19:49
これより会議を開きます。内閣提出「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」を議題といたします。この際、お諮りいたします。本案審査のため、本日、政府参考人としてお手元に配布いたしておりますとおり、内閣総合海洋政策推進事務局長、宮沢光一君のほか9名の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
20:50
おはようございます。富樫寛之です。早速、質問に入らせていただきます。再エネ海域利用法の一部を改正する法律案について質問をいたします。私は、2050年、カーボンニュートラルの実現に向けてしっかり取り組んでいく必要があると考えております。経済産業省が先日開催した基本政策分科会において、エネルギー基本計画の見直しに向けた議論も始まったと理解をしております。再生可能エネルギー電源の中でも、用場風力については、2020年、用場風力産業ビジョンが策定され、再生可能エネルギー出力電源化に向けた切り札として、位置づけられております。そのビジョンでも、2023年までに10ギガワット、2040年までに30から45ギガワットの案件を形成するといった野心的な目標が掲げられております。こうした動きの中で、着想式用場風力発電事業では、複数の界隈において、具体的なプロジェクトが進んでいます。例えば、私の地元である秋田には、全国で最多の4つの促進区域があります。県はさらに1区域を追加することを目指して、今年、国に対して情報提供を行いました。そして、公安法に基づくプロジェクトとして秋田港、野代港における公安内用場風力事業も運転を開始し、既に1年以上が経過をしております。また、国の付帯式用場風力の実証候補地として、その1つとして秋田県沖が上がっています。まさに、秋田がフロントラーナーとして、日本の両界内における用場風力プロジェクトが進展しております。そこで、用場風力について、国が第6次エネルギー基本計画に掲げた導入目標を達成に向けた現在の進捗と、これまでの評価について、経済産業省にお伺いをいたします。
23:21
資源エネルギー庁井上商エネルギー・新エネルギー部長
23:29
お答え申し上げます。第6次エネルギー基本計画では、用場風力発電につきまして、2030年までに5.7ギガワットを導入する目標を掲げております。これまでに再燃え回避利用法などに基づきまして、約5.1ギガワットの案件を形成しており、このうち直近で公募いたしました第3ラウンド、まだこれはいつから供給開始が行われるかは決まっておりませんけれども、この区域を除く約4ギガワット分につきましては、2030年度までに運転を開始する計画となってございます。再燃え回避利用法に基づく促進区域につきましては、これまでに年平均1ギガワットを超えるペースで指定してきておりまして、ご指摘のとおり現状、促進区域、10区域のうち4区域が秋田県沖、約4ギガワットのうち約50%を占めておりまして、秋田県には我が国の養生風力の権益としてリードいただいているところでございます。引き続き第6次エネルギー基本計画で掲げている目標の達成に向けまして、有望区域などを中心に漁業者といった関係者の ご理解を得つつ、案件形成に取り組んでいきたいと考えております。
24:42
次に養生風力は構成する部品数が数万点と多く、また、事業規模は数千億に及ぶことから、カーボンニュートラルを実現するエネルギー源といった視点のみならず、日本に新たな産業を創出するとともに、地方にとって地域の再生、雇用創出や地域経済への波及効果も期待されます。まさにグリーントランスフォーメーションを体現するものであります。例えば、秋田県小賀市では、秋田県立小賀海洋高等学校が日本優先と連携して、養生風力事業に必要な人材を育成する拠点を整備し、今年4月に開所したところです。養生風力発電を進めていく上で、施工から肥治管理まで幅広い人材が必要です。この拠点では、こうした産学官が連携して 、人材を年間1000名以上の規模で訓練をしていくことを目指していることは、地域の将来を考える上で大変喜ばしいことであります。そこで、養生風力に関して、地域経済の発展や関連する産業基盤形成に向けた国の取組状況を経済産業省にお伺いいたします。
26:25
お答え申し上げます。養生風力発電、部品点数が数万点と多いということや、設備の維持管理に必要なご指摘の人材の雇用創出といった観点から、地域経済の波及効果が大きいと考えておりまして、経産省としても、国内にしっかりとサプライチェーンを構築することを目的に、これまで、発電機メーカーによる成せる組立工場であるとか、エンジニアリング企業によるモノパイル製造工場などの建設について、設備投資を支援してきました。また、例え ば、第1ラウンド候補の選定事業者は、国が設備投資支援を行った発電機メーカーが、成せる組立に必要な部品の発注を行うため、秋田の県内企業とのマッチングを実施するなど、地元企業の活用に向けた取組も進めております。また、3N回帰両方に基づく選定事業者は、国、県、市町村に加えて、関係漁業者が参加した法定協議会において、地域や漁業との共生作を実施していく必要がありますが、この点も、例えば秋田県では、第1ラウンド候補の選定事業者が、地元高校生と共同で、ミリ漁業を活用した特産品を開発したり、地元の水産品について、同社の販路を活用し販売等をしていくという形で、地元との共生作の実施、地域経済のさらなる活性化を行ってまいります。また、ご指摘のとおり、秋田県では小川海洋高校といったところでの人材育成も進んできておりまして、経産省としては、さらに地域経済の発展にもつながるように、養生保険化発展を進めていきたいと考えてございます。
