19:35
これより会議を開きます。令和5年度一般会計予算、令和5年度特別会計予算、令和5年度政府関係機関予算、以上3案を一括して議題とし、一般的質疑を行います。この際お分かりいたします。3案審査のため、本日、政府参考人として、内閣官房内閣審議官 黒田英朗君、内閣官房内閣審議官 水口裕史君、内閣官房内閣審議官 室田光成君、内閣官房内閣審議官 地津邦一君、総務省自治行政局長 吉川博美君、総務省自治行政局選挙部長 森源次君、総務省自治税務局長 池田達夫君、外務省大臣官房長 清水文夫君、外務省大臣官房審議官 三映大輔君、外務省大臣官房審議官 竹谷敦志君、外務省大臣官房三次官 池上雅樹君、外務省市警局長 新川博嗣君、 スポーツ庁次長 角田義彦君、厚生労働省健康局長 佐原康幸君、厚生労働省医薬生活衛生局長 矢上敦夫君、農林水産省輸出国際局長 水野正義君、農林水産省農産局長 平方裕作君、農林水産省畜産局長 渡辺耀一君、経済産業省大臣官房長 藤木俊光君、中小企業長 事業環境部長 小林浩二君、国土交通省水管理国土全局長 岡村次郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、 御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、その意を受けしました。質疑の申し出がありますので、順次、これを許します。
21:33
はい、それでは立憲民主党無所属会派を代表して質問をさせていただきます。まず、オリンピックについて伺います。昨年秋、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋氏が、総額2億円にも上る賄賂を受け取ったとして、高橋氏のみならず、青木の青木氏、また門川の門川白が、増収賄賂で逮捕されるという衝撃の事件がありました。そこら辺、今度は、2月8日、さらに組織委員会大会運営局元次長の森安補司補科、電通のスポーツ局長だった、出雲氏、富士テレビ製作会社の富士クリエイティブコーポレーション専務の藤野氏、イベント会社セレスポ専務の鎌田氏らが、独近法違反、不当な取引制限の容疑で逮捕されるという衝撃の事件が起こりました。極めて有料すべき事態だと思いますし、また、オリンピック担当層であった、遠藤大臣、丸川大臣、杉大臣、桜田大臣、橋本大臣、各大臣らの方々の責任も拭われないものと思います。長岡文科大臣、そして、オリンピック、今ほど名前を挙げさせていただきました、オリンピック担当大臣でもあり、またオリンピック全体の経費について責任を負っておられる、鈴木財務大臣の受け止めを伺います。
22:52
お答え申し上げます。個別事案の刑事手続の具体的内容につきましては、文部科学省として申し上げることは差し控えたいと思っております。その上で、東京オリンピック、パラリンピック競技大会をめぐる一連の事案で、仮に不正があったとすれば誠に遺憾であると考えているところでございます。今回の事案につきましては、現在刑事手続中であり、また東京都においても契約手続等に関する調査を行っているところと承知をしております。文部科学省としては、それらの状況の推移を注視しながら、しっかりと適切な対応を図ってまいります。
23:41
東京オリンピック、パラリンピック競技大会担当大臣を一年七ヶ月やりまして、そして2020年東京大会の成功のために一所懸命努力したつもりでございますが、そういう私にとりましても、東京大会のテスト大会をめぐる入札について仮に不正があったとすれば、本当に遺憾であり、また残念に思っているところであります。その上で、不正によって大会経費が膨張していたかどうかにつきましては、まさに今後、捜査等によって明らかになるものだと、そのように考えているところであります。いずれにいたしましても、オリンピック関係経費にかかわらず、限られた財源を有効に活用することは極めて重要であ りまして、歳出の効率化に引き続き取り組んでまいりたいと思います。
24:39
今ほど財務大臣、経費の膨張につながったかどうかがこれからだというふうにおっしゃられたんですけれども、この問題、もともとといいますか、そもそも多くの警鐘が鳴らされてきた問題だと思います。まず、2013年に作成された立候補ファイルでは、7,340億円だったはずなんですよね。ところが、この予算には、建築工事の設計や撤去費用等、警備や輸送費等がほとんど計上されていないと、ある種、意図的に小さくされたんじゃないかというようなことも言われるような予算であったわけなんですが、それが、2019年の12月にいきなり倍増で1兆3,500億円と発表されました。ところが、さらに2022年6月、終わった後ということですけれども、公表されましたら、また増えていて1兆4,238億円と。さらに、ところが、まだこれで終わらなくて、12月21日に会計検査員が検査したところ、さらに2割増で、結局最終的な総予算は1兆6,989億円で、うち国が4,668億円を負担すると。どんどんどんどん 増えていくという、非常にずさんな経過をたどっております。かつ、これが最後までわからなかったんですよ、私たち、すいませんと、組織委員会が悪かっただけですとおっしゃられるのかもしれませんが、オリンピックが開催された年である2021年の5月12日の文部科学委員会で、我が党の佐伯健議員が、組織委員会と民間企業との間の業務委託契約書を示して、委員会の方も、政府参考人の方も、いやこれ本物ですと、これ本当にこの契約書、事実ですと認められました。この中において、なんと、ディレクターの最高日当が35万円である。しかもそれが、いやそれ本当に忙しいときで、しかも確かにこういうディレクターみたいな方というのは、全経費を含むから、場合によってはなくはないのかもしれませんけれども、でもどう考えても、そんな業務がないようなときに、何日間も何日間も計上されていると。だからこれちゃんとこのとき検証しなきゃいけないじゃないですか、と国会で言ったにもかかわらず、組織委員会の副事務総部長の野村参考人が、ひたすら制度だと言い募ると。また政府の方々も全くこれについて特段の検証をしないということをしたことが、結局今回の事件につながったのだと思います。ですので、それはオリンピックはもう当面はないんだと思いますけれども、これからもいろんな国際イベントがございます。ぜひその再発を防止するために、今回のオリンピック経費がなぜここまで膨張したのか、また個別の契約が本当に正当だったのかを、きちんと検証すべきだと思うんです。それについて常にこういう質問をしますと、刑事手続き中だからだめですと言うんですけれども、それ関係ないんですよね。別に刑事手続きは刑事手続きで、職執とやっていただければいいと。こちらの政府のおかしいところは政府のおかしいところで、きちんと検証するって全然了事先のことだと思うんです。ぜひしていただきたいと思うんですが、長岡文科大臣の御所見を伺います。
28:10
オリンピック問題の再発防止策につきましての意見ということでございますが、国務大臣の大塚大臣が中心となりまして、今後の大規模な国際競技大会等の運営の透明化、公正化を図るための指針案を策定するため、昨年11月にプロジェクトチームを立ち上げました。その下に専門的、また中立的立場の弁護士や公認会計士で構成される作業チームを設置いたしまして、検討を 進めてまいりました。作業チームでは、組織委員会の元職員からのヒアリング、またパリ大会等の海外事例、さらには東京都が実施をいたしました談合報道に関する調査の状況報告等も参考にいたしまして、調査・分析を行い、今月10日に指針案として公表をさせていただきました。具体的には、組織委員会等が次元的な組織であるといった、特有の事情等を考慮いたしまして、今後、組織委員会等が適切な運営を行う上で遵守すべき原則、規範として、理事会ですとか、あとは情報公開のあり方などに関する11の原則を規定をしております。文部科学省といたしましては、引き続きまして、今後の刑事手続等を注視してはまいりますけれども、この指針案につきましては、スポーツ界や経済界から広く意見を伺いまして、さらに議論を深めて、策定してまいりたいと考えているところです。
29:54
今の御回答は、私の質問に答えていないんですね。せっかくオリンピック委員会にヒアリングしました、専門家はまじでヒアリングしました、結構ですよ、でもそれを単に指針として出しているわけ。もう一切そのときの責任を問わずに、具体的には何があったかも言わずに、もう全部遮断をした、最後の指針で示しました、だからもう再発しませんって、そういうことを繰り返したら、だって次の人もね、次私たちが何か談合したって、ワイルド受け取ったって、責任追及されないんだと。ヒアリングされたらまたそれは防がれて、いや次回また頑張ろうねって言ってくれるんだと。そう思いますでしょ。それは全然再発防止にならないんですよ。ちゃんとヒアリングした内容を示して、どこがどう悪かったのか、誰がどう責任を取るのか、やってください、その意図は意思はありますかって聞いているんですけれども、意思があるかないかをお答えください。イエスかノーかでお答えください。
30:57
今後不正行為が明らかになりまして、仮に国費が課題に支出されている場合には、返還を命じるなど、これは法令等に則って、厳正に対処してまいります。
31:14
これもね、相変わらず答えてないんですけれども、それは刑事手続で有罪ですと言いますか、明らかに不正がありますと。それで明らかに傍聴していますと。それは返せというのは当然です。刑事手続で問われるのも当然です。でも、組織としての問題があったというのは、そのほかにもあるわけですよ。それは刑事まで行かなくたって、いろいろ問題がある、そういういろんなものを積み重ねる上に、刑事手続ってあるんですから、ちゃんと検証して、仮に刑事手続まであげなくても、こういうまずいところがあっ た、こういうまずいところがあったと。それはこの人の責任だって、ちゃんとやってくれるんですか、くれないんですかって聞いているんですが、相変わらず何も答えられないので、つまりやってくれないということですね。
32:09
今回の事案につきましては、現在、申し訳ありません。やはり刑事手続き中でございます。具体的内容につきましては、文部科学省としては、申し上げることは差し控えさせていただきたいと思っております。
32:25
つまり、しないということは非常に残念です。何故なら警視庁だから、しないでいい理由もないし、しちゃいけない理由もありませんので。次にまた同じことで質問させていただきますけれども、ちなみにこの事件で逮捕された主要人物である高橋氏、森氏のいずれもが、森吉郎元会長の後ろ盾、検疑付を利用していたと、そのように報道されております。私もその組織の中でどうなったのか知りませんけれども、お話をお伺いする限り、森さんと森吉郎さんという、非常に絶対的な権力のある方がいて、しかしその人はもちろん、ご年齢からも、正直いろいろな経緯からも、ご本人がそんなにリーダーシップを発揮できるわけでもない。そうすると、実務を担当しているどなたかが、虎の医を狩る狐のように、それを使っていろんなことをしてしまう。それが起こったと思うんです。これは本当に組織委員会において、ちゃんとした実務的責任を取れる人をトップに取らずに、あたかも自民党内の論考交渉のような形で会長を決めてしまった。そういう組織運営がこの問題の根幹にあると思うんですけれども、大臣御所見を伺います。
33:42
お答えいたします。森元組織委員会の会長におかれましては、IOCとの深い信頼関係が築かれるとともに、開催都市の東京都、また政府スポーツ団体など、さまざまな関係者との調整に御尽力をいただいたところでございます。とりわけ、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、史上初となります1年延期となった大会開催に道筋をつけられるなど、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、大変御尽力されたと考えているところでございます。
