19:50
これより会議を開きます。国際情勢に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付のとおり、外務省大臣官房長清水文雄君、ほか17名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
20:15
質疑の申し入れがありますので、順次これを許します。島尻愛子君。
20:20
自由民主党島尻愛子でございます。本日は、質問の機会を頂戴いたしましたこと、まず感謝を申し上げたいというふうに思います。本日は、女性の健康政策についての質問をしたいというふうに思います。海外の女性関連政策をお聞きしつつ、我が国の女性政策の現状課題を確認したいというふうに思っております。その上で、上川大臣に、我が国の外交政策として、女性の健康政策を捉えることができないのか、むしろ上川大臣にリーダーシップをとっていただきたい、そのような観点での質問とさせていただきたいというふうに思っております。女性活躍、男女共同参画社会に向けまして、様々な政策がこれまで進められてまいりました。その結果、女性の就業人口もかなり増大をしているということでございますが、他方で年代別に大きく変化をいたします。我々女性の特有の健康課題につきましては、これまで仕方のない体の不調ということで見過ごされたり、あるいは我々自身がもう諦めてしまったりということであったと思いますけれども、近年はそれに伴うQOL低下とともに、莫大な社会的経済的損失が明らかになってきまして、世界各国においても女性の健康支援を国家戦略に位置づける潮流が生じているところでございます。また、ジェンダードイノベーションとして、様々な分野での振興が進められております。それでは質問に入らせていただきますが、まず主な国々で、女性の健康についてどのような取組がされているかをお聞きしたいと思います。
22:42
お答えいたします。まず米国におきまして、バイデン大統領が中心となりまして、昨年11月、女性の健康研究に関するホワイトハウスイニチュア支部を立ち上げ、本年3月には女性の健康に関する政府調査を拡大する大統領令が発令され、女性の健康研究に120億ドル拠出することが表明されたと承知をしております。これを踏まえまして、米国の連邦政府機関では、女性の健康研究への有志的な投資と額の増加、女性の健康に関するイノベーションと発見の促進、女性の健康に関するデータ収集・解析の拡充と活用、障害にわたる女性の健康増進等の取組を進めていくものと承知をいたしております。また、例えばイギリスにおきましては、2021年に高年期障害に関する対策本部が設置されまして、法整備によるホルモン補充療法への補助や、企業及び教育現場における対策の強化が行われており、また、本年2024年の優先事項としては、婦人科疾患や月経の問題に対するケアの改善、格差是正に向けた取組、脆弱な女性への支援の改善、女性の健康に関する研究の促進等の取組が示されました。この他、フランスでも、2022年1月にマクロン大統領が、子宮内膜小対策の国家戦略を発表するなどの取組が行われているものと承知をいたしております。今、米国、それからフランスについての取組をいただいたわけですけれども、他の国についてはいかがでしょうか。
24:38
今、イギリスについての取組も申し上げましたけれども、他にはオーストラリアでも、1996年から女性の健康に関する大規模重弾研究が実施されているなどの取組が行われていると承知しています。
24:58
ありがとうございます。やはり、この女性世界においても、世界において、女性の健康支援を国家戦略と位置づけているという潮流、ここで確認ができたというふうに思っております。我が党、自民党では、高谷美子先生を中心に、女性の生涯の健康に関するPTというものが、2013年から議論を続けてきております。我が国としても、近年やっと前向きになってきているのかなというふうにも感じておりますけれども、その調査といたしまして、女性の健康ナショナルセンターを設置をして、研究開発に取り組むということになったと承知をしておりますけれども、今、これ、どのような状況かも含めて、厚労省にお聞きをしたいというふうに思います。
26:12
お答えいたします。私どもの政府における研究の取り組み状況ということで答弁させていただきます。女性の健康に関しましては、その心身の状態が人生の各段階に応じて大きく変化するという特性、これを踏まえて、生涯にわたる包括的な支援を行うことが大変重要であると考えております。その際、科学的支援の重要は必要でございますので、厚生労働省におきましては、これまで女性の健康の包括的支援に関する制度設計等に資する研究事業に取り組んできたところでございます。また、令和6年度には、Aメドの研究開発目標として、精査・個人差・個人内の変化の解明と予測への挑戦が採択され、女性の健康・医療科学に関する基礎研究が重点的に推進されていると承知をしております。さらに、ご指摘の現在設置が進められております女性の健康ナショナルセンター、これはまだ過小でございますけれども、ここにおき ましては、自治体や全国の医療機関等との連携・協力を通じて、女性の健康に関するデータセンターの構築、女性のライフコースを踏まえた基礎研究・臨床研究の積極的な推進などに取り組むこととしております。こうした様々な取組を通じまして、全国各地の研究者間のネットワークの構築を含めた研究体制の整備、補給啓発、人材育成、地域や職域における専門的かつ総合的な支援のあり方などについて検討を進めてまいります。島尻君。ありがとうございます。この自民党のPTの議論の中で、疾病によっては痛みの伝わり方が2成差があると、男性と女性の差というのが痛みの伝わり方の差があるということが分かってきているというお話も伺ったところでありまして、そういった観点から、今後、いろいろな医療の取組以外にも、こういったところが大変研究開発が大事になってくる、つまりデータを蓄積していくということが大事になってくると思っておりまして、今お話のあった女性の健康ナショナルセンターというのが、我が国での日本人女性のデータの蓄積もさながら、今後、世界中のこういった健康ナショナルセンター、女性の男との連携でもって、世界中の女性の、それこそウーマンズ・ウェルネスというところに向かっていけばいいのかなというふうに感じているところでございます。特に今後は、先ほども申し上げましたけれども、ジェンダードイノベーションなど様々な切り口で、女性の健康課題の対策を考えていくと、いつもは座っておられる宮路先生、今日はお見えになりませんけれども、フェムテック議連というのもございまして、このフェムテックに関しては、これそのものがビジネスチャンスでもありますし、その活用で女性が元気になるということで、社会全体にも非常にいい影響を及ぼすということは、周知の事実だというふうに思っております。お聞きをいたしますが、経産省、そして厚労省、それぞれにお聞きをいたしますが、最近算出された労働損失額も含めまして、この課題への取り組みを教えていただきたいと思います。
30:08
経済産業省山陰、消務情報政策局消務サービス政策統括調整官。
30:19
お答えいたします。経済産業省といたしましては、経営者が従業員の健康増進に戦力的に取り組むこと、これは人的資本投資の土台となりまして、生産性向上、ひいては企業価値の向上につながるため、健康経営、いわゆる健康経営の推進を積極的に進めたところでございます。とりわけ最近では、女性 特有の健康課題が業務効率、あるいは就業継続といったものにも大きな影響を与えてございまして、健康経営を積める上で、男女の差による健康課題をよく理解して、より細やかに取り組むことが重要と認識を積めてございます。この度、今、議員からご指摘をいただきましたけれども、女性が健康に働ける環境整備を広く促す趣旨から、女性特有の健康課題による経済損失を可視化したところ、高年期による労働生産性の損失など、経済損失が上がる社会全体で年間約3.4兆円というふうに推計されたところでございます。女性をはじめとする多様な人材の活躍と、イノベーションの創出などの企業パフォーマンスに一定の相関があるところが、各種データからも示されておりまして、既に一部の企業では、社内研修、あるいはアプリを使った健康管理など、精査に基づく健康課題に配慮した取り組みが実践がなされているところでございますが、仮に日本のあらゆる企業、法人が取り組んだと仮定した場合には、先ほどの申し上げました経済損失は年間最大で約1.1兆円の縮減が可能という推計もされているところでございます。経済産業省といたしましては、職域における精査を捉えた取り組みを推進していただきまして、健康経営の質を高めていくことで、社会経済損失規模を縮減するとともに、企業のみならず、社会全体の活力向上につなげていきたいと考えているところでございます。引き続き、厚生労働省をはじめとする関係機関と も連携しながら、健康経営を推進しまして、女性を含めた多様な方々が、より多く生産性高く健康的で充実した、そして働くことができる職場環境を整えいただくように進めてまいりたいと考えてございます。
32:33