28:04
続いて、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、必ず達成していかなければなりません。この観点から、養生風力の実施回帰を排他的経済水域へ拡大する本法案は、極めて重要な意義を持つと考えます。本法案は、広大な面積を有する我が国のEZにおける経済活動を後押しする枠組みとなりますが、本法案の我が国、海洋政策に与える意義を、松村大臣にお尋ねをいたします。
28:46
戸賀氏ご指摘のとおり、養生風力発展というのは、再生可能エネルギーの主力電源化に向けました切り札であると考えてございます。今後、2030年までに1000万キロワット、2040年までに3000万から4500万キロワットの安全形成を目指しておりますし、さらには、2050年カーボンニュートラルの実現のために、領海内水に加えて我が国の広大なEZにおきましても、安全形成に取り組んでいくことが必要であると考えてございます。また、養生風力発展は、設備の設置やメンテナンス、作業線建造や公安機能といった、裾野の広いサプライチェーンが形成される一大プロジェクトであると考えております。委員からご指摘いただいた秋田の取組のように、さまざまな関連海洋産業の活性化や雇用拡大の観点からも、本法案が我が国の海洋政策に与える意義は、大変大きなものがあると考えておりますし、まさに秋田のようなトップランナーを走っていただいている方々を追逐する案件を形成せねばならないと考えております。こうした認識の下、本法案の成立により、関係省等としっかりと連携をしつつ、養生風力発展のEZ展開に向けまして、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
30:18
松山大臣、ありがとうございます。EZは高台で沿岸とはかなり離れていることから、養生風力を進める上で、さまざまな課題があると考えます。養生に行く不耐色養生風力が台風等の好転にどう対応できるのか。現在、長崎県後藤市沖での実績があると思いますが、その結果を環境省にお尋ねをいたします。
30:52
環境省上谷サイバーセキュリティ情報課審議官
30:57
環境省では、長崎県後藤市沖で、我が国初となる2メーガワット級の不耐色 養生風力発展の実証事業を、平成22年度から27年度にかけて実施し、実用化に結びつけてまいりました。この施設は、平成28年度に後藤市に譲渡された後、平成30年7月に台風7号の襲来を受けましたが、風速52メートル毎秒の暴風に対しても、倒壊や漂流することなく稼働を続けた実績がございます。環境省としては、養生風力のさらなる拡大普及に資する観点から、こうした実績や成果を積極的に発信するとともに、不耐色養生風力発展を活用したエネルギーの地産地消の取組に関する検討支援等を行ってまいります。
31:56
続いて今回、グリーンノベーション基金を活用した不耐色養生風力発展の大規模実証事業を実施する予定と聞いておりますが、国としてどのような課題を解決していきたいと考えて実証しようとするのか、経済産業省に見解をお伺いいたします。
32:22
お答え申し上げます。今後世界的にも導入の拡大が期待される不耐色養生風力につきましては、現在、先行する欧州でも1基あたりは10メガワットに満たないような風車を用いたプロジェクトが進められている。日本がグローバル市場をリードしていく観点から、グリーンノベーション基金を活用しまして、1基10メガワットを超える大型風車を用いた大規模実証事業を進めまして、コストを低減し量産化する技術を確立し、国際標準化で日本がリードしていければと考えてございます。
32:58
本当はもっ と突っ込んで聞きたいんですけれども、一貫の関係でそれはまずカットさせていただきます。次に第6次エネルギー基本計画では、2030年度に電源構成比率36%から38%の再エネを導入するとしておりますが、デジタル社会が加速する中で、我が国でもデータセンターの立地など、電力需要そのものが一段と拡大していきます。さらに、ガーファーを例に、クリー電源を求める動きが加速する中、こうした再エネ電源の需要はますます増大していきます。このような観点を踏まえると、再エネ電源の導入に支障が生じぬよう、系統についてもしっかりと整備、増強していくことが重要であります。そこで現在、政府では、北海道と本州を結ぶ海底直流送電網の検討を含め、マスタープランに基づく系統整備を進めているものと理解をしておりますが、このような環境変化を踏まえれば、系統整備について計画倒れせず、しっかりと実現していくことが重要であると考えます。現在の取組状況と今後の見通しについて、経済産業省にお尋ねをいたします。
34:42
