそれに対する対応というものは考えなければいけないと考えておりますが、少なくとも今の段階では、そうした具体的な動きがあるということは、私自身知る立場にもありませんし、承知しておりません。

1:28:23

長谷川博文君。

1:28:24

時間が前に経ちたので終わります。ありがとうございました。

1:28:27

河合隆典君。

1:28:29

国民民主党新力夫婦会の河合隆典です。お三方には大変貴重なご意見を頂戴しましてありがとうございました。私自身が、政府が拉致がないと言っていた時代からあると主張し続けてきた立場でありまして、

1:28:47

からこれ36、7年、署名活動をはじめとして様々な活動を行ってまいりました。したがって家族会の皆様や、特定失踪者問題調査会の皆さんとも日頃から連携を取らせていただきながら情報を共有している。そういった立場からこの間ずっとこの問題と向き合ってきて、感じたご問いについて、お三方にお伺いしたいと思います。まず、横田参考人に確認をさせていただきたいのですが、

1:29:16

昨年の岸田総理の国民大集会での発言を受けて、運動方針も見直しを行われてということで、この拉致核ミサイル3点窃盗から、拉致問題だけでも、いわゆるハイレベル協議を行って問題解決に向けて物事を前に進めるという発言を受けて、今回運動方針を書き換えられたと。

1:29:39

その上で、全拉致被害者の即時一括帰国といった運動方針を伺っていらっしゃるのですが、この場合の、今さら何を聞くんだと言われるかもしれませんが、この場合の全拉致被害者とは誰を指すのかということについて、家族会としてのご認識をお伺いさせていただきたいと思います。横田参考人、ご質問ありがとうございます。

1:30:04

私個人と言いますより、日本国政府自身が全拉致被害者の全容は分かっていないですね。ただ、分かっていない中で何によっても言えないわけですから、とにかく分かっているのは北朝鮮だと、分かっている全容を返しなさいと言っているので、うまく質問に回答できていないような気もしますけれども、そういうことを知っているあなたが返しなさいと言っている、そういうことです。

1:30:32

河井貴成君。

1:30:34

運動論としてこういった表記の仕方をされているという、そういう理解でよろしい。運動論として全拉致被害者と言われていると。

1:30:43

横田参考人。

1:30:45

ご質問ありがとうございます。運動論というより、特定失踪者には家族会にはそれなりの別の考えがあるわけですけれども、知っている人だけは返しなさいというわけにもいきません。

1:31:00

でも一方で知っている人がいるなら返しなさいという意見もあるので、それが間違いじゃないという気もしていますが、どういうふうに言うのが日本国民もうなずいて、私たちも一番当たり前と思って、北朝鮮にも非常にインパクトが強いのかといろんな側面で考えるときに、例えば100人いるって分かっているなら100人返しなさいとか、まずは50人いかないと言えますけれども、

1:31:24

分かっていないので何とも表現できない中で分かっているあなた方が把握している税を返してというように言っているつもりであります。

1:31:33

河井貴成君。

1:31:35

ありがとうございます。この問いを質問させていただいた理由というのが、つまりどれだけの拉致被害者がいらっしゃるか分からない状況の中で、全拉致被害者の即時一括帰国という主張をすることが、

1:31:50

結果的に、分かっているところから、把握できたところから拉致被害者を救出して日本に取り返すという、そういう動きになかなかつながらない、ハードルが上がりすぎて見通しが絶えない状況を作り出してしまっているのではないかという指摘がありまして、全拉致被害者の即時一括帰国につながらないからという理由で、動きがむしろ取りにくくなっているのではないかという指摘も一部あります。

1:32:19

つまり、拉致した人間を皆さん、日本に返せということの主張は当然されて然るべきことだと思うんですが、そのことと同時に、救えるところからどう救っていくのかということの姿勢というものが必要だと思いますし、そうした背景があって、田中さん、金田さんのケースでも、受け取りを拒むといったような話になってしまったのではないかということ、

1:32:48

自身が懸念しているということで、質問させていただいたということです。その上で、平川参考人にお伺いしたいのですが、先ほどお越しになる前に横田参考人から生活相話の話が、反省会ですね、北朝鮮の土曜日にやっている話がありまして、