女性特有の健康課題が社会経済に与える影響を踏まえることは大変重要だと考えております。厚生労働省では、高年期障害が日常生活に与える影響等に関する調査研究でございますとか、女性の健康に関する情報提供サイトによる普及啓発、市町村が実施する健康相談への補助等を進めてきたところでございます。また、労働現場における女性の健康支援ということで、女性の健康に関する問診項目の事業主権支援の追加について検討しておりますほか、独立強制法人労働者健康安全機構が全国に設置しております産業保険総合支援センターで、職場の産業保険スタッフに対する検証を実施する、あるいは働く女性との心と体の応援サイトにおきまして、女性の健康のための職場における取組ポイント等を示しているところでございます。こういった取組を今後も推進してまいります。
33:30
ありがとうございます。ぜひ、やはり損失額が出たということは大変大きいことだというふうに思っておりまして、特に経産省の3.4兆円と損失のところはかなりインパクトもありますし、そこをターゲットにして、またいろいろなビジネスチャンスも生まれてくるというふうに思っておりますので、また全体で厚労の政策ともですね、相まっていい方向に行くようによろしくお願いしたいというふうに思います。結びですが、上川大臣にお聞きをしたいと思います。今の答弁を聞いていてもお分かりになると思っておりますけれども、やはり世界的なこの分野の潮流というのが感じているところでありますけれども、大臣、これまでもWPSなどをはじめ、多くの国々との連携に尽力をされております。ぜひ、このWomen's Wellnessといった観点からの、これを外交政策として、我が国がリーダーシップを取りつつやっていくためには上川大臣のリーダーシップが必要だと思います。最後にご答弁お願いいたします。
34:56
我が国が外交面で主導しておりますユニバーサルヘルスカバレッジの達成に向けまして、この保守保険やまた生徒接触に関する健康と権利をはじめ、女性の観点を取り入れることは不可欠であると考えております。この観点からも、日本政府として女性を対象とした保険分野におきましての国際協力につきましては、これまでもまたこれからも積極的に行っていくということでございます。まずこの健康分野につきまして、この間日本の貢献として母子手帳、これを各国に使っていただくべく展開をしてまいりました。この母子手帳は、お母さんの体とそして赤ちゃんの体のちょうど2つの体の記録という形で、極めて重要な妊娠期または出産期の大きなデータがここに含まれているところであります。またこの記録、またこの母子手帳のようなものは、パスポート代わりにも使われているというこうした事情もございます。こうした点につきましても、ベースがあるところでありますし、高い評価を得ているところでありますので、その流れの中で主流化をしていくことは極めて重要であると認識をしております。また今回マダガスカル等アフリカ諸国にも伺わせていただきましたが、紛争地域における女性の活躍ということで、まさにWPSの重要性について は、現実の中でどのように動いているかも触れてきたところであります。その中におきまして、マダガスカルでやりましたけれども、モバイルクリニックという形で、出産期の医療の現場につきまして、検診などにつきましても、医療にかかることができないエリアに対しまして非常に重要な役割を果たしていると、こういった実践例というものも数々世界の中で日本の支援として展開しているところでございます。こうして得られた知見ということは、今女性の健康ナショナルセンターということでありますが、拠点ごとにデータを集積しながら、さらに今のデジタル化にふさわしい形でその技術を使いまして、この展開をしていくということは、新しいモデルということも開発できるものと思っておりまして、海外の外交と、そして内政ということのリンケージも図るということも可能となってまいりますので、この点については積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。時間が来ました。これで終わります。ありがとうございました。
38:12
おはようございます。金城でございます。通告に従いまして、一般質問させていただきます。まずはじめに、中国との友好交流の再開について質問をさせていただきます。一昨日、山口代表をはじめとする我が党幹部と、中国共産党中央対外連絡部の劉健庁部長、後高校駐日大使だと会談をいたしました。上川大臣もお会いされていると思いますが、石城隆部長からは、自民党、公明党と中国共産党との与党交流協議会の再開を準備したいと発言がありました。昨年11月に山口代表は、報酬をいたしまして、中国共産党中央政治局の崎智常務委員と会談をしました。崎常務委員からは、戦略的互経関係を踏まえ、与党交流協議会を再開させたいとの提案がなされました。そして、今回の劉部長の発言へとつながっているわけでございますが、与党交流協議会の再開が現実的に一歩前進したと思います。日本と中国との友好交流の促進のための大きな契機となると考えております。また、併せて、劉部長は、我が党と中国共産党とのメカニズムとしての相互交流の提案もなされました。そこで、このことに関しまして、外務大臣はどのように評価されますでしょうか。大臣の御所見を伺いたいと思います。
39:50
日中間におきましては、昨年11月に岸田総理と、そして習近平国家主席との間におきまして、戦略的互経関係の補括的な推進と建設的安定的な関係の構築につきまして再確認をし、5月26日にも岸田総理と、琉球国民総理との間におきまして、大きな方向性に沿って、日中間の様々な課題や建案につきまして、様々なレベルで対話を積み重ね、両国の間に存在する様々な可能性を実現していくということを確認をしたところでございます。そうした中、今般、琉検町中国共産党中央対外連絡部長が本日をされました。自民党、公明党との間におきまして、日中与党交流協議会を再開する方針で一致をし、また、公明党との相互交流につきましても議論が行われたことは、この大きな方針の中で重要な柱であります議員・政党間交流を後押しする観点から有意義であると考えております。今般の琉部長の本日も踏まえまして、政府といたしましても、引き続き中国との間で、戦略的合計関係の包括的な推進と建設的かつ安定的な日中関係の構築に向けまして、尽力してまいりたいと考えております。
41:22
大臣、答弁ありがとうございました。今こそ日本と中国との平和外交、重要な時はないと思っております。しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。続きまして、核軍縮不拡散に向けた取り組みについて質問をさせていただきます。本年3月の国連安全保障理事会において、ぐていれす国連事務総長は、核戦争のリスクが過去数十年で最高レベルにまで悪化している。また、核保有国が対話のテーブルについていない。また、核保有国はいずれの国も核兵器の先制使用国にならないことに早急に合意しなければならない。当然ながらいかなる国も、いかなる状況においても使用すべきではないと発言されております。5月21日、横浜市で核兵器のない世界に向けた国際献人会議の第4回会合が開催されました。周知のとおり、国際献人会議は岸田総理が呼びかけ、核保有国と非保有国双方の有識者が集まり、核廃絶への議論を行う会議であります。会議閉会後の記者会見で、意見の相違があるにもかかわらず核使用の継続には対話、対話だと、これが会合での合意だとの見解が示されたとお聞 きしました。ところが、核をめぐる対話というのは、現在見通しのない状況でございます。核保有国は非保有国との対話に背を向けていると言われております。非保有国も、核の産化にある国々と、核兵器禁止条約実現を推進してきた国々との間の対話もまだできていない状況でございます。日本は、核保有国と非保有国双方の橋渡し役を掲げております。橋渡し役として、今後どのような戦略で対話の糸口を見つけようと考えているのか、上田大臣にお伺いしたいと思います。
43:18
現下の国際情勢の下、核兵器のない世界に向けました道のりは、一層厳しいものとなっていると考えております。だからこそ、我が国は、唯一の戦争被曝国として、核兵器国を関与させるよう努力をしながら、現実的なアプローチで核兵器のない世界の実現に向け、全力で取り組む必要があると考えております。例えば、我が国は、核兵器廃絶決議を毎年国連に提出し、核兵器国や核兵器禁止条約定約国を含みます多くの国々の支持を得て採 択をされております。その過程においても、様々な国々と対話を深め、核兵器不使用の継続、透明性の向上、被曝の実装への理解向上のための軍縮不拡散教育の重要性など、情勢に応じた課題を国際社会に呼びかけてまいりました。また、本年3月におきましては、アンプリにおきまして、私自身、議長として核兵器不拡散をテーマとする核両級会合を主催したところであります。核兵器国、非核兵器国間での実質的な議論を加速化させる契機となったと考えております。そうした機会に、岸総理のリーダーシップの下、我が国が取りまとめる形で核兵器国も参加をする「FMCT Friends」の立ち上げを表明し、今後、この地域横断的な12カ国の間におきまして、FMCTに対する政治的関心を一層高め、議論を深めていく予定でございます。こうした取組も含めまして、引き続き、広島アクションプランの下での取組を一つ一つ実行していくことによりまして、現実的かつ実践的な取組を継続強化してまいりたいと考えております。
45:23
