19:40
(挙手)これより会議を開きます。理事辞任の件についてお分かりいたします。理事足立康史君から、理事辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。引き続き、理事補欠宣言の件についてお分かりいたします。ただいまの、理事辞任に伴う補欠宣言につきましては、選例により委員長において指名するに御異議ありませんか。御異議なしと認めます。それでは、理事に遠藤亮太君を指名いたします。厚生労働関係法基本施策に関する件について調査を進めます。この際、お分かりいたします。本件調査のため、本日参考人として、独立行政法人国立病院機構副理事長大西智博君の出席を求め、意見を聴取し、また政府参考人として、内閣府規制改革推進室次長渡辺幸徳君、警察署長官官房審議官和田香織君、消費者庁審議官与田岳君、子ども家庭庁長官官房審議官黒瀬俊生君、消防庁審議官鈴木健一君、文部科学省大臣官房審議官淵上隆君、大臣官房審議官森貴之君、厚生労働省大臣官房医薬産業振興医療情報審議官内山博之君、厳政局長浅沼和成君、健康生活衛生局長大坪裕子君、健康生活衛生局感染症対策部長佐々木雅宏君、医薬局長上勝文君、労働基準局長鈴木秀次郎君、労働基準局安全衛生部長小林陽子君、職業安定局長山田雅彦君、雇用環境均等局長堀井那津子君、保健局長伊原和彦君、政策統括官金間人志君の出席を求め、説明を 聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。(なし)御異議なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
22:22
はい。本命党の吉田久美子です。まず冒頭、一昨日の早朝、野党地方を震度5強の揺れが襲いました。それによって被災した家屋の倒壊も起こっております。先月、厚労委員会の視察で、涼市や和島にも行かせていただきましたけれども、被災地の皆さんの不安は計り知れないとお察しします。心からお見舞いを申し上げたいと思います。この一緒に視察された委員の皆さんからも、同じような発言がありましたけれども、災害救助法の中に福祉を位置づけるべきということ、昨日公明党の災害法制見直し検討委員会も初会合をしたところでありますけれども、これはぜひ進めていただきたいということを、まず冒頭、申し上げさせていただきたいと思います。1点目に、働く前に労働法制や社会保険制度について学ぶ機会をということで、お話をさせていただきたい、質問をさせていただきたいと思います。先日、熊本で社会保険労務士協会の方からご意見を伺いました。アルバイトや就職など、社会に出て働く前に働く側の権利や心構え、社会保険制度などを学ぶ機会が欲しいと、保護者の皆様からのご要望を受けて、長年、小学校、中学校、高校、短大大学、特別支援学校、また、少年院にも出向いて、社労士協会独自で和服サポート事業と目打って、出張事業等を行ってくださっていて、大変喜ばれていると思います。大変喜ばれているということでありました。大事なことだなと思いました。コロナが明けてから一気に、人手不足の問題がどの分野においても深刻になっております。ブラック企業という言葉が聞かれることは減ったように思いますけれども、表向きはホワイトでありながら、ブラックの働き方を強要されている事例はまだ残っております。まだ成人して間もないような若い人たちが、闇バイトに吸い込まれて、犯罪に手を染めてしまい、まさに闇に落ちてしまうような事件には、本当に胸がつぶれる思いがいたします。先日、福岡のある女性から相談がありました。新卒採用された会社で、小さいところなんですけれども、働いていたときに、不人家系の病気になり、治療をしたけれども、今も若いときの不人家系の病気が原因で、リンパ不趣の症状で苦しんで、その症状を抑えるための医療費が相当長年かかっているということでした。障害年金の申請をしたところ、その当時、残念ながら保険料を納めていないということで、利用できませんと言われて、愕然とした。そもそも雇用保険の仕組みや社会保障制度も知らず、入るべき保険に加入していなかったことも知らなかったということで、その未加入の数ヶ月のせいで、これほどの不利益が自分の人生に降りかかってくるとは、思いもしなかったということでした。税や社会保険の仕組みは、共生社会を支える土台であり、また、いざというときに自分を守り、また人を助けるものであるということ、そして自分が困ったときには、社会保障の制度を堂々と使っていいものだということを知ることによって、税や社会保険料を負担と捉えるのではなく、共生社会の一員として安心して生きていけるツールであり、守り守られる権利として、我がこととして認識を進めていくことが重要と考えます。これからの社会を担う若い人たちが自己実現につながる働き方の選択に資するように、社会に出る前の高校等において、労働関係法令や社会保障の意義や仕組みを、当事者意識をもって理解しておくことは重要だと考えます。高校等の教育現場の実態を踏まえなければなりませんけれども、若い人たちが社会に出る前における労働法の教育や社会保障教育については、一層の取組を推進すべきであり、さらには困ったときにアクセスがしやすい制度にしていく必要があると考えますけれども、いかがでしょうか。
26:32