お答え申し上げます。御指摘のとおり、養生風力などの再生可能エネルギーによって発電された電力を全国で活用するためには、送配電網の増強は極めて重要でございまして、御指摘のとおり、広域連携系統のマスタープランを2023年3月に策定公表しまして、これに基づいて全国的に系統網の整備を進めていこうとしております。特に重要な地域間連携性につきましては、昨年、再エネ特措法や電気事業法も改正いただきまして、着工段階からの再エネ付加金の交付や、電力広域機関による貸付制度などの資金の調達を円滑化する措置を講じておりまして、計画を着実に進めるための環境を整備しております。御指摘の北海道と本州東北をまずつなぐ海底直流送電につきましては、本年4月に電力広域機関が概略ルート等を含む基本要件を決定したところでありまして、引き続き着実な整備に向けた対応を進めていきま す。また、地域間連携線と合わせて、市内の系統の整備につきましても、費用面や制度面での検討を進めていきたいと考えてございます。
35:52
他にも質問は用意しておりましたけれども、時間ですのでこれで終わりますけれども、いずれにしてもこのEZ要順風力を進めていく上で、大変大事なこの法律であります。ぜひよろしくお願いを申し上げながら終わりたいと思います。まずは大臣頑張ってください。よろしくお願いします。
36:38
立憲民主党山崎誠 でございます。おはようございます。今日は時間をたっぷりいただきましたので、ゆっくりとご質問できるかと思います。海洋再生化エネルギー発電設備の整備に係る海洋の利用の促進に関する法律の一部を解説する法律案、質疑に入りたいと思います。海ということで、ちょっと法案の質疑に入る前に1点、ご確認お聞きをしたいことがございます。今、鹿児島県のですね、鳥島村口の島沖で、韓国籍のですね、ケミカルタンカーが座礁事故を起こしています。4月16日に発生しておりますけれども、その後もですね、摘みにが、火様に漏れ出るなど、大きな被害になっているようでございます。事故の把握状況について、これは国土交通副大臣、お願いできますか。
37:40
4月16日、韓国籍ケミカルタンカーから事故の通報があり、海上保安庁では、直ちに巡視船、航空機等を発動し、人命救助活動等に当たりました。本県事故を受け、海上保安庁では、事故翌日から事故状況の共有や、今後の対応方針を決定するため、地 元自治体や漁業関係者等で構成される連絡調整会議を開催してきたところであります。一方、原因者である船舶所有者は、サルベージ会社等と契約し、油の抜き取りが終了後に船体を引き出し、安全な海域で他のタンカーに積み荷の漆黒、壁砂を積み替える予定としておりました。しかしながら、5月12日、サルベージ会社等から海上などの影響により、タンクの一部が破損したため、積み荷の漆黒、壁砂が一部、海上に流出したとの連絡を受けたところです。その後、5月16日に海上高天により船体が折損したことから、船舶所有者が潜水調査を実施し、今後の対応方針を検討していると報告を受けております。引き続き、積み荷の漆黒、壁砂の抜き取りに向けて、船舶所有者等に対して必要な指導を行うなど、適切に対応してまいります。
39:12
環境省、環境への影響について、特に積み荷の漆黒、壁砂のリスク、こういうものはどういうふうに把握をされているか、副大臣、お答えください。
39:27
お答え申し上げます。環境省では、本事案について、海上保安庁からの報告や鹿児島県から収集した情報等をもとに、専門家へのヒアリングを実施してまいりました。漆黒、壁砂は生態独製がありますが、水に溶けず、水よりも軽く、さらに揮発性も高いため、海に流出した場合、海面を浮遊し急速に揮発することが想定されています。これまでの専門家へのヒアリングにより、漆黒、壁砂に海藻やプラクトン等の生物が濃密に接触した場合は、影響が想定される一方で、本事案における摘み荷の積載量と物質の揮発性を考慮すると、影響は限定的との意見を得ているところでございますが、引き続き状況を注視してまいりたいと考えております。
40:42
この件、私は5月9日にレクを受けました。そのときに、レクをお願いしたんですけれども、私、環境省からは、当初、これは海上 保安庁以外の以上の情報は自分たちは持っていないから、説明には行かないと、断りました。とんでもないお話だということで、その後、お呼びをして、5月9日の日にレクを受けたんです。そのときに、海上保安庁が持ってきたのは、1枚のA4のペーパー、簡単なメモ程度のものしか出してもらえませんでした。その後、何度か問い合わせをしてきましたけれども、いただける情報というのは、本当に断片的で、現場の状況がわかる種類が出てきたのは、一昨日、即日、昨日です。私、これ、今ご説明ありましたけれども、現在進行形で海洋汚染の可能性も広がっている。今、環境庁からも説明ありました、宿泊駅さんについて、これだけの大量の宿泊駅さんが海洋に漏れ出すということは、これ、今まで過去にないことだと聞いております。この宿泊駅さんは、例えば生態濃縮の影響とか、あるいは遺伝子にあたる影響だとか、論文などの情報をいただくと、一定の影響があるということも言われています。ですから、私はこれは重大な関心事として、鑑賞していただかなきゃいけない。私は、現場の方は皆さんよく働いているというふうに聞いているんですけれども、本庁の対応があまりにも、私だけだったのかもしれませんけれども、ずさんでね、情報の提供にも、その姿勢にも大きな問題があったと。この点は、お二人の大臣、副大臣がお呼びしたのは、申請をしていただきたいと思ってお呼びしました。お願いなんですが、これは韓国籍の船であります。こういう海洋事故というのは、大体海外の船だと絡んでくるわけでありまして、国際的な連携が重要です。これは、特殊なケミカルの汚染というものが広がっているので、さらなる専門家の派遣などが必要だということで、お話を聞いています。これはぜひ、この際、外交ルートを活用して、本県についての対応、日本政府として環境汚染の被害を最小化するように、韓国政府、そして船主宛に要請をいただきたいんですが、副大臣いかがでしょうか。どなたがお答えいただけますか。国庫副大臣に。