あり がとうございました。続いて、アフリカとの連携強化についてお伺いしたいと思います。1993年以来、日本政府が主導し、国連及び国際機関と共同で開催してきたアフリカ開発会議の第9回目が来年横浜で開催されます。政府はこの第9回アフリカ開発会議開催の機会をとらえ、アフリカにおける高度人材の育成、人的交流の強化、日本企業との連携、スタートアップ支援等日本らしい国際協力の推進を掲げておられます。アフリカといっても広大な地域で54カ国あります。すべての国に対応できれば、それにこうしたことはありませんが、現実的には難しさを感じます。来年のアフリカ開発会議開催に向けて、政府また外務省として、具体的にどの国々に対し、どのような取組を進めていけるのか、お考えをお伺いしたいと思います。
46:23
いい御指摘のとおり、アフリカでございますが、54の国連加盟国を有し、2050年に世界人口の4分の1を占めると言われております。アフリカは様々な課題を抱えながらも、若い人口構成や、 また豊富な資源も背景に、ダイナミックな成長が期待できる地域であると認識をしております。有望な市場や、また生産拠点、新たなビジネスモデルの実証の場として、今後も大きな成長が見込まれるところであります。また、グローバルサウス諸国が今、世界で大きな存在感を示す中にありまして、その一角をなすアフリカ諸国との連携強化は、我が国の経済安全保障面を含めました国益にかなうとともに、国際社会における分断と対立の動きを強調へと導くものと考えております。そのような問題意識の下、4月末でありますが、来週就任後初めて、サブサハラアフリカを訪問いたしました。アフリカに言語圏が複数ある中にありまして、今回は、普通語圏のマダガツカル及びコートジバール、そして英語圏のナイジェリアに絞って訪問をし、連結性の強化、そして投資促進、スタートアップ支援に焦点を当てたところでございます。連結性強化の観点からは、地域のハブとなる拠点づくりの重要性を感じたところであります。訪問先におきまして、大学、病院、法案、図書館、こうした関係者の方々と意見交換をし、多くの素晴らしい取り組みを点のレベルに留めず、面的に展開する必要性を実感したところであります。また、現地の日本企業関係者との意見交換におきましては、一つの国を拠点に 、国境を超えて他の国々へ面的にビジネス展開を進めている状況や、また、中東等のアフリカ以外の地域、国を含めました第三国連携の可能性につきましても、お話を伺うことができました。今回のアフリカ訪問でございますが、日本企業の活動に、実装に触れることによりまして、アフリカ訪問に先立って発表いたしました経済広域担当官の活用のポテンシャルも感じたところであります。日本とアフリカとの間におきましては、30年以上にわたりますティカードプロセスを通じて培われてきました信頼関係がございます。今回のサブサハラアフリカ訪問で得たヒントを生かしつつ、アフリカ各国の多様な状況・固有のニーズ、これらを踏まえた日本らしいきめ細やかな取組を通じまして、さらなる関係強化を進めてまいりたいと考えております。8月にはティカード閣僚会合が開かれます。また来年はティカード9に向けまして、このアフリカのダイナミズムを日本に取り組むとともに、アフリカの経済成長及び平和と安定を実現する方策をアフリカと共に競争をしていく、共に作っていくということに心がけて推進してまいりたいと考えております。
49:44
今後のアフリカとの連携、しっかり期待しております。よろしくお願いします。続きまして、WPSのさらなる推進と国際社会におけるネットワーク強化についてお伺いをいたします。先ほど島地井先生とやられているのにも所長的でありましたけれども、上川大臣はあらゆる場面でWPSを力強く推進すると述べられており、これまで行動計画の策定やタスクフォースの設置、各国の女性リーダーとの会談など、さまざまな取組を進めてこられました。大臣のこれまでの精力的なWPS推進の取組を評価しております。その上で、WPSのさらなる推進のためには、大臣自ら各国の女性リーダーとの連携をより一層強化するとともに、国連や国際機関における我が国の女性職員を増加することなどが重要だと考えます。WPSに関してこれまで実施してきた成果について、また今後の推進計画と取組について、さらには上川大臣の御決意を伺いたいと思います。
50:47
私は、主任以来、WPSを主要外交政策の一つと位置づけまして、省内にタスクフォースを設置し、バイ・マルチのあらゆる機会を捉えまして、WPSの重要性について発信をしてきたところでございます。紛争化において特に影響を受けるのは、女性や子どもたちであります。2月の日ウクライナ経済復興推進会議のWPSセッションを開催いたしましたけれども、復興に女性や子どもの視点を組み込むべく、ウクライナ政府、企業、市民社会の現場で活躍する女性たちと有機的な議論を行ったところでもございます。4月のアフリカ訪問におきましては、国内避難民の女性の皆様から直接接続な状況、また現地におきまして、女性自らがリーダーシップを振りながら、自立に向けて努力をしている姿を視察をすることができました。WPSの視点を踏まえた取組の必要性がますます重要となっているものと認識をしているところであります。一連の活動を通じまして、WPSを日本とともに推進したいと、こうした反応が着実に増えております。そしてWPS推進の輪が広がり、支持の層は厚みを増していると、確かな手応えも感じているところでございます。今後もあらゆる施策に女性の視点、WPSの視点を取り入れていくことによりまして、平和が持続をし、法制性のある国際社会の構築に従来以上に貢献していく必要があると思っているところであります。支援案件の形成におきましては、緊急支援から復興に至る全てのフェーズにおきまして、WPSの考え方につきましては、これを積極的に取り入れて、日本の行動計画に掲げます防災災害対応に関する知見も踏まえてまいりたいと考えております。これまでの取組で得られた司祭やネットワークも、十分に活用をしてまいりたいと思っております。私自身、約20年ぶりの女性外務大臣ということでありまして、国連と国際機関におきまして、我が国女性職員の増加も含めまして、国際条理における日本からの女性の参画拡大につきましても、リードしてまいりたいと考えております。金谷大臣、御答弁ありがとうございました。残余の質問があったのですが、時間もありましたので、これで終わります。ありがとうございます。
53:52
大変に私は、この質疑、緊張して臨ませてい ただいております。なぜならば、在大阪中央府総領事のこの間の行動というものは、極めて深刻に我々は受け止めなければいけないし、まさにこのことこそ、カナダの事例を見るまでもなく、ペルソナのグレーターを発動するべき、まさに発動するべき案件であるということを、この場で明確にしたいからであります。他方において、私は評価するところは評価するという姿勢を従来から持っておりまして、岸田総理大臣が中国首脳に会った時に、部位の問題に触れたであるとか、また、この日本における排他的経済地域、EZを拡大することに貢献したとか、これは後の質問で触れますが、それ自体は私は、政府はいいことをやっていると、そこは評価したい。ただ、もっとも部位の問題に関しては、いつそれを撤去するのかというところまで、踏み込んだ議論を実務的に上川さんが中心になって行わなければいけないということを含めて、これも後ほど質問をさせてもらいます。その上で、まず申し上げたいことは、中国が台湾統一について武力統一を排除しないと言っているわけでありますが、歴史的な経過を確認をしたいと思っております。アメリカのキシンジャー氏が、1972年、シオンライとの上海コミュニティにおいて、台湾が中国の一部であることを認識するが承認してはいないというニュア ンス、acknowledgeという英語を使って、そういうことを言っていると。つまり、中国の秘書は認識すると、承認しないと、こういうことを上海コミュニティで言っているということ。また、そのときの日中共同宣言に携わった栗山元外務省事務次官が、万が一、つまりこれが平和に台湾が統一されるのであれば、それは国内問題であると。しかし、中国が武力で台湾を統一しようとするときは、それは国内問題ではなくなるという見解を示している、ということについて、外務省は認識をしているかどうかお伺いいたします。
56:36
お答え申し上げます。米国と中国との1972年の上海コミュニティにおきましては、米国は台湾海峡の両側の全ての中国人が、中国はただ一つであり、台湾は中国の一部であると主張していることを認識、原文で申しますと、委員御指摘のとおり、acknowledgeしているので述べられていると承知しております。また、栗山元外務次官が論説日中国交正常化におきまして、万万が一中国が武力によって台湾を統一する、いわゆる武力解放という手段に訴えるようになった場 合には、これは国内問題というわけにはいかない、旨記されていることについても承知したところでございます。
57:25
