19:55
これより会議を開きます。予算の実施状況に関する件について、調査を進めます。本日は、国内外の諸課題についての集中審議を行います。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、政府参考人として、
20:17
国内外の諸課題について、調査を進めます。本件は、議員の皆様方にお問い合わせください。本件は、議員の皆様方にお問い合わせください。
20:55
環境省環境再生資源循環局次長 隅倉一郎君の出席を求め、説明を聴取したいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。質疑の申し出がありますので、順次これを許します。
21:18
自由民主党の坂井 学でございます。本日はまず政治資金規正法についてからお伺いをしたいと思います。我が党の一部派閥の政治資金問題をめぐり、我が党は国民から多くのご批判をいただいており、結果、信頼を失い、また政治不信も深刻化しております。国民から信頼を回復するためには、再発防止の取組が大切です。
21:48
その点、今般の問題の舞台となった派閥の政治資金パーティーについて、すでに党のガバナンスコードで明確に禁止するとともに、派閥そのものについても岸田総理自らが、公地会の解散を決められるなど、いわゆる派閥政治からの脱却を先頭に立って断固されております。私自身は20年ほど前に政治活動を始めて以来、
22:17
一貫して無派閥として活動を続けてまいりましたので、着実に、派閥政治からの脱却が実質的に実現をすることを望むものであります。その上で、先週金曜日、我が党として、政治資金規正法の改正法案を国会に提出をいたしました。この法律案は今般のような事態を二度と起こさないために、
22:44
どのような政治改革が必要か、これは政調審議会でも一日では議論が終わらず、二日にかけて開催し議論をするなど、真剣な議論が行われた結果であります。法律案には、政治家の監督責任の強化、いわゆる連座制の導入、また収入も政治資金監査の対象とするなど、外部監査の強化、オンライン化による透明性の向上、政治資金パーティーの公開基準の引き下げ、いわゆる政策活動を日のしと公開に加え、国会議員関係政治団体から寄付を受けた講演会などの政治団体の透明性確保といった内容が幅広く含まれておりますが、
23:37
一方で週末からのメディア報道においては、国民の厳しい評価も報じられているところでございます。そこで、同法案について総理の見解を伺います。
23:54
自民党においては、今回の事案を真摯に受け止め、反省をし、そして政治と 金の問題に対する抜本的解決策を示さなければならない。
24:10
こうした思いで議論を行い、今、委員からも紹介がありますように、政治家の責任の強化、外部監査の強化、あるいはオンライン化による透明性の向上等、従来から申し上げてきた取組に加えて、政策活動費の透明性の向上、また政治団体間の資金のやり取りの透明化、
24:38
それには政治資金パーティーにつきましても、購入者の公開基準額の引き下げ、あるいは銀行振り込みの徹底、幅広く取組を示しました。
24:53
そしてこうした改革の方向性については、与党においても合意ができており、実効性のある再発防止策改革案、これを丈夫な形でお示しできたものであると考えています。
25:10
今回、今国会でこの規制法の改正、これを確実に実現していかなければなりません。そのために引き続き公明党とも力を合わせ、 野党の御意見も伺いながら、この特別委員会での議論、真摯に対応してまいりたいと思います。政治の信頼回復に努めてまいります。
25:40
総理のその意気込みをぜひ形にしていければと思っております。次に見下りのない、独居者にまつわる問題についてお聞きをしたいと思っております。昨年予算委員会の質疑の中で、この問題の対応の検討を総理から厚労省に指示をいただいて以降、総理の御理解もあって、今年度は十分とは言えないまでも、予算がついてですね、2件のパイロット事業がスタートしたり、身元保証事業者と呼んでいたものを、高齢者等就寝サポート事業者と呼びかえた上で、事業者ガイドラインをまとめて、現在パブコミにかけているなど、昨年まで政策課題に上がっていなかった課題が確かに動き始めたところであります。自民党内におきましても、昨年加藤勝信社会保障制度調査会長の下、この問題を担当するPTも発足し、政府に提言すべく現在取りまとめ作業を進めております。この議論の中ですね、この解決に向けて対応をして いく一つの方向性として、いざというときに発生する仕事量を減らしていくというものがあります。家族がいるならば、特別意識せずとも知っていると思われる、例えば親戚の所在であるとか、彼らの連絡先であるとか、またその他本人の意向などですが、これらをですね、赤の他人が調べるということは大変な作業量になっているということが指摘をされております。横須賀では熱心な行政職員が、独居者等、当人が書き込んだこういう情報をですね、紙ベースで保管をし、必要が来たら活用をしており、全国から注目されているところであります。しかし、例えば私の地元であるような370万都市の横浜で、紙ベースというわけにはいきません。そこでその作業量を減らすため、そのようなデータを事前に本人がですね、平時に登録しておく、情報登録プラットフォーム的なシステムが求められていると考えます。そして何より、これはですね、党のご本人の意思を実現させるためにも有効なんです。というのは、今エンディングノートというのが指摘をされて、多くの方が準備もされておろうかと思いますが、この準備をしていてもですね、このエンディングノートを見つけてもらえずに、結果として生前の準備が生かしてもらえなかったという事例なども聞いております。ですからこのような事前の対応が周りの人たちの仕事量を減らすのに有効だということや、また本人の意思を事後実現するのにも有効だということも、まだ周知され ていない状況と認識しますので、このプラットフォームへの登録を推奨する中で、元気なうちの事前対応の必要性啓発にもつながりますし、また実際に直接的なこの読挙者の課題のみならず、介護・医療両分野においても効率化が期待される中、このシステム開発と同時に個人情報を登録するわけですから、その運用条件をですね、厳格に決めていくことが求められると考えますが、御見解をお伺いいたします。
