23:00
これより会議を開きます。経済産業の基本施策に関する件並びに、私的独占の禁止及び公正取引に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします両件調査のため、本日、政府参考人としてお手元に配付いたしておりますとおり、
23:22
政府支部のスタッフ、科学技術イノベーション推進事務局審議官川上大輔さんほか27名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、ご異議ありませんでしょうか。ご異議なしと認めますよって、そのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
23:42
おはようございます。自由民主党の鈴木潤次です。
23:49
質問を聞いていただき、本当にありがとうございました。それでは早速に質問に入りたいと思いますが、このほど総合エネルギー調査会、基本政策分科会が開かれまして、いよいよエネルギーの議論がスタートしたということであります。
24:06
そこで今まさに第7次エネルギー基本計画の策定に臨むにあたり、果たして政府はいかなる認識を持って、エネルギーに関して我が国が置かれた環境変化をいかに認識をして、いかなる覚悟でそれに取り組もうとしているかをお尋ねしたいと思っております。
24:23
前回のNHKは総裁選挙を控えた時期だと思っておりますが、当時は再熱症論者と原子力比率の 向上を目指す論者の激論が印象的でありました。原子力20か22%、再熱36か38%超という不思議な表現でもありましたが、そんなことを覚えております。
24:47
さあ、その前回のNHKから世界は激動期に入りました。ロシアのオクラナシンコが始まったのは2022年2月24日でありますが、ロシアの天然ガスパイプラインのストップによって世界的なエネルギー危機が始まりました。ロシアの天然ガスを主要なものとしていたヨーロッパ諸国が一気にエネルギーの調達に動いたこともありまして、まさに世界的なエネルギー危機でもありました。
25:15
3月22日でありましたが、時期をひっ迫であわや東京、関東大停電という危機の状況もありました。カーボンニュータルの世界的な要請も高まっておりますし、円安の振興によって燃料調達価格の高騰がありました。
25:44
これに伴う原発の再評価の動きや西側諸国の連携など、我が国のエネルギーを取り巻く状況は大きく変化しております。こうした 中、前回とはエネルギーに関わる大きな環境変化の中で、エネルギーはもはやエネルギー分野にとどまらず、国家の産業経済の相方そのもの、あるいは国家戦略そのものに関わる重要な方針決定となりました。
26:09
そこで果たして政府は今、いかなる認識と決意をもって今回のエネルギーの回転に臨もうとしているのかについて、経済大臣のお答えをしたいと思います。
26:23
2021年10月に第6次エネルギー基本計画を閣議決定して以降、我が国を取り巻くエネルギー要請は大きく変化をしています。
26:37
具体的には、ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢の緊迫化などの地性学リスクの上昇を受けたエネルギー安全保障への要請の高まり、また、カーボンニュートラルに向けた野心的な目標を維持しつつも、各国において多様かつ現実的なアプローチが拡大をしてきていること、
26:59
エネルギー安定供給やダスト化に向けたエネルギー構造転換を自国の経済成長につなげるための産業政策の強化が行われてきていること、生成AIなどのDXの進展に伴う電力需要増加の可能性などの変化があると考えています。現時点では、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた道筋が具体的に描けておらず、
27:26
今後、電力需要が増大する可能性があるが、その規模やタイミングを見通すことも難しいです。さらには、さまざまな技術開発の進展度合いを見通すことも容易ではありません。こうした中、脱炭素電源の安定供給を確保できるかが国際競争力に直結しかねない状況にあるため、
27:50
過去にはない難しさがありまして、今、日本のエネルギー政策は戦後最大の難所にあると考えています。このような強い危機感を持って、次期エネルギー基本計画の改定に向けて取り組んでいきたいと思います。エネルギーに関してはもう一点お尋ねしたいと思っております。
28:16
本格的な電磁社会の灯台やAI、データセンターの立地、大規模次第半導体工場の進出など、もはや従来と異なる時間軸でのエネルギー需要の急拡大をしようとしておりますが、まさに電力供給が産業政策の在り方と世界の優劣すら決めかねない、しかもそれは脱炭素電源であるという要請が必須であります。
28:42
果たして政府は現在この状況にどのように備えようとしているのかをお尋ねいたします。お答え申し上げます。御指摘のとおり、DXの進展に伴いまして、今後電力需要が増加するとの指摘があるということで認識をしております。今後の電力需要の見通しやそれに対応した脱炭素電源の確保は、
29:11