お答えいたします。高校生などの若い方々が労働関係法令や社会保障に関する知識を身につけることは、さまざまなリスクを直面するこれからのアクセス提示において、自らの選択に基づき、安心して生活していけるようにするためにも非常に重要であるというふうに考えております。このため、まず労働法の教育につきましては、高校生等が自己実現につながる働き方を選択できるようにすることや、職場でのトラブルを防止解決することを目的として、困ったときに相談することのできる窓口も掲載した学習教材等の高校等への配布、また、都道府県労働局の職員の各教育機関への講師派遣、こういったことを行っているところでございます。また、社会保障教育につきましては、若い世代が社会保障の意義や仕組みを理解し、必要な制度を活用できるということにするとともに、社会保障の担い手として統一性質を持っていただけるよう、高校生向けの教材やモデル事業を盛り込んだ指導者やマニュアルの作成・周知を行うなど、取組を推進しております。特に現在、教員の方々、まさに現場で働いていらっしゃる教員の方々の御意見を丁寧に伺いな がら、先生御指摘の困ったときにどこにアクセスすればいいかという点も含め、現場の実情を踏まえた周知の方法、教材の内容の充実、こういったところを図っているところでございます。引き続き、教育現場の実態を十分に把握しつつ、関係省庁とも連携しながら、若い方々に制度の意義や内容がしっかりと伝わるよう御指摘を踏まえ、取組を進めてまいりたいというふうに考えております。
28:02
しっかりお願いをしたいと思います。次の質問に行きます。女性の健康増進についてでございます。経済産業省の試算によると、女性特有の健康課題によって3.4兆円という経済損失が生じていること、そのうち1.1兆円は適切な措置で減額可能ということで、適切な医療につながることで、離職や職務離脱等を防げることは、事業者また本人のメリットになります。月経困難症や高年期障害等、女性特有の健康課題について、適切に事業者が女性を雇用する上で配慮し、適切な医療につながるよう促すことは、労働法制の上で事業者の義務と考えていくべきではないかと思います。女性の就業率の増加に伴って、女性の健康課題の重要性が高まる中で、女性版骨太2023の方針で示されているように、労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断の各診断項目に関して、女性特有の健康課題について、適切な対処や医療にアクセスができるよう、問診項目を増やす検討が厚労省の中でなされておりますけれども、ぜひ、項目追加を進めていただきたいと考えております。今の国の検討状況と、今後の方向性についてお伺いしたいと思います。
29:28
まず、吉田久美子委員におかれましては、女性特有の健康課題につきまして、熱心にご質問をいただいております。この5科門の、授業主健診への女性の健康に関する問診項目の追加につきましては、女性版骨太方針2023等を踏まえまして、昨年12月に立ち上げました労働安全衛生法に基づく、一般健康診断の検査項目等に関する検討会において、労使の代表や産業医学の専門家等により、ご議論をいただいているところでございます。この検討会は、これまで既に3回実施をさせていただいているところでございます。女性が安心して健康で働き続けられる環境を整えることは、大変重要な課題であると認識をしておりますので、引き続き、労使の専門家等の意見を聞きながら、しっかりと検討してまいりたいと、そのように思っております。
30:32
これは、しっかりと女性を守る対策、労使ともに、しっかり進めていただければと思っております。無痛分娩についてお伺いいたします。国が進める共働き、共育て、出産後の母子のケア、そして子育て支援の充実はもちろん重要でございますけれども、この出産そのものについても、見ていくべきではないかというふうに思います。妊娠治療の末、先日やっと二人目を授かって、四十代で出産された方のお話を伺いました。家族経営の未然なので、仕事に早めに復帰せざるを得ず、初めて無痛分娩を選択をされたそうでございます。驚くことに、本人が言われるには、二十代で出産をしたときよりも、今回の出産の方が、はるかに体への負担が軽く、回復も驚くほど早くて、無痛分娩を選択して本当によかったと。世界では既に当たり前になっている国もあるのに、なんで日本ではもっと広まらないのか。出産の痛みを耐えて こそ母親になる、その真意は、これは女性にもいまだに信じられておりまして、本当は無痛分娩がしたくて、この産委員を選んだのに、六十代、七十代の母親に反対をされて、諦めたというような話も、実際その方からもお伺いを聞いた話としてお聞きしました。そもそも無痛分娩は安全なのか、不安心する声はかなり多くあります。先日厚労省よりレクを受けましたけれども、最新のデータで、どのくらいの妊婦が出産を契機になくなっていらっしゃるのか、またその一番多くを占める真意は何なのか、そのうち無痛分娩が直接の原因で亡くなっている方は何人いらっしゃるのか、この正確なところをお聞きしたいと思います。
32:35
お答えいたします。日本産婦人会会によりますと、2010年から2022年までの間においては、妊産婦の死亡が583例報告されております。その死因につきましては、分娩時及び分娩後の大量出血が18%、頭蓋内出血高速が14%と、出血関係が最も多くの割合を占めております。また別の報告では、2010年から2016年までの間に、妊産婦の死亡が271例報告されており、このうち無痛分娩を行っていたものは14例、5.2%、このうち無痛分娩において使用した麻生が直接的な原因となったものは1例であるとされております。
33:19
1例ということなんですよね。これは実態がなかなか世間には伝わっていない現状だと思います。どこまでも母子の安全第一で、出産が最優先であり、最もリスクの少ない出産が保険的を進める上での根幹の条件であることは論を待ちません。どのような出産を選択するかはもちろん本人の自由でありますけれども、女性活躍を国が進めるのなら、安全を確保した上で、経済的負担を軽くし、無痛分娩を選択しやすくしてほしいとのお声に答えるべきではないかと思っております。女性が安全、安心な無痛分娩を選択できる医療体制を確保するとともに、無痛分娩に対する経済的な支援を進めるべきではないかと考えますけれども、いかがでしょうか。