34:28
これはもうここで終わりにしますけれども、ぜひきちんと検証していただくと同時に、ちゃんと実効性のある再発防止策をつくっていただきたいと思います。日本の信用にもかかる問題でございますので。次に、安倍晋三開戸録について御質問させていただきます。私、安倍元総理とは政治的意見を異にしておりましたが、一方で、私が初めて自民党から国政選挙に出て落選した後に、初めて支部長につけていただいたのは、当時の安倍晋三幹事長でございまして、その後何度かお話しする機会もありました。今は立場が異なりますが、もちろん、平成令和の大最初として意見の根を持っております。今般の質問は決して過去をほじくり返すとか、また個人を傷つけるという意図ではございません。安倍元総理御自身の言葉を、総議の場で岸田総理が引用したことが、この開戸録で書かれているんですけれども、総理大臣というのは、叩かれてやっと形をなす単像品であると、職を自施、天面を全うして、なお、後世の評価を受けることで、その連綿と続く日本の政治を、より良きものでできると考えておりますので、この質問をさせていただきます。それでは次の、はい、資料9、パネル9をお願いいたします。安倍元総理開戸録の中で、安倍晋三元総理開戸録の中で非常に一貫して、財務省は増税のために政権を引きずり下ろす、財務官僚は目先の政権維持しか興味がない政治家は愚かだ、やはり国の財政を預かっている自分たちが一番偉いという考え方だ、国が滅びても財政規律が保たれてさえいれば満足だ、などと言っておられるのですが、鈴木財務大臣、これ本当でしょうかね。
36:15
米山先生が御指摘になられたことも含めまして、財務省あるいは財務省職員の姿勢について、安倍元総理が開戸録にいろいろな記述をされておられることは承知しております。今となって安倍総理の心を推察することもなかなか限界があって、はっきりわからないわけでありますけれども、先日2月8日でありましたが、この委員会におきまして岸田総理が、内閣として財務大臣のもとに財務省をしっかりとコントロールして、内閣としての政策目標を達成するために努力する、これがあるべき姿だと思いますと答弁をいたしました。私もそういう思いでありまして、財務省という一つの省庁が、やはり時の内閣の方針の中で、しっかりと政策目標を達成するために努力をするということ、それが基本であるべきだと思っております。また財政健全化のことについてもお話がございましたが、財政演説でも述べさせていただきましたが、財政は国の信頼の一種だと私はそう思っております。責任ある経済財政運営を進めることで、豊かな日本社会を次の世代にしっかりと引き継ぐ、このことが重要であり、財務省の一 つの使命であると、そのように考えております。
37:57
そうしますと、基本的には財務省、安倍元総理のご指示のもとにいろんなことをされていたということだと思うんですが、資料11をお願いいたします。安倍内閣では2度にわたって消費増税を延期しております。1回目の延期後、総理は再び延期することはないと言っていたんですが、2016年の伊勢島サミットで世界経済クライシスを謳い、先送りを打ち出して総選挙に勝利して、勝利を収めました。この開講録の中でかなりはっきりと、このクライシスは消費増税延期のための演出であったと、お書きになっておられるんですね。そうしますと、安倍総理のご指示のもと、先ほど財務省が勝手にやったんじゃないと言いましたので、安倍総理ご指示のもと、世界のクライシスがあると、実際はないのに、G7各首脳に嘘をついたということになるかと思うんですが、こちら本当でしょうか。外務大臣、御見解を伺います。事実関係を申し上げますと、2016年のG7伊勢島サミットの世界経済セッションにおいて、参加した首脳官で世界経済のリスクについての認識を共有し、G7伊勢島首脳宣言において、新たな危機に陥ることを回避するため、適時に全ての政策対応を行うことによって、現在の経済状況に対応するための努力を強化することということで、一致をしたと、そのように承知をしております。サミットの中において、それぞれの首脳官での協議がなされて、そして結論としてそういうものがなったというわけで、私から見て、消費税増税延期のための演出であったかどうかということを、ちょっと私からは何ともコメントいたしかめます。
40:00
世界経済に危機があったということは、財務省担当だと思うんですけれども、財務省はこのとき、じゃあ世界経済に危機があると思って、そのようなペーパーを各種の方に配ったということはよろしいですね。
40:16
2016年のG7、伊勢島サミットにおいて、リスクをしっかり認識し、適切な対応をとること、これの重要性を指摘する目的で検討がなされたと、そういうふうに承知をしております。政府分内の検討経過における詳細については、お答えは従来も控えさせていただいているところであります。
40:43
政府の中の詳細はいいんですけれども、当時世界経済クライシスだったと思っていた人は、極めて少ないんですよ。開講録の中でも、メルケルさんなんかも、そうですかと言っていたとか書いてあるわけなんです。それについて財務財人、全くそれは知りませんと言えませんということですと、これ日本が世界に嘘をついたということは、固定してしまう。この開講録、出ているわけですからね。もちろん外国人も読めるわけですから。それ固定してしまうんですけれど、それでいいんですね。否定されないんですね。このとおりの事実があったということはいいんですね。
41:27
G7伊勢志摩サミットにおいて、首脳宣言において、それが一致したもので発表されているということでありますので、そうした議論がG7首脳の間で共有されたということになっているんだと思います。
41:47
もう諮問のとなりますので、これで終わりにしますけれども、この経過、極めて衝撃的であり、極めて残念だと思います。それは資料12にお願いいたします。次は、今般今問題になっている、次元の異なる消費化対策にもつながる話なんですけれども、雨本総理の開広区の中で幼児教育無償化に当たって、毎年の大規模な給付などで、とにかく財源が必要ということで、消費増税分をこれに充てるために財源を確保したと言っております。私自身は、もしかしたら鈴木大臣も同じかもしれないんですけれども、毎年多 額の費用を要する予算については、財源が必要だと思う、保護する税財源、きちんとした安定財源が必要だと、それは私は同意します。ところが、今般防衛費の増税につきましては、必要な4兆円、今日のうち1兆円は増税されるとおっしゃられている、言っている、言わない、事実上言っていると思うんですけれども、増税されると言っているんですが、残り3兆円、これは正直あれは安定財源でも何でもないわけです。本来それは、一般会見に戻されるものであるとか、国有財産を売っ払ったものとか、単にたった今しかありませんと、今後わかりませんという財源でしかありません。で、鈴木大臣、何でですね、これ改めてなんですけれども、この幼児教育無償化のおいてやるには財源が要ると思って増税したと、増税実行したと、そしてね、事件の異なる少子化対策にも様々な財源が必要だと言っていると、何で防衛費だけ3兆円もの財源が突如出てくるんですか。その違いは何かご説明ください。(( 何? ))
43:36
(( あんならあんだ ))(( 何で大臣に答えられないんだ ))(( 文官だと ))お答えいたします。委員からご質問の幼児教育の無償化と今回の防衛費の違いについて、ご質問がございました。幼児教育無償化につきましては、平成29年に閣議決定をいたしました政策パッケージにおいて、当時予定をいたしておりました消費税率8%から10%への引上げによる増税分の指導を見直すことにより、その財源を確保いたしました。今回の防衛力抜本的強化についても、将来にわたって維持強化していくため、これを安定的に支えるために裏付けとなる財源が不可欠であり、しっかりとした財源確保が必要という観点で、幼児教育無償化の際の対応と同様だと考えております。その上で、国民の皆様の負担をできるだけ抑えるべく、歳出改革等の取組に加えて、特別会計からの一時的受入や国有財産の売却などにより、必要な財源の4分の3を確保いたしました。それでも足りない4分の1については、将来の世代に先送りすることなく、令和9年度に向けて、今を生きる我々の世代の責任として、税制措置での御協力をお願いしたいと考えております。こういった点につきまして、国民の皆様方にこれからも丁寧に御説明をしたいと思っております。以上です。
45:24
いや、全く分かりにくくは分からなかったんですけれども、それは今の回答になっていませんからね。今のは単に、1兆円の部分は増税していますと言っているだけであって、3兆円について案件でないことは何も説明していないので、つまり説明できるものが何もないということだと思います。また与党から、やじとして、いや、分かりやすかったとおっしゃられましたけど、与党の皆様、全く説明できるものがないと、そういうことかと思います。資料13をお願いいたします。ちなみにですね、こちら、安倍総理。なぜ増税の延期は2年半だったのですか、というところでですね、19年10月に先送りしたのは、19年夏の参院選を終えてから増税した方がいいという観測からでした。私と今野委員長官が、経済と政却の戦力を練った上で決めたのですと、これもまたはっきり書いておられるわけなんですね。つまりこれは、もう自民党政権においては、増税というのは選挙を勝つために、適当に期限をずらすと。実際防衛増税に関しましてもですね、おそらくは目の前の当時地方選であり、もしくは、いつあるか分かりませんけれども衆院選の影響を避けるためなんでしょうかね。増税すると言いながら、期限を決めてないんですけれども、これはどういうことなんでしょうか。財務大臣にお伺いしたいんですけれども、これからもこういうふうに、まさに防衛増税、時期決まってないんですけれども、政局で一番有利になるように、自民党が一番勝てるように増税のタイミングを決めるんでしょうか。ご所見を伺います。
46:57
安倍総理の開広録にある増税の時期と選挙の時期についてのお 尋ねだと思いますが、開広録の中でなぜそのように書かれているのか、私は知り得る立場にはありません。消費税率10%への引下げ時期を、2019年10月1日に延期をするということとしたのは、これは新興国経済の限りなど、世界経済がさまざまなリスクに直面をして、日本経済も個人消費に力強さを変えた状況にあることなどを総合的に判断した結果であると承知をしております。増税は国民の皆様にご負担をお願いするものでありますので、その実施のタイミングは、経済情勢等さまざまな様子を十分に勘案して適切に判断するべきものであると考えております。
47:56
これも取り一辺の回答でございますが、非常に残念なところでございます。最後に私の選挙区の出身である極めて高名な、そして温等の最小であります、安倍元総理とは全く異なる人生を歩んだ田中元総理の言葉を紹介させていただきます。これは有名ですが、私が田中角栄であります。皆さんも御存じのとおり、高等小学校卒業であります。皆さんは全国から集まった天下の仲裁で金融財政の専門家ばかりだ。各申し所生は素人ではありますが、棘の多い門松をたくさん食うってきたおり、いささかひろとの骨は知っているつもりであります。私は一緒に国家のために仕事をしていくことになりますが、お互いが信頼し合うことが大切だと思います。したがって今日ただ今から大臣室の扉をいつでも開けておくわれと思わん者は、今年入賞した若者諸君も遠慮なく大臣室に行ってください。そして何でも言ってほしい上司の許可を取る必要はありません。できることはやる、できないことはやらない。しかし全ての責任はこの田中角栄が負う。以上。こう言ったわけです。もちろん田中角栄自身も器用方便のある人物ですべてこの言葉の通り責任を取ったのかどうか定かではございません。しかし今の政府、本当に責任を取られない。安倍元総理のような大最小にして全部財務省の責任だという。そんなことをしていてはですね、本当にこの日本の行く末がどうなってしまうのかと思います。日本の輝きを取り戻さないと思います。ぜひですね、責任ある政治運営をしていただくことを心よりお願い致しまして私の質問とさせていただきます。ありがとうございます。