次期エネルギー基本計画の重要な論点の一つでございます。今後はDXの進展による電力需要増加の可能性や、高電融合のような省エネ技術の開発が進む 可能性を踏まえつつ、エネルギー供給を確保するための電源投資の在り方も含め、しっかりと検討してまいりたいと考えております。それでは次に、この機会で普段思うことをいくつか尋ねてみたいと思います。
29:39
電力自由化、電力システム改革の議論から11年余が経過いたしました。これまでもちろんプラス面、マイナス面、さまざまな側面があったと思いますけれども、その中で特に、電力に最も必要な安定供給確保への投資そのものが早くなっているのではないか、こういう嫌いはないか、そう思うんですね。
30:04
安定的な電源投資が早くなっているのではないか、との危惧は従来の火力等にとどまりません。それは脱炭素のベースロード電源に足る原子力も全く同じでありまして、原子力については、例えばイギリスのラフボデルのような試みはされておりますと聞いておりますけれども、我が国の取組状況はいかがでございましょうか。
30:28
電力システム改革のいわゆる検証と今後の取組についてお尋ねをいたします。
30:40
お答え申し上げます。これまでの電力システム改革は、東日本大震災の恐怖を踏まえ、安定供給の確保、電気料金の最大限の抑制、
30:54
電力選択肢や事業者の事業機会の拡大という3つの目的を実現するため取り組んできたところであります。その結果として、災害や事故など不足の事態が発生した場合にも、全国大での迅速かつ円滑な電力の融通や復旧対応が行われるよう、広域的な電力供給システムが構築されたこと、多くの事業者が小売電機事業に参入し、再燃に特化したサービスメニューなど需要化の選択肢が拡大したこと、
31:22
小売全面重火以降、家庭向け重量金が規制状況にも安価な価格推移を目指してきたこと、という実績があるなど、一定の成果が出ていると認識しております。一方で、再産性の悪化により火力発電所の給配士が済むなど、足元では安定供給面での課題も生じていると認識しております。このため、必要な供給力を確保するための制度である容量市場を、令和2年度に導入したところでありますけれども、
31:50
加えて、脱炭素電源への新規投資を広く対象に、投資回収の予見性を確保するための長期脱炭素電源オークション、これは昨年度から導入しております。また、御指摘いただきましたとおり、改正電気重法の規制に基づいて、電力システム改革の検証を進めているところでありまして、供給力確保についても検証を行った上で、2025 年3月までに取りまとめることとしております。
32:17
こうした取組・検討を通じて、電力の安定供給に向けて、しっかりと取り組んでまいります。長期にわたる、いわゆる巨額な電源投資が必要でありますが、この安定供給のための電源投資は、何といっても予見可能性そのものが勝負でありまして、
32:46
これを高める努力が必要だと思います。これは従来の家族にとどまりません。原子力もそうであります。その双方についての努力を生かしてください。投資を改修の予見性の確保が重要だということは、
33:15
全くご指摘のとおりでありまして、特に長期脱炭素電源オークションにおきまして、原子力あるいは脱炭素に向けた火力も含めて、しっかりと安定供給の確保に向けた取組・検討を進めてまいりたいと思います。
33:43
原子力開発前について、引き続きお尋ねしますが、私はこの2年間、自民党原子力規制に関する特別委員会で、原子力の規制の最適化の議論を取り組んでまいりました。安全性の内容をするつもりは全くありませんけれども、それでも規制審査の効率化というのは絶対に必要でありまして、この問題でありました。安全性の確認された原発再稼働は、政府の方針でありますけれども、
34:11
この確認は原子力規制委員会並びに、規制庁が担当します。もちろん真摯に取り組んでいただいていることは知っておりますが、まだまだ規制審査に時間がかかりまして、膨大な審査の効率化、更なる最適化が必要だと思います。規制庁の皆さんの真摯な努力 は認めますが、それでも原発の再稼働、本格的な再稼働、安定的な稼働にはまだまだ時間がかかるのが事実でしょう。それまで果たしてサプライチェーン、産業は持つのか、そこで政府は原発の稼働が軌道になるまでの間、我が国の原子力産業全体やサプライチェーンは、どのように支えて維持を図っていくかについて、方針をお尋ねしたいと思います。
34:56
お答え申し上げます。御指摘のとおり、原子力技術人材サプライチェーンの維持・強化、これは喫緊の課題でございます。昨年、関連する企業団体からなる原子力サプライチェーンプラットフォームを立ち上げまして、現在、研究開発や技能実習、技術・技能の小型などをサポートする支援メニューを、中小・中堅企業を含む全国約400社の原子力関連企業に展開しております。加えて、昨年度の原子力産業基盤支援に対する予算額、これは18億円であったところ、今年度予算では58億円に増額して計上しております。
35:37
具体的な支援策としては、例えば、機器製造から撤退する企業の技能消費、部品供給体制の構築のために必要な設備投資、海外の建設プロジェクトへの参画に向けた設備改修や海外客の取得などの支援に取り組んでいるところでございます。サプライチェーンの実態に即した支援の強化に引き続き、しっかりと取り組んでまいります。
36:00
原子力につきましては、西岩諸国が原子力への投資を怠っている間に、