29:07
あの、記者内閣においては、この独居高齢者を含めた高齢者等の生活上の課題に取り組んできており、私自身議長を務めました認知症と向き合う高齢社会実現会議において議論を重ね、これ昨年末ですが取りまとめを行いました。これを受けて現在、身元保障や日常生活支援、私後事務等を契約に基づいて行う事業者に関する高齢者等就寝サポート事業者ガイドラインの策定に向けて取り組んでいるところです。そして委員御指摘の、この身の回りの情報や生活に関する情報を登録するプラットフォームについては、この議論の中で個人情報の問題など、この課題があるということは承知をしておりますが、安心して年を重ねることができる高齢社会づくりを進めていく中で、引き続きどのような対応が可能なのか、御指摘のプラットフォームについても検討してまいりたいと考えます。
30:19
昨年も総理から前向きな御答弁をいただいたのが一つのきっかけとなって、かなり動いてきたところでございますので、今回も期待をし、ともにこれを進めてまいりたいと思っております。次に、野党自身の復旧に関して、公費解体の申請に関しましてお聞きをしたいと思います。この公費解体の申請ですが、建物の相続権利に全員の同意が必要になっている、権利が複雑になっている物件の多いのとでは、今後このことが公費解体申請の遅れの要因になると指摘されております。長谷石川県知事も、相続人が100人を超えるケースや、それからブラジルにいるケースなどを具体的に紹介しながら、法律により首長の面積措置をとって申請の簡略化を、と、ここが政府非常災害現地対策本部長に要請したということをお聞きしておりますが、この要請に対してのご見解と、間違いなく遅れの要因となるだろうと想定するこの課題に対して、 先制処方式というのは、いまだ一件も最多使われていないということでございまして、この上に重ねて、政府の現段階で考える対策というものをお聞かせいただきたいと思います。
31:50
お答え申し上げます。交費による解体の申請にあたり、法定相続人などについて全員の同意が取れない場合は、いわゆる先制処の提出を受ける方法が考えられます。また、戸籍などの調査を行っても、共有者について全員または一部の所在がわからない場合は、民放の所有者不明建物管理制度を活用する方法も考えられるなど、いくつかの選択肢があると考えてございます。所有者が確認できない事情や対象家屋の状況などの個別具体の事情を勘案し、各市町において適切な対応を選択していただけるよう、引き続き、交費解体、撤去マニュアルの周知や、現地に常駐する環境消費者による支援を全力で行ってまいりたいと思います。また、被災者支援の観点から、地震による被害が大きかった地域を管轄する地方法務局において、倒壊または流出した建物に関し、当機関が職権による目筆登記を行う予定でございます。こうした取扱いも踏まえ、交費による解体の加速化に向けて、どのような取組支援が可能か検討の上、速やかに対応を進めてまいりたいと考えております。
33:20
なかなか残念ながら、抜本的な解決策に直結するようなお話ではなかったかなと思うのですが、これ、所有者がわからない場合は、まだしも、わかってしまってしかも連絡がつかない、いることがわかっていて連絡がつかないというのが大変困るということも聞かれておりますので、引き続き、現地の様々な状況を把握しながら、迅速な対応をお願いしたいと思います。次に、相続に関してお伺いしたいと思いますが、実は先ほどお伺いした、見よりのない独居者に関わる課題に関しても、ただいまの交費解体の同意集めのハードルにしても、よく考えると、実はほとんど付き合いのない人が多数、相続権を持っているということに、それが起因をしているということがわかると思います。もっと直接的に言うと、兄弟への相続権がその子供にあたる、女児に引き継がれることが原因だと、現場関係者から指摘をされております。もともと見よりのな い独居者に関わる課題が、昨今注目されてまいりましたのも、支援をしてくれる家族がいることを前提とした、今までの制度がですね、家族の在り方が変容することにより、十分機能しなくなってきたからでもあります。つまり、親・兄弟・子供という関係においても、支援をお願いできないという事例が圧倒的に多くなっているわけです。ましてや、追い込めっ子が面倒を見るということは、もちろんないわけではありませんが、それよりもですね、個別のプライベートな話や頼み事ができる関係にない、会ったことがない、もしくは中には存在も知らないといった関係にある人の方が多いわけで、そういう追い名でも、相続が発生すると、当然、権利者となりますから、無視できない存在となって、手間や時間、費用が重むこととなっている事例も多いわけであります。現場からは、現状に困った影響は、ほとんど与えないのではないかと思われるので、兄弟の相続権は追い名には引き継がれないことにしてほしいといった声が上がってきており、黙っていても追い名に相続権が引き継がれる現在の立て付けから、本人が、ゆいごん等により指示を示したことによって、相続権が引き継がれる形に変更した方が、家族の在り方が変わってきている現状に、そぐうのではないかとも考えられますが、法務大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。またもう一つ、このような現場での事例や状況を付 した上で、法制審の議論の素材に載せていただくことはできないかということも、ご要望したいと思いますが、いかがでしょうか。
36:28