49:24
これにて米山君の質疑は終 了いたしました。
49:53
立憲民主党の本庄智です。どうぞよろしくお願いをいたします。私もまずこの安倍元総理の解雇録について質問をさせていただきたいというふうに思っています。私もですね、一晩かけて読ませていただきました。かなり読み応えのある本だったと思います。この本自体は安倍元総理個人の著書ですけれども、今のあるいはこれまでの政府の方針や説明と矛盾をする点がいろいろと散見されます。そういう観点から特に外交関係を中心に何点か質問をしてまいりたいというふうに思います。その前にまずですね、主比義務との関係について少し確認をさせていただきたいと思います。この官房長官ですね、この解雇録はかなり具体的詳細に首脳会談や国際会議でのやりとりについて書かれています。大臣規範には秘密を守る義務という項目がありまして、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。国務大臣等の職を辞した後も同様とする、このように規定をされておりますが、この解雇録が安倍元総理の主比義務違反に当たらないということをまず確認させてください。
51:22
お答えをさせていただきます。お尋ねの安倍元総理の主席に係る対応を含め、個々の行為が大臣等機関の趣旨に反するかどうかは、各大臣等が具体の事案に即し、その趣旨を踏まえ、自らにおいて適切に判断すべきものであります。またお尋ねの、あ、失礼いたしました。以上でございます。
51:52
ではちょっと違う角度から主比義務についてお伺いします。配付資料の一番下、インタビュアーによる謝辞という項目があります。ここにですね、北村茂前国家安全保障局長、第1次内閣から蓄積してきた資料の提供をはじめ、インタビューのすべてを支えてくれました。それがなければこのような形で歴史的かつ実証的な開庫録が世に出ることは不可能だった。これはインタビュアーの読売新聞の橋本吾朗さんと小山さんがこのように謝辞の中で書いているんですけれども、そこで官房長官、そして外務大臣にも確認をしたいと思うんですが、この開庫録の出版にあたりまして、外務省やあるいは国家安全保障局が、安倍元総理や北村前局長の退任後に、補費のかかった外交記録などを提供したり、あるいは安倍元総理や北村前局長が官邸や安保局から機密文書を持ち出したいということはなかったということでよろしいでしょうか。確認をお願いします。
53:08
内閣官房、いやその前にやめているから、内閣官房内閣審議官室田浩成君。
53:17
ちょっとね、ちょっとね事実関係はね、室田浩成君、説明してください。いやだから今、はい、室田浩成君とのやりま して。このような書籍に対しまして、北村氏が監修という形で汎用をされているということを承知しておりますけれども、北村氏がですね、どのような形で外交安全保障に関しまして、この書籍の監修ということがかかったのかにつきましては、私ども全く承知をしておりません。また、当法現時点確認した限りにおきましては、私ども退任後に北村氏に対して秘密情報の提供等は行っていないということでございます。ちょっと誰だ、誰だ、誰だ、相手。
54:08
あれ、外務省、外務省、外事委員会長、市民参考人、文夫君。
54:16
関連だな。お答え申し上げます。北村前国家安全保障局長の退任後に、同局長に対して外務省から秘密情報を提供したとの事実は確認されておりません。
54:38
先ほど、お一人目の答弁、承知していないという趣旨のことがあったんですが、いいですか。写事の中に資料の提供、書いてあるんですよ。北村前局長がこの本の出版にあたって、聞き手の皆さんにどういう資料を提供したのか、きちっと確認すべきじゃないですか。官房長官いかがでしょうか。
55:09
お答えをさせていただきます。現時点で北村前局長等に対し、ヒアリング等を行わなければならないような法令違反の疑いは、生じていないものと認識をしております。
55:26
では、官房長官お伺いします。では、この本に書かれていることは、主義義務に反するものはないと、そういう理解でよろしいですね 。今の御答弁だと、そう解釈できないんですが、いかがでしょうか。
55:43
お答えをさせていただきます。まず私自身が、先生が今提示をされました書籍に関して、すべて読んでおりませんので、その中の内容に関して、政府の立場としてコメントすることは差し控えたいと思います。
56:07
きちっと、御本人はお忙しいと思いますので、私も一晩、徹夜で読みましたが、官房長官お忙しいと思いますので、事務方でも結構ですから、内容を精査させて、そして主義義務に違反に当たるものがないのかどうか、そして北村元局長に主義義務違反の資料提供などなかったかどうか、きちっと確認して、そして御報告いただきたいんですが、いかがでしょうか。
56:37
お答えをさせていただきます。先ほどお答えをさせていただきましたけれども、大臣等規範において、職務上知ることもできた秘密を漏らしてはならないとの規定に当たるかどうかについては、大臣等が自ら適切に判断すべきものとされております。併せて北村前局長等に対しては、先ほど政府参考人からお話があったとおりでございます。
57:05
北村さんは大臣規範ではなくて、国家公認法ですね。きちっと局長本人から事情聴取したんですか。答弁してください。
57:25
お答え申し上げます。先ほど申しましたとおり、北村氏がこの本の監修にかかりまして、どのような形で関与したのか、具体的なところは私どもは承知をしておりません。従って現時点におきまして、北村氏による法令違反の行為との疑いというようなものが確認されているという状況にございません。そのような事態におきまして、民間におられる方に対して事情聴取をするという段階にはないというふうに考えております。
57:53
承知していないのに確認できていないというのはよくわからない答弁です。やめても主比義務は残ります。きちっと本の中身を精査した上で、この写真に書かれている資料の提供に問題がなかったかどうか、政府としてきちっと調査を確認した上で、予算委員会にご報告をいただきたいと思いますので、委員長よろしくお願いいたします。
58:19
それでは本題に入っていきたいと思います。まず日露関係、北方領土に関してですが、配付資料の1、このパネルにも書かせていただきました。開口録183ページなんですけれども、北方4島ですね、4島一括返還を主張することは、永久に北方領土が戻ってこなくてもいいということと同義だ、など。安倍元総理は、この日本の北方領土交渉の基本方針が、4島一括返還だと、そして、それでは交渉が進まないので、羽生前石子担2島を明示した日ソ共同宣言を基礎にして交渉することにしたと。こういう趣旨のことが繰り返されていますね。ただ私、これちょっと事実と違うんじゃないかというふうに思います。配付資料の2をご覧いただきたいと思います。外務省のホームページからの抜粋ですが、北方領土、北方4島の帰属に関する問題を解決して、平和条約を早期に締結するという一貫した方針を堅持している。帰属の問題を解決するということは一つですね。そしてその上で、我が 国への帰属が確認されるのであれば、実際の返還の時期、対応については柔軟に対応すると。これ今、外務省のホームページに書かれています。4島一括返還ということにはどこにも書かれておりません。そしてこれまでの政府の答弁や説明を私の知る限り、4島一括という方針ではなかったというふうに認識をしています。私はこの安倍元総理が本の中で繰り返している4島一括という方針は、政府の方針ではないし、事実と反しているというふうに思いますが、外務大臣いかがでしょうか。
1:00:06
この今委員がおっしゃりました開広区で、安倍総理が述べたとされている過去の交渉の経緯に関する事柄につきまして、政府としてコメントすることは差し控えますが、いずれにしても、北方領土は我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土であります。政府としてこの立場に代わりはなく、平和条約交渉の対象は4島の帰属の問題であるというのが、我が国に関した立場でございます。
1:00:37
外務大臣ちょっとおかしなことをおっしゃると思うんですけどね。今、ルルやりとりをした結果、首比義務違反にあたる情報漏洩等はないと。こういう話ですね。ということは、この本の中で安倍元総理がおっしゃっていることというのは、これを前提に答弁していただかないと話が進まないじゃないですか。安倍元総理が、ご自身の言葉で、4島一括返還、こういうふうに述べておられるんですね。これは外務省の方針とは違いますね、という事実を確認しているんですか。いかがですか。
1:01:14
先ほども申し上げましたが、この解雇録で、安倍総理が述べたとされている過去の交渉の経緯に関する事柄については、政府としてはコメントすることは差し控えたいと考えております。
1:01:30
私が聞いているのは、外務省日本政府の北方領土の交渉の基本方針が、4島一括返還なんですかと、このことを聞いています。日本政府の方針をお答えください。
1:01:50
先ほど講談で申し上げましたとおりですね、北方領土は我が国が主権を有する島々でありまして、我が国固有の領土でございます。政府としてこの立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象は4島の帰属の問題であるというのが、我が国の一貫した立場でございます。
1:02:10
では確認しますけれども、返還の時期、対応については柔軟に対応する。これは日本政府の方針で間違いありませんか。大臣官房探知官、意見があります。基本的なことですから大臣お答えください。お答え申し上げます。旧ソ連時代、我が国は北方領土の一括変換を実現して平和条約を締結するとの方針で交渉をしてまいりましたが、ロシアが1991年後半以降提示してきた姿勢を踏まえまして、北方4島の我が国の帰属が確認されれば、我が国として実際の返還の時期、対応及び条件については柔軟に対応する考えを取ったという経緯がございます。いずれにせよ、先ほど大臣からも答弁申し上げましたとおり、北方領土は我が国が主権を有する島々でありまして、我が国固有の領土であります。政府としてこの立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象は、4島の帰属の問題であるというのが、我が国の一環とした立場でございます。
1:03:20