36:06
今や中国やロシアにともすれば、技術的にもキャッチアップどころか先 行されている。物量もそうでありますが、そういう状況であろうかと思います。最先端の原子力技術で中国やロシアに負けないためにも、今こそ西側の力の結集が必要でありますけれども、この問題について政府は今いかなる連携と協力に取り組もうとしているのかについてお尋ねいたします。
36:34
ご指摘のとおり、我が国が原子力政策を進めるにあたっては、米国、イギリス、フランスなどの同種国との連携強化、これが大変重要と考えております。昨年7月に決定されましたGX推進戦略では、同種国との国際連携を通じた原子力サプライチェーンの強化や研究開発の推進などに取り組み旨を明記してございます。また、先月開催されましたG7気候エネルギー環境大臣会合におきまし ても、
37:02
強靭なサプライチェーン構築や核振動開発の推進等に向けた協力へのコミットメントを確認したところであります。こうした背景を踏まえまして、経済産業省としては、小型モジュール炉、SMRを含む核振動開発における国際協力の支援、こうした核振動の導入支援にもつながる欧州やアジア等の第三国へのインフラ整備、人材規制の支援、
37:26
原子力サプライチェーンプラットフォームを通じた支援の一環として、米国やカナダ等への官民ミッションの派遣を含む日本企業の海外転換支援などの取り組みを進めているところでございます。
37:39
今、世界はDXデジタルとGXグリーン、脱炭素でありますが、この二つの大変革の中にあって、恐らく後世から 見ても、まさに歴史的な社会構造の大変革の中にあると思われます。
37:53
まさに、カチューにある我が国の形勢催民をリードする立場の斉藤経産大臣に対する期待は大きいと思います。まさにその時代の場にある経産大臣として、最後に改めてこの歴史的変革をリードしていくための決意のほどをお聞かせいただければありがたいです。
38:11
委員御指摘のとおり、今まさに社会全体での大変革が起こってきていると思っています。
38:19
GX、DXは決して一家制の変化ではなくて構造的な変化であります。これに加えて国際経済出力の変化なども同時に起こってきています。世界的にこれまでとは違ったやり方が求められる、そういう時代の転換点を迎えていると考えています。重要なことは、この社会の大変革を前にして立ちすくむのではなくて、こうした世界的な転換をチャンスと捉え、それを乗り越える挑戦をしていけば成長していくことができる、こう考えています。
38:49
GXにつきましては、産業革命以来の化石燃料中心の産業構造、社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換するものでありまして、化石燃料への過度な依存から脱却し、エネルギー安定供給を確保しながら、経済成長と脱炭素を両立する重要な取組であります。そしてDX、生成外に代表される技術革新は全く新しい付加価値を生む可能性を秘めており、
39:16
こちらもサプライチェーン全体を劇的に変えるものであります。また、DXによって電力需要は増加する一方、生産工程の変革によって省資源省力化が進む可能性もありまして、GXとDXは相互に連関するものでもあります。こうした変化の可能性こそが将来への期待でありまして、新たな需要にもつながります。
39:39
このため、GXやDXなど社会課題解決分野に着目をして、これまでのように民間に任せるだけでなく、政府も一歩前に出て積極的な産業政策を展開することが必要と考えています。また、すでに半導体分野などでは、米国と連携するなど同種国との連携も重要と考えています。こうした考え方で、ここ数年取り組んできた産業政策の効果もありまして、国内投資や賃上げなど、足元の日本経済はしおめの変化を迎えています。しかし、30年間続いたコストカット型の地味志向は、2年間で簡単に変えられるものではありません。私はここからが正念場だと思っています。積極的な産業政策をさらに展開して、継続していきたいと考えています。
40:50
ありがとうございます。大島です。前回の質問は議論させていただきまして、臨場感があって面白かった です。引き続き、航空機産業について議論したいと思います。
41:16
復習として、航空機工業振興法は、航空機等の国際共同開発を促進するための措置を講ずることにより、
41:31
航空機工業振興法は、YS-11をつくるときの根拠になっている法律と理解しているのですが、質問通告はしていないのですが、そういう理解でよろしいかどうかご答弁ください。
41:48
奥田申します。委員御指摘のとおりでございます。
41:55
1986年に改正が行われて、YS-11の生産を終了したので、そのときに国際共同開発を推進するためという条項が入ったと思うのですが、その点についてもご答弁いただければと思います。
42:23
中小企業長田中大臣官房審議官、あ、すみません、経産省。
42:35
いや、当時の議事録を読むと、私と同じようなことを言っている人が当時もおりまして、ブラジルとかインドネシアでさえ国産機を作っておる、なかなか古い方の表現ですね。
42:55
日本よりはずっとまだ開発途上国と言われている国々がやっておるのに、工業先進国と威張っておる日本が、もう国産化を放棄して共同開発で大きいところへぶら下がっていこう、