現行の民法におきましては、公及び直系尊属がいない場合には、兄弟姉妹が相続人となるとした上で、その兄弟姉妹が先に死亡していた場合には、その子である追名員が代集して相続人となる旨を規定しております。その理由でございますが、一つ、非相続人が相続の基礎となるような交流を用いるのは、通常追名員までと考えられること。また、相続人が存在しなくなると、相続財産が国庫に帰属することになってしまう。こういった点を考慮したものでございます。その上で、生前に疎遠であった追名員に、財産が処刑されることを避けたい場合には、本人がその旨、遺言をするという方法もあるわけでございます。委員御指摘のように、確かに各家族家という形で家族の在り方が変わってきています。多様化も進んできている。そのことは、しっかり視野に収める必要はありますが、現時点で、一個目一個一律に、この今の制度から外していくということについては、やはり国民 のコンセンサスが得られるだろうか。そういった問題点も多く指摘されているところでございますので、委員の御指摘の点も、我々同じ問題意識を持ちながら、視野に入れながら、相続法補正の適切な在り方について、引き続き考えを深めていきたいと思います。
38:00
時間の関係もございます。最後の質問になろうかと思いますが、最後はですね、これまた地震の関係、野戸地震の、野戸地域の、2地域、2地域の居住についてですね、ご質問したいと思います。今、地震の関係でライフラインが途切れるなどの関係でですね、今7000人近くの方が、2地域で居住を余儀なくされているということを、これも長谷知事が発言をいたしております。石川県では、石川県特定居住登録制度などの創設を検討している一方で、国にも支援を要請をしております。そこでですね、こういった議論はですね、いわば実体験者、実際に1地域で居住していた方々から求められている住民票の分割や、二重の住民登録といったような議論などもですね、深めることになって、こういった件からも有効だと思いますので、この2地域居住の推進、この議論 、進めるべきかと思いますが、お伺いをしたいと思いますし、もう一点、具体的に1地域居住ということになると、課題になるのが、交通費、移動の交通費であります。ここがかかるということが一つの課題になりますので、自家用車利用者への補助や、割安な被災者への定期券などの発行という支援もお考えいただいたらどうかと思いますが、ともにお伺いをしたいと思います。
39:33
まず委員の問題意識、これは2地域居住を含めて大変重要な問題意識だと思います。そして具体的な御提案をいただきましたが、現状においては、この行き来避難者であっても避難先においてマイナンバーカードを活用して、コンビニで住民票等の取得ができるような措置、あるいは離債証明の申請交付、被災者生活支援支援金の支給など、この行政サービスを受けられる、こうした関係機関の連携、これを行っているところであり、同時に被災地においては、この行き来避難者の方も希望すれば、8月までに仮設住宅に入居できるよう必要な個数を確保する、こういった支援を行っております。しかしながら、それでも多くの方が果たして戻ってくるんだろうか、不安 を抱えておられる方、これも多いと承知をしています。こうした不安を受け止めるためにも、この県が示そうとしている創造的復興という方針の下で、単にインフラの普及だけではなくして、この持続可能な地域ビジョンの実現に向けて、国としても支援をしていく、こうした県への支援も併せて行うことが重要であると認識をしております。(佐藤) 石川県も具体的な事例や具体的な要望を揃えて、国への支援も今検討しているということでございますので、どうぞその質には真摯に取り上げていただいて、対応をお願いをしたいと思います。私の質問は終わります。ありがとうございました。(佐藤) これにて、坂井君の質疑は終了いたしました。
41:31
公明党の中川康博でございます。本日は政治改革及び政治と金の問題について、総理に伺います。はじめに、国民の信頼に向けた総理の決意と覚悟について伺いたいと思います。公明党は、今回の政治と金の問題に対しては、終始一貫して国民の信頼を取り戻す、また清潔な政治を実現するという強い信 念の下で、1月の政治改革ビジョン、4月の要綱発表、また成立審の議論に挑んできました。今週からは、政治資金規正法改正の議論に移りますが、この規正法改正そのものは、今回の問題の目的そのものではありません。今回の規正法改正はあくまで手段であり、本来の目的は、今回の改正により、我が国において清潔な政治を実現すること、また不正を許さない政治を実現することであり、さらにいえば、我が国の政治に対する国民の信頼を今一度取り戻し、その信頼の下で力強い政策を推進することであります。総理は、今国会において規正法を改正して終わりというのではなく、今回の政治と金の議論の本来の目的である清潔な政治を実現する、また国民の信頼を取り戻すという強い覚悟があるのか、改めて総理の強い決意と覚悟をお聞かせ願いたい。
42:55
まず、信なくは立たず、国民の信頼なくして政治の安定はなく、政治の安定なくして政策の推進もない、これが基本的な考え方です。今回の一連の事案を受けて、自民党として深刻に受け止め、そして何よりも真摯に反 省をしなければならないと思います。そしてその上で具体的な取組を進めていかなければならない。今、国の内外に作業費でできない重要な課題が散席している国民の暮らし、安全安心を守り抜く政策を進めるためにも、政策の停滞は許されないと、信頼を回復するために全力を尽くさなければならない、強く感じております。これまで私自身、党の取組として、いわゆる派閥解消をはじめとする党改革、外部の弁護士を交えた聞き取り調査等の可能な限りの実態解明、そして政治責任を明らかにするための厳正な処分、これ一つ一つ進めてきたわけでありますが、今、この再発防止という観点においては、政治資金規正法の改正、何としてもこの国会において実現をしなければならない、このように思っています。こうした取組を一つ一つ進めるとともに、国民の生活や命、安心・安全がかかった政策、エリアを正して実行していく、結果を出していく、これらを同時に進めることによって、政治の信頼をしっかりと回復できるよう努力してまいります。