34:11
無痛分娩につきましては、委員もご案内のとおりですね、膨膜外麻酔等を行います。従いまして、母子の心身の安定・安全の確保を図ることがまず重要でございます。従いまして、この分娩を取り扱う医療機関において、安全な無痛分娩に向けた対応を講ずることが望ましいと考えております。このため、無痛分娩関係学会、団体連絡協議会、通称JARAとも連携しまして、2018年度から安全な無痛分娩を実施する医療機関の情報を広く公開をし、また、麻酔を実施する医師の確保などの取組を進めているところでございます。経済的負担の軽減という観点からいきますと、昨年4月から出産一時金を42万円から50万円に大幅増額をいたしました。また、先週からですね、開始をしたんですが、この出産費用の見える化のために、無痛分娩の実施の有無も含めた、医療機関等ごとのサービス内容や出産費用の状況などを公表する、出産ナビの運用を始めたところでございます。引き続きまして、この安全な無痛分娩を選択できる実施体制を含め、妊婦の方々が個々の考えや希望に基づいて、安心安全に出産できる環境の整備に取り組んでまいります。
35:39
よろしくお願いいたします。最後の質問にします。新生児マスクリーニングの2週間追加についてであります。昨年12月にも本委員会で質問をさせていただきました。これは子ども家庭調の案件でありますけれども、この機会に質問をさせていただきたいと思います。スキッド、重症、複合免疫不全症とSMA、脊髄性菌縮小、どちらも早期発見が鍵で治療の有効性が認められており、抗皮負担が2週間に加えて、拡大新生児マスクリーニングが将来的に抗皮負担で行われるべきだと考えます。スキッドの赤ちゃんが定期予防接種であるロタウイルスのワクチンを打つと、重篤な副反応を起こすということでありますので、ロタウイルスワクチンが近期となっておりますけれども、そもそもスキッドかどうか、新生児のときにスクリーニングを受けないとわからないわけでありますので、ロタウイルスの定期接種かと同時に、抗皮でスクリーニングを個人負担なく受けられるように、いち早く抗皮で全国実施すべきであると考えます。国は現在、実証事業を補正予算10億円を含ん で行っており、必要な知見や体制が得られる次第、早期に全国展開を目指したいとの答弁を得ましたけれども、今の実証事業の状況についてお伺いします。
37:04
お答え申し上げます。ご指摘の西医官に関しましては、新生児がスクリーニング検査の対象に新たに追加する優先度が特に高いと考えられますことから、モデル的に実証事業を実施する旨、ご指摘いただいたとおり、昨年12月の質疑でお答えをさせていただいてございます。その後の状況でございますけれども、令和5年度におきましては、21の県及び政令市におきまして、実証事業を実施いただいたところでございます。また、令和6年度、本年度におきましては、さらに多くの自治体で実施いただけるように引き続き、実証事業を実施することといたしておりまして、現在自治体の公募に向けて、子ども家庭庁で手続きを進めているところです。併せて、子ども家庭科学研究におきまして、地域における検査診療体制の整備状況の把握等を行う調査研究を実施してございまして、実証事業と連携しながら、必要な知見データの把握や体制の確保を図って、早期の全国展開 を目指してまいりたいというふうに考えてございます。
38:00
以上で質問を終わります。よろしくお願いいたします。
38:18
25分間質問をさせていただきます。ちょっと時間がかけられていますので、早口になることを許しください。また答弁も簡潔に短くお願いできたらと思います。まず何よりも、今回中島理事、はじめ岩屋党の理事の皆さん、地方党派の皆さんのご尽力 によりまして、今日の配付資料にも入れさせていただいておりますが、決議ですね。この2ページにございますように、介護障害福祉分野の人材の確保及び定着を促進するとともに、サービス提供体制を整備するための介護障害福祉従事者の処遇・改善に関する件という決議。うまくいけば、今日これが全会一致で採択されるのではないかと思います。委員長をはじめとして、ここに至るまでご尽力いただきましたことに心より感謝を申し上げます。そして、この決議がどれだけ高速力、実効性があるのかというのは、それはまた別の話なんですけれども、何としてもこの物価高の中、また今までから介護職員、障害福祉職員の賃金が安い中、また今回特にホームヘルプ訪問看護事業所では基本報酬も記載がなかった中で、この職務改善や支援は待ったなしだと思います。ついては、具体的に質問通告通りお聞きしますが、この物価高の中、時期改定の3年を待たずに、介護報酬や障害福祉報酬引上げや事業所への新たな補助金、職務改善加算の増額の可能性はあるのか、補正予算や来年の予算でこの決議をもとに検討すべきではないか。いかがでしょうか。
40:01
まだ決議が採択されていない現段階でおコメントさせるのを控えさせていただきたいと思いますが、この段階で内容に関するお答えとしてではなくて、一般論として、政府として決議の内容を尊重して対応していくべきものだということは、まず申し上げておきたいと思います。その上でご指摘のように、過去には消費税率の変更のような大きな社会経済環境の変化があった場合や、それから政策的に職務改善を行う場合に、臨時的な改正を行った例がございます。一般論としては、報酬改定について、改定による影響を十分に調査・検証するとともに、これは頻繁に介護報酬等の内容が変わるようなことによって、現場の負担、それから保険料や利用者負担への影響などを考慮して、これは丁寧に検討すべきものと考えます。いずれにせよ、今般の介護報酬改定等における対応を通じて、まずは令和6年度2.5%のベースアップを実現するために、この職務改善加算の取得や、それから賃金等の状況について、しっかりとフォローアップをしつつ、職務改善加算の取得促進に全力を尽くしたいと思います。