さすが事務方はしっかりとした答弁をされますね。そのとおりです。ソ連崩壊までは4島一括ということを基本としてやってまいりましたが、それ以降は時期や対応、柔軟に対応するということで一括だという方針ではなかったということですね。したがって安倍元総理がこの本の中で述べておられる、日本の方針が4島一括だから前に進まない、だから2島から話を始めるんだということは、間違った事実に基づいたインタビュー、もしくは当時の外交政策だったというふうに言わざるを得ないわけです。1956年日蘇共同宣言において、羽生前仕事は2島が明確され、その後4島が領土問題の対象だということを、外交努力を積み重ねて到達したわけですね。それをまた1956年に戻してしまったわけですね。安倍外交、いろんな評価検証ありますけれども、私はこの日露関係、北方領土交渉、本当に深刻な影響を後世の日本外交に残してしまったというふうに考えています。こういった点はこの開広録も含めて、しっかりと政治レベル、そして歴史観においても検証していただきたいし、仮に事実に反する前提に立って外交政策が進められていたとすれば、そのこと自体もしっかりとした検証が必要だというふうに私は思います。関連で次の方を進みます。開広録331ページ。安倍元総理はさらにこうしたという。2018年12月、ブエノスアイレス会談。翌 年6月に大阪で開かれるG20首脳会議での二党返還の合意を目指すと。こういう考えで一致したと。日露が最も近づいたときだったと。本当に二党返還の合意に向けたチャンスだったと。このように開広録の中に書かれています。さて、じゃあ当時の会談の記録がどうだったかということです。早口料3。先般のシンガポールでの1956年共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させるとの合意を踏まえ、ここからですね。日露双方は河野外務大臣及びラブロフ外務大臣を交渉責任者としその下で森外務審議官及びモルグロフ外務次官を交渉担当者とすることで一致。さらに交渉を加速させることを確認ということなんですね。これどこにも次の大阪G20サミットで合意を目指すということが出てきません。このとき一致したとされるのは河野大臣とラブロフ大臣が交渉責任者であること。そして森外務審議官とモルグロフ外務次官が交渉担当者。これで一致したというこういう発表説明でありました。そこで外務大臣お伺いしますが、これ当時の公表資料に記述がありませんけども、大阪で合意をすることで一致をしたということですね。これ意図的に説明をしなかったんでしょうか。それともそういう事実がなかったということなんでしょうか。いずれでしょう。お答えください。
1:06:32
この開広録でですね、江蕪総理が述べたとされている過去の交渉の経緯に関する事柄については、政府としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、いずれにいたしましても先ほど申し上げたように、北方領土これは我が国が主権を有する島々でございまして、我が国固有の領土であります。政府としてこの立場に変わりはなく、平和条約交渉の対象、これ4等の帰属の問題であるというのが、我が国の一貫した立場でございます。
1:07:03
外務大臣、もう一度お伺いしますが、このブエノサイレス海談において、翌年の大阪で開かれるG20サミットで、2島返還合意を目指すということで、日露双方が一致をしたという事実はあったんですか、なかったんですか。安倍元総理の開広録の記述にかかわらず、この事実についてお答えください。
1:07:32
開広録については、先ほど申し上げたとおりでございます。個々の会談等について、従来申し上げていること以外の、それ以外のことを申し上げるのは、外交に関することでございますので、差し控えさせていただきたいと思います。
1:07:52
現職の外務大臣が、国会であるいは国民に説明ができないということであれば、それは事実としてなかったのか、もしくは秘密なのか、どっちかじゃないんですか。いずれにしても、この安倍元総理の開広録の中における発言は問題ありだと、こういうふうに受け止めざるを得ませんが、外務大臣、それでよろしいんですか。
1:08:20
繰り返しになって、よろしくでございますが、この開広録で、小安倍総理が述べたとされている過去の交渉の経緯に関する事柄につきまして、政府としてコメントすることは差し控えます。
1:08:36
ここは国会ですから、しっかりと中身のあるものを用意して、しゃべっていただきたいと思います。河野大臣、今は担当ではありませんが、この当時、外務大臣でいらっしゃったんじゃないかと思うんですが、この安倍元総理が開広録の中で述べているG20大阪サミットで、日露が返還の合意を目指すと、こういう話で、VNSサービスで一致したと、これは事実ですか。
1:10:03
事実じゃないことを元総理がおっしゃっていた、あるいは言ってはいけないことを元総理がおっしゃっている、こういうことになってしまいますか。
1:10:28
この今、私がるる質問した事実関係について、政府として統一見解をしっかり出していただきたいと思います。事実関係について、委員長よろしくお願いいたします。はい、理事会で協議します。
1:10:45
それでは歴史認識問題に移りたいと思いますが、開広部からの抜粋で、161ページなんですけれども、安倍元総理が、戦後70年談話について、まず村山談話の誤りを正すことだと、このようにおっしゃっているんですね。そこで官房長官お伺いしますが、村山談話は閣議決定をされ、岸田内閣含め、歴代内閣が引き継いでいる総理談話だというふうに思いますが、岸田内閣も安倍元総理同様に、村山談話は誤りだった、こういう認識をお持ちになっているのでしょうか。
1:11:35
お答えをさせていただきます。まず、御指摘の会合録において、安倍元総理が述べたとされていることからにつきまして、政府としてコメントすることは差し控えたいと思います。その上で申し上げれば、戦前から戦後にわたる歴史認識につきましては、戦後70周年の内閣総理大臣談話で発表しているとおりであり、政府としてその立場に変わりはありません。
1:12:08
村山談話は誤りではない。これでよろしいですか。御答弁をお願いします。
1:12:21
繰り返しになりますが、御指摘の会合録において、こう安倍元総理が述べたとされていることからについて、政府としてコメントすることは差し控えたいと思いますが、その上で申し上げれば、岸田政権としても、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく考えであります。
1:12:46
全体の中に村山談話が入ってはいると思いますが、どこが入ってどこが入ってなのか、半然といたしません。今の答弁はもうここ10年ずっと続いている答弁ですけれども、しっかりとした中身のある答弁、ぜひ官房長官お願いしたいと思います。時間もありません。関連で開広録269ページ、河野大臣、これ外務大臣当時の記述ですが、安倍元総理このようにおっしゃっています。彼が外省に就任して最初の記者会見をする前に、私は彼をひすむしに呼んで、お父さんと全く違う立場でやってくれ、河野談話のこの字も言うなよと言ったのです。戦後70年談話に則って対応していくと言っ てくれ、彼は見事にその方針でやりました。原発ゼロも封印した。こういうことなんですが、河野大臣、これ所感というよりも事実として、本当なのかどうなのかお答えいただきたいのですが、いかがでしょうか。
1:13:52
外交方針ではなくて、外務大臣時代に河野大臣が、元総理に河野談話のこの字も言うなと、こういうふうに言われたのかどうかという、事実関係を伺っております。お答えください。
1:14:17
事実関係を聞いているんですよ。事実関係を聞いているんですよ。お答えいただかないと。外交方針聞いているんじゃないんですよ。外交方針は所感外でございます。覚えておらないのか。何で言われたんですか。
1:14:41
配付資料の4ですね。当時の就任時の河野外務大臣記者会見。記者2人から河野談話について、どう考えているかをお聞かれました。そのお答えは、慰安婦問題に関する我が国の立場は、総理が先後70年の談話でおっしゃられたこと、それと両国政府が確認をした日韓合意にある。それ以上私が付け加えることはない。同じようなことを2回繰り返されていて、安倍元総理が外務大臣就任時に、河野大臣に話した内容と全く標則が合っている。こういうことなんですが、これだけ見ると安倍元総理のお話、事実なのかなというふうに思いますが、河野大臣いかがですか。
1:15:37
河野大臣、ホームページに、河野談話は内閣の意思だと、これ配付資料の6に書いてあります。歴代内閣が踏襲していると、このように書かれております。河野談話は内閣の意思と、こういうことで、今のホームページにも、まだ書いていらっしゃいますが、よろしいですか、そういう認識で。
1:16:07
河野大臣の基本的な考え方を伺っております。お答えください。
1:16:21
河野大臣の衆議院議員河野太郎さんのホームページに、公式ホームページに、このような記載がなされている、ということは事実ですか。
1:16:35
確認してみないと分かりませんが、過去載っていたことはあると思います。
1:16:44
それでは河野大臣、この安倍元総理開港録の中に、原発ゼロ封印ということも出てまいります。先週の2月の10日に、今のこれは政府の話ですが、GX実現に向けた基本方針、閣議決定されました。その内容は原発を最大限活用する、廃炉原発の建て替えを具体化する、最長60年だった運転期間を延長する、原発推進に大きく加重を受けるものですが、これは河野大臣閣僚として署名をされています。これ今回も閣僚なので、原発ゼロを封印したということでしょうか。それとも考え方を変えて、原発ゼロから原発推進に、考え方を変えられたのでしょうか。この閣議決定に署名をした理由、明確にお答えください。
1:17:33
エネルギー政策は所管外でございます。
1:17:40
今所管のことではありません。ご署名されていますね、閣僚として。署名されていますね。その署名された理由について伺っております。
1:17:52
政府方針でございますので、署名いたしました。
1:17:58
つまりは原発ゼロを封印した、こういうことですか。
1:18:07
エネルギー政策は所管外でございます。
1:18:12
質疑時間が参りましたので、最後に1問だけ財務大臣にお伺いして終わりたいと思います。安倍総理開港区の中で、民主党政権の間違いは多いが、決定的なのは東日本大震災後の増税だと、こういうふうに書いていらっしゃるんですね。震災復興の増税が、民主党政権の間違いだったと。これまず第一に、自民党も賛成をして、この増税は決めたと思います。将来になるべく借金を残さずに、幅広く国民の皆さんから復興支援をしていただく、こういう趣旨だったと思います。これ自民党も当時賛成している。その上で、今この復興財源を事実上、OAEに回すと。事実上ですね、こういう政策を今取られているわけですね。大臣これ、復興増税間違いだったんでしょうか。お考えを伺いたいと思います。
1:19:05
私も被災地の出身でありますが、ま さに水大霧の大変な大災害であって、これを早く復興させるということは、国民的な一致した考えだったと思いますし、そのために財源をしっかり求めなくちゃいけないという判断は、正しかったんじゃないかと思っています。はい、ありがとうございます。所管のデジタルと厚生労働大臣に質問ができなくて、大変申し訳ございませんでした。また改めてぜひお願いしたいと思います。今日はありがとうございました。これにて根性と認識は終了いたしました。
1:19:51
理経民主党の玄馬健太郎です。今日もよろしくお願いいたします。まずはじめにですが、新井元秘書官についてお伺いしたいと思います。新井秘書官、問題発言がありまして、公徹をされたわけですが、その後もたびたび官邸や自民党本部に新井元秘書官が訪れて、何やら仕事をしていると。こういうような目撃もございます。もう辞めたのに、引き続き官邸に来させて、何か仕事をさせるというのはおかしいと思うんですが、いつ、どのぐらいの頻度で官邸や自民党本部に行ったんでしょうか。官房長官お願いします。
1:20:48
お答えをさせていただきます。新井元総理秘書官が公認の秘書官への引き継ぎのために、官邸に入港していることは承知をしています。引き継ぎは公認の秘書官の業務の状況に応じて行うものであり、具体的な日にちや頻度については承知をしておりません。
1:21:12
引き継ぎはある程度必要だと思うんですよね。いつごろまで引き継ぎする予定なんですか。つまり、いつごろまで新井秘書官は官邸に出入りする予定なんでしょうか。
1:21:29
お答えをさせていただきます。公認の秘書官が円滑に業務遂行を行うにあたって、必要な範囲で引き継ぎをしているものと理解をしています。
1:21:46
もう退任、問題があって厳しい対処をすると言って退任させたわけですから、
1:21:52
あんまり長々と常識の範囲内で、例えば3月になってまでも出入りしていろいろ他の仕事をしているんじゃないかと疑われるようなことがないようにしていただきたいと思いますが、それはそれでよろしいですか。官房長官。