43:20
いつまでも下請けをやろうということは、何としても私は頷けぬわけで す。こういう質問をしていらっしゃる先輩議員がおりまして、なかなかこの当時の議事録は、見識のある議論を積み重ねていたなと思っていまして、
43:47
この戦略ですか、この間戦略をせっかく作られたので、まずは国際共同開発を促進するということ、前回も指摘したとおり、このワードがあるから、政府の三菱に対する資金援助は500億円で終わってしまったのかなと思うので、
44:16
今後、航空機開発をするにあたっては、国際共同開発にこだわることなく、国際共同開発も視野に入れながら、国内単独でもやるという視点も法律上変えた方が自由でいいのかなと思うんですけれども、政府参考人の方は答えられますか。
44:45
お答え申し上げます。航空機の開発ですけれども、巨額かつ回収期間の長い投資を要します。したがって大きなリスクをその観点で伴いますけれども、ま た、その完成機メーカー、今、世界ではボーイン、エアバスといったごく少数の外国企業に限られております。
45:04
大経から、ご指摘のとおり、航空機工業振興法、これは我が国の企業の国際共同開発への参画を促進するための措置を講ずることによる、航空機工業の振興や産業技術の向上、国際交流の進展といったことを目的として定めております。
45:21
MRJのご指摘がありましたけれども、ご存じのとおり、三菱スペースジェット、三菱航空機、総額約500億円の政府予算を活用しまして、先進的な空力設計技術や操縦システムなどを開発しております。一定の制約の法律のもとではありませんけれども、別途必要な支援を行ってきたところでございます。
45:50
これ以上はさらと言いはしない予定ですけれども、大臣も見直した方がいいと思うので、よろしくご検討ください。続きまして、今回の戦 略に基づき、具体的にはどのような取組を行うのか、予算の措置をするのかについてご答弁をお願いします。
46:17
経済産業省田中大臣官房支援機関。お答え申し上げます。経済産業省としましては、委員御指摘のこの新たな航空機器産業戦略、先月作りましたけれども、これを踏まえまして、艦載機事業を見据えたインテグレーション能力、開発のみならず、安全認証など総合的な事業実施能力のことを意味しておりますけれども、これを向上するためのプロジェクト、これを官民の連携を続いて具体化を進めていきたいと考えております。その際、カーボンニュートラル、これに対応するための次世代航空機や次期単通路機開発への参入を見据えて、技術開発のリスクや長期間にわたる費用の回収、認証の取得、そういった航空機産業が本質的に有する特徴も踏まえまして、航空機産業を支えるための必要な支援措置を政府としてしっかり検討して講じていきたいと考えております。
47:15
国土交通省にお伺いいたします。前回の議事録を読んでいて、MRJで新しい知見が得られたのかについてお伺いをしたところ、電気配線ですか、新しい取組をしてという、そのことをもう一回答えていただけますか。
47:43
お答え申し上げます。三菱スペースジェットの形式証明においては、例えば航空機の電気配線に関しまして、世界的にも新しく導入された基準の設定の背景や具体的な審査の手法等について、米国や欧州の航空当局と意見交換を行うことなどによりまして、知見を深めることができたのと考えてございます。
48:12
具体的にという事例を挙げていませんでした。今言われました。
48:24
お答え申し上げます。電気配線に関する基準の背景や、基準の設定の背景、具体的な審査の方法、またそれを目的といったものにつきまして、米国や欧州の航空当局と意見交換を行って知見を深めることができたものと考えてございます。
48:47
前回のご答弁の中で、三菱スペースジェットの形式照明においては、例えば、航空機の電気配線に関して、世界的にも新しく導入された基準の設定の背景や、具体的な審査の方法等について、
49:07
米国や欧州の航空当局と意見交換を行うことなどにより、知見を深めることができたと考えております、という答弁をいただいておりまして、
49:19
ここに私はすぐに反応してしまいまして、だからこそ、こ ういう知見を積み上げて、その検査をされる各国の人たちがお互いに認め合うという領域を広げることが必要だと理解いたしまして、
49:41
だからこそ、国土交通省においても、今日は経済産業委員会ですから、国土交通大臣がいないことが非常に残念でして、国土交通大臣とまたこういう議論をすることがありましたら、ここはしっかりと理解をしてもらおうかなと考えております。
50:01
これは見立たない舞台なので、しっかりと役所の中で応援していかないと、先細りが予想されるものですから、やはり5年とか10年、結構長い期間がかかると思います。
50:17
私も前回申し上げてはないと思うので述べますけれども、20代後半に西ドイツにいたときに、技術屋さん、会社の技術系の方とISOの会議に出たことがあって、
50:40
本当にISOの会議のワーキンググループのさらに小さい会議なんですけれども、交換、鉄のパイプの 小さな被災検査の形を決める国際会議で、日本の私の幹事社の技術屋さん以外は全て同じソシエティなの、各国ごとに。
51:07