44:51
総理、何回も言いますけども、今回の政治改革、これ規正法の改正、これから始まりますけども、これ改正してはいわれということではない。やはり大事なのは、今回の改正によって、やっぱり清潔な政治を実現できるかどうか、または不正を許さない政治を実現するか、さらには今、総理が言いましたけども、国民の信頼を取り戻して、政策を実現できるかどうか、これがすごく大事だと、私ども公明党も感じております。そしてその実現に向けて、最も大事なのは、これね、トップの熱量なんですね。このトップの熱量が感じられるかどうか、そこを私は国民は見ていると思いますので、ぜひともこの国民の信頼回復を、総理、必ず出し遂げていただきたいというふうに、公明党は強く感じるものであります。次に、自民・公明による、この選判の取りまとめについてお伺いをします。今回の自民・公明の取りまとめについて、私たち実務者は10回にわたる協議の場を持ち、毎回、けんけんガクガクの議論を交わしてきました。正直申し上げますと、時にはですね、なぜこの思いが伝わらないのか、とかですね、この内容が理解いただけないのかというふうに思ったこともあります。しかし、5月9日には7項目の1点と、2項目の方向性における実効性ある改革案、これを取りまとめることができました。この取りまとめの具体的特徴は、1つには、公明党も改革の一丁目一番地と捉える、政治家の監督責任と罰 則強化の明記であり、確認書の提出義務であります。この確認書については、我が党がどの党にも先駆けて提案をしたものであり、内容はもうこの公明党案そのものであります。また2つには、当初自民党が引き続きの検討事項としていた、このパーティー権の公開基準の引き下げと、政策活動費の使途の公開について、その方向性を明記したことであります。これら2点の特徴も含めて、今回の取りまとめでは、外部監査の強化やデジタルによる透明性の向上、さらには寄附の移動による厳格な規制の適用や個人情報の保護、また第三者機関の活用の検討など、これまで公明党が1月に示したビジョン、さらには4月に発表した要項のほぼ全ての内容が含まれております。総理も2月の予算委員会で、我が党の中野弘政議員の質問に、いわゆる連座性の議論を中心に、御党の案については参考になるものであるというふうにお答えをいただいておりますが、今回の取りまとめの内容の中身の多くは、まさしく公明党が、海育て、自民党に対して、旅に出したようなものでございます。そこで総理に伺いますが、総理はこの政治資金規制法改正におけるこの自民公明の取りまとめ、これをどのように評価しているのか、この点お答えをいただきたいと思います。
47:29
政治資金制度改革については、まさに今御指摘になられたとおり、与党間で真摯で、そして活発な協議を進めていただきました。その結果として、お互いの問題意識が共有でき、改革の方向性を取りまとめていただいたと受け止めています。そして、自民党としても、本党と合意した方向性に基づいて条文を作成し、そして主議院に提出をしたところであります。先ほども触れさせていただきましたが、御指摘の政治家の責任の強化と合わせて、外部監査の強化、オンラインによる透明性の向上、さらには政策活動費の透明性の向上、政治資金パーティーにつきましても公開基準の引き下げなど、幅広く実効性のある再発防止策、改革案、これをお示しできたと思っております。この与党の協議の重要性を改めて感じているところです。今国会でこの法律を何としても成立させなければなりません。引き続き、御党とも力を合わせて、また野党の意見も伺いながら、特別委員会でのこの真摯な議論を行い、そして政治の信頼回復につなげてまいります。
49:08
総理もはじめ、我々議員も、今回の議論も熱量をもって議論していきたい。与野党問わず、そんな思いでおります。当初の自民党案では、パーティー権の公開基準の引き下げも、さらには政策活動費の使途の公開も、また寄附の移動による規制の厳格な適用もすべて、引き続きの検討事項であり、当初の改正項目には入っていなかったわけなんです。それを公明党が粘り強く訴え、引き上げてきたからこそ、今回の取りまとめにも、さらには自民党の改正法案にも入ったわけであります。仮に、実務者の協議の過程において、我が党が諦めていたら、さらには情報をしていたら、この重要な改革は、この取りまとめに、さらにはこの改正案には入ることはなかった。このことを、あえて総理をはじめ、皆さんには私どもとして伝えておきたい。このように思うわけでございます。ここからは、今回の改革の重要な点について、具体的に総理にそのお答えをいただきたいと思います。はじめに、代表者である政治家の監督責任について伺います。今回の一連の議連の中で、国民の多くが不審に感じ たことが、いわゆる「成林審」などで連発された、「私は知らなかった」、「秘書が勝手にやった」という、無責任な言葉であります。この「私は知らなかった」という言葉は、これまでも政治と金の問題の中で、何度も何度も聞かされてきた言葉であり、国民が最もうんざりする発言であります。故に今回の取りまとめでは、代表者である政治家の監督責任を明確にするとともに、その監督の内容も具体的に明記をし、更には確認書の提出も義務付けました。当然、確認を怠った場合は、監督責任として罰金刑に処され、公務員券停止になります。しかし、ここで私たちが一義的に狙っているのは、何も政治家を何人も何人も捕まえることではなくて、厳しい監督責任を課すことによる不正な行為に対する抑止力の向上、抑止力を高めることであります。その上で違反があれば罰するのは当然であります。公明党は今回の改正により、少なくともこれまでにも連発された、私は知らなかったという言い逃れはできなくなると考えるのとともに、これまで許されてきたこのトカゲのしっぽ切りなど、政治家に甘い状況はこの際一掃されるべきと考えますが、いかがでしょうか。総理の強い覚悟と見解を伺います。