1:33:11

それで、一人一人の人間をきちんと、人民を把握しているがゆえに、情報はきちんと政府が把握しているということのご指摘をされました。そういった取り組みをしているということは有名な話でありますが、

1:33:29

私自身は、あるいは職場や学校や工場といったところでの総合監視のための学習会という形でやらされているということで、となったときに、何か問題が生じたときには、情報が共有されるということは当然のことなんだろうと思うのですが、

1:33:50

特に通信手段を持たないような極貧国で、いわゆる戸籍システムみたいなものがきちんと果たして機能しているのかどうかということについて、私自身は本当にそうなのかなというところも一部疑問もあるものですから、先生の知識の範囲で、人民がどの程度、国が把握できているのかということについて教えていただければありがたいです。

1:34:16

ご質問ありがとうございます。ご指摘のご質問は極めて重要であるのですが、残念ながら、極めてお答えするのが難しいという質問かと思います。と言いますのは、北朝鮮社会に関しての分析というのが、我々研究者の間でも極めて難しい。なぜならば、北朝鮮に直接行くということが、もちろん、全く難しい、行けないわけではないのですが、かなり制約があるし、

1:34:45

それから行ったとしても、調査その他が難しいということなので、今の北朝鮮についての北朝鮮社会の分析の主たる方法論と言いますのは、北朝鮮から脱北をしてきて、韓国に来た人たちへの情報を前提に分析するというのが主流かと思います。それを前提にしますと、やはりご指摘のとおり、監視システムということで、

1:35:13

今、一定程度機能をしていると考えるべきだと思いますが、それも、1990年代にかなり北朝鮮が食糧難をはじめとして、社会的混乱をきたしますので、それ以降、どれくらいちゃんと機能しているのかどうかが、ちょっとよく分からないというのは正直なところだと思います。例えば、脱北者が毎年出てくるわけですが、

1:35:38

我々のイメージでいうと、脱北者の残された家族が非常にひどい目に遭うのではないかというようなことが言われますが、それも実態もよく分からないということなので、やはり、戸籍システムそのものは私がちゃんとしているんだろうと思うんですが、それを監視している、監視ができているかどうかについては、ちょっとよく分からないと思います。ただし、日本から拉致をされた方については、これは北朝鮮にとって最重要課題ですから、

1:36:07

確かに小泉総理が包丁されるまではいい加減だった部分はあるかと思いますが、少なくともその時点では明確に把握をしていて、それ以降の動きについては、ちゃんと把握しているんだろうと思っております。もう一点、平岩参考人に確認させていただきたいのですが、非常に北朝鮮は経済的に逼迫している状況だということではあるのですが、

1:36:36

ロシアやウクライナの戦争、交戦状態に入って以降、ロシアと北が非常に関係性が近くなってきているということがあって、技術の交流というのももちろんやっていますけれども、昨日か今日のニュースで、北朝鮮の船舶が、いわゆる石油の密輸みたいなことをやっていて、それが状態化しているのではないのかといったような報道が流れていました。

1:37:05

そういった抜け道が結局いろいろあって、そのことで北朝鮮の資金がある程度継続的に持っている、持続しているということもあるのかと思うのですが、そこで質問は、今、日本が行っている独自の北朝鮮に対する経済制裁が、どの程度北朝鮮に対して影響を及ぼしているのかということについて、参考人はどのような分析をされているか教えてください。

1:37:33

御指摘のとおり、ロシアと北朝鮮が接近をしておりまして、とりわけ石油、エネルギーの部分については、従来以上にロシアから北朝鮮への提供というものがあるんだろうということが予想されます。ウクラナ以前からも、例えば中国であるとか、あるいはロシアからいわゆる背取りという形で、北朝鮮に対してエネルギー供給が行われてきたということは、おそらく事実なんだろうと思いますし、北朝鮮からすると、細々としたパイプを大切にしながら、これまで生き延びてきたということなんだろうと思いますが、ウクラナ以降は、それがかなり大きな形で行われているというのが、今の状況かと思います。先ほども少しお話ししたとおり、北朝鮮の体制が動揺することを懸念する国、