これ極めて重要な歴史的な経緯だと思っております。上海コミュニケについては、ここで質疑をする時間はありませんが、acknowledgeしている、認識しているということでありまして、承認はしていない。そして、栗山さんは、そのときの外務事務次官でありましたが、この両岸関係が平和に統合されるのであれば、これは国内問題であると。しかし、平和でないならば国内問題でなくなるという見解を持っていたということを表明している。これは日本の外交を考える上で大きな資産であると申し上げておきたい。また、インド太平洋地域の有事の際に戦略を遂行する最高指揮官、サミエル・パパロ司令官は、日経新聞ですかね、インタビューにおいて、中国が5月の23、24に実施した台湾を包囲する形での軍事演習は、台湾侵攻に向けた予防演習ではないかとの旨発言をしている。日中共同声明において、日本側は中国を一つと認めていますが、安倍晋三総理、元総理は、令和3年12月1日の台湾の研究機関が主催するイベントで、オンライン講演の際、台湾への武力攻撃侵攻は地理的空間的に必ず日本国土に重大な危険を引き起こさずにはいられない。台湾有事は日本有事だと発言しております。実は大平外務大臣等も、この1972年段階で、そういった認識を表明していると私は承知しております。こうしたリスクがあるということを、外務大臣はご認識をされておりますでしょうか。
59:15
御指摘の発言につきましては承知をしておりますが、台湾有事という仮定の質問についてお答えすることは差し控えさせていただきます。あくまで一般論として申し上げますと、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、我が国及び我が国国民の安全と繁栄を確保するため、政府としていかなる事態に対しても対応できるよう、平素からの体制の整備を含め、万全を期していくことは当然であると考えております。
59:50
大臣、もちろんそういう答弁しかできないのかもしれませんが、大平外務大臣の時代を外務大臣はもっと踏み込んだ答弁をしていますよ。当時の岸本博文。だから、やはり日本の後継役を主張する最前線にいる上川大臣は、やはり踏み込むところは踏み込んでもらいたい。今日は踏み込んでもらいたいと思っています。さて、ちょっと質問はですね、次に取りますが、外務省の政府参考人にお伺いします。ペルソナ・ノン・グラータ、これウイン条約においてどのように決まっているのかお伺いいたします。
1:00:35
お答えいたします。お尋ねのペルソナ・ノン・グラータにつきましては、外交関係に関するウイン条約第9条に規定がございます。そこにおきまして、接受国はいつでも理由を示さないで、派遣国に対し、施設団の外交官がペルソナ・ノン・グラータであることを通告することができる。かつその通告を受けた場合には、派遣国はそのものを召喚し、また任務を終了させなければならない。以上の趣旨を規定しているところで ございます。
1:01:08
このペルソナ・ノン・グラータですね。さて、駐日大使の後、大使ですね。昨年4月28日にどのように発言したのか、それに対して当時の林外務大臣はどのように対応したのか、お伺いいたします。林大臣官房3時間
1:01:36
答え申し上げます。後皇后駐日大使は、昨年4月に、日本という国が中国分裂を食わたてる戦車に縛られてしまえば、日本の民衆が火の中に連れ込まれることになる、等の発言をしていると承知しております。この後皇后駐日大使の発言につきましては、在京大使の発言としては極めて不適切であり、外交ルートを通じ厳重に抗議を行ったところでございます。
1:02:07
これ、外務大臣は、林さんは何か言ってませんでしたか、これに関して。お伺いします。林大臣官房3時間
1:02:24
答え申し上げます。当時の林大臣の発言、今、手元にございませんけれども、いずれにしても、大使の発言としては極めて不適切であるということと、外交ルートを通じて厳重に抗議を行っているということを述べていると承知しております。
1:02:42
えっと、私、通告で外務大臣がどう発言したと書いてあるんで、これ、きちっとその発言を林さんがしてないならしてないと。していないならこれ発言をしましたと。いうことをやっぱり答弁してもらわないと。真剣さが欠けてますよ。この時に、どういうルートで抗議をしたのか、お伺いします。
1:03:11
林大臣官房3時間答えを申し上げます。昨年の抗議についてのお話と承知しておりますけれども、外務省アジア対応宗教審議官から在京の中国大使館公使3時間に対して抗議したところでございます。
1:03:33
これも質問通告してるんだよ。そんな悩まないで答弁してくださいよ。もう1回確認しますが、審議官から在京の公使に対して、この抗議をしたと。そういうことでよろしいんですか。もう1回確認です。通告したんだから、ちゃんと答えて。林大臣官房3時間
1:03:57
お答え申し上げます。ご指摘のとおり、昨年4月の発言に対しましては、アジア対応宗教審議官から在京中国大使館公使3時間に対して抗議したところでございます。
1:04:10
もうちょっとはっきりと答弁。聞こえないよ、これね。自信を持ってはっきりやってくださいよ。自信を持って日本の外国をやってんだったら。お願いしますよ。それで、結局また同じことを、この郷さんが言ったわけですよね。日本の民衆を火の中に連れ込む。これ暴力的な発言であるというふうに思ってますが、大臣どう思います。
1:04:42
今回の発言、極めて不適切でありまして、これにつきましては、様々な機会を通じまして、我が国の立場を厳格に申し入れるなど、中国側とは必要なやりとりを明確に直接行ってきているということでございます。
1:05:04
前回も抗議をしたと。審議官からと。こういうふうに政府参考人の御答弁があった。前回の抗議というのは、大臣 率直にお伺いしたい。全く効果がなかったと。こういう認識でよろしいですか。
1:05:27
今回在京の大使としての発言ということでありますが、極めて不適切でありまして、外交ルートを通じまして厳重な抗議を行ったところであります。こうした抗議につきまして、全く意味がなかったということについては考えておりません。しかし、今回の発言も極めて不適切でありまして、様々な機会を通じまして、様々なレベルで我が国の立場を厳格に申し入れるなど、中国側とは必要なやりとりを明確にまた直接行ってきており、今後とも適切に対応してまいりたいと考えております。
1:06:06
私はそのことを聞いているんじゃないんですよ。前回の抗議というものが効果を持っていないということは認識をしていますかと聞いているんですよ。答えてください。
1:06:20
私、繰り返し申し上げるところでありますが、この昨年の4月のご報告、中日中国大使の発言、これは在京大使の発言として極めて不適切でありまして、外交ルートを通じて厳重な抗議を行ったところであります。こうした抗議に意味がなかったということについては考えておりません。
1:06:45
必ずしく大臣としては不適切な発言だと思います。結果論ですよ。結果で見るのは政治ですよ。結果として同じ発言をしたということは、前回の抗議が功を奏していなかった。今回のグラハムさんに対してもそうですよ。原子爆弾の広島長崎の原爆が投下が正当だったと。抗議をしたにもかかわらず、グラハムさんがNBCでまた同じことを言った。抗議が有 効に結果論として伝わっていないということは、それは意味があったという話にならないということを、私は外交の専門家である上川さんに明確に申し上げておきたいわけであります。もう一回申し上げますが、今回ここに産経新聞がありますが、産経新聞が一面トップで載せているんです。私もないない情報は持っていましたが、こうやって産経新聞、一面トップで。これはもっと強烈で、あとの質問になりますが、台湾と接触するな、往来するなと。日本の国会議員に対して、中国の石原さんというんですか、石原、石原ね、石原州大阪総領事が言っている。こういった記事がここまで大きく出て、一般の国民や諸外国の知るところになり、これに対して何らの対応をしないのであれば、もう本当にこしくだけの外交と言われてしまうのではないかと、私は大変に危惧の念を持っているわけでありますが、ご大使の発言も同じですよ。じゃあ大臣にお伺いしますが、日本の国民民主を火の中に連れ込むという発言をする中日大使というのは、日本と中国の架け橋として活動する大使として、敵にしたらと思うかどうか、答弁してください。
1:08:59
この御広告、中日中国大使の発言につきましては、昨年の4月及び5月の2度にわたる発言であります。中日大使の発言として極めて適切であると考えております。様々な機会を通じまして、様々なレベルで我が国の立場を厳格に申し上げると、適切な対応を継続してまいりたいというふうに考えております。
1:09:29
そうですよ。この御大使のような大使が、日本の民主を火の中に連れ込むと、極めて暴力的な発言を昨年も行った。先ほどの政府参考人のお話だときちっと抗議をした。にもかかわらず、1年たってまた行った。このような大使が、日本と中国の架け橋になるのに適切かどうかというのを聞いているんです。適切と思うなら、思うと。適切だと思うなら、不適切ではないかと。わからないなら、わからないで結構ですよ。答えてください。
1:10:09
中日、中国大使は極めて重要な立場でございます。その方が在京大使の発言として行ったこの発言は、極めて不適切であると認識をしているところでございます。その意味で、外交ルートを通じまして厳重な抗議を行ったところでございます。ここで質問と答弁が繰り返されても申し上げないんだが、2度目の発言をしたということについて、1回目の発言だったら、初犯ですよ。2度目の発言をしたことについて、どういうふうな所見をお持ちなのか。2度目ですよ。2度目の日本民主を火の中に捨てること、1年経って2度目の発言をした抗議を審議官から下にもかかわらず、この2度目の発言を受けてどういうふうな感想をお持ちか、答弁してください。
1:11:10