51:33
現行の政治資金法においては、この会計処理、収支報告に関して、代表者の責務が何ら具体的に規定されておらず、会計責任者に任せていたなどの説明が多数なされ、今回の一連の事案でも問題とされたところであり、このような状況を一掃しなければならない。こうした強い思いは、自公とも、そして私自身も強く共有しているところであります。この点、音頭と合意した方向性に基づき提出した自民党案では、この収支報告に関して、代表者の会計責任者を監督する責務を新たに規定しており、平素からの監督や会計聴報等の随時定期の確認、報告書提出時の説明確認確認書交付など、一連の手続き、これをまず具体的に定めています。その上で、収支報告書が法律に従って作成していることを確認せず、確認書を交付することを処罰の対象とした、こうしたものであります。これにより、代表者たる政治家の責任が明確化され、適切に責任が果たされなかった場合には、厳正な責任追及が可能となり、国会議員の言い逃れを許さない、再発防止の観点からも実効性のある制度になっていると考えております。
53:11
今回、いわゆる連座制と言っているわけですけれども、公職選挙法の連座制とは違う、要するに形式的に本人が処罰されるものではないというところは、明確に言っておきたいと思います。これは、与野党の議論の中で、そこがちょっと混同している部分もあるわけですけれども、しっかり今回の政治資金規正法というのは、いわゆる連座制、連座制に準じた内容だということであります。その上で申し上げたいんですが、実は公明党は、当時民主党政権であった2009年に、政治家の監督責任や、いわゆる連座制を強化するための、この政治資金規正法の改正案を提出をしております。当時は、民主党の鳩山市の献金偽装問題とか、小沢市の陸山会問題があったときであります。しかし、時の民主党政権は、口では改正の必要性を言いながら、全くリーダーシップを発揮せずに、最終的にはこの改正案、審議未了廃案となったわけなんですね。仮に、あのときに公明党が提出したこの改正案を成立をさせ、いわゆる連座制の強化や政治家の監督責任を強化していたら、私は今回のこの問題は起きなかったのではないか、このようにも感じる一人でございます。なぜ、あのときに改正できなかったのか。公明党は、いわゆると全ての政党会派に対してですね、そのことをですね、この場で強く申し上げておきたいというふうに思います。次にですね、政策活動費の首都の公開についてでもお伺いします。この政策活動費については、何度も言うように、公明党はこれまでこの政策活動費というものを、議員個人に出したことは一度もございません。一部報道で公明党があたかも政策活動費を出していたかのような報道がありましたが、それはね、皆さん明らかな誤報であります。この政策活動費については、少なくとも2022年の収支報告書を見ると、自民党をはじめ、立憲民主党や国民民主党、日本維新の会が議員個人に出しており、これまで支出していた全ての政党に、その具体的使い道をですね、聞いてみたいと思いますが、この場は特別委員会ではなく、予算委員会なので、その議論は別の場所で行いたいというふうに思います。この政策活動費は、その使徒が事実上不明のまま、多額のものが使われていたということで、国民の不信が強い状況があります。また、この取りまとめの議論の中で、当初自民党は支出する政党の側が、その目的を示して議員個人に支払うという案を示していたが、それは単なる目的の公開であり、支払いを受けた議員側が何に使ったかは全く見えないため、公明党は少なくとも、その支払いを受けた議員の側が明細の提出をするなり、報告を行うなど、何らかの行い、行為、作業をさせるべきであるということにこだわったわけでございます。最終的に今回の取りまとめでは、支払いを受けた者が、その主党を報告し、収支報告書に記載するという内容で、その方向性がまとまったわけですけれども、このことにより、これまで全くのブラックボックスであった使い道が、今後は明らかになってくると私は考えます。今回、この国民の大きな不信の一つであった政策活動費については、当然、政治活動の自由とのバランスを保ちながら、これまでのブラックボックス化された状況を、今後さらに開くべきであるという強い姿勢で臨むこと、これが必要と考えますが、総理の決意を伺います。
56:19
政策活動費については、御党と合意した方向性に基づいて、政策活動費について、支払いを受けた者が、その主党を報告し、収支報告書に記載するという案、これをお示しいたしました。これによって、政策活動費がどのような目的で、いつ 、いくら使用されたのかが、収支報告書上、明らかになることになり、政策活動費の透明性向上が図られ、国民の疑念の払拭に資する制度になっていると考えております。しかし、国民の理解をいただけるよう、政策活動費の取扱いについて、引き続き、真摯な議論を行ってまいります。中川康博君。御静粛にお願いいたします。何度も申し上げますけども、公明党は議員個人に対して、この政策活動費は、私のことは一度もないんですよ。一回もない。今回一部の野党は、この政策活動費に対して、例えば全面開示とか、廃止等とか言ってますけども、そのようなことを主張するのであれば、その前に、少なくとも、2022年の収支報告書に示された、この政策活動費の使い道を、全て明らかにしてから言ってもらいたいですよ。うちは使ったことないんだから。特別委員会では、そのことを、私ども公明党、必ず聞いてまいりますので、今から、御準備をしておいていただきたいというふうに思います。何回も自民党には言ってます。御静粛にお願いいたします。一つ飛ばしまして、最後にですね、調査研究費、旧分通費の改革についてお伺いをいたします。最後に、このところに対しての総理の意 気込み、これをお願いしたい。この旧分通費の改革については、公明党も1月の政治改革ビジョンの中で、その一の明確化、公開、また未使用分の国庫への返納について、明記をしております。総理もこの件については、4月の予算委員会で、自民党として、この議論を再開することを指示したところであり、積極的にこの議論に参加してまいりたいと答弁をしておりますが、公明党は、この調査研究広報滞在費、旧分通費の改革についても、今回の政治改革議論の中で、必ず成し遂げなければならないテーマであると考えております。最後に、この旧分通費の改革について、総理の改めての強い覚悟をお伺いします。