1:38:31

例えば中国であるとか、それから政権によっては韓国もそうですし、それからロシアも含めて、最後の最後まで追い詰めちゃいけないんだという国がありますので、日本が独自に経済制裁を行うということに関しては、私は一定程度効果はあると思いますけれども、北朝鮮の基本的な姿勢を大きく変えるほどの効果があるかと言われると、残念ながら、これは国際社会が強調した形でやらないと難しいわけですけれども、残念ながら、先ほどから繰り返しご指摘しておりますように、やはり追い込んではいけないという国がありますので、なかなか北朝鮮に対して効果的な制裁が行えないということだと思います。ただ、1点、日本からの贅沢品のようなものが入ってこないということは、おそらく北朝鮮に対しては一定程度、影響といいますか効果があると思いますが、

1:39:29

基本的な姿勢を変えるまでにはいたっていないということだと思います。

1:39:35

川井隆典君

1:39:36

時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。

1:39:39

船子康彦君

1:39:43

令和新選組、船子康彦でございます。私はARSという新興性難病の影響で人工呼吸器をつけており、声を出すことができません。パソコンにある音声読み上げと記書による大読で質問をさせていただきます。

1:40:09

私は2019年に当選後、一時期を除き、この拉致特別委員会に所属してきました。この間、政府に様々質問してきましたが、回答は差し控えるという答えを繰り返されてきました。外交上言えないことがあるのは理解をしています。

1:40:34

この後、国民の方が帰国されて以降、一人の拉致被害者も帰国できていない現状を踏まえると、残念ながら政府の取り組みは結果が出ていないと言わざるを得ません。そうした中、首相が最重要課題と繰り返すだけでは、国民の信頼は得られないのではないかと考えています。

1:40:59

長くこの特別委員会に所属していながら、解決に向けて力になれていないことを申し訳なく思いますが、少しでもお役に立てるよう、政府に働きかけられるよう、本日は参考人の皆様にご意見を受けたまわりたく存じます。まず、横田参考人に質問いたします。

1:41:26

岸田総理が4月5日掲載の日経新聞で、包丁について年内と言わず、できるだけ早い時期に実現しなければならないと発言したことを受け、4月26日の本委員会で、私は林大臣、上川外務大臣にできるだけ早い時期とはいつごろを意味しているのか、と質問しました。

1:41:53

答えは、差し控えさせていただきたいでした。ある意味政府の姿勢は一貫しています。この委員会の場で説明しないという点については、です。横田参考人は2023年の福井県の集会で、政府の交渉に対し人の命がかかっている。

1:42:19

成果が出なければゼロ点とおっしゃっておられました。成果を出せない、説明も十分にしない政府の姿勢について、率直な意見をお聞かせください。

1:42:32

横田参考人

1:42:36

ご質問ありがとうございます。またこの委員会で連日いろいろ取り組みをいただいておりますことを感謝申し上げます。ありがとうございます。

1:42:46

今のご質問につきまして、結果が出ていないことに対して、いろんなところどころ私は、政府の点数をつけるとすればゼロ点だと確かに申し上げております。結果が出ていないのでそれはもちろんだと思うのですが、一方で何もやっていないかというと、今回の日朝間での水面下交渉があったが故に、姫路城からの弾丸が出たりしていることを考えると、

1:43:13

総理はじめ、幹部が最重要課題として捉えて何かしらの動きを取っているんだろうと思っています。ただ結論が出ていないことには非常に歯がゆい思いもしますし、何やっているんだという気もありますが、かといって首相官邸の関係者にどんなに散らしても始まらないわけですし、

1:43:36

実際に動くのは官邸や国の関係者なので、そこは信じて動いていただくしかないですし、まかり間違って本当に違う動きを取ったりとか、ちょっとえっと思うようなことがあれば、当然私たちも強く発言することがあると思いますが、それは信じていくしかないかなと考えております。以上です。