1:22:10
お答えをさせていただきます。先ほど申し上げたとおりでありますけれども、公認の秘書官が円滑に業務を行うにあたって、必要な範囲で引き継ぎをしているものでありますから、例えば何日までといった期間としての区切りは、なかなか難しいのではないかというふうに考えております。
1:22:37
さすがに来年度になるということはないですよね。官房長官。最後それだけお願いします。
1:22:46
お答えをさせていただきます。これは先ほど答弁をさせていただいたことに尽きるわけでありますが、例えばその時期にあって、どうしてもこれは前任者からの意見をさらにお聞きをする必要があるという判断もあるかもしれません。そういった場合には、その時点での引き継ぎ業務というのが存在するんだと思います。
1:23:15
いろいろと新井元秘書官が携わられていた仕事、多岐にわたるというふうに聞いていますが、例えば答弁を書いたり、総理のスピーチを書いたりとか、そういうことが続くようでは、これは退任したことになりませんし、必要があれば呼ぶんだというのであれば、ぜひ北村さんも呼んでいただきたいというふうに思います。官房長官もこれで結構です。それでは私もまず最初にこの安倍晋三元総理の解雇録について少しお伺いしたいと思います。この配付した資料の中にあると思いますが、伊地沢諸案についてですね。伊地沢諸案が頓挫したのは防衛省のミスであった。当時、河野防衛省が相談に来たので、配備の中止は了解したが、米側とは全く調整していなかった。だから配備計画は中止するけど、当面はつまり吊るした状態だという苦しい説明をしなくてはならなかった。つまり、打った後のブースターが敷地内に落ちると防衛省は説明していたのに、そのことをアメリカ側と何のやりとりもしていなかった、調整をしていなかった。こういう記述がありますが、防衛大臣これは事実ですか。
1:24:37
我が国の取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中で、防衛省として伊地沢諸案の配備を急ぐ必要があると考えたため、米側との協議やそれを踏まえた安全対策の検討を地元説明等を並行して実施することとなりました。結果的に地元に約束していたブースターを演習場内または会場に落下させるということが実現できないこととなったことから、令和2年6月、三住演習場及び新屋演習場を含む20箇所の国有地について配備を断念いたしました。この断念が結果的に関係各方面に大きな影響を与えてしまったことを踏まえれば、防衛省としてはこの点について反省すべきと考えております。なお、断念配備の決定については、しかえるべきタイミングで米側に伝達をしております。その後、令和2年12月伊地沢諸案に変えて、伊地システム搭載管理施設を整備することを正式に決定し、現在、引き続き検討を実施しているところであります。なお、御指摘の開広録について、政府の立場から一つ一つ論評をするものではないことについて、御理解いただきたいと思います。
1:25:56
敷地内に落ちないということが分かったということだったんですが、それを分かった後も米国と調整せずにいたために、安倍元総理はすごく苦労をしたと開広録の中でおっしゃっているわけですよ。防衛省が何にも米側と調整しないから、自分がや らなきゃいけなくて、オバマにどうやって言ったらいいんだ、みたいなことがすごく苦労をしたと。こういう記述がありますが、米側と調整しなかったというのが防衛省の事実かどうか教えていただきたいと思います。
1:26:31
先ほど申し上げたところもあるわけでありますけれども、この我が国の防衛に空白を生まないことがないように、大会の検討を進めたところであります。その結果、先ほど申し上げた官邸2席を整備することを決定したところであります。
1:26:56
ちょっとそうしましたら、別の質問をさせていただきたいと思います。ひとまずちょっとこの開広録は置いておきたいと思います。秋元外務政務官に伺いたいと思います。今回質問にあたって事前に通告しました。レノバ社に再確認をして、さらに私が提出した資料、きょうお配りしていますが、1枚目は株式会社レノバの当時の取締役、ここA氏と書いてあるところが、政務官が献金を受けていたエストリオの代表取締役の方、A氏が取締役として載っています。この資料を事前にお渡しして、黒塗りなしでお渡しして確認した上で答弁してくださいと言いました。3ページ目、4ページ目にあるのは、これはリサイクル1とありますが、これはレノバ社の名称変更する前の名前です。ここにもA氏が取締役として、創業メンバーとして関わっていた。これも黒塗りなしで政務官にお見せしています。さらに3枚目、3つ目、5枚目ですね。これは大量保有報告書というものですけれども、このA氏がレノバ社の株を大量に保有しているとする報告書の写しです。こちらにお名前も載っています、A氏のお名前。そして連絡先が、このとき退社していると言っていますが、株式会社レノバの連絡先になっていると。この資料も事前にお見せをしております。その上でお伺いしたいと思いますが、レノバ関係者から献金などを受けたことはありますか。
1:28:55
前回の予算委員会でもお答えしたとおりでございましてありません。
1:29:04
レノバの会社の創業者A氏だった。それはこの資料でお認めいただけますか。そして取締役も務めていた。それもこの資料をご覧になって、その事実はお認めいただけますか。
1:29:32
今月9日の答弁でも申し上げたとおりでございまして、2日及び3日の答弁までに、必要な要請につきまして、レノバ社と関係があるのか、レノバ社に改めて直接問い合わせたところ、ご指摘の人物も含めて関係がないとの回答を得たため、この内容を踏まえて答弁を行ったところでございます。また、ご指摘の人物がレノバ社の創業者のメンバーの1人であることを知っているか、ということでありますけれども、仮にそうだったとしても、私が面識を持った時点では、レノバの監視者ではなかったわけでございます。(会見)今回私が通告で、レノバ社に再確認していただけましたか。レノバ社に確認の上、答弁してくださいというふうに言いましたが、レノバ社に再確認していただいたんですか。どなたに再確認したか教えてください。個人名は結構ですけれども、同様立場の方。
1:30:45
お求めがありましたので、改めて確認をしましたけれども、関係性がないということでございました。どこにということでございますけれども、うちの事務所からレノバの広報に問い合わせたものだというふうに思います。ただ私自身が直接問い合わせたわけではないので、普通に考えて事務所から広報に問い合わせたものだというふうに思われます。
1:31:07
いや、ちゃんと調べて答弁してくださいと通告しているんですよ。しかも普通に考えてとおっしゃいましたが、普通に考えて、創業者であり取締役を長く勤めた方であり、大量の株を持っている方、特別顧問もやっている方、これ普通に考えたら関係者じゃないですか。政務官どうですか。
1:31:38
ご指摘の人物でございますけれども、献金を受け始めてから今回の報道に至るまで、レノバ社の特別顧問等であったことは全く承知しておりませんでした。実際エストリア社からもレノバ社についての言及はございませんでした。
1:31:55
これまで知らなかったということですけれども、今はもう御存じですよね。これだけ散々私も取り上げて特別顧問だったという事実もお伝えしているし、資料を事前にお配りしているとおり、レノバ社の創業者であったという事実、それはもう今は当時知らなかったけれども、今はそうだということはお認めになりますね。
1:32:28
当時は認識は全くございませんでした。先生のおっしゃるとおり、今現在はと言われればそれは認識しております。
1:32:38
じゃあ関係者ということを今認識しているということはよろしいですね。今は関係者であるということは認識していますね。
1:32:56
現在は先ほど申し上げたとおり認識しておりますけれども、御指摘の人物がこれ らの役割を務めていたとしても、レノバ社自身が御指摘の人物及びレストリア社との関係を否定している以上、レストリア社が関係企業であると、第三者が、私も含めて第三者が認定することは困難ではないかというふうに思っております。
1:33:18
ちょっと今大事な答弁の修正があったと思いますが、レストリア社が関係企業かどうかは聞いていないんですよ。それは多分レノバ社は関係企業じゃないと言ってもおかしくないなと思います。ただレストリア社の代表取締役であるこのA氏が、レノバ社と関係者かどうかということを聞いているので、レストリア社が関係企業ではないと今御答弁がありましたが、そうではなくて、今はもうそのA氏はレノバの関係者だということはお認めになります。
1:34:03
これはですね、レノバが否定をしているわけですよね。関係がないと言っている以上、これは第三者が認定をするのは難しいのではないかなというふうに思っております。
1:34:16
ちょっと財務大臣にお伺いしたいんですが、金融商品取引法166条で使われている会社関係者というのがあると思います。これ全てお読みいただくのはちょっと大変だと思うので、当該常常会社の役員、代理人、使用人、その他従業者、あるいは株主、これは会社関係者に当たりますか。
1:34:49
今先生が一例を挙げられましたけれども、常常会社等の役員、代理人、使用人、その他の従業者、このほかにもあと4つばかり項目がございますが、金融商品取引法第166条の会社関係者に該当すると聞いております。
1:35:10
もう1回財務大臣にお伺いしたいんですが、この定義に当たっているのに、その会社の候補の人に聞いたら、いや関係者じゃないと言い張れば、ここから外れるんですか。
1:35:26
これは法律の的確な判断であるわけでありまして、事務方から聞いた方がしっかりとした判断できると思いますが、先ほ ど申し上げた項目を含めまして、これは法律を解釈するにあたって、金融商品取引法第166条の会社関係者になるということであります。
1:35:51
これは法的にも、当該の会社が関係ないと言ったら関係なくなっちゃうんじゃなくて、やはりきちんと定義もあって、さっきも言っている株主でもあるし、顧問も、そして役員、取締役も勤めている。創業者であると。関係者じゃないですか。そんなに意地はらなくてもいいと思います。関係者じゃないですか。今は当時はそう思っていたけれども、今はもうこれだけ財務大臣の御答弁も聞かれたら関係者でよろしいですね。(御答弁、定義した方がいいよ)
1:36:27
(関係者じゃなくなるから、そんな変なことないんだよ)まず、金償法につきましては、外務省の所掌する法律ではないため、私からお答えするのは差し控えたいと思いまして、先ほどの鈴木大臣からの答弁のとおりではないかなというふうに思います。その上で、申し上げれば、御指摘の人物が発行済み株式の3%以上の株式を保有していたとしても、私が献金を受け取ったのはエストリア社からであり、そのエストリア社は3%を超えていないものというふうに承知をしております。
1:37:02
関係者から献金をもらったことはありますか。例の場の関係者から。日本語で1回、英語で2回、これまで否定していましたけど、ありますか。もう今の御認識で結構です。例の場者の関係者から企業献金を受け取ったこ とはありますか。
1:37:25
先ほど来申し上げておりますとおり、今月冒頭の予算委員会の答弁までに、エストリア社につきましても、レノバ社と関係があるのか、レノバ社に直接問い合わせているわけであります。その際に、御指摘の人物も含めて関係性がないとの回答を得たため、この回答の内容を踏まえて答弁を行いました。当事者あるレノバが否定している以上、第三者が認定をするのは難しいのではないかなというふうに思います。さらに、今回の答弁に先立っても、再度レノバ社に確認をいたしましたが、経営上、業務上の関係は一切ないというふうに聞いております。