58:48
調査研究広報滞在費、いわゆる旧分通費についても、国民の理解を得られるものにしていくこと、これは重要であり、先日、委員が御指摘になられたように、我が党幹部に対して、旧分通費の正確な整理を踏まえた、支出可能経費の確定、そして支出の公開の在り方等、これまでの一連の旧分通費改革における残された課題に ついて、各党会派間で議論を再開するよう、これを指示したところです。指示をしている以上は、各党会派で共通のルールを取りまとめ、残る改革、これ着実に進めていく考えです。議論が早期に深まっていくよう、我が党としても積極的に議論に参加してまいります。
59:45
この件につきましても、今回の政治改革の議論の中では、この政治資金規正法とともに、必ず成し遂げなければならない課題だというふうに、公明党は考えております。故に、公明党は、このまでもこのことを主張してまいりましたし、1月の公明党の政治改革ビジョンの中にも明記をさせていただきました。この旧文通費の改革についても、総理の強いリーダーシップを期待するのとともに、これは場所は特別委員会ではなくて別の場所かもしれませんが、いわゆる各会派の中での議論をし、しっかりと成案を成していきたい。このように公明党もしっかりと決意をいたしておるわけでございます。今回は、総理に対して、この特別委員会を前にして、いわゆる政治と改革の問題について、具体的に何点か、特に重要な項目についてお伺いをさせていただきました。公明党は、今回の政治改革、必ず成し遂げる、この強い決意で、今後の議論にも参加をしていくことを申し上げ、公明党を代表しての質問を終わります。大変ありがとうございました。これにて、中川君の質疑は終了いたしました。
1:00:58
立憲民主党の野田佳彦でございます。私は、今日このチャンスをいただいて、どういう質問を組み立てようか、悩みました。ウクライナ、中東、東アジアの情勢、あるいは、農政の基本法である法制の、今、改正が、これ国会では議論になったように、食料の安全保障の問題なども大事だと思っていました。けれども、政治と金の問題に絞って、今日は質問をしたいと思います。論語でも、孔子が、政治に大事なものは、兵と職と信と説いていますが、あえて一番大事なものは何かというと、信であると。民衆の政治に対する信頼であります。先ほど、総 理も、信なくば立たずという言葉を使われました。まさに、その言葉を胸に、国民の信頼回復のために、今、全力を尽くさなければいけないときではないかと思います。去年の臨時国会が閉会をしたその夜、総理は、火の玉になってと、政治改革の先頭に立つと宣言をされました。ご記憶にあるだろうと思います。その12月13日から、今年、通常国会が始まったら1月26日でありますけれども、この間に、もっともっと、事態の把握に努めるべきだったと、私は思います。真相の解明に。党としての調査が不十分だから、国会に入ってからも、その解明が必要であるということで、裏金に関わった議員を、政治倫理審査会に16年ぶりに招致をするという、そういう形態をとらざるを得なくなりました。なかなか動かないんで、トップバッターで現れたのは、総理でございました。これ2月29日でしたね。その成林審のときに質問に至ったのも、私でございます。ところが、総理がトップに立ったけれども、衆議院では、成林審の出席呼びかけ、51人が対象でしたけれども、出てこられた方は、安倍派、二回派の幹部、6人だけです。参議院は32人、出席要求。自民党もその議決に賛成をしていましたけれども、でも出席された方は3人、弁明は3人。80数人の裏金にかかった議員のうち、弁明をして説明責任を渡そうとした人が、果たしたかどうかはちょっと別ですが、出席した人は9人だけなんですね。この現状どう思いますか。事態の解明に一生懸命頑張っている自民党ですか。説明責任を渡そうとしている自民党ですか。総理のお考えをお聞かせください。
1:04:05
まず委員御指摘のように、昨年12月から今国会、会会までの間、これは実態解明、もちろん第一に重要な課題でありますが、当時、検査による捜査が続けられている中にあって、実態把握に向けて、さまざまな困難もあったわけでありますが、党として政治最新本部を立ち上げて、実態把握に努める、さまざまな取り組みを続けてきました。そしてその後、国会が開会された後、成林審等での弁明も議論になるなど、さまざまな形で実態解明の努力が続けられることになったわけであります。そして委員の方から、今成林審での出席を限られた人数に終わっている、これでこの会面に向けて積極的なのかという御指摘でありますが、この実態解明に向けて説明責任を果たしていくこと、これが重要であるということ、これは間違いありません。実態を最もよく知る当事者、この議員が、さまざまな形、会見等を通じて説明責任を尽くしていかなければならない。そして今後も置かれた立場を振り返りながら、この説明の機会を捉えなければならない、このように思います。ただ御指摘の成林審ということで申し上げるならば、成林審の場、これは規定上政治的、そして道義的責任の有無を審査する場であり、これ弁明を行うか否か、これは議員の意思が尊重されるということになっています。こうした国会のルールに基づいて成林審は運用されるものであります。しかし今後とも、公判の行方等、実態把握に向けては、党としてもこの強い関心を持って努力を続けていきたいと考えています。野田 吉彦君。