この間、ギルドと言ったのは、こういうソシエティに入らないと、なかなか企画というのはお互いに主張できなかったり、自分たちの意見を通せなかったり、あるいはいろんな情報交換ができないので、
51:25
形式証明ってそういう感じかなと理解したの。ですから、各国ごとに、そういうソシエティの中に入るということが必要だと思うので、大島としては地味な領域は標準とか企画とか応援をずっとしておりますので、そこに加えたいと思うので、
51:50
もう一回決意でも述べてください。政治家じゃないんですけど。
52:05
SJETの形式証明においては、米国や欧州の航空当局とは、形式証明に係る審査に関する協議を頻繁に行うことで、認識や知見を共有するとともに、当局間で緊密なネットワークを確立することができ、加えて相互に強力な信頼関係も構築することができたものと考えております。
52:26
こうした知見や欧米との緊密なネットワークなどについては、今後開発される航空機などの審査においても活用できるものと考えてございます。
52:39
そうすると、航空機開発というのが結構大切だ。具体的にもう一回新しい航空機を作るのであれば、そこの設計段階から形式証明されるヨーロッパ、アメリカ、そして我が国、その検査部隊をしっかり作って、
53:06
同じ認識の中で設計段階から積み上げていくと、設計変更等がないかなと思っておりまして、MRJについても納期が延期されることは私全然気にしてなかった。
53:24
最初に手がけることは最初からうまく言うわけないので、ただ最後までやり遂げるというところが必要だったなと思っているものですから、ぜひその点は政治が一生懸命にバックアップしないと進まない点があるかなと思うものですから、注力をしていきたいなと思います。
53:46
今、この間のDX20兆円、全部で150兆円とか防衛予算で40兆円を超えているとか、宇宙分野では文科省が10年間で宇宙戦略基金1兆円の予算を投じるとしておりまして、
54:10
また、英国とかイタリアとの戦闘機開発もあり、研究開発を担う人材が不足することが予想されると思うんですよ。これだけ巨額の資金も政府が産業界に投じていきますから、今までの産業界の中でも多分航空宇宙の分野って限られた要因の中でやっていると思うんです。
54:40
私もある方とお話ししたときに、NASAがあって、スペースXがあって、技術系の方がこっちに移動しちゃったんじゃないかって言われる方もいらっしゃる。
55:00
NASAにいた人が、そんなに開発できる人がおりませんので、民間の方に移動しちゃってて、NASAの方がだいぶ手薄になってたりもするので、ここの人材の問題を、やはり大学の工学部大学院から民間に入ってっていうところなので、ここを今後どのように対応するか、お答えいただければと思います。
55:30
お答え申し上げます。委員御指摘のとおり、航空機開発などになる人材を育てていくことは、民間防衛問わず、航空機産業として極めた重要なことだと認識しております。
55:42
人材育成には一定の時間を要することから、航空機産業戦略においては、さまざまなプロジェクト、委員御指摘のように、ある中限られた人的リソースの中で、当面の民事、防事において過度なプロジェクトの重複を避けながら、開発、認証、製造、アフターマーケットを含めた事業権限を積む機会を確保していくことの重要性を示しております。
56:06
今後のプロジェクトの具体化については、人材確保やサプライチェーン維持強化の観点からも、防衛省とも連携の上、進めてまいりたいと考えております。また、航空機産業が、委員御指摘のとおり、学生などが集まる高い魅力を有する産業であり続けるためには、半世紀事業を見据えた産業のさらなる成長の目標を掲げて、それに向けた具体的な取組を進めていくことが必要と考えております。
56:32
今回策定した戦略は、こうした観点からも重要なエクアリウムになっていると考えております。
56:38
政府がお金を投じることは、私はいいことだなと思ってまして、
56:49
何年か前に茨城県に核融合炉の施設、これは実験装置を視察したときに、
57:04
研究者の方から伝えられたのは、次の実証炉や実験炉、政府でしっかり核議決定してほしいと言われた。
57:21
それが、私の考え方を変えて、政府がしっかりとピン留めすることが必要だと、数年前に立場を変えているものですから、
57:49
本来ならば民間企業でやっていただければいいんですけれども、民間企業もなかなかリスクに対して、だいぶ逃げ腰になっているものですから、ぜひ政府の中で、どうやって、一番いいのは核議決定ですけれども、しっかりとここに注力してやっていくという分野を示すことが、
58:12
研究開発の基盤を含めて技術系の方、希望を持ってということにつながると思うので、よろしくお願いします。
58:24
次に、前回はホンダ事件の話をしまして、本当に昭和38年、1963年の官僚たちの夏、サバシシゲル、企業局長の話をしまして、当時は特定産業振興法案、要は自動車産業をいくつかのグループに分けようと、
58:53
今の経産省も同じですけれども、手をかえしなおかえこの法案を持ち出して通そうとしたんですけれども、早くなってしまったというのがあって、今、ホンダ事件があるわけなんです。この法案を読んだときに、ホンダジェットは日本で開発するのは、こういうことがあったから開発するのをやめて、アメリカの方に行ってしまったのかなと思ったんですけれども、