1:38:13
いや、なんでそこを一生懸命頑張るのかわからないんですけど、別に経営上の関係があるかどうかとか、少しずつちょっと変えてきますけど、そんなことを聞いているんじゃなくてですね、このAさんがレノバ、誰が見たって関係者だと思いますよ。多分、この部屋にいる人みんな秋元政務官以外は、みんな関係者だろうなと思うんじゃないですかね。与党の先生にも聞いてみたいですけれども、それを関係者じゃないと言い張ることにそんな大きな、答弁修正されたらいいんじゃないですか。もう関係者から献金を受けていたというだけなわけですから、それ別にすぐさまそれが法に違反するとかそういうことじゃないわけですから、答弁訂正されたらいかがですか。
1:39:08
まさに先生が講談をおっしゃったとおりであるというふうに思いますけれども、一方で当事者でレノバ自身がですね、ご指摘の人物及びエストリア社との関係性を否定している以上、エストリア社が関係企業であると第三者が認定することは難しいのではないかというふうに思っております。
1:39:29
じゃあ訂正はしないということでいいですか。
1:39:42
訂正するしないではなくてですね、当事者であるレノバ社自身がですね、ご指摘の人物及びエストリア社との関係性を否定しているわけでございますから、エストリア社が関係企業であると、第三者が認 定することは困難であるというふうに思っております。するかしないか聞いているのに。じゃあもう一度質問してください。訂正されますか、されませんか。
1:40:15
従来の答弁を踏襲しているということでございます。
1:40:22
じゃあ訂正はされないということですね。ちょっとパネルを出していただいていいですか。じゃあこのレノバの株の取引について伺いたいと思います。このように今答弁あったようにですね、政務官に関係者がどうかと聞いている、このことだけでもレノバ社が関係ないと言っていたから、関係あるとは言えないとかよくわからないことを繰り返す政務官ですから、やはりちゃんとこれは明らかにしておきたいと思うんですけれども、レノバ社の株を購入したのはいつで、売却したのはいつですか。
1:41:14
まずはじめにですね、国土交通大臣政務官の在任中に株式の取引は行っておりません。その上でですね、失礼しました。政府の役職にない一議員が株取引を行うことは適法でございまして、御指摘の株取引につきましては、資産等報告書等に適切適法に記載をしております。このことは衆議院事務局にも確認しておりまして、また本件に係る税務処理につきましても適切適法に対応しております。したがって個別の株取引の詳細につきましては、答弁を差し控えさせていただきたいというふうに思います。
1:41:52
何も政務官ではなく一位政治家がですね、ただ株を取引するということは確かに問題ないと思うんですが、大臣が、大臣失礼しました、政務官が国交政務官としてですね、その当時は株を保有していなかったかもしれないけれども、この養生風力に関して非常に熱心に働いて、働きかけて、そのおかげで入札方法なんかも変わったと、こういう事実があるので、やはり購入した日と売却した日は明らかにするべきではないかということなんですね、政務官御自身のためにも。少なくとも上場する前に購入したということはないですね。大臣政務官秋元勝くん。(((( 響かない ))))先ほども申し上げたとおりですね、個別の株取引の詳細については答弁を差し控えたいというふうに思いますけれども、その上で申し上げますが、それはございません。
1:42:58
そう考えるとですね、政務官に就任される直前2017年に購入したんだと思います。このグラフであるとおり、まだ当時は500円ぐらいの株価でした。売買はこの政務官就任時代はせず、売却したのは政務官を退任した後ということでした。政務官を退任して、株価はだいぶ大きく上下しているわけですが、どの時点で売却されたんですか。
1:43:41
国土交通大臣政務官時代の株取引はございません。また個別の株取引の詳細については答弁を差し控えたいというふうに思います。その上でですね、さっきの先生とのやりとりの中でもお話をしたと思うんですけれども、2021年に選挙がございまして、その際に試算報告を我々していると思いますが、その際には記載をしていないわけでございます。さらにですね、先生がルールを改正してとおっしゃっている時系列をちょっとあえて申し上げますけれども、ルール改正はですね、2022年2月以降でございまして、全くリンクしていないという点は申し上げておきたいというふうに思います。
1:44:26
2021年には保有していなかったということなので、それ以前ということですね。第一ラウンド、公募開始、これが2021年11月だったわけですが、このときからぐっとレノバ株が上がっていくわけですよ。この11月、12月あたりに売り抜けていれば、非常に大きな、6000円ぐらいですかね。当時500円だったのは6000円ぐらいになっていると。こうなっています。だからこそ、どこで売ったのか、もうちょっと明らかにした方が、そういう疑いを持たれないと済むわけですから、別にそれは適法にやっていたとしてもですね、所管している政務官を務めのときの関係ある企業から株を買っていたわけですから、そこは売却の時期も明らかにされた方がいいと思います。いつ売却されましたか。
1:45:20
繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、適法適切に処理をしております。個別の株取引の詳細につきましては答弁を差し控えたいというふうに思いますが、先生との予算委員会でのやりとりの中でですね、先生の方から相当大きなキャピタル減をゲットしたのではないかというお話がありましたので、その点については私、これ以前の予算委員会でお答えをしたというふうに思います。
1:45:54
先ほどから政務官はこの議場にいる誰もがおかしいなと思うことを平然と言っているわけですね。みんなが関係者と思っているのに関係者じゃないと言い張ったりする。その政務官が適法適正に処理していると言っても本当かなとやはり思われるわけですよ。ですからここはしっかり明らかにした方がいいと思います。ぜひ委員会に報告していただきたいと思いますので、委員長お取り計りをお願いします。はい、自治会で協議します。
1:46:29
今回その株は打った後ですけれども、ルールは変更されたわけですね。そしてこのルールが変更されて、これは政務官一般論でいいですけれども、価格が第一ラウンドは安い業者が取ったと。第二ラウンドその価格の評価の割合がルールが変更されて相対的に下がったと。結果的に価格が高い業者が落札できる可能性が高まったと思うんですけれども、そうやって生まれた価格差、この電気料金としての価格差は誰の負担になりますか。
1:47:23
先生も御存じだと思いますけれども、養生風力の付代理は第一ラウンドにつきましてはFITで行われております。一方で第二ラウンドにつきましてはFIPという全く別のやり方で入札が行われておりますので、一概にその価格差について比較することは非常に困難であるというふうに思っております。
1:47:44
価格差についての比較じゃなくて、それはもう簡単なことで、価格が高くなれば国民の支払う電気代が高くなるということなんですよ。それだけお答えいただければよかったんですが、やはり工事されてから、入札が工事されているにもかかわらず、ルールを変更するというのはよっぽどありえないことだと思います。経産省にも確認しましたが、そういう例は聞いたことがないというふうに言っていました。例えば土木工事とかそういうので、訂正と か、例えば工期の時期や文字の修正追加とか地域の追加とか、そういうことはあることだけれども、ルールの変更自体をしちゃうというのは、これは極めて珍しい。業界でも驚きを持って迎えられました。下手したら、自分が応援してもらっているこうした再生エネルギー企業の皆さんに有利なように働きかけたとすれば、圧戦利得にもつながると、大変大きな問題だと思います。ところで、政務官はこの対抗力を読まれましたか。
1:48:59
読んでおりますけれども、最後まではまだ読み終わっておりません。
1:49:06
この解雇録に重要なのはルールづくりなんです。勝負はルールづくりに参加 することなんです。例えばスポーツで言えば、ノルディック複合で日本人選手が前半のジャンプでリードして、後半のクロスカントリーで逃げ切って勝ったら、ジャンプの点数の比重を下げるルール改正が行われてしまう。露骨な日本つぶしですよ。そういう意味であらゆる分野でルールづくりに参加しないとダメなんです。まさに今回そうじゃないですか。大手企業が有利だと思われた、勝っちゃった、想定していたのと違うと。じゃあルールを変えてやれと。まさに今回のことだと思いますけど、このルールづくりが大事なんだということについて、政務官どうお考えですか。
1:49:54
第一ラウンドの開設よりも前に第二ラウンドというのはスタートしているんですね。その際に第二ラウンドというのはスタートした後に第一ラウンドの開設があったわけですから。その開設を受けて、時の経産大 臣そのものがちょっとその結果を見て驚いて、これはちょっと考えなきゃいけないよねというような趣旨の発言を閣議後会見でしているわけですよ。経産大臣そのものがそのようにおっしゃっているわけです。その後に国会の中でいろいろな議論をして、経産省がいろいろと考えて、国交省とも協議した上でルールが改正されたものというふうに思っております。私はそのときにはもう閣外におりましたので、一議員としていろいろな場面で自分の主張をしたということでございます。
1:50:52
その経産大臣に強く予算委員会の公の場で迫っていたのが政務官じゃないですか。youtube私も見ましたけどすごいですよ。すごい勢いで本当に怒っていらっしゃって、怖いなと思って。本当に怒っていらっしゃったから、それを実現したわけじゃないですか。外形的に見てやはりレノバの関係者から献金を受けながら株を保有して、その会社あるいはほかにも献金をもらっているようなそういった 人たちが有利になるように工事が始まっているのにルールを変えろと迫って、ものすごい勢いで。そして変えてしまった。こういうことがあるわけですからね。あっせん利得あるいは、上場前ではないということだったのでインサイダーではないかもしれませんが、利益誘導あるいはさっきも言った国会での協議答弁の疑いもあるわけですから、しっかりとこれからも説明をしていただきたいと思います。その他地元の自民党関係者の方からもいろいろなお話を伺っていますので、いろいろまだまだあるのではないかと思います。そしてさっき政務官に触れられましたが、前回私が質疑に立たせていただいたときに、これ前回の秋元政務官の本庄委員への答弁の議事録ですが、昨日あたかも100万1千万を超えるような多額の売却益、キャピタルゲインを得たというような誤解を招きかけない表現をしましたけれども、これは私の方ですね、さっきもそういうようなことをおっしゃいましたが、私そんなことを言ったかなと思って議事録を見ましたが、どこにもそんなことはありませんでした。訂正してください。
1:52:46
多額のキャピタルゲインを得ているのではないかという趣旨に対する答弁でございました。
1:52:53
100万とか1千万とか全然巨額とか何も言っていません。売却益を得た、キャピタルゲインを得たのではないかという表現もしていません。今訂正していただけないなら議事録を確認して、正式に後ほど撤回して修正していただけますか。それとも今ここで訂正されますか。
1:53:21
あたかも不正が前提で株取引をして多額のキャピタルゲインを得たので はないかというような趣旨の質疑をされたというふうに私自身は思っておりまして、それに対する答弁として先日のような答弁を返したということでございます。
1:53:41
私はそんなことを言った覚えがありませんので、もう1回議事録を確認した上で、どこの部分がそれを言っているのか委員会に提出していただけますか。委員長お取りかかりをお願いします。理事会で協議します。