繰り返し申し上げて大変恐縮でございますが、今回の駐日中国大使の発言につきましては、2度目というこ とでございます。極めて不適切でございまして、外交ルートを通じまして厳重な抗議を行ったところでございます。このやりとりにつきましても、直接行ってきているところでございまして、今後もとも適切に対応してまいりたいと考えております。
1:11:43
この産経新聞を見ると、情報源は明らかにされていませんが、今回は担当課長から向こう側に、この抗議を行ったというふうにされているわけであります。私は担当課長から言うというのは、前回審議官と言っていましたから、ちょっと答えてください。
1:12:09
お答えいたします。昨年4月の抗議は、亜細亜太陽市国審議官から行っております。
1:12:16
今回課長からということですから、ランクを上げたということなんですか、下げたということなんですか、教えてください。
1:12:29
お答えいたします。今回の抗議につきましては、昨年4月の発言の際よりも、レベルを上げて抗議を行ったところでございます。内容としては、郷大使の発言は、駐日大使の発言は、極めて不適切であると考えているので、我が国の立場を厳格に申し入れたものでございます。
1:12:54
大臣、この担当課長から向こうに、2度同じ発言をした日本人を、人民を火の中に捨てるかもと、発言した大使に、課長からの このいわゆる抗議、厳重抗議と言えるかどうかはわかりませんが、この抗議は適切であったと、大臣は思っているんですか。答えてください。
1:13:17
今、抗議につきまして、レベルを上げてと答弁をいたしたところであります。レベルを上げて、抗議をいたしたところであります。
1:13:29
はっきり言って、私はもうこれ、2度同じことを言った御大使は、プロソナノングラータの範囲だと思っている。不適切な発言を、前はこの記者クラブからのからですよね。今度は、大使館に様々な政治関係者も呼んで発言した。2度発言した、不適切な発言を2度発言した大使は、不適切であると、こういうふうに思いませんか。確認です。
1:14:07
ご高校中日中国大使の、昨年4月及び今年5月の2度にわたります発言は、中日大使の発言として、極めて不適切であると考えております。
1:14:25
私が言っているのは、不適切な発言を、こんな反省もなく、2度も行う。暴力的な発言を。それは不適切な、先ほどプロソナノングラータという話がありました。
1:14:37
不適切な、節純軍にとって不適切な者は、これをお借りいただくということが行われるわけでありまして、私はそこに該当しているということを明確に申し上げておきたい。検討してください。検討しますか。確認です。大臣。
1:14:58
ご高校中日中国大使の発言として、極めて不適切であると考えておりまして、これを受けまして、様々な機会を通じて、様々なレベルで我が国の立場を厳格に申し入れるなど、中国側とは必要なやりとりを明確に直接行ってきているところでございますが、今後ともこうした適切な対応を継続していく考えであります。その上で、御指摘の点も含めまして、今後の更なる対応につきましては、現時点で予断をもってお答えすることにつきましては、差し控えさせていただきます。
1:15:37
今、予断をもって言えないという大臣の言葉を、私は尊重したいと思う。「通用してくださいよ」「ペルソナ・ノン・グラータを適用してくださいよ」。それが日本国のプライドを守ることにつながる。二度言っているんですよ。二度。一回目の行為ではほとんどこうなしていない。さて、そこでお伺いしますが、カナダにおける中国大使館外交官へのペルソナ・ノン・グラータ、どんな経緯で行われたか、説明してください。
1:16:20
お答え申し上げます。2023年5月、カナダ政府は、長期使用ペルソナ・ノン・グラータと宣言することを決定したと発表したと承知しております。この発表におきまして、カナダ政府は、カナダはいかなる形の内政干渉も容認しない、カナダに滞在する外交官は、このような行動をとれば帰国させられると警告している。この決定は、あらゆる労僧を慎重に検討した結果、下されたものである。我々は民主主義を守ることが最も重要であるとの決意を堅持していると述べていると承知しております。
1:16:54
つまりカナダはですね、ペルソナ・ノン・グラータを明確にして、いわゆるカナダにおいてウイグル問題等に関して活動し、法律をつくろうとしていた、こういった議員に対して、さまざまな圧力を加えた。圧力を加えた。そのことは、ペルソナ・ノン・グラータとしてきちっと 対応し、政府はその主権といいますか、まあ、共事を明らかにしたわけであります。さて、日本のですね、大阪の総領事の発言でありますが、この産経新聞にはですね、この委員会に所属している和田雄一郎議員の名前が出ているわけであります。和田議員もこれ、脅迫めいた文書を受け取ったんですよね。まあ、首縦に振ってますから、受け取ったんだと思いますよ。で、私はここに、和田議員ではありませんが、同じくその文書を受け取った、下上恵郎衆議院議員の文書を持っています。これ、中華人民共和国大阪総領事館と書いてある。で、これ、辞儀室なんで、ちょっと辞儀室のコピーになってちょっと読めないんですが、これが石鹸というんですか、石鹸。書いてある。で、この文書であります。まあ、産経新聞に小玉前に載っていますが、この文書は一体何人の日本の国会議員が、送付されているか私は知りません。しかし、ここにいる和田裕一郎衆議院議員も、下上さんはこのペーパーを私に出していただいた。下上さんと話しましたよ。で、下上さんは今から数年前、サイバーアタックを受けたということを言っています。まあ、おそらくその国はどこだか、皆さんわかると思います。で、そのことをなぜ下上さんは承知をしたかといえば、警察の人が来て、大阪で二か所サイバーアタックを受けた。一つがあなたの事務所だと。そういうふうに警察の人が言ったと。私はことは深刻だと思います。秘密警察の話もありますが、こういうことで日本の国会議員に対して、そういうふうなサイバーアタックがあった上で、こういう文書をしたら、それは極めて同括効果があると私は思います。この文書で、いくつか書いてありますから読みましょう。「来市がリードする民進党当局で、党内が引き続き政権を担当することは、平和統一の未来を破壊し、平和統一の空間を圧迫するだけで、両岸関係への情勢はより複雑で厳しくなる。」こう言っている。大臣、これ、この石鹸、大阪総領事、中国の。彼が言っているのは、大臣はどう思いますか。書件をお伺いしたい。今、初めて言っているので、答えられなかったら答えないでも結構ですが、直感的に言えるはずですよ、大臣だったら。教えてください。
1:20:12
御指摘の報道につきましては、承知をしておるところでございますが、今、書簡全容について、把握をしているわけではございませんので、ここで、それについての書簡ということにつきましては、差し控えさせていただきたいと思います。
1:20:31
全容がわかったときは、当然このことに対して、上川大臣として、鮮やかな政治的な決断をしてもらえる。こういうことでよろしいですか。全容はわかるが、これは仮定ではなく、わかりますから。仮定の質問ではなくて、全容がわかったときに、どういう書簡をするのか、お伺いしたい。
1:20:55
この、総領事の書簡の内容などにつきましては、精査をする必要があるというふうに考えております。今後、必要な対応につきましては、適切に検討していくことになるということでございます。
1:21:10
適切な対応には、まさに、ペルソナ・ノン・グラータが入ると、私は思っております。この署名の直前の文章です。これも産経に載っていましたが、こう書いてあるんですよね。「台湾といかなる接触も往来もせず、中国人民の台湾独立に反対し、国家統一を求める正義の事業を理解し、実際の行動をもって中日関係の対局を守っていただくよう強く希望しております。」敬語を使っていますけれども、完全に同括だと私は思います。これ、日本の国会議員に対して、台湾と接触するな、往来するなと、こう言っているわけであります。まあ、かねてから往来している人間は、少なからずいるわけであります。上川さん、この部分はそうですかと、了解できるでしょうか。答弁してください。
1:22:11
文章の全容について把握をしておりませんので、今読み上げていただきましたけれども、まさにその部分についての精査が必要であるというふうに思っております。
1:22:23
精査早くしてくださいよ。こんなのは、これ今、ここで渡してもいいぐらいですよ。読めばすぐわかる。精査を早めにしてもらって、そして、カナダにおいて、ペルソナ・ノン・グラータが発動されたように、日本の国会議員、当然ですね、これは各党の国会議員に対してこういう文章が言っていると、これからこれも調べれば出てきますよ。そうなったときにですね、こんなことをですね、やるということが、それは、もしかしたらこれ内政干渉ではないかと、こういうのを私は言いたいわけでありますが、これをですね、いろいろなところであやこめて言っているんですよ。ある種の、まあ、道活に近いものがある。これをですね、総領時はそういった道活を、日本の国会議員に対して加える。対しは、一般の日本人民は、死の中に連れ込むと言っている。ちょっとやりすぎじゃないですか。この二つを合わせて、大臣どういうお考えか、おっしゃってください。大臣として日本の、こんなことを言われていて、どう思うんですか。お答えしたい。