59:22
違うので安心してください。ア メリカの方が開発しやすいということと、プライベートジェットの市場もたくさんあって、片敷き正面を取りやすいということがあって、向こうの方にアメリカでの開発で、こういうホンダっていうと、多分DNAが埋め込まれていると思うので、
59:43
ホンダ総一郎が航空機に対してやり始めたのは、この件のタイミングなんですよ。技術屋を取り始めているのは。やはりホンダの夢を叶える。ホンダ総一郎というよりも、私は藤沢武雄氏の方を、
1:00:07
ホンダの、この2人がいてようやくホンダが成り立っているので、藤沢武雄氏、これは私と同じ高校出ていて、この人は高卒なんです。高卒では優れた経営者です。やっぱりこういう方たちが担って、非常に柔軟に対応されてきたのかなと思っておりまして、
1:00:30
藤沢武雄が語っているんです。当時、藤沢武雄氏は、新しく販売 する小型スポーツカーS500の価格当てクイズをやった。このクイズには573万通の応募ハガキが返ってきた。S500を発売しようとした時、38年ももう暮れかかっていた。
1:00:59
藤沢武雄氏が言っているのは、特診法案が国会で成立したら、私はこのハガキを背景に蒸しロバトをあげて、通産省などに抗議を行こうと思っていたと言っていますので、ですから法律って結構大切だと思う。
1:01:21
次に聞く航空機製造事業法は、これができたのが昭和27年だから、日本が独立を果たした直後くらいですかね。多分日本の産業がまだ強くなかった時代の法律で、いまだに生きています。
1:01:41
第1条に、この法律は航空機を及び航空機用機器の製造及び修理の事業、修理の事業の事業活動を調整することによって、調整という重い文言が入っておりまして、ここの解釈について御答弁をお願い します。
1:02:09
お答え申し上げます。委員御指摘のこの航空機製造事業法、第1条に本目的ございまして、この法律の目的ですけれども、航空機の製造や修理を行う事業者に対する許可などを通じて、生産技術の向上をはじめとした航空機産業の発展を図り、我が国全体の経済発展を実現することを目的としております。
1:02:37
この航空機産業は、高度な技術や設備が求められる事業産業でございます。かつ、その産業基盤の維持は、経済安全保障の観点のみならず、防衛産業の中核としての役割を有し、国の安全保障政策の一部を担う重要な産業でございます。そのため、適切な技術水準を確保し、国が防需・民需の動向を踏まえ、
1:03:05
深刻な過剰投資や企業の乱立などを防止する観点から、許可事業としております。引き続き、今後の使用動向を踏まえながら、適切に執行してまいりたいと考えております。昭和27年で、改正は行われていないので、27年のままずっと今まで来ているので、
1:03:32
改正するのか、新しい法律に変えた方がいいのではないかと考えております。改正されていたのですが、たぶんここの条文は変わっていないかもしれないので、今のこれがあると、例えば空飛ぶ自動車、これも航空機ですから、こういう参入についても、なかなかこの法律を読みながら参入をされる方が出てくると思うので、
1:04:01
そういうような環境を整えた方がいいと思うのですが、その点について、同法は既存の事業育成の性格が強く、航空機への新規参入の障害になっていないのかなと危惧するものですから、その点についての答弁をお願いします。
1:04:26
お答え申し上げます。先ほども申し上げましたが、航空機製造という高度な技術水準と設備を必要とする事業でございます。そのため、品質の均一性や信頼性の確保、そういった観点を確保していく必要があります。
1:04:49
委員が御指摘のように、新規参入事業者に対するハードルになっていないのかという点でございますが、そういった目的を維持しながらも、自由に研究開発を促して事業活動を促進していく観点から、様々な有識者の意見も踏まえ、2023年に試験的に製造する場合に求めていた届出を廃止するなど、一層の合理化を図っているところでございます。
1:05:18
その制度技術の発展状況などを見極めながら、必要な規制の在り方を検討していきたいと思っております。
1:05:25
役所の方と楽しく議論を、若い方とさせていただいたときに、政策がちぐはぐかなと、貿易については1989年以降、どんどんどんどん自由にすれば、
1:05:42
貿易依存が高まって経済が発展して良くなるだと思っていたのですが、他国においては安全保障の領域はしっかり守りながら、その点は譲らないところがあったのかなと思っていて、前回もお伝えしたかもしれないけれども、私の鉄工業の先輩で、組合の幹部の方が、
1:06:07
一緒にご視聴して懇親を深めたときに、ラスベガスの米国の鉄工業の大会に出席したと。そのときに、米国の鉄工業の組合の幹部からこう言われたというのが、「私たちは安全保障で守られているから」。
1:06:28
国の根幹のところは、しっかり安全保障で守るという領域を持ちながら運営をしているというところがあるので、ですから、どこを守るのか、どこを自由にするのか、この法律の哲学としては、航空宇宙産業をもっと強化していくのであれば、規制は見直した方がいいと思う、今の時代に。