44:03
失礼しました。船舶からの油流出事故等が発生した場合には、原遺者が必要な防御措置を講じるよう指導 を行うとともに、海上保安庁としても国や地方の関係行政機関や海上災害防止センターなどと連携して必要な防御措置等を実施していくこととなります。今回の事故については、事故翌日から事故状況の共有や今後の対応方針を決定するため、地元自治体や漁業関係者等で構成される連絡調整会議を開催していたところであります。海上保安庁では船舶所有者の代理人に対して、積み荷の抜き取り等を速やかに行うよう指導を来たところであり、今後とも山崎の御指摘も含めて指導を監督していってまいります。
44:53
ぜひ、日本政府というか国としてきちっとこの領海の自然を守る環境を守る人も含めて徹底していただきたいので、ぜひ外交ルートというんですかね、外務省なども相談して一定の要請をしていただきたいと思います。まだわかりません、この先どうなるか。ぜひお願いしたいと思いますので、繰り返し申し述べさせていただきます。それから環境省なんですけど、海上保安庁の守備範囲というのは、人への被害、あるいは船舶の往来の確保などそういったところだと思います。そうすると、環境への影響というのは、やはり環境省が出ていただかないとなりません。海保、どの頼みでは収まらないのであります。私はこういったことを考えたら、海上保安庁、そして環境省などが連携した、こうした海の事故に対応するマニュアルがあって、こういうことが起きたときにはこういう対応をしようというのが明確になっていなきゃいけない。場合によっては訓練なども行っていただかなきゃいけないと思います。今回の対応を見ていると、そういう様子が全く見えないです。これ環境省、こうした対応をきちっととる体制できていますか。マニュアルはできていますか。
46:30
お答え申し上げます。油と汚染事件の準備及び対応のための国家的な緊急事態計画においては、環境省は海上保安庁などからの情報に基づき、野生動物に及ぼす影響評価を行い、野生動物の保護などの対策の決定に反映することや、環境影響の強化結果を関係機関に提供する役割を担っております。環境省としては、今後こうした事案が発生した場合にも、引き続き緊急事態計画に沿って適正な対応をしてまいりたいと考えておりますし、また海上保安庁ともしっかりと連携を取ってまいりたいと考えております。
47:22
ちょっと重ねて聞きますけれどもね。私のところに説明に来なかったんですよ。一番初め。環境省はね、この事案について、いつ知って、住民の分析などはいつしたんですか。
47:45
お答え申し上げます。今月の16日に海上保安庁から担当部局に対して船体が雪損したことの連絡があり、同日に鹿児島県を通じて情報収集を した結果、口の島周辺にはシクロヘキさんは摘出されていないものの船体からシクロヘキさんが流出した可能性があるということを把握いたしました。
48:19
これ事故は指名されてからお答えください。4月16日ですよ。起きてるのね。もうその頃からいろんな現場では動いてますよ。もうそこの時には燃料の油は漏れてますよ。そういう状況の中で今月の16日になってという話には、あまりにも対応が遅いですよ。シクロヘキさんが燃えられる前にどういうものなのか、どういう影響があるのか、それをちゃんと把握しなければ話になりません。ぜひこの対応、今回のお願いした外部航路ルートも含めた対応も含めてきちっと対応を徹底していただきたい。それから、これからも議論しますけども、火油の利用をどんどん進めていけば、こういう事故のリスクというのは高くなります。しっかりと対応できるマニュアルを作ったり、体制を作ったり、訓練をしたり 、そういったことを、省庁の垣根を越えて対応していただきたい、準備をいただきたいということで強く要請をさせていただきます。ではこの件はこれで終わりますので、国場大臣は退出いただいて結構です。それでは法案の質疑に入ります。まずその前提として、今、洋上風力発電がどういう風に導入が進んでいるか、そこで課題などはないかということを、経産省にも来ていただいていますので質問していきます。再稲化液利用法によって入札が今行われ、第1ラウンド、第2ラウンドが行われ、今第3ラウンドということでございます。第2ラウンドで実施が行われた、この辺りの評価課題、それから第2ラウンドの評価課題についてお尋ねしたいと思います。
50:38