1:23:40
あの、繰り返しになるところでございますが、この、総領時の所感の内容などにつきましては、精査をすることが必要であると考えておりまして、今後必要な対応につきましては、適切に検討していくことになるところでございますが、今後の対応につきましては、現時点で余談をもってお答えすることについては、差し控えさせていただきたいというふうに思っております。
1:24:07
あの、余談をもってというのをおっしゃっているので、もう、プロソロノングラーター、これやるかどうか。我々日本国民の多くがそれを真剣に見守っているだけではなく、私はここまで大げさな話になったときに、世界が上川大臣の行動、判断、何もしないのか、何かするのか、注目しているということは、明確に申し上げておきたいと思います。次ですね、前回の質問のやり残し、あ、あと王宝藤官が言ったんですね。王宝藤官、中国の。彼が、事実に基づいており、道理は正しく、言葉は厳格、完全に正当のものだと言った。この正当のものだと言ったのは、郷大使が日本人民を火の中に連れ込むと、言ったことに対して、彼が正当のものだと言った。この郷大使の発言に対して、郷宝藤官の発言、これ、大務省の政府参考人、コメントしてくださいよ。大臣に申し上げるんじゃ恐縮だから、あなたが答えてください、強いとんで。林大臣官房3時間。お答え申し上げます。ご指摘の中国外交部報道課の発言は、郷大使の不適切な発言を正当化するものであり、全く受け入れられるものではありません。郷大使の不適切な発言を正当化するものであり、全く受け入れられるものではありません。今後の対応については、現時点で余談を持ってお答えすることは、差し控えさせていただきたいと思います。今後の対応は余談を持って言えないということで、やはりそれなりに、主権国家としての境地を示してもらいたい。同 じ文脈で、前回質問途中でしたが、韓国の国会議員、朝部区国会議員が竹島に上陸をした。ちょっとお伺いしますが、入管法の70条1項2項、1項1項2項においては、入国審査官から上陸の許可等を受けないで、日本に上陸した者は、3年以下の懲役、もしくは金庫、もしくは300万円以下の罰金所持とありますが、このことは、入管の方、この文面はありますね。条文の中に、入管法を答えてください。簡単に。
1:26:35
出入国在留管理庁、清塚出入国管理部長。
1:26:42
はい、今、議員からお尋ねあった条文というのは、入管法の70条1項2項に、いわゆる不法上陸を罰する規定ということで定められております。
1:26:54
5条1項14号は、法務大臣において、日本国の利益または公安を害する行為、主権侵害は完全にこれに該当するわけでありますが、これは日本に上陸すること はできないブラックリストだと。これ、ありますね。簡単に答えてください。
1:27:10
出入国在留管理庁、清塚出入国管理部長。
1:27:16
今、御指摘のございました、これは上陸拒否事由の一つでございますけれども、法務大臣において日本国の利益または公安を害する行為を恐れる、恐れがあると認められる相当な理由があるものについて、上陸を拒否することとされております。
1:27:32
さて、大臣。これ、法律上はですね、取り締まれるんですよ。条文を見る限り。法律上は取り締まることができる。条文上は。許可なく上陸した人間は懲役3年罰金300万円以下。また、そういったことをした人間は日本国に入国させないことができると。書いてある。書いてある。しかしこれができない。その理由を、じゃあ入管の立場から言ってください。簡単に。
1:28:02
出入国在留管理庁、清塚出入国管理部長。
1:28:09
この規定でございますけれども、入管法上の手続を取ることができることを前提として、上陸の許可等を受けないことを問題とするものでございまして、我が国固有の領土である竹島につきましては、現実に我が国が姿勢を行えない状況にございまして、入管法上の手続を取ることができない地域であることに照らすと、入管法の適用の前提を書くものと考えております。
1:28:35
この答弁間違っているんですよ つまりこれは法律を見ればそう書いてあるそれを後でそういう ふうにゴニョゴニョゴニョゴニョ言っているんですよゴニョゴニョ ゴニョだから私はここで大事に確認したい 資生権が及ばない場合は今言った入管法の五条一項十四号七十条 一項二号これが 私分化してしまう成立しないというふうな判断を どこの段階でしたのかなぜそういう馬鹿げた判断をするのかなぜ日本 の資権を縛るような判断をするのかなぜそういった判断をして やられたい放題やられっぱなし
1:29:30
韓国は竹島におきまして警備隊 等を常駐をさせ東大ヘリポートまた設置施設等を設置するなど 国際法上何ら根拠がないままに竹島を不法占拠しているところ でございます一九五四年に始まりました韓国 側の不法占拠によりまして現在の竹島は現実に我が国が施政を 行えない状況にございます長妻委員そんなことを聞いているん じゃないんですよ法律の条文は条文どおり読めばそれは実際それが できるかどうかは別にして判決を出すことすらできる三百万円三 年間そして再び日本に張具口が何らかのことで上陸する場合に これはブラックリストで拒絶できるということが書いてあるんですよ 書いてあるんですよ次回の質問で行うつもりですが アメリカではワンビア法案というのがあってワンビアさんの息子 が北朝鮮で植物人間になって死んてしまったと法律をつくって処罰 できない北朝鮮側は出てこない
1:30:41
ですよ裁判にしかしその法律を つくってすさまじくワンビアさん
1:30:46
の保証賠償金を北朝鮮側から取り 出すんですよ私はそれは一つの典礼として典 行としてあると思うんですが私が申し上げたいのは我々は法体系 としては彼らをそうやって追い詰めることができるそれができない のは政治的な判断で施政見解においてはこういった入管法の法律は適用 できないというふうに日本政府が自らの手足を縛っているから ですよ自らの手足を縛ったのは外務省だと私は思っています この表現が最初に出てくるのは外務省の答弁ですよ もう1回確認します
1:31:24
なぜ日本の資権の手足を縛るような こういった一つの理屈を上川さん
1:31:32
外務省はつくっているんですか 答えてください
1:31:42
今先ほど申し上げたとおりでござい まして韓国は竹島に警備隊等を常駐させ東大ヘリポート設岸施設 等を設置するなど国際法上何ら根拠がないままに竹島往復を選挙 しているところであります1954年に始まりましたこの韓国 側の本選挙によりまして現在の竹島は現実に我が国が指定を行 いない状態にあるという状況
1:32:14
質問に対して次回質問したとき を答えてください明確に日本自身で日本の資権を手足を 縛って行使できなくするということなぜそんな自虐的な判断をするん ですかそれを私は問いたい外務省が入管がこれを答える立場 じゃないですよまあ私は何回も言っているが上川 さんは内閣の一員ですよ内閣ということは全ての問題に対して 発言し全ての内閣の法律に署名するんです全てのことに責任を 持つのは内閣の一員ですそのことを明確に認識をしてこの ことに関しては次回のときに明快な答弁をお願いしたいそれから 次回おそらくこの場における私の時間もいただけるかもしれない そこでその段階で今余談をもって語れないと言っていたペルソナ ノングラータでこの五大志もしくは例えば石鹸総領事ノングラータ を適用するのかどうか明確にしていただきたいきょう今話しません でしたペルソナノングレータは日本は既にやっていますいろいろな ときにやっているその大志その総領事その人間の問題でやることも あれば外交上の対抗措置としてそれをやることもあるということ はこれはいちいち本当は今は言いたかったけれども時間がない から言わないのにやってきていますよだから竹島に関してももしこう いった法律を生かすものでなければ私は一方において竹島新報をつくる であるとかまた韓国の大使館のしかるべきシャオペルソナpngペルソナ ノングレータでそのような適用する外交上のツールとして各国 はペルソナノングラータを使っていますからそういったことを含 めて毅然たる行動する外交をいかんだいかんだと言っているん じゃなくて行動する外交を期待しているんです次回このことを 質問します最後に大臣一言答えて
1:34:27
ください今のことを含めて 上川貝兵衛大臣
1:34:35
今日今御質問をいただきた趣旨 につきましては十分理解したところ
1:34:42
理解したら理解した上で行動して ください日本国民の一人として強く要請して質問をあります ありがとうございました次に矢田智博君 立憲民主党の矢田智博でございます
1:35:21
きょうは質問の機会をいただき ましてありがとうございます大臣
1:35:23
よろしくお願いします まず最初に今月二十七日に四年ぶりに日中間首脳会談が開かれて 自由貿易協定の交渉再開で合意したところでありますけれども その中で開かれた日 中首脳会談で岸田首相が李強首相に対して 和牛肉の輸入再開を特出しの形で求めております御承知のとおり 現在和牛肉はbseや工程駅の影響も解消して各国への輸出が行われている にもかかわらず中国は市場を閉じたままであります和牛の取引について 今後早期に再開されることが中国のftaへの本気度を示す前提となる と思います大臣も御承知と思いますけれども 今コロナの影響もあって消費が冷え込んでいる和牛肉畜産業者 も本当に苦しい状況に追い込まれておりますぜひとも中国に市場開放 を求めていただきたい大臣の御