1:53:57
あとさっきもおっしゃっていましたが、100万1000万と言いますけれども、私本当にこんな額何も言っていないのですが、つまり100万はもう受けていない。そういうことでこの100万にこだわりがあるのですか。政務官。
1:54:19
個別の株取引の詳細につきましては答弁を差し控えたいというふうに思います。
1:54:28
しっかり説明責任を果たしていただきたいと思います。防衛大臣には防衛関係もう少し伺いたかったんですけど、すみませんまたの機会にさせていただきたいと思います。終わります。これにて玄馬君の仕組みは終了いたしました。
1:55:03
日本維新の会の空本正貴でございます。本日は食料安全保障、エネルギー安全保障の観点から、お米の消費拡大、そして高効率かつ低炭素化された石炭火力についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。まずお米の消費拡大について、幹部長官の方にお聞きしたいと思います。我が国の食料受給率を向上させる最も速攻性のある政策というのは、米の消費拡大であるというふうに考えます。そして、この水穂の国である我が国、この農業を復活させる最も効果的な政策は、これもまた米の消費拡大であると考えます。今お配りの資料の図表1、世界の小麦の生産量と輸出量、冗談でございますけれども、示しておりまして、小麦の輸出量の3割はウクライナ、ロシアが占めておりまして、今のウクライナ情勢を踏まえますと、今後世界的に小麦は高騰するし、逆に食料安全保障の観点から世界的に大きな問題になるというふうに考えます。また、下の図表2でございますが、昭和40年と平成30年度の食料の消費構造の変化を示しています。その比較をしています。米の消費減少というのが、食料自給率の下落の原因となっているということを示しています。米を食べなくなったことによって、食料自給率が大きく下がってきたということは明らかでございます。農林水産省は、令和12年度の食料消費見通しと生産努力目標というのを掲げられていますが、ここで米の消費目標というのは掲げていません。農水委員会等で、いつも質問させていただいたのですが、やはり米の消費というの が一番重要であります。平成30年度の1人当たり米の年間消費量54キロ、令和12年の見通しでは51キログラムに下落するということでございます。明らかに自給率は下がっていくことは明らかでございます。官房長官やまた私たちが生まれた昭和30年代後半、食料自給率は70%以上ございました。これを支えていたのは米の消費です。昭和40年頃の食料自給率73%ありました。また年間の1人当たりの消費100キログラムを超えていました。1990年代に入りましても70キログラムを維持していました。そのときの米の価格も60キロあたり21,600円とか2万円を超えていました。今ここで100キロまでに戻せということは厳しいと思いますけれども、年間1人当たり60キロとか70キロとか消費するように頑張れば自給率は必ず上がる。また米の価格も上がって農家の方も米づくりもこれからまだまだ維持できるというふうに考えます。そこで我が国のトップである内閣総理大臣自ら国民の皆様に対して米の消費喚起を促す直接訴えかけるということがやはり一番大きな政策ではないかなと考えます。総理大臣の生の声で米を食べてくださいとかもう一然とか、そして我が国の食料安全保障を守るために農業を守るために。笑わな いでください。これ本気なんですよ。守るというか農業を守るのは米の消費拡大なんですよ。泥臭くてもいいじゃないですか。米をもっともっと食べてくださいと総理大臣自らが国民に語るこれが一番大きな政策、いえこれは農業政策全体を大きく変えるものであります。官房長官いかがでしょうか。ご見解お願いいたします。
1:59:53
お答えをさせていただきます。食料を将来にわたって安定的に確保していくためには国内で生産できるものはできる限り国内で生産していくことが重要であると考えております。中でも主食である米の国内生産を持続可能とする観点から米の消費拡大は重要と認識しています。米の消費拡大に関しては農林水産省における様々な取組に加えまして文部科学省と農林水産省の連携による米飯学校給食の推進や地域の和食文化の保護継承、文部科学省厚生労働省及び農林水産省 の連携による食生活支援の中での米飯食の推奨などを進めていると承知をしています。また昨年4月6日の農林水産委員会では、空本委員から米の消費喚起に内閣を挙げて取り組むべきとのご質問をいただいていますが、その後、内閣府と農林水産省の連携により政府広報を活用したテレビ番組やラジオによる情報発信などを積極的に実施してきたところであります。米の消費拡大については引き続き政府全体としてしっかり取り組んでまいります。
2:01:18
内閣を挙げてやっていただけるということでございますが、やはり総理自ら生の言葉でというか、訴えかけていただく、これが一番の、一番の広報であります。ぜひよろしくお願いいたします。それによってですね、食料安全保障、また、急降伝の問題とか、長寿被害とか、農業政策全体の予算も削ることができますので、ぜひ官邸としてよろしくお願いいたします。ここで、官房長官ありがとうございました。続きまして、エネルギー安全保障に係る石炭火力、それもですね、高効率かつ低炭素化を果たしている石炭火力についてお伺いしたいと思います。COP26のグラス合、気候合意においてですね、さまざまな、低薬分に対する項目が要求されています。産み上げますと、温室効果ガスの低排出のエネルギーシステムにおいて、クリーン電力の展開とエネルギー効率に対する措置の迅速なスケールアップ、拡大展開、変わらない石炭火力発電のフェーズダウン、低減、非効率な化石燃料補助金のフェーズアウト、そこでですね、昨年12月22日、環境委員会におきまして、私、環境省と経済産業省の官僚の皆さんに確認したところでございますが、図表3に掲げております。
2:02:47
今、資源エネルギー庁、禰豆が、電力会社と一緒に進めて指導している、実用化してきた石炭ガス化複合発電、IGCC、石炭ガス化燃料電池複合発電、IGFC、超超倫開圧、USC、先進超超倫開圧、AUSCは、そのグラス55に適合した温室効果ガス排出を抑えた、高効率かつ低炭素化された石炭火力発電であるということに、というふうにお書いていただいたと考えています。従来の火力発電では、単1キロワットあたり、日本の平均863.8グラムCO2を排出する。IGCCやIGFCでは、約700グラムとか600グラムとか、明らかに排出削減が行われています。また、国が実用段階まで来ておりますので、このIGCC、IGFC、AUSC、これは安全保障の観点から、やはり進めるべき発電システムだろうと考えますが、経済産業大臣、いかがでしょうか。
2:04:05
お答えします。石炭火力についてであります。まさに御指摘のように、非効率な石炭火力のフェーズアウトを着実に進めると、同時に次世代化、高効率化を進めていく方針であります。こうした方針のもと、2030年に向けて、安定供給を確保するということも含め、その発電効率を、発電比率をできる限り、石炭の発電比率をできる限り引き下げていきますけれども、当面、超超臨界圧といわれるUSCなどの高効率な石炭火力発電を活用することとしております。御指摘の、IGCC、石炭ガス化複合発電、あるいは、IJFC、石炭ガス化燃料電池複合発電ですけれども、高い発電効率と環境性能を誇る次世代型の火力発電システムであります。IJFC、これが一番高効率なんですけれども、お地元広島県の大崎上島で実証実験をやっておりまして、私も視察に行ってまいりました。こうした技術の研究開発を引き続き推進していくほか、2050年に向けては、水素アンモニア、それからCCUS、出てくるCO2を回収をし、リサイクルをしていくような、活用していくような、そうした技術も活用することで、脱炭素型の火力を回避していく、こうした取組を推進していきたいと考えております。ありがとうございます。やはり一生懸命開発しているもの、これは研究開発も含めて、後押しをしていただきたいと思います。時間があれば、アンモニア発電などについて、私も所見を述べたいと思いますが、まずそこで、配布資料の図表の4にありますが、石炭火力発電によるCO2の排出量の国際比較でございます。左側はインドや中国、そして我が国の石炭火力の発電のシステムを示しておりまして、CO2がどのくらい排出されるものか、国際比較をしたものでございます。その中で、やはりインドをはじめとする新興国のCO2の排出量が大変大きな問題であると考えますが、例えばインドのモディションも、2030年まで再生可能エネルギーに由来するような電源を50%以上作り込んでいくというか、高い目標を掲げていらっしゃいますが、やはり、非効率な石炭火力というのが新興国にたくさんございます。その中でも、二酸化炭素の排出量は、先ほど単位キロワットアタリの数字を出していますが、インドでは1200ぐらいございまして、やはり我が国の先ほどのIGFCの2倍、IGCCの1.7倍、超超輪回率の1.3倍ぐらいございまして、やはりインドだけではないですが、人口の多い国、例えばインドであれば14国の人口を抱えるということでございますので、日本の10倍、そういった中で、これからもCO2排出、二酸化炭素排出というのは、新興国でますます大きくなる可能性があります。そこで、世界的に現実的に急務なのは、新興国の排出量を抑制、CO2を抑制すること。ならば、技術的に先進的な我が国の立場としては、温室効果ガスの排出量の少ないような、先ほど申し上げました高効率な低炭素がかかっている石炭火力発電、IGFC、IGCC、こういったものをインフラとして輸出する、もしくは技術協力、技術提供を行っていく、これが世界のCO2を一番減らす特効薬であろうと考えます。もちろんOECD輸出信用ルールがありまして、すぐには対応できないということも承知していますが、ワールドワイドに考えるときに、大規模な二酸化炭素排出の抑制、これは先ほど来、申 し上げました、IGCC、IGFCといったものを新興国、インドをはじめ、多くの国々に技術提供、技術協力していくこと、これが重ねて申し上げますが、温暖化対策の最も迅速かつ効果的な手段であると考えます。この地球を救う一番早い方法だと思います。そして、こういう事実を、我が国だけではなくて、今度、広島でサミットを行います。G7の国々、またEUの諸国の皆さん方に、理解を深めていただくということも大変重要ではないかというふうに考えます。政府、経産省、官邸として、この日本の優れた技術をインド、新興国に対して提供する、もしくは技術協力する、こういったことを進めていく。また、改めてG7各国、EU各国に働きかけする、こういったことはいかがでしょうか。大臣よりお答えをお願いいたします。
2:09:24