ルールはその通りなんですけど、志ある議員を説明責任を果たすために成林審を含めて出席しようと呼びかけたのは総理じゃないですか。呼びかけて苦任じゃ寂しいじゃないですか。ということを申し上げたいんですね。現役の議員だけではなくて、OBの方もこの裏金づくり、経緯であるとか背景をよくわかっている方がいるのではないか。安倍元総理がキックバックをやめろという指示を したけれども、存続をした経緯にも関わったのではないかなどと、森元総理のお名前が出るようになりました。それを踏まえて4月上旬に総理は電話で調査をした。それを踏まえて予算委員会でも我が党の岡田幹事長も質問をしたりしました。そのときはどんなやりとりかというと、岡田幹事長からの質問があって、それに対して総理の答えが、官公がいつから始まったかについて、森先生が直接簡易をしたという証言を得られなかったということを答弁をされているんです。聴取記録はあるのかと言ったら、記録はございません。記録はございませんは耳がタコにできるぐらい聞いてきたけど、記録にございませんは新鮮な響きがあって驚いたんですが、考えてみればそれ、ちゃんとした調査じゃないなと思いました。そのちゃんとした調査じゃないなということを森元総理ご自身が総合雑誌でいろいろお話をされているじゃないですか。「ご体調はいかがですか」とか、強いてお伺いすることはありません。具体的な質問はなかったとおっしゃっているんですよ。これじゃね。いやそうですよ。ご機嫌伺いですよ。調査じゃないですよ。だったらね。じゃ違うって言うんだったら、でもこれね、天下の文芸春秋って言ってますよ。240分間のあれですよ、インタビュー ですよ。現総理と元総理のやりとりが、こんなにね、国民の受け止めが違うようなやり方って私は、逆に政治に対する不信感を煽ることになると思います。現総理と元総理ですよ。ならばね、もう1回きちんと再聴取をした方がいいと思いますが、いかがでしょうか。
1:09:04
雑誌報道の一つ一つについて、このコメントすることは控えますが、私は従来から申し上げておりますように、森元総理、この国会の議論の中にあっても、この関与の有無について様々な指摘がありました。議連も提出されました。こういったことから、私から森元総理に対して、この一連の事案と森元総理の関係、国民の皆様の関心を踏まえて、この聴取を行いました。これまで国民の議論を踏まえて、不記載の官公党がいつから始まったかなど、これを私自身、直接森総理に伺いました。その上で、この森総理の具体的な関与、確認できなかったと申し上げています。森元総理の関与については、成林審の弁明等においても、この質問が行われてきたところであります。それらも踏まえて、この推測の域を超えて、具体的な森元総理の関与の確認、これはできていないと思っています。よって、私自身として再聴取等は考えていないと思っております。
1:10:48
何ですかね、雑誌とか報道の一つ一つには云々と言いましたけれども、文豪の菊池寛老を作った歴史と伝統のある最も気になる総合雑誌で、そこにね、私もいろいろ聞くことはありますけれども、覚悟を持って原稿を書いているし、覚悟を持ってインタビューを出ますよ。でしょ、あなたも多分そうだと思いますよ。それにですね、初めて対する講義になったフリーのジャーナリストと森元総理はインタビューを受けて、タイトルが裏金問題の真相を語る240分ですよ。240分ですよ。総理はね、総理に比べて電話でご機嫌伺いみたいな話、違うと言っているけれども、森元総理はそう言っているわけだから、もう1回きちんと再聴取するというのは私は推辞だと思うんです。やらないと言うんだったら、これはね、しょうがないです。そしたらね、これはもう既に理事会で議論になっているかもしれませんが、森元総理の参考人としてお呼びをして、お話をお伺いしなければいけないと思います。
1:12:02
あの、私もですね、元総理になってから国会に呼ばれるのは嫌だなと思うんですよ。本当はね。だから、こんな選例は作りたくないんです。そんな、元総理呼べたらね、大変でしょ、記者さんだって。嫌でしょ。こんなことしたくないんですよ。だから、だからあなたが直接もう一回聴取して、皆さんにきちっと報告してもらう方は望ましいんですが、NOと答えたから、今申し上げたような参考人承知をお願いせざるを得なくなったということであります。で、いやいや、まあこれはいいですよ。次にね、入りますけれども、あの、真相究明も十分じゃないから、処分も曖昧だったんですよね。これ処分はね、これ質問じゃないですけれども、一言は申し上げなきゃいけないと思うのは、裏金に関わった議員の、これ未記載額が500万未満は処分なしだったんですね。処分なし。そうでしょ。党の処分。なかったじゃないですか、40数人は。1円たりとも税のお金ができないね、インボイスなどで。という国民に比べて、なんで500万未満だったら。これ処分なしは不思議なんです。で、500万以上は、これ対象39人が処分でした。39人のうちね、17人は開国じゃないですか。開国。今しめ告げる開国です。漢字で書くときついような表情、あのね、漢字だけど、あの、イメージだけど、要は、コラ、でしょ。目、でしょ。コラや目で処分ですか。それで済む話ですか。こんなの処分じゃないと思いますよ、私は。その上で問題はですね、それらを経て、これからどうするかなんですよ。これからどうするか。先ほど来議論になっている、政治資金規正法の改正を抜け穴のないように抜本的な改正をするというのが、これは政治改革特別委員会の務めだと、私は思います。4月11日にこれ設置されたので、私は志願して入りました。入ったんだけど、ずっと開店休業なんですよ。この短い首を長くして待っているのに、連休をあけても開かれない。それは先ほど来ね、公明党の方がおっしゃったけど、与党内の協議も長すぎて、ようやく自民党案になるものが金曜日にまとまったんでしょ。党内の手続き。ようやく今週の半ばぐらいから特別委員会が開かれるんでしょ。遅すぎませんか。遅すぎる。ほかの党はみんな考え方をまとめているんですよ。一番遅かったのが自民党ですよ。一番遅かったのが。一番遅い上に、中身が一番薄っぺらいと私は思いますよ。だいたい遅いというのが変じゃないですか。当事者なんだから、裏金問題の。ということは、深い反省のもとでこういうことが起こらないようにという案を、いち早くまとめて、一番シャープな案をまとめて、ぜひ他党の皆さんご理解ご協力ください。というのが筋じゃないですか。一番遅くて一番内容のないものを出す。これ反省がないんじゃないでしょうか。いかがですか。