41:16
今から16年前、2008年ですね、今日と同じような趣旨の議員立法が超党派で成立をして、そのときは今おられます田村先生にも大変ご尽力いただいて、超党派でそのときも成立させたんですけれど、その結果、翌年から職務改善加算がスタートをしたということでありまして、たまたまそのときの担当の政務官は私でありましたけれど、そういうふうに今までから超党派での合意によって予算がついたり、新たな制度ができるといういい前例がありますので、ぜひとも今回のこの決議、仮に採択されたらですね、されると思いますが、ぜひともそういう結果につながるものにしていきたいと思っております。ついてはですね、今年の9月以降、介護障害者現場の検証の結果をまとめるということですけれど、来年度予算に向かって阻止する必要がある可能性が十分ありますので、ついては11月、12月に介護現場、障害福祉現場大変だとわかっても、来年度予算に間に合いませんので、ぜひこの検証の結果は10月末ぐらいまでにいって取りまとめる必要があるんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
42:25
今般の介護報酬会見の影響等については、介護事業経営実態調査をはじめ、各種調査担当を通じて、利用や事業者の状況の把握を行うこととしております。具体的には、介護においてまず、職務改善加算の4月の申請状況を、5つの自治体の協力のもとにサンプル的に確認したところ、昨年3月から今年3月にかけて、また今年の3月から4月にかけて、加算の取得申請が進んでいる傾向があります。これは大変好ましいと思っております。これは、協力をいただいた自治体の離島や中山間地域などでも、同様の傾向にあるということを確認させていただいております。引き続き、加算の申請状況について、正確な把握は行います。また、介護については、6月頃に実施予定の調査において、地域の特性や事業所の規模等を踏まえまして、社会資源が十分でない地域を中心に、小規模な事業所を含め、サービス提供の実態を総合的に調査する予定でございます。この調査に当たっては、介護給付分科会の議論も踏まえて、この調査の設計をすることとしており、この準備については、できる限り早く早急に取り組みます。
43:41
まとめになりますが、今日2時以降に、この決議が採択されたらということですけれど、改めまして、今まで以上に介護障害者の職員の職務改善に取り組むという、そういう決意をお聞かせいただければと思います。
43:59
改めて、決議の内容について、今の時点では申し上げることはできませんが、この賃金を引き上げて、そしてできる限り、各企業関係の賃金との格差というものを、できる限り縮小していく。そして、この介護分野における労働者の確保というもの を、より確実にしていくということについては、常に怠りなく対応していかなければならないと、そう考えております。
44:33
今日こういう決議を、前回期で採択されそうだということは、非常に重要なことであります。そういう意味では、もちろん野党も頑張りますが、与党の議員の方々におかれましても、ぜひとも、これの結果が出るように、一緒に頑張っていければと思います。また続きまして、今までから介護職員の賃上げのときには、保育士さんの賃上げもセットでやってきたということがございますけれど、これ2012年、今から12年前に、自民公明当時の民主党で賛同合意をしまして、保育士さんの審議配置基準、例えば一歳児は6対1から5対1にするという賛同合意をしたのが2012年で、それから12年も経って、私毎年これ質問してるんです、12年間。何とかもう来年ね、来年度から5対1に引き上げていただきたいということと、配置基準引き上げても保育士さん今不足してますから、やはり保育士さんの職務改善もセットでやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
45:34
お答え申し上げます。安心して子どもを預けられる体制の整備、これが大事でございますので、一歳児の保育士の配置基準につきましては、子どもを見がい戦略におきまして、2025年度以降、保育人材の確保等の関連する施策との関係も踏まえつつ、加速化プラン期間中の早期に6対1から5対1へ改善を進めることといたしてございます。具体については今後の予算編成過程において検討してまいります。また、配置基準の引き上げに伴いまして、保育士の人材確保が課題になってまいりますが、その際に人材を確保する上で、保育士の処遇改善が大変重要な課題となってございます。保育士の処遇改善につきましては、平成25年度以降、継続的に取組を行ってきており、現在では直近において令和5年人事陣勧告を踏まえた対応として、5%を上回る工程科学の人件費の改定を行って、累計23%プラスの給与改善を進めてきております。また、これとは別に、技能経験に応じた月額最大4万円の給与改善も平成29年度から行っているところでございます。今後、子ども未来戦略を踏まえて必要な配置改善や民間給与動向等を踏まえた、さらなる処遇改善の対応を行うとともに、こうした処遇改善の取組が現場に効果的に行き渡るように、費用の使途の見える化等によって職種別の賃金改善の状況等を明らかにするなど、透明性の向上も図ってまいりたいと考えてございます。
46:53