お答えをいたします。昨年末の、今年3月に結果が公表いたしました、このいわゆる第2ラウンドの公文につきましては、4回帰のうち3回帰において、FIP制度における再稲負荷金の国民負担が見込まれない供給価格、いわゆるゼロピロミアム水準が提示されたものが選定をされました。今回の ゼロピロミアム水準に入札した事業者が選定されたということは、今後国民負担を抑制しつつ、再生可能エネルギーの最大限導入を実現するための重要なモデルケースであると、このように考えております。ゼロピロミアム水準が入札された背景といたしましては、事業者の選定に当たりまして、国民負担に直結をする供給価格を重視した評価基準を採用されているということ、また、国内に例えば自動車産業や半導体産業、データセンターといった用場風力発電由来の不倫な電気に対する長期にわたる旺盛な需要があることが挙げられると考えております。第二弾の公募の結果につきましては、今後、外部指揮者で構成をされる経産省、国交省の合同審議会で議論をした上で総括をしてまいります。その結果を踏まえてさらなる改善点があれば、公募評価に関するガイドライン等を見直していきたいと考えております。
52:00
これですね、私、専門家の書いている雑誌の方なんかを読みました。決してそんなに喜んでいい第二弾度ではないというのが、専門家の評価、事業者からもお話を聞きました。これですね、二弾度の様子を見ると、事業者をかなり無理をして、将来性が期待されるその分野にね、とにかく初期の案件をとにかく取りたいということで動いたのではないかと。そういう分析があります。ゼロプレミアムでね、取る。これあの、要するに上限価格の設定が十分じゃないので、それでももう入札にならないと。外部の、相対契約で、今副大臣からも説明ありました。契約を取るから、何とか事業になるなという見通しで、ゼロプレミアムを出しているんでしょうね。例えばイギリスの例、これ驚きました。第四回の低価格のルール設定が影響をして、第五回のラウンドでは入札者がゼロということで、みんなボイコットしてしまって、結局、第六ラウンドでは、これ養生保力の上限価格、これ66%引き上げたってことなんですよ。これね、よくこうした事例も見ていただいて、決してね、第二ラウンドの結果が、これ全て悪いとは言いません。でも、改善点があるんじゃないですか、そういうことです。特に今、インフレ化で、非常にあの、事業のコストが加算で、事業者の皆さん本当に苦しんでます。30%、40%というね、コストアップ見通しが出て、大変苦しんでます。そういう中で、今無理無理これを取っていくということについてのリスクが、本当に今、事業者の間ではどう対応していいかということで悩まれてますよ。特にこの入札において、この価格のエスカレーションの情報ですか、インフレへの対応の情報というのは、日本は取っていないと。そして、最低価格も、上限価格も、ごめんなさい、上限価格も、第三ラウンドでは、さらに引き裂けて18円ということです。これあの、日本のですね、業界の皆さんに、こうしたことってちゃんとヒアリングをして、様々要望が出てると思うんですけど、そういった要望に基づいた入札のやり方という検討する必要があると思うんですけど、副大臣いかがですか。
54:58
お答え申し上げます。第二ラウンドのですね、公募結果につきましては、委員御指摘のとおり、様々な御指摘があるのは承知しておりますが、一方我々も、関係する事業者の方々、これは落札した方々を含みますが、そうした方々あるいは有識者、あるいは御指摘のイギリス政府、イギリスでの事業者からもヒアリングを行っておりまして、そうした形で、こうした入札を実施してきております。第二ラウンドの公募結果でですね、ゼロプレミアムスビジョンで応札するという事業者の方々は、評価基準事前に決められておりまして、そこで高い供給価格点を得ることを目指したということだと認識しておりますし、事業者の方々は、これ簡単なことではありませんが、そのゼロプレミアム水準でも再産性が確保できるように、御指摘のとおり、年期の供給先である需要化との関連、相対契約を締結するべく合意書を交わしております。我々国による審査ではですね、ファイナンスの専門家を含む第三者委員会におきまして、全ての合意書を確認しまして、需要化の信用力に加えて、将来の物価高騰による追加資金調達の可能性、あるいは故障による維持管理に係る費用の増加といったリスクへの対応策、それぞれの事業者がきっちり作ってくださっていますので、それについても審査を行っております。事業者によるリスクへの対応策の中には、御指摘の物価高騰等の状況も踏まえまして、需要化との間で柔軟に価格を引き上げるなどの対策を含むものもございまして、将来物価高騰に直面した場合でも直ちに事業継続が困難になるものとは考えておりません。御指摘のとおり、イギリスでは様々な制度変更を行っておりますので、こうし た点につきましては引き続き、イギリス政府や事業者からもヒアリングを行って検討していきたいと思います。
56:54