1:06:55
ですから、その点についても、大臣に今後お願いしたいものですから、たまには答弁をお願いします。
1:07:06
委員に丁寧にご質問いただいて、いろんな感想を持ったのですが、まず、政策の振り返りを的確に行っていくということの重要性、
1:07:23
これも確認をさせていただきましたし、また、グローバル市場を狙う上で、政府が一歩踏み込んで、積極的な産業政策を展開していくことが必要だと。その際には、当然のことながら、国内の安全保障に関しても、しっかり明確な意識を持って取り組むことが大事だということは、私も同感であります。
1:07:52
その上で、やはり航空機産業は、我が国にとって極めて重要な産業だと思っています。カーボンニュートラルに向けた動きというものが出てきておりますので、これを新たなビジネスチャンスとして、機械を活用しながら将来に向けて、我が国航空機産業の競争力を強化していきたいと思っています。
1:08:16
航空機産業戦略におきましても、単なるサプライヤーの位置には万事ることなく、完成期事業を見据えたインテグレーション能力を向上していくということも明確にしておりますので、そのためのプロジェクトというものを、官民連携で具体化をしていけたらと思っています。
1:08:43
その際、政府支援の在り方についても、既存の枠組みにとらわれずに、新しい環境に適応して検討していくことが必要だと思っています。ここの2つの法律、航空機製造事業国法と、
1:09:08
もう1つが航空機工業振興法、こういう法律は見直した方がいいと思うので、ぜひ検討をお願いいたします。もう1つ、価格転嫁についての今の現状について教えてください。
1:09:31
お答えいたします。中小企業庁では、これまで価格交渉促進月間、3月、9月でございますけれども、この月間に基づく企業名の公表や、状況のかんばしくない発注者の経営トップに対する指導、助言などを通じ取引、観光の改善に取り組んできております。
1:09:56
直近の月間の結果が出ておるのは、昨年の9月でございまして、この月間に基づいて実施した調査では、発注企業からの交渉のもしれがあった企業の割合が増加するなど、価格交渉しやすい雰囲気が醸成されつつある一方で、価格転嫁率は45.7%となっており、転嫁率を上昇させることが必要と認識しております。
1:10:23
ただ、現状におきましても、価格交渉においても十分な対応が行き渡っているものではないものと認識しております。現在、2024年本年3月の月間に基づく調査を実施しているところでございまして、その結果も踏まえながら、特にサプライチェーンの深い回送にまで価格転嫁を浸透させるよう、今後も粘りづるく取り組んでまいりつつのでございます。
1:10:52
前回も指摘しましたとおり、価格転嫁、あるいは給与アップというのは、安倍政権から菅政権、そして岸田政権と8年ぐらいずっと取り組んでおりまして、やっぱり仕組みを変える時期に来ているのかなとも思います。
1:11:15
私の選挙区内のものづくりの経営者の皆さんとものすごく親しくて、彼らの工場を時々見に行ったりしております。従業員規模も10人、20人から50人、100人ぐらいの企業の方たち。
1:11:38
爽快があったので、懇親会から二次会まで付き合って、皆さんといろいろとお話を聞いていた時に、心が折れるって発言をされていた経営者の方もいて、従業員規模が50人ぐらい、パート3入れて、価格交渉いたら、剣も滅ぼろんで、心が折れて帰ってきましたとか言われて、
1:11:59
もう一人の方からリーマンショックの時のボッシュの例を出して、こう言われたんですって、リーマンショックの時ボッシュの担当の方から、私たちはドイツの 会社なので、ドイツの雇用を守るために、価格は高いんだけど一部ドイツに発注を変えるって言われた。
1:12:23
ボッシュという会社は非常上の会社で、ボッシュ財団は利益を社会還元に向けてますから、ですから日本の資本主義そのもののあり方が問われてるかもしれないなと思う。やはり今の皆さん、サラリーマン系者の方が非常に多くなっていて、前回も申し上げました通り、
1:12:47
当選してから83%、今90%、就業人口における非雇用者だから雇われてる人の割合が。ですからそのために前回も衝動に駆られるという話をさせていただいたと思う。あるいは私の同僚議員は消費税輸出すると完付されるので、輸出企業は、
1:13:15
やはり下請けまで配分、もう一回戻した方がいいのかなという議論をされる議員の方もいらっしゃるので、やはりその仕組みを変えるっていうことが結構大切かと思います。大島も実は一回仕組みを変えようとしたことがありまして、
1:13:36
3期生の時に内閣委員会で当時は警察の主張自がものすごく多くて、一人自でして3期生。みんな警察庁長官呼べってみんな言うんですよ、先輩議員が。私は色々と考えまして、どうしてこういう追及を私たちはしなければいけないのかと。調べてみると、そういうことかと。
1:14:02
警察の入っている建物の中で、国家公安委員会が一番上の階にいらっしゃるんですよ。国家公安委員会の委員の皆さんが仕事をしていないから、私たちの仕事が増えるっていうことを気づきまして、自民党の筆頭理事の方と説得をして、それでね、理事会を秘密会にして、