ぜひ早期と言っているわけですから、来年度から実施をしていただきたいと思います。黒瀬審議官、それではもうお帰りいただいて結構です。ありがとうございます。それでは次に、悪質ホストクラブの質問にさせていただきたいと思います。まず何よりも、今日の配付資料にも入れさせていただきました。先日、瀧美大臣が、本当に悪質ホストの被害者の方々、配付資料11ページにありますけれど、被害者の方々、またそのお母さんの方々支援団体、整防連やPAPSの皆さん方と大変お忙しい中、1時間も時間をとってお話を聞いていただきまして、本当にいくら御礼を申し上げても足りません。そういう中で、どういうお話を聞いたのかというと、当日参加された方のプロフィールが今日の配付資料に入ってございますので、ちょっと御説明したいと思うんですね。4ページにあります。瀧美大臣はもちろん覚えていられると思いますけれど、あるお母さんのお話は、娘さん、当時20歳、悪質ホストクラブに通ったせいで、1200万払えと言われた女子大生ですよ。1200万。これトータル、結果的に8000万円請求された。これどう思われますか。桁として。やはりこれはちょっと看過できない問題であります。それでこれは配付資料には入っていませんけれど、歌舞伎町や警察や聖母連がこういうチラシを作っているんですね。ストップ、悪質売りかけ被害、恋は嘘で始まって嘘で終わる。被害にあったら相談をとおっしゃっているんですけれどね。もちろんこのチラシも有効なんですけれど、被害にあってからでは遅いところがあるわけです。そしてまた次の相談者、愛さんのお母さんですね。大学生の娘さんは、やっぱりアルバイトの女性から気軽に誘われて行ってしまったら、そこでホストと付き合いだしてしまったと。その結果、売りかけ金の返済のために風俗で働かされて、それをやめろと親は言いますよね。それは女子大生だったわけですから。そしたら、もうやめろと言うんだったら利用でるということに出てられて、今は行方不明です。セーブロイヤー・パップスの 話によりますと、こういうホストとの関係で行方不明になっている若いお嬢さんというのは、数百人か下手したら数千人規模で日本中にいるのではないかと。だから私も娘が行方不明だという相談を受けております。全国のどこかのソープランド街か風俗街で働いているんでしょうけれども、その儲けは全部ホストが吸い上げていくということなんですね。それで最初のSさんの娘さんも、じゃあ何でそんなホストクラブに行ったんだというと、巧妙なんですよね。普通にマッチングアプリで知り合って、マッチングアプリでは会社員として来るわけですよ。それで何回か会って付き合ってから、男女の関係になった後、実はアルバイトでホストやってるんで一回来てくれないかと来るわけですよね。これはマニュアルがあるわけです。隠して接近して付き合って、結婚の約束して、その後10万のシャンパン、100万のシャンパンを頼ませるように。3人目の方ですね、この方も竹見大臣に直接話を聞いてくださいましたけれど、相談者Aさんはマカオに海外盤州に行かされた。結婚しようと言われ続けてて、行くように脅された。結局2500万円、トータル売りかけや支払いがあったということで、この方については次の7ページの東京新聞、マカオで売春10日間幸せにするの言葉を信じたら、女性は歌舞伎町のホストに完全に騙されたということなんですけれど。私も、津住金目議員とも一緒に歌舞伎町の調査に目指してもらいましたし、今まで十数回、この1、2ヶ月も4、5回行って被害者の話、私もこういう質問をする以上は聞き続けてるんですけれど、やはりこういう被害に遭った方っていうのは、最悪の場合は自殺をされます。騙されたっていずれ分かるわけですから。飛び降り自殺は非常に歌舞伎町は多いですよね。あとメンタルがやられて、入院しちゃって立ち上がれなくなる人、あるいはマンションの5階から飛び降りて、そして亡くならなかったんですけれど、騙されたと気づいてショックで飛び降りて亡くならなかったけど、今も入院されてる方、悲惨なケースがたくさんあります。このようなことの相談について、武美大臣は女性相談所の相談窓口において、こういう悪質な、全てのホストがダメだとは言いませんけれど、こういう一部の悪質ホスト、ホストクラブの手口について、研修を聖ヴォレンさんやパップスさんの専門家などからしてくださるということを先日おっしゃっておられましたけれど、その件は今後いかがなりますでしょうか。
52:24
私も直接当事者 や聖ヴォレンの方、あるいは被害者のお母様などとお会いをして、お話を伺ってですね、本当に女性の心をもてあばそんで、それによってこうした、売春行為にさせてしまうとか、ちょっともう失徹に尽くしがたいようなことが、ああいう形で本当に現実に起きてるんだと。これはもう全く我々としては看過できない問題だということを改めて確認させていただきました。それでその場でですね、担当者の局長及び担当者たちに対して、この今現在において、この相談窓口になっております、この女性相談支援センターの悪質ホストクラブの問題について、担当者たちがもっと深くその状況について認識をして、そして心のケアの専門家、専門機関などとも連携をして対応することの重要性というものを認識して、そうした対応ができるように指示をいたしました。で、悪質ホストクラブに関する注意喚起、それから周知啓発の強化、これのほかにですね、被害者の支援をされている民間団体と連携した研修の実施、それから女性相談支援センターと精神保険福祉センターなどとの連携推進による、この相談体制のさらなる強化というのを指示したところでございます。で、この民間団体と連携した研修に関しましては、今月中に女性相談支援センター及び女性相談支援委員を対象とした研修を実施したいと考えておりまして、民間の支援団体、これは聖ヴォレントパップスですがありますけれども、そこからも具体的な 相談対応事例等の説明をしていただくことになっております。この悪質ホストにおいて、女性が多額の借金をされ、この賠償等強要されていることは、これはもうあってはならないことでありますので、これ引き続き民間団体、関係機関、各省庁と連携しながら、この悪質ホスト対策については徹底的に対応していきたいと思います。