これですね、一定のリスクを取れる事業者、これ大規模な事業ですから、もともと誰もが手を挙げられる事業ではありませんけど、非常にサプライズチェーンというか、事業をやる、検定された方々のプロジェクトになってしまう。それも今のようなリスクを抱えて、今後本当にやれるのかどうかというのが、私は第二ラウンドの評価の一部だと思いますよ。それを色々検討して次に活かすというんだけれども、もう第三ラウンドもスタートしています。これ本当に時間もかかるプロジェクトですけど、早くいいプロジェクトをどんどん育てていかなきゃいけないステージに来ているので、そうした検討というのは早急にやってもらいたいし、私はやはり一定のリスクというものを分散して取るようにして、例えばサプライヤーにいろんな迷惑がかかってきますよ。事業者自体は大手の資本があってできるかもしれない。でもどうしたってそれコストダウンしなきゃいけない。それはサプライヤーの様々な下請けというか、ところにしわ寄せがいくと、これは良くないですよね。私は産業全体を育てる意味でも、こうしたことを回避するための入札制度の見直しというのは絶対必要だと思います。ぜひこれは日本にこの養生風力産業を根付かせるという視点で、どういう対応が必要か、ルールの再構築をお願いしたいと思います。これは副大臣に決意をお聞かせください。
58:38
お答えをいたします。まず、この養生風力発電をはじめといたします再生可能エネルギーにつきましては、やはり国民の負担を抑制するという点、そしてまた再生可能エネルギーを最大限導入していくということが大きな基本方針でありまして、この2つのバランスをいかにとっていくのかということが重要な点であろうと、このように考えているところでございます。それを踏まえまして、現在の、例えば今お答えをいたしましたように、この様々な企画については、審議会、これは国交省と経産省合同の審議会でございますが、こういったところを踏まえてきちんと構成的な形で決めたルール でもございますし、また今後の様々な状況に関しましては、不断の見直しをしていきたいとこのように考えております。
59:28
これはやはり事業者あって、そして栄えチェーンを支える皆さんがあっての事業ですから、翌々そのあたりは注意を持って対応してもらいたいと思います。次の話題に行きます。安計形成目標の設定についてということで、まず全体の風力発電の導入目標についてお聞きをしたいと思います。2040年あるいは2050年、これからエネルギーミックス、いろいろな議論も7次のエネ機で進んでくると思いますけれども、この風力発電の導入目標についてお尋ねします。
1:00:10
お答え申し上げます。政府として、2050年カーボンニュートラルの実現に向けまして、再生可 能エネルギーを最大限に導入というふうに考えておりまして、現状風力発電につきましては、第6次エネルギー基本計画に基づきまして、2030年度の導入目標を23.8イガバットといたしております。現在、総合エネ庁におきまして、エネルギー基本計画の改定に向けた議論を開始したところでございまして、御指摘の風力についてもしっかりと検討していきたいと考えてございます。
1:00:45
養生風力の目標は、2040年30から45ギガワット達成目標ということでございます。このうちの今回議論になっているEZにおける不体識による案件の見通し、可能性、割合、どのぐらいになるか教えてください。
1:01:15
お答え申し上げます。御指摘いただいた目標値は、2020年の段階で官民協議会において策定した養生風力産業ビジョン、そこ で設定されております。この目標の達成に向けて、これまでに再エネ回帰利用法等に基づきまして、2030年目標の約2分の1にあたる5.1ギガワットの案件を創出しております。EZについて。EZにつきましては、今回まさに御審議いただいているこの法律案が出来上がったところで、具体的に経済産業省及び環境省が調査をした上で区域を決めていきますので、現時点においてこれだという目標値はまだ策定しておりません。
1:02:03
これはぜひ見通しを持って、こうした法案の議論もしたいんですよ。今お話していますとおり、民間が非常に注目をしていて、これ皆さん御存じのように養生風力の投資となれば、本当に幅広くいろいろな投資をしなければいけないし、大変お金のかかる分野であります。だけど初期投資をすればそれだけ戻ってくるものも大きくて、日本のGXに与える影響、貢献度も非常に高いと思いますよ。ここは目標をしっかりと立てていただく重要性、それは再認識をしていただきたいと思うんですよ。日本は海に 囲まれていて、ポテンシャルが高いと、そういうような話はあるんですけど、でも今のお話でどのぐらい発電を実現しようとしているのかというのが見えないと、これは国の意思としてしっかりと示していく必要がある。そうすることで数千億円という投資もやろうということになるわけですよ。私はぜひこうした目標設定、注意深くかつありび大胆に市場形成をやっていっていただきたいと思います。欧州では海洋空間計画ということで海洋の利用が明確に区分がされていて、比較的大胆というか風力についての区域設定が明確にできているから、だからビジネス界も大きく投資をし、事業が進んでいるということだと思います。例えば今この授業で必要なセップ船という船、日本はどういう状況にあって、今後どういうふうに整備される予定なのかお尋ねしたいと思うんですけど、国交省。
1:04:14
お答えいたします。洋上風力発電設備の建設にあたっては、設備の積み出しや組み立てに用いられるセップ船などの作業船が必要不可欠でございます。セップ船につきましては、 民間投資の動きが活発化しており、現在国土交通省が把握しているところでは、洋上風力発電設備の整備に用いられる国内企業が所有するセップ船は5隻あり、今後8隻となる予定でございます。その一方で、今後の案件形成の状況によっては、セップ船の確保が課題となる可能性があることから、官民連携の上で必要な作業船等の確保に向けた取組を推進してまいります。
