19:50
これより会議を開きます。グローバル戦闘航空プログラムG-CAP政府官機関の設立に関する条約の締結について承認を求めるの件を議題といたします。この際を図りいたします。本件審査のため、本日政府参考人として、お手元に配付のとおり、
20:12
外務省大臣官房長清水文夫君ほか29名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次これを許します。
20:36
ご質問の機会をいただきましてありがとうございます。本日の本題はJIGOということは理解しておりますが、しかし外交上重要な日米関係におきまして、看過ができない発言がバイデンアメリカ大統領からありました。
20:58
これについては、前回の外務委員会におきまして、小島議員も質問されておりましたが、私は与党の議員として非常にこの件について憂いがございますので、質問をさせていただきます。
21:20
復習となりますが、バイデン大統領は1日、ワシントンDCで開かれましたイベントで、日本経済が問題としている、問題になっている、今彼の曰く「Japan is in trouble」と言っていましたが、
21:40
それの理由は、意味を受け入れないからだということであるとして、日本の外国人政策について批判をしています。日本語訳では外国人嫌いとか、海外主義的とかいう言葉で表現をされておりますが、
22:03
英語では「Xenophobic」という、非常にこれは差別的な意味を含んでいるという言葉、この言葉を使っていました。そして、中国、ロシアと同列に批判をしているということでございます。
22:26
非常に失礼、先般であると思いますし、先日国賓で偶示した首相の国に対する言葉として、大変配慮に欠けていると思います。
22:44
また、同盟国を中国とロシアと並べて差別的な発言をすることは、大統領選挙のリップサービスとしても黙っているわけにはいかないと思っています。
23:06
加えまして、自由で開かれたインド太平洋のために、大変重要なインドも含めての批判でありましたので、欧米メディアも驚きをもって報道しておりました。
23:23
日本政府としては、3日までに日本政府の政策の正確な理解に基づかない発言であったことは残念だと、アメリカ政府に申し入れ、日本の考えや政策について説明したということでありました。これは前回の委員会でも大臣から説明があったと記憶しております。
23:49
しかしながら、これについて、実際にどういうやりとりがあったかということはお話はできないと思いますけれども、日本外交の責任者であります、外務大臣の見解、どういう思いでいるかということを聞かせていただければと思います。
24:18
今般のバイデン大統領の発言でありますが、承知をしております。この発言の中に、日本の政策に対する正確な理解に基づかない発言があったことは残念であります。