54:41
私もこういう重要な一般質疑の中で、この悪質ホストの問題を質問するのは躊躇するところがあるんですけれども、あまりにもひどすぎるというか、人権無視ということを言わざるを得ないんですね。偽りの愛を売り風俗に落とす計算づくのホスト。マニュアルがあって、組織ぐるみで、18歳の19歳の女の子が店に来たら、多額の売りかけを背負わして、そうしたらもう風俗買収で働くしか返せない。そのストーリーを描いて、若い女の子だったら、こうやって回収できるなということで、そこに話し合い越しの方が付き合おう、結婚しようという、そういう話を絡めてきて、女性の心をつかんだ上で逃げられなくして、結婚するんだから100万のシャンペン入れてくれよ。こういうふうな手口なんですね。残念ながら、CNNとか先週CNNでもこの問題が報道されまして、海外売春が増えていると。日本では若い女性が、ホストの借金返済のために世界に行って買収をしているということが、残念ながらCNNや先日エコノミスト、イギリスの雑誌でも報道されて、これは本当に日本の国これでいいのか、というそういう問題にもなっております。そこで警察庁をお伺いしたいんですけれど、先ほども言いましたように、悪質の売りかけ金、被害にあったら相談してください、というのでは私は遅いんではないかと思うんです。最大の被害者救済は予防なんです。多額の売りかけ金をかけられないようにしないと、だめだと思うんですね。そういう中で私たちは、来週、悪質訴訟被害防止法案という、銀利法を提出したいと考えておりまして、これは風俗営業法、風営法を改正してですね、遵守規定に支払い能力をはるかに超える売りかけ金、例えば女子大生に300万のシャンペンとか1000万の売りかけ金って、どう考えてもおかしいですよね。どう考えたって。やはりそういうものに対して、支払い能力をはるかに超える売りかけ金、さらにも負わせない廃料規定を、こ の遵守規定に追加することにより、職業安定法違反の風俗や売収への圧戦の入り口でハードルを設けて防止する、そういう趣旨の銀利法を提出しようと思っております。もちろん他党の皆さんにも賛同を呼びかけて成立を目指すわけですけれど、ぜひこういう趣旨を受け止めて、警察庁におかれましてはですね、多額の売りかけ金の防止というものを、今まで以上に厳しく取り締まっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
57:24
警察ではこれまでもホストクラブに対し、多額の売りかけ金を回収するために女性客に売春をさせるなどして、ホストが検挙された事例があり、このような売りかけをさせること自体が問題とされていること、警察は違法行為については厳正に対処すること、消費者契約法では、いわゆるデート処方等にあたる契約は取り消しを得ることなど、売りかけ金等に関する注意喚起を行っているところです。議員立法につきましては、まずは国会において御議論いただくも のであり、政府の立場からお答えをすることは差し控えますが、売りかけに関するものも含め、ホストクラブやその従業員に違法行為がある場合には、厳正な取り締まりを推進するとともに、違法行為がホストクラブの営業に関して行われている場合は、風営的正化法に基づく営業の取消しや停止といった行政処分を行っているところです。引き続き関係機関とも連携しつつ、違法行為に対する厳正な取り締まり、風営的正化法に基づく行政処分、効果的な広報啓発、注意喚起等の各種取組を進めてまいりたいと考えております。山井和則君 警察庁の辻木長官が昨年には19年ぶりに株式庁視察に行っていただいて、警察庁も頑張っていただいていることに心より感謝したいと思います。ただそのホストの、悪質ホストはですね、本当にその上手を言っているひどさでありまして、ここにもありますように、ホストクラブで16歳の高校生に酒を提供して、600万円売りかけ金を差した。高校生に600万円ですよ。これ当然買収に差した。残念ながら、これ氷山の一角なんですね。それで、私も時々行って被害者の話を聞いていますが、先日もお目にかかった18歳の女の子が、結局妊娠してしまったとい うんですね、18歳の女の子が。ホストクラブに通っていて。それで売りかけ金があって、ホストに買収しろと言われて、その買収の中で誰がお父さんかわかんないけど、妊娠したと。もちろん駐車するということで、早く駐車しないとダメだというふうな相談にもならしてもらったり、あるいは18歳の女の子がホストクラブでお酒を飲まされて、売りかけ金をかけられている。それで返せと言って、ホストから追いかけ回されていると。それとか19歳の女の子は、売りかけ金を背負わされて、つらくなってビルから飛び降りて、6階から。なんとか生き延びて私の話を聞きました。私ね、これ民放改正があったわけですけれど、成人年齢引き下げられたんですね。でも警察にお伺いしたいんですけれど、実際歌舞伎町では18歳、19歳は入店を自粛するみたいな、そういうふうな方針も出ておりますけれど、そもそもホストクラブってお酒をガンガン飲む場なんですよね。そこに18歳、19歳の女の子を入れて、残念ながら飲んでいるケースも多いですよ。それはチェックできない。だからやはり、歌舞伎町でも18歳、19歳は自粛せよという話が出ているぐらいですからその18歳、19歳の方のホストクラブへの入店を禁止なり規制なり、なんかすべきじゃないですか。私も18歳の女の子から妊娠しちゃったんです。どうしましょう。あるいは売りかけ金、お酒飲まされて、シャンパン入れされられて、その取りたてにホストや怖い人たちから追いかけられてるんです。助けてくださいって言われてね。これやっぱり私、おかしいんじゃないかと思うんですよ。もちろん二十歳以上も危険ですけれど、そういう若い女性が今食い物になっているという現実が一部であるんですね。警察のお伺いしますが、この18歳、19歳のホストクラブへのお酒飲んだらダメなわけですから。立ち入りの禁止あるいは規制ということについていかが思われますか。