1:04:54
これは、私もお話を聞きましたけれども、設置しようとしている、これから進んでいこうとしている風車の規模に、船が合っているか合っていないかが大きな問題だと。今最大のものは清水建設さんが持っている1隻。結局その1隻の確保、スケジュールを抑えることが、一つの風力発電、洋上風力の事業の大きな課題になって、そこがボトルネックになっていると聞きます。これは、やはりセップ船みたいなものを、それも大型のものを建造する準備しようとすれば、当然大きな投資がいりますし、それがうまくいかないと、事業は進みません。そういう意味で、今お話ししたような、この事業の規模を早く明確にお示し をしていくということが重要なんだと。難しいのはわかります。いろいろな調査をしなければいけないのはわかるけれども、それを全力でスピードアップしていただきたいと思います。そういう前提で、今この募集区域の指定というのが今回始まります。そしてその募集区域に対して仮の許可を与えていくということになるわけでありますけれども、一つは、この海洋の洋上風力の一番の課題は漁業者との調整ということになると思います。そういう意味で、今回、EZ、この排他的経済水域にこのエリアを広げていくことによって、漁業に関してはどんな影響があるのか。まずはこの排他的経済水域での漁業の実態について、水産省にお答えいただければと思います。
1:07:02
お答え申し上げます。我が国、排他的経済水域では、底引き網漁業、巻網漁業、三間棒受け網漁業、イカ釣り漁業、マグロハエナ漁業などの沖合漁業を中心とした様々な漁船漁業が、漁場の形成に応じて、我が国周辺の幅広い水域で操業しております。我が国、イーゼットを主な漁場としている沖合漁業は、我が国の漁業生産量の約5割を占めており、我が国の水産物の安定供給にとって重要な漁業となっております。
1:07:43
これはお聞きをしますと、大臣許可の漁業だとか、あるいは知事の許可の漁業だとか、そういったものが行われているということで、沿岸とはかなり違うスキームで漁業が行われている。話を聞くと、魚の移動に沿って漁船団を組んで漁業を行っていくような話になるので、非常に面的に広がって漁業をやるというのが沖合の漁業の特徴だろうと思います。うなずいていただいているので、そういうことだと思うんです。そう考えていきますと、なかなか調整が難しいと思うんですよ。ある海域、何年かに一回はそこを通るかもしれない。あるいは魚の地球温暖化によって生息域が変わったりすると、ここは大事な漁場になるかもしれ ない。そんなことを考えながら、区域の指定を調整していかなければいけないということになると思います。ぜひこれはどういうふうに調整をする方針なのか、この補助区域の指定にあたっての考え方をお聞きしたいと思います。
1:09:06
お答え申し上げます。おっしゃるとおり、漁業との共同経営は、洋上風力発電事業の実施に当たりまして大前提であるということを踏まえまして、関係漁業団体に対して丁寧にコミュニケーションをとっていくことは当然のことだと考えております。補助区域の指定に向けまして、経済産業大臣はあらかじめ当該区域に関する調査を行うこととしておりますが、その調査に当たりましては、水産庁を通じて漁業関係の全国団体などに相談し、関係する漁業団体も確認しながら調査を進めていく必要があると考えております。その上で対象となる漁業団体に対しまして、調査内容等について 御説明するとともに、同団体からの同意を得た上で調査を進めていくこととなります。さらに、補助区域の指定のタイミングでは、1つには漁業に明白な支障が及ぶとは認められないことを区域指定の要件としておりますし、2つには補助区域の指定に関して広告、従来に供するとともに、農林水産省を含む関係行政機関の長等協議することを本法案で法定化しておりまして、こうした仕組みを通じて漁業との共存共栄を大前提に、事業を進めていけたいと考えております。
1:10:30
これはどこまで、この補助区域の指定の段階で漁業者と調整されるかというのが、非常に私はポイントだと思うんですよ。これ後で法定協議が立ち上がった後で、実質的ないろいろな協議が始まるということであると、その段階でいろいろな方々が手を挙げて、うちもそこで漁業したことがあるし、そこはやめてくれみたいな話になると、収集がつかなくなると思うんですよ。この補助区域の指定の段階で、どこまでそうした調整ができるのか、どこまで調整をしようと考えているのか、その線引きを教えてください。
1:11:12
お答え申し上げます。この法案策定に当たって関係する漁業の団体の方々、事業者の方々とも、かなり丁寧なコミュニケーションを行ってきておりまして、そうした観点から、ご指摘のとおりの懸念もございますので、先ほど御答弁申し上げたようなプロセスで、まず、この補助区域の指定のタイミングで、しっかりと漁業の方々とのコミュニケーションをとるという枠組みを 法定しております。こうしたプロセスの中で、仮に漁業団体の方々などから、今申し上げたプロセスに応じて、さまざまなご懸念が出てきた場合は、それは政府と してしっかりと受け止めて、このプロセスに進めていく中で、考慮していくという段取りとなっております。
1:12:08