石炭化炭の輸出についてのご質問でございます。2021年6月のG7コンワイルドサミットにおける首相コミュニケーに基づいて、排出削減対策が講じられていない石炭化炭への政府による新規の国際的な直接支援は2021年末で終了ということでなっております。その上で、ご指摘のIGCC、IGFC、高い発電効率と環境性能を誇る次世代型の火力発電システムでありますので、こうした状況を踏まえて、我が国としてはG7各国やEUと議論しつつ、新興国の事情やニーズを踏まえて、あらゆるエネルギー源技術を活用した現実的な二酸化炭素排出削減に向けた対応をしていきたいというふうに考えております。私自身、昨年インドネシアで開催されましたG20のエネルギー移行大臣会合や、あるいは年初のダボス会議などに出席をいたしまして、エネルギーの状況から脱却するための、まさに実効的な現実的な措置を迅速に講じることの重要性を訴えてきております。我が国としては、エネルギーの安全保障ということと、カーボンニュータル、両立を目指す各国の事情やニーズを踏まえた多様なエネルギートランジション、これを資金面、技術面、人材育成面から積極的に支援していきたいと考えておりますし、G7でもこの現実的なエネルギー移行について、しっかりと議論していきたいというふうに考えております。村本正貴君。 ありがとうございます。ぜひ働きかけよろしくお願いいたします。それでは、築地の大先輩であります、築地大臣にお伺いしたいと思います。今、金融機関の石炭火力、新設の火力に対してのファイナンスに対しては、大変厳しい状況にあるかなと、慎重な立場であるというふうに考えますが、実は昨年、私の友達、友人であります、全国地方銀行協会の会長で、千葉銀行の米本彤取とプライベートで表敬訪問させていただきまして、雑談の中で、新設石炭火力への金融機関のファイナンスってどうなんだろうなという話をしたときに、やはりSDDsの問題とか、EGS環境社会、企業統治の観点からなかなかというような端子もございました。しかし、グラスゴー合意に基づけば、適合した温室効果ガス排出量も少ない高効率、低炭素化計られた石炭火力については、やはり開発しているメーカーや電力、こういったところに対して金融機関のファイナンスというのは大変重要であって、我が国の重工業、また電力産業にとってとっても重要だと考えます。そこで、温室効果ガスの少ない高効率な石炭火力に対する国内開発を後押しする、また、先ほど申し上げましたインド等への、新興国へのインフラレーション、これを進めるにあたっては、やはり金融機関のファイナンスというのが大変重要でありまして、押し進めていかなければならない。これが現実的な解決策であろうと考えますが、金融庁として金融機関に対してどのように働きを行いながら、また金融ファイナンスをどのようにお考えか、鈴木大臣からお答えをお願いいたします。
2:12:44
地球温暖化、これはグローバルな課題であるため、途上国も含めてトランジッションを進めていくことが不可欠であると考えております。金融機関におきましては、グローバルな視点も含め、顧客企業の気候変動対応を金融面から支援していくことが重要であると考えます。高効率な石炭火力を含め、石炭火力の新設開発へのファイナンスを行うか否かについては、これは金融機関の経営判断に委ねられるものでありますけれども、一般論として申し上げますれば、火力電源の高効率化に向けたファイナンスもトランジッションファイナンスに該当し得ると考えられます。いずれにせよ、どのような技術を活用して脱炭素の実現に向かうのかも含め、金融機関と企業との積極的な対話を期待しているところであります。金融庁といたしましても、関係省庁と連携をしつつ、こうした対話を活性化するための検討会、これを開催をし、トランジッションの在り方などについて議論を進めているところであります。こうした取組を通じて、金融機関によるトランジッションファイナンスを後押ししていきたいと考えております。大変前向きなお答えありがとうございます。やはり我が国の電力産 業というのは、今、原子力も含めてでございますが、やはり安全性は高めなきゃいけない。そしてCO2削減を止めなきゃいけない。けれども、国民に対して理解を求めなきゃいけない。そういったときにやはり国が、政府がしっかり後押ししていただけなければいけないと思っております。あんまり発展、こういったこともございますが、そういった意味で、金融庁、そして経済産業省を挙げて、しっかりと取組をお願いしたいと思います。今日はありがとうございました。
2:14:50
これにて、室本君の質疑は終了いたしました。
2:15:07
日本維新の会の伊藤信久でございます。私、大阪第19区というところで、関西空港の周りの選手から来させていただきました。以前、選挙会でご質問させていただいたときは、大阪11区といいまして、平方片野の選挙区なんですけど、本当に、十字路、十字路じゃないですけど、まさしく国外して、また国会に復帰させていただきました。大阪でも本当に、前の選挙区と今の選挙区とを見てみますと、やっぱり大阪の中でも本当にいろんな顔があると。各議員の皆様は各地域から来られたわけなんですけども、政府は、もう地域を元気にすること、地方を元気にすること、つまり、地方文献がやっぱり国をこれから変えていく一つの大きな手段であることは、多分共通認識だと思います。我々大阪日本維新農会も、地方政党である大阪維新農会から発祥していますので、この地方文献を本当に推し進めていきたいという観点から、まずはご質問させていただきます。地方文献改革によりまして、国と自治体は条件関係ではなく対等の関係。国の法律あるいはそれに基づく政令に根拠がなければ、自治体に支持したり明示したりすることはできなくなった。国が発する通達は、特に拘束力があるわけでなく、法律上は助言と位置づけることになっておりますし、国は自治体が助言に従わなかったことを理由に不利益な取扱いをしてはならない。その旨が地方自治法にも明記247条3項で明記されております。そんな中で国地方継承処理委員会というのがありますけれども、国と自治体の新しい関係を保障するために設けられました。各社によってはこの委員会が本当に地方分解改革の一番の功績ではないかという指摘も学者の中にはあるわけなんですけれども、ただちょっと気になるのは国と自治体が担当で対等の関係であることを制度的に保障するのであれば、国地方継承処理委員会、こういった地域のことは私も所属している総務委員会、総務省が管轄ということですけれども、国地方継承処理委員会、総務省に今属しているわけなんですけれども、もっと俯瞰的に見るために、各省庁横断的に行くためには、直轄であったり内閣府であったりそういったところも考えるのではないかなと思うことなんですけれども、ここはやはり制度の問題なので官房長官、総務省に属しているんですけれども、もっと他のところに属す、もうちょっと上というわけじゃないですけれども、総務省に属していることは多岐説かどうかお考えをお聞かせください。
2:18:20
お答えをさせていただきます。国地方継承処理委員 会は、地方自治法に基づき地方公共団体に対する国の関与の適法性等を公平中立な立場から審査し、勧告等を行う機関であり、各省庁に横断的に関わるものであります。このため、総務省設置法により、国と地方公共団体の連絡協調、他の行政機関の所掌に属しない行政事務等の遂行を任務とする総務省に設置されているものであります。総務省には第三者機関として設置をされており、委員会の委員の任命には国会の同意が必要です。また、委員の身分保証があることなどを通じて、組織としての独立性や職権行使の公平中立性は十分に確保できるものと考えています。
2:19:21
官房長官、ありがとうございます。制度のことで官房長官にお聞きしましたけれども、それはよくわかりましたので、官房長官へのご質問はここまでにさせていただいて、では総務大臣にお聞きもしたいと思うんですけれども、結局、国と地方とのそういった競争の中で、総務省が当事者になる場合もあるということです。先ほど選挙区が、関区の近くにありましたけれども、泉佐野のふるさと納税の問題で、2019年5月14日で、総務省は、泉佐野市について、ふるさと納税の単位使用団体としての不指定をしまして、泉佐野市は、その6月10日に、国地方競争処理委員会について、本件不指定の取引しと、地方税法での該当条文に規定による、指定をすべきであるとの勧告を求める審査を申し出たわけなんです。総務大臣に再度の検討を行ったけれども、この不指定を維持するという通知、該当があったわけなんですね。結局は、本件不指定の取引しを求めて提訴しまして、再考査において、この不指定を取り越したという経緯があったんですけれども、この委員会の審査の申出に対して、総務省に出した勧告は、総務省による泉佐野市不提出所の根拠の決意を指摘するものだったんですね。委員会の勧告を受けた上で、総務省が行った検討は、国事第2条第3号について、要はふるさと納税の趣旨に反する方法により、他の地方団体におけない、いけませんな募集を行い、というような理由で、この不指定を維持するものであったんですけれども、結局、国地方係争処理委員会の 勧告を受けた総務省の検討は、やはり当該委員会の審議における論士から相違してしまったわけなんですね。結果的にその実効性を、この委員会が伴うものであるということで、総務省としては、国地方係争処理委員会の勧告の実効性を増進する立場であるわけなんですけれども、この方策が適切だと言えるでしょうか、総務大臣。お願いいたします。まず官房長官、ご退席いただいても大丈夫ですか。はい。官房長官、ご退席してもよろしいですか。あー、官房長官、すみません。ご退席お願いいたします。
2:22:12
はい。方策をおっしゃいましたのは、勧告の実効性といったような趣旨で、というふうに質問を理解をさせていただいておりますが、改めて先ほど官房長官にもご質問いただいた点、重複するところは割愛をいたしますが、ご案内のとおり、総務省は、設置 法において、第3条で、行政の基本的な制度の管理及び運営を通じた行政の総合的かつ効率的な実施の確保というのも業務でありまして、やはり、各省庁に横断的に関わるものを、総務省が所管をすることもあり得ると私は理解をしております。その上で、第三者性を確保することは必要である、必要な確保はされているというふうに理解をしております。その国地方係争処理委員会の勧告について、この取扱いということでありますが、ご承知のとおり、この国地方係争処理委員会につきましては、勧告を受けた国の行政庁は、勧告に即して必要な措置を講じる義務を負うこととされており、各大臣が講じた措置を、委員会に通知しなければならないとされておりまして、このように勧告一般における尊重義務よりは、強い義務が課される、このような制度になっていると理解をいたしております。さらに国の行政庁が講じた措置に不服があるときには、高等裁判所に対し国の関与の取消しを求める訴えを提起できることとされておりまして、係争処理手続き全体として実効性が確保されているというふうに考えられるのではないかと思っております。委員が御指摘がありましたように、各大臣が行った関与、地方への関与ですね、これの効果を覆すような、拘束性の ある権限を委員会が持つ、委員会に与えるかどうかということについてでありますけれども、国の行政事務は各大臣が分担管理することが原則とされておりまして、この原則に対する重大な例外となることとなります。そのようなことから、最低でなく勧告の制度として今設けられていることが適当であるというふうに考えております。
2:24:52
そうなんですけれども、総務省自体が本件におきましては、係争当事者という事例があったわけなんですね。そうなると、制度設計を客観的に進めていく上では、やはり望ましくない影響も及ぼしているのではないかなと思います。ここは中田の話でしっかりと議論してほしいんですけれども、国地方係争処理委員会の勧告について、法的拘束力、こういったこともやはり検討に値するのではないかなと思うんですけれども、総務大臣のお考えをお知らせください。
2:25:38
先ほど申し上げましたように、様々な国の制度、仕組み等を総合的に検討しつつ、さらに国係争処理委員会そのものが制度を設けた以上は、やはり機能することが必要であるということは、私どももそのような考えでいるわけでありますが、その国の仕組み等の総合的に考えた結果、現在の仕組みに到達をしたものというふうに考えておりまして、今お話があったように、さらなる効果を与えるかどうかということ、また私どもも様々な御議論を受けたまることはもちろん否定するものではありませんけれども、現段階で国として新たな検討をするかどうかという段階にはまだ至っていないというのが率直なところでございます。
2:26:27
なるほど、分かりました。おそらく、内人の御答弁の中にも問題意識はあるけれども、まだそこの議論はされていないということだとは思うんですけれども、結局のところ、この国地方係争処理委員会自体は、本当に学省の中では地方文献の中の最大の功績やという相手にもかかわらず、こういった事例もあるので、