1:36:37
日本産牛肉の輸出再開に関しまして は委員御指摘のとおり先般のソウルにおきます日中首脳会談におき まして岸田総理大臣から輸出再開に係る調整を加速させたいと旨 述べたところでございます外務省といたしましても農林水産省 はじめとする関係省庁とも緊密に連携をし日本産牛肉の輸出の 早期再開これを目指し今後ともさまざまな機会を通じて働きかけ てまいります山下法務大臣 今公私を育てても売るときにコスト割れした値段でしか売れないということ で補助金を受け取らないと畜産業はやっていられないような状態 なのでぜひとも対応を早期にお願いしたいところでございます 次の質問に移らせていただきます在日米軍の従業員基地の中の従業員 がまだ定年延長が決まっていない決まっているのは六十一歳まで そこでとまっているんですね日本通国で予算要求とか大丈夫 なんですか来年度予算でというふうなことを伺いたいというふう に申し上げたところ昨日法書からのレクでそこは大丈夫ですよと予算 についてはしっかりと対応していくというふうな御回答があった のでそれはもうしっかりと対応していただきたいという要望に とどめておきたいと思いますしかし問題はなぜ定年延長が基地 従業員に関してこれだけ調 整が遅れているのかということなん ですねもう来年からは経過措置が終わって これ実施に移らないといけないというもう切羽詰まった状況だ と私たち認識しているんですけれどもここで一つの焦点は基地 従業員が定年を超えて働く場合でも業務内容は全く変わらない にもかかわらず給料を3割カットされるという不利益であります 労働組合からヒアリングしたところ雇用主である防衛省は国家公務員 の定年延長制度をそのまま当てはめようとしているのでそれは 国家公務員については登級を下げて業務料を減らす責任も下げて いくというような措置がとられるので給料3割カットだというような 理屈で行われておりますけれどもしかし基地従業員に関しては業務 は全く変わらないんですねそれにもかかわらず給料が下げられる ということに対して現場では大変不満が大きくなっているということ なんですねそういった状況を防衛省は認識 しているのかどうかそして労働組合のそういう指摘をどう受けとめる のかということ を防衛省を確認
1:39:42
させてください 防衛省山野地方協力局次長
1:39:47
お答え申し上げます まず国家公務員の約束定年制のお話でございますけれども管理監督 職に就いている職員につきまして管理監督職勤務上限年齢に達した 日の翌日から最初の4月1日までの間に管理監督職以外の監職等に 公認または公給を伴う検員をさせる制度と措置をしておりまして当 外4月1日以降の給与については管理監督職時の公給月額の7割に 措置されるところでございます一方管理監督職以外の国家公務員 につきましても聞こえにくい すみません申しわけがない マイクに一方管理監督職以外の国家公務員 につきましても同様に公給月額の7割に措置されるところ でございましてしながら働き方は60歳前後で同じ でございます在日米軍従業員の給与についても この制度に準じているところでございます柳君 業務料が変わらないということで理解していいですか 防衛省はそこは承知しているその上で定年延長について協議 をしているということで理解していていいですか そこだけ
1:41:06
一点だけお願いします 山野地方協力局次長
1:41:19
お答え申し上げます 在日米軍従業員につきましては必要とする職位ポストごとに職務 内容と責任に基づいて給与が格付けされる一職種一等休成いわゆる ジョブ型の雇用形態をとっているところでございます そういった意味で先生御指摘の点について承知をしているところ でございます柳君 そうすると働く人たちはやはり不満を覚えるわけですよ 業務は一緒しかし給与が3割カットこれはそれをやっていていいん でしょうかねこういう状況は防衛省は日本の 関係法令に合わせて適正になされるものなのかどうかそこをちょっと 認識を教えてください防衛省山野地方協力局次長 お答え申し上げます先ほど御答弁を申し上げました が国家公務員の管理官特色以外の国家公務員につきましても同様 に放給月額の7割に措置をされるというところでございまして働き方 は60歳前後の同じということでございます在日米軍従業員の給与につきましても この制度に準じているというところ
1:42:44
なぜ準じる必要があるんですか 国家公務員なんでしょうか基地
1:42:49
従業員はそこを1つ明確にしてください 防衛省山野地方協力局次長
1:42:58
お答え申し上げます 基地従業員在日米軍従業員につきましては国家公務員ではございません が国家公務員に準ずるような形で措置をさせていただいている というふうに承知をしております柳君 準ずるのと国家公務員でないということの境目がいつも基地従業員 については曖昧になっていて非常にグレーゾーンの中で彼らは非常 に厳しい労働環境の中で働かされているというような印象を持 っているんですけれども1952年の法律174号これで明確に国家公務員 ではないというふうに規定されているとかなり昔の話ですよ それからいろいろな政府の答弁書を見てみてもアメリカが州国との 間で労働条件については協議はするところであるけれども国内 法令はそれに沿って対応しているというふうになるのであればこれは 国家公務員じゃないじゃないですか立場的にそういうふうに見た方 がすっきりするはずでありますが今回のように労働条件は全く 変わらないけれども給料が下げられるこれは不利益の 変更という ふうに受けとめられるんですけれども
1:44:30
そういう認識はございますか 防衛省山野地方協力局次長
1:44:46
お答え申し上げます 労働条件の不利益否変更という
1:44:54
そうすると労働産法労働関係法 が適用されるというのであればですよのであれば不利益の変更 は認められないはずですよ原則的にそしてさらには個人が了解 了承を得ないといけないそしてもう1つ労働組合との交渉もこれは 整わなければ不利益の変更はなされないはずですそれをどのように 認識しているか教えてください防衛省山野地方協力局次長 お答え申し上げます定年 延長によりまして給与を引き 下げる労働条件の変更につきましては過去の判例により国家的な政策 課題があり労働組合からも同様の提案がされるなど労働条件を 変更する高度な必要性があること定年延長を導入するために全労働者 の賃金水準を改めず将来の定年年齢以降の労働条件のみを修正 することはやむを得ないこと同業他社や社会一般の給与水準 と同様であること労働組合と交渉合意をして変更 されたこと等に該当する場合その変更は合理的なものとされている と承知をしてございます日米軍従業員に関しましても高 年齢者雇用安定法により65歳までの雇用義務が課され労働組合からも 同様の要望があるなど労働条件を変更する高度な必要性がある こと定年延長を導入するために全従業員 の賃金水準を改めず失礼しました 従来の定年年齢である60歳以降の労働条件のみを修正することは やむを得ないこと国家公務員や社会一般の給与水準 と同様であること労働組合と交渉合意をして変更 されたことといった同様の事情がある場合において定年延長に より給与を引き下げる労働条件の変更を行っているところでござい まして今回についてもそのように該当 するというふうに認識をしている
1:47:08
労働契約法第十条を今読み上げ ていただいたとおりだと思いますけれどもそれを見た上でも労働 条件の変更があって給料を引き下げるという不利益の変更これは 労働組合と同意しないといけないということですね そこだけ一つその一点だけ確認
1:47:27
させてください 防衛省山野地方協力局次長
1:47:32
お答え申し上げます 契約の改正について合意をしている
1:47:48
今確認できたのは業務内容が定年 後も変わらない実態を知っていると防衛省は知っていながら不利益 の変更を行おうとしているとその上で大事なのは当人と組合 の合意が必要であるということですね それでよろしいですか防衛省山野地方協力局次長 お答え申し上げます
1:48:22
おっしゃるとおりでございます 矢野君
1:48:25
はいそこだけ確認させていただき ました来年で経過措置が切れるのでそこは 非常に大きな問題だと思いますあと1年ちょっと1年もないですね これねそういった大変大きな問題があって 不利益の変更をどのよう にクリアしていくのか賃金はカットする けれども同じ業務だよということをご利用ししていくその理由は 国家公務員に準じていますと準じているかどうかはよくわかり ませんけれどもしかし日本の労働関係法は彼らに適用されるという のは1952年でも既に決まっているわけですよにもかかわらずこんな に交渉が長引いているというのがこれはご利用しようとしている からこれは無理筋を一生懸命や
1:49:14
ろうとしているということだと思います もう1つこの基地従業員の定年延長
1:49:20
を定めるにおいて使用者側米軍 は協議の当事者なのかどうかという
1:49:26
のを確認させてください 防衛省山野地方協力局次長
1:49:42