今のお話の中で、枠組みというのは非常に心配です。枠組みだけ作って、後は法定教育会に投げるというのでは話にならない。枠組みに何が含まれるか、それはぜひ明確にしていただきたいというふうにも思います。先に行きますので、後でも補足説明してください。漁業者との調整もあるんですけれども、もう一つ気になっているのが、希望回帰。事業者が手を挙げたときに、その募集区域内で、例えば複数の事業者が仮の許可を与えられるということがあると思うんですが、その領域がオーバーアップするようなことが起きたときは、どういうふうに調整するんでしょうか。
1:13:08
お答え申し上げます。委員御指摘のように、複数の事業者から重複する区域について、仮の地位の付与に係る申請があった場合には、申請した事業者の中で、最も長期的、安定的、かつ効率的に発電事業を実施できると見込まれる者に対して、仮の地位を付与することを処分基準として、この法案に規定しております。この具体的な基準につきましては、さらに学識者等の第三者により構成される審議会において、議論を深めていただきたいと考えておりますが、現時点におきましては、現行の了解内の制度では、価格に加えまして、事業実現の可能性について、しっかりと評価をしていくという形になっておりますので、この制度を踏まえた取組を考えていきたいと考えております。山田委員、これ重なったときにどう調整するのかと聞いているんですけれども、重なったときは、どちらか一方を今の評価基準で評価をして、一部重なっていても、もう片方のは駄目だというふうに評価するんですね。
1:14:24
お答え申し上げます。この法案では、最も適切な者、重複する場合には最も適切な者、というふうに法定いたしておりまして、そういった意味では、重複する会議については、一者に対して仮の治癒を付与するということを想定しております。
1:14:45
ということは、残りの部分だけ事業者はやりなさいということで、その区域の募集のやり方を、何ですか、その事業者を変えなきゃいけないということですかね。今、うなずいていただいたので、そういうことなのかもしれません。これは私はいろいろな調整があると思いますよ。A社、B社、どういうふうに領域が被るかわからない。それはある種取り合いになってくるでしょう。そういったときに、私は調整にはガイドラインのようなものがしっかりあって、やっぱりこれ、評価をね、もちろんそういうのは法律でも決まっているので評価をするんでしょうけど、例えば領域が重ならないで、別々な事業者が、それぞれ事業を取ることは当然あるわけですよね。一定の基準を達していれば。そうなったときに、重なったから、その領域については事業がね、片方に一方的に割り振られるというのはどうかなというふうにも思います。ここは調整の方法というのは、ぜひ検討いただきたいと思います。次の法定協議会の件なんですけど、ここでですね、国の役割ですね、経産大臣だとか国交大臣ですかね、あるいは農水大臣というのが名前としては出てくるんですけど、どういう役割を担うのか、どういう調整の役割、責任を担うのか教えてください。国務大臣 国務大臣 国務大臣 国務大臣 国務大臣 国務大臣 お答え申し上げます。あの、ご指摘のですね、法定協議会でございますが、本法案におきまして、国が法定協議会を組織するということを規定しておりまして、国はですね、法定協議会の主催者として仮の地位を付与した事業者に、例えば漁業者をはじめとする関係者との調整を任せるのではなくて、中立的な立場から必要な調整を主導していくということを考えてございます。
1:17:00
是非、やはり難しい調整がここで行われるということだと思います。先ほども、補助区域の中での調整というのは、細かな事業者、漁業者との調整には私はならないのではないかと。ここでの調整が極めて大事だということだと思うんです。ここでご指摘したいのは、じゃあ、経産省はその体制できてますかということです。風力政策室の職員って何人います?
1:17:36
どなたが答弁されますか。井上委員長。
1:17:41
ざっくりでいいですよ。時間かかって申し訳ありません。風力室でございますけれども、現在、合計13名の職員が所属しております。
1:17:58
これから、EZにも広がり、今までやっている沿岸の事業も広がり、皆さんも本当に必死にやっていただいているのがわかっています。だけど、この体制では、今、答弁があったような国が主導して、こういったプロジェクトの協議会をコントロールすることができないんですよ。どう考えても無理だと思います。あと1人しかいない。2人しかいないで。どうやってこの協議会の振興、取りまとめを 国が責任を持ってやるんですか。事業者が心配しているのは、結局この法定協議会の事業者の皆さんの責任が重くて、取りまとめに自分たちが取り組まなければいけない。でも、うまく調整できるかどうかわからないという不安なんですよ。これ、ぜひ大臣、副大臣お越しいただいているからね。この現状は、私はすごい問題だと思います。事業がこれからどんどんどんどん増えていって、10、20動くときに、13人じゃとてもやっていけないんですよ。専門家も育てていないと、合意形成のプロフェッショナル、この風力発電についての知見を持った方が対応しないと、とてもとても無理です。そういった意味での、この組織の強化に、全力を挙げてね、50人、100人に対して必要だと思いますよ。副大臣いかがですか。