1:44:00

佐藤船子 康彦君。

1:44:06

(船子)次に竹下参考人にお伺いします。竹下参考人には、2022年6月にも参考人としてご出席いただき、ご意見をお聞かせいただきました。今回もよろしくお願いいたします。

1:44:25

竹下参考人は、拉致問題の解決が一向に進まない中、家族会、会員の方々の高齢化が進み、非常に切迫しているかと存じます。2年前にご出席されて以降、政府が差し控えると答えて何も説明しない姿勢は全く変わっていません。成果も出ていません。

1:44:51

竹下参考人は、今年2月、国連、人権、公党、連務官事務所、総理事務所でスピーチをされたとお聞きしています。一方、先月20日には林大臣と面会をされました。海外での発信と政府への働きかけ、この2つを通じ、国内と海外での反応や対応に違いや差を感じた点はありますでしょうか。国際社会に特定失踪者、家族として、あるいは家族会として訴える場が今までほとんどありませんでしたので、

1:45:39

その点につきましては、これから何ができるかと毎回探しながらしておるところでございますが、先立て5月20日にも林官房長官、安藤大臣とお面にかかっておりに、先ほど私が申し述べたこととほとんど同じようなことを要請文としてお願いしておりました。

1:46:03

だからそういった点では、できることを私たちとしては、とにかく成果を出してほしい、結果を出してほしいという願いでお願いしているところでございます。

1:46:24

佐藤ふなご 康彦君

1:46:28

(ふなご)次に平岡参考人に伺います。2024年4月の朝日新聞のインタビューで、北朝鮮から自ら情報してまで日本と交渉したい動機は見当たりませんと話されていました。

1:46:48

ご分析を拝読しますと、岸田総理が言うような、年内と言わず、できるだけ早い時期に実現しなければならないという目標には非常に高いハードルがあるように考えます。平岡参考人は、

1:47:07

北朝鮮の狙いを日本との交渉の唯一にして、最大の目的は国交正常過後の経済協力と述べてもらえます。こうした状況で、できるだけ早い時期の実現という高いハードルを超えるため、政府にはどのような姿勢が求められるかについて、改めてご意見をお聞かせください。

1:47:31

平岡参考人

1:47:34

ご指摘のとおり、私は北朝鮮が日本との関係正常化を目指す最大の目標は、国交正常化の後の経済協力ということだと思います。これは、2002年の日朝平安宣言で設定された枠組みをいかに実現していくのかということかと思っております。

1:47:58

しかしながら、現状、なかなか国交正常化というのが北朝鮮からすると見えない状況ですので、日本政府としては、ご指摘のとおり、極めてハードルが高いということになるのだろうと思います。ご案内のとおり、例えば、2018年に北朝鮮は韓国、それからアメリカ、さらには中国と首脳会談を繰り返しましたが、残念ながら日本との間の首脳会談はございませんでした。

1:48:27

おそらく、2018年の段階は核問題が焦点であって、日本との国交正常化というものがまだ順番として視野に入っていなかったんだろうと想像されるのですが、その際にも、例えば、トランプ大統領などから北朝鮮に対して日本の意向は再三にわたって伝えられていると聞いておりますが、

1:48:52

やはり、北朝鮮からすると残念ながら、日本との国交正常化の道筋が見えないということなので、やはり積極的に出てこないということでしょうから、日本政府としては、もちろん、今の個別の拉致問題であるとか、核ミサイルの問題の個別の問題の先に、明確に国交正常化があるということを示す。

1:49:14

国交正常化に至る道筋を明確に示すことによって、こうした条件をクリアすれば、あなたたちが必要としている国交正常化の後の経済協力を得られるのだという、その絵姿を明確に見せることが必要になってくるのだろうと私は考えております。

1:49:35

佐藤うなごやすひこ君

1:49:45

【佐藤】ありがとうございました。非常に貴重なご意見を伺うことができました。

1:50:03

これで質問を終わります。以上をもちまして、参考人に対する質疑は終了いたしました。参考人の皆様に一言、御礼申し上げます。参考人の皆様には長時間にわたり、貴重なご意見をお述べいただきまして誠にありがとうございました。委員会を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。

1:50:31

本日はこれにて散会いたします

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