お答え申します 米軍は中陸軍と労働者の使用者ということでございます当事者 でございます大臣これ注目すべき僕は事案だ と思っているのはアメリカ側はアメリカ国内法で年齢による労働 の賃金の差別とかを禁じる法律があります これは日本ではまだ耳慣れないものですけれどもアメリカとか 欧米とかでは当たり前になっているというふうなものでありまして 例えばアメリカでは1967年に成立した雇用における年齢差別禁止 法というのがありますだから使用者はこれを違反したら だめなんですよただアメリカ軍が日本の基地従業員 を年齢が60歳オーバーしたからといって賃金を下げるそれが許 されるかどうかというとこれはまた大きな大きな課題がここに 横たわっているそういったこともあるのでこれほど長く交渉が続 いてきたということなんですけれどもアメリカが基地従業員の 定年延長に問題提起しているということは防衛省さん御承知ですよね お願いします防衛省山野地方協力局次長 お答え申し上げます在日米軍従業員の定年年齢の引き 上げにつきまして基本的には国家公民の制度改正と併せて定年年齢 を引き上げるという考え方に日米間でそこはないと認識をしております その上で日米間で62歳以降の処遇について引き続き協議を続けている ところでございます山野君 いやいや聞いているのはアメリカ独自の法律労働法でしょうかね これをアメリカ側が提起しているということを御承知かどうかということ です交渉の疑難に登ったことがあるかどうかということなんですけ れども御明確にしてください防衛省山野地方協力局次長 お答え申し上げます今先生御指摘のお話はアメリカ の雇用における年齢制限禁止法についてのことだと思いますけれども そのような法律があることについて
1:52:25
まずどのようにこれを調整して いくんでしょう時間もあまりないんですよね そこの方針というか方向性をお
1:52:35
答えくださいお願いします 防衛省山野地方協力局次長
1:52:52
御答え申し上げます 在日米軍従業員の65歳未だの定年年齢の段階的な引上げにつきまして は日米間で合意をしているところでございます いずれにしましても私ども在日米軍従業員の定年年齢の引上げ につきましても早期に合意できるよう米側と真摯に引き続き協議 を続けてまいりたいというふう
1:53:16
に考えているところでございます 矢田君
1:53:19
これちょっと非常にいくつも大きな 課題があるということがわかっているんですけれどもまずは不利益 の変更それをどう考えるかそしてアメリカ側のアメリカの国内法 をどう向き合っていくのかということなんですけれどもせっかく副大臣 いらっしゃっているので今後の方向性どうこれを解決していく ことをしているのかということ
1:53:54
お答えします 国家公務員の定年年齢が段階的に引き上げられ六五歳になることを 受け在日米軍従業員の定年年齢も段階的に引き上げ六五歳とする よう米側と調整をしているところであります 昨年五月には定年年齢の六一歳までの引き上げについて日米間 で合意しており六五歳までの定年年齢の段階的引き上げについて も早期に合意できるよう努めてまいります また在日米軍従業員の定年年齢の引き上げについて基本的には 国家公務員の制度改正と合わせて定年年齢を引き上げるという考え方 に日米間でそこはないと認識しておりますその上で日米間で六二歳以降の処遇 について引き続き協議を続けているところでございます 六五歳までの定年年齢段階的引き上げに関し現時点で合意に至っていない ことについて在日米軍従業員の皆様が不安を抱かれていることは 承知しております米側と早期に合意できるよう努めて まいります山田君 もう時間ないので私の時間もなくなっちゃったんですけれども時間 がもう限られているのでぜひとも早期に安全保障日米同盟を支えている 基地従業員の方々に不利益にならないようにぜひとも対応していただき たいと思います実はもう一つ質問を用意をして いたのですけれどもちょっと時間がオーバーしてしまって今度また 別の機会で私時間をいただきましたらよろしくお願いいたします ありがとうございました次に小熊慎二君 立憲民主党の小熊慎二です委員をさせていただきます 知事選大臣おつかれさまでしたこの結果が秋には総理大臣になって いたかもしれない可能性がどうなるかはわかりませんが総理になる かもしれない上川外務大臣にお
1:56:14
聞きをいたします 29日に中国共産党中央対外連絡部長
1:56:22
の劉健庁さんと大臣に会われました 我が党の泉代表もお会いをさせていただいて日中のしっかりとした連携のもとに 地域の安定世界への貢献なども共有した部分はありましたが泉代表 ときのちとお話をしたらやはり厳しいことはしっかりお伝えを したというふうにもおっしゃっていました 大臣におかれましてもいろいろな課題一時できる部分もあったし 先ほどの質疑もあった台湾問題なども中国とはちょっと見解が ちがう部分もしっかり日本の主張されたと思いますしまたいわゆる 東電の原発事故によるアルプス処理水についてもこの金融の措置 を早く全面撤回してくれということをお伝えしていただいているという のも承知をしているところでありますが 理由部長は加工潜水といった敏感な問題は適切に処理すべきだとか 科学的な根拠に基づく安全性が確認できていないなどとして金融措置 の撤廃については否定的な反応であったということが報道等でも 聞いているところでありますそこでまず全面撤回しろという 主張も去ることながら加工潜水という言葉は違うでしょう そういう指摘もしていただきました
1:58:02
からまず確認をさせてください 上川外務大臣
1:58:11
このアルプス処理水でございます が中国側は御指摘の点も含めまして科学的根拠に基づかない発信を 行っております海洋保湿開始後のモニタリング におきましても科学的観点から何ら問題は生じておらずアルプス 処理水の安全性につきましては広く国際社会から の理解と指示 が得られているところでございます先般の会談におきましてもこう した点も踏まえて我が国の立場につきまして明確にお伝えをして いたところでございます小島君 だからそういうふうに主張してもらっても分かっているじゃない ですか加工潜水という言葉を使っている ことにも抗議しろという話をちゃんと通告しているんですよ細かく なんでこんな答弁書書くの外務省は 加工潜水という言葉もそれ間違っていますよと指摘しましたか イエスかノーかで大臣お答えください上川大臣 政府といたしましてはこの加工潜水という事実に反する表現を 含め科学的に根拠に基づかない発信は全く受け入れることができ ずこれまでも繰り返しも仕切り入れてきているところでございます 今般の会談におきましてはその点のみならず中国側の関連の対応 につきまして我が国の立場を明確に伝えることが重要とのお考え に対応したところであります御指摘の点を含め 委員長分かっているよそれ分かっているそこは否定しないから 委員長早く余計な答弁しないでください時間 ないんだから中国側に抗議したことをそれを評価すると言っている じゃないですかそれはこういうこともやっている のかと確認しているだけですから余計なやらないでくださいね 中国が言っている科学的根拠って何を示せているのかという話を 詰めましたこれいいや大臣長いから外務省 はそれを詰めているの科学的根拠だと私は前も言ったとおりこれは 政治的に引っ掛けてきているだけだから 日本はwtoの提訴これは理事会でお認めいただいているのでこの 山上さんの本私はまだ全部読書はしていませんが見たら負けちゃう からwtoに提訴しないとかとも書いていて かつての中国チャイナスクールの人たちは中国のために働くんだ とも言っていたと山上さんの方が全部が本当なのか またその真偽は私も分かりません
2:00:45
し山上さんの観点 が全て正しい かどうかもそれは読んだ皆さん
2:00:51
に判断をしたいと思いますがそんな ことでやられては困るしwtoの中には食品の安全を決めた sps協定があって中国も合意している中でそういう科学的根拠のことも 書いてあるわけ協定にあるわけですよ なおかつ日本は昨年やっと参加したけれども多数国間暫定上訴 仲裁アレンジメントこれずっと参加していないこれも参加した ので提訴してここでそれまでは確かに提訴してもこれが本当に ものが動くのかというその疑念があって総合的に判断をするということ で提訴はしなかったけれどもこのアレンジメントに参加日本もした のでここの有効性を考えれば提訴する今時期に来ているんじゃない かと思いますまず科学的根拠でちゃんとそれを 詰めているのかあんたたちの言う科学的根拠って 何によって証明されるんだという話を詰めていますか外務省 北川総合外交総裁作局軍宿副学参科学部長 お答え申し上げますまず中国の劉部長の発言を含め 中国側の主張について説明する立場ではございませんが中国側 は海洋放射の安全性やモニタリングの有効性などについて隣国の懸念 を解決していないなどと主張していると承知しております 我が国はアルプス処理水の海洋放射については一貫して科学的根拠 に基づいて対応しております引き続き科学局に立脚した議論 を通じてアルプス処理水に係る中国側の科学的根拠に基づいた 新しい理科学審議をしっかり取る
2:02:33
じゃwto提訴したらどうですかこれ 今npiaにも日本で参加しているんだからこのルールでやっていけば いいんだもんでもこの山上さんが言うとおり 韓国に提訴したときに負けたそのトラウマ それとも皆さんはやはり中国の