1:15:33
はい、正式に開催の議論について、我々自民党の考え方、まずは与党として、公明党の皆さんとの協議を行いました。先ほどの質疑の中にもあったとおりであり、与党で真摯な議論を行い、この方向性について合意をした上で、この法の条文作成に臨んだ次第です。その際に、諸外国の状況ですとか、あるいは他の制度との均衡ですとか、様々な観点から議論を行い、条文をまとめた次第であります。遅いということであり、また中身がないという御指摘がありましたが、中身においても、こうした過程を経ることによって、先ほどから申し上げてきたように、この政治家の責任の強化、透明性の強化と、再発防止に向けて実行的な案を提出することができたと考えています。これから特別委員会において、その議論、各党の議論とも付き合わせながら、この国会において結果を出していきたいと考えております。
1:16:58
いや、例えばね、一つ一つはこの後、内谷議員が取り上げていくと思いますけれども、例えば政策活動費ってこれは大玉の改革の対象じゃないですか。あの2回元幹事長のときは5年間で約50億円使った、渡されたとされている。これ一度報告しなくていい、渡し切りのお金じゃないですか。現幹事長にも10億円近く支出をされていますよね、政党からね。で、これ巨大なブラックボックスですよ。巨額、巨額なブラックボックス。そのブラックボックスを自民党は、いくつかの小さなブラックボックスに分ける。そこに資料が張ってあって、調査研究費とかだとかと。大きなブラックボックスとか小さなブラックボックスとかだって、なんかようやく50万以上は公開しようみたいな話になってきたそうだけど、他党に比べて一番このテーマでも及び越しではないですか。これね、まあ人の党のこと言っちゃ悪いんですけど、例えばね、総理総裁を狙っている幹事長だったら、こんなにおいしい軍資金ないと思いますよ。党内で比較的にもこんなことをやっちゃいけないんじゃないですかね。と私は思います。これはだからね、別にしても、やっぱり内容一番うすすぎると思います。顔を洗って出直してこいと。単価を聞いたくなるぐらいです。だけど、廃棄末6月23日までだから、そんなこと言ってられないから、議論を進めなければいけませんけれども、例えばじゃあね、企業団体献金、これ全く触れてないですね。自民党は。これなぜですか。これ、私も総理も93年8当選じゃないですか。あの平成の政治改革に1年生議員として関わってますね。94年に政治改革関連法が成立した中で、政治資金規正法も与野党の合意で成立をしました。その一 番大きな目玉というのは、国民の税金を原資とする正当交付金を導入する。その代わり、特定の業界や団体の影響力が強まって政策がねじ曲がられる、曲げられる可能性があるとされていた企業団体献金は廃止をしていく方向であるというのがセットだったと記憶をしています。だから政治家個人に対する企業団体献金はなくなりましたですよね、その時に。残念ながら、政党本部と支部は残した。これも5年後に見直しをする規定だったんだけれども、ずっと今日まで来ているということなんです。平成の政治改革の積み残しである企業団体献金に全く触れないというのは、これはこれまでの改革の一連の歴史からして私は信じることができないんです。いかがでしょうか。
1:19:59
企業団体献金の議論、この国会に入りましても、予算委員会等で度々この大きな議論が行われてきました。そしてその議論の中で、この政治団体の就任につい ては、この多様な考え方の多くの出し手による様々な収入、これを確保することが、政策立案における中立性、バランスの確保において重要であるという考え方、これを私も申し上げてきました。そして委員の方から、初当選の頃の政治改革の議論がありました。その際に大きな存在でありましたのが、自民党としても取りまとめた政治改革大綱でありましたが、その大綱の中にあっても、自由主義経済において法人というもの、企業というもの、これは重要な役割を果たしているからして、法人による寄付を禁止する理由はない。このようにこの明記をされているわけですし、また度々引用された最高裁の判決においても、この企業は政治活動の自由の一環として寄付の自由を有する、こうした判決も引用されました。こういったこと、さらには今回の事案において、この企業との癒着によって行政、政策が歪められた、こういった事実が指摘されているものではありません。こういったことから、今度全面的に企業団体献金、禁止することはない。こういった議論をこの国会において、海外から行ってきたと記憶しています。そして、政党助成金との関係、政党助成金導入によってこれらを廃止するというはずではなかったかというご指摘でしたが、私も発想選時代を思い返していますが、あの当時、政党助成金、この平成6年の政治資金規正法の一部を改正する法律案、これによって導入されたわけですが、その議論の中にあっても、政党助成金と他の収入、企業団体献金や個人献金をはじめとする他の収入のバランスが大事であるという議論を行ったのを記憶しています。そうした議論が行われた結果、現状の制度が出来上がっていると認識をしています。こういった経緯を考えますときに、企業団体献金、これは禁止するものではなくして、透明度を上げるべきである。これが今回の事案に対する再発防止として最も重要であるという考え方に基づいて、自民党の案をまとめた次第であります。
1:23:13
よく判決のように話されますけれども、それは50年前の話なんですよね。