1:14:30
国家公安委員会の招聘を決めた。水曜日の午前中、臨時国家公安委員会が開かれて、内閣委員会は留会となりました。でもその後 、警察の不調事は起きていません。だからそういうことなんですよ。やっぱり私たちはここで何回も同じ議論をするのではなくて、
1:14:56
そろそろ仕組みを変える段階に来たのかなと私は判断しているので、いくつか提案をさせていただいているわけですよ、ここで。衝動に駆られるっていうところで。ただ、それは他にも手段があるかもしれないので、ぜひ役所の中でご検討いただいて、できるだけ中小小規模企業が今後廃業することなく、
1:15:21
日本経済を支えていける会議を作れればいいかなと思うものですから、私の質問はここで終わります。ありがとうございました。
1:16:12
立憲民主党の新井でございます。きょうは文部科学省と農林水産省の皆さんにもお越しいただいて、学校の給食のことについて、この経産委員会で質問をさせていただきたいと思います。思い返すと、コロナがあったときに、生徒たちが学校に通えなくなり、自宅で学習をするということ、そのときにまさにギガスクールという形のパソコンを配って、それぞれ自宅で勉強するという制度が充実してきたと思いますが、その一方で実は学校現場から感じたことは、学習の個別最適化というものは、こういったギガスクールと端末を使うことでできるようになったものの、逆に給食というものの重要性に学校現場が気がついたのが、コロナの大きな学びだったのではないかと思っています。学校現場からすると、給食の時間、特に高校とかになるとお弁当の時間になることも多いですが、お昼時間というのは、割と二の次というと言い方は語弊があるかもしれませんが、やはり勉強する時間が最優先、授業の時間が最優先で、そしてお昼を取る時間というのは、どちらかというとその次という形になるのですけれども、でも実は学校に生徒たちが集まってきて、一緒に同じものを食べるというものの、この時間帯の重要さ、そしてまた、お宅によっては、学校の給食で栄養価を出される子どもたちにもよることに、改めて学校が気づいたのが大きな学びだったと思っています。ただ、昨今、まさに物価高が進んでいる中、エネルギー価格、そして物価、それぞれの消費財の価格も上がっている中で、給食が非常に厳しい状況に置かれていまして、最近では、ちょうど昨年の11月ぐらいにたくさんニュースになりましたけれども、例えば、給食のそれぞれのおかずが、もやしの量が増えていくとか、あと、卵わかめスープの中で卵を減らさざるを得ないとか、給食費に関しては保護者がほぼ負担していますので、一定の給食費に対して、事業者の人たちが大変苦労しながら、その価格内で何とか必要なカロリー数を満たした給食を提供しようと、努力をしてきたわけです。ただ、そういった中で、去年の秋口ぐらいにも、給食事業者が倒産するケースも相次ぎまして、非常にこの学校給食をめぐる問題というのが、コロナから始まり、その重要性をみんな分かったものの物価高とともに、難しくなってきている状況があります。今日、資料をお持ちいたしましたが、昨年の10月に岸田総理が、まさに給食事業者の皆さんとのヒアリングというものをされて、給食事業者からも何点か提案があった。一つ目はプロポーザル方式の導入であったり、入札方式への最低価格の設定であったり、また、契約期間中に人件費が変動した場合に、受け負い金額について交渉機会を持つこと、また、年収の壁の解消等の提案があったというふうに、こちらの資料にも書いてあります。岸田総理も支援も必要であることを感じたとの前向きな答弁をされていると書かれていますが、この提言に対して、その後どのように進めているのか、教えていただけますでしょうか。
1:19:40
お答え申し上げます。学校給食等が部下らからの影響に左右されることなく、中長期的安定的に実施されることは大変重要であると考えておりまして、文部科学省では、昨年11月に都道府県教育委員会等に対しまして、学校における食事提供等の安定的、継続的な運営を図る観点から、食事提供等の業務を民間事業者に委託する場合の留意点等を示した通知を発出したところでございます。具体的には、物価上昇等を踏まえた適切な契約変更等の観点から、契約の途中でエネルギー価格や食料品価格、労務費等の価格変動や、最低賃金額の改定が生じた場合には、契約金額の変更や、受託事業者への支援など適切に対処するということ、複数年にわたる契約を結ぶ際には、あらかじめ賃金、または物価の変動に基づく契約金額の協議及び変更等について、規定を設け、適切に対処するということ、また、安定的に実施可能な事業者を選定するという観点から、事業者の選定に関しては、価格に加えて事業の安定性等、価格以外の要素も考慮するなど、適切に対処するということを示しているところでございます。なお、重点支援地方交付金におきましても、こうした契約金額の変更を含めて、エネルギーや食用品価格高等の影響を受ける事業者への支援が含まれておりますところから、各自治体に対してその活用を促してきているところでございます。文部科学省といたしましては、こうした取組を通じまして、学校給食等の安定的な運営が行えるように努めてまいりたいと存じます。
1:21:24
ちょっと質問には入っていないんですけれども、もともと学校給食に関してですけれども、