1:01:45
多額の借金要請をわせ、その返済の ために売春に追い込むことは女性客の年齢にかかわらず問題であると認識しております。さらに18歳、19歳については、風営的成果法において、営業所で二十歳未満の者に酒類またはタバコを提供することを禁止し罰則を設けているところであり、警察はホストクラブに対し、違法行為については厳正に対処することを注意喚起しているところです。ホストクラブにおける18歳、19歳の女性客に対する酒類提供については、例えば北海道警察や千葉県警察において19歳の女性客に酒類を提供した事案などを検挙しより、引き続き違法行為について厳正な取り締まりを推進してまいりたいと考えております。
1:02:37
ちょっと時間ありませんので最後に質問しますが梅毒ですね、この6ページ、残念ながら今東京、日本で若い女性の梅毒が急増しております。その被害者支援団体によると、悪質ホストの被害者の中の女性に梅毒の被害者が非常に多いと言うんですね。梅毒にかかってても梅酔いやめろと、梅酔いをやり続けろと脅されているという被害者の話も聞いたことがあります。
1:03:03
これやっぱり、エビデンスというかね、あれはないですけれど、竹見大臣
1:03:09
この、そういう悪質ホストの売りかけ金で風俗や梅酒に敷いていって、そこで性感染症として広がっているこういう悪質ホストというものも、一つの梅毒急増の原因の可能性がゼロではないかというふうな気がするんですが、そのことについて一言コメントいただいて終わりたいと思います。
1:03:35
あの梅毒の発生動向についてはいわゆる悪質ホストとの関連は、現時点ではまだ明確に確認されておりません。一般論としては、国立感染症研究所の分析によりますと新規の感染者のうち女性は20代に多く報告をされそれから患者の約4割が、性付属産業の従事歴があるものそれから男性は20代から50代までの幅広い年齢層で報告をされ患者の約4割に性付属産業の利用歴があるなど性付属産業との関連が示唆されていることは事実であります。梅毒増加の実態の詳細は十分に明らかではないということから厚生労働科学研究班におきまして、この梅毒患者に対するアンケート調査などを通じて梅毒感染のリスクの要因を把握するためにこの疫学的な研究を実施しているところでございます。この梅毒の蔓延を防ぐには、この梅毒に関する詳細な実態の把握とそれから検査と受検につながる、この啓発活動が重要でございますので疫学研究の結果を踏まえながら、こうした周知啓発に徹底的に取り組んでいきたいこういうふうに考えているところでございます。はい、時間が来ましたら終わります。ありがとうござい ました。
1:05:07
おはようございます。一見身一等の早稲田幸でございます。それではよろしくお願いいたします。まず、悪質ホストクラブ対策、被害防止について伺います。警察庁にまず伺いたいのですが、私たちはこの間、支援団体、それからまた先般、5月30日には被害者のお母様方、お二人からお話も伺いました。その中で先ほど山井委員の詳細な質問もございましたが20歳になった大学生、マッチングアプリで知り合って、そして半年間で2000万円の借金を背負わされているということでありました。そしてこれはマインドコントロールのような形で恋愛感情に慣らされているので別れるという気持ちもお嬢さんにないと、その中で風俗店で働かされる、あっせんをされる、そういうことがおっしゃっておりました。その中で非常にホスト、1人だけじゃなくてですね、劇場型で社会経験のない若い女性を借金付けにして、とてもとても1人で自力では脱出ができない状況になっていると。人身売買のような残酷なビジネスだということもおっしゃっておられました。それからもう1人のお母様に関して申し上げれば、やはり大学生で今行方不明と連絡が取れないということでありましてパップスさんや聖ヴォレンスさん支援団体は、最近本当に行方不明になっているホストクラブ関係の女性が多いということもお話をされておりました。その中で警察庁に置かれても非常にこの献挙を高めていただいていることを敬意を表したいと思います。昨年は11月12月でこのホストクラブの7割に当たる1729店舗に立ち入り検査をし営業停止を含む行政処分は203件、ホストの献挙数2月までには摘発したのは全国で28人ということではございます。これの厳正にいろいろ風営的整過法、それから売春防止法、職業安定法など全ての様々な法律を駆 使して厳正に対応していただいていることには敬意を表したいと思いますがその上でであります。こういう今の悲惨な状況を踏まえてこの入口規制ということをやはり山井議員もおっしゃっておりましたとおりで付け払い、この売りかけ金の返済に関して女性客に売春をさせた事案でホストだけでなく経営者の献挙、それから営業取消しの事案、これまでにどのくらいあったのか警察庁として把握している数字を教えていただきたいと思います。
1:07:52
ご質問につきまして、その件数を網羅的に把握しているわけではございませんが警察におきましては様々な法令を駆使してホストクラブやその従業員の違法行為を取り締まっており例えば本年2月宮城県警察において客の女性を政府続店に圧戦した事案についてホストクラブの複数従業員を献挙するとともにこれらと共謀していた店長についても献挙したほか東京都公安委員会がホストクラブの従業員が売掛金返済のために女性客に買収させていた事件を受け本年5月従業員が当時勤務していたホストクラブに対し風営的成果法の規定に基づく営業許可の取決処分を行うなどしているところです引き続きホストクラブやその従業員に違法行為がある場合には厳正な取締りを推進するとともに違法行為がホストクラブの営業に関して行われている場合は風営的成果法に基づく営業の取消や停止といった行政処分を行うよう都道府県警察を指導してまいりたいと考えております
