27:00
休憩前に引き続き、会議を開きます。去る8日、寺田学君補課8名から、議員青山秀平君に対する審査申立書補課43件が提出されております。この際、議員青山秀平君に対する審査申立書に関する件、議員稲田智美君に対する審査申立書に関する件、議員矢原匠君に対する審査申立書に関する件、議員植杉健太郎君に対する審査申立書に関する件、議員江藤聖代君に対する審査申立書に関する件、議員大塚拓君に対する審査申立書に関する件、議員小田原清君に対する審査申立書に関する件、議員沖孝夫君に対する審査申立書に関する件、議員近藤昌子君に対する審査申立書に関する件、議員加藤隆昌君に対する審査申立書に関する件、議員亀岡義太君に対する審査申立書に関する件、議員関係一郎君に対する審査申立書に関する件、議員木村二郎君に対する審査申立書に関する件、議員小森卓夫君に対する審査申立書に関する件、議員佐々木はじめ君に対する審査申立書に関する件、議員柴山正彦君に対する審査申立書に関する件、議員杉田美男君に対する審査申立書に関する件、議員鈴木英恵君に対する審査申立書に関する件、議員鈴木潤二君に対する審査申立書に関する件、議員関係一郎君に対する審査申立書に関する件、議員高取秀一君に対する審査申立書に関する件、議員谷川智君に対する審査申立書に関する件、議員田畑弘明君に対する審査申立書に関する件、議員中根一之君に対する審査申立書に関する件、議員二階敏広君に対する審査申立書に関する件、議員西村昭弘君に対する審査申立書に関する件、議員根本幸典君に対する審査申立書に関する件、議員萩生田浩一君に対する審査申立書に関する件、議員林本男君に対する審査申立書に関する件、議員平沢克恵君に対する審査申立書に関する件、議員福田辰夫君に対する審査申立書に関する件、議員藤原貴司君に対する審査申立書に関する件、議員細田健一君に対する審査申立書に関する件、議員堀井学君に対する審査申立書に関する件、議員三林博美君に対する審査申立書に関する件、議員宮内秀樹君に対する審査申立書に関する件、議員宮下一朗君に対する審査申立書に関する件、議員宗木雄光一君に対する審査申立書に関する件、議員柳名和夫君に対する審査申立書に関する件、議員山田美希君に対する審査申立書に関する件、議員吉井英弘行君に対する審査申立書に関する件、議員吉野正義君に対する審査申立書に関する件、議員若林健太君に対する審査申立書に関する件、議員和田佳彦君に対する審査申立書に関する件の各件を一括してお諮りいたします。衆議院政治倫理審査会規定第2条第3項に基づき、各件を審査するに賛成の諸君の起立を求めます。起立・総員よって各件を審査することに決しました。議員青山秀平君に対する審査申立書に関する件、ほか43件の各件を議題といたします。これより提出者から審査申立書の趣旨について説明を求めます。
33:44
ただいま議題となりました議員青山秀平君ほか44名に対する審査申立に関する件につきまして、立憲民主党日本維新の会日本共産党の申立委員を代表してその趣旨を御説明申し上げます。去る2月13日、自由民主党は派閥による政治資金パーティーに関する全議員調査結果を公表した。これによれば、表記44名の議員は派閥から政治資金パーティー収入の冠府金等を受けながら、自らの支部関係政治団体の政治資金収支報告書に収入として記載していなかった、または記載すべき項目に正確に記載していなかったことが判明している。政治資金規正法は政治団体に一定の届出義務を課し、その会計処理に一定の定めを設け、収支に関する報告を求め、政治資金の受入に関する一定の制限を課しており、表記44名の議員による政治資金収支報告書への不記載等は法に反する行為である。この事例は、同党が所属議員に対して行った調査結果として公にされたものであり、いわば後頭として裏金の存在を認めたことに他ならない。政治資金規正法は、その第一条で、この法律は議会性民主政治のもとにおける政党、その他の政治団体の機能の重要性、及び公職の候補者の責務の重要性に鑑み、政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視と批判のもとに行われるようにするため、政治団体の届出、政治団体に係る政治資金の収支の公開、並びに政治団体及び公職の候補者に係る政治資金の受注の規制、その他の措置を講ずることにより、政治活動の公明と公正を確保し、もって民主政治の健全な発達に寄与することを目的とする。と規定しており、政治資金収支報告書の適正な作成は、同法の目的を達成する上での大前提となる。故に、一連の不規裁等は金額の高を問わず、政治資金の収支の状況を明らかにすることを旨とする、同法の基本理念に反するだけでなく、国民の政治へ の信頼を損ね、国民の権威を貶める行為である。更には、複数年にわたり、かつ集団的、組織的に行われていることは極めて悪質であり、政治資金規制法に違反していることは明白である。よって、表記44名の議員は、政治倫理公了にある、我々は政治倫理に反する事実があるとの疑惑を持たれた場合には、自ら真摯な態度を持って疑惑を解明し、その責任を明らかにするように努めなければならない、との理念にのっとり、すんで政治倫理審査会に出席し、不規裁等の経緯とその使徒等についてつまびらかに説明した上で、立法に携わる一員として、政治的、道義的責任を明らかにすることを要求する。今回の申立は、去る4月28日に投開票された衆議院補欠選挙を経て、本審査会の野党委員が1名増えたことにより可能となりました。つまり、直近の民意を反映し、44名の議員に対して説明責任を果たすよう求めるものです。再発防止に向けた政治資金規正法の改正を実効性のあるものにするためには、審査会名が急務であることは言うまでもありません。そのためには、今回申立大賞となった議員の皆様に出席をいただきたく、本審査会としてただいま議題となっております、議員青山秀平君ほか44名に対する、審査申立に関する件の審査に入ることについて、速やかに委員、各委員の御賛同を賜ります ようお願い申し上げます。これにて、趣旨の説明は終わりました。本日はこれにて散会いたします。