1:09:09
今我ら審議官からいただきましたそうした数字をまとめていただいたのがこの1ページ目の資料にございますこれによりますと今今年に入っては風営的成果法等で22件のホストを被疑者とする検挙があるわけですけれどもなかなか経営者までということにおきましてはここに書かれているとおりで2件宮城県警とそれから警視庁ということだろうと思いますそれだけ本来は見せぐるみでチームでやっている犯罪であるけれどもなかなか難しいのではないかと私もこれを見させていただいて思いました特に公額債務それから公額請求自体というものは違法ではありませんのでこの悪質ホストの被害防止には大変ご苦労されているということも実態として私はわかったと思っていますその中でありますけれども昨年の11月9日参議院の内閣委員会でも国家公安委員長はおよそ返済困難な売りかけをさせることは私も常識的に考えて問題ではないかと考えていると答弁をされております被害を未然防止するためにはこの支払い能力をはるかに超える私力を超えた公額の売りかけ金などの債務を規制する何らかの措置が必要ではないかと考えますが警視庁としてのお考えを伺います
1:10:47
先ほども御答弁申し上げたとおりでございますが引き続き警察におきま してはホストクラブやその従業員に違法行為がある場合には厳正な取締りを推進するとともに違法行為がホストクラブの営業に関して行われている場合には風営適正化法に基づく営業の取消や停止といった行政処分を行うよう都道府県警察を指導してまいりたいと考えております早稲田幸君 そういうお答えだとは思いますけれどもやはりこの公額債務公額請求自体これが今抜け穴になっているところが私たちは大変問題ではないかというふうに感じておりますそのために来週立憲民主党としてこの議員立法としてこれをまず多額の売りかけ金これを規制するそうした法案を提出する予定でございますこの被害の急拡大におきましてはぜひ与野党の先生方にも御協力をいただきたいと切に思うところでございますがこうした売りかけ金のやはり入り口の規制が少しでもできれば警察庁としても取締りの一助大きな一助になるのではないかその効果があるのではないかと私は考えますけれどもそのことについての御見解をお願いいたします
1:12:12
議員立 法につきましてはまずは国会において御議論いただくべきものであり政府の立場からお答えをすることは差し控えさせていただきます
1:12:24
そういうことではありますけれども私たちはこれはやはり国会として立法府としてやはり皆様方はそれぞれ政府としてやっていただいているけれども私たちも立法府として穴をふさがなければならないそして被害が拡大している中で少しでも皆様方の警察の取締りにも効果があるような議員立法を提出して皆様の御協力を得たいということを申し上げておきたいと思います和田審議官ありがとうございましたここまででよろしければ御退出をよろしくお願いいたしますそれでは厚生労働大臣に伺います6月の3日に女性相談支援センターの全国共通ダイヤル#8778話そう悩みこれが運用開始をされました私も昨年12月6日にこのフリーダイヤルぜひやっていただきたいということをこのホストクラブ問題対策におきましても要望させていただいたわけですけれどもこの早くやっていただい たことを感謝を申し上げますその上でこの資料の方も御覧ください3ページですけれどもこれ運用開始します大変ありがたいと思っておりますがこの#8778を御利用できない場合は直接都道府県の女性相談支援センターにお電話くださいということでかけられないつながらないところが下の表に出ております固定電話からつながらないのが7件それからまた携帯のドコモからつながらないのも6件岩手新潟京都兵庫及田沖縄県これいろいろと都道府県も対策を進めてはいただいているんですけれどもその携帯電話の会社等の事情によってこういうことになっているという御説明ではありますがやはり私はこのせっかくつくっていただいた大臣先頭に立ってやられた共通ダイヤル全国の自治体でどの携帯からもつながるようにすべきではないかと考えますがその点についてそれからまたごめんなさい御一緒にこの携帯の携帯というかこのフリーダイヤルですけれどもそこのところの周知徹底のときにぜひこのアクシスホストクラブ問題にも対応します相談を今やっていますということを明記をしていただけないかと思いますがその点についていかがでしょうか
1:14:54
まずこの様々な困難を抱える女性の相談窓口である女性相談支援センターこの各都道府県に設置されておりますけれども相談者の利便性を図って相談のしやすい環境を整えるということのために全国共通の4桁の短縮ダイヤル#877これは話そう悩みということでありますがこれを導入をいたしまして今月より運用を開始をしておりますこの短縮ダイヤルというのは女性相談支援センターが使用する電話会社の種類によってこの一部には御指摘とおり利用できない地域があるということがわかりましたこれは電話会社の取扱いによるものであります短縮ダイヤルが利用できない場合は厚生労働省や各都道府県のホームページそれから各都道府県の女性相談支援センターの電話番号を公表しておりますのでこのお住まいの都道府県の女性相談支援センターに直接お電話をいただければというふうに考えておりますそれから悪質ホストクラブの問題については厚生労働省のホームページにも特設ページを設け相談窓口の案内であるとかそれから違法行為への中期喚起などを掲載しているのでありますがこの特設ページにも今般の短縮ダイヤルについて掲載も行っております